JP2019027427A - フィードバック型風車 - Google Patents

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Abstract

【課題】揚力型の水平軸型風車に比べ、抗力型の垂直軸型風車は効率が低いという課題を、揚力型の垂直羽根と抗力型の水平回転翼を一体化し、正帰還の手段によって相互に回転を助長して出力効率の増加を図る事が可能となる。【解決の手段】本発明は、近寄り風速により回転する垂直羽根と外側羽根車を合体し、前記外側羽根車の回転を増速部で増速する、前記増速した出力を、フライホイル盤に載設した偏向インペラーに正帰還し、前記偏向インペラー回転遠心力の手段によって回転運動を流体運動に変換して出力軸に軸着した外側羽根車へ正帰還する。前記正帰還作用を繰り返し外側羽根車と偏向インペラーが互いに回転を助長し、出力効率の増加を図るものである。【選択図】図1

Description

本発明は、抗力型の翼を偏向インペラーの回転遠心力で駆動し、正帰還の手段によって周速比を大きくする事が可能となり、出力効率の増加を図るものである。
特許文献1に開示されている円垂状に形成したボスは、段落(0018)の6行目に、「ブースト羽根2と一体化した円垂状ボス1の頂点方向に掻き揚げられ、射流を防ぎ逆流領域近傍の湾曲型羽根4の背面24に流体力をブーストし、逆流領域近傍の湾曲型羽根車6を駆動する。」と、記載されている。
従って本願との違いは、フライホイル盤上に固設した切頭円垂状のボスに、掬い箆状に斜斜した翼を複数個等間隔で周設し、前記偏向インペラー4の回転遠心力を、流体遠心運動に変換し、前記流体運動に変換した水平螺旋流を、垂直上昇気流に増速偏向して外側羽根車を回転運動に変換駆動する正帰還素子として作用し、偏向インペラーの回転速度に「しきい値」を設定し、正帰還を可能にする上で主要な部材である。
更に、偏向インペラーの回転をフライホイル効果で常時風車が回転し、近寄り風が、強弱を頻繁に繰り返す作用による風車の回転ムラを、平滑化して、従来のものとは異質のもので従来の機構では、本願の目的は実現できないという課題ある。
特許文献1に開示されている外側風車と、内側風車を介設する変速動力伝動装置は、段落(0035)4行目の、「変速動力伝動装置7の太陽歯車A81と遊星歯車B82を介在して内側羽根車3bの回転出力軸15bに軸着し。」との記載がある。
しかし、従来の遊星歯車機構にはガバナー機能が無く、偏向インペラーの回転速度を比例的に制御することができず正帰還が実現できないという課題ある。
特許文献2に示す請求項2の発明は、前記風受け羽根が、断面翼状に形成された羽根支持体を介して、回転主体の遠心部に、接線に対して0度〜90度の範囲で固定されているので、回転主体の回転時に、羽根支持体の上域が負圧となり、気流が風受羽根の後内面に当たって、回転方向へ移動させる効ある、と記載されている。しかし羽根支持体(6)は、上昇気流を回転運動に変換して正帰還ループを構成する機能がなく従来の機構では、本願の目的は実現できないという課題ある。
特開2015−007414号公報 特開2003−343414号公報
垂直軸型風車の多くは、サボニウス型などのように回転翼が抗力型で、周速比が1以上になっても風車の回転は一定値を限界にそれ以上回転が増さず、また、水平軸型風車は回転翼が、楊力型がほとんどで、周速比が1以上の場合は風車の回転は増すが、周速比1以下では風車を回転させる風力特性が悪くなる。従って近寄り風が強弱を頻繁に繰り返す風車翼を揚力型の垂直羽根と抗力型の水平回転翼を取り入れた外側羽根車と、偏向インペラーの回転を相互に助長し合う機構が必用という課題がある。
