JP2019022168A - 通信システム - Google Patents

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Ayako Iwaki
亜弥子 岩城
和久 古澤
Kazuhisa Furusawa
和久 古澤
鈴木 謙一
Kenichi Suzuki
謙一 鈴木
幸洋 藤本
Yukihiro Fujimoto
幸洋 藤本
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Takashi Watanabe
尚 渡邊
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和彦 木下
悠介 廣田
Yusuke Hirota
悠介 廣田
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Abstract

【課題】それぞれのアクセス網での帯域制御を活かしつつ、制限時間付きファイル転送制御を行う上位網において転送予定通りにファイル転送ができる通信システムを提供することを目的とする。【解決手段】本発明に係る通信システムは、アクセス集約装置13は、制限時間付きファイル転送による帯域制御の転送予定に従ってデータを転送する転送装置14と接続し、自身のアクセス網12に収容される端末11に帯域を割当てる帯域割当機能部22と、転送装置14へアクセス網帯域の転送予定情報24を通知する転送予定通知機能部21を持つ。転送装置14は、転送予定通知機能部21から受信した転送予定情報24に基づき制限時間付きファイル転送制御を実施する転送予定管理部23を持つ。【選択図】図1

Description

本開示は、アクセス網とコアネット網を経由して、送信元端末と送信先端末とが接続される構成の通信システムに関する。
音楽や動画などの多種多様な大容量のマルチメディアコンテンツがネットワークを通じて転送されている。これらのコンテンツで使用される帯域は一般的にベストエフォートで転送されるため、ネットワーク状況によっては大きな転送時間がかかる場合がある。そこで非特許文献1のように、ユーザが転送制限時間を定めてその制限を満たさない場合は要求を棄却する制限時間付きファイル転送ネットワークモデルと呼ばれるネットワークモデルが提案されている。
K.Saito,K.Kinoshita,N.Yamai,and T.Watanabe,"A distributed bandwidth assignment method for large file transfer with time constraints",APNOMS2015.
従来の制限時間付きファイル転送制御は、送信元端末と、この送信元端末と接続する送信元間のアクセス網について特に検討されていない。なおこのアクセス網とは、制限付きファイル転送制御とは独立に制御する通信網の領域を指す。例えば非特許文献1は、アクセス網の通信速度は十分高速であり、転送予定実行のボトルネックとならないと仮定している。
しかしながら、アクセス網は多種多様でありそれぞれのアクセス網で個々の帯域制御方法をとるため、必ずしも上位の制限時間付きファイル転送制御の転送予定通りにファイル転送を実施できない場合がある。例えば、上位網の転送予定量がアクセス網の帯域割当量を超過してしまい上位網の転送予定量通りの転送要求に対応するファイル転送ができない場合や、逆に上位網の転送予定量に対してアクセス網で過剰に帯域を割当ててしまい上位網で輻輳が発生し自アクセス網の要求だけでなく同じ上位網に接続される他アクセス網すべての転送要求に対して齟齬が生じる場合が考えられる。従来の制限時間付きファイル転送制御には、このようにアクセス網における帯域制御と上位網の転送要求が必ずしも一致しせず上位網において転送要求を満足できなくなる場合がある、という課題があった。
これを解決する方法として、上位網における転送予定情報をアクセス網における帯域制御に反映することで、前記の課題を解決する帯域制御方法が考えられる。この方法では、受信した転送要求に従って決定した転送予定情報に基づき、アクセス網における帯域制御を実施することで上記課題を解決する方法である。しかしながらこの方法では、アクセス網に余剰帯域がある場合でも、上位網の転送予定情報を超えて割当てられず、アクセス網の帯域を有効活用できないという課題がある。また、制限時間付きファイル転送制御を実施する上位網と制限時間付きファイル転送制御を実施しない上位網とが同時にアクセス網に接続される場合では、制限時間付きファイル転送制御がアクセス網に割当てる帯域制御の影響で、制限時間付きファイル転送制御網とは直接関係がないトラヒックにまで制限を与えてしまうという課題があった。
