JP2019004206A - プロトコル変換装置、コンピュータプログラム、及び無線通信装置 - Google Patents

プロトコル変換装置、コンピュータプログラム、及び無線通信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のグループに跨った複数の経路の利用により、通信の安定化を図りつつ、複数のグループに跨った経路を利用することよる不都合を回避する。【解決手段】プロトコル変換装置は、シングルパスコネクションプロトコルによるコネクションを、マルチパスコネクションプロトコルによる第1コネクションに変換する第1プロトコル変換部210と、前記シングルパスコネクションプロトコルによるコネクションを、前記マルチパスコネクションによる第2コネクションに変換する1以上の第2プロトコル変換部221,222,223と、を備える。前記第1コネクションは、複数のグループに跨った複数の経路上に形成された複数の第1サブフローからなる。前記第2コネクションは、前記複数のグループにおける単一のグループ内の経路上に形成される1以上の第2サブフローからなる。【選択図】図2

Description

本発明は、プロトコル変換装置、コンピュータプログラム、及び無線通信装置に関する。
広域無線アクセス網に接続するルータにおいては、周辺環境の変化により広域無線アクセス網からの受信電力が低下し接続が切れることがある。そのため、ルータの先に接続される端末と、アクセス先との接続が切れる問題が発生する。
RFC 6824,TCP Extensions for Multipath Operation with Multiple Addresses,[online],[平成29年5月1日検索],インターネット<URL:https://tools.ietf.org/html/rfc6824>
ここで、複数の通信経路を形成することでセッションの安定性を向上する手法として、マルチパスTCPが提案されている(非特許文献1参照)。マルチパスTCPは、トランスポート層でセッションを束ねるプロトコルである。マルチパスTCPのようなプロトコルを導入することで、アプリケーションは、複数経路であることを気にすることなく、トランスポート層において複数経路路を形成することができる。
マルチパスTCPのようなプロトコルを導入することで、前述の問題に対処することが考えられる。すなわち、複数の広域無線アクセス網へアクセスするためのネットワークインタフェースをルータに付加し、マルチパスTCPのようなプロトコルを導入することで、経路を冗長化させて、通信を安定化させることができる。
しかし、全ての通信が、複数経路通信として実施されると、帯域の利用効率が落ちることがある。例えば、通信中のある経路が切れた際に、別経路での再送処理が発生するが、別経路に十分な帯域がない場合、優先度の高いセッションの接続であっても切断されるおそれがある。
また、一般に、モバイルオペレータは、ネットワーク負荷軽減のため、各オペレータ網内にキャッシュサーバを設置しているケースが多い。オペレータ網のキャッシュサーバには、別のオペレータ網からは、アクセスできないことが多いため、複数のオペレータを利用した複数経路通信では、キャッシュサーバへのアクセスの失敗がキャッシュサーバへのアクセス毎に生じる。このため、本来のアクセス先サーバへの問い合わせが頻繁に行われることになる。この結果、オペレータ網の負荷増大による通信速度の低下が懸念される。
複数経路通信を行う場合であっても、上述のような問題をできるだけ低減することが望まれる。
本発明の一実施形態において、プロトコル変換装置は、シングルパスコネクションプロトコルによるコネクションを、マルチパスコネクションプロトコルによる第1コネクションに変換する第1プロトコル変換部と、前記シングルパスコネクションプロトコルによるコネクションを、前記マルチパスコネクションによる第2コネクションに変換する1以上の第2プロトコル変換部と、を備え、前記第1コネクションは、複数のグループに跨った複数の経路上に形成された複数の第1サブフローからなり、前記第2コネクションは、前記複数のグループにおける単一のグループ内の経路上に形成される1以上の第2サブフローからなる。
