JP2019034593A - Air belt - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、エアベルトに関する。 The present disclosure relates to an air belt.
シートベルト装置のウェビングに膨張展開するエアバッグを取りつけたエアベルトが知られている。エアベルトでは、例えば特許文献1に記載されるように、エアバッグをウェビングに巻きつけるように幅方向に折り畳むことで、エアバッグを幅方向に短縮して収納状態を形成する。 An air belt is known in which an airbag that inflates and deploys to a webbing of a seat belt device is attached. In the airbag, for example, as described in Patent Document 1, the airbag is folded in the width direction so as to be wound around the webbing, so that the airbag is shortened in the width direction to form a storage state.
従来のエアバッグの収納構造では、エアバッグがウェビングの全周を取り囲むように配置されている。折り畳まれたエアバッグはバッグカバーによって周囲を覆われているが、膨張時にバッグカバーを破断させるまでの過程で、エアバッグが内部のウェビング側へ膨張して、ウェビングを全方向から圧縮することで、ウェビングが幅方向につぶれて平坦な帯状態を維持できない場合が考えられる。 In the conventional airbag storage structure, the airbag is disposed so as to surround the entire circumference of the webbing. The folded airbag is covered by the bag cover, but in the process of breaking the bag cover when inflated, the airbag inflates to the internal webbing side and compresses the webbing from all directions. It can be considered that the webbing is crushed in the width direction and a flat belt state cannot be maintained.
本開示は、エアバッグ展開時にウェビングの平坦な帯状態を良好に維持することができるエアベルトを提供することを目的とする。 An object of this indication is to provide the air belt which can maintain the flat belt state of webbing well at the time of air bag deployment.
本発明の実施形態の一観点に係るエアベルトは、使用時にウェビングと乗員との間で挟まれるよう配置され膨張可能なエアバッグと、前記エアバッグを折り畳んだ状態で収容するバッグカバーと、を備え、前記バッグカバーは、前記エアバッグの作動時に破断起点となるテア部が前記ウェビングの幅方向の一方の端部に沿って設けられており、前記エアバッグは、展開された状態で前記ウェビングと重なる中央部と、前記中央部から前記ウェビングの幅方向両側にそれぞれ配置され、前記バッグカバーへの収納時に前記ウェビングの挿通方向に沿って前記中央部の側へ折り返される一対の折り返し部とを有し、前記一対の折り返し部の少なくとも一方が、前記中央部を挟んで前記ウェビングとは反対側に折り返される。 An air belt according to an aspect of an embodiment of the present invention includes an inflatable airbag that is disposed so as to be sandwiched between a webbing and an occupant during use, and a bag cover that accommodates the airbag in a folded state. The bag cover is provided with a tear portion that is a starting point of breakage when the airbag is operated along one end in the width direction of the webbing, and the airbag is unfolded with the webbing. An overlapping central portion, and a pair of folded portions disposed on both sides of the webbing in the width direction from the central portion and folded back toward the central portion along the webbing insertion direction when stored in the bag cover. Then, at least one of the pair of folded portions is folded to the opposite side of the webbing with the central portion interposed therebetween.
本開示によれば、エアバッグ展開時にウェビングの平坦な帯状態を良好に維持することができるエアベルトを提供することができる。 According to the present disclosure, it is possible to provide an air belt that can favorably maintain a flat belt state of the webbing when the airbag is deployed.
以下、添付図面を参照しながら実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。 Hereinafter, embodiments will be described with reference to the accompanying drawings. In order to facilitate the understanding of the description, the same constituent elements in the drawings will be denoted by the same reference numerals as much as possible, and redundant description will be omitted.