本発明は、近寄り風速46の作用によって、垂直羽根3と合体した外側羽根車19の回転を駆動し、前記外側羽根車19の回転を、結合台18を介在して回転増速部13で増速して出力軸1を回転駆動する。前記増速回転した出力軸1に固着した、フライホイル盤7に切頭円垂状のボス5を載設し、前記ボスに偏向羽根20を周設して偏向インペラー4を構設し、前記偏向インペラー4の回転遠心力によって、回転トルクを垂直上昇気流40に変換し、前記垂直上昇気流40を上側水平回転翼の背面41に噴射して流体運動を回転運動に変換し、上側水平回転翼2と一体化した外側羽根車19の回転を駆動する。前記作動を、繰り返し正帰還ループを構成する事で垂直羽根3の回転と、偏向インペラー4の回転遠心力の回転を、相乗作用によって互いに回転を助長して周速比を大きくし、従来の垂直軸型風車と水平軸型風車の短所を改善する。
正帰還ループは、刻々変化する近寄り風速46から得られるエネルギーと、帰還されるエネルギーを増速機構28が増速する、その増速利得と、発電電動機35の消費電力や各種変換ロス・摩擦ロス等の受動部分による損失との相関関係を、前記利得が受動部分の損失よりも、大きくする事が正帰還の効率には重要な要素になる。しかし大きくする事は、変化する近寄り風速46の不安定要素や永久機関のように発振状態になる不安定要素がある。従って帰還率は、偏向インペラー4の回転速度に比例して増減する事から偏向インペラー4の回転速度に「しきい値」を設定し、自動的に「しきい値」内で回転する機構を設けて安定化を図る。
前記、偏向インペラー4の回転速度が「しきい値」内で回転する機構として、増速利得と、受動部分の損失と、双方に係わる偏向インペラー4の回転速度を回転増速部13で制御する。前記制御手段は、回転増速部13に「しきい値」として、帰還率を発振直前の上限値と,刻々変化する近寄り風速46の無風状態の手前の回転速度を設定し、前記回転増速部13が有する帰還制御機構14に備えた帰還制御アーム10と、その帰還制御アーム10の先端近傍に設けたアイドラー9と、前記帰還制御アーム10と合体した制御プーリー12と、電動機33の回転出力軸に固着した電動プーリー34を、ベルト(3)を架け渡しして、出力軸1に軸着した帰還制御アーム10を回転駆動するガバナー手段で、偏向インペラー4の回転速度を比例的に自動制御することで、「しきい値」内で羽根車群を回転駆動し、安定した状態に維持する。
乱流境界路22の画成は、外側羽根車19と偏向インペラー4を、増速機28を介在して構設し、偏向インペラー4の回転速度が、外側羽根車19の回転速度よりも高速で同一方向に連係して回転する。前記回転する偏向インペラー4の外周縁26と、回転する外側羽根車19に設けた垂直羽根3の内周縁27を、一定間隔あけた区画と、その区画の上部と下部空間を区画して、前記上部空間を排出口36とし、下部空間を吸い込み口39とした、乱流境界路22を画成する。
本発明は、上記構成により、次のような効果を発揮する。
フライホイルの上盤に固設した、偏向インペラーの回転遠心力を活用して正帰還し、偏向インペラーの回転と垂直羽根の回転を、相乗作用によって互いに回転を助長して周速比を大きくする事が可能となり、垂直軸型風車の低効率という課題の解決を図る効果を発揮する。
風車の課題である、近寄り風が、強弱を頻繁に繰り返す作用による風車の回転ムラを、フライホイルの盤上に固設した偏向インペラーと、制御機構14のガバナー手段によって風車の回転ムラを平滑化し、更に乱流境界路内の気圧を下げて少ない駆動エネルギーで常時風車が回転し、複雑な機械機構を設ける事なく廉価で汎用性がある効果を発揮する。
また、近寄り風が、予め所定の値に設定した風速以上の台風時には、偏向インペラーを逆回転させ、乱流境界路の環流を圧縮流とし、下側水平回転翼の背面に噴射して、前記下側水平回転翼を境に排出気流と吸い込み口から流入する気流の双方が対峙し、下側水平回転翼をブレーキ素子として作動し、外側羽根車の過剰回転を防ぐ効果を発揮する。
