JP2019023502A - Oil pump drive structure - Google Patents
Oil pump drive structure Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019023502A JP2019023502A JP2017143132A JP2017143132A JP2019023502A JP 2019023502 A JP2019023502 A JP 2019023502A JP 2017143132 A JP2017143132 A JP 2017143132A JP 2017143132 A JP2017143132 A JP 2017143132A JP 2019023502 A JP2019023502 A JP 2019023502A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- rotation axis
- torque converter
- engaged
- sprocket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Gears, Cams (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
Description
本発明は、オイルポンプ駆動構造に関する。 The present invention relates to an oil pump drive structure.
車両用の自動変速機には、駆動源の回転駆動力により駆動されるオイルポンプを、入力軸から径方向に離れた位置に配置したものがある（例えば、特許文献１）。 In some automatic transmissions for vehicles, an oil pump driven by a rotational driving force of a drive source is disposed at a position radially away from an input shaft (for example, Patent Document 1).
図４は、入力軸１４から径方向に離れた位置にオイルポンプＯＰが配置された自動変速機を説明する図である。
FIG. 4 is a diagram illustrating an automatic transmission in which an oil pump OP is disposed at a position radially away from the
この自動変速機のオイルポンプＯＰは、回転伝達機構９０を介して伝達されるエンジンの回転駆動力で駆動される。
回転伝達機構９０は、ドライブスプロケット６Ａと、ドリブンスプロケット７と、ドライブスプロケット６Ａとドリブンスプロケット７に巻き掛けられたチェーン８と、を有している。
ドライブスプロケット６Ａは、トルクコンバータ２のステータシャフト２８で回転可能に支持されている。ドリブンスプロケット７は、オイルポンプＯＰの回転軸７１に、一体回転可能に連結されている。
The oil pump OP of this automatic transmission is driven by the rotational driving force of the engine transmitted through the
The
The
ドライブスプロケット６Ａには、スリーブ３Ａの筒状部３１が、回転軸Ｘ方向から回転伝達可能に係合している。
スリーブ３Ａには、円板部３２に連結されたポンプシェル２５を介して、エンジンの回転駆動力が入力される。
スリーブ３Ａが、エンジンの回転駆動力で回転軸Ｘ回りに回転すると、筒状部３１の係合部３１ａが連結されたドライブスプロケット６Ａが、回転軸Ｘ回りに回転して、最終的にオイルポンプＯＰが駆動される。
The
The rotational driving force of the engine is input to the
When the
スリーブ３Ａの筒状部３１は、コンバータカバー４の内径側に設けた支持部４２の貫通孔４２ａを回転軸Ｘ方向に貫通している。
筒状部３１の外周には、支持部４２の内周に設けられたシールリング１５が弾性的に当接しており、支持部４２の内周と筒状部３１の外周との間の隙間が、シールリング１５で封止されている。そのため、スリーブ３Ａは、トルクコンバータ２内のオイルＯＬのシールに関与している。
The
The
筒状部３１の内周には、ステータシャフト２８に外挿されたブッシュ１６Ａが当接している。スリーブ３Ａの筒状部３１は、ブッシュ１６Ａを介して、ステータシャフト２８で回転可能に支持されている。
ステータシャフト２８は、変速機ケース５のカバープレート５１に固定されており、ステータシャフト２８は、回転軸Ｘに対する軸心精度を持って設けられている。
そのため、ブッシュ１６Ａを介してステータシャフト２８で支持されたスリーブ３Ａは、トルクコンバータ２のセンタリングに関与している。
A
The
Therefore, the
このように、スリーブ３Ａは、オイルポンプＯＰの駆動と、オイルＯＬのシールと、トルクコンバータ２のセンタリングと、に関与している。
そのため、ドライブスプロケット６Ａとの係合と、シール長の確保と、センタリングの精度の確保のために、スリーブ３Ａの筒状部３１の回転軸Ｘ方向の長さＬ２が、長くなる傾向がある。
As described above, the
Therefore, the length L2 of the
よって、スリーブの機能を確保しつつ、スリーブの回転軸Ｘ方向の長さをより抑えられるようにすることが求められている。 Therefore, it is required to further reduce the length of the sleeve in the direction of the rotation axis X while ensuring the function of the sleeve.
本発明は、
トルクコンバータのカバーの外側で、変速機ケース側の固定側部材に回転可能に支持されたスプロケットと、
前記スプロケットに回転軸方向から係合して、駆動源から前記トルクコンバータに入力された回転駆動力を前記スプロケットに伝達するトルコンスリーブと、
前記スプロケットの外周に巻き掛けられた回転伝達部材と、
前記回転伝達部材を介して伝達される回転駆動力で駆動されるオイルポンプと、を有するオイルポンプ駆動構造であって、
前記スプロケットは、
前記固定側部材に外挿されて回転可能に支持される筒状部と、
前記筒状部の外周から径方向外側に延びると共に、外周に前記回転伝達部材が巻き掛けられる巻掛部と、
前記回転軸方向で前記巻掛部に隣接して設けられて、前記回転軸方向から前記トルコンスリーブが係合する被係合部と、を有しており、
前記筒状部は、前記固定側部材に外挿されたブッシュを介して前記固定側部材で支持されており、
前記筒状部におけるブッシュで支持された領域の外径側に、前記巻き掛部と前記被係合部を位置させると共に、
前記トルコンスリーブを、当該トルコンスリーブを回転可能に支持する前記カバーの支持孔内で、前記被係合部に係合させた構成とした。
The present invention
A sprocket rotatably supported by a stationary member on the transmission case side outside the cover of the torque converter;
A torque converter sleeve that engages with the sprocket from the direction of the rotation axis and transmits a rotational driving force input from a drive source to the torque converter to the sprocket;
A rotation transmission member wound around the outer periphery of the sprocket;
An oil pump driving structure having an oil pump driven by a rotational driving force transmitted through the rotation transmitting member,
The sprocket is
A cylindrical portion that is extrapolated to the fixed side member and supported rotatably;
A wrapping portion that extends radially outward from the outer periphery of the tubular portion, and around which the rotation transmission member is wound,
An engagement portion provided adjacent to the winding portion in the rotation axis direction and engaged with the torque converter sleeve from the rotation axis direction;
The cylindrical portion is supported by the fixed side member via a bush that is extrapolated to the fixed side member,
While positioning the winding part and the engaged part on the outer diameter side of the region supported by the bush in the cylindrical part,
The torque converter sleeve is configured to be engaged with the engaged portion in a support hole of the cover that rotatably supports the torque converter sleeve.
