JP2018535569A - Hdr符号化/復号のための色成分サンプルの共に配置される輝度サンプルの決定 - Google Patents

Hdr符号化/復号のための色成分サンプルの共に配置される輝度サンプルの決定 Download PDF

Info

Publication number
JP2018535569A
JP2018535569A JP2018512363A JP2018512363A JP2018535569A JP 2018535569 A JP2018535569 A JP 2018535569A JP 2018512363 A JP2018512363 A JP 2018512363A JP 2018512363 A JP2018512363 A JP 2018512363A JP 2018535569 A JP2018535569 A JP 2018535569A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
luminance
sample
samples
chroma
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018512363A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018535569A5 (ja
JP6990172B2 (ja
Inventor
リアネック,ファブリス ル
リアネック,ファブリス ル
ラセール,セバスチャン
フランソワ,エドワール
ギャルピン,フランク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Thomson Licensing SAS
Original Assignee
Thomson Licensing SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Thomson Licensing SAS filed Critical Thomson Licensing SAS
Publication of JP2018535569A publication Critical patent/JP2018535569A/ja
Publication of JP2018535569A5 publication Critical patent/JP2018535569A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6990172B2 publication Critical patent/JP6990172B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/10Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding
    • H04N19/169Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the coding unit, i.e. the structural portion or semantic portion of the video signal being the object or the subject of the adaptive coding
    • H04N19/186Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the coding unit, i.e. the structural portion or semantic portion of the video signal being the object or the subject of the adaptive coding the unit being a colour or a chrominance component
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T5/00Image enhancement or restoration
    • G06T5/90Dynamic range modification of images or parts thereof
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T5/00Image enhancement or restoration
    • G06T5/90Dynamic range modification of images or parts thereof
    • G06T5/92Dynamic range modification of images or parts thereof based on global image properties
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/50Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
    • H04N19/59Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving spatial sub-sampling or interpolation, e.g. alteration of picture size or resolution
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/20Special algorithmic details
    • G06T2207/20172Image enhancement details
    • G06T2207/20208High dynamic range [HDR] image processing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

共通の空間内のクロマ・サンプルの位置に関連する輝度サンプルを決定すること(33、44)と、決定された輝度サンプルを、クロマ・サンプルに適用されている輝度に依存するプロセスにおいて適用すること(34、492)とを含む、デコーダまたはエンコーダにおいて色サンプルを処理するのに使用される輝度値を決定する方法が提供される。