外側羽根車の要部と、偏向インペラーの要部を、側面からと、上方向から見て関連する要部と、位置を線で結んだ説明図。 上方向から見た増速機構と、帰還制御機構の側面図と、平面図の要部間を、線で結んだ説明図 フライホイル盤上に固設した切頭円垂状のボスに、偏向羽根を斜設した斜視図と、上側水平回転翼と、下側水平回転翼に気流を噴射して駆動する斜視図。
以降の実施形態の説明等について、風速がパルス状の瞬間風速の場合、回転機構のフライホイルや負荷慣性によるスタビライダー効果で回転体の回転が平滑される事から、本願ではこれとは別に、刻々変化する一定時間連続した風速を近寄り風速と称します。また、本発明の主体は、流体系の正帰還ループの活用にあるので、各種センサー及び、電気・電子関系並びに制御のプログラム等の説明及び図面は省略する。
〈第1の実施形態〉
正帰還素子として作用する偏向インペラー4は、出力軸1に固着した切頭円垂状のボス5に、掬い箆状に斜斜した翼を複数個等間隔で周設し、前記偏向インペラー4の回転トルクを、流体運動に変換し、前記流体運動に変換した水平螺旋流38を、垂直上昇気流40に偏向して外側羽根車19を回転運動に駆動する。
外側羽根車19の構成は、垂直羽根3の上端を保持する役割と、流体力を回転運動に変換する役割と、外側羽根車19に正帰還する役割を持つ「上側水平回転翼2」と、垂直羽根3の下端を保持する役割と、乱流境界路の吸い込み口39から氣流を乱流境界路22内に取り込む役割と、トルクブレーキの役割を持つ「下側水平回転翼6」を、偏向インペラー4を挟んで 上・下二段に分けて出力軸1に軸着し、その上側水平回転翼2と、下側水平回転翼6の上・下先端に、近寄り風速46で回転する垂直羽根3を装着して、外側羽根車19を構設する。
前記、上側水平回転翼2及び下側水平回転翼6は、翼の中央に、回転自在に軸通するベアリング42を有するハブ48を備え、そのハブ48を中心として複数葉の翼を(本願の場合は説明の都合上、4葉の翼にした)、放射状に上下二段に分け、出力軸1に軸着したハブと、垂直羽根3間に周設する。前記上側水平回転翼2は、内面に対して外面が大きく湾曲した非対称の抗力型翼で形成し、また下側水平回転翼6及び垂直羽根3は、内面に対して外面が大きく湾曲した非対称の揚力型翼で、例えば、NACA4412型状に形成した翼で、以後の記載は、ハブ48に周着した回転翼の葉数は省略し、単に上側水平回転翼2・下側水平回転翼6、及び垂直羽根3と略称する。
〈第2の実施形態〉
正帰還ループの構成は、近寄り風速46で回転する垂直羽根3と、前記垂直羽根3と一体化した外側羽根車19が回転し、前記外側羽根車19と一体化した下側水平回転翼6の中央に備えたハブ48の結合部44を結合台18に載設して結合台18が回転する。前記結合台18と合体した主プーリー17が、アイドラー9を介在して出力軸1に固着した従動プーリー16を回転駆動する。前記回転する出力軸1に固着した偏向インペラー4の回転を、増速機構28が増速し、前記増速した偏向インペラー4の回転トルクを流体運動に変換し、その変換した流体運動の螺旋流38を、切頭円垂状に形成したボス5の頂上43方向へ掻き揚げ垂直上昇流40に偏向し、出力軸1に軸着した上側水回転翼の背面41に噴射して回転トルクに変換し、上側水回転翼を回転駆動すると共に、上側水回転翼と一体化した外側羽根車19も回転して帰還ループを構成する。
前記作動を繰り返して偏向インペラー4の回転と、外側羽根車19の増速回転を、互いに助長すると共に、更に前記外側羽根車19と一体化した下側水平回転翼6と、垂直羽根3の、背圧を軽減して羽根車群21の回転効率を高め、垂直軸型風車の低効率という課題の解決を図る。