本発明によれば、スリーブの機能を確保しつつ、スリーブの回転軸方向の長さを抑えることができる。 According to the present invention, it is possible to suppress the length of the sleeve in the rotation axis direction while securing the function of the sleeve.
以下、本発明の実施形態を説明する。
図１は、実施形態にかかるオイルポンプ駆動構造１を説明する図であり、オイルポンプ駆動構造１を採用した自動変速機のトルクコンバータ２周りを説明する図である。
Embodiments of the present invention will be described below.
FIG. 1 is a diagram illustrating an oil
図１に示すように、車両用の自動変速機のトルクコンバータ２では、ポンプインペラ２２と、タービンランナ２３とが、共通の回転軸Ｘ上で相対回転可能に設けられている。
ポンプインペラ２２のポンプシェル２５とフロントカバー２６とから形成される本体ケース２０内では、タービンシェル２４と、ポンプシェル２５とが、ステータ２１を間に挟んで対向している。
As shown in FIG. 1, in a
In the
ステータ２１は、ワンウェイクラッチ２７を介してステータシャフト２８で支持されており、ステータ２１は、入力軸１４（回転軸Ｘ）周りの一方向にのみ回転可能とされている。
ステータシャフト２８は、ステータ２１側の端部２８ａが、ワンウェイクラッチ２７のインナレース２７１にスプライン嵌合している。
The stator 21 is supported by a
The
ステータシャフト２８は、回転軸Ｘに沿って変速機ケース５側（図中、左側）に延びており、コンバータカバー４の外側（変速機ケース５側）で、変速機ケース５のカバープレート５１に固定されている。
The
ステータシャフト２８には、スリーブ３が外挿されている。スリーブ３は、駆動源（図示せず）からトルクコンバータ２に入力された回駆動力を、オイルポンプＯＰ側に伝達するために設けられている。
The
スリーブ３は、回転軸Ｘ方向に延びる筒状部３１と、筒状部３１のステータ２１側（図中、右側）の端部から径方向外側に延びる円板部３２と、を備えており、断面視において略Ｌ字形状を有している。
The
円板部３２の外周部３２１には、ポンプシェル２５の内径側の端部２５ａが溶接されている。そのため、駆動源の駆動力がトルクコンバータ２に入力されて、ポンプシェル２５が回転軸Ｘ回りに回転すると、スリーブ３もまた回転軸Ｘ回りに回転する。
An
スリーブ３の筒状部３１は、ステータシャフト２８の外径側を、回転軸Ｘに沿って、カバープレート５１側（図中左側）に延びている。
筒状部３１の先端側は、コンバータカバー４の貫通孔４２ａを、回転軸Ｘ方向に横切っている。
The
The distal end side of the
貫通孔４２ａは、コンバータカバー４の内径側（回転軸Ｘ側）の支持部４２に設けられている。
支持部４２には、当該支持部４２の内周と、円板部３２側（図中右側）の側面に開口する凹部４２１が設けられている。この凹部４２１には、シールリング１５が固定されている。
The
The
シールリング１５のリップ部１５１は、スリーブ３の筒状部３１が貫通孔４２ａを貫通していない状態で、貫通孔４２ａの内周よりも内径側に位置している。
よって、スリーブ３の筒状部３１が貫通孔４２ａを貫通すると、筒状部３１における貫通孔４２ａ内に位置する領域の外周に、シールリング１５のリップ部１５１が弾性的に係合する。
The
Therefore, when the
この状態においてシールリング１５は、貫通孔４２ａを囲む環状の支持部４２の内周と、スリーブ３の筒状部３１の外周との間の隙間をシールしている。
さらに、この状態においてスリーブ３は、シールリング１５を介して、コンバータカバー４の支持部４２で回転可能に支持されている。
In this state, the
Further, in this state, the
支持部４２では、凹部４２１のドライブスプロケット６側（図中、左側）の領域が、シールリング１５のドライブスプロケット６側への移動を規制する規制壁４２２となっている。
シールリング１５は、ドライブスプロケット６側への脱落が、規制壁４２２により規制されている。
In the
The
図２は、ドライブスプロケット６を説明する図である。図２の（ａ）は、ドライブスプロケット６をトルクコンバータ２（スリーブ３）側から見た平面図である。図２の（ｂ）は、（ａ）におけるＡ−Ａ線に沿ってドライブスプロケット６を切断した断面図である。
図３は、ドライブスプロケット６とスリーブ３の係合部３１ａとの係合を説明する図である。図３の（ａ）は、ドライブスプロケット６をトルクコンバータ２（スリーブ３）側から見た斜視図である。図３の（ｂ）は、スリーブ３をドライブスプロケット６側から見た斜視図である。図３の（ｃ）は、ドライブスプロケット６側の被係合部（係合壁６４、凹溝６５）と、スリーブ３の係合部３１ａとの係合状態を説明する図である。なお、図３の（ｃ）では、被係合部（係合壁６４、凹溝６５）と、スリーブ３の係合部３１ａとの係合状態を判り易くするために一部の領域を断面で示している。
FIG. 2 is a diagram illustrating the
FIG. 3 is a view for explaining the engagement between the
図３に示すように、スリーブ３の係合部３１ａは、筒状部３１から突出して設けられている。筒状部３１において係合部３１ａは、回転軸Ｘ周りの周方向に１８０度間隔で設けられている。
As shown in FIG. 3, the engaging
回転軸Ｘの径方向から見て、係合部３１ａは、筒状部３１の先端３１１から、ドライブスプロケット６側に突出している。
