JP2019000614A - 電気掃除機 - Google Patents

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祐児 藤原
陽章 水野
Haruaki Mizuno
陽章 水野
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Abstract

【課題】操作性に優れ使い勝手の良い電気掃除機を提供する。【解決手段】電動送風機が内蔵された掃除機本体と、一端がホース継手を介して前記掃除機本体に接続され他端に吸込把持部を有する可撓性のある集塵ホースと、前記吸込把持部に着脱自在に接続される延長管と、前記延長管に接続される床用吸込具とを備え、前記吸込把持部は、塵埃などが通る第1の管体を形成する手元管と、前記手元管と一体化されハンドル部を構成するグリップ体下と、前記グリップ体下の上方を覆うカバー体とから構成された電気掃除機において、前記第1の管体の後端部から前記ハンドル部の後端部までの長さが、従来のハンドル長さを持つ吸込把持部と比較して、約1.5〜2倍の長さを有することで、吸込把持部の長さ寸法が長尺であっても持ちやすく操作しやすいハンドル形状で強度も確保でき、使用者は使い易い位置を持つことで使い勝手を良くすることが可能。【選択図】図10

Description

本発明は、電気掃除機に関するものである。
従来の一般的な電気掃除機においては、電気掃除機本体に接続される掃除機用集塵ホースの吸込把持部の外郭は樹脂部材が使用されており、吸込把持部を構成する手元管とそれを上面から覆うカバー体はネジおよび爪により固定される構造になっており、吸込把持部を上面から覆うカバー体は1部品で構成されている。
構造的には集塵ホースの吸込把持部は床面にある塵埃を吸上げ掃除機本体へ通過する第一の管体から1本のハンドル部を設けてある構造のもの(例えば、特許文献1参照)と、第一の管体にサーベルのように1本のハンドル部とそれとは別にもう1本、第一の管体から突出しており、これがハンドル部の後端と接続されている構造のものがある(例えば、特許文献2参照)。
後者は2本で構成しているため、強度的にもハンドル部は非常に強くできるが、前者は第一の管体から1本の把持部で構成されているため、強度的に弱く、第一の管体とハンドル部の分岐部またはハンドル部もしくはその両方を太く強固な形状にしなければならず、重量的にも重く、使いにくい(握りにくい)ものになっていた。
さらに、吸込把持部を構成する手元管およびカバー体はそれぞれ比較的長い部品のため、その製造上、長さ寸法のばらつきが大きく、手元管とカバー体を組み合わせたとき、寸法が合わず、手元管とカバー体の合わせ面において段差や隙間などの品質的な不具合が起こすことがあった。
特開2000−157467号公報 特開2016−30059号公報
前述のように集塵ホースの吸込把持部はネジおよび爪により固定されている。集塵ホースに延長管、床用吸込具を取付けて、集塵ホースの吸込把持部のハンドル部を持って操作するとき、ハンドル部に力がかかり、ハンドル部が曲がろうとする力が発生する。そのとき前記力は、前述のネジを取付けるボス部および爪部分に集中する。ボス部および爪部が限界を超えたとき、ボスが折れたり、爪が外れ、ついではハンドル部分が破壊される。
応力を分散させるため、ハンドル部が曲がらないように剛性を上げる必要があり、第一の管体からハンドル部への分岐部分もしくはハンドル部あるいはその両方を太く大きくする必要があり、結果として重くなり、操作しにくく、外観的に見栄えが良くなかった。さらに、ハンドル部の長さを長くする場合、ハンドル部の強度もさらに必要になり、ネジや爪での固定では困難な状況であった。
また、吸込把持部の手元管上面から取付けるカバー体は1部品で構成されており、比較的長さ寸法が長い部品である。この部品が樹脂製部品であるため、製造上、長さ寸法のばらつきが大きく、手元管にカバー体を取付けたとき、手元管とカバー体の長さ寸法を合わ
せることが難しく、手元管とカバー体の合わせ面などに段差、隙間ができるなど、品質の悪いものができる場合があった。
