JP2019024667A - Bread baker - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、天面の焼き色が良いパンを焼き上げることができる製パン器の技術に関する。 The present invention relates to a technology of a bread maker that can bake bread having a good baking color on the top surface.
従来の製パン器として、パンケースを加熱する加熱手段に加え、パンケース上方に膨らむパン上方部を加熱する加熱手段を備えたものが、特許文献1、2に示されている。
特許文献1、2に示された従来の製パン器は、パンケースを加熱する第1の加熱手段と、パンケースよりも上方に設けられ、パンケース上方のパン膨出空間を加熱する第2の加熱手段を備えている。
そして、特許文献1、2に示された製パン器の第2の加熱手段は、パンケース上方のパン膨出空間の側方周囲に配設されており、パンケース上方に膨出したパン上方部を側方から加熱し、パン上方部を焼き上げるように構成されている。
The conventional bread maker shown in
And the 2nd heating means of the bread maker shown in
特許文献1、2に示された従来の製パン器では、加熱手段によって、パンケース上方に膨出したパン上方部を側方から加熱する構成としている。このため、従来の製パン器では、依然としてパンの天面に良い焼き色を付けることが困難であった。
In the conventional bread maker shown in
本発明は、斯かる現状の課題に鑑みてなされたものであり、天面の焼き色が良いパンを焼き上げることが可能な製パン器を提供することを目的としている。 The present invention has been made in view of such a current problem, and an object of the present invention is to provide a bread maker capable of baking bread having a good baking color on the top surface.
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。 The problem to be solved by the present invention is as described above. Next, means for solving the problem will be described.
即ち、本発明に係る製パン器は、パンを焼成する空間を形成する本体および蓋体と、前記空間に収容可能なパンの焼型であるパンケースと、前記パンケース内のパン生地を加熱してパンを焼成するパン焼成手段と、前記パン焼成手段によって焼成された前記パンの天面を加熱する天面加熱手段と、を備え、前記天面加熱手段を、前記蓋体の内面に設けたことを特徴とする。
このような構成の製パン器によれば、天面の焼き色が良いパンを焼き上げることができる。
That is, the bread maker according to the present invention heats the main body and the lid that form a space for baking bread, a bread case that is a baking type of bread that can be stored in the space, and the bread dough in the bread case. Pan baking means for baking bread, and top surface heating means for heating the top surface of the bread baked by the bread baking means, the top surface heating means is provided on the inner surface of the lid It is characterized by that.
According to the bread maker having such a configuration, bread having a good baking color on the top surface can be baked.
また、本発明に係る製パン器においては、前記パンの天面に対する前記天面加熱手段による熱の放射方向が、前記パンの天面に略直交していることを特徴とする。
このような構成の製パン器によれば、パンの天面に確実に焼き色をつけることができる。
In the bread maker according to the present invention, the radiation direction of heat by the top surface heating means with respect to the top surface of the bread is substantially orthogonal to the top surface of the bread.
According to the bread maker having such a configuration, the top surface of the bread can be surely colored.
また、本発明に係る製パン器は、前記蓋体の内面において、熱を反射させる熱反射部を備えることを特徴とする。
このような構成の製パン器によれば、パンの天面に効率よく焼き色をつけることができる。
Moreover, the bread maker which concerns on this invention is equipped with the heat | fever reflection part which reflects heat in the inner surface of the said cover body, It is characterized by the above-mentioned.
According to the bread maker having such a configuration, a baking color can be efficiently applied to the top surface of the bread.
また、本発明に係る製パン器において、前記パン焼成手段は、前記パンケースを誘導加熱することを特徴とする。
このような構成の製パン器によれば、パン焼成手段として誘導加熱式のヒータを採用した場合であっても、天面の焼き色が良いパンを焼き上げることができる。
In the bread maker according to the present invention, the bread baking means induction heats the bread case.
According to the bread maker having such a configuration, even when an induction heating type heater is employed as the bread baking means, bread having a good baking color on the top surface can be baked.
また、本発明に係る製パン器において、前記天面加熱手段は、前記パン焼成手段によるパンの焼成が開始されてから所定時間が経過した後に加熱を開始することを特徴とする。
このような構成の製パン器によれば、少ない消費電力で、パンの天面に確実に焼き色をつけることができる。
In the bread maker according to the present invention, the top surface heating means starts heating after a predetermined time has elapsed since the baking of bread by the bread baking means was started.
