JP2019022205A - センシングデータ処理システムとそのエッジサーバ、伝送トラフィック削減方法およびプログラム - Google Patents
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Description
[第1の実施形態]
(構成)
この発明の第1の実施形態に係るセンシングデータ処理システムは、例えば車両に対する安全運転支援や自動運転支援を行うもので、車両にセンシングデバイスを設けている。エッジサーバは、例えば車両内に設置される。センシングデータ処理システムは、センシング装置としての複数のセンシングデバイスにより検出されたセンシングデータをエッジサーバで収集し、この収集されたセンシングデータをエッジサーバからネットワークを介してクラウドに伝送する。クラウドでは、上記伝送されたセンシングデータに基づいて所定のアプリケーション処理を実行する。
クラウドCSは、例えばサーバコンピュータからなり、制御ユニット5と、データベース6と、通信インタフェースユニット7とを備えている。
次に、以上のように構成されたシステムの動作を、幾つかの実施例を用いて説明する。
(第1の実施例)
第1の実施例は、カメラCM1〜CMiから取得した映像データおよびセンサSS1〜SSjから取得したセンサデータを用いて、クラウドCSがアプリケーション処理によりダイナミックマップを作成するものである。ダイナミックマップとは、一般的に、静的な地図データに、歩行者や自動車、交通状況などのオブジェクトをマッピングしたものである。
エッジサーバES1は、先ずステップST11において、カメラ映像取得処理部11の制御の下、上記カメラCM1から出力された映像データ又は静止画像データを入出力インタフェースユニット3を介して取り込み、カメラ映像記憶部21に格納する。なお、上記映像データ又は静止画像データは、送信元のカメラCM1のカメラIDと撮影日時を示す情報が付加された状態で記憶される。
すなわち、先ずステップST131によりカメラ映像記憶部21から映像データ又は静止画像データを読み込み、この読み込んだ映像データ又は静止画像データから、上記第1の条件記憶部23に記憶された情報抽出条件に従い、抽出対象となるオブジェクトを抽出する。
以上述べた第1の実施例では、エッジサーバES1の情報抽出処理により、車両に設置したカメラCM1で撮影した映像データ又は静止画像データからオブジェクトを抽出して当該オブジェクトの種類や位置等を表す情報をテキストデータに変換し、当該テキストデータをクラウドCSに伝送するようにしている。このため、映像データ又は静止画像データをそのままクラウドCSに伝送する場合に比べ、伝送トラフィック量を大幅に低減することができ、かつクラウドCSにおける処理負荷を軽減して処理の応答性を向上させることができる。
第2の実施例は、カメラCM1〜CMiにより得られる映像データおよびセンサSS1〜SSjにより得られるセンサデータを用いて、クラウドCSが道路の路面診断を行うものである。
エッジサーバES1は、先ずステップST21において、カメラ映像取得処理部11の制御の下、上記カメラCM1から出力された映像データ又は静止画像データを入出力インタフェースユニット3を介して取り込み、カメラ映像記憶部21に格納する。なお、上記映像データ又は静止画像データは、送信元のカメラCM1のカメラIDと撮影日時を示す情報が付加された状態で記憶される。
すなわち、情報抽出処理部14は、先ずステップST231によりカメラ映像記憶部21から映像データ又は静止画像データを読み込み、この読み込んだ映像データ又は静止画像データから、上記第1の条件記憶部23に記憶された情報抽出条件に従い、路面診断を行う上で邪魔になる自動車や歩行者などの遮蔽物を抽出する。そして、遮蔽物が抽出されたか否かをステップST232で判定する。
以上述べた第2の実施例では、エッジサーバES1の情報抽出処理により、車両に設置したカメラCM1で撮影した映像データ又は静止画像データから道路の遮蔽物を抽出してその画像を削除すると共に、道路部分に相当する画像領域をトリミング処理し、これらの処理がなされた映像データ又は静止画像データを位置情報と共にクラウドCSに伝送するようにしている。このため、映像データ又は静止画像データをそのままクラウドCSに伝送する場合に比べ、伝送トラフィック量を大幅に低減することができ、かつクラウドCSにおける処理負荷を軽減して処理の応答性を向上させることができる。
