JP2019020850A - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】集計結果の速報性を保ちつつ、その確定率をあわせて提供する、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置(ストリーム処理サーバ40)は、集計対象であるストリームデータと、ストリームデータを出力する第1装置の稼働状況を示す第1稼働状況データとを取得する取得部41と、取得部41によって取得されたストリームデータを集計する集計部43と、取得部41によって取得された第1稼働状況データに基づいて、集計部43によって集計された集計値の確定率を算出する確定率算出部45と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
サービスの動向把握等を目的として、各種データを集計してサービスの提供主に提供する運用が行われている。各種データの集計には、一定期間のデータをまとめて集計するバッチ処理や、データをリアルタイムで集計するストリーム処理等があるが、近年は、ビジネス的な要件として「速報性」が求められるようになってきており、ストリーム処理が存在感を増している(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−139980号公報
ストリーム処理を用いることでサービスの動向をリアルタイムで把握することができるが、実際には、サービスを提供する装置の故障等に起因するデータ転送の遅延が発生している場合があり、集計結果の信頼性に問題が生じている場合があった。従来の技術では、このようなデータ転送の遅延の可能性があるため、ある程度の期間が経過しないと、各種データの集計結果を確定値として提供することができなかった。また、バッチ処理では、各種データの収集の段階でデータ転送の遅延の影響を考慮することで確定値を集計することができるが、集計に時間を要するため、「速報性」という要望に応えることができなかった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、集計結果の速報性を保ちつつ、その確定率をあわせて提供することが可能な情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとする。
本発明の一態様は、集計対象であるストリームデータと、前記ストリームデータを出力する第1装置の稼働状況を示す第1稼働状況データとを取得する取得部と、前記取得部によって取得された前記ストリームデータを集計する集計部と、前記取得部によって取得された前記第1稼働状況データに基づいて、前記集計部によって集計された集計値の確定率を算出する確定率算出部と、を備える、情報処理装置である。
本発明の一態様によれば、集計結果の速報性を保ちつつ、その確定率をあわせて提供することが可能である。
実施形態に係るストリーム処理サーバの使用環境の一例を示す図である。 実施形態に係るアクセスログの一例を示す図である。 実施形態に係るログ収集サーバの機能構成を示す機能ブロック図である。 実施形態に係るストリーム処理サーバの機能構成を示す機能ブロック図である。 実施形態に係る遅延実績データの一例を示す図である。 実施形態に係る遅延実績データの一例を示す図である。 実施形態に係る遅延実績データの一例を示す図である。 実施形態に係るストリーム処理サーバを含むシステムの動作を示すシーケンス図である。 実施形態に係るストリーム処理サーバによる集計結果の一例を示す図である。 実施形態に係る集計値および確定率を示す管理画面の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムの実施形態について説明する。
[概要]
実施形態のストリーム処理サーバ(情報処理装置の一例)は、ストリーム処理により各種データをリアルタイムで集計し、集計結果を提供する装置である。また、ストリーム処理サーバは、集計結果の他、集計結果の確定率を提供する。
本実施形態において、「ストリーム処理」とは、処理対象のストリームデータを逐次処理(リアルタイム処理)することをいう。一定期間の処理対象のデータをまとめて処理するバッチ処理とは異なり、ストリーム処理では集計結果の速報性(リアルタイム性)を保つことが可能である。また、「ストリームデータ」とは、装置により逐次出力される時刻順のデータ(リアルタイムデータ)である。
