JP2019007583A - Pipe end sealing plug - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、管端部に挿入して流体の流出を阻止するための管端封止プラグに関するものである。 The present invention relates to a tube end sealing plug that is inserted into a tube end portion to prevent outflow of fluid.
一般に、建物の各種配管の漏水等の有無を検査する際、管端封止プラグを用いて蛇口などの各種設備につながる管端を封止した状態で、配管内に水や空気を供給して、配管からの水や空気の漏れがあるか否かを確認するようにしている。 In general, when inspecting various pipes in a building for water leaks, supply pipes with water and air to the pipes with pipe ends connected to various facilities such as faucets using pipe end sealing plugs. In this case, it is checked whether there is water or air leakage from the piping.
管端封止プラグとして、例えば特許文献1は、軸長ボルト101の軸に、パイプ102よりも小径の弾性円筒103と圧縮用円筒104とを挿通し、軸長ボルト101にナット105を螺合した構造の止水栓を開示している。この止水栓は、ナット105を回転させて弾性円筒103を圧縮することにより、弾性円筒103を外方に膨張させてパイプ102の内壁に固定するようにしている。
As a tube end sealing plug, for example, in
さらに、特許文献1の止水栓は、鎖106を介して軸長ボルト101に金属環107を連結し、この金属環107をパイプ102に外挿したものである。これにより、軸長ボルト101及び鎖106を介して金属環107を引っ張ったとき、金属環107をパイプ102の外壁に係止するようになっており、止水栓がパイプ102の水圧によって飛び出すのを防止する。
Further, the water faucet of
ところが、特許文献1の止水栓は、水圧によって飛び出そうとする際に、金属環が傾いてパイプに引っ掛かるものの、その金属環は、単に、パイプに緩やかに外挿しただけのものである。このような構造の止水栓は、自力で水圧に耐えている状態では、金属環を強く傾ける力が作用せず、金属環が直に外力を受けるなどしてパイプから容易に外れることが考えられる。
However, in the water stopcock of
これにより、特許文献1の止水栓では、金属環がパイプから外れた後に、止水栓に過度の水圧が作用することにより、あるいは、金属環がパイプに外挿されたままであったとしても、止水栓の抜け出しが数回に分けて生じて、金属環がパイプから徐々に外れることにより、止水栓の飛び出しを生じるおそれがある。
Thereby, in the stop cock of
本発明は、流体圧による管端からの飛び出しを確実に防止することのできる管端封止プラグの提供を目的とする。 An object of this invention is to provide the pipe end sealing plug which can prevent reliably the jumping out from the pipe end by fluid pressure.
上記目的を達成するために、本発明に係る管端封止プラグは、管端部に挿入して流体の流出を阻止するものであり、管内面に密着して封止するシール部と、管内面に接触して摩擦力を得るグリップ部とを備え、そのグリップ部が、流体を通過させる流体通路を有すると共に、管端側から見て流路方向でシール部よりも奥側に配置されるものである。 In order to achieve the above object, a pipe end sealing plug according to the present invention is inserted into a pipe end part to prevent the outflow of fluid, and a seal part tightly sealing the inner surface of the pipe, A grip portion that contacts the surface and obtains a frictional force, and the grip portion has a fluid passage that allows fluid to pass therethrough, and is disposed behind the seal portion in the flow path direction when viewed from the tube end side. Is.
上記構成によれば、シール部とは別に、流体通路を有するグリップ部を備えるので、このグリップ部が、管内の流体圧によって押されることなく、管内面に接触して摩擦力を得ることができ、管端封止プラグの抜け出しに対する抵抗を高めることができる。しかも、グリップ部をシール部よりも奥側に配置するので、シール部に作用する流体圧によって管端封止プラグが押し動かされたとしても、シール部が管端の外方に押し出された後は、グリップ部の流体通路から流体圧を逃がすことができ、グリップ部を管端部に残して、管端封止プラグの飛び出しを防止することができる。 According to the above configuration, since the grip portion having the fluid passage is provided in addition to the seal portion, the grip portion can be brought into contact with the inner surface of the tube without being pressed by the fluid pressure in the tube, thereby obtaining a frictional force. In addition, it is possible to increase the resistance against the pipe end sealing plug coming out. Moreover, since the grip portion is disposed on the back side of the seal portion, even if the pipe end sealing plug is pushed and moved by the fluid pressure acting on the seal portion, the seal portion is pushed out of the pipe end. The fluid pressure can be released from the fluid passage of the grip part, and the grip part can be left at the pipe end part to prevent the pipe end sealing plug from popping out.
また、シール部及びグリップ部を有するゴムリングと、このゴムリングを流路方向に狭圧して径方向に膨らませる一対の狭圧部材とを設けた構成としてもよい。 Moreover, it is good also as a structure which provided the rubber ring which has a seal part and a grip part, and a pair of narrow pressure member which narrows this rubber ring to a flow path direction, and expands it to radial direction.
