JP2019028833A - 服薬管理装置および服薬管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】医療機関や製薬会社に、副作用等の情報をフィードバックさせることができる服薬管理装置を提供する。
【解決手段】服薬管理装置1は、患者情報端末2から、ネットワークNを介して通知される患者の服薬に対する回復状況を管理する管理手段20と、患者のユーザ情報と服薬情報と回復情報とを記憶する記憶手段30と、を備え、管理手段20は、ユーザ情報を記憶手段30に登録するユーザ登録手段21と、患者情報端末2から通知される患者の服薬情報と回復情報とを記憶手段30に記憶するとともに、症状が回復しない、または、副作用が発生したことを示す情報が回復情報に設定されている場合に、記憶手段30に記憶されているユーザ情報と服薬情報と回復情報とを、医療機関情報端末3および製薬会社情報端末4に副作用通知として通知する回復状況管理手段23と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】服薬管理装置1は、患者情報端末2から、ネットワークNを介して通知される患者の服薬に対する回復状況を管理する管理手段20と、患者のユーザ情報と服薬情報と回復情報とを記憶する記憶手段30と、を備え、管理手段20は、ユーザ情報を記憶手段30に登録するユーザ登録手段21と、患者情報端末2から通知される患者の服薬情報と回復情報とを記憶手段30に記憶するとともに、症状が回復しない、または、副作用が発生したことを示す情報が回復情報に設定されている場合に、記憶手段30に記憶されているユーザ情報と服薬情報と回復情報とを、医療機関情報端末3および製薬会社情報端末4に副作用通知として通知する回復状況管理手段23と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、服薬に対する患者の回復状況を管理する服薬管理装置および服薬管理方法に関する。
従来、患者に投与される薬については、患者に配布されたお薬手帳によって、薬の服用履歴、アレルギーの有無等が管理される。そして、医師や薬剤師が、お薬手帳を参照することで、薬の飲み合わせによる事故防止等、投薬に対する安全性を高めている。
このような、薬の飲み合わせについて自動化する手法として、薬組合せサーバにより判定を行う技術が開示されている(特許文献1参照)。
このような、薬の飲み合わせについて自動化する手法として、薬組合せサーバにより判定を行う技術が開示されている(特許文献1参照)。
また、従来、投与された薬による患者の回復状況は、医療機関や製薬会社にフィードバックされて、薬の改善に反映されている。
ここで、通常の薬の製薬から患者の服薬までの流れを図16に示す。
図16に示すように、製薬会社Dは、製薬した薬を医療機関Mに提供する。医療機関Mは、症状に応じた薬を患者Pに投与(投薬)する。そして、患者Pは投与された薬を服薬する。そして、患者Pが同一の医療機関Mを受診することで、診断時の状況が医療機関Mにフィードバックされる。また、医療機関Mは、患者Pからフィードバックした情報を、さらに製薬会社Dにフィードバックする。
ここで、通常の薬の製薬から患者の服薬までの流れを図16に示す。
図16に示すように、製薬会社Dは、製薬した薬を医療機関Mに提供する。医療機関Mは、症状に応じた薬を患者Pに投与(投薬)する。そして、患者Pは投与された薬を服薬する。そして、患者Pが同一の医療機関Mを受診することで、診断時の状況が医療機関Mにフィードバックされる。また、医療機関Mは、患者Pからフィードバックした情報を、さらに製薬会社Dにフィードバックする。
このような医療(製薬、投薬、服薬)の状況において、医療機関は、お薬手帳の投薬履歴を確認することはできるが、飲み忘れ等により患者が実際に服薬しているか否かを確認することは難しい。
そこで、患者ごとの異なる生活習慣に応じた服薬スケジュールの作成、薬の重要度に合わせたアラームの設定を簡易に行うことが可能な服薬情報管理システムが開示されている(特許文献2参照)。
そこで、患者ごとの異なる生活習慣に応じた服薬スケジュールの作成、薬の重要度に合わせたアラームの設定を簡易に行うことが可能な服薬情報管理システムが開示されている(特許文献2参照)。
従来のお薬手帳を用いた管理や服薬情報管理システムでは、患者の回復情報が不足しているため、投薬による問題発生等が、医療機関や製薬会社へフィードバックされないという問題がある。
例えば、お薬手帳には、投薬情報の記載はあるが、服薬後における患者の回復情報の記載はない。そのため、医師や薬剤師が、お薬手帳を参照しても、問題等を製薬会社へフィードバックすることができない。
例えば、お薬手帳には、投薬情報の記載はあるが、服薬後における患者の回復情報の記載はない。そのため、医師や薬剤師が、お薬手帳を参照しても、問題等を製薬会社へフィードバックすることができない。
また、例えば、従来の服薬情報管理システムでは、薬の飲み忘れ等を防止することは可能であるが、患者が同一の医療機関を受診しなければ、回復状況を把握することができない。特に、処方された薬が合わない場合、患者は、不信感から他の医療機関を受診する傾向にある。その結果、処方した薬に対する情報は、医療機関や製薬会社にフィードバックされないことになる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、患者の回復状況を管理し、適切に医療機関や製薬会社に、副作用等の情報をフィードバックさせることができる服薬管理装置および服薬管理方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、患者情報端末と医療機関情報端末と製薬会社情報端末とを、ネットワークを介して接続し、患者の服薬に対する回復状況を医療機関および製薬会社の各情報端末に通知する服薬管理装置であって、前記ネットワークを介して、前記患者情報端末から通知される前記患者の服薬に対する回復状況を管理する管理手段と、前記患者のユーザ情報と前記患者が服用した薬を示す服薬情報と前記患者の回復状況を示す回復情報とを記憶する記憶手段と、を備え、前記管理手段は、前記ユーザ情報を前記記憶手段に登録するユーザ登録手段と、前記患者情報端末から通知される前記患者の前記服薬情報と前記回復情報とを前記記憶手段に記憶するとともに、症状が回復しない、または、副作用が発生したことを示す情報が前記回復情報に設定されている場合に、前記記憶手段に記憶されている前記ユーザ情報と前記服薬情報と前記回復情報とを、前記医療機関情報端末および前記製薬会社情報端末に通知する回復状況管理手段と、を備えることを特徴とする。
また、前記課題を解決するため、請求項6に記載の発明は、患者情報端末と医療機関情報端末と製薬会社情報端末と服薬管理装置とを、ネットワークを介して接続し、患者の服薬に対する回復状況を管理する服薬管理方法であって、前記患者情報端末から、前記服薬管理装置に対して、前記患者のユーザ情報を登録するステップと、前記患者情報端末から、前記患者が服用した薬を示す服薬情報と前記患者の回復状況を示す回復情報とを、前記服薬管理装置に対して通知するステップと、症状が回復しない、または、副作用が発生したことを示す情報が前記回復情報に設定されている場合に、登録されている前記ユーザ情報と前記服薬情報と前記回復情報とを、前記医療機関情報端末および前記製薬会社情報端末に通知するステップと、を含むことを特徴とする。
