JP2019016561A - Led駆動方法及び該led駆動方法を用いた照明機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
全波整流された脈流により駆動される、給電端を一端とする直列接続されたLED列に於いて、給電端を起点とするLED列の異なる複数個所を各々異なるLED駆動部と接続し、脈流の瞬時値に応じて必要なLED駆動部を動作させて給電端から前記LED駆動部接続箇所までのLEDを点灯制御するとともに、前記LED列の給電端から見て最遠端のLED端子を駆動部に接続し、前記LED列の予め設定された単数あるいは複数個所でLED端子間を導通または短絡して脈流の瞬時値に応じて点灯LED数を制御することを特徴とする。
【選択図】図1A
Description
なお、電圧が減少するときは上記の逆の動作となる。
さらに、本発明の一実施形態にかかるLED駆動方法及び該LED駆動方法を備えた照明装置によれば、LED列に印加される電圧が標準電圧値から一定値低下した場合のみならず、交流の入力電圧範囲を拡大せしめて低い電圧から高い電圧まで動作可能とするLED駆動方法及び該LED駆動方法を備えた照明機器を提供することができ、これによって僅少の製品群で多種多様な電圧に対応することが可能となる。
上述のように、本発明の実施形態としては、デジタル制御方法によるもの(第1実施形態)、アナログ制御方法によるもの(第2実施形態)、デジタル・アナログ混合制御方法によるもの(第3実施形態)といった様々な実施形態が想定されるが、本発明の基本概念は、上述の課題として挙げた「各脈流周期内で全消灯のままとなるLEDの発生」を防止するために、電圧値によってLED列中の点灯数を柔軟に変更制御し、かつ、点灯させる位置(LED)を柔軟に制御するという点にある。そのために、電圧の尖頭値を含む基準点から所定の経過時間後の波高値(以下、これを尖頭値等という)を適切に予測することは重要な処理となりうる。
図4には、LED駆動方法(詳細には、図1A〜図3に示された駆動方法)における脈流Voの高低と、それぞれの脈流Voの場合に応じて点灯/消灯制御されるLED列中のLEDとの関係について説明したものである。図4(A1)に示されている波形は、脈流Voの尖頭値が標準値より10%高いAC110Vの場合の全波整流波形(脈流1サイクル)であり、(A2)には(A1)に示された波形の各電圧ステップに応じてLED列中のLEDがどのように点灯/消灯制御されるのかを時系列に例示している。また、図4(B1)に示されている波形は、脈流Voの尖頭値が標準値のAC100Vの場合の全波整流波形(脈流1サイクル)であり、(B2)には(B1)に示された波形の各電圧ステップに応じてLED列中のLEDがどのように点灯/消灯制御されるのかを時系列に例示している。また、図4(C1)に示されている波形は、脈流Voの尖頭値が標準値より10%低いAC90Vの場合の全波整流波形(脈流1サイクル)であり、(C2)には(C1)に示された波形の各電圧ステップに応じてLED列中のLEDがどのように点灯/消灯制御されるのかを時系列に例示している。
図1Aは、本発明の第1実施形態にかかるLED駆動方法110の構成例である。いわゆるフルデジタルの構成である。このようなデジタル制御においては、通常は系の安定性の問題(システムの動作不安定や発振を防止する観点)として、マイクロプロセッサのレスポンスよりも、回路出力のほうが十分にゆっくりであること(逆に言えば、プロセッサのレスポンスが十分速いこと。但し、コスト要請もある)が条件とされる事が多いが、具体的なスペックについては本発明の本質ではないため詳細な説明は割愛する。以下、LED駆動方法110はこの問題をクリアしているものとする。
つまり、電流I11〜I15の値と抵抗Rs11〜Rs15の値は、ドライバの設計手順により定まる値である(つまり、流す電流、及びドライバにとっての基準電圧・基準電流が定まればソースに使用される抵抗値は設計値として決定される)。
同様に、すでに決定された標準入力AC電圧、変動率、LED段数、切換タップ数、各タップに流す電流値と各切替電圧、基準電圧により、トランジスタQ11〜Q15で必要とされる特性、並びに、導通切替部140の各抵抗の値及びトランジスタQ261、Q262の特性も自ずと定まる。
以下、「値は予め設定されている」、「特性は既知とする」の意義については同様の趣旨である。
言い換えると、導通切替部140は、駆動制御部120による制御に応じて、LED列の給電端150Aと、この給電端150Aから数えてj段目のLEDとの間のLEDを導通状態又は非導通状態に切り替える。尚、非導通を切り替える数や場所はこれ等説明に限定されるものではなく、必要に応じて増減が可能な事は言うまでもない。
なお、これらのMPU性能は、本願の出願時において低価格低速のMPUであり上述したようにシステムが動作不安定とならず発振をしない程度の処理性能の使用を想定している。
