JP2019009535A - リモコン装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】所定要素についての使用者による設定項目の選択操作を容易にしたリモコン装置を提供する。
【解決手段】リモコン装置1は、被制御装置100との間で通信を行う通信部22と、表示部30と、使用者により操作される操作部50と、被制御装置100又はリモコン装置1に関する所定要素の設定状態を表示部30に表示すると共に、操作部50の操作に応じて該所定要素の設定を変更する要素設定変更処理を実行する要素設定変更部13と、所定の選択範囲指定要求に応じて、予め設定された候補項目の中から、前記所定要素の設定として選択可能な対象項目を決定する対象項目決定処理を実行する選択対象決定部14とを備える。
【選択図】図3
【解決手段】リモコン装置1は、被制御装置100との間で通信を行う通信部22と、表示部30と、使用者により操作される操作部50と、被制御装置100又はリモコン装置1に関する所定要素の設定状態を表示部30に表示すると共に、操作部50の操作に応じて該所定要素の設定を変更する要素設定変更処理を実行する要素設定変更部13と、所定の選択範囲指定要求に応じて、予め設定された候補項目の中から、前記所定要素の設定として選択可能な対象項目を決定する対象項目決定処理を実行する選択対象決定部14とを備える。
【選択図】図3
Description
本発明は、リモコン装置に関する。
従来、被制御装置(空調装置、給湯装置等)を遠隔操作するリモコン装置においては、被制御装置又はリモコン装置に関する所定要素(被制御装置の運転条件、リモコン装置における使用言語、リモコン装置の操作条件等)について、予め設定された複数の項目の中から、使用者が選択できるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたリモコン装置は、空気調和装置のリモコン装置であり、二つのスイッチ(「MODE」スイッチと「FAN SPEED」スイッチ)の同時押下げにより言語選択処理に入り、「DIRECTION」スイッチ15を押下げする度に、日本語、英語、スペイン語、フランス語、イタリア語を順次選択できるようになっている。
特許文献1に記載されたリモコン装置は、空気調和装置のリモコン装置であり、二つのスイッチ(「MODE」スイッチと「FAN SPEED」スイッチ)の同時押下げにより言語選択処理に入り、「DIRECTION」スイッチ15を押下げする度に、日本語、英語、スペイン語、フランス語、イタリア語を順次選択できるようになっている。
上述した特許文献1に記載されたリモコン装置では、日本語、英語、スペイン語、フランス語、イタリア語という5種類の言語の中から、一つの言語を選択するが、使用者が常用する言語が、中国語、韓国語等の他の言語である場合もあり、リモコン装置が使用される地域の拡大や使用者の国籍の多様化に伴って、要望される言語の種類が増加すると想定される。また、使用言語以外にも、被制御機器の多様化及び高機能化に伴って、運転条件等の他の要素についても、選択可能な項目が増加すると想定される。
そして、このように、要素の設定の選択範囲が拡大すると、多数の項目の中から使用者が希望する項目を選択する操作が必要になるが、設置スペースの制約から、リモコン装置の表示部のサイズと配置されるスイッチの個数は制限される。そのため、多数の項目からの選択操作に対して、使用者が煩わしさを感じ易くなる。
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、所定要素についての使用者による設定項目の選択操作を容易にしたリモコン装置を提供することを目的とする。
そして、このように、要素の設定の選択範囲が拡大すると、多数の項目の中から使用者が希望する項目を選択する操作が必要になるが、設置スペースの制約から、リモコン装置の表示部のサイズと配置されるスイッチの個数は制限される。そのため、多数の項目からの選択操作に対して、使用者が煩わしさを感じ易くなる。
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、所定要素についての使用者による設定項目の選択操作を容易にしたリモコン装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のリモコン装置は、被制御装置を遠隔操作するリモコン装置であって、使用者により操作される操作部と、前記被制御装置又は前記リモコン装置に関する所定要素を、前記操作部の操作に応じて変更する要素設定変更処理を実行する要素設定変更部と、所定の選択範囲指定要求に応じて、予め設定された複数の候補項目の中から、前記要素設定変更処理において前記所定要素として選択可能な選択対象項目を決定する選択対象決定処理を実行する選択対象決定部とを備えているとしたものである。
これによって、選択対象決定部は、選択範囲指定要求に応じて、予め設定された候補項目の中から、所定要素として選択可能な対象項目を決定する。そして、要素設定変更部は、選択対象決定部により決定された選択対象項目の中から所定要素を選択する。この場合、使用者の特性や好みに合わせて、所定要素として選択可能な対象項目の範囲を限定することができる。そのため、使用者は、予め絞り込まれた対象項目の中から、所定要素を容易に設定することができる。
本発明リモコン装置は、使用者により選択可能な所定要素の範囲を、種々の要求に応じて任意に設定することができるので、使用者による所定要素の設定操作を容易にすることができる。
第1の発明は、被制御装置を遠隔操作するリモコン装置であって、使用者により操作される操作部と、前記被制御装置又は前記リモコン装置に関する所定要素を、前記操作部の操作に応じて変更する要素設定変更処理を実行する要素設定変更部と、所定の選択範囲指定要求に応じて、予め設定された複数の候補項目の中から、前記要素設定変更処理において前記所定要素として選択可能な選択対象項目を決定する選択対象決定処理を実行する選択対象決定部とを備えている。
