JP2019012371A - プログラム、表示方法および情報処理端末 - Google Patents

プログラム、表示方法および情報処理端末 Download PDF

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Abstract

【課題】タッチパネル上で描写されるオブジェクトの一部分だけを修正することが可能なプログラム等を提供する。【解決手段】本開示の一実施形態に係るプログラムは、情報処理端末に、操作入力を行う操作体の操作を検出するステップと、操作入力によって描写されたオブジェクトを、ディスプレイに表示するステップと、オブジェクトの一端に対応する第1アイコンと、オブジェクトの他端に対応する第2アイコンとを含み、オブジェクトの長さを全長として対応付けられた調整バーを表示するステップと、第1アイコンまたは第2アイコンを、調整バーにおいて移動させる操作を検出するステップと、オブジェクトにおいて、移動後の第1アイコンに対応する第1位置と、移動後の第2アイコンに対応する第2位置とで挟まれた部分、又は、挟まれた部分以外を非表示とするステップ、を実行させる。【選択図】図6

Description

本開示は、情報処理端末に表示されるオブジェクトを修正するプログラム、表示方法および情報処理端末に関する。
近年、タッチパネルに対する操作性を向上させた情報処理装置が開発されている。限定でなく例として、特許文献1には、表示部に表示されるパス上に節を設定し、節の位置を補正することにより、パスの形状を所望の形状に修正することが記載されている。特許文献1に記載の発明では、複数の節同士の距離が所定の範囲内に存在する場合、それらの節の平均値を算出して、算出された平均値に応答して節の位置を補正する。そして、補正された節に応答してパスの形状を修正することで、所望のパスを表示する。
特開2014−123186号公報
ところで、タッチパネル上でパスなどのオブジェクトを描写する際に、当該オブジェクトの一部分だけ所望の描写とならなかった場合、当該一部分だけを描写し直すなどの修正を行いたいというニーズがある。しかしながら、特許文献1に記載の発明では、パスの形状を修正することは可能であるが、あくまで表示されたパスを前提とした形状の変更しかできず、パスの一部分だけを書き直すことなどはできないため、修正の範囲が限定されるという問題があった。
本開示は、上記問題に鑑みてなされたものであり、タッチパネル上で描写されるオブジェクトの一部分だけを修正することが可能なプログラム、表示方法および情報処理端末を提供することを目的とする。
本開示の一実施形態に係るプログラムは、情報処理端末に、操作入力を行う操作体の操作を検出するステップと、操作入力によって描写されたオブジェクトを表示するステップと、オブジェクトの一端に対応する第1アイコンと、オブジェクトの他端に対応する第2アイコンとを含み、オブジェクトの長さを全長として対応付けられた調整バーを表示するステップと、第1アイコンまたは第2アイコンを、調整バーにおいて移動させる操作を検出するステップと、オブジェクトにおいて、移動後の第1アイコンに対応する第1位置と、移動後の第2アイコンに対応する第2位置とで挟まれた部分、又は、挟まれた部分以外を非表示とするステップ、を実行させる。
本開示の一実施形態に係るプログラムは、移動前の第1アイコンを調整バーの一端に、移動前の第2アイコンを調整バーの他端に表示するステップと、調整バーにおいて、移動後の第1アイコンの位置が、移動後の第2アイコンよりも調整バーの一端に近い場合、挟まれた部分を表示し、挟まれた部分以外を非表示とするステップと、をさらに含んでいてもよい。
本開示の一実施形態に係るプログラムは、移動前の第1アイコンを調整バーの一端に、移動前の第2アイコンを調整バーの他端に表示するステップと、調整バーにおいて、移動後の第1アイコンの位置が、移動後の第2アイコンよりも調整バーの他端に近い場合、挟まれた部分以外を表示し、挟まれた部分を非表示とするステップと、をさらに含んでいてもよい。
本開示の一実施形態に係るプログラムは、調整バーに代えて、第1アイコンと第2アイコンとを含むオブジェクトの上または近傍に表示するステップと、第1アイコン及び第2アイコンを、オブジェクトの上の近傍で移動させる操作を検出するステップと、オブジェクトにおいて、移動後の第1アイコンと、移動後の第2アイコンとで挟まれた部分又は挟まれた部分以外を、非表示とするステップと、をさらに含んでいてもよい。
本開示の一実施形態に係るプログラムは、操作入力によって描写された複数のオブジェクトのうち、最後に描写されたオブジェクトに対して、第1アイコン及び第2アイコンを表示するステップを含んでいてもよい。
本開示の一実施形態に係るプログラムは、ディスプレイに表示されている複数のオブジェクトのうち、タッチパネル上で操作体によって選択されたオブジェクトに対して、第1アイコン及び第2アイコンを表示するステップをさらに含んでいてもよい。
本開示の一実施形態に係るプログラムは、ディスプレイに表示されているオブジェクトに重畳しない位置、又は、描写されてからの経過時間が所定時間以内のオブジェクトに重畳しない位置に、第1アイコン及び第2アイコンを表示するステップをさらに含んでいてもよい。
本開示の一実施形態に係る表示方法は、情報処理端末の表示方法であって、操作入力を行う操作体のタッチパネルに対する操作を検出するステップと、操作入力によって描写されたオブジェクトを、ディスプレイに表示するステップと、オブジェクトの一端に対応する第1アイコンと、オブジェクトの他端に対応する第2アイコンとを含み、オブジェクトの長さを全長として対応付けられる調整バーを表示するステップと、第1アイコンまたは第2アイコンを、調整バーにおいて移動させる操作を検出するステップと、オブジェクトにおいて、移動後の第1アイコンに対応する第1位置と、移動後の第2アイコンに対応する第2位置とで挟まれた部分又は挟まれた部分以外を、非表示とするステップ、を含む。
本開示の一実施形態に係る情報処理端末は、操作入力を行う操作体のタッチパネルに対する操作を検出する操作検出部と、操作入力によって描写されたオブジェクト、及び、オブジェクトの一端に対応する第1アイコンと、オブジェクトの他端に対応する第2アイコンとを含み、オブジェクトの長さを全長として対応付けられた調整バー、を表示する表示処理部と、を備え、操作検出部は、第1アイコンまたは第2アイコンを、調整バーにおいて移動させる操作を検出し、表示処理部は、オブジェクトにおいて、移動後の第1アイコンに対応する第1位置と、移動後の第2アイコンに対応する第2位置とで挟まれた部分又は挟まれた部分以外を、非表示とする。
本開示によれば、タッチパネル上で描写されるオブジェクトの一部分だけを非表示とする構成を備えるため、当該オブジェクトの一部分に対する修正を行うことが可能となるプログラム、表示方法および情報処理端末を提供することができる。
第1の実施形態における通信システムの構成を示す図である。 第1の実施形態におけるディスプレイの表示例の一例を示す図である。 第1の実施形態におけるディスプレイの表示例の一例を示す図である。 第1の実施形態におけるディスプレイの表示例の一例を示す図である。 第1の実施形態におけるオブジェクト40aに“節”をつける場合の例を示す図である。 第1の実施形態に係る端末の処理のフローチャートの一例である。 第1の実施形態の変形例におけるディスプレイの表示例を示す図である。 第1の実施形態の変形例におけるディスプレイの表示例を示す図である。 第2の実施形態におけるディスプレイの表示例の一例を示す図である。 第2の実施形態におけるディスプレイの表示例の一例を示す図である。 第2の実施形態に係る端末の処理のフローチャートの一例である。 第2の実施形態の変形例におけるディスプレイの表示例の一例を示す図である。 第2の実施形態の変形例におけるディスプレイの表示例の一例を示す図である。
<通信の秘密の遵守>
本明細書に記載の開示を実施する場合は、通信の秘密に係る法的事項を遵守の上で実施されるものであることに留意されたい。
本開示に係る通信システムを実施するための実施形態について、図面を参照して説明する。
