JP2018532339A - マルチキャリア変調装置、マルチキャリア復調装置、方法及びシステム - Google Patents

マルチキャリア変調装置、マルチキャリア復調装置、方法及びシステム Download PDF

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Abstract

本発明の実施例は、マルチキャリア変調装置、マルチキャリア復調装置、方法及びシステムを提供する。本発明の実施例では、新しい半直交マルチキャリア波形を設計してデータ変調を行い、該波形の奇数位サブキャリア及び偶数位サブキャリアの各自は直交するが、奇偶位キャリアの間は非直交である。このようなマルチキャリアのサブキャリア間隔は、従来の直交復用マルチキャリア(OFDM)に比べ、サブキャリア間隔が半減しているので、スペクトル効率を向上させることができる。

Description

本発明は、通信分野に関し、特に、マルチキャリア変調装置、マルチキャリア復調装置、方法及びシステムに関する。
マルチキャリア変調(Multi-carrier Modulation、MCM)が複数のキャリア信号を採用している。それは、データ流を若干個のサブデータ流に分解し、これにより、サブデータ流は、かなり低い伝送ビットレートを有し、これらのデータは、それぞれ、若干個のキャリアを変調するために用いられる。よって、マルチキャリア変調チャネルでは、データ伝送レートが比較的低く、シンボル周期が長くなり、遅延スプレッドがシンボル周期に比べて一定の比(比の値)小さければ、コード間干渉を引き起こすことがない。そのため、マルチキャリア変調は、チャネルの時間分散性(time dispersion)に敏感でない。マルチキャリア変調は、多くの技術、例えば、マルチトーン実現(Multitone Realization)、直交マルチキャリア変調(OFDM、Orthogonal Frequency Division Multiplexing、直交周波数分割多重)、MC-CDMA(Multi Carrier-Code Division Multiple Access、マルチキャリア符号分割多元接続)及び符号化MCM(Coded MCM)により実現することができる。そのうち、OFDMは、マルチパスフェージング干渉を解消することができるので、最近の研究の注目話題の1つである。
なお、上述の背景技術についての紹介は、本発明の技術案を明確かつ完全に説明し、また、当業者がそれを理解しやすいためのものである。これらの案は、本発明の背景技術の一部に記述されているため、当業者にとって周知であると解釈すべきではない。
OFDMシステムでは、各サブキャリアが直交するため、スペクトル効率の向上が制限されている。
本発明の実施例は、スペクトル効率を向上させるマルチキャリア変調装置、方法及びシステムを提供する。
本実施例の第一側面によれば、マルチキャリア変調装置が提供され、そのうち、前記装置は、
送信待ちデータの複数の変調シンボルを複数のサブキャリアの一部又は全部のサブキャリア上に変調する第一変調ユニットであって、前記複数のサブキャリアのうちの各サブキャリア間のサブキャリア間隔は、シンボル期間の所定倍数の逆数であり、前記所定倍数は、1よりも大きい、第一変調ユニット;及び
各サブキャリア上でのデータを加算し、前記送信待ちデータの変調データを得る第一計算ユニットを含む。
本実施例の第二側面によれば、マルチキャリア復調装置が提供され、そのうち、前記装置は、
第一受信データに対してフィルタリング操作を行い、各サブキャリアに対応する復調データを得る第一フィルタリングユニットであって、前記複数のサブキャリアのうちの各サブキャリア間のサブキャリア間隔は、シンボル期間の所定倍数の逆数であり、前記所定倍数は、1よりも大きい、第一フィルタリングユニット;及び
前記各サブキャリアに対応する復調データに対して処理を行い、サブキャリア干渉無しの復調データを得る第一処理ユニットを含む。
本実施例の第三側面によれば、送信機が提供され、前記送信機は、前述の第一側面に記載の装置を含む。
本実施例の第四側面によれば、受信機が提供され、前記受信機は、前述の第二側面に記載の装置を含む。
本実施例の第五側面によれば、マルチキャリア通信システムが提供され、前記システムは、送信機及び受信機を含み、そのうち、
前記送信機は、送信待ちデータの複数の変調シンボルを複数のサブキャリアの一部又は全部のサブキャリア上に変調し、各サブキャリア上でのデータを加算し、前記送信待ちデータの変調データを取得するように構成され、そのうち、前記複数のサブキャリアのうちの各サブキャリア間のサブキャリア間隔は、シンボル期間の所定倍数の逆数であり、前記所定倍数は、1よりも大きく、
前記受信機は、第一受信データに対してフィルタリング操作を行い、各サブキャリアに対応する復調データを取得し、前記各サブキャリアに対応する復調データに対して処理を行い、サブキャリア干渉無しの復調データを得るように構成される。
本実施例の第六側面によれば、マルチキャリア変調方法が提供され、そのうち、前記方法は、
送信待ちデータの複数の変調シンボルを複数のサブキャリアの一部又は全部のサブキャリア上に変調し、そのうち、前記複数のサブキャリアのうちの各サブキャリア間のサブキャリア間隔は、シンボル期間の所定倍数の逆数であり、前記所定倍数は、1よりも大きく;及び
各サブキャリア上でのデータを加算し、前記送信待ちデータの変調データを取得することを含む。
本実施例の第七側面によれば、マルチキャリア復調方法が提供され、そのうち、前記方法は、
第一受信データに対してフィルタリング操作を行い、各サブキャリアに対応する復調データを取得し、そのうち、前記複数のサブキャリアのうちの各サブキャリア間のサブキャリア間隔は、シンボル期間の所定倍数の逆数であり、前記所定倍数は、1よりも大きく;及び
前記各サブキャリアに対応する復調データに対して処理を行い、サブキャリア干渉無しの復調データを得ることを含む。
本発明の実施例の有益な効果は、次の通りであり、即ち、本発明の実施例では、新しい半直交周波数分割多重マルチキャリアを用いてデータ変調を行い、従来の直交周波数分割多重(OFDM)マルチキャリアに比べ、該半直交周波数分割多重(SOFDM)マルチキャリアのサブキャリア間隔が半減しており、これにより、同じ有効バンド幅の下で、サブキャリアの個数が2倍増加し、また、同じサブキャリア個数を採用する時に、有効バンド幅が元のものの半分になる。従って、本発明の実施例により、スペクトル効率を向上させることができる。
後述の説明及び図面を参照することで、本発明の特定の実施形態を詳しく開示し、本発明の原理を採用し得る態様を示す。なお、本発明の実施形態は、範囲上ではこれらによって限定されない。添付した特許請求の範囲内であれば、本発明の実施形態は、様々な変更、修正及び代替によるものを含んでも良い。
また、1つの実施形態について説明した及び/又は示した特徴は、同じ又は類似した方式で1つ又は複数の他の実施形態に用い、他の実施形態中の特徴と組み合わせ、又は、他の実施形態中の特徴を置換することもできる。
なお、「含む/有する」のような用語は、本明細書に使用されるときに、特徴、要素、ステップ、又はアセンブルの存在を指すが、1つ又は複数の他の特徴、要素、ステップ、又はアセンブリの存在又は付加を排除しないということも指す。
