JP2019032772A - データ生成プログラム、データ生成方法及びデータ生成装置 - Google Patents

データ生成プログラム、データ生成方法及びデータ生成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】患者の状態を予測するための予測用データを生成する【解決手段】指定受付部は、検査項目の指定を受け付け(S12)、データ取得部は、検査項目に対応する検査結果と検査日時を検査結果テーブルから取得し(S14)、データ除外部は、期間マスタと、介入テーブルと、取得した検査結果それぞれの検査日時とを参照して、取得した検査結果の中から予測用データの生成に利用する検査結果を特定し(S20〜S34)、予測用データ生成部は、特定した検査結果に基づいて患者ごとの検査結果の変化率又は検査結果の変化量を算出して予測用データとする予測用データを生成する(S36)。【選択図】図5

Description

本発明は、データ生成プログラム、データ生成方法及びデータ生成装置に関する。
病院において、患者は同一の検査を複数回受ける場合がある。検査の結果は、患者の識別情報や、検査種別、検査日時と関連付けて電子カルテDB(database)に格納される。各患者の検査の間隔には、患者の都合や医師の方針等によってばらつきがある。
一方、患者が病院において病気の治療や手術などの医療行為(処置)を受けた場合には、患者の識別情報に関連付けて、処置の内容や処置の実施日時などが電子カルテDBに格納される。
特開2016−126718号公報
ある患者が検査を受けた場合、検査結果に基づいて患者の今後の状態を予測したい場合がある。この場合、前述した電子カルテDBに格納されているデータを利用して、患者の今後の状態を精度よく予測できることが好ましい。
1つの側面では、本発明は、患者の状態を予測するための予測用データを生成することが可能なデータ生成プログラム、データ生成方法及びデータ生成装置を提供することを目的とする。
一つの態様では、データ生成プログラムは、患者の状態の予測に用いる予測用データを生成するデータ生成プログラムであって、検査項目の指定を受け付け、患者の検査結果と検査日時を記憶する第1記憶部から、指定された前記検査項目に対応する検査結果と検査日時を取得し、患者に対して処置が行われたときに該処置に対応する検査項目の検査結果を前記予測用データの生成に利用しない期間を定義する定義部と、患者に対して実施した処置内容と処置日時を記憶する第2記憶部と、前記取得した検査結果それぞれの検査日時とを参照し、前記取得した検査結果の中から前記予測用データの生成に利用する検査結果を特定し、特定した検査結果に基づいて、患者ごとの検査結果の変化率および検査結果の変化量の少なくとも一方を、前記予測用データとして生成する、処理をコンピュータに実行させるためのデータ生成プログラムである。
患者の状態を予測するための予測用データを生成することができる。
一実施形態に係る医療システムの構成を概略的に示す図である。 図2(a)は、電子カルテサーバ及び予測サーバのハードウェア構成を示す図であり、図2(b)は、医師端末及び管理者端末のハードウェア構成を示す図である。 予測サーバの機能ブロック図である。 図4(a)は、検査結果テーブルのデータ構造の一例を示す図であり、図4(b)は、介入テーブルのデータ構造の一例を示す図であり、図4(c)は、期間マスタのデータ構造の一例を示す図である。 予測サーバによる予測用データの生成処理の一例を示すフローチャートである。 図6(a)〜図6(c)は、図5の処理を説明するための図である。 予測用データDBのデータ構造の一例を示す図である。 予測部による予測処理の一例を示すフローチャートである。 学習済みモデルについて説明するための図である。 期間マスタの変形例を示す図である。
以下、医療システムの一実施形態について、図1〜図9に基づいて詳細に説明する。
図1には、一実施形態にかかる医療システム100の構成が概略的に示されている。医療システムは、図1に示すように、電子カルテサーバ10と、予測サーバ12と、医師端末70と、管理者端末72とを備える。電子カルテサーバ10、データ生成装置としての予測サーバ12、医師端末70、および管理者端末72は、インターネットやLAN(Local Area Network)などのネットワーク80に接続されている。
電子カルテサーバ10は、電子カルテDBを保持し、患者自身に関するデータ、患者に対して実施した検査に関するデータ、患者に対して実施した処置(治療や手術など)に関するデータ、患者の症状に関するデータなどを管理する。患者自身に関するデータには、患者の識別情報、氏名、性別、年齢、生年月日、身長、体重などが含まれる。検査に関するデータには、検査種別、検査日時、検査結果などが含まれる。処置に関するデータには、処置の内容、処置の実施日時などが含まれる。症状に関するデータには、症状の内容、症状が発症した日時、症状が治まった日時などが含まれる。これら電子カルテサーバ10に格納されるデータは、医師端末70等を介して医師等が適宜入力するデータである。