第3の実施例は、カメラCM1〜CMiにより得られる映像データおよびセンサSS1〜SSjにより得られるセンサデータを用いて、クラウドCSが様々な方角から撮影された複数の車載カメラ映像データを組み合わせて、道路周辺の風景を閲覧可能とする全天球画像を作成するものである。以後、このアプリケーションを周辺風景閲覧と呼ぶ。全天球画像、つまり周辺風景閲覧画像とは、例えば、360度の全方位画像から、プライバシー保護の観点で歩行者や自動車、表札などの特定のオブジェクトを削除したものである。
エッジサーバES1は、先ずステップST31において、カメラ映像取得処理部11の制御の下、上記カメラCMkから出力された映像データ又は静止画像データを入出力インタフェースユニット3を介して取り込み、カメラ映像記憶部21に格納する。なお、上記映像データ又は静止画像データは、送信元のカメラCMkのカメラIDと撮影日時を示す情報が付加された状態で記憶される。
すなわち、情報抽出処理部14は、先ずステップST331によりカメラ映像記憶部21から映像データ又は静止画像データを読み込み、この読み込んだ映像データ又は静止画像データから、上記第1の条件記憶部23に記憶された情報抽出条件に従い、周辺風景閲覧画像を作成する際に不要な歩行者や自動車および個人の表札等の削除対象オブジェクトと、周辺風景閲覧画像を作成する際に必要な建物や公共物、案内用の標識等の留置対象オブジェクトを抽出する。
以上述べた第3の実施例では、カメラCM1〜CMiにより撮影された映像データをクラウドCSに伝送して周辺風景閲覧画像を作成する際に、エッジサーバES1の情報抽出処理により、車両に設置したカメラCMkで撮影した映像データ又は静止画像データから削除対象オブジェクトおよび留置対象オブジェクトを抽出してその画像を削除し、このオブジェクト削除後の映像データ又は静止画像データを、上記留置対象オブジェクトの特徴パラメータとその位置情報と共にクラウドCSに伝送するようにしている。このため、映像データ又は静止画像データをそのままクラウドCSに伝送する場合に比べ、伝送トラフィック量を低減することができ、かつクラウドCSが取り扱うデータ量を減らしてアプリケーションの応答性を向上させることができる。
図10は、以上述べた第1、第2および第3の実施例の効果の説明で使用した実験条件の一例を一覧表示したものである。また、図11は、実験用元映像の特徴の一例を示すもので、ドライブレコーダにより撮影され記録された映像データの中からランダムにピックアップした映像の特徴を示している。
(構成)
図12は、この発明の第2の実施形態に係るエッジサーバの機能構成を示すブロック図である。なお、図12において図2と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
(1) 上記第2の条件記憶部24に記憶された送信抑制処理の条件を表す情報に基づいて、例えば、上記カメラ映像記憶部21に記憶された各カメラCM1〜CMiの映像データまたは静止画像データから、予め設定された監視対象範囲に存在する各カメラCM1〜CMiの撮影範囲の面積の合計値と、各カメラCM1〜CMiの撮影範囲の重複部分の面積の合計値をそれぞれ算出する。そして、各カメラCM1〜CMiの撮影範囲の重複部分の面積が最少となり、かつ各カメラCM1〜CMiの撮影範囲の面積の合計値が最大となるように、各カメラCM1〜CMiの中から送信抑制対象のカメラを選択し、当該選択したカメラに対する送信抑制制御信号を生成する処理。
次に、以上のように構成されたエッジサーバES1による送信抑制動作について説明する。
(1)カメラに対する送信抑制制御
先ず、カメラCM1〜CMiに対し送信抑制制御を行う場合について説明する。図13は、上記送信抑制制御を実行する際のエッジサーバES1およびカメラCM1〜CMiの処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
次に、センサSS1〜SSjに対し送信抑制制御を行う場合の動作を説明する。