正帰還は、刻々変化する近寄り風速46から得られるエネルギーと、帰還されるエネルギーを増速機構28が増速し、前記増速した増速利得と、発電電動機35の消費電力や各種変換ロス・摩擦等の受動部分による損失と、前記利得が受動部分の損失よりも大きくする事が正帰還の効率には重要な要素になる。しかし大きくすると、変化する近寄り風速46の不安定要素や永久機関のように発振状態になる不安定要素がある、従って帰還率は、偏向インペラー4の回転速度に比例して増減する事から、偏向インペラー4の回転速度を、自動的に安定圏内で制御する機構を設けて安定化を図る必要がある。
〈第3の実施形態〉
前記の安定化を図る手段は、増速利得と、受動部分の損失と、双方に係わる偏向インペラー4の回転速度を回転増速部13が制御する、前記回転増速部13に「しきい値」を設け、前記「しきい値」として、帰還率を発振直前の上限値と,刻々変化する近寄り風速46の無風状態手前の回転速度を設定し、前記「しきい値」の範囲内で帰還制御機構14が有するガバナー部が偏向インペラー4の回転速度を比例的に自動制御することで、無風状態から一定の強風状態まで平滑して安定した状態に維持する。
「しきい値」の設定は、回転増速部13を制御する制御装置29内に具備したマイコンのソフトに記録し、出力軸1に固着した、ロタリエンコーダと風速センサー等の情報を基に制御装置29から送出される電力によって発電電動機35と電動機33を回転駆動し、前記「しきい値」以上の風速時には、余分の発電電力を電源部に蓄積し、無風時には前記蓄積した電力を活用して電動機33の回転を駆動し、常時羽根車群の回転を維持する。
増速機構28の構成は、外側羽根車19を載設した結合台18と、その結合台18と合体した主プーリー17が出力軸1に軸着し、この「主プーリー17」と、前記帰還制御アーム10の先端近傍に埋設したアイドラー軸11に軸着した「アイドラー9」を、ベルト(1)で架け渡しして駆動し、そのアイドラー9を介在して、出力軸1に固着した「従動プーリー16」を、「ベルト(2)を架け渡し」して伝達駆動する。前記主プーリー17の回転速度よりも従動プーリー16の回転速度が高速で回転するように、「主プーリー17と、従動プーリー16の」歯数を選定して増速率を決める。また前記アイドラー9は、増速率をより大きくするために段付きアイドラー9を採用する。
増速機構28の動作は、外側羽根車19の回転速度が、回転増速部13の「しきい値」を超える場合は、時計回りに回転する外側羽根車19を載設した結合台18と、前記結合台18と合体した主プーリー17が、ベルト(1)を架け渡して回転するアイドラー9を、「しきい値」を超える値で時計回りに増速回転を推進し、その増速回転したアイドラー9と、出力軸1に固着した従動プーリー16を、ベルト(2)を架け渡して回転トルクを有しながら「しきい値」を超える値で時計回りに推進しようとして働く、しかし、従動プーリー16は、出力軸に固着していることから、その出力軸1には発電電動機35が連接されていて、その発電電動機35は設定した「しきい値」内で回転している。その回転中の発電電動機35の負荷によって、従動プーリー16の回転が定められた回転数に抑制され、その設定値を超えた回転分を、帰還制御アーム10の先端に埋設したアイドラー軸11が反時計回りに自転力を生じて回転トルクを有しながら遊星しようとして働く、その回転を、制御装置29と電動機33の回転制御手段によって予め設定した「しきい値」まで自転力と対抗しながら回転制御する。前記回転が設定値に達した後は、予め定めた一定の範囲内で正転逆転を繰り返し、ガバナー機構として操作を行う。
前記帰還制御機構14の構成は、帰還制御アーム10を出力軸1に軸着し、前記帰還制御アームの先端近傍に埋設したアイドラー軸11にアイドラー9を軸着し、前記帰還制御アームと合体した制御プーリー12と、電動機33と、その電動機33の回転軸に固設した電動プーリー34と、ベルト(3)と、前記電動機33の回転を制御する制御装置29と、架台31で構成する。