第1の発明によれば、選択対象決定部により、所定の選択範囲指定要求に応じて、候補項目の中から、所定要素として選択可能な選択対象項目を決定する選択対象決定処理が実行される。これにより、要素設定変更部による所定要素の設定範囲を限定することができるため、使用者による所定要素の設定を容易にすることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、表示部を備え、前記選択範囲指定要求は、前記操作部による、前記表示部に表示された前記候補項目の中からの前記選択対象項目の指定操作であるとする。第2の発明によれば、操作スイッチの操作によって、所定要素の設定範囲を限定することができる。
第3の発明は、特に、第1の発明又は第2の発明において、外部装置との間で通信を行う通信部を備え、前記選択範囲指定要求は、前記通信部による、前記外部装置から送信された前記選択対象項目を指定する選択対象項目指定データの受信であるとする。第3の発明によれば、外部装置から送信される対象項目指定データを受信することにより、所定要素の設定範囲を限定することができる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明の前記所定要素は、前記リモコン装置における使用言語であり、前記要素設定変更部は、前記要素設定変更処理として、前記操作部の操作に応じて前記使用言語を変更する処理を実行し、前記選択対象決定部は、前記選択対象決定処理として、前記候補項目として設定された複数の言語の中から、前記要素設定変更処理において前記使用言語として選択可能な言語を前記選択対象項目として決定する。
第4の発明によれば、リモコン装置における使用言語として選択可能な言語を、候補項目として設定された複数の言語の中から決定することができる。そのため、リモコン装置を利用する使用者の常用言語がある程度想定できる場合に、想定に基づいて選択対象項目とする言語を決定することにより、使用者による言語の選択を容易にすることができる。
第4の発明によれば、リモコン装置における使用言語として選択可能な言語を、候補項目として設定された複数の言語の中から決定することができる。そのため、リモコン装置を利用する使用者の常用言語がある程度想定できる場合に、想定に基づいて選択対象項目とする言語を決定することにより、使用者による言語の選択を容易にすることができる。
第5の発明は、特に、第4の発明において、前記操作スイッチとして、前記要素設定変更処理において、前記使用言語の設定を変更するための言語切替スイッチを専用に備える。
第5の発明によれば、使用者は、専用に設けられた言語切替スイッチの操作という極めて分かり易く、且つ簡易な方法により、希望する言語を設定することができる。
第5の発明によれば、使用者は、専用に設けられた言語切替スイッチの操作という極めて分かり易く、且つ簡易な方法により、希望する言語を設定することができる。
第6の発明は、特に、第5の発明において、前記選択対象決定部は、前記言語切替スイッチが所定時間以上継続して操作された場合に、前記選択対象決定部による前記選択対象決定処理の実行が不能な選択対象固定モードから、前記選択対象決定部による前記選択対象決定処理の実行が可能な選択対象可変モードに切り替える。
第6の発明によれば、使用者は、専用に設けられた言語切替スイッチを所定時間以上継続して操作するという、極めて簡易な方法により、選択対象固定モードから選択対象可変モードに切り替えて、選択可能な言語の範囲を変更することができる。
第6の発明によれば、使用者は、専用に設けられた言語切替スイッチを所定時間以上継続して操作するという、極めて簡易な方法により、選択対象固定モードから選択対象可変モードに切り替えて、選択可能な言語の範囲を変更することができる。
第7の発明は、特に、第4〜6のいずれかの発明において、所定の使用言語リセット要求に応じて、前記使用言語を所定言語とする使用言語リセット処理を実行する使用言語設定リセット部を備えている。
第7の発明によれば、使用者によりランダムに変更された使用言語を、所定言語に容易に戻すことができる。
第7の発明によれば、使用者によりランダムに変更された使用言語を、所定言語に容易に戻すことができる。
第8の発明は、特に、第1〜第7のいずれかの発明において、前記所定要素は、前記被制御装置又は前記リモコン装置の複数の作動条件のうち、設定変更の対象として選択されている変更対象作動条件であり、前記要素設定変更部は、前記要素設定変更処理として、前記操作部の操作に応じて、前記変更対象作動条件を変更する処理を実行し、前記選択対象決定部は、前記候補項目として設定された複数の作動条件の中から、前記変更対象作動条件として選択可能な作動条件を、前記選択対象項目として決定する。
第7の発明によれば、作動条件として選択可能な選択対象項目を、候補項目として設定された複数の作動条件の中から決定することができる。そのため、リモコン装置を利用する使用者の利用形態に適合させて、或いは使用者の利用形態を制限するように、変更可能な作動条件の範囲を決定することができる。
第7の発明によれば、作動条件として選択可能な選択対象項目を、候補項目として設定された複数の作動条件の中から決定することができる。そのため、リモコン装置を利用する使用者の利用形態に適合させて、或いは使用者の利用形態を制限するように、変更可能な作動条件の範囲を決定することができる。
第9の発明は、特に、第8の発明において、所定の作動条件リセット要求に応じて、前記作動条件に関する設定を所定設定とする作動条件リセット処理を実行する作動条件リセット部を備えている。
第9の発明によれば、使用者によりランダムに変更された作動条件に関する設定を、所定設定に容易に戻すことができる。
