JP2019032091A - Outdoor equipment of air conditioner - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、空気調和機の室外機に関する。 The present invention relates to an outdoor unit of an air conditioner.
従来、家屋用の空気調和機として、室外機と室内機とに分かれた分離型の空気調和機が知られる。屋外に配置される室外機と、屋内に配置される室内機とは、例えば家屋の外壁を貫通する冷媒配管で接続される。 Conventionally, as an air conditioner for a house, a separate type air conditioner divided into an outdoor unit and an indoor unit is known. The outdoor unit arranged outdoors and the indoor unit arranged indoors are connected by a refrigerant pipe penetrating the outer wall of the house, for example.
特許文献1には、分離型空気調和機の室外ユニットが開示される。特許文献1の室外ユニットは、ケーシングを備える。ケーシング内には、圧縮機と、軸流ファンと、軸流ファンの吸込側に位置する空気熱交換器とが配設される。軸流ファンは、ケーシングの空気吹出口となる空気流通口に臨む。空気流通口には、ファンガードが設けられている。ファンガードは、軸流ファンと同軸上に位置する円板部を有する。また、ファンガードは、円板部の外周にあって空気流の出口となるグリル部を有する。円板部の内面には、軸流ファンを駆動させるためのファンモータが固着されている。
特許文献1に開示される構成では、例えばグリル部等から室外ユニットの内部に水が入り込む可能性がある。内部に入り込んだ水は、例えばファンモータ内部に搭載される回路基板に到達する虞がある。回路基板に水が到達すると、ファンモータが故障してしまうために、回路基板への水の浸入を如何に妨げるかが問題となる。
In the configuration disclosed in
以上の点に鑑みて、本発明は、ファンモータに搭載される回路基板に水が浸入し難い構造を備える空気調和機の室外機を提供することを目的とする。 In view of the above points, an object of the present invention is to provide an outdoor unit of an air conditioner having a structure in which water does not easily enter a circuit board mounted on a fan motor.
本発明の例示的な空気調和機の室外機は、開口を有する筐体と、通気孔を有して前記開口を覆うカバー部と、前記カバー部に取り付けられるファンモータと、前記ファンモータに搭載される回路基板と、前記カバー部と前記ファンモータとの境界を経て水が前記回路基板に至ることを阻止する阻止部と、を有する。 An exemplary outdoor unit of an air conditioner according to the present invention includes a housing having an opening, a cover portion having a vent hole to cover the opening, a fan motor attached to the cover portion, and the fan motor. And a blocking part that prevents water from reaching the circuit board through a boundary between the cover part and the fan motor.
例示的な本発明によれば、ファンモータに搭載される回路基板に水が浸入し難い構造を備える空気調和機の室外機を提供できる。 According to the exemplary present invention, it is possible to provide an outdoor unit of an air conditioner having a structure in which water does not easily enter a circuit board mounted on a fan motor.
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。本明細書では、ファンモータの中心軸の方向を単に「軸方向」と呼び、ファンモータの中心軸を中心とする径方向及び周方向を単に「径方向」及び「周方向」と呼ぶことにする。室外機の排気側の開口が設けられた一面を室外機の正面とする。
<1.空気調和機の室外機の概略構成>
Hereinafter, exemplary embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In this specification, the direction of the central axis of the fan motor is simply referred to as “axial direction”, and the radial direction and the circumferential direction around the central axis of the fan motor are simply referred to as “radial direction” and “circumferential direction”. To do. One surface provided with an opening on the exhaust side of the outdoor unit is defined as the front surface of the outdoor unit.