[第1実施形態]
図1〜図13を参照して第1実施形態を説明する。まず図1及び図2を参照して、本実施形態に係るエアベルトが適用されるシートベルト装置100の全体構成について説明する。図1は、シートベルト装置100の構成の一例を模式的に示す斜視図である。図2は、図1に示すシートベルト装置100のタング4及びエアベルト10付近の断面図である。
[First Embodiment]
The first embodiment will be described with reference to FIGS. First, an overall configuration of a
なお、図2以降において、X方向、Y方向、Z方向は互いに垂直な方向である。Z方向は、エアベルト10のウェビングガイド30内を通過するウェビング11の摺動方向である。以下の説明では、Z正方向側を「ウェビングガイド30の上端側」や「エアバッグ20の上端側」や「タング4の後端側」などと表現し、Z負方向側を「ウェビングガイド30の下端側」や「エアバッグ20の下端側」や「タング4の先端側」などとも表現する場合がある。X方向はウェビング11の主面に対して垂直な方向である。Y方向はウェビング11の幅方向である。
In FIG. 2 and subsequent figures, the X direction, the Y direction, and the Z direction are directions perpendicular to each other. The Z direction is a sliding direction of the
図1に示されるシートベルト装置100は、車両の座席1に装備されている。シートベルト装置100は、リトラクタ2、ウェビング11、エアベルト10、ショルダアンカ7、タング4及びバックル9を備える。
A
リトラクタ2から引き出されたウェビング11は、ショルダアンカ7を通って引き回され、タング4で折り返される。ウェビング11の端部は、アンカープレート6に定着されている。アンカープレート6は、固定ボルト5を介してシート又は車体の不図示の固定部に固定される。
The
座席1は、例えば、運転席又は助手席などの前方座席である。座席1は、後方座席でもよい。 The seat 1 is, for example, a front seat such as a driver seat or a passenger seat. The seat 1 may be a rear seat.
リトラクタ2は、この実施の形態ではBピラーに設置されている。しかしながら、リトラクタ2は、座席1の位置に対応して、例えばBピラー、Cピラー、後方座席の後方のトレイなどの車体側部位に設置されてもよい。また、リトラクタ2は、座席1の内部(例えば、シートバック1Bの内部)に設置されてもよい。
In this embodiment, the
ウェビング11に摺動可能に取り付けられたタング4よりもショルダアンカ7側には、エアベルト10が装着されている。タング4は、ガス供給パイプ4aとタングプレート4b等を備えている。ガス供給パイプ4aは、金属製筒状体であり、ガス供給パイプ4aに連通するタング4内のガス供給経路を介して、後述の図4などに示されるエアバッグ20の下端部のガス導入口21に連通している。
An
図2に示すように、タング4のタングプレート4bの先端側には、タングプレート4bがバックル9内に差し込まれたときにバックル9内のラッチ部材が係合するラッチ孔4cが設けられている。タングプレート4bの後端側は、樹脂モールド4d内に埋設されている。樹脂モールド4dに、ウェビング11の挿通口4eが設けられている。
As shown in FIG. 2, the front end side of the
図1に示すように、タング4が着脱されるバックル9は、ブラケット9aを介してシート又は車体の固定部(図示せず)にボルト等の固定部材を介して固定される。バックル9には、タングプレート支持穴9bとガス供給パイプ連結穴9cとが形成されており、タング4の装着時にタングプレート4bとガス供給パイプ4aとはバックル9の各穴9b,9cに挿入される。ガス供給パイプ4aが挿入されるガス供給パイプ連結穴9cには、バックル9に設置されたインフレータ16のガス噴出口(図示せず)が連通されている。衝突時等に、インフレータ16内の点火剤の反応によりインフレータ16のガス噴出口からガスが噴出し、エアベルト10が図1の二点鎖線10'で示すようにウェビング11に沿って膨張する。
As shown in FIG. 1, the buckle 9 to which the tongue 4 is attached and detached is fixed to a seat or a fixing portion (not shown) of the vehicle body via a
図2に示すように、エアベルト10は、ウェビング11が挿通されたウェビングガイド30と、ウェビングガイド30に沿って延在する膨張可能なエアバッグ20と、エアバッグ20の折り畳み体を覆うバッグカバー40と備える。また、エアベルト10は、ウェビングガイド30及びバッグカバー40の下端側をタング4に連結する下側連結構造部50と、エアバッグ20、ウェビングガイド30及びバッグカバー40の上端側同士を連結する上側連結構造部51(連結構造部)とを備える。
As shown in FIG. 2, the
ウェビングガイド30は、ウェビング11が摺動方向に移動自在に挿通する平坦で細長い筒状部材であり、ポリウレタン樹脂やシリコーンエラストマー等の樹脂材料により形成されている。エアバッグ20は、ウェビング11の挿通方向に細長く折り畳まれた状態でウェビングガイド30の外側に配置されている。
The
エアバッグ20、ウェビングガイド30及びバッグカバー40の上端側(ショルダーアンカ側)の緊結構造について図3を参照して説明する。
A binding structure on the upper end side (shoulder anchor side) of the