第9の発明によれば、使用者によりランダムに変更された作動条件に関する設定を、所定設定に容易に戻すことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
[1.空調システムの構成]
図1は、本発明の第1の実施形態におけるリモコン装置が用いられた空調システムの構成を示している。図1に示した空調システムは、複数台の空調装置100(100a,100b,…,100n)、各空調装置100に接続されたリモコン装置1(1a,1b,…,1n)、各空調装置100と通信可能に接続された集中制御機器110、及び各空調装置100と接続されたゲートウェイ120を備えている。
図1は、本発明の第1の実施形態におけるリモコン装置が用いられた空調システムの構成を示している。図1に示した空調システムは、複数台の空調装置100(100a,100b,…,100n)、各空調装置100に接続されたリモコン装置1(1a,1b,…,1n)、各空調装置100と通信可能に接続された集中制御機器110、及び各空調装置100と接続されたゲートウェイ120を備えている。
各リモコン装置1は、接続された各空調装置100(本発明の被制御装置に相当する)を遠隔操作するためのものである。例えば、空調装置100aの使用者Pは、空調装置100aの運転開始及び停止、設定温度の変更等を、リモコン装置1aの表示部30を視認しながらスイッチ部50を操作して行うことができる。
集中制御機器110は、各空調装置100との間で通信を行うことによって、各空調装置100の運転状況をモニタリングすると共に、各空調装置100の作動条件の変更等を行う。また、集中制御機器110は、各空調装置100を経由して各リモコン装置1との間の通信も行い、各リモコン装置1の作動条件の変更等を行う。
ゲートウェイ120は、通信ネットワーク121を介して管理サーバー122と各空調装置100との間の通信を中継する。管理サーバー122は、集中制御機器110と同様に、各空調装置100との間で通信を行うことによって、各空調装置100の運転状況をモニタリングすると共に、各空調装置100の作動条件の変更等を行う。また、管理サーバー122は、各空調装置100を介して各リモコン装置1との間の通信も行い、各リモコン装置1の作動条件の変更等を行う。
[2.リモコン装置の構成]
次に、図2,3を参照して、リモコン装置1(1a〜1n)の構成について説明する。リモコン装置1a〜1nの構成は同様であるので、以下では、リモコン装置1と表記して構成を説明する。また、空調装置100a〜100nの構成も同様であるので、以下では、リモコン装置1による遠隔操作の対象を空調装置100と表記して構成を説明する。
次に、図2,3を参照して、リモコン装置1(1a〜1n)の構成について説明する。リモコン装置1a〜1nの構成は同様であるので、以下では、リモコン装置1と表記して構成を説明する。また、空調装置100a〜100nの構成も同様であるので、以下では、リモコン装置1による遠隔操作の対象を空調装置100と表記して構成を説明する。
図2はリモコン装置1の外観図であり、リモコン装置1は、表示部30及び操作部50を表面に備え、筐体内にスピーカー21及び回路基板2を備えている。表示部30には、空調装置100の運転条件、作動条件の設定状況等が表示される。
図2では、表示部30に、空調の設定温度31が表示され、また、変更可能な作動条件として、タイマー設定(タイマーON時間、タイマーOFF時間)32、空調モード(冷暖自動、暖房、ドライ、冷房、送風等)33、設定温度34、送風量35、及び風向36が表示された状態が例示されている。
操作部50は、リモコン装置1及び空調装置100の各種設定の変更等に使用される左矢印キー51、上矢印キー52、右矢印キー53、及び下矢印キー55と、表示部30における使用言語の切替えに使用される言語切替キー54と、空調装置100の運転と停止の指示等に使用される運転キー56とを備えている。なお、図2の状態で、使用者Pが左矢印キー51又は右矢印キー53を押圧操作することにより、表示部30に表示される作動条件が左右にスクロールして切り替わる。また、言語切替キー54は、本発明の言語切替スイッチに相当する。
図3は、リモコン装置1の制御ブロック図であり、回路基板2には、リモコン装置1の作動を制御する制御ユニット10と各種データを記憶する記憶部40とが実装されている。制御ユニット10は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、メモリ、各種インターフェース回路等により構成されている。
CPUは、メモリに保持されたリモコン装置1の制御用プログラムを実行することによって、リモコン装置1の作動を制御し、操作受付部11、外部要求受付部12、要素設定変更部13、選択対象決定部14、及び設定リセット部15として機能する。操作受付部11、外部要求受付部12、要素設定変更部13、選択対象決定部14、及び設定リセット部15の機能の詳細については後述する。
制御ユニット10は、表示部30、スピーカー21、通信部22、記憶部40、及び操作部50と接続されている。制御ユニット10から出力される制御信号により、表示部30の画面表示、及びスピーカー21からの出力音が制御される。また、操作部50の各キー51〜56の操作信号が制御ユニット10に入力される。各キー51〜56の操作信号は操作受付部11により受け付けられ、操作受付部11は、操作信号に基づいて、使用者により操作されているキーを認識する。
制御ユニット10は、通信部22を介して、集中制御機器110及び管理サーバー122との間で通信を行う。また、制御ユニット10は、記憶部40へのデータの書込みと記憶部40からのデータの読出しを行う。
記憶部40には、表示部30における使用言語として選択可能な言語(選択対象言語)を示す選択対象言語データ42、及び選択対象言語として登録可能な言語(候補言語)を示す候補言語データ41が保持されている。また、記憶部40には、空調装置100又はリモコンの作動条件として選択可能な項目(選択対象作動条件)を示す選択対象作動条件データ44、及び選択対象作動条件として指定可能な作動条件(候補作動条件)を示す候補作動条件データ43が保持されている。