そこで、本発明は、上記課題を解決するために、それぞれのアクセス網での帯域制御を活かしつつ、制限時間付きファイル転送制御を行う上位網において転送予定通りにファイル転送ができる通信システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る通信システムは、アクセス網に収容される送信元端末からの転送要求およびアクセス網における帯域割当情報を制限時間付きファイル転送制御に反映させることとした。
具体的には、本発明に係る通信システムは、単一の又は複数の通信装置から構成され、アクセス網と、転送制限時間が定められ前記転送制限時間を満たせない場合は転送要求を棄却する制限時間付きファイル転送制御がなされるコアネット網とを経由して送信元の端末と宛先の端末とが接続される通信システムであって、
前記コアネット網へ転送する前記端末からのデータに対して、転送予定情報に基づき前記制限時間付きファイル転送制御を行う転送予定管理部と、
前記アクセス網に収容される前記端末に帯域を割当てる帯域割当機能部と、
送信元の前記端末に割り当てる帯域を前記転送予定情報として前記転送予定管理部へ通知する転送予定通知機能部と、
を備えることを特徴とする。
図1は、本通信システムの原理を説明する図である。親ノードであるアクセス集約装置13は、制限時間付きファイル転送による帯域制御の転送予定に従ってデータを転送する転送装置14と接続する通信装置であって、自身のアクセス網12に収容される子ノード(端末11)に帯域を割当てる帯域割当機能部22と、転送装置14へアクセス網帯域の転送予定情報24を通知する転送予定通知機能部21を持つ。転送装置14は、転送予定通知機能部21から受信した転送予定情報24に基づき制限時間付きファイル転送制御を実施する転送予定管理部23を持つ。これにより、アクセス網12における帯域制御を反映した転送要求を制限時間付きファイル転送網に通知することが可能となり、アクセス網12における帯域の有効活用を実現しながら制限時間付きファイル転送の上位網15の帯域も有効活用することが可能となる。なお、図1では、転送予定通知機能部21と帯域割当機能部22とがアクセス集約装置13に配置され、転送予定管理部23が転送装置14に配置されているが、通信システムの構成により転送予定通知機能部21、帯域割当機能部22及び転送予定管理部23は任意の通信装置内に配置することができる。
従って、本発明は、それぞれのアクセス網での帯域制御を活かしつつ、制限時間付きファイル転送制御を行う上位網において転送予定通りにファイル転送ができる通信システムを提供することができる。
例えば、前記通信装置は、前記アクセス網に配置されたアクセス集約装置と前記コアネット網に接続された転送装置であり、
前記アクセス集約装置が前記帯域割当機能部及び前記転送予定通知機能部を有し、
前記転送装置が前記転送予定管理部を有する
ことを特徴とする。
また、複数の前記端末が複数の経路で送信したデータを集線し、前記コアネット網側へ転送する集線機能部をさらに備えてもよい。
また、前記コアネット網が複数である場合、前記転送予定通知機能部は、前記制限時間付きファイル転送制御がなされる前記コアネット網の前記転送予定管理部のみに前記転送予定情報を通知することができる。制限時間付きファイル転送制御を実施する上位網と制限時間付きファイル転送制御を実施しない上位網とが同時にアクセス網に接続される場合に、制限時間付きファイル転送制御がアクセス網に割当てる帯域制御の影響で、制限時間付きファイル転送制御網とは直接関係がないトラヒックにまで制限を与えてしまうという課題を解決することができる。
また、前記転送予定情報に基づき転送された前記コアネット網からのデータに対して、他のデータに優先して前記アクセス網の前記端末への帯域を割り当てる転送制御機能部をさらに備えることが好ましい。本通信システムは、転送予定情報に基づいて上位網で転送されたデータが再度アクセス網へ転送されるときに、転送予定情報に基づかない他のデータより優先してアクセス網の帯域を割り当てることで、転送予定通りに宛先の端末へデータを転送することができる。
本発明は、それぞれのアクセス網での帯域制御を活かしつつ、制限時間付きファイル転送制御を行う上位網において転送予定通りにファイル転送ができる通信システムを提供することができる。
本発明に係る通信システムを説明する図である。 本発明に係る通信システムを説明する図である。 本発明に係る通信システムを説明する図である。 本発明に係る通信システムを説明する図である。 本発明に係る通信システムを説明する図である。 本発明に係る通信システムを説明する図である。 本発明に係る通信システムを説明する図である。 本発明に係る通信システムを説明する図である。 本発明に係る通信システムを説明する図である。 本発明に係る通信システムを説明する図である。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
[実施形態1]