本発明の他の実施形態は、コンピュータに処理を実行させるコンピュータプログラムである。実施形態において、前記処理は、シングルパスコネクションプロトコルによるコネクションを、マルチパスコネクションプロトコルによる第1コネクションに変換する第1処理と、前記シングルパスコネクションプロトコルによるコネクションを、前記マルチパスコネクションによる第2コネクションに変換する第2処理と、を備え、前記第1コネクションは、複数のグループに跨った複数の経路上に形成された複数の第1サブフローからなり、前記第2コネクションは、前記複数のグループにおける単一のグループ内の経路上に形成される1以上の第2サブフローからなる。
本発明の他の実施形態は、無線通信装置である。実施形態において、無線通信装置は、モバイル通信サービスを提供する事業者が異なる複数のモバイル通信サービス用のインタフェースと、シングルパスコネクションプロトコルによるコネクションを、マルチパスコネクションプロトコルによる第1コネクションに変換する第1プロトコル変換部と、前記シングルパスコネクションプロトコルによるコネクションを、前記マルチパスコネクションによる第2コネクションに変換する1以上の第2プロトコル変換部と、を備え、前記第1コネクションは、複数のグループに跨った複数の経路上に形成された複数の第1サブフローからなり、前記第2コネクションは、前記複数のグループにおける単一のグループ内の経路上に形成される1以上の第2サブフローからなる。
本発明によれば、複数のグループに跨った複数の経路の利用により、通信の安定化を図ることができるとともに、複数のグループに跨った経路を利用することに不都合が生じる場合であっても、それを回避することができる。
無線通信装置のブロック図である。 ルータのブロック図である。 第1プロトコル変換部の説明図である。 第2プロトコル変換部の説明図である。 キャッシュを利用したアクセス失敗の説明図である。
[1.実施形態の概要]
(1)実施形態に係るプロトコル変換装置は、第1プロトコル変換部を備える。前記第1プロトコル変換部は、シングルパスコネクションプロトコルによるコネクションを、マルチパスコネクションプロトコルによる第1コネクションに変換する。シングルパスコネクションプロトコルは、例えば、標準的なTCPである。マルチパスコネクションプロトコルは、例えば、マルチマスTCPである。前記第1コネクションは、複数の第1サブフローからなる。第1コネクションは、例えば、マルチパスTCPコネクションである。
実施形態に係るプロトコル変換装置は、1以上の第2プロトコル変換部を備える。前記1以上の第2プロトコル変換部それぞれは、前記シングルパスコネクションプロトコルによるコネクションを、前記マルチパスコネクションによる第2コネクションに変換する。前記第2コネクションは、1以上の第2サブフローからなる。第2コネクションは、例えば、マルチパスTCPコネクションである。
第1コネクションは、複数の第1サブフローからなる。前記複数の第1サブフローは、複数のグループに跨った複数の経路上に形成される。第1プロトコル変換部を利用した通信では、複数のグループに跨る複数の経路が利用されるため、通信の安定化を図ることができる。
第2コネクションは、1以上の第2サブフローからなる。前記1以上の第2サブフローは、前記複数のグループにおける単一のグループ内の1以上の経路上に形成される。第2プロトコル変換部を利用した通信では、単一のグループ内の経路だけが利用されるため、複数のグループに跨った経路を利用することに不都合が生じる場合であっても、それを回避することができる。前記1以上の第2サブフローは、複数の第2サブフローであるのが好ましい。なお、前述の不都合には、後述のキャッシュへのアクセス失敗があるが、それに限られない。
ここでは、複数の経路をどのような観点で複数のグループに分けるかは、特に限定されない。複数のグループを形成するための複数の経路のグルーピングは、例えば、キャッシュサーバを共用する通信ネットワーク単位で行われてもよいし、モバイル通信サービス事業者単位で行われてもよい。また、複数の経路のグルーピングは、一つの第2プロトコル変換部が第2サブフローを形成する経路単位で行われてもよい。複数のグループに分けられる複数の経路は、第2プロトコル変換部による第2サブフロー形成に用いられない経路を含んでもよい。
(2)前記1以上の第2プロトコル変換部は、複数の第2プロトコル変換部であるのが好ましい。第2プロトコル変換部の数が多いほど、複数の経路を第2サブフローとして有効活用できる。複数の第2プロトコル変換部の数と複数のグループの数とは等しいのが好ましい。
(3)前記複数の第2プロトコル変換部のうち通信に用いる第2プロトコル変換部を選択する経路コントローラを更に備えるのが好ましい。経路コントローラは、適切な第2プロトコル変換部を選択することができる。
