JP2019016185A - 計測判定装置および計測システムならびに計測判定方法 - Google Patents

計測判定装置および計測システムならびに計測判定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】プラントの運転状況に応じて変化する状態を計測する計測装置の計測値が正常か否かを、大規模なネットワーク環境を使用せずに効率的に判定する。【解決手段】計測判定装置20は、計測装置10a,10bを識別する識別部30と、計測装置10a,10bから得られる計測値のデータを取得する計測値取得部40と、計測装置10a,10bの計測値について、プラントの運転状況に応じて決定される許容範囲を記憶する許容範囲記憶部50と、計測値取得部40で取得した計測値が許容範囲記憶部50に記憶された許容範囲内に入るか否かを判定する判定部51と、判定部51で判定した結果を表示する判定表示部62と、を有する。【選択図】図1

Description

この発明の実施形態は、プラントの運転状況に応じて変化する状態を計測する計測装置の計測値が正常か否かを判定する計測判定装置、およびそれを用いた計測システムならびに計測判定方法に関する。
原子力発電プラントなどのプラント内の作業現場では、点検作業時や日々のパトロールにおいて、計器などの値を読み取って記録用紙に記録することが日常的に行われている。計器などの値を記録して管理する方法として、たとえば、現場の各計測機器とサーバが接続されてサーバに計測結果が集約されており、現場作業者が携帯する端末でそのサーバに集約された結果を呼び出すことが考えられている。また、その場合に、サーバには、各計測値について、プラントの運転状況に応じて変化する許容範囲のデータを保有するとともに、その許容範囲のデータを現場作業者が携帯する端末に表示することも考えられる。
特開2015−212639号公報 特開2005−24441号公報
しかし、原子力発電プラントなどの大規模なプラント設備内の計測機器は一般的に数千点以上あり、各計測機器をネットワークに接続することはコスト的に不可能である。また、プラント設備ではその日々の運転状態によって許容範囲が変わるため、日々の運転状態から適切な許容範囲データを探し出し許容範囲内に収まっているか否かを判定する必要がある。また、プラント内の作業現場における点検作業等にて計器、測定器などを含む計測器の値を読んで数値を記録する際、対象計器の取り違えや記録する際に記入ミスの可能性がある。また、その計測状況において許容される計測値の範囲内にあるか否かの判定などのために時間がかかるなど課題がある。
本発明の実施形態はかかる課題を解決するものであって、その目的は、プラントの運転状況に応じて変化する状態を計測する計測装置の計測値が正常か否かを、大規模なネットワーク環境を使用せずに効率的に判定することにある。
本発明の実施形態によれば、計測判定装置は、プラントの運転状況に応じて変化する状態を計測する複数の計測装置の計測値が正常か異常かを判定する計測判定装置であって、前記複数の計測装置それぞれを識別する識別部と、前記複数の計測装置それぞれから得られる前記計測値のデータを取得する計測値取得部と、前記複数の計測装置それぞれの前記計測値について、前記プラントの運転状況に応じて決定される許容範囲を記憶する許容範囲記憶部と、前記計測値取得部で取得した前記計測値が前記許容範囲記憶部に記憶された前記許容範囲内に入るか否かを判定する判定部と、前記判定部で判定した結果を表示する判定表示部と、を有すること、を特徴とする。
本発明の実施形態によれば、計測システムは、プラントの運転状況に応じて変化する状態を計測して計測値のデータを出力する複数の計測装置と、前記計測値が正常か異常かを判定する計測判定装置と、を備えた計測システムであって、前記計測判定装置は、前記複数の計測装置それぞれを識別する識別部と、前記複数の計測装置それぞれから得られる前記計測値のデータを取得する計測値取得部と、前記複数の計測装置それぞれの前記計測値について、前記プラントの運転状況に応じて決定される許容範囲を記憶する許容範囲記憶部と、前記計測値取得部で取得した前記計測値が前記許容範囲記憶部に記憶された前記許容範囲内に入るか否かを判定する判定部と、前記判定部で判定した結果を表示する判定表示部と、を有すること、を特徴とする。