<1. General configuration of outdoor unit of air conditioner>
まず、本発明の例示的な実施形態に係る空気調和機の室外機の概略構成について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る空気調和機の室外機1の外観を示す概略斜視図である。図1に示す室外機1は、不図示の室内機との組み合わせで構成される分離型の空気調和機の室外機である。室外機1は、例えば屋外の床面上に設置される。
First, a schematic configuration of an outdoor unit of an air conditioner according to an exemplary embodiment of the present invention will be described. FIG. 1 is a schematic perspective view showing an appearance of an
室外機1は、開口3を有する筐体2を有する。筐体2は、略矩形箱型に設けられる。筐体2は、特に材料を限定する趣旨ではないが、例えば合成樹脂部品と板金部品とで構成される。開口3は、筐体2の正面側の側壁2aに形成される。開口3は側壁2aを貫通する。開口3の形状は特に限定されないが、本実施形態では円形である。開口3は排気口である。筐体2の背面には、不図示の吸気口が設けられる。
The
室外機1は、通気孔4aを有して開口3を覆うカバー部4を有する。カバー部4は、開口3の形状に対応して円形に設けられる。カバー部4の形状は、円形以外であってもよい。カバー部4は、筐体2とは別部材である。カバー部4は、特に限定する趣旨ではないが、例えば樹脂で形成される。カバー部4は、例えばネジ等の固定具を用いて側壁2aに固定される。なお、カバー部4は、筐体2と同一部材であってもよい。
The
カバー部4は、詳細には、中央に円板部40を有する。円板部40は、開口3の中央に位置する。カバー部4は、円板部40から径方向に延びる複数の第1のリブ41を有する。カバー部4は、円板部40の周囲に配置され、周方向に延びる複数の第2のリブ42を有する。通気孔4aは、複数のリブ41、42の間に複数形成される。複数のリブ41、42は、人の手指が誤って筐体2内に入ることを防止する。複数のリブ41、42は、筐体2の外部から内部への異物の混入を防止することもできる。
In detail, the
図2は、本発明の実施形態に係る空気調和機の室外機1の筐体2を取り外した状態を示す概略斜視図である。筐体2の内部には、電源部5、圧縮機6、熱交換器7、ファンモータ8等が収納される。
FIG. 2 is a schematic perspective view showing a state where the
電源部5は、例えば筐体2内に配置される支持部10に支持される。支持部10は筐体の端部側に設けられる。電源部5は、外部の商用電源等から電力供給を受けて、室外機1
が動作するために必要な電圧を生成する。電源部5は不図示の電気回路等を用いて整流、降圧、昇圧等を行って室外機1で用いられる各種の電圧を生成する。電源部5は、室外機1の各構成要素に電力を供給する。
The
Generates the voltage necessary for the operation. The
圧縮機6は、室外機1の底板9上に設置される。圧縮機6は電源部5の下方に配置される。圧縮機6は、冷凍サイクルで用いる冷媒を圧縮し、高温高圧気体の冷媒を生成する。冷房運転時には、圧縮機6が吐出する冷媒は熱交換器7に送られる。暖房運転時には、圧縮機6が吐出する冷媒は室内機が有する熱交換器に送られる。
The
熱交換器7は、室外機1の底板9上に設置される。熱交換器7は、筐体2の背面側の吸気口に隣接して広い範囲に設けられる。冷房運転時、熱交換器7には圧縮機6から冷媒が流入する。暖房運転時、熱交換器7には室内機の熱交換器から冷媒が流入する。ファンモータ8を駆動すると、外部から吸気口を通って筐体2の内部に吸い込まれた外気が熱交換器7を通過する。その外気と熱交換器7との間で熱交換が行われる。
The
ファンモータ8は、カバー部4に取り付けられる。すなわち、ファンモータ8は、開口3に隣接して設けられる。ファンモータ8には、複数の羽根8aが取り付けられる。ファンモータ8の駆動により、複数の羽根8aが回転して気流が生じる。ファンモータ8の構成、及び、ファンモータ8のカバー部4への取付構造の詳細は後述する。
The
その他、室外機1は、不図示の四方弁、膨張弁等を有する。四方弁は冷房運転時、暖房運転時などの異なる運転モードにおいて冷媒の流通方向を切り替える。膨張弁は、開度制御可能に設けられる。
<2.ファンモータの構成>
In addition, the
<2. Fan motor configuration>
図3は、本発明の実施形態系に係る空気調和機の室外機1が有するファンモータ8の概略断面図である。図3には、ファンモータ8が取り付けられるカバー部4も併せて示されている。ファンモータ8は、静止部80と回転部81とを有する。静止部80は、円板部40に固定される。回転部81は、静止部80に対して回転可能に支持される。
FIG. 3 is a schematic cross-sectional view of the