(4)前記複数の経路それぞれに対応して設けられた複数の送信バッファを更に備え、前記複数の送信バッファそれぞれは、前記第1サブフロー用の第1バッファ及び前記第2サブフロー用の第2バッファを備えるのが好ましい。第1バッファと第2バッファによって、第1サブフローのデータと第2サブフローのデータとをそれぞれ別個に蓄積することができる。
(5)前記第1バッファ及び前記第2バッファの送信優先度は異ならせることができ、例えば、前記第1バッファは、送信優先度が前記第2バッファよりも高いのが好ましい。この場合、第1サブフローのデータを優先して送信することができる。
(6)前記第1プロトコル変換部は、第1データの通信用であり、前記第2プロトコル変換部は、第2データの通信用であり、前記第1データは、第2データよりも優先度の高いデータであるのが好ましい。この場合、優先度の高い第1データを多くの経路を利用する第1サブフローで送信することができる。
第1データは、例えば、車両の遠隔制御のためのデータのようにミッションクリティカルなデータであり、第2データは、例えば、一般向けのインターネットアクセスのためのデータである。
(7)前記複数のグループは、キャッシュサーバを共用する通信ネットワーク単位で、前記複数の経路がグルーピングされてなるのが好ましい。キャッシュサーバは、例えば、モバイル通信サービス事業者単位で共用され、この場合、キャッシュサーバを共用する通信ネットワーク単位は、事業者単位と同義である。キャッシュサーバを共用する通信ネットワーク単位で、複数の経路がグルーピングされていると、第2コネクションでは、キャッシュを利用したアクセス失敗を抑制することができる。
(8)前記複数のグループは、モバイル通信サービス事業者単位で、前記複数の経路がグルーピングされてなるのが好ましい。キャッシュサーバは、モバイル通信サービス事業者毎に設けられているため、事業者単位で、前記複数の経路がグルーピングされていると、第2コネクションでは、キャッシュを利用したアクセス失敗を抑制することができる。
ここで、モバイル通信サービス事業者とは、モバイル通信サービスを提供する事業者であり、移動体通信事業者(Mobile Network Operator; MNO)及び仮想移動体通信事業者(Mobile Virtual Network Operator; MVNO)を含む。
(9)実施形態に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに処理を実行させる。前記処理は、シングルパスコネクションプロトコルによるコネクションを、マルチパスコネクションプロトコルによる第1コネクションに変換する第1処理と、前記シングルパスコネクションプロトコルによるコネクションを、前記マルチパスコネクションによる第2コネクションに変換する第2処理と、を備え、前記第1コネクションは、複数のグループに跨った複数の経路上に形成された複数の第1サブフローからなり、前記第2コネクションは、前記複数のグループにおける単一のグループ内の経路上に形成される1以上の第2サブフローからなる。コンピュータプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納される。
(10)実施形態に係る無線通信装置は、モバイル通信サービスを提供する事業者が異なる複数のモバイル通信サービス用のインタフェースと、シングルパスコネクションプロトコルによるコネクションを、マルチパスコネクションプロトコルによる第1コネクションに変換する第1プロトコル変換部と、前記シングルパスコネクションプロトコルによるコネクションを、前記マルチパスコネクションによる第2コネクションに変換する1以上の第2プロトコル変換部と、を備え、前記第1コネクションは、複数のグループに跨った複数の経路上に形成された複数の第1サブフローからなり、前記第2コネクションは、前記複数のグループにおける単一のグループ内の経路上に形成される1以上の第2サブフローからなる。
[2 実施形態の詳細]
[2.1 無線通信装置]
図1は、車両10に搭載された無線通信装置100(以下、「装置100」という)を示している。装置100は、車両10内の通信(車内通信)のネットワークと、車両10外の通信(車外通信)のネットワークと、の間で中継をするルータとして機能する。
車外通信は、例えば、無線通信である。装置100は、通信の安定のため、複数の無線通信システムを利用する。装置100が利用する複数の無線通信システムは、同種の無線通信システムであってもよいし、異種の無線通信システムであってもよい。同種の無線通信システムは、例えば、同じ通信規格(例えば、第5世代モバイルネットワーク(5G))の無線通信システムである。異種の無線通信システムは、例えば、移動通信システムと無線LAN、又は、5Gと4Gである。
