JP2019013002A - インター・オペレータd2dオペレーション - Google Patents

インター・オペレータd2dオペレーション Download PDF

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Abstract

【課題】インター・オペレータ・D2D(デバイス間)オペレーションに関して、D2D発見及び通信する方法を提供する。【解決手段】オペレータにより運用されるネットワーク要素において、該オペレータ以外の1つ以上のオペレータに関係する無線リソース情報を作製するステップと、ネットワーク要素により、無線リソース情報をブロードキャストするステップを含む。この無線リソース情報は、ネットワーク要素によるサービス提供を受けるユーザ機器がデバイス間の発見および/または1つ以上のオペレータのうちの少なくとも1つによるサービス提供を受けている別のユーザ機器との通信を遂行できるようにするように構成される。【選択図】図4

Description

さまざまな通信システムが、インター・オペレータD2D(デバイス間)オペレーション(inter−operator device−to−device operation)の利益を享受し得る。例えば、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)ロング・ターム・エボリューション(LTE)アドバンスト(LTE−A)リリース12/13(Rel−12/13)または今後のリリースの通信システムは、D2D通信に関してこのようなオペレーションを使用する可能性がある。
送信機と受信機間で共有されるキャリア周波数は、通信リンクにとっての前提条件であり得る。インター・オペレータD2D(デバイス間)通信の場合、送信機および受信機は、従来の展開アプローチにしたがって異なるキャリアおよび/または帯域内で異なるオペレータによりサービス提供されるユーザ機器(UE)である。
異なるキャリアおよび/または帯域内で異なるオペレータによるサービス提供を受けているUEに、同じキャリア/帯域上でD2Dリンクを確立させる方法は、いくつか存在する。D2Dリンクの確立をサポートするこのような方法は、発見および通信の両方の観点から見て、インター・オペレータD2Dオペレーションをサポートする上で有用であり得る。
考えられる1つのアプローチは、2つのオペレータがインター・オペレータD2D通信のためにキャリアおよび/または帯域を共有することである。しかしながら、複数オペレータが特定のサービスについてキャリアおよび/または帯域を共有することを妨げるセルラー通信におけるスペクトル規制政策が存在する場合がある。
別のオプションは、D2Dを行うために1つのオペレータのネットワーク(NW)から別のオペレータのNWにUEがローミングすることである。UEローミングの後、インター・オペレータD2Dは、イントラ・オペレータD2Dと類似のまたは同じ形で運用される。このオプションは従来、現行のオペレータ間ローミング協定では不可能である。さらに、このオプションは、UEがその自身のサービング・オペレータのカバレッジ内部にある場合でも別のオペレータのNWへとUEを強制的にローミングさせる。ローミング規則が変更され、UEがD2Dをサポートするために自立的にローミングできるとすれば、以下のような帰結が発生し得る。
第1に、利用者には高額のローミング料金が発生する可能性がある。利用者は、D2D通信だけのためにこのようなローミング料金を受諾するのを渋る可能性がある。第2に、ローミングを受ける側のオペレータ、すなわちローミングするD2Dデバイスによりそのリソースが使用され得るオペレータに対して無制御の負荷が存在する場合がある。換言すると、ローミングを受けたオペレータは、ローミングするUEのセルラー・リンクおよびトラヒックを管理しなければならない。これは、ローミングを受けたオペレータにとって追加の制御不能な負担となる。
上述の2つの帰結は、UEがD2Dだけを理由として自由にローミングすることを許されていないもののローミングが2つのオペレータの監視下で行なわれる場合、部分的に解決可能である。この場合、特別なローミング料金を適用でき、オペレータ達は、負荷の公正な共有に合意することができる。
しかしながら、オペレータ間のこのような協力は、サービング・オペレータのネットワークからの切断およびローミング対象ネットワークへの接続がE−UTRANサービスに影響を及ぼし得るという事実に対処できない。3GPP技術仕様書(TS)22,278の第7A.1節では、「E−UTRANサービスに対するProSeの影響は最小限に抑えられるべきである」と記載されている。3GPPTS22,278は、参照により本明細書にその全体が援用されている。したがって、これらのアプローチは、3GPPTS22,278と整合しない可能性がある。
ある実施形態によると、方法は、オペレータにより運用されるネットワーク要素において、該オペレータ以外の1つ以上のオペレータに関係する無線リソース情報を作製するステップを含むことができる。該方法は、ネットワーク要素により、無線リソース情報をブロードキャストするステップも含むことができる。この無線リソース情報は、ネットワーク要素によるサービス提供を受けるユーザ機器がD2D(デバイス間)発見および/または1つ以上のオペレータのうちの少なくとも1つによるサービス提供を受けている別のユーザ機器との通信を遂行できるようにするように構成され得る。
ある実施形態において、方法は、ユーザ機器において、D2D(デバイス間)通信のために使用できる発見情報メッセージを作製するステップを含むことができる。発見は、通信とは独立したプロセスであり得る。D2D発見後にD2D通信リンクのセットアップがつねに存在するとは限らない。この方法は、同様に、ユーザ機器によって、発見情報メッセージをブロードキャストするステップをも含むことができる。この発見情報メッセージは、イントラ・オペレータD2D(デバイス間)オペレーションに関係する発見情報およびインター・オペレータD2D(デバイス間)オペレーションに関係する発見情報を含むことができる。
