JP2018534551A - ワイヤレスネットワーク関係データの改善された効率のクラウドソーシング - Google Patents

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Abstract

たとえば、モバイル通信デバイスにおいてまたはそれとともに使用するためのなど、ワイヤレスネットワーク関係データの改善された効率のクラウドソーシングのための1つまたは複数の動作または技法を容易にするかまたはサポートするために全体的にまたは部分的に利用され得る、例示的な方法、装置、または製造品が本明細書で開示される。
【選択図】 図2

Description

関連事項
本PCT出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、2015年9月25日に出願された「EFFICIENCY CROWDSOURCING OF WIRELESS NETWORK-RELATED DATA」と題する米国非仮特許出願第14/866,827号の利益および優先権を主張する。
[0001]本開示は、一般にモバイル通信デバイスの位置またはロケーション推定に関し、より詳細には、モバイル通信デバイスにおいてまたはそれらとともに使用するためのワイヤレスネットワーク関係データの改善された効率のクラウドソーシングに関する。
[0002]たとえば、セルラー電話、ポータブルナビゲーションユニット、ラップトップコンピュータ、携帯情報端末など、モバイル通信デバイスが、日々、より一般的になりつつある。たとえば、ロケーションアウェアセルラー電話、スマート電話など、いくつかのモバイル通信デバイスは、様々なシステムから取得されるかまたは集められた測位支援データを与えることによって、ユーザがそれらの地理的ロケーションを推定するのを支援し得る。たとえば、いくつかの事例では、いくつかのモバイル通信デバイスは、セルラー電話または他のワイヤレス通信ネットワークを介して、全地球測位システム(GPS)または他の同様のグローバルナビゲーション衛星システム(GNSS)、セルラー基地局など、衛星測位システム(SPS)からワイヤレス信号を獲得することによって、それらの地理的ロケーションまたはいわゆる「位置フィックス(position fix)」の推定値を取得し得る。獲得されたワイヤレス信号は、たとえば、モバイル通信デバイスによってまたはそれにおいて処理され得、それのロケーションは、アドバンストフォワードリンクトリラテラレーション(AFLT:Advanced Forward Link Trilateration)、観測到着時間差(OTDOA:Observed Time Difference of Arrival)、基地局識別など、知られている技法を使用して推定され得る。
[0003]時々、たとえば、AFLT、OTDOA、または同様の技法を介したモバイル通信デバイスのロケーション推定を容易にするかまたはサポートするためなどの、ワイヤレスネットワーク関係データが、1つまたは複数のクラウドソーシング手法を使用するような、何らかの様式で収集され得る。収集されたデータは、たとえば、ロケーションベースサービス(LBS)、ワイヤレス通信サービスプロバイダなどに関連し得る、好適なデータベースに累積または記憶され得る。データベースは、たとえば、ワイヤレス送信機のロケーション(たとえば、緯度経度座標など)、識別する(一意の識別番号など)を備え得る。ワイヤレスネットワーク関係データは、たとえば、位置特定を助けるかまたは支援するために、測位支援メッセージ中でモバイル通信デバイスに与えられ得る。しかしながら、いくつかの事例では、たとえばクラウドソーシングを介したなどの、データ収集プロセスは、ワイヤレス通信リンクにおける帯域幅、モバイル通信デバイスのメモリスペース、バッテリー寿命など、利用可能なリソースに著しく負担を課し得、セルラーデータ使用率、関連するコストまたはデータ料金などを増加させ得る。
[0004]以下の図を参照しながら非限定的で非網羅的な態様が説明され、ここにおいて、別段に規定されていない限り、様々な図の全体を通して、同様の参照番号は同様の部分を指す。
[0005]例示的な動作環境の一実装形態に関連する特徴を示す概略図。 [0006]ワイヤレスネットワーク関係データの改善された効率のクラウドソーシングのための技法を容易にするかまたはサポートするために実行され得る例示的なプロセスの一実装形態を示す流れ図。 [0007]モバイルデバイスに関連する例示的なコンピューティング環境の一実装形態を示す概略図。 [0008]サーバに関連する例示的なコンピューティング環境の一実装形態を示す概略図。
[0009]例示的な実装形態は、ロケーション関係データの選択的クラウドソーシングのための技法に関する。一実装形態では、方法は、ワイヤレストランシーバによって送信され、モバイルデバイスにおいて受信された1つ複数の信号に少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレストランシーバの観測値を取得することと、観測値が、十分な正確さの位置フィックスの時間期間内に取得された場合、サーバに1つまたは複数のメッセージを送信することと、1つまたは複数のメッセージが、位置フィックスに少なくとも部分的に基づいて決定されたモバイルデバイスの推定されたロケーションをもつ観測値を備える、観測値が、十分な正確さの位置フィックスの時間期間内に取得されない場合、モバイルデバイスのメモリに記憶された1つまたは複数のパラメータに少なくとも一部に基づいて、サーバへの観測値の送信を制限することとを備え得る。
[0010]別の実装形態では、装置は、ワイヤレストランシーバによって送信され、モバイルデバイスにおいて受信された1つ複数の信号に少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレストランシーバの観測値を取得するための手段と、観測値が、十分な正確さの位置フィックスの時間期間内に取得された場合、サーバに1つまたは複数のメッセージを送信するための手段と、1つまたは複数のメッセージが、位置フィックスに少なくとも部分的に基づいて決定されたモバイルデバイスの推定されたロケーションをもつ観測値を備える、観測値が、十分な正確さの位置フィックスの時間期間内に取得されない場合、モバイルデバイスのメモリに記憶された1つまたは複数のパラメータに少なくとも一部に基づいて、サーバへの観測値の送信を制限するための手段とを備え得る。
[0011]また別の実装形態では、装置は、電子通信ネットワークと通信するためのワイヤレストランシーバと、ワイヤレストランシーバによって送信され、モバイルデバイスにおいて受信された1つ複数の信号に少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレストランシーバの観測値を取得することと、観測値が、十分な正確さの位置フィックスの時間期間内に取得された場合、サーバに1つまたは複数のメッセージを送信することと、1つまたは複数のメッセージが、位置フィックスに少なくとも部分的に基づいて決定されたモバイルデバイスの推定されたロケーションをもつ観測値を備える、観測値が、十分な正確さの位置フィックスの時間期間内に取得されない場合、モバイルデバイスのメモリに記憶された1つまたは複数のパラメータに少なくとも一部に基づいて、サーバへの観測値の送信を制限することとを行うための、メモリに結合された1つまたは複数プロセッサとを備える、モバイルデバイスを備え得る。
[0012]また別の実装形態では、物品は、ワイヤレストランシーバによって送信され、モバイルデバイスにおいて受信された1つ複数の信号に少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレストランシーバの観測値を取得することと、観測値が、十分な正確さの位置フィックスの時間期間内に取得された場合、サーバに1つまたは複数のメッセージを送信することと、1つまたは複数のメッセージが、位置フィックスに少なくとも部分的に基づいて決定されたモバイルデバイスの推定されたロケーションをもつ観測値を備える、観測値が、十分な正確さの位置フィックスの時間期間内に取得されない場合、モバイルデバイスのメモリに記憶された1つまたは複数のパラメータに少なくとも一部に基づいて、サーバへの観測値の送信を制限することとを行うためにプロセッサによって実行可能な命令を有する非一時的記憶媒体を備え得る。ただし、これらは例示的な実装形態にすぎず、請求される主題は、これらの特定の実装形態に限定されないことを理解されたい。
[0013]以下の詳細な説明では、請求される主題の完全な理解を与えるために多数の具体的な詳細が記載される。ただし、請求される主題は、これらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には理解されよう。他の事例では、請求される主題を不明瞭にしないように、当業者に知られているであろう方法、装置、またはシステムは詳細に説明されていない。
[0014]ワイヤレスネットワーク関係データの改善された効率のクラウドソーシングのための1つまたは複数の動作または技法を容易にするかまたはサポートするために全体的にまたは部分的に実装され得る、いくつかの例示的な方法、装置、または製造品が本明細書で開示される。後で見られるように、いくつかの事例では、ワイヤレスネットワーク関係データは、たとえば、基地局トランシーバ、アクセスポイントなど、ワイヤレストランシーバの観測値を含み得る。このコンテキストでは、「観測値」は、ワイヤレストランシーバによって送信され、モバイルデバイスにおける観測受信機によって獲得されたワイヤレス信号の測定された属性または特性を指す。たとえば、観測値は、ワイヤレストランシーバから検出または獲得されたワイヤレス信号から取得された、セルラー識別番号(セルID)、アクセスポイント識別子など、1つまたは複数のワイヤレストランシーバ識別子、送信電力レベル、ワイヤレス信号の特性(たとえば、受信信号強度、到着時間、飛行時間、到来角など)などを含み得る。時々、ワイヤレストランシーバの1つまたは複数の観測値は、たとえば、そのような観測値のある時間期間内に取得された位置フィックスがある正確さしきい値を満たすかまたは超える場合など、位置フィックスとペアリングされるかまたは相関させられ得る。以下で説明されるように、これらの1つまたは複数の観測値は、ワイヤレスネットワーク関係データの一部であり得る。いくつかの事例では、ワイヤレストランシーバの1つまたは複数の観測値は、同じく後で見られるように、たとえば、観測モバイル通信デバイスの実質的に同時のGNSS位置フィックスとペアリングされるかまたは相関させられ得、ワイヤレスネットワーク関係データの一部でもあり得る。
[0015]本明細書で使用される、「モバイルデバイス」、「モバイル通信デバイス」、「クラウドソーシングデバイス」、「ロケーションアウェアモバイルデバイス」、または同様の用語は、互換的に使用され得、変化する位置またはロケーションを時々有し得る、任意の種類の専用コンピューティングプラットフォームまたは装置を指すことがある。いくつかの事例では、モバイル通信デバイスは、たとえば、1つまたは複数の通信プロトコルに従う情報のワイヤレス送信または受信を通して、モバイルまたはそれ以外の他のデバイスと通信することが可能であり得る。例示として、本明細書では単にモバイルデバイスと呼ばれることがある専用モバイル通信デバイスは、たとえば、セルラー電話、スマート電話、携帯情報端末(PDA)、ラップトップコンピュータ、パーソナルエンターテインメントシステム、タブレットパーソナルコンピュータ(PC)、パーソナルオーディオまたはビデオデバイス、パーソナルナビゲーションデバイスなどを含み得る。ただし、これらは、ワイヤレスネットワーク関係データの改善された効率のクラウドソーシングのための1つまたは複数の動作または技法を実装するために少なくとも部分的に使用され得るモバイルデバイスの例にすぎず、請求される主題はこの点について限定されないことを諒解されたい。また、「位置」および「ロケーション」という用語は、本明細書では互換的に使用され得ることに留意されたい。
[0016]前に言及されたように、時々、当該のエリアまたは領域中での測位を容易にするかまたはサポートするために、基地局トランシーバ、無線ビーコン(たとえば、IEEE802.11規格ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLANなど)アクセスポイントなど)など、関連するワイヤレストランシーバの比較的包括的なまたはさもなければ十分なデータベースを開発することが有用であり得る。関連する無線ソースの専用調査は、たとえば、シミュレーションまたは算出コスト、関与する時間または労力など、いくつかの課題を提示し得る。したがって、示されたように、いくつかの事例では、たとえば、関連するコストを低減するためになど、1つまたは複数のクラウドソーシング技法が、少なくとも部分的に採用され得る。このコンテキストでは、「クラウドソーシングする」、「クラウドソーシング」または同様の用語は、当該のエリアまたは領域内を進む間に、たとえば、コロケートされた(co-located)モバイルデバイスを介してなど、1つまたは複数のエージェント、クライアント、またはユーザによって、適用可能なデータを測定、収集、生成、通信するなどのプロセスを指す。「エージェント」、「ユーザ」、または「クライアント」という用語は、本明細書では互換的に使用され、1つまたは複数のクラウドソーシング技法を容易にするかまたはサポートし得る、人、デバイス、または適用例を指し得る。たとえば、時々、モバイルデバイスのエージェント、クライアント、またはユーザは、所望のタスクを実行し(たとえば、ワイヤレストランシーバの観測値を収集する、位置フィックスを通信するなど)、そうすることに対して何らかの様式で報酬を受け得る。随意にまたは代替的に、ワイヤレスネットワーク関係データは、たとえば、モバイルデバイスのロケーションアウェアユニット、メモリなどから、許可されると、(たとえば、サーバ、LBSなどによって)抽出され得る。実装形態に応じて、当該のエリアまたは領域は、たとえば、野外ベニュー(たとえば、アンフィシアターなど)などの屋外環境、部分的にまたは実質的に囲まれたエリア(たとえば、バルコニー、ビルの谷間など)、屋内または同様の環境(たとえば、建築物、建築物内のエリアなど)など、あるいはそれらの任意の組合せを備えるか、またはそれに関連し得る。
[0017]一般に、たとえば、データベースが空の状態にあるか、またはいっぱいに近い状態にない(たとえば、データベースは、あるキャリア、あるエアインターフェースなどについてはいっぱいであると見なされ得るが、別のキャリア、エアインターフェースなどについてはいっぱいであると見なされないことがある)間になど、ワイヤレストランシーバ(たとえば、基地局トランシーバなど)の観測値を用いてワイヤレスネットワーク関係データベースを生成またはポピュレートする(populating)際に、接近された数個のクラウドソーシングが少なくとも部分的に採用され得る。1つの手法は、たとえば、好適なサーバに対する十分な正確さの位置フィックスのある時間期間内に、および/またはそれと実質的に同時に取得された現在観測されているワイヤレストランシーバのワイヤレストランシーバ識別子(たとえば、セルID、アクセスポイント識別子またはIDなど)を収集およびフォワーディングすることなど、クラウドソーシング観測を伴い得る。このコンテキストでは、位置フィックスは、たとえば、それが、現在観測されているワイヤレストランシーバの識別および/または位置特定を容易にするかまたはサポートする場合、十分に正確であると見なされ得る。いくつかの事例では、位置フィックスは、それがモバイルデバイスの実際の位置からある距離内にある場合も、十分に正確と見なされ得、これは、推定された受信機位置の誤差の標準偏差が、好適な正確さしきい値内にあることを意味する。そのようなしきい値は、実験的に決定され得、たとえば、あらかじめ定義または構成されるか、あるいはさもなければ特定の適用例、地理的エリア、ロケーションベースサービス、大気状態、モバイルデバイスのタイプまたはモデルなどに応じて何らかの様式で動的に定義され得る。したがって、一実装形態では、位置フィックスは、1つの可能な例として、それが、1.0メートルの正確さしきい値を満たすかまたは超える場合、十分に正確と見なされ得、これは、モバイルデバイスの推定位置が、モバイルデバイスの実際の位置から1.0メートル以下内にあることを意味する。別の実装形態では、位置フィックスは、それが、たとえば、5.0メートルの正確さしきい値を満たすかまたは超える場合、十分に正確と見なされ得る。また別の実装形態では、たとえば、最高20.0メートルの正確さしきい値が、少なくとも部分的に使用されるか、またはさもなければ考慮され得る。いくつかの事例では、GNSSまたは同様のシステムを介して取得された位置フィックスが、十分に正確であると見なされ得る。
