JP2019027895A - 流路部材および微粒子計測器 - Google Patents

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Abstract

【課題】微粒子計測器の計測精度を向上させること【解決手段】流路部材は、一方向に沿って伸びた流路6を有している。流路6は、第1端部11aおよび第1端部11aよりも幅が大きい第2端部11bを有するとともに、第1端部11aが一方向に沿って第2端部11bよりも手前に位置した第1拡張部11を有している。流路6は、第3端部12aおよび第3端部12aよりも深さが大きい第4端部12bを有するとともに、第3端部12aが一方向に沿って第4端部12bよりも手前に位置した第2拡張部12を有している。第1端部11aと第3端部12aは、一方向に沿ってずれて位置している。【選択図】図3

Description

本発明は、流路部材および微粒子計測器に関する。
従来、微粒子を計測することが求められている。例えば、特許文献1には、流路に光を照射して流路を透過した光の強度から流路中を通過した微粒子数を計測することが記載されている。
特開2009―168487号公報
このような装置では、計測精度を向上させることが求められている。
本開示の流路部材は、一方向に沿って伸びた流路を有している。流路は、第1端部および第1端部よりも幅が大きい第2端部を有するとともに、第1端部が上記一方向に沿って第2端部よりも手前に位置した第1拡張部11を有している。また、流路は、第3端部および第3端部よりも深さが大きい第4端部を有するとともに、第3端部が上記一方向に沿って第4端部よりも手前に位置した第2拡張部を有している。第1端部と第3端部は、上記一方向に沿ってずれて位置している。
本開示の微粒子計測器は、上記の流路と、上記の流路に光を照射する発光素子と、上記の流路を通過した光を受光する受光素子とを、備えている。
本開示の微粒子計測器は、計測精度を向上させることができる。
本開示の微粒子計測器の上面図である。 本開示の微粒子計測器の断面図である。 本開示の流路部材の上面図および側面図である。
以下に、本開示の微粒子計測器について、図面を参照しつつ説明する。以下の説明では、便宜的に直交座標系(X,Y,Z)を定義し、Z軸方向の正側を上方とする。
(微粒子計測器)
図1に、本発明の第1実施形態に係る微粒子計測器の一例を示す。なお、図1は、微粒子計測器を模式的に示している。また、図2に、図1に示した微粒子計測器の断面を示す。図2は、図1の微粒子計測器をII−II線に沿って切断している。また、図3に、微粒子計測器の一部(流路部材の一部)を拡大し、上面透視(A)および側面透視(B)したときの図を示す。
本開示の微粒子計測器1は、光学式センサー2と流路部材3を備える。光学式センサー2は、発光素子4と受光素子5とを有している。流路部材3は、流路6を有している。受光素子5は、発光素子4から照射されて流路6を通過した光を受光可能に配されている。その結果、微粒子計測器1は、微粒子数を計測することができる。
なお、図1中の点線は、流路6を示している。
具体的には、流路6中を検体が流れる。そして、発光素子4の光は、流路6中を通過した後、受光素子5で受光される。このとき、流路6中を通過する光は、検体中の微粒子によって分散または吸収等され、光の強度が低下する。その結果、粒子数と光の減衰率との関係を示した検量線を予め準備し、微粒子計測器1での光の減衰率と検量線と比較することによって、検体中の微粒子を計測することができる。
なお、微粒子は、例えば、体液中の細胞などである。具体的には、血液中の白血球などであればよい。また、流路6中を通過すれば、微粒子は上記の例に限られない。微粒子は、粒子数と透過率に相関が得られるものであればよい。
以下、本開示の微粒子計測器1の各構成要件について、詳細に説明する。
光学式センサー2は、主に、発光素子4および受光素子5を有しており、発光素子4で光を発し、受光素子5で光を受けることができる。発光素子4は、電流が流れることによって、光を発することができる。発光素子4は、例えば、レーザーダイオード(LD)または発光ダイオード(LED)などであればよい。受光素子4は、光を受光して、光信号を電気信号に変換することができる。受光素子5は、例えば、フォトトランジスタ(PT)またはフォトダイオード(PD)などであればよい。なお、本開示の発光素子4はLEDであり、本開示の受光素子5はPDである。