含まれている図面は、本発明の実施例への更なる理解を提供するために用いられ、これらの図面は、本明細書の一部を構成しており、本発明の実施形態を例示し、文字記載とともに本発明の原理を説明するために用いられる。また、明らかのように、以下に記載されている図面は、本発明の幾つかの実施例を示すためのものに過ぎず、当業者は、創造性のある労働をせずに、これらの図面に基づいて他の図面を得ることもできる。
本発明の実施例におけるマルチキャリア変調装置の構成図である。 OFDMシステムのスペクトラムを示す図である。 SOFDMシステムのスペクトラムを示す図である。 本発明の実施例における送信待ちデータに対して変調を行う一実施方式を示す図である。 本発明の実施例における送信待ちデータに対して変調を行う他の実施方式を示す図である。 本発明の実施例におけるマルチキャリア復調装置の構成図である。 本発明の実施例における受信データに対して復調を行う一実施方式を示す図である。 本発明の実施例における受信データに対して復調を行う他の実施方式を示す図である。 オリジナルSOFDM信号及び相補SOFDM信号を用いてデータ復調を行うことを示す図である。 図9に示す実施例における一実施方式を示す図である。 図9に示す実施例における他の実施方式を示す図である。 本実施例における送信機のハードウェア構成を示す図である。 本実施例における受信機のハードウェア構成を示す図である。 本実施例におけるマルチキャリア通信システムのハードウェア構成を示す図である。 本実施例におけるマルチキャリア変調方法のフローチャートである。 本実施例におけるマルチキャリア復調方法のフローチャートである。
添付した図面及び以下の説明を参照することにより、本発明の前述及び他の特徴が明らかになる。なお、明細書及び図面では、本発明の特定の実施方式を開示しているが、それは、本発明の原理を採用し得る一部のみの実施方式を示し、理解すべきは、本発明は、記載されている実施方式に限定されず、即ち、本発明は、添付した特許請求の範囲内での全ての変更、変形及び代替によるものも含むということである。
本実施例は、マルチキャリア変調装置を提供し、それは、マルチキャリア通信システムの送信端に応用される。図1は、該装置の構成図であり、図1に示すように、該装置100は、第一変調ユニット101及び第一計算ユニット102を含む。
該第一変調ユニット101は、送信待ちデータの複数の変調シンボルを複数のサブキャリアの一部又は全部のサブキャリア上に変調し、そのうち、前記複数のサブキャリアのうちの各サブキャリア間のサブキャリア間隔は、シンボル期間(symbol duration)の所定倍数の逆数であり、前記所定倍数は、1よりも大きい。
該第一計算ユニット102は、各サブキャリア上でのデータを加算し(和を求める)、前記送信待ちデータの変調データを取得する。
本実施例では、前記所定倍数は、例えば、1.5倍、2倍、4倍、8倍などである。なお、本実施例では、所定倍数が2倍であることを例とするが、当業者は、本実施例の実施方式に基づいて、他の倍数の実施方式を導出することができるため、他の倍数の実施方式については、詳細な説明を省略する。
本実施例では、新しい半直交周波数分割多重(SOFDM:semi-orthogonal frequency division multiplexing)マルチキャリア波形を設計しており、該SOFDMでは、各サブキャリア間のサブキャリア間隔は、シンボル期間の2倍の逆数である。図2は、従来のOFDMシステムのスペクトラムを示す図であり、図3は、本実施例におけるSOFDMシステムのスペクトラムを示す図である。図3に示すように、本実施例では、各サブキャリアは、次のように表されても良い。
そのうち、Zは、整域を表し、kは、サブキャリアの順番号であり、Tは、シンボル期間であり、Δfは、サブキャリア間隔(単位はHzである)であり、本実施例では、Δf=1/(2T)であり、従来のOFDMシステム(Δf=1/T)に比べ、サブキャリア間隔は、半減している。
本実施例では、図2及び図3に示すように、SOFDMシステムでは、サブキャリア間の直交性が破壊されているが、該SOFDMシステムの複数のサブキャリアの奇数位サブキャリアは、依然として互いに直交し、同様に、該複数のサブキャリアの偶数位サブキャリアも、互いに直交する。従って、本実施例におけるSOFDMシステムは、半直交周波数分割多重システムと称されても良い。
本実施例では、該送信待ちデータの複数の変調シンボルを該複数のサブキャリアの全部のサブキャリア上に変調しても良く、又は、該複数のサブキャリアの一部のサブキャリア上に変調しても良い。本実施例では、該複数のサブキャリアを基本サブキャリア及びバックアップサブキャリアサブキャリアに分割しても良く、基本サブキャリアは、データをキャリー(carry)するために用いられ、バックアップサブキャリアは、必要な時のみ、例えば、サービスの要求があれば又はチャネル条件が合えば、データをキャリーする。本実施例では、該送信待ちデータの複数の変調シンボルを該複数のサブキャリアの全部のサブキャリア上に変調することができ、この場合、上述の基本サブキャリア及びバックアップサブキャリアはともにデータをキャリーする。もちろん、該送信待ちデータの複数の変調シンボルを該複数のサブキャリアの基本サブキャリア及び一部のバックアップサブキャリア上に変調することができ、この場合、上述の基本サブキャリア及び上述のバックアップサブキャリアのうちの一部は、データをキャリーし、これにより、スペクトル効率を異なる程度向上させることができる。
一実施方式では、該複数のサブキャリアのうちの互いに直交する1種類のサブキャリアを基本サブキャリアとし、他の種類のサブキャリアをバックアップサブキャリアとする。例えば、該複数のサブキャリアのうちの奇数位サブキャリア又は偶数位サブキャリアを基本サブキャリアとし、該複数のサブキャリアのうちの偶数位サブキャリア又は奇数位をバックアップサブキャリアとする。
マルチキャリアシステムが8個のサブキャリアを含み、そのうち、1、3、5、7番目のサブキャリアが基本サブキャリアであり、2、4、6、8番目のサブキャリアがバックアップサブキャリアであるとする。1、3、5、7番目の基本サブキャリアは、ずっと、データをキャリーし、2、4、6、8番目のバックアップサブキャリアは、必要な時のみ、データをキャリーする。これにより、現在は全ての偶数位サブキャリアがデータを送信すれば、4個のサブキャリアのみ有するOFDMシステムに比べ、容量は100%の向上がある。該4個の偶数位サブキャリアのうち2、4番目のサブキャリアがデータを送信すれば、容量は50%の向上がある。偶数位のサブキャリアがデータをキャリーしなければ、容量は0%の向上があり、このとき、OFDMシステムに戻る。
本実施例では、第一変調ユニット101は、複数のサブキャリア変調器(サブキャリア変調器組)により実現されても良く、第一計算ユニット102は、加算器により実現されても良い。図4は、本実施例におけるSOFDMシステムの送信端を示す図であり、図4に示すように、送信待ちデータの複数の変調シンボルx1-xK(Kはサブキャリアの総数である)について、複数のサブキャリア変調器401は、それらにそれぞれ該SOFDMシステムの各サブキャリアを掛けることで、それらを本実施例におけるSOFDMシステムの複数のサブキャリア上に変調し、ここでは、0<t<Tであり、言い換えると、(0,T)の間に、該キャリア上には信号があり、(0,T)以外に、該キャリア上には信号がない。加算器402は、各サブキャリア上でのデータを加算し、該送信待ちデータの変調データyを取得する。そのうち、yは、次のように表されても良い。