図2(a)には、電子カルテサーバ10のハードウェア構成の一例が示されている。図2(a)に示すように、電子カルテサーバ10は、CPU(Central Processing Unit)90、ROM(Read Only Memory)92、RAM(Random Access Memory)94、記憶部(ここではHDD(Hard Disk Drive))96、ネットワークインタフェース97、及び可搬型記憶媒体91に記憶されているプログラムやデータを読み取り可能な可搬型記憶媒体用ドライブ99等を備えている。HDD96には、電子カルテDBが格納されている。これら電子カルテサーバ10の構成各部は、バス98に接続されている。
予測サーバ12は、電子カルテサーバ10に蓄積されたデータを利用して、検査を受けた患者の今後の状態を予測するのに用いる予測用データを生成する。また、予測サーバ12は、予測用データから後述する学習済みモデルを生成し、生成した学習済みモデルと、検査を受けた患者の検査結果と、に基づいて、検査を受けた患者の今後の状態を予測する。
予測サーバ12は、電子カルテサーバ10と同様、図2(a)に示すようなハードウェア構成を有する。予測サーバ12では、ROM92あるいはHDD96に格納されているプログラム(データ生成プログラムを含む)、或いは可搬型記憶媒体用ドライブ99が可搬型記憶媒体91から読み取ったプログラム(データ生成プログラムを含む)をCPU90が実行することにより、図3に示す各部の機能が実現される。
図3には、予測サーバ12の機能ブロック図が示されている。図3に示すように、予測サーバ12は、CPU90がプログラムを実行することにより、指定受付部20、取得部としてのデータ取得部22、特定部としてのデータ除外部24、生成部としての予測用データ生成部26、予測部28、として機能する。
指定受付部20は、管理者端末72や医師端末70を介して管理者や医師が指定した検査種別や、患者の症状の情報を受け付け、データ取得部22に対して受け渡す。なお、管理者や医師は、予測用データを生成したい場合に、どの症状が発症した患者のどの検査結果を用いて予測用データを生成したいかを、管理者端末72や医師端末70を介して指定する。例えば、管理者や医師は、「結核」を発症した患者の「菌体量」の検査結果を用いて予測用データ生成したい場合に、症状「結核」及び検査結果「菌体量」を指定する。
データ取得部22は、指定受付部20から受け取った情報に基づいて、予測用データを生成するために必要なデータを、第1記憶部としての検査結果テーブル30から取得する。
ここで、検査結果テーブル30は、図4(a)に示すようなデータ構造を有する。具体的には、検査結果テーブル30は、図4(a)に示すように、「患者ID」、「検査項目」、「検査値」、「年月日」の各フィールドを有する。「患者ID」のフィールドには、患者の識別情報が格納される。「検査項目」のフィールドには、検査種別に関する情報が格納される。「検査値」のフィールドには、検査結果の値が格納される。「年月日」のフィールドには、検査日時の情報が格納される。検査結果テーブル30には、電子カルテサーバ10において管理されている全てのデータのうち、上記各フィールドに対応するデータのみが複製(レプリケーション)されている。
したがって、データ取得部22は、指定された症状を発症した患者の識別情報(患者ID)を電子カルテサーバ10において管理されているデータから特定し、特定した患者の指定された検査種別の検査結果と検査日時を検査結果テーブル30から取得する。
データ除外部24は、定義部としての期間マスタ34を参照し、第2記憶部としての介入テーブル32に格納されているデータに基づいて、検査結果テーブル30から取得したデータの中から予測用データの生成に用いないデータを除外し、予測用データの生成に用いるデータのみを特定する。
ここで、介入テーブル32は、患者に対して実行された処置(手術や投与など)に関する情報が格納されており、図4(b)に示すようなデータ構造を有する。具体的には、介入テーブル32は、図4(b)に示すように、「患者ID」、「介入項目」、「投与薬物」、「年月日」の各フィールドを有する。「患者ID」のフィールドには、処置を受けた患者の識別情報が格納され、「介入項目」のフィールドには処置に関する項目名(「手術」や「投与」など)が格納される。「投与薬物」のフィールドには、投与された薬物の名称が格納される。「年月日」のフィールドには、処置日時の情報が格納される。介入テーブル32には、電子カルテサーバ10において管理されている全てのデータのうち、上記各フィールドに対応するデータのみが複製(レプリケーション)されている。
また、期間マスタ34は、患者に対して処置が行われたときに該処置に対応する検査項目の検査結果を予測用データの生成に利用しない期間を定義するマスタであり、図4(c)に示すようなデータ構造を有する。具体的には、期間マスタ34は、図4(c)に示すように、「期間」、「イベント種」、「判定対象」の各フィールドを有する。「期間」のフィールドには、予測用データの生成に利用しない期間の情報が格納され、「イベント種」のフィールドには、処置の内容(図4(b)の介入項目と投与薬物を含む情報)が格納される。また、「判定対象」のフィールドには、いずれの検査項目を無効にするかが格納される。図4(b)の例では、アジスロマイシンが投与された患者が投与後1週間の間に受けた菌体量の検査の検査結果は、予測用データの生成に用いないということが定義されている。このように定義されているのは、アジスロマイシンを投与した後1週間は、菌体量がアジスロマイシンの影響により低下するため、この間に得られた菌体量の検査結果を予測用データの生成に用いるのは適切でないからである。