ある実施形態によると、方法は、ユーザ機器によりD2D(デバイス間)通信のために使用可能な発見情報メッセージについて監視を行うステップを含むことができる。この方法は、発見情報メッセージに基づいてD2D(デバイス間)通信を開始するステップを含むことができる。この監視ステップは、インター・オペレータD2D(デバイス間)通信についての発見メッセージを除外するように制限され得るか、またはインター・オペレータD2D(デバイス間)オペレーションおよびイントラ・オペレータD2D(デバイス間)オペレーションの両方についての発見メッセージについて監視するステップを含むことができる。
ある実施形態においては、非一時的コンピュータ可読媒体が、ハードウェアで実行された場合にプロセスを遂行する命令によりエンコードされ得る。
ある実施形態によると、コンピュータ・プログラム製品が、プロセスを遂行するための命令をエンコードできる。このプロセスは、上述の方法のいずれでも得る。
ある実施形態において、装置は、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータ・プログラム・コードを含む少なくとも1つのメモリと、を含むことができる。少なくとも1つのメモリおよびコンピュータ・プログラム・コードは、少なくとも1つのプロセッサを用いて、装置に少なくとも、オペレータにより運用されるネットワーク要素において、該オペレータ以外の1つ以上のオペレータに関係する無線リソース情報を作製させるように構成され得る。少なくとも1つのメモリおよびコンピュータ・プログラム・コードは、少なくとも1つのプロセッサを用いて、装置に少なくとも、ネットワーク要素により、無線リソース情報をブロードキャストさせるようにも構成され得る。無線リソース情報は、ネットワーク要素によるサービス提供を受けるユーザ機器がD2D(デバイス間)の発見および/または1つ以上のオペレータのうちの少なくとも1つによるサービス提供を受けている別のユーザ機器との通信を遂行できるようにするように構成され得る。
ある実施形態によると、装置は、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータ・プログラム・コードを含む少なくとも1つのメモリと、を含むことができる。少なくとも1つのメモリおよびコンピュータ・プログラム・コードは、少なくとも1つのプロセッサを用いて、装置に少なくとも、ユーザ機器において、D2D(デバイス間)通信のために使用可能である発見情報メッセージを作製させるように構成され得る。少なくとも1つのメモリおよびコンピュータ・プログラム・コードは、少なくとも1つのプロセッサを用いて、装置に少なくとも、ユーザ機器によって、発見情報メッセージをブロードキャストさせるようにも構成され得る。発見情報メッセージは、イントラ・オペレータD2D(デバイス間)オペレーションに関係し得る発見情報およびインター・オペレータD2D(デバイス間)オペレーションに関係する発見情報を含むことができる。
ある実施形態において、装置は、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータ・プログラム・コードを含む少なくとも1つのメモリとを含むことができる。少なくとも1つのメモリおよびコンピュータ・プログラム・コードは、少なくとも1つのプロセッサを用いて、装置に少なくとも、ユーザ機器によりD2D(デバイス間)の通信のために使用され得る発見情報メッセージについて監視させるように構成され得る。少なくとも1つのメモリおよびコンピュータ・プログラム・コードは、少なくとも1つのプロセッサを用いて、装置に少なくとも、発見情報メッセージに基づいてD2D(デバイス間)通信を開始させるように構成され得る。監視ステップは、インター・オペレータD2D(デバイス間)通信についての発見メッセージを除外するように制限され得るか、またはインター・オペレータD2D(デバイス間)オペレーションおよびイントラ・オペレータD2D(デバイス間)オペレーションの両方についての発見メッセージについて監視するステップを含むことができる。
ある実施形態によると、装置は、オペレータにより運用されるネットワーク要素において、該オペレータ以外の1つ以上のオペレータに関係する無線リソース情報を作製するための手段を含むことができる。装置は同様に、ネットワーク要素により、無線リソース情報をブロードキャストするための手段も含むことができる。無線リソース情報は、ネットワーク要素によるサービス提供を受けるユーザ機器が発見および/または1つ以上のオペレータのうちの少なくとも1つによるサービス提供を受けている別のユーザ機器とのD2D(デバイス間)通信を遂行できるようにするように構成され得る。
ある実施形態において、装置は、ユーザ機器において、D2D(デバイス間)通信のために使用できる発見情報メッセージを作製するための手段を含むことができる。装置は、同様に、ユーザ機器によって、発見情報メッセージをブロードキャストするための手段を含むことができる。発見情報メッセージは、イントラ・オペレータD2D(デバイス間)オペレーションに関係する発見情報およびインター・オペレータD2D(デバイス間)オペレーションに関係する発見情報を含むことができる。
ある実施形態によると、装置は、ユーザ機器により、D2D(デバイス間)通信のために使用され得る発見情報メッセージについて監視を行うための手段を含むことができる。装置は、発見情報メッセージに基づいてD2D(デバイス間)通信を開始するための手段をも含むことができる。監視ステップは、インター・オペレータD2D(デバイス間)通信についての発見メッセージを除外するように制限され得るか、またはインター・オペレータD2D(デバイス間)オペレーションおよびイントラ・オペレータD2D(デバイス間)オペレーションの両方についての発見メッセージについて監視するステップを含むことができる。
本発明を適正に理解するためには、添付図面を参照すべきである。
ある実施形態に係るD2D(デバイス間)発見メッセージのためのリソース割当てを例示する。 ある実施形態に係るシステムアーキテクチャを例示する。 ある実施形態に係る方法および信号の流れを例示する。 ある実施形態に係る方法を例示する。 ある実施形態に係る別の方法を例示する。 ある実施形態に係るさらなる方法を例示する。 ある実施形態に係るシステムを例示する。
ある実施形態は、近接サービス(ProSe)/D2D(デバイス間)発見および通信に関係し得る。より詳細には、ある実施形態は、ユーザ機器(UE)がいかにして異なるオペレータによるサービス提供を受けかつそれでもなおD2D発見および通信を実行できるかに向けられている。
