JP2019003992A - ドラムコアの製造方法及びコイル部品の製造方法 - Google Patents

ドラムコアの製造方法及びコイル部品の製造方法 Download PDF

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【課題】ドラムコアの巻芯部に設けられた磁気ギャップの幅を正確に制御する。【解決手段】接着剤103によって第1の板状コア部材101と第2の板状コア部材102を貼り合わせることによって接合コア部材100を作製し、接合コア部材100を接合面に対して垂直な方向に切断することによって個片130を作製し、個片130を切断面側から研削することによってドラムコア20を作製する。接着剤103を用いた貼り合わせを行う際には、第1の板状コア部材101と第2の板状コア部材102との間に突起110などのギャップ制御部材を介在させることによって、磁気ギャップGの厚みを制御する。本発明によれば、第1の板状コア部材101と第2の板状コア部材102との間にギャップ制御部材を介在させていることから、磁気ギャップGの厚みを正確に制御することができる。このため、設計通りの磁気特性を有するドラムコアを作製することができる。【選択図】図3

Description

本発明はドラムコアの製造方法に関し、特に、巻芯部に磁気ギャップが設けられたドラムコアの製造方法に関する。また、本発明は、このようなドラムコアを用いたコイル部品の製造方法に関する。
巻芯部に磁気ギャップが設けられた磁性コアの作製方法として、特許文献1及び2に記載された方法が知られている。特許文献1に記載された方法は、非磁性の材料板をフェライトなどからなる2枚の材料板によって挟み込み、これを個片化した後、切断面側から研削を行うことによって、巻芯部に磁気ギャップが設けられた磁性コアを作製するものである。また、特許文献2に記載された方法は、常磁性フェライトからなるグリーンシートを軟磁性フェライトからなる2枚のグリーンシートで挟み込み、これを個片化した後、焼結し、さらに切断面側から研削を行うことによって、巻芯部に磁気ギャップが設けられた磁性コアを作製するものである。
特開2008−270269号公報 特開2010−141191号公報
しかしながら、特許文献1及び2に記載された方法では、2枚の磁性基板の間に非磁性材料からなる材料板又はグリーンシートを介在させていることから、狭い磁気ギャップを実現することが困難であるとともに、磁気ギャップの幅にばらつきが生じやすいという問題があった。特に、特許文献1に記載された方法では、3枚の材料板を接着剤によって接着していることから、接着剤の厚みの変動によって磁気ギャップの幅が変動するという問題があった。また、特許文献2に記載された方法では、3枚のグリーンシートを重ね合わせた後に焼結していることから、焼結時の収縮によって磁気ギャップの幅が変動するという問題があった。
したがって、本発明の目的は、磁気ギャップの幅を正確に制御可能なドラムコアの製造方法を提供することである。
また、本発明の他の目的は、磁気ギャップの幅が正確に制御されたドラムコアを用いてコイル部品を製造することである。
本発明によるドラムコアの製造方法は、接着剤によって第1の板状コア部材と第2の板状コア部材を貼り合わせることによって接合コア部材を作製する第1の工程と、前記接合コア部材を接合面に対して垂直な方向に切断することによって、前記第1の板状コア部材からなる第1のコアブロック、前記第2の板状コア部材からなる第2のコアブロック及び前記接着剤からなる磁気ギャップを含む個片を作製する第2の工程と、前記個片を切断面側から研削することによって、前記第1及び第2のコアブロックの前記接合面の面積が縮小されたドラムコアを作製する第3の工程と、を備え、前記第1の工程においては、前記第1の板状コア部材と前記第2の板状コア部材との間にギャップ制御部材を介在させることによって、前記磁気ギャップの厚みを制御することを特徴とする。
本発明によれば、第1の板状コア部材と第2の板状コア部材との間にギャップ制御部材を介在させていることから、磁気ギャップの厚みを正確に制御することができる。このため、設計通りの磁気特性を有するドラムコアを作製することが可能となる。また、第1の板状コア部材と第2の板状コア部材との間に基板などを介在させていないことから、狭い磁気ギャップを実現することも可能となる。
本発明において、磁気ギャップは磁性材料を含まないことが好ましい。これによれば、磁気ギャップにおける磁気抵抗を十分に高めることが可能となる。
本発明において、ギャップ制御部材は第1又は第2の板状コア部材の接合面に形成された突起であっても構わない。これによれば、突起の高さによって磁気ギャップの幅を制御することが可能となる。この場合、突起は第1又は第2の板状コア部材の一部であっても構わない。これによれば、ギャップ制御部材を別途用意する必要がなくなる。さらに、突起は第2又は第3の工程において除去されるものであっても構わない。これによれば、完成したドラムコアに突起が含まれることがない。