According to the bread maker having such a configuration, the top surface of the bread can be surely colored with less power consumption.
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。 As effects of the present invention, the following effects can be obtained.
本発明に係る製パン器によれば、天面の焼き色が良いパンを焼き上げることができる。 According to the bread maker according to the present invention, it is possible to bake bread having a good baking color on the top surface.
次に、発明の実施の形態を説明する。
以下では、本発明の一実施形態に係る製パン器の全体構成について説明する。
図1および図2に示す製パン器1は、本発明に係る製パン器の一実施形態であり、パン生地を捏ね、パン生地を段階的に加熱してパンを焼き上げるためのものであり、本体10、蓋体20を備えている。なお、以下では、説明の便宜上、図1および図2に示す矢印U方向を上方向として「製パン器1の上下方向」を規定する。また、図1および図2に示す矢印F方向を前方向として「製パン器1の前後方向」を規定する。そして、図1および図2に示す矢印R方向を右方向として「製パン器1の左右方向」を規定する。以下の各図においても同様とする。
Next, embodiments of the invention will be described.
Below, the whole structure of the bread maker based on one Embodiment of this invention is demonstrated.
A
本実施形態に示す製パン器1は、水平面上に載置した状態での使用を想定している。このため、製パン器1は、通常の使用可能な状態において、高さ方向が鉛直上下方向に向いた姿勢となる。以下の説明では、特に説明する場合を除き、使用可能な状態にあり、高さ方向が鉛直上下方向に向いた姿勢である製パン器1について説明をする。
尚、本説明で言う「使用可能な状態の製パン器」とは、製パン器が水平面上に載置されており、蓋体、パンケース等の各部位が所定位置にセットされており、製パンできる状態の製パン器および製パンしている状態の製パン器の両方を含む概念である。
The
In this description, the “readable bread maker” means that the bread maker is placed on a horizontal surface, and each part such as a lid and a bread case is set at a predetermined position. It is a concept that includes both a bread maker that can make bread and a bread maker that is making bread.
図3および図4に示す如く、本体10は、外ケース11、内ケース12、を備えている。また、製パン器1は、さらに、パンの焼型となるパンケース30を備えている。尚、図3は、図2におけるA−A線断面図である。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
外ケース11は、上面が開口するとともに下面が閉塞した有底の略円筒形状を有する樹脂成形品であり、平面視略矩形状に形成される。外ケース11は、製パン器1の外壁および底壁を構成し、内側には、内ケース12や制御機器(マイコン70)や攪拌機構80等を収容する。外ケース11の上部に形成された開口からは、パンケース30の出し入れが可能である。
The
内ケース12は、複数の部材によって外ケース11の内側に略凹状の空間を形成するものであり、外ケース11の内側に取り付けられる。内ケース12は、製パン器1の内壁を構成する。
内ケース12は、下部を構成する下部ケース12Aと上部を構成する上部ケース12Bにより構成され、下部ケース12Aと上部ケース12Bにより形成される凹状の空間を、パンの焼成空間としている。
The
The
下部ケース12Aの外周側面には、上下方向に多段となる複数のリブ12Cが形成されており、隣り合うリブ12C・12Cの間の1つの隙間に1線ずつ配線することによって、ワークコイル13を構成している。製パン器1では、下部ケース12Aの外周に誘導加熱用のワークコイル13を配置している。
A plurality of
ワークコイル13は、パンケース30を加熱して、パン生地を発酵させたりパンを焼き上げたりするものである。ワークコイル13は、下部ケース12Aの外側面に支持される。