回転軸Ｘの径方向から見て、係合部３１ａの先端面３１ｃは、回転軸Ｘに直交する平坦面であり、回転軸Ｘに直交する方向に所定幅Ｗａを有している。
When viewed from the radial direction of the rotation axis X, the engaging
When viewed from the radial direction of the rotation axis X, the
係合部３１ａは、回転軸Ｘ周りの周方向における両方の側縁３１ｂ、３１ｂが切欠き状の加工面となっている。回転軸Ｘの径方向から見て、側縁３１ｂ、３１ｂは、弧状を成しており、係合部３１ａは、先端面３１ｃから円板部３２側（図３の（ｃ）における右側）に向かうにつれて、回転軸Ｘ周りの周方向の幅が広くなっている。
In the engaging
図１に示すように、筒状部３１の先端側の係合部３１ａは、コンバータカバー４の外側（カバープレート５１側）に位置している。筒状部３１の係合部３１ａは、コンバータカバー４の壁部４１と、変速機ケース５のカバープレート５１との間で、ドライブスプロケット６の凹溝６５に回転軸Ｘ方向から係合している。
As shown in FIG. 1, the engaging
ドライブスプロケット６は、ステータシャフト２８に外挿される円筒状の基部６１を有している。
基部６１の内周は、ステータシャフト２８に外挿されたブッシュ１６の外周で支持されている。
ドライブスプロケット６とステータシャフト２８は、ブッシュ１６を介して相対回転可能となっており、ドライブスプロケット６は、ブッシュ１６を介してステータシャフト２８で回転可能に支持されている。
The
The inner periphery of the
The
図２の（ｂ）に示すように、回転軸Ｘ方向における基部６１の一端６１ａ側には、円板状のギヤ部６２が設けられている。ギヤ部６２は、基部６１の外周から回転軸Ｘの外径側に延出しており、回転軸Ｘに対して直交する向きで設けられている。
As shown in FIG. 2B, a disc-shaped
図２の（ａ）に示すように、回転軸Ｘ方向から見て、ギヤ部６２における外周部には、後記するチェーン８が巻き掛けられる歯部６２ａが設けられている。
歯部６２ａは、回転軸Ｘ周りの周方向に所定間隔で設けられており、ギヤ部６２の外周部では、回転軸Ｘ周りの周方向の全周に亘って歯部６２ａが設けられている。
As shown in FIG. 2A, a
The
図１に示すように、ギヤ部６２におけるカバープレート５１側（図１における左側）の面には、カバープレート５１側に突出する当接部６６が設けられている。この当接部６６は、回転軸Ｘ方向から見てリング状を成しており、当接部６６は、カバープレート５１側の当接部材５１１に、回転軸Ｘ方向から当接している。
ドライブスプロケット６は、当接部材５１１に当接した当接部６６により、回転軸Ｘ方向の位置決めがされている。
As shown in FIG. 1, a
The
ギヤ部６２におけるトルクコンバータ２側（図２の（ｂ）における右側）の面には、基部６１の外周を所定の間隔で囲む環状壁６３が設けられている。
環状壁６３は、基部６１と当接部６６の間の領域から、回転軸Ｘに沿って基部６１の他端６１ｂ側（トルクコンバータ２側）に延出している。
An
The
回転軸Ｘの径方向における基部６１と環状壁６３の間の領域は、トルクコンバータ２から離れる方向に窪んだ凹溝６５となっている。
図２の（ｂ）に示すように、凹溝６５は、ギヤ部６２側に底を向けた有底の溝であり、ギヤ部６２に向かうにつれて径方向の幅が狭くなる形状で形成されている。
凹溝６５の最小幅Ｗ１は、前記したスリーブ３の筒状部３１の径方向の幅Ｗ２よりも大きい幅に設定されている。
A region between the base 61 and the
As shown in FIG. 2B, the
The minimum width W1 of the
ドライブスプロケット６の凹溝６５は、コンバータカバー４の壁部４１側（図中、右側）に開口しており、凹溝６５には、筒状部３１の先端側の係合部３１ａが、回転軸Ｘ方向から挿入されている。
The
凹溝６５では、回転軸周りの周方向に間隔をあけて複数の係合壁６４が設けられている。
図２の（ａ）および図３の（ａ）に示すように、本実施形態では、回転軸Ｘ方向から見て係合壁６４は、回転軸Ｘ周りの周方向に９０度間隔で４つ設けられている。係合壁６４の各々は、基部６１の外周と環状壁６３の内周とに跨がって設けられている。
In the
As shown in FIG. 2A and FIG. 3A, in this embodiment, four
そのため、駆動源の回転駆動力がトルクコンバータ２に入力されると、スリーブ３が回転軸Ｘ回りに回転して、スリーブ３の先端側の係合部３１ａが、回転軸Ｘ周りの周方向から係合壁６４に当接する（図３の（ｃ）参照）。
これにより、ドライブスプロケット６の係合壁６４に、スリーブ３の係合部３１ａから回転駆動力が入力されて、ドライブスプロケット６が回転軸Ｘ回りに回転する。
Therefore, when the rotational driving force of the drive source is input to the
As a result, a rotational driving force is input to the
図１の（ａ）に示すように、ドライブスプロケット６は、基部６１の他端６１ｂ側を、コンバータカバー４の貫通孔４２ａ内に挿入している。
ドライブスプロケット６の基部６１は、規制壁４２２の内径側を回転軸Ｘ方向に横切っており、基部６１の他端６１ｂは、シールリング１５の内径側に位置している。
この状態において、基部６１の外径側に位置する環状壁６３は、規制壁４２２との間に間隔Ｗｘをあけて対向している。
As shown in FIG. 1A, the
The
In this state, the