MPU122は、Voの値やQ11〜Q15に流れる電流値を予め定められた時間毎にADCで測定すると共に制御の基準点、例えばVoの電圧値が最小となる時を認識するとSw101を閉じて他のSwは開き、DAC123には予め設定されたI11なる電流が流れる時のQ11のVGS標準値に(Rs11+Rs12+Rs13+Rs14+Rs15)×I11を加えた電圧を出力し、その後VsのADC測定値がVs=Rs15×I11となるように制御を開始する。
MPU122は、Vo・Vsや蓄積情報よりLED(D11〜D14)を経てQ11にI11が流れ始めた事を知り、I11なる電流が流れる時のQ1のVGS標準値に(Rs11+Rs12+Rs13+Rs14)×I11を加えた電圧値をDAC初期値とし、I11が所定の値である事を示すVs=Rs15×I11となるようにDAC出力を調整する。
また、これと前後してSw102を閉じてQ12にも電流が流れるように設定する。
MPU122は、Vo、Vsや蓄積情報等よりLED(D11〜D17)を経てQ12にI12が流れ始めた事を知り、DAC初期値をI12なる電流が流れる時のQ12のVGS標準値に(Rs12+Rs13+Rs14+Rs15)×I12を加えた電圧を出力後、I12が所定の値であるVs=Rs15×I12となるようにDAC出力を調整し、それと前後してSw101を開き、Sw103及びSw104を閉じてQ13−1及びQ13−2に電流が流れるように設定する。
MPU122は、Vo、Vsや蓄積情報よりLED(D11〜D19)を経てQ13−1にI13−1が流れ始めた事を知るとSw102を開くと共に、I13−1なる電流が流れる時のQ13−1のVGS標準値に(Rs13+Rs14+Rs15)×I13を加えた電圧をDAC123より出力し、その後I13が所定の値であるVs=Rs15×I13となるようにDAC出力を調整する。
それと同時期にSw121を閉じSw103を開いてQ13−2を導状態としてLED(D13〜D1b)を経てQ13−2に電流I13−2を流す。またこれと前後してSw105を閉じ、Q14に電流が流れるように設定する。尚、I13−1=I13-2=I13である為、Q13−1を経てI13−1が流れても、Q13−2を経てI13−2が流れてもDAC出力を制御するMPU122の制御内容に変わりはない。
MPU122は、Vo、Vsや蓄積情報よりVoの電圧波形を予測し、VoがLED(D12〜D1b)を経てQ14にI14を流す事が出来る値に達しないと予測する場合は、Voが尖頭値に達し電圧値が減少を開始するまで予測・判定を継続する。この時、I3が所定の値であるVs=Rs15×I3となるようにDAC出力を調整するのは言うまでもない。
Voの電圧波形の予測で、VoがLED(D12〜D1b)を経てQ14にI14を流す事が出来る値に達すると予測される場合、Q14に電流I14を流す時点を設定し、当該時点に達したと判断するとSw121を開きSw122を閉じてQ132を遮断状態とし且つQ142を導通状態として150AからQ142を経由しLED(D12〜D1b)を経てQ14に電流I14が流れる様に、I14なる電流が流れる時のQ14のVGS標準値に(Rs14+Rs15)×I14を加えた電圧をDAC123より出力し、I14が所定の値であるVs=Rs15×I14となるようにDAC出力を調整する。また、Sw106を閉じSw103を開いてQ15を動作可能とする。
MPU122は、Vo、Vsや蓄積情報よりVoの電圧波形を予測し、VoがLED(D11〜D1b)を経てQ15にI15を流す事が出来る値に達しないと予測する場合は、Voが尖頭値に達し電圧値が減少し始めるまで本動作を継続し、I14が所定の値であるVs=Rs15×I14となるようにDAC出力を調整する。
Voの電圧波形の予測で、VoがLED(D11〜D1b)を経てQ15にI15を流す事が出来る値に達すると予測する場合、Q15に電流I15を流す時点を設定し、当該時点に達したと判断するとSw122を開いてQ142を遮断状態として全LED(D11〜D1b)を経てQ15に電流I15を流し始めると共に、I15なる電流が流れる時のQ15のVGS標準値にRs15×I15を加えた電圧をDAC123より出力し、その後I15が所定の値であるVs=Rs15×I15となるようにDAC出力を調整すると共に、MPU122はVo、Vsや蓄積情報よりVoの電圧波形の予測を継続し、Voが尖頭値に達するまで動作を継続する。
また、複数の駆動回路を用いる代わりに、入力される脈流の波高値に応じてLED列に所定の電流が流せるか否かの判断を行ない、駆動回路端に接続されるLED列の数をLED間を導通させる機能を必要数用意してこれを制御する事で点灯するLED数を制御する事で単一の駆動回路でも同様の効果を得られるであろう事も容易に理解できるであろう。
