JP2018526903A - ユーザデータ処理装置及び方法並びにシステム - Google Patents

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Abstract

本発明は、通信技術の分野に関するものであり、具体的には、ゲートウェイユーザプレーンGW−Uがユーザデータを柔軟に処理する解決手段を提供するための、ユーザデータ処理装置及び方法並びにシステムに関するものである。本発明の実施形態において提供されるユーザデータ処理装置では、インタフェース管理ユニットがユーザデータを受信し、少なくとも2つのサービスユニットがユーザデータを処理し、少なくとも2つのサービスユニットは、セッションユニットと、ベアラユニット、サービスフローユニット、及びコンテンツユニットのうち少なくとも1つとを含む。インタフェース管理ユニットは、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットを決定し、決定されたセッションユニットへ受信されたユーザデータを送信する。セッションユニットは、ユーザデータを処理するように構成された別のサービスユニットを決定する。ユーザデータを受信した後に、GW−Uは、ユーザデータを処理するように構成されたサービスユニットを決定し、GW−Uにより決定されたサービスユニットを用いることで、ユーザデータを処理する。これにより、GW−Uの処理の柔軟性が改善される。

Description

本発明は、通信技術の分野に関するものであり、具体的には、ユーザデータ処理装置及び方法並びにシステムに関するものである。
図1に示されるように、無線通信システムでは、コアネットワーク(Core Network、CN)のサービング汎用パケット無線サービスサポートノード(Serving GPRS Supporting Node、SGSN)が、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service、GPRS)又はユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Terrestrial Service、UMTS)ネットワークにおいて、ルーティング及び転送、モビリティ管理、セッション管理、並びにユーザ情報保管などの機能を実装するように構成される。ゲートウェイ汎用パケット無線サービスサポートノード(Gateway GPRS Supporting Node、GGSN)が、外部のパケットデータネットワーク(Packet Data Network、PDN)に接続するように構成される。
図1に示されるネットワークアーキテクチャでは、ユーザ機器(User Equipment、UE)が、ユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(Universal Terrestrial Radio Access Network、UTRAN)又はGSM(登録商標)/EDGE無線アクセスネットワーク(GSM/EDGE Radio Access Network、GERAN)を用いることで、アタッチ要求手順を開始する。ホームロケーションレジスタ(Home Location Register、HLR)から取得されるユーザ加入契約データ及び認証データに従ってUE認証を完了した後に、SGSNは、アタッチが許可されたことをUEに通知する。
UEがユーザサービスを用いる必要がある場合、UEは、パケットデータプロトコルコンテキスト(Packet Data Protocol Context、PDP context)を確立するための要求をSGSNへ送信する。SGSNは、ユーザ加入契約情報内のアクセスポイント名(Access Point Name、APN)に従って、関連したGGSNを捜し出し、当該GGSNにPDPコンテキストを追加するように要求する。GGSNは、PDPコンテキストを追加する要求を受信した後に、UEに割り当てられるIPアドレス及びGPRSトンネリングプロトコル(GPRS Tunnel Protocol、GTP)のトンネルエンドポイント識別子(Tunnel End Identifier、TEID)をSGSNへ返す。SGSNは、PDPコンテキストが問題なく確立したというメッセージをUEへ返し、対応する無線エアインタフェースベアラを確立してユーザデータを送信するように、UTRAN又はGERANに命令する。
UTRAN/GERAN及びSGSNを通過した後に、UEのアップリンクデータがGGSNによって対応するPDNへ転送される。外部PDNからのダウンリンクデータが、UEのIPアドレスに従って、対応するGTPトンネルを通って、GGSNによりUEのSGSNへ送信され、次に、GERAN/UTRANを用いることでSGSNによりUEへ送信される。
図2を参照すると、3GPP仕様書リリース(Release、R)8段階で開発された進化型ネットワークが、進化型ユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network、E−UTRAN)を含み、これはまた、無線アクセスネットワークRANの一種とみなされてよく、進化型ネットワークに関連した無線機能を実装するように構成される。モビリティ管理エンティティ(Mobility Management Entity、MME)は、ユーザコンテキスト及びモバイル状態の管理、一時的移動体加入者識別情報(Temporary Mobile Subscriber Identity、TMSI)の割り当てなどを含む、制御プレーンのモビリティ管理を担う。サービングゲートウェイエンティティ(Serving Gateway、S−GW)は、3GPP無線アクセスネットワーク(E−UTRAN、UTRAN、及びGERANなど)の間のユーザプレーンアンカーである。パケットデータネットワークゲートウェイエンティティ(Packet Data Network Gateway、P−GW)は、3GPP無線アクセスネットワークと非3GPP無線アクセスネットワークとの間のユーザプレーンアンカーであり、外部PDNとのインタフェースを提供する。
図2に示される進化型ネットワークにおいて、UEは、無線エアインタフェースを用いることでE−UTRANにアクセスした後に、まずMMEにアタッチされる。MMEが、ホーム加入者サーバ(Home Subscriber Server、HSS)から取得されるユーザ加入契約データ及び認証情報に従ってUE認証を完了した後に、UE又はMMEは、ユーザデータを送信するのに用いられるベアラを確立する手順を開始する。MMEは、UEのためにベアラを確立するようにS−GWに命令し、S−GWは、ユーザデータを送信するのに用いられる、E−UTRANからP−GWへのベアラをUEのために確立する。P−GWは、確立されたベアラを用いることで、外部PDNからのダウンリンクデータをUEへ転送し、UEからのアップリンクデータをPDNへ転送する。
図2に示されるように、既存のUTRAN及びGERANと互換性を有するために、UEは代わりに、UTRAN又はGERAN及びSGSNを用いることでMMEにアクセスしてよく、UTRAN/GERAN及びSGSNを用いることで、S−GWへのGTPトンネル接続を確立してよい。S−GWは、GTPトンネルを、ユーザデータを送信するのに用いられる対応するP−GW接続ベアラに変換する。UTRANは代わりに、S−GWに直接的に接続されたGTPトンネルを確立してよい。
図2に示されるネットワークアーキテクチャにおいて、MMEは、制御プレーンのシグナリングだけを処理するネットワーク要素である。S−GW及びP−GWは、一般にゲートウェイと総じて呼ばれる1つのネットワーク要素に組み合わされてよい。
図1及び図2に示されるネットワークアーキテクチャにおいて、S−GW、P−GW、及びGGSNは、総じてゲートウェイと呼ばれることがあり、ゲートウェイは、無線アクセスネットワークと外部PDNとの間のインタフェースとして用いられ、ユーザデータ転送を実装する。
ゲートウェイの制御プレーン(Control Plane)及びユーザプレーン(User Plane)が分離しているネットワークアーキテクチャについては、図3を参照されたい。ゲートウェイが、ユーザプレーンゲートウェイ(User Plane Gateway、GW−U)及び制御プレーンゲートウェイ(Control Plane Gateway、GW−C)に分割されている。
図3を参照すると、UEが、無線アクセスネットワークを用いることで、図3に示される無線通信システムにアクセスする。無線アクセスネットワークは、MME/SGSN及びGW−Uに接続されている。GW−Cは、MME/SGSNに接続されており、セッション管理、IPアドレス割り当てなどを実行するように構成されてよい。GW−Uは、ユーザデータを転送するように構成される。GW−Uは、無線アクセスネットワークからのユーザデータをPDNへ転送し、PDNからのユーザデータを無線アクセスネットワークへ転送する。
GW−Cは、制御プレーンゲートウェイ(Control Plane Gateway)と呼ばれることがあり、又は、ゲートウェイコントローラ(Gateway Controller)、制御ノード(Control Node)、若しくは制御ゲートウェイ(Control Gateway)と呼ばれることがある。
GW−Uは代わりに、パケットデータ転送ゲートウェイ(Packet Data Forwarding Gateway)、ルーティング転送ノード(Routing Forwarding Node)、又はスイッチノード(Switch Node)と呼ばれることがある。
現在、図3に示されるアーキテクチャにおいて、GW−Uは、GW−Cの制御メッセージに従ってユーザデータを処理する必要がある。これは、柔軟性を欠いている。
このような事情を考慮して、GW−Uがユーザデータを柔軟に処理する解決手段を提供するために、本発明の実施形態が、ユーザデータ処理装置及び方法並びにシステムを提供する。
第1の態様によると、本発明の一実施形態がユーザデータ処理装置を提供し、本装置は、ユーザデータを受信するように構成されたインタフェース管理ユニットと、当該ユーザデータを処理するように構成された少なくとも2つのサービスユニットとを含む。少なくとも2つのサービスユニットは、セッションユニットと、ベアラユニット、サービスフローユニット、及びコンテンツユニットのうち少なくとも1つとを含み、セッションユニットはセッション処理を実行するように構成され、ベアラユニットはベアラ処理を実行するように構成され、サービスフローユニットはサービスフロー処理を実行するように構成され、コンテンツユニットはコンテンツ処理を実行するように構成される。インタフェース管理ユニットはさらに、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットを決定し、決定されたセッションユニットへ受信されたユーザデータを送信するように構成され、セッションユニットはさらに、ユーザデータを処理するように構成された別のサービスユニットを決定するように構成される。
第1の態様に関連して、第1の可能な実装態様では、ユーザデータはサービスデータ情報を含み、サービスデータ情報は、ユーザデータを処理するように構成されたサービスユニットを決定するのに用いられ、インタフェース管理ユニットは具体的には、サービスデータ情報に従って、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットを決定するように構成され、セッションユニットは具体的には、サービスデータ情報に従って、ユーザデータを処理するように構成された別のサービスユニットを決定するように構成される。
第1の態様の第1の可能な実装態様に関連して、第2の可能な実装態様では、サービスデータ情報は、ユーザデータが属する端末のインターネットプロトコルIPアドレスと、ユーザデータを送信するのに用いられるトンネル情報、ユーザデータを送信するのに用いられるIP5タプル情報、及びユーザデータのコンテンツ情報のうち少なくとも1つとを含む。
第1の態様の第2の可能な実装態様に関連して、第3の可能な実装態様では、インタフェース管理ユニットは具体的には、ユーザデータが属する端末のIPアドレスと関連付けられたセッションユニットを、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットとして用いるように構成される。セッションユニットは具体的には、サービスデータ情報がトンネル情報を含む場合に、トンネル情報と関連付けられたベアラユニットを、ユーザデータを処理するように構成されたベアラユニットとして用い、サービスデータ情報がIP5タプル情報を含む場合に、IP5タプル情報と関連付けられたサービスフローユニットを、ユーザデータを処理するように構成されたサービスフローユニットとして用い、又は、サービスデータ情報がコンテンツ情報を含む場合に、コンテンツ情報と関連付けられたコンテンツユニットを、ユーザデータを処理するように構成されたコンテンツユニットとして用いるように構成される。
第1の態様の第1から第3の可能な実装態様のいずれかに関連して、第4の可能な実装態様では、サービスユニットは具体的には、保存済みサービスユニット構成情報に従って、ユーザデータを別々に処理するように構成され、サービスユニット構成情報は、サービスユニットにより実行されるオペレーションに関する情報と、サービスユニットがユーザデータを処理する場合に、サービスユニットにより用いられるパラメータに関する情報とを含む。
第1の態様の第4の可能な実装態様に関連して、第5の可能な実装態様では、インタフェース管理ユニットはさらに、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットを決定する前に、ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された、サービスユニットを追加するのに用いられる、サービスデータ情報及びサービスユニット構成情報を含んだ、第1の要求メッセージを受信し、サービスユニットを追加し、サービスデータ情報及びサービスユニット構成情報を保存し、追加されたサービスユニットとサービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加されたサービスユニットとサービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する、又は、ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された、サービスユニットを追加するのに用いられる、サービスユニット構成情報のサービスデータ情報及び識別子情報を含んだ、第1の要求メッセージを受信し、サービスユニットを追加し、サービスユニット構成情報の識別子情報に従ってサービスユニット構成情報を決定し、サービスデータ情報及び決定されたサービスユニット構成情報を保存し、追加されたサービスユニットとサービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加されたサービスユニットとサービスユニット構成情報との間の対応関係を保存するように構成される。
第1の態様の第4の可能な実装態様に関連して、第6の可能な実装態様では、インタフェース管理ユニットはさらに、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットを決定する前に、ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットと関連付けられたサービスユニットを追加するのに用いられる、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットの識別子情報と、サービスユニットのサービスユニット構成情報と、サービスデータ情報内の一部の項目であって、トンネル情報、IP5タプル、及びアプリケーション層識別子のうち少なくとも1つを含む、一部の項目とを含んだ、第1の要求メッセージを受信し、サービスユニットを追加し、一部の項目を元のサービスデータ情報に追加し、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットとサービスユニットとの間の対応関係を保存し、一部の項目が追加されたサービスデータ情報とサービスユニット構成情報とを保存し、追加されたサービスユニットとサービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加されたサービスユニットとサービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する、又は、ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットと関連付けられたサービスユニットを追加するのに用いられる、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットの識別子情報と、サービスユニットのサービスユニット構成情報の識別子情報と、サービスデータ情報内の一部の項目であって、トンネル情報、IP5タプル、及びアプリケーション層識別子のうち少なくとも1つを含む、一部の項目とを含んだ、第1の要求メッセージを受信し、サービスユニットを追加し、サービスユニット構成情報の識別子情報に従ってサービスユニット構成情報を決定し、一部の項目を元のサービスデータ情報に追加し、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットとサービスユニットとの間の対応関係を保存し、一部の項目が追加されたサービスデータ情報と決定されたサービスユニット構成情報とを保存し、追加されたサービスユニットとサービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加されたサービスユニットとサービスユニット構成情報との間の対応関係を保存するように構成される。
第1の態様の第5又は第6の可能な実装態様に関連して、第7の可能な実装態様では、第1の要求メッセージはさらに、サービスユニットのユニットタイプ情報を含み、ユニットタイプ情報は、サービスユニットのタイプ識別子、又はサービスユニットにより用いられるテンプレートの識別子を含み、インタフェース管理ユニットは具体的には、サービスユニットのユニットタイプ情報に従って、サービスユニットにより用いられるサービスユニットのテンプレートを決定し、決定されたサービスユニットのテンプレートに基づいてサービスユニットを追加するように構成される。
第1の態様の第7の可能な実装態様に関連して、第8の可能な実装態様では、インタフェース管理ユニットはさらに、決定されたサービスユニットのテンプレートに基づいてサービスユニットを追加する前に、GW−Cにより送信された、サービスユニットのテンプレートを追加するように要求するために用いられる、第2の要求メッセージを受信し、第2の要求メッセージを受信した後に、サービスユニットのテンプレートを追加するように構成される。
第1の態様の第5から第8の可能な実装態様のいずれかに関連して、第9の可能な実装態様では、第1の要求メッセージはさらに処理順序情報を含み、処理順序情報は、ユーザデータを処理するサービスユニットの処理順序を示すのに用いられ、セッションユニットはさらに、ユーザデータが処理された後に、処理順序情報により示される処理順序に従って、ユーザデータ及び処理順序情報を、処理順序により示されるネクストホップサービスユニットへ送信するように構成され、これにより、ネクストホップサービスユニットを含む次のサービスユニットが、ユーザデータをその処理順序で処理する。
第1の態様の第5から第9の可能な実装態様のいずれかに関連して、第10の可能な実装態様では、GW−Uはローカルアクセスゲートウェイであり、ユーザデータはアップリンクユーザデータであり、サービスユニット構成情報はさらに、ユーザデータ転送情報を含み、ユーザデータ転送情報は、ユーザデータを処理するように構成されたサービスユニットがユーザデータの処理を完了した後に、処理されたユーザデータをモバイルアンカーとして用いられる別のGW−Uへ送信するか、又は処理されたユーザデータをパケットデータネットワークPDNへ転送するかを示すのに用いられる。
第1の態様の第10の可能な実装態様に関連して、第11の可能な実装態様では、ユーザデータ転送情報は、ユーザデータのサービスタイプに従って決定される。
第1の態様又は第1の態様の第1から第9の可能な実装態様のいずれかに関連して、第12の可能な実装態様では、装置が位置するゲートウェイユーザプレーンGW−Uがモバイルアンカーである、又はGW−Uはローカルアクセスゲートウェイである。
第1の態様の第5から第11の可能な実装態様のいずれかに関連して、第13の可能な実装態様では、インタフェース管理ユニットは具体的には、サービスコンテキストを作成することで、サービスユニットを追加するように構成され、サービスユニットは具体的には、インタフェース管理ユニットがサービスユニットを作成する場合に用いられるサービスコンテキストに従って、ユーザデータを処理するように構成され、サービスユニットがセッションユニットの場合、サービスコンテキストはセッションコンテキストであり、サービスユニットがベアラユニットである場合、サービスコンテキストはベアラコンテキストであり、サービスユニットがサービスフローユニットである場合、サービスコンテキストはサービスフローコンテキストであり、又は、サービスユニットがコンテンツユニットである場合、サービスコンテキストはコンテンツコンテキストである。
第2の態様によると、本発明の一実施形態がゲートウェイユーザプレーンGW−Uを提供し、GW−Uは、第1の態様又は第1の態様の第2から第13の可能な実装態様のいずれかによる装置を含む。
第3の態様によると、本発明の一実施形態がゲートウェイ構成装置を提供し、本装置は、ユーザデータを処理するサービスユニットがゲートウェイユーザプレーンGW−Uに追加される必要があると判定するように構成された処理ユニットと、ユーザデータを処理するサービスユニットをGW−Uに追加するように要求するために用いられる第1の要求メッセージを、GW−Uへ送信するように構成された送信ユニットとを含み、ユーザデータを処理するサービスユニットは、セッションユニットと、ベアラユニット、サービスフローユニット、及びコンテンツユニットのうち少なくとも1つとを含み、セッションユニットはセッション処理を実行するように構成され、ベアラユニットはベアラ処理を実行するように構成され、サービスフローユニットはサービスフロー処理を実行するように構成され、コンテンツユニットはコンテンツ処理を実行するように構成される。
第3の態様に関連して、第1の可能な実装態様では、第1の要求メッセージは、ユーザデータと関連付けられたサービスデータ情報と、サービスユニットのサービスユニット構成情報とを含み、これによりGW−Uは、サービスデータ情報とサービスユニット構成情報とを保存し、追加されたサービスユニットとサービスデータ情報との間の対応関係、及び追加されたサービスユニットとサービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する、又は、第1の要求メッセージは、ユーザデータと関連付けられたサービスデータ情報と、サービスユニットのサービスユニット構成情報の識別子情報とを含み、これによりGW−Uは、サービスユニット構成情報の識別子情報に従ってサービスユニット構成情報を決定し、サービスデータ情報と決定されたサービスユニット構成情報とを保存し、追加されたサービスユニットとサービスデータ情報との間の対応関係、及び追加されたサービスユニットとサービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する。サービスデータ情報は、ユーザデータが属する端末のインターネットプロトコルIPアドレスと、ユーザデータを送信するのに用いられるトンネル情報、ユーザデータを送信するのに用いられるIP5タプル情報、及びユーザデータのコンテンツ情報のうち少なくとも1つとを含み、サービスユニット構成情報は、サービスユニットにより実行されるオペレーションに関する情報と、サービスユニットがユーザデータを処理する場合に、サービスユニットにより用いられるパラメータに関する情報とを含む。
第3の態様に関連して、第2の可能な実装態様では、第1の要求メッセージは、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットの識別子情報、サービスユニットのサービスユニット構成情報、及びサービスデータ情報内の一部の項目を含み、これによりGW−Uは、一部の項目を元のサービスデータ情報に追加し、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットとサービスユニットとの間の対応関係を保存し、一部の項目が追加されたサービスデータ情報とサービスユニット構成情報とを保存し、サービスデータ情報とサービスユニットとの間の対応関係、及びサービスユニット構成情報とサービスユニットとの間の対応関係を保存する、又は、第1の要求メッセージは、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットの識別子情報、サービスユニットのサービスユニット構成情報の識別子情報、及び、サービスデータ情報内の一部の項目を含み、これによりGW−Uは、一部の項目を元のサービスデータ情報に追加し、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットとサービスユニットとの間の対応関係を保存し、サービスユニット構成情報の識別子情報に従ってサービスユニット構成情報を決定し、一部の項目が追加されたサービスデータ情報とサービスユニット構成情報とを保存し、サービスデータ情報とサービスユニットとの間の対応関係、及びサービスユニット構成情報とサービスユニットとの間の対応関係を保存する。サービスデータ情報は、ユーザデータが属する端末のIPアドレスと、ユーザデータを送信するのに用いられるトンネル情報、ユーザデータを送信するのに用いられるIP5タプル情報、及びユーザデータのコンテンツ情報のうち少なくとも1つとを含み、一部の項目は、トンネル情報、IP5タプル、及びアプリケーション層識別子のうち少なくとも1つを含み、サービスユニット構成情報は、サービスユニットにより実行されるオペレーションに関する情報と、サービスユニットがユーザデータを処理する場合に、サービスユニットにより用いられるパラメータに関する情報とを含む。
第3の態様又は第3の態様の第1又は第2の可能な実装態様のいずれかに関連して、第4の可能な実装態様では、サービスデータ情報がトンネル情報を含む場合に、サービスユニットはベアラユニットを含み、サービスデータ情報がIP5タプル情報を含む場合に、サービスユニットはサービスフローユニットを含み、又は、サービスデータ情報がコンテンツ情報を含む場合に、サービスユニットはコンテンツユニットを含む。
第3の態様又は第3の態様の上述の可能な実装態様のいずれかに関連して、第3の態様の第4の可能な実装態様では、第1の要求メッセージはさらに、サービスユニットのユニットタイプ情報を含み、ユニットタイプ情報は、サービスユニットのタイプ識別子又はサービスユニットにより用いられるテンプレートの識別子を含み、これによりGW−Uは、サービスユニットのユニットタイプ情報に従って、サービスユニットにより用いられるサービスユニットのテンプレートを決定し、決定されたサービスユニットのテンプレートに基づいてサービスユニットを追加する。
第3の態様の第4の可能な実装態様に関連して、第5の可能な実装態様では、送信ユニットはさらに、第1の要求メッセージをGW−Uへ送信する前に、第2の要求メッセージをGW−Uへ送信するように構成され、第2の要求メッセージは、サービスユニットのテンプレートを追加するように要求するために用いられる。
第3の態様又は第3の態様の上述の可能な実装態様のいずれかに関連して、第3の態様の第6の可能な実装態様では、第1の要求メッセージはさらに処理順序情報を含み、処理順序情報は、ユーザデータをGW−Uで処理するサービスユニットの処理順序を示すのに用いられる。
第3の態様又は第3の態様の上述の可能な実装態様のいずれかに関連して、第3の態様の第7の可能な実装態様では、GW−Uはローカルアクセスゲートウェイであり、ユーザデータはアップリンクユーザデータであり、サービスユニット構成情報はさらにユーザデータ転送情報を含み、ユーザデータ転送情報は、ユーザデータを処理するように構成されたサービスユニットがユーザデータの処理を完了した後に、処理されたユーザデータをモバイルアンカーとして用いられる別のGW−Uへ送信するか、又は処理されたユーザデータをパケットデータネットワークPDNへ転送するかを示すのに用いられる。
第3の態様の第7の可能な実装態様に関連して、第8の可能な実装態様では、ユーザデータ転送情報は、ユーザデータのサービスタイプに従って決定される。
第4の態様によると、本発明の一実施形態がゲートウェイ制御プレーンGW−Cを提供し、GW−Cは、第3の態様又は第3の態様の可能な実装態様のいずれかによる装置を含む。
第5の態様によると、本発明の一実施形態がユーザデータ処理方法を提供し、本方法は、ユーザデータをゲートウェイユーザプレーンGW−Uにより受信する段階であって、GW−Uは、ユーザデータを処理するように構成された少なくとも2つのサービスユニットを含む、段階と、ユーザデータを処理するように構成されたサービスユニットをGW−Uにより決定する段階であって、ユーザデータを処理するように構成されたサービスユニットは、セッションユニットと、ベアラユニット、サービスフローユニット、及びコンテンツユニットのうち少なくとも1つとを含み、セッションユニットはセッション処理を実行するように構成され、ベアラユニットはベアラ処理を実行するように構成され、サービスフローユニットはサービスフロー処理を実行するように構成され、コンテンツユニットはコンテンツ処理を実行するように構成される、段階と、決定されたサービスユニットを用いることで、ユーザデータをGW−Uにより処理する段階とを含む。
第5の態様に関連して、第1の可能な実装態様では、ユーザデータはサービスデータ情報を含み、サービスデータ情報は、ユーザデータを処理するように構成された、GW−U内のサービスユニットを決定するのに用いられ、ユーザデータを処理するように構成されたサービスユニットをGW−Uにより決定する段階は、ユーザデータを処理するように構成されたサービスユニットを、サービスデータ情報に従ってGW−Uにより決定する段階を含む。
第5の態様の第1の可能な実装態様に関連して、第2の可能な実装態様では、サービスデータ情報は、ユーザデータが属する端末のインターネットプロトコルIPアドレスと、ユーザデータを送信するのに用いられるトンネル情報、ユーザデータを送信するのに用いられるIP5タプル情報、及びユーザデータのコンテンツ情報のうち少なくとも1つとを含む。
第5の態様の第2の可能な実装態様に関連して、第3の可能な実装態様では、ユーザデータを処理するように構成されたサービスユニットを、サービスデータ情報に従ってGW−Uにより決定する段階は、ユーザデータが属する端末のIPアドレスと関連付けられたセッションユニットを、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットとしてGW−Uにより用いる段階と、サービスデータ情報がトンネル情報を含む場合に、トンネル情報と関連付けられたベアラユニットを、ユーザデータを処理するように構成されたベアラユニットとしてGW−Uにより用い、サービスデータ情報がIP5タプル情報を含む場合に、IP5タプル情報と関連付けられたサービスフローユニットを、ユーザデータを処理するように構成されたサービスフローユニットとしてGW−Uにより用い、又は、サービスデータ情報がコンテンツ情報を含む場合に、コンテンツ情報と関連付けられたコンテンツユニットを、ユーザデータを処理するように構成されたコンテンツユニットとしてGW−Uにより用いる段階とを含み、決定されたサービスユニットを用いることで、ユーザデータをGW−Uにより処理する段階は、ユーザデータをセッションユニットにより処理し、処理されたユーザデータを、ユーザデータを処理するように構成された別の決定されたサービスユニットへ送信する段階と、セッションユニットから受信されたユーザデータを別のサービスユニットにより処理する段階とを含む。
第5の態様の第1から第3の可能な実装態様のいずれかに関連して、第4の可能な実装態様では、決定されたサービスユニットを用いることで、ユーザデータをGW−Uにより処理する段階は、サービスユニットの保存済みサービスユニット構成情報に従って、決定されたサービスユニットによりユーザデータを処理する段階を含み、サービスユニット構成情報は、決定されたサービスユニットにより実行されるオペレーションに関する情報と、決定されたサービスユニットがユーザデータを処理する場合に、決定されたサービスユニットにより用いられるパラメータに関する情報とを含む。