この構成によると、シール部及びグリップ部をゴムリングとして一体に形成するので、これを狭圧部材で狭圧することにより、シール部を管内面に密着させて封止すると共に、グリップ部を管内面に接触させて摩擦力を得ることができる。しかも、シール部及びグリップ部を共通の狭圧操作で膨らませるので、シール部及びグリップ部を所定の形状に設定しておくだけで、シール部に求められる密着性と、グリップ部に求められる摩擦力とを好適なバランスに設定することができる。 According to this configuration, since the seal portion and the grip portion are integrally formed as a rubber ring, the seal portion is tightly sealed to the inner surface of the tube by sealing with the narrow pressure member, and the grip portion is sealed to the inner surface of the tube. The frictional force can be obtained by contacting the surface. Moreover, since the seal portion and the grip portion are inflated by a common narrow pressure operation, the adhesiveness required for the seal portion and the friction required for the grip portion can be obtained simply by setting the seal portion and the grip portion to a predetermined shape. Force can be set to a suitable balance.
なお、ゴムリングを流路方向に狭圧して膨らませるだけでなく、楔の原理を用いるなどして、ゴムリングを直接に径方向外向きに押し広げるようにしてもよく、さらに、シール部及びグリップ部を別体に形成して、それぞれを個別の操作によって膨らませるようにしてもよい。 The rubber ring may not only be squeezed and expanded in the direction of the flow path, but the rubber ring may be directly expanded outward in the radial direction by using the wedge principle, etc. You may make it form a grip part separately and inflate each by separate operation.
また、グリップ部は、その外周部を、管内面に接触する突出部と流体通路とを周方向に交互に配置してなる歯車状に形成し、突出部をシール部よりも径方向外側に突出する大きさに設定したものであってもよい。 In addition, the grip portion is formed in a gear shape formed by alternately arranging protrusions and fluid passages in contact with the inner surface of the pipe in the circumferential direction, and the protrusion protrudes radially outward from the seal portion. You may set to the magnitude | size to do.
この構成によると、グリップ部を歯車状として、突出部と流体通路とを交互に配置するので、管内面に対して全体として均一に接触させつつ、その接触圧を突出部に集中させることができ、接触圧による突出部の変形量を増大させて、安定した接触状態を得ることができる。しかも、突出部をシール部よりも径方向外側に突出する大きさに設定するので、グリップ部に作用する摩擦力を高めて、管端封止プラグの飛び出しをより確実に防止することができる。 According to this configuration, since the grip portion is in the shape of a gear and the protrusions and the fluid passages are alternately arranged, the contact pressure can be concentrated on the protrusion while uniformly contacting the inner surface of the pipe as a whole. By increasing the amount of deformation of the protrusion due to the contact pressure, a stable contact state can be obtained. In addition, since the protruding portion is set to a size that protrudes radially outward from the seal portion, it is possible to increase the frictional force acting on the grip portion and more reliably prevent the tube end sealing plug from popping out.
以上のとおり、本発明によると、各種配管に挿入して流体の流出を阻止する管端封止プラグに、シール部とは別に、流体通路を有するグリップ部を設けて、このグリップ部をシール部よりも流路方向で奥側に配置している。これにより、流体圧を受ける管端封止プラグが押し動かされたとしても、シール部が管端の外方に押し出された後は、グリップ部の流体通路から流体圧を逃がすことができ、管端部に残ったグリップ部により、管端封止プラグの飛び出しを防止することができる。 As described above, according to the present invention, a grip portion having a fluid passage is provided separately from a seal portion on a pipe end sealing plug that is inserted into various pipes to prevent outflow of fluid. It arrange | positions in the back | inner side in the flow-path direction. As a result, even if the tube end sealing plug that receives fluid pressure is pushed and moved, after the seal portion is pushed out of the tube end, the fluid pressure can be released from the fluid passage of the grip portion. The grip portion remaining at the end can prevent the tube end sealing plug from popping out.
以下、本発明に係る管端封止プラグを実施するための形態について、図面を用いて説明する。 Hereinafter, the form for implementing the pipe end sealing plug concerning the present invention is explained using a drawing.