環状壁６３の内周と基部６１の外周に跨がる係合壁６４は、環状壁６３の内径側を、基部６１の他端６１ｂ側に向けて延びている。
図２の（ｂ）に示すように、本実施形態では、ギヤ部６２を基準とした環状壁６３の高さｈ１は、ギヤ部６２を基準とした基部６１の高さｈ２よりも低くなっている。
An
As shown in FIG. 2B, in the present embodiment, the height h <b> 1 of the
本実施形態では、ギヤ部６２を基準とした係合壁６４の高さは、基部６１の高さｈ２の略半分の高さに設定されている。
係合壁６４における環状壁６３よりもトルクコンバータ２側に突出した領域は、コンバータカバー４の貫通孔４２ａ内で、規制壁４２２の内径側に位置している。
In the present embodiment, the height of the
A region of the
よって、コンバータカバー４の規制壁４２２の内径側で、スリーブ３からドライブスプロケット６に回転駆動力が伝達される。
そのため、スリーブ３からドライブスプロケット６に回転駆動力が伝達されると、基部６１では、スリーブ３の係合部３１ａが位置する領域に、ブッシュ１６側（内径側）に向かう押圧力が作用する（図２の（ｂ）：右側の矢印参照）。
Therefore, the rotational driving force is transmitted from the
Therefore, when a rotational driving force is transmitted from the
図１に示すように、ドライブスプロケット６に入力された回転駆動力は、ギヤ部６２の外周に巻き掛けられたチェーン８を介して、ドリブンスプロケット７に伝達される。
ドリブンスプロケット７は、オイルポンプＯＰの回転軸７１に、一体回転可能に連結されている。オイルポンプＯＰは、ドライブスプロケット６とチェーン８とドリブンスプロケット７を介して伝達される回転駆動力で駆動される。
As shown in FIG. 1, the rotational driving force input to the
The driven sprocket 7 is connected to a
よって、ドライブスプロケット６では、ギヤ部６２の外径側で、ドライブスプロケット６からチェーン８に回転駆動力が伝達される。
そのため、ドライブスプロケット６からチェーン８に回転駆動力が伝達されると、基部６１では、ギヤ部６２が位置する領域に、ブッシュ１６側（内径側）に向かう押圧力が作用する（図２の（ｂ）：左側の矢印参照）。
Therefore, in the
Therefore, when the rotational driving force is transmitted from the
本実施形態では、ドライブスプロケット６の基部６１を支持するブッシュ１６が、ギヤ部６２の内径側から係合壁６４の内径側まで及ぶ回転軸方向の長さＬａ（図２の（ｂ）参照）で形成されている。
そのため、ドライブスプロケット６では、ブッシュ１６で支持された領域の外径側に、チェーン８が巻き掛けられるギヤ部６２と、スリーブ３との係合部となる係合壁６４が位置している。
In this embodiment, the
Therefore, in the
よって、回転駆動力の伝達時に、ギヤ部６２が位置する領域に作用する押圧力と、スリーブ３の係合部３１ａが位置する領域に作用する押圧力を、ブッシュ１６が略均等に受けることができるようになっている。
これにより、回転駆動力の伝達時にドライブスプロケット６が回転軸Ｘに対して大きく傾くことを防止している。
Therefore, the
This prevents the
さらに、ドライブスプロケット６の基部６１が、シールリング１５の内径側まで及んで設けられており、基部６１の外周におけるスリーブ３の支持長Ｌｘを確保している。
これにより、スリーブ３の回転軸Ｘに対する傾きを防止して、トルクコンバータ２のセンタリングを適切に行えるようにしている。
Furthermore, the
Thereby, the inclination of the
そして、ドライブスプロケット６の凹溝６５と、スリーブ３側の係合部３１ａとが、コンバータカバー４の支持部４２の内径側で係合している。
そのため、ドライブスプロケット６の凹溝６５と、スリーブ３側の係合部３１ａとを、コンバータカバー４の外側で係合させる場合よりも、スリーブ３の筒状部３１の回転軸Ｘ方向の長さＬ１を短くできる。
The
Therefore, the length of the
以下、実施形態にかかるオイルポンプ駆動構造１の特徴を効果と共に列挙する。
（１）オイルポンプ駆動構造１は、スリーブ３（トルコンスリーブ）と、ドライブスプロケット６と、チェーン８（回転伝達部材）と、ドリブンスプロケット７と、オイルポンプＯＰと、を有する。
ドライブスプロケット６は、トルクコンバータ２のコンバータカバー４（カバー）の外側で、変速機ケース５側の固定側部材であるステータシャフト２８に回転可能に支持されている。
スリーブ３は、回転軸Ｘ方向からドライブスプロケット６に係合して、駆動源からトルクコンバータ２に入力された回転駆動力をドライブスプロケット６に伝達する。
チェーン８は、ドライブスプロケット６とドリブンスプロケット７の外周に巻き掛けられている。
オイルポンプＯＰは、チェーン８を介してドライブスプロケット６からドリブンスプロケット７に伝達される回転駆動力で駆動される。
ドライブスプロケット６は、
ステータシャフト２８に外挿されて回転可能に支持される筒状の基部６１（筒状部）と、
基部６１の外周から径方向外側に延びると共に、外周にチェーン８が巻き掛けられる歯部６２ａを有するギヤ部６２（巻掛部）と、
回転軸Ｘ方向でギヤ部６２に隣接して設けられて、回転軸Ｘ方向からスリーブ３の係合部３１ａが係合する被係合部（凹溝６５、当接部６６）と、を有している。
基部６１は、ステータシャフト２８に外挿されたブッシュ１６を介してステータシャフト２８で支持されている。