予測用データ生成部26は、データ除外部24が特定した予測用データの生成に用いるデータを用いて、予測用データを生成する。予測用データ生成部26は、生成した予測用データを予測用データDB36に格納する。なお、予測用データの詳細や、予測用データDB36のデータ構造の詳細については、後述する。
予測部28は、医師端末70から入力された患者(予測対象の患者)の患者IDに基づいて、予測対象の患者がこれまでに受けた検査の検査結果を検査結果テーブル30から取得する。また、予測部28は、取得した検査結果に対応する予測用データを予測用データDB36から取得し、取得した予測用データを用いて学習済みモデルを生成する。そして、予測部28は、生成した学習済みモデルと、取得した検査結果とに基づいて、予測対象の患者の今後の状態を予測する。
図1に戻り、医師端末70は、医師が利用する端末であり、図2(b)に示すようなハードウェア構成を有する。具体的には、医師端末70は、CPU190、ROM192、RAM194、記憶部(ここではHDD)196、ネットワークインタフェース197、表示部193、入力部195、及び可搬型記憶媒体191に記憶されたプログラムやデータを読み取り可能な可搬型記憶媒体用ドライブ199等を備えている。これら、医師端末70の構成各部は、バス198に接続されている。表示部193は、液晶ディスプレイ等を含み、入力部195は、キーボードやマウス、タッチパネル等を含む。医師は、医師端末70を介して、電子カルテサーバ10において管理すべき各種データを入力したり、電子カルテサーバ10によって管理されている各種データを確認する。また、医師は、医師端末70を介して、予測サーバ12に対し、予測用データの生成指示(症状や検査種別の指定)を出したり、患者の今後の状態を予測する指示を出したりする。
管理者端末72は、医療システム100の管理者が利用する端末であり、医師端末70と同様、図2(b)に示すようなハードウェア構成を有している。管理者は、管理者端末72を介して、予測サーバ12に対し、予測用データの生成指示(症状や検査種別の指定)を出す。また、管理者は、管理者端末72を介して、期間マスタ34を設定するための各種情報を入力する。
(予測サーバ12による予測用データの生成処理について)
次に、予測サーバ12による予測用データの生成処理について、図5のフローチャートに沿って、その他図面を適宜参照しつつ詳細に説明する。
なお、図5の処理は、例えば、管理者が管理者端末72を介して予測用データの生成処理の開始要求を入力した段階で、開始される。また、図5の処理の開始時点では、図4(c)の期間マスタ34は、管理者によって予め生成されており、電子カルテサーバ10において管理されているデータが検査結果テーブル30及び介入テーブル32に複製(レプリケーション)されているものとする。
図5の処理では、まず、ステップS12において、指定受付部20が、管理者端末72から入力される検査項目と患者の症状の指定を受け付ける。指定受付部20は、受け付けた検査項目と症状の情報をデータ取得部22に受け渡す。
ステップS14では、データ取得部22が、指定された症状が発症した患者の、指定された検査項目の検査結果を検査結果テーブル30から取得する。例えば、指定された症状が「結核」で、指定された検査項目が「菌体量」であれば、電子カルテサーバ10において症状「結核」が発症した患者を特定し、特定した患者の「菌体量」の検査結果のすべてを検査結果テーブル30から取得する。
次いで、ステップS16では、データ除外部24が、指定された症状が発症した患者の1人を選択する。ここでは、例えば、患者ID=「A」の患者が選択されたとする。以下においては、患者ID=「A」の患者を「患者A」と呼ぶものとする。
次いで、ステップS18では、データ除外部24が、検査の実施回数のパラメータN,Mを、N=1,M=N+1=2とする。なお、検査の実施回数とは、1人の患者に対して実施された検査の古い方からの順番を意味し、最も古い検査が「1回目」、次に古い検査が「2回目」…となる。
次いで、ステップS20では、データ除外部24が、選択された患者の指定された検査項目の検査結果(N回目、M回目)を取得する。ここでは、データ除外部24は、患者Aの1回目の菌体量の検査結果と、2回目の菌体量の検査結果を取得する。
次いで、ステップS22では、データ除外部24が、取得した検査結果(N回目)が期間マスタ34で定義されている期間における検査結果であるか否かを判断する。例えば、期間マスタ34において図4(c)に示すようにアジスロマイシンの投与から1週間は菌体量の検査結果を無効にする旨が定義されており、図6(a)に示すようにアジスロマイシンが2017年6月10日に投与されていたとする。この場合において、図6(b)に示すように、N回目(1回目)の菌体量の検査が2017年6月11日にされていたとすると、上記無効の期間に含まれているため、ステップS22の判断は肯定される。ステップS22の判断が肯定された場合には、ステップS24に移行し、データ除外部24は、取得した検査結果(N回目及びM回目)を一旦破棄する。なお、患者が複数の処置を受けていた場合には、検査結果が、各処置に対応する期間マスタ34で定義されている期間のいずれかに含まれていれば、ステップS22の判断が肯定されることになる。