さらに、記憶部40には、表示部30における使用言語及び空調装置100又はリモコン装置1の作動条件の初期設定(デフォルト設定)を示す初期設定データ45、及び現時点における使用言語及び作動条件の設定状況を示す現状設定データ46が保持されている。
ここで、図4は、候補言語データ41、選択対象言語データ42、初期設定データ45、及び現状設定データ46の設定例を示した説明図である。図4の例では、候補言語データ41に、日本語、日英併記、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポーランド語、ロシア語、及び中国語という10種類の言語が候補言語として登録されている。そして、選択対象言語データには、これらの10種類の候補言語の中から、日英併記、中国語、及び英語という3種類の言語が、使用言語として選択可能な選択対象言語として登録されている。また、初期設定データ45には、初期設定言語として日英併記が登録されている。
選択対象決定部14は、候補言語の中から選択対象言語を決定する対象項目決定処理を実行し、要素設定変更部13は、選択対象言語の中の1つを使用言語として設定する要素設定変更処理を実行する。要素設定変更部13は、現時点の使用言語(現状設定言語)を示すデータを現状設定データ46に含める。選択対象言語として登録された言語には、選択対象言語テーブル42aによりリストNo.が付与される。選択対象言語テーブル42aのデータは、選択対象言語データ42に含めて保持される。
次に、図5は、候補作動条件データ43、選択対象作動条件データ44、初期設定データ45、及び現状設定データ46の設定例を示した説明図である。図5の例では、候補作動条件データ43に、設定温度、運転モード切換、風速、風向、タイマー、省エネON/OFF、エコナビ(登録商標)ON/OFF、ナノイー(登録商標)ON/OFF、フィルターサインON/OFF、操作音、バックライト、及びコントラストという12の項目が、候補作動条件として登録されている。
そして、選択対象作動条件データ44には、これらの12項目の作動条件の中から、設定温度、運転モード切換、風速、風向、及びタイマーという5つの項目が、変更対象とする作動条件(変更対象作動条件)として選択可能な選択対象作動条件として登録されている。また、初期設定データ45には、各候補作動条件に関する初期データ(デフォルト値)が登録されている。
選択対象決定部14は、候補作動条件の中から選択対象作動条件を決定する対象項目決定処理を実行し、要素設定変更部13は、選択対象作動条件の中の1つを変更対象作動条件として設定する要素設定変更処理を実行する。要素設定変更部13は、各選択対象作動条件に関する現状の設置状況を示すデータを、現状設定データ46に含める。選択対象作動条件として登録された作動条件には、選択対象作動条件テーブル44aによりリストNo.が付与される。選択対象作動条件テーブル44aのデータは、選択対象作動条件データ44に含めて保持される。
[3.言語リストの構成処理]
図6に示したフローチャートに従って、選択対象言語テーブル42a(図4参照)により表される言語リストの構成処理について説明する。言語リストの構成処理は、選択対象決定部14により実行される。
図6に示したフローチャートに従って、選択対象言語テーブル42a(図4参照)により表される言語リストの構成処理について説明する。言語リストの構成処理は、選択対象決定部14により実行される。
選択対象決定部14は、図6のステップS1でリスト番号Lnをゼロにして、ステップS2に処理を進める。ステップS2において、選択対象決定部14は、選択対象言語データ42を参照して、日本語が選択対象言語に登録されているか否かを判断する。そして、選択対象決定部14は、日本語が選択対象言語に登録されているときはステップS20に処理を進め、現在のリスト番号(ここでは、「0」)に日本語を割り当てる。続くステップS21で、選択対象決定部14は、リスト番号をインクリメント(+1)し、ステップS3に処理を進める。一方、日本語が選択対象言語に登録されていないときには、選択対象決定部14は、ステップS2からステップS3に処理を進める。
ステップS3で、選択対象決定部14は、選択対象言語データ42を参照して、日英併記が選択対象言語に登録されているか否かを判断する。そして、選択対象決定部14は、日英併記が選択対象言語に登録されているときはステップS22に処理を進め、現在のリスト番号(ここでは、「1」)に日英併記を割り当てる。続くステップS22で、選択対象決定部14は、リスト番号をインクリメントし、ステップS4に処理を進める。一方、日英併記が選択対象言語に登録されていないときには、選択対象決定部14は、ステップS3からステップS4に処理を進める。
同様にして、選択対象決定部14は、中国語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポーランド語、及びロシア語についても、選択対象言語に登録されているか否かを判断し、登録されている場合にはリスト番号に順次割り当てる。
図6のフローチャートによる処理によって、図4に例示した選択対象言語テーブル42aが生成される。図4の例では、選択対象言語データ42に、日英併記、英語、及び中国語が登録されているため、選択対象言語テーブル42aにおいては、リスト番号0〜2に、日英併記、英語、及び中国語がそれぞれ割り当てられている。
[4.言語切替処理]
図7に示したフロチャートに従って、要素設定変更部13により実行される言語切替処理(本発明の要素設定変更処理に相当する)について説明する。要素設定変更部13は、図7のステップS30で、現状設定データ46及び選択対象言語テーブル42aを参照して、表示部の使用言語として設定されている言語に割り当てられてられたリスト番号である、現状リスト番号Ln_Aを取得する。