基部６１におけるブッシュ１６で支持された領域の外径側に、ギヤ部６２と被係合部（凹溝６５、当接部６６）が位置している。
スリーブ３の係合部３１ａは、スリーブ３を回転可能に支持するコンバータカバー４の貫通孔４２ａ（支持孔）内で、被係合部に係合している。
Hereinafter, characteristics of the oil
(1) The oil
The
The
The
The oil pump OP is driven by a rotational driving force transmitted from the
The
A cylindrical base 61 (cylindrical portion) that is extrapolated to the
A gear portion 62 (winding portion) that extends radially outward from the outer periphery of the
An engagement portion (
The
The
The engaging
このように構成すると、回転駆動力の伝達時に、ブッシュ１６が以下の押圧力を略均等に受けることができる。
（ａ）ギヤ部６２が位置する領域にチェーン８から作用する押圧力（図２の（ｂ）、左側の矢印参照）。（ｂ）スリーブ３の係合部３１ａが位置する領域に、スリーブ３からドライブスプロケット６への回転伝達に起因して作用する押圧力（図２の（ｂ）、右側の矢印参照）。
これにより、回転駆動力の伝達時にドライブスプロケット６が回転軸Ｘに対して大きく傾くことを防止できる。
よって、ドライブスプロケット６に係合部３１ａを係合させたスリーブ３を適切に位置決めして、トルクコンバータ２を適切にセンタリングできる。
さらに、スリーブ３を介してドライブスプロケット６に伝達された回転駆動力を、オイルポンプＯＰまで適切に伝達して、オイルポンプＯＰを駆動できる。
If comprised in this way, the
(A) A pressing force acting from the
Thereby, it is possible to prevent the
Accordingly, the
Furthermore, the oil pump OP can be driven by appropriately transmitting the rotational driving force transmitted to the
（２）貫通孔４２ａには、当該貫通孔４２ａの内周とスリーブ３の筒状部３１の外周との隙間を封止するシールリング１５（封止部材）が設けられている。
スリーブ３の係合部３１ａは、シールリング１５よりもドライブスプロケット６側で、被係合部（凹溝６５、当接部６６）に係合している。
(2) The through
The engaging
このように構成すると、トルクコンバータ２内のオイルを適切にシールして、貫通孔４２ａからのオイルＯＬの漏出を防止できる。
If comprised in this way, the oil in the
（３）コンバータカバー４は、貫通孔４２ａを有する支持部４２を有している。
支持部４２では、回転軸Ｘ方向におけるドライブスプロケット６側に、シールリング１５のドライブスプロケット６側への移動を規制する規制壁４２２が設けられている。
スリーブ３の係合部３１ａ側は、規制壁４２２の内径側で、被係合部（凹溝６５、当接部６６）に係合している。
(3) The
In the
The
このように構成すると、スリーブ３の係合部３１ａ側が、コンバータカバー４の外側で被係合部（凹溝６５、当接部６６）に係合している場合よりも、回転軸Ｘ方向のスリーブ３の長さを短くできる。
If comprised in this way, the
（４）ドライブスプロケット６では、
ギヤ部６２におけるコンバータカバー４の壁部４１（規制壁４２２）との対向面に、筒状の基部６１の外周を間隔をあけて囲む環状壁６３と、基部６１の外周と環状壁６３の内周とに跨がる係合壁６４と、が設けられている。
基部６１と環状壁６３の間の凹溝６５と、係合壁６４とで、被係合部を形成している。
(4) In the
An
The recessed
このように構成すると、係合部３１ａの径方向への変位が、基部６１の外周と環状壁６３の内周で規制される。また、回転駆動力の伝達時に、係合部３１ａを係合壁６４に当接した状態で保持できる。
よって、スリーブ３の係合部３１ａと、ドライブスプロケット６との係合状態を確保しつつ、駆動源の回転駆動力をスリーブ３からドライブスプロケット６に伝達できる。
If comprised in this way, the displacement to the radial direction of the
Therefore, the rotational driving force of the drive source can be transmitted from the
（５）回転軸Ｘ方向において環状壁６３は、コンバータカバー４側の規制壁４２２との間に間隔Ｗｘをあけて対向している。
係合壁６４は、回転軸Ｘの径方向における基部６１側（内径側）が、規制壁４２２の内径側まで及んで形成されている。
(5) In the direction of the rotation axis X, the
The
このように構成すると、スリーブ３の係合部３１ａを、規制壁４２２の内径側で、ドライブスプロケット６の被係合部（凹溝６５、当接部６６）に係合させることができる。
これにより、回転軸Ｘ方向のスリーブ３の長さをより短くできる。
If comprised in this way, the
Thereby, the length of the
（６）ドライブスプロケット６の筒状の基部６１の他端６１ｂ側は、貫通孔４２ａ内に及んで設けられている。
基部６１における貫通孔４２ａ内に位置する領域の外周で、スリーブ３の円筒状の筒状部３１が支持されている。