次いで、ステップS26では、データ除外部24が、N及びMを1インクリメント(N=N+1、M=M+1=N+2)する。例えば図6(b)の例のようにN=1、M=2のときにステップS22の判断が肯定されると、ステップS26では、データ除外部24は、N=2、M=3とする。そして、ステップS26の処理が行われた後は、ステップS20に戻る。ステップS20に戻ると、データ除外部24は、新たなN回目、M回目の検査結果(ここで、2回目、3回目の検査結果)を取得し、上記と同様にステップS22の判断を実行する。
一方、例えば、1回目の菌体量の検査が図6(c)に示すように2017年6月9日に実施されていた場合には、無効の期間に含まれていないため、ステップS22の判断が否定され、ステップS28に移行する。
以下の説明では、図6(c)のように、1回目の検査結果が破棄されず、1回目、2回目の検査結果が取得された状態で、ステップS28に移行した場合について説明する。
ステップS28に移行すると、データ除外部24は、取得した検査結果(M回目)が期間マスタ34で定義されている期間における検査結果であるか否かを判断する。図6(c)の場合、M回目の検査結果は2回目の検査結果を意味する。この場合、2回目の検査が実施された2017年6月14日は、期間マスタ34の無効の期間に含まれているため、ステップS28の判断は肯定され、ステップS30に移行する。ステップS30に移行すると、データ除外部24は、取得した検査結果(M回目)を破棄する。すなわち、図6(c)の例では、2回目の検査結果を破棄する。次いで、ステップS32では、データ除外部24が、Mを1インクリメント(M=M+1)する。図6(c)の例では、M=3となる。そして、次のステップS34では、データ除外部24が、検査結果(M回目)を取得する。この場合、ステップS30において破棄された検査結果の次の検査結果(図6(c)では3回目の検査結果)を取得することになる。その後は、ステップS28に戻る。ステップS28に戻ると、データ除外部24は、M回目(=3回目)の検査結果が期間マスタ34の無効の期間であるかを判断するが、図6(c)の例では、無効の期間を過ぎているため、ステップS28の判断は否定されて、ステップS36に移行する。
ステップS36に移行すると、予測用データ生成部26が、現時点で取得している2つの検査結果(図6(c)では、N=1回目とM=3回目の検査結果)の変化率を算出する。すなわち、次式(1)より、変化率を求める。
変化率=(M回目の検査結果−N回目の検査結果)/経過日数 …(1)
なお、経過日数は、N回目の検査とM回目の検査の間の日数を意味する。
予測用データ生成部26は、求めた変化率を予測用データDB36に格納する。ここで、予測用データDB36は、図7に示すようなデータ構造を有する。具体的には、予測用データDB36は、各患者の症状や検査項目、変化率の遷移を示すデータを格納するデータベースであり、「患者ID」、「症状」、「検査項目」、「変化率1」、「変化率2」、…のフィールドを有する。なお、予測用データ生成部26は、電子カルテサーバ10において管理されているデータを参照して症状が発症した日時を特定し、症状が発症する直前の変化率の欄に変化率の数値とともに「(発症)」を格納するものとする。
次いで、ステップS38では、データ除外部24が、選択された患者の検査結果が終了したか否か、すなわちデータ除外部24が選択された患者の全ての検査結果を取得し終えたか否かを判断する。このステップS38の判断が否定された場合には、ステップS40に移行する。ステップS40に移行すると、データ除外部24は、N=M、M=M+1とする。図6(c)の例では、N=3、M=4となる。その後は、ステップS20に移行し、データ除外部24は、3回目と4回目の検査結果を取得し、ステップS22以降の処理を実行する。なお、ステップS40を経た後に、ステップS22に移行した場合、ステップS22の判断は必ず否定される(直前に実行したステップS28の判断が否定されているため)。したがって、ステップS40を経た後においては、ステップS22の判断を省略してもよい。
一方、ステップS38の判断が肯定されると、ステップS42に移行し、データ除外部24は、指定された症状が発症した患者を全て選択したか否かを判断する。このステップS42の判断が否定された場合には、ステップS16に戻り、データ除外部24は、次の患者を選択して、ステップS18以降の処理を繰り返し実行する。一方、ステップS42の判断が肯定された場合には、図5のフローチャートの全処理を終了する。
以上のように、予測サーバ12は、図5の処理を実行することで、指定された症状が発症した各患者の指定された検査項目の検査結果の変化率の遷移データを、予測用データDB36に格納する。この場合、検査結果に影響のある処置が行われた場合には、その処置の影響が表れている間の検査結果を除外して、検査結果の変化率を求めることとしている。したがって、処置による影響を排除した、検査結果の変化率の変遷を示す適切なデータを予測用データDB36に格納することができる。