ある実施形態において、オペレータのネットワーク(NW)要素は、地上波公共移動体ネットワーク(PLMN)識別子(id)およびオペレータがインター・オペレータD2Dオペレーションをサポートしている周波数帯域(単複)/キャリアなどの、異なるオペレータに関係する無線リソース情報をブロードキャストし得る。全てのオペレータがインター・オペレータD2Dオペレーションをサポートできるわけではない。したがって、このような情報が、インター・オペレータD2D発見および通信において役立ち得る。
ある実施形態においては、UEが選択可能な、発見信号内の2つのタイプの発見メッセージが発見信号内に存在し得る。1つの発見メッセージタイプは、イントラ・オペレータおよびインター・オペレータの両方のD2Dまたは該当する場合には部分的カバレッジのケースなどの他のシナリオについての情報を格納することができる。このタイプは、タイプ1と呼ぶことができる。このタイプの発見メッセージは、UEケーパビリティおよびリソース制約などのインター・オペレータD2Dをサポートするための情報要素を格納し得る。UEケーパビリティは、UEがサポートする周波数帯域についての情報を含み得る。UEケーパビリティは同様に、2つ以上の帯域上で同時に動作するUEのケーパビリティについての情報を含むこともできる。
別の発見メッセージタイプは、イントラ・オペレータD2Dのみのための情報を含むことができる。このタイプの発見メッセージは、タイプ2のメッセージと呼ぶことができる。このタイプの発見メッセージは、インター・オペレータ・オペレーションについての情報を格納し得ない。
このような2つ以上のタイプの発見メッセージを、異なる無線リソース内に割当てることが可能である。例えば、図1は、ある実施形態に係るD2D(デバイス間)発見メッセージについてのリソース割当てを例示している。図1に示されている通り、受信UEの見地から見ると、タイプ1の発見メッセージおよびタイプ2の発見メッセージのために別個のサーチスペースが存在し得る。各オペレータは、例えばシステム情報ブロック(SIB)内で、タイプ1およびタイプ2の信号についての無線リソースに関する情報をブロードキャストすることができる。
異なるタイプの発見メッセージは、同様に、同じ無線リソースを共有することもできる。共有は、タイプ1およびタイプ2のメッセージのために使用される無線リソースが全く等しいサイズを有するもののメッセージの情報コンテンツが異なっているという意味において、完全なものであり得る。この場合、タイプ1およびタイプ2のメッセージは、異なるエンコーディングまたは異なる参照記号によって区別される。異なるエンコーディングは、異なるコードレート、異なる情報ビットスクランブリングまたは異なる周期的冗長検査(CRC)ビットスクランブリングを含み得ると考えられる。
リソース共有は同様に、タイプ1メッセージが2つの部分で構成され得、第1の部分がタイプ2と同一であり、第2の部分がインター・オペレータ発見のみに関連する情報を格納するという意味で、部分的なものでもあり得る。完全なタイプ1メッセージの検出は、2段階プロシージャを用いて行なわれると考えられる。すなわち第1段階では、タイプ2のコンテンツを伴うメッセージ部分がデコードされ、第2段階では、別々に伝送されるインター・オペレータ発見に関連する部分がデコードされると考えられる。第1の部分からの一部の情報は、第2の部分と第1の部分のリンキングを提供することができる。リンキングは、第1の部分のために使用される無線リソースが、第2の部分のデコーディングをどのリソースから試みるべきかを告げるような形で、無線リソースに基づくものであり得る。リンキングは同様に、第1の部分のコンテンツに基づくものでもあり得る。一例として、第1の部分内のアイデンティティまたはアイデンティティを搬送するビットの一部分を、第2の部分の中で反復することができる。別の例としては、第1の部分内のアイデンティティまたはアイデンティティを搬送するビットの一部を、第2の部分またはそのCRCビットをスクランブリングするために使用して、第1の部分のデコーディング後に第2の部分がデコーディング可能となり、デコーディングが1つの第2の部分でのみ成功するようにすることができる。インター・オペレータ発見関連情報を別個に伝送することのメリットにより、初期の標準リリースのUEのような一部のUEがタイプ2のメッセージのみを認識する場合に、リソースの使用を最適化することが可能となる。これは、2部分伝送が無い場合、タイプ1のメッセージをサポートする後期の標準リリースのUEが、2回すなわち初期リリースのUEのために一回そしてキャリア間早見のために一回、タイプ2のコンテンツを伝送することが必要となるからである。
UEが別のオペレータの帯域上での発見を試みる場合、UEは、発見メッセージタイプ1のみを発見/検出する可能性がある。対照的に、UEがそのサービング・オペレータの帯域上で発見を行う場合、UEは、両方のタイプの発見メッセージ、すなわちタイプ1およびタイプ2の両方を発見/検出できる。
図2は、ある実施形態に係るシステムアーキテクチャを例示する。図2に示されている通り、UE1などの接続済みモードのUEは、インター・オペレータD2Dオペレーションのために他のオペレータの帯域に切換える間、オペレータ1などのUEのサービング・オペレータとのUEのセルラー・リンクを保つことができる。オペレータ1へのセルラー・リンクは、eNB1を介して提供され得る。同様にしてUE2は、eNB2により提供されるオペレータ2に対するセルラー・リンクを有することができる。UE2は、UE1の観点から見て、オペレータ2にローミングされるD2Dリンク上でUE1と通信できる。
インター・オペレータD2Dオペレーションのための時分割多重(TDM)タイプの切換えについては、サービングeNBは、例えばどのサブフレーム(SF)がインター・オペレータD2Dのために利用可能であるかなど、インター・オペレータD2DについてのUE特定的リソース制約を設定することができる。UEは、このようなリソース制約情報をその発見メッセージ内に挿入することができる。