本発明において、ギャップ制御部材は接着剤に混入された球体であっても構わない。これによれば、球体の径を選択することによって磁気ギャップの幅を任意に調整することが可能となる。
また、本発明によるコイル部品の製造方法は、上述したドラムコアの製造方法によって、前記第1のコアブロックからなる第1の鍔部と、前記第2のコアブロックからなる第2の鍔部と、前記第1及び第2の鍔部間に位置し前記磁気ギャップを含む巻芯部とを含む前記ドラムコアを作製する工程と、前記第1及び第2の鍔部にそれぞれ第1及び第2の端子電極を形成する工程と、前記巻芯部にワイヤを巻回するとともに、前記ワイヤの一端を前記第1の端子電極に接続し、前記ワイヤの他端を前記第2の端子電極に接続する工程と、前記第1及び第2の鍔部に板状コアを接着する工程と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、板状コア側からの漏れ磁束の少ないコイル部品を作製することが可能となる。
このように、本発明によれば、磁気ギャップの幅が正確に制御されたドラムコア及びこれを用いたコイル部品を作製することが可能となる。
図1は、本発明の好ましい実施形態によって作製されるドラムコア20の外観を示す略斜視図である。 図2は、ドラムコア20の製造方法を説明するための工程図である。 図3は、ギャップ制御部材として突起110を用いた例を示す図である。 図4は、ギャップ制御部材として球状のスペーサ120を用いた例を示す図である。 図5は、ドラムコア20の製造方法を説明するための工程図である。 図6は、ドラムコア20の製造方法を説明するための工程図である。 図7は、突起110を設ける位置の一例を説明するための図である。 図8は、突起110を設ける位置の別の例を説明するための図である。 図9は、ドラムコア20を用いたコイル部品10の外観を示す略斜視図である。 図10は、コイル部品10を実装面側から見た略平面図である。 図11は、コイル部品10のyz断面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態によって作製されるドラムコア20の外観を示す略斜視図である。
図1に示すドラムコア20は、巻芯部30と、巻芯部30の軸方向(z方向)における両端にそれぞれ設けられた第1及び第2の鍔部31,32とを有する。巻芯部30のz方向における略中央部には磁気ギャップGが設けられており、ドラムコア20を構成するフェライトなどの磁性材料が磁気ギャップGにおいて分断された構成を有している。磁気ギャップGから見て一方側に位置する巻芯部30の一部と第1の鍔部31は単一の磁性材料からなる第1のコアブロック131であり、磁気ギャップGから見て他方側に位置する巻芯部30の残りの一部と第2の鍔部32は単一の磁性材料からなる第2のコアブロック132である。つまり、図1に示すドラムコア20は、磁性材料からなる2つのコアブロック131,132が磁気ギャップGを介して貼り合わされた構造を有している。
次に、ドラムコア20の製造方法について説明する。
まず、図2に示すように、第1の板状コア部材101と第2の板状コア部材102を用意し、これらを接着剤103によって貼り合わせることにより接合コア部材100を作製する。第1及び第2の板状コア部材101,102は、z方向を厚み方向とする板状の磁性体であり、xy面である接合面同士を向かい合わせた状態で貼り合わせる。接着剤103の材料については特に限定されないが、エポキシ樹脂などの非磁性樹脂材料を用いることが好ましい。
本実施形態においては、第1の板状コア部材101と第2の板状コア部材102を貼り合わせる際、第1の板状コア部材101と第2の板状コア部材102の間にギャップ制御部材を介在させることによって、接着剤103のz方向における厚みを制御する。ギャップ制御部材の構成については特に限定されないが、例えば、図3に示すように第2の板状コア部材102の接合面102aに所定の高さを有する突起110を複数個設け、この突起110をギャップ制御部材として利用することができる。突起110は第2の板状コア部材102の一部であることが好ましい。これによれば、ギャップ制御部材を別途用意する必要がないばかりでなく、突起110の高さを高精度に制御することが可能となる。
このような突起110を用いれば、第1の板状コア部材101と第2の板状コア部材102を貼り合わせる際、突起110の先端が第1の板状コア部材101の接合面101aに当接することから、突起110のz方向における高さによって接着剤103の厚みL1が正確に規定されることになる。尚、突起110は第1の板状コア部材101側に設けても構わないし、第1の板状コア部材101の接合面101a又は第2の板状コア部材102の接合面102aに事後的に貼り付けたものであっても構わない。