請求項1,6に記載の発明によれば、服薬管理装置は、患者が服用した薬に対する回復状況を管理し、症状が回復しない、または、副作用が発生したときに、医療機関情報端末と製薬会社情報端末とに通知することができる。
また、前記課題を解決するため、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の服薬管理装置において、薬の飲み合わせに対して予め定めた注意事項を出力する飲み合わせ判定手段をさらに備え、前記管理手段は、前記飲み合わせ判定手段から、前記患者が服薬した薬の飲み合わせに対する注意事項を取得し、前記患者情報端末に通知することを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、服薬管理装置は、患者が服用した薬の飲み合わせに関する注意事項を、患者情報端末に通知することができる。
また、前記課題を解決するため、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の服薬管理装置において、前記記憶手段に記憶されている前記服薬情報と前記回復情報との相関関係を統計分析する統計分析手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、服薬管理装置は、服薬情報と回復情報との相関関係を求めることで、薬の飲み合わせに対する関連性を求めることができる。
請求項3に記載の発明によれば、服薬管理装置は、服薬情報と回復情報との相関関係を求めることで、薬の飲み合わせに対する関連性を求めることができる。
また、前記課題を解決するため、請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の服薬管理装置において、前記回復情報から予め定めた判定基準で前記患者の容態を判定する容態判定手段をさらに備え、前記管理手段は、前記容態判定手段の判定で緊急を要する症状と判定した場合に、緊急を示す情報を前記医療機関情報端末に通知することを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、服薬管理装置は、患者の容態が緊急の治療を要する場合に、医療機関情報端末に緊急事態を通知することができる。
また、前記課題を解決するため、請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の服薬管理装置において、前記ユーザ登録手段は、前記患者情報端末または前記患者が受診した医療機関の前記医療機関情報端末から、前記ユーザ情報を取得することを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、服薬管理装置は、患者の作業を減らしてユーザ登録を行うことができる。
本発明によれば、患者が服用した薬に対する回復状況を管理し、症状が回復しない、または、副作用が発生したときに、医療機関や製薬会社に、服用した薬や回復状況をフィードバックすることができる。これによって、本発明は、医療機関や製薬会社において、医療や製薬の品質を向上させて、患者に対して高品質な医療を提供することが可能になる。
本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
≪服薬管理システムの概要≫
まず、図1を参照して、本発明の実施形態に係る服薬管理システムSの概要について説明する。
≪服薬管理システムの概要≫
まず、図1を参照して、本発明の実施形態に係る服薬管理システムSの概要について説明する。
服薬管理システムSは、患者が服用した薬の情報と患者の回復状況とを管理し、医療機関や製薬会社に服薬に関連する情報をフィードバックするものである。
図1に示すように、服薬管理システムSは、服薬管理装置1と、患者情報端末2と、医療機関情報端末3と、製薬会社情報端末4とを、ネットワークNを介して接続して構成される。
図1に示すように、服薬管理システムSは、服薬管理装置1と、患者情報端末2と、医療機関情報端末3と、製薬会社情報端末4とを、ネットワークNを介して接続して構成される。
服薬管理装置1は、患者情報端末2から通知される情報に基づいて、患者の服薬に対する回復状況を、医療機関情報端末3および製薬会社情報端末4に通知するものである。
患者情報端末2は、患者が保有する多機能端末、パーソナルコンピュータ等の情報端末である。患者は、患者情報端末2を介して、患者が服用した薬を示す服薬情報(病名、薬名等)および患者の回復状況を示す回復情報(回復、非回復〔回復しない、副作用あり〕等)を入力する。また、患者は、患者情報端末2を介して、服薬管理装置1から、薬の飲み合わせ等の服薬に関する情報、薬に関連する注意情報を取得する。
ユーザは、薬を服用後、定期的(毎日、診察を受ける都度等)に、患者情報端末2から、服薬情報および回復情報を、服薬管理装置1に対して送信することとする。
なお、ここでは、患者情報端末2を1台だけ図示しているが、服薬管理システムSを利用する患者の数に応じて、複数台がネットワークNに接続される。
ユーザは、薬を服用後、定期的(毎日、診察を受ける都度等)に、患者情報端末2から、服薬情報および回復情報を、服薬管理装置1に対して送信することとする。
なお、ここでは、患者情報端末2を1台だけ図示しているが、服薬管理システムSを利用する患者の数に応じて、複数台がネットワークNに接続される。
医療機関情報端末3は、医療機関が保有する多機能端末、パーソナルコンピュータ等の情報端末である。医療機関の医師、薬剤師等は、医療機関情報端末3を介して、薬の副作用等の情報を取得する。これによって、医療機関は、薬の副作用等の情報を素早く入手し、治療の安全性を高めることができる。
なお、ここでは、医療機関情報端末3を1台だけ図示しているが、服薬管理システムSを利用する医療機関の数に応じて、複数台がネットワークNに接続される。
なお、ここでは、医療機関情報端末3を1台だけ図示しているが、服薬管理システムSを利用する医療機関の数に応じて、複数台がネットワークNに接続される。
製薬会社情報端末4は、製薬会社が保有する多機能端末、パーソナルコンピュータ等の情報端末である。製薬会社は、製薬会社情報端末4を介して、薬の副作用等の情報を取得する。これによって、製薬会社は、薬の副作用等の情報を素早く入手し、製薬の開発に反映させることができる。
なお、ここでは、製薬会社情報端末4を1台だけ図示しているが、服薬管理システムSを利用する製薬会社の数に応じて、複数台がネットワークNに接続される。
なお、ここでは、製薬会社情報端末4を1台だけ図示しているが、服薬管理システムSを利用する製薬会社の数に応じて、複数台がネットワークNに接続される。
このように、服薬管理システムSは、患者には、飲み合わせ等の服薬に関する情報を提供し、医療機関や製薬会社には、副作用等の薬に関連する情報を提供することができる。これによって、服薬管理システムSは、医療の安全性を高め、高品質の医療を患者に提供することができる。