また、本実施形態において、「確定率」とは、集計結果の精度(信頼度)を示す指標である。例えば、確定率とは、データ転送の遅延(以下、「データ遅延」と呼ぶ)が生じている場合に、現在の集計結果が、データ遅延を解消した後に最終的に得られる集計結果(データ遅延が生じていない場合に得られる集計結果と同等)と、どの程度一致するかを示す指標である。
例えば、ウェブサーバのアクセスログに基づいて算出されたアクセス数等の「合計値」に対する集計結果の確定率は、データ遅延が生じていない場合に得られる本来のアクセス数に対する、集計時点で得られているアクセス数の割合(アクセス数の集計処理の進捗率)を示す。例えば、アクセス数の確定率が「0.5」である場合、本来100件のアクセス数が集計値として得られるべきところ、集計時点では50件分のアクセスしか集計できていないことを意味する。
また、例えば、アクセスログに基づいて算出されたクリック率等の「割合」に対する集計値の確定率は、データ遅延が生じていない場合に得られる本来のクリック率に対する、現在得られているクリック率の精度を示す指標値である。この指標値は、所定の基準に基づいて算出される。
本実施形態において処理対象とされるデータには、例えば、ウェブサーバが出力するアクセスログ、各種活動量計が出力する活動量データ、IoT(Internet of Things)の分野において使用される各種機器が出力するデータ等が含まれる。以下においては、ウェブサーバにおいて収集され、出力されるアクセスログが処理対象とされる例について説明する。
[全体構成]
図1は、ストリーム処理サーバ40の使用環境の一例を示す図である。ストリーム処理サーバ40は、ネットワークNWに接続される。ネットワークNWには、ストリーム処理サーバ40の他、例えば、少なくとも1つの端末装置10と、少なくとも1つのサービス提供サーバ20(第1装置の一例)と、少なくとも1つのログ収集サーバ30(第2装置の一例)と、少なくとも1つのレポート提供サーバ50とが接続される。ネットワークNWは、例えば、インターネット、WAN(Wide Area Network)やLAN(Local Area Network)、プロバイダ装置、無線基地局、専用回線などのうち一部または全部を含む。
[端末装置]
端末装置10は、サービス提供サーバ20によって提供されるサービスを利用するユーザによって操作される。端末装置10は、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン等の携帯電話やタブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)等のコンピュータ装置である。
端末装置10は、ユーザから所定の操作を受け付けると、予めインストールされたブラウザによって、サービス提供サーバ20によって提供されるウェブページを表示する。また、端末装置10は、ユーザから所定の操作を受け付けると、予めインストールされたアプリケーションを介してサービス提供サーバ20と通信を行い、アプリケーション上で表示或いは再生するコンテンツを取得してもよい。コンテンツは、例えば、動画データや、画像データ、音声データ、テキストデータ等である。以下においては、サービス提供サーバ20がウェブページを提供するものとして説明を行う。
[サービス提供サーバ]
サービス提供サーバ20は、インターネットを介して、端末装置10のブラウザによって参照されるウェブページを提供するウェブサーバ装置である。このウェブページは、検索サイト、ニュースサイト、ショッピングサイト、オークションサイト、天気予報サイト、SNS(Social Networking Service)サイト、ゲームサイト等を構成するページである。
サービス提供サーバ20は、自身が提供するウェブページに対する端末装置10によるアクセスに応じてアクセスログAを出力する。アクセスログAには、例えば、端末装置10がウェブページにアクセスする度に、一行のデータが追加される。図2は、アクセスログAの一例を示す図である。アクセスログAには、例えば、端末装置10を利用するユーザを識別する「ユーザID」、ウェブページに関連付けされたコンテンツ(ウェブページに表示される広告を含む)を識別する「コンテンツID」、端末装置10からのアクセスを処理した日付を示す「日付」、端末装置10からのアクセスを受けたウェブページのURL(Uniform Resource Locator)を示す「対象URL」、対象URLへの遷移元のウェブページのURLを示す「遷移元URL」などが含まれる。