第5の態様の第4の可能な実装態様に関連して、第5の可能な実装態様では、決定されたサービスユニットを用いることで、ユーザデータをGW−Uにより処理する段階の前に、本方法はさらに、ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された第1の要求メッセージを受信する段階であって、第1の要求メッセージは、サービスユニットを追加するのに用いられ、サービスデータ情報及びサービスユニット構成情報を含む、段階と、サービスユニットを追加し、サービスデータ情報及びサービスユニット構成情報を保存し、追加されたサービスユニットとサービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加されたサービスユニットとサービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する段階とを含む、又は、ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された第1の要求メッセージを受信する段階であって、第1の要求メッセージはサービスユニットを追加するのに用いられ、サービスユニット構成情報のサービスデータ情報及び識別子情報を含む、段階と、サービスユニットを追加し、サービスユニット構成情報の識別子情報に従ってサービスユニット構成情報を決定し、サービスデータ情報及び決定されたサービスユニット構成情報を保存し、追加されたサービスユニットとサービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加されたサービスユニットとサービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する段階とを含む。
第5の態様の第4の可能な実装態様に関連して、第6の可能な実装態様では、決定されたサービスユニットを用いることで、ユーザデータをGW−Uにより処理する段階の前に、本方法はさらに、ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された第1の要求メッセージを受信する段階であって、第1の要求メッセージは、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットと関連付けられたサービスユニットを追加するのに用いられ、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットの識別子情報、サービスユニットのサービスユニット構成情報、及びサービスデータ情報内の一部の項目を含み、一部の項目は、トンネル情報、IP5タプル、及びアプリケーション層識別子のうち少なくとも1つを含む、段階と、サービスユニットを追加し、一部の項目を元のサービスデータ情報に追加し、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットとサービスユニットとの間の対応関係を保存し、一部の項目が追加されたサービスデータ情報及びサービスユニット構成情報を保存し、追加されたサービスユニットとサービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加されたサービスユニットとサービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する段階とを含む、又は、ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された第1の要求メッセージを受信する段階であって、第1の要求メッセージは、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットと関連付けられたサービスユニットを追加するのに用いられ、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットの識別子情報、サービスユニットのサービスユニット構成情報の識別子情報、及びサービスデータ情報内の一部の項目を含み、一部の項目は、トンネル情報、IP5タプル、及びアプリケーション層識別子のうち少なくとも1つを含む、段階と、サービスユニットを追加し、サービスユニット構成情報の識別子情報に従って、サービスユニット構成情報を決定し、一部の項目を元のサービスデータ情報に追加し、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットとサービスユニットとの間の対応関係を保存し、一部の項目が追加されたサービスデータ情報及び決定されたサービスユニット構成情報を保存し、追加されたサービスユニットとサービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加されたサービスユニットとサービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する段階とを含む。
第5の態様の第5又は第6の可能な実装態様に関連して、第7の可能な実装態様では、第1の要求メッセージはさらに、サービスユニットのユニットタイプ情報を含み、ユニットタイプ情報は、サービスユニットのタイプ識別子、又はサービスユニットにより用いられるテンプレートの識別子を含み、サービスユニットを追加する段階は、サービスユニットのユニットタイプ情報に従って、サービスユニットにより用いられるサービスユニットのテンプレートを決定し、決定されたサービスユニットのテンプレートに基づいて、サービスユニットを追加する段階を含む。
第5の態様の第7の可能な実装態様に関連して、第8の可能な実装態様では、決定されたサービスユニットのテンプレートに基づいて、サービスユニットを追加する段階の前に、本方法はさらに、GW−Cにより送信された第2の要求メッセージを受信する段階であって、第2の要求メッセージは、サービスユニットのテンプレートを追加するように要求するために用いられる、段階と、第2の要求メッセージを受信した後に、サービスユニットのテンプレートを追加する段階とを含む。
第5の態様の第5から第8の可能な実装態様のいずれかに関連して、第9の可能な実装態様では、第1の要求メッセージはさらに処理順序情報を含み、処理順序情報は、ユーザデータを処理するサービスユニットの処理順序を示すのに用いられ、決定されたサービスユニットを用いることでユーザデータをGW−Uにより処理する段階は、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットにより、ユーザデータを処理する段階と、処理順序情報により示される処理順序に従って、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットにより、ユーザデータ及び処理順序情報を、処理順序により示されるネクストホップサービスユニットへ送信する段階であって、これにより、ネクストホップサービスユニットを含む次のサービスユニットが、ユーザデータをその処理順序で処理する、段階とを含む。
第5の態様の第5から第9の可能な実装態様のいずれかに関連して、第10の可能な実装態様では、GW−Uはローカルアクセスゲートウェイであり、ユーザデータはアップリンクユーザデータであり、サービスユニット構成情報はさらに、ユーザデータ転送情報を含み、ユーザデータ転送情報は、ユーザデータを処理するように構成されたサービスユニットがユーザデータの処理を完了した後に、処理されたユーザデータをモバイルアンカーとして用いられる別のGW−Uへ送信するか、又は処理されたユーザデータをパケットデータネットワークPDNへ転送するかを示すのに用いられる。
第5の態様の第10の可能な実装態様に関連して、第11の可能な実装態様では、ユーザデータ転送情報は、ユーザデータのサービスタイプに従って決定される。
第5の態様又は第5の態様の第1から第9の可能な実装態様のいずれかに関連して、第12の可能な実装態様では、GW−Uはモバイルアンカーである、又は、GW−Uはローカルアクセスゲートウェイである。
第5の態様の第5から第11の可能な実装態様のいずれかに関連して、第13の可能な実装態様では、サービスユニットを追加する段階は、サービスコンテキストを作成することで、サービスユニットを追加する段階を含み、決定されたサービスユニットを用いることで、ユーザデータをGW−Uにより処理する段階は、サービスユニットを作成する場合に用いられるサービスコンテキストを用いることで、ユーザデータをGW−Uにより処理する段階を含み、サービスユニットがセッションユニットの場合、サービスコンテキストはセッションコンテキストであり、サービスユニットがベアラユニットである場合、サービスコンテキストはベアラコンテキストであり、サービスユニットがサービスフローユニットである場合、サービスコンテキストはサービスフローコンテキストであり、又は、サービスユニットがコンテンツユニットである場合、サービスコンテキストはコンテンツコンテキストである。
第6の態様によると、本発明の一実施形態がコンピュータ可読媒体を提供し、当該コンピュータ可読媒体はコンピュータプログラミングコードを含み、コンピュータプログラミングコードは、コンピュータユニットにより実行された場合、第5の態様又は第5の態様の第2から第13の可能な実装態様のいずれかによる方法を、コンピュータユニットが実行することを可能にする。
第7の態様によると、本発明の一実施形態がゲートウェイ構成方法を提供し、当該ゲートウェイ構成方法は、ユーザデータを処理するサービスユニットがゲートウェイユーザプレーンGW−Uに追加される必要があると、ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより判定する段階と、ユーザデータを処理するサービスユニットをGW−Uに追加するように要求するために用いられる第1の要求メッセージを、GW−UへGW−Cにより送信する段階とを含み、ユーザデータを処理するサービスユニットは、セッションユニットと、ベアラユニット、サービスフローユニット、及びコンテンツユニットのうち少なくとも1つとを含み、セッションユニットはセッション処理を実行するように構成され、ベアラユニットはベアラ処理を実行するように構成され、サービスフローユニットはサービスフロー処理を実行するように構成され、コンテンツユニットはコンテンツ処理を実行するように構成される。
第7の態様に関連して、第1の可能な実装態様では、第1の要求メッセージは、ユーザデータと関連付けられたサービスデータ情報と、サービスユニットのサービスユニット構成情報とを含み、これによりGW−Uは、サービスデータ情報とサービスユニット構成情報とを保存し、追加されたサービスユニットとサービスデータ情報との間の対応関係、及び追加されたサービスユニットとサービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する、又は、第1の要求メッセージは、ユーザデータと関連付けられたサービスデータ情報と、サービスユニットのサービスユニット構成情報の識別子情報とを含み、これによりGW−Uは、サービスユニット構成情報の識別子情報に従ってサービスユニット構成情報を決定し、サービスデータ情報と決定されたサービスユニット構成情報とを保存し、追加されたサービスユニットとサービスデータ情報との間の対応関係、及び追加されたサービスユニットとサービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する。サービスデータ情報は、ユーザデータが属する端末のインターネットプロトコルIPアドレスと、ユーザデータを送信するのに用いられるトンネル情報、ユーザデータを送信するのに用いられるIP5タプル情報、及びユーザデータのコンテンツ情報のうち少なくとも1つとを含み、サービスユニット構成情報は、サービスユニットにより実行されるオペレーションに関する情報と、サービスユニットがユーザデータを処理する場合に、サービスユニットにより用いられるパラメータに関する情報とを含む。
第7の態様に関連して、第2の可能な実装態様では、第1の要求メッセージは、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットの識別子情報、サービスユニットのサービスユニット構成情報、及びサービスデータ情報内の一部の項目を含み、これによりGW−Uは、一部の項目を元のサービスデータ情報に追加し、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットとサービスユニットとの間の対応関係を保存し、一部の項目が追加されたサービスデータ情報とサービスユニット構成情報とを保存し、サービスデータ情報とサービスユニットとの間の対応関係、及びサービスユニット構成情報とサービスユニットとの間の対応関係を保存する、又は、第1の要求メッセージは、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットの識別子情報、サービスユニットのサービスユニット構成情報の識別子情報、及び、サービスデータ情報内の一部の項目を含み、これによりGW−Uは、一部の項目を元のサービスデータ情報に追加し、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットとサービスユニットとの間の対応関係を保存し、サービスユニット構成情報の識別子情報に従ってサービスユニット構成情報を決定し、一部の項目が追加されたサービスデータ情報とサービスユニット構成情報とを保存し、サービスデータ情報とサービスユニットとの間の対応関係、及びサービスユニット構成情報とサービスユニットとの間の対応関係を保存する。サービスデータ情報は、ユーザデータが属する端末のIPアドレスと、ユーザデータを送信するのに用いられるトンネル情報、ユーザデータを送信するのに用いられるIP5タプル情報、及びユーザデータのコンテンツ情報のうち少なくとも1つとを含み、一部の項目は、トンネル情報、IP5タプル、及びアプリケーション層識別子のうち少なくとも1つを含み、サービスユニット構成情報は、サービスユニットにより実行されるオペレーションに関する情報と、サービスユニットがユーザデータを処理する場合に、サービスユニットにより用いられるパラメータに関する情報とを含む。
第7の態様又は第7の態様の第1又は第2の可能な実装態様のいずれかに関連して、第4の可能な実装態様では、サービスデータ情報がトンネル情報を含む場合に、サービスユニットはベアラユニットを含み、サービスデータ情報がIP5タプル情報を含む場合に、サービスユニットはサービスフローユニットを含み、又は、サービスデータ情報がコンテンツ情報を含む場合に、サービスユニットはコンテンツユニットを含む。
第7の態様又は第7の態様の上述の可能な実装態様のいずれかに関連して、第7の態様の第4の可能な実装態様では、第1の要求メッセージはさらに、サービスユニットのユニットタイプ情報を含み、ユニットタイプ情報は、サービスユニットのタイプ識別子又はサービスユニットにより用いられるテンプレートの識別子を含み、これによりGW−Uは、サービスユニットのユニットタイプ情報に従って、サービスユニットにより用いられるサービスユニットのテンプレートを決定し、決定されたサービスユニットのテンプレートに基づいてサービスユニットを追加する。
第7の態様の第4の可能な実装態様に関連して、第5の可能な実装態様では、GW−Cが第1の要求メッセージをGW−Uへ送信する前に、本方法はさらに、第2の要求メッセージをGW−UへGW−Cにより送信する段階を含み、第2の要求メッセージは、サービスユニットのテンプレートを追加するように要求するために用いられる。
第7の態様又は第7の態様の上述の可能な実装態様のいずれかに関連して、第7の態様の第6の可能な実装態様では、第1の要求メッセージはさらに処理順序情報を含み、処理順序情報は、ユーザデータをGW−Uで処理するサービスユニットの処理順序を示すのに用いられる。
第7の態様又は第7の態様の上述の可能な実装態様のいずれかに関連して、第7の態様の第7の可能な実装態様では、GW−Uはローカルアクセスゲートウェイであり、ユーザデータはアップリンクユーザデータであり、サービスユニット構成情報はさらにユーザデータ転送情報を含み、ユーザデータ転送情報は、ユーザデータを処理するように構成されたサービスユニットがユーザデータの処理を完了した後に、処理されたユーザデータをモバイルアンカーとして用いられる別のGW−Uへ送信するか、又は処理されたユーザデータをパケットデータネットワークPDNへ転送するかを示すのに用いられる。
第7の態様の第7の可能な実装態様に関連して、第8の可能な実装態様では、ユーザデータ転送情報は、ユーザデータのサービスタイプに従って決定される。
第8の態様によると、本発明の一実施形態がコンピュータ可読媒体を提供し、当該コンピュータ可読媒体はコンピュータプログラミングコードを含み、コンピュータプログラミングコードは、コンピュータユニットにより実行された場合、第7の態様又は第7の態様の可能な実装態様のいずれかによる方法を、コンピュータユニットが実行することを可能にする。
第9の態様によると、本発明の一実施形態が通信システムを提供し、当該通信システムは、ゲートウェイユーザプレーンGW−U及びゲートウェイ制御プレーンGW−Cを含み、GW−Cは、第1の要求メッセージをGW−Uへ送信するように構成され、第1の要求メッセージは、ユーザデータを処理するサービスモジュールをGW−Uに追加するように要求するために用いられ、ユーザデータを処理するサービスモジュールは、セッションモジュールと、ベアラモジュール、サービスフローモジュール、及びコンテンツモジュールのうち少なくとも1つとを含み、セッションモジュールはセッション処理を実行するように構成され、ベアラモジュールはベアラ処理を実行するように構成され、サービスフローモジュールはサービスフロー処理を実行するように構成され、コンテンツモジュールはコンテンツ処理を実行するように構成され、GW−Uは、GW−Cにより送信された第1の要求メッセージを受信し、第1の要求メッセージに従って、ユーザデータを処理するサービスモジュールを追加し、ユーザデータを受信した場合に、ユーザデータを処理する追加されたサービスモジュールを用いることで、ユーザデータを処理するように構成される。
要約すると、本発明の実施形態では、ユーザデータを受信した後に、GW−Uは、ユーザデータを処理するように構成されたサービスユニットを決定し、GW−Uにより決定されたサービスユニットを用いることで、ユーザデータを処理する。その結果、GW−Uの処理の柔軟性が改善される。
さらに、GW−Cは、GW−U内のサービスユニットの追加、変更、及び削除などの構成オペレーションを実行し、これにより、GW−U内のサービスユニットを柔軟に組み合わせることができる。これにより、既存のネットワークの構成オペレーションと異なり、GW−Uの頻繁な変更を回避することができ、GW−Uは、サービス機能ロジックが追加されるたびに、必ずしも変更される必要はない。このように、ユーザデータは、ユーザデータのサービス要件に従って、柔軟に処理され得る。例えば、サービスユニットは、ユーザデータを処理するプロセスにおいて、柔軟に追加又は除去されてよく、これにより、GW−Uは、今後の新たなサービスタイプのユーザデータに適応することが可能になる。
GW−UがGW−Uの構成を完了した後に、GW−Uは、GW−Cとやり取りすることなく、ユーザデータを独立して処理することができる。これにより、GW−UとGW−Cとの間の結合が減少し、シグナリングオーバヘッドが削減され、GW−U内のサービスユニット間の結合も減少する。
さらに、GW−Cは、GW−U内のサービスユニットのテンプレートをさらに構成してよく、これによりサービスユニットは、既存のテンプレートに基づいて、変更されてよく、又はGW−Uに追加されてもよい。これにより、GW−CとGW−Uとの間のシグナリング交換が削減される。
さらに、GW−Cは、サービスユニットを構成する場合、ユーザデータを処理するように構成される各サービスユニットの処理順序情報をGW−Uに提供することができる。GW−Uがユーザデータを内部で処理する場合、処理順序情報及びユーザデータは、ユーザデータを処理するサービスユニットを再割り当てするためにインタフェース管理ユニットへ返される代わりに、サービスユニット間で送信されてよい。
さらに、GW−Uにおいてサービスユニットを構成する場合、GW−Cは、ユーザデータ転送情報をサービスユニット構成情報に追加し、サービスユニット用のサービスユニット構成情報を構成して、処理されたユーザデータをモバイルアンカーとして用いられる別のGW−Uへ送信するか、又は処理されたユーザデータをPDNへ転送するようにサービスユニットに命令する。このように、モバイルアンカーにより処理される必要のないユーザデータは、PDNに直接入る。これにより、モバイルアンカーの処理負荷が削減され、ユーザデータの送信遅延も削減される。
さらに、ユーザデータがモバイルアンカーにより処理されるかどうかは、ユーザデータのサービスタイプに従って決定されてよい。端末が移動した場合に、サービス継続性を保証するために、サービス継続性を保証するユーザデータが、処理のためにモバイルアンカーへ送信される。
無線通信システムの概略図である。
進化型ネットワークの概略図である。
ゲートウェイの制御プレーンとユーザプレーンとが分離しているネットワークアーキテクチャの概略図である。
無線ネットワークにおいてサービスデータ及び制御シグナリングを送信するプロセスの概略図である。
本発明の一実施形態による通信システムの概略図です。
本発明の一実施形態によるGW−Uの概略構造図です。
本発明の一実施形態によるGW−Uにおける、各サービスユニットの対応関係の概略図である。
本発明の一実施形態によるGW−Uにおける、サービスユニットの処理順序の概略図である。 本発明の一実施形態によるGW−Uにおける、サービスユニットの処理順序の概略図である。 本発明の一実施形態によるGW−Uにおける、サービスユニットの処理順序の概略図である。
本発明の一実施形態に従って、ユーザデータをGW−Uにより処理する、任意の手順の概略図である。
本発明の一実施形態に従ってサービスユニットを確立するために、GW−UをGW−Cにより制御する、任意の手順の概略図である。 本発明の一実施形態に従ってサービスユニットを確立するために、GW−UをGW−Cにより制御する、任意の手順の概略図である。 本発明の一実施形態に従ってサービスユニットを確立するために、GW−UをGW−Cにより制御する、任意の手順の概略図である。
本発明の一実施形態に従ってユーザデータをGW−Uにより処理する、任意の手順の概略図である。 本発明の一実施形態に従ってユーザデータをGW−Uにより処理する、任意の手順の概略図である。 本発明の一実施形態に従ってユーザデータをGW−Uにより処理する、任意の手順の概略図である。 本発明の一実施形態に従ってユーザデータをGW−Uにより処理する、任意の手順の概略図である。 本発明の一実施形態に従ってユーザデータをGW−Uにより処理する、任意の手順の概略図である。 本発明の一実施形態に従ってユーザデータをGW−Uにより処理する、任意の手順の概略図である。
本発明の一実施形態によるユーザデータ処理装置の概略構造図である。
本発明の一実施形態によるGW−Uの概略図である。
本発明の一実施形態によるゲートウェイ構成装置の概略構造図である。
本発明の一実施形態によるGW−Cの概略図である。
本発明の一実施形態によるユーザデータ処理方法のフローチャートである。
本発明の一実施形態によるゲートウェイ構成方法のフローチャートである。
GW−Uがユーザデータを柔軟に処理する解決手段を提供するために、本発明の実施形態が、ユーザデータ処理装置及び方法並びにシステムを提供する。
本発明の実施形態では、GW−Uが、ユーザデータを受信し、受信されたユーザデータを処理するように構成されたサービスユニットを決定し、決定されたサービスユニットを用いることで、受信されたユーザデータを処理する。受信されたユーザデータを処理するように構成されたサービスユニットは、セッションユニットと、ベアラユニット、サービスフローユニット、及びコンテンツユニットのうち少なくとも1つとを含む。セッションユニットはセッション処理を実行するように構成され、ベアラユニットはベアラ処理を実行するように構成され、サービスフローユニットはサービスフロー処理を実行するように構成され、コンテンツユニットはコンテンツ処理を実行するように構成される。
GW−Uは、ユーザデータを受信した後に、ユーザデータを処理するように構成されたサービスユニットを決定し、GW−Uにより決定されたサービスユニットを用いることで、ユーザデータを処理する。これにより、GW−Uの処理の柔軟性が改善される。
理解しやすくするために、以下に、本発明の実施形態の基本概念を説明する。
1.クラス、オブジェクト、インスタンス化
クラス、オブジェクト、及びインスタンス化が、オブジェクト指向アプローチにおける概念である。
クラスは、抽象属性、及び/又は物の挙動である。例えば、ゲートウェイは、IPアドレス属性を有し、端末IPアドレスの割り当て及びデータの転送という挙動も有する。
オブジェクトは、クラスのインスタンスである。例えば、ゲートウェイがオブジェクトとして用いられ、ゲートウェイの属性がX.X.X.XというIPアドレスを含み、ゲートウェイの挙動が、インターネットプロトコル(Internet Protocol、IP)バージョン(version、v)4/IPv6のアドレスをユーザ機器(User Equipment、UE)に割り当てること、及びパケットデータネットワーク(Packet Data Network、PDN)とUEとの間でユーザデータをゲートウェイにより転送することを含んでよい。本発明の実施形態では、オブジェクトはまた、「オブジェクトインスタンス」又は略して「インスタンス」と呼ばれることがある。
インスタンス化とは、クラスであるテンプレートに基づいて、具体的なオブジェクトを生成する処理である。例えば、IPアドレス、及びIPアドレス割り当て又はデータ転送などの機能を有するゲートウェイオブジェクトが追加される。
2.ユーザサービス
ユーザサービスは、以下のサービスのうち1つに限定されないが、データ接続を確立するために端末によりネットワークにアクセスすること、端末サービスデータをネットワークにより転送すること、端末サービスデータをネットワークにより処理することなどを含む。本発明の実施形態では、ユーザサービスは、略して「サービス」と呼ばれることがあり、この2つの概念は均等である。
3.ユーザデータ
ユーザデータはまた、「サービスデータ」と呼ばれることがあり、端末とネットワークとの間で送信され、特定のユーザサービスを搬送するのに用いられるデータである。ユーザデータは、制御シグナリングと異なる。制御シグナリングは、端末とネットワークとの間、又はネットワーク内で送信されて、接続制御、ネットワークセキュリティ、ベアラ割り当てなどを実施するシグナリングである。
4.PDN
PDNは、ゲートウェイに接続された外部のパケットデータネットワークであり、インターネット(Internet)、仮想プライベートネットワーク(Virtual Private Network、VPN)、インターネットプロトコル(Internet Protocol、IP)マルチメディアサービス(IP Mutimedia Service、IMS)ネットワーク、又は事業者により提供される無線アプリケーションプロトコル(Wireless Application Protocol、WAP)ネットワークであってよい。
5.モバイルアンカー(Mobile Anchor)
図4は、無線ネットワークにおいて、サービスデータ及び制御シグナリングを送信する任意の処理を示す。図4に示されるように、従来の無線通信システムでは、GGSN又はP−GWが、ダウンリンクデータのモバイルアンカーとして用いられており、異なる基地局間及び/又は異なるS−GW間を端末が移動する場合に、端末のIPアドレスを変えないままにすることができ、これにより、モバイルサービス継続性を保証している。
モバイルアンカーを用いると、モバイルサービス継続性を保つことができるが、代替ルーティング、サービス遅延の増大、及びバックホールネットワーク帯域幅の増大などの問題をもたらす。従来のGSM(登録商標)、UMTS、LTE無線通信システムでは、全てのモバイルサービスが、モバイルアンカーのGGSN又はP−GWを用いることで送信される必要がある。
6.本発明の実施形態が適用可能な通信規格及び端末
本発明の実施形態が適用可能な通信規格は、限定されないが、モバイル通信用グローバルシステム(Global System of Mobile communication、GSM(登録商標))、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、CDMA)IS−95、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、CDMA)2000、時分割同期符号分割多元接続(Time Division−Synchronous Code Division Multiple Access、TD−SCDMA)、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA(登録商標))、時分割複信ロングタームエボリューション(Time Division Duplexing−Long Term Evolution、TDD LTE)、周波数分割複信ロングタームエボリューション(Frequency Division Duplexing−Long Term Evolution、FDD LTE)、ロングタームエボリューションアドバンスト(Long Term Evolution−Advanced、LTE−advanced)、パーソナルハンディホンシステム(Personal Handy−phone System、PHS)、802.11シリーズのプロトコルで規定されたワイヤレスフィデリティ(Wireless Fidelity、WiFi)、ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、WiMAX)、及び様々な将来の進化型無線通信システムを含む。
本発明の実施形態では、端末は無線端末であってよい。無線端末は、音声接続及び/若しくはデータ接続をユーザに提供するデバイスであってよく、又は無線接続機能を有するハンドヘルド型デバイスであってよく、又は無線モデムに接続された別の処理デバイスであってよい。無線端末は、無線アクセスネットワーク(例えば、RAN、Radio Access Network)を用いることで、1つ又は複数のコアネットワークと通信することができる。無線端末は、携帯電話(「セルラー」ホンとも呼ばれる)、又はモバイル端末を有するコンピュータなどのモバイル端末であってよい。例えば、モバイル端末を有するコンピュータは、無線アクセスネットワークを用いて音声及び/又はデータを交換する、ポータブル型、ポケットサイズ型、ハンドヘルド型、コンピュータ内蔵型、又は車載型のモバイル装置であってよい。例えば、無線端末は、パーソナル通信サービス(PCS, Personal Communication Service)電話、コードレス電話セット、セッション開始プロトコル(SIP)電話、無線ローカルループ(WLL, Wireless Local Loop)局、携帯情報端末(PDA, Personal Digital Assistant)、又は別のデバイスであってよい。無線端末は代わりに、加入者ユニット(Subscriber Unit)、加入者局(Subscriber Station)、移動局(Mobile Station)、移動局(Mobile)、リモート局(Remote Station)、アクセスポイント(Access Point)、リモート端末(Remote Terminal)、アクセス端末(Access Terminal)、ユーザ端末(User Terminal)、ユーザエージェント(User Agent)、ユーザデバイス(User Device)、又はユーザ機器(User Equipment)と呼ばれることがある。
7.その他
本明細書における「システム」及び「ネットワーク」という用語は、本明細書では互換的に用いられ得ることが多い。本明細書における「及び/又は」という用語は、関連するオブジェクトを説明するための対応関係だけを説明し、3つの関係が存在し得ることを表す。例えば、A及び/又はBは、以下の3つの場合、つまり、Aだけが存在すること、A及びBの両方が存在すること、並びにBだけが存在することを表すことができる。さらに、本明細書における記号「/」は一般に、関連するオブジェクト間の「又は」という関係を示す。
識別子又は識別子情報が、オブジェクトを識別するのに用いられる。オブジェクトは、端末又はユーザであってよい。識別子は、識別されたオブジェクトが別のオブジェクトと区別され得るという条件で、名称、番号、及びID(Identification)のうち少なくとも1つを含んでよい。
上述のことは、本発明の実施形態における基本概念を説明している。以下に、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図5は、本発明の一実施形態による通信システムの概略図である。この通信システムは、分離しているGW−C501及びGW−U502、端末(例えば、UE)、無線アクセスネットワーク(例えば、LTE無線アクセスネットワークLTE−RAN、及びWiFiアクセスポイントAP)、MME、及びPDN(例えば、IMS及びインターネット)を含む。端末は、無線アクセスネットワークを用いることで、ローカルゲートウェイGW−U502にアクセスして、ローカルゲートウェイGW−U502からインターネットにアクセスする。代わりに、端末は、ローカルゲートウェイGW−U502及びアンカーGW−U502を用いることで、IMSにアクセスする。GW−C501は、GW−U502及びMMEに接続される。MMEは、制御プレーンデバイスとして、UEのモビリティ管理を担う。GW−C501は、サービスモジュールなどを確立するために、GW−U502の制御を担う。