静止部80は、ステータ801を有する。ステータ801は、ファンモータ8の電機子である。ステータ801は、複数のティースをもつ磁性体のステータコア801aを有する。ステータコア801aは、詳細には、ケイ素鋼板等の電磁鋼板が軸方向に積層された積層鋼板である。ステータコア801aは、中心軸Aと略同軸に配置された円環状のコアバックを有する。複数のティースは、コアバックから径方向外側に向けて突出する。ステータ801は、複数のティースに巻かれた導線801bを有する。詳細には、導線801bは、複数のティースの周囲にインシュレータ801cを介して巻かれる。インシュレータ801cは、ティースと導線801cとの間に介在することによって、ティースと導線801bを電気的に絶縁する
The
静止部80は、ステータコア801a及び導線801bの少なくとも一部分を覆う樹脂製のステータハウジング802をさらに有する。ステータハウジング802は、例えばインサート成形によってステータ801と一体化される。ステータハウジング802は、シャフト811を回転可能に支持する軸受部803を保持する。軸受部803は、特に形態を限定する趣旨ではないが、例えばボールベアリングで構成される。ボールベアリングに代えて、例えばスリーブ軸受等が使用されてもよい。
The
回転部81は、シャフト811を有する。シャフト811は、軸方向に延びる柱状の部材である。シャフト811は、例えば、ステンレス等の金属で形成される。シャフト811は、軸受部803に支持され、中心軸Aを中心として回転する。
The
回転部81は、複数のマグネット813を保持するロータ812を有する。ロータ812は、シャフト811に対して固定され、シャフト811とともに回転する。ロータ812は、円筒部812aを有し、静止部80の外周面を囲む。複数のマグネット813は、円筒部812aの内周面に固定される。複数のマグネット813は、ステータ801の径方向外側に位置する。複数のマグネット813は周方向に等間隔に配列され、N極の磁極面とS極の磁極面とが交互に並ぶ。なお、複数のマグネット813に代えて、N極とS極とが周方向に交互に着磁された1つの円環状のマグネットが使用されてもよい。
The rotating
ロータ812の外周面には、複数の羽根8aが配置される。複数の羽根8aは、ロータ812と同一部材とされ、ロータ812とともに回転する。複数の羽根8aは、ロータ812と別部材であってもよい。
A plurality of
その他、ファンモータ8には回路基板82が搭載される。回路基板82には、導線801bに駆動電流を供給するための電子回路が形成されている。回路基板82は、静止部80の軸方向の一端部側に配置される。当該一端部側は、ファンモータ8が取り付けられるカバー部4に近い側である。回路基板82は、ステータハウジング802の外面に固定される。固定方法は特に限定されず、例えばネジ等の固定具を使用することもできる。本実施形態では、ステータハウジング802に設けられた不図示の突起と、回路基板82に設けられた不図示の穴とを嵌合することによって固定している。より詳細には、固定にはスナップフィットが利用されており、穴に嵌め込まれた突起は弾性を利用して回路基板82に引っ掛けられている。回路基板82の中央部には、円形の開口が形成される。
<3.ファンモータの取付構造>
<3−1.第1実施形態>
In addition, a
<3. Fan motor mounting structure>
<3-1. First Embodiment>
図3を参照して、ファンモータ8は、ネジ83を取り付けるネジ孔を有する取付部84を有する。詳細には、取付部84は、ステータハウジング802の径方向の外縁部に設けられる。取付部84は、ロータ812とカバー部4との間に位置する。取付部84は、径方向に平行な面を有する。取付部84は、ステータハウジング802の一部である。取付部84は、周方向に複数形成される。取付部84の数は例えば4つとされる。なお、取付部84は、ステータハウジング802と別部材であってもよい。
Referring to FIG. 3,
ファンモータ8は、取付部84に対して軸方向に突出する突出部85を有する。突出部85は、取付部84よりも径方向内側に位置する。突出部85は、ステータハウジング802の一部である。突出部85は、中心軸Aと略同軸の円環形状である。回路基板82は、突出部85に囲まれる。カバー部4は、突出部85を挿入する穴部40aを有する。穴部40aは、詳細には円板部40の内面側に設けられる。穴部40aは円形状であり、その中心は円板部40の中心に略一致する。穴部40aは円板部40を貫通していない。
The
ファンモータ8は、中心軸Aが円板部40と垂直となる姿勢で円板部40に固定される。ファンモータ8は、軸方向と平行に配置されるネジ83を用いてカバー部4に固定される。詳細には、取付部84と、取付部84に接する円板部40とが、ネジ83によって固定される。すなわち、カバー部4とファンモータ8とは、接して取り付けられる。固定状態において、突出部85は穴部40aに挿入されている。ファンモータ8の中心軸Aと円板部40の中心とは略一致している。回路基板82は円板部40に対向する。
The
図4は、水の浸入経路を説明するための模式図である。図4において、太い破線は水の浸入経路を例示している。なお、図4に示す構造は、本実施形態のファンモータの取付構造と同様の構造であるが、水の浸入対策が施されていない構造である。例えば、室外機1の外部から、円板部40に設けられるネジ孔40bとネジ83との間の隙間を通って水が