以下、服薬管理装置1の構成について詳細に説明し、動作については、服薬管理装置1と、患者情報端末2、医療機関情報端末3および製薬会社情報端末4とのデータの送受信のシーケンス例で説明する。
以下、服薬管理装置1の構成について詳細に説明し、動作については、服薬管理装置1と、患者情報端末2、医療機関情報端末3および製薬会社情報端末4とのデータの送受信のシーケンス例で説明する。
≪服薬管理装置の構成≫
図1に示すように、服薬管理装置1は、通信手段10と、管理手段20と、記憶手段30と、統計分析手段40と、判定手段50と、を備える。なお、服薬管理装置1は、服薬管理装置1を構成する各手段として機能させるための服薬管理プログラムで動作させることができる。
図1に示すように、服薬管理装置1は、通信手段10と、管理手段20と、記憶手段30と、統計分析手段40と、判定手段50と、を備える。なお、服薬管理装置1は、服薬管理装置1を構成する各手段として機能させるための服薬管理プログラムで動作させることができる。
通信手段10は、ネットワークNを介して、患者情報端末2、医療機関情報端末3および製薬会社情報端末4と通信を行うものである。
この通信手段10は、管理手段20から出力されるデータを指定された患者情報端末2、医療機関情報端末3または製薬会社情報端末4に送信する。また、通信手段10は、患者情報端末2、医療機関情報端末3または製薬会社情報端末4から受信したデータを管理手段20に出力する。
この通信手段10は、管理手段20から出力されるデータを指定された患者情報端末2、医療機関情報端末3または製薬会社情報端末4に送信する。また、通信手段10は、患者情報端末2、医療機関情報端末3または製薬会社情報端末4から受信したデータを管理手段20に出力する。
管理手段20は、患者の服薬に対する回復状況を管理するもので、服薬管理装置1全体の制御を行う。ここでは、管理手段20は、ユーザ登録手段21と、飲み合わせ通知手段22と、回復状況管理手段23と、を備える。
ユーザ登録手段21は、患者情報端末2を使用するユーザの情報(ユーザ情報)をユーザ情報記憶手段31に登録するものである。ユーザ情報は、例えば、ユーザを特定するユーザ名、性別、年齢、患者情報端末2を特定する端末情報(メールアドレス等)である。
このユーザ登録手段21は、患者情報端末2からユーザ情報を含んだユーザ登録要求を通知されることで、ユーザごとにユーザ情報をユーザ情報記憶手段31に登録する。
なお、ユーザ登録要求は、ユーザを特定するユーザ情報以外にも、ユーザが常用している薬やサプリメントの名称、成分等を示す服薬情報(常用服薬情報)、ユーザの健康に関連する食事(成分、カロリー、食事の回数等)や運動量(運動を行う回数〔例えば、週に2回等〕、運動強度等)を示す関連情報を付加することとしてもよい。この場合、ユーザ情報記憶手段31にも、ユーザ情報とともに、服薬情報および関連情報を登録することとする。
このユーザ登録手段21は、患者情報端末2からユーザ情報を含んだユーザ登録要求を通知されることで、ユーザごとにユーザ情報をユーザ情報記憶手段31に登録する。
なお、ユーザ登録要求は、ユーザを特定するユーザ情報以外にも、ユーザが常用している薬やサプリメントの名称、成分等を示す服薬情報(常用服薬情報)、ユーザの健康に関連する食事(成分、カロリー、食事の回数等)や運動量(運動を行う回数〔例えば、週に2回等〕、運動強度等)を示す関連情報を付加することとしてもよい。この場合、ユーザ情報記憶手段31にも、ユーザ情報とともに、服薬情報および関連情報を登録することとする。
飲み合わせ通知手段22は、患者情報端末2から通知されるユーザ登録要求や後記する回復状況通知に含まれる服薬情報に対する薬の飲み合わせを、患者情報端末2に通知するものである。
具体的には、飲み合わせ通知手段22は、通知された服薬情報に対して、飲み合わせ等の注意情報を患者情報端末2に送信する。ここでは、飲み合わせ通知手段22は、判定手段50(飲み合わせ判定手段51)に服薬情報を出力し、その判定結果として、薬の飲み合わせや、服用した薬に対する注意情報を取得し、通信手段10を介して、患者情報端末2に送信する。
具体的には、飲み合わせ通知手段22は、通知された服薬情報に対して、飲み合わせ等の注意情報を患者情報端末2に送信する。ここでは、飲み合わせ通知手段22は、判定手段50(飲み合わせ判定手段51)に服薬情報を出力し、その判定結果として、薬の飲み合わせや、服用した薬に対する注意情報を取得し、通信手段10を介して、患者情報端末2に送信する。
回復状況管理手段23は、患者情報端末2から通知される回復状況通知に含まれる回復状況を示す情報(回復情報)を管理するものである。回復情報は、病名に対する「発病した」、「回復した」、「回復しない」等の直接的な回復の状態を示す情報であってもよいし、頭痛の有無(程度)、体温、血圧等、回復を判定可能な情報であっても構わない。
具体的には、回復状況管理手段23は、通知された回復情報に「発病」が設定されていた場合、ユーザが発病した旨と、併せて通知される服薬情報とを、日付とともに、統計分析手段40に通知し、統計の実行を指示する。また、回復状況管理手段23は、統計分析手段40から出力される予め定めた統計量を患者情報端末2に送信する。予め定めた統計量とは、例えば、指定された病名に関連して、平均回復日数、年齢別平均回復日数等である。
すなわち、回復状況管理手段23は、統計分析手段40に病名を出力し、その統計結果として、病名に対する平均回復日数等の統計量を取得し、参考統計情報として、通信手段10を介して患者情報端末2に送信する。
なお、平均回復日数等は、必ずしも発病時だけ患者情報端末2に送信されるものではなく、例えば、「回復しない」場合、残りの回復までの平均日数等であっても構わない。
なお、平均回復日数等は、必ずしも発病時だけ患者情報端末2に送信されるものではなく、例えば、「回復しない」場合、残りの回復までの平均日数等であっても構わない。
また、回復状況管理手段23は、通知された回復情報に「回復」が設定されていた場合、統計分析手段40にユーザが回復した旨を通知し、統計(回復状態の更新等)の実行を指示する。
また、回復状況管理手段23は、通知された回復情報に「非回復(回復しない、または、副作用発生)」が設定されていた場合、ユーザ情報と服薬情報と回復情報とを医療機関情報端末3および製薬会社情報端末4に副作用通知を通知する。ここで、非回復とは、回復情報に「回復しない」や「副作用発生」の情報が含まれている場合、頭痛の有無(程度)、体温、血圧等が予め定めた正常値の範囲を外れている状態が設定されている場合等をいう。なお、ここでは、回復しない場合と副作用が発生した場合とで、同じ副作用通知を通知することとするが、それぞれ異なる通知を行ってもよい。