図3は、エアベルト10の上側連結構造部51の一例を示す上部断面図である。図2、図3の通り、エアバッグ20及びウェビングガイド30は、バッグカバー40により包囲されている。なお、図2、図3では図示の都合上、ウェビングガイド30及びウェビング11のX方向両側にエアバッグ20が配置され、エアバッグ20がウェビング11の全周に巻き付けられているように図示されているが、本実施形態では、後述するように、エアバッグ20はウェビング11よりX正方向側(乗員側)に折り畳まれて配置されている。
FIG. 3 is a top sectional view showing an example of the
ウェビングガイド30及びバッグカバー40には、エアバッグ20の突片部22の小孔22aと重なる位置に小孔30a,40aが設けられている。
The
ウェビングガイド30の上端からマウスインナ60が差し込まれている。マウスインナ60は、ウェビングガイド30内に差し込まれる扁平環状部61と、扁平環状部61から突設された小径円筒状の嵌合座62と、扁平環状部61の後端部に連なるフランジ部63等を有する。嵌合座62は、扁平環状部61の第1の扁平面から突出する第1の嵌合座と、扁平環状部61の第2の扁平面(第1の偏平面とは反対側の扁平面)から突出する第2の嵌合座とを有する。
A mouse inner 60 is inserted from the upper end of the
合成樹脂製のマウスアウタ70は、マウスインナ60の外側に嵌まる。マウスアウタ70は、平たい筒状の扁平環状部71と、扁平環状部71の一端側に設けられたエンド部72と、エンド部72に設けられたウェビング挿通口73と、ウェビング挿通口73の縁部から扁平環状部71内に向って突出する凸壁74等を有する。
The mouse outer 70 made of synthetic resin fits outside the mouse inner 60. The mouse outer 70 includes a flat cylindrical flat
マウスインナ60とマウスアウタ70とが連結されると、ウェビングガイド30、エアバッグ20の突片部22及びバッグカバー40が、マウスインナ60とマウスアウタ70とで挟持される。例えば、マウスアウタ70がマウスインナ60の外側に嵌まった状態で、押込ピン75が嵌合座62に向って押し込まれることによって、マウスインナ60とマウスアウタ70とが連結される。マウスインナ60とマウスアウタ70との連結構造は、押込ピン75を用いた構成に限定されず、ビスやリベット等の締結部材を用いた構成でもよいし、接着や溶着等の結合による構成でもよい。押込ピン75は、マウスアウタ70と一体に形成された部分でもよい。
When the mouse inner 60 and the mouse outer 70 are connected, the
このように、エアバッグ20、ウェビングガイド30及びバッグカバー40の上端側がマウスインナ60とマウスアウタ70とで挟持され、それらの合わせ面(端面)がマウスインナ60とマウスアウタ70とで取り囲まれている。よって、エアバッグ20とバッグカバー40との間に異物が入り込むことが防止される。
As described above, the upper end side of the
エアバッグ20、ウェビングガイド30及びバッグカバー40の各小孔22a,30a,40aに嵌合座62が入り込んでいる。これにより、上側連結構造部51によって、エアバッグ20、ウェビングガイド30、バッグカバー40が互いに連結されている。よって、エアバッグ20、ウェビングガイド30及びバッグカバー40とマウスインナ60及びマウスアウタ70との連結強度も高い。なお、図3では、嵌合座62によるエアバッグ20、ウェビングガイド30、バッグカバー40の連結構造は、扁平環状部61の第1、第2の扁平面のみに図示されるが、本実施形態では、幅方向(Y方向)にも同様の一対の連結構造が設けられる。すなわち、上側連結構造部51の外周面に合計4つの連結部52a〜52dが設けられている(図10など参照)。
A
図4〜図9を参照して本実施形態に係るエアバッグ20の構成について説明する。図4は、本実施形態に係るエアバッグ20の縫製状態を示す図である。図5は、エアバッグ20のウェビング摺動方向の折り畳み状態を示す図である。図6は、第1実施形態におけるエアバッグ20のウェビング幅方向の折り畳み手順の第1段階を示す図である。図7は、第1実施形態におけるエアバッグ20のウェビング幅方向の折り畳み手順の第2段階を示す図である。図8は、第1実施形態におけるエアバッグ20のウェビング幅方向の折り畳み手順の第3段階を示す図である。図9は、第1実施形態におけるエアバッグ20が折り畳まれた状態を示す図である。図3〜図9において、(a)は各状態の平面図であり、(b)は各図(a)中のウェビング摺動方向(Z方向)の切断線に沿った断面を模式的に示す図であり、(c)は各図(a)中のウェビング幅方向(Y方向)の切断線に沿った断面を模式的に示す図である。
The configuration of the
図4に示すように、エアバッグ20は、下端側(タング4側)にガス導入口21を備えている。エアバッグ20は、ウェビング11に沿うように細長く延在する。エアバッグ20の上端側(ショルダアンカ7側)には、突片部22が設けられている。突片部22に小孔22aが設けられている。
As shown in FIG. 4, the
エアバッグ20は、細長い2枚の基布20a,20bを重ね合わせ、それらの周縁部を縫合糸23によって縫合することにより、細長い袋状に製作される。
The
エアバッグ20の長手方向の中間よりも下端側(タング4側)には、ウェビングガイド30をエアバッグ20の基布20a側から反対側の基布20b側に引き通すためのスリット24が設けられている。このスリット24を取り巻いて基布20a,20b同士を縫合するように縫合糸25による縫合が施されている。