The work coil 13 heats the
本実施形態においては、製パン器1におけるパンケース30の加熱手段をIH(Induction Heating:誘導加熱)方式としているが、製パン器1におけるパンケース30の加熱方法はIH方式に限定されるものではない。即ち、製パン器1では、パンケース30の加熱手段を電熱ヒータ等として、パンケース30を外部加熱する方式としても差し支えない。
In the present embodiment, the heating means of the
蓋体20は、本体10の上部開口を塞ぐものであり、使用可能な状態において略下方を向く内面21を備えている。蓋体20の後端部は、外ケース11の上端後縁部に取り付けられるヒンジを介して支持される。蓋体20は、本体10に対して開閉自在に構成される。
The
パンケース30は、上面が開口するとともに下面が閉塞する容器であり、パン生地(パンの原料)を内部に収容可能とする。下面に取り付けられる結合部材(図示せず)等を介して、内ケース12に対して着脱可能に構成している。
The
そして、製パン器1では、内ケース12と蓋体20の内面21で囲まれた空間を、パンの焼成空間としており、パンケース30より上方の焼成空間として、パン膨出空間PAを確保している。
In the
また、製パン器1では、パン膨出空間PAの上方において、パンの天面を加熱する天面加熱部40を備えている。尚、ここで言う「パンの天面」とは、パン生地が焼き上げられ、概ね焼き上がり後の形状となったパンにおける、その上面のことである。
Further, the
天面加熱部40は、パンの天面に焼き色をつけるための手段であり、ヒータ41、熱反射部材42、支持部材43により構成している。
ヒータ41は、電気ヒータであり、シーズ式・マイカ式等種々の方式の電気ヒータを採用し得る。ヒータ41は、パンの天面にムラなく焼き色をつけるために略平面状の発熱部を有しており、該発熱部は、例えば平面上に棒状のヒータ部材を複数列置して構成される。
The top
The
熱反射部材42は、ヒータ41から放射された熱をパンの天面に向けて反射させるための部材である。熱反射部材42は、表面に光沢を有するアルミ等からなる板材をプレス加工や曲げ加工等を施して、所定の反射角度を有する熱反射面を形成した部材である。また、支持部材43は、ヒータ41を支持するための部材である。
The
そして、製パン器1における天面加熱部40は、蓋体20の内面21に熱反射部材42を取り付け、さらに、熱反射部材42に対して支持部材43を取り付けて構成している。そして、天面加熱部40は、支持部材43でヒータ41を支持することによって、蓋体20の内面21にヒータ41を配置している。
The top
図5に示す如く、製パン器1では、パンケース30上部のパン膨出空間PAの側方周囲ではなく、パン膨出空間PAの上方に天面加熱部40を配置している。パン膨出空間PAとは、蓋体20とパンケース30の間の焼成空間であり、パンケース30内で加熱焼成されたパンPを上方に釜伸びさせるために確保された空間である。
As shown in FIG. 5, in the
そして、製パン器1では、パン膨出空間PAの上方に位置する蓋体20の内面21に天面加熱部40を配置することで、ヒータ41からパンケース30に向けて、略下向きに熱を放射する構成としている。即ち、天面加熱部40は、蓋体20の内面21に配置されており、内ケース12内のパンケース30の上部開放端面に対して略直交する向きに熱を放射することができるように構成されている。
In the
このような構成の製パン器1では、ヒータ41によって、パンケース30上方のパン膨出空間PAにおいて、パンPの天面PUに略直交する方向から熱を放射することができ、これにより、パンPの肩部や側部等を焦がすことなく、パンPの天面PUに適度な焼き色を付けることが可能になる。
尚、パンPの天面PUは、図5に示すように、略弧状の形態を有していることが通常であるため、ここで言う「天面PUに略直交する方向」とは、天面PUに対する法線方向だけでなく、法線方向から若干(例えば30°程度)傾斜した方向も含む概念である。
In the
As shown in FIG. 5, the top surface PU of the pan P usually has a substantially arcuate shape. Therefore, the “direction substantially orthogonal to the top surface PU” referred to here is the top surface PU. The concept includes not only the normal direction to the surface PU but also a direction slightly inclined (for example, about 30 °) from the normal direction.