むろん、駆動回路を複数用いてLED間を導通させる事も前述の制御法と類似の制御で可能な事も同様である。
図1Bを参照して、LED駆動電流のデジタル制御法の他のバリエーションを示す。図1Bにおいて図1Aと同じ部材番号が付されている装置や素子等は、基本的に同等の動作機能を有するものである(動作の仕組みは同等であっても、要求スペックが異なる場合はあり得る)。
MPU122は、Voの値やQ15に流れる電流波形等をRs15の電圧値として予め定められた時間毎にADCで測定すると共に制御の基準点、例えばVoが最低電圧となる時点を認識するとSw101を閉じ、且つ他のSwは開き、DAC123には予め設定されたI11なる電流が流れる時のQ15のVGS標準値にRs15×I11を加えた電圧を出力し、その後Vsの値がVs=Rs15×I11となるように制御を始める。
MPU122は、Vo・Vsや蓄積情報よりLED(D11〜D14)を経てQ15にI11が流れる事を認識すると、I11なる電流が流れる時のQ15のVGS標準値にRs15×I11を加えた電圧値をDAC初期値として出力し、その後I11が設定した値であるVs=Rs15×I11となるようにDAC出力を調整する。
MPU122は、Vo、Vsや蓄積情報等よりLED(D11〜D17)を経てQ15にI12が流れる事を認識すると、Sw101を開き、Sw102を閉じると共にDAC設定値をI12なる電流値のQ15のVGS標準値にRs15×I12を加えた電圧を出力し、その後I12が所定の値であるVs=Rs15×I12となるようにDAC出力を制御する。
MPU122は、Vo、Vsや蓄積情報よりLED(D11〜D19を経てQ15にI13_1が流れる事を知ると、Sw102を開き、Sw103を閉じ、更にI13_1なる電流が流れる時のQ15のVGS標準値にRs15×I13_1を加えた電圧をDACより出力し、その後I13_1が設定した値であるVs=Rs15×I13_1となるようにDAC出力を制御する。
MPU122は、Vo、Vsや蓄積情報よりLED(D11〜D19)を経てQ15にI13_1が流れる事を知ると、Sw122を閉じ、Sw103を開いてSw122〜LED(D13〜D1b)の経路でQ15に電流I13_2が流れるようにI13_2なる電流が流れる時のQ15のVGS標準値にRs15×I13_2を加えた電圧をDACより出力し、その後I13_2が設定した値であるVs=Rs15×I13_2となるようにDAC出力を制御する。
MPU122は、Vo、Vsや蓄積情報よりVoの電圧波形を予測し、VoがLED(D12〜D1b)を経てQ15にI14を流す事が出来る値に達しないと予測する場合は、Voが尖頭値に達し電圧値が減少を開始するまで予測・判定を継続する。MPU122はI13_2が設定した値であるVs=Rs15×I13_2となるようにDAC出力を制御するのは言うまでもない。
Voの電圧波形が、LED(D12〜D1b)を経てQ15にI14を流す事が出来る値に達するとMPU122が予測する場合、Q15に電流I14を流す時点を設定し、当該時点にVoが達したと判断すると、Sw122を開き、Sw121を閉じてSw121〜LED(D2〜D1b)を経てQ15に電流I14が流れるよう、I14なる電流が流れる時のQ15のVGS標準値にRs15×I14を加えた電圧をDACより出力し、その後I14が設定した値であるVs=Rs15×I14となるようにDAC出力を制御する。
MPU122は、Vo、Vsや蓄積情報よりVoの電圧波形を予測し、VoがLED(D11〜D1b)を経てQ15にI15を流せる値には達しないと予測する場合、Voが尖頭値に達し電圧値が減少し始めるまで前記動作を継続する。
また、Voの電圧波形がLED(D11〜D1b)を経てQ15にI15を流す事が出来る値に達すると予測される場合、MPU122はQ15に電流I15を流す時点を設定し、当該時点にVoが達したと判断すると、Sw121を開き、LED(D11〜D1b)を経てQ15に電流I15を流し始めると共に、I15なる電流が流れる時のQ15のVGS標準値にRs15×I15を加えた電圧をDACより出力し、その後I15が設定した値であるVs=Rs15×I15となるようにDAC出力を制御する。
MPU122は、Vo、Vsや蓄積情報よりVoの電圧波形の予測を継続し、Voが尖頭値に達するまで動作を継続する。
本例では実用時に配線本数が増えて作業が煩雑になる事を考慮してSw101〜Sw103とSw121〜122はいずれも一端を共通としてあるが、動作原理上はSwの一端を共通にする必然性は無く、必要に応じて異なるLED間を接続しても同様の効果を得ることは言うまでもない。
電圧許容範囲を広げるとそれに伴い消費電力も変動するが、電圧に応じて流す電流を低減して電力の変動を抑止しても良い。