GW−C及びGW−Uが分離した後、GW−Uは分散方式で配置されてよい。すなわち、GW−Uはネットワーク内の異なる場所に配置されてよい。
図5に示される通信システムでは、GW−C501は、第1の要求メッセージをGW−U502へ送信するように構成される。第1の要求メッセージは、ユーザデータを処理するサービスユニットをGW−Uに追加するように要求するために用いられる。ユーザデータを処理するサービスユニットは、セッション(Session)ユニットと、処理されるサービスの粒度の降順で、ベアラ(Bearer)ユニット、サービスフロー(Flow)ユニット、及びコンテンツ(Content)ユニットのうち少なくとも1つとに分割されてよい。セッション(Session)ユニット、ベアラ(Bearer)ユニット、サービスフロー(Flow)ユニット、及びコンテンツ(Content)ユニットは、図6を参照してさらに説明される。
GW−U502は、GW−C501により送信された第1の要求メッセージを受信して、当該第1の要求メッセージに従って、ユーザデータを処理するサービスユニットを追加し、ユーザデータを受信すると、ユーザデータを処理する追加されたサービスユニットを用いることで、ユーザデータを処理するように構成される。
GW−U502はさらに、伝送ネットワーク内の配置場所に従って、アンカーGW−UとローカルGW−Uとに分割されてよい。
アンカーGW−U(Anchor GW−U)は、伝送ネットワークのコアの収束点に配置され、モバイルアンカーとして用いられる。ローカルGW−U(Local GW−U)は、伝送ネットワークの収束点に配置されるか、又は基地局に統合されて、ローカルアクセスゲートウェイとして用いられる。
概して、コアの収束点は、中心都市、例えば国の首都、又はバックボーン伝送ネットワークの収束点に配置されてよい。ここに配置されたアンカーGW−Uは、代替ルーティングを削減することができる。収束点は、一般都市に配置されてよく、メトロポリタンエリアネットワークの収束点として用いられるか、又は県レベルの都市若しくは郡レベルの都市にも配置されてよい。
アンカーGW−U502及びローカルGW−U502を設定することで、モバイルアンカーにより処理される必要のないユーザデータが、PDNに直接入ることができる。これにより、モバイルアンカーの処理負荷が削減され、ユーザデータの送信遅延も削減される。
本発明の本実施形態では、GW−C501は、GW−U502を管理及び制御するために、GW−U502とやり取りしてよい。
GW−U502により実行されるGW−C501に関する制御及び管理は、以下のうち少なくとも1つを含む。
1.サービスユニット5022の追加、変更、及び削除
GW−C501は、制御メッセージをGW−U502へ送信してよい。GW−U502(具体的には、後述されるGW−U502内のインタフェース管理ユニット5021であってよい)は、制御メッセージを受信し、受信された制御メッセージに従って、サービスユニット5022を追加、変更、及び削除する。
GW−C501は、GW−U502内のサービスユニット5022に関する、追加、変更、又は削除などの構成オペレーションを実行し、これにより、GW−U502内のサービスユニット5022を柔軟に組み合わせることができる。これにより、既存のネットワークの構成オペレーションと異なり、GW−U502の頻繁な変更を回避することができ、GW−U502は、サービス機能ロジックが追加されるたびに、必ずしも変更される必要はない。
さらに、GW−C501がGW−U502を構成した後に、GW−U502は、GW−C501とやり取りすることなく、ユーザデータを独立して処理することができる。これにより、GW−U502とGW−C501との間の結合が減少し、シグナリングオーバヘッドが削減される。さらに、これにより、GW−U502内のサービスユニット間の結合が減少する。
2.サービスユニット5022のテンプレートの追加、変更、及び削除
GW−C501は、制御メッセージをGW−U502へ送信してよい。GW−U502(具体的には、後述されるGW−U502内のインタフェース管理ユニット5021であってよい)は、制御メッセージを受信し、保存済みテンプレートに基づいて、サービスユニット5022を追加するか、又は保存済みテンプレートを変更若しくは削除する。
GW−C501は、GW−U502内のサービスユニット5022のテンプレートを構成し、これにより、サービスユニット5022は、既存のテンプレートに基づいて、変更されてよく、又はGW−U502に追加されてもよい。これにより、GW−C501とGW−U502との間のシグナリング交換が削減される。
以下に、GW−C501がGW−U502内のサービスユニット5022を制御及び管理するための任意の解決手段を説明し、またGW−C501がGW−U502内のテンプレートを制御及び管理するための任意の解決手段を説明する。
1.サービスユニット5022の追加、変更、及び削除
GW−C501は、別のネットワーク要素から送信された接続確立メッセージを受信した場合、サービスユニット5022がGW−U502に追加される必要があると判定してよい。
接続確立メッセージの任意の一実装態様については、下記の図12に示される手順を参照されたい。
GW−C501は、第1の要求メッセージをGW−U502に送信し、サービスユニット5022を追加するようにGW−U502に要求する。サービスユニット5022が追加される場合、下記の2つのケースを含む複数のケースが存在する。
ケース1:追加されたサービスユニット5022は、セッションユニットと、ベアラユニット、サービスフローユニット、及びコンテンツユニットのうち少なくとも1つとを含む。
任意で、GW−C501は、サービスデータ情報を第1の要求メッセージに追加する。
サービスデータ情報は、ユーザデータが属する端末のIPアドレス、又は、ユーザデータを送信するのに用いられるトンネル情報、ユーザデータを送信するのに用いられるIP5タプル情報、及びユーザデータのコンテンツ情報のうち少なくとも1つを含んでよい。
ユーザデータが属する端末のIPアドレスは、端末の送信元IPアドレス、及び端末の宛先IPアドレスのうち少なくとも1つを含んでよい。
ユーザデータを送信するのに用いられるトンネル情報は、下記の情報のうち少なくとも1つを含んでよく、それらの情報は、汎用ルーティングカプセル化(Generic Routing Encapsulation、GRE)、インターネットプロトコルセキュリティ(Internet Protocol Security、IPSec)、レイヤ2トンネリングプロトコル(Layer 2 Tunnel Protocol、L2TP)、仮想ローカルエリアネットワーク(Virtual Local Area Network、VLAN)、仮想拡張可能ローカルエリアネットワーク(Virtual eXtensible Local Area Network、VxLAN)、若しくはマルチメディア情報プロバイダ(Multimedia Information Provider、MIP)トンネル情報などのGTPトンネル情報又はIPトンネル情報である。
ケース2:ベアラユニット、サービスフローユニット、及びコンテンツユニットのうち少なくとも1つが追加され、追加されたサービスユニットは、既存のセッションユニットと関連付けられている。
任意で、GW−C501は、サービスデータ情報の一部の項目を第1の要求メッセージに追加する。サービスデータ情報の一部の項目は、ユーザデータを送信するのに用いられるトンネル情報、ユーザデータを送信するのに用いられるIP5タプル情報、及びユーザデータのコンテンツ情報のうち少なくとも1つを含んでよい。ケース1及びケース2について、サービスデータ情報がトンネル情報を含む場合、追加されたサービスユニット5022はベアラユニットを含んでよく、サービスデータ情報がIP5タプル情報を含む場合、追加されたサービスユニット5022はサービスフローユニットを含んでよく、又は、サービスデータ情報がコンテンツ情報を含む場合、追加されたサービスユニット5022はコンテンツユニットを含んでよい。
上述の2つのケースのそれぞれについて、GW−C501が第1の要求メッセージを送信する場合、下記の2つの任意の実装態様があり得る。
[実装態様1]
第1の要求メッセージは、追加されたサービスユニット5022のサービスユニット構成情報を含む。サービスユニット構成情報は、サービスユニット5022により実行されるオペレーションに関する情報と、サービスユニット5022がユーザデータを処理する場合に、サービスユニット5022により用いられるパラメータに関する情報とを含んでよい。詳細については、下記の表1の第3列及び第4列をそれぞれ参照されたい。
[実装態様2]
第1の要求メッセージは、追加されたサービスユニット5022のサービスユニット構成情報の識別子情報を含む。GW−U502は、識別子情報に従って、サービスユニット構成情報を決定する。
実装態様2が用いられる場合、GW−U502及びGW−C501は、サービスユニット構成情報とサービスユニット構成情報の識別子情報との間の対応関係に関して、予め合意しておく必要がある。このように、識別子情報を受信した後に、GW−U502は、関連するサービスユニット構成情報を決定してよい。
例えば、サービスユニット構成情報の複数のセット(Set)が、GW−U502上に予め構成されてよく、識別子が、サービスユニット構成情報のそれぞれのセットに割り当てられる。GW−C501により送信される第1の要求メッセージは、サービスユニット構成情報の識別子情報を含んでよい。GW−U502は、受信された識別子情報に従って、対応するサービスユニット構成情報を決定する。
以下に、上述の2つのケース、及び対応する2つの実装態様を詳述する。
[ケース1の実装態様1]
第1の要求メッセージは、ユーザデータと関連付けられたサービスデータ情報と、サービスユニットのサービスユニット構成情報とを含む。
第1の要求メッセージを受信した後に、GW−U502内のインタフェース管理ユニット5021は、サービスユニット5022を追加し、当該サービスユニット5022を、保存済みサービスデータ情報及びサービスユニット構成情報と関連付ける。すなわち、サービスデータ情報及びサービスユニット構成情報を保存し、上述の2つのタイプの情報とサービスユニット5022との間の対応関係を保存する。
[ケース1の実装態様2]
第1の要求メッセージは、ユーザデータと関連付けられたサービスデータ情報と、サービスユニット5022のサービスユニット構成情報の識別子情報とを含む。
第1の要求メッセージを受信した後に、GW−U502内のインタフェース管理ユニット5021は、サービスユニット5022を追加し、サービスユニット構成情報の識別子情報に従ってサービスユニット構成情報を決定し、サービスユニット5022を、保存済みサービスデータ情報及び決定されたサービスユニット構成情報と関連付ける。
[ケース2の実装態様1]
第1の要求メッセージは、既存のセッションユニットの識別子情報、サービスユニット5022のサービスユニット構成情報、及びサービスデータ情報内の一部の項目を含む。
第1の要求メッセージを受信した後に、GW−U502内のインタフェース管理ユニット5021は、サービスユニット5022を追加し、追加されたサービスユニット5022は、既存のセッションユニットの識別子情報により識別されるセッションユニットと関連付けられ、上述の一部の項目を元のサービスデータ情報に追加し、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットとサービスユニット5022との間の対応関係を保存し、サービスユニット5022を、一部の項目が追加された保存済みサービスデータ情報及びサービスユニット構成情報と関連付ける。すなわち、サービスデータ情報及びサービスユニット構成情報を保存し、上述の2つのタイプの情報とサービスユニット5022との間の対応関係を保存する。
[ケース2の実装態様2]
第1の要求メッセージは、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットの識別子情報、サービスユニット5022のサービスユニット構成情報の識別子情報、及びサービスデータ情報内の一部の項目を含む。
第1の要求メッセージを受信した後に、GW−U502内のインタフェース管理ユニット5021は、サービスユニット5022を追加し、追加されたサービスユニット5022を、ユーザデータを処理するように構成された既存のセッションユニットと関連付け、一部の項目を元のサービスデータ情報に追加し、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットとサービスユニット5022との間の対応関係を保存し、サービスユニット構成情報の識別子情報に従ってサービスユニット構成情報を決定し、サービスユニット5022を、一部の項目が追加されたサービスデータ情報及びサービスユニット構成情報と関連付ける。すなわち、サービスデータ情報及びサービスユニット構成情報を保存し、上述の2つのタイプの情報とサービスユニット5022との間の対応関係を保存する。
図7を参照すると、ケース2は、2つのサブケースを含む。一方のサブケースは、ベアラユニットを既存のユーザデータ処理の分岐に追加することである。例えば、図7の右側のセッションユニット2−サービスフローユニット1−コンテンツユニット3に基づいて、ベアラユニットが追加される。ベアラユニットが追加された後に、分岐は、セッションユニット2−追加されたベアラユニット−サービスフローユニット1−コンテンツユニット3になる。この場合、追加されたベアラユニットに対応するトンネル情報が、分岐に対応する元のサービスデータ情報に追加される必要がある。
他方のサブケースは、ユーザデータ処理の分岐を追加することである。一例として、やはり図7の右側のセッションユニット2を用いると、サービスフローユニット2が以前には存在せず、サービスフローユニット2がここで追加される必要があることが想定されている。この分岐は以前には存在しないので、この分岐に対応するサービスデータ情報も存在しない。この場合、追加された分岐のサービスデータ情報が、保存される必要がある。サービスデータ情報は、ユーザデータが属する端末の、セッションユニット2に対応するIPアドレスと、追加されたサービスフローユニット2に対応するIP5タプル情報とを含む。
さらに、GW−U502は、予め定められた処理順序でユーザデータを処理してよい。任意で、第1の要求メッセージを送信する場合、GW−C501は、ユーザデータを処理するサービスユニット5022の上述の予め定められた処理順序に関する処理順序情報を追加してよい。GW−U502は、その処理順序情報に従って、ユーザデータを処理するサービスユニット5022の処理順序を決定する。
GW−C501は、サービスユニット5022を構成する場合、ユーザデータを処理するように構成された各サービスユニット5022の処理順序情報をGW−U502に提供する。したがって、GW−U502がユーザデータを内部で処理する場合、処理順序情報及びユーザデータは、ユーザデータを処理するサービスユニット5022を再割り当てするためにインタフェース管理ユニット5021へ返される代わりに、サービスユニット5022間で送信されてよい。これにより、シグナリングオーバヘッドが削減される。
さらに、第1の要求メッセージは、追加されたサービスユニット5022の識別子情報をさらに含んでよい。識別子情報は、追加されたサービスユニット5022を識別するのに用いられる。識別子情報は、任意であってよい。第1の要求メッセージを受信してサービスユニット5022を追加した後に、GW−U502はさらに、サービスユニット5022の識別子情報を第1の要求メッセージに保存する必要がある。
代わりに、第1の要求メッセージは、追加されたサービスユニット5022の識別子情報を除外してもよい。この場合、GW−U502は、識別子情報を割り当てることができる。
任意で、ケース1若しくはケース2、又は実装態様1若しくは実装態様2について、GW−C501が、サービスユニット5022を追加するようにGW−U502を制御する場合、サービスユニット5022は、既存のテンプレートに基づいて追加されてよい。
任意で、第1の要求メッセージはさらに、サービスユニット5022のユニットタイプ情報を含む。ユニットタイプ情報は、サービスユニット5022のタイプ識別子、又はサービスユニット5022により用いられるテンプレートの識別子を含んでよい。
第1の要求メッセージを受信した後に、GW−U502は、サービスユニット5022のユニットタイプ情報に従って、サービスユニット5022により用いられるサービスユニットのテンプレートを決定してよく、決定されたサービスユニットのテンプレートに基づいてサービスユニット5022を追加してよい。
一般に、各タイプのサービスユニットが、そのタイプのサービスユニットの1つ又は複数のテンプレートに対応しており、これらのテンプレートの1つは既定のテンプレートである。第1の要求メッセージが、追加されたサービスユニット5022のタイプ識別子を含む場合、GW−U502は、当該タイプ識別子に従って、追加されたサービスユニット5022のタイプを決定してよく、当該タイプに対応する既定のテンプレートに従って、サービスユニット5022を追加してよい。
第1の要求メッセージが、追加されたサービスユニット5022により用いられるテンプレートの識別子を含む場合、GW−U502は、当該テンプレートの識別子に従って、追加されたサービスユニット5022により用いられるテンプレートを決定してよく、決定されたテンプレートに基づいてサービスユニット5022を追加してよい。
本発明の本実施形態では、サービスユニット5022のテンプレートは具体的には、オブジェクト指向技術におけるクラスであってよい。例えば、セッションユニットのテンプレートに対応するクラスが、「セッションクラス」と呼ばれ、ベアラユニットのテンプレートに対応するクラスが、「ベアラクラス」と呼ばれ、サービスフローユニットのテンプレートに対応するクラスが、「サービスフロークラス」と呼ばれ、コンテンツユニットのテンプレートに対応するクラスが、「コンテンツクラス」と呼ばれる。
これに対応して、サービスユニット5022は具体的には、クラスをインスタンス化したオブジェクトインスタンスであってよく、オブジェクトインスタンスは、略して「オブジェクト」又は「インスタンス」と呼ばれることがある。オブジェクトインスタンスは、GW−U502上に搭載されてよく、又はGW−U502に設置されてよい。
オブジェクトインスタンスが搭載/設置される前に、GW−U502は、対応するリソースをこれらのオブジェクトインスタンスに割り当てる、例えば、メモリ又はCPU処理(Process)若しくはスレッド(thread)をオブジェクトインスタンスに割り当てる必要がある。任意で、ネットワークポート、ネットワーク帯域幅などがさらに、オブジェクトインスタンスに割り当てられてよく、又は仮想化システムの仮想マシンなどが、オブジェクトインスタンスに割り当てられる。
例えば、クラスは、下記の表1における「サービスユニットのタイプ」に対応してよく、オブジェクトインスタンスのIDが、表1における「セッションユニットID」、「ベアラユニットID」、「サービスフローユニットID」、「コンテンツユニットID」などに対応してよい。オブジェクトインスタンスのIDは、GW−C501により割り当てられてよく、又は、GW−U502により割り当てられ、関連付けられてよい。オブジェクトインスタンスのIDがGW−U502により割り当てられる場合、GW−U502がオブジェクトインスタンスを生成するときに、オブジェクトインスタンスの割り当てられたIDが必要となる。
サービスユニット5022が変更予定である場合、GW−C501は、サービスユニット5022を変更するのに用いられる制御メッセージをGW−U502へ送信してよい。このメッセージは、変更予定のサービスユニット5022の識別子情報と、変更予定のサービスユニット5022のサービスユニット構成情報とを搬送してよい。制御メッセージを受信した後に、GW−U502は、制御情報内のサービスユニット5022の識別子情報に従って、変更予定のサービスユニット5022を決定し、制御情報内のサービスユニット構成情報に従って、サービスユニット5022と関連付けられた保存済みサービスユニット構成情報を更新してよい。
サービスユニット5022が削除予定である場合、GW−C501は、サービスユニット5022を削除するのに用いられる制御メッセージをGW−U502へ送信してよい。このメッセージは、削除予定のサービスユニット5022の識別子情報を搬送してよい。制御メッセージを受信した後に、GW−U502は、制御情報内のサービスユニット5022の識別子情報に従って、削除予定のサービスユニット5022を決定してよく、当該サービスユニット5022を削除する。
2.テンプレートの追加、変更、又は削除
GW−C501は、制御メッセージをGW−U502へ送信してよい。GW−U502は、制御メッセージを受信し、受信された制御メッセージに従って、テンプレートを追加する、又は保存済みテンプレートを変更若しくは削除する。
テンプレートが追加される予定の場合、制御メッセージは、当該テンプレートのテンプレート識別子及び明細情報を含んでよい。テンプレートの明細情報については、表1の第3列及び第4列を参照されたい。制御メッセージを受信した後に、GW−U502は、対応するテンプレートを追加し、当該テンプレートのテンプレート識別子及び明細情報を保存する。
保存済みテンプレートが変更予定である場合、制御メッセージはまた、変更予定のテンプレートのテンプレート識別子と、変更予定のテンプレートの明細情報とを含んでよい。制御情報を受信した後に、GW−U502は、テンプレート識別子に従って変更予定のテンプレートを決定し、メッセージ内の変更予定のテンプレートの明細情報に従って、当該テンプレートに対して対応する変更を実行する。
テンプレートが削除予定である場合、制御メッセージは、削除予定のテンプレートのテンプレート識別子を含んでよい。制御メッセージを受信した後に、GW−U502は、テンプレート識別子に従って削除予定のテンプレートを決定し、決定されたテンプレートを削除する。
以下に、GW−U502の構成及びユーザデータを処理するための任意の解決手段を、図6から図10を参照して説明し、GW−C501がGW−U502を制御及び管理するための任意の解決手段を、図11を参照して説明する。
図6は、GW−U502の構成及びユーザデータを処理するための任意の解決手段を示す。
この図に示されるように、GW−U502は、インタフェース管理ユニット5021を含み、端末ごとに、端末に対応する1つ又は複数のサービスユニット5022を含むか、又は、各端末のユーザサービスごとに、端末のユーザサービスに対応する1つ又は複数のサービスユニット5022を含む。
インタフェース管理ユニット5021は、GW−C501とやり取りするように構成されており、これにより、GW−C501は、GW−U502上のサービスユニット5022を管理する。
サービスユニット5022は、端末のユーザデータを処理するように構成される。
インタフェース管理ユニット5021は具体的には、GW−C501とやり取りすることで、下記の処理オペレーションのうち少なくとも1つを実行するように構成される。
1.サービスユニット5022を追加、変更、及び削除する。
2.サービスユニット5022のテンプレートを追加、変更、及び削除する。ここで、テンプレートは、サービスユニット5022の機能及び属性のタイプを定義するのに用いられ、異なるサービスユニット5022には、対応するテンプレート、例えば、セッションユニットのテンプレート、ベアラユニットのテンプレート、サービスフローユニットのテンプレート、又はコンテンツユニットのテンプレートが定義されてよい。
3.ユーザサービスに従って、サービスユニットの新たなテンプレートを柔軟に追加する。すなわち、セッションユニットのテンプレート、ベアラユニットのテンプレート、サービスフローユニットのテンプレート、及びコンテンツユニットのテンプレート以外の新たなテンプレートである。
4.ユーザデータを受信し、ユーザデータが属する端末のIPアドレスをユーザデータから取得し、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットを決定する。
上述の4番目の処理オペレーションは、独立したインタフェースデータユニットにより、代替的に実行されてよい。インタフェースデータユニットは、ユーザデータを受信し、当該ユーザデータをインタフェース管理ユニット5021へ送信する。インタフェース管理ユニット5021は、ユーザデータが属する端末のIPアドレスをユーザデータから取得し、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットを決定する。例えば、インタフェース管理ユニット5021は、ユーザデータから取得されたIPアドレスと、関連するセッションユニットにより保存されたIPアドレスとの間の照合を行い、この2つのアドレスが一致する場合、一致したセッションユニットを、データを処理するように構成されたセッションユニットとして用い、ユーザデータが属する端末のIPアドレスとセッションユニットとの間の対応関係を示すために用いられる情報を、インタフェースデータユニットへ送信する。インタフェースデータユニットは、この対応関係に従って、ユーザデータを関連するセッションユニットへ送信する。
任意で、インタフェースデータユニットがユーザデータを受信したとき、インタフェースデータユニットが、ユーザデータが属する端末のIPアドレスとセッションユニットとの間の対応関係をインタフェースデータユニットが保存していないと判定した場合、インタフェースデータユニットは、関連するセッションユニットを決定するようにインタフェース管理ユニット5021に要求するために、インタフェース管理ユニット5021に要求を送信し、インタフェース管理ユニット5021により送信された、対応関係を示す情報を受信した後に、対応関係を保存し、同じIPアドレスからユーザデータを次に受信した後に、インタフェース管理ユニット5021を用いることで対応関係を決定する代わりに、保存済み対応関係に従って、ユーザデータを関連するセッションユニットへ直接送信してよい。
同じ端末、又は同じ端末の異なるタイプのユーザデータの場合、GW−U502は、少なくとも2つのサービスユニット5022を含んでよい。
サービスユニット5022は、処理されるサービスの粒度の降順で、下記の4つのタイプに分割されてよい。すなわち、セッション(Session)ユニット、ベアラ(Bearer)ユニット、サービスフロー(Flow)ユニット、及びコンテンツ(Content)ユニットである。
セッションユニットは、ユーザデータに対してセッション処理を実行するように構成されてよい。例えば、APN内又はIPアドレス管理機能内において、端末の集約QoS制御を維持する(例えば、集約帯域幅制御、すなわち、APNの場合、APNに対応する全てのサービスにより占有される総帯域幅を制限する)。
ベアラユニットは、ユーザデータに対するベアラ処理、例えば、端末ベアラのデータ転送、QoS制御、課金、ベアラルーティング制御、又はベアライベント報告のうち1つ又は複数を実行するように構成されてよい。ベアラQoS制御は、ユーザデータの帯域幅、遅延、ジッタ、優先度などに対するQoS制御を含んでよい。ベアラ課金は、ベアラのトラフィック統計などを含んでよい。ベアライベント報告は、ベアラ課金のイベント報告などを含んでよく、GW−C501は、ベアライベントを報告するトリガポイントを構成してよい。
サービスフローユニットは、ユーザデータに対するトランスポート層処理、例えば、IP5タプルレベルのデータフローに関する解析、QoS制御、課金、サービスフローのルーティング制御、及び端末データサービスフローのサービスフローイベント報告のうち1つ又は複数を実行するように構成されてよい。サービスフローQoS制御は、ユーザデータの帯域幅、遅延、ジッタ、優先度などに対するQoS制御を含んでよい。サービスフロー課金は、サービスフローのトラフィック統計などを含んでよい。サービスフローイベント報告は、サービスフロー課金のイベント報告などを含んでよく、GW−C501は、サービスフローイベントを報告するトリガポイントを構成してよい。
コンテンツユニットは、ユーザデータに対するコンテンツ処理、例えば、データフロー解析、コンテンツデータフローレベルのQoS制御、コンテンツデータフロー課金及びコンテンツデータフローのスイッチ機能、コンテンツのルーティング制御、又はコンテンツイベント報告を実行するように構成されてよい。コンテンツユニットは、オープンシステム相互接続(Open System Interconnect, OSI)モデルのレイヤ7で、データパケット、例えば、ユニフォームリソースロケータ(Uniform Resource Locator、URL)を解析してよい。サービスのQoS制御は、ユーザデータの帯域幅、遅延、ジッタ、優先度などに対するQoS制御を含んでよい。コンテンツ課金は、コンテンツデータのトラフィック統計を含んでよい。コンテンツイベント報告は、コンテンツ課金のイベント報告などを含んでよく、GW−C501は、コンテンツイベントを報告するトリガポイントを構成してよい。
任意で、サービスユニットはまた、「サービスモジュール」と呼ばれることがあり、セッションユニットはまた、「セッションモジュール」と呼ばれることがあり、ベアラユニットはまた、「ベアラモジュール」と呼ばれることがあり、サービスフローユニットはまた、「サービスフローモジュール」と呼ばれることがあり、コンテンツユニットはまた、「コンテンツモジュール」と呼ばれることがある。この場合、GW−U502内のサービスモジュールは、ユーザデータを処理する。
任意で、GW−U502は、サービスコンテキストを作成することで、サービスユニットを追加してよい。作成されたサービスコンテクストがセッションコンテキストである場合、追加されるサービスユニットはセッションユニットである。作成されたサービスコンテクストがベアラコンテキストである場合、追加されるサービスユニットはベアラユニットである。作成されたサービスコンテクストがサービスフローコンテキストである場合、サービスフローユニットが追加される。作成されたサービスコンテクストがコンテンツコンテキストである場合、追加されるサービスユニットはコンテンツユニットである。GW−U502は、サービスコンテキストに従って、ユーザデータを処理してよい。
例えば、端末がアタッチ(attach)された後に、GW−C501は、セッションユニット及びベアラユニットを追加するようにGW−U502を制御してよい。1つのベアラが、1つのGTPトンネルに対応してよい。ベアラユニットは、ユーザデータをカプセル化するように構成される。ウェブページ閲覧サービスでは、セッションユニット及びベアラユニットだけが、追加され得る。あるいは、ベアラユニットが追加されなくてもよく、既定のベアラユニットがユーザデータの処理に用いられる。
別の例では、GW−C501は、端末のユーザポリシーに関する情報、例えば、IP5タプル情報及びQoS情報をPCRFから取得する。GW−C501は、取得されたユーザポリシーに従って、サービスフローユニットが端末のGW−U502に追加される必要があると判定する。この場合、セッションユニットが確立されており、追加されたサービスフローユニットと既存のセッションユニットとの間に、関係が確立される。例えば、VoIP、ビデオ通話、及びゲームなどのサービスでは、サービスフローユニットが追加される必要がある。
端末では、互いに関連付けられた1つ又は複数のセッションユニットが一般に、GW−U502上に存在し得る。1つのセッションユニットは、1つ又は複数のベアラユニットと関連付けられてよい。1つのセッションユニットは、1つ又は複数のサービスフローユニットと関連付けられてよい。1つのセッションユニットは、1つ又は複数のコンテンツユニットと関連付けられてよい。
図7に示されるように、端末では、GW−U502内のサービスユニット5022は、セッションユニット1及びセッションユニット2を含んでよい。セッションユニット1は、ベアラユニット1、ベアラユニット2、及びベアラユニット3と関連付けられている。セッションユニット2は、サービスフローユニット1、サービスフローユニット2、及びコンテンツユニット4と関連付けられている。サービスフローユニット1はさらに、コンテンツユニット3と関連付けられている。コンテンツユニット4はさらに、サービスフローユニット3と関連付けられている。
概して端末では、GW−U502がベアラユニットを含む場合、ベアラユニットは、端末の既定のベアラ(default bearer)に対応してよく、又は、端末の専用ベアラ(dedicated bearer)に対応してもよい。
GW−U502は、端末に対応する1つ又は複数のサービスユニット5022の組み合わせ、例えば、セッションユニットとベアラユニットとの組み合わせを用いることで、端末のユーザデータを処理する必要がある。図14から図19はさらに、端末に対応するサービスユニット5022を用いることで、GW−U502が端末のユーザデータを処理する手順を説明する。
上述されたように、GW−U502内の、ユーザデータを処理するサービスユニット5022は、セッションユニットと、ベアラユニット、サービスフローユニット、及びコンテンツユニットのうち少なくとも1つとを含んでよい。図11は、本発明の一実施形態に従って、ユーザデータをGW−U502により処理する手順を示す。図11に示されるように、ユーザデータをGW−U502により処理する手順は、以下の段階を含んでよい。
