JP2019020132A - エンジンの耐久試験装置 - Google Patents

エンジンの耐久試験装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019020132A
JP2019020132A JP2017135529A JP2017135529A JP2019020132A JP 2019020132 A JP2019020132 A JP 2019020132A JP 2017135529 A JP2017135529 A JP 2017135529A JP 2017135529 A JP2017135529 A JP 2017135529A JP 2019020132 A JP2019020132 A JP 2019020132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
engine
hydraulic pump
oil
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017135529A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6712576B2 (ja
Inventor
昭広 ▲楢▼▲崎▼
昭広 ▲楢▼▲崎▼
Akihiro Narasaki
実 藤崎
Minoru Fujisaki
実 藤崎
則昭 西村
Noriaki Nishimura
則昭 西村
裕介 清水
Yusuke Shimizu
裕介 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2017135529A priority Critical patent/JP6712576B2/ja
Publication of JP2019020132A publication Critical patent/JP2019020132A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6712576B2 publication Critical patent/JP6712576B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】耐久試験において所期の負荷をエンジンに与えて高精度で耐久性を評価できると共に、エンジンが消費する燃料が有するエネルギを有効活用できるエンジンの耐久試験装置を提供する。【解決手段】第1〜4ステップからなる所定の開閉パターンに基づき第1〜3スプール12,13,19を開閉して、エンジン2の駆動により第1及び第2油圧ポンプ3,4から吐出された作動油を切り換える。例えば第2ステップでは、第1油圧ポンプ3から吐出された作動油の大部分を第1スプール12を経て動力回収装置28の油圧モータ35に供給して発電機37を駆動させると共に、残りの最小限の作動油をリリーフ弁21からリリーフさせる。これにより第1油圧ポンプ3の吐出側の油圧をリリーフ弁21の設定圧まで高め、設定圧に対応する負荷を第1油圧ポンプ3を介してエンジン2に与える。【選択図】図2

Description

本発明は、エンジンの耐久試験装置に係り、詳しくはエンジンの耐久性を評価するためにエンジンに負荷を与えながら運転して損耗させる耐久試験装置に関する。
この種のエンジンの試験装置としては、例えばエンジンの性能を評価するための試験を実施する性能試験装置を挙げることができる。例えば特許文献1に記載の性能試験装置では、水動力計により負荷を与えつつ単体のエンジンを各回転速度で運転し、例えば動力計荷重、吸入空気温、吸入空気圧、燃料消費量等の測定データに基づき、軸トルク、軸出力、燃料消費率、各種効率(体積効率、熱効率)等のエンジンの諸特性を導出している。
得られたエンジンの諸特性は、製品としてエンジンの仕様を決定するための材料となるが、これとは別にエンジンの耐久性を評価する必要もある。特に油圧ショベル、転圧機械、ホイールローダ等の各種工事用の建設械械に搭載されるエンジンは、工事現場の過酷な環境で稼働する上に、エンジン故障が工事の中断に直結することから、製品化の前に耐久性を評価することが非常に重要なものとなる。
そこで、性能試験とは別にエンジンの耐久性を評価するための耐久試験が実施されている。この耐久試験の内容は、性能試験のような測定データを取得することなく、専ら実使用時を想定した運転条件でエンジンを運転して損耗させることを目的としている。そして試験の終了後に、例えばエンジンを分解して各パーツの摩耗状態等を測定し、耐久性を評価する際の指標として利用している。
特開昭57−146129号公報
上記したようにエンジンの性能試験と耐久試験とは共にエンジンの特性を評価する試験であるものの、その試験内容に決定的な相違がある。エンジンの性能試験はエンジンを各回転速度で運転してデータ測定するだけのため、その際のエンジンの運転時間は数10分程度に過ぎない。これに対してエンジンの耐久試験は、負荷を与えた運転の継続により実際にエンジンを損耗させることを目的とするため、数ヶ月単位の長期に亘ってエンジンを運転することになる。
結果として耐久試験では多量の燃料がエンジンにより消費され、燃料費の高騰に起因して耐久試験の実施費用が莫大なものとなる。言うまでもないが、高精度の耐久性の評価には、耐久試験でエンジンに所期の負荷を与えることが大前提であることから、そのために必要な燃料量は一義的に定まり、燃料節減の余地は存在しない。