D2D通信のためには、UEは、そのD2DペアUEによりスケジューリングされ得る。図2中の例において、UE1は、UE2によって、またはより厳密にはeNB2によって、D2Dリンクとの関係においてスケジューリングされ得る。換言すると、使用される特定の時間−周波数無線リソースは、D2DペアUEからのスケジューリング決定に従うことができる。このことは、他のシナリオにも同様に適用可能である。例えば、部分的カバレッジの場合、NWカバレッジからのUEは、セルラーオペレーションに対する潜在的な干渉を削減するため、セルラーリソースの使用に関する情報をより多く有するカバレッジUEによりスケジューリングされ得る。
スケジューリングされたUEは、D2D通信リンク確立の始めにそのD2DペアUEに対して、そのサービングeNBにより構成されたUE自身のリソース制約を報告することができる。
こうして、ある実施形態においては、UE1のD2D通信リンクのみが他方のオペレータのNWに切換えられ、セルラー・リンクはつねに、UEのホーム・オペレータのNW内に保持され得る。
ある実施形態において、インター・オペレータ発見のために、UEは、そのホーム・オペレータのNW上でのみ発見信号を送ることができる。こうして、ある実施形態において、UEは、他の任意のオペレータのNWおよび帯域上で任意の発見信号を送ることを完全に回避することができる。別のオペレータのネットワークおよび帯域上で伝送することのこの回避は、異なるオペレータ間のあらゆる規制および/または課金上の問題を回避させることができる。このとき、UEは、他のオペレータのUEの発見信号を発見または検出するために他のオペレータの帯域に切換えることができ、あるいは、サポートされている場合には、UEは、セルラーオペレーションおよびD2D発見の両方について2つの接続を保つことができる。電力効率の良い発見を行うためには、インター・オペレータD2Dをサポートするために他のオペレータの帯域上で潜在的な発見信号をサーチするのにUEが長い時間をかけているという状況は避ける方が良い場合がある。例えば、発見リソースは、事前に定義または構成され得るか、またはオペレータ間で互いに情報提供し合うことができる。このような情報は、ユニキャスト、マルチキャストまたはブロードキャストの形でD2D有効化UEに送達され得る。
図3は、ある実施形態に係る方法および信号の流れを例示する。図3に示されている通り、310で、各NW(例えばeNB1およびeNB2)は、インター・オペレータ発見のために特定の無線リソースを構成することができる。インター・オペレータD2DをサポートするUE(例えばUE1)は、330において、構成されたリソース上で発見信号を送る。さらに、各オペレータは320において、例えばSIB内でこのような無線リソース情報をブロードキャストすることができる。その後、任意には340において、別のUE(例えばUE2)が、UE1とのD2D通信を開始できる。D2D発見後に必ずしもD2D通信が行なわれない場合がある。
UE(例えばUE2)がインター・オペレータD2D発見を開始した時点で、UEは、まず、他のオペレータのNW(例えばeNB1)に同期し、ブロードキャストされたメッセージ(例えばSIB)を聴取し、次に発見信号をサーチするために特定の無線リソースについての情報を見出すことができる。
別のオペレータの帯域上で発見を行う場合、UEは、インター・オペレータをサポートする発見信号が割当てられている無線リソース上でのみ発見/検出することができる。
インター・オペレータD2D通信は、異なる帯域をサポートするUEの能力などのUEケーパビリティに関係し得る。セルラー・リンクに対するインター・オペレータD2Dサービスからの影響を最小限に抑えるためまたは他の理由から、eNBは、インター・オペレータD2Dのための利用可能なリソースに対する制約条件を設定することができる。UEは、このようなUEケーパビリティ情報をそのD2D発見メッセージに挿入して、発見中のUEがD2D UEペアリングのためにこのような情報を得ることができるようにすることができる。こうして、より詳細には、UEは、インター・オペレータD2Dオペレーションのためのその自身のUEケーパビリティ情報およびリソース制約を、それが送る発見メッセージ内に挿入することができる。
このようなUEケーパビリティおよびリソース制約の情報は、イントラ・オペレータD2D発見には必要でない場合がある。こうして、D2D発見メッセージには少なくとも2つのタイプが存在し得る。すなわち、オペレータ関連情報を格納しないイントラ・オペレータ発見用のタイプと、UEイントラ・オペレータおよびリソース制約情報を格納しているインター・オペレータ発見用のタイプである。
UEは、両方のタイプの発見メッセージを同時に送信するのを回避することができる。こうして、UEは、上述の通り、タイプ1とタイプ2のメッセージの間で選択することができる。このような2つのタイプの発見メッセージは、図1中の1つの実施例において示されている通り、異なる無線リソース内に割当てされ得る。各オペレータは、例えばSIBを用いて、このような無線リソース情報をブロードキャストすることができる。
以上で記した通り、UEが別のオペレータの帯域上での発見を試みる場合、UEは、発見メッセージタイプ1のみを発見/検出する可能性がある。一方、UEは、そのサービング・オペレータの帯域上で発見を行う場合、両方のタイプの発見メッセージ、タイプ1およびタイプ2の両方を発見/検出できる。
こうして、例えば、発見中のUEは、他のUEがそのUEネットワークによるサービス提供を受けているか否かまたはD2Dを目的としてそのUEのネットワークにローミングしているか否かを考慮することなく、D2Dの目的のために他のUEを同等に処理することができる。
イントラ・オペレータ発見のためには、UEは、UEケーパビリティおよびリソース制約に関連する情報を単に無視することができる。UEは、どのタイプのメッセージを送信するかの決定を下すために、いくつかのデフォルトルールに従うことができる。例えば、UEは、インター・オペレータD2Dをサポートするケーパビリティを有する場合、規定のリソース上でこのような種類の発見信号を送ることができる。そうでなければ、UEは、単にイントラ・オペレータ発見のための発見信号を送ることができる。代替的には、インター・オペレータD2Dを許可すべきか否かの機能は、例えばユーザ機器のオペレーティングシステムの設定値メニュー内のユーザ構成可能オペレーションでありかつ/またはオペレータからの承認であり得る。
