JP2019028687A - サーバ装置及びパンデミック予測方法 - Google Patents

サーバ装置及びパンデミック予測方法 Download PDF

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紗和 興梠
Sawa Korogi
紗和 興梠
佐野 博之
Hiroyuki Sano
博之 佐野
哲平 小西
Teppei Konishi
哲平 小西
隆仁 齊藤
Takahito Saito
隆仁 齊藤
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Abstract

【課題】通信機器から取得できる音情報と位置情報と時間情報とを用いることで、インフルエンザ等の感染症のパンデミック予測を行うときの時間解像度及び空間解像度を向上させるサーバ装置及びパンデミック予測方法を提供する。【解決手段】感染症のパンデミック予測を行うサーバ装置200は、1つ以上の通信機器から音情報と位置情報と時間情報とを受信する受信部と、前記音情報に、感染症に起因した咳音が含まれるか判定する咳分類部と、前記感染症に起因した咳音から感染者数を推定し、感染者数と位置情報と時間情報からパンデミック予測を行うパンデミック予測部とを備える。【選択図】図4

Description

本発明は、サーバ装置及びパンデミック予測方法に関するものである。
現在、インフルエンザの感染予測は、医師の届け出をもとに47都道府県での1週間ごとの定点感染者数を用いて行われている。
インフルエンザの感染予測のための情報を提供するための技術としては、各医療機関に設置された端末から位置情報を取得し、さらに患者の体温データと発熱患者数を表す情報を含む電子メールを受信することで、発熱症状を有する患者の分布を地図上に示す技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2013-190875号公報
Matt J. Keeling and Ken T. D. Eames, "Networks and epidemic models", Journal of The Royal Society Interface, October 2005
インフルエンザ等の感染症を予測するためのモデルとして、例えば、SIS(susceptible infectious susceptible)モデルが存在する(非特許文献1参照)。従来、SISモデルを適用して感染予測を行う場合、1週間ごとに報告される都道府県単位での感染者数データを用いることが一般的であり、時間解像度及び空間解像度ともに不十分であった。
なお、特許文献1の技術において、患者の分布を地図上に示すことで、流行がどの方向に進んでいるかの大まかな情報を得ることができるが、十分な時間解像度及び空間解像度で感染症を予測することはできない。
本発明は、上記の問題点を解決し、通信機器から取得できる音情報と位置情報と時間情報とを用いることで、インフルエンザ等の感染症のパンデミック予測を行うときの時間解像度及び空間解像度を向上させることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一形態にかかるサーバ装置は、
感染症のパンデミック予測を行うサーバ装置であって、
1つ以上の通信機器から音情報と位置情報と時間情報とを受信する受信部と、
前記音情報に、感染症に起因した咳音が含まれるか判定する咳分類部と、
前記感染症に起因した咳音から感染者数を推定し、前記感染者数と前記位置情報と前記時間情報からパンデミック予測を行うパンデミック予測部と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、通信機器から取得できる音情報と位置情報と時間情報とを用いることで、インフルエンザ等の感染症のパンデミック予測を行うときの時間解像度及び空間解像度を向上させることが可能になる。
本発明の実施形態にかかる通信システムの概略図である。 本発明の実施形態にかかる通信機器の構成図である。 本発明の実施形態にかかる通信機器の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態にかかるサーバ装置の構成図である。 本発明の実施形態にかかるサーバ装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態にかかるサーバ装置における咳分類処理のフローチャートである。 本発明の実施形態にかかるサーバ装置におけるパンデミック予測処理のフローチャートである。 本発明の実施形態にかかる通信機器及びサーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
<通信システムの概要>
まず、本実施形態にかかる通信システムの概要について説明する。図1は、本実施形態にかかる通信システムの概略図である。
本実施形態にかかる通信システムは、1つ以上の通信機器100と、サーバ装置200とを含む。通信機器100とサーバ装置200とは、無線ネットワーク又は有線ネットワークを介して通信可能である。
通信機器100は、音情報を取得するためのマイク、位置情報を取得するための測位機能等を備えた通信装置であり、例えば、スマートフォン、携帯電話等の通信端末である。
サーバ装置200は、通信機器100から感染症のパンデミック予測に必要となる音情報と位置情報と時間情報とを受信し、感染症のパンデミック予測を行う装置であり、例えば、パーソナルコンピュータ、ワークステーション等のコンピュータ装置である。
通信機器100及びサーバ装置200の具体的な構成及び動作について、以下に説明する。
<通信機器の構成及び動作>
次に、本実施形態にかかる通信機器100の構成について説明する。図2は、本実施形態にかかる通信機器100の構成図である。
本実施形態にかかる通信機器100は、制御部101と、音声取得部102と、現在位置算出部103と、時計部104と、送信部105とを含む。
制御部101は、通信機器100の全体の動作を制御し、それぞれの機能部を仲介する。
音声取得部102は、通信機器100に備えられたマイク等を用いて、通信機器100の外部の音を取得する。音は必要に応じて圧縮等の処理が加えられてもよい。以下の説明において、音声取得部102が取得した音を音情報と呼ぶ。