或いは、図4に示すように、接着剤103に球状のスペーサ120を多数混入し、このスペーサ120をギャップ制御部材として利用しても構わない。スペーサ120は、非磁性の樹脂材料などからなる球体であり、互いにほぼ同一の径を有している。このようなスペーサ120を接着剤103に混入すれば、第1の板状コア部材101の接合面101aと第2の板状コア部材102の接合面102aのz方向における距離L1がスペーサ120の径によって正確に規定されることになる。スペーサ120を用いれば、第1及び第2の板状コア部材101,102に対する加工が不要であるとともに、使用するスペーサ120の径を変更することによって接着剤103の厚みを容易に調整することが可能となる。
次に、図5に示すように、x方向に延在する複数のダイシング領域Cx及びy方向に延在する複数のダイシング領域Cyに沿って接合コア部材100を切断する。つまり、接合面に対して垂直な方向に接合コア部材100を切断する。これにより、図6に示す個片130が多数個切り出される。個片130は、第1の板状コア部材101からなる第1のコアブロック131、第2の板状コア部材102からなる第2のコアブロック132及び接着剤103からなる磁気ギャップGを含む。
ここで、図3を用いて説明したように第1又は第2の板状コア部材101,102に突起110が設けられている場合には、図7に示すように、突起110をダイシング領域Cx又はCyに配置すれば、個片130を切り出す際に突起110を除去することが可能となる。
そして、個片130を切断面側、つまりxz面及びyz面側から研削し、第1及び第2のコアブロック131,132の接合面の面積が縮小されるよう加工すれば、図1に示したドラムコア20が完成する。個片130の研削は、第1及び第2のコアブロック131,132のうち磁気ギャップGに近い部分を研削することにより行う。これにより、第1のコアブロック131のうち研削されていない部分が第1の鍔部31となり、研削された部分が巻芯部30の一部となる。同様に、第2のコアブロック132のうち研削されていない部分が第2の鍔部32となり、研削された部分が巻芯部30の別の一部となる。そして、巻芯部30のz方向における略中央部には、接着剤からなる磁気ギャップGが設けられることになる。
ここで、図3を用いて説明したように第1又は第2の板状コア部材101,102に突起110が設けられている場合には、図8に示すように、突起110を巻芯部30となる部分の外側、つまり、研削される領域に配置すれば、個片130をドラムコア20に加工する際に突起110を除去することが可能となる。
このように、第1又は第2の板状コア部材101,102に突起110が設けられている場合、突起110をダイシング領域Cx又はCyに配置するか、或いは、個片化後に研削される部分に配置すれば、磁性材料を含まない磁気ギャップGを形成することが可能となる。一方、球状のスペーサ120を用いる場合には、磁気ギャップGにスペーサ120が残留する可能性があるが、スペーサ120の材料として非磁性材料を用いれば、磁性材料を含まない磁気ギャップGを形成することが可能となる。
以上説明したように、本実施形態によるドラムコア20の製造方法によれば、磁気ギャップGに基板などが含まれることがなく、実質的に接着剤のみによって磁気ギャップGを構成することができることから、非常に幅の狭い磁気ギャップGを実現することができる。しかも、突起110又は球状のスペーサ120をギャップ制御部材として用いていることから、磁気ギャップGの幅を高精度に制御することも可能となる。
図9は、ドラムコア20を用いたコイル部品10の外観を示す略斜視図である。また、図10は、コイル部品10を実装面側から見た略平面図である。
図9及び図10に示すコイル部品10はトランスであり、ドラムコア20と板状コア40を備えている。板状コア40はドラムコア20と同様、フェライトなど透磁率の高いセラミック材料からなり、両者は接着剤などを介して固定されている。尚、コイル部品10がトランスに限定されるものではなく、ドラムコア20と板状コア40を用いた表面実装型のコイル部品であれば、その種類は問わない。したがって、インダクタンス用の汎用コイル部品であっても構わないし、特定の用途、例えば、コモンモードフィルタ用、パルストランス用、バルントランス用などのコイル部品であっても構わない。
図9及び図10に示す例では、巻芯部30に3本のワイヤW1〜W3が巻回されている。また、第1の鍔部31には3つの端子電極51〜53が設けられ、第2の鍔部32には3つの端子電極54〜56が設けられている。そして、ワイヤW1〜W3の一端はそれぞれ異なる端子電極51〜53に接続され、ワイヤW1〜W3の他端はそれぞれ異なる端子電極54〜56に接続されている。或いは、端子電極55を削除し、ワイヤW1の一端及び他端をそれぞれ端子電極51,54に接続し、ワイヤW2の一端及び他端をそれぞれ端子電極52,56に接続し、ワイヤW3の一端及び他端をそれぞれ端子電極53,56に接続しても構わない。この場合、端子電極52,53が1次側入出力端子、端子電極51,54が2次側入出力端子、端子電極56が1次側センタータップとして用いられる。