<システム構成>
図1は、本開示の一実施形態における通信システムの構成を示す図である。図1に示すように、通信システムでは、ネットワーク30を介してサーバ10と、端末20(端末20A,端末20B,端末20C)とが接続される。サーバ10は、ネットワーク30を介してユーザが所有する端末20に、端末20間でのメッセージの送受信を実現するサービスを提供する。なお、ネットワーク30に接続される端末20の数は限定されない。
ネットワーク30は、1以上の端末20と、1以上のサーバ10とを接続する役割を担う。すなわち、ネットワーク30は、端末20がサーバ10に接続した後、データを送受信することができるように接続経路を提供する通信網を意味する。
限定でなく例として、ネットワーク30のうちの1つまたは複数の部分は、有線ネットワークや無線ネットワークであってもよい。ネットワーク30は、アドホック・ネットワーク(ad hoc network)、イントラネット、エクストラネット、仮想プライベート・ネットワーク(virtual private network:VPN)、ローカル・エリア・ネットワーク(local area network:LAN)、ワイヤレスLAN(wireless LAN:WLAN)、広域ネットワーク(wide area network:WAN)、ワイヤレスWAN(wireless WAN:WWAN)、大都市圏ネットワーク(metropolitan area network:MAN)、インターネットの一部、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)の一部、携帯電話網、ISDNs(integrated service digital networks)、無線LANs、LTE(long term evolution)CDMA(code division multiple access)、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、衛星通信など、または、これらの2つ以上の組合せを含むことができる。ただし、本開示において、ネットワーク30は、これらに限定されない。また、ネットワーク30は、1つまたは複数のネットワーク30を含むことができる。
端末20(端末20A,端末20B,端末20C)は、各実施形態において記載する機能を実現できる情報処理端末であればどのような端末であってもよい。端末20は、代表的にはスマートフォンであり、その他に携帯電話(限定でなく例として、フィーチャーフォン)、コンピュータ(限定でなく例として、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコンピュータプラットホーム(限定でなく例として、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(限定でなく例として、PDA・(personal digital assistant)、電子メールクライアントなど)、ウェアラブル端末(メガネ型デバイス、時計型デバイスなど)、または他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含む。ただし、本開示において、端末20は、これらに限定されない。また、端末20は情報処理端末と表現されても良い。
端末20A、端末20Bおよび端末20Cの構成は基本的には同一であるため、以下の説明においては、代表として端末20について説明する。また、必要に応じて端末20Xに対応付けられたユーザ情報をユーザ情報X、端末20Xを操作するユーザをユーザXとして説明する。なお、ユーザ情報とは、インスタントメッセンジャーを代表とするSNS(Social Network Service)におけるアカウントに対応付けられた情報の一部または全部であり、限定でなく例として、ユーザ名やユーザ画像である。他にもユーザ識別子、ユーザの年齢、性別、住所などの情報であってもよく、それらの組み合わせであってもよい。ただし、これらに限定されない。
サーバ10は、端末20に対して、所定のサービスを提供する機能を備える。サーバ10は、各実施形態において記載する機能を実現できる情報処理装置であればどのような装置であってもよい。サーバ10は、代表的にはサーバ装置であり、その他にコンピュータ(限定でなく例として、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコンピュータプラットホーム(限定でなく例として、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(限定でなく例として、PDA、電子メールクライアントなど)、あるいは他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含む。ただし、本開示において、サーバ10は、これらに限定されない。また、サーバ10は情報処理装置と表現されても良い。
<ハードウェア(HW)構成>
図1を用いて、通信システムに含まれる各装置のHW構成について説明する。
(1)端末のHW構成
端末20は、制御装置21(CPU:central processing unit(中央処理装置))、記憶装置28、通信I/F22(インタフェース)、入出力装置23、表示装置24、マイク25、スピーカ26、カメラ27を備える。端末20のHWの各構成要素は、限定でなく例として、バスBを介して相互に接続される。
通信I/F22は、ネットワーク30を介して各種データの送受信を行う。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F22は、ネットワーク30を介して、サーバ10との通信を実行する機能を有する。通信I/F22は、各種データを制御装置21からの指示に従って、サーバ10に送信する。また、通信I/F22は、サーバ10から送信された各種データを受信し、制御装置21に伝達する。
入出力装置23は、端末20に対する各種操作を入力する装置、および、端末20で処理された処理結果を出力する装置を含む。入出力装置23は、入力装置と出力装置が一体化していても良いし、入力装置と出力装置に分離していてもよい。
入力装置は、ユーザからの入力を受け付けて、当該入力に係る情報を制御装置21に伝達できる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。入力装置は、代表的にはタッチパネルなどにより実現され、ユーザの指やスタイラスなどの指示具による接触とその接触位置を検出し、当該接触位置の座標を制御装置21に伝達する。一方で、入力装置は、タッチパネル以外の入力装置により実現されてもよい。入力装置は、限定でなく例として、キーボード等に代表されるハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイス、カメラ(動画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)を含む。ただし、本開示において、入力装置は、これらに限定されない。
出力装置は、制御装置21で処理された処理結果を出力することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。出力装置は、代表的には、タッチパネルなどにより実現される。一方で、出力装置はタッチパネル以外の出力装置により実現されても良い。限定でなく例として、スピーカ(音声出力)、レンズ(限定でなく例として3D(three dimensions)出力や、ホログラム出力)、プリンターなどを含むことができる。ただし、本開示において、出力装置は、これらに限定されない。