図2は、本発明の第2実施形態にかかるLED駆動方法210の構成例である。いわゆるフルアナログ制御法であり、相対的には上述の第1実施形態よりも実装の難易度が高い(なお、フルデジタル制御での発振抑制やフルアナログ制御法の実装難易度を勘案したデジタル・アナログ混在制御法が、後述する第3実施形態となる)。
Vref×(Rf2+Rf1)/Rf1
=(Rs21+Rs22+Rs23+Rs24+Rs25+Rs26)×I21
=(Rs22+Rs23+Rs24+Rs25+Rs26)×I22
=(Rs23+Rs24+Rs25+Rs26)×I23
=(Rs24+Rs25+Rs26)×I24
=(Rs25+Rs26)×I25
=Rs26×I26
なる式を満たすように動作する。
ここで、I21<I22<I23<I24<I25<I26となっている。
なお、I21〜I26の電流値に用いるMOSFETを始め、LEDや他のMOSFET等も特性は既知であり、これ等を用いる事を前提にRs21〜Rs26、I21〜I26、Rc211〜Rc212、Rc221〜Rc222、I261〜I262の値を設定済であり、また、回路は安定動作するものとして、LED駆動回路210の動作を説明する。
ブリッジダイオードFR1で全波整流した脈流Voの値が低くLED列に電流が流れないとき、演算増幅器Op21はMOSFET(Q21)に電流を流すべく演算増幅器Op21の出力Vopを上昇させるが、Voが低くLED列に電流は流れない。
この時、Q21のゲートにはI21なる電流が流れる時のQ1のVGS値に(Rs21+Rs22+Rs23+Rs24+Rs25+Rs26)×I21を加えた値より大きな電圧を印加し、Q21を動作可能とする。また、I21よりも大きな電流で動作するQ22〜Q25にも各MOSFETに電流を流す時のVGSの値に各々のソース電圧を加算した値より大きな電圧が印加される為、Q22〜Q26も動作可能となるが、同じゲート電位を抵抗Rg11、Rg21、Rg31を介して印加されるQ230、Q240、Q250は前段のQ22、Q23、Q24のゲート電位を抵抗Rg02/Rg03、Rg12/Rg13、Rg22/Rg23を介して印加されたQ221、Q231、Q241が動作してQ230、Q240、Q250のゲート電位を引き下げて動作を抑止するので、スイッチQ261、Q262は開いた状態を維持する。
なお、Rg11、Rg21、Rg31とRg02・Rg03、Rg12・Rg13、Rg22・Rg23の各値はQ22〜Q25の動作に影響を与えず各々が動作する値とする事で回路の動作への影響は無視できる。Rg11・Rg21・Rg31やRg02/Rg03、Rg12/Rg13、Rg22/Rg23の抵抗値と比率は各MOSFETの特性を考慮し、動作に支障の無い値を順次決定する。
脈流Voが徐々に上昇し、I21がLED(D21〜D24)を経てQ21に流れる電圧となった後は、LED列のD21〜D24が点灯する。
Q21のゲートには電流I21を流す時のVGS値に(Rs21+Rs22+Rs23+Rs24+Rs25+Rs26)×I21を加えた電圧が印加され、I21よりも大きな電流で動作するQ22〜Q25にも各MOSFETに電流を流す時のVGSの値に各々のソース電圧を加算した値より大きな電圧が印加され、Q22〜Q25も動作可能となるが、D25〜D2bとQ22〜Q26には電流が流れずにQ221、Q231、Q241が動作し、Q230、Q240、Q250、Q261、Q262は遮断状態で(ステップ1)と同じ状態となる。
脈流Voが更に上昇し、I22がLED列(D21〜D27)を経てQ22に流れる電圧となった後は、LED列(D21〜D27)が点灯する。
Q22のゲートには電流I22を流す時のVGS値に(Rs22+Rs23+Rs24+Rs25+Rs26)×I22を加えた電圧VG2=VGS2+(Rs22+Rs23+Rs24+Rs25+Rs26)×I22が印加される。
Q21のゲートには、VGS1={VGS2+(Rs22+Rs23+Rs24+Rs25+Rs26)×I22}×R26/(R25+R26)−(Rs22+Rs23+Rs24+Rs25+Rs26)×I22が印加されるが、VGS2、Rs2〜Rs6、I22は既知の為、前記のVGS1でQ21が動作しないようにR25及びR26を定め、I22が流れる時にはQ21が動作せずI21が流れない値とする。
以上により、Q21とQ23〜Q26、LED列(D28〜D2b)に電流は流れず、Q221、Q231、Q241、Q230、Q240、Q250、Q261、Q262は前と同じ状態にとどまる。
脈流Voが更に上昇し、I23がLED列(D21〜D29)を経てQ23に流れる電圧となった後は、LED列(D21〜D29)が点灯する。
Q23のゲートには、電流I23を流す時のVGS値に(Rs23+Rs24+Rs25+Rs26)×I23を加えた電圧VG3=VGS3+(Rs23+Rs24+Rs25+Rs26)×I23が印加される。