Description

本開示は一般に、ビデオ符号化および/または復号に関し、より詳細には、色空間処理を使用するビデオ符号化および/または復号に関する。
デジタル信号処理では、データを伝送する際にデータ圧縮が極めて重要になってきた。データ・ファイルのサイズを小さくするプロセスをデータ圧縮と呼ぶ。圧縮は、データ記憶空間または伝送容量などのリソース使用量を削減するのに役立つので有用である。しかし、データは、いったん圧縮すると、使用できるようにするのに復元しなければならない。圧縮されたデータは、使用するために復元しなければならないので、復元する過程で、この余分な処理によって計算コストまたは他のコストが生じることになる。さらに、データ圧縮方式の設計は、圧縮の程度、(損失データ圧縮を使用するときに)もたらされる歪みの量、およびデータを圧縮および復元するのに必要な計算リソースを含め、様々な要因の間でのトレードオフを含む。たとえば、ビデオ用の圧縮方式は、ビデオが復元されているとみなすのに十分な速さで、このビデオを復元するために、高価なハードウェアを必要とする場合がある。ビデオを視聴する前にこのビデオを完全に復元する選択肢は、不便になるか、追加の記憶装置を必要とする場合がある。
ビデオ圧縮では、非圧縮ビデオには非常に高いデータ転送速度が必要となるので、このトレードオフは非常に重要な問題になることがある。たいていのビデオ圧縮アルゴリズムは、空間画像圧縮と時間動き補償を組み合わせる。さらに、ビデオ圧縮ストリームも、1つのパッケージにオーディオ・ストリームを伴う。したがって、たいていのビデオ符号化規格の設計では、主要目的は、符号化効率を最も高くすることである。符号化効率は、ある程度のレベルのビデオ品質を保ちながら、可能な限り低いビット・レートでビデオを符号化する能力である。近年、ビデオ品質とビット・レートとの間のトレードオフは、数多くの実際的な課題を提示してきた。
高効率ビデオ符号化(以下ではHEVC)はビデオ圧縮規格であり、高い評価を得てきた。この高い評価の理由は、HEVCが、同じレベルのビデオ品質においてデータ圧縮率を2倍にすることができるからである。HEVCは、色空間処理、スケーラブル符号化拡張、マルチビュー拡張など、数多くの技法をサポートする。さらに、HEVCビデオ圧縮規格は、とりわけ、いわゆる適合ポイントに従って動作するビデオ復号プロセスを指定する。適合ポイントは、ビデオ復号およびレンダリングのプロセスにおいて、復号されたビデオ・シーケンスとHEVC規格との適合を検査することができるポイントに対応する。これは、ビデオ・デコーダの固定小数点数の出力に対応し、その後、復号されたピクチャ成分に任意の後続動作が適用される。しかし、これらの機能を同時に使用することは、たいていの場合に実現可能ではなかった。したがって、これらの機能のいくつかを同時に最大限活用することのできる技法が望ましい。
ピクチャ/ビデオ、特に高ダイナミックレンジのピクチャ/ビデオを符号化および復号するための他の技法が提案されてきた。
図1は、従来の高ダイナミックレンジ(以下ではHDR)復号のワークフローを示すブロック図である。たいていのHDR画像処理技法では、画像処理および写真技術を使用して、標準のデジタル画像処理または写真技法で実現可能なものよりもダイナミックレンジの広い明度を再現する。この技法は、ビデオおよび画像の伝送中に維持しなければならない優れた画像を生成する。この目標に向けて、図1に示すように、従来型の(HEVC)ビデオ・デコーダ11の後に、一般的なHDR再構築システム(HDR再構築12、色アップサンプリング13、HDR後処理14)が配置され、これは、HEVCデコーダによって生成される復号されたビデオ・シーケンスからHDRコンテンツを再構築することを目的とする。たいていのビデオ配信の使用事例では、HEVC符号化シーケンスが4:2:0のクロマ・フォーマットで表され、成分サンプルが10ビットの固定小数点数で表される。
HDR画像は、複数の低ダイナミックレンジ(LDR)または標準ダイナミックレンジ(SDR)の写真をマージする結果として生じる、コンピュータのレンダリングおよび画像とすることができる。さらに、HDR画像は、オーバサンプリングされたバイナリ画像センサのような特別の画像センサを使用して取得することもできる。圧縮されたHDRビデオの配信においては、ダイナミックレンジがさらに限定されたHDRを示す、関連したSDRビデオを同時に配信するときにも、いくつかの問題がある。SDRに関連するビデオが存在しない場合にはこれらの問題が悪化し、その結果、SDRビデオの生成も解決すべき問題の一部分である。
図1に戻って参照すると、HEVC符号化シーケンスとともに使用することができるデコーダ、および特にHDR画像処理を使用するデコーダは、4:2:0クロマ・サンプリングでサンプル毎に8ビット〜10ビットのビット深度を可能にするプロファイルを有していなければならない。このようなHEVCデコーダは、より多くの色を可能にする、より高いビット深度で作成されたビットストリームを復号できなければならず、また、色バンディングの問題を最小限に抑えるように、色のより滑らかな遷移を可能にするために、より高いビット深度に対応しなければならない。図1で使用される例では、HDR再構築プロセスの大部分は、4:4:4フォーマットで実行されるが、HEVC符号化/復号プロセスで古典的に使用される色フォーマットは4:2:0である。その結果、HDR再構築プロセスの計算の複雑さが増す。
さらに、HEVCビデオ圧縮規格は、とりわけ、いわゆる適合ポイントに従って動作するビデオ復号プロセスを指定する。適合ポイントは、ビデオ復号およびレンダリングのプロセスにおいて、復号されたビデオ・シーケンスとHEVC規格との適合を検査することができるポイントに対応する。これは、ビデオ・デコーダの固定小数点数の出力に対応し、その後、(たとえば、クロマ・アップサンプリング、色空間変換、および/または出力表示へのビデオ信号適応のような)任意の後続動作が、復号されたピクチャ成分に適用される。動画専門家グループ(以下ではMPEG)/HDRビデオ圧縮用のMPEG標準化団体によって考慮され得る適合ポイントは、4:2:0〜4:4:4のクロマ・アップサンプリングの直前に配置される。
さらに、2015年8月24日出願の欧州特許出願第15290214.4号には、高ダイナミックレンジのピクチャ/ビデオの符号化および復号を可能にする、ピクチャ/ビデオの符号化および復号の技法が開示されている。このような技法は、エンコーダ側では、たとえば、従来型のSDRワークフローと互換性のあるフォーマットで表されるSDRピクチャに、HDRピクチャをマッピングすることに依存する。例示的には、このフォーマットは、(規格ITU−R Rec BT.709で規定されているような)高精細TV専用の8ビットYUVフォーマット、または(規格ITU−R Rec BT.2020で規定されているような)超高精細TV専用の10ビットYUVフォーマットでもよい。これはさらに、従来型のSDR画像コーダを使用することにより、得られたSDRピクチャを符号化することを含む。たとえば、コーダは、たとえばHEVC(またはワークフローによって実行可能な他の任意のコーデック)の標準の8ビットh264/AVCメイン・プロファイル、または標準の10ビットHEVCメイン・プロファイルでもよい。さらに、配信方式は、得られた符号化されたSDRピクチャのビットストリームを配信することを含む。デコーダ側では、対象となるユーザに応じて2つの状況が考えられる。第1の状況では、復号されたSDRピクチャが、配信されたビットストリームから得られ、SDR対応装置上に表示される。第2の状況では、第1に、復号されたSDRピクチャを取得し、第2に、復号されたSDRピクチャから復号されたHDRピクチャへとマッピングすることによって、配信されたビットストリームから、復号されたHDRピクチャが得られる。
HEVCデコーダを実装するこの技法によれば、SDRからHDRへのマッピング・プロセスのほとんどが、XYZ色空間を使用することによって、4:4:4のクロマ・フォーマットを有する復号された色ピクチャに適用され、マッピング・プロセスの最初においては、4:2:0から4:4:4へのアップサンプリングを実行するように構成されてはいない。その結果、計算複雑度の高いデコーダが得られる。
したがって、プロセスのほとんどが4:2:0領域で実行される、HDR復号プロセスを有することが望ましいはずである。さらに、HDR復号プロセスが、確立された標準HDRビデオ信号に適合するHDR信号を生成するように、復号の出力が10ビットの整数サンプルで表されるHDR復号プロセスを有することが望ましいはずである。
本発明の原理の各技法を用いて、追加の特徴および利点が実現される。この原理の他の実施形態および態様が、本明細書において詳細に説明され、特許請求の範囲の一部分とみなされる。利点および特徴とともにこの原理をより良好に理解するために、この説明および各図面を参照されたい。
関連するあらゆる符号化/復号ステップにおいて、通常使用される空間内のクロマ・サンプルの位置に関連する輝度サンプルを決定するステップと、決定されたこの輝度サンプルを、クロマ・サンプルに適用されている輝度に依存するプロセスにおいて利用するステップとを含む、デコーダまたはエンコーダにおいて色サンプルを処理するのに使用される輝度値を決定する方法が提供される。
添付図を参照して、決して限定的ではない以下の実施形態および実行例によって、この原理がより良好に理解され、また例示されよう。
従来技術による復号ワークフローおよび適合ポイントを示すブロック図を示す。 本発明の原理の一例による色空間方式を使用する復号技法を示す流れ図である。 本発明の原理の一例による同期型コロケータを有するデコーダを示すブロック図である。 本発明の原理の一例による再整形機能を有する符号化技法を示すブロック図である。 本発明の原理の一例による装置のアーキテクチャの一例を示す。
図1〜4において、示された各ブロックは、単に機能的な構成要素であり、物理的に別々の構成要素には必ずしも対応していない。すなわち、こうした構成要素は、ソフトウェア、ハードウェアの形態で開発することもでき、または、1つもしくは複数のプロセッサを含む、1つもしくはいくつかの集積回路で実装することもできる。
可能な限り、同じまたは同様の部分を指すために、各図全体を通して同じ参照番号を使用する。
本発明の原理の各図および各説明は、本発明の原理を明確に理解するのに関連した要素を例示するように簡略化されてきており、説明を明確にするために、典型的なデジタル・マルチメディア・コンテンツ・デリバリの方法およびシステムで見られる、数多くの他の要素を省いてあることを理解されたい。しかし、このような要素は当技術分野でよく知られているので、本明細書においては、このような要素の詳細な議論をおこなわない。本明細書での開示は、このような全ての変形形態および修正形態を対象とする。
本発明の原理は、共通の空間内でのクロマ・サンプルの位置に関連する輝度サンプルを決定するステップと、決定されたこの輝度サンプルを、クロマ・サンプルに適用されている輝度に依存するプロセスにおいて適用するステップとを含む、デコーダまたはエンコーダにおいて色サンプルを処理するのに使用される輝度値を決定する方法を提供するものである。
少なくとも1つの実施形態によれば、本開示は、プロセスのほとんどが4:2:0のクロマ・フォーマットで実行される、HDR符号化または復号のプロセスを提供する。
さらに、少なくとも1つの実施形態によれば、本開示は、符号化の入力および復号の出力が10ビットの整数サンプルで表される、HDR符号化または復号のプロセスを提供する。
図2には、HDRピクチャを復号および再構築する主なステップが4:2:0フォーマットで実行される、復号の一例が示してある。たとえば、図2に示すデコーダは、非線形の(R、G、B)色サンプルに基づいて計算された、YCbCr定輝度のBT2020の色空間において色アップサンプリングを実行し、この色サンプルは、2014年6月18日の「FCD SMPTE Standard High Dynamic Range Electro-Optical Transfer Function of Mastering Reference Displays」、SMPTE ST2084:201X、バージョン1.24に開示されるEOTFなど、標準のST2084の伝達関数TFを介して得られる。
さらに、良好なHDR圧縮効率を確実なものにするために、デコーダと同期するようにクロマ・ダウンサンプリングを実行することができるHDR符号化プロセスを提案する。デコーダおよびエンコーダについて、それぞれ図3および図4に示すブロック図に、これが示してある。
たとえば、図2に示す復号技法は、入力HDRビットストリームから、少なくとも1つの線形のRGB HDRピクチャを再構築することを目的とする。
ステップ21において、入力HDRビットストリームが復号されて、SDRコンテンツを表す(L’、U’、V’)の輝度およびクロマのサンプルになる。この復号は、たとえば、HEVCビデオ符号化規格に準拠している。次いで、HEVC符号化された4:2:0の10ビットのピクチャに、連続する2つの色変換ステップが適用される。
第1の色変換ステップ22は、HEVC符号化/復号に使用されるYCbCr色空間において、HEVCデコーダ(ステップ21)(または、HEVC復号の後に動作する別の処理ステージ)によって与えられる少なくとも1つの復号されたピクチャに適用される。これは、SDRを動的に保持しながら、色成分を修正することを目的とする。第1の色変換ステップ22の出力は、次式を用いて得られる輝度サンプルおよびクロマ・サンプル(Y、U、V)を有する、再構築されたピクチャまたはピクチャサンプルである。
=β(Ycoloc)×U’
=β(Ycoloc)×V’
ここで、β(Ycoloc)は非線形関数である。
たとえば、Yの関数としてのβの値は、規格「ETSI TS 103 433」(http://www.etsi.org/deliver/etsi_ts/103400_103499/103433/01.01.01_60/ts_103433v010101p.pdfにある)のannex C.2.3で指定されたものなど、ルックアップ・テーブル(LUT)において定義することができる。
上式では、Ycolocは、フル解像度の輝度サンプルYから推定され、現在考慮されているU’およびV’クロミナンス・サンプルに対応する空間位置に輝度値を提示することを目的とする、輝度サンプル値Lに対応する。Ycolocの決定は通常、現在の(U’、V’)のサンプル位置に近接して位置している、2つまたは4つの輝度サンプル間の空間補間プロセスに対応する。たとえば、これは、双1次または双3次の補間とすることができる。
より簡略で高速な変形形態によれば、所与の(U’、V’)のサンプル位置の共に配置される(co-located)サンプルYcolocを、空間位置に対して(U’、V’)の左上の最も近い隣接輝度サンプルとして選択して、補間処理に関わる線形結合を回避してもよい。
は、任意選択の輝度サンプル補正の後に、ビデオ(HEVC)デコーダによって提供される輝度値である。
事前の輝度サンプル補正が実施される場合(任意選択のステップ)、Yは次式のように決定することができる。
=L’+a.U’coloc+bV’coloc
ここで、aおよびbは一定値である。たとえば、値aおよびbは、0〜0.5の間に含まれる。連続する2つの値の間において1/1638のステップで、これらの値の間の値を選択してもよい。
この場合、補正されたそれぞれの輝度サンプルL’について、共に配置されるU’colocおよびV’colocのクロマ・サンプルを決定しなければならない。やはり、所与の輝度サンプルYの共に配置される(U’coloc、V’coloc)のサンプルは、空間位置に対して現在のL’サンプルを囲むいくつかのU’サンプルとV’サンプルとの間の補間値にそれぞれ存在してもよい。
より簡略で高速な変形形態によれば、所与の輝度サンプルL’の共に配置されるサンプルとして、左上の最も近い(U’、V’)のサンプルを選択してもよい。
一変形形態によれば、Yを次式の通り決定することができる。
=max(0,L’+a.U’coloc+bV’coloc
第2の色変換ステップ23、すなわちクロマ変換ステップは、4:2:0の10ビット領域で実行されるので、解像度が低下した2つの再構築されたクロマ・サンプルU、Vに適用される。クロマ変換ステップ23は、次式のように定義される伝達関数TFを用いて得られる非線形の(R、G、B)色サンプルから計算された、クロマ・サンプルUTF、VTFを出力する。