S1101:インタフェース管理ユニット5021がユーザデータを受信する。
S1102:インタフェース管理ユニット5021は、GW−U502において、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットを決定する。
S1103:インタフェース管理ユニット5021は、決定されたセッションユニットへユーザデータを送信し、これにより、決定されたセッションユニットは、ユーザデータを処理する。
S1104:セッションユニットは、受信されたユーザデータを処理し、ユーザデータを処理するように構成された別のサービスユニット5022を決定する。
S1105:セッションユニットは、処理されたユーザデータを別のサービスユニット5022へ送信し、これにより、決定された別のサービスユニットは、ユーザデータを処理する。
任意で、段階S1102において、GW−U502内のインタフェース管理ユニット5021は、サービスデータ情報内のIPアドレスと関連付けられたセッションユニットを、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットとして用いてよい。
段階S1104において、セッションユニットは、ユーザデータからサービスデータ情報を取得し、取得されたサービスデータ情報に従って、ユーザデータを処理するように構成された別のサービスユニット5022を決定してよい。
この場合、セッションユニットは、ユーザデータを処理するように構成された別のサービスユニット5022を、下記の方式で決定してよい。
サービスデータ情報がトンネル情報を含む場合、セッションユニットは、サービスデータ情報内のトンネル情報と関連付けられたベアラユニットを、ユーザデータを処理するように構成されたベアラユニットとして用いる。
サービスデータ情報がIP5タプル情報を含む場合、セッションユニットは、サービスデータ情報内のIP5タプル情報と関連付けられたサービスフローユニットを、ユーザデータを処理するように構成されたサービスフローユニットとして用いる。
サービスデータ情報がコンテンツ情報を含む場合、セッションユニットは、サービスデータ情報内のコンテンツ情報と関連付けられたコンテンツユニットを、ユーザデータを処理するように構成されたコンテンツユニットとして用いる。
任意で、段階S1103において、セッションユニットは、セッションユニットと関連付けられた保存済みサービスユニット構成情報を用いることで、ユーザデータを処理してよい。段階S1105において、サービスユニット5022は、サービスユニット5022と関連付けられた保存済みサービスユニット構成情報を用いることで、ユーザデータを処理してよい。
サービスユニット構成情報は、サービスユニット5022により実行されるオペレーションに関する情報と、サービスユニット5022がユーザデータを処理する場合に、サービスユニット5022により用いられるパラメータに関する情報とを含んでよい。詳細については、下記の表1の第3列及び第4列を参照されたい。
各サービスユニットに関する説明は、図6を参照されたい。詳細は、ここでさらに説明されない。各サービスユニット5022が実行し得る機能は、GW−C501がサービスユニット5022を追加/変更する場合に構成されてよく、サービスユニット5022内に保存されているサービスユニット5022のサービスユニット構成情報と関連付けられてよい。これは、サービスユニット構成情報が保存されており、サービスユニット構成情報とサービスユニット5022との間の対応関係が保存されていることを意味する。
表1において提供されるサービスユニットの明細情報は、任意の一実装態様である。第1列、第2列、及び第4列は、サービスユニットの明細情報におけるコンテンツであってよい。第2列のサービスユニット機能は、対応するサービスユニットタイプにより実装される機能を説明するのに用いられ、明細情報に含まれなくてよい。
ユーザデータをGW−U502により処理する任意の実装態様の解決手段については、ユーザデータを処理する下記の図14から図19に示される手順を参照されたい。
任意で、GW−U502内のサービスユニット5022は、ユーザデータを順番に処理してよい。任意で、まず、GW−U502内のセッションユニットは、ユーザデータを処理し、次に、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットは、ユーザデータと予め定められた処理順序に関する情報とを、予め定められた処理順序により示されたネクストホップサービスユニットへ、予め定められた処理順序で送信し、予め定められた処理順序でユーザデータを処理するように、ネクストホップサービスユニットを含む次のサービスユニット5022に命令する。このように、ユーザデータは、別のサービスユニット5022を再割り当てするために、インタフェース管理ユニット5021又はGW−C501へ返される代わりに、サービスユニット5022間で直接送信されてよい。これにより、データ及びシグナリングの交換が削減され、ユーザデータの処理効率が改善される。
予め定められた処理順序は、ユーザデータを処理するように構成されたサービスユニット5022をGW−C501が追加した場合に、定義されてよい。GW−U502は次に、予め定められた処理順序でユーザデータを処理するために、予め定められた処理順序に関する情報を保存する。
任意で、処理順序情報は、表1のセッションユニットの「サービスユニット構成情報」にある「サービスデータと一致するサービスユニットのリスト」に暗黙的に格納されてよい。当該リストは、1つのユーザデータを処理するように構成された複数のサービスユニット5022のリストを含んでよい。リスト上のサービスユニット5022の順序は、予め定められた処理順序である。
任意で、予め定められた処理順序に関する情報は、メタデータ(meta data)により実装されてよい。メタデータは、セッションユニットにより生成され、ユーザデータのヘッダにアタッチされ、ユーザデータとともに送信されてよい。
ユーザデータを受信するサービスユニット5022は、ユーザデータのヘッダからメタデータを取得し、サービスユニット5022がユーザデータの処理を完了した後に、メタデータに従って、ユーザデータを別のサービスユニット5022へ転送するかどうかを判定し、ユーザデータが別のサービスユニット5022へ転送される必要がある場合に、ユーザデータが転送される必要があるサービスユニット5022を決定し、ユーザデータが転送される必要があるサービスユニット5022を決定した後に、やはりメタデータをサービスデータのヘッダにアタッチして、決定されたターゲットサービスユニット5022へサービスデータを送信し、その結果、ターゲットサービスユニット5022によるさらなる処理が容易になる。
例えば、メタデータは、サービスユニット5022のリストであってよく、ユーザデータが通過する1つ又は複数のサービスユニット5022と、ユーザデータが通過するサービスユニット5022の順序とを示すのに用いられてよい。当該リストは、ラベルとしてマッピングされてよく、当該ラベルは、ユーザデータに追加されて、次のサービスユニット5022へ送信される。
例えば、図7におけるセッションユニット2の左側分岐については、セッションユニット2により生成されたメタデータで示される、ユーザデータの処理順序が、図8に示され得る。
別の例の場合、図7におけるセッションユニット2の右側分岐については、セッションユニット2により生成されたメタデータにより示される、ユーザデータの処理順序が、図9に示され得る。
さらに別の例の場合、図7におけるセッションユニット1の左側分岐については、セッションユニット1により生成されたメタデータにより示される、ユーザデータの処理順序が、図10に示され得る。
図11に示される手順において、GW−U502は、ユーザデータを受信した後に、ユーザデータを処理するように構成されたサービスユニットを決定し、GW−U502により決定されたサービスユニットを用いることで、ユーザデータを処理する。これにより、GW−Uの処理の柔軟性が改善される。
以下に、図12、図13A、及び図13Bを参照して、サービスユニットを確立するようにGW−U502をGW−C501により制御する任意の手順を説明する。
GW−U502が端末のユーザデータの処理を実行する前に、まずサービスユニット5022が、端末に追加される必要がある。図12は、サービスユニットを追加するようにGW−U502をGW−U502により制御する任意の手順を示す。
図12を参照すると、一例において、GW−U502は、セッション作成要求を受信する。図12の段階S1202における、サービスユニット5022を追加/変更する要求が、前述の第1の要求メッセージである。ここでは、一例において、ユーザデータは、パケット(Packet)データである。
図12に示される手順は、以下の段階を含む。
S1201:GW−C501は、別のネットワーク要素により送信された接続確立メッセージを受信する。MME又はS−GWにより送信されたセッション作成要求が、ここで一例として用いられている。
任意で、段階S1201において、接続確立メッセージは、MME又はS−GWにより送信されたセッション作成要求(Create Session Request)メッセージであってよい。当該メッセージは、セッション及びベアラを作成するように要求するために用いられる。当該メッセージは、ユーザプレーンGTPトンネル情報を含んでよい。
あるいは、接続確立メッセージは、GW−C501又はPCRFによりトリガされた専用ベアラ確立手順におけるベアラ作成応答(Create Bearer Response)メッセージであってよい。当該メッセージは、ピアエンドネットワーク要素のユーザプレーンGTPトンネル情報、例えば、ピアエンドネットワーク要素とユーザプレーンとの間の接続のGTPトンネル情報を含んでよい。
あるいは、接続確立メッセージは、端末又はアクセスゲートウェイにより送信された、マルチメディア情報プロバイダバインディング更新(Multimedia Information Provider Binding Update、MIP BU)メッセージであってよい。当該メッセージは、モバイルIP情報を含んでよく、この情報は、MIPv4、プロキシMIP(Proxy MIP、PMIP)v6、デュアルスタックMIP(Dual Stack、DSMIP)v6、又は他の情報であってよい。アクセスゲートウェイは、限定されないが、進化型パケットデータゲートウェイ(evolved Packet Data Gateway、ePDG)、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、CDMA)システムにおける高速パケットデータサービングゲートウェイ(High Rate Packet Data Serving Gateway、HSGW)、及びWiFi/無線ローカルエリアネットワーク(Wireless Local Access Network、WLAN)のアクセスルータを含む。
S1202:GW−C501は、サービスユニット5022を追加/変更する要求(Add/modify Module Request)、すなわち、前述の第1の要求メッセージをGW−U502へ送信する。第1の要求メッセージは、セッションユニット及びベアラユニットを追加/変更するように要求するために用いられ、追加/変更されるサービスユニット5022は、端末のユーザデータを処理及び転送するように構成され、第1の要求メッセージは、追加/変更されるサービスユニット5022のサービスユニット構成情報を含む。
S1203:GW−U502内のインタフェース管理ユニット5021が、サービスユニット5022(例えば、セッションユニット及びベアラユニット)を追加/変更する。
S1204:GW−U502内のインタフェース管理ユニット5021は、サービスユニット5022を追加/変更する応答メッセージを返す。当該メッセージは、サービスユニット5022が問題なく追加されたかどうかを表す原因値を搬送し得る。
S1205:GW−C501は、応答メッセージを受信した後に、セッション作成応答を別のネットワーク要素へ返してよい。
サービスユニット5022が問題なく追加された場合、例えば、セッションユニット及びベアラユニットが問題なく追加された場合、追加されたセッションユニット及びベアラユニットは、端末のユーザデータの処理を開始する。
例えば、セッションユニットは、パケット(packet)データなどのユーザデータを受信する。セッションユニットは、ユーザデータ内のサービスデータ情報に従って、ユーザデータを処理するように構成された別のサービスユニットを決定する。ここで、セッションユニットにより決定された別のサービスユニットは、図12においてベアラユニットを含む。セッションユニットは、ユーザデータを、処理するためにベアラユニットへ送信する。ベアラユニットは、受信されたユーザデータに対して、ベアラQoS制御、ベアラ課金などを実行して、ユーザデータを転送する、例えば、図12においてベアラパケットを転送する。任意で、ベアラユニットはさらに、ユーザデータを転送した後に、サービスデータ転送ステータス、例えば、成功したか又は失敗したか、課金イベント、及びサービスイベントを報告するベアライベント報告を報告してよい。
任意で、段階S1201において、GW−C501がセッション作成要求又はMIPバインディング更新メッセージを受信した場合、段階S1202において、GW−C501が追加するようにGW−U502に要求するサービスユニット5022は、セッションユニット及びベアラユニットを含んでよい。ベアラユニットだけが確立される場合、GW−C501は、ベアラユニットだけを追加するように要求し、セッションユニットのサービスデータ情報内のベアラユニット照合情報、すなわち、サービスデータ情報内の前述のトンネル情報を変更するようにGW−U502に要求してよい。これにより、セッションユニットは、対応するユーザデータを次に受信した後に、受信されたユーザデータを対応するベアラユニットへ転送することができる。
任意で、段階S1201において、GW−C501又はPCRFによりトリガされた専用ベアラ確立手順におけるベアラ作成応答メッセージをGW−C501が受信した場合、段階S1202において、GW−C501はさらに、サービスフローユニットを追加するようにGW−U502に要求してよい。サービスフローユニットは、サービスフローポリシー及びルールと一致するユーザデータを転送及び処理するように構成される。サービスフローポリシー及びルールは、前述のIP5タプル情報を含んでよい。GW−C501は、サービスフローポリシー及びルールに従って、サービスフローユニットのサービスユニット構成情報を生成し、セッションユニットのサービスデータ情報内のサービスフローユニット照合情報、すなわち、サービスフローユニットの前述のIP5タプル情報を変更してよく、これにより、セッションユニットは、対応するユーザデータを次に受信した後に、受信されたユーザデータを、対応するサービスフローユニットへ転送することができる。GW−C501は、サービスフローポリシー及びルールをPCRFから受信してよく、又は、サービスフローポリシー及びルールを、GW−C501により構成されたPCCルールから取得してもよい。
任意で、GW−C501は代替的に、GW−C501により構成された既定のサービスフローポリシー及びルールに基づいて、サービスフローユニットを追加するようにGW−U502に要求し、対応するユーザデータ(例えば、サービスフローデータ)を処理及び転送してよい。
任意で、GW−C501がサービスフローユニットを追加するようにGW−U502に要求し、且つGW−U502が対応するセッションユニットをすでに有している場合、GW−C501はさらに、セッションユニットのサービスユニット構成情報内のサービスデータ情報を変更するようにGW−U502に要求する必要がある。この場合、サービスデータ情報は、セッションユニットのサービスユニット構成情報内に保存される。このように、ユーザデータ(例えば、サービスフローデータ、すなわち、サービスフローに属するユーザデータ)を次に受信した後に、セッションユニットは、ユーザデータを、処理及び転送するために対応するサービスフローユニットへ転送することができる。
任意で、段階S1202では、ベアラ確立プロセスにおいて、GW−C501は代替的に、GW−C501により構成された既定のコンテンツポリシー及びルールに基づいて、コンテンツユニットを追加するようにGW−U502に要求し、対応するユーザデータ(例えば、コンテンツデータ、すなわち、コンテンツに属するデータ)を処理及び転送してよい。GW−U502は、コンテンツポリシー及びルールの情報に従って、コンテンツユニット情報を生成する。さらに、GW−C501は、コンテンツユニットを追加するようにGW−U502に要求し、且つGW−U502が対応するセッションユニットをすでに有している場合、GW−C501はさらに、セッションユニットのサービスユニット構成情報におけるサービスデータ情報内のコンテンツユニット照合情報、すなわち、前述のコンテンツ情報を変更するようにGW−U502に要求する必要があり、これにより、セッションユニットは、ユーザデータ(例えば、コンテンツデータ)を次に受信した後に、ユーザデータを、処理及び転送するために対応するコンテンツユニットへ転送することができる。
任意で、段階S1202において、GW−C501によりGW−U502へ送信された第1の要求メッセージは、サービスユニット5022のサービスユニット構成情報を含んでよい。例えば、セッションユニットについては、データ照合機能と、セッションデータと一致するサービスユニットのリストとが含まれてよい。
任意で、段階S1202においてさらに、セッションユニットが新たに確立される場合、GW−C501は、IPアドレスを端末に割り当てる必要がある。
段階S1203において、GW−U502は、GW−C501により送信された第1の要求メッセージ内のサービスユニット構成情報に従って、サービスユニット5022を追加してよい。サービスユニット構成情報については、表1の説明を参照されたい。詳細は、ここでさらに説明されない。
さらに、別の実施形態において、GW−C501により第1の要求メッセージをGW−U502へ送信することは、別のネットワーク要素から受信された接続確立メッセージによりトリガされるものではない。任意の一実装態様は、ユーザデータを受信した後に、GW−U502内のセッションユニットは、ユーザデータを解析して、サービスフロー関連の情報又はコンテンツ関連の情報を取得する、すなわち、新たなサービスフロー又は新たなコンテンツを検出することを含む。セッションユニットは、このイベントをゲートウェイ制御プレーンGW−C501に報告する。こうして、段階S1202において、GW−C501は、サービスフローユニット又はコンテンツユニットを追加し、且つセッションユニットのサービスユニット構成情報を変更し、任意で、サービスユニット構成情報内のサービスフローユニット照合情報又はコンテンツユニット照合情報を変更するようにGW−U502に要求する。
図12の手順において、GW−Cは、GW−Uのサービスユニットに対して、追加、変更、又は削除などの構成オペレーションを実行し、これにより、GW−U内のサービスユニットを柔軟に組み合わせることができる。これにより、既存のネットワークの構成オペレーションと異なり、GW−Uの頻繁な変更を回避することができ、GW−Uは、サービス機能ロジックが追加されるたびに、必ずしも変更される必要はない。このように、ユーザデータは、ユーザデータのサービス要件に従って、柔軟に処理され得る。例えば、サービスユニットは、ユーザデータを処理するプロセスにおいて、柔軟に追加又は除去されてよく、これにより、GW−Uは、今後の新たなサービスタイプのユーザデータに適応することが可能になる。
GW−CがGW−Uの構成を完了した後に、GW−Uは、GW−Cとやり取りすることなく、ユーザデータを独立して処理することができる。これにより、GW−UとGW−Cとの間の結合が減少し、シグナリングオーバヘッドが削減され、GW−U内のサービスユニット間の結合も減少する。
図12に示される手順に基づいて、図13A及び図13Bに示されるサービスユニット5022を追加するようにGW−U502をGW−C501により制御する手順は、ローカルGW−U502にサービスユニット5022を追加するようにGW−C501により要求し、アンカーGW−U502にサービスユニット5022を追加するようにGW−C501により要求する手順を含む。
GW−C501は、モバイルアンカーとして用いられるGW−Uをユーザデータが通過するかどうかを、下記の2つを含む複数の方式で判定してよい。
方式1:GW−C501は、ユーザデータのサービスタイプに従って決定を行う。
方式2:GW−C501は、ポリシ及び課金ルール機能(Policy and Charging Rules Function、PCRF)により与えられるポリシー及びルールに従って、決定を行う。
方式1では、上述のモバイルアンカーがモバイルサービス継続性の特徴を保つことができるので、異なるサービスタイプについて、ユーザデータがアンカーゲートウェイを通過するかどうかが決定される。任意で、サービスタイプは、ユーザデータを送信するのに必要とされるモバイルアンカーのサービスタイプ、又は、ユーザデータを送信するのに必要とされないモバイルアンカーのサービスタイプに分けられてよい。
図5を参照すると、音声通信及びビデオ通話などの通信サービスタイプが、一例として用いられている。例えば、Skype、IMS、QQ、WeChat、VoIP、及びビデオ通話などのセッションサービスタイプ、又は、シューティング、インスタントストラテジ、リアルタイム対話などの対話型サービスタイプ、及び他のネットワークサービスタイプでは、端末が移動するときに、サービス継続性が保証される必要がある。
このタイプのサービスは、サービス継続性を保証し、音声・ビデオ通話サービスの中断を回避するために、移動過程において端末が不変のIPアドレスを有することを必要とする。このタイプのサービスでは、端末のIPアドレスを移動過程において不変に保ち、音声・ビデオ通話サービスの中断を回避するために、GW−U502は、モバイルアンカーとして設定されてよい。
別の例では、ウェブページ閲覧、ビデオバッファリング、及びピアツーピア(Peer to Peer、P2P)ダウンロードなどのベストエフォート型ネットワークサービスタイプの場合、このタイプのサービスは、継続性に高い要求がなく、したがって、モバイルアンカーが設定されなくてもよい。このタイプのサービスのユーザデータは、モバイルアンカーを通過することなく、インターネットに直接送信されてよい。これにより、遅延及び代替ルーティングが削減され、送信効率及びユーザエクスペリエンスが改善される。
方式2では、GW−C501は、PCRFに対してクレジット制御要求(Credit Control Request、CCR)を開始し、CCRは、ポリシー及びルールを要求するのに用いられる。GW−C501は、PCRFから受信されたポリシー及びルールからIP5タプルを取得し、取得されたIP5タプル内のIPアドレス(例えば、送信元IPアドレス若しくは宛先IPアドレス、又は送信元IPアドレス及び宛先IPアドレス)がアンカーGW−UのIPアドレスセグメント内にある場合、ユーザデータがアンカーゲートウェイを通過する必要があると判定し、又は、取得されたIP5タプル内のIPアドレスがローカルGW−UのIPアドレスセグメント内にある場合、ユーザデータがローカルGW−Uを通過する必要があると判定する。
IP5タプルは、送信元IPアドレス、送信元ポート番号、宛先IPアドレス、宛先ポート番号、及びトランスポート層プロトコルを含む。
図13A及び図13Bに示される手順は、モバイルアンカーとして用いられるGW−U502をユーザデータが通過する必要があると、GW−C501が判定するシナリオに適用可能であり、具体的には、以下の段階を含む。
S1301:GW−C501は、別のネットワーク要素により送信された接続確立メッセージを受信する。
S1302:GW−C501は、サービスユニット5022を追加/変更するようにローカルGW−U502に要求する。
S1303:ローカルGW−U502は、新たなサービスユニット5022を設置するか、又は、既存のサービスユニット5022、例えば、セッションユニット及びサービスフローユニットを変更する。
S1304:ローカルGW−U502は、サービスユニット5022の追加/変更に対する応答を返し、このメッセージは、成功又は失敗を表す原因値を搬送する。
S1305:GW−C501は、サービスユニット5022を追加/変更するようにアンカーGW−U502に要求する。
段階S1302及びS1305において、サービスユニットを追加/変更するための要求メッセージは、追加/変更されるサービスユニット5022のサービスユニット構成情報を含む。図12に示される手順と異なり、サービスユニット構成情報はさらに、ローカルGW−U502とアンカーGW−U502との間で、ユーザデータを転送することに関する関連情報を含む。
S1306:アンカーGW−U502は、新たなサービスユニット5022を設置するか、又は、既存のサービスユニット5022、例えば、セッションユニット及びサービスフローユニットを変更する。
S1307:アンカーGW−U502は、サービスユニット5022の追加/変更に対する応答を返し、このメッセージは、成功又は失敗を表す原因値を搬送する。
S1308:ローカルGW−U502により送信された応答と、アンカーGW−U502により送信された応答とを受信した後に、GW−C501は、接続確立応答メッセージ、例えば、PCC再認証応答(Re−Authorization Answer、RAA)メッセージを別のネットワーク要素へ返してよい。
任意で、段階S1301における接続確立メッセージについては、図12の接続確立メッセージに関する説明を参照されたい。さらに、段階S1301における接続確立メッセージは代替的に、PCRFにより送信されるポリシ及び課金制御(Policy and Charging Control、PCC)再認証要求(Re−Authorization Request、RAR)/クレジット制御応答(Credit Control Answer、CCA)メッセージであってよい。CCAメッセージは、GW−C501により送信されたクレジット制御要求(Credit Control Request、CCR)に応答して、PCRFにより送信されてよい。RARメッセージは、ユーザのためにサービスフローを追加するように要求することができ、概して、IP5タプルを含む。
あるいは、任意で、ローカルGW−U502内のサービスモジュールが、ユーザ端末又はネットワーク側により新たに開始されるアンカーを通過するサービスフロー及びコンテンツサービスを検出した場合、段階S1301における接続確立メッセージは、新たなユーザサービスイベントをGW−C501に報告することでトリガされてよい。こうして、GW−C501は、アンカーGW−U502及びローカルGW−U502において、サービスユニットを追加し、サービスユニットを変更/更新する動作を開始する。例えば、ユーザデータを受信した後に、GW−U502内のセッションユニットは、ユーザデータを解析して、サービスフロー関連の情報又はコンテンツ関連の情報を取得する、すなわち、新たなサービスフロー又は新たなコンテンツを検出する。セッションユニットは、このイベントをゲートウェイ制御プレーンGW−C501に報告する。段階S1302又は段階S1305において、GW−C501は、サービスフローユニット又はコンテンツユニットを追加し、且つセッションユニットのサービスユニット構成情報を変更し、任意で、サービスユニット構成情報内のサービスフローユニット照合情報又はコンテンツユニット照合情報を変更するようにGW−U502に要求する。
任意で、段階S1301の前に、セッション作成要求又はMIPバインディング更新メッセージを受信した後に、GW−C501は、CCRをPCRFへ送信して、ポリシー及びルールを要求してよい。PCRFにより与えられるポリシー及びルールは、端末のユーザデータが転送されるときに、通過する必要があるアンカーを示すのに用いられる情報を含んでよく、この情報は、例えば、サービスフローのIP5タプル、又はサービスフローのIP5タプルの識別子であってよい。
任意で、段階S1301の前に、GW−C501は、PCRFから取得されたポリシー及びルール、又は署名ルールに従って、端末に関する情報(例えば、端末のAPNの署名情報、又はPCRFから取得されたポリシー及びルールの要件に基づいて、あるAPNサービスは、アンカーGW−U502を通過する必要があり、別のAPNサービスは、アンカーGW−U502を通過する必要がない)を取得し、2つのIPアドレスを端末に割り当ててよい。ローカルGW−U502がパケットデータネットワークと端末との間でユーザデータを転送する場合に、一方のIPアドレスが用いられ、アンカーGW−U502がアンカーGW−U502を通過するサービスデータを転送する場合に、他方のIPアドレスが用いられる。
任意で、段階S1302において、GW−C501によりローカルGW−U502へ送信された第1の要求メッセージが、表1のサービスフローデータ転送テーブルを搬送してよい。サービスフローユニットは、アップリンクユーザデータ(例えば、サービスフローデータ)のネクストホップアドレスを、アンカーGW−U502の情報(例えば、アンカーGW−U502のアドレス情報又はトンネル情報)として設定する。この情報は、例えば、下記の情報、すなわち、アンカーGW−U502のIPアドレス、アンカーGW−U502に対応する端末のIPアドレス(このIPアドレスは、IPアドレス変換に用いられてよく、IPアドレス変換は、ネットワークアドレス変換(Network Address Translation、NAT)などの技術を用い得る)、端末のベアラTEID(この識別子は、GTPインタフェースプロトコルに用いられ得る)、及び端末サービスNATに用いられるポート番号(このポート番号は、端末のIPアドレスと関連付けられた、NATゲートウェイのポート番号であり、IPアドレス変換に用いられてよく、IPアドレス変換は、NATなどの技術を用い得る)のうち少なくとも1つである。
任意で、段階S1305において、GW−C501によりアンカーGW−U502へ送信された第1の要求メッセージも、表1のサービスフローデータ転送テーブルを搬送してよい。アンカーGW−U502内のサービスフローユニットが、ダウンリンクユーザデータ(例えば、サービスフローデータ)のネクストホップアドレスを、ローカルGW−U502の情報として設定する。この情報は、例えば、下記の情報、すなわち、ローカルGW−U502のIPアドレス、ローカルGW−U502に対応する端末のIPアドレス(このIPアドレスは、IPアドレス変換に用いられてよく、IPアドレス変換は、NATなどの技術を用い得る)、端末のベアラTEID(この識別子は、GTPインタフェースプロトコルに用いられ得る)、及びポート番号(このポート番号は、端末のIPアドレスと関連付けられた、NATゲートウェイのポート番号であり、IPアドレス変換に用いられてよく、IPアドレス変換は、NATなどの技術を用い得る)のうち少なくとも1つである。
任意で、段階S1302及び段階S1305において、さらにGW−C501は代替的に、GW−C501により構成された既定のサービスフローポリシー及びルールに基づいて、サービスフローユニットを別々に追加して、対応するサービスフローデータを処理及び転送するように、アンカーGW−U502及びローカルGW−U502に要求してよい。
任意で、段階S1302又は段階S1305において、GW−C501が、サービスフローユニットを別々に追加するようにアンカーGW−U502及びローカルGW−U502に要求し、且つアンカーGW−U502及びローカルGW−U502がそれぞれ、対応するセッションユニットをすでに有する場合、GW−C501はさらに、各セッションユニットのサービスユニット構成情報内のサービスデータ情報を変更又は更新するようにGW−U502に要求する必要がある。この場合、サービスデータ情報は、各セッションユニットのサービスユニット構成情報内に保存される。このように、ユーザデータ(例えば、サービスフローデータ、すなわち、サービスフローに属するユーザデータ)を次に受信した後に、セッションユニットは、ユーザデータを、処理及び転送するために対応するサービスフローユニットへ転送することができる。
段階S1302又は段階S1305において、GW−C501によりローカルGW−U502及びアンカーGW−U502へ送信された第1の要求メッセージはさらに、サービスユニット5022のサービスユニット構成情報を含んでよい。例えば、セッションユニットについては、データ照合機能、セッションデータと一致するサービスユニットのリストなどが含まれてよい。
段階S1303又は段階S1306において、GW−U502は、GW−C501により送信された第1の要求メッセージ内のサービスユニット構成情報に従って、サービスユニット5022を追加してよい。
段階S1301からS1308が実行された後に、ローカルGW−U502及びアンカーGW−U502により追加されたセッションユニット及びサービスフローユニットは、ユーザデータの処理を開始する。アップリンクユーザデータでは、ローカルGW−U502が、ユーザデータをアンカーGW−U502へ転送する。ダウンリンクユーザデータでは、アンカーGW−U502が、ユーザデータをローカルGW−U502へ転送する。