[0018]本明細書で使用される「実質的に同時に」は、実質的に同じ時間期間中に取得または獲得された2つまたはそれ以上の信号に関する相互時間参照の概念を指すことがある。いくつかの事例では、相互時間参照は、たとえば、2つまたはそれ以上の信号の獲得が、電子通信または他の信号処理に起因する時間の量において異なり得るシグナリングシーケンスを備え得る。限定ではなく例として、実質的に同時の信号は、たとえば、互いに50ミリ秒以下、1秒、1分など内に取得または獲得され得る。請求される主題は、もちろん、そのように限定されない。したがって、時々、観測のある時間期間内に、および/またはそれと実質的に同時にGNSSから取得されたモバイルデバイスの位置フィックスとペアリングされるかまたは相関させられたクラウドソーシングされた観測値は、たとえば、エリアまたは領域のためのワイヤレスネットワーク関係データベース中でなど、何らかの様式でアグリゲートおよび/または記憶され得、その後、エリアまたは領域内での位置特定のためにモバイルデバイスに与えられ得る。
[0019]いくつかの事例では、時間期間は、あらかじめ定義されるかまたは動的に決定され得る時間しきい値を使用して確立され得る。たとえば、時間しきい値は、ほんの1つの可能な実装形態を示すと、最後の位置フィックスの30分内に設定され得る。
[0020]時間期間は、モバイルデバイスの移動、最後の位置フィックスの正確さ、モバイルデバイスの履歴パターン、またはそれらの任意の組合せに少なくとも部分的に基づいて動的に決定され得る。たとえば、時間しきい値は、モバイルデバイスが移動しなかった場合、最後の位置フィックスの30分内に設定され得、これは、近くのワイヤレストランシーバからのセルID、ワイヤレス信号のフィンガープリント、モバイルデバイス上の慣性センサーを使用することなど、様々な手法に少なくとも部分的に基づいて決定され得る。しかしながら、別の可能な実装形態として、モバイルデバイスが移動した場合、時間しきい値は5分に設定され得る。
[0021]別の手法は、たとえば、GNSS位置フィックスなど、十分な正確さの1つまたは複数の位置フィックスのある時間期間内に、および/またはそれらと実質的に同時に取得された位置フィックスとペアリングされないかまたは相関させられないクラウドソーシング観測値を伴い得る。ここで、そのような観測値を受信すると、サーバは、たとえば、観測値から取得されたワイヤレストランシーバ識別子(たとえば、セルID、アクセスポイントIDなど)に少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレストランシーバについての緯度経度位置を与えるサードパーティサービスと通信し、および/またはそれを利用し得る。サードパーティサービスによって取得された情報を使用して、サーバは、たとえば、モバイルデバイスから受信された観測値の大部分が、位置フィックス(たとえば、GNSSなど)とペアリングされないかまたは相関させられないので、より迅速にそれのデータベースをポピュレートすることが可能であり得る。しかしながら、サーバが、ワイヤレストランシーバのパラメータまたは属性(たとえば、セルID、アクセスポイントID、ロケーションなど)を用いてそれのデータベースをポピュレートすると、GNSS位置フィックスのある時間期間内に、および/またはそれらと実質的に同時に取得された位置フィックス内でとペアリングされないかまたは相関させられないこのトランシーバの追加の観測値は、無関係、重複、冗長などであり、したがって、まったくまたはほとんど価値がないものであり得る。とはいえ、時々、サーバは、たとえば、モバイルデバイスからのメッセージ中のそのような観測値を受信および/または収集し続け得る。これは、たとえば、動作帯域幅(たとえば、演算相互コンダクタンス増幅器(OTA:operational transconductance amplifier)帯域幅など)を不必要に消費し、その結果、セルラーデータ使用率、関連するコストまたはデータ料金などの増加を生じ得る。冗長観測値を収集すること、報告することなどは、限られた電力リソース(たとえば、バッテリー式など)をもつクラウドソーシングモバイルデバイスの電力消費をも不必要に増加させ、したがって、そのようなデバイスの動作寿命または全ユーティリティに悪影響を及ぼし得る。さらに、時々、これはまた、モバイルデバイスが、たとえば、より大きい値のものであり得る後続の観測値(たとえば、新しいワイヤレストランシーバの観測値、GNSS位置フィックスをもつ観測値など)を記憶するためになど、使用することが可能であり得るメモリの量を低減し得る。したがって、クラウドソーシングモバイルデバイスの電力消費を改善し、関連するコスト、セルラーデータ料金などを低減しながら、たとえば、ワイヤレスネットワーク関係データのクラウドソーシングを可能にするかまたはサポートすることなどによって、よりロバスト(robust)な測位を実装し得る1つまたは複数の方法、システム、または装置を開発することが望ましいことがある。
[0022]したがって、以下でより詳細に説明されるように、一実装形態では、コロケートされたモバイルデバイスのユーザの現在ロケーションを囲むワイヤレストランシーバの、たとえば、ワイヤレストランシーバ識別子(たとえば、セルID、アクセスポイントIDなど)など、1つまたは複数のパラメータまたは属性が、たとえば、好適なサーバによって、好適なネットワーク関係データベースなどからモバイルデバイスに与えられ得る。このコンテキストでは、ワイヤレストランシーバ識別子は、基地局トランシーバ、アクセスポイントなどのワイヤレストランシーバによってカバーされたセルまたはセクタなど、ワイヤレストランシーバに割り当てられおよび/または関係する(たとえば、値、要素などを介した)一意の識別番号、基地局トランシーバ、アクセスポイントなどのワイヤレストランシーバのロケーション、関連するワイヤレス通信ネットワークの動作特性などを指す。セルID、アクセスポイントIDなど、ワイヤレストランシーバ識別子は、一般に知られており、ここではより詳細に説明される必要はない。1つまたは複数のパラメータまたは属性が、たとえば、モバイルデバイスによってローカルメモリにダウンロードされ、モバイルデバイスのローカルデータベースに記憶され得る。次いで、モバイルデバイスは、当該のエリアまたは領域内を進む間に、ワイヤレストランシーバの観測値を、たとえば、収集し、好適なサーバにフォワーディングするなど、選択的にクラウドソーシングするために、それのローカルモバイルデータベースを参照し得る。GNSS位置フィックスのある時間期間内に、および/またはそれらと実質的に同時に取得された位置フィックスとペアリングされるかまたは相関させられた観測値は、たとえば、いくつかの事例では、そのようなワイヤレスネットワーク関係データが、より有用であるおよび/またはより大きい価値があると見なされ得るので、モバイルデバイスのローカルデータベースを参照することなしに収集され、サーバにフォワーディングされ得る。GNSS位置フィックスのある時間期間内に、および/またはそれら実質的に同時に取得された位置フィックスとペアリングされないかまたは相関させられない観測値に関して、モバイルデバイスは、たとえば、現在観測されているワイヤレストランシーバがモバイルデバイスのローカルデータベース中に存在しない場合、そのようなデータをクラウドソーシングし得る。モバイルデバイスはまた、たとえば、現在観測されているワイヤレストランシーバが、モバイルデバイスのローカルデータベース中に存在する場合、そのような存在が、トランシーバが前にクラウドソーシングされたことを示し得るので、そのような観測値の送信を制限し得る。時々、モバイルデバイスはまた、同じく後で見られるように、たとえば、特定のワイヤレストランシーバが、当該のエリアまたは領域中にもはや存在しないかまたはその中でもはやアクティブでないかどうかを決定するために、あるいは特定のワイヤレストランシーバが、そのようなエリアまたは領域内でまだアクティブであることを確認するために、GNSS位置フィックスのある時間期間内に、および/またはそれらと実質的に同時に取得された位置フィックスとペアリングされないかまたは相関させられない観測値をクラウドソーシングし得る。したがって、示されたように、時々、ワイヤレスネットワーク関係データの改善された効率のクラウドソーシングは、たとえば、当該のエリアまたは領域について、ワイヤレストランシーバのデータベース、無線ビーコンなどをより効果的または効率的に構成あるいは更新するのを助け得、より良いクラウドソーシングユーザエクスペリエンスなどを提供するかまたは与え得る。
[0023]図1は、ワイヤレスネットワーク関係データの改善された効率のクラウドソーシングのための1つまたは複数のプロセスまたは動作を可能にするかあるいはサポートすることが可能な例示的な動作環境100の一実装形態に関連する特徴を示す概略図である。動作環境100は、本明細書では、公衆ネットワーク(たとえば、インターネット、ワールドワイドウェブ)、プライベートネットワーク(たとえば、イントラネット)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLANなど)など、様々な電子通信ネットワークまたはそのようなネットワークの組合せのコンテキストにおいて全体的にまたは部分的に実装され得る非限定的な例として説明されることを諒解されたい。また、請求される主題は屋外実装形態に限定されないことに留意されたい。たとえば、時々、本明細書で説明される1つまたは複数の動作または技法は、少なくとも部分的に、ビルの谷間、タウンスクエア、アンフィシアター、駐車場、屋上庭園、パティオなど、部分的にまたは実質的に囲まれたエリアを含み得る屋内のような環境において実行され得る。時々、本明細書で説明される1つまたは複数の動作または技法は、少なくとも部分的に、屋内環境において実行され得る。
[0024]図示のように、動作環境100は、たとえば、1つまたは複数の通信プロトコルに従って通信リンク110を介してモバイルデバイス102と通信することが可能な、1つまたは複数の衛星104、基地局トランシーバ106、ローカルトランシーバ108などの1つまたは複数のワイヤレストランシーバを備え得る。衛星104は、たとえば、米国の全地球測位システム(GPS)、ロシアのGLONASSシステム、欧州のGalileoシステム、ならびに衛星システムの組合せからの衛星を利用し得る任意のシステム、または将来開発される任意の衛星システムなど、1つまたは複数の衛星測位システム(SPS)に関連し得る。たとえば、衛星104は、ワイドエリアオーグメンテーションシステム(WAAS:Wide Area Augmentation System)、欧州静止ナビゲーションオーバーレイサービス(EGNOS:European Geostationary Navigation Overlay Service)、準天頂衛星システム(QZSS)など、いくつかの地域航法衛星システム(RNSS:regional navigation satellite system)のうちのいずれか1つからのものであり得る。基地局トランシーバ106、ローカルトランシーバ108などは、たとえば、同じまたは同様のタイプのものであり得るか、あるいは実装形態に応じて、アクセスポイント、無線ビーコン、セルラー基地局、基地局トランシーバ、フェムトセル、ピコセルなど、異なるタイプのデバイスを表し得る。
[0025]図示されていないが、いくつかの事例では、動作環境100は、たとえば、より多数の基地局トランシーバ106、ローカルトランシーバ108などを含み得る。1つまたは複数の基地局トランシーバ106、ローカルトランシーバ108などは、ワイヤレス信号を送信ならびに受信することが可能であり得ることに留意されたい。特定の実装形態では、1つまたは複数のローカルトランシーバ108は、基地局トランシーバ106によって可能にされるレンジにあるよりも短いレンジにあるモバイルデバイス102と通信することが可能であり得る。たとえば、1つまたは複数のローカルトランシーバ108は、示されたように、屋内または同様の環境において配置され得る。1つまたは複数のローカルトランシーバ108は、たとえば、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN、たとえば、IEEE規格802.11ネットワークなど)またはワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN、たとえば、Bluetooth(登録商標)ネットワークなど)へのアクセスを与え得る。別の例示的な実装形態では、1つまたは複数ローカルトランシーバ108は、たとえば、セルラー通信プロトコルによる動作環境100内での通信を可能にするかまたはサポートすることが可能なフェムトセルまたはピコセルトランシーバを備え得る。
[0026]いくつかの事例では、1つまたは複数の基地局トランシーバ106、ローカルトランシーバ108などは、たとえば、1つまたは複数の通信リンク114、110などを介して、好適な情報を与えることが可能な1つまたは複数のワイヤードまたはワイヤレス通信またはコンピューティングネットワークを備え得る電子通信ネットワーク112に動作可能に結合され得る。後で見られるように、情報は、たとえば、1つまたは複数の基地局トランシーバ106、ローカルトランシーバ108などのロケーション、識別情報、送信電力レベル、信号関係特性など、ワイヤレスネットワーク関係データ、GNSSを介して取得された位置フィックス、信号関係測定値をもつ1つまたは複数のメッセージ、あるいはロケーション関係の、またはさもなければ動作環境100に関連する1つまたは複数の動作またはプロセスを容易にするかまたはサポートすることが可能な、他の好適なデータを含み得る。
[0027]一実装形態では、ネットワーク112は、たとえば、モバイルデバイス102、1つまたは複数の基地局トランシーバ106、ローカルトランシーバ108、ならびに動作環境100に関連する1つまたは複数のサーバなど、好適なコンピューティングプラットフォームまたはデバイス間の通信を容易にするかまたはサポートすることが可能であり得る。いくつかの事例では、サーバは、たとえば、動作環境100に関連する1つまたは複数の動作またはプロセスを容易にするかまたはサポートすることが可能な、ロケーションサーバ116、測位支援サーバ118、ならびに全体的に120において示される、1つまたは複数の他のサーバ(たとえば、ナビゲーション、情報、マップ、クラウドソーシングなどのサーバなど)を含み得る。特定の実装形態では、ネットワーク112は、たとえば、ローカルトランシーバ108、(たとえば、ネットワークインターフェースなどを介した)基地局トランシーバ106などを介した、モバイルデバイス102とサーバ116、118、または120との間の通信を容易にすることが可能なインターネットプロトコル(IP)インフラストラクチャを備え得る。別の実装形態では、ネットワーク112は、モバイルデバイス102とのモバイルセルラー通信を容易にするために、たとえば、基地局コントローラまたはマスタスイッチングセンター(図示せず)など、セルラー通信ネットワークインフラストラクチャを備え得る。