前記帰還制御機構14の動作は、制御装置29から送られる制御電力に応じて電動機33が駆動し、その電動機33の回転出力軸に固着した「電動プーリー34」と、「制御プーリー12」を「ベルト(3)を架け渡し」して出力軸1に軸着した帰還制御アーム10を駆動する。この時、主プーリー17と従動プーリー16の歯数差と、出力軸1の回転数を合成された数値による帰還制御アーム10に自転力が生じるが、従動プーリー16は、回転中の出力軸1に固設しており、その出力軸1に連接した慣性の大きい発電電動機35の負荷によって従動プーリー16の回転が「しきい値内」の回転数に抑制されている。
例えば、刻々変化する近寄り風速46の変化に対応して外側羽根車19を載設した結合台18の回転速度も変化する、前記結合台18の回転速度と、出力軸1が「しきい値」内で回転する速度との差を、帰還制御アーム10が出力軸1中心に自転して整合する。前記整合手段は、自転力を生じた帰還制御アーム10の回転を、電動機33の回転が優先して強制的に抑制しながら、「しきい値」まで回転制御してガバナー操作をする事で無風状態から強風状態まで平滑に回転出力得られる。
〈第4の実施形態〉
前記乱流境界路22の画成は、外側羽根車19と偏向インペラー4を、増速機28を介在して構設し、偏向インペラー4の回転速度が、外側羽根車19の回転速度よりも高速で同一方向に連係して回転する。その偏向インペラー4の外周縁26と、外側羽根車19に設けた垂直羽根3の内周縁27を、一定間隔あけた区画と、その区画の上部と下部を空間にして、前記上部空間を排出口36とし、下部空間を吸い込み口39とした、乱流境界路22を画成する。
前記乱流境界路22の画成手段は、羽根車群21の回転手段によって、高速回転する偏向羽根20の外周縁26近傍と、低速回転する垂直羽根3の内周縁27近傍を環流する流水速度はそれぞれが異なる。従って高速回転する偏向羽根20の外周縁26を環流する螺旋流38や垂直上昇流40と、垂直羽根3の内周縁27を環流する翼後渦流や乱流の低速流は、偏向羽根20と垂直羽根3のそれぞれ羽根縁の異なった周速に応じて異なった流速や形態の環流が生じ、気流には粘性があることから、異なった流速や形態の環流は、容易に混合して合成されることなく、両環流間には乱流を挟んで隔たりが出来き、中空円柱状の層になり、この層の内周壁と外周壁の間を、乱流境界路22として画成する。
前述の機構に於いて、羽根車群21に流入する氣流が希薄で、外側羽根車19の回転起動が困難なときは、電動機33を反時計回りに回転駆動し、電動機33の回転出力軸に固設した電動プーリー34と、制御プーリー12を、ベルト(3)を架け渡して帰還制御アーム10が遊星回動する、その反時計回りに遊星回動する帰還制御アーム10のアイドラー軸11に、軸着したアイドラー9は、時計回りに回転し、その回転するアイドラー9を、主プーリー17と、ベルト(1)を架け渡して主プーリー17と合体した「結合台18」を時計回りに回転駆動する。この場合、従動プーリー16と、主プーリー17の歯数によって定まる比率分の軽減したトルクで「結合台18」の回転負荷を制御装置29が計算し、前記制御装置29からの制御電力で電動機33を制御駆動し、結合台18に載設した外側羽根車19の回転をアシストする。また出力軸1に固設している従動プーリー16の回転は、前記出力軸1に連接した発電電動機35にブレーキ又は負荷を重くして、外側羽根車19が回転した時点で前記ブレーキ又は負荷を解く。