ここで、AはYUV色空間からRGB色空間への変換行列であり、c、c、cは3つの定数であり、Mは、ITU−R BT2020規格に指定されているように、YTFに適用される線形演算を表す。

ここで、P=0.7910、N=−0.9702、P=0.4969、NR=−0.8591である。
(L’、U’、V’)が含まれている色空間がITU−R BT709である場合、c、c、cは、たとえば、それぞれ(−0.27372、−0.68402、−0.12562)に等しくてもよい。(L’、U’、V’)が含まれている色空間がITU−R BT709である場合、c、c、cは、たとえば、それぞれ(−0.22826、−0.79256、−0.12749)に等しくてもよい。
さらに、復号されたピクチャの輝度成分は、標準的な伝達関数TFによって表されるようにするために、別々のチャネルにおいてステップ24で処理される。。
TF=TFοg−1(Y,Ba)
ここで、Yは、場合によっては補正後にビデオ(HEVC)デコーダによって提供される輝度値であり、g−1(Y,Ba)は、エンコーダ側での輝度に適用された非線形性の逆関数である。
次いで、フォーマット4:2:0から4:4:4へのクロマ・アップサンプリング・ステップ25が、成分YTF、UTF、VTFに適用される。
クロマ・アップサンプリング・ステップ25の後に実行される残りの動作は、以下の通りである。
・行列色変換ステップ26および逆伝達ステップ27
これらのステップにより、UTFおよびVTF成分計算の逆関数を適用することによって、非線形RGB色空間の非線形RTFおよびBTF成分サンプルの取出しが可能になる。
行列色変換ステップ26の出力は、成分YTF、RTF、BTFであり、逆伝達ステップ27の出力は、次式のようなY、R、Bである。