[0028]ロケーションサーバ116は、動作環境100内のモバイルデバイス102のロケーションの推定値を与え得る。ロケーションは、たとえば、GNSS、関連するユーザによって与えられた入力、内蔵またはリモートセンサー、無線ヒートマップ、レンジ関係測定値などを介して決定され得る。時々、モバイルデバイス102のロケーションは、モバイルデバイス102が、所与の時間においてどの基地局トランシーバ106、ローカルトランシーバ108などを使用しているかを知ることなどによって、1つまたは複数の基準点への近接度を使用して決定され得る。随意にまたは代替的に、モバイルデバイス102のロケーションは、たとえば、少なくとも部分的に、1つまたは複数の適用可能な技法(たとえば、デッドレコニングなど)を使用してモバイルデバイス102上で決定され得る。いくつかの事例では、モバイルデバイス102は、1つまたは複数の基地局トランシーバ106、ローカルトランシーバ108などのワイヤレストランシーバ識別子(たとえば、セルID、アクセスポイントID、MACアドレスなど)を好適なサーバに通信し得、関連するエリアまたは領域の電子デジタルマップを与えられ得る。モバイルデバイス102はまた、たとえば、1つまたは複数の適切な技法を使用して、与えられたマップおよびロケーションまたは基地局トランシーバ106、ローカルトランシーバ108などに少なくとも部分的に基づいて、それのロケーションを推定し得る。
[0029]測位支援サーバ118は、たとえば、1つまたは複数の基地局トランシーバ106、ローカルトランシーバ108などのロケーション、識別情報など、測位支援データを与え得る。たとえば、測位支援サーバ118は、ほんの数個の可能な実装形態を示すと、グローバル座標系、ローカル座標系(たとえば、ベニューなど)などに従ってマッピングされ得る、緯度経度、3次元直交座標空間における(X,Y,Z)座標など、好適な基準フレームを介して、1つまたは複数の基地局トランシーバ106、ローカルトランシーバ108などのロケーションを与え得る。
[0030]サーバ120は、たとえば、少なくとも部分的に、本明細書で説明されるものなど、任意の好適なクラウドソーシング動作を容易にするかまたはサポートするために使用され得る、クラウドソーシングサーバを備え得る。いくつかの事例では、サーバ120は、たとえば、当該の特定のエリアまたは領域について、電子デジタルマップならびに他の測位支援データまたは同様の情報を与え得る、マップサーバを備え得る。時々、電子デジタルマップは、たとえば、動作環境100内の1つまたは複数のエリアまたは特徴(たとえば、建築物、街路など)に対する1つまたは複数の基地局トランシーバ106、ローカルトランシーバ108などのロケーションを備え得る。したがって、電子デジタルマップは、たとえば、少なくとも部分的に、動作環境100内の当該のエリアまたは領域内を進む間になど、ワイヤレスネットワーク関係データを収集すること、通信することなどを行うクラウドソーシングユーザに追加のコンテキストを与えるために、使用され得る。
[0031]特定の実装形態では、および本明細書で説明されるように、モバイルデバイス102は、好適なデータを測定すること、収集すること、記憶すること、通信することなどを行うこと、1つまたは複数の基地局トランシーバ106、ローカルトランシーバ108などのロケーションを推定すること、位置フィックスを算出することなどが可能な回路および処理リソースを有し得る。たとえば、モバイルデバイス102は、4つまたはそれ以上のSPS衛星104から獲得された擬似レンジ測定値に少なくとも部分的に基づいて位置フィックスを算出し得る。ここで、モバイルデバイス102は、たとえば、4つまたはそれ以上のSPS衛星104から獲得された信号110中での擬似雑音コード位相検出に少なくとも部分的に基づいてそのような擬似レンジ測定値を算出し得る。特定の実装形態では、モバイルデバイス102は、たとえば、ほんの数例を挙げると、アルマナック、エフェメリスデータ、ドップラー探索ウィンドウを含む、SPS衛星104によって送信された信号の獲得を助けるための測位支援データを、サーバ116、118、または120から受信し得る。
[0032]他の実装形態では、モバイルデバイス102は、たとえば、たとえば、アドバンストフォワードトリラテラレーション(AFLT:advanced forward trilateration)、観測到着時間差(OTDOA)など、いくつかの技法のうちのいずれか1つを使用して、知られている固定ロケーションに位置する1つまたは複数の地上波ワイヤレストランシーバ(たとえば、ローカルトランシーバ108、基地局トランシーバ106など)から受信された信号を処理することによって、位置フィックスを取得し得る。これらの特定の技法では、モバイルデバイス102からそのようなトランシーバのうちの3つまたはそれ以上までのレンジが、トランシーバによって送信され、モバイルデバイス102において受信されたパイロット信号に少なくとも部分的に基づいて測定され得る。いくつかの事例では、動作環境100に関連する特定のエリア中の1つまたは複数の基地局トランシーバ106、ローカルトランシーバ108などのロケーションまたは識別情報(たとえば、セルID、アクセスポイントID、MACアドレスなど)は、基地局アルマナック(BSA:base station almanac)の形態でサーバ116、118、または120によって与えられ得る。
[0033]少なくとも1つの実装形態では、モバイルデバイス102は、獲得された信号の特性を測定するか、あるいはそれを当該のエリアまたは領域中の特定のロケーションにおける予想されるRSSI、RTT、または同様のシグネチャを示す無線ヒートマップに適用することによって、位置フィックスを取得し得る。特定の実装形態では、無線ヒートマップは、1つまたは複数のローカルトランシーバ108の識別情報(たとえば、ローカルトランシーバから獲得された信号から識別可能であるMACアドレスなど)と、識別されたローカルトランシーバによって送信された信号からの予想されるRSSIと、識別されたトランシーバからの予想されるRTTと、これらの予想されるRSSI、RTTなどからの平均または標準偏差とを関連付け得る。ただし、これらは、請求される主題がそれらに限定されない例にすぎないことを理解されたい。
[0034]本明細書では一定数のコンピューティングプラットフォームまたはデバイスが説明されるが、任意の数の好適なコンピューティングプラットフォームまたはデバイスが、動作環境100に関連する1つまたは複数の技法またはプロセスを容易にするかまたはさもなければサポートするために実装され得る。たとえば、時々、ネットワーク112は、モバイルデバイス102、1つまたは複数の基地局トランシーバ106、ローカルトランシーバ108、サーバ116、118、120などとの通信のためのカバレージエリアを拡張するために、1つまたは複数のワイヤードまたはワイヤレス通信ネットワーク(たとえば、WLANなど)に結合され得る。いくつかの事例では、ネットワーク112は、たとえば、カバレージのフェムトセルまたはピコセルベース動作領域を容易にするかまたはサポートし得る。この場合も、これらは例示的な実装形態にすぎず、請求される主題はこの点について限定されない。
[0035]このことを念頭に置いて、次に図2に注目すると、図2は、ワイヤレスネットワーク関係データの改善された効率のクラウドソーシングのための1つまたは複数の動作または技法を容易にするかまたはサポートするために全体的にまたは部分的に実行され得る、例示的なプロセス200の一実装形態を示す流れ図である。示されたように、時々、プロセス200は、たとえば、少なくとも部分的に、図1のモバイルデバイス102など、コロケートされたロケーションアウェアモバイルデバイスを採用する1つまたは複数のユーザによって実装され得る。例示的なプロセス200に関連する、たとえば、入力信号、出力信号、動作、結果など、獲得または生成された情報が、1つまたは複数のデジタル信号を介して表され得ることに留意されたい。また、1つまたは複数の動作がコンカレントにまたはあるシーケンスに関して図示または説明されるが、他のシーケンスまたはコンカレント動作が採用され得ることを諒解されたい。さらに、以下の説明は、いくつかの他の図に示されている特定の態様または特徴を参照するが、1つまたは複数の動作は、他の態様または特徴を用いて実行され得る。
[0036]例示的なプロセス200は、たとえば、動作202において、ワイヤレストランシーバによって送信され、モバイルデバイスにおいて受信された1つ複数の信号に少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレストランシーバの観測値を取得することから開始し得る。示されたように、当該のエリアまたは領域内を進む間に、モバイルデバイスは、たとえば、基地局トランシーバ、ローカルトランシーバなど、1つまたは複数の近接したまたは「認識できる(visible)」ワイヤレストランシーバからワイヤレス信号を獲得または受信し得、獲得された信号中で符号化された特定のパラメータまたは属性を検出および/または復号し得る。いくつかの事例では、パラメータまたは属性は、たとえば、現在観測されているワイヤレストランシーバの識別子(たとえば、セルID、アクセスポイントIDなど)、獲得されたワイヤレス信号の、受信信号強度、到着時間、飛行時間、到来角、ラウンドトリップ時間、あるいは同様の特性または態様などを備え得る。時々、好適なサーバによってユーザのモバイルデバイスに与えられること、モバイルデバイス上にローカルに記憶されることなどを行い得るパラメータまたは属性が、たとえば、好適なホストクラウドソーシング適用例を介して収集されること、記憶されること、通信されることなどを行い得る。クラウドソーシング適用例は、たとえば、要求、ユーザ入力などのときに、ユーザが当該のエリアまたは領域に入ると、アクティブにされること、ローンチされる(launched)こと、ダウンロードされることなどを行い得る。クラウドソーシングまたは関係する適用例は、一般に知られており、ここでより詳細に説明される必要はない。
[0037]示されたように、いくつかの事例では、観測値は、たとえば、ほんの1つの可能な実装形態を示すと、GNSSまたは同様のSPSを介して取得された位置フィックスなど、十分な正確さの位置フィックスのある時間期間内に(および/またはそれと実質的に同時に)取得され得る。したがって、動作204に関して、観測値が、十分な正確さの位置フィックスのある時間期間内に(および/またはそれと実質的に同時に)取得された場合、モバイルデバイスは、たとえば、好適なサーバに1つまたは複数のメッセージを送信し得、1つまたは複数のメッセージは、位置フィックスに少なくとも部分的に基づいて決定されたモバイルデバイスの推定されたロケーションをもつ観測値を備える。これらの1つまたは複数のメッセージは、たとえば、各ワイヤレストランシーバが観測されるときになど、別々に送信されるか、あるいは適切なバッチまたはある後の時間におけるグルーピングにおいてなど、周期的に送信され得ることに留意されたい。サーバは、次いで、ワイヤレスネットワーク関係データベース中でワイヤレストランシーバを何らかの様式で特徴づけるために、モバイルデバイスの観測値を他のモバイルデバイスからの観測値と組み合わせ得る。たとえば、サーバは、1つまたは複数の知られているおよび/または適切な技法を使用して、観測モバイルデバイスの正確に決定されたロケーションに関連する複数の観測値に少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレストランシーバのロケーションを推定し得る。サーバは、次いで、たとえば、関連するワイヤレストランシーバ識別子(たとえば、セルID、アクセスポイントIDなど)、ロケーション、送信電力レベルなど、ワイヤレストランシーバの特徴づけをワイヤレスネットワーク関係データベースに記憶し得る。示されたように、十分な正確さの位置フィックスとペアリングされるかまたは相関させられた観測値は、たとえば、より有用であるおよび/またはより大きい価値があると見なされ得、したがって、一般に、それのローカルモバイルデータベースを参照することなしになど、モバイルデバイスによってクラウドソーシングされ得る。
[0038]前に言及されたように、少なくとも1つの実装形態では、ワイヤレストランシーバの観測値は、たとえば、十分な正確さの取得された位置フィックスのある時間期間内に取得され得る。そのような時間期間は、少なくとも部分的に、実験的に決定され得、および/あるいは、たとえば、あらかじめ定義されるか、またはさもなければ特定の環境、モバイルデバイス、ワイヤレスサービスプロバイダ、ワイヤレストランシーバ、適用例などに応じて何らかの様式で動的に定義され得る。限定ではなく例として、1つの特定のシミュレーションまたは実験では、位置フィックスを取得することから3.0秒から5.0秒の間のレンジ中の時間期間が、ワイヤレスネットワーク関係データの改善された効率のクラウドソーシングのための1つまたは複数の動作または技法を容易にするかまたはサポートするために有益と判明し得ると思われた。もちろん、時間期間に関係する詳細は、請求される主題がそれらに限定されない例にすぎないものとして意図される。
[0039]動作206において、観測値が、十分な正確さの位置フィックスのある時間期間内に(および/またはそれと実質的に同時に)取得されない場合、モバイルデバイスは、たとえば、モバイルデバイスのメモリに記憶された1つまたは複数のパラメータまたは属性に少なくとも一部に基づいて、サーバへの観測値の送信を制限する。示されたように、少なくとも1つのそのようなパラメータまたは属性は、たとえば、コロケートされたクラウドソーシングモバイルデバイスのユーザの現在ロケーションを囲む1つまたは複数のワイヤレストランシーバのワイヤレストランシーバ識別子(たとえば、セルID、アクセスポイントIDなど)を備え得る。これらの1つまたは複数のパラメータまたは属性は、たとえば、好適なサーバによってネットワーク関係データベースからなど、モバイルデバイスに与えられ得、適用可能なエリアまたは領域内でクラウドソーシングするより前になど、モバイルデバイスのローカルデータベースにダウンロードおよび/または記憶され得る。したがって、クラウドソーシングする間に、モバイルデバイスは、ほんの1つの可能な実装形態を示すと、それのワイヤレストランシーバ識別子を使用してなど、現在観測されているワイヤレストランシーバがデータベース中に存在するかどうかを決定するために、それのローカルモバイルデータベースを参照し得る。現在観測されているワイヤレストランシーバが、モバイルデバイスのローカルデータベース中に存在しない場合、これは、トランシーバが前にクラウドソーシングされなかったことを示し得、モバイルデバイスは、観測値を収集し、好適なサーバにフォワーディングし得る。今度は、サーバは、示されたように、このワイヤレストランシーバについてロケーションを取得するために、サードパーティサービスを活用し得、トランシーバの識別情報、ロケーション、または同様の属性をワイヤレスネットワーク関係データベースに記憶し得る。しかしながら、たとえば、関連するワイヤレストランシーバ識別子の位置を特定することなどによって、現在観測されているワイヤレストランシーバが、モバイルデバイスのローカルデータベース中に存在すると決定された場合、モバイルデバイスは、トランシーバが前にクラウドソーシングされたと推論し得、したがって、関係する観測値は、冗長であるかまたはさもなければあまり有用でないことがある。そのような場合、モバイルデバイスは、たとえば、同じく示されたように、関連するリソースを節約するために、サーバにそのような観測値をフォワーディングすることを控え得る。