特に、特許文献2に記載されたようなハンドル部を含む吸込把持部の長さ寸法が長尺である場合は、持ちやすく操作しやすいハンドル部形状で強度を確保し、かつ、長さ寸法のばらつきによる品質確保は非常に難しいものがあった。
本発明は、吸込把持部の長さ寸法が長尺であっても、持ちやすく操作しやすいハンドル形状で強度も確保し、かつ、長さ寸法のばらつきを吸収することができる集塵ホースを有する電気掃除機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の電気掃除機は、電動送風機が内蔵された掃除機本体と、一端がホース継手を介して前記掃除機本体に接続され他端に吸込把持部を有する可撓性のある集塵ホースと、前記吸込把持部に着脱自在に接続される延長管と、前記延長管に接続される床用吸込具とを備え、前記吸込把持部は、塵埃などが通る第1の管体を形成する手元管と、前記手元管と一体化されハンドル部を構成するグリップ体下と、前記グリップ体下の上方を覆うカバー体とから構成され、前記第1の管体は、前記延長管の中心軸線と所定の角度で下方向に屈曲形成された曲がりパイプとなっており、さらに、前記第1の管体には、回転可能に連結される第2の管体を有しており、前記第2の管体にホース部材が接続されることによって、前記吸込把持部には、ホース部材が回転可能に連結されるようになっている電気掃除機において、前記第1の管体の後端部から前記ハンドル部の後端部までの長さが、従来のハンドル長さを持つ吸込把持部と比較して、約1.5〜2倍の長さを有しているもので、吸込把持部の長さ寸法が長尺であっても、持ちやすく操作しやすいハンドル形状で強度も確保しているため、使用者は使いやすい位置を持つことができ、より操作性に優れた電気掃除機を実現できる。
本発明の電気掃除機は、吸込把持部の長さ寸法が長尺であっても、持ちやすく操作しやすいハンドル形状で、軽くて強固な吸込把持部を確保し、集塵ホースの操作性の向上を図った電気掃除機を提供することができる。
本発明の実施の形態1における電気掃除機の右側面図 同電気掃除機の収納状態時の右側面図 同電気掃除機の本体裏面斜視図 同電気掃除機の延長管の斜視図 同電気掃除機のホース掛止具の斜視図 同電気掃除機の吸込把持部の斜視図 同吸込把持部の分解斜視図 同吸込把持部の断面図 同吸込把持部の斜視図 同吸込把持部と従来品との比較図 同吸込把持部の部品図
第1の発明は、電動送風機が内蔵された掃除機本体と、一端がホース継手を介して前記掃除機本体に接続され他端に吸込把持部を有する可撓性のある集塵ホースと、前記吸込把持部に着脱自在に接続される延長管と、前記延長管に接続される床用吸込具とを備え、前記吸込把持部は、塵埃などが通る第1の管体を形成する手元管と、前記手元管と一体化さ
れハンドル部を構成するグリップ体下と、前記グリップ体下の上方を覆うカバー体とから構成され、前記第1の管体は、前記延長管の中心軸線と所定の角度で下方向に屈曲形成された曲がりパイプとなっており、さらに、前記第1の管体には、回転可能に連結される第2の管体を有しており、前記第2の管体にホース部材が接続されることによって、前記吸込把持部には、ホース部材が回転可能に連結されるようになっている電気掃除機において、前記第1の管体の後端部から前記ハンドル部の後端部までの長さが、従来のハンドル長さを持つ吸込把持部と比較して、約1.5〜2倍の長さを有しているもので、吸込把持部の長さ寸法が長尺であっても、持ちやすく操作しやすいハンドル形状で強度も確保しているため、使用者は使いやすい位置を持つことができ、より操作性に優れた電気掃除機を実現できる。
第2の発明は、特に、第1の発明の吸込把持部のグリップ体下の上方を覆うカバー体を、前記グリップ体下に対して溶着または接着等により固定したもので、吸込把持部のグリップ体下とカバー体が一体化し完全な剛体となるので、強固な吸込把持部を構成することができ、吸込把持部に設けたハンドル部を細くするこが可能となり、持ちやすく操作しやすいハンドル形状を実現でき、操作性に優れた電気掃除機を提供できる。なお、吸込把持部のグリップ体下の上面とカバー体外周の合わせ面の全周または一部に溶着または接着等を施すことで吸込把持部を強固にすることができる。