Q22のゲートには、VGS2=(VGS3+(Rs23+Rs24+Rs25+Rs26)×I3)×(R25+R26)/(R24+R25+R26)−(Rs23+Rs24+Rs25+Rs26)×I3が印加されるが、VGS3、Rs23〜Rs26・I23は既知の為、前記VGS2でQ22が動作しないようにR24を定め、I23が流れる時にQ22は動作しない値とする。Q22のVGSよりQ21のVGSは低い為、Q21も動作しない。このようにQ23動作時にQ22は非動作状態となるが、この時Q221も遮断状態となり、Q22動作時にはQ221も動作状態となるように、且つQ22・Q23の動作には影響を与えないようにRg02とRg03の値を定める。更にQ221動作時にQ230は非動作状態となり、Q221が非動作時にはQ230が動作し、且つQ23の動作には影響を及ぼさないようにRg11の値を定める。
その結果、Q23にI23が流れる時はQ221が非動作状態となりRg11の電圧降下が無くなりQ230が動作して電流I261が流れてRc211に電圧が生じ、PチャネルMOSFET(Q261)より成るスイッチが閉じてLED(D21〜D22)間が導通する。この時点でQ21〜Q22、Q24〜Q26、D2a〜D2bに電流は流れていてない。
そして、Q230、Q231、Q241は動作し続け、Q221、Q240、Q250は動作しない。
スイッチのQ261が閉じるとD21〜D22間が導通する。ここでLED列D21〜D29とLED列D23〜D2bはLED段数も同じであり、電流I23とI24の値を同じ値またはその差が大きくないように設定する事でLED列の電圧降下を同等の値とし、(ステップ4)と同等の脈流Voの値でスイッチQ261を経てLED(D23〜D2b)にI24なる電流を流してLED(D23〜D2b)を点灯させる。Q24のゲートには、電流I24を流す時のVGS値に(Rs24+Rs25+Rs26)×I24を加えた電圧VG4=VGS4+(Rs24+Rs25+Rs26)×I24が印加される。Q23のゲートには、VGS3=(VGS4+(Rs24+Rs25+Rs26)×I24)×(R24+R25+R26)/(R23+R24+R25+R26)−(Rs24+Rs25+Rs26)×I24が印加されるが、VGS4、Rs24〜Rs26、I24は既知の為、前記VGS3でQ23が動作しないようにR23を定め、I24が流れる時にQ23は動作しない値とする。Q23のVGSよりQ22、Q21のVGSは低くQ21、Q22も動作しない。このようにQ24動作時にはQ23は非動作状態となるが同時にQ231も遮断状態とし、Q23動作時にはQ231も動作状態とし、且つQ23の動作に影響を与えないようにRg12とRg13の値を定める。またQ231動作時にQ240は非動作状態となる様にするがこの時に、Q24の動作には影響を及ぼさないようにRg21の値を定める。
その結果、Q24にI24が流れる時はQ231が非動作状態となりRg21の電圧降下が無くなりQ240が動作して電流I261が流れてRc211に電位が生じ、PチャネルMOSFET(Q261)より成るスイッチが閉じたままとなる為、LED(D21〜D22)間は導通し続ける。Q21〜Q23、Q25〜Q26、D21〜D22に電流は流れていない。
Q240とQ241は動作し続け、Q221、Q231、Q230、Q250は動作しない。
脈流Voが更に上昇し、I25がLED列(D22〜D2b)を経てQ25に流す事が可能な電圧となった後はLED列(D22〜D2b)が点灯する。
Q25のゲートには、電流I25を流す時のVGS値に(Rs25+Rs26)×I25を加えた電圧VG5=VGS5+(Rs25+Rs26)×I25が印加される。
Q24のゲートには、VGS4=(VGS5+(Rs25+Rs26)×I25)×(R23+R24+R25+R26)/(R22+R23+R24+R25+R26)−(Rs25+Rs26)×I25が印加されるが、VGS5、Rs25・Rs26、I25は既知の為、前記VGS4でQ24が動作しないようにR22を定め、I25が流れる時にQ24は動作しない値とする。Q24のVGSよりQ23、Q22、Q21のVGSは低くQ21〜Q23も動作しない。このようにQ25動作時にQ24は非動作状態となるがこの時Q241も遮断状態とし、Q24動作時にはQ241も動作状態とし、且つQ24、Q25の動作に影響を与えないようにRg22とRg23の値を定める。更にQ241動作時にQ250は非動作状態とさせ、Q241が非動作時にはQ250が動作し且つQ25の動作に響を及ぼさないようにRg31の値を定める。
その結果、Q25にI25が流れる時はQ241が非動作状態となりRg31の電圧降下が無くなりQ250が動作して電流I262が流れRc221に電圧が生じ、PチャネルMOSFET(Q262)より成るスイッチが閉じてLED(D21)間は導通する。D21に電流は流れず、Q21〜Q24、Q26、Q221、Q231、Q241、Q230、Q240は動作しない。