[0040]少なくとも1つの実装形態では、バイナリタイプ決定または手法を実行することの代わりに、あるいはそれに加えて、たとえば、現在観測されているワイヤレストランシーバがモバイルデバイスのローカルデータベース中に存在しない場合、観測値をフォワーディングするために、またはトランシーバがローカルデータベース中に存在する場合、観測値をフォワーディングしないためになど、モバイルデバイスは、何らかの指定されたしきい値または基準に少なくとも部分的に基づいて、クラウドソーシングすべきかどうかの決定を行うことが可能であり得る。たとえば、サーバは、サーバにフォワーディングされ得るモバイルローカルデータベース中に存在するワイヤレストランシーバ識別子(たとえば、セルID、アクセスポイントIDなど)に対応するGNSS位置フィックスをもたない観測値の割合(たとえば、0から100%まで)を指定し得る。例示として、そのような割合は、たとえば、特定のモバイルデバイスなどから、特定のワイヤレストランシーバに関してなど、サーバに前に送信またはアップロードされた観測値の数に少なくとも部分的に基づいて決定され得る。たとえば、前に送信またはアップロードされた観測値の数が比較的低い場合、観測値のより大きい割合(たとえば、50%、75%など)が、サーバへのフォワーディングのために指定され得る。しかしながら、前に送信またはアップロードされた観測値の数が比較的高い場合、観測値のより小さい割合(たとえば、5%、10%など)が、たとえば指定され得る。
[0041]随意にまたは代替的に、(たとえば、適切なタイムスタンプなどを介した)最後の送信またはアップロードの時間が、サーバにフォワーディングされ得るモバイルローカルデータベース中に存在するワイヤレストランシーバ識別子(たとえば、セルID、アクセスポイントIDなど)に対応するGNSS位置フィックスをもたない観測値の割合を指定するために、少なくとも部分的に使用されるかまたはさもなければ考慮され得る。したがって、たとえば、特定のワイヤレストランシーバに関するなど、前に送信またはアップロードされた観測値が、数時間、数日など経過している場合、同じワイヤレストランシーバに関するなど、別の観測値が、送信またはアップロードされるのを妨げられ得る。しかしながら、前に送信またはアップロードされた観測値が数週、数か月など経過している場合、同じワイヤレストランシーバに関する別の観測値が、たとえば、サーバに送信またはアップロードされることを可能にされ得る。同様に、ここで、サーバへのフォワーディングのために指定された観測値の割合は、たとえば、どのくらいの時間が、関係する観測値間に過ぎたかに対応および/または依存し得る。もちろん、これらは、観測値の割合を指定することの詳細にすぎず、請求される主題はそのように限定される。たとえば、時々、サーバは、ほんの別の可能な実装形態を示すと、特定のワイヤレストランシーバに関してなど、GNSS位置フィックスをもたない観測値を送信するためのモバイルデバイスの割合(たとえば、0から100%まで)を指定し得る。
[0042]いくつかの事例では、観測値の割合を指定することは、たとえば、ワイヤレストランシーバが、再配置された、非アクティブにされた、番号を振り直された(たとえば、セルID、アクセスポイントIDなど)、使用中止されたなどの場合、ワイヤレス通信ネットワーク内の変化の適時の検出を容易にするかまたはサポートし得る。たとえば、特定のエリアまたは領域のためにモバイルローカルデータベースにダウンロードされた1つまたは複数のトランシーバ関係パラメータまたは属性を介して証明されるなど、そのエリアまたは領域内で観測されることが予想される特定のワイヤレストランシーバに関する時間期間にわたる観測値の欠如が、トランシーバがもはやアクティブまたは使用中でないことを示し得る。したがって、特定のワイヤレストランシーバがもはやワイヤレスネットワーク上にないと推論または決定された場合、ネットワーク関係データベースは、たとえば、ネットワーク関係データベースから、それのワイヤレストランシーバ識別子、ロケーション、あるいは他の好適な属性またはパラメータなど、トランシーバを削除することによってなど、好適な様式で更新され得る。同様に、何らかの指定された基準(たとえば、GNSS位置フィックスをもたない観測値の割合など)に少なくとも部分的に基づいてサーバにフォワーディングされた観測値はまた、少なくとも部分的に、同様の様式で、特定のワイヤレストランシーバが依然としてアクティブまたは使用中であることを確認するために使用され得る。
[0043]時々、指定された割合の代わりに、またはそれに加えて、GNSS位置フィックスをもつまたはもたない観測値をフォワーディングするための基準は、たとえば、ワイヤレスネットワーク関係データベースが空の状態にあるのかいっぱいの状態にあるのか(それらの中間の状態にあるのか)、あるクラウドソーシングされたエリアまたは領域、ワイヤレスキャリア、クラウドソーシングモバイルデバイスの特定のタイプ、種類、またはモデルなどがより好ましいかどうかなど、ネットワークまたはサーバ関係リソースの利用可能性に少なくとも部分的に基づき得る。たとえば、いくつかの事例では、十分な正確さの位置フィックスのある時間期間内に(および/またはそれと実質的に同時に)取得された観測値の送信が、好適なしきい値を介して表されるなど、ワイヤレスネットワーク関係データベースがいっぱいであることの程度に少なくとも部分的に基づいて、(たとえば、モバイルデバイス、適用可能なサーバなどによって)制限され得る。そのようなしきい値は、実験的に決定され得、たとえば、あらかじめ定義または構成されるか、あるいはさもなければ特定の適用例、地理的エリア、クラウドソーシングパラメータ、モバイルデバイスのタイプまたはモデル、モバイルデバイスの概略ロケーションなどに応じて何らかの様式で動的に定義され得る。限定ではなく例として、1つの特定のシミュレーションまたは実験では、90%のしきい値が使用され、これは、ワイヤレスネットワーク関係データベースがそれの容量の90%にあると査定された場合、モバイルデバイスが、十分な正確さの位置フィックスのある時間期間内に(および/またはそれと実質的に同時に)取得された観測値を送信しないか、またはある割合までそれの送信を制限し、ならびに/あるいはクラウドソーシングサーバが、観測値を受け付けないか、またはある割合までそれの受付けを制限することを意味する。
[0044]しかしながら、いくつかの事例では、たとえば、データベースがいっぱいに近い状態にある場合など、モバイルデバイスは、依然として、特定の適用例、地理的エリア、クラウドソーシングパラメータ、モバイルデバイスのタイプまたはモデルなどに依存し得る、そのような観測値を送信することが可能であり得、および/またはサーバは、依然として、そのような観測値を受け付けることが可能であり得る。請求される主題は、もちろん、そのように限定されない。たとえば、少なくとも1つの実装形態では、十分な正確さの位置フィックスのある時間期間内に(および/またはそれと実質的に同時に)取得された観測値の送信は、モバイルデバイスの概略エリア中にあり、1つまたは複数のそのような観測値が前にそれから取得されたワイヤレストランシーバのリストに少なくとも部分的に基づいて、(たとえば、モバイルデバイス、適用可能なサーバなどによって)制限され得る。実装形態に応じて、そのようなリストは、たとえば、モバイルデバイスのローカルメモリまたはデータベース、適用可能なサーバ、あるいはそれらの任意の組合せ(たとえば、部分リストなど)に記憶され得る。ここで、モバイルデバイスは、たとえば、そのようなリストにアクセスし、および/またはそれを参照し得、ほんの1つの可能な実装形態を示すと、1つまたは複数の現在観測されているワイヤレストランシーバの1つまたは複数の識別子(たとえば、セルID、アクセスポイントIDなど)を、リストに記憶されたワイヤレストランシーバの1つまたは複数の識別子と照合し得る。したがって、たとえば、一致を見つけることなど、いくつかの事例では、モバイルデバイスは、測定値の冗長および/または重複を回避するためになど、取得された観測値を送信することを控え得る。モバイルデバイスのロケーションの近くの、またはそれに近接した1つまたは複数のワイヤレス送信機を識別するためなどの、様々な他のまたは同様の照合動作(たとえば、RSSI照合など)が、全体的にまたは部分的に本明細書で使用され得ることに留意されたい。
[0045]示されたように、ワイヤレスネットワーク関係データの改善された効率のクラウドソーシングのための1つまたは複数の動作または技法のいくつかの態様または特徴が、セルラー通信ネットワーク、ワイヤレストランシーバなどに関して本明細書で説明されるが、1つまたは複数の動作または技法が、少なくとも部分的に、任意の好適なワイヤレス通信ネットワークおよび/またはデバイスに関して実装され得ることに留意されたい。たとえば、いくつかの事例では、1つまたは複数のアクセスポイント、フェムトセル、ピコセルなどを利用する、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN、たとえば、IEEE規格802.11ネットワークなど)、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN、たとえば、Bluetoothネットワークなど)などが、少なくとも部分的に採用されるか、またはさもなければ考慮され得る。時々、これらのまたは他の同様のワイヤレスネットワークおよび/あるいはデバイスの任意の好適な組合せも、全体的にまたは部分的に使用され得る。
[0046]図3は、少なくとも部分的に、ワイヤレスネットワーク関係データの改善された効率のクラウドソーシングのための1つまたは複数の動作または技法を容易にするかまたはサポートするために使用され得る、モバイルデバイスに関連する例示的なコンピューティング環境の一実装形態の概略図である。例示的なコンピューティング環境は、たとえば、図1のモバイルデバイス102の1つまたは複数の特徴または態様を含み得るモバイルデバイス300を備え得るが、請求される主題はそのように限定されない。たとえば、いくつかの事例では、モバイルデバイス300は、好適なワイヤレス通信ネットワーク上でアンテナ306などを介して、304において概して参照される、ワイヤレス信号を送信または受信することが可能なワイヤレストランシーバ302を備え得る。ワイヤレストランシーバ302は、たとえば、1つの可能な例として、図2を参照しながら説明された1つまたは複数の通信など、1つまたは複数の好適な通信を送ることまたは受信することが可能であり得る。
[0047]限定ではなく例として、いくつかの事例では、ワイヤレストランシーバ302は、たとえば、少なくとも部分的に、図2の動作202を実装するためになど、ワイヤレストランシーバによって送信され、モバイルデバイス300において受信された1つ複数の信号に少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレストランシーバの観測値を取得するための手段を備えるか、またはそれを表し得る。さらに、少なくとも1つの実装形態では、ワイヤレストランシーバ302は、たとえば、観測値が、十分な正確さの位置フィックスのある時間期間内に(および/またはそれと実質的に同時に)取得された場合など、サーバに1つまたは複数のメッセージを送信するための手段を表すか、またはそれを備え得、1つまたは複数のメッセージは、少なくとも部分的に、図2の動作204を実装するためになど、位置フィックスに少なくとも部分的に基づいて決定されたモバイルデバイス300の推定されたロケーションをもつ観測値を備える。また、いくつかの事例では、ワイヤレストランシーバ302は、少なくとも部分的に、図2の動作206を実装するためになど、たとえば、観測値が、十分な正確さの位置フィックスのある時間期間内に(および/またはそれと実質的に同時に)取得されない場合など、モバイルデバイス300のメモリに記憶された1つまたは複数のパラメータに少なくとも一部に基づいて、サーバへの観測値の送信を制限するための手段を表すか、またはそれを備え得る。
[0048]ワイヤレストランシーバ302は、たとえば、ワイヤレストランシーババスインターフェース310を介してバス308に結合または接続され得る。実装形態に応じて、時々、ワイヤレストランシーババスインターフェース310は、たとえば、ワイヤレストランシーバ302と少なくとも部分的に統合され得る。いくつかの実装形態は、ほんの数例を挙げると、ワイヤレスフィデリティ(WiFi(登録商標))、符号分割多元接続(CDMA)、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))、Bluetoothなど、対応する複数のワイヤレス通信規格に従って信号を送信または受信することを可能にするために、複数のワイヤレストランシーバ302またはアンテナ306を含み得る。
[0049]一実装形態では、モバイルデバイス300は、たとえば、SPSまたは同様のアンテナ316などを介して、1つまたは複数のSPSまたは他の好適なワイヤレス信号314を受信または獲得することが可能なSPSまたは同様の受信機312を備え得る。SPS受信機312は、モバイルデバイス300のロケーションを推定するために、1つまたは複数の獲得されたSPS信号314を全体的にまたは部分的に処理し得る。いくつかの事例では、(以下「プロセッサ」と呼ばれる)1つまたは複数の汎用アプリケーションプロセッサ318、メモリ320、(1つまたは複数の)デジタル信号プロセッサ(DSP)322、あるいは図示されていない同様の専用デバイスまたはプロセッサが、獲得されたSPS信号314を全体的にまたは部分的に処理すること、SPS受信機312とともになど、モバイルデバイス300のロケーションを計算することなどを行うために利用され得る。たとえば、ワイヤレスネットワーク関係データの改善された効率のクラウドソーシングのための1つまたは複数の技法に関連してなど、1つまたは複数の測位動作を実装するためのSPSまたは他の信号の記憶が、少なくとも部分的に、メモリ320、好適なレジスタまたはバッファ(図示せず)において実行され得る。
[0050]図示されていないが、少なくとも1つの実装形態では、1つまたは複数のプロセッサ318、メモリ320、DSP322、あるいは同様の専用デバイスまたはプロセッサは、ワイヤレストランシーバによって送信され、モバイルデバイス300において受信された1つ複数の信号に少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレストランシーバの観測値を取得することと、観測値が、十分な正確さの位置フィックスのある時間期間内に(および/またはそれと実質的に同時に)取得された場合、サーバに1つまたは複数のメッセージを送信することと、1つまたは複数のメッセージが、位置フィックスに少なくとも部分的に基づいて決定されたモバイルデバイス300の推定されたロケーションをもつ観測値を備える、観測値が、十分な正確さの位置フィックスのある時間期間内に(および/またはそれと実質的に同時に)取得されない場合、モバイルデバイス300のメモリに記憶された1つまたは複数のパラメータに少なくとも一部に基づいて、サーバへの観測値の送信を制限することとを行うことが可能な1つまたは複数の処理モジュールを備え得ることを諒解されたい。