送信抑制制御の開始に先立ち、エッジサーバES1の第2の条件記憶部24に、センサSS1〜SSjに対する送信抑制条件を表す情報が設定される。センサSS1〜SSjに対する送信抑制条件は、例えば、センサSS1〜SSjの種類に基づいてセンサデータの比較対象となるセンサデバイスのグループを定義し、これらのセンサグループごとに当該グループに属する各センサにより得られるセンサデータ間の類似度を閾値と比較することで、送信抑制対象のセンサを選択するアルゴリズムを定義するものである。このセンサSS1〜SSjに対する送信抑制条件の設定処理も、例えばシステム管理者が管理用端末を操作して入力した条件を表す情報を、エッジサーバES1が条件設定処理部13の制御の下で受け付けて第2の条件記憶部24に格納することにより行われる。
以上述べたように第2の実施形態では、各カメラCM1〜CMiの映像データから、監視対象範囲に存在する複数のカメラCM1〜CMiの撮影範囲の面積の合計値と、各カメラCM1〜CMiの撮影範囲の重複部分の面積の合計値をそれぞれ算出し、撮影範囲の重複部分の面積が最少となりかつ撮影範囲の面積の合計値が最大となるように、上記各カメラCM1〜CMiの中から送信抑制対象のカメラを選択し、当該選択したカメラに対し送信抑制制御信号を送信するようにしている。
第1および第2の実施形態では、各車両に、複数のカメラCM1〜CMiおよびセンサSS1〜SSjと、エッジサーバES1,…,ESnを搭載し、カメラCM1〜CMiおよびセンサSS1〜SSjにより得られた映像データおよびセンサデータを、上記エッジサーバES1,…,ESnで収集して、クラウドCSへ送信する場合を例にとって説明した。
図14は、第3の実施形態に係るセンシングデータ処理システムの全体構成を示す概略図である。なお、図14において図1と同一機能を有する部分には同一符号を付してある。
(1) 同一時間帯に複数の車両MS11〜MS1m,MS21〜MS2m,…,MSn1〜MSnmから送信された映像データまたは静止画像データを受信した場合に、第2の条件記憶部24に記憶された送信抑制条件を表す情報に基づいて、上記映像データまたは静止画像データから、上記複数の車両に搭載された各カメラによる撮影範囲の面積の合計値と、上記各撮影範囲の重複部分の面積の合計値をそれぞれ算出する。そして、各撮影範囲の重複部分の面積が最少となり、かつ各撮影範囲の面積の合計値が最大となるように、各車両の中から送信抑制対象の車両を選択し、当該選択した車両に対する送信抑制制御信号を生成する処理。なお、撮影範囲の全体の面積でなく、撮影範囲の全体の面積から重複部分の面積を除いた面積を算出するようにしてもよい。
次に、以上のように構成されたエッジサーバES1〜ESnによる送信抑制動作について説明する。
送信抑制制御の開始に先立ち、エッジサーバES1の第2の条件記憶部24に、車両に対する送信抑制条件を表す情報が設定される。車両に対する送信抑制条件は、例えば、各車両に搭載されたカメラの撮影範囲の全体の面積と重複部分の面積に基づいて抑制対象のカメラを選択するアルゴリズムを定義している。送信抑制条件の設定は、システムの管理者等が管理用端末を操作して入力した条件を表す情報を、エッジサーバES1〜ESnが条件設定処理部13の制御の下で受け付けて第2の条件記憶部24に格納することにより行われる。
以上述べたように第3の実施形態では、道路の区間ごとにエッジサーバES1〜ESnを設置し、これらのエッジサーバES1〜ESnにより、上記各区間を走行中の複数の車両の撮影範囲の重複状態に基づいて送信抑制対象の車両を選択し、当該車両による映像データまたは静止画像データの送信を抑制するようにしている。
(1)前記第1の実施形態では、いずれの実施例も深層学習により生成した学習データを用いて情報抽出処理をする場合を例にとって説明したが、必ずしも深層学習による学習データを用いなくてもよい。
また、深層学習を利用する情報抽出処理と、深層学習を利用しない処理負荷が軽量な送信抑制制御処理とを併用することも考えられる。例えば、ダイナミックマップを作成する場合、車両が停止しているときには車両の映像配信動作を停止させ、走行している車両から(または複数の車両が近くに存在する場合には指定した車両のみから)車載カメラの映像データを配信させる。エッジサーバの情報抽出部では、取得した映像データを上述した深層学習を利用した手順で情報抽出処理し、この情報抽出されたデータをクラウドのアプリケーション処理部に送信する。以上は、路面診断処理や周辺風景閲覧画像の作成処理においても同様に適用できる。