本開示の微粒子計測器1は、流路部材3の上面に配されたミラー7を備えている。そして、発光素子4および受光素子5は、流路6を介してミラー7に対向している。その結果、発光素子4の光を、流路6を通過し、その後にミラー7で反射して、再び、流路6を通過した後に、受光素子5で受光することができる。
ミラー7は、例えば、薄膜状の部材であればよい。ミラー7の材料は、屈折率が、流路部材3の屈折率と異なる材料であればよい。具体的には、ミラー7の材料は、例えば、アルミニウムまたは金などの金属材料、あるいは例えば誘電体多層膜フィルタなどの誘電体材料の積層体で形成することができる。ミラー7は、例えば、蒸着法またはスパッタ法等の方法によって、流路部材3の上面に形成することができる。
微粒子計測器1は、筐体8をさらに有していてもよい。筐体8は、光学式センサー2などを保護することができる。筐体8は、内部に空洞を有しており、筐体8の空洞に、光学式センサー2が配されている。また、筐体8の上面には、発光素子4の光が通過するための開口31をさらに有している。
筐体8は、光学式センサー2を収容可能であれば、どのような形状であってもよい。筐体8の材料は、例えば、金属またはプラスチックなどの材料で形成されていればよい。なお、筐体8内の空洞には、例えば駆動回路および演算回路などの、光学式センサー2を作動させるための他の部品も収容される。
(流路部材)
流路部材3は、検体(非測定物)を流すことができる。流路部材3は、溝部を有した第1基板9と、第1基板9の表面に配された第2基板10とを有している。また、第2基板10は、第1基板9の溝部の開口を覆っている。その結果、第1基板9の溝部および第2基板10の表面によって流路6が構成され、流路部材3の内部に流路6が配される。言い換えれば、流路6は、深さ方向に対向した上面および下面と、幅方向に対向した一対の側面を有している。
また、流路部材3(第2基板10)は、検体の第1開口13および第2開口14を有している。検体は、第1開口13から流路6に供給され、第2開口14から排出される。すなわち、第1開口13は検体の供給部であり、第2開口14は検体の排出部である。
第1基板9は、例えば、平板状の部材であればよい。第1基板9は、透光性の材料で形成されていればよい。具体的には、第1基板9の材料は、例えば、ガラス、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂またはポリジメチルシロキサン(PDMS)樹脂等であればよい。本開示の第1基板9の材料は、PDMSである。なお、第1基板9および第1基板9の溝部(流路6)は、従来周知の方法によって形成することができる。
第2基板10は、例えば平板状の部材であればよい。第2基板10は、透光性の材料で形成されればよい。第2基板10の材料は、例えばガラス、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂またはポリジメチルシロキサン(PDMS)樹脂等であればよい。本開示の第2基板10の材料は、ガラスである。なお、第2基板10は、従来周知の方法によって形成することができる。
第1基板9および第2基板10は、何れが上側に位置していてもよいが、本開示の流路部材3では、第2基板10の上面に第1基板9が配されている。すなわち、第2基板10の上面に第1基板9が配されている。
流路6は、第1平面方向D1(図中のX軸方向)に沿って伸びている。検体は、流路6を第1平面方向に流れることになる。すなわち、第1開口13および第2開口14は、第1平面方向に沿って、第1開口13および第2開口14の順に並んでいる。
流路6は、第1拡張部11および第2拡張部12を有している。第1拡張部11は、第1端部11aと第1端部11aよりも幅が大きい第2端部11bを有している。第1端部11aは、第1平面方向D1に沿って第2端部11bよりも手前に位置している。言い換えれば、第1平面方向D1の正方向に沿って、第1端部11aおよび第2端部11bの順に位置している。