[0051]1つまたは複数の処理モジュールのうちの全部または一部は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して、あるいはさもなければ含めて実装され得ることに留意されたい。処理モジュールは、情報算出技法またはプロセスの少なくとも一部分を実行することが可能な1つまたは複数の回路を表し得る。限定ではなく例として、プロセッサ318またはDSP322は、1つまたは複数のプロセッサ、コントローラ、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路、デジタル信号プロセッサ、プログラマブル論理デバイス、フィールドプログラマブルゲートアレイなど、またはそれらの任意の組合せを含み得る。したがって、時々、プロセッサ318またはDSP322またはそれらの任意の組合せは、たとえば、図2の動作206に示されているか、またはそれに関して説明されたように、観測値が、十分な正確さの位置フィックスのある時間期間内に(および/またはそれと実質的に同時に)取得されない場合など、モバイルデバイス300のメモリに記憶された1つまたは複数のパラメータに少なくとも一部に基づいて、サーバへの観測値の送信を制限するための手段を備えるか、またはそれを表し得る。
[0052]図示のように、DSP322は、バス308を介してプロセッサ318とメモリ320とに結合または接続され得る。図示されていないが、いくつかの事例では、バス308は、DSP322、プロセッサ318、メモリ320など、モバイルデバイス300の1つまたは複数の適用可能な構成要素と統合され得る1つまたは複数のバスインターフェースを備え得る。様々な実施形態では、ほんの数例を挙げると、RAM、ROM、フラッシュ、ディスクドライブなど、コンピュータ可読記憶媒体になど、メモリ320に記憶された1つまたは複数の機械可読命令の実行に応答して、本明細書で説明される1つまたは複数の動作または機能が実行され得る。命令は、たとえば、プロセッサ318、図示されていない1つまたは複数の専用プロセッサ、DSP322などを介して実行可能であり得る。メモリ320は、本明細書で説明される動作または機能を実行するためにプロセッサ318、DSP322などによって実行可能であり得るソフトウェアコード(たとえば、プログラミングコード、命令など)を記憶し得る、非一時的プロセッサ可読メモリ、コンピュータ可読メモリなどを備え得る。
[0053]モバイルデバイス300は、たとえば、ほんの数例を挙げると、スピーカー、マイクロフォン、ディスプレイデバイス、振動デバイス、キーボード、タッチスクリーンなど、いくつかのデバイスのうちのいずれか1つを含み得る、ユーザインターフェース324を備え得る。少なくとも1つの実装形態では、ユーザインターフェース324は、ユーザがモバイルデバイス300上にホストされた1つまたは複数のアプリケーションと対話することを可能にし得る。たとえば、ユーザインターフェース324の1つまたは複数のデバイスは、ユーザからの入力またはアクションに応答して、DSP322、プロセッサ318などによってさらに処理されるべきアナログ信号またはデジタル信号をメモリ320に記憶し得る。同様に、モバイルデバイス300上にホストされた1つまたは複数のアプリケーションは、出力信号をユーザに提示するためにアナログ信号またはデジタル信号をメモリ320に記憶し得る。いくつかの実装形態では、モバイルデバイス300は、たとえば、専用スピーカー、マイクロフォン、デジタルアナログ回路、アナログデジタル回路、増幅器、利得制御などを備える専用オーディオ入出力(I/O)デバイス326を随意に含み得る。ただし、これは、オーディオI/Oデバイス326がどのように実装され得るかの一例にすぎず、請求される主題はこの点について限定されないことを理解されたい。わかるように、モバイルデバイス300は、キーボード、タッチスクリーンなどに加えられた接触または同様の圧力に応答する1つまたは複数のタッチセンサー328を備え得る。
[0054]モバイルデバイス300は、たとえば、1つまたは複数の慣性センサー、周囲環境センサーなど、バス308に結合または接続された1つまたは複数のセンサー334を備え得る。センサー334の慣性センサーは、たとえば、ほんの数例を示すと、(たとえば、1次元、2次元、または3次元などにおけるモバイルデバイス300の加速度にまとめて応答する)1つまたは複数の加速度計、(たとえば、1つまたは複数のコンパスまたは同様の適用例などをサポートするための)ジャイロスコープまたは磁力計などを備え得る。モバイルデバイス300の周囲環境センサーは、たとえば、ほんの数例を挙げると、1つまたは複数の気圧センサー、温度センサー、周囲光検出器、カメラセンサー、マイクロフォンなどを備え得る。センサー334は、メモリ320に記憶され得、測位またはナビゲーション動作、ワイヤレス通信、無線ヒートマップ学習、ビデオゲーミングなどを対象とする1つまたは複数の適用例をサポートするなど、DSP322、プロセッサ318などによって処理され得る、アナログ信号またはデジタル信号を生成し得る。
[0055]特定の実装形態では、モバイルデバイス300は、専用の、またはさもなければ、ワイヤレストランシーバ302、SPS受信機312などを介して受信またはダウンコンバートされた信号のベースバンド処理を実行することが可能なモデムプロセッサ336を備え得る。同様に、モデムプロセッサ336は、たとえば、ワイヤレストランシーバ302を介した送信のためにアップコンバートされるべき信号のベースバンド処理を実行し得る。代替実装形態では、専用モデムプロセッサを有する代わりに、ベースバンド処理は、プロセッサ318、DSP322などによって少なくとも部分的に実行され得る。さらに、いくつかの事例では、インターフェース338は、別個の構成要素として示されているが、たとえば、バス308またはSPS受信機312など、モバイルデバイス300の1つまたは複数の適用可能な構成要素と全体的にまたは部分的に統合され得る。随意にまたは代替的に、SPS受信機312は、バス308に直接結合または接続され得る。ただし、これらはベースバンド処理を実行し得る構成要素または構造の例にすぎず、請求される主題はこの点について限定されないことを理解されたい。
[0056]図4は、たとえば、図1〜図3に関して上記で説明されたものなど、ワイヤレスネットワーク関係データの改善された効率のクラウドソーシングのための1つまたは複数の動作または技法を部分的にまたは実質的に実装またはサポートすることが可能な1つまたは複数のサーバまたは他のデバイスに関連するかまたはそれらを含み得る、例示的なコンピューティング環境またはシステム400の一実装形態を示す概略図である。コンピューティング環境400は、たとえば、通信ネットワーク408を介して互いに動作可能に結合され得る、第1のデバイス402、第2のデバイス404、第3のデバイス406などを含み得る。いくつかの事例では、第1のデバイス402は、たとえば、ワイヤレストランシーバの識別情報、ロケーションなど、無線ヒートマップ、基地局アルマナックなどを備えるなど、測位支援メッセージを与えることが可能なサーバを備え得る。たとえば、第1のデバイス402は、要求などのときに、モバイルデバイスのロケーションの粗いまたは概算の推定に少なくとも部分的に基づいて、モバイルデバイスに電子デジタルマップを与えることが可能なサーバをも備え得る。第1のデバイス402は、他の好適なワイヤレスネットワーク関係データを与えることが可能なサーバをも備え得る。第2のデバイス404または第3のデバイス406は、たとえば、モバイルデバイスを備え得るが、請求される主題はそのように限定されない。たとえば、いくつかの事例では、第2のデバイス404は、ほんの別の可能な実装形態を示すと、第1のデバイス402と機能的にまたは構造的に同様のサーバを備え得る。さらに、通信ネットワーク408は、たとえば、アクセスポイント、フェムトセル、ピコセルなど、1つまたは複数のワイヤレストランシーバを備え得る。もちろん、請求される主題はこれらの点で範囲が限定されない。
[0057]第1のデバイス402、第2のデバイス404、または第3のデバイス406は、通信ネットワーク408上で情報を交換することが可能であり得る任意のデバイス、アプライアンス、プラットフォーム、または機械を表し得る。限定ではなく例として、第1のデバイス402、第2のデバイス404、または第3のデバイス406のいずれも、たとえば、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ワークステーション、サーバデバイスなど、1つまたは複数のコンピューティングデバイスまたはプラットフォーム、たとえば、携帯情報端末、モバイル通信デバイスなど、1つまたは複数のパーソナルコンピューティングまたは通信デバイスまたはアプライアンス、たとえば、データベースまたは情報記憶サービスプロバイダ/システム、ネットワークサービスプロバイダ/システム、インターネットまたはイントラネットサービスプロバイダ/システム、ポータルまたは検索エンジンサービスプロバイダ/システム、ワイヤレス通信サービスプロバイダ/システムなど、コンピューティングシステムまたは関連するサービスプロバイダ機能、あるいはそれらの任意の組合せを含み得る。第1のデバイス402、第2のデバイス404、および第3のデバイス406のいずれも、それぞれ、本明細書で説明される例示的な実装形態による、モバイルデバイス、ワイヤレス送信機および/または受信機(たとえば、トランシーバ)、サーバなどのうちの1つまたは複数を備え得る。
[0058]一実装形態では、通信ネットワーク408は、第1のデバイス402、第2のデバイス404、または第3のデバイス406のうちの少なくとも2つの間の情報の交換をサポートすることが可能な1つまたは複数の通信リンク、プロセス、またはリソースを表し得る。限定ではなく例として、通信ネットワーク408は、ワイヤレスまたはワイヤード通信リンク、電話または電気通信システム、情報バスまたはチャネル、光ファイバー、地上または宇宙ビークルリソース、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク、イントラネット、インターネット、ルータまたはスイッチなど、あるいはそれらの任意の組合せを含み得る。たとえば、第3のデバイス406によって部分的に不明瞭にされた破線ボックスによって示されているように、通信ネットワーク408に動作可能に結合された追加の同様のデバイスがあり得る。コンピューティング環境400に示されている様々なデバイスまたはネットワーク、あるいは本明細書で説明されるプロセスまたは方法の全部または一部は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して、あるいはさもなければ含めて実装され得ることも認識されたい。
[0059]限定ではなく例として、第2のデバイス404は、バス414を介してメモリ412に動作可能に結合され得る少なくとも1つの処理ユニット410を含み得る。処理ユニット410は、好適なコンピューティング手順またはプロセスの少なくとも一部分を実行することが可能な1つまたは複数の回路を表し得る。たとえば、処理ユニット410は、1つまたは複数のプロセッサ、コントローラ、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路、デジタル信号プロセッサ、プログラマブル論理デバイス、フィールドプログラマブルゲートアレイなど、またはそれらの任意の組合せを含み得る。
[0060]メモリ412は任意の情報記憶機構またはアプライアンスを表し得る。メモリ412は、たとえば、1次メモリ416と2次メモリ418とを含み得る。1次メモリ416は、たとえば、ランダムアクセスメモリ、読取り専用メモリなどを含み得る。この例では処理ユニット410とは別個であるものとして示されているが、1次メモリ416の全部または一部は、処理ユニット410内に設けられるか、またはさもなければ処理ユニット410とコロケート/結合され得ることを理解されたい。2次メモ418は、たとえば、1次メモリと同じまたは同様のタイプのメモリ、あるいは、たとえば、ディスクドライブ、光ディスクドライブ、テープドライブ、ソリッドステートメモリドライブなど、1つまたは複数の情報ストレージデバイスまたはシステムを含み得る。いくつかの実装形態では、2次メモリ418は、コンピュータ可読媒体420を動作可能に受容可能であるか、またはさもなければそれに結合するように構成可能であり得る。コンピュータ可読媒体420は、たとえば、コンピューティング環境400におけるデバイスのうちの1つまたは複数のために情報、コード、または命令を搬送するか、またはアクセス可能にし得る任意の非一時的記憶媒体を含み得る。コンピュータ可読媒体420は記憶媒体と呼ばれることもある。
[0061]第2のデバイス404は、たとえば、少なくとも通信ネットワーク408への第2のデバイス404の動作可能な結合を与えるか、またはさもなければそれをサポートし得る通信インターフェース422を含み得る。限定ではなく例として、通信インターフェース422は、ネットワークインターフェースデバイスまたはカード、モデム、ルータ、スイッチ、トランシーバなどを含み得る。第2のデバイス404は、たとえば、入出力デバイス424をも含み得る。入出力デバイス424は、人間または機械の入力を受け付けるか、またはさもなければそれを導入するように構成可能であり得る1つまたは複数のデバイスまたは特徴、あるいは人間または機械の出力を配信するか、またはさもなければそれを与えることが可能であり得る1つまたは複数のデバイスまたは特徴を表し得る。限定ではなく例として、入出力デバイス424は、動作可能に構成されたディスプレイ、スピーカー、キーボード、マウス、トラックボール、タッチスクリーン、情報ポートなどを含み得る。
[0062]本明細書で説明された方法は、特定の例に従って適用例に応じて様々な手段によって実装され得る。たとえば、そのような方法は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せで実装され得る。ハードウェア実装形態では、たとえば、処理ユニットは、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(「ASIC」)、デジタル信号プロセッサ(「DSP」)、デジタル信号処理デバイス(「DSPD」)、プログラマブル論理デバイス(「PLD」)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(「FPGA」)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、本明細書で説明された機能を実行するように設計された他のデバイスユニット、またはそれらの組合せ内に実装され得る。