脈流Voが更に上昇し、I26がLED列D21〜D2bを経てQ26に流す事が可能な電圧となった後はLED列D21〜D2bの全LEDが点灯する。
Q26のゲートには、電流I26を流す時のVGS値にRs26×I26を加えた電圧VG6=VGS6+Rs26×I26が印加される。
Q25のゲートには、VGS5=(VGS6+Rs26×I26)×(R22+R23+R24+R25+R26)/(R21+R22+R23+R24+R25+R26)−Rs26×I26が印加されるが、VGS6、Rs26、I26は既知の為、前記VGS5でQ25が動作しないようにR21を定め、I26が流れる時にQ25は動作しない値とする。Q25のVGSよりQ24〜Q21のVGSは低くQ21〜Q24も動作しない。
Q25が動作しなくなるとQ250も動作しなくなりI262も流れなくなるのでRc221両端に生ずる電位差も無くなりPチャネルMOSFET(Q262)より成るスイッチはD21の両端を開くので、D21も点灯、D21〜D2b全てのLEDが点灯する。Q21〜Q25、Q221、Q231、Q241、Q230、Q240、Q250は動作しない。
図3は、本発明の第3実施形態にかかるLED駆動回路310の回路構成例である。いわゆるハイブリッド回路である。このようなハイブリッド構成にする意義は、フルデジタル構成における系の安定性確保を別の観点から達成しようとするものである。つまり、フルデジタルで行われていた系の安定性は、ハイブリッド構成ではアナログ回路部分が担うことになる。これにより、系の安定性確保に必要であったCPU(MPU)のパワーは解放され、余剰分を正確なピーク予測、状態予測、及びスイッチ制御に振り分けることができる。
I31〜I36の電流値は、Vref×(Rf32+Rf31)/Rf31=(Rs31+Rs32+Rs33+Rs34+Rs35+Rs36)×I31=(Rs32+Rs33+Rs34+Rs35+Rs36)×I32=(Rs33+Rs34+Rs35+Rs36)×I33=(Rs34+Rs35+Rs36)×I34=(Rs35+Rs36)×I35=Rs36×I36を満たす様にI31〜I36とRs31〜Rs36を設定する事でDAC出力をI31〜I36毎に個別に設定する事を無くして処理の煩雑さと処理時間の変動を少なくし制御を単純化できる。Rs31〜Rs36を適切に設定し、LED列に流れる電流波形を正弦波に近似し高調波を低減する事も可能となる。ここで、Q31〜Q36のゲート〜ソース間には他の回路の動作に影響を及ぼさない非常に高い抵抗が接続(煩雑になるので、図3において不図示)されており、ゲートに接続されたスイッチが開いた状態ではMOSFETは遮断状態となり動作しない。
なお、I1〜I6の値とRs31〜Rs36の値はすでに定まっており−よってVrefとRf31、Rf32も定まっている−MOSFET(Q31〜Q36)の特性も明確になっているものとし、また、定電流回路系は安定で制御系の安定性も確保されているものとして以下の各ステップを説明する。
MPU322は、脈流VoやVs(Q31〜Q36に流れる電流値)を予め定められた時間毎にADCで測定し、制御の基準点−例えばVoの値が最小となる時点−と経過時間を認識するとともに、現在と過去の測定情報を基に以降のVoの波形やLED列導通開始電圧等を予測する。脈流Voの測定電圧が低くQ31〜Q35は動作しないが、MPU322は、Sw302とSw311を閉じ、他のSw312〜Sw316、Sw301、SW303〜Sw306、Sw321とSw322を開き、Q31とQ32を動作可能な状態とする。
また、ここでRi32の値を設定しておく。
脈流Voが徐々に上昇し、I31がLED列D31〜D34を経てQ31に流れる事が可能となった後は、Q31が動作してLED列D31〜D34に電流I31が流れて点灯する。
Voの値はまだ低く、D35〜D3bに電流は流れず、Q32〜Q36も動作しない。
Q32の動作時、Q32のゲートVG2には電流I32が流れる時のVGS値VGS2に(Rs32+Rs33+Rs34+Rs35+Rs36)×I32を加えた電圧VG2=VGS2+(Rs32+Rs33+Rs34+Rs35+Rs36)×I32が印加され、Q31にはVGS1={VGS2+(Rs32+Rs33+Rs34+Rs35+Rs36)×I32}×Ri32/(Ri31+Ri32)−(Rs32+Rs33+Rs34+Rs35+Rs36)×I32が加えられるが、VGS2、Rs32〜Rs36、I32は既知であるから、このVGS1値でQ31が動作しないようにRi31の取り得る範囲を定めてRi31の値を仮決めすると共に、I32が流れる時にはQ31が動作しないようにしておく。
MPU322は、Vsの値よりQ31が動作しI31が流れている事とその時のVo値を検知する。