現在位置算出部103は、通信機器100に備えられたGPS(Global Positioning System)測位機能、ネットワーク測位機能等の測位機能を用いて、通信機器100の現在位置(緯度経度)を算出する。以下の説明において、現在位置算出部103が算出した現在位置を位置情報と呼ぶ。
時計部104は、通信機器100に備えられた時計機能を用いて、時間情報を取得する。
送信部105は、音声取得部102が取得した音情報と、現在位置算出部103が算出した位置情報と、時計部104が取得した時間情報とをサーバ装置200へ送信する。
なお、図示しないが、通信機器100は、通信機器100のユーザの体温を入力するための入力部又はユーザの体温を測定するための測定部が備えられてもよく、加速度を測定するための加速度測定部が備えられてもよい。
続いて、本実施形態にかかる通信機器100の動作について説明する。図3は、本実施形態にかかる通信機器100の動作を示すフローチャートである。本フローチャートは、通信機器100のユーザがサーバ装置200に対してパンデミック予測に必要な情報を送信すると判断したときに開始してもよく、音声取得部102があらかじめ設定した大きさ以上の音を検知したときに開始してもよい。
まず、ステップS101において、音声取得部102が通信機器100の外部の音を取得する。音声取得部102が音を取得したときの位置情報及び時間情報は、それぞれ現在位置算出部103及び時計部104によって取得される。
次に、ステップS102において、送信部105は、音声取得部102が取得した音情報と、現在位置算出部103が算出した位置情報と、時計部104が取得した時間情報とをサーバ装置200へ送信する。また、送信部105は、体温又は加速度のような感染症の判定に用いることができる更なる情報も、サーバ装置200へ送信してもよい。
なお、ステップS102において、送信部105は、音情報と位置情報と時間情報とを必ずしも同時に送信する必要はなく、例えば、音情報のみを最初に送信し、以下に説明するようにサーバ装置200において感染症に起因した咳音であると判定された場合に、他の情報を送信してもよい。
<サーバ装置の構成及び動作>
次に、本実施形態にかかるサーバ装置200の構成について説明する。図4は、本実施形態にかかるサーバ装置200の構成図である。
本実施形態にかかるサーバ装置200は、制御部201と、受信部202と、音声処理部203と、咳分類部204と、パンデミック予測部205と、地名変換部206と、出力部207とを含む。
制御部201は、サーバ装置200の全体の動作を制御し、それぞれの機能部を仲介する。
受信部202は、通信機器100から音情報と位置情報と時間情報とを受信する。受信部202は、通信機器100から体温又は加速度等のデータをさらに受信してもよい。
音声処理部203は、受信部202が受信した音情報の中から咳音を抽出する。
咳分類部204は、音情報に、感染症に起因した咳音が含まれるか判定する。音声処理部203によって咳音が抽出されている場合、咳分類部204は、抽出された咳音を、感染症に起因した咳音とそうでない咳音に分類する。
パンデミック予測部205は、感染症に起因した咳音から感染者数を推定し、その感染者数と位置情報と時間情報からパンデミック予測を行う。位置情報を地名で得たい場合は、地名変換部206が逆ジオコーディングを用いて、緯度経度を地名に変換する。
出力部207は、パンデミック予測部205の予測結果を出力する。
続いて、本実施形態にかかるサーバ装置200の動作について説明する。図5は、本実施形態にかかるサーバ装置200の動作を示すフローチャートである。
本実施形態にかかるサーバ装置200を動作させるにあたって、まず、ステップS201において、受信部202は、通信機器100から、音情報と位置情報と時間情報とを受信する。
ステップS202において、音声処理部203は、音情報の中から咳音を抽出し、咳分類部204は、抽出された咳音がインフルエンザ等の感染症に起因した咳音であるかを判定する。具体的な咳分類処理について、図6を参照して説明する。図6は、咳分類処理のフローチャートである。
ステップS301において、音声処理部203は、ボーカルキャンセル機能等を用いて、取得した音情報の中から声以外を抽出する。
ステップS302において、音声処理部203は、ノイズキャンセルを実施し、咳音を抽出する。
ステップS303において、咳分類部204は、ステップS302において抽出された咳音が感染症に起因した咳音か、そうでない咳音かを判定するために、事前に学習データを用いて構築された咳分類モデルを適用する。例えば、インフルエンザが陽性反応を示したときの音声データと、インフルエンザが陰性反応を示したときの音声データとを複数用いて、サポートベクターマシン、ニューラルネットワーク等の教師あり機械学習によって、事前に咳分類モデルを構築できる。構築された咳分類モデルを適用することにより、感染症に起因した咳音とそうでない咳音とを区別することができる。
なお、ステップS303において、感染症に起因した咳音を取得できればよく、必ずしも感染症に起因しない咳音を取得する必要はない。したがって、学習データの負事例に咳音以外のデータを加えて機械学習を行い、咳分類モデルを構築してもよい。この場合、ステップS301及びS302は省略してもよく、咳分類部204は、通信機器100から受信した音情報に咳分類モデルを適用して、感染症に起因した咳音を判定することができる。
ステップS304において、インフルエンザ等の感染症の判定結果が出力される。
さらに、咳音だけでなくユーザの体温又は加速度等のデータをさらに用いて、咳分類部204における判定精度を向上させることも考えられる。例えば、体温又は加速度等のデータもさらに用いて構築された咳分類モデルを適用してもよい。また、例えば、体温が平熱よりも閾値より高い場合には、感染症に起因した咳音と判定する可能性を高くする重み付けが行われてもよい。同様に、加速度の変化が平常時の加速度の変化より小さい場合には、感染症に起因した咳音と判定する可能性を高くする重み付けが行われてもよい。