発見中のUEが、適正なD2DターゲットUEを見つけた場合、UEは、そのサービングeNBに報告できる。2つのUEがひとたびペアリングされたならば、2つのオペレータは、同じUE対からリポートを受信できる。このとき、両方のUEは、そのそれぞれのホーム/サービング・オペレータの情報を受けることができ、例えば以下で論述する通り、通信段階に進むことができる。
インター・オペレータD2D通信のためには、1つの潜在的シナリオは、D2Dリンクが1つのオペレータのNWにより制御され、D2D通信がその同じオペレータの帯域内で行なわれ得る、というものである。それでも、セルラー・リンクは、なお、UEの各々をそのそれぞれのホーム・オペレータのNWに接続することができる。1つの実施例が図2に示されており、この図では、UE1のセルラー・リンクがなおもそのホーム・オペレータ内にある間にUE1のD2Dリンクが他のオペレータのNW/帯域に切換わっている。
こうして、D2D切換えされたUEは、D2D通信に関してそのD2DペアUEによりスケジューリングされ得る。一つの実施例が図2にあり、この図では、UE1がUE2によってスケジューリングされている。ただし、UE2はなお、オペレータ2のeNB2によってスケジューリングされ得る。この配設の利点は、UE1が、単にスケジューリング情報を得るためだけにeNB2に対するセルラー・リンクを構築する必要がないということにあり得る。
ある実施形態において、D2Dリンクは、eNBおよび帯域を運用するオペレータの制御下にあり得る。こうして、E−UTRANサービスに対するProSeの影響を最小限にすることができる。D2Dのために使用される利用可能なリソースには、例えば、D2Dには一部のSFしか利用できないといったいくつかの制約条件がある可能性がある。
第1の態様によると、ある実施形態は、リソース制約を発見メッセージ中に挿入し得る。サービングeNBは、インター・オペレータD2DのためのこのようなUE特定的リソース制約についてUEに通知することができる。UEは、このような情報を発見メッセージ内に挿入することができる。こうして、リソース制約情報は、発見中のUEにより獲得され得、そのとき、適正なインター・オペレータUEペアリングのために役立ち得る。オペレータがインター・オペレータD2Dリンクを管理する場合、それは発見メッセージ中で得られたリソース制約に従う。
第2の態様によると、ある実施形態は、D2Dリンクを用いてリソース制約を報告するステップを含むことができる。2つのD2D UEがひとたびペアリングされたならば、eNBは、D2D UEに対してリソース制約を標示する。D2Dリンクが切換えられタD2D UEは、この制約条件を、D2Dリンク確立の始めにそのペアD2D UEに報告または伝達することができる。
図4は、ある実施形態に係る方法を例示している。410において、この方法は、1オペレータにより運用されるネットワーク要素において、1つ以上の他のオペレータに関係する無線リソース情報を作製するステップを含むことができる。420では、この方法は、ネットワーク要素により、無線リソース情報をブロードキャストするステップを含むことができる。無線リソース情報は、ネットワーク要素によるサービス提供を受けるユーザ機器が、1つ以上のオペレータのうちの少なくとも1つによるサービス提供を受ける別のユーザ機器とのD2D(デバイス間)通信を実行できるようにするように構成されている。
無線リソース情報は、1つ以上のオペレータの地上波公共移動体ネットワーク識別子、および/または1つ以上のオペレータの少なくとも1つの動作周波数帯域を含むことができる。
この方法は同様に、430においてインター・オペレータD2D(デバイス間)通信についてのユーザ機器特定的リソース制約を設定するステップも含むことができる。この方法はさらに、440において、セルラーサービスのための異なるオペレータを有する1つのユーザ機器を含むユーザ機器ペア用のD2D(デバイス間)通信をスケジューリングするステップを含むことができる。
図5は、一部の実施に係る別の方法を例示する。この方法は、510で、ユーザ機器において、任意にはD2D(デバイス間)通信のためのものであり得る発見情報メッセージを作製するステップを含むことができる。この方法、同様に、520でユーザ機器によって、発見情報メッセージをブロードキャストするステップをも含み得る。発見情報メッセージは、イントラ・オペレータD2D(デバイス間)通信に関係する発見情報を含むことができる。
発見情報メッセージは同様に、インター・オペレータD2D(デバイス間)通信に関係する発見情報も含み得る。例えば、発見情報メッセージは、上述の通りのタイプ1のメッセージであり得る。
代替的には、発見情報メッセージは、インター・オペレータD2D(デバイス間)通信に関係する発見情報を排除することができる。例えば発見情報メッセージは、上述の通りのタイプのメッセージであり得る。
発見情報メッセージは同様に、ユーザ機器ケーパビリティおよびリソース制約情報をも含むことができる。この情報は、eNodeBなどの基地局から受信した命令に基づいてユーザ機器により提供され得る。
発見情報メッセージは、割当てられた無線リソース内で伝送され得、ここで割当てられた無線リソースは、イントラ・オペレータD2D(デバイス間)通信情報を含むか否かに応じて選択される。
この方法はさらに、530において、別のユーザ機器とのD2D(デバイス間)通信リンクの確立を開始している間に、この別のユーザ機器に対して自身のリソース制約を報告するステップを含むことができる。
この方法は、540において、別のユーザ機器とのD2D(デバイス間)通信を行っている間に、この別のユーザ機器についてのD2D(デバイス間)通信をスケジューリングするステップを追加で含むことができる。
図6は、ある実施形態に係るさらなる方法を例示する。図6に示されている通り、方法は、610で、ユーザ機器によりD2D(デバイス間)通信に関する発見情報メッセージについて監視を行うステップを含むことができる。この方法は、同様に、620で、発見情報メッセージに基づいてD2D(デバイス間)通信を開始するステップをも含むことができる。