図2は、本実施形態の通信システム301を説明する図である。通信システム301は、単一の又は複数の通信装置から構成され、アクセス網12と、転送制限時間が定められ前記転送制限時間を満たせない場合は転送要求を棄却する制限時間付きファイル転送制御がなされるコアネット網15とを経由して送信元の端末11と宛先の端末19とが接続される通信システムであって、
コアネット網15へ転送する端末11からのデータに対して、転送予定情報24に基づき前記制限時間付きファイル転送制御を行う転送予定管理部23と、
アクセス網12に収容される端末11に帯域を割当てる帯域割当機能部22と、
送信元の端末11に割り当てる帯域を転送予定情報24として転送予定管理部23へ通知する転送予定通知機能部21と、
を備える。
通信システム301は、端末11、アクセス網12、上位網であるコアネット網15、端末19、及び、単一又は複数の通信装置(図2において不図示)から構成される。前記通信装置は、転送予定通知機能部21、帯域割当機能部22、及び転送予定管理部23のうち、少なくとも1つを有する。つまり、通信装置は3つであり、それぞれ転送予定通知機能部21、帯域割当機能部22、及び転送予定管理部23のいずれかを有する構成でもよいし、通信装置は1つであり、転送予定通知機能部21、帯域割当機能部22、及び転送予定管理部23全てを有してもよい。
また、図2の通信システム301ではアクセス網とコアネット網15が1つずつであるが、アクセス網12が複数であってもよいし、コアネット網15が複数であってもよい。この場合、アクセス網毎に転送予定通知機能部21及び帯域割当機能部22を有する。またコアネット網15が複数の場合、転送予定管理部23のないコアネット網があってもよい。
すなわち、通信システム301は、転送予定通知機能部21、帯域割当機能部22、及び転送予定管理部23を少なくとも1つを有する単一の又は複数の通信装置から構成され、アクセス網12とコアネット網15とを経由して送信元の端末11から宛先の端末19へデータを転送する。帯域割当機能部22はデータを転送するために自身のアクセス網12に収容される端末11に帯域を割当てる。転送予定通知機能部21は当該データを転送するためのアクセス網12の利用量を転送予定管理部23に転送予定情報24として通知する。転送予定管理部23は転送予定情報24に基づき制限時間付きファイル転送制御を実施する。本手法により、アクセス網12での帯域制御を反映した転送要求を制限時間付きファイル転送制御のあるコアネット網15に通知することが可能となり、アクセス網12の帯域の有効活用し、且つ制限時間付きファイル転送制御のコアネット網15の帯域も有効活用することができる。
(実施形態2)
図3は、本実施形態の通信システム302を説明する図である。通信システム302において、前記通信装置は、アクセス網12に配置されたアクセス集約装置13とコアネット網15に接続された転送装置14であり、アクセス集約装置13が帯域割当機能部22及び転送予定通知機能部21を有し、転送装置14が転送予定管理部23を有することを特徴とする。
通信システム302は、アクセス集約装置13と転送装置14の2つの通信装置から構成される例である。アクセス集約装置13は、帯域割当機能部22で自身のアクセス網12に収容される端末11へ帯域を割当て、転送予定通知機能部21で当該帯域を転送予定情報24として転送装置14に通知する。転送装置14は、制限時間付きファイル転送制御を行うコアネット網15を管理しており、転送予定管理部23でアクセス集約装置13から通知される転送予定情報24に基づきコアネット網15の帯域割当スケジューリングを行う。
(実施形態3)
図4は、本実施形態の通信システム303を説明する図である。通信システム303は、図3の通信システム302のアクセス網12がPON(Passive Optical Network)12aになった場合である。通信システム302のアクセス集約装置13に該当するのがOLT、送信元の端末11がONUに接続される。アクセス網の帯域制御はPONのDBAが独立に働くため、OLTにはすでに帯域割当機能部22が備えられている。
通信システム303は、新たな機能としてPON内で各端末11に割当てる帯域情報に基づき、OLTが上位制限時間付きファイル転送制御のコアネット網15に転送予定を通知する転送予定通知機能部21を持つ例である。通信システム303は、既存のDBA機能をそのまま用いることが可能で、新たに転送予定通知機能部21のみをOLTに備えることで実現可能である。
(実施形態4)
図5は、本実施形態の通信システム304を説明する図である。通信システム303は、図3の通信システム302のアクセス網12が無線ネットワーク12bになった場合である。通信システム302のアクセス集約装置13に該当するのが無線アクセスポイント13b、送信元の端末11が各種無線通信方式を用いて無線アクセスポイント13bに接続される。無線アクセス網12bの帯域制御は無線システム毎に独立に働くため、無線アクセスポイント13bにはすでに帯域割当機能部22が備えられている。