・最終行列色補正28
このステップにより、ITU−R BT2020の規格で定義された関係に従って、線光の輝度Y、線光のR、および線光のBの関数として、線形のG成分の取出しが可能になる。
G=Y−(0.2627R+0.0593B)/0.6780
YCbCr定輝度のBT2020色空間のように、標準のST2084伝達関数とともに、標準のビデオ・ユーザビリティ情報(HEVC標準規格で定義されるVUI)が考慮されるとき、クロマ・アップサンプリング25の後に実施される行列色変換26、逆伝達ステップ27、および最終行列色変換28が通常である。その結果、4:2:0〜4:4:4クロマ・アップサンプリングを受ける復号されたビデオ信号のフォーマットを指定することになる特定のSEIメッセージを定義する必要はない。
最終行列色変換28の出力は、少なくとも1つの線形RGB HDRサンプルである。
図2を見ると、クロマ成分サンプルに適用され、これらのクロマ成分サンプルに関連する輝度サンプル値に依存するいくつかの動作を、様々な復号動作が含むという点で、図示したデコーダは、共に配置される輝度サンプル管理に関して非同期である。ピクチャが、輝度および2つのクロミナンス成分からなる4:2:0色空間で表されるとき、この2つの色成分(Cb、Cr)は、輝度成分の幅と高さの両方の半分の空間サイズを有する。したがって、(Cb、Cr)サンプルを修正するとき、このクロマ・サンプルに空間的に対応する輝度値を取り出さなければならない。次いで、考慮されているクロマ・サンプルの周りに空間的に配置された輝度サンプルの関数として導かれる、いわゆる「共に配置される」輝度(luminanceすなわちluma)サンプルが考慮される。しかし、図2に示すHDR復号システムでは、共に配置される輝度サンプルは、符号化段または復号段に従って変化する色空間で決定される。したがって、非最適なHDR圧縮性能がもたらされる。
一実施形態では、この問題は、図3および図4に示すHDR符号化/復号方式によって解決することができる。図3および図4のHDRデコーダおよびエンコーダの方式によって、このような非同期の共に配置される輝度サンプルを決定することから生じるアーティファクトを低減する。
具体的には、図3および図4に示すデコーダとエンコーダは両方とも、YCbCr定輝度のBT2020色空間のように、同じ色空間内で動作して、クロマのアップサンプリングおよびダウンサンプリングを実行する。フォーマット4:2:0から4:4:4へのアップサンプリングは、この特定の色空間に適しており、復号処理を主として4:2:0フォーマットで実施できるようにする。
しかし、他の色空間を使用することもできる。
さらに、図3および図4に示す実施形態では、共に配置されるクロミナンス・サンプルUcolocおよびVcolocを定義する必要はない。共に配置される輝度サンプルYcolocのみ定義する必要がある。これらの実施形態によれば、符号化側と復号側において同じ色空間で、共に配置される輝度サンプルYcolocを決定することができる。
図3のデコーダは、一実施形態では、所与の色サンプルに関連付けられた共に配置される輝度サンプルを提供する。このサンプルは、ダウンサンプリングされた色成分内に含まれており、このプロセスは、考慮される色サンプルに適用される輝度依存動作がどうであろうと、同じ領域で実行される。
この実施形態では、図4の実施形態は、HDRビデオ符号化方式で構成され、ここで、色ダウンサンプリングは、デコーダ側でクロマ・アップサンプリングを実行するのに使用される色空間と同じ空間内で、HDRからSDRへのマッピング処理の前に実行される。
図3および図4をまとめて参照すると、一実施形態では、デコーダ/エンコーダ方式で色サンプルを処理するのに、輝度値を決定する方法が使用される。この実施形態では、まず、共通の空間内のクロマ・サンプル位置に関連付けられた輝度サンプルが決定される。続いて、決定された輝度サンプルは、クロマ・サンプルに適用されている輝度に依存するプロセス内で適用される。一実施形態では、この共通の空間は、標準の伝達関数を適用するときに得られる、図に示すような非線形輝度空間を含むことができる。さらに、標準の伝達関数は、PQとも呼ばれるSMPTE ST2084の逆電気/光伝達関数(EOTF)を含み、また、この伝達関数を対応させることができる。
一実施形態では、クロマ・サンプルの近くに配置された非線形画素値の平均値を計算することによって、輝度サンプルを決定することができる。
所与の色サンプルに関連付けられる、共に配置される輝度サンプルを提供するために、少なくとも1つの実施形態による復号方法は、図3に示す以下のステップを含む。
ここでもまた、このデコーダは、EOTFなど標準のST2084の伝達関数TFを介して得られる非線形の(R、G、B)色サンプルに基づいて計算された、YCbCr定輝度のBT2020の色空間において色アップサンプリングを実行すると考える。しかし、他の色空間または他の伝達関数を考慮に入れることもできる。
ステップ31において、入力HDRビットストリームが復号されて、SDRコンテンツを表す(Y、U、V)の輝度およびクロマのサンプルになる。この復号は、たとえば、HEVCビデオ符号化規格に準拠している。
輝度再整形ステップ321を適用して、フル解像度輝度成分Yを、非線形の標準知覚空間に変換することができる。
TF=TFοg−1(Y,Ba)=YC,PQ=PQοg−1(Y,Ba)=LUT(Y)
ここで、Yは、ビデオ(HEVC)デコーダによって提供される輝度値であり、任意選択の輝度サンプル補正ステップが図3から削除されているので、YはYに等しく、g−1(Y,Ba)は、エンコーダ側での輝度に適用された非線形性の逆関数である。この実施形態では、事前の輝度サンプル補正を適用する必要はない。
ステップ33では、各クロマ・サンプルについて、非線形領域での共に配置される輝度サンプルYPQ,colが得られる。このようなステップは、共通の空間内でのクロマ・サンプル位置に関連付けられた輝度サンプル(YPQ,col)を決定することを目的とする。
クロマ再整形ステップ322または色変換を、線形成分UおよびVに適用することができる。
このようなステップは、クロマ・サンプルに適用されている輝度に依存するプロセスにおいて、決定された輝度サンプル(YPQ,col)を適用することを目的とする。
色のコントラストを改善するために、再整形された線形成分UおよびVに任意選択のステップ323を適用することができる。このようなステップは、CPCEタイプのフィルタリング(「色保存コントラスト強調」)を実施することができる。
ステップ34では、場合によってはCPCEフィルタリングの後に、再整形された2つの線形成分UおよびVにクロマ補正が適用される。クロマ補正ステップ34は、以下のように定義される標準のST2084伝達関数TF=PQによって得られる、非線形の(R、G、B)色サンプルから計算されるクロマ成分CbC,PQ、CrC,PQを出力する。