A slit 24 for passing the
エアバッグ20の長手方向の中間付近から上端側(突片部22側)にかけて、ウェビングガイド30を通すための複数個のループ部26A,26B,26C,26Dが間隔をあけて設けられている。ループ部26A,26B,26C,26Dは、布片によって形成されている。各々のループ部26A,26B,26C,26Dの両側辺部は、縫合糸によりエアバッグ20の基布20aに縫着されている。なお、本実施形態では、4個のループ部26A,26B,26C,26Dを備える構成が例示されているが、ループ部の数はこれに限られない。
A plurality of
エアバッグ20の長手方向において、最も下側のループ部26Aより上端側(ウェビング挿通方向の一方側)の部分は、エアバッグ20の作動時にX方向に膨張する膨張部31である。エアバッグ20のループ部26Aより下端側(ウェビング挿通方向の他方側)の部分は、エアバッグ20の作動時にもX方向に膨張しない非膨張部32である。
In the longitudinal direction of the
また、図5に示すように、エアバッグ20は、収納時に膨張部31を挿通方向に直交する方向に沿った複数の折り返し線で蛇腹状に折り畳んだ折り返し部33を備える。折り返し部33は、例えば図5に示すように、下端側(X負方向側)から順番に2つのウェビング側折り部F11,F12と、2つの乗員側折り部F21,F22とが配置される。ウェビング側折り部F11,F12は、エアバッグ20からウェビング11側(X負方向側)に突出して形成される。乗員側折り部F21,F22は、エアバッグ20からウェビング11側とは反対側の乗員側(X正方向側)に突出して形成される。
As shown in FIG. 5, the
図5に示すように、折り返し部33が形成されたエアバッグ20は、突片部22側を複数回折り返されることにより、その全長を小さくした中間折り畳み体になる。このときの折り返し線の延在方向は、エアバッグ20の長手方向と直交する幅方向である。
As shown in FIG. 5, the
図5に示す中間折り畳み体の後、図6〜図8の手順でウェビング幅方向に折り畳まれる。中間折り畳み体は、図5に示すように、ウェビング幅方向に沿って、幅方向に展開された状態でウェビング11と重なる中央部34と、中央部34からウェビング11の幅方向両側にそれぞれ配置され、バッグカバー40への収納時にウェビング11の挿通方向に沿って中央部34の側へ折り返される一対の折り返し部35,36とを有する。
After the intermediate folded body shown in FIG. 5, it is folded in the webbing width direction by the procedure of FIGS. As shown in FIG. 5, the intermediate folded body is disposed along the webbing width direction, the
本実施形態では、一対の折り返し部35,36のうち一方の折り返し部36がX正方向側(図5(a)の下側に配置され、他方の折り返し部35がX負方向側(図5(a)の上側)に配置される。中央部34、折り返し部35,36は、エアバッグ20の長手方向(Z方向)に沿った折り返し線で区分される。なお、本実施形態では、一方の折り返し部36が配置される側が、バッグカバー40のテア部41(図10など参照)が配置される側であり、図6〜図10では「テア側」と表記する。
In the present embodiment, one folded
まず図6に示すように、テア部41と反対側の他方の折り返し部35の上側連結構造部51側の縁端37を、ウェビング11を挟んで中央部34とは反対側に斜めに折る。このとき、縁端37が中央部34の上に配置されるように斜め折りを行う。
First, as shown in FIG. 6, the
次に図7に示すように、テア部41と反対側の他方の折り返し部35が中央部34を挟んでウェビング11とは反対側に折り返される。これにより、他方の折り返し部35の上側連結構造部51側の一部(縁端37を含む部分)がウェビング11側に残るようにウェビング側折り部38が形成される。
Next, as shown in FIG. 7, the other folded
次に図8に示すように、一方の折り返し部36が、他方の折り返し部35と同じく中央部34を挟んでウェビング11とは反対側に折り返される。これにより一対の折り返し部のうちテア部41側の一方の折り返し部36が、他方の折り返し部35より外側に配置される。この結果、エアバッグ20は全体として略等幅の細長い折り畳み体となる。折り畳み体のY方向の幅は、ウェビング11やウェビングガイド30を挿通可能な幅である。
Next, as shown in FIG. 8, one folded
次に、図9に示すように、折り畳み体の各々のループ部26A〜26Dと基布20aとの間に、スリット24と突片部22とを結ぶ方向にウェビングガイド30が挿通される。図9では図示が省略されているが、ウェビングガイド30には、ウェビング11が挿通されている。図9に示されるように、基布20aに沿ってループ部26A〜26Dを挿通するウェビングガイド30は、スリット24を通って基布20a側から基布20b側へ引き通され、ガス導入口21近傍まで延在する。ウェビングガイド30は、バッグカバー40の下端から他端まで連続して延在している。
Next, as shown in FIG. 9, the
ウェビングガイド30とエアバッグ20の折り畳み体とが、図2の通り、バッグカバー40内に挿入される。バッグカバー40は、平坦で細長い筒状のカバーの一例である。バッグカバー40は、エアバッグ20の作動時に破断起点となるテア部41がウェビング11の幅方向の一方の端部に沿って設けられている(図10など参照)。テア部41は、エアバッグ20の膨張圧によって切断する縫合糸で縫製される。本実施形態では、ウェビングガイド30とバッグカバー40の全長は略等しく、ウェビングガイド30とバッグカバー40の下端及び上端の位置は略一致している。
