JP2019028550A - 入出力装置の生産方法及び入出力装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】開口部24を有する筐体本体25に端子台53が収納された状態で、筐体本体25の外部に配置されたフィールド機器に接続されるケーブル31を端子台53に接続するケーブル接続工程と、開口部24を通じて筐体本体25内に端子台53が着脱可能な端子コネクタ部を有するI/Oモジュールを収納して、筐体本体25にI/Oモジュールを取り付ける電子機器取付工程と、端子台53を端子コネクタ部に装着する端子台装着工程と、筐体本体25の開口部24を開閉部材26により閉塞する閉塞工程と、を有している。
【選択図】図9
Description
プロセス制御システムでは、コントローラが測定器(例えば、センサ)の測定結果に応じて操作器(例えば、アクチュエータ)を制御することによって上述した各種の状態量が制御される。
本発明の一態様に係る入出力装置は、開口部を有する筐体本体、及び前記開口部を開閉する開閉部材を有する筐体と、前記筐体本体内で前記筐体本体に着脱可能に設けられるとともに、コネクタ部を有する電子機器と、前記筐体本体及び前記コネクタ部に付け替え可能に構成されるとともに、前記コネクタ部に装着された状態で、前記筐体の外部に配置されたフィールド機器と前記電子機器とをケーブルを介して電気的に接続する端子台と、を備えている。
本態様によれば、ケーブルの接続作業後に、各種設定を経た電子機器を筐体に取り付けることができるので、例えばケーブル接続工程に先行若しくは並行して、電子機器の設定(システム構築や工場内立会検査(FAT:Factory Acceptance Test)等)を行うことができる。そのため、電子機器が筐体本体に取り付けられた状態で電子機器の設定を行う場合に比べて、プロセス制御システムの構築に要する時間、及び工期を短縮できる。しかも、電子機器の設定を現場とは別の場所で行うことができるので、電子機器が外部環境に長期間晒されるおそれがない。
また、複数の入出力装置を現場に設置する場合において、各入出力装置の電子機器の設定作業(例えば、工場内立会検査)を一カ所(現場以外の場所)でまとめて行うことができる。そのため、例えば入出力装置を現場に設置した後、各入出力装置の電子機器に対して設定作業を行う場合に比べてプロセス制御システムの構築を効率的に行うことができる。
本態様によれば、端子台を筐体本体に取り付けておくことで、筐体本体に対して端子台を所定の位置に位置決めできる。これにより、埃塵等に弱い電子機器を実装した後での配線時間(配線フォーミングや配線長調整等)を低減できる。よって、電子機器が塵埃に晒される期間を短縮できる。
また、端子台が移動可能に筐体本体に取り付けられているため、ケーブル接続工程では電子機器が実際に筐体本体に取り付けられたときの端子台の位置に、端子台を近づけた状態でケーブル接続工程を行うことができる。これにより、電子機器が実際に筐体本体に取り付けられたときの端子台とフィールド機器との相対距離に、ケーブルの長さを合わせやすくなる。
一方、電子機器取付工程では、電子機器が取り付けられる領域から端子台を移動させることで、端子台を筐体から取り外すことなく、電子機器の取り付けにあたって電子機器と端子台との干渉を防止できる。これにより、作業時間の更なる短縮を図ることができる。
本態様によれば、仮固定台を介して端子台が取り付けられる位置を、電子機器が筐体本体に取り付けられたときの端子台の位置に合わせて仮固定台の寸法を設定することで、端子台を筐体本体に直接取り付ける場合に比べて、電子機器が実際に筐体本体に取り付けられたときの端子台の位置に、端子台を近づけた状態でケーブル接続工程を行うことができる。これにより、電子機器が取り付けられていなくても、電子機器が実際に筐体本体に取り付けられたときの端子台とフィールド機器との相対距離に、ケーブルの長さを合わせやすくなる。
本態様によれば、端子台が移動可能に筐体本体に取り付けられているため、ケーブル接続工程では電子機器が実際に筐体本体に取り付けられたときの端子台の位置に、端子台を近づけた状態でケーブル接続工程を行うことができる。これにより、電子機器が実際に筐体本体に取り付けられたときの端子台とフィールド機器との相対距離に、ケーブルの長さを合わせやすくなる。
一方、電子機器取付工程では、電子機器が取り付けられる領域から端子台を移動させることで、端子台を筐体から取り外すことなく、電子機器の取り付けにあたって電子機器と端子台との干渉を防止できる。これにより、電子機器取付工程において、端子台がケーブルのみで吊り下げられた状態になるのを防げるため、1人でも電子機器を容易に実装できる。