[0063]アルゴリズム記述および/または記号表現は、信号処理および/または関連技術の当業者によって、自身の仕事の本質を他の当業者に伝達するために使用される技法の例である。アルゴリズムは、本明細書では、および一般には、所望の結果をもたらす自己無撞着な一連の演算および/または同様の信号処理であると考えられる。このコンテキストでは、演算および/または処理は物理量の物理的操作を伴う。一般に、必ずしもそうとは限らないが、そのような量は、信号測定値、テキスト、画像、ビデオ、オーディオなど、様々な形態のコンテンツを表す電子信号および/または状態として記憶、転送、合成、比較、処理、またはさもなければ操作されることが可能な電気および/または磁気信号および/または状態の形態をとり得る。主に一般的な用法という理由で、そのような物理的信号および/または物理的状態を、ビット、値、要素、記号、文字、項、数、数字、測定値、メッセージ、パラメータ、フレーム、パケット、コンテンツなどと呼ぶことが時々便利であることがわかっている。ただし、これらおよび/または同様の用語のすべては、適切な物理量または物理的発現に関連すべきであり、便利なラベルにすぎないことを理解されたい。別段に明記されていない限り、上記の説明から明らかなように、本明細書全体にわたって、「処理すること」、「算出すること」、「計算すること」、「決定すること」、「確立すること」、「取得すること」、「識別すること」、「選択すること」、「生成すること」などの用語を利用する説明は、専用コンピュータならびに/あるいは同様の専用コンピューティングおよび/またはネットワークデバイスなど、特定の装置のアクションおよび/またはプロセスを指すことがあることを諒解されたい。したがって、本明細書のコンテキストでは、専用コンピュータならびに/あるいは同様の専用コンピューティングおよび/またはネットワークデバイスは、専用コンピュータならびに/あるいは同様の専用コンピューティングおよび/またはネットワークデバイスのメモリ、レジスタ、および/または他のストレージデバイス、送信デバイス、および/またはディスプレイデバイス内の、電子的および/または磁気的な物理量として一般に表される信号および/または状態を処理、操作および/または変換することが可能である。この特定の特許出願のコンテキストでは、上述のように、「特定の装置」という用語は、プログラムソフトウェアからの命令に従って特定の機能を実行するようにプログラムされた後の汎用コンピュータなど、汎用コンピューティングおよび/またはネットワークデバイスを含み得る。
[0064]いくつかの状況では、バイナリ1からバイナリ0への、またはその逆の状態の変化など、メモリデバイスの動作は、たとえば、物理的変換などの変換を備え得る。同様に、ビット、値、要素、記号、文字、項、数、数字、測定値、メッセージ、パラメータ、フレーム、パケット、コンテンツなどを記憶するためのメモリデバイスの動作は、物理的変換を備え得る。特定のタイプのメモリデバイスでは、そのような物理的変換は、異なる状態または物への物品の物理的変換を備え得る。たとえば、限定はしないが、いくつかのタイプのメモリデバイスの場合、状態の変化は、電荷の累積および/または蓄積、あるいは蓄積された電荷の解放を伴い得る。同様に、他のメモリデバイスでは、状態の変化は、磁気方位の変換、および/あるいは、結晶状からアモルファスへの、またはその逆などの、分子構造の物理的変化および/または変換など、物理的変化を備え得る。さらに他のメモリデバイスでは、物理的状態の変化は、たとえば、量子ビット(キュビット)を伴い得る、重ね合わせ、絡み合いなど、量子力学的現象を伴い得る。上記は、メモリデバイスにおけるバイナリ1を形成するバイナリ0への、またはその逆の状態の変化が物理的変換などの変換を備え得る、すべての例の網羅的なリストであることを意図されない。むしろ、上記は例示的な例として意図される。
[0065]本明細書で説明されたワイヤレス通信技法は、ワイヤレスワイドエリアネットワーク(「WWAN」)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(「WLAN」)、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)などの様々なワイヤレス通信ネットワークに関連し得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。WWANは、符号分割多元接続(「CDMA」)ネットワーク、時分割多元接続(「TDMA」)ネットワーク、周波数分割多元接続(「FDMA」)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(「OFDMA」)ネットワーク、シングルキャリア周波数分割多元接続(「SC−FDMA」)ネットワーク、または上記のネットワークの任意の組合せなどであり得る。CDMAネットワークは、ほんのいくつかの無線技術を挙げれば、cdma2000、広帯域CDMA(「W−CDMA」)などの1つまたは複数の無線アクセス技術(「RAT」)を実装し得る。ここで、cdma2000は、IS−95規格、IS−2000規格、およびIS−856規格に従って実装される技術を含み得る。TDMAネットワークは、モバイル通信用グローバルシステム(「GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications」)、デジタルアドバンストモバイルフォンシステム(「D−AMPS:Digital Advanced Mobile Phone System」)、または何らかの他のRATを実装し得る。GSMおよびW−CDMAは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(「3GPP(登録商標)」:3rd Generation Partnership Project)と称する団体からの文書に記載されている。cdma2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(「3GPP2」:3rd Generation Partnership Project 2)と称する団体からの文書に記載されている。3GPPおよび3GPP2の文書は公開されている。4Gロングタームエボリューション(「LTE」)通信ネットワークも、一態様において、請求される主題に従って実装され得る。WLANはIEEE802.11xネットワークを備え得、WPANは、たとえば、Bluetoothネットワーク、IEEE802.15xを備え得る。本明細書で説明されたワイヤレス通信実装形態はまた、WWAN、WLANまたはWPANの任意の組合せとともに使用され得る。
[0066]別の態様では、前述のように、ワイヤレストランシーバ(たとえば、アクセスポイントなど)は、セルラー電話サービスを会社または家庭に延長するために利用される、フェムトセルまたはピコセルを備え得る。そのような実装形態では、1つまたは複数のモバイルデバイスは、たとえば、符号分割多元接続(CDMA)セルラー通信プロトコルを介してフェムトセルまたはピコセルと通信し得、フェムトセルまたはピコセルは、インターネットなどの別のブロードバンドネットワークを介してより大きいセルラー電気通信ネットワークへのアクセスをモバイルデバイスに与え得る。
[0067]本明細書で説明された技法は、いくつかのGNSSおよび/またはGNSSの組合せのうちのいずれか1つを含むSPSとともに使用され得る。さらに、そのような技法は、「スードライト(pseudolite)」として働く地上波トランシーバ、またはSVとそのような地上波トランシーバとの組合せを利用する測位システムとともに使用され得る。地上波トランシーバは、たとえば、PNコードまたは(たとえば、GPSまたはCDMAセルラー信号と同様の)他のレンジングコードをブロードキャストする地上トランシーバを含み得る。そのようなトランシーバは、リモート受信機による識別を可能にするように一意のPNコードを割り当てられ得る。地上波トランシーバは、たとえば、トンネルの中、鉱山内、建築物の中、ビルの谷間または他の閉じられたエリア内などの、周回するSVからのSPS信号が利用できないことがある状況においてSPSを補強するのに有用であり得る。スードライトの別の実装形態は無線ビーコンとして知られている。本明細書で使用される「SV」という用語は、スードライト、スードライトの等価物、および場合によっては他のものとして働く地上波トランシーバを含むものとする。本明細書で使用される「SPS信号」および/または「SV信号」という用語は、スードライトまたはスードライトの等価物として働く地上波トランシーバを含む、地上波トランシーバからのSPS様の信号を含むものとする。
[0068]同様に、このコンテキストでは、「結合された(coupled)」、「接続された(connected)」という用語、および/または同様の用語が、一般的に使用される。これらの用語は類義語として意図されないことを理解されたい。むしろ、「接続された」は、一般的に、2つまたはそれ以上の構成要素が、たとえば、電気的に接触していることを含む、直接物理的に接触していることを示すために使用され、「結合された」は、一般的に、2つまたはそれ以上の構成要素が潜在的に、電気的に接触していることを含む、直接物理的に接触していることを意味するために使用されるが、「結合された」はまた、一般的に、2つまたはそれ以上の構成要素が必ずしも直接接触しているとは限らないが、とはいえ、協働および/または対話することが可能であることを意味するためにも使用される。結合されたという用語はまた、一般的に、たとえば、適切なコンテキストでは、間接的に接続されていることを意味すると理解される。
[0069]本明細書で使用される「および」、「または」、「および/または」という用語、および/または同様の用語は、そのような用語が使用される特定のコンテキストに少なくとも部分的に依存することも予想される様々な意味を含む。一般に、「または」がA、BまたはCなどのリストを関連付けるために使用される場合、ここで包含的な意味で使用されるA、B、およびCを意味し、ならびにここで排他的な意味で使用されるA、BまたはCを意味するものとする。さらに、「1つまたは複数の」という用語および/または同様の用語は、単数形の任意の特徴、構造、および/または特性について説明するために使用され、ならびに/あるいは複数の特徴、構造および/または特性、ならびに/あるいは特徴、構造および/または特性の何らかの他の組合せについて説明するためにも使用される。同様に、「に基づいて」という用語および/または同様の用語は、ファクタの排他的セットを表すことを必ずしも意図するものとは限らず、必ずしも明確に説明されるとは限らない追加のファクタの存在を考慮に入れることを意図するものとして理解される。もちろん、上記のすべてについて、説明および/または使用の特定のコンテキストは、引き出されるべき推論に関する有用なガイダンスを与える。以下の説明は1つまたは複数の例示的な例を与えるにすぎず、請求される主題はこれらの1つまたは複数の例に限定されないが、この場合も、説明および/または使用の特定のコンテキストは、引き出されるべき推論に関する有用なガイダンスを与えることに留意されたい。
[0070]このコンテキストでは、ネットワークデバイスという用語は、ネットワークを介しておよび/またはネットワークの一部として通信することが可能な任意のデバイスを指し、コンピューティングデバイスを備え得る。ネットワークデバイスは、ワイヤードおよび/またはワイヤレスネットワークを介してなど、信号(たとえば、信号パケットおよび/またはフレーム)を送信および/または受信することが可能であり得るが、ネットワークデバイスはまた、物理的メモリ状態としてメモリ中でなど、算術および/または論理演算を実行すること、信号を処理および/または記憶することが可能であり得、ならびに/あるいは、たとえば、様々な実施形態では、サーバとして動作し得る。サーバなどとして動作することが可能なネットワークデバイスは、例として、専用ラックマウント式サーバ、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、セットトップボックス、タブレット、ネットブック、スマートフォン、ウェアラブルデバイス、上記のデバイスの2つまたはそれ以上の特徴を組み合わせた集積デバイスなど、またはそれらの任意の組合せを含み得る。信号パケットおよび/またはフレームは、たとえば、ワイヤレスネットワークを介して結合されたワイヤレスデバイス間を含む、たとえば、サーバとクライアントデバイスとの間、および/または他のタイプのネットワークデバイス間などで交換され得る。サーバ、サーバデバイス、サーバコンピューティングデバイス、サーバコンピューティングプラットフォームという用語および/または同様の用語は互換的に使用されることに留意されたい。同様に、クライアント、クライアントデバイス、クライアントコンピューティングデバイス、クライアントコンピューティングプラットフォームという用語および/または同様の用語も互換的に使用される。いくつかの事例では、説明しやすいように、これらの用語は、「クライアントデバイス」または「サーバデバイス」に言及することによってなど、単数形で使用され得るが、説明は、適宜に、1つまたは複数のクライアントデバイスおよび/または1つまたは複数のサーバデバイスを包含するものとする。同様の方針に沿って、「データベース」への言及は、適宜に、1つまたは複数のデータベースおよび/またはそれの部分を意味すると理解される。
[0071]説明しやすいように、(ネットワーキングデバイスとも呼ばれる)ネットワークデバイスは、コンピューティングデバイスに関して実施および/または説明され得ることを理解されたい。しかしながら、この説明は、請求される主題が、コンピューティングデバイスおよび/またはネットワークデバイスなど、一実施形態に限定されると決して解釈されるべきではなく、代わりに、たとえば、1つまたは複数の例示的な例を含む、様々なデバイスまたはそれらの組合せとして実施され得ると解釈されるべきであることをさらに理解されたい。
[0072]本明細書全体にわたる一実装形態、実装形態、一実施形態、実施形態などへの言及は、特定の実装形態および/または実施形態に関して説明された特定の特徴、構造、および/または特性が、請求される主題の少なくとも1つの実装形態および/または実施形態に含まれることを意味する。したがって、たとえば、本明細書全体にわたる様々な箇所でのそのような句の出現は、必ずしも同じ実装形態または説明された特定の一実装形態を指すことを意図されるとは限らない。さらに、説明された特定の特徴、構造、および/または特性は、たとえば、1つまたは複数の実装形態では、様々な方法で組み合わせられることが可能であり、したがって、意図された特許請求の範囲内にあることを理解されたい。概して、もちろん、これらおよび他の問題はコンテキストによって異なる。したがって、説明および/または使用の特定のコンテキストは、引き出されるべき推論に関する有用なガイダンスを与える。
[0073]現在例示的な特徴と考えられることが例示され説明されたが、請求される主題から逸脱することなく、様々な他の変更が行われ得、均等物が代用され得ることが、当業者には理解されよう。さらに、本明細書で説明された中心概念から逸脱することなく、請求される主題の教示に特定の状況を適合させるための多くの変更が行われ得る。したがって、請求される主題は、開示された特定の例に限定されず、そのような請求される主題はまた、添付の特許請求の範囲内に入るすべての態様とそれらの均等物とを含み得るものとする。
[0073]現在例示的な特徴と考えられることが例示され説明されたが、請求される主題から逸脱することなく、様々な他の変更が行われ得、均等物が代用され得ることが、当業者には理解されよう。さらに、本明細書で説明された中心概念から逸脱することなく、請求される主題の教示に特定の状況を適合させるための多くの変更が行われ得る。したがって、請求される主題は、開示された特定の例に限定されず、そのような請求される主題はまた、添付の特許請求の範囲内に入るすべての態様とそれらの均等物とを含み得るものとする。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
モバイルデバイスにおける方法であって、
ワイヤレストランシーバによって送信され、前記モバイルデバイスにおいて受信された1つまたは複数の信号に少なくとも部分的に基づいて、前記ワイヤレストランシーバの観測値を取得することと、