本発明の実施形態によれば、計測判定方法は、互いに間隔をあけて配置されてプラントの運転状況に応じて変化する状態を計測して計測値のデータを出力する第1および第2の計測装置と、搬送可能な計測判定装置と、を用いた計測判定方法であって、前記第1および第2の計測装置それぞれの前記計測値について、前記プラントの運転状況に応じて決定される許容範囲を、前記計測判定装置に記憶させる許容範囲記憶ステップと、前記許容範囲記憶ステップの後に、前記第1の計測装置の近傍に前記計測判定装置を移動させる第1移動ステップと、前記第1移動ステップの後に、前記計測判定装置を用いて前記第1の計測装置を識別する第1識別ステップと、前記第1移動ステップの後に、前記第1の計測装置の前記計測値のデータを前記計測判定装置が取得する第1計測値取得ステップと、前記第1識別ステップおよび前記第1計測値取得ステップの後に、前記第1計測値取得ステップで取得した前記計測値のデータが、前記計測判定装置に記憶された前記第1の計測装置の前記計測値の前記許容範囲内にあるか否かを判定する第1判定ステップと、前記第1判定ステップの後に、前記第2の計測装置の近傍に前記計測判定装置を移動させる第2移動ステップと、前記第2移動ステップの後に、前記計測判定装置を用いて前記第2の計測装置を識別する第2識別ステップと、前記第2移動ステップの後に、前記第2の計測装置の前記計測値のデータを前記計測判定装置が取得する第2計測値取得ステップと、前記第2識別ステップおよび前記第2計測値取得ステップの後に、前記第2計測値取得ステップで取得した前記計測値のデータが、前記計測判定装置に記憶された前記第2の計測装置の前記計測値の前記許容範囲内にあるか否かを判定する第2判定ステップと、を有すること、を特徴とする。
本発明の実施形態によれば、プラントの運転状況に応じて変化する状態を計測する計測装置の計測値が正常か否かを、大規模なネットワーク環境を使用せずに効率的に判定することができる。
本発明の第1の実施形態に係る計測システムの構成を示すブロック図。 本発明の第1の実施形態に係る計測判定方法の手順を示す流れ図。 本発明の第1の実施形態に係るプラントの運転状態工程(運用工程)の一例を示す工程図。 本発明の第1の実施形態に係るプラントの各計測装置の各運転状態に対応する下限値および上限値を示す表の一例。 本発明の第2の実施形態に係る計測システムの構成を示すブロック図。 本発明の第3の実施形態に係る計測システムの構成を示すブロック図。 本発明の第4の実施形態に係る計測システムの構成を示すブロック図。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態に係る計測システムについて説明する。ここで、同一または類似の部分には共通の符号を付して、重複説明は省略する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る計測システムの構成を示すブロック図である。図2は、第1の実施形態に係る計測判定方法の手順を示す流れ図である。図3は、第1の実施形態に係るプラントの運転状態工程(運用工程)の一例を示す工程図である。図4は、第1の実施形態に係るプラントの各計測装置の各運転状態に対応する下限値および上限値を示す表の一例である。
この計測システム100は、原子力発電プラントなどのプラントの各部に配置された複数の計測装置10a、10bと、複数の計測装置10a、10bを検査しながら巡回する作業員が携行可能な計測判定装置20とを有する。
図1では2個の計測装置10a、10bを示すが、通常は3個以上の多数の計測装置が、プラントの各部に互いに間隔をあけて配置されている。計測装置10a、10bそれぞれの構成は同様であるので、図1では、計測装置10aについてはその詳細構成を示すが、計測装置10bの詳細構成の図示は省略している。
図3に示すように、プラントは、たとえばPPP系、LLL系、RRR系などの複数の系統があり、工程図に従って、各系統ごと、各日ごとに、運転、点検停止、テストラン、水抜き、水張り、待機などの運転状態に推移する。また、図4に示すように、プラントの各系統の計測装置について、その系統の運転状態に応じて、各計測装置の計測値の下限値と上限値が決められている。計測値がこの下限値と上限値の間にある場合は正常であり、下限値未満または上限値超である場合は、プラントに異常が発生しているか、計測装置に異常があると判断することができる。
計測装置10aは、識別コード11と、計測部12と、計測値送受信部13と、計測値表示部14とを有する。