図13A及び図13Bに示される手順において、GW−C501は、GW−U502内にサービスユニットを構成する場合、ユーザデータ転送情報をサービスユニット構成情報に追加し、サービスユニット用のサービスユニット構成情報を構成する。ユーザデータ転送情報は、サービスユニットが、処理されたユーザデータをモバイルアンカーとして用いられる別のGW−U502へ送信するか、又は処理されたユーザデータをPDNへ転送するかを示すのに用いられる。ユーザデータ転送情報は、モバイルアンカーにより処理される必要のないユーザデータが、PDNに直接入るように用いられる。これにより、モバイルアンカーの処理負荷が削減され、ユーザデータの送信遅延も削減される。
ユーザデータがモバイルアンカーにより処理されるかどうかは、ユーザデータのサービスタイプに従って判定されてよい。端末が移動した場合に、サービス継続性を保証するために、サービス継続性を保証するユーザデータが、処理のためにモバイルアンカーへ送信される。
以下に、図14から図19を参照して、ユーザデータをGW−U502により処理する、任意の実装態様の解決手段を説明する。図14において、GW−U502内のセッションユニット及びベアラユニットが、ユーザデータを処理するように構成される。
図14に示される手順が、以下の段階を含んでよい。
S1401:セッションユニットは、パケット(packet)データを受信する。
セッションユニットは、別のネットワーク要素、例えば、進化型NodeB(evolved NodeB、eNodeB)、インターネットサーバ、S−GW、P−GW、ePDG、又はHSGWにより送信されたパケットデータを受信する。
GW−U502内のインタフェース管理ユニット5021が、パケットデータ内の1つ又は複数のサービスデータ情報に基づいて、対応する一致したセッションユニットを捜し出してよい。セッションユニットのサービスデータ情報が、GW−C501により構成されてよい。
S1402:セッションユニットは、ユーザデータとして用いられるパケットデータに従って、一致したサービスユニット5022、すなわち、図14のベアラユニットを捜し出し、例えば、パケットからトンネル情報を取得し、当該トンネル情報と保存済みサービスデータ情報内のトンネル情報との照合を行い、パケットデータを処理するように構成されたベアラユニットを決定する。セッションユニットは、サービスデータ情報(例えば、前述のメタデータ)をパケットデータに追加し、決定されたベアラユニットへ当該パケットデータを送信してよい。
S1403:セッションユニットは、一致したベアラユニットへパケットデータを転送する。
S1404:ベアラユニットは、パケットデータに対して、ベアラQoS制御(bearer QoS Control)を行う。
S1405:ベアラユニットは、パケットデータに対して、ベアラ課金(bearer Charging)を行う。
S1406:ベアラユニットは、ベアラパケットを転送し、パケットデータを出力する。
ベアラユニットは、パケットデータ内のメタデータ、又はGW−C501がベアラユニットを追加/変更する場合に構成されるベアラユニットのサービスユニット構成情報に基づいて、パケットデータを転送してよい。
例えば、ベアラユニットは、GW−C501がベアラユニットを追加/変更する場合に構成されるサービスユニット構成情報(例えば、表1のベアラデータ転送テーブル)に従って、次のサービスユニット5022、又は別のネットワーク要素、例えば、アンカーGW−U502、eNodeB、若しくはPDNへパケットデータを転送してよい。
GW−C501は、ベアラユニットが追加/変更される場合に構成されるサービスユニット構成情報(例えば、表1のベアラデータ転送テーブル)に従って、アップリンクユーザデータをアンカーGW−U502へ転送するか、又はアップリンクユーザデータをPDNへ転送するかを判定する。
S1407:ベアラユニットは、ベアライベント報告(Bearer Event Report)をGW−C501に報告する。
ベアラユニットは、段階S1404、段階S1405、及び段階S1407のうち1つ又は複数を実行してよい。ベアラユニットにより実行される特定の段階、すなわち、ベアラユニットの機能が、GW−C501がベアラユニットを追加/変更する場合に、ベアラユニットのサービスユニット構成情報内に構成されてよい。表1の第3列を参照されたい。
ユーザデータは、ベアラに基づいて、アンカーGW−U502又はPDN、例えばインターネットへ転送されてよく、サービスユニット5022は、ユーザデータを処理する手順を使って柔軟に追加されるか又は除去されてよく、これにより、GW−U502は、今後の新たなユーザデータサービスに適応することが可能になる。
図15は、ユーザデータをGW−U502により処理する任意の実装態様の解決手段を示す。図15において、GW−U502内のセッションユニット及びサービスフローユニットが、ユーザデータを処理するように構成される。
図15に示される手順が、以下の段階を含んでよい。
S1501:セッションユニットは、パケットデータを受信する。
セッションユニットは、別のネットワーク要素、例えば、進化型NodeB(evolved NodeB、eNodeB)、インターネットサーバ、S−GW、P−GW、ePDG、又はHSGWにより送信されたパケットデータを受信する。
S1502:セッションユニットは、ユーザデータとして用いられるパケットデータに従って、一致したサービスユニット5022、すなわち、図15のサービスフローユニットを捜し出し、例えば、パケットからIP5タプル情報を取得し、当該IP5タプル情報と保存済みサービスデータ情報内のIP5タプル情報との照合を行い、パケットデータを処理するように構成されたサービスフローユニットを決定する。セッションユニットは、サービスデータ情報(例えば、前述のメタデータ)をパケットデータに追加し、決定されたサービスフローユニットへ当該パケットデータを送信する。
S1503:セッションユニットは、一致したサービスフローユニットへパケットデータを転送する。
S1504:サービスフローユニットは、パケットデータに対して、サービスフローQoS制御(flow QoS Control)を行う。
S1505:サービスフローユニットは、パケットデータに対して、フロー課金(flow Charging)を行う。
S1506:サービスフローユニットは、フローパケットを転送し、パケットデータを出力する。
サービスフローユニットは、パケットデータ内のメタデータ、又はGW−C501がサービスフローユニットを追加/変更する場合に構成されるサービスフローユニットのサービスユニット構成情報に基づいて、パケットデータを転送してよい。
例えば、サービスフローユニットは、GW−C501がサービスフローユニットを追加/変更する場合に構成されるサービスユニット構成情報(例えば、表1のサービスフローデータ転送テーブル)に従って、次のサービスユニット5022、又は別のネットワーク要素、例えば、アンカーGW−U502、eNodeB、若しくはPDNへパケットを転送してよい。
アップリンクユーザデータがアンカーGW−Uへ転送されるか、又はPDNへ転送されるかは、GW−C501がサービスフローユニットを追加/変更する場合に構成されるサービスユニット構成情報(例えば、表1のサービスフローデータ転送テーブル)において指定される。
別の例では、サービスフローユニットが代替的に、メタデータ内のサービスユニット5022のリストに従って、パケットを次のサービスユニット5022へ転送してよい。メタデータも、パケットと共に次のサービスユニット5022へ転送される。
S1507:サービスフローユニットは、フローイベント報告(Flow Event Report)をGW−C501に報告する。
サービスフローユニットは、段階S1504、段階S1505、及び段階S1507のうち1つ又は複数を実行してよい。サービスフローユニットにより実行される特定の段階、すなわち、サービスフローユニットの機能が、GW−C501がサービスフローユニットを追加/変更する場合に、サービスフローユニットのサービスユニット構成情報内に構成されてよい。表1の第3列を参照されたい。
図15に示される手順を用いると、ユーザサービスフローデータに基づいて、異なるユーザデータの転送を、異なる方式で実施することができる。例えば、端末が移動する場合にサービス継続性を保証するために、セッションサービスタイプ又は対話サービスタイプのサービスフローが、アンカーGW−U502へ転送されてよい。インターネットダウンロードサービスタイプなどのダウンロードサービスタイプのサービスフローが、アンカーGW−U502を通過することなく、インターネットへ直接転送されてよい。
図16は、ユーザデータをGW−U502により処理する任意の実装態様の解決手段の手順を示す。GW−U502内のセッションユニット及びコンテンツユニットが、ユーザデータを処理するように構成される。
図16に示されるように、この手順は以下の段階を含んでよい。
S1601:セッションユニットは、パケットデータを受信する。
セッションユニットは、別のネットワーク要素、例えば、進化型NodeB(evolved NodeB、eNodeB)、インターネットサーバ、S−GW、P−GW、ePDG、又はHSGWにより送信されたパケットデータを受信する。
S1602:セッションユニットは、ユーザデータとして用いられるパケットデータに従って、一致したサービスユニット5022、すなわち、図16のコンテンツユニットを捜し出し、例えば、パケットデータからコンテンツ情報を取得し、当該コンテンツ情報と保存済みサービスデータ情報内のコンテンツ情報との照合を行い、パケットデータを処理するように構成されたコンテンツユニットを決定する。セッションユニットは、サービスデータ情報(例えば、前述のメタデータ)をパケットデータに追加し、決定されたコンテンツユニットへ当該パケットデータを送信する。
S1603:セッションユニットは、一致したコンテンツユニットへパケットデータを転送する。
S1604:コンテンツユニットは、パケットデータに対して、コンテンツQoS制御(flow QoS Control)を行う。
S1605:コンテンツユニットは、パケットデータに対して、コンテンツ課金(flow Charging)を行う。
S1606:コンテンツユニットは、コンテンツパケットを転送し、パケットデータを出力する。
コンテンツユニットは、パケット内のメタデータ、又はGW−C501がコンテンツユニットを追加/変更する場合に構成されるサービスユニット構成情報に基づいて、パケットデータを転送してよい。
例えば、コンテンツユニットは、GW−C501がコンテンツユニットを追加/変更する場合に構成されるサービスユニット構成情報(例えば、表1のコンテンツデータ転送テーブルであり、コンテンツデータ転送テーブルは、ネクストホップサービスユニット5022又はネクストホップの別のネットワーク要素に関するアドレス又はトンネル情報を含む)に従って、次のサービスユニット5022、又は、別のネットワーク要素、例えば、アンカーGW−U502、eNodeB、若しくはPDNへパケットデータを転送してよい。
アップリンクユーザデータがアンカーGW−Uへ転送されるか、又はPDNへ転送されるかは、GW−C501がコンテンツユニットを追加/変更する場合に構成されるサービスユニット構成情報(例えば、表1のコンテンツデータ転送テーブル)において指定される。
別の例では、コンテンツユニットが代替的に、メタデータ内のサービスユニット5022のリストに従って、パケットを次のサービスユニット5022へ転送してよい。メタデータも、パケットと共に次のサービスユニット5022へ転送される。
S1607:コンテンツユニットは、コンテンツイベント報告(Flow Event Report)をGW−C501に報告する。
コンテンツユニットは、段階S1604、段階S1605、及び段階S1607のうち1つ又は複数を実行してよい。コンテンツユニットにより実行される特定の段階、すなわち、コンテンツユニットの機能が、GW−C501がコンテンツユニットを追加/変更する場合に、コンテンツユニットのサービスユニット構成情報内に構成されてよい。表1の第3列を参照されたい。
図16に示される手順を用いると、ユーザコンテンツデータに基づいて、異なるユーザデータの転送を、異なる方式で実施することができる。例えば、端末が移動する場合にサービス継続性を保証するために、セッションサービスタイプ又は対話サービスタイプのユーザデータが、アンカーGW−U502へ転送されてよい。インターネットダウンロードサービスタイプなどのダウンロードサービスタイプのユーザデータが、アンカーGW−U502を通過することなく、インターネットへ直接転送されてよい。
図17は、ユーザデータをGW−U502により処理する任意の実装態様の解決手段を示す。GW−U502内のセッションユニット、ベアラユニット、及びサービスフローユニットが、ユーザデータを処理するように構成される。
図17に示される手順が、以下の段階を含んでよい。
段階S1701からS1704については、段階S1401からS1404を、それぞれ参照されたい。
ベアラユニットは、ユーザデータのサービス要件と、GW−C501がベアラユニットを追加/変更する場合に構成されるサービスユニット構成情報とに基づいてよい。
S1705:ベアラユニットは、パケットデータをサービスフローユニットへ転送してよい。
S1706:サービスフローユニットは、パケットデータに対して、フローQoS制御(flow QoS Control)を行う。
S1707:サービスフローユニットは、パケットデータに対して、フロー課金(flow Charging)を行う。
S1708:サービスフローユニットは、フローパケットを転送し、パケットデータを出力する。
サービスフローユニットは、パケットデータ内のメタデータ、又はGW−C501がサービスフローユニットを追加/変更する場合に構成されるサービスフローユニットのサービスユニット構成情報に基づいて、パケットデータを転送する。
例えば、サービスフローユニットは、GW−C501がサービスフローユニットを追加/変更する場合に構成されるサービスユニット構成情報(例えば、表1のサービスフローデータ転送テーブル)に従って、次のサービスユニット5022、又は別のネットワーク要素、例えば、アンカーGW−U502、eNodeB、若しくはPDNへパケットデータを転送してよい。
アップリンクユーザデータがアンカーGW−Uへ転送されるか、又はPDNへ転送されるかは、GW−C501がサービスフローユニットを追加/変更する場合に構成されるサービスユニット構成情報(例えば、表1のサービスフローデータ転送テーブル)において指定される。
例えば、サービスフローユニットが代替的に、メタデータ内のサービスユニット5022のリストに従って、パケットを次のサービスユニット5022へ転送してよい。メタデータも、パケットデータと共に次のサービスユニット5022へ転送される。
アップリンクユーザデータがアンカーGW−Uへ転送されるか、又はPDNへ転送されるかは、GW−C501がサービスフローユニットを追加/変更する場合に構成されるサービスユニット構成情報(例えば、表1のサービスフローデータ転送テーブル)において指定される。
S1709:サービスフローユニットは、フローイベント報告(Flow Event Report)をGW−C501に報告する。
サービスフローユニットは、段階S1706、段階S1707、及び段階S1709のうち1つ又は複数を実行してよい。サービスフローユニットにより実行される特定の段階、すなわち、サービスフローユニットの機能が、GW−C501がサービスフローユニットを追加/変更する場合に、サービスフローユニットのサービスユニット構成情報内に構成されてよい。表1の第3列を参照されたい。
図17に示される手順において、ベアラユニット及びサービスフローユニットの実行順序は、可変であってよい。これによって、サービスデータ処理は影響を受けない。図17に示される手順を用いると、ユーザデータ処理の柔軟性が改善される。
図18は、ユーザデータをGW−U502により処理する任意の実装態様の解決手段の手順を示す。GW−U502内のセッションユニット、ベアラユニット及びコンテンツユニットが、ユーザデータを処理するように構成される。
図18に示される手順は、以下の段階を含んでよい。
段階S1801からS1804については、段階S1401からS1404を、それぞれ参照されたい。
ベアラ課金及びベアライベント報告などのベアラユニットの機能は、ユーザデータのサービス要件と、GW−C501がベアラユニットを追加/変更する場合に構成されるサービスユニット構成情報とに基づいて除去されることがある。
S1805:ベアラユニットは、パケットデータをコンテンツユニットへ転送する。
S1806:コンテンツユニットは、パケットデータに対して、コンテンツQoS制御(Content QoS Control)を行う。
S1807:コンテンツユニットは、パケットデータに対して、コンテンツ課金(Content Charging)を行う。
S1808:コンテンツユニットは、コンテンツパケットを転送し、パケットデータを出力する。
コンテンツユニットは、パケットデータ内のメタデータ、又はGW−C501がコンテンツユニットを追加/変更する場合に構成されるコンテンツユニットのサービスユニット構成情報に基づいて、パケットデータを転送してよい。
例えば、コンテンツユニットは、GW−C501がコンテンツユニットを追加/変更する場合に構成されるサービスユニット構成情報(例えば、表1のコンテンツデータ転送テーブルであり、コンテンツデータ転送テーブルは、ネクストホップサービスユニット5022又はネクストホップの別のネットワーク要素に関するアドレス又はトンネル情報を含む)に従って、次のサービスユニット5022、又は、別のネットワーク要素、例えば、アンカーGW−U502、eNodeB、若しくはPDNへパケットデータを転送してよい。
アップリンクユーザデータがアンカーGW−Uへ転送されるか、又はPDNへ転送されるかは、GW−C501がコンテンツユニットを追加/変更する場合に構成されるサービスユニット構成情報(例えば、表1のコンテンツデータ転送テーブル)において指定される。
例えば、コンテンツユニットが代替的に、メタデータ内のサービスユニット5022のリストに従って、パケットデータを次のサービスユニット5022へ転送してよい。メタデータも、パケットと共に次のサービスユニット5022へ転送される。
アップリンクユーザデータがアンカーGW−Uへ転送されるか、又はPDNへ転送されるかは、GW−C501がコンテンツユニットを追加/変更する場合に構成されるサービスユニット構成情報(例えば、表1のコンテンツデータ転送テーブル)において指定される。
S1809:コンテンツユニットは、コンテンツイベント報告(Content Event Report)をGW−C501に報告する。
コンテンツユニットは、段階S1806、段階S1807、及び段階S1809のうち1つ又は複数を実行してよい。コンテンツユニットにより実行される特定の段階、すなわち、コンテンツユニットの機能が、GW−C501がコンテンツユニットを追加/変更する場合に、コンテンツユニットのサービスユニット構成情報内に構成されてよい。表1の第3列を参照されたい。
図18に示される手順において、ベアラユニット及びコンテンツユニットは、逆の順序で配列されてよい。これによって、サービスデータ処理は影響を受けない。図18に示される手順を用いると、ユーザデータ処理の柔軟性が改善される。
図19は、ユーザデータをGW−U502により処理する任意の実装態様の解決手段の手順を示す。GW−U502内のセッションユニット、ベアラユニット、サービスフローユニット、及びコンテンツユニットが、ユーザデータを処理するように構成される。
図19に示される手順は、以下の段階を含んでよい。
段階S1901からS1906については、段階S1701からS1706を参照されたい。
ベアラ課金及びベアライベント報告などのベアラユニットの機能は、ユーザデータのサービス要件と、GW−C501がベアラユニットを追加/変更する場合に構成されるサービスユニット構成情報とに基づいて除去されることがある。サービスフロー課金及びサービスフローイベント報告などのサービスフローユニットの機能も、ユーザデータのサービス要件と、GW−C501がサービスフローユニットを追加/変更する場合に構成されるサービスユニット構成情報とに基づいて除去されることがある。
S1907:サービスフローユニットは、フローパケットデータをコンテンツユニットへ転送する。
サービスフローユニットは、パケット内のメタデータ、又はGW−C501がサービスフローユニットを追加/変更する場合に構成されるサービスユニット構成情報に基づいて、パケットデータを転送してよい。
S1908:コンテンツユニットは、パケットデータに対して、コンテンツQoS制御を行う。
S1909:コンテンツユニットは、パケットデータに対して、コンテンツ課金を行う。
S1910:コンテンツユニットは、コンテンツパケットを転送し、パケットデータを出力する。
コンテンツユニットは、パケット内のメタデータ、又はGW−C501がコンテンツユニットを追加/変更する場合に構成されるコンテンツユニットのサービスユニット構成情報に基づいて、パケットデータを転送してよい。
例えば、コンテンツユニットは、GW−C501がコンテンツユニットを追加/変更する場合に構成されるサービスユニット構成情報(例えば、表1のコンテンツデータ転送テーブル)に従って、次のサービスユニット5022、又は別のネットワーク要素、例えば、アンカーGW−U502、eNodeB、若しくはPDNへパケットを転送してよい。
アップリンクユーザデータがアンカーGW−Uへ転送されるか、又はPDNへ転送されるかは、GW−C501がコンテンツユニットを追加/変更する場合に構成されるサービスユニット構成情報(例えば、表1のコンテンツデータ転送テーブル)において指定される。
例えば、コンテンツユニットが代替的に、メタデータ内のサービスユニット5022のリストに従って、パケットデータを次のサービスユニット5022へ転送してよい。メタデータも、パケットと共に次のサービスユニット5022へ転送される。
アップリンクユーザデータがアンカーGW−Uへ転送されるか、又はPDNへ転送されるかは、GW−C501がコンテンツユニットを追加/変更する場合に構成されるサービスユニット構成情報(例えば、表1のコンテンツデータ転送テーブル)において指定される。
S1911:コンテンツユニットは、コンテンツイベント報告を報告する。
コンテンツユニットは、段階S1908、段階S1909、及び段階S1911のうち1つ又は複数を実行してよい。コンテンツユニットにより実行される特定の段階、すなわち、コンテンツユニットの機能が、GW−C501がコンテンツユニットを追加/変更する場合に、コンテンツユニットのサービスユニット構成情報内に構成されてよい。表1の第3列を参照されたい。
図19に示される手順において、ベアラユニット、サービスフローユニット、及びコンテンツユニットは、逆の順序で配列されてよい。これによって、ユーザデータ処理は影響を受けない。図19に示される手順を用いると、ユーザデータ処理の柔軟性が改善される。
図20は、本発明の一実施形態によるユーザデータ処理装置の概略構造図である。図20に示されるように、本装置は、ユーザデータを受信するように構成されたインタフェース管理ユニット2001と、当該ユーザデータを処理するように構成された少なくとも2つのサービスユニット2002とを含む。少なくとも2つのサービスユニット2002は、セッションユニットと、ベアラユニット、サービスフローユニット、及びコンテンツユニットのうち少なくとも1つとを含み、セッションユニットはセッション処理を実行するように構成され、ベアラユニットはベアラ処理を実行するように構成され、サービスフローユニットはサービスフロー処理を実行するように構成され、コンテンツユニットはコンテンツ処理を実行するように構成される。インタフェース管理ユニット2001はさらに、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットを決定し、決定されたセッションユニットへ受信されたユーザデータを送信するように構成され、セッションユニットはさらに、ユーザデータを処理するように構成された別のサービスユニット2002を決定するように構成される。
任意で、ユーザデータは、サービスデータ情報を含み、サービスデータ情報は、ユーザデータを処理するように構成されたサービスユニット2002を決定するのに用いられる。
インタフェース管理ユニット2001は具体的には、サービスデータ情報に従って、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットを決定するように構成される。
セッションユニットは具体的には、サービスデータ情報に従って、ユーザデータを処理するように構成された別のサービスユニット2002を決定するように構成される。
任意で、サービスデータ情報は、ユーザデータが属する端末のインターネットプロトコルIPアドレスと、ユーザデータを送信するのに用いられるトンネル情報、ユーザデータを送信するのに用いられるIP5タプル情報、及びユーザデータのコンテンツ情報のうち少なくとも1つとを含む。
任意で、インタフェース管理ユニット2001は具体的には、ユーザデータが属する端末のIPアドレスと関連付けられたセッションユニットを、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットとして用いるように構成される。
セッションユニットは具体的には、サービスデータ情報がトンネル情報を含む場合に、当該トンネル情報と関連付けられたベアラユニットを、ユーザデータを処理するように構成されたベアラユニットとして用い、サービスデータ情報がIP5タプル情報を含む場合に、当該IP5タプル情報と関連付けられたサービスフローユニットを、ユーザデータを処理するように構成されたサービスフローユニットとして用い、又は、サービスデータ情報がコンテンツ情報を含む場合に、当該コンテンツ情報と関連付けられたコンテンツユニットを、ユーザデータを処理するように構成されたコンテンツユニットとして用いるように構成される。
任意で、サービスユニット2002は具体的には、保存済みサービスユニット構成情報に従って、ユーザデータを別々に処理するように構成される。
サービスユニット構成情報は、サービスユニット2002により実行されるオペレーションに関する情報と、サービスユニット2002がユーザデータを処理する場合に、サービスユニット2002により用いられるパラメータに関する情報とを含む。
任意で、インタフェース管理ユニット2001はさらに、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットを決定する前に、ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された、サービスユニット2002を追加するのに用いられる、サービスデータ情報及びサービスユニット構成情報を含んだ、第1の要求メッセージを受信し、サービスユニット2002を追加し、サービスユニット2002のサービスデータ情報及び構成情報を保存し、追加されたサービスユニット2002とサービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加されたサービスユニット2002とサービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する、又は、ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された、サービスユニット2002を追加するのに用いられる、サービスユニット構成情報のサービスデータ情報及び識別子情報を含んだ、第1の要求メッセージを受信し、サービスユニット2002を追加し、サービスユニット構成情報の識別子情報に従ってサービスユニット構成情報を決定し、サービスデータ情報及び決定されたサービスユニット構成情報を保存し、追加されたサービスユニット2002とサービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加されたサービスユニット2002とサービスユニット構成情報との間の対応関係を保存するように構成される。
任意で、インタフェース管理ユニット2001はさらに、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットを決定する前に、ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットと関連付けられたサービスユニット2002を追加するのに用いられる、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットの識別子情報と、サービスユニット2002のサービスユニット構成情報と、サービスデータ情報内の一部の項目であって、トンネル情報、IP5タプル、及びアプリケーション層識別子のうち少なくとも1つを含む、一部の項目とを含んだ、第1の要求メッセージを受信し、サービスユニット2002を追加し、一部の項目を元のサービスデータ情報に追加し、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットとサービスユニット2002との間の対応関係を保存し、一部の項目が追加されたサービスデータ情報とサービスユニット構成情報とを保存し、追加されたサービスユニット2002とサービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加されたサービスユニット2002とサービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する、又は、ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットと関連付けられたサービスユニット2002を追加するのに用いられる、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットの識別子情報と、サービスユニット2002のサービスユニット構成情報の識別子情報と、サービスデータ情報内の一部の項目であって、トンネル情報、IP5タプル、及びアプリケーション層識別子のうち少なくとも1つを含む、一部の項目とを含んだ、第1の要求メッセージを受信し、サービスユニット2002を追加し、サービスユニット構成情報の識別子情報に従ってサービスユニット構成情報を決定し、一部の項目を元のサービスデータ情報に追加し、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットとサービスユニット2002との間の対応関係を保存し、一部の項目が追加されたサービスデータ情報と決定されたサービスユニット構成情報とを保存し、追加されたサービスユニット2002とサービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加されたサービスユニット2002とサービスユニット構成情報との間の対応関係を保存するように構成される。
任意で、第1の要求メッセージはさらに、サービスユニット2002のユニットタイプ情報を含み、ユニットタイプ情報は、サービスユニット2002のタイプ識別子、又はサービスユニット2002により用いられるテンプレートの識別子を含む。
インタフェース管理ユニット2001は具体的には、サービスユニット2002のユニットタイプ情報に従って、サービスユニット2002により用いられるサービスユニットのテンプレートを決定し、決定されたサービスユニットのテンプレートに基づいてサービスユニット2002を追加するように構成される。
任意で、インタフェース管理ユニット2001はさらに、決定されたサービスユニットのテンプレートに基づいてサービスユニット2002を追加する前に、GW−Cにより送信された、サービスユニットのテンプレートを追加するように要求するために用いられる、第2の要求メッセージを受信し、第2の要求メッセージを受信した後に、サービスユニットのテンプレートを追加するように構成される。
任意で、第1の要求メッセージはさらに、処理順序情報を含み、処理順序情報は、ユーザデータを処理するサービスユニット2002の処理順序を示すのに用いられる。
セッションユニットはさらに、ユーザデータが処理された後に、処理順序情報により示される処理順序に従って、ユーザデータ及び処理順序情報を、処理順序により示されるネクストホップサービスユニット2002へ送信するように構成され、これにより、ネクストホップサービスユニット2002を含む次のサービスユニット2002が、この処理順序でユーザデータを処理する。
任意で、GW−Uは、ローカルアクセスゲートウェイであり、ユーザデータは、アップリンクユーザデータである。
サービスユニット構成情報はさらに、ユーザデータ転送情報を含み、ユーザデータ転送情報は、ユーザデータを処理するように構成されたサービスユニット2002がユーザデータの処理を完了した後に、処理されたユーザデータをモバイルアンカーとして用いられる別のGW−Uへ送信するか、又は処理されたユーザデータをパケットデータネットワークPDNへ転送するかを示すのに用いられる。
任意で、ユーザデータ転送情報は、ユーザデータのサービスタイプに従って決定される。