The
図10〜図13は、第1実施形態のエアバッグ20の折り畳み構造による効果を説明するための模式図である。図10は、第1実施形態におけるエアバッグ20の展開時の初期状態(折り畳み状態)を示す模式図である。図11は、第1実施形態におけるエアバッグ20の展開時の第1段階を示す模式図である。図12は、第1実施形態におけるエアバッグ20の展開時の第2段階を示す模式図である。図13は、第1実施形態におけるエアバッグ20の展開時の第3段階を示す模式図である。図10〜図13では(a)はエアベルト10をX正方向側から視た平面図、(b)はエアベルト10のZ方向の断面図をそれぞれ模式的に表している。
FIGS. 10-13 is a schematic diagram for demonstrating the effect by the folding structure of the
図10に示すように、展開時の初期状態(折り畳み状態)では、エアバッグ20は、図9に示した折り畳み体としてバッグカバー40の内部に収容されている。すなわち、一対の折り返し部35、36が共に中央部34を挟んでウェビング11とは反対側に折り返され、テア部41側の折り返し部36が外側に配置されている。さらに、折り返し部35の上側連結構造部51側の縁端37を含む一部が、ウェビング側折り部38として、折り返し部35、36とは反対側の、バッグカバー40とウェビング11との間に配置されている。
As shown in FIG. 10, in the initial state (folded state) during deployment, the
バッグカバー40は、エアバッグ20の折り畳み体を収容して幅方向の一方が縫製されてテア部41が形成されている。エアバッグ20、バッグカバー40は、その上端部で上側連結構造部51により連結されている。上側連結構造部51は、一対の主面と、これらの主面の両端の側面の合計4か所で、エアバッグ20とバッグカバー40と連結している。4か所の連結部のうち、ウェビング11側(X正方向側)の主面に設けられるものを連結部52aとし、その反対側の主面に設けられるものを連結部52bとし、テア部41と反対側(Y正方向側)の側面に設けられるものを連結部52cとして、テア部41側(Y負方向側)の側面に設けられるものを連結部52dとする。
The
次に図11に示すように、エアバッグ20の展開が開始されてエアバッグ20にガスが供給され始めると、まずは一対の折り返し部35、36のうち、外側に折り畳まれていた折り返し部36が先に膨張しはじめる。この折り返し部36は、上述のとおりバッグカバー40のテア部41側にあるので、折り返し部36が膨張することによってテア部41がすぐに破断して、折り返し部36が外部まで膨らむ。テア部41が破断すると同時に、テア部41側の連結部52dの結合は分離される。
Next, as shown in FIG. 11, when the
次に図12に示すように、内側に折り畳まれていた折り返し部35が膨張しはじめる。これにより連結部52b、52cの結合が分離される。また、この際に、ウェビング11側に折り畳まれていたウェビング側折り部38も膨張する。ウェビング側折り部38は、図12(b)に矢印で示すように、折り畳み状態から展開すべくエアバッグのウェビング11の主面を外向けに押し出すように膨張する。これにより、この主面に設けられる連結部52aの結合も分離される。
Next, as shown in FIG. 12, the folded
そして図13に示すように、エアバッグ20の幅方向の膨張が完了すると、上側連結構造部51との連結部52a〜52dのすべての結合が分離され、上側連結構造部51とバッグカバー40との結合解除が完了する。これにより、その後のエアバッグ20の長手方向(ウェビング11の摺動方向)への膨張(伸び出し)時にはエアバッグ20はバッグカバー40などの抵抗を受けずにスムーズに動作することができる。
And as shown in FIG. 13, when the expansion | swelling of the width direction of the
このように第1実施形態のエアベルト10によれば、エアバッグ20の一対の折り返し部35、36の両方が折り畳み状態のときにウェビング11と反対側に折り返される。これにより、折り畳み状態でエアバッグ20がウェビング11を包みこまないので、エアバッグ20の膨張によってウェビング11が幅方向両側からつぶされることが無く、エアバッグ20の展開時にウェビング11の正規状態(平坦な帯状態)を良好に維持することができる。
As described above, according to the
また、第1実施形態のエアベルト10では、エアバッグ20の一対の折り返し部35,36のうちテア部41側の折り返し部36が他方の折り返し部35より外側に配置されるよう折り畳まれる。これにより、エアバッグ20の展開時には最初にテア部41側の折り返し部36が膨張するので、エアバッグ20の膨張過程の初期にテア部41を破断でき、エアバッグ20の展開をスムーズに行うことができる。
Further, in the
また、第1実施形態のエアベルト10では、エアバッグ20は、一対の折り返し部35,36とは反対側にウェビング側折り部38が配置されるように折り畳まれる。これにより、エアバッグ20の展開時には、一対の折り返し部35,36とは反対方向にもバッグカバー40を押し出すことができ、バッグカバー40との連結解除をよりスムーズに行うことができる。
Further, in the
また、第1実施形態のエアベルト10では、バッグカバー40のテア部41は、ウェビング11を乗員に装着したときに下側に配置されるのが好ましい。すなわち、バッグカバー40のテア部41が設けられるY負方向側が、Y正方向側より下側となる。これにより、エアバッグ20の展開時にウェビング11が乗員に対してずれることを抑制でき、ウェビング11を乗員の肩から外れにくくできる。