「ユーザID」は、例えば、サービス提供サーバ20によって提供されるウェブサイトのログイン時に使用されるログインID、端末装置10に備えられたウェブブラウザごとに管理されるクッキー(HTTP cookie)、端末装置10のIPアドレスなどである。
また、サービス提供サーバ20は、自身の稼働状況を示すサービス稼働状況レポートB(第1稼働状況データ)を出力する。サービス稼働状況レポートBは、例えば、正常に動作していることを示す「正常」、処理が遅延していることを示す「遅延」、故障等により稼働が停止していることを示す「停止」等の稼働状況を示すデータを含む。サービス稼働状況レポートBは、「遅延」の場合、遅延の程度(遅延時間等)を示すデータを含んでよい。
[ログ収集サーバ]
ログ収集サーバ30は、サービス提供サーバ20から、所定の周期(例えば、1秒毎)で、アクセスログAおよびサービス稼働状況レポートBを収集する。ログ収集サーバ30は、収集したアクセスログAに含まれるデータおよびサービス稼働状況レポートBを、ストリーム処理サーバ40に出力する。ログ収集サーバ30は、サービス提供サーバ20と、ストリーム処理サーバ40との間に配置されてよい。図3は、ログ収集サーバ30の機能構成を示す機能ブロック図である。ログ収集サーバ30は、例えば、収集部31と、監視部33と、出力部35とを含む。
収集部31は、例えば、NIC等の通信インターフェースを含む。収集部31は、ネットワークNWを介して、サービス提供サーバ20と通信し、所定の周期(例えば、1秒毎)でアクセスログAおよびサービス稼働状況レポートBを収集する。
監視部33は、ログ収集サーバ30の稼働状況を監視し、稼働状況を示すログ収集稼働状況レポートC(第2稼働状況データ)を生成する。ログ収集稼働状況レポートCは、例えば、正常に動作していることを示す「正常」、処理が遅延していることを示す「遅延」、故障等により稼働が停止していることを示す「停止」等の稼働状況を示すデータを含む。ログ収集稼働状況レポートCは、「遅延」の場合、遅延の程度(遅延時間等)を示すデータを含んでよい。
出力部35は、例えば、NIC等の通信インターフェースを含む。出力部35は、収集部31によって収集されたアクセスログAに含まれるデータのうち、ストリーム処理サーバ40に未送信のデータ(アクセスログA内の少なくとも1行のデータ。以下、「ストリームデータA1」と呼ぶ)を、ネットワークNWを介して、ストリーム処理サーバ40に出力する。また、出力部35は、サービス稼働状況レポートBおよびログ収集稼働状況レポートCを、ネットワークNWを介して、ストリーム処理サーバ40に出力する。なお、出力部35は、上述の収集部31と通信インターフェースを共用してもよい。
[ストリーム処理サーバ]
ストリーム処理サーバ40は、ストリーム処理により各種データをリアルタイムで集計し、集計結果(集計値)を生成する。また、ストリーム処理サーバ40は、集計結果の他、集計結果の確定率を算出する。図4は、ストリーム処理サーバ40の機能構成を示す機能ブロック図である。ストリーム処理サーバ40は、例えば、取得部41と、集計部43と、確定率算出部45と、記憶部47とを含む。
取得部41は、例えば、NIC等の通信インターフェースを含む。ログ収集サーバ30により出力されたストリームデータA1、サービス稼働状況レポートB、およびログ収集稼働状況レポートCを取得する。
集計部43は、ストリームデータA1を所定の集計基準に従って集計する。集計部43は、集計結果である集計値Eを記憶部47に記憶させる。例えば、集計部43は、集計値Eとして、コンテンツIDごとのアクセス数(インプレッション数)を集計する。なお、集計部43は、記憶部47に集計値Eとしてのアクセス数が既に記憶されている場合、記憶部47に記憶されているアクセス数に、新たに集計したアクセス数を加算する。また、集計部43は、所定の期間ごと(例えば、1時間ごとの)アクセス数を集計してもよい。
集計部43は、例えば、ウェブページが広告のページであり、サービス提供サーバ20によってクリックログ、コンバージョンログ等が取得されている場合には、アクセス数以外に、クリック数(クリック率)、コンバージョン数(コンバージョン数)等を集計してもよい。
確定率算出部45は、集計部43によって集計された集計値Eの確定率Fを算出する。確定率Fは、例えば、0.0から1.0の値であり、0.0に近付くほど集計結果の精度が低いことを示し、1.0に近付くほど集計結果の精度が高いことを示す。例えば、確定率算出部45は、サービス稼働状況レポートBおよびログ収集稼働状況レポートCに基づいて、サービス提供サーバ20の稼働状況(稼働台数の割合、負荷状況等)を算出し、現在のログの遅延状況を算出する。例えば、確定率算出部45は、予め負荷試験を行うことで遅延したログの量を見積もり、この見積った遅延したログの量に基づいて、現在のログの遅延状況を算出する。さらに、確定率算出部45は、算出したログの遅延状況に、過去の遅延実績に基づく予め定められた実績係数を乗じる。これにより、稼働状況をより安全側に算出することが可能である。
