JP2019007423A - Tail pipe - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両の排ガスを排出するテールパイプに関する。 The present invention relates to a tail pipe that exhausts exhaust gas from a vehicle.
車両におけるエンジン排ガスは高温で水蒸気を含んでおり、排ガス通路において排ガス温度が低下することで凝縮水が生じる場合がある。 Engine exhaust gas in a vehicle contains water vapor at high temperature, and condensed water may be generated due to a decrease in exhaust gas temperature in the exhaust gas passage.
特許文献1では、消音用のサブマフラーの手前に排ガス通路が一旦下方に曲がった後、上方に曲がるU字状の湾曲部を有し、サブマフラーは下流側が高くなるように傾斜している。そこで、サブマフラーの湾曲部に近い場所(比較的低い場所)に水抜き穴を設け、湾曲部の底部に溜まる凝結水を排出し、水位が所定以上にならないようにしている。 In Patent Document 1, the exhaust gas passage once bends downward before the muffler sub-muffler, and then has a U-shaped curved portion that bends upward. The sub-muffler is inclined so that the downstream side becomes higher. Therefore, a water drain hole is provided in a place (relatively low place) near the curved portion of the sub muffler to discharge condensed water accumulated at the bottom of the curved portion so that the water level does not exceed a predetermined level.
ここで、排ガス通路の最終端に設けられるテールパイプにおいても、上方に向けて曲がる湾曲部を設ける場合がある。例えば、バンパーバッフルが比較的高い位置にあるとき、テールパイプがまっすぐであるとここから吐出された排ガスがバンパーバッフルに直接当たり、騒音性能が悪化したり、バンパーバッフルの温度上昇によってバンパーの溶損が発生したりすることが考えられる。このため、テールパイプに湾曲部を設け終端位置を高くする構造が採用される場合がある。 Here, the tail pipe provided at the final end of the exhaust gas passage may be provided with a curved portion that bends upward. For example, when the bumper baffle is at a relatively high position, if the tail pipe is straight, the exhaust gas discharged from the tail pipe directly hits the bumper baffle, and noise performance deteriorates, or the bumper baffle temperature increases and the bumper melts down. May occur. For this reason, there is a case where a structure in which a curved portion is provided in the tail pipe to increase the end position is employed.
テールパイプの終端位置を高くすると、テールパイプから排水し難くなり、テールパイプ内およびその上流側における水位が高くなって、ガスの流れにより異音が発生したり、凍結してパイプが閉塞したりするなどの問題が発生しやすい。 If the end position of the tail pipe is raised, it will be difficult to drain from the tail pipe, the water level in the tail pipe and the upstream side will become high, and abnormal noise will be generated due to the gas flow, and the pipe will close due to freezing. It is easy for problems to occur.
本発明は、湾曲部を有しても、凝結水を排水しやすいテールパイプを提供することを目的とする。 An object of this invention is to provide the tail pipe which has a curved part and is easy to drain condensed water.
本発明に係るテールパイプは、排ガスを導く排ガス通路の終端部に設けられるテールパイプであって、テールパイプは、その中間部に下流側に向けて上方に湾曲する湾曲部を有することで、湾曲部の下流側の位置が上流側に比べ高く設定されており、テールパイプの湾曲部から終端までの底部には、下方に膨出し、テールパイプの幅より幅が小さく、軸方向に伸びる溝が設けられる。 A tail pipe according to the present invention is a tail pipe provided at a terminal portion of an exhaust gas passage that guides exhaust gas, and the tail pipe has a curved portion that curves upward toward the downstream side at an intermediate portion thereof. The position on the downstream side of the part is set higher than the upstream side, and the bottom part from the curved part to the end of the tail pipe bulges downward, has a groove that is smaller than the width of the tail pipe and extends in the axial direction. Provided.
また、テールパイプは、マフラーの下流側に取り付けられることが好適である。 The tail pipe is preferably attached to the downstream side of the muffler.
また、溝は、テールパイプの湾曲部の中間部から終端まで溝の始端のテールパイプの底位置を保持するように(底位置がそれ以上高くならないように)形成することが好適である。 Further, it is preferable that the groove is formed so as to hold the bottom position of the tail pipe at the start end of the groove from the middle part to the end of the curved part of the tail pipe (so that the bottom position is not further increased).
また、溝は、テールパイプの基部から形成し、溝の底位置は、基部のテールパイプの底位置より低く設定することが好適である。 The groove is preferably formed from the base of the tail pipe, and the bottom position of the groove is preferably set lower than the bottom position of the tail pipe of the base.