このように耐久試験では、負荷を与えてエンジンを損耗させるだけのために多量の燃料が消費されることから、それらの燃料が有するエネルギを有効活用したいという要望が従来からあった。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、耐久試験において所期の負荷をエンジンに与えて高精度で耐久性を評価できると共に、エンジンが消費する燃料が有するエネルギを有効活用することができるエンジンの耐久試験装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明のエンジンの耐久試験装置は、試験対象となるエンジンにより駆動されて作動油を吐出する油圧ポンプと、前記油圧ポンプの吐出側に接続され、前記油圧ポンプから吐出された作動油を所定の設定圧でリリーフ可能なリリーフ手段と、前記油圧ポンプの吐出側に接続され、前記油圧ポンプから吐出された作動油の供給により作動する油圧モータと、前記油圧モータにより駆動されて発電する発電機と、前記油圧ポンプの吐出側と前記油圧モータとの間に設けられ、前記油圧ポンプから吐出された作動油をオイルタンクに戻す無負荷位置と、前記油圧ポンプから吐出された作動油を前記油圧モータに供給しつつ該作動油の一部を前記リリーフ手段からリリーフさせる負荷位置との間で切換可能な第1の切換手段と、予め設定された切換パターンに基づき前記第1の切換手段を無負荷位置と負荷位置との間で切り換える試験制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明のエンジンの耐久試験装置によれば、耐久試験において第1の切換手段が負荷位置のときに、作動油の一部がリリーフ弁からリリーフされることから、所期の負荷をエンジンに与えて高精度で耐久性を評価できると共に、油圧ポンプから吐出された作動油の供給により油圧モータが作動して発電機を発電させるため、エンジンが消費する燃料が有するエネルギを有効活用することができる。
実施形態の耐久試験装置の試験対象となるエンジンを搭載した油圧ショベルを示す側面図である。 実施形態のエンジンの耐久試験装置を示す全体構成図である。 第1及び第2油圧ポンプの傾転角を制御するレギュレータ電磁弁への駆動電流の算出処理を示す制御フローである。 エンジンの耐久試験の実行状況を示すタイムチャートである。
以下、本発明を具体化したエンジンの耐久試験装置の一実施形態を説明する。
本実施形態の耐久試験装置は、油圧ショベルに搭載されるディーゼルエンジン(以下、単にエンジンと称する)の耐久試験を実施するものであり、まず図1に基づき油圧ショベルの概略構成を説明する。
油圧ショベル101の下部走行体102にはクローラ103が備えられ、クローラ103は図示しない走行用油圧モータにより駆動されて油圧ショベル101を走行させる。下部走行体102上には上部旋回体104が設けられ、上部旋回体104は図示しない旋回用油圧モータにより駆動されて旋回する。上部旋回体104の前部には作業機105が設けられ、作業機105はブーム106、アーム107、及びバケット108から構成されている。ブーム106はブームシリンダ106aにより角度変更され、アーム107はアームシリンダ107aにより角度変更され、バケット108はバケットシリンダ108aにより角度変更される。
上部旋回体104のフレーム109上の前部にはオペレータが搭乗する運転室110が設けられ、フレーム109上の運転室110の後側には燃料タンク111、機械室112及びカウンタウエイト113等が設けられている。機械室112内には、エンジン2(図2に示す)を動力源とするHST(Hydro Static Transmission)が搭載されている。エンジン2の駆動によりHSTの油圧ポンプ3,4(図2に示す)から作動油が吐出され、作業者の運転操作に応じて切換弁により作動油の油路が切り換えられ、それに対応して上記した走行用或いは旋回用油圧モータや各シリンダ106a〜108aが作動油を供給されて作動する。
図2は本実施形態のエンジン2の耐久試験装置1を示す全体構成図である。
上記のように構成された油圧ショベル101のエンジン2を耐久試験する際に、本実施形態ではエンジン2のみならず、HSTを構成する機器の一部も試験対象として耐久試験装置1に組み込まれている。図2では、それらのHSTの構成機器を破線で囲んで示している。
但し、エンジン以外のHSTの構成機器を試験対象とする必要は必ずしもなく、これらの構成機器を油圧ショベル101から転用せずに耐久試験装置1の構成としてもよい。
まず、従来からの既存の耐久試験装置と共通する部分について説明する。
エンジン2の出力軸2aには、第1油圧ポンプ3及び第2油圧ポンプ4とパイロットポンプ5とが直列に連結され、エンジン2の運転中には各ポンプ3〜5がエンジン2により回転駆動される。第1及び第2油圧ポンプ3,4は可変容量型として構成されており、それぞれの傾転角がレギュレータ6により調整可能となっている。
エンジン2にはメインコントローラ7が接続され、メインコントローラ7には速度設定ダイヤル8により設定された目標エンジン回転速度tgtNeが入力される。メインコントローラ7はHSTの制御を司るべく油圧ショベル101に搭載される制御装置であり、詳細は後述するが耐久試験においても、速度設定ダイヤル8の設定に応じたエンジン2の回転制御や第1及び第2油圧ポンプ3,4の傾転角制御等を実行する。
第1油圧ポンプ3の吐出側とオイルタンク10とを接続する第1吐出油路11上には、第1スプール12(第1の切換手段)と第2スプール13(第1の切換手段)とが直列に介装されている。また第1及び第2スプール12,13は、それぞれ逆止弁14,15を備えたバイパス油路16,17を介して第1吐出油路11の第1油圧ポンプ3側と接続されている。これらの第1及び第2スプール12,13は、第1油圧ポンプ3から吐出される作動油をオイルタンク10側に戻す開位置(無負荷位置)と、後述する動力回収装置28に供給する閉位置(負荷位置)との間で切換可能となっている。