上記態様の入出力装置において、前記筐体本体に収納され、少なくとも一部の前記フィールド機器と少なくとも一部の前記端子台との間に接続される外部端子を備えていてもよい。
本態様によれば、端子台とフィールド機器との間に外部端子を介在させることで、電子機器に各種機能(例えば、電力遮断機能やマーシャリング機能等)を別途付加することができる。
[プロセス制御システム]
図1は、プロセス制御システム1のブロック図である。
図1に示すように、プロセス制御システム1は、複数のフィールド機器11と、複数の入出力装置12と、コントローラ13と、監視装置14と、設定装置15と、を主に備えている。プロセス制御システム1は、監視装置14の監視の下、フィールド機器11を制御することで、プラント等で実現される工業プロセスの制御を行う。
図2は、開閉部材26が開位置にある状態を示す入出力装置12の正面図である。
図2に示すように、入出力装置12は、プラント等において、外部環境に晒され、遠隔地のフィールド機器11の近くの場所に設置されている。入出力装置12は、I/Oユニット21や電源ユニット22等が筐体23内に収納されて構成されている。
筒部33内には、上述したケーブル31が筒部33の下端開口部を通じて挿通されている。すなわち、筒部33は、筐体23内に引き込まれたケーブル31を上方に案内している。
スリット34は、筒部33において上下方向に間隔をあけて形成されている。筒部33内に挿通された各ケーブル31は、何れかのスリット34を通じて筒部33の外部に引き出されている。
I/Oユニット21は、筐体本体25の後壁部25dに着脱可能に取り付けられている。I/Oユニット21は、I/O支持板43に複数のI/Oモジュール44が設けられて構成されている。
I/O支持板43は、上下方向を長手方向として後壁部25dの内面に沿って延在している。I/O支持板43の上端部には、I/O支持板43を前後方向に貫通する第1貫通孔45が形成されている。第1貫通孔45は、左右方向に間隔をあけて複数(図示の例では、2つ)形成されている。第1貫通孔45内には、I/O支持板43を後壁部25dに固定するための第1締結部材46(例えば、ネジ)が挿入されている。
I/O支持板43のうち各第1貫通孔45の下方に位置する部分には、第1貫通孔45内にそれぞれ連通する連通孔47が形成されている。連通孔47は、第1貫通孔45に比べて大径に形成されている。
図3に示すように、ベースプレート54には、ユニバーサルI/Oモジュール51、オプションモジュール52及び端子台53が装着されるコネクタ部(I/Oコネクタ部61、及びオプションコネクタ部62及び端子コネクタ部63)が形成されている。I/Oコネクタ部61は、ベースプレート54における左側部分に左右方向に並んで複数(例えば、2つ)形成されている。オプションコネクタ部62は、ベースプレート54における左右方向の中央部分に上下方向に並んで複数形成されている。端子コネクタ部63は、ベースプレート54における右側部分に形成されている。また、ベースプレート54には、ユニバーサルI/Oモジュール51、オプションモジュール52及び端子台53間を接続する配線(不図示)等が形成されている。
図4に示すように、端子台53は、端子ベース67と、端子ベース67に搭載された複数の端子68と、を有している。
端子ベース67は、端子コネクタ部63に着脱可能に装着されている。端子ベース67の上下両端部には、上下方向で互いに離間する方向に突出する一対の突出片69が形成されている。
端子68には、上述したケーブル31の端末部が各別に接続されている。各端子68は、上述したオプションコネクタ部62に対応付けられている。
図5に示すように、ユニバーサルI/Oモジュール51は、第1インターフェース71、設定部72及び第2インターフェース73を主に有している。
第1インターフェース71は、フィールド機器11との間で各種信号の授受を行う。
第2インターフェース73は、コントローラ13や設定装置15との間で各種信号の授受を行う。
設定部72は、第2インターフェース73を介して入力される設定装置15からの設定指示や、コントローラ13からの設定指示に基づいて、第1インターフェース71に対する各種設定、及びフィールド機器11に対する各種設定を行う。例えば、設定部72は、第1インターフェース71の複数のユニバーサル回路(フィールド機器11が接続されるユニバーサル回路)を、以下のモードの何れにするかを設定する。設定部72は、以下の設定を第1インターフェース71のユニバーサル回路毎に行う。ユニバーサル回路は、例えば、特開2016−95567号公報等に記載されている。
・フィールド機器11からのアナログ信号を入力するモード
・フィールド機器11へアナログ信号を出力するモード