ここで、
YUVtoRGBは、YUV色空間からRGB色空間への変換行列であり、c、c、cは3つの定数であり、
=0.7910、N=−0.9702、P=0.4969、N=−0.8591である。
次いで、フォーマット4:2:0から4:4:4へのクロマ・アップサンプリング35は、標準の伝達関数TF=PQによって表される成分YC,PQ、CbC,PQ、CrC,PQに適用される。
クロマ・アップサンプリング35の後に実行される残りの動作は、図2に関して説明した動作と同様である。
・行列色変換36および逆伝達ステップ37
これらのステップにより、CbC,PQおよびCrC,PQ成分計算の逆関数、すなわちYCbCr定輝度のBT2020色空間における逆公式を適用することによって、非線形RGB色空間の非線形のRPQおよびBPQ成分サンプルの取出しが可能になる。
行列色変換ステップ36の出力は、成分YPQ、RPQ、BPQであり、逆伝達ステップ37の出力は、次式のようなY、R、Bである。

・最終行列色変換ステップ38
このステップにより、ITU−R BT2020の規格で定義された関係に従って、線光の輝度Y、線光のR、および線光のBの関数として、線形のG成分の取出しが可能になる。
G=Y−(0.2627R+0.0593B)/0.6780
クロマ・アップサンプリング35の後に実施される行列色変換36、逆伝達ステップ37、および最終行列色変換38が標準であり、また知られている。ITIU−R BT2020の標準フォーマット、およびPQ伝達関数を実装する装置は、それらを適用することができる。復号された信号がこの色空間内にあるという情報が、HEVCビットストリームに含まれるVUIメッセージを介して得られ、これは、標準のST2084伝達関数を用いて、YCbCr定輝度のBT2020色空間の使用を示す。その結果、特定のSEIメッセージを定義する必要はない。
この出力は、少なくとも1つの線形RGB HDRサンプルである。
図3に示すデコーダは、同じ伝達関数および色空間が使用される場合、図4のエンコーダで符号化された信号を復号することができる。
図4を参照すると、PQ伝達関数を用いて得られる非線形の(R、G、B)色サンプルに基づいて計算された、YCbCr定輝度のBT2020色空間で、このエンコーダが色ダウンサンプリングを実行するとみなす場合、この符号化方法は、少なくとも1つの線光のHDR(R、G、B)サンプルについて、以下のステップを実行する。
ステップ41では、線光のHDR(R、G、B)サンプルが、非線形知覚空間に変換される。
ステップ42では、線光のHDR(R、G、B)サンプルから、現在の画素の線光の輝度値Ylinが求められる。
ステップ43では、線光の輝度値Ylinを非線形知覚空間に変換して、フル解像度の非線形輝度成分YC,PQを得る。
C,PQ=TF(Ylin)=PQ(Ylin
また、ステップ44では、各クロマ・サンプルについて、非線形領域での共に配置される輝度サンプルYPQ,colが得られる。このようなステップは、共通の空間内でのクロマ・サンプル位置に関連付けられた輝度サンプル(YPQ,col)を決定することを目的とする。
ステップ45では、非線形値YC,PQ、RPQ、およびBPQから、非線形領域でのクロマ成分CbおよびCrが計算される。このような計算は、たとえば、ITU−R BT2020仕様(勧告ITU−R BT.2020−1(06/2014))、”Parameter values for ultra-high definition television systems for production and international program exchange, BT Series Broadcasting service(テレビジョン)”で指定されている。
ステップ46では、クロマ成分CbC,PQ、およびCrC,PQがダウンサンプリングされて、CbC,PQ,downおよびCrC,PQ,downになる。
ステップ47では、ITU−R BT2020仕様に従って、共に配置された輝度サンプル、およびダウンサンプリングされたクロマ成分(YPQ,col、CbC,PQ,down、CrC,PQ,down)が変換されて、非線形のRGB成分サンプル(RPQ,down、GPQ,down、BPQ,down)になる。
したがって、(RPQ,down、GPQ,down、BPQ,down)の色成分の解像度は、入力HDRピクチャと比較して半分である。
ステップ48では、たとえばEOTF関数などの逆関数TF−1=PQ−1を適用することによって、(RPQ,down、GPQ,down、BPQ,down)の色成分が線形知覚空間に変換され、次いで、入力HDR信号の下位互換性のあるSDR表現を得ようとして、ITU−R BT709勧告に近い非線形関数を実行する。
ステップ49では、線形色成分(R’PQ,down、G’PQ,down、B’PQ,down)は、行列ベースのBT709 RGBからYUVへの変換を介して、線形YUV成分サンプルに変換される。
色のコントラストを改善するために、線形成分UおよびVに任意選択のステップ491を適用することができる。このようなステップは、CPCEタイプのフィルタリング(「色保存コントラスト強調」)を実施することができる。
さらに、クロマ再整形ステップ492または色変換を、線形成分UおよびVに適用することができる。
このようなステップは、クロマ・サンプルに適用されている輝度に依存するプロセスにおいて、決定された輝度サンプル(YPQ,col)を適用する。その目標は、ターゲットのSDR色空間に信号がマッピングされると、入力HDR信号の知覚された色を保存する、SDRマッピングされた色成分を生成することである。
輝度再整形ステップ493は、フル解像度の非線形輝度成分YC,PQに適用することもできる。
=luminanceToneMapping(PQ−1(YC,PQ))
=g(PQ−1(YC,PQ),Ba)
このステップは、標準のHEVCエンコーダのようなエンコーダ494によって符号化されることになる、輝度成分を提供する。
このようなクロマ再整形ステップ、および輝度再整形ステップは、2016年1月25日出願の国際特許出願PCT/EP16/051449により詳しく記載されている。
図4に示すエンコーダによれば、輝度成分および色成分に適用されるダイナミックレンジ低減ステップの前に、クロマ・ダウンサンプリングが実行される。したがって、色ダウンサンプリングは、デコーダ側で実行されるクロマ・アップサンプリングと同じ領域で実行することができ、HDRビデオ符号化/復号チェーン全体のHDR圧縮効率を改善する。
図5には、図1〜4に関連して説明した方法を実施するように構成してもよい、装置50の例示的なアーキテクチャが示してある。
装置50は、データおよびアドレスのバス51によって互いにリンクされた以下の要素を含む。
− たとえば、DSP(すなわちデジタル信号プロセッサ)であるマイクロプロセッサ52(すなわちCPU);
− ROM(すなわちリード・オンリ・メモリ)53;
− RAM(すなわちランダム・アクセス・メモリ)54;
− 送信用のデータを、アプリケーションから受信するI/Oインターフェース55;および
− 電池56。
一例によれば、電池56は装置の外部にある。先に述べたメモリのそれぞれにおいて、本明細書で使用される「レジスタ(register)」という用語は、小容量(数ビット)の領域、または非常に大きい領域(たとえば、プログラム全体、もしくは大量の受信データもしくは復号データ)に対応することができる。ROM53は、少なくとも1つのプログラムおよびパラメータを含む。ROM53は、本発明の原理による各技法を実行するための、アルゴリズムおよび命令を記憶することができる。CPU52は、オンになると、プログラムをRAMにアップロードし、それに対応する命令を実行する。
RAM54は、CPU52によって実行され、装置50がオンになった後にアップロードされるプログラムをレジスタ内に含み、また、レジスタ内の入力データ、レジスタ内の方法の様々な状態での中間データ、およびレジスタ内の方法の実行に使用される他の変数を含む。
本明細書に記載の実装形態は、たとえば、方法もしくはプロセス、機器、ソフトウェア・プログラム、データ・ストリーム、または信号で実装してもよい。もっぱら(たとえば、方法または装置としてのみ論じた)単一形式の実施形態との関連で論じたとしても、論じた機能の実装形態は、他の形式(たとえばプログラム)で実装してもよい。機器は、たとえば、適切なハードウェア、ソフトウェア、またはファームウェアで実装してもよい。たとえば、各方法は、たとえばコンピュータ、マイクロプロセッサ、集積回路、またはプログラマブル論理デバイスを含む処理装置を一般に指す、たとえばプロセッサなどの機器に実装してもよい。プロセッサはまた、たとえば、コンピュータ、携帯電話、ポータブル/携帯型情報端末(「PDA」)、エンドユーザ間での情報の通信を容易にする他の装置などの通信装置を含む。