前記観測値が、十分な正確さの位置フィックスの時間期間内に取得された場合、サーバに1つまたは複数のメッセージを送信することと、前記1つまたは複数のメッセージが、前記位置フィックスに少なくとも部分的に基づいて決定された前記モバイルデバイスの推定されたロケーションをもつ前記観測値を備える、
前記観測値が、十分な正確さの前記位置フィックスの前記時間期間内に取得されない場合、前記モバイルデバイスのメモリに記憶された1つまたは複数のパラメータに少なくとも一部に基づいて、前記サーバへの前記観測値の送信を制限することとを備える、方法。
[C2]
前記モバイルデバイスの前記メモリに記憶された前記1つまたは複数のパラメータは、前記基地局トランシーバの観測値が前記サーバにおいて受信されたかどうかを示す、C1に記載の方法。
[C3]
前記1つまたは複数のパラメータが、前記モバイルデバイスのローカルデータベース中での前記ワイヤレストランシーバの存在または不在の指示を備える、C1に記載の方法。
[C4]
前記観測値の前記送信を前記制限することは、
前記ワイヤレストランシーバのためのワイヤレストランシーバ識別子が、前記モバイルデバイスのローカルデータベース中に存在するかどうかを決定することと、
前記ローカルモバイルデータベース中での前記ワイヤレストランシーバ識別子の不在に少なくとも部分的に基づいて、前記サーバに前記1つまたは複数のメッセージを送信することとをさらに備える、C1に記載の方法。
[C5]
前記1つまたは複数のパラメータが、前記サーバから前記モバイルデバイスの前記メモリにダウンロードされる、C4に記載の方法。
[C6]
前記観測値のための指定された基準を取得することと、
前記指定された基準に少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレス通信ネットワーク上での前記ワイヤレストランシーバの存在または不在を決定することとをさらに備える、C1に記載の方法。
[C7]
前記指定された基準が、十分な正確さの前記位置フィックスの前記時間期間内に取得されない観測値の割合、十分な正確さの前記位置フィックスの前記時間期間内に取得された観測値の割合、ネットワーク関係リソースまたはサーバ関係リソースの利用可能性、地理的エリアまたは領域、前記モバイルデバイスのモデル、前記モバイルデバイスのタイプ、前記サーバへの前記1つまたは複数のメッセージの最後の送信またはアップロードのタイムスタンプ、ワイヤレスネットワーク関係データベースがいっぱいであることの程度、あるいはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを備える、C6に記載の方法。
[C8]
前記ワイヤレス通信ネットワーク上での前記ワイヤレストランシーバの前記存在または前記不在を前記決定することに少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレスネットワーク関係データベースを更新することをさらに備える、C6に記載の方法。
[C9]
前記ワイヤレスネットワーク関係データベースを前記更新することが、前記ワイヤレスネットワーク関係データベースから前記ワイヤレストランシーバの属性を削除することを備える、C8に記載の方法。
[C10]
前記観測値が、前記ワイヤレストランシーバのためのワイヤレストランシーバ識別子、前記ワイヤレストランシーバの送信電力レベル、前記ワイヤレストランシーバによって送信された前記1つまたは複数の信号の受信信号強度測定値、前記ワイヤレストランシーバによって送信された前記1つまたは複数の信号の到着時間測定値、前記ワイヤレストランシーバによって送信された前記1つまたは複数の信号の飛行時間測定値、前記ワイヤレストランシーバによって送信された前記1つまたは複数の信号の到来角測定値、前記ワイヤレストランシーバによって送信された前記1つまたは複数の信号のラウンドトリップ時間測定値、あるいはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを備える、C1に記載の方法。
[C11]
十分な正確さの前記位置フィックスが、グローバルナビゲーション衛星システム(GNSS)を介して取得された位置フィックスを備える、C1に記載の方法。
[C12]
前記ワイヤレストランシーバが、IEEE802.11規格WLANアクセスポイント、フェムトセル、ピコセル、またはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを備える、C1に記載の方法。
[C13]
前記モバイルデバイスの前記メモリに記憶された前記1つまたは複数のパラメータが、前記ワイヤレストランシーバのためのワイヤレストランシーバ識別子、前記ワイヤレストランシーバのロケーション、前記ワイヤレストランシーバの推定ロケーション不確実性、前記ワイヤレストランシーバのカバレージエリア、またはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを備える、C1に記載の方法。
[C14]
ワイヤレスネットワーク関係データベースがいっぱいであることの程度に少なくとも部分的に基づいて、前記サーバへの、十分な正確さの前記位置フィックスの前記時間期間内に取得された前記観測値の送信を制限することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C15]
ワイヤレストランシーバによって送信され、モバイルデバイスにおいて受信された1つ複数の信号に少なくとも部分的に基づいて、前記ワイヤレストランシーバの観測値を取得するための手段と、
前記観測値が、十分な正確さの位置フィックスの時間期間内に取得された場合、サーバに1つまたは複数のメッセージを送信するための手段と、前記1つまたは複数のメッセージが、前記位置フィックスに少なくとも部分的に基づいて決定された前記モバイルデバイスの推定されたロケーションをもつ前記観測値を備える、
前記観測値が、十分な正確さの前記位置フィックスの前記時間期間内に取得されない場合、前記モバイルデバイスのメモリに記憶された1つまたは複数のパラメータに少なくとも一部に基づいて、前記サーバへの前記観測値の送信を制限するための手段とを備える装置。
[C16]
前記観測値の前記送信を制限するための前記手段は、
前記ワイヤレストランシーバのためのワイヤレストランシーバ識別子が、前記モバイルデバイスのローカルデータベース中に存在するかどうかを決定するための手段と、
前記ローカルモバイルデータベース中での前記ワイヤレストランシーバ識別子の不在に少なくとも部分的に基づいて、前記サーバに前記1つまたは複数のメッセージを送信するための手段とをさらに備える、C15に記載の装置。
[C17]
前記観測値のための指定された基準を取得するための手段と、
前記指定された基準に少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレス通信ネットワーク上での前記ワイヤレストランシーバの存在または不在を決定するための手段とをさらに備える、C15に記載の装置。
[C18]
前記指定された基準が、十分な正確さの前記位置フィックスの前記時間期間内に取得されない観測値の割合、十分な正確さの前記位置フィックスの前記時間期間内に取得された観測値の割合、ネットワーク関係リソースまたはサーバ関係リソースの利用可能性、地理的エリアまたは領域、前記モバイルデバイスのモデル、前記モバイルデバイスのタイプ、前記サーバへの前記1つまたは複数のメッセージの最後の送信またはアップロードのタイムスタンプ、ワイヤレスネットワーク関係データベースがいっぱいであることの程度、あるいはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを備える、C17に記載の装置。
[C19]
前記ワイヤレス通信ネットワーク上での前記ワイヤレストランシーバの前記存在または前記不在を前記決定することに少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレスネットワーク関係データベースを更新するための手段をさらに備える、C17に記載の装置。
[C20]
前記観測値が、前記ワイヤレストランシーバのためのワイヤレストランシーバ識別子、前記ワイヤレストランシーバの送信電力レベル、前記ワイヤレストランシーバによって送信された前記1つまたは複数の信号の受信信号強度測定値、前記ワイヤレストランシーバによって送信された前記1つまたは複数の信号の到着時間測定値、前記ワイヤレストランシーバによって送信された前記1つまたは複数の信号の飛行時間測定値、前記ワイヤレストランシーバによって送信された前記1つまたは複数の信号の到来角測定値、前記ワイヤレストランシーバによって送信された前記1つまたは複数の信号のラウンドトリップ時間測定値、あるいはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを備える、C15に記載の装置。
[C21]
前記モバイルデバイスの前記メモリに記憶された前記1つまたは複数のパラメータが、前記ワイヤレストランシーバのためのワイヤレストランシーバ識別子、前記ワイヤレストランシーバのロケーション、前記ワイヤレストランシーバの推定ロケーション不確実性、前記ワイヤレストランシーバのカバレージエリア、またはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを備える、C15に記載の装置。
[C22]
前記ワイヤレストランシーバの前記ロケーションが、グローバル座標系、ローカル座標系、またはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つに関して取得される、C21に記載の装置。
[C23]
電子通信ネットワークと通信するためのワイヤレストランシーバと、
メモリにおよび前記ワイヤレストランシーバに結合された1つまたは複数のプロセッサとを備えるモバイルデバイスを備える装置であって、ここにおいて、前記1つまたは複数のプロセッサは、
ワイヤレストランシーバによって送信され、前記モバイルデバイスにおいて受信された1つ複数の信号に少なくとも部分的に基づいて、前記ワイヤレストランシーバの観測値を取得することと、
前記観測値が、十分な正確さの位置フィックスの時間期間内に取得された場合、サーバに1つまたは複数のメッセージを送信することと、前記1つまたは複数のメッセージが、前記位置フィックスに少なくとも部分的に基づいて決定された前記モバイルデバイスの推定されたロケーションをもつ前記観測値を備える、
前記観測値が、十分な正確さの前記位置フィックスの前記時間期間内に取得されない場合、前記モバイルデバイスのメモリに記憶された1つまたは複数のパラメータに少なくとも一部に基づいて、前記サーバへの前記観測値の送信を制限することとを行うように構成された、装置。
[C24]
前記サーバへの前記観測値の前記送信を前記制限することを行うように構成された前記1つまたは複数のプロセッサは、
前記ワイヤレストランシーバのためのワイヤレストランシーバ識別子が、前記モバイルデバイスのローカルデータベース中に存在するかどうかを決定することと、
前記ローカルモバイルデータベース中での前記ワイヤレストランシーバ識別子の不在に少なくとも部分的に基づいて、前記サーバに前記1つまたは複数のメッセージを送信することとを行うようにさらに構成された、C23に記載の装置。
[C25]
前記1つまたは複数のプロセッサが、
前記観測値のための指定された基準を取得することと、
前記指定された基準に少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレス通信ネットワーク上での前記ワイヤレストランシーバの存在または不在を決定することとを行うようにさらに構成された、C23に記載の装置。
[C26]
前記指定された基準が、十分な正確さの前記位置フィックスの前記時間期間内に取得されない観測値の割合、十分な正確さの前記位置フィックスの前記時間期間内に取得された観測値の割合、ネットワーク関係リソースまたはサーバ関係リソースの利用可能性、地理的エリアまたは領域、前記モバイルデバイスのモデル、前記モバイルデバイスのタイプ、前記サーバへの前記1つまたは複数のメッセージの最後の送信またはアップロードのタイムスタンプ、ワイヤレスネットワーク関係データベースがいっぱいであることの程度、あるいはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを備える、C25に記載の装置。
[C27]
前記観測値が、前記ワイヤレストランシーバのためのワイヤレストランシーバ識別子、前記ワイヤレストランシーバの送信電力レベル、前記ワイヤレストランシーバによって送信された前記1つまたは複数の信号の受信信号強度測定値、前記ワイヤレストランシーバによって送信された前記1つまたは複数の信号の到着時間測定値、前記ワイヤレストランシーバによって送信された前記1つまたは複数の信号の飛行時間測定値、前記ワイヤレストランシーバによって送信された前記1つまたは複数の信号の到来角測定値、前記ワイヤレストランシーバによって送信された前記1つまたは複数の信号のラウンドトリップ時間測定値、あるいはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを備える、C23に記載の装置。
[C28]
前記モバイルデバイスの前記メモリに記憶された前記1つまたは複数のパラメータが、前記ワイヤレストランシーバのためのワイヤレストランシーバ識別子、前記ワイヤレストランシーバのロケーション、前記ワイヤレストランシーバの推定ロケーション不確実性、前記ワイヤレストランシーバのカバレージエリア、またはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを備える、C23に記載の装置。
[C29]
ワイヤレストランシーバによって送信され、モバイルデバイスにおいて受信された1つ複数の信号に少なくとも部分的に基づいて、前記ワイヤレストランシーバの観測値を取得することと、
前記観測値が、十分な正確さの位置フィックスの時間期間内に取得された場合、サーバに1つまたは複数のメッセージを送信することと、前記1つまたは複数のメッセージが、前記位置フィックスに少なくとも部分的に基づいて決定された前記モバイルデバイスの推定されたロケーションをもつ前記観測値を備える、
前記観測値が、十分な正確さの前記位置フィックスの前記時間期間内に取得されない場合、前記モバイルデバイスのメモリに記憶された1つまたは複数のパラメータに少なくとも一部に基づいて、前記サーバへの前記観測値の送信を制限することと
を行うためにプロセッサによって実行可能な命令を有する非一時的記憶媒体を備える物品。
[C30]
前記サーバへの前記観測値の前記送信を前記制限することを行うために前記プロセッサによって実行可能な命令を有する前記非一時的記憶媒体は、
前記ワイヤレストランシーバのためのワイヤレストランシーバ識別子が、前記モバイルデバイスのローカルデータベース中に存在するかどうかを決定することと、
前記ローカルモバイルデータベース中での前記ワイヤレストランシーバ識別子の不在に少なくとも部分的に基づいて、前記サーバに前記1つまたは複数のメッセージを送信することとを行うための命令をさらに含む、C29に記載の物品。

Claims (30)

  1. モバイルデバイスにおける方法であって、
    ワイヤレストランシーバによって送信され、前記モバイルデバイスにおいて受信された1つまたは複数の信号に少なくとも部分的に基づいて、前記ワイヤレストランシーバの観測値を取得することと、
    前記観測値が、十分な正確さの位置フィックスの時間期間内に取得された場合、サーバに1つまたは複数のメッセージを送信することと、前記1つまたは複数のメッセージが、前記位置フィックスに少なくとも部分的に基づいて決定された前記モバイルデバイスの推定されたロケーションをもつ前記観測値を備える、