また、確定率算出部45は、サービス稼働状況レポートB、ログ収集稼働状況レポートC、および記憶部47に記憶された遅延実績データD(実績データ)に基づいて、ログの遅延状況を予測し、確定率Fを算出する。遅延実績データDは、過去の遅延実績を示すデータである。すなわち、確定率算出部45は、サービス稼働状況レポートBおよびログ収集稼働状況レポートCの少なくとも一方と、サービス提供サーバ20およびログ収集サーバ30の少なくとも一方の処理遅延に関する遅延実績データDとの双方に基づいて、確定率Fを算出する。確定率算出部45は、サービス提供サーバ20およびログ収集サーバ30に加え、その他の経路機器の稼働状況のレポートおよび遅延実績データに基づいて確定率Fを算出してもよい。
図5から図7は、遅延実績データDの一例を示す図である。図5に示す遅延実績データDは、過去の遅延実績に基づいて、障害の種類ごとに、遅延時間(時間)と、確定率の変動幅(変動量の一例)とが定義されたデータを含む。例えば、障害種類“H”の場合、遅延時間が“5.2”時間であり、確定率の変動幅が“−0.50”である。確定率算出部45は、サービス稼働状況レポートBおよびログ収集稼働状況レポートCに基づいて、障害種類“H”が発生していると判定した場合、確定率を1から0.50だけ減算し、確定率Fを算出する。また、確定率算出部45は、遅延時間を考慮して確定率Fを算出してもよい。
また、図6に示す遅延実績データDは、過去の遅延実績に基づいて、複数存在するサービス提供サーバ20のうち稼働しているサービス提供サーバ20の割合を示す稼働率ごとに、遅延時間(時間)と、確定率の変動幅とが定義されたデータを含む。例えば、稼働率αが“0.95≦α<1”の場合、遅延時間が“0.8”時間であり、確定率の変動幅が“−0.05”である。確定率算出部45は、サービス稼働状況レポートBに基づいて、稼働率αが“0.95≦α<1”である判定した場合、確定率を1から0.05だけ減算し、確定率Fを算出する。また、確定率算出部45は、遅延時間を考慮して確定率Fを算出してもよい。
また、図7に示す遅延実績データDは、過去の遅延実績に基づいて、障害発生後の経過時間(時間)ごとに、確定率の変動幅が示されたデータを含む。例えば、障害発生後の経過時間tが“0≦t<0.5”の場合、確定率の変動幅が“−0.10”である。確定率算出部45は、サービス稼働状況レポートBおよびログ収集稼働状況レポートCに基づいて、障害発生後の経過時間tが“0≦t<0.5”である判定した場合、確定率を1から0.10だけ減算し、確定率Fを算出する。また、確定率算出部45は、障害発生後の経過時間tが“1≦t”である判定した場合、装置の冗長構成(クラスタ構成)等によりデータ転送経路の切り替えが完了して障害による影響がすでに解消されていることが推定されるため、確定率の変動幅を“0”とする。これにより、確定率Fの値が“1.0”に戻ることになる。すなわち、確定率算出部45は、障害発生後の経過時間が増大するにつれて、確定率Fが増大するように確定率Fを算出する。
また、確定率算出部45は、経過時間に基づく予め定められた係数を乗じて、確定率Fを引き下げるようにしてもよい。例えば、確定率算出部45は、0.8から2時間を経過したデータは、確定率Fが1になるように線形補正してもよい。また、確定率算出部45は、経過時間に応じて(所定の時間を超えた場合に)、確定率を1.0の固定値(最大値)に設定するようにしてもよい。また、確定率算出部45は、現在受信しているログの中に、不要なアクセスのログ(例えば、攻撃的なユーザのアクセスに基づくログ)が存在することが想定される場合には、この不要なアクセスのログの除去を考慮して確定率Fを決定するようにしてもよい。
記憶部47は、例えば、遅延実績データDと、集計部43によって集計された集計値Eと、確定率算出部45によって算出された確定率Fとを記憶する。
ログ収集サーバ30およびストリーム処理サーバ40の各々の構成要素は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)等のハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