(6) The
The cylindrical
このように構成すると、基部６１外周におけるスリーブ３の支持長Ｌｘを長くできる。
これにより、スリーブ３の回転軸Ｘに対する傾きを防止して、トルクコンバータ２のセンタリングの精度を向上できる。
また、スリーブ３の筒状部３１の内周を支持するブッシュを廃止することができるので、スリーブ３の回転軸Ｘ方向の長さの短縮に貢献できる。
If comprised in this way, the support length Lx of the
Thereby, the inclination of the
Further, since the bush supporting the inner periphery of the
（７）ドライブスプロケット６は、基部６１の内周が、ステータシャフト２８に外挿されたブッシュ１６で支持されている。
スリーブ３は、筒状部３１の内周が、ドライブスプロケット６の基部６１の外周で支持されている。
ステータシャフト２８に外挿されたひとつのブッシュ１６に、ステータシャフト２８とスリーブ３の支持とセンタリングの機能を持たせている。
(7) In the
In the
One
図４の場合、ドライブスプロケット６Ａの基部６１と、スリーブ３Ａを支持するブッシュ１６Ａが、ステータシャフト２８で支持されており、回転駆動力を伝達する際のフリクションとなっていた。
前記した実施形態のように構成すると、ひとつのブッシュ１６で、ドライブスプロケット６とトルクコンバータ２が支持されるので、フリクションの低減が可能になる。
これにより、自動変速機を搭載した車両の燃費向上が期待できる。
また、スリーブを支持するブッシュ１６Ａを省略することができるので、スリーブの回転軸Ｘ方向の長さの低減が可能になる。
In the case of FIG. 4, the
When configured as in the above-described embodiment, the
Thereby, improvement in fuel consumption of a vehicle equipped with an automatic transmission can be expected.
Further, since the
（８）ドライブスプロケット６では、ギヤ部６２のスリーブ３側（図１における右側）に有底の凹溝６５が設けられている。
凹溝６５内に設けた係合壁６４は、規制壁４２２の内径側に及んで設けられている。
(8) In the
The
図４の場合、ドライブスプロケット６Ａの基部６１の貫通孔６１１に、スリーブ３Ａの筒状部３１を挿入して、筒状部３１における貫通孔６１１に係合した部分から、回転駆動力をドライブスプロケット６Ａに伝達する構成となっている。
そのため、コンバータカバー４の外側で、筒状部３１と貫通孔６１１とを係合させる必要があり、スリーブ３Ａ(筒状部３１）の回転軸Ｘ方向の長さＬ２が長くなる。
In the case of FIG. 4, the
Therefore, it is necessary to engage the
前記した実施形態のように構成すると、規制壁４２２の内径側で、筒状部３１の係合部３１ａを凹溝６５に係合させており、スリーブ３(筒状部３１）の回転軸Ｘ方向の長さＬ１を、スリーブ３Ａ(筒状部３１）の長さＬ２よりも短くできる。
If comprised like above-mentioned embodiment, the
（９）回転軸Ｘの径方向から見て、係合部３１ａは、筒状部３１の先端３１１から、ドライブスプロケット６側に突出している。
回転軸Ｘの径方向から見て、係合部３１ａの先端面３１ｃは、回転軸Ｘに直交する平坦面であり、回転軸Ｘに直交する方向に所定幅Ｗａを有している。
係合部３１ａは、回転軸Ｘ周りの周方向における両方の側縁３１ｂ、３１ｂが切欠き状の加工面となっている。
回転軸Ｘの径方向から見て、側縁３１ｂ、３１ｂは、弧状を成しており、係合部３１ａは、先端面３１ｃから円板部３２側（図３の（ｃ）における右側）に向かうにつれて、回転軸Ｘ周りの周方向の幅が広くなっている。
(9) When viewed from the radial direction of the rotation axis X, the engaging
When viewed from the radial direction of the rotation axis X, the
In the engaging
When viewed from the radial direction of the rotation axis X, the side edges 31b and 31b form an arc shape, and the engaging
自動変速機が、ベルト式の無段変速機の場合、スリーブを介して伝達される回転駆動力（オイルポンプＯＰの駆動トルク）が高くなる。
図４のスリーブ３Ａのように、筒状部３１の回転軸Ｘ方向の長さＬ２が長くなると、筒状部３１の剛性が低下して、回転駆動力の伝達が不十分になる場合がある。
そのため、スリーブからドライブスプロケットに回転駆動力を確実に伝達するために、以下のようにすることが考えられる。
（ａ）スリーブの筒状部とドライブスプロケットとを、スプライン嵌合させる。
（ｂ）筒状部の先端側の係合部を、回転軸周りの周方向に広げつつ、回転軸の径方向から見た係合部の形状を、長方形形状に形成する。
これら（ａ）（ｂ）は、いずれも加工コストが高くなるために、自動変速機の作製コストが高くなる。
When the automatic transmission is a belt-type continuously variable transmission, the rotational driving force (the driving torque of the oil pump OP) transmitted through the sleeve increases.