以下では、複数の無線通信システムとして、モバイル通信サービス事業者が異なる複数の5Gの移動通信システムを例に挙げて説明する。図1では、事業者A(Operator A)の基地局を“BS−A”で示し、事業者B(Operator B)の基地局を“BS−B”で示し、事業者C(Operator C)の基地局を“BS−C”で示した。
装置100は、複数の事業者A,B,Cのモバイル通信サービスを利用するため、複数のネットワークインタフェースA−1,A−2,B−1、B−2,C−1,C−2を備える。複数のネットワークインタフェースは、事業者Aのモバイル通信サービスを利用するためのA用ネットワークインタフェースA−1,A−2、事業者Bのモバイル通信サービスを利用するためのB用ネットワークインタフェースB−1,B−2、及び、事業者Cのモバイル通信サービスを利用するためのC用ネットワークインタフェースC−1,C−2を含む。図1では、インタフェースA−1〜C−2は、1事業者あたり2つずつ設けられているが、1事業者あたり1つずつ設けられていてもよいし、1事業者あたり3以上ずつ設けられていてもよく、事業者毎に数が異なっていてもよい。
図1において、装置100は、6つのインタフェースA−1〜C−2を備えているため、6つの移動局を有しているのと等価である。したがって、装置100は、6つのインタフェースA−1〜C−2を利用して、6つの無線通信経路を形成することができる。なお、ここでの移動局は、移動通信システムにおける移動局であり、移動通信システムにおける基地局BS−A,BS−B,BS−Cとの間で通信をする。
車内通信は、例えば、有線LANのような有線通信であってもよいし、無線LANのような無線通信であってもよい。車内通信は、LANに限られず、近距離無線通信又はその他の通信ネットワークであってもよい。車内通信は、CAN( Controller Area Network)などの車載ネットワークを含むことができる。図示の装置100は、一例として、有線LANのためのネットワークインタフェース111と無線LANのためのネットワークインタフェース112とを備える。
インタフェース111は、例えば、車両10に設けられたネットワークカメラ201及び車両コントローラ202などの車載ネットワーク機器に、LANケーブルを介して、有線接続される。
インタフェース112は、例えば、車両10内部のモバイル端末(無線LAN機器)300との間で、無線通信をする。インタフェース112は、無線LANアクセスポイントとして機能する。モバイル端末(無線LAN機器)300は、例えば、車内10の搭乗員又は乗客が保有する携帯電話、スマートフォン、タブレット、又はノートパソコンである。車両10は、例えば、例えば、バス・電車などの交通機関における車両であるが、これに限られない。
インタフェース111,112に接続した機器201,202,300は、装置100及び移動体通信システムネットワークを介して、インターネットにアクセス可能である。例えば、車載ネットワーク機器201,202は、インターネット上のサーバとの間で、車両10の運行に関連した通信を行う。より具体的には、ネットワークカメラ201は、車内又は車外の監視のため、装置100及び移動体通信システムを介して、インターネット上のサーバに車内画像をアップロードする。また、車両コントローラ202は、インターネット上のサーバとの間で、車両10の遠隔制御又は運行管理のための通信をする。また、車内の無線LAN機器300は、装置100及び移動体通信システムを介して、インターネット上のサーバにアクセスすることができる。
機器201,202,300は、移動体通信システムにおける移動局としての機能を有していてもよい。ただし、機器201,202,300は、ルータとして機能する装置100を経由して通信することで、移動局としての機能を有していなくても、インターネットアクセスが可能となる。
5Gのようにミリ波又は準ミリ波が利用される通信では、電波が、車両10のように金属で囲まれた空間の内外を通過し難いことがある。このため、車内の機器201,202,300から、基地局BS−A,BS−B,BS−Cへ直接アクセスしようとすると通信が不安定になる場合がある。これに対して、装置100を経由して、基地局BS−A,BS−B,BS−Cへアクセスすると、安定した通信が可能となる。