(予測部28の処理について)
図8には、予測部28の処理がフローチャートにて示されている。
図8に示すように、予測部28は、ステップS50において、予測対象の患者の情報が入力されるまで待機する。なお、医師が医師端末70上で、予測対象の患者を指定すると、医師端末70から予測部28に対して指定された患者の情報が入力される。このように患者の情報が入力されると、予測部28は、ステップS52に移行する。
ステップS52に移行すると、予測部28は、予測用データDB36を参照して、予測対象の患者に対応する学習済みモデルを生成する。この場合、予測部28は、予測対象の患者に対して実施された検査と同一の検査を受けている患者の予測用データを予測用データDB36から読み出し、読み出した予測用データを用いて学習済みモデルを生成する。学習済みモデルは、人工知能の分野の1つである「機械学習」において用いるモデルであり、予測用データDB36に格納されているデータから生成されるアルゴリズム(関数)と予測精度を高めるためにチューニングされたパラメータを含んでいる。例えば、ある患者と別の患者では、菌体量を計測するタイミングも、計測間隔も異なるが、症状が発症するまでの菌体量の変化率の変遷パターンに類似性がある場合がある。図9は、学習済みモデルについて説明するための図である。ただし、図9は、学習済みモデルそのものではない。具体的には、図9に示すように患者Aの菌体量は短期間の間に変化し、患者Bの菌体量は長期間の間に変化しているが、両患者A,Bの菌体量の変化率の変遷パターンは、一度上昇し、次に減少し、さらに急激に上昇するという特徴において、類似しているといえる。なお、ここでは、2名の患者を例に説明したが、多くの患者について同様の特徴がみられた場合、菌体量という指標において、この特徴が結核発症の可能性を示唆するという知見が、学習によって得られる。したがって、予測部28は、複数の患者から収集したデータから特定の指標の変化率に共通する特徴を学習することで、患者の今後の状態を予測するための学習済みモデルを生成する。なお、予測部28が予測用データDB36から読み出す予測用データは、予測用データDB36において連続するデータであることが、予測精度の観点から好ましい。
なお、学習済みモデルは、予測用データDB36に新たなデータが格納されたタイミングで生成し、所定の格納領域に格納しておいてもよい。この場合、ステップS52では、予測部28は、予測対象の患者に対応する学習済みモデルを格納領域から読み出すようにしてもよい。
次いで、ステップS54では、予測部28が、予測対象の患者の検査結果を検査結果テーブル30から取得し、取得した検査結果と、生成した学習済みモデルと、に基づいて、予測対象の患者の今後の状態を予測する。例えば、予測対象の患者の菌体量の変化率を学習済みモデルに当てはめることで、今後、結核の症状が発症するかや、発症する場合にはいつ頃発症するかなどを予測することができる。
次いで、ステップS56では、予測部28は、予測結果を出力する。例えば、予測部28は、医師端末70に対して予測結果を送信する。これにより、医師端末70を利用する医師は、予測対象の患者の今後の状態の予測結果を確認することができるので、患者に対して適切なアドバイスを送ったり、処置を実施したりすることが可能となる。
なお、上記説明では、予測部28が2つの機能(学習済みモデルを作成する機能と、学習済みモデルを用いて予測を行う機能)を有する場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、各機能を別々の予測部(例えば第1予測部と第2予測部)が有していてもよい。なお、予測部28は、予測サーバ12とは別の装置が有していてもよい。また、予測部28が有する2つの機能を別々の装置が有していてもよい。この場合、予測部28が有する一方の機能を予測サーバ12が有していてもよい。
以上、詳細に説明したように、本実施形態によると、指定受付部20は、検査項目の指定を受け付け(S12)、データ取得部22は、検査項目に対応する検査結果と検査日時を検査結果テーブル30から取得し(S14)、データ除外部24は、期間マスタ34と、介入テーブル32とを参照して、取得した検査結果の中から予測用データの生成に利用する検査結果を特定し(S20〜S34)、予測用データ生成部26は、特定した検査結果に基づいて患者ごとの検査結果の変化率を算出して予測用データを生成する(S36)。これにより、本実施形態では、検査結果とは別の医療データ(介入テーブル32)のデータを加味することで、予測用データの生成に利用する検査結果として不適切な検査結果を排除することができる。これにより、患者の今後の状態を予測する際に用いる学習済みモデルを生成するのに適した予測用データを生成することが可能である。また、予測用データが、患者ごとの検査結果の変化率の変遷(推移)を示すデータであるため、患者ごとの検査間隔の不一致を吸収することができる。すなわち、医療現場においては、所定間隔(例えば初回、1週間後、2週間後、1か月後、…)でデータを取得し、これに基づいて検査結果の傾向を学習しようとしても、患者ごとに検査間隔が異なると、データを集めることができず、精度の高い学習を行うことができない。しかるに、本実施形態のように検査結果の変化率を予測用データとして求めることで、検査間隔が異なっていても、精度の高い学習を行うことが可能となる。なお、本実施形態では、予測用データとして検査結果の変化率を用いているため、期間マスタ34に基づいて検査結果の一部を除外しても適切な予測用データを生成することができる。