図4の例では、送信待ちデータの複数の変調シンボルを複数のサブキャリアの全部のサブキャリア上に変調することを例とするが、前述のように、本実施例では、該送信待ちデータの複数の変調シンボルを複数のサブキャリアの一部のサブキャリア上に変調しても良い。この時に、幾つかのサブキャリアに対応する変調シンボルが0であり、言い換えると、これらのサブキャリア上には、信号が存在せず、これらのサブキャリアは、データをキャリーしない。
本実施例におけるもう1つの実施方式では、図1に示すように、該装置100は、さらに、第二変調ユニット103及び第二計算ユニット104を含んでも良い。該第二変調ユニット103は、前記送信待ちデータの前記複数の変調シンボルを前記複数のサブキャリアの相補(complementary)サブキャリアの一部又は全部のサブキャリア上に変調する。該第二計算ユニット104は、各相補サブキャリア上でのデータを加算し、相補変調データを取得する。
本実施方式では、サブキャリア干渉無しのマルチキャリアシステムを構築(形成)するために、さらにSOFDMの複数のサブキャリアの相補サブキャリアを用いて該送信待ちデータの複数の変調シンボルに対して変調を行っても良い。これにより、受信端では、両者(オリジナルサブキャリアで変調された信号及び相補サブキャリアで変調された信号)をフィルタリングした後の信号を加算すれば、サブキャリア干渉無しのマルチキャリアシステムを形成することができる。
本実施方式の一変形例では、図1に示すように、該装置100は、さらに、受信ユニット105を含んでも良く、それは、受信機がフィードバックした、送信待ちデータに関する検出結果を受信し、該第二変調ユニット103は、さらに、該受信ユニット105が、ある送信待ちデータに関する検出失敗情報を受信した時に、該送信待ちデータの複数の変調シンボルを上述の複数のサブキャリアの相補サブキャリアの一部又は全部のサブキャリア上に変調しても良く、変調の方法は、前述と同じであるため、ここでは、詳しい説明を省略する。そのうち、該受信ユニット105は、ソフトウェア又はハードウェアにより実現されても良く、例えば、受信モジュールにより実現される。該変形例では、該第二計算ユニット104は、各相補サブキャリア上でのデータを加算し、該送信待ちデータの相補変調データを得ることができる。
該変形例では、受信端は、1つの送信待ちデータを検出する度に、送信端に、検出が成功したかを示すシグナリングをフィードバックすることができ、送信端は、検出が失敗したことを示すシグナリングを受信した後に、検出失敗の送信待ちデータの相補信号を送信することができる。この場合、本実施例における該装置100は、上述の第二変調ユニット103及び上述の第二計算ユニット104により該検出失敗の送信待ちデータに対してマルチキャリア変調を行うことができ、これにより、該送信端は、変調後の該送信待ちデータ(該送信待ちデータの相補変調データ)を、受信端がそれに対して更なる検出及び受信を行うように送信することができる。受信端の処理については、以下の実施例で説明する。
本実施方式では、該第二変調ユニット103は、複数のサブキャリア変調器により実現されても良く、該第二計算ユニット104は、加算器により実現されても良い。図5は、該相補SOFDMシステムの送信端を示す図であり、図5に示すように、該検出失敗の送信待ちデータの複数の変調シンボルx1-xK(Kはサブキャリアの総数である)について、複数のサブキャリア変調器501は、それらにそれぞれ該SOFDMシステムの各サブキャリアの相補サブキャリアを掛けることで、それらを本実施例におけるSOFDMの複数のサブキャリアの相補サブキャリア上に変調することができ、図4のSOFDMシステムに比べ、図5の相補SOFDMシステムでは、偶数位サブキャリアの方形波に-1を掛けている。そして、加算器502は、各相補サブキャリア上でのデータを加算し、該検出失敗の送信待ちデータの相補変調データy’を取得する。
図5のSOFDMシステムでは、相補サブキャリアの波形は、次のように表されても良い。
図5の例では、送信待ちデータの複数の変調シンボルを複数のサブキャリアの相補サブキャリアの全部のサブキャリア上に変調することを例とするが、図4の例と同様に、本実施例では、該送信待ちデータの複数の変調シンボルを複数のサブキャリアの相補サブキャリアの一部のサブキャリア上に変調しても良い。
本実施例では、送信端の、本出願の機能の実現に関する機能モジュールのみ説明したが、本実施例は、これに限定されない。具体的な実現の過程では、データの送信を実現するために、該送信端は、さらに、変調モジュール、直並列変換モジュール、デジタルアナログ変換モジュール、RF(Radio Frequency)モジュールなどの機能モジュールを含む可能性があり、詳細については、送信端に関する従来技術を参照することができる。
本実施例におけるマルチキャリア変調装置により、サブキャリア間隔が半減しているため、スペクトル効率を向上させることができる。
本実施例は、マルチキャリア復調装置を提供し、それは、受信端に用いられる。該装置は、実施例1の装置の受信端の処理に対応し、そのうち、実施例1と同じである内容は、省略される。
図6は、該マルチキャリア復調装置の構成図であり、図6に示すように、該マルチキャリア復調装置600は、第一フィルタリングユニット601及び第一処理ユニット602を含む。該第一フィルタリングユニット601は、第一受信データに対してフィルタリング操作(処理)を行い、各サブキャリアに対応する復調データを取得し、そのうち、前記複数のサブキャリアのうちの各サブキャリア間のサブキャリア間隔は、シンボル期間の所定倍数の逆数であり、該所定倍数は、1よりも大きい。該第一処理ユニット602は、前記各サブキャリアに対応する復調データに対して処理を行い、サブキャリア干渉無しの復調データを得る。
本実施例では、所定倍数が2倍であることを例とするが、前述のように、本実施例は、これに限定されない。
本実施例では、第一受信データとは、受信機から受信したデータを指し、それは、送信待ちデータの変調データyとノイズnとの組み合わせであり、r=y+nと記す。実施例1に記載のように、該変調データyは、送信待ちデータを本実施例における複数のサブキャリアの全部又は一部のサブキャリア上に変調することで得られたものであり、かつ、本実施例における複数のサブキャリアの各サブキャリア間のサブキャリア間隔は、シンボル期間の2倍の逆数である。
本実施例では、該第一フィルタリングユニット601は、複数のサブキャリア整合フィルター(サブキャリアフィルター組)により実現されても良い。図7は、本実施例におけるSOFDMシステムの受信端を示す図であり、図7に示すように、受信した第一受信データrについて、複数のサブキャリア整合フィルター701は、その各サブキャリアに対してそれぞれ整合フィルタリングを行い、即ち、それをそれぞれ各サブキャリアで割ってから積分を行い、これにより、各サブキャリアに対応する復調データx1’-xK’(Kはサブキャリアの総数である)を得ることができる。ここでは、0<t<Tである。
本実施例では、前述のように、サブキャリア間の直交性が破壊されているから、サブキャリアの相関係数(correlation efficient)は、次のように定義されても良い。
そのうち、Δf=1/(2T)であり、Δk=k1-k2であり、k1及びk2は、該複数のサブキャリアのうちの任意の2つのサブキャリアである。
計算によれば、