また、回復状況管理手段23は、通知された回復情報に「非回復(回復しない、または、副作用発生)」が設定されていた場合、ユーザ情報と服薬情報と回復情報とを医療機関情報端末3および製薬会社情報端末4に副作用通知を通知する。ここで、非回復とは、回復情報に「回復しない」や「副作用発生」の情報が含まれている場合、頭痛の有無(程度)、体温、血圧等が予め定めた正常値の範囲を外れている状態が設定されている場合等をいう。なお、ここでは、回復しない場合と副作用が発生した場合とで、同じ副作用通知を通知することとするが、それぞれ異なる通知を行ってもよい。
そして、回復状況管理手段23は、統計分析手段40にユーザがまだ回復していない旨を通知し、統計(回復までの日数の更新等)の実行を指示する。
また、回復状況管理手段23は、通知された回復情報に「回復」または「非回復」が設定されていた場合、さらに、統計分析手段40に対して、統計量の分析を指示する。
また、回復状況管理手段23は、通知された回復情報に「回復」または「非回復」が設定されていた場合、さらに、統計分析手段40に対して、統計量の分析を指示する。
また、回復状況管理手段23は、回復情報に含まれる患者の症状に対して、緊急に治療が必要な場合、緊急フラグを副作用通知に設定して、医療機関情報端末3に送信する。すなわち、回復状況管理手段23は、回復情報を判定手段50(容態判定手段52)に出力し、その判定状況に応じて緊急フラグを取得し、副作用通知に設定する。
なお、副作用通知を送信する製薬会社情報端末4は、予め設定されているものとする。また、副作用通知を送信する医療機関情報端末3は、患者情報端末2から通知される回復状況通知に含まれている病院名(メールアドレス等)を宛先とする。なお、この病院名は、事前登録時に登録することとしてもよい。
記憶手段30は、服薬管理装置1で使用するデータベース(ユーザ情報、服薬情報、回復情報)を記憶するものである。ここでは、記憶手段30は、ユーザ情報記憶手段31と、統計情報記憶手段32と、を備える。なお、記憶手段30は、1つのハードディスク等の記憶媒体で構成し、ユーザ情報記憶手段31および統計情報記憶手段32を、予め定めた記憶領域として構成してもよいし、それぞれ異なる媒体に物理的に分離して構成してもよい。
ユーザ情報記憶手段31は、ユーザ(患者)ごとのユーザ情報をデータベースとして記憶するものある。例えば、ユーザ情報記憶手段31は、図2に示すユーザ情報をデータベースとして記憶する。ここでは、ユーザ情報記憶手段31は、ユーザA〜Fごとに、性別(M:男性、F:女性)、年齢、端末情報(アドレス)、常用薬、サプリ(サプリメント)、運動量(回数および運動強度)等を記憶する例を示している。これらの情報は、管理手段20のユーザ登録手段21によって登録される情報である。
統計情報記憶手段32は、病名ごとの統計情報(服薬情報、回復情報)をデータベースとして記憶するものある。例えば、統計情報記憶手段32は、図3に示すように、病名ごとに統計情報をデータベースとして記憶する。ここでは、統計情報記憶手段32は、病名に対するユーザ(患者)ごとの性別、年齢、服用した薬(名称および成分)、食事/サプリ(取得量)、運動量(回数および運動強度)、回復状態(回復〔回復:○、未回復:未〕、日数:経過日数、体温)等を記憶する例を示している。これらの情報は、管理手段20の回復状況管理手段23によって登録される情報である。なお、図3に示した回復状況は、患者情報端末2から、回復情報を通知されるたびに更新され、体温は、図示を省略した日付とともに記憶することとする。
統計分析手段40は、統計情報記憶手段32に記憶されている服薬情報および回復情報を統計分析するものである。例えば、統計分析手段40は、病名ごとに、回復に相関の高い事象、例えば、どの病名に対してどの薬が効果があるのか等を分析する。なお、統計分析手段40が行う統計分析は、一般的なものを用いればよく、例えば、カイ二乗検定等である。
この統計分析手段40は、管理手段20(回復状況管理手段23)からの要求に基づいて、統計情報の新規登録、更新を行う。
この統計分析手段40は、管理手段20(回復状況管理手段23)からの要求に基づいて、統計情報の新規登録、更新を行う。
すなわち、統計分析手段40は、回復状況管理手段23から発病時に通知される服薬情報により、病名に対応して図3に示したデータベースに新たなレコードを追加登録する。また、統計分析手段40は、回復状況管理手段23から回復時、非回復時に通知される回復情報により、図3に示したデータベースを更新する。例えば、統計分析手段40は、回復時には、回復状態の回復の欄に「回復:○」を設定するとともに、回復までの日数を設定する。また、統計分析手段40は、非回復時には、回復状態の回復の欄を「回復:未」のままとし、日数のみを更新する。
また、統計分析手段40は、回復状況管理手段23からの要求により、統計情報の分析を行う。
具体的には、統計分析手段40は、図3に示した病名ごとの統計情報(データベース)をカイ二乗検定等により統計分析することで、図4に示すように、相関の高い(有意な)事象の組合せを判定する。
具体的には、統計分析手段40は、図3に示した病名ごとの統計情報(データベース)をカイ二乗検定等により統計分析することで、図4に示すように、相関の高い(有意な)事象の組合せを判定する。
図4の例では、統計分析手段40は、分析対象の病名の症状には、「回復」との相関から、「薬あ」、「薬い」、「薬う」は効果があり(有意)、さらに、「薬あ」、「薬い」は「タンパク質」をとることがよい(有意)と判定する。また、統計分析手段40は、この病名の症状は、年齢が高いと回復までに日数がかかると判定する。
また、図4の例では、統計分析手段40が予め定めた統計量として、平均回復日数を求めた例を示している。この平均回復日数は、図3に示した統計情報の回復状態で、統計分析手段40が「回復」した「日数」の平均および分散を算出したものである。
また、図4の例では、統計分析手段40が予め定めた統計量として、平均回復日数を求めた例を示している。この平均回復日数は、図3に示した統計情報の回復状態で、統計分析手段40が「回復」した「日数」の平均および分散を算出したものである。
この統計分析手段40は、統計結果を、図示を省略した表示装置に表示したり、図示を省略した統計結果記憶手段に記憶したりする。この統計結果は、後記する判定手段50の判定に反映することができる。例えば、この統計結果を服薬管理装置1の開発担当者等に開示することで、判定手段50の判定ロジックを更新することが可能になる。
また、統計分析手段40は、予め定めた統計量(ここでは、平均回復日数)を、管理手段(回復状況管理手段23)に出力する。
また、統計分析手段40は、予め定めた統計量(ここでは、平均回復日数)を、管理手段(回復状況管理手段23)に出力する。
判定手段50は、薬の飲み合わせ、患者の容態に関する各種の判定を行うものである。ここでは、判定手段50は、飲み合わせ判定手段51と、容態判定手段52と、を備える。
飲み合わせ判定手段51は、管理手段20から通知される服薬情報から、薬の飲み合わせの判定し、その飲み合わせに対して予め定めた注意情報を出力するものである。
この飲み合わせ判定手段51は、例えば、図5に示すような予め定めたロジックで飲み合わせを判定する。そして、その判定結果として、注意情報を管理手段20に出力する。