復号またはデコーダの一例によれば、復号された4:2:0ピクチャはソースから得られる。たとえば、このソースは、以下を含むセットに属する。
− ローカル・メモリ(53または54)、たとえば、ビデオ・メモリまたはRAM(すなわちランダム・アクセス・メモリ)、フラッシュ・メモリ、ROM(すなわちリード・オンリ・メモリ)、ハード・ディスクなど;
− 記憶装置インターフェース(55)、たとえば、大容量記憶装置、RAM、フラッシュ・メモリ、ROM、光ディスク、または磁気支持装置を備えたインターフェース;
− 通信インターフェース(55)、たとえば、有線インターフェース(たとえば、バス・インターフェース、広域ネットワーク・インターフェース、ローカル・エリア・ネットワーク・インターフェース)、または無線インターフェース(IEEE802.11インターフェースもしくはBluetooth(登録商標)インターフェースなど);および
− ピクチャキャプチャ回路(たとえば、CCD(すなわち電荷結合デバイス)、またはCMOS(すなわち相補型金属酸化膜半導体)などの、たとえばセンサ)。
復号またはデコーダの一例によれば、CIE XYZ色空間またはRGB色空間などの色空間で表現される再構築ピクチャが送信先に送られ、具体的には、この送信先は、以下を含むセットに属する。
− ローカル・メモリ(53または54)、たとえば、ビデオ・メモリまたはRAM、フラッシュ・メモリ、ハード・ディスクなど;
− 記憶装置インターフェース(55)、たとえば、大容量記憶装置、RAM、フラッシュ・メモリ、ROM、光ディスク、または磁気支持装置を備えたインターフェース;
− 通信インターフェース(55)、たとえば、有線インターフェース(たとえば、バス・インターフェース(たとえば、USB(すなわちユニバーサル・シリアル・バス))、広域ネットワーク・インターフェース、ローカル・エリア・ネットワーク・インターフェース、HDMI(高精細マルチメディア・インターフェース))、または無線インターフェース(IEEE802.11インターフェース、WiFi(登録商標)もしくはBluetooth(登録商標)インターフェースなど);および
− 表示装置。
復号またはデコーダの一例によれば、復号された4:2:0ピクチャを運ぶビットストリームは、ソースから得られる。例示的には、ローカル・メモリ、たとえばビデオ・メモリ(54)、RAM(54)、ROM(53)、フラッシュ・メモリ(53)、またはハード・ディスク(53)から、このビットストリームを読み取る。一変形形態では、このビットストリームは、記憶装置インターフェース(55)、たとえば、大容量記憶装置、RAM、ROM、フラッシュ・メモリ、光ディスク、または磁気支持装置を備えたインターフェースから受信され、かつ/または、通信インターフェース(55)、たとえば、ポイントツーポイント・リンク、バス、ポイントツーマルチポイント・リンク、またはブロードキャスト・ネットワークへのインターフェースから受信される。
各例によれば、図5に関連して説明した復号方法を実施するように構成されている装置60は、以下を含むセットに属する。
− モバイル装置;
− 通信装置;
− ゲーム装置;
− セット・トップ・ボックス;
− テレビ受像機;
− タブレット(すなわち、タブレット・コンピュータ);
− ラップトップ;
− 表示装置;および
− 復号チップ。
本明細書に記載の様々なプロセスおよび機能の実装形態は、様々な異なる装置またはアプリケーションで実施してもよい。このような装置の例には、エンコーダ、デコーダ、デコーダからの出力を処理するポストプロセッサ、エンコーダに入力するプリプロセッサ、ビデオ・コーダ、ビデオ・デコーダ、ビデオ・コーデック、ウェブ・サーバ、セット・トップ・ボックス、ラップトップ、パーソナル・コンピュータ、携帯電話、PDA、およびピクチャもしくはビデオを処理する他の任意の装置、または他の通信装置が含まれ得る。明らかになるように、この装置は、移動式でもよく、また移動車両に設置してもよい。
さらに、この方法は、プロセッサが実行する命令によって実施してもよく、また、このような命令(および/または一実装形態によって生成されるデータ値)は、コンピュータ読取り可能な記憶媒体に記憶してもよい。コンピュータ読取り可能な記憶媒体は、1つまたは複数のコンピュータ読取り可能な媒体に実装され、コンピュータによって実行可能であるコンピュータ読取り可能なプログラム・コードが実装された、コンピュータ読取り可能なプログラム製品の形をとることができる。本明細書でのコンピュータ読取り可能な記憶媒体は、その内部に情報を記憶する固有の能力、ならびにそこから情報を検索する固有の能力を考慮すれば、持続的な記憶媒体とみなされる。コンピュータ読取り可能な記憶媒体は、たとえば、電子、磁気、光学、電磁気、赤外線、もしくは半導体のシステム、機器、もしくは装置、またはそれらの任意の適切な組合せとすることができるが、それだけには限定されない。この原理を適用することのできるコンピュータ読取り可能な記憶媒体のより具体的な例を示しているが、当業者には容易に理解されるように、以下は単に例示的なものであり、網羅するものではないことを理解されたい。すなわち、ポータブル・コンピュータ・ディスケット、ハード・ディスク、リード・オンリ・メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル・リードオンリ・メモリ(EPROMまたはフラッシュ・メモリ)、ポータブル・コンパクト・ディスク・リード・オンリ・メモリ(CD−ROM)、光記憶装置、磁気記憶装置、またはそれらの任意の適切な組合せである。
各命令は、プロセッサ読取り可能な媒体に有形に実施されたアプリケーション・プログラムを形成してもよい。
たとえば、命令は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはその組合せでもよい。命令は、たとえば、オペレーティング・システム、別々のアプリケーション、またはこの2つの組合せに見いだすことができる。したがって、プロセッサは、たとえば、プロセスを実行するように構成された装置と、プロセスを実行するための命令を有するプロセッサ読取り可能な媒体(記憶装置など)を含む装置との両方として特徴付けてもよい。さらに、プロセッサ読取り可能な媒体は、命令に加えて、または命令の代わりに、一実装形態によって生成されるデータ値を記憶してもよい。
当業者には明らかになるように、各実装形態は、たとえば記憶または伝送してもよい情報を運ぶようにフォーマットされた、様々な信号を生成してもよい。この情報は、たとえば、方法を実行するための命令、または説明した各実装形態のうちの1つによって生成されるデータを含んでもよい。たとえば、信号は、本発明の原理に記載された例の構文を読み書きするための規則をデータとして運ぶようにフォーマットしてもよく、または本発明の原理に記載された例によって書かれた実際の構文値をデータとして運ぶようにフォーマットしてもよい。たとえば、このような信号は、(たとえば、スペクトルの無線周波数部分を使用して)電磁波またはベースバンド・シグナルとしてフォーマットしてもよい。フォーマットすることは、たとえば、データ・ストリームを符号化するステップ、および符号化されたデータ・ストリームで搬送波を変調するステップを含んでもよい。信号が運ぶ情報は、たとえば、アナログ情報またはデジタル情報でもよい。知られているように、信号は、様々な異なる有線リンクまたは無線リンクを介して伝送してもよい。信号は、プロセッサ読取り可能な媒体に記憶してもよい。
いくつかの実装形態を説明してきた。それにもかかわらず、様々な修正を加えてもよいことが理解されよう。たとえば、他の実装形態を生成するために、様々な実装形態の要素を組み合わせ、追加し、修正し、または取り除いてもよい。さらに、他の構造およびプロセスを、開示されたものと置き換えてもよく、その結果得られる実装形態が、少なくとも実質的に同じ方式で、少なくとも実質的に同じ機能を実行して、開示された実装形態と少なくとも実質的に同じ結果を実現することが、当業者には理解されよう。したがって、上記その他の実装形態が、本出願によって企図される。