通信システム304は、新たな機能として無線アクセスポイント13bによる自無線アクセス網12b内で各端末11に割当てる帯域情報に基づき、上位制限時間付きファイル転送制御のコアネット網15に転送予定を通知する転送予定通知機能部21を持つ例である。通信システム304は、新たに転送予定通知機能部21を無線アクセスポイント13bに具備することで実現可能である。
(実施形態5)
図6は、本実施形態の通信システム305を説明する図である。通信システム305は図3の通信システム302に複数の端末11が複数の経路で送信したデータを集線し、コアネット網15側へ転送する集線機能部24をさらに備えることを特徴とする。通信システム305は、アクセス集約装置13、転送装置14及び集線装置16の3つの通信装置から構成される例である。そして、通信システム305は、転送装置14と集線装置16において帯域制御を行う。
集線装置16は、集線機能部24で1つ又は複数の回線(アクセス集約装置13)から送られてくるデータを集線し、割当機能部22でそれぞれのアクセス網12に収容される端末11へ帯域を割当て、転送予定通知機能部21で当該帯域を上位の制限時間付きファイル転送制御を行うコアネット網15に通知する。実施形態2と同じく、転送装置14は、転送予定管理部23で集線装置16から通知される転送予定情報24に基づきコアネット網15の帯域割当スケジューリングを行う。
なお、アクセス網12は、集線装置16と送信元の端末11とを接続するネットワークであればどのようなものでもよい。たとえば、PON方式でも無線方式でも良く、集線装置16と端末11を直接接続しても構わない。
(実施形態6)
図7は、本実施形態の通信システム306を説明する図である。通信システム306は、複数のアクセス網を集線装置16で収容する例である。例として図7の通信システム306は第1のアクセス網としてPON12aと、第Mのアクセス網として無線アクセス網12bを収容している。ここで、実施形態3や4で説明したように、OLTや無線アクセス集約装置13bが帯域割当機能部22及び転送予定通知機能部21を有し、集線装置16が集線機能部24を有していてもよい。また、実施形態5で説明したように、集線装置16が帯域割当機能部22、転送予定通知機能部21、及び集線機能部24を有し、集線装置16の帯域割当機能部22でPON12aや無線アクセス網12bの帯域を制御してもよい。さらに、集線装置16が転送予定通知機能部21及び集線機能部24を有し、OLTと無線アクセス集約装置13bの帯域割当機能部22を利用してPON12aや無線アクセス網12bの帯域情報を集め、転送予定通知機能部21で転送予定情報24をコアネット網15へ通知してもよい。
転送装置14は、実施形態1から4で説明したように、転送予定管理部23で転送予定通知機能部21から通知される転送予定情報24に基づき制限時間付きファイル転送制御のコアネット網15の帯域割当スケジューリングを行う。
通信システム306は、図6の通信システム305と比較して複数のアクセス網を集線装置により集線することで、必要な転送装置の数を減らすことができることが利点である。
(実施形態7)
図8は、本実施形態の通信システム307を説明する図である。通信システム307は、図7で説明した通信システム306の集線機能部24を転送装置14が有する形態である。つまり、通信システム307は、OLTや無線アクセス集約装置13bが帯域割当機能部22及び転送予定通知機能部21を有し、転送装置14が集線機能部24及び転送予定管理部23を有している。また、転送装置14が帯域割当機能部22、転送予定通知機能部21、集線機能部24、及び転送予定管理部23を有し、転送装置14の帯域割当機能部22でPON12aや無線アクセス網12bの帯域を制御してもよい。さらに、転送装置14が転送予定通知機能部21、集線機能部24、及び転送予定管理部23を有し、OLTと無線アクセス集約装置13bの帯域割当機能部22を利用してPON12aや無線アクセス網12bの帯域情報を集め、転送予定通知機能部21で転送予定情報24をコアネット網15へ通知してもよい。
通信システム307は、図7の通信システム306と比較して転送装置14が集線機能部24を具備することで、集線装置の数を減らすことができることが利点である。
(実施形態8)
図9は、本実施形態の通信システム308を説明する図である。本実施形態は、アクセス集約装置13が転送予定管理機能部を持たない転送装置34にも接続される例である。通信システム308は、コアネット網が複数である場合、転送予定通知機能部21が、制限時間付きファイル転送制御がなされるコアネット網15の転送予定管理部23のみに転送予定情報24を通知することを特徴とする。