表示装置24は、フレームバッファに書き込まれた表示データに従って、表示することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。表示装置24は、代表的にはモニタ(限定でなく例として、液晶ディスプレイやOELD(organic electroluminescence display))で実現される。表示装置24は、ヘッドマウントディスプレイ(HDM:Head Mounted Display)であってもよい。また、表示装置24は、プロジェクションマッピング、ホログラム、空気中など(真空であってもよい)に画像やテキスト情報等を表示可能な装置により実現されてもよい。なお、これらの表示装置24は、3Dで表示データを表示可能であってもよい。ただし、本開示において、表示装置24は、これらに限定されない。
入出力装置23がタッチパネルの場合、入出力装置23と表示装置24とは、略同一の大きさおよび形状で対向して配置されていても良い。
制御装置21は、プログラム内に含まれたコードまたは命令によって実現する機能を実行するために物理的に構造化された回路を有し、限定でなく例として、ハードウェアに内蔵されたデータ処理装置により実現される。
制御装置21は、代表的には中央処理装置(CPU)、であり、その他にマイクロプロセッサ(microprocessor)、プロセッサコア(processor core)、マルチプロセッサ(multiprocessor)、ASIC(application-specific integrated circuit)、FPGA(field programmable gate array)であってもよい。ただし、本開示において、制御装置21は、これらに限定されない。
記憶装置28は、端末20が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する機能を有する。記憶装置28は、HDD(hard disk drive)、SSD(solid state drive)、フラッシュメモリ、RAM(random access memory)、ROM(read only memory)など各種の記憶媒体により実現される。ただし、本開示において、記憶装置28は、これらに限定されない。
端末20は、プログラムPを記憶装置28に記憶し、このプログラムPを実行することで、制御装置21が、制御装置21に含まれる各部としての処理を実行する。つまり、記憶装置28に記憶されるプログラムPは、端末20に、制御装置21が実行する各機能を実現させる。
マイク25は、音声データの入力に利用される。スピーカ26は、音声データの出力に利用される。カメラ27は、動画像データの取得に利用される。
(2)サーバのHW構成
サーバ10は、制御装置11(CPU)、記憶装置15、通信I/F14(インタフェース)、入出力装置12、ディスプレイ13を備える。サーバ10のHWの各構成要素は、限定でなく例として、バスBを介して相互に接続される。
制御装置11は、プログラム内に含まれたコードまたは命令によって実現する機能を実行するために物理的に構造化された回路を有し、限定でなく例として、ハードウェアに内蔵されたデータ処理装置により実現される。
制御装置11は、代表的には中央処理装置(CPU)、であり、その他にマイクロプロセッサ、プロセッサコア、マルチプロセッサ、ASIC、FPGAであってもよい。ただし、本開示において、制御装置11は、これらに限定されない。
記憶装置15は、サーバ10が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する機能を有する。記憶装置15は、HDD、SSD、フラッシュメモリなど各種の記憶媒体により実現される。ただし、本開示において、記憶装置15は、これらに限定されない。
通信I/F14は、ネットワーク30を介して各種データの送受信を行う。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F14は、ネットワーク30を介して、端末20との通信を実行する機能を有する。通信I/F14は、各種データを制御装置11からの指示に従って、端末20に送信する。また、通信I/F14は、端末20から送信された各種データを受信し、制御装置11に伝達する。
入出力装置12は、サーバ10に対する各種操作を入力する装置により実現される。入出力装置12は、ユーザからの入力を受け付けて、当該入力に係る情報を制御装置11に伝達できる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。入出力装置12は、代表的にはキーボード等に代表されるハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイスで実現される。なお、入出力装置12は、限定でなく例として、タッチパネルやカメラ(動画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)を含んでいてもよい。ただし、本開示において、入出力装置12は、これらに限定されない。
ディスプレイ13は、代表的にはモニタ(限定でなく例として、液晶ディスプレイやOELD(organic electroluminescence display))で実現される。なお、ディスプレイ13は、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)などであってもよい。なお、これらのディスプレイ13は、は、3Dで表示データを表示可能であってもよい。ただし、本開示において、ディスプレイ13は、これらに限定されない。
サーバ10は、プログラムPを記憶装置15に記憶し、このプログラムPを実行することで、制御装置11が、制御装置11に含まれる各部としての処理を実行する。つまり、記憶装置15に記憶されるプログラムPは、サーバ10に、制御装置11が実行する各機能を実現させる。
本開示の各実施形態においては、端末20および/またはサーバ10のCPUがプログラムPを実行することにより、実現するものとして説明する。
なお、端末20の制御装置21、および/または、サーバ10の制御装置11は、CPUだけでなく、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって各処理を実現してもよい。また、これらの回路は、1または複数の集積回路により実現されてよく、各実施形態に示す複数の処理を1つの集積回路により実現されることとしてもよい。また、LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIなどと呼称されることもある。
また、本開示の各実施形態のプログラムP(ソフトウェアプログラム/コンピュータプログラム)は、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよい。 記憶媒体は、「一時的でない有形の媒体」に、プログラムを記憶可能である。
記憶媒体は適切な場合、1つまたは複数の半導体ベースの、または他の集積回路(IC)(限定でなく例として、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)または特定用途向けIC(ASIC)など)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、ハイブリッド・ハード・ドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスクドライブ(ODD)、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピィ・ディスケット、フロッピィ・ディスク・ドライブ(FDD)、磁気テープ、固体ドライブ(SSD)、RAMドライブ、セキュア・デジタル・カードもしくはドライブ、任意の他の適切な記憶媒体、またはこれらの2つ以上の適切な組合せを含むことができる。記憶媒体は、適切な場合、揮発性、不揮発性、または揮発性と不揮発性の組合せでよい。なお、記憶媒体はこれらの例に限られず、プログラムPを記憶可能であれば、どのようなデバイスまたは媒体であってもよい。
サーバ10および/または端末20は、限定でなく例として、記憶媒体に記憶されたプログラムPを読み出し、読み出したプログラムPを実行することによって、各実施形態に示す複数の機能部の機能を実現することができる。
