JP2019024461A - 防護カバー - Google Patents
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Abstract
Description
本発明はまた、好ましい実施形態において、更に湿度を天敵生物にとって好適な範囲に維持できる保護カバーを提供することを目的とする。
本発明は更に、他の好ましい実施形態において、上記のような特性を有し、且つ製造コストが低く簡単に製造・設置が可能な保護カバーを提供することを目的とする。
複数の袋で構成される多層構造を有し、少なくとも外袋は防水性であり、少なくとも1つの袋は遮熱性である、防護カバー。
[2]少なくとも1つの内袋は遮熱性である、[1]に記載の防護カバー。
[3]少なくとも1つの内袋は、少なくとも外側の面が白色のコーティング、好ましくは白色無機材料のコーティングがなされている紙を含む(典型的には「からなる」)、[1]又は[2]に記載の防護カバー。
[4]前記外袋は、少なくとも外側の面が白色のコーティング、好ましくは白色無機材料のコーティングがなされ、且つ撥水性である紙を含む(典型的には「からなる」)、[1]〜[3]の何れか1項に記載の防護カバー。
[5]前記外袋は更に遮熱性である、[4]に記載の防護カバー。
[6]前記外袋及び前記内袋は排水口を有し、前記内袋と前記外袋との間に水が通過可能な経路が形成されている、[1]〜[5]の何れか1項に記載の防護カバー。
[7]前記内袋の左端及び/又は右端は、前記外袋の左端及び/又は右端より内側に位置し、それによって、前記内袋と前記外袋との間に水が通過可能な経路が形成されている、[6]に記載の防護カバー。
[8]前記内袋の左端及び/又は右端は、谷折りで折り返されており、それによって、前記内袋と前記外袋との間に水が通過可能な経路が形成されている、[6]に記載の防護カバー。
[9]前記内袋は、ギャザー折り(蛇腹折り)されて、前記内袋の外面と前記外袋の内面との間に水が通過可能な経路が形成されている、[6]に記載の防護カバー。
[10]前記外袋の内面及び/又は該外袋に隣接する前記内袋の外面は、撥水性である、[6]から[9]の何れか1項に記載の防護カバー。
また、本発明による防護カバーでは、多層構造による多段の障壁を通じて、降雨などによる水の浸入からパック製剤を防護し、特に、袋間の空間を利用して多様な排水経路を形成する事が可能であり、これを通じてパック製剤を浸水から防護する。
本願明細書において「防水性」とは、日常遭遇する降雨に曝された場合でも水が実質的に内部に浸出しない性質を意味する。このような性質は、耐水性、撥水性などの面から評価され、例えば、JIS P 8122(1976)の規定に従って行なわれる紙のステキヒト・サイズ度試験方法で測定する耐水性で評価することができ、本願明細書においては、20秒(標準状態の空気中)以上のサイズ度を有するものを「防水性」と看做すことができる。また、「撥水性」とすることで「防水性」を付与する場合には、「撥水性」をもって評価することもできる。ここで、「撥水性」とは、水を弾いて各袋の表面から水を除去する特性を意味し、本願明細書では、JIS P 8137に規定する試験でR8以上である材料を「撥水性」と看做す。
また、本願明細書において「遮光性」は、日射を反射したり、日射を吸収した場合でも長波長放射が内部に入らないようにする性質を意味する。但し、本願明細書において「遮光性」という用語を使用する際には、白色照明用光源を用いて照度計で測定した試験で光線透過量50%以下であれば、「遮光性」と看做す。本発明における「遮熱性」材料は、典型的には、白色の「遮光性」材料である。
本願明細書で「内袋」という場合、有底の袋に限らず、底の無い筒状の形態も含むものとする。
図1、3、5、7及び9に示すように、本発明による防護カバー10は、天敵生物を含む害虫防除パック製剤3を入れて、降雨及び農薬への暴露、並びにネズミやナメクジなどの食害から害虫防除パック製剤3を保護するものであり、上述の通り、少なくとも外部環境に接する外袋1と少なくとも害虫防除パック製剤が保持される内部空間を形成する内袋2とを含む複数の袋で形成される多層構造を有する。このような多層構造により、複数の袋及びその間に存在する空気を通じて、多段の遮熱及び断熱を行い、パック製剤が保持される内部空間の温度の上昇を抑制すると共に、降雨などによる水の浸入からも多段の障壁を通じて、場合によっては、このような構造を利用した排水経路によって防護する。