また、溝は、テールパイプの基部から形成し、溝の底位置は、基部のテールパイプの底位置より低く設定するとともに、溝の上方を覆う天板を設け、この天板の基部側に開口を設けることが好適である。 The groove is formed from the base of the tail pipe, the bottom position of the groove is set lower than the bottom position of the tail pipe of the base, and a top plate is provided to cover the top of the groove, and the base plate is opened on the base side. Is preferably provided.
本発明によれば、テールパイプの底部に溝を有するため、凝結水を排水しやすく、凝結水が溜まることによって生じる問題を低減できる。また、溝の幅は比較的小さいため、排ガスの流れに対する悪影響も小さくできる。 According to the present invention, since the bottom portion of the tail pipe has the groove, it is easy to drain condensed water, and problems caused by accumulation of condensed water can be reduced. Further, since the width of the groove is relatively small, the adverse effect on the flow of exhaust gas can be reduced.
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。なお、本発明は、ここに記載される実施形態に限定されるものではない。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. Note that the present invention is not limited to the embodiments described herein.
図1は、テールパイプおよびその周辺構造(車両後部)を示す模式図である。車両の後部のボデー構造体10には、リヤバンパ12が取付けられる。リヤバンパ12の下部には、排ガス用の開口14を介し、バンパーバッフル16が設けられる。
FIG. 1 is a schematic diagram showing a tail pipe and its peripheral structure (vehicle rear). A
エンジンからの排ガス通路の終端側には、消音のためのマフラー20が設けられ、このマフラー20の後端にテールパイプ22が取り付けられ、マフラー20を通過した排ガスはテールパイプ22へ流入する。テールパイプ22は、リヤバンパ12の下部の開口14の内部で終端しており、テールパイプ22から排出される排ガスが、開口14を通過して外部に排出される。なお、マフラー20は、車両ボデーのフロアパネルの下側に取り付けられる。
A
テールパイプ22は、マフラー20の後端の中央よりやや下方に取り付けられ、湾曲部22aにおいて上方に向けて曲がり、テールパイプ22の中心位置が上方にシフトして、終端22bを形成している。
The
そして、本実施形態のテールパイプ22では、その中間部に湾曲部22aから終端22bに掛けて、排水のための溝24が設けられている。すなわち、テールパイプ22の後半部に底面が凹むようにして軸方向に伸びる溝24が形成され、溝24が設けられている部分では、テールパイプ22の内面の最低位置が溝24の底部となり、溝24が設けられない場合に比べ、溝24の深さ分だけ低くなっている。なお、テールパイプ22は、一旦水平方向に伸び、その後上方に曲がっているが、マフラー20側の基部から上方に向いていてもよい。
And in the
図2には、テールパイプ22のマフラー20側の基部についてのA−A断面と、終端22b側の終端部のB−B断面を示す。このように、湾曲部22aの手前の基部では、テールパイプ22の断面は円形であるが、終端部ではテールパイプ22の底部が下方に向けて膨出して、溝24が形成されている。この例では、溝24は湾曲部22aの途中から始まっている。従って、溝24の底の位置は、基部の底の位置より若干高い。
In FIG. 2, the AA cross section about the base part by the side of the
このように、テールパイプ22に溝24を設けることで、この溝24によってテールパイプ22内に溜まる水を終端22bから排出することができる。溝24があることで、テールパイプ22の終端22bの底位置が低くなり、テールパイプ22内の水位を低くすることができる。
Thus, by providing the
図3には、この例の構成において、凝結水が溜まった場合の水位について示してある。このように、溝24を設けない場合には、水位Xであるのに対し、溝24を設けたことで、水位Yとすることができる。図3において、網掛けの部分が、溝24がある場合の水量で、砂地の部分が溝24を設けることで低減できる水量である。
FIG. 3 shows the water level when condensed water accumulates in the configuration of this example. As described above, when the
そして、図2に示すように溝24の幅は、テールパイプ22の幅に対して狭い。従って、溝24に水が満たされていない場合においても、排ガスは溝24内部をほとんど通過せず、溝24を設けたことによる排ガスの流れに対する影響は非常に小さい。すなわち、ガスの流れは、中心位置で最も早く、周壁に近い程小さくなる。溝24は、断面積が小さく、ガスの流れの大半は、溝24以外の周壁によって決定されてしまう。また、溝24は壁面に囲まれており、ガスが流れにくく、溝24内のガスの流れは非常に小さくなる。なお、排ガスの流量に比べ、凝結水の量は非常に小さいため、テールパイプ22の流路の断面積にくらべ、溝24の断面積はかなり小さなものでよい。
As shown in FIG. 2, the width of the