この方法は同様に、605において、監視ステップを、インター・オペレータD2D(デバイス間)通信についての発見メッセージを除外するように制限するステップも含むことができる。例えばこの方法は、タイプ2のメッセージのみを監視するステップを含むことができる。代替的には、この方法は、607で、インター・オペレータD2D(デバイス間)通信およびイントラ・オペレータD2D(デバイス間)通信の両方についての発見メッセージについて監視するステップを含むことができる。例えば、この方法は、タイプ1およびタイプ2の両方についての監視ステップを含むことができる。監視ステップは、イントラ・オペレータD2D(デバイス間)通信情報がユーザ機器によって所望されているか否かに応じて、割当てられた無線リソースをサーチするステップを含むことができる。したがって、例えばタイプ2のメッセージのみが興味の対象である場合、サーチはサーチスペースの一部分に制限され得る。
この方法は同様に、630において、インター・オペレータD2Dオペレーションのために別のオペレータの帯域に切換えている間、ユーザ機器のサービング・オペレータとのセルラー・リンクを維持するステップをも含むことができる。
この方法はさらに、640において、別のユーザ機器とのD2D(デバイス間)通信リンクの確立を開始している間に、この別のユーザ機器に対して自身のリソース制約を報告するステップを含むことができる。
図7は、本発明のある実施形態に係るシステムを例示する。一実施形態において、システムは、複数のデバイス、例えば、第1のネットワーク要素710、第1のユーザ機器720、第2のネットワーク要素730および第2のユーザ機器740を含み得る。システムは、3つ以上のユーザ機器720、740および3つ以上のネットワーク要素710、730を含み得るが、例示を目的として各々1つずつが図示されている。これらのデバイスの各々は、714、724、734および744としてそれぞれ標示されている少なくとも1つのプロセッサを含み得る。少なくとも1つのメモリが各デバイス内に具備され得、それぞれ715、725、735および745として標示されている。メモリは、その内部に格納されたコンピュータ・プログラム命令またはコンピュータコード含み得る。1つ以上の送受信機716、726、736および746が具備されてよく、各デバイスは同様に、それぞれ717、727、737および747として例示されているアンテナも含み得る。各々1つのアンテナのみが示されているが、各デバイスに対し多くのアンテナおよび多数のアンテナ要素を具備することもできる。例えばこれらのデバイスの他の構成も提供され得る。例えば、第1のネットワーク要素710、第1のユーザ機器720、第2のネットワーク要素730および第2のユーザ機器740を追加で、有線通信向けに構成することができる。このような場合には、アンテナ717、727、737および747は、単にアンテナに限定されることなく、任意の形態の通信ハードウェアを例示することができる。例えば、アンテナ717、727、737および747は、ネットワークインターフェースカードなどの任意の形態の有線通信ハードウェアを例示することができる。
送受信機716、726、736、および746は各々、独立して、送信機、受信機または送信機と受信機の両方、あるいは伝送および受信の両方のために構成され得る1つのユニットまたはデバイスであり得る。
プロセッサ714、724、734および744は、中央処理ユニット(CPU)、特定用途向け集積回路(ASIC)、または匹敵するデバイスなどの任意の計算またはデータ処理デバイスにより具体化され得る。プロセッサは、単一のコントローラまたは複数のコントローラまたはプロセッサとして実装され得る。
メモリ715、725、735および745は、独立して任意の好適な記憶デバイス、例えば非一時的コンピュータ可読媒体であり得る。ハードディスクドライブ(HDD)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリまたは他の好適なメモリを使用することができる。メモリは、プロセッサとして単一の集積回路上に組合せることができ、あるいは、それとは別個でもあり得る。さらに、コンピュータ・プログラム命令は、メモリ内に記憶され得、プロセッサにより処理される可能性があるのは、任意の好適な形態の(CPC)、例えば任意の好適なプログラミング言語内に書き込まれたコンパイルされたまたは翻訳されたコンピュータ・プログラムであり得る。
メモリおよびコンピュータ・プログラム命令は、特定のデバイス用のプロセッサを用いて、第1のネットワーク要素710、第1のユーザ機器720、第2のネットワーク要素730および第2のユーザ機器740などのハードウェア装置に、上述のプロセスのいずれかを遂行させるように構成され得る(例えば図3〜6を参照のこと)。したがって、ある実施形態においては、ハードウェアで実行された場合、本明細書中に説明されたプロセスの1つなどのプロセスを遂行できるコンピュータ命令により非一時的コンピュータ可読媒体がエンコードされ得る。代替的には、本発明のある実施形態を完全にハードウェア内で遂行することが可能である。
さらに、図7は、第1のネットワーク要素710、第1のユーザ機器720、第2のネットワーク要素730および第2のユーザ機器740を含むシステムを例示しているが、本発明の実施形態は、他の構成および本明細書中に例示され論述されている通りの追加の要素が関与する構成にも適用可能であり得る(例えば、図1〜3を参照のこと)。
ある実施形態はさまざまなメリットおよび/または利点を有し得る。例えば、インター・オペレータ発見のために、ある実施形態には別のオペレータのNWまたは帯域上でのいかなる伝送も関与しない可能性がある。さらに、ある実施形態は、効率の良い発見プロシージャを提供する。インター・オペレータ通信のために、ある実施形態は、他のオペレータのNWおよび帯域/キャリアへのセルラー・リンクの切換えを必要としない。
当業者であれば、上述の通りの本発明が、開示されているものと異なる順序でのステップにより、および/または異なる構成のハードウェア要素を用いて実践可能であることを容易に理解するものである。したがって、本発明は、これらの好ましい実施形態に基づいて記述されてきたが、当業者であれば本発明の精神および範囲内にとどまりながらも一部の修正、変更および代替的構造を容易に理解できることは明らかであると思われる。したがって本発明の境界を決定するためには、添付のクレームが参照されるべきである。

Claims (29)

  1. オペレータにより運用されるネットワーク要素において、該オペレータ以外の1つ以上のオペレータに関係する無線リソース情報を準備するステップと、
    前記ネットワーク要素により、前記無線リソース情報をブロードキャストするステップと、