なお、本実施形態では、予測用データ生成部26は、検査結果の変化率を求め、該変化率の変遷を示すデータを予測用データとする場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、予測用データ生成部26は、検査結果の変化量を求め、該変化量の変遷を示すデータを予測用データとしてもよい。このようにしても、予測部28では、変化量の遷移データから学習済みモデルを生成し、生成した学習済みモデルに基づいて、予想対象の患者の今後の状態を精度よく予測することが可能である。
また、本実施形態では、ステップS12において、指定受付部20が、患者の症状の指定を受け付け、ステップS14において、データ取得部22が、指定された症状を発症した患者の、指定された検査項目に対応する検査結果と検査日時を検査結果テーブル30から取得する。これにより、症状が発症した患者の検査結果に基づいて、学習用モデルを生成することで、予測対象の患者に症状が発症するのか、症状が発症する場合、発症時期はいつ頃かを予測することが可能である。
なお、上記実施形態では、指定された症状が発症している患者の検査結果を用いて、学習用モデルを生成する場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、検査結果がある数値に達した患者の検査結果を用いて、学習用モデルを生成してもよい。この場合、予測対象の患者の検査結果がある数値に達する時期がいつ頃かなどを予測することが可能となる。
(変形例)
なお、上記実施形態では、ある処置が行われた後、期間マスタ34において定義されている期間の間は、処置に対応する検査結果を予測用データの生成において一切用いない場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、処置に対応する検査結果が所定の変化の傾向を示している場合に限り、期間マスタ34において定義されている期間の間、処置に対応する検査結果を予測用データの生成において用いないようにしてもよい。
例えば、図10に示すように、期間マスタにおいて「判定対象」のフィールドに「菌体量の減少」が格納されているとする。この場合、データ除外部24は、アジスロマイシン投与後において菌体量が減少している場合に限り、投与後1週間の間に得られた検査結果を予測用データの生成に用いないようにする。したがって、データ除外部24は、アジスロマイシン投与後において菌体量が減少していない場合(変化しないか、増加している場合)には、投与後1週間の間に得られた検査結果であっても、予測用データの生成に用いるようにする。このようにすることで、処置後であっても、処置の影響が検査結果に表れていないような検査結果については、予測用データの生成に用いるようにすることができる。
なお、上記実施形態では、予測用データDB36(図7)に、患者ID以外の患者の情報、例えば患者の性別や年齢などの情報を格納しておいてもよい。この場合、予測部28は、学習済みモデルを生成する際に、予測対象の患者と類似する患者(例えば性別が同一で年齢が類似する患者)の予測用データのみを用いるようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、電子カルテサーバ10で管理されているデータが予測サーバ12の検査結果テーブル30及び介入テーブル32にレプリケーションされる場合について説明したが、これに限られるものではない。すなわち、予測サーバ12は、電子カルテサーバ10で管理されている(電子カルテDBに格納されている)検査結果のデータや処置に関するデータを電子カルテDBから直接読み出すようにしてもよい。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、処理装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(ただし、搬送波は除く)に記録しておくことができる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD(Digital Versatile Disc)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの可搬型記録媒体の形態で販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
なお、以上の実施形態及び変形例の説明に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 患者の状態の予測に用いる予測用データを生成するデータ生成プログラムであって、