Claims (9)

  1. コーダまたはデコーダにおいて色サンプルを処理するのに使用される輝度値を決定する方法であって、
    共通の空間内のクロマ・サンプルの位置に関連する輝度サンプルを決定すること(33、34)と、
    前記決定された輝度サンプルを、前記クロマ・サンプルに適用されている輝度に依存するプロセスにおいて適用すること(34、492)と
    を含む、方法。
  2. 前記共通の空間は、標準の伝達関数を適用するときに得られる非線形輝度空間を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記標準の伝達関数は、SMPTE ST2084の逆電気/光伝達関数(EOTF)を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 輝度サンプルを決定することは、前記クロマ・サンプルの近くに配置された非線形画素値の平均値を計算することを含む、請求項1に記載の方法。
  5. コーダまたはデコーダにおいて色サンプルを処理するのに使用される輝度値を決定する機器であって、
    共通の空間内のクロマ・サンプルの位置に関連する輝度サンプルを決定し(33、34)、
    前記決定された輝度サンプルを、前記クロマ・サンプルに適用されている輝度に依存するプロセスにおいて適用する(34、492)手段を含む、機器。
  6. 前記共通の空間は、標準の伝達関数を適用するときに得られる非線形輝度空間を含む、請求項5に記載の機器。
  7. 前記標準の伝達関数は、SMPTE ST2084の逆電気/光伝達関数(EOTF)を含む、請求項6に記載の機器。
  8. 輝度サンプルを決定することは、前記クロマ・サンプルの近くに配置された非線形画素値の平均値を計算することを含む、請求項5に記載の機器。
  9. 前記色サンプルを処理するのに使用される輝度値を決定する、請求項5〜8のいずれか一項に記載の機器を含む、色サンプルを符号化または復号する、装置。
JP2018512363A 2015-09-18 2016-09-19 Hdr符号化/復号のための色成分サンプルの共に配置される輝度サンプルの決定 Active JP6990172B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP15290234.2 2015-09-18
EP15290234 2015-09-18
PCT/EP2016/072101 WO2017046408A1 (en) 2015-09-18 2016-09-19 Determination of a co-located luminance sample of a color component sample, for hdr coding/decoding

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2018535569A true JP2018535569A (ja) 2018-11-29
JP2018535569A5 JP2018535569A5 (ja) 2019-10-24
JP6990172B2 JP6990172B2 (ja) 2022-01-12

Family

ID=54337211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018512363A Active JP6990172B2 (ja) 2015-09-18 2016-09-19 Hdr符号化/復号のための色成分サンプルの共に配置される輝度サンプルの決定

Country Status (6)

Country Link
US (1) US10721484B2 (ja)
EP (1) EP3350774A1 (ja)
JP (1) JP6990172B2 (ja)
KR (1) KR102538197B1 (ja)
CN (1) CN108027978B (ja)
WO (1) WO2017046408A1 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080175495A1 (en) * 2007-01-23 2008-07-24 Segall Christopher A Methods and Systems for Inter-Layer Image Prediction with Color-Conversion
JP2011509536A (ja) * 2008-01-04 2011-03-24 シャープ株式会社 レイヤー間(inter−layer)画像予測パラメータを決定するための方法及び装置
WO2012122426A1 (en) * 2011-03-10 2012-09-13 Dolby Laboratories Licensing Corporation Reference processing for bitdepth and color format scalable video coding