・フィールド機器11からのディジタル信号を入力するモード
・フィールド機器11へディジタル信号を出力するモード
図2に示すように、電源ユニット22は、電源支持板90に各種電子機器が固定されて構成されている。本実施形態において、電源ユニット22に搭載される電子機器としては、外部電源91や分電盤92、システム電源93、上位通信ユニット94等が挙げられる。
電源支持板90のうち各第1貫通孔96の下方に位置する部分には、第1貫通孔96内にそれぞれ連通する連通孔98が形成されている。連通孔98は、第1貫通孔96に比べて大径に形成されている。
次に、プロセス制御システム1の構築方法について説明する。以下の説明では、プロセス制御システム1の構築方法のうち、上述した入出力装置12の生産方法について主に説明する。図6は、入出力装置12の生産方法を説明するための工程図である。本実施形態では、現場以外(外部環境に晒されない場所)での作業と、現場での作業と、を一部並行して行う。以下の説明では、始めに現場以外での作業を説明し、その後現場での作業を説明する。
図6に示すように、ステップS1において、入出力装置12の設計を行う。
次に、ステップS2において、筐体23に端子台53を取り付ける(仮固定する)。
図7に示すように、端子台53は、仮固定台110を介して筐体23の後壁部25dに取り付ける。本実施形態では、I/Oユニット21に搭載されるI/Oモジュール44毎に別々の仮固定台110を用いて端子台53を後壁部25dに取り付ける。但し、各I/Oモジュール44の端子台53を一つの仮固定台を用いて後壁部25dに取り付けても構わない。
図8に示すように、仮固定台110は、台座部111と、台座部111の後端部に連設されたスライドレール112と、を有している。
次に、ステップS5において、I/Oユニット21に搭載される電子機器について工場内立会検査(FAT)を行う。工場内立会検査とは、例えばプロセス制御システム1を構成する各種電子機器(上述のフィールド機器11、I/Oモジュール44、コントローラ13等)が工場から出荷される前に行われる、ハードウェアやソフトウェアについての立会検査のことである。
次に、ステップS11では、端子台53が取り付けられた筐体23を現場に設置する。
続いて、ステップS12では、図9に示すように、開閉部材26を開位置にして、フィールド機器11と端子台53の各端子68とを、ケーブル31を介して接続する(ケーブル接続工程)。具体的には、ケーブル31をケーブルガイド27内に挿通し、ケーブル31を筐体23の外部から内部に引き込む。続いて、ケーブルダクト32の筒部33内に筒部33の下端開口部からケーブル31を挿入する。そして、対応する端子68の高さ位置までケーブル31を配索した後、スリット34を通じてケーブルダクト32からケーブル31を引き出す。その後、ケーブルダクト32から引き出されたケーブル31の端末部を対応する端子68に接続する。
図10に示すように、I/Oユニット21を筐体23に取り付けるには、まず仮固定位置にある端子台53をI/Oユニット21の取付領域Sから退避させる。具体的には、仮固定台110を右側にスライド移動させる。これにより、端子台53が仮固定台110とともに右側に移動し、端子台53が取付領域Sから右側に退避した退避位置に移動する。
図11に示すように、端子台53が退避した取付領域にI/Oユニット21を取り付ける。具体的には、まずI/O支持板43の取っ手50を把持し、I/Oユニット21を筐体23の開口部24を通じて筐体本体25内に進入させる。そして、後壁部25dに取り付けられた第1締結部材46を、I/O支持板43の連通孔47内に進入させる。その後、第1締結部材46が第1貫通孔45内に位置するようにI/Oユニット21を下方に移動させ、第1貫通孔45に第1締結部材46を係止する。これにより、I/Oユニット21が取付領域S(図10)において、第1締結部材46によって吊り下げられた状態となる。
図12に示すように、端子台53を仮固定台110から取り外し、I/Oユニット21の端子コネクタ部63に端子台53を装着する(端子台装着工程)。
図13に示すように、後壁部25dから仮固定台110を取り外す。そして、I/O支持板43の第2貫通孔48に第2締結部材49を挿入し、I/O支持板43を各締結部材46,49によって後壁部25dに固定する。これにより、後壁部25dにI/Oユニット21が取り付けられる。なお、I/O支持板43は、端子台53を装着した直後に固定しても構わない。仮固定台110は、後壁部25dから取り外さず、退避位置で固定したままであってもよい。