そして、製パン器1では、ワークコイル13で加熱されパンケース30から上方に膨出したパンPを天面加熱部40で加熱することによって、パンPの天面PUに確実に良い焼き色を付けることができる。
In the
即ち、製パン器1においては、パンPの天面PUに対する天面加熱部40のヒータ41による熱の放射方向が、パンPの天面PUに略直交しており、このような構成の製パン器1によって、パンPの天面PUに確実に焼き色をつけることを可能にしている。従来の製パン器のように、パン膨出空間の側方周囲に加熱手段を配置する構成では、パンの天面に良い焼き色を付けようとすると、先にパンの肩部や側部に焼き色が付き、肩部や側部が焦げてしまうという問題もあったが、製パン器1では、パンの肩部や側部を焦がさずに、パンPの天面PUに良い(適度な)焼き色を付けることができる。
That is, in the
さらに、製パン器1では、蓋体20の内面21に、熱を反射させる熱反射部材42を備えている。即ち、熱反射部材42は、パン膨出空間PAに配置されている。
熱反射部材42は、天面加熱部40からパンPの天面PUに向けて放射された熱および支持部材43から放射された熱を、繰り返し天面PUに向けて反射させることができる。このため、製パン器1では、熱反射部材42によって、ヒータ41から放射された熱を、効率よくパンPの天面PUに焼き色をつけることに利用することができる。
Further, the
The
即ち、製パン器1は、蓋体20の内面21において(即ち、パン膨出空間PAの上方)において、熱を反射させる熱反射部材42を備えるものであり、このような構成によって、パンPの天面PUに効率よく焼き色をつけることを可能にしている。
That is, the
そして、製パン器1では、図3および図4に示すように、蓋体20の後部に、具材投入器50およびイースト投入器60を備えている。製パン器1では、蓋体20の後部側に寄せて具材投入器50およびイースト投入器60を配置することによって、蓋体20の内面21において、天面加熱部40を配置するためのスペースを確保している。
And in the
具材投入器50は、パンケース30内のパン生地に具材(レーズンやナッツ等の食材)を所定のタイミングで投入するためのものであり、蓋体20の内面21に配置される。
そして、具材投入器50は、使用可能な状態の製パン器1において、パンケース30の上端開口部に向けて斜め下向きに開放可能な扉部51を備える構成としており、内部に貯溜された具材を、扉部51の開放によって、自重で下方に落下させる構成としている。
The
And in the
また、イースト投入器60は、パンケース30内のパン生地にドライイーストを、所定のタイミングで投入するためのものであり、蓋体20の内面21に配置される。
そして、イースト投入器60は、使用可能な状態の製パン器1において、パンケース30の上端開口部に向けて斜め下向きに開放可能な扉部61を備える構成としており、内部に貯溜されたドライイーストを、扉部61の開放によって、自重で下方に落下させる構成としている。
The
The
攪拌機構80は、生地を捏ねるための機構であり、モータ81、小プーリ82、大プーリ83、Vベルト84、回転軸85、軸受86、攪拌羽根87等を備えている。
攪拌機構80では、モータ81の主軸81A上に小プーリ82が固定されており、小プーリ82と大プーリ83の間にVベルト84が巻回されている。回転軸85は、軸受86により回転可能に軸支されている。
大プーリ83は、回転軸85に対して固定されており、モータ81の回転出力が、小プーリ82、Vベルト84を介して、大プーリ83に伝達されることで、回転軸85が回転駆動される。回転軸85の上端部は、パンケース30の内部に位置している。
そして、攪拌機構80は、回転軸85の上端部に攪拌羽根87が固定されており、モータ81の作動により攪拌羽根87を回転させることによって、パンケース30内のパン生地(図示せず)を捏ねることができるように構成されている。
The stirring
In the
The
The stirring
即ち、製パン器1は、パンPを焼成する空間を形成する本体10および蓋体20と、本体10および蓋体20で形成する空間に収容可能なパンの焼型であるパンケース30と、パンケース30内のパン生地を加熱してパンを焼成するワークコイル13と、ワークコイル13によって焼成されたパンPの天面PUを加熱する天面加熱部40と、を備え、天面加熱部40を、蓋体20の内面21に設けている。このような構成の製パン器1によれば、天面PUの焼き色が良いパンP(図5参照)を焼き上げることができる。
That is, the
尚、製パン器1におけるパンケース30の加熱手段を誘導加熱式のヒータ(ワークコイル13)とした場合、ワークコイル13によってパンケース30を自己発熱させてパンを焼き上げるため、ワークコイル13から放出される局所的な熱は、パンの天面に焼き色を付けることにはほとんど寄与しない。このため、製パン器1におけるパンケース30の加熱手段を誘導加熱式とした場合には、パンの天面の焼き色がより薄くなりやすい。
本実施形態で示した製パン器1のように、パンケース30の加熱手段を誘導加熱式とした場合において、天面に良い焼き色が付いたパンを焼き上げるためには、パンケース30の上部に天面加熱部40を設ける構成とすることが特に有効である。
In addition, when the heating means of the
As in the
即ち、製パン器1においては、パン焼成手段をワークコイル13としており、ワークコイル13は、パンケース30を誘導加熱するものである。このような構成の製パン器1によれば、誘導加熱式であるワークコイル13を採用した場合であっても、天面PUの焼き色が良いパンPを焼き上げることができる(図5参照)。
That is, in the
ここで、製パン器の別実施形態について、説明する。
図6に示す製パン器2は、本発明に係る製パン器の一実施形態である。
尚、製パン器2は、図6に示すように、角型パンを焼き上げるためのパンケース35を使用する構成としており、天面加熱部45を備えている。その他の構成については、前述した製パン器1の構成と共通しているため、説明を省略する。
Here, another embodiment of the bread maker will be described.