ストリーム処理サーバ40の記憶部47は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ、またはこれらのうち複数が組み合わされたハイブリッド型記憶装置等により実現される。また、記憶部47の一部または全部は、NASや外部のストレージサーバ等、ストリーム処理サーバ40がアクセス可能な外部装置であってもよい。
なお、ログ収集サーバ30とストリーム処理サーバ40とは同一の装置によって構成されていてもよい。
[レポート提供サーバ]
レポート提供サーバ50は、例えば、サービス提供サーバ20によって提供されるサービスのサービス提供主が利用する管理端末(図示しない)からの参照要求に応じて、ストリーム処理サーバ40の記憶部47から読み出した集計値Eおよび確定率Fを表示する管理画面を管理端末に返す。これにより、サービス提供主は、管理端末に表示された集計値Eおよび確定率Fを含む管理画面を参照することができる。
[動作]
以下、ストリーム処理サーバ40を含むシステムの動作について説明する。図8は、ストリーム処理サーバ40を含むシステムの動作を示すシーケンス図である。まず、端末装置10は、ユーザの操作に基づいて、ウェブページを要求するリクエストをサービス提供サーバ20に送信する(S101)。次に、サービス提供サーバ20は、端末装置10から受信したリクエストに応じたログをアクセスログAに出力する(S103)。また、サービス提供サーバ20は、リクエストに応じたウェブページを端末装置10に送信する(S105)。次に、端末装置10は、予めインストールされたブラウザによって、サービス提供サーバ20から受信したウェブページを表示する(S107)。
ログ収集サーバ30は、上記のサービス提供サーバ20によるアクセスログの出力処理と非同期に、所定の周期(例えば、1秒ごと)で、サービス提供サーバ20から、アクセスログAおよびサービス稼働状況レポートBを収集する(S109)。
次に、ログ収集サーバ30は、アクセスログAに含まれるデータのうち、ストリーム処理サーバ40に未送信のストリームデータA1、サービス稼働状況レポートB、およびログ収集稼働状況レポートCをストリーム処理サーバ40に送信する(S111)。
次に、ストリーム処理サーバ40は、ストリームデータA1を所定の集計基準に従って集計する(S113)。ストリーム処理サーバ40は、集計結果である集計値Eを記憶部47に記憶させる。図9は、ストリーム処理サーバ40による集計結果の一例を示す図である。図9に示す例では、ストリーム処理サーバ40は、集計値Eとして、コンテンツIDごとの、1時間ごとのアクセス数を集計する。
次に、ストリーム処理サーバ40は、集計値Eの確定率Fを算出する(S115)。例えば、確定率算出部45は、サービス稼働状況レポートB、ログ収集稼働状況レポートC、および遅延実績データDに基づいて、ログの遅延状況を予測し、確定率Fを算出する。
なお、ストリーム処理サーバ40は、クリック率等の「割合」に対する集計値の確定率Fを算出する場合、予め求めておいた障害種類毎の確定度Fの分散に基づいて、確定率Fを算出してもよい。
以後、レポート提供サーバ50は、例えば、サービス提供主が利用する管理端末からの参照要求に応じて、ストリーム処理サーバ40の記憶部47から、集計値Eおよび確定率Fを読み出す(S117)。そして、レポート提供サーバ50は、読み出した集計値Eおよび確定率Fを表示する管理画面を生成し、管理端末に送信する(S119)。これにより、サービス提供主は、管理端末に表示された集計値Eおよび確定率Fを含む管理画面を参照することができる。
図10は、集計値Eおよび確定率Fを示す管理画面の一例を示す図である。図10に示す管理画面では、1時間ごとの集計値を示す棒グラフAからIが示されており、確定率が低い集計値ほど色が薄くなるように表示されている。すなわち、集計値AからFは、確定値が最大の“1.0”であり、集計値Gは、確定値が“0.9”であり、集計値Hは、確定値が“0.7”であり、集計値Iは、確定値が“0.5”であり、確定率が低下するにつれて棒グラフの色が薄くなるように表示されている。サービス提供主は、この管理画面を参照することで、集計値Eおよび確定率Fを容易に確認することができる。以上により、本シーケンス図の処理が終了する。