また、後述するように、外袋1と内袋2の間の空間を排水経路として利用する場合には、排水促進するために、外袋と内袋の対応するそれぞれの面の少なくとも一方、好ましくは両方が撥水性であることが好ましい。他方、パック製剤が保持される内袋(複数の内袋で構成される場合には少なくとも最内層の内袋)2の内面は、粗面であることがむしろ好ましい。粗面の方が、捕食性天敵生物にとって移動が容易であるし、捕食性天敵生物は粗い面を好む習性がある。そのような粗面としては、例えば、これまで述べたようなコーティングをせずに、基紙の素地を露出させた面とすることが挙げられる。
また、内袋と外袋との間に上述したような空間を有すると、そこに存在する空気によって、断熱効果が高まり、害虫防除パック製剤内への外気温の影響も抑制される。
害虫としては、例えばアザミウマ類、コナジラミ類又はハダニ類を挙げることができる。捕食性天敵生物としては、例えば、アザミウマ類及びコナジラミ類に対する捕食性天敵生物として、スワルスキーカブリダニ、ククメリスカブリダニ、リモニカスカブリダニ等を挙げることができ、ハダニ類に対する捕食性天敵生物として、ミヤコカブリダニ等を挙げることができ、アザミウマ類に対する捕食性天敵生物としてククメリスカブリダニ等を挙げることができる。
パックは、典型的には不織布、紙コップ、コーヒーフィルターなどでできており天敵生物が野外にでるための孔や隙間が設けられている。
図20に示すように、縦18cm、横12cmの矩形の上端に2つの腕部が一体的に延設されている外袋の中に、縦12cm、横11.5cmの矩形の内袋を入れ、内袋の開口部の縁を、外袋の腕部の間に存在するV字状の切り込みの最下点に位置させて、3点(上部中央付近で2箇所、底部付近で1箇所)で糊付けし、内袋の位置を固定して防護カバーを作成した。外袋は、薄葉紙をパラフィン加工したパラフィン紙で構成し、内袋は、薄葉紙に酸化チタンをコーティングして遮光性(遮熱性)にし、更にワックスで撥水加工された撥水性白色紙で構成した。なお、後述する試験に供するために、外袋及び内袋に排水口は設けていない。
外袋及び内袋を、以下の表2に示す材料で構成した以外は、実施例1と同様にして、防護カバーを作成した。
以下の各試験では、天敵生物を含むパック製剤として、商品名「スワルスキープラス」又は「スパイカルプラス」(いずれも、アリスタライフサイエンス(株)により市販)を用いた。
これらの製品は、幅60mm、長さ65mmの不織布からなるパックにカブリダニ及びふすまなどを含有しており、カブリダニが放出される孔が設けられている。
以下の各試験では、図14に示す通り、パック製剤3を防護カバーに入れた後、腕部8の間の切り欠き部分に番線を通した状態で、腕部8同士を付設した針金5を利用して番線に吊るした。
1.耐候性試験
実施例1及び比較例1の防護カバーそれぞれにパック製剤を挿入した後、40mmの降雨日に屋外の番線に吊り下げ、24時間野外に放置した後に、パック製剤が入っている袋(実施例1は内袋、比較例1では外袋)に侵入した水量及び各捕食性カブリダニパック製剤の吸水程度を比較した。パック製剤が入っている袋に侵入した水量は、試験前後のパック製剤が入っている袋の重量を測定し、その重量差から求め、パック製剤の吸水量も試験前後のパック製剤の重量を測定し、その重量差から求めた。試験結果を以下の表1に示す。
(外袋及び内袋の材料の相違による内部温度及び湿度の相違)
比較例2並びに実施例2、3及び7の防護カバーにパック製剤(スパイカルプラス)とボタン式温度湿度計(サーモマネージャー・ハイグロクロン温湿度ロガー・KNラボラトリーズ)を入れて、温室内の地上160cmに設置した番線に吊り下げ、30日間、防護カバー内の温度を測定した。
防護カバー内の温度が35℃以上に上昇した日数、並びに防護カバーの内部の夜間湿度が湿度80%以上を保っている日数、日中に湿度40%以下に低下してしまった日数を以下に纏めて示す。
湿度に関しては、外袋をパラフィン紙で形成した実施例2及び比較例2の防護カバーでは、夜間の内部の相対湿度を80%以上に保てた日が4日であった。一方、外袋を白色撥水加工紙で形成した実施例7の防護カバーでは、夜間の内部の相対湿度を80%以上に保てた日が12日であった。また、さらに内袋を白色紙で形成した実施例3の防護カバーでは、夜間の内部の湿度を80%以上に保てた日がより多くなり、16日であった。