第3の発明は、特に、第2の発明のグリップ体下の上方を覆うカバー体を2分割し、そのうちハンドル部を構成するグリップ体下の上方を覆うカバー体を、第一のカバー体とし、手元管の屈曲部近傍から延長管側までの範囲におけるグリップ体下の上方を覆うカバー体を、第二のカバー体とし、前記一のカバー体と前記第二のカバー体との間にはギャップ部を設けたもので、長尺な部品の長さ寸法のばらつきおよび、溶着または接着などによる位置ズレのばらつき等を吸収し、第一のカバー体とグリップ体下との合わせ面に段差や隙間などの発生を抑え、より握りやすく、操作性に優れた電気掃除機を実現できる。
第4の発明は、特に、第2の発明のグリップ体下の上方を覆うカバー体を2分割し、そのうちハンドル部を構成するグリップ体下の上方を覆うカバー体を、第一のカバー体とし、手元管の屈曲部近傍から延長管側までの範囲におけるグリップ体下の上方を覆うカバー体を、第二のカバー体とし、前記第二のカバー体の端部が、前記第一のカバー体の端部を覆うように、第二のカバー体の端部と前記第一のカバー体の端部をいくらかの寸法の範囲で重ねるようにしたもので、長尺な部品の長さ寸法のばらつき、および、溶着または接着などによる位置ズレのばらつき等を吸収し、第一のカバー体とグリップ体下との合わせ面に段差や隙間などの発生を抑え、より握りやすく、操作性に優れた電気掃除機を実現できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における電気掃除機の右側面図、図2は、同電気掃除機の収納状態時の右側面図、図3は、同電気掃除機の本体裏面斜視図、図4は、同電気掃除機の延長管の斜視図、図5は、同電気掃除機のホース掛止具の斜視図、図6は、同電気掃除機の吸込把持部の斜視図、図7は、同吸込把持部の分解斜視図、図8は、同吸込把持部の断面図、図9は、同吸込把持部の斜視図、図10は、同吸込把持部と従来品との比較図、図11は、同吸込把持部の部品図である。
以下では、電気掃除機1およびその構成要素(構成部品)の説明に関し、便宜上、図1における左側を正面(先端)側、右側を背面(後端)側、上側を上面(上)側、下側を底
面(下)側、手前を右側、奥を左側として説明する。
図1に示すように、本実施の形態における電気掃除機1には、掃除機本体2、集塵ホース3、ホース掛止具4、吸込把持部5、延長管6、床用吸込具7が含まれている。
掃除機本体2は、吸引力を発生させる電動送風機(図示せず)が内蔵されているとともに、集塵部(図示せず)が着脱可能に取付けられている。また、掃除機本体2の底面の前面には、被係止部8(図2、3参照)が設けられている。図2に示すように、掃除機本体2の背面を床に付け、正面を天に向けて電気掃除機1を立てて収納する、いわゆるスタンド収納時において、被係止部8は、延長管6を略垂直状態に保つものであり、延長管6に備えられた係止部としてのフック9(図4参照)を嵌め込むための凹部8aを形成している。
集塵ホース3は、可撓性を有するホース部材20とホース継手10と吸込把持部5を備えている。ホース継手10は、管状でホース部材20の一端に回転可能に連結され、さらに掃除機本体2に着脱可能に接続されており、集塵部と連通している。吸込把持部5はホース部材20の他端部に回転可能に連結されている。
ホース掛止具4は、ポリプロピレン等の弾性を有する合成樹脂製で集塵ホース3に取り付けられる。ホース掛止具4は、図5に示すように、一端に重合係止部11を、他端に前記重合係止部11の掛止孔12に掛止められる掛止フック13を有し、前記ホース部材20に巻付固定される環状のホース巻付固定帯体14と、前記ホース巻付固定帯体14の外周面に一体成形された掛止部として集塵ホース3の軸方向に突出したフック部15により構成されている。
さらにホース巻付固定帯体14の内周面には前記集塵ホース3の外周面に接触して前記ホース巻付固定帯体14の前記ホース部材20への巻付保持力を高めるための複数の当りリブ16を突出形成している。