であり、そのうち、jは、虚根(imaginary root)であり、かつ

である。
本実施例では、ノイズがAWGN(Additive White Gaussian Noise)であり、かつKが偶数であるとすると、受信機がサブキャリア整合フィルタリングを受けた後の結果は、次のように表されても良い。
そのうち、x’は、各サブキャリアに対応する復調データの行列と定義され、Rは、サブキャリアの相関行列であり、xは、送信待ちデータの変調シンボルの行列であり、nは、ノイズ項であり、サブキャリアの相関行列Rの要素は、

と定義され、p及びqは、それぞれ、該行列Rの第p行及び第q列であり、ρ(p-q)は、第p個目のサブキャリア及び第q個目のサブキャリア間の相関係数であり、xkは、サブキャリアk上でキャリーされるデータ、例えば、QAM信号である。
本実施例では、上述の結果から分かるように、各サブキャリアに対応する復調データの行列x’は、サブキャリアの相関行列Rと各サブキャリア上でキャリーされるデータの行列xと乗積と、ノイズ項nとの和である。また、サブキャリアの相関行列の要素は、

と定義される。
本実施例では、該複数のサブキャリア上でキャリーされるデータxkが実数値信号(real valued signal)、例えば、BPSK(Binary Phase Shift Keying)信号、PAM(Pulse Amplitude Modulation)信号などである場合、第一処理ユニット602は、各サブキャリアに対応する復調データについて実部取り処理を行い、サブキャリア干渉無しの復調データを得ることができる。そのうち、該第一処理ユニット602は、ハードウェアにより実現されても良く、例えば、計算器により実現され、又は、ソフトウェアにより実現されても良く、本実施例は、これに限定されない。
例えば、

であり、そのうち、RI及びRQは、それぞれ、行列Rの実部及び虚部であり、

であり、Re(・)は、実部取り操作である。このような場合、本実施例におけるSOFDMは、直交システムである。
本実施例では、該複数のサブキャリア上でキャリーされるデータxkが複素数値信号(complex valued signal)、例えば、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)信号、16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)信号などである場合、第一処理ユニット602は、各サブキャリアに対応する復調データに対して周波数領域等化処理を行い、サブキャリア干渉無しの復調データを得ることができる。そのうち、該第一処理ユニット602は、ハードウェアにより実現されても良く、例えば、計算器により実現され、又は、ソフトウェアにより実現されても良く、本実施例は、これに限定されない。
本実施例では、周波数領域等化処理の具体的な方法について限定せず、以下、2つの例を挙げて説明する。
一実施方式では、該第一処理ユニット602は、ゼロフォーシング法を用いて前記各サブキャリアに対応する復調データに対して線形等化を行い、サブキャリア干渉無しの復調データを得ることができる。例えば、次のような式でサブキャリア干渉無しの復調データを取得する。
そのうち、
(外1)

は、サブキャリア干渉無しの復調データであり、Rは、サブキャリアの相関行列であり、それは、フルランク行列であり、RHは、サブキャリアの相関行列の共役転置行列であ、x’は、前記各サブキャリアに対応する復調データの行列である。本実施方式では、前述のように、該第一処理ユニット602は、ソフトウェアにより実現されても良く、又は、ハードウェアにより実現されても良く、例えば、計算器により実現される。
もう1つの実施方式では、該第一処理ユニット602は、最小二乗平均誤差(least mean square error)法を用いて前記各サブキャリアに対応する復調データに対して線形等化を行い、サブキャリア干渉無しの復調データを得ることができる。例えば、次のような式でサブキャリア干渉無しの復調データを得る。
そのうち、
(外2)