第2拡張部12は、第3端部12aと第3端部12aよりも深さが大きい第4端部12bを有している。第3端部12aは、第1平面方向D1に沿って第4端部12bよりも手前に位置している。言い換えれば、第1平面方向D1の正方向に沿って、第3端部12aおよび第4端部12bの順に位置している。
本開示の流路部材3では、第1端部11aと第3端部12aは、第1平面方向D1に沿ってずれて位置している。具体的には、第1端部11aは、第1平面方向D1に沿って第3端部12aよりも手前、または奥に位置している。言い換えれば、第1平面方向D1の正方向に沿って、第1端部11aおよび第3端部12aの順、または第3端部12aおよび第1端部11aの順に位置している。さらに言い換えれば、第1端部11aは第3端部12aよりも第1開口13側に位置しているか、または第1端部11aは第3端部12aよりも第2開口14側に位置している。その結果、流路を流れる流体中の微粒子を分散させることができ、微粒子計測器1の計測精度を向上させることができる。
なお、本開示の流路部材3は、図3に示すように、第1端部11aが第1平面方向D1に沿って第3端部12aよりも手前に位置している。すなわち、第1端部11aは、第3端部12aよりも第1開口13側に位置している。
流路6(第1基板9の溝部の幅)は、例えば、50μm以上1000μm以下であればよい。具体的には、第1拡張部11の第1端部11aから第1平面方向D1の負方向(流路6のうち、第1端部11aよりも第1開口13側に位置する部分)の幅は、例えば、50μm以上100μm以下であればよい。また、第1拡張部11の第2端部11bから第1平面方向D1の正方向(流路6のうち、第2端部11bよりも第2開口13側に位置する部分)の幅は、例えば、500μm以上1000μm以下であればよい。
また、流路6(第1基板9の溝部)の深さは、例えば、20μm以上1000μm以下であればよい。具体的には、第2拡張部12の第3端部12aから第1平面方向D1の負方向(流路6のうち、第3端部12aよりも第1開口13側に位置する部分)の深さは、例えば、20μm以上30μm以下であればよい。また、第2拡張部12の第4端部12bから第1平面方向D1の正方向(流路6のうち、第4端部12bよりも第2開口14側に位置する部分)の深さは、例えば、300μm以上1000μm以下であればよい。
なお、第1基板9および溝部は、従来周知の方法によって形成することができる。なお、本開示の流路部材3では、流路6の幅および高さは、第1基板9の溝部の幅および深さと同じである。
第2端部11bは、第3端部12aよりも第1平面方向D1に沿って手前に位置していてもよい。その結果、検体中の微粒子を幅方向に分散させた後に、深さ方向に分散させることができる。
第3端部12aは、第1拡張部11の途中に位置していてもよい。その結果、流路部材3を短くすることができる。
第2端部11bの幅および第1端部11aの幅の差は、第4端部12bの深さおよび第3端部12aの深さの差よりも小さくてもよい。第1拡張部11の第1平面方向D1に沿った長さは、第2拡張部12の第1平面方向D1に沿った長くてもよい。
第1拡張部11の第1端部11aおよび第2端部11bを結ぶ側面は、平面であってもよい。すなわち、流路6を上面視したときに、第1端部11aおよび第2端部11bは、直線で結ばれていてもよい。その結果、検体を流れやすくすることができる。
第2拡張部12の第3端部12aおよび第4端部12bを結ぶ下面は、平面であってもよい。すなわち、流路6を側面視したときに、第3端部12aおよび第4端部12bは、直線で結ばれていてもよい。その結果、検体を流れやすくすることができる。
第1拡張部11および第2拡張部12の上面は同一平面であってもよい。その結果、検体を流れやすくすることができる。
流路6は、上面および下面の少なくとも一方に配された、少なくとも1つの突起部15をさらに有していてもよい。少なくとも1つの突起部15は、流路6を流れる流体の流れを妨げることができる。少なくとも1つの突起部15は、例えば、流路6の深さ方向に伸びている。少なくとも1つの突起部15は、例えば、円柱状であればよい。少なくとも1つの突起部15の材料は、例えば、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂またはポリジメチルシロキサン(PDMS)樹脂等であればよい。