また、第2油圧ポンプ4の吐出側とオイルタンク10とを接続する第2吐出油路18上には第3スプール19(第1の切換手段)が介装され、この第3スプール19は、第2油圧ポンプ4から吐出される作動油をオイルタンク10側に戻す開位置(無負荷位置)と、動力回収装置28に供給する閉位置(負荷位置)との間で切換可能となっている。
第1及び第2吐出油路11,18の油圧ポンプ3,4近傍の箇所はリリーフ油路20を介して互いに接続され、リリーフ油路20にはリリーフ弁21(リリーフ手段)が介装されている。リリーフ油路20上のリリーフ弁21を挟んだ両側には一対の逆止弁22が介装され、これらの逆止弁22により、第1油圧ポンプ3と第2油圧ポンプ4との間での作動油の流通が規制されている。そして詳細は後述するが、耐久試験では、第1及び第2油圧ポンプ3,4の吐出圧がリリーフ弁21の設定圧を上限として制限され、設定圧に対応する負荷が第1及び第2油圧ポンプ3,4を介して運転中のエンジン2に与えられる。
パイロットポンプ5の吐出側には第1パイロット油路24を介してレギュレータ電磁弁25が接続され、パイロットポンプ5から吐出された作動油は、パイロットリリーフ弁26によりパイロット圧(元圧)に調圧されてレギュレータ電磁弁25に供給されている。パイロット圧はメインコントローラ7からの駆動電流Iに応じてレギュレータ電磁弁25により調圧され(後述するレギュレータ圧Preg)、その後に第1及び第2油圧ポンプ3,4のレギュレータ6に供給されてそれぞれの傾転角が制御される。
以上の構成が従来からの既存の耐久試験装置と共通する部分である。既存の耐久試験の内容は周知であるため概略のみを述べるが、予め設定されたパターンに基づき第1〜3スプール12,13,19が開閉される。既存の耐久試験装置は動力回収装置28を備えておらず、各スプール12,13,19の閉位置では対応する油圧ポンプ3,4からの作動油が遮断される。このため各スプール12,13,19の何れかが閉位置に切り換えられると、それに応じて対応する油圧ポンプ3,4からの作動油がリリーフ弁21によりリリーフされ、その側の油圧ポンプ3,4を介してリリーフ弁21の設定圧に対応する負荷が作用する。結果としてエンジン2は、各スプール12,13,19の開閉パターンに応じて変動する負荷が与えられ、耐久試験に進行と共に次第に損耗していく。
耐久性を評価し得る程度にエンジン2を損耗させるには、長期に亘って耐久試験を継続する必要がある。そして、[発明が解決しようとする課題]で述べたように、耐久試験では、負荷を与えてエンジン2を損耗させるだけのために多量の燃料が消費されることから、それらの燃料が有するエネルギを有効活用したいという要望がある。一方で、耐久性を高い精度で評価するには、耐久試験においてエンジン2に所期の負荷を与えることが極めて重要である。
このような課題を鑑みて本発明者は、エンジン2に負荷を与えるためにリリーフ弁21からリリーフされる作動油のエネルギを動力回収装置28により電気エネルギに変換する手法を見出した。但し、既存の耐久試験においてエンジン2に対する所期の負荷を達成できているのは、リリーフ弁21のリリーフにより設定圧相当に油圧ポンプ3,4の吐出圧を調圧しているためである。
そこで、最小限度の作動油をリリーフ弁21からリリーフさせて設定圧に対応する所期のエンジン負荷を達成した上で、残りの大部分の作動油を動力回収装置28に供給して電気エネルギへの変換を図っている。以下、本発明の特徴部分である動力回収装置28に関する構成を説明する。
図2に二点鎖線で示すように、動力回収装置28は油路を介して第1〜3スプール12,13,19に接続されており、まず油路について説明する。
第1スプール12は第1回収油路29を介して共通回収油路32の一端に接続され、第2スプール13は第2回収油路30を介して共通回収油路32の一端に接続され、第3スプール19は第2及び第3回収油路30,31を介して共通回収油路32の一端に接続されている。第1及び第2回収油路29,30上には逆止弁33が介装され、動力回収装置28から各スプール12,13,19への作動油の逆流が防止されている。
共通回収油路32上には動力回収装置28のPTO弁34(第2の切換手段)が介装されると共に、共通回収油路32の他端には油圧モータ35が接続されている。油圧モータ35は可変容量型として構成されており、その傾転角がレギュレータ36により調整可能となっている。油圧モータ35の出力軸35aには発電機37が接続され、図示はしないが、発電機37は耐久試験装置1が設置された工場内の電気設備に接続されて発電した電力を供給可能となっている。
共通回収油路32のPTO弁34と油圧モータ35との間の箇所にはACC油路38の一端が接続され、ACC油路38上にはACC弁39(第2の切換手段)が介装されると共に、ACC油路38の他端にはアキュムレータ40(畜圧手段)が接続されている。
PTO弁34が開弁されACC弁39が閉弁されているときには、共通回収油路32に対して油圧モータ35が連通し、PTO弁34及びACC弁39が共に開弁されているとき(畜圧位置)には、共通回収油路32に対して油圧モータ35及びアキュムレータ40がそれぞれ連通する。また、PTO弁34が閉弁されACC弁39が開弁されているとき(放圧位置)には、アキュムレータ40が共通回収油路32から遮断されると共に油圧モータ35に対して連通する。
発電機37、油圧モータ35のレギュレータ36、PTO弁34及びACC弁39には動力回収コントローラ41が接続され、発電機37の運転状態、油圧モータ35の傾転角、PTO弁34及びACC弁39の開閉状態が動力回収コントローラ41により制御される。油圧モータ35の傾転角については、予め定められた大、中、小の3段階の何れかに制御される。