は、サブキャリア干渉無しの復調データであり、Rは、サブキャリアの相関行列であり、それは、フルランク行列であり、RHは、サブキャリアの相関行列Rの共役転置行列であり、σ2は、ホワイトノイズのパワーであり、x’は、前記各サブキャリアに対応する復調データの行列である。本実施方式では、前述のように、該第一処理ユニット602は、ソフトウェアにより実現されても良く、又は、ハードウェアにより実現されても良く、例えば、計算器により実現される。
本実施例では、行列Rは、フルランク行列であるが、フルランクであるかどうかは、サブキャリアの総数と関係がある。本実施例では、行列Rがフルランク行列でない時に、m個の空サブキャリア、即ち、0のデータシンボルがキャリーされるサブキャリアを、K-m=Rank(Rk×k)を満足するように設定しても良く、そして、最後に形成された有効相関行列R’を上述の行列Rとし、そのうち、該有効相関行列R’の次元数は、K×(K-m)である。
本実施例におけるもう1つの実施方式では、図6に示すように、該装置600は、さらに、第二フィルタリングユニット603及び計算ユニット604を含んでも良い。該第二フィルタリングユニット603は、第二受信データに対してフィルタリング操作を行い、各サブキャリアに対応する相補復調データを得る。計算ユニット604は、第一フィルタリングユニット601により得られた復調データ及び第二フィルタリングユニット603により得られた相補復調データを加算し、干渉無しのサブキャリアデータを取得する。
本実施例では、観察により次のようなことを発見することができ、即ち、R+RT=R+R*=2・Iであり、Rは、前述のサブキャリアの相関行列であり、RTは、行列Rの非共役転置行列であり、R*は、行列Rの共軛行列であり、Iは、単位行列である。これで分かるように、相関性がRTであるマルチキャリア信号を形成することができれば、SOFDMシステムの相補信号を見つけることができ、そして、両者の受信機のサブキャリアフィルター組の後の信号を加算することで、サブキャリア干渉無しのマルチキャリアシステムを形成することができる。2つのオリジナルSOFDM信号及び相補SOFDM信号は、時間領域又は周波数領域上で直交するものである。
本実施例では、第二受信データとは、前述の相補変調データ(相補信号)を指し、第二フィルタリングユニット603は、該相補変調データに対してフィルタリング操作を行い、各サブキャリアに対応する相補復調データを取得する。
本実施例では、第二フィルタリングユニット603も、複数のサブキャリア整合フィルター(サブキャリアフィルター組)により実現することができる。図8は、本実施例における相補SOFDMシステムの受信端を示す図であり、図8に示すように、受信した相補変調データr’について、複数のサブキャリア整合フィルター801は、それを相補サブキャリアの各サブキャリアで割ってから積分を行い、各サブキャリアに対応する相補復調データx1’’-xK’’を得ることができる。
本実施例では、計算ユニット604は、第一フィルタリングユニット601により得られた復調データ及び第二フィルタリングユニット603により得られた相補復調データを加算し、干渉無しのサブキャリアデータを得ることができる。そのうち、該計算ユニット604は、加算器により実現されても良い。
図9は、該相補SOFDM信号を用いたデータ復調を示す図であり、図9に示すように、オリジナルSOFDM信号とは、第一変調ユニット101及び第一計算ユニット102で送信待ちデータに対して変調を行った後に送信した信号を指し、相補SOFDM信号とは、第二変調ユニット103及び第二計算ユニット104で送信待ちデータに対して変調を行った後に送信した信号を指す。受信端では、複数のサブキャリア整合フィルター(サブキャリアフィルター組)901を用いてオリジナルSOFDM信号に対してフィルタリングを行い、受信信号x’を取得し、x’=R・x+n’であり、Rは、サブキャリアの相関行列であり、xは、送信待ちデータであり、n’は、オリジナルSOFDM信号が伝送過程で受けた干渉(ノイズ)であり、また、複数のサブキャリア整合フィルター(サブキャリアフィルター組)902を用いて相補SOFDM信号に対してフィルタリングを行い、受信信号x’’を取得し、x’’=RT・x+n’’であり、RTは、行列Rの非共役転置行列であり、xは、送信待ちデータであり、n’’は、相補SOFDM信号が伝送過程で受けた干渉(ノイズ)である。本実施例では、加算器903を用いてオリジナルSOFDM信号の受信信号及び相補SOFDM信号の受信信号を加算し、干渉無しのサブキャリアデータを得ることができる。
即ち、