浸入する可能性がある。浸入した水は、円板部40とステータハウジング802との境界にできる隙間を経て、回路基板82に至る可能性がある。また、例えば通気孔4aを介して筐体2内に水が入り込む可能性がある。筐体2内に入り込んだ水が、円板部40とステータハウジング802との境界にできる隙間を経て、回路基板82に至る可能性がある。回路基板82に水が浸入するとファンモータ8が故障する可能性がある。このために、室外機1は、カバー部4とファンモータ8との境界を経て水が回路基板82に至ることを阻止する阻止部を有する。
FIG. 4 is a schematic diagram for explaining a water intrusion route. In FIG. 4, a thick broken line illustrates the water intrusion route. The structure shown in FIG. 4 is the same structure as the fan motor mounting structure of the present embodiment, but is a structure that does not take measures against water intrusion. For example, water may enter from the outside of the
図5は、本発明の第1実施形態に係るファンモータ8の取付構造の一部を拡大して示す概略断面図である。本実施形態の取付構造においては、第1の阻止部B1が、カバー部4とファンモータ8との境界に形成されている。第1の阻止部B1は、上述の阻止部に含まれる。第1の阻止部B1によって、水の浸入が妨げられて、円板部40に対向する回路基板82に水が至ることを阻止できる。
FIG. 5 is an enlarged schematic sectional view showing a part of the mounting structure of the
第1の阻止部B1は、カバー部4とファンモータ8との間に設けられてもよい。また、第1の阻止部B1は、カバー部4及びファンモータ8のうち、少なくとも一方に設けられてもよい。より詳細には、第1の阻止部B1は、カバー部4及びステータハウジング802のうち、少なくともいずれか一方に設けられてよい。カバー部4及びステータハウジング802は樹脂で形成できる。このために、樹脂成形によって簡単に第1の阻止部B1を形成することが可能である。
The first blocking portion B1 may be provided between the
第1の阻止部B1を設ける位置は、図5に示す位置に限定されず、その位置は適宜変更されてよい。第1の阻止部B1は、回路基板82を取り囲む位置に配置されるのが好ましい。また、第1の阻止部B1は、ネジ83よりも径方向内側に位置するのが好ましい。第1の阻止部B1を設ける位置を少ない数として、回路基板82への水の浸入を効率良く阻止することが可能になる。
The position where the first blocking portion B1 is provided is not limited to the position shown in FIG. 5, and the position may be changed as appropriate. The first blocking portion B1 is preferably arranged at a position surrounding the
なお、突出部85の外径は、穴部40aの内径以上であるのが好ましい。更には、突出部85の外径は、穴部40aの内径と同じか若干大きいのがより好ましい。この場合、ステータハウジング802を円板部40に対して軽圧入することができる。これにより、カバー部4とファンモータ8との境界の一部において隙間の発生を低減できる。第1の阻止部B1に加えて当該構造を採用することによって、回路基板82への水の浸入をより効果的に阻止できる。
<3−1−1.第1の阻止部の第1具体例>
In addition, it is preferable that the outer diameter of the
<3-1-1. First Specific Example of First Blocking Unit>
図6は、第1の阻止部B1の第1具体例を示す模式図である。第1の阻止部B1には、図6に示す、カバー部4とファンモータ8との間に挟まれるシール部材Sが含まれる。図7は、第1具体例におけるシール部材S周辺の構造を示す概略平面図である。図7は、軸方向に沿って見た図である。
FIG. 6 is a schematic diagram illustrating a first specific example of the first blocking unit B1. The first blocking portion B1 includes a seal member S that is sandwiched between the
シール部材Sは、Oリング等のシールリングである。シール部材Sは、突出部85の根元近傍に配置される。シール部材Sは、ステータハウジング802の径方向に平行な面と、円板部40の径方向に平行な面との間に挟まれる。シール部材Sは、突出部85及び回路基板82を囲む位置に配置される。なお、シール部材Sは複数の位置に配置されてもよい。