図7に示したフロチャートに従って、要素設定変更部13により実行される言語切替処理(本発明の要素設定変更処理に相当する)について説明する。要素設定変更部13は、図7のステップS30で、現状設定データ46及び選択対象言語テーブル42aを参照して、表示部の使用言語として設定されている言語に割り当てられてられたリスト番号である、現状リスト番号Ln_Aを取得する。
続くステップS31で、要素設定変更部13は、表示部30が待受画面状態(操作受付部11により、各キー51〜55の操作状況が受け付けられる状態)であるか否かを判断する。そして、要素設定変更部13は、表示部30が待受画面状態であるときはステップS32に処理を進め、表示部30が待受画面状態でないときにはステップS40に処理を進める。
続くステップS32で、要素設定変更部13は、言語切替キー54が4秒(本発明の所定時間に相当する)以上継続して押されたか否かを判断する。そして、要素設定変更部13は、言語切替キー54が4秒以上継続して押されたときは、ステップS50の「選択対象言語決定処理」(詳細は後述する)に処理を進め、言語切替キー54が4秒以上継続して押されなかったときにはステップS33に処理を進める。
ステップS33で、要素設定変更部13は、言語切替キー54が短時間(4秒未満)押されたか否かを判断する。そして、要素設定変更部13は、言語切替キー54が短時間押されたときはステップS34に処理を進め、言語切替キー54が短時間押されなかったときにはステップS31に処理を進める。
ステップS34で、要素設定変更部13は、現状リスト番号Ln_Aがリスト番号の最大値Ln_maxであるか否かを判断する。ここで、リスト番号の最大値Ln_maxは、選択対象言語テーブル42aに登録されているリストNo.の最大値である。選択対象言語テーブル42aにn個の選択対象言語が登録されている場合、Ln_maxはn−1となる。
そして、要素設定変更部13は、現状リスト番号Ln_AがLn_maxであるときは、ステップS35に処理を進めて現状リスト番号Ln_Aを「0」にし、ステップS36に処理を進める。一方、現状リスト番号Ln_AがLn_maxでないときには、要素設定変更部13は、ステップS51に処理を進めて現状リスト番号Ln_Aをインクリメント(+1)し、ステップS36に処理を進める。図4の例では、Ln_maxは2である。以下では、図4の選択対象言語テーブル42aが設定されている場合について説明する。
ステップS36で、要素設定変更部13は、現状リスト番号Ln_Aが「0」であるか否かを判断する。そして、要素設定変更部13は、現状リスト番号Ln_Aが「0」であるときは、ステップS52に処理を進めて表示言語を「日英併記」(リスト番号0が割り当てられた言語)に設定して、処理をステップS39に進める。
一方、現状リスト番号Ln_Aが「0」でないときには、要素設定変更部13は、ステップS37に処理を進めて、現状リスト番号Ln_Aが「1」であるか否かを判断する。そして、要素設定変更部13は、現状リスト番号Ln_Aが「1」であるときは、ステップS53に処理を進めて表示言語を「英語」に設定し、ステップS39に処理を進める。
また、現状リスト番号Ln_Aが「1」でないとき(この場合は、Ln_Aは「2」になる)には、要素設定変更部13は、ステップS38に処理を進めて表示言語を「中国語」に設定し、ステップS38に処理を進める。そして、ステップS39で、要素設定変更部13は、設定した表示言語により、表示部30の画面表示を行う。
図7のフローチャートによる「言語切替処理」の実行により、図8に示したように、使用者Pが言語切替キー54を短時間押す毎に、表示部30における表示言語が、日英併記画面70→英語画面71→中国語画面72→日英併記画面70→…と順次切り替わる。そのため、使用者Pは、言語切替キー54を押すのみという極めて簡易な操作により、表示部30の表示言語を容易に変更することができる。また、要素設定変更部13は、表示画面を切替えた時に、表示画面の左上75に切り替えた言語名を表示する。
[5.選択対象言語決定処理]
次に、図9に示したフローチャートに従って、選択対象決定部14により実行される選択対象言語決定処理(本発明の選択対象決定処理に相当する)について説明する。選択対象決定部14は、図9のステップS60で、表示部30の画面を、選択対象言語決定画面にする。ここで、図10に示したように、選択対象言語決定画面80には候補言語の一覧80aが表示される。
次に、図9に示したフローチャートに従って、選択対象決定部14により実行される選択対象言語決定処理(本発明の選択対象決定処理に相当する)について説明する。選択対象決定部14は、図9のステップS60で、表示部30の画面を、選択対象言語決定画面にする。ここで、図10に示したように、選択対象言語決定画面80には候補言語の一覧80aが表示される。
続くステップS61で、選択対象決定部14は、使用者による上矢印キー52又は下矢印キー55の押し操作に応じて、候補言語の中のいずれか1つを選択する。また、候補画像の一覧80aの上端又は下端の候補画像が選択された状態で、上矢印キー52又は下矢印キー55が押し操作されたときには、選択対象決定部14は、一覧80aを上下方向にスクロールさせて、表示する候補言語を変更する。図10では、日本語が選択されている状態を示しており、選択されていることを示す外枠80b、及び選択対象言語への登録と登録解除を指定するための登録ボタン80cが表示されている。
選択対象決定部14は、使用者による左矢印キー51の押し操作に応じて、選択されている候補言語を選択対象言語に登録し、また、右矢印キー53の押し操作に応じて、選択されている候補言語の選択対象言語への登録を解除する。図10では、選択対象言語に登録された状態をチェック記号で示し、選択対象言語に登録されていない状態を「−」で示している。