感染症に起因した咳音であると判定された場合(ステップS203:YES)、ステップS204の処理へ進む。感染症に起因しない咳音であると判定された場合(ステップS203:NO)、処理を終了する。
ステップS204において、地名変換部206は、通信機器100から得られた緯度経度の位置情報を、逆ジオコーディングを用いて地名に変換する。ステップS204は、地名に変換する必要がない場合は省略してもよい。
ステップS205において、パンデミック予測部205は、感染症に起因した咳音から感染者数を推定し、その感染者数と位置情報と時間情報からパンデミック予測を行う。具体的なパンデミック予測処理について、図7を参照して説明する。図7は、パンデミック予測処理のフローチャートである。
まずステップS401において、ある一定の時間幅(Δt)で咳群を分割する。
次にステップS402において、咳群の音声データに対してFFT(Fast Fourier Transform)を適用し、それぞれの咳の周波数成分を特定する。
ステップS403において、この周波数成分に対してX-means法を適用し、クラスタ数を算出する。同じ人の咳音を重複してカウントすることを回避するため、クラスタ数の算出において、咳音の類似度が考慮されてもよい。すなわち、咳音の類似度があらかじめ設定した閾値より大きい場合には、同じ人の咳音であると判定する。
ステップS404において、算出されたクラスタ数を感染者数Iとする。
ステップS405において、時刻T及び場所Pにおける人口統計数Nから感染者数Iを除算し、健康な人の数Sを算出する。場所Pは任意に設定することができ、例えば、市単位、町単位、区単位、学区単位等のあらかじめ設定した単位でのパンデミック予測が可能となる。
ステップS406において、SISモデルを適用することで感染症のパンデミック予測を行う。SISモデルは非特許文献1を参照されたい。
パンデミック予測の結果は、出力部207から出力される。例えば、出力部207は、通信機器100周辺のパンデミック予測の結果を通信機器100に送信してもよい。
<本発明の実施形態の効果>
本発明の実施形態によれば、通信機器から取得できる音情報と位置情報と時間情報とを用いることで、リアルタイムにインフルエンザ等の感染者数を推定し、さらに感染症のパンデミック予測を行うことが可能になる。
本実施形態にかかるサーバ装置は、リアルタイムかつ区単位等のあらかじめ設定した単位で感染症の予測をすることができるため、自分の生活圏でどれくらい感染症が広がっているか、また今後どのような広がりをするかが把握できる。また、スマートフォン等の通信機器を使用しているため、病院の受診者データよりも早く感染症のパンデミック予測をすることができ、注意を促すことができる。さらに、複数人の通信機器を使用することで、検知エリアを広げることができる。
<ハードウェア構成例>
なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、本発明の一実施形態における通信機器、サーバ装置などは、本発明のパンデミック予測方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図8は、本発明の実施形態に係る通信機器100又はサーバ装置200である無線通信装置のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の通信機器100及びサーバ装置200は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。通信機器100及びサーバ装置200のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
通信機器100及びサーバ装置200における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信、及び/又は、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、上述の通信機器100の各機能部、サーバ装置200の各機能部は、プロセッサ1001で実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール及び/又はデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、通信機器100の各機能部、サーバ装置200の各機能部は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施形態に係るパンデミック予測方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、上述の送信部105、受信部202などは、通信装置1004で実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及び/又はメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、通信機器100及びサーバ装置200は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
<補足>
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されてもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的に解釈されるべきではない。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的な通知に限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されないということは明らかである。本発明は、請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的としており、本発明に対して何ら制限的な意味を有さない。
100 通信機器
101 制御部
102 音声取得部
103 現在位置算出部
104 時計部
105 送信部
200 サーバ装置
201 制御部
202 受信部
203 音声処理部
204 咳分類部
205 パンデミック予測部
206 地名変換部
207 出力部