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0963111A1 (en) * 1998-06-02 1999-12-08 Deutsche Thomson-Brandt Gmbh Method and apparatus for dynamic contrast improvement in video pictures
JP3551857B2 (ja) * 1999-09-09 2004-08-11 日本電気株式会社 高ダイナミックレンジ画像処理装置および方法
JP2008536450A (ja) * 2005-04-13 2008-09-04 トムソン ライセンシング ビデオ復号化のための方法および装置
US8031267B2 (en) * 2007-02-12 2011-10-04 Intel Corporation Motion adaptive upsampling of chroma video signals
RU2504011C2 (ru) * 2009-03-13 2014-01-10 Долби Лабораторис Лайсэнзин Корпорейшн Многоуровневое сжатие видеоизображения с расширенным динамическим диапазоном, визуальным динамическим диапазоном и широкой цветовой гаммой
US9036042B2 (en) * 2011-04-15 2015-05-19 Dolby Laboratories Licensing Corporation Encoding, decoding, and representing high dynamic range images
TWI521973B (zh) * 2011-04-15 2016-02-11 杜比實驗室特許公司 高動態範圍影像的編碼、解碼及表示
WO2013006986A1 (en) * 2011-07-12 2013-01-17 Intel Corporation Luma-based chroma intra prediction
CN103918269B (zh) * 2012-01-04 2017-08-01 联发科技(新加坡)私人有限公司 色度帧内预测方法及装置
WO2013107939A1 (en) * 2012-01-20 2013-07-25 Nokia Corporation Method for video coding and an apparatus, a computer-program product, a system, and a module for the same
CN104541301B (zh) * 2012-03-26 2017-11-03 皇家飞利浦有限公司 用于hdr图像编码和解码的基于视亮度区域的装置和方法
GB2503875B (en) * 2012-06-29 2015-06-10 Canon Kk Method and device for encoding or decoding an image
EP2894857A1 (en) * 2014-01-10 2015-07-15 Thomson Licensing Method and apparatus for encoding image data and method and apparatus for decoding image data
JP2015170905A (ja) * 2014-03-05 2015-09-28 ソニー株式会社 画像処理装置及び画像処理方法、並びに画像表示装置
EP2961168A1 (en) * 2014-06-27 2015-12-30 Thomson Licensing Method and apparatus for predicting image samples for encoding or decoding
US9832388B2 (en) * 2014-08-04 2017-11-28 Nvidia Corporation Deinterleaving interleaved high dynamic range image by using YUV interpolation
KR102529013B1 (ko) 2015-01-30 2023-05-08 인터디지털 브이씨 홀딩스 인코포레이티드 컬러 픽처를 인코딩 및 디코딩하는 방법 및 장치
EP3051818A1 (en) 2015-01-30 2016-08-03 Thomson Licensing Method and device for decoding a color picture
US10880557B2 (en) * 2015-06-05 2020-12-29 Fastvdo Llc High dynamic range image/video coding
KR102509504B1 (ko) 2015-08-24 2023-03-13 인터디지털 매디슨 페턴트 홀딩스 에스에이에스 코딩 및 디코딩 방법과 대응하는 디바이스
US10674150B2 (en) * 2015-09-23 2020-06-02 Arris Enterprises Llc System and method for reshaping and adaptation of high dynamic range video data
EP3409015B1 (en) * 2016-01-28 2019-09-25 Koninklijke Philips N.V. Encoding and decoding hdr videos
US10264287B2 (en) * 2016-10-05 2019-04-16 Dolby Laboratories Licensing Corporation Inverse luma/chroma mappings with histogram transfer and approximation

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080175495A1 (en) * 2007-01-23 2008-07-24 Segall Christopher A Methods and Systems for Inter-Layer Image Prediction with Color-Conversion
JP2011509536A (ja) * 2008-01-04 2011-03-24 シャープ株式会社 レイヤー間(inter−layer)画像予測パラメータを決定するための方法及び装置
WO2012122426A1 (en) * 2011-03-10 2012-09-13 Dolby Laboratories Licensing Corporation Reference processing for bitdepth and color format scalable video coding

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
FRANCOIS, E. ET AL.: "High Dunamic Range and Wide Color Gamut Video Coding in HEVC: Status and Potential Future Enhancemen", IEEE TRANSACTIONS ON CIRCUITS AND SYSTEMS FOR VIDEO TECHNOLOGY, vol. Volume: 26, Issue: 1, JPN6020038497, 31 July 2015 (2015-07-31), pages 63 - 75, ISSN: 0004489259 *
LASSERRE, S. ET AL.: "Modulation-based HDR video coding with SDR backward compatibility", JOINT COLLABORATIVE TEAM ON VIDEO CODING (JCT-VC) OF ITU-T SG 16 WP 3 AND ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 11, vol. JCTVC-U0085 (Version 2), JPN6020038495, 15 June 2015 (2015-06-15), pages 1 - 16, ISSN: 0004363588 *

Also Published As

Publication number Publication date
CN108027978A (zh) 2018-05-11
US20180270490A1 (en) 2018-09-20
KR102538197B1 (ko) 2023-05-30
WO2017046408A1 (en) 2017-03-23
EP3350774A1 (en) 2018-07-25
KR20180054623A (ko) 2018-05-24
JP6990172B2 (ja) 2022-01-12
US10721484B2 (en) 2020-07-21
CN108027978B (zh) 2023-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6582062B2 (ja) 画素の前処理および符号化
EP3257042B1 (en) Pixel pre-processing and encoding
CN107852513B (zh) 对输入视频序列的像素进行编码
CN113170218B (zh) 具有多级增强和可调编码格式的视频信号增强解码器
CN107615761B (zh) 用于像素处理和编码的方法、设备和计算机可读介质
JP2018506938A (ja) 画像及びビデオを電気光変換及び光電気変換するための方法、システム、及び機器
JP2018525883A (ja) カラー・ピクチャを符号化および復号する方法およびデバイス
TW201931853A (zh) 具有聯合像素/變換為基礎之量化之視頻寫碼之量化參數控制
EP2774370A1 (en) Layer decomposition in hierarchical vdr coding
US10542265B2 (en) Self-adaptive prediction method for multi-layer codec
JP6719391B2 (ja) ビットストリーム内で、ldrピクチャのピクチャ/ビデオ・フォーマットと、このldrピクチャおよびイルミネーション・ピクチャから取得された復号済みのhdrピクチャのピクチャ/ビデオ・フォーマットとをシグナリングする方法および装置
CN110754085B (zh) 用于非4:4:4格式视频内容的颜色重映射
US10600163B2 (en) Method and device for reconstructing a display adapted HDR image
US20220318965A1 (en) Method and device for obtaining a second image from a first image when the dynamic range of the luminance of the first image is greater than the dynamic range of the luminance of the second image
JP2018191269A (ja) 復号された画像データから画像データを再構成する方法および装置
US20190045237A1 (en) Custom data indicating nominal range of samples of media content
JP2017508332A (ja) ハイダイナミックレンジ画像を符号化する、および/または、ビットストリームを復号するための方法およびデバイス
JP7043164B2 (ja) 高ダイナミックレンジフレームおよびインポーズされる低ダイナミックレンジフレームの両方を符号化するための方法およびデバイス
KR102496345B1 (ko) Hdr 대 sdr 변환 동안의 컬러 보정을 위한 방법 및 장치
US20170105011A1 (en) Method and Apparatus for Syntax Signaling in Image and Video Compression
WO2019203973A1 (en) Method and device for encoding an image or video with optimized compression efficiency preserving image or video fidelity
CN107925778B (zh) 像素预处理和编码
JP6990172B2 (ja) Hdr符号化/復号のための色成分サンプルの共に配置される輝度サンプルの決定
EP3320675A1 (en) Pixel pre-processing and encoding
JP2019097013A (ja) ディスプレイ適合hdr画像を再構成する方法およびデバイス

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190910

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190910

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20191106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201009

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210419

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210708

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6990172

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150