例えば、飲み合わせ判定手段51は、管理手段20から服薬情報として、ユーザの年齢は23才で、ユーザが「薬あ」を服用し、食事として柑橘類を摂取し、ビタミンXのサプリメントを服用していることを示す服薬情報が通知された場合、図5に示すように、注意情報として、「[薬あ]を服用しているときは柑橘類の摂取/ビタミンXサプリの服用は控えましょう」を管理手段20に出力する。
なお、図5に示す飲み合わせの判定ロジックを、さらに、病名ごとに生成しておくこととしてもよい。
また、この判定ロジックは、統計分析手段40において、確度の高い飲み合わせの統計結果が判明した場合は、開発担当者等によって更新されることが好ましい。もちろん、確度の高い飲み合わせか否かは、医者や製薬会社に統計量を開示し、その判定結果を反映することはいうまでもない。
この飲み合わせ判定手段51は、例えば、図5に示すような予め定めたロジックで飲み合わせを判定する。そして、その判定結果として、注意情報を管理手段20に出力する。
例えば、飲み合わせ判定手段51は、管理手段20から服薬情報として、ユーザの年齢は23才で、ユーザが「薬あ」を服用し、食事として柑橘類を摂取し、ビタミンXのサプリメントを服用していることを示す服薬情報が通知された場合、図5に示すように、注意情報として、「[薬あ]を服用しているときは柑橘類の摂取/ビタミンXサプリの服用は控えましょう」を管理手段20に出力する。
なお、図5に示す飲み合わせの判定ロジックを、さらに、病名ごとに生成しておくこととしてもよい。
また、この判定ロジックは、統計分析手段40において、確度の高い飲み合わせの統計結果が判明した場合は、開発担当者等によって更新されることが好ましい。もちろん、確度の高い飲み合わせか否かは、医者や製薬会社に統計量を開示し、その判定結果を反映することはいうまでもない。
容態判定手段52は、管理手段20から通知される回復情報から、予め定めた判定基準で患者の容態を判定するものである。
具体的は、容態判定手段52は、回復情報に含まれる患者の症状に対して、緊急に治療が必要か否かの判定を行い、緊急性があると判定した場合、緊急フラグをセットした判定結果を管理手段20に出力する。
具体的は、容態判定手段52は、回復情報に含まれる患者の症状に対して、緊急に治療が必要か否かの判定を行い、緊急性があると判定した場合、緊急フラグをセットした判定結果を管理手段20に出力する。
例えば、容態判定手段52は、図6に示すように、患者の発熱の症状により、39.5℃以上が連続で2日以上続いた場合、緊急フラグをセットした判定結果を管理手段20に出力する。この場合、容態判定手段52は、図3に示す統計情報のうちで、回復状況の体温(日付ごと)を参照し、緊急性を判定する。
また、例えば、容態判定手段52は、図7に示すように、患者の頭痛の症状の度合いにより、緊急性を判定することとしてもよい。図7の例では、患者が頭痛の度合いを10段階で評価したときの自己の主観評価を回復情報に含ませることとする。そして、容態判定手段52は、頭痛の度合いが最大(レベル10)である場合、あるいは、前回と今回でレベル9が連続した場合等に、緊急性があると判定し、緊急フラグをセットした判定結果を管理手段20に出力する。
この場合、図3に示す統計情報の「回復状況」に、頭痛のレベルを記憶する領域を設けることとすればよい。
この場合、図3に示す統計情報の「回復状況」に、頭痛のレベルを記憶する領域を設けることとすればよい。
以上説明したように服薬管理装置1を構成することで、服薬管理装置1は、患者情報端末2から通知される服薬情報および回復情報を管理し、統計分析することで、患者に対して、患者情報端末2を介して、薬の飲み合わせ等の注意情報を提供することができる。また、服薬管理装置1は、医療機関や製薬会社に対して、医療機関情報端末3や製薬会社情報端末4を介して、薬の副作用等の情報を提供することができる。
これによって、服薬管理装置1は、医療、医薬の改善に貢献し、患者に高品質な医療を提供することができる。
これによって、服薬管理装置1は、医療、医薬の改善に貢献し、患者に高品質な医療を提供することができる。
≪服薬管理システムの動作≫
次に、図8〜図11を参照して、本発明の実施形態に係る服薬管理システムSの動作について説明する。
ここでは、ユーザが服薬管理装置1に対して事前に行う「事前登録」時の動作、発病時に薬を服用した段階でユーザが服薬管理装置1に対して行う「服用(発病)」時の動作、薬の服用に伴って回復した際のユーザが服薬管理装置1に対して行う「服用(回復)」時の動作、回復に至るまで、あるいは、回復に至らない場合にユーザが服薬管理装置1に対して行う「服用(非回復)」時の動作について、それぞれ分けて説明する。
次に、図8〜図11を参照して、本発明の実施形態に係る服薬管理システムSの動作について説明する。
ここでは、ユーザが服薬管理装置1に対して事前に行う「事前登録」時の動作、発病時に薬を服用した段階でユーザが服薬管理装置1に対して行う「服用(発病)」時の動作、薬の服用に伴って回復した際のユーザが服薬管理装置1に対して行う「服用(回復)」時の動作、回復に至るまで、あるいは、回復に至らない場合にユーザが服薬管理装置1に対して行う「服用(非回復)」時の動作について、それぞれ分けて説明する。
<「事前登録」時の動作>
最初に、図8を参照(構成については、適宜図1参照)して、「事前登録」時の動作について説明する。
まず、服薬管理装置1は、管理手段20によって、患者情報端末2から通知されるユーザ登録要求を、通信手段10を介して受信する(ステップS1)。このユーザ登録要求には、少なくともユーザを特定するユーザ名、性別、年齢等のユーザ情報を含み、ユーザが常用している薬等の服薬情報や、ユーザの健康に関連する食事、運動等の関連情報を付加してもよい。
最初に、図8を参照(構成については、適宜図1参照)して、「事前登録」時の動作について説明する。
まず、服薬管理装置1は、管理手段20によって、患者情報端末2から通知されるユーザ登録要求を、通信手段10を介して受信する(ステップS1)。このユーザ登録要求には、少なくともユーザを特定するユーザ名、性別、年齢等のユーザ情報を含み、ユーザが常用している薬等の服薬情報や、ユーザの健康に関連する食事、運動等の関連情報を付加してもよい。
そして、服薬管理装置1は、管理手段20のユーザ登録手段21によって、ユーザ情報を、ユーザ情報記憶手段31に登録する(ステップS2)。
さらに、服薬管理装置1は、飲み合わせ通知手段22によって、ステップS1で受信したユーザ登録要求に服薬情報が含まれている場合、服薬情報を判定手段50に出力し、飲み合わせの判定を要求する(ステップS3)。
さらに、服薬管理装置1は、飲み合わせ通知手段22によって、ステップS1で受信したユーザ登録要求に服薬情報が含まれている場合、服薬情報を判定手段50に出力し、飲み合わせの判定を要求する(ステップS3)。
そして、服薬管理装置1は、判定手段50の飲み合わせ判定手段51によって、ステップS3の判定要求に含まれる服薬情報から、薬の飲み合わせの判定を行う(ステップS4)。続けて、判定手段50の飲み合わせ判定手段51は、判定結果(注意情報)を管理手段20(飲み合わせ通知手段22)に出力する(ステップS5)。