油圧モータ35の傾転角とPTO弁34及びACC弁39の開閉状態の制御タイミングは、第1〜3スプール12,13,19の開閉パターン(本発明の切換パターンに相当)、ひいてはエンジン2に与える負荷の変動パターンと同期させる必要がある。そこで動力回収コントローラ41には、第1〜3スプール12,13,19の開閉パターンが以下に述べるベンチ用コントローラ45から入力されるようになっている。
第1〜3スプール12,13,19の開閉は、ベンチ用電磁弁43から入力される制御圧に基づき制御される。ベンチ用電磁弁43は、第2パイロット油路44を介して上記した第1パイロット油路24のパイロット圧が入力されている。ベンチ用電磁弁43を制御するベンチ用コントローラ45には、予め第1スプール12の開閉パターンと第2及び第3スプール13,19の開閉パターンが記憶されており、それらの開閉パターンに基づく指令信号がベンチ用電磁弁43に入力される。
そしてベンチ用電磁弁43により、パイロット圧をベースとして開閉パターンに対応する矩形状の第1制御圧及び第2制御圧が生成される(図2中では各制御圧に1,2を付して示す)。第1制御圧は第1スプール12に入力され、第2制御圧は第2及び第3スプール13,19に入力され、それらの制御圧に基づき各スプール12,13,19が開閉される。第1及び第2制御圧のON状態では対応するスプール12,13,19が閉弁され、第1及び第2制御圧のOFF状態では対応するスプール12,13,19が開弁される。
このときのベンチ用コントローラ45による所定の開閉パターンに基づく各スプール12,13,19の開閉制御が、本発明の試験制御手段に相当する。
一方、第2油圧ポンプ4の吸込側には油温センサ46(油温検出手段)が配設され、この油温センサ46により検出される作動油の温度Toil(以下、油温と称する)はメインコントローラ7及び動力回収コントローラ41に入力される。
次に、以上のように構成された耐久試験装置1により実施されるエンジン2の耐久試験について説明する。
図3は第1及び第2油圧ポンプ3,4の傾転角を制御するレギュレータ電磁弁25への駆動電流Iの算出処理を示す制御フローであり、まず、メインコントローラ7による各油圧ポンプ3,4の傾転角の制御について説明する。
メインコントローラ7のベーストルク算出部51には、速度設定ダイヤル8で設定された目標エンジン回転速度tgtNeが入力され、予め設定されたベーストルク算出マップに基づき目標エンジン回転速度tgtNeからベーストルクTqが算出される。ベーストルクTqとは第1及び第2油圧ポンプ3,4が発生する負側のトルクであり、ベーストルク算出マップの特性は、以下のように設定されている。
耐久試験では、エンジン2を損耗させるために実使用時を想定した運転条件で運転しており、具体的には、油圧ショベル101の実使用時においてエンジン2が運転される回転域が目標エンジン回転速度tgtNeとして速度設定ダイヤル8により入力される。このような目標エンジン回転速度tgtNeとベーストルクTqとの関係にはエンジン2固有のトルク特性が関与するため、予めトルク特性を考慮しつつ目標エンジン回転速度tgtNeに対して最適なベーストルクTqが算出されるように、ベーストルク算出マップの特性が設定されている。そして、入力された回転速度tgtNeを負荷として、ベーストルク算出マップからベーストルクTqが算出される。
一方、補正係数算出部52には油温センサ46により検出された油温Toilが入力され、予め設定された補正係数算出マップに基づき油温Toilから補正係数Kpが算出される。その趣旨は、油温Toilの上昇に伴う油圧ポンプ3,4の効率低下を補償することにある。即ち、油温上昇により作動油の粘度が低下するに従って油圧ポンプ3,4の効率が低下し、同一傾転角でのベーストルクTqが低下する。そこで、例えば常温時の補正係数Kpを1.0とし、油温Toilの上昇に伴って増加側の補正係数Kpが算出されるように、補正係数算出マップの特性が設定されている。
ベーストルクTq及び補正係数Kpはベーストルク補正部53に入力され、ベーストルクTqに補正係数Kpが乗算されることにより温度補正される。補正後のベーストルクTqはレギュレータ圧算出部54に入力され、予め設定されたレギュレータ圧算出マップに基づきベーストルクTqからレギュレータ圧Pregが算出される。レギュレータ圧Pregとは、上記したレギュレータ電磁弁25で調圧されて油圧ポンプ3,4のレギュレータ6に供給される油圧であり、ベーストルクTqが達成される傾転角に制御可能な油圧が算出されるように、レギュレータ圧算出マップの特性が設定されている。
レギュレータ圧Pregは駆動電流算出部55に入力され、予め設定された駆動電流算出マップに基づきレギュレータ圧Pregから駆動電流Iが算出される。駆動電流Iはメインコントローラ7がレギュレータ電磁弁25を駆動する際の電流値であり、レギュレータ圧Pregを達成可能な駆動電流Iが算出されるように、駆動電流算出マップの特性が設定されている。
そして、得られた駆動電流Iがメインコントローラ7からレギュレータ電磁弁25に入力されることにより、油圧ポンプ3,4の傾転角が制御されてベーストルクTqが達成される。駆動電流Iには油温Toilに基づく補正係数Kpが反映されているため、油温上昇により油圧ポンプ3,4の効率が低下するほど傾転角が増加方向に補正され、結果として油温Toilに関わらず油圧ポンプ3,4は常に適切な傾転角、ひいては適切なベーストルクTqに制御される。
このときのメインコントローラ7による油温Toilに基づく油圧ポンプ3,4の傾転角の制御が、本発明の試験制御手段に相当する。