The
As shown in FIG. 6, the
パンケース35は、パンケース35上部の開放端面を封止するパンケース蓋部材36と共に使用し、略直方体状の密閉空間の内部で角型パンを焼き上げる。
パンケース35を用いる製パン器2では、ワークコイル13によって、パンケース35内のパン生地を焼き上げつつ、パンケース蓋部材36を天面加熱部45によって加熱して、角型パンの天面に焼き色を付ける。天面加熱部45を構成するヒータ46としては、外部加熱式の電熱ヒータを採用してもよいし、誘導加熱式のヒータを採用してもよい。
The
In the
次に、図3および図4を参照しつつ、製パン器1の動作制御について説明する。
製パン器1は、制御手段であるマイコン70を備えている。マイコン70には、製パン器1の機能を実行するための制御プログラムや時間と温度との関係マップ等が予め記憶されている。また、マイコン70には、パン生地の状態や庫内温度等を検出する各種センサ(図示せず)から各種信号が入力され、信号に基づいて演算および判定を行うとともに、マイコン70からワークコイル13、天面加熱部40等に制御信号を出力することにより、製パン器1の各部を適宜動作させる。
Next, operation control of the
The
次に、図3〜図5を適宜参照しつつ、製パン器1の動作について説明する。
製パン器1は、捏ね工程、一次発酵工程、二次発酵工程、および焼き工程を順番に行うことで、パンを焼き上げる。
Next, the operation of the
The
捏ね工程において、製パン器1は、パンケース30内の温度が、捏ね工程において設定される温度を維持できるように、ワークコイル13を動作させる。
In the kneading process, the
捏ね工程において、製パン器1は、攪拌機構80でパン生地の元となる水・小麦粉(強力粉)・塩・油脂等の材料を攪拌し、パン生地を捏ねる。
In the kneading process, the
捏ね工程において、製パン器1は、パン生地の捏ねがある程度進んだ時点で、パン生地にドライイーストを投入する。即ち、マイコン70は、パン生地の捏ねがある程度進んだ時点で、イースト投入器60から、パン生地にドライイーストを投入する。その後、マイコン70は、さらに、ドライイーストを生地全体に万遍なく行き渡らせるための所定時間さらにパン生地を捏ねて、捏ね工程を完了する。
In the kneading process, the
捏ね工程が終了した後で、製パン器1は、さらに、パン生地に具材(例えば、レーズンやナッツ等)を投入してもよい。この場合、製パン器1では、具材投入器50によって、一次発酵工程の前に、具材を投入する。ここで、マイコン70は、具材がパン生地の全体に万遍なく行き渡るように、具材がつぶれない程度に、攪拌機構80によって、さらに軽くパン生地を捏ねる。
After the kneading process is completed, the
次に、製パン器1は、一次発酵工程を行う。
一次発酵工程において、製パン器1は、マイコン70によって、庫内の温度が一次発酵工程において設定される温度を維持できるように、ワークコイル13を動作させる。
Next, the
In the primary fermentation process, the
一次発酵工程が終了した後で、製パン器1は、二次発酵工程を行う。
二次発酵工程において、製パン器1は、マイコン70によって、庫内の温度が二次発酵工程において設定される温度を維持できるように、ワークコイル13を動作させる。
このような一次醗酵工程および二次醗酵工程を行うことで、製パン器1は、パン生地を成形熟成させる。
After the primary fermentation process is completed, the
In the secondary fermentation process, the
By performing such a primary fermentation process and a secondary fermentation process, the
二次発酵工程が終了した後で、製パン器1は、焼き工程を行う。
焼き工程において、製パン器1は、マイコン70によって、庫内の温度が焼き工程において設定される温度を維持できるように、ワークコイル13を動作させ、ワークコイル13によって、パン生地を焼き上げていく。
After the secondary fermentation process is completed, the
In the baking process, the
そして、焼き工程において、製パン器1は、ワークコイル13によって、パン生地を焼き上げつつ、パン生地がパンケース30上方のパン膨出空間PAに膨出してきた時点で(即ち、所定の時間が経過した後で)、マイコン70によって、パンPの天面PUに焼き色を付けるために天面加熱部40のヒータ41をさらに動作させる。
In the baking process, the
このような焼き工程を行うことで、製パン器1は、天面PUに良い焼き色を付けてパンPを焼き上げることができる。また、製パン器1では、天面加熱部40による加熱を、パン膨出空間PAにパンPが膨出してきた後に限定することで、ヒータ41の動作時間を短縮して、製パン器1の消費電力を抑制している。また、パンPがパン膨出空間PAに膨出するより前にヒータ41を作動させると、ヒータ41と天面PUとの距離が遠く、天面PUに効率よく焼き色を付けることが難しいが、天面加熱部40による加熱を、パン膨出空間PAにパンPが膨出してきた後に限定することで、パンPの天面PUに効率よく焼き色を付けることができる。
By performing such a baking process, the
即ち、製パン器1において、天面加熱部40は、ワークコイル13によるパンの焼成が開始されてから所定時間が経過した後に加熱を開始するものであり、このような構成の製パン器1によれば、少ない消費電力で、パンPの天面PUに確実に焼き色をつけることができる。
That is, in the
尚、本実施形態で示した製パン器1では、パンPがパン膨出空間PAに膨出した後で、ヒータ41を作動させる構成としているが、製パン器1では、消費電力の大小よりも焼き色の好み等を優先して、パンPがパン膨出空間PAに膨出するタイミングの前にヒータ41を作動させることも可能である。この場合の製パン器1では、ヒータ41の作動タイミングを早めることで、パンPの焼き上げ時間を短縮したり、あるいは、パンPの天面PUによりしっかりとした焼き色を付けたりすることが可能になる。