Claims (13)
- センシングデータを送信するセンシング装置と、前記センシングデータに基づいて所定の処理を行うクラウドと、前記センシング装置と前記クラウドとの間に配置されるエッジサーバとを備えるセンシングデータ処理システムであって、
前記エッジサーバは、
前記クラウドにおいて行われる前記所定の処理に対応する情報抽出条件を記憶する条件記憶部と、
前記センシング装置から送信されたセンシングデータを受信する受信手段と、
前記条件記憶部に記憶された情報抽出条件に基づいて、前記受信されたセンシングデータに対し、前記所定の処理に必要なデータ要素を抽出しかつ不必要なデータ要素を削除する情報抽出処理を行う情報抽出手段と、
前記情報抽出処理された後のデータを前記クラウドへ送信する送信手段と
を備えることを特徴とするセンシングデータ処理システム。 - センシングデータを送信する複数のセンシング装置と、前記センシングデータに基づいて所定の処理を行うクラウドと、前記複数のセンシング装置と前記クラウドとの間に配置されるエッジサーバとを備えるセンシングデータ処理システムであって、
前記エッジサーバは、
前記複数のセンシング装置に対する送信抑制条件を記憶する条件記憶部と、
前記複数のセンシング装置によるセンシング条件またはセンシング結果の類似度合いを求め、当該類似度合いと前記記憶された送信抑制条件とに基づいて、前記複数のセンシング装置の中から前記センシングデータの送信を抑制する対象となるセンシング装置を選択し、当該選択したセンシング装置に対しセンシングデータの送信を抑制するための送信抑制制御信号を送信する送信抑制制御手段と
を備えるセンシングデータ処理システム。 - センシングデータを送信するセンシング装置と、前記センシングデータに基づいて所定の処理を行うクラウドとの間に配置されるエッジサーバであって、
前記クラウドにおいて行われる前記所定の処理に対応する情報抽出条件を記憶する条件記憶部と、
前記センシング装置から送信されたセンシングデータを受信する受信手段と、
前記条件記憶部に記憶された情報抽出条件に基づいて、前記受信されたセンシングデータに対し、前記所定の処理に必要なデータ要素を抽出しかつ不必要なデータ要素を削除する情報抽出処理を行う情報抽出手段と、
前記情報抽出処理された後のデータを前記クラウドへ送信する送信手段と
を具備することを特徴とするエッジサーバ。 - 前記センシング装置が、オブジェクトを含む映像データを出力し、かつ前記クラウドが前記映像データに含まれるオブジェクトを地図データにマッピングする処理を行う場合に、
前記条件記憶部は、前記オブジェクトを抽出しそれ以外を削除するための情報抽出条件を記憶し、
前記情報抽出手段は、前記記憶された情報抽出条件に基づいて前記映像データから前記オブジェクトを抽出して、当該オブジェクトと属性情報およびその位置情報とを含む情報抽出データを生成し、
前記送信手段は、前記生成された情報抽出データを前記クラウドへ送信する
ことを特徴とする請求項3に記載のエッジサーバ。 - 前記情報抽出手段は、前記抽出されたオブジェクトの識別情報、属性情報および位置情報をテキストデータに変換し、当該テキストデータを情報抽出データとする、請求項4に記載のエッジサーバ。
- 前記センシング装置が、監視対象物の画像と当該監視対象物を遮る遮蔽物の画像とを含む映像データを送信し、かつ前記クラウドが前記映像データに含まれる監視対象物の画像をもとに当該監視対象物の状態を判定する処理を行う場合に、
前記条件記憶部は、前記監視対象物を含む画像領域の抽出および前記遮蔽物の削除の少なくとも一方を行うための情報抽出条件を記憶し、
前記情報抽出手段は、前記記憶された情報抽出条件に基づいて、前記映像データから前記監視対象物を含む画像領域を抽出する処理と前記遮蔽物の画像を削除する処理の少なくとも一方を行うことで情報抽出データを生成し、
前記送信手段は、前記生成された情報抽出データを前記クラウドへ送信する