識別コード11は、当該計測装置10aを識別するための標識であって、たとえば、バーコード、カラーバーコード、QRコード(登録商標)などの2次元コードなどである。計測部12は、プラントの各部の状態、たとえば、流量、圧力、温度などを把握するための計測器である。計測値送受信部13は、計測部12で得られた計測結果を計測判定装置20に送るためのものである。計測値表示部14は、計測部12で得られた計測結果を表示するものである。
計測判定装置20は、作業員が携行してもよいし、キャスタなどにより作業員が走行させるものでもよい。
計測判定装置20は、識別コード11により計測装置10aを識別する識別部30を有する。この実施形態では、識別部30は識別コード11を読み取る識別コード読み取り部31を備える。
計測判定装置20はさらに、計測値取得部40を有する。計測値取得部40は、リクエスト送信部41と計測値受信部42とを備えている。リクエスト送信部41は、計測装置10aの計測値送受信部13にリクエスト信号を送信する。計測値送受信部13は、リクエスト信号を受信すると、計測部12で得た計測値信号を計測値受信部42に送信する。
計測判定装置20はさらに、許容範囲記憶部50と判定部51とを有する。許容範囲記憶部50には、その時(その日)の各系統の運転状態に応じて決められる各計測装置の計測値の下限値と上限値(図4参照)が記憶されている。これらの下限値および上限値は、たとえば、計測装置10a、10bを巡回する作業員が、巡回の前に、たとえばキーボードなどの入力装置(図示せず)により入力しておけばよい。
判定部51は、許容範囲記憶部50に記憶された各計測装置の計測値の下限値および上限値と計測値受信部42で得られた計測値とを比較し、この計測値が下限値と上限値の間にある場合は正常と判定し、この範囲を外れた場合は異常と判定する。
計測判定装置20はさらに、表示部60を有する。表示部60は、計測値表示部61と判定表示部62とを備えている。表示部60はたとえば液晶表示装置であり、計測値表示部61と判定表示部62は、ハードウェアとしては、別個のものである必要はなく、共通のものであってもよい。計測値表示部61は、計測値受信部42で得られた計測値を表示する。判定表示部62は、判定部51で得られた判定の結果を表示する。
表示部60は、たとえば、作業者が頭部に取り付けるヘッドマウントディスプレイであってもよい。その場合、作業者が計測装置10a、10bを巡回しながら計測装置10a、10bの計測値の正常・異常を判定する際の表示部60の操作およびその表示内容の確認を簡単かつ迅速に行うことができる。
計測判定装置20はさらに、電池70と計測結果記憶部80とを有する。電池70は、計測判定装置20全体に電力を供給する。計測結果記憶部80は、計測値受信部42で得られた計測値および判定部51で得られた判定の結果を記憶する。なお、許容範囲記憶部50と計測結果記憶部80は、ハードウェアとしては、別個のものである必要はなく、共通の記憶装置であってもよい。
つぎに、図2に沿って、第1の実施形態に係る計測判定方法の手順について説明する。
はじめに、計測装置10a、10bを巡回する作業員が、巡回の前に、その時(その日)の各系統の運転状態に応じて決められる各計測装置の計測値の下限値と上限値(図4参照)を入力して、許容範囲記憶部50に記憶させる(ステップS1)。つぎに、作業員が、計測判定装置20を携行して、第1の計測装置10aの近傍に移動する(ステップS2)。
つぎに、識別コード読み取り部31が識別コード11を読み取って、第1の計測装置10aを識別する(ステップS3)。
つぎに、計測値取得部40が計測値送受信部13から計測値のデータを取得する(ステップS4)。より具体的には、計測値取得部40のリクエスト送信部41が計測値送受信部13にリクエスト信号を送信し、計測値送受信部13がこのリクエスト信号に応じて計測値のデータを計測値受信部42に送信し、計測値受信部42が計測値のデータを受信する。なお、このとき、第1の計測装置10aの計測値表示部14に計測値が表示されており、作業員はこれを目視で観測することもできる。
つぎに、判定部51は、許容範囲記憶部50に記憶された第1の計測装置10aの計測値の下限値および上限値と計測値受信部42で得られた計測値とを比較し、この計測値が正常か異常かを判定する(ステップS5)。
つぎに、判定表示部62は、判定部51の判定の結果を表示する(ステップS6)。なお、このとき、計測判定装置20の表示部60の計測値表示部61に計測値が表示されており、作業員はこれを目視で観測することもできる。さらに、計測値および判定結果は、計測判定装置20の計測結果記憶部80に記憶される。