検査項目の指定を受け付け、
患者の検査結果と検査日時を記憶する第1記憶部から、指定された前記検査項目に対応する検査結果と検査日時を取得し、
患者に対して処置が行われたときに該処置に対応する検査項目の検査結果を前記予測用データの生成に利用しない期間を定義する定義部と、患者に対して実施した処置内容と処置日時を記憶する第2記憶部と、前記取得した検査結果それぞれの検査日時とを参照し、前記取得した検査結果の中から前記予測用データの生成に利用する検査結果を特定し、
特定した検査結果に基づいて、患者ごとの検査結果の変化率および検査結果の変化量の少なくとも一方を、前記予測用データとして生成する、
処理をコンピュータに実行させるためのデータ生成プログラム。
(付記2) 前記特定する処理では、患者に対して処置が行われ、該処置に対応する検査項目の検査結果が予め定められている変化の傾向を示さなかった場合には、前記定義部で定められている前記予測用データの生成に利用しない期間内の検査結果を前記予測用データの生成に利用する検査結果として特定する、ことを特徴とする付記1に記載のデータ生成プログラム。
(付記3) 前記受け付ける処理では、患者の症状の指定を更に受け付け、
前記取得する処理では、指定された症状を発症した患者の、前記検査項目に対応する検査結果と検査日時を前記第1記憶部から取得する、ことを特徴とする付記1又は2に記載のデータ生成プログラム。
(付記4) 前記生成する処理では、前記患者ごとの特定した検査結果のうちの連続する検査結果について、前記変化率および前記変化量の少なくとも一方を算出することを特徴とする付記1〜3のいずれかに記載のデータ生成プログラム。
(付記5) 前記コンピュータに、
前記患者を含む複数の患者についての前記予測用データに基づき、前記予測用データの特徴を示すモデルを生成し、
前記モデルを用いて、指定された他の患者の今後の状態を予測し、
予測した結果を出力する、
処理を実行させる付記1〜4のいずれかに記載のデータ生成プログラム。
(付記6) 前記複数の患者は、前記他の患者が受診した検査を受けた患者であって、
前記モデルは、特定の検査で得られる特定の検査項目に関する前記変化率および前記変化量の少なくとも一方に関するモデルであることを特徴とする付記5に記載のデータ生成プログラム。
(付記7) 患者の状態の予測に用いる予測用データを生成するデータ生成方法であって、
検査項目の指定を受け付け、
患者の検査結果と検査日時を記憶する第1記憶部から、指定された前記検査項目に対応する検査結果と検査日時を取得し、
患者に対して処置が行われたときに該処置に対応する検査項目の検査結果を前記予測用データの生成に利用しない期間を定義する定義部と、患者に対して実施した処置内容と処置日時を記憶する第2記憶部と、前記取得した検査結果それぞれの検査日時とを参照し、前記取得した検査結果の中から前記予測用データの生成に利用する検査結果を特定し、
特定した検査結果に基づいて、患者ごとの検査結果の変化率および検査結果の変化量の少なくとも一方を、前記予測用データとして生成する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とするデータ生成方法。
(付記8) 患者の状態の予測に用いる予測用データを生成するデータ生成装置であって、
検査項目の指定を受け付ける指定受付部と、
患者の検査結果と検査日時を記憶する第1記憶部から、指定された前記検査項目に対応する検査結果と検査日時を取得する取得部と、
患者に対して処置が行われたときに該処置に対応する検査項目の検査結果を前記予測用データの生成に利用しない期間を定義する定義部と、患者に対して実施した処置内容と処置日時を記憶する第2記憶部と、前記取得した検査結果それぞれの検査日時とを参照し、前記取得した検査結果の中から前記予測用データの生成に利用する検査結果を特定する特定部と、
特定した検査結果に基づいて、患者ごとの検査結果の変化率および検査結果の変化量の少なくとも一方を、前記予測用データとして生成する生成部と、
を備えるデータ生成装置。
(付記9) 前記特定部は、患者に対して処置が行われ、該処置に対応する検査項目の検査結果が予め定められている変化の傾向を示さなかった場合には、前記定義部で定められている前記予測用データの生成に利用しない期間内の検査結果を前記予測用データの生成に利用する検査結果として特定する、ことを特徴とする付記8に記載のデータ生成装置。
(付記10) 前記指定受付部は、患者の症状の指定を更に受け付け、
前記取得部は、指定された症状を発症した患者の、前記検査項目に対応する検査結果と検査日時を前記第1記憶部から取得する、ことを特徴とする付記8又は9に記載のデータ生成装置。
(付記11) 前記生成部は、前記患者ごとの特定した検査結果のうちの連続する検査結果について、前記変化率および前記変化量の少なくとも一方を算出することを特徴とする付記8〜10のいずれかに記載のデータ生成装置。
(付記12) 前記患者を含む複数の患者についての前記予測用データに基づき、前記予測用データの特徴を示すモデルを生成し、前記モデルを用いて、指定された他の患者の今後の状態を予測し、予測した結果を出力する処理部を更に備える付記8〜11のいずれかに記載のデータ生成装置。