転送装置34は転送予定管理部23を持たず、コアネット網35は制限時間付きファイル転送制御がなされない。通信システム308は、転送予定通知機能部21がアクセス網12の帯域割当情報である転送予定情報24を転送予定管理部23を持つ転送装置14のみに送る。制限時間付きファイル転送制御を行うコアネット網15に対してはアクセス網12における転送予定を通知することで、転送装置14は実施形態1から7で説明したファイル転送網の効率的な帯域割当スケジューリングができる。また、制限時間付きファイル転送制御を実施しないコアネット網35の転送装置34は、アクセス集約装置13の転送予定情報24の有無にかかわらずアクセス網12の帯域割当に従ってデータを転送する。
通信システム308は、制限時間付きファイル転送制御を実施する上位網と制限時間付きファイル転送制御を実施しない上位網とが同時にアクセス網に接続される場合に、制限時間付きファイル転送制御がアクセス網に割当てる帯域制御の影響で、制限時間付きファイル転送制御網とは直接関係がないトラヒックにまで制限を与えてしまうという課題を解決できる。
(実施形態9)
図10は、本実施形態の通信システム309を説明する図である。通信システム309のアクセス集約装置13#2は、転送予定情報24に基づき転送されたコアネット網15からのデータに対して、他のデータに優先してアクセス網12#2の端末19への帯域を割り当てる転送制御機能部25をさらに有することを特徴とする。
通信システム309は、宛先の端末19も実施形態1から8で説明したアクセス網に収容される例である。なお、通信システム309は、必要に応じて、各アクセス集約装置13と転送装置14との間に集線装置16を有してもよいし、転送装置14に集線機能部24を備えてもよい。
アクセス集約装置13#2は、コアネット網15から転送予定に基づき転送されてくるデータを最優先し、アクセス網12#2の下り帯域を利用する、という特徴を持つ。例えば、転送予定が決められていないベストエフォートの下りデータや、ONU間の折り返し通信より、転送予定に基づきコアネット網15から転送されてくるデータを優先して転送する。このとき、転送装置14#2は、転送予定に基づき転送されてくるデータに任意の識別子を付与することができる。アクセス集約装置13#2は、転送予定に基づき転送されてくるデータを、任意の識別子に基づき識別し、他のデータより優先して転送することができる。
11:端末
12:アクセス網
12a:PON
12b:無線アクセス網
13:アクセス集約装置
13b:無線アクセスポイント
14:転送装置
15:上位網、コアネット網
16:集線装置
19:端末
21:転送予定通知機能部
22:帯域割当機能部
23:転送予定管理部
24:転送予定情報
25:転送制御機能部
34:転送装置
35:コアネット網
301〜309:通信システム

Claims (5)

  1. 単一の又は複数の通信装置から構成され、アクセス網と、転送制限時間が定められ前記転送制限時間を満たせない場合は転送要求を棄却する制限時間付きファイル転送制御がなされるコアネット網とを経由して送信元の端末と宛先の端末とが接続される通信システムであって、
    前記コアネット網へ転送する前記端末からのデータに対して、転送予定情報に基づき前記制限時間付きファイル転送制御を行う転送予定管理部と、
    前記アクセス網に収容される前記端末に帯域を割当てる帯域割当機能部と、
    送信元の前記端末に割り当てる帯域を前記転送予定情報として前記転送予定管理部へ通知する転送予定通知機能部と、
    を備えることを特徴とする通信システム。
  2. 前記通信装置は、前記アクセス網に配置されたアクセス集約装置と前記コアネット網に接続された転送装置であり、
    前記アクセス集約装置が前記帯域割当機能部及び前記転送予定通知機能部を有し、
    前記転送装置が前記転送予定管理部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 複数の前記端末が複数の経路で送信したデータを集線し、前記コアネット網側へ転送する集線機能部をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の通信システム。
  4. 前記コアネット網が複数である場合、
    前記転送予定通知機能部は、前記制限時間付きファイル転送制御がなされる前記コアネット網の前記転送予定管理部のみに前記転送予定情報を通知する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の通信システム。
  5. 前記転送予定情報に基づき転送された前記コアネット網からのデータに対して、他のデータに優先して前記アクセス網の前記端末への帯域を割り当てる転送制御機能部をさらに備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の通信システム。
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