なお、水は、溝24の底の水位を超えるとその分だけ流れ、流れている場合の水位は、溝24の底の位置より高くなる。
In addition, when water exceeds the water level at the bottom of the
「他の構成例」
図4には、テールパイプ22の他の構成例が示してある。この例では、溝24は、湾曲部22aのマフラー20側の基部を始点として終端22bまで設けられている。特に、溝24の底は、テールパイプ22の基部の底より低く設定されている。また、溝24の底の位置は終端22bまで一定になっている。
"Other configuration examples"
FIG. 4 shows another configuration example of the
このような構成では、テールパイプ22、マフラー20内の水位は、溝24の始点である基部の底の位置となり、これを超えた水は溝24内に進入し、溝24を通って速やかに排出される。
In such a configuration, the water level in the
図5には、テールパイプ22のさらに他の構成例が示してある。この例では、図4の例と同様に、テールパイプ22の基部から終端22bまで溝24が形成されている。この例では、溝24の幅が比較的大きく設定されている。また、底面が平坦になり、溝24の断面は台形(上底が下底より長い)になっている。そして、溝24の上部が天板26によって閉じられ、天板26の基部側の位置に開口28が設けられている。従って、水は開口28から溝24内に進入してそのまま終端22bから排出されるが、排ガスは開口28を介し、溝24内に進入することはほとんどなく、テールパイプ22内を流れて終端22bから排出される。この構成では、溝24の断面積を大きくして、水の排出能力を大きくすることができ、かつ排ガスの流れへの影響を小さくすることが可能となる。
FIG. 5 shows still another configuration example of the
なお、この図5の構成は、テールパイプ22の下部を切り取り、ここに別部材を接続することなどで形成することができる。なお、他の構成は、テールパイプ22の一部を拡幅することで構成してもよいし、テールパイプ22の一部を切り取りそこに別部材を接続して構成してもよい。なお、テールパイプ22の材質としては、ステンレスなどが利用される。
The configuration shown in FIG. 5 can be formed by cutting the lower portion of the
図6には、テールパイプ22のさらに他の例が示してある。この例では、テールパイプ22がマフラー20の十分後方に配置されており、マフラー20後方のパイプ30にテールパイプ22が接続されている。そして、パイプ30は、下方に向けて伸びた後テールパイプ22と接続されている。従って、パイプ30とテールパイプ22を接続した状態でU字状の湾曲部が形成される。このような構造であると、パイプ30の下方に位置する部分に水が溜まり、テールパイプ22の終端22bの位置が高いとパイプ30の低位に位置する部分が水で満たされてパイプ30が閉塞されてしまう可能性がある。
FIG. 6 shows still another example of the
この例では、上述したように溝24を有するテールパイプ22を使用することで、パイプ30内の水位を低くすることができる。従って、パイプ30の引き回しの自由度が高くなる。図6においても、網掛けの部分が、溝24がある場合の水量で、砂地の部分が溝24を設けることで低減できる水量である。
In this example, the water level in the
10 ボデー構造体、12 リヤバンパ、14 開口、16 バンパーバッフル、20 マフラー、22 テールパイプ、22a 湾曲部、22b 終端、24 溝、26 天板、28 開口、30 パイプ。
10 body structure, 12 rear bumper, 14 opening, 16 bumper baffle, 20 muffler, 22 tail pipe, 22a curved portion, 22b end, 24 groove, 26 top plate, 28 opening, 30 pipe.
Claims (1)
テールパイプは、その中間部に下流側に向けて上方に湾曲する湾曲部を有することで、湾曲部の下流側の位置が上流側に比べ高く設定されており、
テールパイプの湾曲部から終端までの底部には、下方に膨出し、テールパイプの幅より幅が小さく、軸方向に伸びる溝が設けられる、
テールパイプ。
A tail pipe provided at the end of an exhaust gas passage for guiding exhaust gas,
The tail pipe has a curved portion that curves upward toward the downstream side at the intermediate portion thereof, so that the position on the downstream side of the curved portion is set higher than the upstream side,
The bottom part of the tail pipe from the curved part to the end is provided with a groove that bulges downward, has a width smaller than the width of the tail pipe, and extends in the axial direction.
Tail pipe.
Priority Applications (1)
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JP2017123988A JP2019007423A (en) | 2017-06-26 | 2017-06-26 | Tail pipe |
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2017
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