続くステップS61で、選択対象決定部14は、使用者いよる登録又は登録解除の操作に応じて、候補言語の中から選択対象言語を決定する。そして次のステップS62で、選択対象決定部14は、決定した選択対象言語について、選択対象言語テーブル42aによる言語リストを再構成する。
[6.選択対象作動条件決定処理]
次に、図11を参照して、選択対象決定部14により実行される選択対象作動条件決定処理(本発明の選択対象決定処理に相当する)について説明する。選択対象決定部14は、表示部30が待受画面を表示した状態であるときに、使用者により言語切替キー54、下矢印キー55、及び右矢印キー53が同時に所定時間(例えば4秒)以上継続して押された場合に、表示部30にメンテナンス機能画面90を表示する。
次に、図11を参照して、選択対象決定部14により実行される選択対象作動条件決定処理(本発明の選択対象決定処理に相当する)について説明する。選択対象決定部14は、表示部30が待受画面を表示した状態であるときに、使用者により言語切替キー54、下矢印キー55、及び右矢印キー53が同時に所定時間(例えば4秒)以上継続して押された場合に、表示部30にメンテナンス機能画面90を表示する。
選択対象決定部14は、メンテナンス機能画面90に、空調装置100及びリモコン装置1に関する各種のメンテナンス項目(本発明の候補作動条件に相当する)の一覧90aを表示する。そして、選択対象決定部14は、使用者Pによる上矢印キー52又は下矢印キー55の押し操作に応じて、いずれか1つのメンテナンス候補を選択する。
また、メンテナンス項目の一覧90aの上端又は下端の候補画像が選択された状態で、上矢印キー52又は下矢印キー55が押し操作されたときには、選択対象決定部14は、一覧90aを上下方向にスクロールさせて、表示するメンテナンス項目を変更する。選択対象決定部14は、選択されているメンテナンス項目に外枠90bを表示する。図11では、「8.初期設定」が選択されている状態を示している。
選択対象決定部14は、「8.初期設定」が選択された状態で、操作受付部11により運転キー56の操作(選択確定操作)が受付けられたときに、表示部30を初期設定画面30に切り替える。また、操作受付部11により言語切替キー54の操作(画面の閉操作)が受け付けられたときに、選択対象決定部14は、表示部30を待受画面に戻す。
選択対象決定部14は、初期設定画面30に、リモコン装置1により設定可能な要素の一覧91を表示する。そして、選択対象決定部14は、使用者Pによる上矢印キー52又は下矢印キー55の押し操作に応じて、表示する要素を上下方向にスクロールさせて、選択されている要素を切り替える。選択対象決定部14は、選択されている要素に外枠91bを表示する。図11では、「2.操作項目」が選択されている状態を示している。
選択対象決定部14は、「2.操作項目」が選択された状態で、運転キー56の操作(選択確定操作)が受付けられたときに、表示部30を操作項目画面92に切り替える。また、操作受付部11により言語切替キー54の操作(戻り操作)が受け付けられたときに、選択対象決定部14は、表示部30を初期設定画面91に戻す。
選択対象決定部14は、操作項目画面92に、リモコン装置1において設定操作が可能な作動条件(候補作動条件)の一覧92aを表示する。そして、選択対象決定部14は、操作受付部11により上矢印キー52又は下矢印キー55の操作が受け付けられたときに、選択される項目を上下方向に切替え、また、選択される項目が上端又は下端に達したときには、表示する項目をスクロールさせて切り替える。
選択対象決定部14は、選択されている候補作動条件の設定ボックス92cの両側に矢印を表示する。そして、操作受付部11により左矢印キー51の操作が受け付けられたときに、選択対象決定部14は、選択されている候補作動条件を選択対象作動条件として登録する(図5参照)。また、操作受付部11により右矢印キー53の操作が受け付けられたときに、選択対象決定部14は、選択されている候補作動条件を選択対象作動条件から除外(登録解除)する。
以上説明した選択対象決定部14による処理によって、使用者は、複数の候補作動条件(図5では10項目の候補作動条件を例示)の中から、リモコン装置1により選択して設定状態を変更することができる選択対象作動条件(図5では5項目の選択対象運転条件を例示)を決定することができる。
[7.要素設定のリセット]
次に、設定リセット部15により実行される要素設定のリセットに関する処理について説明する。設定リセット部15は、表示部30の表示が待受画面であるときに、左矢印キー51と右矢印キー53が同時に所定時間(例えば4秒)以上操作された場合に、現時点で設定されている使用言語及び各作動条件の設定状況を初期設定データ45に書き込んで、初期設定データ45を更新する(初期設定変更処理)。なお、リモコン装置1の工場出荷時には、初期設定データ45には予め設定された使用言語及び候補作動条件の設定を示すデータが書き込まれている。
次に、設定リセット部15により実行される要素設定のリセットに関する処理について説明する。設定リセット部15は、表示部30の表示が待受画面であるときに、左矢印キー51と右矢印キー53が同時に所定時間(例えば4秒)以上操作された場合に、現時点で設定されている使用言語及び各作動条件の設定状況を初期設定データ45に書き込んで、初期設定データ45を更新する(初期設定変更処理)。なお、リモコン装置1の工場出荷時には、初期設定データ45には予め設定された使用言語及び候補作動条件の設定を示すデータが書き込まれている。
また、設定リセット部15は、表示部30の表示が待ち受け画面であるときに、言語切替キー54と運転キー56が同時に所定時間(例えば4秒)以上操作された場合に、初期設定データ45に登録された言語を使用言語に設定すると共に、初期設定データ45に登録された各候補作動条件の設定を、現状の各候補条件の設定にする(要素設定リセット処理)。