In the
なお、ウェビング側折り部38の形成手順は図6〜図8に示した手順に限定されない。ウェビング側折り部38は、最終的なエアバッグ20の折り畳み体において、折り返し部35の上側連結構造部51側の縁端37が中央部34及びウェビング11の幅の範囲内に配置されていればよい。例えば、先に折り返し部35をウェビング11とは反対側に折り返し、その後に縁端37を斜めに折り返す手順でもウェビング側折り部38を形成できる。
In addition, the formation procedure of the webbing
また、上記の第1実施形態とは反対に、エアバッグ20の一対の折り返し部35,36のうちテア部41と反対側の折り返し部35が、テア部41側の折り返し部36より外側に配置されるよう折り畳まれてもよい。
Contrary to the first embodiment, the folded
[第2実施形態]
図14〜図20を参照して第2実施形態を説明する。図14は、第2実施形態におけるエアバッグ20のウェビング幅方向の折り畳み手順の第1段階を示す図である。図15は、第2実施形態におけるエアバッグ20のウェビング幅方向の折り畳み手順の第2段階を示す図である。
[Second Embodiment]
A second embodiment will be described with reference to FIGS. FIG. 14 is a diagram illustrating a first stage of a folding procedure of the
図14、図15に示すように、第2実施形態は、エアバッグ20のウェビング幅方向の折り畳み手順において、ウェビング側折り部38を形成しない点で第1実施形態と異なる。
As shown in FIGS. 14 and 15, the second embodiment differs from the first embodiment in that the webbing
図5に示す中間折り畳み体の後、図6に示したように折り返し部35を斜めに折らずに、図14に示すようにテア部41と反対側の他方の折り返し部35が中央部34を挟んでウェビング11とは反対側に折り返される。
After the intermediate folded body shown in FIG. 5, the folded
次に、図15に示すように、一方の折り返し部36が、他方の折り返し部35と同じく中央部34を挟んでウェビング11とは反対側に折り返される。一対の折り返し部のうちテア部41側の一方の折り返し部36が、他方の折り返し部35より外側に配置される。この結果、全体として略等幅の細長い折り畳み体となる。折り畳み体のY方向の幅は、ウェビング11やウェビングガイド30を挿通可能な幅である。
Next, as shown in FIG. 15, one folded
その後、図9に示したのと同様に、折り畳み体の各々のループ部26A〜26Dと基布20aとの間に、スリット24と突片部22とを結ぶ方向にウェビングガイド30が挿通される。
Thereafter, as shown in FIG. 9, the
図16〜図20は、第2実施形態のエアバッグ20の折り畳み構造による効果を説明するための模式図である。図16は、第2実施形態におけるエアバッグ20の展開時の初期状態(折り畳み状態)を示す模式図である。図17は、第2実施形態におけるエアバッグ20の展開時の第1段階を示す模式図である。図18は、第2実施形態におけるエアバッグ20の展開時の第2段階を示す模式図である。図19は、第2実施形態におけるエアバッグ20の展開時の第3段階を示す模式図である。図20は、第2実施形態におけるエアバッグ20の展開時の第4段階を示す模式図である。図16〜図20では(a)はエアベルトの正面図、(b)はエアベルトの断面図をそれぞれ模式的に表している。
FIGS. 16-20 is a schematic diagram for demonstrating the effect by the folding structure of the
図16に示すように、展開時の初期状態(折り畳み状態)では、エアバッグ20は、図15に示した折り畳み体としてバッグカバー40の内部に収容されている。バッグカバー40は、エアバッグ20の折り畳み体を収容して幅方向の一方が縫製されてテア部41が形成されている。エアバッグ20、バッグカバー40は、第1実施形態と同様に、その上端部の4か所の連結部52a〜52dによって上側連結構造部51と連結されている。
As shown in FIG. 16, in the initial state (folded state) at the time of deployment, the
次に図17に示すように、エアバッグ20の展開が開始されてエアバッグ20にガスが供給され始めると、まずは一対の折り返し部35、36のうち、外側に折られている折り返し部36が先に膨張しはじめる。この折り返し部36は、上述のとおりバッグカバー40のテア部41側にあるので、折り返し部36が膨張することによってテア部41がすぐに破断して、折り返し部36が外部まで膨らむ。テア部41が破断すると同時に、テア部41側の連結部52dの結合は分離される。
Next, as shown in FIG. 17, when deployment of the
次に図18に示すように、内側に折り畳まれていた折り返し部35が膨張しはじめる。これにより、連結部52b、52cの結合が分離される。
Next, as shown in FIG. 18, the folded
図19に示すように、幅方向の膨張が完了しても、ウェビング11側の主面に設けられる連結部52aの結合は残るが、図20に示すように、エアバッグ20の長手方向の展開により、この連結部52aの結合が分離され、上側連結構造部51とバッグカバー40との結合解除が完了する。