図1及び図2に示すように、管端封止プラグ1は、例えば、建物の水道管や排水管などの各種配管に水や空気を供給して、その漏れがあるか否かを確認して配管の漏水検査をする際に、蛇口などの各種設備につながる管端を封止するためのものであり、ゴムリング2の外周部にシール部3及びグリップ部4を形成し、そのゴムリング2と一対の狭圧部材5、6とをボルト7及び蝶ナット8を介して一体化した構造とされる。
As shown in FIGS. 1 and 2, the pipe
この管端封止プラグ1は、シール部3よりもグリップ部4を奥側に位置させるように管端部9に挿入した後、蝶ナット8を締めて、狭圧部材5、6でゴムリング2を流路方向に狭圧することにより、ゴムリング2を径方向に膨らませて、シール部3を管端部9の内面に密着させてシールすると共に、グリップ部4を管端部9の内面に接触させて抜け出しに抵抗する摩擦力を得て、管端部9からの流体の流出を阻止して封止するようになっている。
This tube
ゴムリング2は、その外径が管端部9の内径よりもわずかに小径で、内縁側が頂点で外縁側が底辺の断面略三角形のリング状とされ、その中央穴が狭圧部材5、6によって閉塞される。ゴムリング2の奥側及び手前側のテーパー面10、11が狭圧部材5、6で流路方向に押圧されることにより、径方向に作用する分力を受けると共に、流路方向への圧縮に伴う径方向の伸びを生じて、ゴムリング2が径方向に膨らむ。
The
シール部3は、断面略半円状でゴムリング2の周方向に連続する突条とされ、その頂部が管端部9の内面に密着することにより、抜け出しに抵抗する摩擦力を得つつ、管内面との間をシールして管端部9を封止する。
The
グリップ部4は、断面略長方形で、管端部9の内面に接触する突出部12と管内の流体を通過させる流体通路13とを周方向に交互に配置してなる歯車状とされ、管端側から見て流路方向でシール部3よりも奥側に間隔をあけて形成される。このグリップ4は、突出部12をシール部3よりも径方向外側に突出する大きさに設定され、その頂部が管端部9の内面に圧接されることにより、流体通路13から流体圧を逃がしつつ、管内面との間に摩擦力を得て管端部9からの抜け出しに抵抗する。
The
狭圧部材5、6は、中央にボルト孔14、15を有する例えば金属製の円盤状とされて、ゴムリング2を介在させつつボルト7及び蝶ナット8によって一体化され、手前側から蝶ナット8を締めることにより、周方向に連続するテーパー部16、17でゴムリング2のテーパー面10、11を押圧するようになっている。
The
奥側の狭圧部材5は、管端部9の内径よりもわずかに小径とされ、その周縁部にテーパー部16が形成されている。手前側の狭圧部材6は、管端部9の外径とほぼ同じ外径に設定され、その周縁部に管端部9の端面に当接させる鍔部18が形成されると共に、その内側にテーパー部17が形成されている。なお、図中、19、20はワッシャーであり、21はボルト7の狭圧部材5に対する回り止め部である。
The
上記構成によれば、図3に示すように、ボルト7及び蝶ナット8を用いてゴムリング2を介在させつつ狭圧部材5、6を一体化して管端封止プラグ1を構成するので、管端部9に挿入した後、蝶ナット8を締めることにより、ゴムリング2を狭圧部材5、6で狭圧して径方向に膨らませることができる。これにより、シール部3を管端部9の内面に密着させてシールすると共に、グリップ部4を管端部9の内面に圧接させて抜け出しに抵抗する摩擦力を得ることができ、管内の流体圧22に抵抗して、管端部9からの流体の流出を阻止して封止することができる。
According to the above configuration, as shown in FIG. 3, the tube
さらに、図4に示すように、シール部3よりもグリップ部4を奥側に配置するので、流体圧22によって管端封止プラグ1が押し動かされて、そのシール部3が管端から押し出されたとしても、管端部9に残ったグリップ部4により、管端封止プラグ1の抜け出しに抵抗することができる。しかも、シール部3が管端から押し出された後は、グリップ部4の流体通路13から流体圧22を逃がして、その後の移動を阻止することができ、管端封止プラグ1の飛び出しを防止することができる。
Further, as shown in FIG. 4, the
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において、適宜変更を加えることができる。例えば、グリップ部は、突出部12と流体通路13とを交互に配置して歯車状に形成する代わりに、外周縁よりも内側に孔を形成して、これを流体通路とすることもできる。また、ゴムリング2を狭圧するには、蝶ナット8を締める代わりに、狭圧部材5、6の間隔を狭めるレバーなどを設けてもよい。また、ゴムリング2は、流路方向に狭圧することなく、直接に径方向に力を加えて押し広げるようにしてもよい。また、シール部3及びグリップ部4を有するゴムリング2を設ける代わりに、シール部とグリップ部とを別体に形成してもよい。
In addition, this invention is not limited to said embodiment, A change can be suitably added within the scope of the present invention. For example, instead of forming the
1 管端封止プラグ
2 ゴムリング
3 シール部
4 グリップ部
5、6 狭圧部材
7 ボルト
8 蝶ナット
9 管端部
10、11 テーパー面
12 突出部
13 流体通路
14、15 ボルト孔
16、17 テーパー部
18 鍔部
19、20 ワッシャー
21 回り止め部
22 流体圧
DESCRIPTION OF
Claims (3)
Priority Applications (1)
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JP2017124940A JP6762617B2 (en) | 2017-06-27 | 2017-06-27 | Tube end sealing plug |
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Cited By (1)
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EP3868656A1 (en) * | 2020-02-19 | 2021-08-25 | Safran Landing Systems UK Ltd | Aircraft landing gear assembly |
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2017
- 2017-06-27 JP JP2017124940A patent/JP6762617B2/en active Active
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