このように、操作部50の操作によって、使用言語及び各作動条件の設定をリセットして、初期設定データ45に登録された状態に戻すことができる。そのため、例えば、空調装置100及びリモコン装置1が宿泊施設に設置され、宿泊者が任意に使用言語や作動条件(設定温度、空調モード等)を変更した場合に、宿泊施設のハウスキーパー等は、リモコン装置1を操作して、使用言語及び作動条件を初期設定データ45に登録された設定に容易に戻すことができる。
[8.外部装置からの操作]
要素設定変更部13は、通信部22を介して集中制御機器110又は管理サーバー122から、言語切替処理の実行を指示するデータを受信した場合も言語切替処理を実行する。この構成によれば、例えば、空調装置100及びリモコン装置1が宿泊施設に設置されている場合であって、宿泊者の使用言語が既知であるときに、宿泊施設のフロントに備えられた集中制御機器110或いは宿泊予約サイトの管理サーバー122等からの遠隔操作によって、リモコン装置1における使用言語を宿泊者の使用言語に設定することができる。
要素設定変更部13は、通信部22を介して集中制御機器110又は管理サーバー122から、言語切替処理の実行を指示するデータを受信した場合も言語切替処理を実行する。この構成によれば、例えば、空調装置100及びリモコン装置1が宿泊施設に設置されている場合であって、宿泊者の使用言語が既知であるときに、宿泊施設のフロントに備えられた集中制御機器110或いは宿泊予約サイトの管理サーバー122等からの遠隔操作によって、リモコン装置1における使用言語を宿泊者の使用言語に設定することができる。
また、選択対象決定部14は、通信部22を介して集中制御機器110又は管理サーバー122から、選択対象言語の決定を指示するデータを受信したときにも選択対象言語決定処理を実行する。この構成によれば、例えば、空調装置100及びリモコン装置1が宿泊施設に設定されている場合であって、宿泊者の国籍がある程度想定できる場合に、宿泊施設のフロントに備えられた集中制御機器110或いは宿泊予約サイトの管理サーバー122等からの遠隔操作によって、リモコン装置1における使用言語を選択範囲を限定し、これにより言語の選択操作を容易にすることができる。
また、選択対象決定部14は、通信部22を介して集中制御機器110又は管理サーバー122から、選択対象作動条件の決定を指示するデータを受信したときにも選択対象決定処理を実行する。この構成によれば、例えば、空調装置100及びリモコン装置1が宿泊施設に設定されている場合に、宿泊者に設定変更を許可する作動条件の項目を制限することができる。これにより、例えば、リモコン装置1の使用に不慣れな宿泊者によって、作動条件が不適切に設定されることを回避することができる。
また、設定リセット部15は、通信部22を介して集中制御機器110又は管理サーバー122から、初期設定の変更を指示するデータを受信したときにも、初期設定変更処理を実行する。なお、この場合、現状の使用言語ではなく、受信したデータにより指示された言語を初期設定データ45に登録するようにしてもよい。
また、設定リセット部15は、通信部22を介して集中制御機器110又は管理サーバー122から、要素設定のリセットを指示するデータを受信したときにも、要素設定リセット処理を実行する。この構成によれば、例えば、空調装置100及びリモコン装置1が宿泊施設の各部屋に設置されている場合に、集中制御機器110又は管理サーバー122から各部屋のリモコン装置1に対して、要素設定のリセットを指示するデータを送信することによって、各部屋のリモコン装置1の各要素(使用言語、作動条件)の設定を初期値に戻すことできる。この場合は、ハウスキーパー等が各部屋を回って、各部屋のリモコン装置1の要素の設定を規定値に戻す作業を不要にすることができる。
[9.その他]
上記実施形態では、リモコン装置1が通信部22を備えて、集中制御機器110及び管理サーバー122との間で通信を行ったが、集中制御機器110と管理サーバー122とのうちのいずれか一方のみと通信を行う構成としてもよい。また、通信部22及び外部要求受付部12を備えず、操作受付部11により操作部50の操作のみを受け付ける構成としてもよい。
上記実施形態では、リモコン装置1が通信部22を備えて、集中制御機器110及び管理サーバー122との間で通信を行ったが、集中制御機器110と管理サーバー122とのうちのいずれか一方のみと通信を行う構成としてもよい。また、通信部22及び外部要求受付部12を備えず、操作受付部11により操作部50の操作のみを受け付ける構成としてもよい。
また、上記実施形態では、本発明の被制御装置又はリモコン装置に関する所定要素として、表示部における使用言語及び被制御装置又はリモコン装置の作動条件を示したが、使用言語及び作動条件のいずれか一方のみを所定要素として扱ってもよく、他の変更対象を所定要素としてもよい。
また、上記実施形態では、空調装置100を被制御装置とするリモコン装置1を示したが、本発明のリモコン装置はこれに限られず、給湯装置や照明装置等の他の種類の装置を被制御装置とするリモコン装置についても、本発明の適用が可能である。
また、上記実施形態では、リモコン装置1に設定リセット部15を備えて、初期設定変更処理及び要素設定リセット処理を行ったが、設定リセット部15を備えない場合にも、本発明の効果を得ることができる。
以上のように、本発明に係るリモコン装置は、使用者の特性や好みに合わせて所定要素の選択範囲を変更することが可能となるので、空調装置、給湯装置等の種々の被制御装置を遠隔操作する用途に適用できる。
1 リモコン装置
2 回路基板
11 操作受付部
12 外部要求受付部
13 要素設定変更部
14 選択対象決定部
15 設定リセット部
21 スピーカー
22 通信部
30 表示部
40 記憶部
41 候補言語データ
42 選択対象言語データ
43 候補作動条件データ