    を含む方法であって、
    前記無線リソース情報は、前記ネットワーク要素によりサービスされるユーザ機器が、D2D(デバイス間)発見、および/または、前記1つ以上のオペレータのうちの少なくとも1つによりサービスされる別のユーザ機器との通信を実行することを許可するように構成される、方法。
  2. 前記無線リソース情報は、前記1つ以上のオペレータの地上波公共移動体ネットワーク識別子、および、前記1つ以上のオペレータの少なくとも1つの動作周波数帯域/キャリアを含む、請求項1に記載の方法。
  3. D2D(デバイス間)関連オペレーションを含むインター・オペレータ・オペレーションについてのユーザ機器特定リソース制約を設定するステップ、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. ユーザ機器において、発見情報メッセージを準備するステップと、
    前記ユーザ機器によって、前記発見情報メッセージをブロードキャストするステップと、を含む方法であって、
    前記発見情報メッセージが、イントラ・オペレータD2D(デバイス間)オペレーションに関係する発見情報およびインター・オペレータD2D(デバイス間)オペレーションに関係する発見情報を含む、方法。
  5. 前記発見情報メッセージは、ユーザ機器ケーパビリティおよびリソース制約情報を含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記発見情報メッセージは、割当てられた無線リソース内で伝送され、
    前記割当てられた無線リソースは、それがインター・オペレータD2D(デバイス間)オペレーションについての情報を含むか否かに依存して選択される、
    請求項4に記載の方法。
  7. 別のユーザ機器とのD2D(デバイス間)通信リンクの確立を開始している間に、該別のユーザ機器に対して自身のリソース制約を報告するステップをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  8. 別のユーザ機器とのD2D(デバイス間)通信を行っている間に、該別のユーザ機器についてのD2D(デバイス間)通信をスケジューリングするステップをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  9. ユーザ機器により発見情報メッセージについて監視するステップと、
    前記発見情報メッセージに基づいてD2D(デバイス間)通信を開始するステップと、
    を含む方法であって、
    前記監視するステップは、インター・オペレータD2D(デバイス間)通信についての発見メッセージを除外するように制限されている、または、前記監視するステップは、インター・オペレータD2D(デバイス間)オペレーションおよびイントラ・オペレータD2D(デバイス間)オペレーションの両方についての発見メッセージについて監視するステップを含む、方法。
  10. 前記監視するステップは、イントラ・オペレータD2D(デバイス間)通信情報が
    前記ユーザ機器によって望まれているか否かに依存応じて、前記監視するステップが割当てられた無線リソースをサーチするステップを含む、請求項9に記載の方法。
  11. インター・オペレータD2Dオペレーションのための別のオペレータの帯域/キャリアに切換えている間、前記ユーザ機器のサービング・オペレータとのセルラー・リンクを維持するステップをさらに含む、請求項9に記載の方法。
  12. 別のユーザ機器とのD2D(デバイス間)通信リンクの確立を開始している間に、該別のユーザ機器に対して自身のリソース制約を報告するステップをさらに含む、請求項9に記載の方法。
  13. 少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータ・プログラム・コードを含む少なくとも1つのメモリと、を備える装置であって、
    前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータ・プログラム・コードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、
    オペレータにより運用されるネットワーク要素において、該オペレータ以外の1つ以上のオペレータに関係する無線リソース情報を準備、および、前記ネットワーク要素により、前記無線リソース情報をブロードキャストさせるように構成されており、
    前記無線リソース情報は、前記ネットワーク要素によるサービス提供を受けるユーザ機器が、D2D(デバイス間)の発見、および/または、前記1つ以上のオペレータのうちの少なくとも1つによりサービスされる別のユーザ機器との通信を実行することを許可するように構成される、装置。
  14. 前記無線リソース情報は、前記1つ以上のオペレータの地上波公共移動体ネットワーク識別子、および、前記1つ以上のオペレータの少なくとも1つの動作周波数帯域/キャリアを含む、請求項13に記載の装置。
  15. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータ・プログラム・コードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、
    インター・オペレータD2D(デバイス間)関連オペレーションを含むオペレーションに対するユーザ機器特定リソース制約を設定させるように構成される、
    請求項13に記載の装置。
  16. 少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータ・プログラム・コードを含む少なくとも1つのメモリと、を備える装置であって、
    前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータ・プログラム・コードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、
    ユーザ機器において、発見情報メッセージを準備、および、前記ユーザ機器によって、前記発見情報メッセージをブロードキャストさせるように構成され、