The seal member S is a seal ring such as an O-ring. The seal member S is disposed in the vicinity of the root of the protruding
シール部材Sは、ネジ83の締め付けによって、押し潰されて広がる。シール部材Sは、ステータハウジング802及び円板部40に密着する。このために、外部からステータハウジング802と円板部40との境界を通って浸入する水は、シール部材Sが設けられる位置で堰き止められる。このために、回路基板82への水の浸入を阻止できる。
The seal member S is crushed and widened by tightening the
図8は、第1具体例の第1変形例を示す模式図である。シール部材Sを配置する箇所において、ステータハウジング802に浅い溝802aを設けている。これによると、容易にシール部材Sを所定の位置に配置することができる。なお、シール部材Sを配置する溝は、ステータハウジング802に代えて、カバー部4側に設けてもよい。また、当該溝は、ステータハウジング802とカバー部4との両方に設けてもよい。
FIG. 8 is a schematic diagram showing a first modification of the first specific example. A
図9は、第1具体例の第2変形例を示す模式図である。本変形例では、シール部材Sは、ステータハウジング802の径方向に平行な面と、円板部40の径方向に平行な面との間に挟まれる。更に、シール部材Sは、ステータハウジング802の軸方向に平行な面と、円板部40の軸方向に平行な面との間にも挟まれる。シール部材Sが、このような配置でも回路基板82への水の浸入を阻止できる。作業時に、作業者等がシール部材Sを角部分に容易に配置することが可能になる。
<3−1−2.第1の阻止部の第2具体例>
FIG. 9 is a schematic diagram illustrating a second modification of the first specific example. In the present modification, the seal member S is sandwiched between a surface parallel to the radial direction of the
<3-1-2. Second Specific Example of First Blocking Unit>
図10は、第1の阻止部B1の第2具体例を示す概略拡大断面図である。第1の阻止部B1には、カバー部4とファンモータ8との互いに向かい合う2つの面の少なくとも一方に形成される凹部空間RSが含まれる。図10においては、凹部空間RSはステータハウジング802側にのみ設けられている。凹部空間RSは、ステータハウジング802に代えて、円板部40側にのみ設けられてもよい。凹部空間RSは、ステータハウジング802と円板部40との両方に設けられてもよい。両方に設けることによって、空間を大きくすることができる。
FIG. 10 is a schematic enlarged cross-sectional view showing a second specific example of the first blocking portion B1. The first blocking portion B1 includes a recessed space RS formed in at least one of the two surfaces of the
凹部空間RSを設ける位置は特に限定されないが、本例では突出部85の根元近傍とされている。凹部空間RSは、中心軸Aを中心として環状に設けられ、第1具体例のシール部材Sと同様に、突出部85及び回路基板82を囲む。外部からステータハウジング802と円板部40との境界を通って浸入する水は、凹部空間RSに入る。凹部空間RSに入った水は、表面張力によって空間内に留まる。このために、回路基板82への水の浸入を阻止できる。また、円板部40及びステータハウジング802は樹脂で形成できる。このために、樹脂成型の際に簡単に凹部空間RSを形成することができる。
Although the position where the recessed space RS is provided is not particularly limited, in this example, the position is in the vicinity of the root of the protruding
なお、凹部空間RSは複数位置に設けられてもよい。また、第2具体例の構造は、第1具体例の構造と併用されてもよい。
<3−1−3.第1の阻止部の第3具体例>
The recessed space RS may be provided at a plurality of positions. Further, the structure of the second specific example may be used in combination with the structure of the first specific example.