一方でメインコントローラ7によりエンジン2は、速度設定ダイヤル8で設定された目標エンジン回転速度tgtNeに保たれる。耐久試験中における油圧ポンプ3,4のベーストルクTq及びエンジン2の回転速度は、メインコントローラ7により試験開始当初に設定した値に保持され、これにより油圧ポンプ3,4及びエンジン2は油圧ショベル101の実使用時に相当する運転条件で運転が継続される。
図4はエンジン2の耐久試験の実行状況を示すタイムチャートであり、耐久試験でエンジン2に与えられる負荷変動は、第1〜3スプール12,13,19の開閉パターンに同期して以下に述べるように実行される。
耐久試験では、エンジン2への負荷状態が異なる第1〜4ステップ(図中ではS1〜4で示す)を1サイクルとし、このサイクルが繰り返し実行される。
第1ステップでは、ベンチ用コントローラ45に記憶された開閉パターンに基づきベンチ用電磁弁43からの第1及び第2制御圧が共にOFFされるため、第1〜3の全てのスプール12,13,19が開弁される。このため、第1及び第2油圧ポンプ3,4から吐出された作動油がそれぞれの吐出油路11,18及びスプール12,13,19を経てオイルタンク10側に戻され、第1及び第2油圧ポンプ3,4が共に無負荷で駆動されることでエンジン2への負荷は最小にとどめられる。
このとき動力回収コントローラ41によりPTO弁34は閉弁され、ACC弁39は開弁される。PTO弁34の閉弁により油圧モータ35には作動油が供給されず、傾転角が小側に制御される。またACC弁39の開弁によりアキュムレータ40は油圧モータ35と連通しており、その目的は油圧モータ35のキャビテーション防止にあるが、詳細は後述する。
続く第2ステップに移行すると、ベンチ用電磁弁43からの第1制御圧がONされて、第1スプール12が閉弁される。また、動力回収コントローラ41によりPTO弁34は開弁され、ACC弁39は閉弁される。このため、第1油圧ポンプ3から吐出された作動油は第1吐出油路11、第1スプール12、第1回収油路29、共通回収油路32、及びPTO弁34を経て油圧モータ35に供給され、作動した油圧モータ35により発電機37が駆動されて発電電力を発生させる。
第1油圧ポンプ3のみからの供給により作動油の量が少ないことから、油圧モータ35の傾転角は中側に制御される。油圧モータ35で消費される作動油の量は傾転角に応じて定まり、このときの油圧モータ35での作動油の消費量は第1油圧ポンプ3からの作動油の供給量よりも若干少ない。このため、第1油圧ポンプ3からの作動油の大部分は油圧モータ35に供給されて発電に供されるが、最小限度の作動油がリリーフ弁21からリリーフされる。結果として第1油圧ポンプ3の吐出側の油圧がリリーフ弁21の設定圧まで高められ、設定圧に対応する負荷が第1油圧ポンプ3を介してエンジン2に与えられる。
油圧モータ35の傾転角に対しても、上記した油圧ポンプ3,4のベーストルクTqに対する温度補正と同様の趣旨の温度補正がなされる。即ち、動力回収コントローラ41の補正数算出部61では、補正係数算出マップに基づき油温Toilから補正係数Km(≧1.0)が算出され、この補正係数Kmを乗算後の傾転角に基づき油圧モータ35のレギュレータ36が制御される。その結果、油温上昇に伴い作動油の粘度が低下するほど、補正係数Kmに基づき傾転角が増加側に補正される。このため油温Toilの上昇に伴う油圧モータ35の効率低下が補償され、油温Toilに関わらず油圧モータ35による発電機37の駆動が常に適切に実施される。
このときの動力回収コントローラ41による油温Toilに基づく油圧モータ35の傾転角の制御が、本発明の試験制御手段に相当する。
なお、ACC弁39を閉弁しているのは、アキュムレータ40の畜圧よりも発電を優先し、第1油圧ポンプ3からの限られた作動油を油圧モータ35に供給するためである。
続く第3ステップの制御内容は、第1ステップと同一である。即ち、第1〜3スプール12,13,19の開弁により各油圧ポンプ3,4から吐出された作動油がオイルタンク10側に戻され、エンジン2への負荷が最小にとどめられる。PTO弁34は閉弁され、ACC弁39は開弁され、油圧モータ35の傾転角は小側に制御される。
続く第4ステップに移行すると、ベンチ用電磁弁43からの第2制御圧がONされて、第2及び第3スプール13,19が閉弁される。また、動力回収コントローラ41によりPTO弁34は開弁され、ACC弁39も開弁されており、この処理は本発明の試験制御手段に相当する。
このため、第1油圧ポンプ3から吐出された作動油は第1吐出油路11、バイパス油路17、第2スプール13を経て第2回収油路30に案内される。また、第2油圧ポンプ4から吐出された作動油は第2吐出油路18、第3スプール19、第3回収油路31を経て第2回収油路30に案内される。これらの作動油は第2回収油路30で合流して共通回収油路32及びPTO弁34を経て油圧モータ35に供給され、作動した油圧モータ35により発電機37が駆動されて発電電力を発生させる。
第1及び第2油圧ポンプ3,4の双方からの供給により作動油の量が多いことから、油圧モータ35の傾転角は大側に制御される。このときの油圧モータ35での作動油の消費量は第1及び第2油圧ポンプ3,4からの作動油の総供給量よりも若干少ない。
このため、第1及び第2油圧ポンプ3,4からの作動油の大部分は油圧モータ35に供給されて発電に供されるが、最小限度の作動油がリリーフ弁21からリリーフされる。結果として第1及び第2油圧ポンプ3,4の吐出側の油圧がそれぞれリリーフ弁21の設定圧まで高められ、設定圧に対応する負荷が第1及び第2油圧ポンプ3,4を介してそれぞれエンジン2に与えられるため、第2ステップに比較して負荷が倍増する。
なお、油圧モータ35の傾転角が油温Toilに基づき温度補正される点は、第2ステップと同様である。