一方、吸込把持部5の他端には、延長管6が接続され、前記延長管6の先端には床用吸込具7が接続されており、さらに吸込把持部5には電動送風機の電源オン、オフ等使用者が操作を行うための複数のスイッチ52(図8参照)を備えており、使用者が前記スイッチ52により電源オン操作を行うと、掃除機本体2内部の電動送風機が駆動し、床用吸込具7の吸込口(図示せず)から吸引風が発生し、床面等に付いている塵埃を吸い取り、延長管6、吸込把持部5、集塵ホース3を介して掃除機本体2内部の集塵部に集塵することが可能である。
尚、延長管6は吸込把持部5に対して着脱自在であるため、延長管6を吸込把持部5から外して、吸込把持部5の開口部30(図7参照)から塵埃を吸い込むことも可能であり、延長管6から床用吸込具7を取り外し、延長管6の開口部分(図示せず)から塵埃を吸い込むことも可能である。
次に、吸込把持部5の詳細について図6〜11を用いて説明する。
図6〜図11において、吸込把持部5は、手元管21を有し、塵埃などが通る第1の管体31と使用者が掃除の際に握るハンドル部33を構成するグリップ体下34からなる。この第1の管体31は、図8に示すように、延長管6の中心軸線A1と合致する中心軸線B1を持ち、延長管6の端部に嵌め合わせて接続されるようになっている。また、第1の管体31は中心軸線B1と所定の角度をなす中心軸線B2を持つように屈曲形成された曲がりパイプとなっている。本実施の形態では、中心軸線B1と中心軸線B2とのなす角度
θ1は25°としている。
また、第1の管体31と回転可能に連結される第2の管体32は、図8に示すように、第1の管体31の中心軸線B2と合致する中心軸線C1を持ち、他端にホース部材20が接続されるようになっている。グリップ体下34の後端部には前記ホース掛止具4のフック部15を着脱自在に嵌め込んで掛止する掛止溝孔17を備えた被係止部18を形成している。
そして、第2の管体32が第1の管体31に相対回転可能であるように挿入されて、かつ、第1の管体31と第2の管体32が適宜手段によって外れぬように連結されて、これによって第2の管体32が第1の管体31の中心軸線B2を基準に回転できるように構成されている。
なお、第1の管体31と第2の管体32との抜け止め結合手段は任意によるものを採用可能であるが、本実施の形態では、図8に示すように、第2の管体32に環状溝36を設けて、第1の管体31に第2の管体32を挿入した後、第1の管体31の開口37から抜け止め片38の一部を環状溝36に挿入することによって、第1の管体31と第2の管体32とが外れぬように連結されている。第2の管体32の他端にはホース部材20が接続されるようになっている。また、ホース部材20を、第2の管体32に取り付けた外周にはホースカバー39を設けている。
吸込把持部5の上面は、手元管21のグリップ体下34の上方を覆い、手元管21の屈曲部近傍からホース部材20側に延長管6の略延長方向に延設された第一のカバー体40と、手元管21の屈曲部近傍から延長管6側に延長管6の略延長方向に延設された第二のカバー体41の2つのカバー体で構成されており、第一のカバー体40と第二のカバー体41の間にはギャップ部35を設けている。
ハンドル部33を構成している手元管21のグリップ体下34の第二の外周面57(図11参照)と第一のカバー体40の第一の外周面56(図11参照)の一部または全部を溶着もしくは接着等の方法を使用して固定することにより、ひとつの剛体としている。
さらに、前記グリップ体下34の第二の補強リブ59等と第一のカバー体40の第一の補強リブ58等の一部または全部を外周面同様に溶着もしくは接着等の方法を使用して固定しても良い。前述の第一のカバー体40と第二のカバー体41の間にあるギャップ部35については、検討した結果、本実施の形態では0.5mm程度となるように設定されている。