また、本開示のプログラムPは、当該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して、サーバ10および/または端末20に提供されてもよい。サーバ10および/または端末20は、限定でなく例として、インターネット等を介してダウンロードしたプログラムPを実行することにより、各実施形態に示す複数の機能部の機能を実現する。
また、本開示の各実施形態は、プログラムPが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
サーバ10および/または端末20における処理の少なくとも一部は、1以上のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよい。
端末20における処理の少なくとも一部を、サーバ10により行う構成としてもよい。この場合、限定でなく例として、端末20の制御装置21の各機能部の処理のうち少なくとも一部の処理を、サーバ10で行う構成としてもよい。
サーバ10における処理の少なくとも一部を、端末20により行う構成としてもよい。この場合、限定でなく例として、サーバ10の制御装置11の各機能部の処理のうち少なくとも一部の処理を、端末20で行う構成としてもよい。
本開示において、判定の構成は必須でなく、判定条件を満たした場合に所定の処理が動作されたり、判定条件を満たさない場合に所定の処理がされたりしても良いことは当然である。
なお、本開示のプログラムは、限定でなく例として、ActionScript、JavaScript(登録商標)などのスクリプト言語、Objective-C、Java(登録商標)などのオブジェクト指向プログラミング言語、HTML5などのマークアップ言語などを用いて実装できる。ただし本開示はこれらに限定されない。
<第1の実施形態>
第1の実施形態は、描写したオブジェクトを複数の部分に分割し、所定のアイコンが操作されるごとに、オブジェクトの複数の部分の各々を、当該オブジェクトの他端側に位置する部分から一端側に位置する部分に向けて順番に非表示とする場合の実施形態である。第1の実施形態に記載の内容は、他の各実施形態のいずれにも適用可能である。
<機能構成>
(1)端末の機能構成
図1に示すように、端末20は、制御装置21により実現される機能として、操作検出部210と、表示処理部211と、分割処理部212を有する。
操作検出部210は、操作体50がタッチパネルに接触すると、該接触の接触位置を検出する機能を備える。操作検出部210は、限定でなく例として、操作体50がタッチパネルに接触した位置である接触点を検出し、接触(タップまたはタッチ)という操作内容と、検出した位置とを表示処理部211に通知する。
指やスタイラスなどの操作入力を行う操作体50は、表示装置24の任意の位置に接触することにより、所定の操作入力を行う。所定の操作入力は、限定でなく例として、表示画面に対するタップやフリック、スワイプなど、どのようなものであってもよい。操作体50は、所定の操作入力を行うことにより、限定でなく例として、オブジェクトを描写することや、所定のアイコンを選択すること、文字を入力することなど、端末20に各種処理を実行させる。
操作検出部210は、限定でなく例として、操作体50がタッチパネルに接触した状態のまま、該タッチパネル上で移動したことを検出してもよい。この場合おいて、操作検出部210は、当該移動の軌跡を検出し、移動(スワイプまたはスライド)という操作内容と、検出した軌跡を表示処理部211に通知する。なお、操作検出部210は、限定でなく例として、操作体がタッチパネル上で移動を開始した点(開始点)と、移動を終了した点(終了点)とを検出し、検出した開始点と停止点とを表示処理部211に通知してもよい。
また、操作検出部210は、限定でなく例として、操作体50がタッチパネルから離れたこと、すなわち操作体50がタッチパネルに接触しなくなったことを検出してもよい。この場合において、操作検出部210は、操作体50がタッチパネルから離れた位置を検出し、離れた(リリース)という操作内容と、検出した位置とを表示処理部211に通知してもよい。
なお、操作体50がタッチパネルに接触することは限定でなく例として「タップ」や「タッチ」と、操作体がタッチパネル上で接触したまま移動することは限定でなく例として「スライド」や「スワイプ」と、操作体がタッチパネルから離れることは限定でなく例として「リリース」と表現される。
また、操作検出部210は、操作体50がタッチパネルに接触した状態で移動した後、該タッチパネル上で当該移動を停止した場合に、当該停止したことを検出してもよい。
表示処理部211は、表示装置24に表示する表示データを作成し、該表示データを表示装置24に表示させる。また、表示処理部211は、表示用のデータを画素情報に変換し、表示装置24のフレームバッファに書き込む処理を行ってもよい。
表示処理部211は、操作検出部210が検出した操作入力によって描写されたオブジェクト40を、表示装置24に表示する。
分割処理部212は、描写されたオブジェクト40(ここでは、オブジェクト40a)を複数の部分に分割する。
分割処理部212は、オブジェクト40aを、各々が同じ長さである複数の部分に分割する。分割処理部212は、限定でなく例として、オブジェクト40aを、各々が同じ長さである所定の個数の部分に分割する。所定の個数は、予め定められた個数や、オブジェクト40aの長さに応答して決定される個数、端末20のユーザが設定した個数など、どのような個数であってもよい。
また、分割処理部212は、オブジェクト40aの描画開始点(オブジェクト40aの一端側)から所定の長さ毎に、複数の部分に分割してもよい。この場合、分割処理部212は、オブジェクト40aの描画終了点(オブジェクト40aの他端側)を含む部分は、所定の長さよりも短い長さとしてもよい。所定の長さは、予め定められた長さや、端末20のユーザが設定した長さなど、どのような長さであってもよい。
図2は、表示装置24の表示画面(ディスプレイ)に表示される画面表示の一例である。図2に例示するように、分割処理部212は、オブジェクト40aを、各々が同じ長さである複数の部分に分割する。表示処理部211は、分割処理部212が分割した複数の部分について、一の部分と他の部分との境界点に、アイコン80を表示する。アイコン80は、限定でなく例として、「●」という記号(マーク)として表示する。なお、表示処理部211は、アイコン80を、「●」に限られず、限定でなく例として「×」の記号(マーク)など、端末20のユーザが視認可能な方法で表示する。
また、表示処理部211は、表示画面の任意の位置に、所定のアイコン71を表示する。所定のアイコン71は、いわゆる「UNDO」機能を実行するためのアイコンであり、データに対して実行した処理を取り消し、実行前の状態に戻す機能を実行するためのアイコンである。端末20のユーザは、所定のアイコン71をタッチパネル上で選択することにより、データに対して実行した処理を取り消し、実行前の状態に戻す。
表示処理部211は、端末20のユーザによる所定の操作を検出するごとに、オブジェクト40aの複数の部分の各々を、当該オブジェクト40aの他端(オブジェクト40aの描画完了点42)側に位置する部分から、一端(オブジェクト40aの描画開始点41)側に位置する部分に向けて順番に非表示とする。表示処理部211は、端末20のユーザが所定のアイコン71をタッチパネル上で選択したことに応答して、オブジェクト40aの複数の部分の各々を、当該オブジェクト40aの他端(オブジェクト40aの描画完了点42)側に位置する部分から、一端(オブジェクト40aの描画開始点41)側に位置する部分に向けて順番に非表示とする。表示処理部211は、所定のアイコン71が選択されるごとに、オブジェクト40aの複数の部分の各々を、当該所定のアイコン71が選択された回数に対応する個数だけ非表示とする。
図3は、表示装置24の表示画面(ディスプレイ)に表示される画面表示の一例である。図3(a)は、所定のアイコン71が1回選択されて、オブジェクト40aの複数の部分のうち、当該オブジェクト40aの他端側(オブジェクト40aの描画完了点42)に位置する部分から1つ目の部分が非表示となった場合の表示画面である。表示処理部211は、図3(a)に例示するように、所定のアイコン71が1回選択されたことに応答して、オブジェクト40aの他端側(描画完了点42側)から1つ目の部分(アイコン80の「g」と「f」で挟まれた部分)を非表示とする。