図2に示すように、装置100は、車内通信と車外通信との間でルーティングをするルータ(プロトコル変換装置)120を備える。ルータ120は、例えば、コンピュータプログラムを実行するコンピュータによって構成される。コンピュータは、例えば、プロセッサとメモリを有する。プロセッサは、メモリに格納されたプログラムを実行することにより、ルータ120としての機能を発揮する。
ルータ120は、複数のマルチパスTCPプロトコル変換部(Multipath Transmission Control Protocol Converters)210,221,222,223を備える。プロトコル変換部210,221,222,223それぞれは、車外通信において、シングルパスで通信する標準的なTCP(Standard TCP)コネクションではなく、マルチパスTCPコネクションを形成する。マルチパスTCPは、標準的なTCPを、マルチパス動作(Multipath Operation)に拡張したものである(非特許文献1参照)。
実施形態において、プロトコル変換部210,221,222,223それぞれは、シングルパスで通信する標準的なTCP(Standard TCP)コネクションを、マルチパスTCPコネクションに変換する。
複数のプロトコル変換部210,221,222,223は、第1プロトコル変換部210を含む。実施形態において、第1プロトコル変換部210は、有線LANインタフェース111に接続されている。第1プロトコル変換部210は、機器201,202との間に、標準的なTCPコネクション(シングルパス)を形成する。第1プロトコル変換部210は、機器201,202との間の標準的なTCPコネクションを、マルチパスTCPに変換し、車外通信に接続させる。すなわち、第1プロトコル変換部210は、標準的なTCPコネクションを、トランスポート層における1又は複数のサブフローからなる第1マルチパスTCPコネクションに変換する。
図3にも示すように、第1プロトコル変換部210は、6つの車外通信用インタフェースA−1〜C−2に接続されているため、6つの無線通信経路上に、6つのサブフロー(第1サブフロー)を形成することができる。第1プロトコル変換部210には、これら6つインタフェースA−1〜C−2が、マルチパスTCPのサブフローを形成する経路として登録されている。第1プロトコル変換部210は、第1サブフローA−1〜C−2の形成に、複数の事業者A,B,Cの経路を使用する。複数の事業者A,B,Cの経路を使用することで、経路が冗長化され、ある事業者の経路の通信が不安定になっても、他の事業者の経路によって安定的に通信をすることができる。
ここでは、第1プロトコル変換部210によって、インタフェースA−1〜C−1の経路上に形成されるサブフローそれぞれを、“第1サブフローA−1”、“第1サブフローA−2”、“第1サブフローB−1”、“第1サブフローB−2”、“第1サブフローC−1”、“第1サブフローC−2”という。これらのサブフローA1〜C−2が、第1マルチパスTCPコネクションを構成する。なお、これらのサブフローの使い方は、ボンディング(bonding)であってもよいし、バックアップ(backup)であってもよい。
図2に戻り、複数のプロトコル変換部210,221,222,223は、複数の第2プロトコル変換部221,222,223を含む。実施形態において、第2プロトコル変換部221,222,223は、経路コントローラ250を介して、無線LANインタフェース112に接続されている。第2プロトコル変換部221,222,223は、モバイル端末300との間に、標準的なTCPコネクション(シングルパス)を形成する。第2プロトコル変換部221,222,223は、モバイル端末300との間の標準的なTCPコネクションを、マルチパスTCPに変換し、車外通信に接続させる。すなわち、第2プロトコル変換部211,222,2223は、標準的なTCPコネクションを、トランスポート層における1又は複数のサブフローからなる第2マルチパスTCPコネクションに変換する。
第2プロトコル変換部221は、図4にも示すように、6つのインタフェースA−1〜C−2のうち、事業者A用である2つのインタフェースA−1,A−2に接続されている。したがって、第2プロトコル変換部221は、2つの無線通信経路上に、2つの第2サブフローA−1、A−2からなる第2マルチパスTCPコネクションを形成することができる。第2プロトコル変換部221には、2つのインタフェースA−1,A−2が、マルチパスTCPのサブフローを形成する経路として登録されている。第2プロトコル変換部221は、第2サブフローA−1,A−2の形成に、事業者Aの経路しか使用せず、他の事業者B,Cの経路は使用しない。