脈流Voが上昇し、I32がLED(D31〜D37)を経てQ32に流れる事が可能となった後は、Q32に電流I32が流れてLED列D31〜D37は点灯する。
MPU322は、Vsの値からQ32が動作しI32が流れている事を認識、Q32が動作し始めたVoの値を測定すると共にSw302とSw311を開きSw303とSw312を閉じてQ31の動作を停止し、Q32とQ33を動作可能とする。スイッチが開いているのでQ31、Q34〜Q36は動作しない。
Q33動作時、Q33のゲートVG3には電流I33が流れる時のVGS値に(Rs33+Rs34+Rs35+Rs36)×I33を加えた電圧VG3=VGS3+(Rs33+Rs34+Rs35+Rs36)×I33が印加され、Q32にはVGS2={VGS3+(Rs33+Rs34+Rs35+Rs36)×I33}×Ri32/(Ri31+Ri32)−(Rs33+Rs34+Rs35+Rs36)×I33が加えられるが、VGS3、Rs33〜Rs36、I33は既知であるから、このVGS2でQ32が動作しないように、且つ以前の値とも矛盾しない範囲でRi31が取り得る範囲内で以前の値と矛盾しない様その値を仮決めする。
脈流Voが更に上昇し、I33がLED列D31〜D39を経てQ33に流れる事が可能となった後は、Q33に電流I33が流れてLED列D31〜D39は点灯する。
MPU322はQ33の動作し始めるVoの値と共にVsの値からQ33が動作しI33が流れている事を認識すると、Sw303とSw312を開き、Sw304とSw313を閉じてQ31〜Q32の動作を抑止し、Q33とQ34を動作可能とする。
Q34動作時、Q34のゲートVG4には電流I34が流れる時のVGS値に(Rs34+Rs35+Rs36)×I34を加えた電圧VG4=VGS4+(Rs34+Rs35+Rs36)×I34が印加され、Q33にはVGS3={VGS4+(Rs34+Rs35+Rs36)×I34}×Ri32/(Ri31+Ri32)−(Rs34+Rs35+Rs36)×I34が印加されるが、VGS4、Rs34〜Rs36、I34は既知である為、このVGS3でQ33が動作せず且つ以前の値とも矛盾しない範囲でRi31が取り得る範囲内で以前の値と矛盾しない様その値を仮決めする。
MPU322は、現Vo値と基準点よりの経過時間等よりVo電圧波形を予測し、電流I34をLED列D33〜D3bに流せると予測した時点でSW321を閉じてPチャネルMOSFET(Q332)より成るスイッチを動作させてLED列D31〜D32間を導通し、LED列D33〜D3bを点灯させる。
なお、LED列D31〜D39とLED列D33〜D3bのLED段数は同じため電流I33とI34の差が大きくないように設定する、もしくはRs33を0ΩとしてI33=I34とすれば、LED列の電圧降下は同等となり、予測を行わずにSw321を閉じてQ332より成るスイッチを動作してLED列D33〜D3bにI34の電流を流してこれを点灯させる事も可能である。
MPU322は、Vsの値を読む事でI34が流れている事とその時のVo値を把握する。
その後、MPU322はSw304とSw313を開きSw305とSw314を閉じてQ31〜Q33の動作を停止し、Q34とQ35を動作可能とする。
Q35動作時、Q35のゲートVG5には電流I35が流れる時のVGS値に(Rs35+Rs36)×I35を加えた電圧VG5=VGS5+(Rs35+Rs36)×I35が印加され、Q34にはVGS4={VGS5+(Rs35+Rs36)×I35}×Ri32/(Ri31+Ri32)−(Rs35+Rs36)×I35が印加されるが、VGS5、Rs34〜Rs36、I35は既知である為、このVGS4でQ33が動作せず、且つ以前の値とも矛盾しない範囲でRi31が取り得る範囲内で以前の値と矛盾しない様その値を仮決めする
MPU322は、脈流Voの現在値や基準点からの経過時間等よりVo電圧波形を予測、電流I35をLED列D32〜D3bに流すことが可能か否かを予測する。
可能と予測した場合、MPU322は可能と予測した時にSw321を開きSw322を閉じて、PチャネルMOSFETQ332より成るスイッチを開きQ342より成るスイッチを閉じてLED(D31)間を導通させてLED列D32〜D3bを点灯させる。
更に、MPU322は、Sw305とSw314を開きSw306とSw315を閉じてQ31〜Q34の動作を停止し、Q35とQ36を動作可能とする。尚、MPU322は、Vsの値を読む事でI35が流れている事とその時のVo値を把握する。
不可能と予測した場合は以前の状態を維持する。
Q36が動作する時、Q36のゲートVG6には電流I36が流れる時のVGS値にRs36×I36を加えた電圧VG6=VGS6+Rs36×I36が印加され、Q35にはVGS5=(VGS6+Rs36×I36)×Ri32/(Ri31+Ri32)−Rs36×I36が印加されるが、VGS6、Rs36、I36は既知である為、このVGS5でQ35が動作せず、且つ以前の値とも矛盾しないよう、且つ以前の値とも矛盾しない範囲でRi31が取り得る範囲内で以前の値と矛盾しない様その値を決定する。