である。
図10は、時間領域相補SOFDMシステムを示す図であり、図10に示すように、symbol 1-symbol Lは、送信待ちデータであり、オリジナルSOFDMに対応する受信信号及び相補SOFDMに対応する受信信号を加算し、各送信待ちデータのサブキャリア干渉無しのデータX1-XLを得ることができる。
本実施例のもう一の実施方式では、図6に示すように、該マルチキャリア復調装置600は、さらに、フィードバックユニット605を含み、それは、ある送信待ちデータに対しての検出に失敗した時に、送信機に、前記送信待ちデータの検出失敗情報を送信する。本実施方式では、第二フィルタリングユニット603は、上述の第二受信データを受信した時に、該第二受信データに対してフィルタリング操作を行い、各サブキャリアに対応する相補復調データを取得する。本実施方式では、該フィードバックユニット605は、ハードウェア又はソフトウェアにより実現されても良く、例えば、フィードバックモジュールにより実現される。
本実施方式では、相補SOFDM信号は、オリジナルSOFDM信号の検出に失敗した時のみ、送信される。受信機は、1つのオリジナルSOFDM信号を検出する度に、送信機に、検出が成功したかを示すシグナリングを送信し、送信機は、該シグナリングに基づいて、現在のSOFDMの相補信号を送信するかを決定する。シグナリングが検出成功を示した時に、送信機は、相補信号を送信せず、この場合、現在の期間で新しい信号を送信することができる。
図11は、該実施方式のデータの送受信を示す図である。図11に示すように、1組の送信待ちデータ1,2,3,4について、前の3個は、検出失敗であり、最後の1個は、検出成功である。この場合、送信機が前の3個の送信待ちデータの相補SOFDM信号を送信し、これにより、受信端では、計算ユニット604を用いて、それぞれ、該データ1,2,3の復調信号(第一フィルタリングユニット601により得られる)及び相補復調信号(第二フィルタリングユニット603により得られる)を加算することで、各自のサブキャリア干渉無しのサブキャリアデータを得ることができる。
本実施方式では、第一処理ユニット602が得た復調データを検出し、検出成功の場合、検出成功の情報をフィードバックし(又は、フィードバックしなくても良い)、そして、次の1つの復調データの検出を行い、また、検出失敗の場合、検出失敗の情報を、送信機に、該検出失敗の送信待ちデータの相補SOFDM信号を送信させるようにフィードバックし、これにより、計算ユニット604は、該検出失敗の送信待ちデータの復調信号(第一フィルタリングユニット601により得られた復調信号)及び相補復調信号(第二フィルタリングユニット603により得られた相補復調信号)を加算し、サブキャリア干渉無しのデータを得ることができる。
本実施例では、受信端の、本出願の機能の実現に関する機能モジュールのみ説明したが、本実施例は、これに限定されず、具体的な実現過程では、データの受信を実現するために、該受信端は、さらに、チャネル等化、並直列変換などの機能モジュールを含む可能性もあり、具体的には、受信端に関する従来技術を参照することができる。
本実施例におけるマルチキャリア調装置により、サブキャリア間隔が半減しているから、スペクトル効率を向上させることができる。
本発明の実施例は、送信機を提供する。
図12は、本実施例における送信機1200のシステム構成図であり、図12に示すように、該送信機1200は、変調モジュール1201、直並列変換モジュール1202、サブキャリア変調器組1203、1204、加算器1205、1206、受信モジュール1207、デジタルアナログ変換モジュール1208、及びRFモジュール1209を含む。なお、該図は、例示に過ぎず、さらに、他の類型の構造を用いて該構造に対して補充又は代替を行うことで、電気通信機能又は他の機能を実現することもできる。
本実施例では、該変調モジュール1201、直並列変換モジュール1202、デジタルアナログ変換モジュール1208、及びRFモジュール1209の機能は、従来技術を参照することができ、該サブキャリア変調器組1203、1204、加算器1205、1206、及び受信モジュール1207は、共同でマルチキャリア変調装置を構成し、それは、実施例1のマルチキャリア変調装置により実現することができ、その内容は、ここに合併され、ここでは、その詳しい説明を省略する。
なお、送信機1200は、必ずしも図12中の全ての部品を含む必要がない。また、送信機1200は、さらに、図12にないものを含んでも良く、これについては、従来技術を参照することができる。
本実施例における送信機により、スペクトル効率を向上させることができる。
本発明の実施例は、受信機を提供する。
図13は、本実施例における受信機1300のシステム構成図であり、図13に示すように、該受信機1300は、RF処理モジュール1301、アナログデジタル変換モジュール1302、チャネル等化モジュール1303、サブキャリアフィルター組1304、1305、計算器1306、加算器1307、及びフィードバックモジュール1308を含んでも良い。なお、該図は、例示に過ぎず、さらに、他の類型の構造を用いて該構造に対して補充又は代替を行うことにより、電気通信機能又は他の機能を実現することもできる。
本実施例では、RF処理モジュール1301、アナログデジタル変換モジュール1302、チャネル等化モジュール1303の機能は、従来技術を参照することができ、サブキャリアフィルター組1304、1305、計算器1306、加算器1307、及びフィードバックモジュール1308は、共同でマルチキャリア復調装置を構成し、それは、実施例2のマルチキャリア復調装置により実現することができ、その内容は、ここに合併され、ここでは、その詳しい説明を省略する。
なお、受信機1300は、必ずしも図13中の全ての部品を含む必要がない。また、受信機1300は、さらに、図13にないものを含んでも良く、これについては、従来技術を参照することができる。
本実施例における受信機により、スペクトル効率を向上させることができる。
本発明の実施例は、さらに、マルチキャリア通信システムを提供する。
図14は、本実施例におけるマルチキャリア通信システムの構成図であり、図14に示すように、該通信システム1400は、送信機1401及び受信機1402を含む。
本実施例では、該送信機1401は、次のように構成され、即ち、送信待ちデータの複数の変調シンボルを複数のサブキャリアの一部又は全部のサブキャリア上に変調し、各サブキャリア上でのデータを加算し、前記送信待ちデータの変調データを取得し;そのうち、前記複数のサブキャリアのうちの各サブキャリア間のサブキャリア間隔は、シンボル期間の所定倍数の逆数であり、該所定倍数は、1よりも大きく、例えば、2倍である。該送信機1401は、実施例3に記載の送信機1200により実現されても良く、その内容は、ここに合併され、ここでは、その詳細な記載を省略する。
本実施例では、該受信機1402は、次のように構成され、即ち、第一受信データに対してフィルタリング操作を行い、各サブキャリアに対応する復調データを取得し、前記各サブキャリアに対応する復調データに対して処理を行い、サブキャリア干渉無しの復調データを取得し、そのうち、前記複数のサブキャリアのうちの各サブキャリア間のサブキャリア間隔は、シンボル期間の所定倍数の逆数であり、該所定倍数は、1よりも大きく、例えば、2倍である。該受信機1402は、実施例4に記載の受信機1300により実現することができ、その内容は、ここに合併され、ここでは、その詳しい説明を省略る。
本実施例におけるマルチキャリア通信システムにより、スペクトル効率を向上させることができる。
本発明の実施例は、マルチキャリア変調方法を提供し、該方法が問題を解決する原理は、実施例1の装置に類似したので、その具体的な実施は、実施例1の装置の実施を参照することができ、内容が同じである重複説明は、省略される。
図15は、該方法のフローチャートであり、図15に示すように、該方法は、次のようなステップを含む。
ステップ1501:送信待ちデータの複数の変調シンボルを複数のサブキャリアの一部又は全部のサブキャリア上に変調し、そのうち、前記複数のサブキャリアのうちの各サブキャリア間のサブキャリア間隔は、シンボル期間の所定倍数の逆数であり、該所定倍数は、1よりも大きく;
ステップ1502:各サブキャリア上でのデータを加算し、前記送信待ちデータの変調データを取得する。
本実施例では、上述の所定倍数は、2倍であり、この場合、該複数のサブキャリア中の奇数位サブキャリアは、互いに直交し、かつ、前記複数のサブキャリア中の偶数位サブキャリアも、互いに直交する。
本実施例では、該一部のサブキャリアは、上述の複数のサブキャリア中の基本サブキャリア及び一部のバックアップサブキャリアを含む。そのうち、該基本サブキャリアは、上述の複数のサブキャリア中の奇数位サブキャリアであり、該バックアップサブキャリアは、上述の複数のサブキャリア中の偶数位サブキャリアであっても良い。或いは、該基本サブキャリアは、該複数のサブキャリア中の偶数位サブキャリアであり、該バックアップサブキャリアは、上述の複数のサブキャリア中の奇数位サブキャリアであっても良い。
本実施例の一実施方式では、図15に示すように、該方法は、さらに、次のステップを含んでも良い。
ステップ1504:前記送信待ちデータの前記複数の変調シンボルを前記複数のサブキャリアの相補サブキャリアの一部又は全部のサブキャリア上に変調し;
ステップ1505:各相補サブキャリア上でのデータを加算し、上述の送信待ちデータの相補変調データを得る。
本実施例のもう1つの実施方式では、図15に示すように、該方法は、さらに、次のようなステップを含んでも良い。
ステップ1503:受信機がフィードバックした検出結果情報を受信する。
本実施方式では、検出結果情報が検出失敗のときに、上述のステップ1504及びステップ1505を実行する。
本実施例における方法により、スペクトル効率を向上させることができる。
本発明の実施例は、マルチキャリア復調方法を提供し、該方法が問題を解決する原理は、実施例2の装置に類似したから、その具体的な実施は、実施例2の装置の実施を参照することができ、内容が同じである重複説明は、省略される。
図16は、該方法のフローチャートであり、図16に示すように、該方法は、次のようなステップを含む。
ステップ1601:第一受信データに対してフィルタリング操作を行い、各サブキャリアに対応する復調データを取得し、そのうち、前記複数のサブキャリアのうちの各サブキャリア間のサブキャリア間隔は、シンボル期間の所定倍数の逆数であり、該所定倍数は、1よりも大きく;
ステップ1602:前記各サブキャリアに対応する復調データに対して処理を行い、サブキャリア干渉無しの復調データを得る。
本実施例では、該所定倍数は、2倍である。
本実施例では、第一受信データとは、前述のように、送信待ちデータのSOFDM信号を指す。
本実施例では、各サブキャリアに対応する復調データの行列は、サブキャリアの相関行列と、各サブキャリア上でキャリーされるデータの行列との積と、ノイズ項との和である。そのうち、該サブキャリアの相関行列の要素は、次のように定義されても良い。
そのうち、p及びqは、それぞれ、前記行列の行及び列であり、ρ(p-q)は、第p個目のサブキャリア及び第q個目のサブキャリアの相関係数であり、