つぎに、すべての計測装置についての判定が終了したかどうかを判断し、まだ終了していない場合(ステップS7でNoの場合)は、作業員が、計測判定装置20を携行して、第2の計測装置10bの近傍に移動し(ステップS2)、第2の計測装置10bについての計測判定作業(ステップS3〜S6)を行う。以下、すべての計測装置についての判定が終了するまで(ステップS7でYesになるまで)、ステップS2〜S7の作業を繰り返す。
以上説明した手順により、すべての計測装置10a、10bについて、その時(その日)の運転状態に応じて決められる各計測装置の計測値の下限値と上限値を考慮して、計測装置の正常・異常を容易かつ迅速に判定することができる。また、測定装置の識別間違いを防止することもできる。
[第2の実施形態]
図5は、本発明の第2の実施形態に係る計測システムの構成を示すブロック図である。この第2の実施形態では、計測装置10aが、第1の実施形態における通常の計測値送受信部13(図1)に代えて、パッシブ型計測値送受信部113を有している。電磁誘導方式などを用いることにより、計測装置10aが電源を備えていない場合であっても、パッシブ型計測値送受信部113から計測判定装置20の計測値受信部42に計測値データを送信することができる。
すなわち、計測判定装置20のリクエスト送信部41からの送信と計測値受信部42での受信に際し、計測値取得部40をパッシブ型計測値送受信部113に近づけて、計測値取得部40側からパッシブ型計測値送受信部113にエネルギーを供給し、これによって、パッシブ型計測値送受信部113から計測判定装置20の計測値受信部42に計測値データを送信することができる。
その他の構成は第1の実施形態と同様である。
通常の計測値送受信部13(図1)では、図1では図示を省略しているが、送受信のための電源が必要である。この第2の実施形態では、計測装置10aが電源を備えている必要がなく、省力化を図ることができる。
[第3の実施形態]
図6は、本発明の第3の実施形態に係る計測システムの構成を示すブロック図である。この第3の実施形態は第1の実施形態の変形であって、第3の実施形態の計測判定装置20は、第1の実施形態の識別部30(図1)に代えて識別部130を有する。識別部130は、識別コード読み取り部31(図1)を備えておらず、識別コード画像取得部32と識別コード識別部33とを備えている。識別コード画像取得部32は、たとえばカメラであって、より具体的には、たとえばヘッドマウントカメラである。識別コード識別部33は、識別コード画像取得部32が取得した画像に基づいて、識別コードを識別する。
その他の構成は、第1の実施形態と同様である。
この第3の実施形態によれば、作業者が識別コード画像取得部(ヘッドマウントカメラ)32を識別コード11に向けることにより、簡単かつ迅速に計測装置10aを識別することができる。
また、この実施形態で、識別コード11は、文字や記号であってもよい。その場合、識別コード識別部33は文字や記号を認識する機能を持っているものとすればよい。
この第3の実施形態で、さらに、計測判定装置20の表示部60をヘッドマウントディスプレイとしてもよい。その場合、作業者がヘッドマウントカメラ(識別コード画像取得部)32によって取得した画像をヘッドマウントディスプレイ(表示部)60で直ちに確認することができる。また、判定部51での判定結果もヘッドマウントディスプレイ(表示部)60で直ちに確認することができる。
[第4の実施形態]
図7は、本発明の第4の実施形態に係る計測システムの構成を示すブロック図である。この第4の実施形態は第3の実施形態(図6)の変形であって、計測判定装置20は、計測値取得部40(図6)に代えて計測値取得部140を有する。計測値取得部140は、計測値画像取得部43と数値変換部44とを備えている。この場合、計測値取得部140は、リクエスト送信部41および計測値受信部42(図6)が不要となる。また、計測装置10aの計測値送受信部13(図6)も不要となる。
計測値画像取得部43は、たとえばカメラであって、より具体的には、たとえばヘッドマウントカメラである。計測値画像取得部43は、計測装置10aの計測値表示部14の画像を取得する。数値変換部44は、計測値画像取得部43が取得した計測値表示部14の画像に基づいて、計測部12で得られた計測データを表す数値に変換する。