(付記13) 前記複数の患者は、前記他の患者が受診した検査を受けた患者であって、
前記モデルは、特定の検査で得られる特定の検査項目に関する前記変化率および前記変化量の少なくとも一方に関するモデルであることを特徴とする付記12に記載のデータ生成装置。
12 予測サーバ(データ生成装置)
20 指定受付部
22 データ取得部(取得部)
24 データ除外部(特定部)
26 予測用データ生成部(生成部)
30 検査結果テーブル(第1記憶部)
32 介入テーブル(第2記憶部)
34 期間マスタ(定義部)

Claims (8)

  1. 患者の状態の予測に用いる予測用データを生成するデータ生成プログラムであって、
    検査項目の指定を受け付け、
    患者の検査結果と検査日時を記憶する第1記憶部から、指定された前記検査項目に対応する検査結果と検査日時を取得し、
    患者に対して処置が行われたときに該処置に対応する検査項目の検査結果を前記予測用データの生成に利用しない期間を定義する定義部と、患者に対して実施した処置内容と処置日時を記憶する第2記憶部と、前記取得した検査結果それぞれの検査日時とを参照し、前記取得した検査結果の中から前記予測用データの生成に利用する検査結果を特定し、
    特定した検査結果に基づいて、患者ごとの検査結果の変化率および検査結果の変化量の少なくとも一方を、前記予測用データとして生成する、
    処理をコンピュータに実行させるためのデータ生成プログラム。
  2. 前記特定する処理では、患者に対して処置が行われ、該処置に対応する検査項目の検査結果が予め定められている変化の傾向を示さなかった場合には、前記定義部で定められている前記予測用データの生成に利用しない期間内の検査結果を前記予測用データの生成に利用する検査結果として特定する、ことを特徴とする請求項1に記載のデータ生成プログラム。
  3. 前記受け付ける処理では、患者の症状の指定を更に受け付け、
    前記取得する処理では、指定された症状を発症した患者の、前記検査項目に対応する検査結果と検査日時を前記第1記憶部から取得する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ生成プログラム。
  4. 前記生成する処理では、前記患者ごとの特定した検査結果のうちの連続する検査結果について、前記変化率および前記変化量の少なくとも一方を算出することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のデータ生成プログラム。
  5. 前記コンピュータに、
    前記患者を含む複数の患者についての前記予測用データに基づき、前記予測用データの特徴を示すモデルを生成し、
    前記モデルを用いて、指定された他の患者の今後の状態を予測し、
    予測した結果を出力する、
    処理を実行させる請求項1〜4のいずれか一項に記載のデータ生成プログラム。
  6. 前記複数の患者は、前記他の患者が受診した検査を受けた患者であって、
    前記モデルは、特定の検査で得られる特定の検査項目に関する前記変化率および前記変化量の少なくとも一方に関するモデルであることを特徴とする請求項5に記載のデータ生成プログラム。
  7. 患者の状態の予測に用いる予測用データを生成するデータ生成方法であって、
    検査項目の指定を受け付け、
    患者の検査結果と検査日時を記憶する第1記憶部から、指定された前記検査項目に対応する検査結果と検査日時を取得し、
    患者に対して処置が行われたときに該処置に対応する検査項目の検査結果を前記予測用データの生成に利用しない期間を定義する定義部と、患者に対して実施した処置内容と処置日時を記憶する第2記憶部と、前記取得した検査結果それぞれの検査日時とを参照し、前記取得した検査結果の中から前記予測用データの生成に利用する検査結果を特定し、
    特定した検査結果に基づいて、患者ごとの検査結果の変化率および検査結果の変化量の少なくとも一方を、前記予測用データとして生成する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とするデータ生成方法。
  8. 患者の状態の予測に用いる予測用データを生成するデータ生成装置であって、
    検査項目の指定を受け付ける指定受付部と、
    患者の検査結果と検査日時を記憶する第1記憶部から、指定された前記検査項目に対応する検査結果と検査日時を取得する取得部と、
    患者に対して処置が行われたときに該処置に対応する検査項目の検査結果を前記予測用データの生成に利用しない期間を定義する定義部と、患者に対して実施した処置内容と処置日時を記憶する第2記憶部と、前記取得した検査結果それぞれの検査日時とを参照し、前記取得した検査結果の中から前記予測用データの生成に利用する検査結果を特定する特定部と、
    特定した検査結果に基づいて、患者ごとの検査結果の変化率および検査結果の変化量の少なくとも一方を、前記予測用データとして生成する生成部と、
    を備えるデータ生成装置。
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