<3-1-3. Third Specific Example of First Blocking Unit>
図11は、第1の阻止部B1の第3具体例を示す概略拡大断面図である。第1の阻止部B1には、カバー部4とファンモータ8との互いに向かい合う2つの面の一方に形成される凹部Cと、他方に形成される凸部Pとが嵌合している嵌合部Fが含まれる。図11においては、凹部Cがステータハウジング802に設けられ、凸部Pが円板部40に設けられる。これに代えて、凹部Cが円板部40に設けられ、凸部Pがステータハウジング802に設けられてもよい。
FIG. 11 is a schematic enlarged cross-sectional view showing a third specific example of the first blocking portion B1. The first blocking portion B1 is a fitting in which a concave portion C formed on one of two surfaces of the
嵌合部Fを設ける位置は特に限定されないが、本例では突出部85の根元近傍とされている。嵌合部Fは、中心軸Aを中心として環状に設けられ、第1具体例のシール部材Sと同様に、突出部85及び回路基板82を囲む。嵌合部Fは、水の浸入経路に段差を生じさせる。このために、水の浸入経路が長くなる。外部からステータハウジング802と円板部40との境界を通って浸入する水は、この段差によって浸入を妨げられ、回路基板82まで到達し難くなる。また、円板部40及びステータハウジング802は樹脂で形成できる。このために、樹脂成型の際に簡単に嵌合部Fを形成する凹部及び凸部を形成することができる。
Although the position where the fitting portion F is provided is not particularly limited, in this example, it is set near the root of the protruding
なお、嵌合部Fは複数位置に設けられてもよい。また、第3具体例の構造は、第1具体例又は第2具体例の構造と併用されてもよい。第3具体例の構造は、第1具体例及び第2具体例の構造と併用されてもよい。
<3−2.第2実施形態>
In addition, the fitting part F may be provided in multiple positions. The structure of the third specific example may be used in combination with the structure of the first specific example or the second specific example. The structure of the third specific example may be used in combination with the structures of the first specific example and the second specific example.