また、図3(b)は、図3(a)の状態からさらに所定のアイコン71が1回選択された場合の表示画面である。表示処理部211は、図3(b)に例示するように、所定のアイコン71がさらに1回選択されたことに応答して、図3(a)で非表示とした部分の隣の部分(アイコン80の「f」と「e」で挟まれた部分)を非表示とする。なお、図3(b)の状態からさらに所定のアイコン71が1回選択されることに応答して、表示処理部211は、図3(b)で非表示とした部分の隣の部分(アイコン80の「e」と「d」で挟まれた部分)を非表示とする。
なお、表示処理部211は、所定のアイコン71に対する操作体50の操作時間に応答して、オブジェクト40aの複数の部分の各々を、当該オブジェクト40aの他端(オブジェクト40aの描画完了点42)側に位置する部分から、一端(オブジェクト40aの描画開始点41)側に位置する部分に向けて順番に非表示としてもよい。表示処理部211は、限定でなく例として、所定のアイコン71に対する操作体50の操作時間が所定の時間経過するごとに、オブジェクト40aの複数の部分の各々を、当該オブジェクト40aの他端(オブジェクト40aの描画完了点42)側に位置する部分から、一端(オブジェクト40aの描画開始点41)側に位置する部分に向けて順番に非表示としてもよい。所定の時間は、限定でなく例として、0.5秒や1秒などであり、どのような長さであってもよく、端末20のユーザによって任意に設定可能であってもよい。
なお、表示処理部211は、端末20のユーザが所定のアイコン71をタッチパネル上で選択したことに応答して、オブジェクト40aの複数の部分の各々を、当該オブジェクト40aの一端(オブジェクト40aの描画開始点41)側に位置する部分から、他端(オブジェクト40aの描画完了点42)側に位置する部分に向けて順番に非表示としてもよい。また、表示処理部211がオブジェクト40aの複数の部分の各々を非表示とする方向は、端末20のユーザによって設定可能であってもよい。
なお、図2や図3に例示するように、表示処理部211は、所定のアイコン71に加えて、他のアイコン72や73を表示してもよい。所定のアイコン70は、限定でなく例として、オブジェクト40a全体を非表示とするための処理を実行するためのアイコンである。表示処理部211は、限定でなく例として、アイコン72が選択されたことに応答して、オブジェクト40a全体を非表示とする。また、アイコン73は、オブジェクト40aのうち、選択した範囲を非表示とする処理を実行するためのアイコンである。表示処理部211は、アイコン73が選択され、さらに表示画面に表示されたオブジェクト40aのうち選択された部分を非表示とする。
また、分割処理部212は、限定でなく例として、オブジェクト40aを、所定の曲率以上で変化する複数の部分に分割してもよい。分割処理部212は、限定でなく例として、オブジェクト40aの両端と、当該オブジェクト40aにおいて所定の曲率以上で変化する領域の頂点(すなわち、当該領域の中間点)とに、それぞれ“節”を設け、隣接する“節”で挟まれる領域を1つの部分とすることにより、当該オブジェクト40aを複数の部分に分割する。所定の曲率は、限定でなく例として、1/3や1/10など、どのような曲率であってもよく、ユーザが任意に設定可能であってもよい。また、オブジェクト40aの形状に応答して、所定の曲率が設定されてもよい。ここで、同一のオブジェクト40aにおいて、所定の曲率が大きいと当該オブジェクト40aが分割される部分の個数は少なくなり、所定の曲率が小さいと当該オブジェクト40aが分割される複数の部分の個数は多くなる。そこで、分割処理部212は、限定でなく例として、オブジェクト40aを予め設定された個数(限定でなく例として、10個など)の部分に分割するように、当該オブジェクト40aの形状に応答して所定の曲率を設定してもよい。
図4は、表示装置24の表示画面(ディスプレイ)に表示される画面表示の一例である。図4に例示するように、分割処理部212は、オブジェクト40aを、所定の曲率以上で変化する複数の部分に分割する。分割処理部212は、限定でなく例として、オブジェクト40aを、一の曲率Aで変化する部分Aと、他の曲率Bで変化する部分Bとに分割する。表示処理部211は、分割処理部212が分割した部分の境界点に、アイコン80を表示する。アイコン80は、限定でなく例として、「●」という記号(マーク)として表示する。なお、表示処理部211は、アイコン80を、「●」に限られず、限定でなく例として「×」の記号(マーク)など、端末20のユーザが視認可能な方法で表示する。
また、分割処理部212は、オブジェクト40aにおいて所定の曲率以上で変化する領域の頂点(すなわち、当該領域の中間点)に“節”を設け、当該オブジェクト40aを、隣り合う節で挟まれた部分に分割してもよい。この場合、表示処理部211は、節に対応する位置にアイコン80を表示する。
図5は、分割処理部212が、オブジェクト40aに“節”をつける場合の例を示す図である。図5(a)に例示するように、分割処理部212は、オブジェクト40aを所定の曲率以上で変化する複数の部分に分割する。図5(a)において、部分Aは一の曲率で変化する部分であり、部分Bは他の曲率で変化する部分である。
また、分割処理部212は、図5(b)に例示するように、オブジェクト40aにおいて所定の曲率以上で変化する領域の頂点(当該領域の中間点)に“節”を設けてもよい。分割処理部212は、隣り合う節で挟まれた部分を1つの部分として、オブジェクト40aを複数の部分に分割してもよい。
<端末の処理>
図6は、第1の実施形態に係る端末の処理のフローチャートの一例である。
図6に示すように、端末20の操作検出部210は、操作入力を行う操作体50のタッチパネルに対する操作を検出する(S201)。
表示処理部211は、操作入力によって描写されたオブジェクト40aを、ディスプレイに表示する(S202)。
分割処理部212は、オブジェクトを複数の部分に分割する(S203)。分割処理部212は、限定でなく例として、オブジェクト40aを、各々が同じ長さである複数の部分に分割する。
表示処理部211は、操作体50によって所定のアイコン71が操作されるごとに、オブジェクト40aの複数の部分の各々を、他端(オブジェクト40aの描画完了点42)側に位置する部分から、一端(オブジェクト40aの描画開始点41)側に位置する部分に向けて順番に非表示とする(S204)。
上記のとおり、第1の実施形態における端末20は、描写したオブジェクト40aを複数の部分に分割し、所定のアイコンが操作されるごとに、オブジェクト40aの複数の部分の各々を、当該オブジェクト40aの他端側に位置する部分から一端側に位置する部分に向けて順番に非表示とする。そのため、端末20のユーザは、描写したオブジェクト40aの一部分を非表示とすることができ、当該一部分に対して新たに描写するなどの修正を行うことで、オブジェクト40aの一部分に対する修正を行うことができる。その結果、端末20のユーザは、タッチパネル上でパスなどのオブジェクト40aを描写する際に、当該オブジェクト40aの一部分だけ所望の描写とならなかった場合、当該一部分だけを描写し直すなどの修正を行うことができるようになる。
(第1変形例)
第1の実施形態の変形例は、所定のアイコン71が選択されたことに応答して、当該所定のアイコンの周辺に、オブジェクト40aの複数の部分の各々を非表示とする速度を指定するためのアイコン74が表示される場合の実施例である。
図7は、表示装置24の表示画面(ディスプレイ)に表示される画面表示の一例である。表示処理部211は、図7に例示するように、所定のアイコン71が選択されたことに応答して、所定のアイコン71の周辺に、オブジェクト40aの複数の部分の各々を非表示とする速度を指定するためのアイコン74が表示する。表示処理部211は、限定でなく例として、図7(a)に例示するように、所定のアイコン71の上部および下部に、アイコン74を表示する。