第2プロトコル変換部222は、6つのインタフェースA−1〜C−2のうち、事業者B用である2つのインタフェースB−1,B−2に接続されている。したがって、第2プロトコル変換部222は、2つの無線通信経路上に、2つの第2サブフローB−1,B−2からなる第2マルチパスTCPコネクションを形成することができる。第2プロトコル変換部222には、2つのインタフェースB−1,B−2が、マルチパスTCPのサブフローを形成する経路として登録されている。第2プロトコル変換部222は、第2サブフローB−1,B−2の形成に、事業者Bの経路しか使用せず、他の事業者A,Cの経路は使用しない。
第2プロトコル変換部223は、6つのインタフェースA−1〜C−2のうち、事業者C用である2つのインタフェースC−1,C−2に接続されている。したがって、第2プロトコル変換部223は、2つの無線通信経路上に、2つの第2サブフローC−1,C−2からなる第2マルチパスTCPコネクションを形成することができる。第2プロトコル変換部222には、2つのインタフェースC−1,C−2が、マルチパスTCPのサブフローを形成する経路として登録されている。第2プロトコル変換部223は、第2サブフローC−1,C−2の形成に、事業者Cの経路しか使用せず、他の事業者A,Bの経路は使用しない。
このように、第2プロトコル変換部221,222,223それぞれは、第1プロトコル変換部210のように、複数の事業者A,B,Cに跨った経路を使用せず、単一の事業者の経路しか使用しない。すなわち、第2プロトコル変換部221,222,223それぞれは、第1プロトコル変換部210に比べて経路の冗長度は低いが、複数の事業者に跨らないマルチパスTCPコネクションを形成することができる。
なお、第2サブフローA−1〜C−2の使い方は、ボンディング(bonding)であってもよいし、バックアップ(backup)であってもよい。
実施形態において、ルータ100は複数の第2プロトコル変換部221,222,223を備えているため、モバイル端末300は、複数の第2プロトコル変換部221,222,223のいずれとも標準的なTCPコネクションを形成することができる。どの第2プロトコル変換部221,222,223が、通信に用いられるかは、図2に示す経路コントローラ250によって選択される。
経路コントローラ250は、複数の第2プロトコル変換部221,222,223から、あるモバイル端末300によって通信に用いられる1つの第2プロトコル変換部を選択する。選択の仕方は、特に限定されないが、例えば、端末300のIPアドレスに応じて第2プロトコル変換部を選択することができる。また、複数の第2プロトコル変換部221,222,223それぞれのコネクション数に基づき、例えば、各第2プロトコル変換部221,222,223のコネクション数がほぼ均等になるように、選択することができる。あるいは、インタフェースA−1〜C−2のうち、通信速度・パケットロス率などの通信品質指標に基づき、最も通信品質のよいインタフェースA−1〜C−2に接続された第2プロトコル変換部を選択することができる。
第1プロトコル変換部210及び第2プロトコル変換部221,222,223からインタフェースA−1〜C−2へのデータ転送のため、装置100は、複数の送信バッファ270を備えている。実施形態において、送信バッファ270は、6つのインタフェースA−1〜C−2に対応して、6つの送信バッファ270を備えている。
各送信バッファ270は、第1バッファ271及び第2バッファ272を備える。第1バッファ271は、送信優先度が第2バッファ272よりも高く、第1バッファ271に蓄積されたデータは、第2バッファ272よりも優先して送信される。
実施形態において、第1バッファ271は、第1サブフロー用であり、第1プロトコル変換部210から与えられた送信データを蓄積する。また、第2バッファ272は、第2サブフロー用であり、第2プロトコル変換部221,222,223から与えられた送信データを蓄積する。第1バッファ271は第2バッファ272よりも送信優先度が高いため、第1プロトコル変換部210を経由してデータを送信する機器201,202は、第2プロトコル変換部221,222,223を経由してデータを送信する端末300のデータよりも、各経路A−1〜C−2を優先して使用することができる。つまり、第1サブフロー上の通信は、第2サブフロー上の通信よりも優先される。したがって、機器201,202は、端末300よりも優先してデータ送信でき、しかも、経路の冗長化により、比較的安定した通信を行える。