If the length L2 of the
Therefore, in order to reliably transmit the rotational driving force from the sleeve to the drive sprocket, the following may be considered.
(A) Spline-fit the cylindrical portion of the sleeve and the drive sprocket.
(B) The shape of the engaging part seen from the radial direction of the rotating shaft is formed in a rectangular shape while expanding the engaging part on the distal end side of the cylindrical part in the circumferential direction around the rotating shaft.
Since both (a) and (b) have high processing costs, the production cost of the automatic transmission is high.
前記した実施形態のように、スリーブ３の筒状部３１の回転軸Ｘ方向の長さＬ２を短くできると、係合部３１ａの側縁３１ｂ、３１ｂを、切欠き状の加工面にしても、回転駆動力の伝達に支障がない。そして、切欠き状の加工面への加工は、上記（ａ）、（ｂ）よりも加工コストが安く済むので、自動変速機の製造コストの低減が期待できる。
When the length L2 of the
以上、本願発明の実施形態を説明したが、本願発明は、これら実施形態に示した態様のみに限定されるものではない。発明の技術的な思想の範囲内で、適宜変更可能である。 As mentioned above, although embodiment of this invention was described, this invention is not limited only to the aspect shown in these embodiment. Modifications can be made as appropriate within the scope of the technical idea of the invention.
１ オイルポンプ駆動構造
１４ 入力軸
１５ シールリング（封止部材）
１６、１６Ａ ブッシュ
２ トルクコンバータ
２０ 本体ケース
２１ ステータ
２１ 円板部
２２ ポンプインペラ
２３ タービンランナ
２４ タービンシェル
２５ ポンプシェル
２６ フロントカバー
２７ ワンウェイクラッチ
２７１ インナレース
２８ ステータシャフト
２８ａ 端部
３、３Ａ スリーブ（トルコンスリーブ）
３１ 筒状部
３１ａ 係合部
３２ 円板部
３２１ 外周部
４ コンバータカバー（カバー）
４１ 壁部
４２ 支持部
４２ａ 貫通孔（支持孔）
４２１ 凹部
４２２ 規制壁
５ 変速機ケース
５１ カバープレート
５１１ 当接部材
６、６Ａ ドライブスプロケット
６１ 基部
６１ａ 一端
６１ｂ 他端
６２ ギヤ部（巻掛部）
６２ａ 歯部
６３ 環状壁
６４ 係合壁
６５ 凹溝（被係合部）
６６ 当接部（被係合部）
７ ドリブンスプロケット
７１ 回転軸
８ チェーン（回転伝達部材）
９、９０ 回転伝達機構
Ｌｘ 支持長
ＯＰ オイルポンプ
ＯＬ オイル
Ｗ１ 最小幅
Ｗｘ 間隔
Ｘ 回転軸
1 Oil
16,
31
41
421
66 Contact part (engaged part)
7 Driven
9, 90 Rotation transmission mechanism Lx Support length OP Oil pump OL Oil W1 Minimum width Wx Interval X Rotating shaft
Claims (6)
前記スプロケットに回転軸方向から係合して、駆動源から前記トルクコンバータに入力された回転駆動力を前記スプロケットに伝達するトルコンスリーブと、
前記スプロケットの外周に巻き掛けられた回転伝達部材と、
前記回転伝達部材を介して伝達される回転駆動力で駆動されるオイルポンプと、を有するオイルポンプ駆動構造であって、
前記スプロケットは、
前記固定側部材に外挿されて回転可能に支持される筒状部と、
前記筒状部の外周から径方向外側に延びると共に、外周に前記回転伝達部材が巻き掛けられる巻掛部と、
前記回転軸方向で前記巻掛部に隣接して設けられて、前記回転軸方向から前記トルコンスリーブが係合する被係合部と、を有しており、
前記筒状部は、前記固定側部材に外挿されたブッシュを介して前記固定側部材で支持されており、
前記筒状部におけるブッシュで支持された領域の外径側に、前記巻掛部と前記被係合部を位置させると共に、
前記トルコンスリーブを、当該トルコンスリーブを回転可能に支持する前記カバーの支持孔内で、前記被係合部に係合させたことを特徴とするオイルポンプ駆動構造。 A sprocket rotatably supported by a stationary member on the transmission case side outside the cover of the torque converter;
A torque converter sleeve that engages with the sprocket from the direction of the rotation axis and transmits a rotational driving force input from a drive source to the torque converter to the sprocket;
A rotation transmission member wound around the outer periphery of the sprocket;
An oil pump driving structure having an oil pump driven by a rotational driving force transmitted through the rotation transmitting member,
The sprocket is
A cylindrical portion that is extrapolated to the fixed side member and supported rotatably;
A wrapping portion that extends radially outward from the outer periphery of the tubular portion, and around which the rotation transmission member is wound,
An engagement portion provided adjacent to the winding portion in the rotation axis direction and engaged with the torque converter sleeve from the rotation axis direction;
The cylindrical portion is supported by the fixed side member via a bush that is extrapolated to the fixed side member,
While positioning the winding part and the engaged part on the outer diameter side of the region supported by the bush in the cylindrical part,
An oil pump drive structure in which the torque converter sleeve is engaged with the engaged portion within a support hole of the cover that rotatably supports the torque converter sleeve.
前記トルコンスリーブは、前記封止部材よりも前記スプロケット側で、前記被係合部に係合していることを特徴とする請求項１に記載のオイルポンプ駆動構造。 The support hole is provided with a sealing member that seals a gap between the inner periphery of the support hole and the outer periphery of the torque converter sleeve,
2. The oil pump drive structure according to claim 1, wherein the torque converter sleeve is engaged with the engaged portion on the sprocket side of the sealing member.