であり、Δk=p-qであり、jは、虚根であり、かつ

である。
本実施例では、上述の複数のサブキャリア上でキャリーされるデータが実数値信号である場合、ステップ1602では、各サブキャリアに対応する復調データに対して実部取り処理を行い、サブキャリア干渉無しの復調データを得ることができる。
本実施例では、上述の複数のサブキャリア上でキャリーされるデータが複素数値信号である場合、ステップ1602では、各サブキャリアに対応する復調データに対して周波数領域等化処理を行い、サブキャリア干渉無しの復調データを得ることができる。
ステップ1602の一実施方式では、ゼロフォーシング法を用いて前記各サブキャリアに対応する復調データに対して線形等化を行い、サブキャリア干渉無しの復調データを得ることができ、例えば、次のような式でサブキャリア干渉無しの復調データを計算する。
そのうち、Rは、サブキャリアの相関行列であり、それは、フルランク行列であり、RHは、サブキャリアの相関行列の共役転置行列であり、x’は、前記各サブキャリアに対応する復調データの行列である。
ステップ1602のもう1つの実施方式では、最小二乗平均誤差法を用いて前記各サブキャリアに対応する復調データに対して線形等化を行い、サブキャリア干渉無しの復調データを得ることができる。例えば、次のような式でサブキャリア干渉無しの復調データを計算することができる。
そのうち、Rは、サブキャリアの相関行列であり、それは、フルランク行列であり、RHは、サブキャリアの相関行列の共役転置行列であり、σ2は、ホワイトノイズのパワーであり、x’は、前記各サブキャリアに対応する復調データの行列である。
本実施例の他の実施方式では、図16に示すように、該方法は、さらに、次のようなステップを含んでも良い。
ステップ1604:第二受信データに対してフィルタリング操作を行い、各サブキャリアに対応する相補復調データを取得し;
ステップ1605:各サブキャリアに対応する復調データ及び各サブキャリアに対応する相補復調データを加算し、干渉無しのサブキャリアデータを得る。
本実施方式では、第二受信データとは、前述のように、検出失敗の送信待ちデータの相補SOFDM信号を指す。
本実施例の他の実施方式では、図16に示すように、該方法は、さらに、次のようなステップを含んでも良い。
ステップ1603:ある送信待ちデータの検出に失敗したときに、送信機に、前記送信待ちデータの検出失敗情報を送信する。
本実施方式では、送信機に該検出失敗情報を送信することで、送信機に、検出失敗の送信待ちデータの相補SOFDM信号を送信させ、これにより、ステップ1604及びステップ1605を実行することで、該検出失敗の送信待ちデータのサブキャリア干渉無しのサブキャリアデータを得ることができる。
本発明の実施例は、さらに、コンピュータ可読プログラムを提供し、そのうち、マルチキャリア変調装置又は送信機中で前記プログラムを実行する時に、前記プログラムは、コンピュータに、前記マルチキャリア変調装置又は送信機中で実施例6に記載の方法を実行させる。
本発明の実施例は、さらに、コンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体を提供し、そのうち、前記コンピュータ可読プログラムは、コンピュータに、マルチキャリア変調装置又は送信機中で実施例6に記載の方法を実行させる。
本発明の実施例は、さらに、コンピュータ可読プログラムを提供し、そのうち、マルチキャリア復調装置又は受信機中で前記プログラムを実行する時に、前記プログラムは、コンピュータに、前記マルチキャリア復調装置又は受信機中で実施例7に記載の方法を実行させる。
本発明の実施例は、さらに、コンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体を提供し、そのうち、前記コンピュータ可読プログラムは、コンピュータに、マルチキャリア復調装置又は受信機中で実施例7に記載の方法を実行させる。
本発明の以上の装置及び方法は、ソフトウェア又はハードウェアにより実現されても良く、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせにより実現されても良い。本発明はさらに下記のようなコンピュータ読み取り可能なプログラムに関し、即ち、該プログラムは、ロジック部品により実行されるときに、該ロジック部品に、上述の装置又は構造部品を実現させ、又は、該ロジック部品に、上述の各種の方法又はステップを実現させる。ロジック部品は、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array)、マイクロプロセッサー、コンピュータに用いる処理器などであっても良い。本発明は、さらに、上述のプログラムを記憶した記憶媒体、例えば、ハードディスク、磁気ディスク、光ハードディスク、DVD、フラッシュメモリなどにも関する。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されず、本発明の趣旨を離脱しない限り、本発明に対するあらゆる変更は本発明の技術的範囲に属する。

Claims (20)