As shown in FIG. 19, even if the expansion in the width direction is completed, the connection of the connecting
このように第2実施形態のエアベルト10によっても、第1実施形態と同様に、エアバッグ20の一対の折り返し部35、36の両方が折り畳み状態のときにウェビング11と反対側に折り返される。これにより、折り畳み状態でエアバッグ20がウェビング11を包みこまないので、エアバッグ20の膨張によってウェビング11が幅方向両側からつぶされることが無く、第1実施形態と同様に、エアバッグ20の展開時にウェビング11の平坦な帯状態を良好に維持することができる。
Thus, also by the
なお、上記の第2実施形態とは反対に、エアバッグ20の一対の折り返し部35,36のうちテア部41と反対側の折り返し部35が、テア部41側の折り返し部36より外側に配置されるよう折り畳まれてもよい。
Contrary to the second embodiment, the folded
[第3実施形態]
図21、図22を参照して第3実施形態を説明する。図21は、第3実施形態におけるエアバッグ20のウェビング幅方向の折り畳み状態を示す図である。
[Third Embodiment]
A third embodiment will be described with reference to FIGS. FIG. 21 is a diagram illustrating a folded state of the
図21に示すように、第3実施形態は、エアバッグ20の一対の折り返し部35、36のうち、バッグカバー40のテア部41と反対側の折り返し部35のみが中央部34を挟んでウェビング11とは反対側に折り返される点で、第1、第2実施形態と異なる。
As shown in FIG. 21, in the third embodiment, of the pair of folded
図21に示すように、テア部41側の折り返し部36は、中央部34を挟んでウェビング11側に折り返される。つまり、エアバッグ20は、一対の折り返し部35、36の折り畳み方向が反対で、ウェビング摺動方向から視たときに略S字状に折り畳まれる。
As shown in FIG. 21, the folded
このような折り畳み構造によっても、折り畳み状態のときにウェビング11が幅方向の両側からエアバッグ20に挟まれて折り畳まれないので、エアバッグ20の膨張によってウェビング11が幅方向両側からつぶされることが無く、第1、第2実施形態と同様に、エアバッグ20展開時にウェビング11の平坦な帯状態を良好に維持することができる。
Even with such a folding structure, the
図22は、第3実施形態の変形例を示す図である。第3実施形態の折り畳み構造は、エアバッグ20の一対の折り返し部35、36のうち一方のみが中央部34を挟んでウェビング11とは反対側に折り返されればよく、図22に示すように、図21とは反対に、バッグカバー40のテア部41側の折り返し部36のみが中央部34を挟んでウェビング11とは反対側に折り返される構成でもよい。
FIG. 22 is a diagram illustrating a modification of the third embodiment. In the folding structure of the third embodiment, only one of the pair of folded
以上、具体例を参照しつつ本実施形態について説明した。しかし、本開示はこれらの具体例に限定されるものではない。これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本開示の特徴を備えている限り、本開示の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素およびその配置、条件、形状などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。前述した各具体例が備える各要素は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせを変えることができる。 The present embodiment has been described above with reference to specific examples. However, the present disclosure is not limited to these specific examples. Those in which those skilled in the art appropriately modify the design of these specific examples are also included in the scope of the present disclosure as long as they have the features of the present disclosure. Each element included in each of the specific examples described above and their arrangement, conditions, shape, and the like are not limited to those illustrated, and can be changed as appropriate. Each element included in each of the specific examples described above can be appropriately combined as long as no technical contradiction occurs.
10 エアベルト
11 ウェビング
20 エアバッグ
34 中央部