<3-2. Second Embodiment>
第2実施形態のファンモータ8の取付構造について説明する。なお、説明にあたっては、上述した第1実施形態と同様の内容については説明を省略する。第1実施形態と異なる点に絞って説明を行う。
A mounting structure of the
図12は、本発明の第2実施形態に係るファンモータ8の取付構造の一部を拡大して示す概略断面図である。第2実施形態においては、ファンモータ8は、静止部80に取り付けられて回路基板82を覆うブラケット86を有する。詳細には、ブラケット86は、円板形状である。ブラケット86は、突出部85の先端面に取り付けられる。なお、ブラケットの位置は突出部85の先端に限定されない。ブラケット86は、例えば円環状の突出部85の円環内部に配置されてもよい。ブラケット86は、例えば金属又は樹脂で形成される。ブラケット86は、例えばネジ留め等によって突出部85に固定される。ブラケット86は、突出部85とともに穴部40aに入れられる。ブラケット86を設けることで、回路基板82の保護を強化できる。
FIG. 12 is an enlarged schematic sectional view showing a part of the mounting structure of the
なお、第1実施形態では、ブラケット86が設けられていない。この場合でも、円板部40が、外部に対して回路基板82を覆う。すなわち、円板部40が回路基板82を保護する役目を果たしている。第1実施形態の構成は、部品点数を削減できるという利点を有する。
In the first embodiment, the
第2実施形態においては、室外機1は、上述の阻止部に含まれる第2の阻止部B2を有する。第2の阻止部B2は、静止部80とブラケット86との境界に形成されている。より詳細には、第2の阻止部B2は、ステータハウジング802とブラケット86との境界に形成されている。第2の阻止部B2によって、水の浸入が妨げられて、回路基板82に水が至ることを阻止できる。
In the second embodiment, the
第2の阻止部B2は、静止部80とブラケット86との間に設けられてもよい。また、第2の阻止部B2は、静止部80及びブラケット86のうち、少なくとも一方に設けられてもよい。より詳細には、第2の阻止部B2は、ブラケット86及びステータハウジング802のうち、少なくともいずれか一方に設けられてよい。ステータハウジング802は樹脂で形成できる。このために、樹脂成型によって簡単に第2の阻止部B2を形成することも可能である。
The second blocking portion B2 may be provided between the
第2の阻止部B2の具体例としては、第1実施形態の第1から第3具体例と同様の、シール部材S、凹部空間RS、嵌合部Fが挙げられる。また、第2実施形態の構成において、第1の阻止部B1を設けてもよい。
<4.その他>
Specific examples of the second blocking portion B2 include the seal member S, the recessed space RS, and the fitting portion F, which are the same as the first to third specific examples of the first embodiment. In the configuration of the second embodiment, the first blocking portion B1 may be provided.
<4. Other>
以上に示した実施形態や変形例の構成は、本発明の例示にすぎない。実施形態や変形例の構成は、本発明の技術的思想を超えない範囲で適宜変更されてもよい。また、複数の実施形態及び変形例は、可能な範囲で組み合わせて実施されてよい。 The configurations of the embodiment and the modification described above are merely examples of the present invention. The configuration of the embodiment and the modification may be changed as appropriate without departing from the technical idea of the present invention. In addition, a plurality of embodiments and modifications may be implemented in combination within a possible range.
例えば、第1の阻止部B1が設けられる第1実施形態の構成において、第2実施形態と同様のブラケット86がファンモータ8に組み込まれてもよい。
For example, in the configuration of the first embodiment in which the first blocking portion B1 is provided, a
本発明は例えば空気調和機に好適に利用できる。 The present invention can be suitably used for an air conditioner, for example.
1・・・室外機、2・・・筐体、2a・・・側壁、3・・・開口、4・・・カバー部、4a・・・通気孔、5・・・電源部、6・・・圧縮機、7・・・熱交換器、8・・・ファンモータ、8a・・・羽根、9・・・底板、10・・・支持部、40・・・円板部、40a・・・穴部、40b・・・ネジ孔、41・・・第1のリブ、42・・・第2のリブ、80・・・静止部、81・・・回転部、82・・・回路基板、83・・・ネジ、84・・・取付部、85・・・突出部、86・・・ブラケット、801・・・ステータ、801a・・・ステータコア、801b・・・導線、801c・・・インシュレータ、802・・・ステータハウジング、802a・・・溝、803・・・軸受部、811・・・シャフト、812・・・ロータ、812a・・・円筒部、813・・・マグネット、A・・・中心軸、B1・・・第1の阻止部、B2・・・第2の阻止部、C・・・凸部、F・・・嵌合部、P・・・凸部、RS・・・凹部空間
DESCRIPTION OF
Claims (10)
開口を有する筐体と、
通気孔を有して前記開口を覆うカバー部と、
前記カバー部に取り付けられるファンモータと、
前記ファンモータに搭載される回路基板と、
前記カバー部と前記ファンモータとの境界を経て水が前記回路基板に至ることを阻止する阻止部と、
を有することを特徴とする室外機。 An air conditioner outdoor unit,
A housing having an opening;
A cover portion having a ventilation hole and covering the opening;
A fan motor attached to the cover part;
A circuit board mounted on the fan motor;
A blocking unit for blocking water from reaching the circuit board through a boundary between the cover unit and the fan motor;
It has outdoor unit characterized by having.