  1. マルチキャリア変調装置であって、
    送信待ちデータの複数の変調シンボルを複数のサブキャリアの一部又は全部のサブキャリアに変調するための第一変調ユニットであって、前記複数のサブキャリアのうちの各サブキャリア間のサブキャリア間隔はシンボル期間の所定倍数の逆数であり、前記所定倍数は1よりも大きい、第一変調ユニット;及び
    各サブキャリア上でのデータを加算し、前記送信待ちデータの変調データを取得するための第一計算ユニットを含む、装置。
  2. 請求項1に記載の装置であって、
    前記所定倍数は、2倍である、装置。
  3. 請求項2に記載の装置であって、
    前記複数のサブキャリアのうちの奇数位サブキャリアは互いに直交し、かつ、前記複数のサブキャリアのうちの偶数位サブキャリアは互いに直交する、装置。
  4. 請求項2に記載の装置であって、
    前記一部のサブキャリアは、前記複数のサブキャリアのうちの基本サブキャリア及び一部のバックアップサブキャリアを含む、装置。
  5. 請求項4に記載の装置であって、
    前記基本サブキャリアは、前記複数のサブキャリアのうちの奇数位サブキャリアであり、前記バックアップサブキャリアは、前記複数のサブキャリアのうちの偶数位サブキャリアである、装置。
  6. 請求項4に記載の装置であって、
    前記基本サブキャリアは、前記複数のサブキャリアのうちの偶数位サブキャリアであり、前記バックアップサブキャリアは、前記複数のサブキャリアのうちの奇数位サブキャリアである、装置。
  7. 請求項2に記載の装置であって、
    前記送信待ちデータの前記複数の変調シンボルを前記複数のサブキャリアの相補サブキャリアの一部又は全部のサブキャリアに変調するための第二変調ユニット;及び
    各相補サブキャリア上でのデータを加算し、前記送信待ちデータの相補変調データを得るための第二計算ユニットをさらに含む、装置。
  8. 請求項7に記載の装置であって、
    受信機によりフィードバックされた検出結果情報を受信するための受信ユニットをさらに含み、
    前記受信ユニットが、ある送信待ちデータに関する検出失敗情報を受信したときに、前記第二変調ユニットは、前記送信待ちデータの複数の変調シンボルを前記複数のサブキャリアの相補サブキャリアの一部又は全部のサブキャリアに変調し、前記第二計算ユニットは、各相補サブキャリア上でのデータを加算し、前記送信待ちデータの相補変調データを取得する、装置。
  9. マルチキャリア復調装置であって、
    第一受信データに対してフィルタリング操作を行い、各サブキャリアに対応する復調データを取得するための第一フィルタリングユニットであって、前記複数のサブキャリアのうちの各サブキャリア間のサブキャリア間隔はシンボル期間の所定倍数の逆数であり、前記所定倍数は1よりも大きい、第一フィルタリングユニット;及び
    前記各サブキャリアに対応する復調データに対して処理を行い、サブキャリア干渉無しの復調データを得るための第一処理ユニットを含む、装置。
  10. 請求項9に記載の装置であって、
    前記所定倍数は、2倍である、装置。
  11. 請求項10に記載の装置であって、
    前記各サブキャリアに対応する復調データの行列は、サブキャリアの相関行列と各サブキャリア上でキャリーされるデータの行列との積と、ノイズ項との和である、装置。
  12. 請求項11に記載の装置であって、
    前記サブキャリアの相関行列の要素は、

    と定義され、p及びqは、それぞれ、前記行列の行及び列であり、ρ(p-q)は、第p個目のサブキャリア及び第q個目のサブキャリアの相関係数であり、

    であり、Δk=p-qであり、jは、虚根であり、かつ

    である、装置。
  13. 請求項10に記載の装置であって、
    前記複数のサブキャリア上でキャリーされるデータが実数値信号の場合、前記第一処理ユニットは、前記各サブキャリアに対応する復調データに対して実部取り処理を行い、サブキャリア干渉無しの復調データを得る、装置。
  14. 請求項10に記載の装置であって、
    前記複数のサブキャリア上でキャリーされるデータが複素数値信号の場合、前記第一処理ユニットは、前記各サブキャリアに対応する復調データに対して周波数領域等化処理を行い、サブキャリア干渉無しの復調データを得る、装置。
  15. 請求項14に記載の装置であって、
    前記第一処理ユニットは、ゼロフォーシング法を採用して、前記各サブキャリアに対応する復調データに対して線形等化を行い、サブキャリア干渉無しの復調データ

    を取得し、
    Rは、サブキャリアの相関行列であり、かつ、フルランク行列であり、RHは、サブキャリアの相関行列の共役転置行列であり、x’は、前記各サブキャリアに対応する復調データの行列である、装置。
  16. 請求項14に記載の装置であって、
    前記第一処理ユニットは、最小二乗平均誤差法を採用して、前記各サブキャリアに対応する復調データに対して線形等化を行い、サブキャリア干渉無しの復調データ
    を取得し、
    Rは、サブキャリアの相関行列であり、かつ、フルランク行列であり、RHは、サブキャリアの相関行列の共役転置行列であり、σ2は、ホワイトノイズのパワーであり、x’は、前記各サブキャリアに対応する復調データの行列である、装置。
  17. 請求項10に記載の装置であって、
    第二受信データに対してフィルタリング操作を行い、各サブキャリアに対応する相補復調データを得るための第二フィルタリングユニット;及び
    前記第一フィルタリングユニットにより得られた復調データ及び前記第二フィルタリングユニットにより得られた相補復調データを加算し、干渉無しのサブキャリアデータを得るための計算ユニットをさらに含む、装置。
  18. 請求項17に記載の装置であって、
    ある送信待ちデータの検出に失敗したときに、送信機に前記送信待ちデータの検出失敗情報を送信するためのフィードバックユニットをさらに含み、
    前記第二フィルタリングユニットは、前記第二受信データを受信したときに、前記第二受信データに対してフィルタリング操作を行い、各サブキャリアに対応する相補復調データを取得する、装置。
  19. 信機及び受信機を含むマルチキャリア通信システムであって、
    前記送信機は、送信待ちデータの複数の変調シンボルを複数のサブキャリアの一部又は全部のサブキャリアに変調し、各サブキャリア上でのデータを加算し、前記送信待ちデータの変調データを取得し、前記複数のサブキャリアのうちの各サブキャリア間のサブキャリア間隔は、シンボル期間の所定倍数の逆数であり、前記所定倍数は、1よりも大きく、
    前記受信機は、第一受信データに対してフィルタリング操作を行い、各サブキャリアに対応する復調データを取得し、前記各サブキャリアに対応する復調データに対して処理を行い、サブキャリア干渉無しの復調データを得る、通信システム。
  20. 請求項19に記載の通信システムであって、
    前記所定倍数は、2倍である、通信システム。
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