44 選択対象作動条件データ
45 初期設定データ
46 現状設定データ
50 操作部
51 左矢印キー
52 上矢印キー
53 右矢印キー
54 言語切替キー(言語切替スイッチ)
55 下矢印キー
56 運転キー
100 空調装置
110 集中制御機器
122 管理サーバー
2 回路基板
11 操作受付部
12 外部要求受付部
13 要素設定変更部
14 選択対象決定部
15 設定リセット部
21 スピーカー
22 通信部
30 表示部
40 記憶部
41 候補言語データ
42 選択対象言語データ
43 候補作動条件データ
44 選択対象作動条件データ
45 初期設定データ
46 現状設定データ
50 操作部
51 左矢印キー
52 上矢印キー
53 右矢印キー
54 言語切替キー(言語切替スイッチ)
55 下矢印キー
56 運転キー
100 空調装置
110 集中制御機器
122 管理サーバー
Claims (9)
- 被制御装置を遠隔操作するリモコン装置であって、
使用者により操作される操作部と、
前記被制御装置又は前記リモコン装置に関する所定要素を、前記操作部の操作に応じて変更する要素設定変更処理を実行する要素設定変更部と、
所定の選択範囲指定要求に応じて、予め設定された複数の候補項目の中から、前記要素設定変更処理において前記所定要素として選択可能な選択対象項目を決定する選択対象決定処理を実行する選択対象決定部と
を備えていることを特徴とするリモコン装置。 - 表示部を備え、
前記選択範囲指定要求は、前記操作部による、前記表示部に表示された前記候補項目の中からの前記選択対象項目の指定操作であることを特徴とする請求項1記載のリモコン装置。 - 外部装置との間で通信を行う通信部を備え、
前記選択範囲指定要求は、前記通信部による、前記外部装置から送信された前記選択対象項目を指定する選択対象項目指定データの受信であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のリモコン装置。 - 前記所定要素は、前記リモコン装置における使用言語であり、
前記要素設定変更部は、前記要素設定変更処理として、前記操作部の操作に応じて前記使用言語を変更する処理を実行し、
前記選択対象決定部は、前記選択対象決定処理として、前記候補項目として設定された複数の言語の中から、前記要素設定変更処理において前記使用言語として選択可能な言語を前記選択対象項目として決定する
ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載のリモコン装置。 - 前記操作部は、前記要素設定変更処理において前記使用言語を変更するための言語切替スイッチを、専用に備えていることを特徴とする請求項4に記載のリモコン装置。
- 前記選択対象決定部は、前記言語切替スイッチが所定時間以上継続して操作された場合に、前記選択対象決定部による前記選択対象決定処理の実行が不能な選択対象固定モードから、前記選択対象決定部による前記選択対象決定処理の実行が可能な選択対象可変モードに切り替えることを特徴とする請求項5記載のリモコン装置。
- 所定の使用言語リセット要求に応じて、前記使用言語を所定言語とする使用言語リセット処理を実行する使用言語設定リセット部を備えていることを特徴とする請求項4から請求項6のうちいずれか1項に記載のリモコン装置。
- 前記所定要素は、前記被制御装置又は前記リモコン装置の複数の作動条件のうち、設定変更の対象として選択されている変更対象作動条件であり、
前記要素設定変更部は、前記要素設定変更処理として、前記操作部の操作に応じて、前記変更対象作動条件を変更する処理を実行し、
前記選択対象決定部は、前記候補項目として設定された複数の作動条件の中から、前記変更対象作動条件として選択可能な作動条件を、前記選択対象項目として決定する
ことを特徴とする請求項1から請求項7のうちいずれか1項に記載のリモコン装置。 - 所定の作動条件リセット要求に応じて、前記作動条件に関する設定を所定設定とする作動条件リセット処理を実行する作動条件リセット部を備えていることを特徴とする請求項8に記載のリモコン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017121656A JP2019009535A (ja) | 2017-06-21 | 2017-06-21 | リモコン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017121656A JP2019009535A (ja) | 2017-06-21 | 2017-06-21 | リモコン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019009535A true JP2019009535A (ja) | 2019-01-17 |
Family
ID=65029846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017121656A Pending JP2019009535A (ja) | 2017-06-21 | 2017-06-21 | リモコン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019009535A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7537985B2 (ja) | 2020-03-24 | 2024-08-21 | 清水建設株式会社 | 連携システム及び連携制御方法 |
-
2017
- 2017-06-21 JP JP2017121656A patent/JP2019009535A/ja active Pending
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