任意で、図20に示される装置が位置するゲートウェイユーザプレーンGW−Uは、モバイルアンカーであるか、又は、図20に示される装置が位置するゲートウェイユーザプレーンGW−Uは、ローカルアクセスゲートウェイである。
任意で、インタフェース管理ユニット2001は具体的には、サービスコンテキストを作成することで、サービスユニット2002を追加するように構成される。
サービスユニット2002は具体的には、インタフェース管理ユニット2001がサービスユニット2002を作成する場合に用いられるサービスコンテキストに従って、ユーザデータを処理するように構成される。
サービスユニット2002がセッションユニットである場合、サービスコンテキストはセッションコンテキストである。
サービスユニット2002がベアラユニットである場合、サービスコンテキストはベアラコンテキストである。
サービスユニット2002がサービスフローユニットである場合、サービスコンテキストはサービスフローコンテキストである。
サービスユニット2002がコンテンツユニットである場合、サービスコンテキストはコンテンツコンテキストである。
図20に示される装置の別の任意の方式については、前述のGW−U502を参照されたい。インタフェース管理ユニット2001の別の任意の実装態様については、前述のインタフェース管理ユニット5021を参照されたい。サービスユニット2002の別の任意の実装態様については、前述のサービスユニット5022を参照されたい。
図20に示される装置では、インタフェース管理ユニット2001において、ユーザデータを受信し且つメッセージを受信する機能は、受信機により実装されてよく、ユーザデータを送信し且つメッセージを送信する機能は、送信機により実装されてよい。インタフェース管理ユニット2001において、サービスユニット2002の追加及びサービスユニット2002の決定などの処理機能は、プロセッサにより実装されてよい。任意で、受信機、プロセッサ、及び送信機は、実装のために、1つ又は複数のチップに統合されてよい。
図21は、本発明の一実施形態によるゲートウェイユーザプレーンGW−Uの概略図である。図21に示されるように、GW−Uは、図20に示される装置を含む。GW−Uの別の任意の実装態様については、前述のGW−U502を参照されたい。
図22は、本発明の一実施形態によるゲートウェイ構成装置の概略構造図である。図22に示されるように、本装置は、ユーザデータを処理するサービスユニットがゲートウェイユーザプレーンGW−Uに追加される必要があると判定するように構成された処理ユニット2201と、ユーザデータを処理するサービスユニットをGW−Uに追加するように要求するために用いられる第1の要求メッセージを、GW−Uに送信するように構成された送信ユニット2202とを含む。
ユーザデータを処理するサービスユニットは、セッションユニットと、ベアラユニット、サービスフローユニット、及びコンテンツユニットのうち少なくとも1つとを含む。セッションユニットはセッション処理を実行するように構成され、ベアラユニットはベアラ処理を実行するように構成され、サービスフローユニットはサービスフロー処理を実行するように構成され、コンテンツユニットはコンテンツ処理を実行するように構成される。
任意で、第1の要求メッセージは、ユーザデータと関連付けられたサービスデータ情報と、サービスユニットのサービスユニット構成情報とを含み、これにより、GW−Uは、サービスデータ情報及びサービスユニット構成情報を保存し、追加されたサービスユニットとサービスデータ情報との間の対応関係、及び追加されたサービスユニットとサービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する。
あるいは、第1の要求メッセージは、ユーザデータと関連付けられたサービスデータ情報と、サービスユニットのサービスユニット構成情報の識別子情報とを含み、これにより、GW−Uは、サービスユニット構成情報の識別子情報に従ってサービスユニット構成情報を決定し、サービスデータ情報及び決定されたサービスユニット構成情報を保存し、追加されたサービスユニットとサービスデータ情報との間の対応関係、及び追加されたサービスユニットとサービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する。
サービスデータ情報は、ユーザデータが属する端末のインターネットプロトコルIPアドレスと、ユーザデータを送信するのに用いられるトンネル情報、ユーザデータを送信するのに用いられるIP5タプル情報、及びユーザデータのコンテンツ情報のうち少なくとも1つとを含む。
サービスユニット構成情報は、サービスユニットにより実行されるオペレーションに関する情報と、サービスユニットがユーザデータを処理する場合に、サービスユニットにより用いられるパラメータに関する情報とを含む。
任意で、第1の要求メッセージは、ユーザデータ、サービスユニットのサービスユニット構成情報、及びサービスデータ情報内の一部の項目を処理するように構成されたセッションユニットの識別子情報を含み、これにより、GW−Uは、一部の項目を元のサービスデータ情報に追加し、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットとサービスユニットとの間に対応関係を保存し、一部の項目が追加されたサービスデータ情報及びサービスユニット構成情報を保存し、サービスデータ情報とサービスユニットとの間の対応関係、及びサービスユニット構成情報とサービスユニットとの間の対応関係を保存する。
あるいは、第1の要求メッセージは、ユーザデータ、サービスユニットのサービスユニット構成情報の識別子情報、及びサービスデータ情報内の一部の項目を処理するように構成されたセッションユニットの識別子情報を含み、これにより、GW−Uは、一部の項目を元のサービスデータ情報に追加し、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットとサービスユニットとの間の対応関係を保存し、サービスユニット構成情報の識別子情報に従って、サービスユニット構成情報を決定し、一部の項目が追加されたサービスデータ情報、及びサービスユニット構成情報を保存し、サービスデータ情報とサービスユニットとの間の対応関係、及びサービスユニット構成情報とサービスユニットとの間の対応関係を保存する。
サービスデータ情報は、ユーザデータが属する端末のIPアドレス、並びに、ユーザデータを送信するのに用いられるトンネル情報、ユーザデータを送信するのに用いられるIP5タプル情報、及びユーザデータのコンテンツ情報のうち少なくとも1つを含む。一部の項目は、トンネル情報、IP5タプル、及びアプリケーション層識別子のうち少なくとも1つを含む。
サービスユニット構成情報は、サービスユニットにより実行されるオペレーションに関する情報と、サービスユニットがユーザデータを処理する場合に、サービスユニットにより用いられるパラメータに関する情報とを含む。
任意で、サービスデータ情報がトンネル情報を含む場合、サービスユニットはベアラユニットを含む。
サービスデータ情報がIP5タプル情報を含む場合、サービスユニットはサービスフローユニットを含む。
サービスデータ情報がコンテンツ情報を含む場合、サービスユニットはコンテンツユニットを含む。
任意で、第1の要求メッセージはさらに、サービスユニットのユニットタイプ情報を含み、ユニットタイプ情報は、サービスユニットのタイプ識別子、又はサービスユニットにより用いられるテンプレートの識別子を含み、これにより、GW−Uは、サービスユニットのユニットタイプ情報に従って、サービスユニットにより用いられるサービスユニットのテンプレートを決定し、決定されたサービスユニットのテンプレートに基づいて、サービスユニットを追加する。
任意で、送信ユニット2202はさらに、第1の要求メッセージをGW−Uへ送信する前に、サービスユニットのテンプレートを追加するように要求するために用いられる第2の要求メッセージを、GW−Uへ送信するように構成される。
任意で、第1の要求メッセージはさらに、処理順序情報を含み、処理順序情報は、GW−Uにおいてユーザデータを処理するサービスユニットの処理順序を示すのに用いられる。
任意で、GW−Uは、ローカルアクセスゲートウェイであり、ユーザデータは、アップリンクユーザデータである。
サービスユニット構成情報はさらに、ユーザデータ転送情報を含み、ユーザデータ転送情報は、ユーザデータを処理するように構成されたサービスユニットがユーザデータの処理を完了した後に、処理されたユーザデータをモバイルアンカーとして用いられる別のGW−Uへ送信するか、又は処理されたユーザデータをパケットデータネットワークPDNへ転送するかを示すのに用いられる。
任意で、ユーザデータ転送情報は、ユーザデータのサービスタイプに従って決定される。
図22に示される装置の別の任意の方式については、前述のGW−C501を参照されたい。
図22に示される装置において、送信ユニット2202は、送信機により実装されてよく、処理ユニット2201は、プロセッサにより実装されてよい。任意で、プロセッサ及び送信機は、実装のために、1つ又は複数のチップに統合されてよい。
図23は、本発明の一実施形態によるゲートウェイ制御プレーンGW−Cの概略図である。図23に示されるように、GW−Cは、図22に示される装置を含む。GW−Cの別の任意の実装態様については、前述のGW−C501を参照されたい。
図24は、本発明の一実施形態によるユーザデータ処理方法のフローチャートである。図24に示されるように、本方法は以下の段階を含む。
S2401:ゲートウェイユーザプレーンGW−Uがユーザデータを受信し、GW−Uは、ユーザデータを処理するように構成された少なくとも2つのサービスユニットを含む。
S2402:GW−Uは、ユーザデータを処理するように構成されたサービスユニットを決定する。
ユーザデータを処理するサービスユニットは、セッションユニットと、ベアラユニット、サービスフローユニット、及びコンテンツユニットのうち少なくとも1つとを含む。セッションユニットはセッション処理を実行するように構成され、ベアラユニットはベアラ処理を実行するように構成され、サービスフローユニットはサービスフロー処理を実行するように構成され、コンテンツユニットはコンテンツ処理を実行するように構成される。
S2403:GW−Uは、決定されたサービスユニットを用いることで、ユーザデータを処理する。
任意で、ユーザデータは、サービスデータ情報を含み、サービスデータ情報は、ユーザデータを処理するように構成されたサービスユニットを、GW−Uにおいて決定するのに用いられる。
GW−Uが、ユーザデータを処理するように構成されたサービスユニットを決定することは、GW−Uが、サービスデータ情報に従って、ユーザデータを処理するように構成されたサービスユニットを決定することを含む。
任意で、サービスデータ情報は、ユーザデータが属する端末のインターネットプロトコルIPアドレスと、ユーザデータを送信するのに用いられるトンネル情報、ユーザデータを送信するのに用いられるIP5タプル情報、及びユーザデータのコンテンツ情報のうち少なくとも1つとを含む。
任意で、GW−Uが、サービスデータ情報に従って、ユーザデータを処理するように構成されたサービスユニットを決定することは、GW−Uが、ユーザデータが属する端末のIPアドレスと関連付けられたセッションユニットを、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットとして用いることを含む。
サービスデータ情報がトンネル情報を含む場合、GW−Uは、当該トンネル情報と関連付けられたベアラユニットを、ユーザデータを処理するように構成されたベアラユニットとして用いる。サービスデータ情報がIP5タプル情報を含む場合、GW−Uは、当該IP5タプル情報と関連付けられたサービスフローユニットを、ユーザデータを処理するように構成されたサービスフローユニットとして用いる。サービスデータ情報がコンテンツ情報を含む場合、GW−Uは、当該コンテンツ情報と関連付けられたコンテンツユニットを、ユーザデータを処理するように構成されたコンテンツユニットとして用いる。
GW−Uが、決定されたサービスユニットを用いることで、ユーザデータを処理することは、セッションユニットが、ユーザデータを処理し、処理されたユーザデータを、ユーザデータを処理するように構成された別の決定されたサービスユニットへ送信することと、別のサービスユニットが、セッションユニットから受信されたユーザデータを処理することとを含む。
任意で、GW−Uが、決定されたサービスユニットを用いることで、ユーザデータを処理することは、決定されたサービスユニットが、サービスユニットの保存済みサービスユニット構成情報に従って、ユーザデータを処理することを含む。
サービスユニット構成情報は、決定されたサービスユニットにより実行されるオペレーションに関する情報と、決定されたサービスユニットがユーザデータを処理する場合に、決定されたサービスユニットにより用いられるパラメータに関する情報とを含む。
任意で、GW−Uが、決定されたサービスユニットを用いることで、ユーザデータを処理する前に、本方法はさらに、ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された第1の要求メッセージを受信する段階であって、第1の要求メッセージは、サービスユニットを追加するのに用いられ、サービスデータ情報及びサービスユニット構成情報を含む、段階と、サービスユニットを追加し、サービスデータ情報及びサービスユニット構成情報を保存し、追加されたサービスユニットとサービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加されたサービスユニットとサービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する段階とを含む、又は、ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された第1の要求メッセージを受信する段階であって、第1の要求メッセージはサービスユニットを追加するのに用いられ、サービスユニット構成情報のサービスデータ情報及び識別子情報を含む、段階と、サービスユニットを追加し、サービスユニット構成情報の識別子情報に従ってサービスユニット構成情報を決定し、サービスデータ情報及び決定されたサービスユニット構成情報を保存し、追加されたサービスユニットとサービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加されたサービスユニットとサービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する段階とを含む。
任意で、GW−Uが、決定されたサービスユニットを用いることで、ユーザデータを処理する前に、本方法はさらに、ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された第1の要求メッセージを受信する段階であって、第1の要求メッセージは、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットと関連付けられたサービスユニットを追加するのに用いられ、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットの識別子情報、サービスユニットのサービスユニット構成情報、及びサービスデータ情報内の一部の項目を含み、一部の項目は、トンネル情報、IP5タプル、及びアプリケーション層識別子のうち少なくとも1つを含む、段階と、サービスユニットを追加し、一部の項目を元のサービスデータ情報に追加し、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットとサービスユニットとの間の対応関係を保存し、一部の項目が追加されたサービスデータ情報及びサービスユニット構成情報を保存し、追加されたサービスユニットとサービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加されたサービスユニットとサービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する段階とを含む、又は、ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された第1の要求メッセージを受信する段階であって、第1の要求メッセージは、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットと関連付けられたサービスユニットを追加するのに用いられ、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットの識別子情報、サービスユニットのサービスユニット構成情報の識別子情報、及びサービスデータ情報内の一部の項目を含み、一部の項目は、トンネル情報、IP5タプル、及びアプリケーション層識別子のうち少なくとも1つを含む、段階と、サービスユニットを追加し、サービスユニット構成情報の識別子情報に従って、サービスユニット構成情報を決定し、一部の項目を元のサービスデータ情報に追加し、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットとサービスユニットとの間の対応関係を保存し、一部の項目が追加されたサービスデータ情報及び決定されたサービスユニット構成情報を保存し、追加されたサービスユニットとサービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加されたサービスユニットとサービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する段階とを含む。
任意で、第1の要求メッセージはさらに、サービスユニットのユニットタイプ情報を含み、ユニットタイプ情報は、サービスユニットのタイプ識別子、又はサービスユニットにより用いられるテンプレートの識別子を含む。
サービスユニットを追加する段階は、サービスユニットのユニットタイプ情報に従って、サービスユニットにより用いられるサービスユニットのテンプレートを決定する段階と、決定されたサービスユニットのテンプレートに基づいて、サービスユニットを追加する段階とを含む。
任意で、決定されたサービスユニットのテンプレートに基づいて、サービスユニットを追加する段階の前に、本方法はさらに、GW−Cにより送信された第2の要求メッセージを受信する段階であって、第2の要求メッセージは、サービスユニットのテンプレートを追加するように要求するために用いられる、段階と、第2の要求メッセージを受信した後に、サービスユニットのテンプレートを追加する段階とを含む。
任意で、第1の要求メッセージはさらに、処理順序情報を含み、処理順序情報は、ユーザデータを処理するサービスユニットの処理順序を示すのに用いられる。
GW−Uが、決定されたサービスユニットを用いることで、ユーザデータを処理することは、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットが、ユーザデータを処理することと、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットが、ユーザデータ及び処理順序情報を、処理順序情報により示された処理順序に従って、処理順序により示されたネクストホップサービスユニットへ送信することであって、これにより、ネクストホップサービスユニットを含む次のサービスユニットが、この処理順序でユーザデータを処理する、送信することとを含む。
任意で、GW−Uは、ローカルアクセスゲートウェイであり、ユーザデータは、アップリンクユーザデータである。
サービスユニット構成情報はさらに、ユーザデータ転送情報を含み、ユーザデータ転送情報は、ユーザデータを処理するように構成されたサービスユニットがユーザデータの処理を完了した後に、処理されたユーザデータをモバイルアンカーとして用いられる別のGW−Uへ送信するか、又は処理されたユーザデータをパケットデータネットワークPDNへ転送するかを示すのに用いられる。
任意で、ユーザデータ転送情報は、ユーザデータのサービスタイプに従って決定される。
任意で、GW−Uはモバイルアンカーであるか、又は、GW−Uはローカルアクセスゲートウェイである。
任意で、サービスユニットを追加する段階は、サービスコンテキストを作成することで、サービスユニットを追加する段階を含む。
GW−Uが、決定されたサービスユニットを用いることで、ユーザデータを処理することは、GW−Uが、サービスユニットを作成する場合に用いられるサービスコンテキストを用いることで、ユーザデータを処理することを含む。
サービスユニットがセッションユニットである場合、サービスコンテキストはセッションコンテキストである。
サービスユニットがベアラユニットである場合、サービスコンテキストはベアラコンテキストである。
サービスユニットがサービスフローユニットである場合、サービスコンテキストはサービスフローコンテキストである。
サービスユニットがコンテンツユニットである場合、サービスコンテキストはコンテンツコンテキストである。
図24に示される方法の別の任意の実装態様については、GW−U502による前述の処理を参照されたい。
本発明の一実施形態はさらに、コンピュータプログラミングコードを含むコンピュータ可読媒体を提供し、当該コンピュータプログラミングコードは、コンピュータユニットにより実行された場合、コンピュータユニットが図24に示される方法を実行することを可能にする。
図25は、本発明の一実施形態によるゲートウェイ構成方法のフローチャートである。図25に示されるように、本方法は以下の段階を含む。
S2501:ゲートウェイ制御プレーンGW−Cが、ユーザデータを処理するサービスユニットがゲートウェイユーザプレーンGW−Uに追加される必要があると判定する。
S2502:GW−Cは、第1の要求メッセージをGW−Uへ送信し、第1の要求メッセージは、ユーザデータを処理するサービスユニットをGW−Uに追加するように要求するために用いられる。
ユーザデータを処理するサービスユニットは、セッションユニットと、ベアラユニット、サービスフローユニット、及びコンテンツユニットのうち少なくとも1つとを含む。セッションユニットはセッション処理を実行するように構成され、ベアラユニットはベアラ処理を実行するように構成され、サービスフローユニットはサービスフロー処理を実行するように構成され、コンテンツユニットはコンテンツ処理を実行するように構成される。
任意で、第1の要求メッセージは、ユーザデータと関連付けられたサービスデータ情報と、サービスユニットのサービスユニット構成情報とを含み、これにより、GW−Uは、サービスデータ情報及びサービスユニット構成情報を保存し、追加されたサービスユニットとサービスデータ情報との間の対応関係、及び追加されたサービスユニットとサービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する。
あるいは、第1の要求メッセージは、ユーザデータと関連付けられたサービスデータ情報と、サービスユニットのサービスユニット構成情報の識別子情報とを含み、これにより、GW−Uは、サービスユニット構成情報の識別子情報に従ってサービスユニット構成情報を決定し、サービスデータ情報及び決定されたサービスユニット構成情報を保存し、追加されたサービスユニットとサービスデータ情報との間の対応関係、及び追加されたサービスユニットとサービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する。
サービスデータ情報は、ユーザデータが属する端末のインターネットプロトコルIPアドレスと、ユーザデータを送信するのに用いられるトンネル情報、ユーザデータを送信するのに用いられるIP5タプル情報、及びユーザデータのコンテンツ情報のうち少なくとも1つとを含む。
サービスユニット構成情報は、サービスユニットにより実行されるオペレーションに関する情報と、サービスユニットがユーザデータを処理する場合に、サービスユニットにより用いられるパラメータに関する情報とを含む。
任意で、第1の要求メッセージは、ユーザデータ、サービスユニットのサービスユニット構成情報、及びサービスデータ情報内の一部の項目を処理するように構成されたセッションユニットの識別子情報を含み、これにより、GW−Uは、一部の項目を元のサービスデータ情報に追加し、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットとサービスユニットとの間に対応関係を保存し、一部の項目が追加されたサービスデータ情報及びサービスユニット構成情報を保存し、サービスデータ情報とサービスユニットとの間の対応関係、及びサービスユニット構成情報とサービスユニットとの間の対応関係を保存する。
あるいは、第1の要求メッセージは、ユーザデータ、サービスユニットのサービスユニット構成情報の識別子情報、及びサービスデータ情報内の一部の項目を処理するように構成されたセッションユニットの識別子情報を含み、これにより、GW−Uは、一部の項目を元のサービスデータ情報に追加し、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットとサービスユニットとの間の対応関係を保存し、サービスユニット構成情報の識別子情報に従って、サービスユニット構成情報を決定し、一部の項目が追加されたサービスデータ情報、及びサービスユニット構成情報を保存し、サービスデータ情報とサービスユニットとの間の対応関係、及びサービスユニット構成情報とサービスユニットとの間の対応関係を保存する。
サービスデータ情報は、ユーザデータが属する端末のIPアドレス、並びに、ユーザデータを送信するのに用いられるトンネル情報、ユーザデータを送信するのに用いられるIP5タプル情報、及びユーザデータのコンテンツ情報のうち少なくとも1つを含む。一部の項目は、トンネル情報、IP5タプル、及びアプリケーション層識別子のうち少なくとも1つを含む。
サービスユニット構成情報は、サービスユニットにより実行されるオペレーションに関する情報と、サービスユニットがユーザデータを処理する場合に、サービスユニットにより用いられるパラメータに関する情報とを含む。
任意で、サービスデータ情報がトンネル情報を含む場合、サービスユニットはベアラユニットを含む。
サービスデータ情報がIP5タプル情報を含む場合、サービスユニットはサービスフローユニットを含む。
サービスデータ情報がコンテンツ情報を含む場合、サービスユニットはコンテンツユニットを含む。
任意で、第1の要求メッセージはさらに、サービスユニットのユニットタイプ情報を含み、ユニットタイプ情報は、サービスユニットのタイプ識別子、又はサービスユニットにより用いられるテンプレートの識別子を含み、これにより、GW−Uは、サービスユニットのユニットタイプ情報に従って、サービスユニットにより用いられるサービスユニットのテンプレートを決定し、決定されたサービスユニットのテンプレートに基づいて、サービスユニットを追加する。
任意で、GW−Cが第1の要求メッセージをGW−Uへ送信する前に、本方法はさらに、第2の要求メッセージをGW−UへGW−Cにより送信する段階を含み、第2の要求メッセージは、サービスユニットのテンプレートを追加するように要求するために用いられる。
任意で、第1の要求メッセージはさらに、処理順序情報を含み、処理順序情報は、GW−Uにおいてユーザデータを処理するサービスユニットの処理順序を示すのに用いられる。
任意で、GW−Uは、ローカルアクセスゲートウェイであり、ユーザデータは、アップリンクユーザデータである。
サービスユニット構成情報はさらに、ユーザデータ転送情報を含み、ユーザデータ転送情報は、ユーザデータを処理するように構成されたサービスユニットがユーザデータの処理を完了した後に、処理されたユーザデータをモバイルアンカーとして用いられる別のGW−Uへ送信するか、又は処理されたユーザデータをパケットデータネットワークPDNへ転送するかを示すのに用いられる。
任意で、ユーザデータ転送情報は、ユーザデータのサービスタイプに従って決定される。
図25に示される方法に別の任意の実装態様については、GW−C501による前述の処理を参照されたい。
本発明の一実施形態はさらに、コンピュータプログラミングコードを含むコンピュータ可読媒体を提供し、当該コンピュータプログラミングコードは、コンピュータユニットにより実行された場合、コンピュータユニットが図25に示される方法を実行することを可能にする。
要約すると、本発明の実施形態では、ユーザデータを受信した後に、GW−Uは、ユーザデータを処理するように構成されたサービスユニットを決定し、GW−Uにより決定されたサービスユニットを用いることで、ユーザデータを処理する。その結果、GW−Uの処理の柔軟性が改善される。
さらに、GW−Cは、GW−U内のサービスユニットの追加、変更、及び削除などの構成オペレーションを実行し、これにより、GW−U内のサービスユニットを柔軟に組み合わせることができる。これにより、既存のネットワークの構成オペレーションと異なり、GW−Uの頻繁な変更を回避することができ、GW−Uは、サービス機能ロジックが追加されるたびに、必ずしも変更される必要はない。このように、ユーザデータは、ユーザデータのサービス要件に従って、柔軟に処理され得る。例えば、サービスユニットは、ユーザデータを処理するプロセスにおいて、柔軟に追加又は除去されてよく、これにより、GW−Uは、今後の新たなサービスタイプのユーザデータに適応することが可能になる。
GW−UがGW−Uの構成を完了した後に、GW−Uは、GW−Cとやり取りすることなく、ユーザデータを独立して処理することができる。これにより、GW−UとGW−Cとの間の結合が減少し、シグナリングオーバヘッドが削減され、GW−U内のサービスユニット間の結合も減少する。
さらに、GW−Cは、GW−U内のサービスユニットのテンプレートをさらに構成してよく、これによりサービスユニットは、既存のテンプレートに基づいて、変更されてよく、又はGW−Uに追加されてもよい。これにより、GW−CとGW−Uとの間のシグナリング交換が削減される。
さらに、GW−Cは、サービスユニットを構成する場合、ユーザデータを処理するように構成される各サービスユニットの処理順序情報をGW−Uに提供することができる。GW−Uがユーザデータを内部で処理する場合、処理順序情報及びユーザデータは、ユーザデータを処理するサービスユニットを再割り当てするためにインタフェース管理ユニットへ返される代わりに、サービスユニット間で送信されてよい。
さらに、GW−Uにおいてサービスユニットを構成する場合、GW−Cは、ユーザデータ転送情報をサービスユニット構成情報に追加し、サービスユニット用のサービスユニット構成情報を構成して、処理されたユーザデータをモバイルアンカーとして用いられる別のGW−Uへ送信するか、又は処理されたユーザデータをPDNへ転送するようにサービスユニットに命令する。このように、モバイルアンカーにより処理される必要のないユーザデータは、PDNに直接入る。これにより、モバイルアンカーの処理負荷が削減され、ユーザデータの送信遅延も削減される。
さらに、ユーザデータがモバイルアンカーにより処理されるかどうかは、ユーザデータのサービスタイプに従って決定されてよい。端末が移動した場合に、サービス継続性を保証するために、サービス継続性を保証するユーザデータが、処理のためにモバイルアンカーへ送信される。
当業者であれば、本発明の実施形態が、方法、システム、又はコンピュータプログラム製品として提供され得ることを理解するであろう。したがって、本発明は、ハードウェアのみの実施形態、ソフトウェアのみの実施形態、又はソフトウェアとハードウェアの組み合わせを用いた実施形態の形式を用いてよい。さらに、本発明は、コンピュータが利用可能なプログラムコードを含む、コンピュータが利用可能な1つ又は複数の記憶媒体(限定されないが、ディスクメモリ、CD−ROM、光メモリなどを含む)上に実装されるコンピュータプログラム製品の形式を用いてよい。
本発明は、本発明の実施形態に従って、方法、デバイス(システム)、及びコンピュータプログラム製品のフローチャート及び/又はブロック図を参照して説明されている。コンピュータプログラム命令は、フローチャート及び/又はブロック図の各工程及び/又は各ブロック、並びにフローチャート及び/又はブロック図の工程及び/又はブロックの組み合わせを実装するのに用いられ得ることを理解されたい。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組み込みプロセッサ、又は任意の他のプログラム可能なデータ処理デバイスのプロセッサに提供されて機械を生み出すことができ、これにより、コンピュータ、又は任意の他のプログラム可能なデータ処理デバイスのプロセッサにより実行される命令は、フローチャートの1つ又は複数の工程、及び/又はブロック図の1つ又は複数のブロックに特定の機能を実装するための装置を生み出す。
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ可読メモリに格納されてよく、コンピュータ又は任意の他のプログラム可能なデータ処理デバイスに特定の方式で動作するように命令することができ、これにより、コンピュータ可読メモリに格納された命令は、命令装置を含む製品を生み出す。命令装置は、フローチャートの1つ又は複数の工程、及び/又はブロック図の1つ又は複数のブロックに特定の機能を実装する。