Claims (6)

  1. 感染症のパンデミック予測を行うサーバ装置であって、
    1つ以上の通信機器から音情報と位置情報と時間情報とを受信する受信部と、
    前記音情報に、感染症に起因した咳音が含まれるか判定する咳分類部と、
    前記感染症に起因した咳音から感染者数を推定し、前記感染者数と前記位置情報と前記時間情報からパンデミック予測を行うパンデミック予測部と、
    を備えることを特徴とするサーバ装置。
  2. 前記パンデミック予測部は、前記感染症に起因した咳音の類似度によって、感染者数を推定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記位置情報を地名に変換する地名変換部をさらに備え、
    前記パンデミック予測部は、あらかじめ設定した単位でパンデミック予測を行う
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のサーバ装置。
  4. 前記咳分類部は、事前に学習データを用いて構築されたモデルを適用して、前記音情報に、感染症に起因した咳音が含まれるかを判定する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載のサーバ装置。
  5. 前記受信部は、前記1つ以上の通信機器から体温又は加速度をさらに受信し、
    前記咳分類部は、前記体温又は前記加速度をさらに用いて、前記音情報に、感染症に起因した咳音が含まれるかを判定する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載のサーバ装置。
  6. 感染症のパンデミック予測を行うサーバ装置におけるパンデミック予測方法であって、
    1つ以上の通信機器から音情報と位置情報と時間情報とを受信するステップと、
    前記音情報に、感染症に起因した咳音が含まれるか判定するステップと、
    前記感染症に起因した咳音から感染者数を推定し、前記感染者数と前記位置情報と前記時間情報からパンデミック予測を行うステップと、
    を備えることを特徴とするパンデミック予測方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022059383A1 (ja) * 2020-09-18 2022-03-24 IoT-EX株式会社 情報処理システム、情報処理方法およびコンピュータプログラム

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WO2022059383A1 (ja) * 2020-09-18 2022-03-24 IoT-EX株式会社 情報処理システム、情報処理方法およびコンピュータプログラム

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