そして、この第4ステップではACC弁39が開弁されることによりアキュムレータ40が畜圧され、畜圧された作動油は、その後の第1及び第3ステップで油圧モータ35のキャビテーション防止に利用される。
即ち、1サイクル中の各ステップの継続時間には差異があるものの何れもごく短時間であり、例えば各油圧ポンプ3,4が無負荷となる第1及び第3ステップの継続時間は1sec未満である。そして、第1及び第3ステップでは、油圧モータ35への作動油の供給を中断すべくPTO弁34を閉弁しているにも拘わらず、自己の慣性により油圧モータ35が回転し続けるため、キャビテーションを生じてカジリ等のトラブルを引き起こす。
上記のように第1及び第3ステップでは、動力回収コントローラ41によりPTO弁34が閉弁され、ACC弁39が開弁されており、この処理が本発明の試験制御手段に相当する。従ってアキュムレータ40は、PTO弁34の閉弁により共通回収油路32側から遮断された上で、ACC弁39の開弁により油圧モータ35と連通されるため、アキュムレータ40に畜圧された作動油が油圧モータ35に供給されてキャビテーションの発生が未然に回避される。
以上のように本実施形態のエンジン2の耐久試験装置1によれば、エンジン2に負荷を与える第2ステップにおいては、第1油圧ポンプ3からの作動油の大部分を油圧モータ35に供給して発電に供すると共に、最小限度の作動油をリリーフ弁21からリリーフさせており、同じくエンジン2に負荷を与える第4ステップにおいては、第1及び第2油圧ポンプ3,4からの作動油の大部分を油圧モータ35に供給して発電に供すると共に、最小限度の作動油をリリーフ弁21からリリーフさせている。
このため、これらのステップではリリーフ弁21の設定圧に対応する所期の負荷がエンジン2に与えられ、結果として耐久試験全体を通じてエンジン2に与えられる負荷も所期のものとなる。よって試験の終了後において、エンジン2の分解・測定等を実施して耐久性を高い精度で評価することができる。
また、本来はエンジン2に負荷を与えるためにリリーフ弁21からリリーフされる作動油のエネルギにより、油圧モータ35を作動させて発電機37を発電させている。このように無駄に捨てられる作動油のエネルギを電気エネルギに変換しているため、例えば発電された電力を工場内の電気設備に供給して利用することができる。発電電力分だけ工場内での電力消費を節減でき、その分を耐久試験でエンジン2の運転に要する燃料費に充当できることから、結果として燃料費の節減につながる。なお、発電電力の利用方法はこれに限るものではなく、例えば電力会社に売電してもよい。
特に耐久試験では、エンジン2に与えるべき負荷の変動パターンが予め定まっているため、各スプール12,13,19や油圧モータ35が有する応答遅れ等を見込んだ上で、フィードフォワード制御により各スプール12,13,19の開閉制御や油圧モータ35の傾転角制御を実行可能である。よって、簡単な制御内容によりエンジン2に与える負荷を最適化できると共に、最大限の電気エネルギの回収を実現することができる。
加えて本実施形態では、第1及び第2油圧ポンプ3,4と油圧モータ35の傾転角とをそれぞれ油温Toilに応じて補正しているため、各油圧ポンプ3,4に関しては作動油の吐出量をより適切に制御でき、油圧モータ35に関しては発電機37の駆動をより適切に制御できる。この要因も、エンジン2への負荷の最適化と最大限のエネルギ回収との両立に貢献する。
一方、第4ステップではアキュムレータ40を畜圧し、その後の第1及び第3ステップでは畜圧したアキュムレータ40からの作動油の供給により油圧モータ35のキャビテーションを防止している。よって、カジリ等のトラブルを防止して耐久試験装置1の信頼性を向上することができる。
以上で実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこの実施形態に限定されるものではない。例えば上記実施形態では、油圧ショベル101に搭載されるエンジン2の耐久試験装置1に具体化したが、試験対象となるエンジンを搭載した車両は工事用の建設機械であれば限定されない。よって、例えば転圧機械やホイールローダに搭載されるエンジンを試験対象とした耐久試験装置に具体化してもよい。
また上記実施形態では、第1〜4ステップからなる所定の開閉パターンに基づき第1〜3の3つのスプール12,13,19を開閉したが、その開閉パターンやスプールの数等はこれに限るものではなく、エンジン2の仕様等に応じて任意に変更可能である。
また上記実施形態では、メインコントローラ7、ベンチ用コントローラ45及び動力回収コントローラ41を互いに協調させて耐久試験を実施したが、これに限るものではなく、例えば単一のコントローラにより実施するようにしてもよい。
1 耐久試験装置
2 エンジン
3 第1油圧ポンプ
4 第2油圧ポンプ
7 メインコントローラ(試験制御手段)
12 第1スプール(第1の切換手段)
13 第2スプール(第1の切換手段)
19 第3スプール(第1の切換手段)
21 リリーフ弁(リリーフ手段)
35 油圧モータ
34 PTO弁(第2の切換手段)
37 発電機
39 ACC弁(第2の切換手段)
40 アキュムレータ(畜圧手段)
41 動力回収コントローラ(試験制御手段)
45 ベンチ用コントローラ(試験制御手段)
46 油温センサ(油温検出手段)

Claims (3)

  1. 試験対象となるエンジンにより駆動されて作動油を吐出する油圧ポンプと、
    前記油圧ポンプの吐出側に接続され、前記油圧ポンプから吐出された作動油を所定の設定圧でリリーフ可能なリリーフ手段と、
    前記油圧ポンプの吐出側に接続され、前記油圧ポンプから吐出された作動油の供給により作動する油圧モータと、