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は別のプログラム可能なデータ処理デバイス上に取り込まれてよく、その結果、一連のオペレーション及び段階が、コンピュータ又は別のプログラム可能なデバイスにおいて実行され、これにより、コンピュータ実装処理が生み出される。したがって、コンピュータ又は別のプログラム可能なデバイスにおいて実行される命令は、フローチャートの1つ又は複数の工程、及び/又はブロック図の1つ又は複数のブロックに特定の機能を実装するための段階を提供する。
本発明の好ましい一部の実施形態が説明されたが、当業者は、基本的な発明の概念が分かれば、これらの実施形態に対して、変更及び変形を加えることができる。したがって、以下の特許請求の範囲は、好ましい実施形態、並びに本発明の範囲内に含まれる全ての変更及び変形を包含するものと解釈されることが意図されている。
当業者であれば、本発明の実施形態の精神及び範囲から逸脱することなく、本発明の実施形態に様々な変更及び変形を加え得ることは明らかである。本発明は、これらの変更及び変形が、以下の特許請求の範囲及びこれらの均等な技術によって規定される保護の範囲内に含まれるという条件で、これらの変更及び変形を包含することが意図されている。
さらに、GW−Cは、GW−U内のサービスユニットの追加、変更、又は削除などの構成オペレーションを実行し、これにより、GW−U内のサービスユニットを柔軟に組み合わせることができる。これにより、既存のネットワークの構成オペレーションと異なり、GW−Uの頻繁な変更を回避することができ、GW−Uは、サービス機能ロジックが追加されるたびに、必ずしも変更される必要はない。このように、ユーザデータは、ユーザデータのサービス要件に従って、柔軟に処理され得る。例えば、サービスユニットは、ユーザデータを処理するプロセスにおいて、柔軟に追加又は除去されてよく、これにより、GW−Uは、今後の新たなサービスタイプのユーザデータに適応することが可能になる。
GW−がGW−Uの構成を完了した後に、GW−Uは、GW−Cとやり取りすることなく、ユーザデータを独立して処理することができる。これにより、GW−UとGW−Cとの間の結合が減少し、シグナリングオーバヘッドが削減され、GW−U内のサービスユニット間の結合も減少する。
本発明の実施形態では、端末は無線端末であってよい。無線端末は、音声接続及び/若しくはデータ接続をユーザに提供するデバイスであってよく、又は無線接続機能を有するハンドヘルド型デバイスであってよく、又は無線モデムに接続された別の処理デバイスであってよい。無線端末は、無線アクセスネットワーク(例えば、RAN、Radio Access Network)を用いることで、1つ又は複数のコアネットワークと通信することができる。無線端末は、携帯電話(「セルラー」ホンとも呼ばれる)、又はモバイル端末を有するコンピュータなどのモバイル端末であってよい。例えば、モバイル端末を有するコンピュータは、無線アクセスネットワークを用いて音声及び/又はデータを交換する、ポータブル型、ポケットサイズ型、ハンドヘルド型、コンピュータ内蔵型、又は車載型のモバイル装置であってよい。例えば、無線端末は、パーソナル通信サービス(PCS, Personal Communication Service)電話、コードレス電話セット、セッション開始プロトコル(SIP)電話、無線ローカルループ(WLL, Wireless Local Loop)局、携帯情報端末(PDA, Personal Digital Assistant)、又は別のデバイスであってよい。無線端末は代わりに、加入者ユニット(Subscriber Unit)、加入者局(Subscriber Station)、移動局(Mobile Station)リモート局(Remote Station)、アクセスポイント(Access Point)、リモート端末(Remote Terminal)、アクセス端末(Access Terminal)、ユーザ端末(User Terminal)、ユーザエージェント(User Agent)、ユーザデバイス(User Device)、又はユーザ機器(User Equipment)と呼ばれることがある。
1.サービスユニット5022の追加、変更、又は削除
GW−C501は、制御メッセージをGW−U502へ送信してよい。GW−U502(具体的には、後述されるGW−U502内のインタフェース管理ユニット5021であってよい)は、制御メッセージを受信し、受信された制御メッセージに従って、サービスユニット5022を追加、変更、又は削除する。
2.サービスユニット5022のテンプレートの追加、変更、又は削除
1.サービスユニット5022の追加、変更、又は削除
サービスユニット5022が変更予定である場合、GW−C501は、サービスユニット5022を変更するのに用いられる制御メッセージをGW−U502へ送信してよい。このメッセージは、変更予定のサービスユニット5022の識別子情報と、変更予定のサービスユニット5022のサービスユニット構成情報とを搬送してよい。制御メッセージを受信した後に、GW−U502は、制御メッセージ内のサービスユニット5022の識別子情報に従って、変更予定のサービスユニット5022を決定し、制御メッセージ内のサービスユニット構成情報に従って、サービスユニット5022と関連付けられた保存済みサービスユニット構成情報を更新してよい。
サービスユニット5022が削除予定である場合、GW−C501は、サービスユニット5022を削除するのに用いられる制御メッセージをGW−U502へ送信してよい。このメッセージは、削除予定のサービスユニット5022の識別子情報を搬送してよい。制御メッセージを受信した後に、GW−U502は、制御メッセージ内のサービスユニット5022の識別子情報に従って、削除予定のサービスユニット5022を決定してよく、当該サービスユニット5022を削除する。
保存済みテンプレートが変更予定である場合、制御メッセージはまた、変更予定のテンプレートのテンプレート識別子と、変更予定のテンプレートの明細情報とを含んでよい。制御メッセージを受信した後に、GW−U502は、テンプレート識別子に従って変更予定のテンプレートを決定し、メッセージ内の変更予定のテンプレートの明細情報に従って、当該テンプレートに対して対応する変更を実行する。
1.サービスユニット5022を追加、変更、又は削除する。
2.サービスユニット5022のテンプレートを追加、変更、又は削除する。ここで、テンプレートは、サービスユニット5022の機能及び属性のタイプを定義するのに用いられ、異なるサービスユニット5022には、対応するテンプレート、例えば、セッションユニットのテンプレート、ベアラユニットのテンプレート、サービスフローユニットのテンプレート、又はコンテンツユニットのテンプレートが定義されてよい。
任意で、処理順序情報は、表1のセッションユニットの「サービスユニット構成情報」にある「セッションデータと一致するサービスユニットのリスト」に暗黙的に格納されてよい。当該リストは、1つのユーザデータを処理するように構成された複数のサービスユニット5022のリストを含んでよい。リスト上のサービスユニット5022の順序は、予め定められた処理順序である。
GW−U502が端末のユーザデータの処理を実行する前に、まずサービスユニット5022が、端末に追加される必要がある。図12は、サービスユニットを追加するようにGW−U502をGW−C501により制御する任意の手順を示す。
ユーザデータは、ベアラに基づいて、アンカーGW−U502又はPDN、例えばインターネットへ転送されてよく、サービスユニット5022は、ユーザデータを処理する手順を使って柔軟に追加されるか又は除去されてよく、これにより、GW−U502は、ーザデータの今後の新たなサービスタイプに適応することが可能になる。
S1604:コンテンツユニットは、パケットデータに対して、コンテンツQoS制御(content QoS Control)を行う。
S1605:コンテンツユニットは、パケットデータに対して、コンテンツ課金(content Charging)を行う。
S1607:コンテンツユニットは、コンテンツイベント報告(content Event Report)をGW−C501に報告する。
任意で、インタフェース管理ユニット2001はさらに、ユーザデータを処理するように構成されたセッションユニットを決定する前に、ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された、サービスユニット2002を追加するのに用いられる、サービスデータ情報及びサービスユニット構成情報を含んだ、第1の要求メッセージを受信し、サービスユニット2002を追加し、ービスデータ情報及びサービスユニット構成情報を保存し、追加されたサービスユニット2002とサービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加されたサービスユニット2002とサービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する、又は、ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された、サービスユニット2002を追加するのに用いられる、サービスユニット構成情報のサービスデータ情報及び識別子情報を含んだ、第1の要求メッセージを受信し、サービスユニット2002を追加し、サービスユニット構成情報の識別子情報に従ってサービスユニット構成情報を決定し、サービスデータ情報及び決定されたサービスユニット構成情報を保存し、追加されたサービスユニット2002とサービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加されたサービスユニット2002とサービスユニット構成情報との間の対応関係を保存するように構成される。
さらに、GW−Cは、GW−U内のサービスユニットの追加、変更、又は削除などの構成オペレーションを実行し、これにより、GW−U内のサービスユニットを柔軟に組み合わせることができる。これにより、既存のネットワークの構成オペレーションと異なり、GW−Uの頻繁な変更を回避することができ、GW−Uは、サービス機能ロジックが追加されるたびに、必ずしも変更される必要はない。このように、ユーザデータは、ユーザデータのサービス要件に従って、柔軟に処理され得る。例えば、サービスユニットは、ユーザデータを処理するプロセスにおいて、柔軟に追加又は除去されてよく、これにより、GW−Uは、今後の新たなサービスタイプのユーザデータに適応することが可能になる。
本発明一部の実施形態が説明されたが、当業者は、基本的な発明の概念が分かれば、これらの実施形態に対して、変更及び変形を加えることができる。したがって、以下の特許請求の範囲は、好ましい実施形態、並びに本発明の範囲内に含まれる全ての変更及び変形を包含するものと解釈されることが意図されている。
当業者であれば、本発明の実施形態の精神及び範囲から逸脱することなく、本発明の実施形態に様々な変更及び変形を加え得ることは明らかである。本発明は、これらの変更及び変形が、以下の特許請求の範囲及びこれらの均等な技術によって規定される保護の範囲内に含まれるという条件で、これらの変更及び変形を包含することが意図されている。
(項目1)
ユーザデータ処理装置であって、
ユーザデータを受信するように構成されたインタフェース管理ユニットと、
上記ユーザデータを処理するように構成された少なくとも2つのサービスユニットと
を備え、
上記少なくとも2つのサービスユニットは、セッションユニットと、ベアラユニット、サービスフローユニット、及びコンテンツユニットのうち少なくとも1つとを含み、上記セッションユニットはセッション処理を実行するように構成され、上記ベアラユニットはベアラ処理を実行するように構成され、上記サービスフローユニットはサービスフロー処理を実行するように構成され、上記コンテンツユニットはコンテンツ処理を実行するように構成され、
上記インタフェース管理ユニットはさらに、上記ユーザデータを処理するように構成された上記セッションユニットを決定し、決定された上記セッションユニットへ受信された上記ユーザデータを送信するように構成され、
上記セッションユニットはさらに、上記ユーザデータを処理するように構成された別のサービスユニットを決定するように構成される、
装置。
(項目2)
上記ユーザデータはサービスデータ情報を含み、上記サービスデータ情報は、上記ユーザデータを処理するように構成されたサービスユニットを決定するのに用いられ、
上記インタフェース管理ユニットは具体的には、上記サービスデータ情報に従って、上記ユーザデータを処理するように構成された上記セッションユニットを決定するように構成され、
上記セッションユニットは具体的には、上記サービスデータ情報に従って、上記ユーザデータを処理するように構成された上記別のサービスユニットを決定するように構成される、項目1に記載の装置。
(項目3)
上記サービスデータ情報は、
上記ユーザデータが属する端末のインターネットプロトコルIPアドレスと、
上記ユーザデータを送信するのに用いられるトンネル情報、上記ユーザデータを送信するのに用いられるIP5タプル情報、及び上記ユーザデータのコンテンツ情報のうち少なくとも1つと
を含む、項目2に記載の装置。
(項目4)
上記インタフェース管理ユニットは具体的には、上記ユーザデータが属する上記端末の上記IPアドレスと関連付けられたセッションユニットを、上記ユーザデータを処理するように構成された上記セッションユニットとして用いるように構成され、
上記セッションユニットは具体的には、上記サービスデータ情報が上記トンネル情報を含む場合に、上記トンネル情報と関連付けられたベアラユニットを、上記ユーザデータを処理するように構成されたベアラユニットとして用い、上記サービスデータ情報が上記IP5タプル情報を含む場合に、上記IP5タプル情報と関連付けられたサービスフローユニットを、上記ユーザデータを処理するように構成されたサービスフローユニットとして用い、又は、上記サービスデータ情報が上記コンテンツ情報を含む場合に、上記コンテンツ情報と関連付けられたコンテンツユニットを、上記ユーザデータを処理するように構成されたコンテンツユニットとして用いるように構成される、項目3に記載の装置。
(項目5)
上記サービスユニットは具体的には、保存済みサービスユニット構成情報に従って、上記ユーザデータを別々に処理するように構成され、
上記サービスユニット構成情報は、上記サービスユニットにより実行されるオペレーションに関する情報と、上記サービスユニットが上記ユーザデータを処理する場合に、上記サービスユニットにより用いられるパラメータに関する情報とを含む、項目2から4のいずれか一項に記載の装置。
(項目6)
上記インタフェース管理ユニットはさらに、上記ユーザデータを処理するように構成された上記セッションユニットを決定する前に、
ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された、上記サービスユニットを追加するのに用いられる、上記サービスデータ情報及び上記サービスユニット構成情報を含んだ、第1の要求メッセージを受信し、上記サービスユニットを追加し、上記サービスデータ情報及び上記サービスユニット構成情報を保存し、追加された上記サービスユニットと上記サービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加された上記サービスユニットと上記サービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する、又は、
ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された、上記サービスユニットを追加するのに用いられる、上記サービスユニット構成情報の上記サービスデータ情報及び識別子情報を含んだ、第1の要求メッセージを受信し、上記サービスユニットを追加し、上記サービスユニット構成情報の上記識別子情報に従って上記サービスユニット構成情報を決定し、上記サービスデータ情報及び決定された上記サービスユニット構成情報を保存し、追加された上記サービスユニットと上記サービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加された上記サービスユニットと上記サービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する
ように構成される、項目5に記載の装置。
(項目7)
上記インタフェース管理ユニットはさらに、上記ユーザデータを処理するように構成された上記セッションユニットを決定する前に、
ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された、上記ユーザデータを処理するように構成された上記セッションユニットと関連付けられた上記サービスユニットを追加するのに用いられる、上記ユーザデータを処理するように構成された上記セッションユニットの識別子情報と、上記サービスユニットの上記サービスユニット構成情報と、上記サービスデータ情報内の一部の項目であって、上記トンネル情報、上記IP5タプル、及び上記アプリケーション層識別子のうち少なくとも1つを含む、一部の項目とを含んだ、第1の要求メッセージを受信し、上記サービスユニットを追加し、上記一部の項目を元の上記サービスデータ情報に追加し、上記ユーザデータを処理するように構成された上記セッションユニットと上記サービスユニットとの間の対応関係を保存し、上記一部の項目が追加された上記サービスデータ情報と上記サービスユニット構成情報とを保存し、追加された上記サービスユニットと上記サービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加された上記サービスユニットと上記サービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する、又は、
ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された、上記ユーザデータを処理するように構成された上記セッションユニットと関連付けられた上記サービスユニットを追加するのに用いられる、上記ユーザデータを処理するように構成された上記セッションユニットの識別子情報と、上記サービスユニットの上記サービスユニット構成情報の識別子情報と、上記サービスデータ情報内の一部の項目であって、上記トンネル情報、上記IP5タプル、及び上記アプリケーション層識別子のうち少なくとも1つを含む、一部の項目とを含んだ、第1の要求メッセージを受信し、上記サービスユニットを追加し、上記サービスユニット構成情報の上記識別子情報に従って上記サービスユニット構成情報を決定し、上記一部の項目を元の上記サービスデータ情報に追加し、上記ユーザデータを処理するように構成された上記セッションユニットと上記サービスユニットとの間の対応関係を保存し、上記一部の項目が追加された上記サービスデータ情報と決定された上記サービスユニット構成情報とを保存し、追加された上記サービスユニットと上記サービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加された上記サービスユニットと上記サービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する
ように構成される、項目5に記載の装置。
(項目8)
上記第1の要求メッセージはさらに、上記サービスユニットのユニットタイプ情報を含み、上記ユニットタイプ情報は、上記サービスユニットのタイプ識別子、又は上記サービスユニットにより用いられるテンプレートの識別子を含み、
上記インタフェース管理ユニットは具体的には、上記サービスユニットの上記ユニットタイプ情報に従って、上記サービスユニットにより用いられる上記サービスユニットのテンプレートを決定し、決定された上記サービスユニットのテンプレートに基づいて上記サービスユニットを追加するように構成される、項目6又は7に記載の装置。
(項目9)
上記インタフェース管理ユニットはさらに、決定された上記サービスユニットのテンプレートに基づいて上記サービスユニットを追加する前に、
上記GW−Cにより送信された、上記サービスユニットのテンプレートを追加するように要求するために用いられる、第2の要求メッセージを受信し、
上記第2の要求メッセージを受信した後に、上記サービスユニットのテンプレートを追加する
ように構成される、項目8に記載の装置。
(項目10)
上記第1の要求メッセージはさらに処理順序情報を含み、上記処理順序情報は、上記ユーザデータを処理する上記サービスユニットの処理順序を示すのに用いられ、
上記セッションユニットはさらに、上記ユーザデータが処理された後に、上記処理順序情報により示される上記処理順序に従って、上記ユーザデータ及び上記処理順序情報を、上記処理順序により示されるネクストホップサービスユニットへ送信するように構成され、これにより、上記ネクストホップサービスユニットを含む次のサービスユニットが、上記ユーザデータを上記処理順序で処理する、項目6から9のいずれか一項に記載の装置。
(項目11)
上記GW−Uはローカルアクセスゲートウェイであり、上記ユーザデータはアップリンクユーザデータであり、
上記サービスユニット構成情報はさらに、ユーザデータ転送情報を含み、上記ユーザデータ転送情報は、上記ユーザデータを処理するように構成された上記サービスユニットが上記ユーザデータの処理を完了した後に、処理された上記ユーザデータをモバイルアンカーとして用いられる別のGW−Uへ送信するか、又は処理された上記ユーザデータをパケットデータネットワークPDNへ転送するかを示すのに用いられる、項目6から10のいずれか一項に記載の装置。
(項目12)
上記ユーザデータ転送情報は、上記ユーザデータのサービスタイプに従って決定される、項目11に記載の装置。
(項目13)
上記装置が位置するゲートウェイユーザプレーンGW−Uは、モバイルアンカーである、又は、
上記GW−Uは、ローカルアクセスゲートウェイである、項目1から10のいずれか一項に記載の装置。
(項目14)
上記インタフェース管理ユニットは具体的には、サービスコンテキストを作成することで、上記サービスユニットを追加するように構成され、
上記サービスユニットは具体的には、上記インタフェース管理ユニットが上記サービスユニットを作成する場合に用いられる上記サービスコンテキストに従って、上記ユーザデータを処理するように構成され、
上記サービスユニットがセッションユニットの場合、上記サービスコンテキストはセッションコンテキストであり、
上記サービスユニットがベアラユニットである場合、上記サービスコンテキストはベアラコンテキストであり、
上記サービスユニットがサービスフローユニットである場合、上記サービスコンテキストはサービスフローコンテキストであり、又は、
上記サービスユニットがコンテンツユニットである場合、上記サービスコンテキストはコンテンツコンテキストである、項目6から12のいずれか一項に記載の装置。
(項目15)
項目1から14のいずれか一項に記載の装置を備える、ゲートウェイユーザプレーンGW−U。
(項目16)
ゲートウェイ構成装置であって、
ユーザデータを処理するサービスユニットがゲートウェイユーザプレーンGW−Uに追加される必要があると判定するように構成された処理ユニットと、
上記ユーザデータを処理する上記サービスユニットを上記GW−Uに追加するように要求するために用いられる第1の要求メッセージを、上記GW−Uへ送信するように構成された送信ユニットと
を含み、
上記ユーザデータを処理する上記サービスユニットは、セッションユニットと、ベアラユニット、サービスフローユニット、及びコンテンツユニットのうち少なくとも1つとを含み、上記セッションユニットはセッション処理を実行するように構成され、上記ベアラユニットはベアラ処理を実行するように構成され、上記サービスフローユニットはサービスフロー処理を実行するように構成され、上記コンテンツユニットはコンテンツ処理を実行するように構成される、装置。
(項目17)
上記第1の要求メッセージは、上記ユーザデータと関連付けられたサービスデータ情報と、上記サービスユニットのサービスユニット構成情報とを含み、これにより上記GW−Uは、上記サービスデータ情報と上記サービスユニット構成情報とを保存し、追加された上記サービスユニットと上記サービスデータ情報との間の対応関係、及び追加された上記サービスユニットと上記サービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する、又は、
上記第1の要求メッセージは、上記ユーザデータと関連付けられたサービスデータ情報と、上記サービスユニットの上記サービスユニット構成情報の識別子情報とを含み、これにより上記GW−Uは、上記サービスユニット構成情報の上記識別子情報に従って上記サービスユニット構成情報を決定し、上記サービスデータ情報と決定された上記サービスユニット構成情報とを保存し、追加された上記サービスユニットと上記サービスデータ情報との間の対応関係、及び追加された上記サービスユニットと上記サービスユニット構成情報との間の対応関係を保存し、
上記サービスデータ情報は、上記ユーザデータが属する端末のインターネットプロトコルIPアドレスと、上記ユーザデータを送信するのに用いられるトンネル情報、上記ユーザデータを送信するのに用いられるIP5タプル情報、及び上記ユーザデータのコンテンツ情報のうち少なくとも1つとを含み、
上記サービスユニット構成情報は、上記サービスユニットにより実行されるオペレーションに関する情報と、上記サービスユニットが上記ユーザデータを処理する場合に、上記サービスユニットにより用いられるパラメータに関する情報とを含む、項目16に記載の装置。
(項目18)
上記第1の要求メッセージは、上記ユーザデータを処理するように構成された上記セッションユニットの識別子情報、上記サービスユニットの上記サービスユニット構成情報、及び上記サービスデータ情報内の一部の項目を含み、これにより上記GW−Uは、上記一部の項目を元の上記サービスデータ情報に追加し、上記ユーザデータを処理するように構成された上記セッションユニットと上記サービスユニットとの間の対応関係を保存し、上記一部の項目が追加された上記サービスデータ情報と上記サービスユニット構成情報とを保存し、上記サービスデータ情報と上記サービスユニットとの間の対応関係、及び上記サービスユニット構成情報と上記サービスユニットとの間の対応関係を保存する、又は、
上記第1の要求メッセージは、上記ユーザデータを処理するように構成された上記セッションユニットの識別子情報、上記サービスユニットの上記サービスユニット構成情報の識別子情報、及び、上記サービスデータ情報内の一部の項目を含み、これにより上記GW−Uは、上記一部の項目を元の上記サービスデータ情報に追加し、上記ユーザデータを処理するように構成された上記セッションユニットと上記サービスユニットとの間の対応関係を保存し、上記サービスユニット構成情報の上記識別子情報に従って上記サービスユニット構成情報を決定し、上記一部の項目が追加された上記サービスデータ情報と上記サービスユニット構成情報とを保存し、上記サービスデータ情報と上記サービスユニットとの間の対応関係、及び上記サービスユニット構成情報と上記サービスユニットとの間の対応関係を保存し、
上記サービスデータ情報は、上記ユーザデータが属する端末のIPアドレスと、上記ユーザデータを送信するのに用いられるトンネル情報、上記ユーザデータを送信するのに用いられるIP5タプル情報、及び上記ユーザデータのコンテンツ情報のうち少なくとも1つとを含み、上記一部の項目は、上記トンネル情報、上記IP5タプル、及び上記アプリケーション層識別子のうち少なくとも1つを含み、
上記サービスユニット構成情報は、上記サービスユニットにより実行されるオペレーションに関する情報と、上記サービスユニットが上記ユーザデータを処理する場合に、上記サービスユニットにより用いられるパラメータに関する情報とを含む、項目16に記載の装置。
(項目19)
上記サービスデータ情報が上記トンネル情報を含む場合、上記サービスユニットはベアラユニットを含み、
上記サービスデータ情報が上記IP5タプル情報を含む場合、上記サービスユニットはサービスフローユニットを含み、
上記サービスデータ情報が上記コンテンツ情報を含む場合、上記サービスユニットはコンテンツユニットを含む、項目16から18のいずれか一項に記載の装置。
(項目20)
上記第1の要求メッセージはさらに、上記サービスユニットのユニットタイプ情報を含み、上記ユニットタイプ情報は、上記サービスユニットのタイプ識別子、又は上記サービスユニットにより用いられるテンプレートの識別子を含み、
これにより上記GW−Uは、上記サービスユニットの上記ユニットタイプ情報に従って、上記サービスユニットにより用いられる上記サービスユニットのテンプレートを決定し、決定された上記サービスユニットのテンプレートに基づいて上記サービスユニットを追加する、項目16から19のいずれか一項に記載の装置。
(項目21)
上記送信ユニットはさらに、上記第1の要求メッセージを上記GW−Uへ送信する前に、第2の要求メッセージを上記GW−Uへ送信するように構成され、上記第2の要求メッセージは、上記サービスユニットのテンプレートを追加するように要求するために用いられる、項目20に記載の装置。
(項目22)
上記第1の要求メッセージはさらに処理順序情報を含み、上記処理順序情報は、上記ユーザデータを上記GW−Uで処理する上記サービスユニットの処理順序を示すのに用いられる、項目16から21のいずれか一項に記載の装置。
(項目23)
上記GW−Uはローカルアクセスゲートウェイであり、上記ユーザデータはアップリンクユーザデータであり、
上記サービスユニット構成情報はさらにユーザデータ転送情報を含み、上記ユーザデータ転送情報は、上記ユーザデータを処理するように構成された上記サービスユニットが上記ユーザデータの処理を完了した後に、処理された上記ユーザデータをモバイルアンカーとして用いられる別のGW−Uへ送信するか、又は処理された上記ユーザデータをパケットデータネットワークPDNへ転送するかを示すのに用いられる、項目16から22のいずれか一項に記載の装置。
(項目24)
上記ユーザデータ転送情報は、上記ユーザデータのサービスタイプに従って決定される、項目23に記載の装置。
(項目25)
項目16から24のいずれか一項に記載の装置を備える、ゲートウェイ制御プレーンGW−C。
(項目26)
ユーザデータ処理方法であって、
ユーザデータをゲートウェイユーザプレーンGW−Uにより受信する段階であって、上記GW−Uは、上記ユーザデータを処理するように構成された少なくとも2つのサービスユニットを含む、段階と、
上記ユーザデータを処理するように構成されたサービスユニットを上記GW−Uにより決定する段階であって、上記ユーザデータを処理するように構成された上記サービスユニットは、セッションユニットと、ベアラユニット、サービスフローユニット、及びコンテンツユニットのうち少なくとも1つとを含み、上記セッションユニットはセッション処理を実行するように構成され、上記ベアラユニットはベアラ処理を実行するように構成され、上記サービスフローユニットはサービスフロー処理を実行するように構成され、上記コンテンツユニットはコンテンツ処理を実行するように構成される、段階と、
決定された上記サービスユニットを用いることで、上記ユーザデータを上記GW−Uにより処理する段階と
を備える、方法。
(項目27)
上記ユーザデータはサービスデータ情報を含み、上記サービスデータ情報は、上記ユーザデータを処理するように構成された、上記GW−U内のサービスユニットを決定するのに用いられ、
上記ユーザデータを処理するように構成されたサービスユニットを上記GW−Uにより上記決定する段階は、上記ユーザデータを処理するように構成された上記サービスユニットを、上記サービスデータ情報に従って上記GW−Uにより決定する段階を含む、項目26に記載の方法。
(項目28)
上記サービスデータ情報は、
上記ユーザデータが属する端末のインターネットプロトコルIPアドレスと、
上記ユーザデータを送信するのに用いられるトンネル情報、上記ユーザデータを送信するのに用いられるIP5タプル情報、及び上記ユーザデータのコンテンツ情報のうち少なくとも1つと
を含む、項目27に記載の方法。
(項目29)
上記ユーザデータを処理するように構成された上記サービスユニットを、上記サービスデータ情報に従って上記GW−Uにより上記決定する段階は、
上記ユーザデータが属する上記端末の上記IPアドレスと関連付けられたセッションユニットを、上記ユーザデータを処理するように構成された上記セッションユニットとして上記GW−Uにより用いる段階と、
上記サービスデータ情報が上記トンネル情報を含む場合に、上記トンネル情報と関連付けられたベアラユニットを、上記ユーザデータを処理するように構成された上記ベアラユニットとして上記GW−Uにより用い、上記サービスデータ情報が上記IP5タプル情報を含む場合に、上記IP5タプル情報と関連付けられたサービスフローユニットを、上記ユーザデータを処理するように構成された上記サービスフローユニットとして上記GW−Uにより用い、又は、上記サービスデータ情報が上記コンテンツ情報を含む場合に、上記コンテンツ情報と関連付けられたコンテンツユニットを、上記ユーザデータを処理するように構成された上記コンテンツユニットとして上記GW−Uにより用いる段階と