計測判定装置20において、識別コード画像取得部32を構成するヘッドマウントカメラと、計測値画像取得部43を構成するヘッドマウントカメラは1台のカメラを共用とすることができる。
この第4の実施形態によれば、計測値画像取得部(ヘッドマウントカメラ)43を計測装置10aの計測値表示部14に向けて、計測値表示部14に表示された計測値の画像を計測値画像取得部43に取り入れる。そして、数値変換部44は、その画像のデータを、計測データを表す数値に変換する。判定部51は、この変換された数値と、許容範囲記憶部50に記憶された計測値の下限値および上限値とを比較し、この計測値が正常か異常かを判定する。
この第4の実施形態でも第3の実施形態で述べたのと同様に、計測判定装置20の表示部60をヘッドマウントディスプレイとしてもよい。その場合、作業者がヘッドマウントカメラ(計測値画像取得部)43によって取得した画像をヘッドマウントディスプレイ(表示部)60で直ちに確認することができる。また、判定部51での判定結果もヘッドマウントディスプレイ(表示部)60で直ちに確認することができる。
[他の実施形態]
上記各実施形態の特徴は種々に組み合わせることができる。たとえば、上記説明では第3の実施形態(図6)は第1の実施形態(図1)の変形としたが、これを第2の実施形態(図5)の変形として、パッシブ型計測値送受信部113を用いてしかも識別部130を用いるものとしてもよい。同様に、上記説明では第4の実施形態(図7)は第3の実施形態(図6)の変形としたが、第1の実施形態(図1)の変形または第2の実施形態(図5)の変形としてもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10a、10b…計測装置、 11…識別コード、 12…計測部、 13…計測値送受信部、 14…計測値表示部、 20…計測判定装置、 30…識別部、 31…識別コード読み取り部、 32…識別コード画像取得部(ヘッドマウントカメラ)、 33…識別コード識別部、 40…計測値取得部、 41…リクエスト送信部、 42…計測値受信部、 43…計測値画像取得部(ヘッドマウントカメラ)、 44…数値変換部、 50…許容範囲記憶部、 51…判定部、 60…表示部(ヘッドマウントディスプレイ)、 61…計測値表示部、 62…判定表示部、 70…電池、 80…計測結果記憶部、 100…計測システム、 113…パッシブ型計測値送受信部、 130…識別部、 140…計測値取得部

Claims (13)

  1. プラントの運転状況に応じて変化する状態を計測する複数の計測装置の計測値が正常か異常かを判定する計測判定装置であって、
    前記複数の計測装置それぞれを識別する識別部と、
    前記複数の計測装置それぞれから得られる前記計測値のデータを取得する計測値取得部と、
    前記複数の計測装置それぞれの前記計測値について、前記プラントの運転状況に応じて決定される許容範囲を記憶する許容範囲記憶部と、
    前記計測値取得部で取得した前記計測値が前記許容範囲記憶部に記憶された前記許容範囲内に入るか否かを判定する判定部と、
    前記判定部で判定した結果を表示する判定表示部と、
    を有すること、を特徴とする計測判定装置。
  2. 前記複数の計測装置は互いに間隔をあけて配置され、
    当該計測判定装置は前記複数の計測装置それぞれの近傍に搬送可能であること、
    を特徴とする請求項1に記載の計測判定装置。
  3. 前記識別部は、前記複数の計測装置それぞれに取り付けられた識別コードを読み取って、当該識別コードにより当該計測装置を識別する識別コード読み取り部を含むこと、
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の計測判定装置。
  4. 前記識別部は、
    前記識別コードを画像として取得する識別コード画像取得部と、
    前記識別コード画像取得部によって取得した前記識別コードの画像に基づいて当該計測装置を識別する識別コード識別部と、
    を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の計測判定装置。
  5. 前記識別コード画像取得部は、作業員の頭部に装着可能なヘッドマウントカメラを含むこと、を特徴とする請求項4に記載の計測判定装置。
  6. 前記計測値取得部は、前記複数の計測装置からの無線通信により前記計測値のデータを受信する計測値受信部を含むこと、