アイコン74は、オブジェクト40aの複数の部分の各々を非表示とする速度を指定する機能を実行させるためのアイコンである。図7(a)に例示するように、アイコン74は、オブジェクト40aの複数の部分の各々を非表示とする速度を増加させる部分(図7(a)の「High」の部分、すなわち所定のアイコン71の上部に表示された部分)と、オブジェクト40aの複数の部分の各々を非表示とする速度を減少させる部分(図7(b)の「Low」の部分、すなわち所定のアイコン71の下部に表示された部分)を含む。
端末20のユーザは、アイコン74の所定の部分を選択することにより、オブジェクト40aの複数の部分の各々を非表示とする速度を指定することができる。表示処理部211は、アイコン74によって指定された速度に応答して、オブジェクト40aの複数の部分の各々を非表示とする。表示処理部211は、アイコン74のうち速度を増加させる部分が選択されたことに応答して、オブジェクト40aの複数の部分の各々を非表示とする速度を増加させる。一方、表示処理部211は、アイコン74のうち速度を減少させる部分が選択されたことに応答して、オブジェクト40aの複数の部分の各々を非表示とする速度を減少させる。
また、表示処理部211は、図7(b)に例示するように、所定のアイコン71の左側に、アイコン74を表示してもよい。なお、表示処理部211は、所定のアイコン71の右側に、アイコン74を表示してもよい。
さらに、表示処理部211は、所定のアイコン71を、表示画面のうちオブジェクト40が表示されていない空白領域に表示してもよい。
図8は、表示装置24の表示画面(ディスプレイ)に表示される画面表示の一例である。表示処理部211は、図8に例示するように、アイコン74を、表示画面のうちオブジェクト40が表示されていない空白領域に表示する。表示処理部211は、限定でなく例として、図8(a)に例示するように、表示画面の左上部にアイコン74を表示してもよい。また、図8(b)に例示するように、表示画面の左下部にアイコン74を表示してもよい。図8に例示するように、所定のアイコン71が表示画面の右側に、アイコン74が表示画面の左側に表示されることにより、端末20のユーザは、両手を用いて、オブジェクト40aの一部分を非表示とする操作を実行することができる。
なお、表示処理部211は、アイコン74が表示可能な面積のある空白領域が存在しない場合、表示画面に表示されているオブジェクト40のうち、優先度の低いオブジェクト40に重畳して、当該アイコン74を表示してもよい。表示処理部211は、限定でなく例として、アイコン74が表示可能な面積のある空白領域が存在しない場合、優先度の低いオブジェクト40に重畳して、当該アイコン74を表示してもよい。
表示処理部211は、限定でなく例として、接触位置からの距離が遠いオブジェクト40を優先度の低いオブジェクト40として、当該オブジェクト40に重畳して、当該アイコン74を表示してもよい。また、表示処理部211は、限定でなく例として、表示されている時間が長いオブジェクト40を優先度の低いオブジェクト40として、当該オブジェクト40に重畳して、当該アイコン74を表示してもよい。
また、表示処理部211は、接触位置からの距離が所定値以内のオブジェクト40の優先度を高く設定し、それ以外のオブジェクト40を優先度の低いオブジェクト40として、当該優先度の低いオブジェクト40に重畳して当該アイコン74を表示してもよい。また、表示処理部211は、表示されている時間が所定時間以内のオブジェクト40の優先度を高く設定し、それ以外のオブジェクト40を優先度の低いオブジェクト40として、当該優先度の低いオブジェクト40に重畳して、当該アイコン74を表示してもよい。
上記の通り、所定のアイコン71が選択されたことに応答して、当該所定のアイコンの周辺に、オブジェクト40aの複数の部分の各々を非表示とする速度を指定するためのアイコン74が表示されるため、端末20のユーザは、オブジェクト40aの一部分を非表示とする速度を自由に選択することができる。そのため、端末20のユーザは、限定でなく例として、オブジェクト40aの大部分を非表示としたい場合には、当該オブジェクト40aの複数の部分の各々を非表示とする速度を増加して、当該オブジェクト40aをいち早く非表示とすることができる。一方、端末20のユーザは、限定でなく例として、オ当該オブジェクト40aの複数の部分の各々を非表示とする速度を減少させることにより、オブジェクト40aが非表示となる状況を適宜確認しながら、当該オブジェクト40aの一部分を少しずつ非表示とすることが可能となる。
(第2変形例)
第1の実施形態の第2変形例は、オブジェクト40aを描写する速度に応答して節を設定する場合の実施例である。
操作検出部210は、操作入力を行う操作体50のタッチパネルに対する操作を検出し、分割処理部212は、オブジェクト40aが描写される速度に応答して、所定の数の節をオブジェクト40aに設定する。
限定でなく例として、オブジェクト40aが描写される速度が速ければ、節の数を多く設定し、オブジェクト40aが描写される速度が遅ければ節の数を少なく設定してもよい。また、当然にオブジェクト40aが描写される速度が速ければ、節の数を少なく設定し、オブジェクト40aが描写される速度が遅ければ節の数を多く設定してもよい。
<第2の実施形態>
第2の実施形態は、描写したオブジェクトに対応する調整バーを表示し、当該調整バー上のアイコンに対する操作により、当該オブジェクトの一部分を表示する又は非表示とする場合の形態である。第2の実施形態に記載の内容は、他の各実施形態のいずれにも適用可能である。
図1に示すように、端末20は、制御装置21により実現される機能として、操作検出部210と、表示処理部211を有する。
操作検出部210は、操作体50がタッチパネルに接触すると、該接触の接触位置を検出する機能を備える。操作検出部210は、限定でなく例として、操作体50がタッチパネルに接触した位置である接触点を検出し、接触(タップまたはタッチ)という操作内容と、検出した位置とを表示処理部211に通知する。
表示処理部211は、表示装置24に表示する表示データを作成し、該表示データを表示装置24に表示させる。また、表示処理部211は、表示用のデータを画素情報に変換し、表示装置24のフレームバッファに書き込む処理を行ってもよい。
表示処理部211は、操作検出部210が検出した操作入力によって描写されたオブジェクト40を、表示装置24に表示する。
図9は、表示装置24の表示画面(ディスプレイ)に表示される画面表示の一例である。表示処理部211は、図9に例示するように、複数のオブジェクト40を、表示装置24の表示画面(ディスプレイ)に表示する。
また、表示処理部211は、表示装置24の表示画面(ディスプレイ)に、オブジェクト40(ここでは、オブジェクト40a)の一端に対応する第1アイコン61(図9の「a」)と、当該オブジェクト40aの他端に対応する第2アイコン62(図9の「b」)とを含み、オブジェクト40aの長さを全長として対応付けられた調整バー60を表示する。
表示処理部211は、限定でなく例として、オブジェクト40aが描写されるごとに、最後に描写されたオブジェクト40aについて、調整バー60を表示する。また、表示処理部211は、限定でなく例として、調整バー60を表示するためのアイコン(図示していない)が操作体50によって選択されたことに応答して、最後の描写されたオブジェクト40aに対する調整バー60を表示してもよい。また、表示処理部211は、限定でなく例として、ディスプレイに表示されている複数のオブジェクト40のうち、操作体50によっていずれかのオブジェクト40が選択されたことに応答して、当該選択されたオブジェクト40に対する調整バー60を表示してもよい。
図9に例示するように、調整バー60は、ディスプレイの所定の位置に表示される。所定の位置は、限定でなく例として、表示画面の上部や下部など予め定められた位置や、オブジェクト40に重畳しない任意の位置である。所定の位置は、予め定められた位置に固定的に表示されても、調整バー60を表示する毎に変更されてもよい。図9の例では、調整バー60は、他のオブジェクト40に重畳しないように表示されている。