第一のカバー体40の延長管6側端部には外観面より一段落とし込んだ面を持つ延長部45があり、この延長部45が第二のカバー体41の内側に延びており、第一のカバー体40と第二のカバー体41とのギャップ部35から吸込把持部5の内部が見えることはない。本実施の形態では、カバー体を第一のカバー体40と第二のカバー体41の二つに分割している例を示したが、カバー体はさらに分割していてもよい。
本実施の形態では、第一のカバー体40と延長管6の中心軸線A1とのなす角θ2は35°となるように設定されている。第一のカバー体40と前記グリップ体下34との間には、掃除機本体2の電動送風機の運転・停止や、床用吸込具7の電動機の運転・停止を行う制御部50を収納しており、制御部50を操作するためのスイッチ操作部51が設けてある。
ハンドル部33の長さは、従来の電気掃除機におけるハンドル部の長さより約1.5〜
2倍の長さを有している。本実施の形態における吸込把持部5との比較に為、従来の吸込把持部100を図10示す。
尚、従来の電気掃除機におけるハンドル部の長さとは、一般的にスイッチ操作部の中央位置から吸込把持部100の先端部までの距離と、スイッチ操作部の中央位置からハンドル部101の後端部までの距離がほぼ等しい長さに設定してあるもののことをさすものである。
本実施の形態におけるハンドル部33は、従来のハンドル部101の約2倍の長さを有しており、ハンドル部33の後端に第一のグリップ部43を、ハンドル部33の前端に第二のグリップ部44を夫々有しており、第一のグリップ部43と第二のグリップ部44の間にスイッチ操作部51を配置している。
スイッチ操作部51は、複数のスイッチ52から構成されており、スイッチ52の使用頻度の高い掃除機本体2の電動送風機を制御するスイッチ52aより、使用頻度の低い床用吸込具7の電動機スイッチ52bをハンドル部33の第一のグリップ部43から遠くに配置している。
第1の管体31の延長管6側の上方と第二のカバー体41との間には、延長管6の給電線(図示せず)に接続した端子(図示せず)を着脱自在に接続する端子(図示せず)と、制御部50(図示せず)からリード線(図示せず)により給電され、抵抗器(図示せず)と光源(図示せず)を搭載した光源制御部53とを備え、延長管6を第1の管体31に連結するためのフック体61をバネ55により保持している。
光源制御部53は、第1の管体31に備えられたリブ26により保持され、第二のカバー体41により挟み込むことで固定される。光源制御部53に搭載された光源(図示せず)はレンズ54を介して照射され、レンズ54は、第二のカバー体41の凹部42に挟み込むことで保持される。また、第1の管体31の屈曲部近傍と第一のカバー体40との間には、ホース部材20の給電線から制御部50へ給電するためのリード線を保持している。上記全てのリード線は、第1の管体31に備えられたリブ(図示せず)により挟み込むことで保持される。
また、吸込把持部5の上面を覆う第一のカバー体40および第二のカバー体41については、第一のカバー体40の第二のカバー体41側の端部形状を一段落とし込むことなく、前記第一のカバー体40の前記端部を覆うように第二のカバー体41を取付けることにより、前述のギャップ部35を設けることなく構成でき、第一のカバー体40と第二のカバー体41をいくらかの寸法を重ねて配置することにより、前述の第一のカバー体40の長さ寸法のばらつきを吸収することも、前述の溶着または接着等による位置ズレなどのばらつきも吸収できる。前記構成をなすことで、同様の効果を得ることができる。
以上のように、本実施の形態における電気掃除機1において、吸込把持部5のハンドル部33を構成するグリップ体下34と第一のカバー体40を溶着または接着等により固定し、剛体化することにより、軽くても強度のある吸込把持部5を備え、また、前記第一のカバー体40と前記第一のカバー体40に連接する第二のカバー体41との間にギャップ部35を設け、第一のカバー体40の製造時における長さ寸法のばらつきおよび溶着または接着等による位置ズレによるばらつきを吸収し、前記グリップ体下34と第一のカバー体40との合わせ面に段差や隙間などが発生しない持ちやすい吸込把持部5を備えることで、電気掃除機1の操作性を向上させることができる。