この構成によれば、ケーブル31の接続作業時に電子機器が外部環境に長時間晒されるおそれがない。そのため、入出力装置12を現場に設置するにあたって、電子機器に砂や埃等の影響が及ぶのを抑制でき、電子機器に不具合が発生するのを抑制できる。この場合、防塵装置等を取り付ける必要なく、電子機器に砂や埃等の影響が及ぶのを抑制できるので、作業コストの削減や作業効率の向上を図ることができる。
この構成によれば、ケーブル31の接続作業後に、各種設定を経た電子機器を筐体23に取り付けることができるので、ケーブル31の接続作業に先行若しくは並行して、電子機器の各種設定(システム構築や工場内立会検査等)を行うことができる。そのため、電子機器が筐体23に取り付けられた状態で電子機器の設定を行う場合に比べて、プロセス制御システム1の構築に要する時間、及び工期を短縮できる。しかも、電子機器の設定を現場とは別の場所で行うことができるので、電子機器が外部環境に長期間晒されるおそれがない。
また、複数の入出力装置12を現場に設置する場合において、各入出力装置12の電子機器の設定作業(例えば、工場内立会検査)を一カ所(現場以外の場所)でまとめて行うことができる。そのため、例えば入出力装置12を現場に設置した後、各入出力装置12の電子機器に対して設定作業を行う場合に比べてプロセス制御システム1の構築を効率的に行うことができる。なお、各入出力装置12に対して現場で固有の設定作業を行う場合には、複数の入出力装置12の電子機器に対して一律に設定する部分のみを現場以外の場所で設定し、固有の設定を各入出力装置12に対して現場で個別に行うことができる。これにより、現場での作業時間を短縮できる。
この構成によれば、ケーブル31と端子台53との接続作業を行うにあたって、筐体23に対して端子台53を所定の位置に位置決めできる。これにより、埃塵等に弱い電子機器を実装した後での配線時間(配線フォーミングや配線長調整等)を低減できる。よって、電子機器が塵埃に晒される期間を短縮できる。
この構成によれば、端子台53を筐体23に直接取り付ける場合に比べて、仮固定位置と実固定位置との距離を近づけることができる。これにより、電子機器が取り付けられていなくても、実固定位置での端子台53とフィールド機器11との相対距離に、ケーブル31の長さを合わせやすくなる。
この構成によれば、ケーブル31の接続作業時には端子台53を仮固定位置に配置することで、実固定位置に端子台53を近づけた状態でケーブル31の接続作業を行うことができる。これにより、上述したように実固定位置での端子台53とフィールド機器11との相対距離に、ケーブル31の長さを合わせやすくなる。
一方、電子機器を取り付ける際には、端子台53を退避位置に移動させることで、端子台53を筐体23から取り外すことなく、電子機器の取り付けにあたって電子機器と端子台53との干渉を防止できる。これにより、電子機器取付工程において、端子台53がケーブル31のみで吊り下げられた状態になるのを防げるため、1人でも電子機器を容易に実装できる。
次に、本実施形態の変形例について説明する。図14は、本変形例に係る入出力装置200の正面図である。本変形例では、フィールド機器11と端子台53との間に外部端子201を介在させる点で、上述した実施形態と相違している。なお、以下の説明では、上述した実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図14に示す入出力装置200において、フィールド機器11と端子台53との間には、外部端子201が介在している。外部端子201は、例えば電力遮断機能(ナイフスイッチやヒューズ等の機能)、マーシャリング機能等を有している。
図15に示すように、本変形例では、ケーブル接続工程において、端子モジュールが筐体23に取り付けられた状態で、ケーブル31と外部端子201との接続作業を行う。すなわち、端子台53が仮固定台110を介して後壁部25dに取り付けられるとともに、外部端子201が右壁部25bに取り付けられた状態で、ケーブル31と外部端子201との接続作業を行う。接続作業以降の工程は、上述した実施形態と同様である。
しかも、本変形例では、端子台53とフィールド機器11との間に外部端子201を介在させることで、I/Oモジュール44に各種機能(例えば、電力遮断機能やマーシャリング機能等)を別途付加することができる。
なお、全てのフィールド機器11が外部端子201を介して端子台53に接続されていてもよく、一部のフィールド機器11が外部端子201を介して端子台53に接続され、残りのフィールド機器11が外部端子201を介することなく端子台53に接続されていても良い。
上述した実施形態では、筐体本体25の後壁部25dにI/Oユニット21や電源ユニット22が取り付けられた構成について説明したが、この構成のみに限らず、筐体本体25の任意の位置にI/Oユニット21や電源ユニット22を取り付けることが可能である。