    前記発見情報メッセージは、イントラ・オペレータD2D(デバイス間)オペレーションに関係する発見情報およびインター・オペレータD2D(デバイス間)オペレーションに関係する発見情報を含む、装置。
  17. 前記発見情報メッセージは、ユーザ機器ケーパビリティおよびリソース制約情報を含む、請求項16に記載の装置。
  18. 前記発見情報メッセージは、割当てられた無線リソース内で伝送され、
    前記割当てられた無線リソースは、それが、インター・オペレータD2D(デバイス間)オペレーションについての情報を含むか否かに依存して、選択される、請求項16に記載の装置。
  19. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータ・プログラム・コードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、
    別のユーザ機器とのD2D(デバイス間)通信リンクの確立を開始している間に、該別のユーザ機器に対して自身のリソース制約を報告させるように構成される、請求項16に記載の装置。
  20. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータ・プログラム・コードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、
    別のユーザ機器とのD2D(デバイス間)通信を行っている間に、該別のユーザ機器についてのD2D(デバイス間)通信をスケジューリングさせるように構成される、請求項16に記載の装置。
  21. 少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータ・プログラム・コードを含む少なくとも1つのメモリと、を備える装置であって、前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータ・プログラム・コードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に少なくとも、
    ユーザ機器により、D2D(デバイス間)の通信に関する発見情報メッセージについて監視、および、前記発見情報メッセージに基づいてD2D(デバイス間)通信を開始させるように構成され、
    前記監視することは、インター・オペレータD2D(デバイス間)通信についての発見メッセージを除外するように制限されている、または、前記監視することは、インター・オペレータD2D(デバイス間)オペレーションおよびイントラ・オペレータD2D(デバイス間)オペレーションの両方についての発見メッセージについて監視することを含む、装置。
  22. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータ・プログラム・コードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、
    イントラ・オペレータD2D(デバイス間)通信情報が、前記ユーザ機器によって望まれるか否かに依存して、割当てられた無線リソースをサーチさせるように構成される、請求項21に記載の装置。
  23. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータ・プログラム・コードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、インター・オペレータD2Dオペレーションのための別のオペレータの帯域/キャリアに切換えている間、前記ユーザ機器のサービング・オペレータとのセルラー・リンクを維持させるように構成されている、請求項21に記載の装置。
  24. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータ・プログラム・コードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に少なくとも、別のユーザ機器とのD2D(デバイス間)通信リンクの確立を開始している間に、該別のユーザ機器に対して自身のリソース制約を報告させるように構成される、請求項21に記載の方法。
  25. オペレータにより運用されるネットワーク要素において、該オペレータ以外の1つ以上のオペレータに関係する無線リソース情報を準備する手段と、
    前記ネットワーク要素により、前記無線リソース情報をブロードキャストする手段と、
    を備える装置において、
    前記無線リソース情報は、前記ネットワーク要素によりサービスされるユーザ機器が、D2D(デバイス間)の発見、および/または、前記1つ以上のオペレータのうちの少なくとも1つによりサービスされる別のユーザ機器との通信を実行することを許可するように構成される、装置。
  26. ユーザ機器において、発見情報メッセージを準備する手段と、
    前記ユーザ機器によって、前記発見情報メッセージをブロードキャストする手段と、
    を備える装置であって、
    前記発見情報メッセージは、イントラ・オペレータD2D(デバイス間)オペレーションに関係する発見情報、および、インター・オペレータD2D(デバイス間)オペレーションに関係する発見情報を含む、装置。
  27. ユーザ機器により、D2D(デバイス間)通信に関する発見情報メッセージについて監視する手段と、
    前記発見情報メッセージに基づいてD2D(デバイス間)通信を開始する手段と、
    を備える装置であって、
    前記監視することは、インター・オペレータD2D(デバイス間)通信についての発見メッセージを除外するように制限されている、または、前記監視することは、インター・オペレータD2D(デバイス間)オペレーションおよびイントラ・オペレータD2D(デバイス間)オペレーションの両方についての発見メッセージについて監視することを含む、装置。
  28. ハードウェア内で実行されたとき、請求項1ないし12のいずれか1項に記載の方法を含むプロセスを実行する命令でエンコードされた非一時的コンピュータ可読媒体。
  29. 請求項1ないし12のいずれか1項に記載の方法を含むプロセスを実行する命令をエンコードするコンピュータ・プログラム・プロダクト。
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