    前記油圧モータにより駆動されて発電する発電機と、
    前記油圧ポンプの吐出側と前記油圧モータとの間に設けられ、前記油圧ポンプから吐出された作動油をオイルタンクに戻す無負荷位置と、前記油圧ポンプから吐出された作動油を前記油圧モータに供給しつつ該作動油の一部を前記リリーフ手段からリリーフさせる負荷位置との間で切換可能な第1の切換手段と、
    予め設定された切換パターンに基づき前記第1の切換手段を無負荷位置と負荷位置との間で切り換える試験制御手段と
    を備えたことを特徴とするエンジンの耐久試験装置。
  2. 前記油圧ポンプから吐出された作動油を畜圧可能な畜圧手段と、
    前記畜圧手段を前記油圧ポンプと連通させる畜圧位置と、前記畜圧手段を前記油圧ポンプ側から遮断して前記油圧モータと連通させる放圧位置との間で切換可能な第2の切換手段と
    をさらに備え、
    前記試験制御手段は、前記第1の切換手段が負荷位置のときに前記第2の切換手段を畜圧位置に切り換え、前記第1の切換手段が無負荷位置のときに前記第2の切換手段を放圧位置に切り換える
    ことを特徴とする請求項1に記載のエンジンの耐久試験装置。
  3. 前記油圧ポンプと前記油圧モータとの少なくとも一方は傾転角を調整可能な可変容量型として構成され、
    作動油の温度を検出する油温検出手段をさらに備え、
    前記試験制御手段は、前記油温検出手段により検出された油温が上昇するほど前記油圧ポンプまたは前記油圧モータの傾転角を増加方向に制御する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のエンジンの耐久試験装置。
JP2017135529A 2017-07-11 2017-07-11 エンジンの耐久試験装置 Active JP6712576B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017135529A JP6712576B2 (ja) 2017-07-11 2017-07-11 エンジンの耐久試験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017135529A JP6712576B2 (ja) 2017-07-11 2017-07-11 エンジンの耐久試験装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019020132A true JP2019020132A (ja) 2019-02-07
JP6712576B2 JP6712576B2 (ja) 2020-06-24

Family

ID=65355377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017135529A Active JP6712576B2 (ja) 2017-07-11 2017-07-11 エンジンの耐久試験装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6712576B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111665798A (zh) * 2020-05-18 2020-09-15 东风汽车股份有限公司 一种发动机前端轮系附件耐久试验控制系统
CN111665052A (zh) * 2020-05-18 2020-09-15 东风汽车股份有限公司 一种发动机前端轮系附件耐久试验方法
CN111852720A (zh) * 2020-07-03 2020-10-30 天津市新阳汽车电子有限公司 双高温耐久试验箱
CN113092120A (zh) * 2021-04-08 2021-07-09 山东交通学院 一种无人值守的发动机耐久试验人工智能监测系统

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4538097A (en) * 1980-12-30 1985-08-27 Appareillages Et Materiels De Servitudes Process and apparatus for recovering energy, in the form of electric energy, from a motor test bench
JPS62182432U (ja) * 1986-05-13 1987-11-19
JP2008274988A (ja) * 2007-04-25 2008-11-13 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械の3ポンプ油圧回路システム及び油圧ショベルの3ポンプ油圧回路システム
JP2010043712A (ja) * 2008-08-14 2010-02-25 Hitachi Constr Mach Co Ltd 油圧作業機械のエンジンラグダウン抑制装置
JP2010057257A (ja) * 2008-08-27 2010-03-11 Yanmar Co Ltd 電力回生システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4538097A (en) * 1980-12-30 1985-08-27 Appareillages Et Materiels De Servitudes Process and apparatus for recovering energy, in the form of electric energy, from a motor test bench
JPS62182432U (ja) * 1986-05-13 1987-11-19