MPU322は、脈流Voの現在値や基準点からの経過時間等よりVo電圧波形を予測し、電流I36をLED列D31〜D3bに流すことが可能か否かを予測する。
可能と予測した場合、MPU322は可能と予測した時にSw322を開き、PチャネルMOSFETQ342より成るスイッチを開いてLED(D31)にも電流I36を流して全LED列D31〜D3bを点灯させる。
また、MPU322は、Sw315を開いてQ31〜Q35の動作を停止し、Q36のみを動作させる。(Q332とQ342のスイッチは開放となっている。)
MPU322は、I36が流れている事とその時のVo値を確認する。
不可能と予測した場合は以前の状態を維持する。
となる。
120,320 駆動制御部
130、230、330 定電流駆動回路
140、240、340 導通切替部
150A、250A、350A 供給端
151〜153、251〜253、351〜353 引き出し端
Claims (7)
- 全波整流された脈流により駆動される、給電端を一端とする直列接続されたLED列に於いて、給電端を起点とするLED列の異なる複数個所を各々異なるLED駆動部と接続し、脈流の瞬時値に応じて必要なLED駆動部を動作させて給電端から前記LED駆動部接続箇所までのLEDを点灯制御するとともに、前記LED列の給電端から見て最遠端のLED端子を駆動部に接続し、前記LED列の予め設定された単数あるいは複数個所でLED端子間を導通または短絡して脈流の瞬時値に応じて点灯LED数を制御することを特徴とするLED駆動方法。
- 前記LED駆動方法は、
前記LED列に設けられた複数の引き出し端と、前記複数の引き出し端に接続された複数の定電流駆動部と、
前記の定電流駆動部の動作に同期して動作し、且つ必要な部分に設置されたスイッチ機能と、
前記スイッチ機能で動作する、給電端と異なるLED端とを導通させる前記導通切替部と、
前記複数の定電流駆動部を制御する制御部と
をさらに含み、
前記制御部は、前記脈流の瞬時電圧値に応じた長さのLED列に電流を流す様に前記定電流駆動部と共に前記スイッチ及び/又は前記導通切替部を制御することにより前記LED列に流れる電流を制御することを特徴とする請求項1に記載の駆動方法。 - 前記LED駆動方法は、
前記LED列に設けられた複数の引き出し端と、前記複数の引き出し端に接続された複数のトランジスタと、前記複数のトランジスタの各々に接続された複数のスイッチとを含む定電流駆動部と、
前記導通切替部及び前記スイッチを制御する駆動制御部と
をさらに含み、
前記駆動制御部により、前記脈流の前記瞬時電圧値に応じて前記複数のスイッチを制御し前記複数のトランジスタの各々に流れる電流を制御することを特徴とする請求項1に記載の駆動方法。 - 前記駆動制御部は、
前記脈流の直近複数個の波形情報を蓄積し、
前記蓄積した前記波形情報を基に、前記脈流の前記瞬時電圧値から前記脈流の尖頭値を含む波形を予測するものであり、
前記脈流の前記瞬時電圧値は前記予測した尖頭値を含む波形である請求項1又は3に記載の駆動方法。 - 前記駆動制御部は、入力電圧測定用ADCと、スイッチ制御部と、電流値設定用DACと、前記入力電圧測定用ADC、前記スイッチ制御部、及び前記電流値設定用DACを制御する制御MPUとを含み、
前記スイッチ制御部は、前記複数のトランジスタの各々に接続された複数のスイッチと、前記導通切替部とを制御するものであり、
前記複数のトランジスタの各々に接続された複数のスイッチの端部は前記電流値設定用DACに接続され、
前記複数のトランジスタのうちの少なくとも1のトランジスタのソースは前記入力電圧測定用ADCへ帰還接続される請求項3又は4に記載の駆動方法。 - 前記駆動制御部は、入力電圧測定用ADCと、スイッチ制御部と、電流値設定用DACと、前記入力電圧測定用ADC、前記スイッチ制御部、及び前記電流値設定用DACを制御する制御MPUとを含み、
前記スイッチ制御部は、少なくとも前記導通切替部を制御するものであり、
前記定電流駆動部に対する定電圧制御を行う定電圧制御部を更に備え、
前記定電圧制御部は、
入力端(+側)が前記電流値設定DACへ接続され、
入力端(−側)の一方が抵抗を経て接地され他端が抵抗を経て前記複数のトランジスタのうちの1つのソースに接続され、
出力端の一方が抵抗を経て接地され他端が前記複数のスイッチに接続された
オペアンプを備える
請求項3又は4に記載の駆動方法。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載された駆動方法を備えた照明機器。
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