板状コア40は、第1及び第2の鍔部31,32の上面に固定されている。第1及び第2の鍔部31,32の上面とは、実装面とは反対側に位置するxz面である。端子電極51〜53は第1の鍔部31の実装面及び外側面に設けられ、端子電極54〜56は第2の鍔部32の実装面及び外側面に設けられている。
図11は、コイル部品10のyz断面図である。
図11に示すコイル部品10は、ドラムコア20の巻芯部30を構成するコアブロック131,132が磁気ギャップGによってz方向に分断されているという特徴を有している。磁気ギャップGは、巻芯部30によって構成される磁路をz方向における中間位置で分断するものである。磁気ギャップGは、巻芯部30において故意に磁束を漏洩させることによって、磁性材料の特性ばらつきを隠蔽する役割を果たす。つまり、磁気ギャップGが存在しない場合には、インダクタンス値などのパラメータのばらつきは磁性材料の特性ばらつきが支配的となるのに対し、巻芯部30に磁気ギャップGを設ければ、磁気ギャップGの幅によってインダクタンス値などのパラメータが大きく変化するため、磁性材料の特性ばらつきを隠蔽することが可能となる。
実際には、板状コア40が接着剤60を介してドラムコア20に固定されるため、接着剤60の厚み分だけ、ドラムコア20と板状コア40との間に第2の磁気ギャップが形成される。このような場合であっても、磁気ギャップGの幅L1を接着剤60の厚みL2よりも大きくすることが好ましい。例えば、磁気ギャップGの幅L1を20μm〜100μmとし、接着剤60の厚みL2を0.5μm〜10μmとすることができる。これによれば、第2の磁気ギャップからの漏洩磁束を抑えることが可能となる。
このような構成を有するコイル部品10は、上述した方法によってドラムコア20を作製した後、第1及び第2の鍔部31,32にそれぞれ端子電極51〜53,54〜56を形成し、巻芯部30にワイヤW1〜W3を巻回するとともに、ワイヤW1〜W3の一端を端子電極51〜53に接続し、ワイヤW1〜W3の他端を端子電極54〜56に接続し、さらに、第1及び第2の鍔部31,32に板状コア40を接着することによって作製することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
10 コイル部品
20 ドラムコア
30 巻芯部
31,32 鍔部
40 板状コア
51〜56 端子電極
60 接着剤
100 接合コア部材
101,102 板状コア部材
101a,102a 接合面
103 接着剤
110 突起
120 スペーサ
130 個片
131,132 コアブロック
Cx,Cy ダイシング領域
G 磁気ギャップ
W1〜W3 ワイヤ

Claims (7)

  1. 接着剤によって第1の板状コア部材と第2の板状コア部材を貼り合わせることによって接合コア部材を作製する第1の工程と、
    前記接合コア部材を接合面に対して垂直な方向に切断することによって、前記第1の板状コア部材からなる第1のコアブロック、前記第2の板状コア部材からなる第2のコアブロック及び前記接着剤からなる磁気ギャップを含む個片を作製する第2の工程と、
    前記個片を切断面側から研削することによって、前記第1及び第2のコアブロックの前記接合面の面積が縮小されたドラムコアを作製する第3の工程と、を備え、
    前記第1の工程においては、前記第1の板状コア部材と前記第2の板状コア部材との間にギャップ制御部材を介在させることによって、前記磁気ギャップの厚みを制御することを特徴とするドラムコアの製造方法。
  2. 前記磁気ギャップは、磁性材料を含まないことを特徴とする請求項1に記載のドラムコアの製造方法。
  3. 前記ギャップ制御部材は、前記第1又は第2の板状コア部材の前記接合面に形成された突起であることを特徴とする請求項1又は2に記載のドラムコアの製造方法。
  4. 前記突起は、前記第1又は第2の板状コア部材の一部であることを特徴とする請求項3に記載のドラムコアの製造方法。
  5. 前記突起は、前記第2又は第3の工程において除去されることを特徴とする請求項3又は4に記載のドラムコアの製造方法。
  6. 前記ギャップ制御部材は、前記接着剤に混入された球体であることを特徴とする請求項1又は2に記載のドラムコアの製造方法。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載のドラムコアの製造方法によって、前記第1のコアブロックからなる第1の鍔部と、前記第2のコアブロックからなる第2の鍔部と、前記第1及び第2の鍔部間に位置し前記磁気ギャップを含む巻芯部とを含む前記ドラムコアを作製する工程と、
    前記第1及び第2の鍔部にそれぞれ第1及び第2の端子電極を形成する工程と、
    前記巻芯部にワイヤを巻回するとともに、前記ワイヤの一端を前記第1の端子電極に接続し、前記ワイヤの他端を前記第2の端子電極に接続する工程と、
    前記第1及び第2の鍔部に板状コアを接着する工程と、を備えることを特徴とするコイル部品の製造方法。
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