    を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の計測判定装置。
  7. 前記計測値取得部は、前記複数の計測装置への計測値リクエスト信号を送信するリクエスト送信部をさらに含み、
    前記計測値受信部は、前記計測値リクエスト信号に応じて前記複数の計測装置から送信される前記計測値のデータを受信すること、
    を特徴とする請求項6に記載の計測判定装置。
  8. 前記計測値受信部は、前記複数の計測装置の少なくとも一つに対して動作して当該計測装置を受動的に動作させて当該計測装置から前記計測値のデータを送信させるものであること、
    を特徴とする請求項6または請求項7に記載の計測判定装置。
  9. 前記計測値取得部は、
    前記複数の計測装置それぞれから得られる前記計測値に対応する計測値画像を取得する計測値画像取得部と、
    前記計測値画像取得部によって取得された前記計測値画像を前記計測値に変換する数値変換部と、
    を含むこと、
    を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の計測判定装置。
  10. 前記計測値画像取得部は、作業員の頭部に装着可能なヘッドマウントカメラを含むこと、を特徴とする請求項9に記載の計測判定装置。
  11. 前記判定表示部は作業員の頭部に装着可能なヘッドマウントディスプレイであること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか一項に記載の計測判定装置。
  12. プラントの運転状況に応じて変化する状態を計測して計測値のデータを出力する複数の計測装置と、
    前記計測値が正常か異常かを判定する計測判定装置と、
    を備えた計測システムであって、
    前記計測判定装置は、
    前記複数の計測装置それぞれを識別する識別部と、
    前記複数の計測装置それぞれから得られる前記計測値のデータを取得する計測値取得部と、
    前記複数の計測装置それぞれの前記計測値について、前記プラントの運転状況に応じて決定される許容範囲を記憶する許容範囲記憶部と、
    前記計測値取得部で取得した前記計測値が前記許容範囲記憶部に記憶された前記許容範囲内に入るか否かを判定する判定部と、
    前記判定部で判定した結果を表示する判定表示部と、
    を有すること、を特徴とする計測システム。
  13. 互いに間隔をあけて配置されてプラントの運転状況に応じて変化する状態を計測して計測値のデータを出力する第1および第2の計測装置と、搬送可能な計測判定装置と、を用いた計測判定方法であって、
    前記第1および第2の計測装置それぞれの前記計測値について、前記プラントの運転状況に応じて決定される許容範囲を、前記計測判定装置に記憶させる許容範囲記憶ステップと、
    前記許容範囲記憶ステップの後に、前記第1の計測装置の近傍に前記計測判定装置を移動させる第1移動ステップと、
    前記第1移動ステップの後に、前記計測判定装置を用いて前記第1の計測装置を識別する第1識別ステップと、
    前記第1移動ステップの後に、前記第1の計測装置の前記計測値のデータを前記計測判定装置が取得する第1計測値取得ステップと、
    前記第1識別ステップおよび前記第1計測値取得ステップの後に、前記第1計測値取得ステップで取得した前記計測値のデータが、前記計測判定装置に記憶された前記第1の計測装置の前記計測値の前記許容範囲内にあるか否かを判定する第1判定ステップと、
    前記第1判定ステップの後に、前記第2の計測装置の近傍に前記計測判定装置を移動させる第2移動ステップと、
    前記第2移動ステップの後に、前記計測判定装置を用いて前記第2の計測装置を識別する第2識別ステップと、
    前記第2移動ステップの後に、前記第2の計測装置の前記計測値のデータを前記計測判定装置が取得する第2計測値取得ステップと、
    前記第2識別ステップおよび前記第2計測値取得ステップの後に、前記第2計測値取得ステップで取得した前記計測値のデータが、前記計測判定装置に記憶された前記第2の計測装置の前記計測値の前記許容範囲内にあるか否かを判定する第2判定ステップと、
    を有すること、を特徴とする計測判定方法。
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