実施形態において、機器201,202による通信は、車両10の運行に関連しており、ミッションクリティカルである。このため、機器201,202による通信は、車両10の乗客等によって使用される端末300による通信に比べて、より高い優先度と、より高い安定性とが求められる。そのような機器201,202による通信を、第1サブフローからなる第1マルチパスTCPコネクションで行うことで、より高い優先度と、より高い安定性が得られる。
一方、実施形態において、端末300による通信は、乗客等の一般向けか、あるいは、車両10の運行に関連していたとしても優先度の低い通信である。そのような端末300による通信は、第2サブフローからなる第2マルチパスTCPコネクションによって行われる。
ここで、複数の事業者A,Bの経路を跨った第1マルチパスTCPコネクションは、アクセスの失敗を引き起こすことがあるが、単一の事業者の経路だけを利用した第2マルチパスTCPコネクションは、アクセスの失敗を引き起こすことが少ない。
例えば、図5に示すように、端末300のアクセス先のデータが、インターネット上のWebサーバSのコンテンツCであったとする。各事業者A,Bは、ネットワーク負荷の増大を抑えるため、インターネット上のデータをキャッシュするキャッシュサーバS,Sを、各事業者A,Bの移動体通信システムに設けるのが一般的である。コンテンツCは、例えば、事業者AのキャッシュサーバSに蓄積される。
この場合、端末300のアクセス先IPアドレスは、WebサーバSのIPアドレスから、キャッシュサーバSのIPアドレスとなる。しかし、事業者Bのネットワークから、異なる事業者AのキャッシュサーバSにはアクセスできないことが多い。したがって、事業者Bの経路を利用したサブフローでは、キャッシュサーバSに蓄積されたコンテンツCをダウンロードすることができず、キャッシュサーバSへのアクセスの失敗が生じる。このため、端末300からのアクセスが複数の事業者A,Bを跨った第1マルチパスTCPコネクションで行われると、事業者Bの経路を利用したサブフローでは、キャッシュを利用できず、本来のアクセス先Sへのアクセスが頻繁に生じ、ネットワーク負荷が増大する。
端末300の通信によってネットワーク負荷が増大すると、より優先度が高い機器201,202の通信を不安定にするおそれがある。
このように、第1マルチパスTCPコネクションは、複数の事業者A,Bの経路を跨っているため、キャッシュを利用するアクセスでは、アクセスの失敗を引き起こすことがある。これに対し、第2マルチパスTCPコネクションは、単一の事業者の経路だけを利用しているため、上述のようなアクセスの失敗を回避することができる。
一方、第1マルチパスTCPコネクションは、複数の事業者A,Bの経路を跨っているため、キャッシュを利用しないアクセスに適している。機器201,200の通信は、リアルタイム通信の必要性や他のユーザのアクセスを禁止する等の理由により、インターネット上の特定のサーバとの間での直接通信となる。通信内容の性質上、キャッシュを利かせる必要もなく、特に問題とならない。
以上のように、本実施形態では、高い冗長性を有する第1マルチパスTCPコネクションによって、優先度の高い機器201,202の通信を行うことで安定性を確保しつつ、キャッシュ利用によるアクセス失敗の起こりにくい第2マルチパスTCPコネクションによって、優先度の低い端末300の通信を行うことで、優先度の高い通信への影響を抑えることができる。このように、本実施形態では、優先度の異なる通信を共存させて、帯域を有効活用することができる。
[2.2 変形例]
図示の無線通信装置100では、第1プロトコル変換部210は、インタフェース111に接続され、第2プロトコル変換部221,222,223は、インタフェース111とは別のインタフェース112に接続されていたが、共通のインタフェースに接続されていてもよい。この場合、機器201,202及び端末300が、第1プロトコル変換部及び第2プロトコル変換部のいずれを使用するかは、例えば、経路コントローラ250が、機器201,202及び端末300のSSID等の識別子に基づいて判断することができる。識別子は、機器201,202及び端末300が送信したデータに含まれる。
[3.付記]
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 車両