少なくとも1つの突起部15は、流路6の第1拡張部11に配されていてもよい。その結果、流路6を流れる流体中の微粒子が突起部15に当たって、微粒子を流路6の幅方向に分散させることができる。
少なくとも1つの突起部15は、流路6の幅方向に沿って並んだ複数の突起部15を有した、突起列Rを構成していてもよい。その結果、検体の第1平面方向D1に沿った流れを低減させることができ、幅方向に検体中の微粒子を分散させることができる。なお、少なくとも1つの突起部15は、複数の突起列Rを有していてもよい。すなわち、突起列Rは、複数あってもよい。
また、複数の突起部15同士の距離が、突起列Rの両端に位置した突起部15のそれぞれと流路6の側面との距離よりも短い、突起列Rを有していてもよい。その結果、検体中の微粒子を分散させることができる。
また、複数の突起列Rを有している場合、突起列Rの両端に位置した突起部15と、この突起列Rよりも1つ前に位置した突起列R(前列)の両端に位置した突起部15との距離は、流路6の側面との距離よりも短くてもよい。その結果、検体中の微粒子を分散させることができる。なお、「前列」に相当する位置に、1つの突起部15のみがある場合には、突起列Rの両端に位置した突起部15と、1つの突起部15との距離が、流路6の側面との距離よりも短くてもよい。
また、複数の突起列Rを有している場合、それぞれの突起列Rの突起部15は、前列の突起列Rの複数の突起部15同士または突起部15と側面との間の領域に位置していてもよい。その結果、検体中の微粒子を分散させることができる。
また、第1拡張部11に位置した複数の突起列Rを有している場合、それぞれの突起列Rにおいて、突起列Rの両端に位置する突起部15のそれぞれと側面との距離は、突起列Rごとに同一であってもよい。
また、第2拡張部12に位置した突起列Rの両端のうち一方に位置する突起部15と側面との距離は、他方に位置する突起部15と側面との距離よりも大きくてもよい。そして、後列の突起列Rの両端のうち一方に位置する突起部15と側面との距離は、他方に位置する突起部15と側面との距離よりも小さくてもよい。その結果、検体中の微粒子を分散させることができる。
また、突起列Rが3つ以上の突起部15を有している場合、突起列Rは、弧状であってもよい。その結果、検体中の微粒子を分散させることができる。なお、「弧状」とは、複数の突起部15が幅方向に沿って一直線に並んでいるのではなく、第1平面方向にずれて配置されていることを指す。
少なくとも1つの突起部15は、流路6の第1平面方向D1に沿って並んだ複数の突起部15を有していてもよい。その結果、検体中の微粒子を分散させることができる。
少なくとも1つの突起部15は、流路6の第1拡張部11および第2拡張部12にわたって配された複数の突起部15を有していてもよい。その結果、検体中の微粒子を、幅方向に拡散させることができる。
少なくとも1つの突起部15のうち、第1拡張部11のみに位置した突起部15は、流路6の上面および下面に接していてもよい。その結果、検体中の微粒子を拡散させることができる。
少なくとも1つの突起部15のうち、第2拡張部12に位置した突起部15は、流路6の上面にのみ接していてもよい。言い換えれば、下面には接していなくてもよい。その結果、検体中の微粒子を拡散させることができる。
少なくとも1つの突起部15のうち、第2拡張部12に位置した突起部15の下端は、第1拡張部11のみに位置した突起部15の下端よりも、下方に位置している。その結果、検体中の微粒子を拡散させることができる。
第1拡張部11の一部と第2拡張部12の一部が重複している場合、少なくとも1つの突起部15のうち、第2拡張部12に位置した突起部15の下端は、第1拡張部11の一部と第2拡張部12の一部が重複部に位置した突起部15の下端よりも、下方に位置している。検体中の微粒子を拡散させることができる。
少なくとも1つの突起部15のうち、第2拡張部12に位置した複数の突起部15の密度は、第1拡張部11にのみに位置した複数の突起部15の密度よりも大きくてもよい。その結果、検体中の微粒子を拡散させることができる。