外側羽根車19が、台風等の強い風力で過剰回転する場合は、別に設けたセンサーの情報に基づき帰還制御機構14の手段によって、自動的に負帰還運転に切り替え、設定値を遥かに超える値で回転する場合は、外側羽根車19を載設して一体化した結合台18が時計回りに回転を推進する、前記結合台18と合体した主プーリー17と、アイドラー軸11に軸着したアイドラー9を、ベルト(1)で架け渡ししてアイドラー9を、設定値を遥かに超える値で時計回りに増速回転を推進し、その増速回転したアイドラー9と、出力軸1に固設した、従動プーリー16を、ベルト(2)を架け渡して回転トルクを有しながら設定値を超える値で時計回りに推進しようとして働く、しかし、従動プーリー16は、出力軸1に固設していて、その出力軸1は発電電動機35が連接して既に定速回転をしている。従って従動プーリー16の回転も定速回転され帰還制御アーム10に埋設したアイドラー軸11は、前記主プーリー17と従動プーリー16の歯数差と、垂直軸1の回転数を合成された数値による自転力が生じ、出力軸1を中心に帰還制御アーム10は、過剰回転分を制動しながら遊星回転する。その結果、結合台18の回転は制動しながら従動プーリー16には伝達されず、外側羽根車19の過剰回転を抑制して外側羽根車19の破損を防護する。
1 出力軸
2,上側水平回転翼
3,垂直羽根
4.偏向インペラー
5 切頭円垂状のボス
6 下側水平回転翼
7、フライホイル盤
8 排出流
9 アイドラー
10 帰還制御アーム
11 アイドラー軸
12 制御プーリー
13 回転増速部
14 帰還制御機構
15 翼を斜設
16 従動プーリー
17,主プーリー
18,結合台
19,外側羽根車
20,偏向羽根
21.羽根車群
22.乱流境界路
23.ベルト(1)
24.ベルト(2)
25,ベルト(3)
26,偏向インペラーの外周縁
27,垂直羽根内周縁
28,増速機構
29,制御装置
30.主軸受け
31 架台
32 下側水平回転翼の背面
33.電動機
34 電動プーリー
35 発電電動機
36 排出口
37 下側水平回転翼の表面
38 螺旋流
39.吸い込み口
40 垂直上昇気流
41 上側水平回転翼の背面
42 ベアリング
43 頂上方向
44 結合部
45 翼後渦流
46 近寄り風速
47 双方が対峙
48 ハブ

Claims (4)

  1. 出力軸に固設したフライホイル盤に、切頭円垂状のボスを載設し、前記ボスに偏向翼を周設して偏向インペラーとする。また外側羽根車として、上側水平回転翼と下側の水平回転翼を、前記偏向インペラーと、乱流境界路を跨で、上・下二段分けて出力軸に軸着し、更に上側水平回転翼の先端と、下側の水平回転翼の先端に、垂直羽根を周設して外側羽根車を構設する。前記偏向インペラーと外側羽根車を、回転増速部で回転結合する増速機構と、帰還制御機構と、乱流境界路と、前記出力軸に連接した発電電動機を、それぞれを具備した事を特徴とするフィードバック型風車。
  2. 請求項1記載の出力軸に固設した切頭円垂状のボスの底辺にフライホイル盤を固設し、前記ボスに、偏向翼を斜め掬い箆状に、複数枚周設して偏向インペラーを構設し、前記偏向インペラーの回転遠心力を、流体遠心運動に変換しながら垂直流に偏向して上昇し、前記上昇流を、出力軸に軸着した上側水平回転翼の背面に噴射して回転トルクに変換し、前記動作を繰り返して正帰還ループを構成した請求項1項の記載のフィードバック型風車。
  3. 請求項2記載の出力軸に回転増速部を軸着し、前記回転増速部を介在して設けた、偏向インペラーの回転速度に「しきい値」を設定して、帰還制御機構が有する帰還制御アームの手段によって、前記偏向インペラーの回転速度を「しきい値」の範囲内に比例的に制御し、正帰還ループを構成する機構を特徴とした請求項1〜2項記載のフィードバック型風車
  4. 請求項3記載の出力軸に固着した偏向インペラーの外周縁と、前記出力軸に軸着した外側羽根車の外周縁に周着した垂直羽根の内周縁を、一定間隔をあけた同心円状の区画と、前記区画の上部空間を排出口とし、下部空間を吸い込み口として乱流境界路を画成した事を特徴とする請求項1〜3項記載のフィードバック型風車。
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