調整バー60の全長は、所定方向におけるオブジェクト40aの全長に対応する。所定方向は、どのような方向であってもよく、図9の例では、タッチパネルの短辺に平行な方向である。所定の方向は、図9の例に限られず、タッチパネルの長辺に平行な方向であってもよいし、任意の方向であってもよい。所定の方向は、予め定められていてもよいし、端末20のユーザが任意に設定可能であってもよいし、調整バー60を表示するごとに設定されてもよい。
調整バー60は、オブジェクト40aの一端41に対応する第1アイコン61と、オブジェクト40aの他端42に対応する第2アイコン62を含む。表示処理部211は、図9に例示するように、第1アイコン61と第2アイコン62を含む調整バー60を表示する。表示処理部211は、限定でなく例として、第1アイコン61と第2アイコン62とを、限定でなく例として「●」という記号(マーク)として表示する。なお、表示処理部211は、第1アイコン61と第2アイコン62とを、「●」に限られず、限定でなく例として「×」の記号(マーク)など、端末20のユーザが視認可能な方法で表示する。
操作検出部210は、調整バー60上における、第1アイコン61又は第2アイコン62に対する操作体50の操作を検出する。限定でなく例として、操作検出部210は、調整バー60上において、操作体50によって第1アイコン61が移動されたことを検出する。また、操作検出部210は、調整バー60上において、操作体50によって第2アイコン62が移動されたことを検出する。
図10は、表示装置24の表示画面(ディスプレイ)に表示される画面表示の他の表示例である。図10に例示するように、調整バー60において、第1アイコン61又は第2アイコン62は移動可能である。図10の例では、第1アイコン61は、移動前の調整バー60の一端63の位置(図9における第1アイコン61の位置)から、調整バー60の他端64(図9における第2アイコン62の位置)側に移動されている。また、第2アイコン62は、移動前の調整バー60の他端64の位置(図9における第2アイコン62の位置)から、調整バー60の一端63(図9における第1アイコン61の位置)側に移動されている。
表示処理部211は、オブジェクト40aにおいて、移動後の第1アイコン61に対応する第1位置43と、移動後の第2アイコン62に対応する第2位置44とで挟まれた部分以外を非表示とする。表示処理部211は、図10に例示するように、移動後の第1アイコン61に対応する第1位置43と、移動後の第2アイコン62に対応する第2位置44とで挟まれた部分(図10の部分A)だけを表示し、それ以外の部分は非表示とする。なお、表示処理部211は、移動後の第1アイコン61に対応する第1位置43と、移動後の第2アイコン62に対応する第2位置44とで挟まれた部分を非表示としてもよい。
表示処理部211は、限定でなく例として、第1アイコン61及び/又は第2アイコン62の移動に対応して、オブジェクト40aにおいて第1位置43と第2位置44とで挟まれた部分以外を非表示とする。
なお、表示処理部211は、必ずしも第1アイコン61及び/又は第2アイコン62の移動に追従させる必要はなく、調整バー60を表示してから所定時間経過後に挟まれた部分以外を非表示としてもよいし、端末20のユーザが第1アイコン61及び/又は第2アイコン62の移動を終了するためのアイコン(図示しない)を操作したことに応答して挟まれた部分以外を非表示としてもよい。
(2)サーバの機能構成
図1に示すように、サーバ10は、制御装置11により実現される機能として、トークルーム管理部110と、メッセージ処理部111を有する。
トークルーム管理部110は、トークルームの参加者等を管理する機能を有している。
メッセージ処理部111は、特定のトークルームにおいて送信されたメッセージを端末20から受信した場合に、宛先としての他の参加者の端末20に同メッセージを送信(転送)する機能を有している。
<端末の処理>
図11は、第2の実施形態に係る端末の処理のフローチャートの一例である。
図11に示すように、端末20の操作検出部210は、操作入力を行う操作体50のタッチパネルに対する操作を検出する(S101)。
表示処理部211は、操作入力によって描写されたオブジェクト40を、ディスプレイに表示する(S102)。
また、表示処理部211は、オブジェクト40aの一端41に対応する第1アイコン61と、オブジェクト40aの他端42に対応する第2アイコン62とを含み、オブジェクト40aの所定方向の長さを全長とする調整バー60を、ディスプレイに表示する(S103)。
操作検出部210は、第1アイコン61又は/及び第2アイコン62を、調整バー60において移動させる操作を検出する(S104)。
表示処理部211は、オブジェクト40aにおいて、移動後の第1アイコン61に対応する第1位置43と、移動後の第2アイコン62に対応する第2位置44とで挟まれた部分を非表示とする(S105)。なお、表示処理部211は、オブジェクト40aにおいて、移動後の第1アイコン61に対応する第1位置43と、移動後の第2アイコン62に対応する第2位置44とで挟まれた部分以外を非表示としてもよい。
上記のとおり、第2の実施形態における端末20は、描写したオブジェクト40aに対する調整バー60上のアイコン61又は62を操作することで、当該オブジェクト40aの一部分を表示する又は非表示とすることができる。そのため、端末20のユーザは、描写したオブジェクト40aの一部分を非表示とすることができ、当該一部分に対して新たに描写するなどの修正を行うことで、オブジェクト40aの一部分に対する修正を行うことができる。その結果、端末20のユーザは、タッチパネル上でパスなどのオブジェクト40aを描写する際に、当該オブジェクト40aの一部分だけ所望の描写とならなかった場合、当該一部分だけを描写し直すなどの修正を行うことができるようになる。
(第1変形例)
第1変形例は、表示処理部211が、所定の条件を満たすことに応答して、移動後の第1アイコン61に対応する第1位置43と、移動後の第2アイコン62に対応する第2位置44とで挟まれた部分を非表示とする場合の形態である。
図12は、変形例における、表示装置24の表示画面(ディスプレイ)に表示される画面表示の表示例である。図12に例示するように、表示処理部211は、所定の条件を満たすことに応答して、移動後の第1アイコン61に対応する第1位置43と、移動後の第2アイコン62に対応する第2位置44とで挟まれた部分を非表示とする。その結果、表示処理部211は、移動後の第1アイコン61に対応する第1位置43と、移動後の第2アイコン62に対応する第2位置44とで挟まれた部分以外(図12の部分B及び部分C)を表示する。
所定の条件は、限定でなく例として、調整バー60において、移動後の第1アイコン61の位置が、移動後の第2アイコン62よりも調整バー60の他端64(すなわち、移動前の第2アイコン62の位置)に近い場合である。言い換えると、所定の条件は、限定でなく例として、調整バー60において、移動後の第2アイコン62の位置が、移動後の第1アイコン61よりも調整バー60の他端63(すなわち、移動前の第1アイコン61の位置)に近い場合である。すなわち、所定の条件は、調整バー60において、第1アイコン61と第2アイコン62が移動されたことにより、互いの位置関係が入れ替わった場合である。
図13は、変形例における、表示装置24の表示画面(ディスプレイ)に表示される画面表示の他の表示例である。
図13(a)に例示するように、表示処理部211は、所定の条件を満たすまでは、オブジェクト40aにおいて、移動後の第1アイコン61に対応する第1位置43と、移動後の第2アイコン62に対応する第2位置44とで挟まれた部分以外を非表示とする。
そして、表示処理部211は、調整バー60上で、第1アイコン61と第2アイコン62とが一致することに応答して、図13(b)に例示するように、一度、オブジェクト40a全体が非表示となる。