前記トルコンスリーブは、前記規制壁の内径側で、前記被係合部に係合していることを特徴とする請求項２に記載のオイルポンプ駆動構造。 The cover includes a support portion having the support hole, and the support portion is provided with a restriction wall that restricts movement of the sealing member toward the sprocket side on the sprocket side in the rotation axis direction. And
The oil pump drive structure according to claim 2, wherein the torque converter sleeve is engaged with the engaged portion on an inner diameter side of the restriction wall.
前記巻掛部における前記カバーとの対向面に、前記筒状部の外周を、間隔をあけて囲む環状壁と、前記筒状部の外周と前記環状壁の内周とに跨がる係合壁と、が設けられており、
前記筒状部と前記環状壁と前記係合壁とで、前記被係合部を形成していることを特徴とする請求項３に記載のオイルポンプ駆動構造。 In the sprocket,
Engagement between the annular wall surrounding the outer periphery of the cylindrical portion with a space on the surface of the winding portion facing the cover, and the outer periphery of the cylindrical portion and the inner periphery of the annular wall. And walls,
The oil pump drive structure according to claim 3, wherein the engaged portion is formed by the tubular portion, the annular wall, and the engaging wall.
前記係合壁は、前記回転軸の径方向における前記筒状部側が、前記規制壁の内径側まで及んで形成されていることを特徴とする請求項４に記載のオイルポンプ駆動構造。 In the rotation axis direction, the annular wall is opposed to the regulation wall with a space therebetween,
5. The oil pump drive structure according to claim 4, wherein the engagement wall is formed so that a side of the cylindrical portion in a radial direction of the rotation shaft extends to an inner diameter side of the restriction wall.
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017143132A JP2019023502A (en) | 2017-07-24 | 2017-07-24 | Oil pump drive structure |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017143132A JP2019023502A (en) | 2017-07-24 | 2017-07-24 | Oil pump drive structure |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2019023502A true JP2019023502A (en) | 2019-02-14 |
Family
ID=65368413
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017143132A Pending JP2019023502A (en) | 2017-07-24 | 2017-07-24 | Oil pump drive structure |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2019023502A (en) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20200134357A (en) * | 2019-05-21 | 2020-12-02 | 현대트랜시스 주식회사 | Oil pump drive hub device of torque converter |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005325979A (en) * | 2004-05-17 | 2005-11-24 | Jatco Ltd | Oil pump drive mechanism |
| JP2009544921A (en) * | 2006-07-29 | 2009-12-17 | ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフト | Automatic transmission pump drive unit |
| JP2014199101A (en) * | 2013-03-29 | 2014-10-23 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | Oil pump and power transmission device with the same |
| WO2014202196A1 (en) * | 2013-06-17 | 2014-12-24 | Daimler Ag | Drive train device for a drive train of a motor vehicle |
-
2017
- 2017-07-24 JP JP2017143132A patent/JP2019023502A/en active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005325979A (en) * | 2004-05-17 | 2005-11-24 | Jatco Ltd | Oil pump drive mechanism |
| JP2009544921A (en) * | 2006-07-29 | 2009-12-17 | ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフト | Automatic transmission pump drive unit |
| JP2014199101A (en) * | 2013-03-29 | 2014-10-23 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | Oil pump and power transmission device with the same |
| WO2014202196A1 (en) * | 2013-06-17 | 2014-12-24 | Daimler Ag | Drive train device for a drive train of a motor vehicle |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20200134357A (en) * | 2019-05-21 | 2020-12-02 | 현대트랜시스 주식회사 | Oil pump drive hub device of torque converter |
| KR102189476B1 (en) | 2019-05-21 | 2020-12-14 | 현대트랜시스 주식회사 | Oil pump drive hub device of torque converter |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7412913B2 (en) | Apparatus for driving an oil pump for automatic transmission | |
| EP1910667B1 (en) | Startup torque transmitting mechanism of an internal combustion engine | |
| EP2143975B1 (en) | Structure for supporting a sleeve member in automatic transmission | |
| EP1748181B1 (en) | Startup torque transmitting mechanism of an internal combustion engine | |
| JP4247624B2 (en) | Valve timing adjustment device | |
| JP4933764B2 (en) | Drive sprocket support structure | |
| JP2016529453A (en) | Turbine shell defining a spring receiving pocket | |
| JP4498385B2 (en) | Oil pump drive mechanism | |
| JP5337755B2 (en) | Lubricating oil passage structure of automatic transmission | |
| JP2019023502A (en) | Oil pump drive structure | |
| JP6157414B2 (en) | Torque converter | |
| JP5269750B2 (en) | transmission | |
| JP2013076418A (en) | Vehicular fluid power transmitting device | |
| KR100220263B1 (en) | Coupling structure of rotation rod for transmission | |
| KR100297127B1 (en) | Pump impeller for a torque converter | |
| US7517295B2 (en) | Conical disk pair for a belt-driven conical-pulley transmission | |
| WO2011074069A1 (en) | Oil seal structure | |
| JP2006057822A (en) | Clutch device for automatic transmission | |
| US11143279B2 (en) | Transmission, and manufacturing method for same | |
| US20210341050A1 (en) | Support structure for gear | |
| JP2016080138A (en) | Fluid transmission device | |
| WO2012144009A1 (en) | Vehicle torque converter | |
| JP5237920B2 (en) | transmission | |
| JP2004232650A (en) | Universal joint | |
| JP2010053964A (en) | Hydraulic transmission device |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200609 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210226 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210302 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20210907 |