35,36 折り返し部
37 縁端部
38 ウェビング側折り部
40 バッグカバー
41 テア部
51 上側連結構造部(連結構造部)
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記エアバッグを折り畳んだ状態で収容するバッグカバーと、を備え、
前記バッグカバーは、前記エアバッグの作動時に破断起点となるテア部が前記ウェビングの幅方向の一方の端部に沿って設けられており、
前記エアバッグは、
展開された状態で前記ウェビングと重なる中央部と、前記中央部から前記ウェビングの幅方向両側にそれぞれ配置され、前記バッグカバーへの収納時に前記ウェビングの挿通方向に沿って前記中央部の側へ折り返される一対の折り返し部とを有し、
前記一対の折り返し部の少なくとも一方が、前記中央部を挟んで前記ウェビングとは反対側に折り返される、
エアベルト。 An inflatable airbag arranged and sandwiched between the webbing and the occupant in use;
A bag cover that accommodates the airbag in a folded state,
In the bag cover, a tear portion that becomes a breakage starting point when the airbag is operated is provided along one end portion in the width direction of the webbing,
The airbag is
A central portion that overlaps with the webbing in the unfolded state, and is disposed on both sides in the width direction of the webbing from the central portion, and is folded back toward the central portion along the insertion direction of the webbing when stored in the bag cover. A pair of folded portions,
At least one of the pair of folded portions is folded to the opposite side of the webbing across the central portion;
Air belt.
請求項1に記載のエアベルト。 Both of the pair of folded portions are folded back to the opposite side of the webbing across the central portion.
The air belt according to claim 1.
請求項2に記載のエアベルト。 Of the pair of folded portions when stored in the bag cover, one folded portion on the tear portion side is disposed outside the other folded portion.
The air belt according to claim 2.
前記エアバッグは、前記バッグカバーへの収納時に、前記一対の折り返し部のうち前記テア部と反対側の他方の折り返し部の前記連結構造部側の一部が前記ウェビング側に残るように形成されたウェビング側折り部を有する、
請求項2または3に記載のエアベルト。 A connecting structure for connecting the bag cover and the end of the airbag on the opposite side of the tongue from the webbing insertion direction;
The airbag is formed such that, when stored in the bag cover, a part of the pair of folded portions on the side of the connecting structure portion of the other folded portion on the side opposite to the tear portion remains on the webbing side. A webbing side fold
The air belt according to claim 2 or 3.
請求項4に記載のエアベルト。 The webbing-side folded part is configured to fold the edge of the other folded part on the side of the connecting structure part obliquely to the opposite side of the central part across the webbing, and the edge is above the central part Formed by being placed,
The air belt according to claim 4.
請求項1〜5のいずれか1項に記載のエアベルト。 The tear portion is disposed on the lower side when the webbing is mounted on an occupant.
The air belt according to any one of claims 1 to 5.
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