その後、表示処理部211は、調整バー60上で、第1アイコン61と第2アイコン62との位置が入れ替わること(すなわち、所定の条件を満たしたこと)に応答して、図13(c)に例示するように、非表示となっていたオブジェクト40a全体を表示する。
その後、表示処理部211は、図13の(d)に例示するように、所定の条件を満たしている間は、移動後の第1アイコン61に対応する第1位置43と、移動後の第2アイコン62に対応する第2位置44とで挟まれた部分を非表示とする。
上記のとおり、第1変形例における端末20は、所定の条件を満たすことに応答して、移動後の第1アイコン61に対応する第1位置43と、移動後の第2アイコン62に対応する第2位置44とで挟まれた部分を非表示とする。そのため、端末20のユーザは、描写したオブジェクト40aの中央部分などを非表示とすることができ、当該部分を新たに描写するなどの修正を行うことが可能となる。その結果、端末20のユーザは、タッチパネル上でパスなどのオブジェクト40aを描写する際に、当該オブジェクト40aの中央部分が所望の描写とならなかった場合、当該中央部分だけを描写し直すなどの修正を行うことができるようになる。
(第2変形例)
第2変形例は、表示処理部211が、オブジェクト40aの上または近傍に、第1アイコン61と、第2アイコン62とを表示する場合の形態である。
表示処理部211は、第1アイコン61と、第2アイコン62を、調整バーに代えて、オブジェクト40a上または近傍に表示する。表示処理部211は、表示装置24の表示画面(ディスプレイ)に、オブジェクト40aの一端に対応する第1アイコン61(図9の「a」)と、当該オブジェクト40aの他端に対応する第2アイコン62(図9の「b」)とを、当該オブジェクト40aの上または近傍に表示する。
検出処理部210は、第1アイコン61又は/及び第2アイコン62を、オブジェクト40aの上の近傍で移動させる操作を検出する。
表示処理部211は、オブジェクト40aにおいて、移動後の第1アイコン61と、移動後の第2アイコン62とで挟まれた部分以外を、非表示とする。なお、第1変形例のように、表示処理部211は、所定の条件を満たすことに応答して、移動後の第1アイコン61に対応する第1位置43と、移動後の第2アイコン62に対応する第2位置44とで挟まれた部分を非表示としてもよい。所定の条件は、調整バー60において、第1アイコン61と第2アイコン62が移動されたことにより、互いの位置関係が入れ替わった場合である。
上記のとおり、第2変形例における端末20は、オブジェクト40aの上または近傍に、第1アイコン61と、第2アイコン62とを表示する。そのため、端末20のユーザは、描写したオブジェクト40aの上または近傍において、第1アイコン61又は第2アイコン62を移動させる操作を行うことができ、当該オブジェクト40aに対してより細かな修正等を行うことが可能となる。
本開示の実施形態を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。限定でなく例として、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。また、各実施形態に示す構成を適宜組み合わせることとしてもよい。
10 サーバ(情報処理装置)
11 制御装置
110 トークルーム管理部
111 メッセージ処理部
12 入出力装置
13 ディスプレイ
14 通信I/F
15 記憶装置
20 端末(情報処理端末)
21 制御装置
210 操作検出部
211 表示処理部
212 分割処理部
22 通信I/F
23 入出力装置
24 表示装置
25 マイク
26 スピーカ
27 カメラ
28 記憶装置
30 ネットワーク

Claims (9)

  1. 情報処理端末に、
    操作入力を行う操作体の操作を検出するステップと、
    前記操作入力によって描写されたオブジェクトを表示するステップと、
    前記オブジェクトの一端に対応する第1アイコンと、前記オブジェクトの他端に対応する第2アイコンとを含み、前記オブジェクトの長さを全長として対応づけられた調整バーを表示するステップと、
    前記第1アイコンまたは前記第2アイコンを移動させる操作を検出するステップと、
    前記オブジェクトにおいて、移動後の前記第1アイコンに対応する第1位置と、移動後の前記第2アイコンに対応する第2位置とで挟まれた部分、又は、前記挟まれた部分以外を非表示とするステップ、を実行させるプログラム。
  2. 移動前の前記第1アイコンを前記調整バーの一端に、移動前の前記第2アイコンを前記調整バーの他端に表示するステップと、
    移動後の前記第1アイコンの位置が、移動後の前記第2アイコンよりも前記調整バーの一端に近い場合、前記挟まれた部分を表示し、前記挟まれた部分以外を非表示とするステップと、をさらに含む請求項1に記載のプログラム。
  3. 移動前の前記第1アイコンを前記調整バーの一端に、移動前の前記第2アイコンを前記調整バーの他端に表示するステップと、
    移動後の前記第1アイコンの位置が、移動後の前記第2アイコンよりも前記調整バーの他端に近い場合、前記挟まれた部分以外を表示し、前記挟まれた部分を非表示とするステップと、をさらに含む請求項1に記載のプログラム。
  4. 前記調整バーに代えて、前記第1アイコンと前記第2アイコンとを前記オブジェクトの上または近傍に表示するステップと、
    前記第1アイコン及び前記第2アイコンを、前記オブジェクトの上の近傍で移動させる操作を検出するステップと、
    前記オブジェクトにおいて、移動後の前記第1アイコンと、移動後の前記第2アイコンとで挟まれた部分又は前記挟まれた部分以外を、非表示とするステップと、をさらに含む請求項1に記載のプログラム。
  5. 前記操作入力によって描写された複数のオブジェクトのうち、最後に描写されたオブジェクトに対して、前記第1アイコン及び前記第2アイコンを表示するステップをさらに含む請求項1乃至4のいずれかに記載のプログラム。
  6. 前記表示されている複数のオブジェクトのうち、前記操作体によって選択されたオブジェクトに対して、前記第1アイコン及び前記第2アイコンを表示するステップをさらに含む請求項1乃至4のいずれかに記載のプログラム。
  7. 前記表示されているオブジェクトに重畳しない位置、又は、描写されてからの経過時間が所定時間以内のオブジェクトに重畳しない位置に、前記第1アイコン及び前記第2アイコンを表示するステップをさらに含む請求項1乃至6のいずれかに記載のプログラム。
  8. 情報処理端末の表示方法であって、
    操作入力を行う操作体の操作を検出するステップと、
    前記操作入力によって描写されたオブジェクトを表示するステップと、
    前記オブジェクトの一端に対応する第1アイコンと、前記オブジェクトの他端に対応する第2アイコンとを含み、前記オブジェクトの長さを全長として対応付けられる調整バーを表示するステップと、
    前記第1アイコンまたは前記第2アイコンを、前記調整バーにおいて移動させる操作を検出するステップと、
    前記オブジェクトにおいて、移動後の前記第1アイコンに対応する第1位置と、移動後の前記第2アイコンに対応する第2位置とで挟まれた部分又は前記挟まれた部分以外を、非表示とするステップ、を含む表示方法。
  9. 操作入力を行う操作体のタッチパネルに対する操作を検出する操作検出部と、
    前記操作入力によって描写されたオブジェクト、及び、前記オブジェクトの一端に対応する第1アイコンと、前記オブジェクトの他端に対応する第2アイコンとを含み、前記オブジェクトの長さを全長として対応付けられた調整バー、を表示する表示処理部と、を備え、
    前記操作検出部は、前記第1アイコンまたは前記第2アイコンを、前記調整バーにおいて移動させる操作を検出し、
    前記表示処理部は、前記オブジェクトにおいて、移動後の前記第1アイコンに対応する第1位置と、移動後の前記第2アイコンに対応する第2位置とで挟まれた部分又は前記挟まれた部分以外を、非表示とする情報処理端末。
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