そして、服薬管理装置1は、管理手段20の飲み合わせ通知手段22によって、ステップS5で取得した判定結果である飲み合わせ情報(注意情報)を、通信手段10を介して、ユーザ登録要求を通知した患者情報端末2に送信する(ステップS6)。
以上の動作によって、服薬管理装置1は、ユーザの登録を完了し、常用薬の服用がある場合、飲み合わせ情報をユーザに提供することができる。
以上の動作によって、服薬管理装置1は、ユーザの登録を完了し、常用薬の服用がある場合、飲み合わせ情報をユーザに提供することができる。
<「服用(発病)」時の動作>
次に、図9を参照(構成については、適宜図1参照)して、「服用(発病)」時の動作について説明する。
まず、服薬管理装置1は、管理手段20によって、患者情報端末2から通知される回復状況通知を、通信手段10を介して受信する(ステップS10)。この回復状況通知には、ユーザを識別する情報、病院名、服薬情報、回復情報等が含まれる。なお、これらの情報は、患者情報端末2を操作するユーザ(患者)が、予め定めた画面に表示されるメニューに該当事項を入力することで設定される。そして、回復情報に「発病」が設定されている場合、服薬管理装置1は、以下の動作を行う。
次に、図9を参照(構成については、適宜図1参照)して、「服用(発病)」時の動作について説明する。
まず、服薬管理装置1は、管理手段20によって、患者情報端末2から通知される回復状況通知を、通信手段10を介して受信する(ステップS10)。この回復状況通知には、ユーザを識別する情報、病院名、服薬情報、回復情報等が含まれる。なお、これらの情報は、患者情報端末2を操作するユーザ(患者)が、予め定めた画面に表示されるメニューに該当事項を入力することで設定される。そして、回復情報に「発病」が設定されている場合、服薬管理装置1は、以下の動作を行う。
服薬管理装置1は、管理手段20の飲み合わせ通知手段22によって、服薬情報を判定手段50に出力し、飲み合わせの判定を要求する(ステップS11)。
そして、服薬管理装置1は、判定手段50の飲み合わせ判定手段51によって、ステップS11の判定要求に含まれる服薬情報から、薬の飲み合わせの判定を行う(ステップS12)。続けて、判定手段50の飲み合わせ判定手段51は、判定結果(注意情報)を管理手段20(飲み合わせ通知手段22)に出力する(ステップS13)。
そして、服薬管理装置1は、判定手段50の飲み合わせ判定手段51によって、ステップS11の判定要求に含まれる服薬情報から、薬の飲み合わせの判定を行う(ステップS12)。続けて、判定手段50の飲み合わせ判定手段51は、判定結果(注意情報)を管理手段20(飲み合わせ通知手段22)に出力する(ステップS13)。
そして、服薬管理装置1は、飲み合わせ通知手段22によって、ステップS13で取得した判定結果である飲み合わせ情報(注意情報)を、通信手段10を介して、回復状況通知を通知した患者情報端末2に送信する(ステップS14)。
さらに、服薬管理装置1は、回復状況管理手段23によって、予め定めた統計量の統計を行うことを、統計分析手段40に要求する(ステップS15)。ここでは、予め定めた統計量を、平均回復日数とする。
さらに、服薬管理装置1は、回復状況管理手段23によって、予め定めた統計量の統計を行うことを、統計分析手段40に要求する(ステップS15)。ここでは、予め定めた統計量を、平均回復日数とする。
そして、服薬管理装置1は、統計分析手段40によって、図3に示した統計情報から、「回復」に要した「日数」の統計量(平均および分散)を平均回復日数として算出する(ステップS16)。
そして、統計分析手段40は、統計量である平均回復日数を、管理手段20(回復状況管理手段23)に出力する(ステップS17)。
そして、服薬管理装置1は、回復状況管理手段23によって、ステップS17で取得した統計量(平均回復日数)を参考統計情報として、通信手段10を介して、回復状況通知を通知した患者情報端末2に送信する(ステップS18)。
そして、統計分析手段40は、統計量である平均回復日数を、管理手段20(回復状況管理手段23)に出力する(ステップS17)。
そして、服薬管理装置1は、回復状況管理手段23によって、ステップS17で取得した統計量(平均回復日数)を参考統計情報として、通信手段10を介して、回復状況通知を通知した患者情報端末2に送信する(ステップS18)。
さらに、服薬管理装置1は、回復状況管理手段23によって、ステップS10で通知された回復状況通知に含まれる服薬情報、関連情報により、病名に対応して図3に示したデータベースに新たなレコードの追加登録を指示する(ステップS19)。なお、食事、運動量等の関連情報は、回復状況通知に含まれていない場合、ユーザ情報記憶手段31に記憶されている関連情報を登録することとしてもよい。
そして、服薬管理装置1は、統計分析手段40によって、データベースを追加更新する(ステップS20)。
以上の動作によって、服薬管理装置1は、発病時おいて、服用する薬の飲み合わせ情報をユーザに提供することができる。また、ここでは、服薬管理装置1は、統計量として、平均回復日数をユーザに提供することができる。
そして、服薬管理装置1は、統計分析手段40によって、データベースを追加更新する(ステップS20)。
以上の動作によって、服薬管理装置1は、発病時おいて、服用する薬の飲み合わせ情報をユーザに提供することができる。また、ここでは、服薬管理装置1は、統計量として、平均回復日数をユーザに提供することができる。
<「服用(回復)」時の動作>
次に、図10を参照(構成については、適宜図1参照)して、「服用(回復)」時の動作について説明する。
まず、服薬管理装置1は、管理手段20によって、患者情報端末2から通知される回復状況通知を、通信手段10を介して受信する(ステップS30)。この回復状況通知には、ユーザを識別する情報、病院名、服薬情報、回復情報等が含まれる。なお、これらの情報は、患者情報端末2を操作するユーザ(患者)が、予め定めた画面に表示されるメニューに該当事項を入力することで設定される。ただし、病院名や服薬情報は、図9で説明した「服用(発病)」時のステップS10で通知してある場合は、必ずしも回復状況通知に設定する必要はない。
そして、服薬管理装置1は、回復情報に「回復」が設定されている場合、以下の動作を行う。
次に、図10を参照(構成については、適宜図1参照)して、「服用(回復)」時の動作について説明する。
まず、服薬管理装置1は、管理手段20によって、患者情報端末2から通知される回復状況通知を、通信手段10を介して受信する(ステップS30)。この回復状況通知には、ユーザを識別する情報、病院名、服薬情報、回復情報等が含まれる。なお、これらの情報は、患者情報端末2を操作するユーザ(患者)が、予め定めた画面に表示されるメニューに該当事項を入力することで設定される。ただし、病院名や服薬情報は、図9で説明した「服用(発病)」時のステップS10で通知してある場合は、必ずしも回復状況通知に設定する必要はない。
そして、服薬管理装置1は、回復情報に「回復」が設定されている場合、以下の動作を行う。
服薬管理装置1は、管理手段20の回復状況管理手段23によって、統計分析手段40に対して、回復情報を出力し、統計情報記憶手段32に記憶されている統計情報の更新(例えば、図3に示した回復状態等の更新)とともに、統計分析を要求する(ステップS31)。