前記阻止部には、前記カバー部と前記ファンモータとの境界に形成されている第1の阻止部が含まれることを特徴とする請求項1に記載の室外機。 The cover part and the fan motor are attached in contact with each other,
The outdoor unit according to claim 1, wherein the blocking unit includes a first blocking unit formed at a boundary between the cover unit and the fan motor.
ステータを有する静止部と、
前記静止部に取り付けられて前記回路基板を覆うブラケットと、
を有し、
前記阻止部には、前記静止部と前記ブラケットとの境界に形成されている第2の阻止部が含まれることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の室外機。 The fan motor is
A stationary part having a stator;
A bracket attached to the stationary part and covering the circuit board;
Have
The outdoor unit according to any one of claims 1 to 5, wherein the blocking unit includes a second blocking unit formed at a boundary between the stationary unit and the bracket.
前記阻止部は、前記ネジよりも径方向内側に位置することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の室外機。 The fan motor is fixed to the cover portion using screws arranged in parallel with the axial direction,
The outdoor unit according to any one of claims 1 to 7, wherein the blocking portion is located radially inward of the screw.
前記ネジを取り付ける取付部と、
前記取付部に対して軸方向に突出する突出部と、
を有し、
前記カバー部は、前記突出部を挿入する穴部を有し、
前記突出部の外径は、前記穴部の内径以上であることを特徴とする請求項8に記載の室外機。 The fan motor is
A mounting portion for attaching the screw;
A protruding portion protruding in the axial direction with respect to the mounting portion;
Have
The cover part has a hole part for inserting the protruding part,
The outdoor unit according to claim 8, wherein an outer diameter of the protruding portion is equal to or larger than an inner diameter of the hole portion.
前記ステータを有する静止部を有し、
前記ステータは、
複数のティースをもつ磁性体のステータコアと、
前記複数のティースに巻かれた導線と、
を有し、
前記静止部は、前記ステータコア及び前記導線の少なくとも一部分を覆う樹脂製のステータハウジングをさらに有し、
前記阻止部は、前記ステータハウジング及び前記カバー部のうち、少なくともいずれか一方に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の室外機。 The fan motor is
A stationary portion having the stator,
The stator is
A magnetic stator core having a plurality of teeth;
A conductive wire wound around the plurality of teeth;
Have
The stationary portion further includes a resin stator housing that covers at least a part of the stator core and the conducting wire,
The outdoor unit according to claim 1, wherein the blocking portion is provided in at least one of the stator housing and the cover portion.
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JP2015244494A JP2019032091A (en) | 2015-12-15 | 2015-12-15 | Outdoor equipment of air conditioner |
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2015244494A JP2019032091A (en) | 2015-12-15 | 2015-12-15 | Outdoor equipment of air conditioner |
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Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022133672A (en) * | 2021-03-02 | 2022-09-14 | 株式会社ポラリス | Cooling device for outdoor unit |
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JPH08240329A (en) * | 1995-03-02 | 1996-09-17 | Daikin Ind Ltd | Outdoor unit for air-conditioning machine |
JP2002202097A (en) * | 2001-01-05 | 2002-07-19 | Zexel Valeo Climate Control Corp | Blower for vehicle air-conditioner |
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2016
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2022133672A (en) * | 2021-03-02 | 2022-09-14 | 株式会社ポラリス | Cooling device for outdoor unit |
Also Published As
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