上述した実施形態では、仮固定台110がスライド移動する構成について説明したが、この構成のみに限らず、仮固定位置と退避位置との間を移動する構成であれば、仮固定台110が回動する構成等であっても構わない。
上述した実施形態では、端子台53が仮固定台110を介して後壁部25dに取り付けられる構成について説明したが、この構成のみに限らず、端子台53を筐体23に直接着脱する構成であっても構わない。また、電子機器が取り付けられる前にケーブル31の接続作業を行う構成であれば、端子台53が筐体23に取り付けられていなくても構わない。すなわち、電子機器が取り付けられる前に、筐体本体25内に端子台53を収納した状態で、ケーブル31の接続作業を行えれば構わない。
上述した実施形態では、I/Oモジュール44がオプションモジュール52を有する構成について説明したが、この構成のみに限らず、オプションモジュール52を有さない構成であっても構わない。
上述した実施形態では、設定装置15がユニバーサルI/Oモジュール51に直接接続される構成について説明したが、この構成のみに限らず、例えば上位通信ユニット94を介して設定装置15とユニバーサルI/Oモジュール51とが接続される構成であっても構わない。
12…入出力装置
15…設定装置
22…電源ユニット(電子機器)
23…筐体
24…開口部
25…筐体本体
26…開閉部材
31…ケーブル
51…ユニバーサルI/Oモジュール(電子機器)
52…オプションモジュール(電子機器)
53…端子台
63…端子コネクタ部(コネクタ部)
110…仮固定台
200…入出力装置
201…外部端子
Claims (8)
- 開口部を有する筐体本体に端子台が収納された状態で、前記筐体本体の外部に配置されたフィールド機器に接続されるケーブルを前記端子台に接続するケーブル接続工程と、
前記開口部を通じて前記筐体本体内に前記端子台が着脱可能なコネクタ部を有する電子機器を収納して、前記筐体本体に前記電子機器を取り付ける電子機器取付工程と、
前記端子台を前記コネクタ部に装着する端子台装着工程と、
前記筐体本体の前記開口部を開閉部材により閉塞する閉塞工程と、を有していることを特徴とする入出力装置の生産方法。 - 前記電子機器取付工程の前に、設定装置で前記電子機器の設定を行う設定工程を有していることを特徴とする請求項1に記載の入出力装置の生産方法。
- 前記端子台は、前記筐体本体及び前記コネクタ部に付け替え可能に構成され、
前記ケーブル接続工程及び前記電子機器取付工程において、前記端子台は、前記筐体本体に移動可能に取り付けられ、
前記端子台装着工程では、前記端子台を前記筐体本体から取り外した後、前記コネクタ部に前記端子台を装着することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の入出力装置の生産方法。 - 前記端子台は、前記筐体本体及び前記コネクタ部に付け替え可能に構成され、
少なくとも前記ケーブル接続工程において、前記端子台は、仮固定台を介して前記筐体本体に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の入出力装置の生産方法。 - 前記ケーブル接続工程及び前記電子機器取付工程において、前記端子台は、前記仮固定台とともに前記筐体本体に移動可能に取り付けられ、
前記端子台装着工程では、前記端子台を前記仮固定台から取り外した後、前記コネクタ部に前記端子台を装着する請求項4に記載の入出力装置の生産方法。 - 前記筐体本体には、前記端子台の少なくとも一部に接続された外部端子が収納され、
前記ケーブル接続工程は、前記ケーブルを、前記外部端子に接続することにより、前記外部端子を介して前記端子台に接続する工程を含む、ことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一項に記載の入出力装置の生産方法。 - 開口部を有する筐体本体、及び前記開口部を開閉する開閉部材を有する筐体と、
前記筐体本体内で前記筐体本体に着脱可能に設けられるとともに、コネクタ部を有する電子機器と、
前記筐体本体及び前記コネクタ部に付け替え可能に構成されるとともに、前記コネクタ部に装着された状態で、前記筐体の外部に配置されたフィールド機器と前記電子機器とをケーブルを介して電気的に接続する端子台と、を備えていることを特徴とする入出力装置。 - 前記筐体本体に収納され、少なくとも一部の前記フィールド機器と少なくとも一部の前記端子台との間に接続される外部端子を備えていることを特徴とする請求項7に記載の入出力装置。
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