そして、服薬管理装置1は、統計分析手段40によって、カイ二乗検定等の統計分析手法により、統計情報記憶手段32に記憶されている統計情報を分析する(ステップS32)。この分析結果は、判定手段50の判定ロジックを更新する際に活用される。
以上の動作によって、服薬管理装置1は、服薬に対する統計分析を行うことができ、病気に対して副作用がなく効果のある薬を統計的に導き出すことができる。
そして、服薬管理装置1は、統計分析手段40によって、カイ二乗検定等の統計分析手法により、統計情報記憶手段32に記憶されている統計情報を分析する(ステップS32)。この分析結果は、判定手段50の判定ロジックを更新する際に活用される。
以上の動作によって、服薬管理装置1は、服薬に対する統計分析を行うことができ、病気に対して副作用がなく効果のある薬を統計的に導き出すことができる。
<「服用(非回復)」時の動作>
次に、図11を参照(構成については、適宜図1参照)して、「服用(非回復)」時の動作について説明する。
まず、服薬管理装置1は、管理手段20によって、患者情報端末2から通知される回復状況通知を、通信手段10を介して受信する(ステップS40)。この回復状況通知には、ユーザを識別する情報、病院名、服薬情報、回復情報等が含まれる。なお、これらの情報は、患者情報端末2を操作するユーザ(患者)が、予め定めた画面に表示されるメニューに該当事項を入力することで設定される。ただし、病院名や服薬情報は、図9で説明した「服用(発病)」時のステップS10で通知してある場合は、必ずしも回復状況通知に設定する必要はない。
そして、回復情報に「非回復」が設定されている場合、服薬管理装置1は、以下の動作を行う。
次に、図11を参照(構成については、適宜図1参照)して、「服用(非回復)」時の動作について説明する。
まず、服薬管理装置1は、管理手段20によって、患者情報端末2から通知される回復状況通知を、通信手段10を介して受信する(ステップS40)。この回復状況通知には、ユーザを識別する情報、病院名、服薬情報、回復情報等が含まれる。なお、これらの情報は、患者情報端末2を操作するユーザ(患者)が、予め定めた画面に表示されるメニューに該当事項を入力することで設定される。ただし、病院名や服薬情報は、図9で説明した「服用(発病)」時のステップS10で通知してある場合は、必ずしも回復状況通知に設定する必要はない。
そして、回復情報に「非回復」が設定されている場合、服薬管理装置1は、以下の動作を行う。
服薬管理装置1は、管理手段20の回復状況管理手段23によって、受信した回復情報と服薬情報とを判定手段50に出力し、容態の判定と薬の飲み合わせの判定とを要求する(ステップS41)。
そして、服薬管理装置1は、容態判定手段52によって、回復情報に含まれる患者の症状に対して、緊急に治療が必要か否かの判定を行う(ステップS42)。このとき、回復状況管理手段23は、緊急性の有無を示す情報(緊急フラグがセットされるか否か)を付加した判定結果(注意情報)を生成する。
そして、服薬管理装置1は、容態判定手段52によって、回復情報に含まれる患者の症状に対して、緊急に治療が必要か否かの判定を行う(ステップS42)。このとき、回復状況管理手段23は、緊急性の有無を示す情報(緊急フラグがセットされるか否か)を付加した判定結果(注意情報)を生成する。
そして、容態判定手段52は、判定結果を、管理手段20(回復状況管理手段23)に出力する(ステップS43)。
その後、服薬管理装置1は、回復状況管理手段23によって、記憶手段30に記憶されているユーザ(患者)に対応するユーザ情報、服薬情報、食事、運動量、回復情報等の各種データを含んだ副作用通知を、通信手段10を介して、製薬会社情報端末4に送信する(ステップS44)。
その後、服薬管理装置1は、回復状況管理手段23によって、記憶手段30に記憶されているユーザ(患者)に対応するユーザ情報、服薬情報、食事、運動量、回復情報等の各種データを含んだ副作用通知を、通信手段10を介して、製薬会社情報端末4に送信する(ステップS44)。
さらに、服薬管理装置1は、回復状況管理手段23によって、ステップS44で送信した副作用通知と同様の内容を含んだ副作用通知を、通信手段10を介して、ステップS40で通知された病院に対応する医療機関情報端末3に送信する(ステップS45A,S45B)。
このとき、ステップS43で取得した判定結果に緊急フラグが設定されている場合(緊急時)、回復状況管理手段23は、副作用通知に緊急フラグを設定して、医療機関情報端末3に送信する(ステップS45A)。このとき、緊急フラグが設定されている副作用通知を医療機関情報端末3で受信した医療機関は、患者に対するカウンセリング、救急車の手配等を行う。
一方、判定結果に緊急フラグが設定されていない場合(非緊急時)、回復状況管理手段23は、緊急フラグを設定せずに、医療機関情報端末3に副作用通知を送信する(ステップS45B)。
一方、判定結果に緊急フラグが設定されていない場合(非緊急時)、回復状況管理手段23は、緊急フラグを設定せずに、医療機関情報端末3に副作用通知を送信する(ステップS45B)。
さらに、回復状況管理手段23は、ステップS43で取得した判定結果として取得した薬の飲み合わせに対する通知内容を注意情報として、通信手段10を介して、患者情報端末2に送信する(ステップS46)。
また、服薬管理装置1は、管理手段20の回復状況管理手段23によって、統計分析手段40に対して、回復情報を出力し、統計情報記憶手段32に記憶されている統計情報の更新(例えば、図3に示した回復状態等の更新)とともに、統計分析を要求する(ステップS47)。
そして、服薬管理装置1は、統計分析手段40によって、カイ二乗検定等の統計分析手法により、統計情報記憶手段32に記憶されている統計情報を分析する(ステップS48)。この分析結果は、判定手段50の判定ロジックを更新する際に活用される。
以上の動作によって、服薬管理装置1は、服薬に対して発生した副作用等の情報を、医療機関や製薬会社にフィードバックすることができる。
そして、服薬管理装置1は、統計分析手段40によって、カイ二乗検定等の統計分析手法により、統計情報記憶手段32に記憶されている統計情報を分析する(ステップS48)。この分析結果は、判定手段50の判定ロジックを更新する際に活用される。
以上の動作によって、服薬管理装置1は、服薬に対して発生した副作用等の情報を、医療機関や製薬会社にフィードバックすることができる。
以上、本発明の実施形態に係る服薬管理システムSおよび服薬管理装置1の構成および動作について説明したが、本発明は、この実施形態に限定されるものではない。
ここでは、事前登録や発病時に、患者情報端末2がユーザ登録要求や回復状況通知を、服薬管理装置1に対して行うこととした。しかし、ユーザ登録要求や回復状況通知は、患者が受診した医療機関の医療機関情報端末3から診断時に行うこととしてもよい。
ここでは、事前登録や発病時に、患者情報端末2がユーザ登録要求や回復状況通知を、服薬管理装置1に対して行うこととした。しかし、ユーザ登録要求や回復状況通知は、患者が受診した医療機関の医療機関情報端末3から診断時に行うこととしてもよい。