In the
1 製パン器
2 製パン器(別実施形態)
10 本体
13 ワークコイル(パン焼成手段)
20 蓋体
21 内面
30 パンケース
35 パンケース(別実施形態)
40 天面加熱部(天面加熱手段)
45 天面加熱部(別実施形態)
41 ヒータ
46 ヒータ
42 熱反射部材(熱反射部)
P パン
PU 天面
1
10
20
40 Top heating section (top heating means)
45 Top heating section (another embodiment)
41
P bread PU top
Claims (5)
前記空間に収容可能なパンの焼型であるパンケースと、
前記パンケース内のパン生地を加熱してパンを焼成するパン焼成手段と、
前記パン焼成手段によって焼成された前記パンの天面を加熱する天面加熱手段と、
を備え、
前記天面加熱手段を、
前記蓋体の内面に設けた、
ことを特徴とする製パン器。 A body and a lid that form a space for baking bread;
A bread case that is a baking mold of bread that can be accommodated in the space;
Bread baking means for baking bread by heating the dough in the bread case;
A top surface heating means for heating the top surface of the bread baked by the bread baking means;
With
The top surface heating means,
Provided on the inner surface of the lid,
A bread maker characterized by that.
前記パンの天面に略直交している、
ことを特徴とする請求項1に記載の製パン器。 Radiation direction of heat by the top surface heating means with respect to the top surface of the bread,
Substantially orthogonal to the top surface of the bread,
The bread maker according to claim 1.
熱を反射させる熱反射部を備える、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の製パン器。 On the inner surface of the lid,
Provided with a heat reflecting part that reflects heat,
The bread maker according to claim 1 or 2, characterized by the above-mentioned.
前記パンケースを誘導加熱する、
ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の製パン器。 The bread baking means
Induction heating the pan case,
The bread maker according to any one of claims 1 to 3, wherein the bread maker is characterized.
前記パン焼成手段によるパンの焼成が開始されてから所定時間が経過した後に加熱を開始する、
ことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の製パン器。 The top surface heating means includes
The heating is started after a predetermined time has elapsed since the baking of the bread by the bread baking means was started.
The bread maker according to any one of claims 1 to 4, wherein the bread maker is characterized.
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JP2017144980A JP2019024667A (en) | 2017-07-26 | 2017-07-26 | Bread baker |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0788047A (en) * | 1993-09-22 | 1995-04-04 | Funai Electric Co Ltd | Bakery equipment by electromagnetic heating |
JP2013000512A (en) * | 2011-06-21 | 2013-01-07 | Zojirushi Corp | Electrothermal cooker |
-
2017
- 2017-07-26 JP JP2017144980A patent/JP2019024667A/en active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0788047A (en) * | 1993-09-22 | 1995-04-04 | Funai Electric Co Ltd | Bakery equipment by electromagnetic heating |
JP2013000512A (en) * | 2011-06-21 | 2013-01-07 | Zojirushi Corp | Electrothermal cooker |
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