以上において説明した実施形態によれば、集計対象であるストリームデータと、前記ストリームデータを出力する第1装置の稼働状況を示す第1稼働状況データとを取得する取得部と、前記取得部によって取得された前記ストリームデータを集計する集計部と、前記取得部によって取得された前記第1稼働状況データに基づいて、前記集計部によって集計された集計値の確定率を算出する確定率算出部と、を備えることで、集計結果の速報性を保ちつつ、その確定率をあわせて提供することが可能である。集計値の確定率(確定度合い)を示すことで、遅延による影響が解消された後に集計値が変更されたとしても、サービス提供主はこの変更を予め想定することができる。これにより、集計値の変更によるサービス提供主の混乱を防ぐことができる。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
10…端末装置
20…サービス提供サーバ
30…ログ収集サーバ
40…ストリーム処理サーバ
50…レポート提供サーバ
31…収集部
33…監視部
35…出力部
41…取得部
43…集計部
45…確定率算出部
47…記憶部

Claims (11)

  1. 集計対象であるストリームデータと、前記ストリームデータを出力する第1装置の稼働状況を示す第1稼働状況データとを取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された前記ストリームデータを集計する集計部と、
    前記取得部によって取得された前記第1稼働状況データに基づいて、前記集計部によって集計された集計値の確定率を算出する確定率算出部と、
    を備える、情報処理装置。
  2. 前記確定率算出部は、前記第1稼働状況データと、前記第1装置の処理遅延に関する実績データとの双方に基づいて、前記集計部によって集計された前記集計値の確定率を算出する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記確定率算出部は、前記第1稼働状況データと、前記第1装置の処理遅延に関する実績データとの双方に基づいて、前記第1装置によって出力される前記ストリームデータの遅延状況を推定する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記取得部は、前記第1装置と、前記情報処理装置との間に配置された第2装置の稼働状況を示す第2稼働状況データをさらに取得し、
    前記確定率算出部は、前記第1稼働状況データと、前記実績データと、前記第2稼働状況データとに基づいて、前記集計値の確定率を算出する、
    請求項2または3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記実績データは、前記第1装置の障害の種類ごとに、前記確定率の変動量が定義されたデータである、
    請求項2から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記実績データは、前記第1装置の稼働率ごとに、前記確定率の変動量が定義されたデータである、
    請求項2から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記実績データは、前記第1装置の障害発生後の経過時間ごとに、前記確定率の変動量が定義されたデータである、
    請求項2から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記確定率算出部は、前記第1装置の障害発生後の経過時間が増大するにつれて、前記確定率が増大するように前記確定率を算出する、
    請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記確定率算出部は、前記第1装置の障害発生後の経過時間が所定の時間を超えた場合、前記確定率を最大値に設定する、
    請求項8に記載の情報処理装置。
  10. コンピュータが、
    集計対象であるストリームデータと、前記ストリームデータを出力する第1装置の稼働状況を示す第1稼働状況データとを取得し、
    前記取得された前記ストリームデータを集計し、
    前記取得された前記第1稼働状況データに基づいて、前記集計された集計値の確定率を算出する、
    情報処理方法。
  11. コンピュータに、
    集計対象であるストリームデータと、前記ストリームデータを出力する第1装置の稼働状況を示す第1稼働状況データとを取得させ、
    前記取得された前記ストリームデータを集計させ、
    前記取得された前記第1稼働状況データに基づいて、前記集計された集計値の確定率を算出させる、
    プログラム。
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