この発明は、以上の実施の形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内
において種々の変更が可能である。
本発明に係る電気掃除機は、軽くて強固な吸込把持部を確保し、集塵ホースの操作性を大幅に向上できるもので、家庭用、業務用を問わず各種電気掃除機に適用することができる。
1 電気掃除機
2 掃除機本体
3 集塵ホース
4 ホース掛止具
5 吸込把持部
6 延長管
7 床用吸込具
8、18 被係止部
8a、42 凹部
9 フック(係止部)
10 ホース継手
11 重合係止部
12 掛止孔
13 掛止フック
14 ホース巻付固定帯体
15 フック部(掛止部)
16 当りリブ
17 掛止溝孔
20 ホース部材
21 手元管
26 リブ
30 開口部
31 第1の管体
32 第2の管体
33 ハンドル部
34 グリップ体下
35 ギャップ部
36 環状溝
37 開口
38 抜け止め片
39 ホースカバー
40 第一のカバー体(カバー体)
41 第二のカバー体(カバー体)
43 第一のグリップ部(グリップ部)
44 第二のグリップ部(グリップ部)
45 延長部
50 制御部
51 スイッチ操作部
52、52a スイッチ
52b 電動機スイッチ
53 光源制御部
54 レンズ
55 バネ
56 第一の外周面
57 第二の外周面
58 第一の補強リブ
59 第二の補強リブ
61 フック体

Claims (4)

  1. 電動送風機が内蔵された掃除機本体と、
    一端がホース継手を介して前記掃除機本体に接続され他端に吸込把持部を有する可撓性のある集塵ホースと、
    前記吸込把持部に着脱自在に接続される延長管と、
    前記延長管に接続される床用吸込具とを備え、
    前記吸込把持部は、塵埃などが通る第1の管体を形成する手元管と、前記手元管と一体化されハンドル部を構成するグリップ体下と、前記グリップ体下の上方を覆うカバー体とから構成され、
    前記第1の管体は、前記延長管の中心軸線と所定の角度で下方向に屈曲形成された曲がりパイプとなっており、
    さらに、前記第1の管体には、回転可能に連結される第2の管体を有しており、
    前記第2の管体にホース部材が接続されることによって、前記吸込把持部には、ホース部材が回転可能に連結されるようになっている電気掃除機において、
    前記第1の管体の後端部から前記ハンドル部の後端部までの長さが、従来のハンドル長さを持つ吸込把持部と比較して、約1.5〜2倍の長さを有していることを特徴とする電気掃除機。
  2. 吸込把持部のグリップ体下の上方を覆うカバー体を、前記グリップ体下に対して溶着または接着等により固定したことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. グリップ体下の上方を覆うカバー体を2分割し、
    そのうちハンドル部を構成するグリップ体下の上方を覆うカバー体を、第一のカバー体とし、
    手元管の屈曲部近傍から延長管側までの範囲におけるグリップ体下の上方を覆うカバー体を、第二のカバー体とし、
    前記一のカバー体と前記第二のカバー体との間にはギャップ部を設けたことを特徴とする請求項2に記載の電気掃除機。
  4. グリップ体下の上方を覆うカバー体を2分割し、
    そのうちハンドル部を構成するグリップ体下の上方を覆うカバー体を、第一のカバー体とし、
    手元管の屈曲部近傍から延長管側までの範囲におけるグリップ体下の上方を覆うカバー体を、第二のカバー体とし、
    前記第二のカバー体の端部が、前記第一のカバー体の端部を覆うように、
    第二のカバー体の端部と前記第一のカバー体の端部をいくらかの寸法の範囲で重ねるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の電気掃除機。
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