JP2008274988A (ja) * 2007-04-25 2008-11-13 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械の3ポンプ油圧回路システム及び油圧ショベルの3ポンプ油圧回路システム
JP2010043712A (ja) * 2008-08-14 2010-02-25 Hitachi Constr Mach Co Ltd 油圧作業機械のエンジンラグダウン抑制装置
JP2010057257A (ja) * 2008-08-27 2010-03-11 Yanmar Co Ltd 電力回生システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111665798A (zh) * 2020-05-18 2020-09-15 东风汽车股份有限公司 一种发动机前端轮系附件耐久试验控制系统
CN111665052A (zh) * 2020-05-18 2020-09-15 东风汽车股份有限公司 一种发动机前端轮系附件耐久试验方法
CN111665052B (zh) * 2020-05-18 2022-04-08 东风汽车股份有限公司 一种发动机前端轮系附件耐久试验方法
CN111852720A (zh) * 2020-07-03 2020-10-30 天津市新阳汽车电子有限公司 双高温耐久试验箱
CN113092120A (zh) * 2021-04-08 2021-07-09 山东交通学院 一种无人值守的发动机耐久试验人工智能监测系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP6712576B2 (ja) 2020-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5285642A (en) Load sensing control system for hydraulic machine
JP6712576B2 (ja) エンジンの耐久試験装置
CN102388227B (zh) 混合动力施工机械的控制装置
US9037356B2 (en) Control device for hybrid construction machine
US8136355B2 (en) Pump control apparatus for hydraulic work machine, pump control method and construction machine
US8744654B2 (en) Method of controlling hybrid working machine and method of controlling pump output of hybrid working machine
US9920780B2 (en) Slewing drive apparatus for construction machine
Yoon et al. A generation step for an electric excavator with a control strategy and verifications of energy consumption
CN105297818B (zh) 混合动力工程机械
US9951795B2 (en) Integration of swing energy recovery and engine anti-idling systems
CN1989303A (zh) 用于控制作业车辆的设备和方法
KR101595038B1 (ko) 유압제어장치 및 유압제어방법
CN109058234B (zh) 一种电比例控制阀补偿挖掘机液压系统性能测试系统及检测方法
KR20100124721A (ko) 하이브리드 건설기계의 제어장치
CN105452631A (zh) 挖土机及挖土机的控制方法
KR20110009118A (ko) 하이브리드 건설기계의 제어장치
KR100790364B1 (ko) 전기유압식 능동형 부하 시뮬레이터 장치
WO2013070466A1 (en) Torque output control for swing pump
KR101449007B1 (ko) 건설장비의 전자유압 시스템
Gottberg et al. Energy balance of electro-hydraulic powertrain in a micro excavator
JP7001574B2 (ja) 建設機械
JP2009275776A (ja) 流体圧アクチュエータ制御回路
KR950002377B1 (ko) 건설기계의 로드센싱 유압 자동제어장치
CN103591060A (zh) 工程机械及其液压控制油路
EP3951092B1 (en) Excavator

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190422

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200414

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200527

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200601

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6712576

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150