ことを特徴とする請求項3に記載のエッジサーバ。 - 前記センシング装置が、留置対象物が含まれる風景を撮影した画像と当該画像に混入した侵入物の画像とを含む映像データを送信し、かつ前記クラウドが前記映像データに基づいて周辺風景閲覧画像を生成する処理を行う場合に、
前記条件記憶部は、前記留置対象物の特徴量の抽出と、前記侵入物の画像の削除または当該侵入物以外の画像の抽出との少なくとも一方を行うための情報抽出条件を記憶し、
前記情報抽出手段は、前記記憶された情報抽出条件に基づいて、前記映像データから前記留置対象物の特徴量を抽出する処理と、前記侵入物を削除するか又は前記侵入物以外の画像を抽出する処理の少なくとも一方を行うことで情報抽出データを生成し、
前記送信手段は、前記生成された情報抽出データを前記クラウドへ送信する
ことを特徴とする請求項3に記載のエッジサーバ。 - センシングデータを送信するセンシング装置と、前記センシングデータに基づいて所定の処理を行うクラウドとの間に配置されるエッジサーバであって、
前記複数のセンシング装置に対する送信抑制条件を記憶する条件記憶部と、
前記複数のセンシング装置によるセンシング条件またはセンシング結果の類似度合いを求め、当該類似度合いと前記記憶された送信抑制条件とに基づいて、前記複数のセンシング装置の中から前記センシングデータの送信を抑制する対象となるセンシング装置を選択し、当該選択したセンシング装置に対しセンシングデータの送信を抑制するための送信抑制制御信号を送信する送信抑制制御手段と
を具備するエッジサーバ。 - 前記送信抑制制御手段は、前記複数のセンシング装置の地理的な位置関係を表す情報を取得し、当該取得した位置関係を表す情報に基づいて前記複数のセンシング装置によるセンシング対象範囲の重複度合いを推定し、前記推定された重複度合いが予め設定した閾値以上の場合に、前記センシング対象範囲が重複する複数のセンシング装置の中から送信抑制対象となるセンシング装置を選択し、当該選択したセンシング装置に対し送信抑制制御信号を送信する、請求項8に記載のエッジサーバ。
- 前記送信抑制制御手段は、前記複数のセンシング装置から受信した映像データの撮影範囲をもとに当該各撮影範囲の面積の合計値と重複部分の面積の合計値をそれぞれ算出し、前記算出された重複部分の面積が最小でかつ前記算出された各撮影範囲の面積の合計値が最大となるように、前記複数のセンシング装置の中から送信抑制対象のセンシング装置を選択し、当該選択されたセンシング装置に対し前記送信抑制制御信号を送信する、請求項8に記載のエッジサーバ。
- センシングデータを出力するセンシング装置と、前記センシングデータに基づいて所定の処理を行うクラウドとの間に配置されるエッジサーバが実行する伝送トラフィック削減方法であって、
前記クラウドにおいて行われる前記所定の処理に対応する情報抽出条件を条件記憶部に記憶させる過程と、
前記センシング装置から出力されたセンシングデータを受信する過程と、
前記条件記憶部に記憶された情報抽出条件に基づいて、前記受信されたセンシングデータに対し、前記所定の処理に必要なデータ要素を抽出しかつ不必要なデータ要素を削除する情報抽出処理を行う過程と、
前記情報抽出処理された後のデータを前記クラウドへ送信する過程と
を具備することを特徴とする伝送トラフィック削減方法。 - センシングデータを出力するセンシング装置と、前記センシングデータに基づいて所定の処理を行うクラウドとの間に配置されるエッジサーバが実行する伝送トラフィック削減方法であって、
前記複数のセンシング装置に対する送信抑制条件を条件記憶部に記憶させる過程と、
前記複数のセンシング装置によるセンシング条件またはセンシング結果の類似度合いを求める過程と、
前記類似度合いと前記記憶された送信抑制条件とに基づいて、前記複数のセンシング装置の中から前記センシングデータの送信を抑制する対象となるセンシング装置を選択する過程と、
前記選択されたセンシング装置に対しセンシングデータの送信を抑制するための送信抑制制御信号を送信する過程と
を具備することを特徴とする伝送トラフィック削減方法。 - 請求項3乃至請求項10のいずれかに記載のエッジサーバが備える前記各手段の処理を、前記エッジサーバが備えるプロセッサに実行させるプログラム。
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