例えば、図8の「事前登録」時の動作において、ステップS1の代わりに、図12に示すステップS1Bの動作を行えばよい。なお、図12のステップS1B以外の動作は、図8で説明した動作と同じである。
また、図9の「服用(発病)」時の動作において、ステップS10の代わりに、図13に示すステップS10Bの動作を行えばよい。なお、図13のステップS10B以外の動作は、図8で説明した動作と同じである。
これによって、患者が行う作業を軽減することができる。
また、図9の「服用(発病)」時の動作において、ステップS10の代わりに、図13に示すステップS10Bの動作を行えばよい。なお、図13のステップS10B以外の動作は、図8で説明した動作と同じである。
これによって、患者が行う作業を軽減することができる。
また、ここでは、回復状況通知を、患者が患者情報端末2の画面上で入力し、服薬管理装置1へ通知することとした。しかし、回復状況通知は、例えば、患者が、血圧、心拍数、体温等を計測するヘルスセンサから入力される各数値を、患者情報端末2が定期的に回復状況通知に設定して、服薬管理装置1へ通知することとしてもよい。この場合、服薬情報等の回復情報以外の情報は、「服用(発病)」時に設定した情報を患者情報端末2が保持し、回復情報とともに通知することとすればよい。
例えば、図10の「服用(回復)」時の動作において、ステップS30の代わりに、図14に示すステップS30Bの動作を行えばよい。なお、図14のステップS30B以外の動作は、図10で説明した動作と同じである。
また、図11の「服用(非回復)」時の動作において、ステップS40の代わりに、図15に示すステップS40Bの動作を行えばよい。なお、図15のステップS40B以外の動作は、図11で説明した動作と同じである。
これによって、患者が行う作業を軽減することができる。
また、図11の「服用(非回復)」時の動作において、ステップS40の代わりに、図15に示すステップS40Bの動作を行えばよい。なお、図15のステップS40B以外の動作は、図11で説明した動作と同じである。
これによって、患者が行う作業を軽減することができる。
S 服薬管理システム
1 服薬管理装置
10 通信手段
20 管理手段
21 ユーザ登録手段
22 飲み合わせ通知手段
23 回復状況管理手段
30 記憶手段
31 ユーザ情報記憶手段
32 統計情報記憶手段
40 統計分析手段
50 判定手段
51 飲み合わせ判定手段
52 容態判定手段
2 患者情報端末
3 医療機関情報端末
4 製薬会社情報端末
1 服薬管理装置
10 通信手段
20 管理手段
21 ユーザ登録手段
22 飲み合わせ通知手段
23 回復状況管理手段
30 記憶手段
31 ユーザ情報記憶手段
32 統計情報記憶手段
40 統計分析手段
50 判定手段
51 飲み合わせ判定手段
52 容態判定手段
2 患者情報端末
3 医療機関情報端末
4 製薬会社情報端末
Claims (6)
- 患者情報端末と医療機関情報端末と製薬会社情報端末とを、ネットワークを介して接続し、患者の服薬に対する回復状況を医療機関および製薬会社の各情報端末に通知する服薬管理装置であって、
前記ネットワークを介して、前記患者情報端末から通知される前記患者の服薬に対する回復状況を管理する管理手段と、
前記患者のユーザ情報と前記患者が服用した薬を示す服薬情報と前記患者の回復状況を示す回復情報とを記憶する記憶手段と、を備え、
前記管理手段は、
前記ユーザ情報を前記記憶手段に登録するユーザ登録手段と、
前記患者情報端末から通知される前記患者の前記服薬情報と前記回復情報とを前記記憶手段に記憶するとともに、症状が回復しない、または、副作用が発生したことを示す情報が前記回復情報に設定されている場合に、前記記憶手段に記憶されている前記ユーザ情報と前記服薬情報と前記回復情報とを、前記医療機関情報端末および前記製薬会社情報端末に通知する回復状況管理手段と、
を備えることを特徴とする服薬管理装置。 - 薬の飲み合わせに対して予め定めた注意情報を出力する飲み合わせ判定手段をさらに備え、
前記管理手段は、前記飲み合わせ判定手段から、前記患者が服薬した薬の飲み合わせに関する注意情報を取得し、前記患者情報端末に通知することを特徴とする請求項1に記載の服薬管理装置。 - 前記記憶手段に記憶されている前記服薬情報と前記回復情報との相関関係を統計分析する統計分析手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の服薬管理装置。
- 前記回復情報から予め定めた判定基準で前記患者の容態を判定する容態判定手段をさらに備え、
前記管理手段は、前記容態判定手段の判定で緊急を要する症状と判定した場合に、緊急を示す情報を前記医療機関情報端末に通知することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の服薬管理装置。 - 前記ユーザ登録手段は、前記患者情報端末または前記患者が受診した医療機関の前記医療機関情報端末から、前記ユーザ情報を取得することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の服薬管理装置。
- 患者情報端末と医療機関情報端末と製薬会社情報端末と服薬管理装置とを、ネットワークを介して接続し、患者の服薬に対する回復状況を管理する服薬管理方法であって、
前記患者情報端末から、前記服薬管理装置に対して、前記患者のユーザ情報を登録するステップと、
前記患者情報端末から、前記患者が服用した薬を示す服薬情報と前記患者の回復状況を示す回復情報とを、前記服薬管理装置に対して通知するステップと、
症状が回復しない、または、副作用が発生したことを示す情報が前記回復情報に設定されている場合に、登録されている前記ユーザ情報と前記服薬情報と前記回復情報とを、前記医療機関情報端末および前記製薬会社情報端末に通知するステップと、
を含むことを特徴とする服薬管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017149141A JP2019028833A (ja) | 2017-08-01 | 2017-08-01 | 服薬管理装置および服薬管理方法 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020194266A (ja) * | 2019-05-27 | 2020-12-03 | Dgshape株式会社 | 手術器具セット管理システム |
-
2017
- 2017-08-01 JP JP2017149141A patent/JP2019028833A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020194266A (ja) * | 2019-05-27 | 2020-12-03 | Dgshape株式会社 | 手術器具セット管理システム |
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