なお、データでは提示しないが、パラフィン紙に比べ、撥水性白色紙の方が通気性に優れることが解っている。
(構造の相違による内部湿度の相違)
実施例3乃至6の防護カバーに、それぞれパック製剤(スパイカルプラス)とボタン式温度湿度計(サーモマネージャー・ハイグロクロン温湿度ロガー・KNラボラトリーズ)をいれて、温室内の地上160cmに設置した番線に吊り下げ、30日間、防護カバー内部の夜間湿度を測定した。防護カバー内部の夜間湿度が80%以上を保っている日数を以下の表に示す。
図21に示すように、パック製剤(スワルスキープラス)を入れた防護カバーを、針金で作成した吊り下げ部分を有する設置台に吊り下げて、これをメッシュフタ付きプラスチック容器(5.5L)に入れた。プラスチック容器は、22℃の温度で80%の湿度であった。対照区として、パック製剤(スワルスキープラス)単体を同様にセットした。
1週間毎に容器内のダニを洗浄水(1%程度の石鹸水)で洗い流して、90μmメッシュフタの篩に流し入れた。メッシュフタを取り外して冷凍庫に数分入れダニの活動を抑えた後、顕微鏡でカウントした。同じ試験を3回繰り返して平均値をダニ数とした。試験区と対照区のカブリダニ放出数(累計)を以下の表4及び図22に示す。
これに対して、パック製剤(スワルスキープラス)を入れた防護カバー(試験区)では、6週間後のカブリダニ累計放出数の平均は408頭であり、対象区とほぼ同じ放出数となった。しかし、さらに試験した8週間後までカブリダニは放出され8週間後の累計放出数の平均は584頭となった。
したがって、防護カバーにパック製剤を入れることで、累計でより多くのカブリダニがより長期間に亘って放出できることが期待される。
露地で栽培されているナスの枝に、実施例1の防護カバーで覆ってパック製剤(市販製品名:スワルスキープラス)を吊り下げた。対照区としてパック製剤単体を吊り下げた。試験区及び対照区それぞれで、なす圃場30m2当り15パックのパック製剤または防護カバーを吊り下げた。吊り下げ日から2週間、4週間、6週間、8週間目に残留率を調査した。
1a 上方開口部
1b 上方開口部を区画する縁
1c 最下点
1d 左縁
1e 右縁
2 内袋(内層)
2a 上方開口部
2b 上方開口部を区画する縁
2c 上端
2d 左縁
2e 右縁
3 パック製剤
4 排水口
5 排水口
6 外袋と内袋の間の隙間(水が通過可能な経路)
7 接着部分(糊付け部分)
8 腕部
9 切り欠き
10 防護カバー
15 貫通孔
16 案内部
17 懸下部
18 紐
19 舌片
20 番線
Claims (10)
- 天敵生物を含む害虫防除パック製剤の防護カバーであって、
複数の袋で構成される多層構造を有し、少なくとも外袋は防水性であり、少なくとも1つの袋は、遮熱性である、防護カバー。 - 少なくとも1つの内袋が、遮熱性である、請求項1に記載の防護カバー。
- 少なくとも1つの内袋は、少なくとも外側の面が白色のコーティングがなされている紙からなる、請求項1又は2に記載の防護カバー。
- 前記外袋は、少なくとも外側の面が白色のコーティングがなされ、且つ撥水性である紙からなる、請求項1〜3の何れか1項に記載の防護カバー。
- 前記外袋は、更に遮熱性である、請求項4に記載の防護カバー。
- 前記外袋及び前記内袋は、排水口を有し、前記内袋と前記外袋との間に水が通過可能な経路が形成されている、請求項1〜5の何れか1項に記載の防護カバー。
- 前記内袋の左端及び/又は右端は、前記外袋の左端及び/又は右端より内側に位置し、それによって、前記内袋と前記外袋との間に水が通過可能な経路が形成されている、請求項6に記載の防護カバー。
- 前記内袋の左端及び/又は右端は、谷折りで折り返されており、それによって、前記内袋と前記外袋との間に水が通過可能な経路が形成されている、請求項6に記載の防護カバー。
- 前記内袋は、ギャザー折りされて、前記内袋の外面と前記外袋の内面との間に水が通過可能な経路が形成されている、請求項6に記載の防護カバー。
- 前記外袋の内面及び/又は該外袋に隣接する前記内袋の外面は、撥水性である、請求項6から9の何れか1項に記載の防護カバー。
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