少なくとも1つの突起部15のうち、第1拡張部11のみに位置した突起部15は、流路の深さの半分以上の高さを有していてもよい。その結果、検体中の微粒子を拡散させることができる。
少なくとも1つの突起部15のうち、第2拡張部12に位置した突起部15は、流路の深さの半分以下の高さを有していてもよい。その結果、検体中の微粒子を拡散させることができる。
少なくとも1つの突起部15のうち、第2拡張部12に位置した突起部15と流路6の下面との距離は、第4端部12bに向かって大きくなっている。その結果、検体中の微粒子を拡散させることができる。
なお、第1拡張部11および第2拡張部12が離れている場合には、第1拡張部11の深さは一定であり、第2拡張部12の幅は一定である。一方で、第1拡張部11および第2拡張部12が重複する領域は、深さおよび幅の双方が変化することになる。
なお、発光素子4からの光の照射領域およびミラー4からの反射光の照射領域は、流路6の第1拡張部11および第2拡張部12よりも第1平面方向D1の正方向側に位置している。言い換えれば、第1拡張部11および第2拡張部12よりも第2開口14側に位置している。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良などが可能である。
なお、発光素子4および受光素子5は、流路部材3を挟んで対向して位置していてもよい。この場合、ミラーは不要になり、発光素子4からの光が流路6を通過して、受光素子5で受光されてもよい。
上述した実施形態では、本開示の流路6は、1つの第1基板9と1つの第2基板10とで構成されているが、流路6は本開示の構成に限定されるものではない。例えば、流路部材は、流路に沿ってくり抜かれた空洞を有する第1基板と、第1基板の上下面に配された一対の第2基板を有していてもよい。すなわち、第1基板の空洞および一対の第2基板の表面によって流路6が構成されてもよい。
上述した実施形態では、本開示の流路6が、一直線である場合を例に示しているが、流路6は、一直線でなくてもよい。流路6は、例えばミアンダ状であってもよいし、または分岐していてもよい。
1 微粒子計測器
2 光学式センサー
3 流路部材
4 発光素子
5 受光素子
6 流路
7 ミラー
8 筐体
9 第1基板
10 第2基板
11 第1拡張部
11a 第1端部
11b 第2端部
12 第2拡張部
12a 第3端部
12a 第4端部
13 第1開口
14 第2開口
15 突起部
R 突起列
D1 第1平面方向

Claims (8)

  1. 一方向に沿って伸びた流路を有した流路部材であって、
    前記流路は、第1端部および前記第1端部よりも幅が大きい第2端部を有するとともに、前記第1端部が前記一方向に沿って前記第2端部よりも手前に位置した第1拡張部11と、第3端部および前記第3端部よりも深さが大きい第4部を有するとともに、前記第3端部が前記一方向に沿って前記第4端部よりも手前に位置した第2拡張部と、を有しており、
    前記第1端部と前記第3端部は、前記一方向に沿ってずれて位置している、流路部材。
  2. 前記第2端部は、前記第3端部よりも前記一方向に沿って手前に位置している、請求項1に記載の流路部材。
  3. 前記第2端部は、前記第3端部よりも前記一方向に沿って手前に位置している、請求項2に記載の流路部材。
  4. 前記流路は、深さ方向に対向した上面および下面の少なくとも一方に配され、前記流路の前記第1拡張部に位置した少なくとも1つの突起を有している、請求項1−3のいずれかに記載の流路部材。
  5. 前記少なくとも1つの突起は、前記流路の幅方向に沿って配された複数の突起を有している、請求項4に記載の流路部材。
  6. 前記少なくとも1つの突起は、前記一方向に沿って配された複数の突起を有している、請求項4または5に記載の流路部材。
  7. 前記少なくとも1つの突起は、前記第1拡張部から前記第2拡張部にわたって配された複数の突起を有している、請求項4−6のいずれかに記載の流路部材。
  8. 請求項1−7のいずれかに記載の流路部材と、
    前記流路に光を照射する発光素子と、前記流路を通過した光を受光する受光素子と、を備えた、微粒子計測器。
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