    前記観測値が、十分な正確さの前記位置フィックスの前記時間期間内に取得されない場合、前記モバイルデバイスのメモリに記憶された1つまたは複数のパラメータに少なくとも一部に基づいて、前記サーバへの前記観測値の送信を制限することと
    を備える、方法。
  2. 前記モバイルデバイスの前記メモリに記憶された前記1つまたは複数のパラメータは、前記基地局トランシーバの観測値が前記サーバにおいて受信されたかどうかを示す、請求項1に記載の方法。
  3. 前記1つまたは複数のパラメータが、前記モバイルデバイスのローカルデータベース中での前記ワイヤレストランシーバの存在または不在の指示を備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記観測値の前記送信を前記制限することは、
    前記ワイヤレストランシーバのためのワイヤレストランシーバ識別子が、前記モバイルデバイスのローカルデータベース中に存在するかどうかを決定することと、
    前記ローカルモバイルデータベース中での前記ワイヤレストランシーバ識別子の不在に少なくとも部分的に基づいて、前記サーバに前記1つまたは複数のメッセージを送信することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記1つまたは複数のパラメータが、前記サーバから前記モバイルデバイスの前記メモリにダウンロードされる、請求項4に記載の方法。
  6. 前記観測値のための指定された基準を取得することと、
    前記指定された基準に少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレス通信ネットワーク上での前記ワイヤレストランシーバの存在または不在を決定することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記指定された基準が、十分な正確さの前記位置フィックスの前記時間期間内に取得されない観測値の割合、十分な正確さの前記位置フィックスの前記時間期間内に取得された観測値の割合、ネットワーク関係リソースまたはサーバ関係リソースの利用可能性、地理的エリアまたは領域、前記モバイルデバイスのモデル、前記モバイルデバイスのタイプ、前記サーバへの前記1つまたは複数のメッセージの最後の送信またはアップロードのタイムスタンプ、ワイヤレスネットワーク関係データベースがいっぱいであることの程度、あるいはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを備える、請求項6に記載の方法。
  8. 前記ワイヤレス通信ネットワーク上での前記ワイヤレストランシーバの前記存在または前記不在を前記決定することに少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレスネットワーク関係データベースを更新することをさらに備える、請求項6に記載の方法。
  9. 前記ワイヤレスネットワーク関係データベースを前記更新することが、前記ワイヤレスネットワーク関係データベースから前記ワイヤレストランシーバの属性を削除することを備える、請求項8に記載の方法。
  10. 前記観測値が、前記ワイヤレストランシーバのためのワイヤレストランシーバ識別子、前記ワイヤレストランシーバの送信電力レベル、前記ワイヤレストランシーバによって送信された前記1つまたは複数の信号の受信信号強度測定値、前記ワイヤレストランシーバによって送信された前記1つまたは複数の信号の到着時間測定値、前記ワイヤレストランシーバによって送信された前記1つまたは複数の信号の飛行時間測定値、前記ワイヤレストランシーバによって送信された前記1つまたは複数の信号の到来角測定値、前記ワイヤレストランシーバによって送信された前記1つまたは複数の信号のラウンドトリップ時間測定値、あるいはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の方法。
  11. 十分な正確さの前記位置フィックスが、グローバルナビゲーション衛星システム(GNSS)を介して取得された位置フィックスを備える、請求項1に記載の方法。
  12. 前記ワイヤレストランシーバが、IEEE802.11規格WLANアクセスポイント、フェムトセル、ピコセル、またはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の方法。
  13. 前記モバイルデバイスの前記メモリに記憶された前記1つまたは複数のパラメータが、前記ワイヤレストランシーバのためのワイヤレストランシーバ識別子、前記ワイヤレストランシーバのロケーション、前記ワイヤレストランシーバの推定ロケーション不確実性、前記ワイヤレストランシーバのカバレージエリア、またはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の方法。
  14. ワイヤレスネットワーク関係データベースがいっぱいであることの程度に少なくとも部分的に基づいて、前記サーバへの、十分な正確さの前記位置フィックスの前記時間期間内に取得された前記観測値の送信を制限することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  15. ワイヤレストランシーバによって送信され、モバイルデバイスにおいて受信された1つ複数の信号に少なくとも部分的に基づいて、前記ワイヤレストランシーバの観測値を取得するための手段と、
    前記観測値が、十分な正確さの位置フィックスの時間期間内に取得された場合、サーバに1つまたは複数のメッセージを送信するための手段と、前記1つまたは複数のメッセージが、前記位置フィックスに少なくとも部分的に基づいて決定された前記モバイルデバイスの推定されたロケーションをもつ前記観測値を備える、
    前記観測値が、十分な正確さの前記位置フィックスの前記時間期間内に取得されない場合、前記モバイルデバイスのメモリに記憶された1つまたは複数のパラメータに少なくとも一部に基づいて、前記サーバへの前記観測値の送信を制限するための手段と
    を備える装置。
  16. 前記観測値の前記送信を制限するための前記手段は、
    前記ワイヤレストランシーバのためのワイヤレストランシーバ識別子が、前記モバイルデバイスのローカルデータベース中に存在するかどうかを決定するための手段と、
    前記ローカルモバイルデータベース中での前記ワイヤレストランシーバ識別子の不在に少なくとも部分的に基づいて、前記サーバに前記1つまたは複数のメッセージを送信するための手段と
    をさらに備える、請求項15に記載の装置。
  17. 前記観測値のための指定された基準を取得するための手段と、
    前記指定された基準に少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレス通信ネットワーク上での前記ワイヤレストランシーバの存在または不在を決定するための手段と
    をさらに備える、請求項15に記載の装置。
  18. 前記指定された基準が、十分な正確さの前記位置フィックスの前記時間期間内に取得されない観測値の割合、十分な正確さの前記位置フィックスの前記時間期間内に取得された観測値の割合、ネットワーク関係リソースまたはサーバ関係リソースの利用可能性、地理的エリアまたは領域、前記モバイルデバイスのモデル、前記モバイルデバイスのタイプ、前記サーバへの前記1つまたは複数のメッセージの最後の送信またはアップロードのタイムスタンプ、ワイヤレスネットワーク関係データベースがいっぱいであることの程度、あるいはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを備える、請求項17に記載の装置。
  19. 前記ワイヤレス通信ネットワーク上での前記ワイヤレストランシーバの前記存在または前記不在を前記決定することに少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレスネットワーク関係データベースを更新するための手段をさらに備える、請求項17に記載の装置。
  20. 前記観測値が、前記ワイヤレストランシーバのためのワイヤレストランシーバ識別子、前記ワイヤレストランシーバの送信電力レベル、前記ワイヤレストランシーバによって送信された前記1つまたは複数の信号の受信信号強度測定値、前記ワイヤレストランシーバによって送信された前記1つまたは複数の信号の到着時間測定値、前記ワイヤレストランシーバによって送信された前記1つまたは複数の信号の飛行時間測定値、前記ワイヤレストランシーバによって送信された前記1つまたは複数の信号の到来角測定値、前記ワイヤレストランシーバによって送信された前記1つまたは複数の信号のラウンドトリップ時間測定値、あるいはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを備える、請求項15に記載の装置。
  21. 前記モバイルデバイスの前記メモリに記憶された前記1つまたは複数のパラメータが、前記ワイヤレストランシーバのためのワイヤレストランシーバ識別子、前記ワイヤレストランシーバのロケーション、前記ワイヤレストランシーバの推定ロケーション不確実性、前記ワイヤレストランシーバのカバレージエリア、またはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを備える、請求項15に記載の装置。
  22. 前記ワイヤレストランシーバの前記ロケーションが、グローバル座標系、ローカル座標系、またはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つに関して取得される、請求項21に記載の装置。
  23. 電子通信ネットワークと通信するためのワイヤレストランシーバと、
    メモリにおよび前記ワイヤレストランシーバに結合された1つまたは複数のプロセッサと
    を備えるモバイルデバイス
    を備える装置であって、ここにおいて、前記1つまたは複数のプロセッサは、
    ワイヤレストランシーバによって送信され、前記モバイルデバイスにおいて受信された1つ複数の信号に少なくとも部分的に基づいて、前記ワイヤレストランシーバの観測値を取得することと、
    前記観測値が、十分な正確さの位置フィックスの時間期間内に取得された場合、サーバに1つまたは複数のメッセージを送信することと、前記1つまたは複数のメッセージが、前記位置フィックスに少なくとも部分的に基づいて決定された前記モバイルデバイスの推定されたロケーションをもつ前記観測値を備える、
    前記観測値が、十分な正確さの前記位置フィックスの前記時間期間内に取得されない場合、前記モバイルデバイスのメモリに記憶された1つまたは複数のパラメータに少なくとも一部に基づいて、前記サーバへの前記観測値の送信を制限することと
    を行うように構成された、装置。
  24. 前記サーバへの前記観測値の前記送信を前記制限することを行うように構成された前記1つまたは複数のプロセッサは、
    前記ワイヤレストランシーバのためのワイヤレストランシーバ識別子が、前記モバイルデバイスのローカルデータベース中に存在するかどうかを決定することと、
    前記ローカルモバイルデータベース中での前記ワイヤレストランシーバ識別子の不在に少なくとも部分的に基づいて、前記サーバに前記1つまたは複数のメッセージを送信することと
    を行うようにさらに構成された、請求項23に記載の装置。
  25. 前記1つまたは複数のプロセッサが、
    前記観測値のための指定された基準を取得することと、
    前記指定された基準に少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレス通信ネットワーク上での前記ワイヤレストランシーバの存在または不在を決定することと
    を行うようにさらに構成された、請求項23に記載の装置。
  26. 前記指定された基準が、十分な正確さの前記位置フィックスの前記時間期間内に取得されない観測値の割合、十分な正確さの前記位置フィックスの前記時間期間内に取得された観測値の割合、ネットワーク関係リソースまたはサーバ関係リソースの利用可能性、地理的エリアまたは領域、前記モバイルデバイスのモデル、前記モバイルデバイスのタイプ、前記サーバへの前記1つまたは複数のメッセージの最後の送信またはアップロードのタイムスタンプ、ワイヤレスネットワーク関係データベースがいっぱいであることの程度、あるいはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを備える、請求項25に記載の装置。
  27. 前記観測値が、前記ワイヤレストランシーバのためのワイヤレストランシーバ識別子、前記ワイヤレストランシーバの送信電力レベル、前記ワイヤレストランシーバによって送信された前記1つまたは複数の信号の受信信号強度測定値、前記ワイヤレストランシーバによって送信された前記1つまたは複数の信号の到着時間測定値、前記ワイヤレストランシーバによって送信された前記1つまたは複数の信号の飛行時間測定値、前記ワイヤレストランシーバによって送信された前記1つまたは複数の信号の到来角測定値、前記ワイヤレストランシーバによって送信された前記1つまたは複数の信号のラウンドトリップ時間測定値、あるいはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを備える、請求項23に記載の装置。
  28. 前記モバイルデバイスの前記メモリに記憶された前記1つまたは複数のパラメータが、前記ワイヤレストランシーバのためのワイヤレストランシーバ識別子、前記ワイヤレストランシーバのロケーション、前記ワイヤレストランシーバの推定ロケーション不確実性、前記ワイヤレストランシーバのカバレージエリア、またはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを備える、請求項23に記載の装置。
  29. ワイヤレストランシーバによって送信され、モバイルデバイスにおいて受信された1つ複数の信号に少なくとも部分的に基づいて、前記ワイヤレストランシーバの観測値を取得することと、
    前記観測値が、十分な正確さの位置フィックスの時間期間内に取得された場合、サーバに1つまたは複数のメッセージを送信することと、前記1つまたは複数のメッセージが、前記位置フィックスに少なくとも部分的に基づいて決定された前記モバイルデバイスの推定されたロケーションをもつ前記観測値を備える、
    前記観測値が、十分な正確さの前記位置フィックスの前記時間期間内に取得されない場合、前記モバイルデバイスのメモリに記憶された1つまたは複数のパラメータに少なくとも一部に基づいて、前記サーバへの前記観測値の送信を制限することと
    を行うためにプロセッサによって実行可能な命令を有する非一時的記憶媒体
    を備える物品。
  30. 前記サーバへの前記観測値の前記送信を前記制限することを行うために前記プロセッサによって実行可能な命令を有する前記非一時的記憶媒体は、
    前記ワイヤレストランシーバのためのワイヤレストランシーバ識別子が、前記モバイルデバイスのローカルデータベース中に存在するかどうかを決定することと、
    前記ローカルモバイルデータベース中での前記ワイヤレストランシーバ識別子の不在に少なくとも部分的に基づいて、前記サーバに前記1つまたは複数のメッセージを送信することと
    を行うための命令をさらに含む、請求項29に記載の物品。
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