100 無線通信装置
111 インタフェース
112 インタフェース
120 ルータ(プロトコル変換装置)
210 第1プロトコル変換部
221 第2プロトコル変換部
222 第2プロトコル変換部
223 第2プロトコル変換部
250 コントローラ
270 送信バッファ
271 第1バッファ
272 第2バッファ
A−1 インタフェース
A−2 インタフェース
B−1 インタフェース
B−2 インタフェース
C−1 インタフェース
C−2 インタフェース

Claims (10)

  1. シングルパスコネクションプロトコルによるコネクションを、マルチパスコネクションプロトコルによる第1コネクションに変換する第1プロトコル変換部と、
    前記シングルパスコネクションプロトコルによるコネクションを、前記マルチパスコネクションによる第2コネクションに変換する1以上の第2プロトコル変換部と、
    を備え、
    前記第1コネクションは、複数のグループに跨った複数の経路上に形成された複数の第1サブフローからなり、
    前記第2コネクションは、前記複数のグループにおける単一のグループ内の経路上に形成される1以上の第2サブフローからなる
    プロトコル変換装置。
  2. 前記1以上の第2プロトコル変換部は、複数の第2プロトコル変換部である
    請求項1に記載のプロトコル変換装置。
  3. 前記複数の第2プロトコル変換部のうち通信に用いる第2プロトコル変換部を選択する経路コントローラを更に備える請求項2に記載のプロトコル変換装置。
  4. 前記複数の経路それぞれに対応して設けられた複数の送信バッファを更に備え、
    前記複数の送信バッファそれぞれは、前記第1サブフロー用の第1バッファ及び前記第2サブフロー用の第2バッファを備える
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のプロトコル変換装置。
  5. 前記第1バッファは、送信優先度が前記第2バッファよりも高い
    請求項5に記載のプロトコル変換装置。
  6. 前記第1プロトコル変換部は、第1データの通信用であり、
    前記第2プロトコル変換部は、第2データの通信用であり、
    前記第1データは、第2データよりも優先度の高いデータである
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のプロトコル変換装置。
  7. 前記複数のグループは、キャッシュサーバを共用する通信ネットワーク単位で、前記複数の経路がグルーピングされてなる
    請求項1〜6のいずれか1項に記載のプロトコル変換装置。
  8. 前記複数のグループは、モバイル通信サービス事業者単位で、前記複数の経路がグルーピングされてなる
    請求項1〜6のいずれか1項に記載のプロトコル変換装置。
  9. コンピュータに処理を実行させるコンピュータプログラムであって、
    前記処理は、
    シングルパスコネクションプロトコルによるコネクションを、マルチパスコネクションプロトコルによる第1コネクションに変換する第1処理と、
    前記シングルパスコネクションプロトコルによるコネクションを、前記マルチパスコネクションによる第2コネクションに変換する第2処理と、
    を備え、
    前記第1コネクションは、複数のグループに跨った複数の経路上に形成された複数の第1サブフローからなり、
    前記第2コネクションは、前記複数のグループにおける単一のグループ内の経路上に形成される1以上の第2サブフローからなる
    コンピュータプログラム。
  10. モバイル通信サービスを提供する事業者が異なる複数のモバイル通信サービス用のインタフェースと、
    シングルパスコネクションプロトコルによるコネクションを、マルチパスコネクションプロトコルによる第1コネクションに変換する第1プロトコル変換部と、
    前記シングルパスコネクションプロトコルによるコネクションを、前記マルチパスコネクションによる第2コネクションに変換する1以上の第2プロトコル変換部と、
    を備え、
    前記第1コネクションは、複数のグループに跨った複数の経路上に形成された複数の第1サブフローからなり、
    前記第2コネクションは、前記複数のグループにおける単一のグループ内の経路上に形成される1以上の第2サブフローからなる
    無線通信装置。
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