を含み、
決定された上記サービスユニットを用いることで、上記ユーザデータを上記GW−Uにより上記処理する段階は、
上記ユーザデータを上記セッションユニットにより処理し、処理された上記ユーザデータを、上記ユーザデータを処理するように構成された別の決定されたサービスユニットへ送信する段階と、
上記セッションユニットから受信された上記ユーザデータを上記別のサービスユニットにより処理する段階と
を含む、項目28に記載の方法。
(項目30)
決定された上記サービスユニットを用いることで、上記ユーザデータを上記GW−Uにより上記処理する段階は、上記サービスユニットの保存済みサービスユニット構成情報に従って、決定された上記サービスユニットにより上記ユーザデータを処理する段階を含み、
上記サービスユニット構成情報は、決定された上記サービスユニットにより実行されるオペレーションに関する情報と、決定された上記サービスユニットが上記ユーザデータを処理する場合に、決定された上記サービスユニットにより用いられるパラメータに関する情報とを含む、項目27から29のいずれか一項に記載の方法。
(項目31)
決定された上記サービスユニットを用いることで、上記ユーザデータを上記GW−Uにより上記処理する段階の前に、さらに、
ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された第1の要求メッセージを受信する段階であって、上記第1の要求メッセージは、上記サービスユニットを追加するのに用いられ、上記サービスデータ情報及び上記サービスユニット構成情報を含む、段階と、
上記サービスユニットを追加し、上記サービスデータ情報及び上記サービスユニット構成情報を保存し、追加された上記サービスユニットと上記サービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加された上記サービスユニットと上記サービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する段階と
を含む、又は、
ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された第1の要求メッセージを受信する段階であって、上記第1の要求メッセージは上記サービスユニットを追加するのに用いられ、上記サービスユニット構成情報の上記サービスデータ情報及び識別子情報を含む、段階と、
上記サービスユニットを追加し、上記サービスユニット構成情報の上記識別子情報に従って上記サービスユニット構成情報を決定し、上記サービスデータ情報及び決定された上記サービスユニット構成情報を保存し、追加された上記サービスユニットと上記サービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加された上記サービスユニットと上記サービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する段階と
を含む、項目30に記載の方法。
(項目32)
決定された上記サービスユニットを用いることで、上記ユーザデータを上記GW−Uにより上記処理する段階の前に、さらに、
ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された第1の要求メッセージを受信する段階であって、上記第1の要求メッセージは、上記ユーザデータを処理するように構成された上記セッションユニットと関連付けられた上記サービスユニットを追加するのに用いられ、上記ユーザデータを処理するように構成された上記セッションユニットの識別子情報、上記サービスユニットの上記サービスユニット構成情報、及び上記サービスデータ情報内の一部の項目を含み、上記一部の項目は、上記トンネル情報、上記IP5タプル、及び上記アプリケーション層識別子のうち少なくとも1つを含む、段階と、
上記サービスユニットを追加し、上記一部の項目を元の上記サービスデータ情報に追加し、上記ユーザデータを処理するように構成された上記セッションユニットと上記サービスユニットとの間の対応関係を保存し、上記一部の項目が追加された上記サービスデータ情報及び上記サービスユニット構成情報を保存し、追加された上記サービスユニットと上記サービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加された上記サービスユニットと上記サービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する段階と
を含む、又は、
ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された第1の要求メッセージを受信する段階であって、上記第1の要求メッセージは、上記ユーザデータを処理するように構成された上記セッションユニットと関連付けられた上記サービスユニットを追加するのに用いられ、上記ユーザデータを処理するように構成された上記セッションユニットの識別子情報、上記サービスユニットの上記サービスユニット構成情報の識別子情報、及び上記サービスデータ情報内の一部の項目を含み、上記一部の項目は、上記トンネル情報、上記IP5タプル、及び上記アプリケーション層識別子のうち少なくとも1つを含む、段階と、
上記サービスユニットを追加し、上記サービスユニット構成情報の上記識別子情報に従って、上記サービスユニット構成情報を決定し、上記一部の項目を元の上記サービスデータ情報に追加し、上記ユーザデータを処理するように構成された上記セッションユニットと上記サービスユニットとの間の対応関係を保存し、上記一部の項目が追加された上記サービスデータ情報及び決定された上記サービスユニット構成情報を保存し、追加された上記サービスユニットと上記サービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加された上記サービスユニットと上記サービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する段階と
を含む、項目30に記載の方法。
(項目33)
上記第1の要求メッセージはさらに、上記サービスユニットのユニットタイプ情報を含み、上記ユニットタイプ情報は、上記サービスユニットのタイプ識別子、又は上記サービスユニットにより用いられるテンプレートの識別子を含み、
上記サービスユニットを上記追加する段階は、上記サービスユニットの上記ユニットタイプ情報に従って、上記サービスユニットにより用いられる上記サービスユニットのテンプレートを決定し、決定された上記サービスユニットのテンプレートに基づいて、上記サービスユニットを追加する段階を含む、項目31又は32に記載の方法。
(項目34)
決定された上記サービスユニットのテンプレートに基づいて、上記サービスユニットを上記追加する段階の前に、さらに、
上記GW−Cにより送信された第2の要求メッセージを受信する段階であって、上記第2の要求メッセージは、上記サービスユニットのテンプレートを追加するように要求するために用いられる、段階と、
上記第2の要求メッセージを受信した後に、上記サービスユニットのテンプレートを追加する段階と
を含む、項目33に記載の方法。
(項目35)
上記第1の要求メッセージはさらに処理順序情報を含み、上記処理順序情報は、上記ユーザデータを処理する上記サービスユニットの処理順序を示すのに用いられ、
決定された上記サービスユニットを用いることで上記ユーザデータを上記GW−Uにより上記処理する段階は、
上記ユーザデータを処理するように構成された上記セッションユニットにより、上記ユーザデータを処理する段階と、
上記処理順序情報により示される上記処理順序に従って、上記ユーザデータを処理するように構成された上記セッションユニットにより、上記ユーザデータ及び上記処理順序情報を、上記処理順序により示されるネクストホップサービスユニットへ送信する段階であって、これにより、上記ネクストホップサービスユニットを含む次のサービスユニットが、上記ユーザデータを上記処理順序で処理する、段階と
を含む、項目31から34のいずれか一項に記載の方法。
(項目36)
上記GW−Uはローカルアクセスゲートウェイであり、上記ユーザデータはアップリンクユーザデータであり、
上記サービスユニット構成情報はさらに、ユーザデータ転送情報を含み、上記ユーザデータ転送情報は、上記ユーザデータを処理するように構成された上記サービスユニットが上記ユーザデータの処理を完了した後に、処理された上記ユーザデータをモバイルアンカーとして用いられる別のGW−Uへ送信するか、又は処理された上記ユーザデータをパケットデータネットワークPDNへ転送するかを示すのに用いられる、項目31から35のいずれか一項に記載の方法。
(項目37)
上記ユーザデータ転送情報は、上記ユーザデータのサービスタイプに従って決定される、項目36に記載の方法。
(項目38)
上記GW−Uはモバイルアンカーである、又は、
上記GW−Uはローカルアクセスゲートウェイである、項目26から35のいずれか一項に記載の方法。
(項目39)
上記サービスユニットを上記追加する段階は、サービスコンテキストを作成することで、上記サービスユニットを追加する段階を含み、
決定された上記サービスユニットを用いることで、上記ユーザデータを上記GW−Uにより上記処理する段階は、上記サービスユニットを作成する場合に用いられる上記サービスコンテキストを用いることで、上記ユーザデータを上記GW−Uにより処理する段階を含み、
上記サービスユニットがセッションユニットの場合、上記サービスコンテキストはセッションコンテキストであり、
上記サービスユニットがベアラユニットである場合、上記サービスコンテキストはベアラコンテキストであり、
上記サービスユニットがサービスフローユニットである場合、上記サービスコンテキストはサービスフローコンテキストであり、又は、
上記サービスユニットがコンテンツユニットである場合、上記サービスコンテキストはコンテンツコンテキストである、項目31から37のいずれか一項に記載の方法。
(項目40)
コンピュータユニットにより実行された場合、項目26から39のいずれか一項に記載の方法を、上記コンピュータユニットが実行することを可能にするコンピュータプログラミングコードを備える、コンピュータ可読媒体。
(項目41)
ゲートウェイ構成方法であって、
ユーザデータを処理するサービスユニットがゲートウェイユーザプレーンGW−Uに追加される必要があると、ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより判定する段階と、
上記ユーザデータを処理する上記サービスユニットを上記GW−Uに追加するように要求するために用いられる第1の要求メッセージを、上記GW−Uへ上記GW−Cにより送信する段階と
を備え、
上記ユーザデータを処理する上記サービスユニットは、セッションユニットと、ベアラユニット、サービスフローユニット、及びコンテンツユニットのうち少なくとも1つとを含み、上記セッションユニットはセッション処理を実行するように構成され、上記ベアラユニットはベアラ処理を実行するように構成され、上記サービスフローユニットはサービスフロー処理を実行するように構成され、上記コンテンツユニットはコンテンツ処理を実行するように構成される、方法。
(項目42)
上記第1の要求メッセージは、上記ユーザデータと関連付けられたサービスデータ情報と、上記サービスユニットのサービスユニット構成情報とを含み、これにより上記GW−Uは、上記サービスデータ情報と上記サービスユニット構成情報とを保存し、追加された上記サービスユニットと上記サービスデータ情報との間の対応関係、及び追加された上記サービスユニットと上記サービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する、又は、
上記第1の要求メッセージは、上記ユーザデータと関連付けられたサービスデータ情報と、上記サービスユニットの上記サービスユニット構成情報の識別子情報とを含み、これにより上記GW−Uは、上記サービスユニット構成情報の上記識別子情報に従って上記サービスユニット構成情報を決定し、上記サービスデータ情報と決定された上記サービスユニット構成情報とを保存し、追加された上記サービスユニットと上記サービスデータ情報との間の対応関係、及び追加された上記サービスユニットと上記サービスユニット構成情報との間の対応関係を保存し、
上記サービスデータ情報は、上記ユーザデータが属する端末のインターネットプロトコルIPアドレスと、上記ユーザデータを送信するのに用いられるトンネル情報、上記ユーザデータを送信するのに用いられるIP5タプル情報、及び上記ユーザデータのコンテンツ情報のうち少なくとも1つとを含み、
上記サービスユニット構成情報は、上記サービスユニットにより実行されるオペレーションに関する情報と、上記サービスユニットが上記ユーザデータを処理する場合に、上記サービスユニットにより用いられるパラメータに関する情報とを含む、項目41に記載の方法。
(項目43)
上記第1の要求メッセージは、上記ユーザデータを処理するように構成された上記セッションユニットの識別子情報、上記サービスユニットの上記サービスユニット構成情報、及び上記サービスデータ情報内の一部の項目を含み、これにより上記GW−Uは、上記一部の項目を元の上記サービスデータ情報に追加し、上記ユーザデータを処理するように構成された上記セッションユニットと上記サービスユニットとの間の対応関係を保存し、上記一部の項目が追加された上記サービスデータ情報と上記サービスユニット構成情報とを保存し、上記サービスデータ情報と上記サービスユニットとの間の対応関係、及び上記サービスユニット構成情報と上記サービスユニットとの間の対応関係を保存する、又は、
上記第1の要求メッセージは、上記ユーザデータを処理するように構成された上記セッションユニットの識別子情報、上記サービスユニットの上記サービスユニット構成情報の識別子情報、及び、上記サービスデータ情報内の一部の項目を含み、これにより上記GW−Uは、上記一部の項目を元の上記サービスデータ情報に追加し、上記ユーザデータを処理するように構成された上記セッションユニットと上記サービスユニットとの間の対応関係を保存し、上記サービスユニット構成情報の上記識別子情報に従って上記サービスユニット構成情報を決定し、上記一部の項目が追加された上記サービスデータ情報と上記サービスユニット構成情報とを保存し、上記サービスデータ情報と上記サービスユニットとの間の対応関係、及び上記サービスユニット構成情報と上記サービスユニットとの間の対応関係を保存し、
上記サービスデータ情報は、上記ユーザデータが属する端末のIPアドレスと、上記ユーザデータを送信するのに用いられるトンネル情報、上記ユーザデータを送信するのに用いられるIP5タプル情報、及び上記ユーザデータのコンテンツ情報のうち少なくとも1つとを含み、上記一部の項目は、上記トンネル情報、上記IP5タプル、及び上記アプリケーション層識別子のうち少なくとも1つを含み、
上記サービスユニット構成情報は、上記サービスユニットにより実行されるオペレーションに関する情報と、上記サービスユニットが上記ユーザデータを処理する場合に、上記サービスユニットにより用いられるパラメータに関する情報とを含む、項目41に記載の方法。
(項目44)
上記サービスデータ情報が上記トンネル情報を含む場合、上記サービスユニットはベアラユニットを含み、
上記サービスデータ情報が上記IP5タプル情報を含む場合、上記サービスユニットはサービスフローユニットを含み、
上記サービスデータ情報が上記コンテンツ情報を含む場合、上記サービスユニットはコンテンツユニットを含む、項目41から43のいずれか一項に記載の方法。
(項目45)
上記第1の要求メッセージはさらに、上記サービスユニットのユニットタイプ情報を含み、上記ユニットタイプ情報は、上記サービスユニットのタイプ識別子、又は上記サービスユニットにより用いられるテンプレートの識別子を含み、
これにより上記GW−Uは、上記サービスユニットの上記ユニットタイプ情報に従って、上記サービスユニットにより用いられる上記サービスユニットのテンプレートを決定し、決定された上記サービスユニットのテンプレートに基づいて上記サービスユニットを追加する、項目41から44のいずれか一項に記載の方法。
(項目46)
上記GW−Cが上記第1の要求メッセージを上記GW−Uへ送信する前に、第2の要求メッセージを上記GW−Uへ上記GW−Cにより送信する段階をさらに備え、上記第2の要求メッセージは、上記サービスユニットのテンプレートを追加するように要求するために用いられる、項目45に記載の方法。
(項目47)
上記第1の要求メッセージはさらに処理順序情報を含み、上記処理順序情報は、上記ユーザデータを上記GW−Uで処理する上記サービスユニットの処理順序を示すのに用いられる、項目41から46のいずれか一項に記載の方法。
(項目48)
上記GW−Uはローカルアクセスゲートウェイであり、上記ユーザデータはアップリンクユーザデータであり、
上記サービスユニット構成情報はさらに、ユーザデータ転送情報を含み、上記ユーザデータ転送情報は、上記ユーザデータを処理するように構成された上記サービスユニットが上記ユーザデータの処理を完了した後に、処理された上記ユーザデータをモバイルアンカーとして用いられる別のGW−Uへ送信するか、又は処理された上記ユーザデータをパケットデータネットワークPDNへ転送するかを示すのに用いられる、項目41から47のいずれか一項に記載の方法。
(項目49)
上記ユーザデータ転送情報は、上記ユーザデータのサービスタイプに従って決定される、項目48に記載の方法。
(項目50)
コンピュータユニットにより実行された場合、項目41から49のいずれか一項に記載の方法を、上記コンピュータユニットが実行することを可能にするコンピュータプログラミングコードを備える、コンピュータ可読媒体。
(項目51)
ゲートウェイユーザプレーンGW−U及びゲートウェイ制御プレーンGW−Cを備える通信システムであって、
上記GW−Cは、第1の要求メッセージを上記GW−Uへ送信するように構成され、上記第1の要求メッセージは、ユーザデータを処理するサービスモジュールを上記GW−Uに追加するように要求するために用いられ、上記ユーザデータを処理する上記サービスモジュールは、セッションモジュールと、ベアラモジュール、サービスフローモジュール、及びコンテンツモジュールのうち少なくとも1つとを含み、上記セッションモジュールはセッション処理を実行するように構成され、上記ベアラモジュールはベアラ処理を実行するように構成され、上記サービスフローモジュールはサービスフロー処理を実行するように構成され、上記コンテンツモジュールはコンテンツ処理を実行するように構成され、
上記GW−Uは、上記GW−Cにより送信された上記第1の要求メッセージを受信し、上記第1の要求メッセージに従って、上記ユーザデータを処理する上記サービスモジュールを追加し、上記ユーザデータを受信した場合に、上記ユーザデータを処理する追加された上記サービスモジュールを用いることで、上記ユーザデータを処理するように構成される、通信システム。

Claims (51)

  1. ユーザデータ処理装置であって、
    ユーザデータを受信するように構成されたインタフェース管理ユニットと、
    前記ユーザデータを処理するように構成された少なくとも2つのサービスユニットと
    を備え、
    前記少なくとも2つのサービスユニットは、セッションユニットと、ベアラユニット、サービスフローユニット、及びコンテンツユニットのうち少なくとも1つとを含み、前記セッションユニットはセッション処理を実行するように構成され、前記ベアラユニットはベアラ処理を実行するように構成され、前記サービスフローユニットはサービスフロー処理を実行するように構成され、前記コンテンツユニットはコンテンツ処理を実行するように構成され、
    前記インタフェース管理ユニットはさらに、前記ユーザデータを処理するように構成された前記セッションユニットを決定し、決定された前記セッションユニットへ受信された前記ユーザデータを送信するように構成され、
    前記セッションユニットはさらに、前記ユーザデータを処理するように構成された別のサービスユニットを決定するように構成される、
    装置。
  2. 前記ユーザデータはサービスデータ情報を含み、前記サービスデータ情報は、前記ユーザデータを処理するように構成されたサービスユニットを決定するのに用いられ、
    前記インタフェース管理ユニットは具体的には、前記サービスデータ情報に従って、前記ユーザデータを処理するように構成された前記セッションユニットを決定するように構成され、
    前記セッションユニットは具体的には、前記サービスデータ情報に従って、前記ユーザデータを処理するように構成された前記別のサービスユニットを決定するように構成される、請求項1に記載の装置。
  3. 前記サービスデータ情報は、
    前記ユーザデータが属する端末のインターネットプロトコルIPアドレスと、
    前記ユーザデータを送信するのに用いられるトンネル情報、前記ユーザデータを送信するのに用いられるIP5タプル情報、及び前記ユーザデータのコンテンツ情報のうち少なくとも1つと
    を含む、請求項2に記載の装置。
  4. 前記インタフェース管理ユニットは具体的には、前記ユーザデータが属する前記端末の前記IPアドレスと関連付けられたセッションユニットを、前記ユーザデータを処理するように構成された前記セッションユニットとして用いるように構成され、
    前記セッションユニットは具体的には、前記サービスデータ情報が前記トンネル情報を含む場合に、前記トンネル情報と関連付けられたベアラユニットを、前記ユーザデータを処理するように構成されたベアラユニットとして用い、前記サービスデータ情報が前記IP5タプル情報を含む場合に、前記IP5タプル情報と関連付けられたサービスフローユニットを、前記ユーザデータを処理するように構成されたサービスフローユニットとして用い、又は、前記サービスデータ情報が前記コンテンツ情報を含む場合に、前記コンテンツ情報と関連付けられたコンテンツユニットを、前記ユーザデータを処理するように構成されたコンテンツユニットとして用いるように構成される、請求項3に記載の装置。
  5. 前記サービスユニットは具体的には、保存済みサービスユニット構成情報に従って、前記ユーザデータを別々に処理するように構成され、
    前記サービスユニット構成情報は、前記サービスユニットにより実行されるオペレーションに関する情報と、前記サービスユニットが前記ユーザデータを処理する場合に、前記サービスユニットにより用いられるパラメータに関する情報とを含む、請求項2から4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記インタフェース管理ユニットはさらに、前記ユーザデータを処理するように構成された前記セッションユニットを決定する前に、
    ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された、前記サービスユニットを追加するのに用いられる、前記サービスデータ情報及び前記サービスユニット構成情報を含んだ、第1の要求メッセージを受信し、前記サービスユニットを追加し、前記サービスデータ情報及び前記サービスユニット構成情報を保存し、追加された前記サービスユニットと前記サービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加された前記サービスユニットと前記サービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する、又は、
    ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された、前記サービスユニットを追加するのに用いられる、前記サービスユニット構成情報の前記サービスデータ情報及び識別子情報を含んだ、第1の要求メッセージを受信し、前記サービスユニットを追加し、前記サービスユニット構成情報の前記識別子情報に従って前記サービスユニット構成情報を決定し、前記サービスデータ情報及び決定された前記サービスユニット構成情報を保存し、追加された前記サービスユニットと前記サービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加された前記サービスユニットと前記サービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する
    ように構成される、請求項5に記載の装置。
  7. 前記インタフェース管理ユニットはさらに、前記ユーザデータを処理するように構成された前記セッションユニットを決定する前に、
    ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された、前記ユーザデータを処理するように構成された前記セッションユニットと関連付けられた前記サービスユニットを追加するのに用いられる、前記ユーザデータを処理するように構成された前記セッションユニットの識別子情報と、前記サービスユニットの前記サービスユニット構成情報と、前記サービスデータ情報内の一部の項目であって、前記トンネル情報、前記IP5タプル、及び前記アプリケーション層識別子のうち少なくとも1つを含む、一部の項目とを含んだ、第1の要求メッセージを受信し、前記サービスユニットを追加し、前記一部の項目を元の前記サービスデータ情報に追加し、前記ユーザデータを処理するように構成された前記セッションユニットと前記サービスユニットとの間の対応関係を保存し、前記一部の項目が追加された前記サービスデータ情報と前記サービスユニット構成情報とを保存し、追加された前記サービスユニットと前記サービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加された前記サービスユニットと前記サービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する、又は、
    ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された、前記ユーザデータを処理するように構成された前記セッションユニットと関連付けられた前記サービスユニットを追加するのに用いられる、前記ユーザデータを処理するように構成された前記セッションユニットの識別子情報と、前記サービスユニットの前記サービスユニット構成情報の識別子情報と、前記サービスデータ情報内の一部の項目であって、前記トンネル情報、前記IP5タプル、及び前記アプリケーション層識別子のうち少なくとも1つを含む、一部の項目とを含んだ、第1の要求メッセージを受信し、前記サービスユニットを追加し、前記サービスユニット構成情報の前記識別子情報に従って前記サービスユニット構成情報を決定し、前記一部の項目を元の前記サービスデータ情報に追加し、前記ユーザデータを処理するように構成された前記セッションユニットと前記サービスユニットとの間の対応関係を保存し、前記一部の項目が追加された前記サービスデータ情報と決定された前記サービスユニット構成情報とを保存し、追加された前記サービスユニットと前記サービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加された前記サービスユニットと前記サービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する
    ように構成される、請求項5に記載の装置。
  8. 前記第1の要求メッセージはさらに、前記サービスユニットのユニットタイプ情報を含み、前記ユニットタイプ情報は、前記サービスユニットのタイプ識別子、又は前記サービスユニットにより用いられるテンプレートの識別子を含み、
    前記インタフェース管理ユニットは具体的には、前記サービスユニットの前記ユニットタイプ情報に従って、前記サービスユニットにより用いられる前記サービスユニットのテンプレートを決定し、決定された前記サービスユニットのテンプレートに基づいて前記サービスユニットを追加するように構成される、請求項6又は7に記載の装置。
  9. 前記インタフェース管理ユニットはさらに、決定された前記サービスユニットのテンプレートに基づいて前記サービスユニットを追加する前に、
    前記GW−Cにより送信された、前記サービスユニットのテンプレートを追加するように要求するために用いられる、第2の要求メッセージを受信し、
    前記第2の要求メッセージを受信した後に、前記サービスユニットのテンプレートを追加する
    ように構成される、請求項8に記載の装置。
  10. 前記第1の要求メッセージはさらに処理順序情報を含み、前記処理順序情報は、前記ユーザデータを処理する前記サービスユニットの処理順序を示すのに用いられ、
    前記セッションユニットはさらに、前記ユーザデータが処理された後に、前記処理順序情報により示される前記処理順序に従って、前記ユーザデータ及び前記処理順序情報を、前記処理順序により示されるネクストホップサービスユニットへ送信するように構成され、これにより、前記ネクストホップサービスユニットを含む次のサービスユニットが、前記ユーザデータを前記処理順序で処理する、請求項6から9のいずれか一項に記載の装置。
  11. 前記GW−Uはローカルアクセスゲートウェイであり、前記ユーザデータはアップリンクユーザデータであり、
    前記サービスユニット構成情報はさらに、ユーザデータ転送情報を含み、前記ユーザデータ転送情報は、前記ユーザデータを処理するように構成された前記サービスユニットが前記ユーザデータの処理を完了した後に、処理された前記ユーザデータをモバイルアンカーとして用いられる別のGW−Uへ送信するか、又は処理された前記ユーザデータをパケットデータネットワークPDNへ転送するかを示すのに用いられる、請求項6から10のいずれか一項に記載の装置。
  12. 前記ユーザデータ転送情報は、前記ユーザデータのサービスタイプに従って決定される、請求項11に記載の装置。
  13. 前記装置が位置するゲートウェイユーザプレーンGW−Uは、モバイルアンカーである、又は、
    前記GW−Uは、ローカルアクセスゲートウェイである、請求項1から10のいずれか一項に記載の装置。
  14. 前記インタフェース管理ユニットは具体的には、サービスコンテキストを作成することで、前記サービスユニットを追加するように構成され、
    前記サービスユニットは具体的には、前記インタフェース管理ユニットが前記サービスユニットを作成する場合に用いられる前記サービスコンテキストに従って、前記ユーザデータを処理するように構成され、
    前記サービスユニットがセッションユニットの場合、前記サービスコンテキストはセッションコンテキストであり、
    前記サービスユニットがベアラユニットである場合、前記サービスコンテキストはベアラコンテキストであり、
    前記サービスユニットがサービスフローユニットである場合、前記サービスコンテキストはサービスフローコンテキストであり、又は、
    前記サービスユニットがコンテンツユニットである場合、前記サービスコンテキストはコンテンツコンテキストである、請求項6から12のいずれか一項に記載の装置。
  15. 請求項1から14のいずれか一項に記載の装置を備える、ゲートウェイユーザプレーンGW−U。
  16. ゲートウェイ構成装置であって、
    ユーザデータを処理するサービスユニットがゲートウェイユーザプレーンGW−Uに追加される必要があると判定するように構成された処理ユニットと、
    前記ユーザデータを処理する前記サービスユニットを前記GW−Uに追加するように要求するために用いられる第1の要求メッセージを、前記GW−Uへ送信するように構成された送信ユニットと
    を含み、
    前記ユーザデータを処理する前記サービスユニットは、セッションユニットと、ベアラユニット、サービスフローユニット、及びコンテンツユニットのうち少なくとも1つとを含み、前記セッションユニットはセッション処理を実行するように構成され、前記ベアラユニットはベアラ処理を実行するように構成され、前記サービスフローユニットはサービスフロー処理を実行するように構成され、前記コンテンツユニットはコンテンツ処理を実行するように構成される、装置。
  17. 前記第1の要求メッセージは、前記ユーザデータと関連付けられたサービスデータ情報と、前記サービスユニットのサービスユニット構成情報とを含み、これにより前記GW−Uは、前記サービスデータ情報と前記サービスユニット構成情報とを保存し、追加された前記サービスユニットと前記サービスデータ情報との間の対応関係、及び追加された前記サービスユニットと前記サービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する、又は、
    前記第1の要求メッセージは、前記ユーザデータと関連付けられたサービスデータ情報と、前記サービスユニットの前記サービスユニット構成情報の識別子情報とを含み、これにより前記GW−Uは、前記サービスユニット構成情報の前記識別子情報に従って前記サービスユニット構成情報を決定し、前記サービスデータ情報と決定された前記サービスユニット構成情報とを保存し、追加された前記サービスユニットと前記サービスデータ情報との間の対応関係、及び追加された前記サービスユニットと前記サービスユニット構成情報との間の対応関係を保存し、
    前記サービスデータ情報は、前記ユーザデータが属する端末のインターネットプロトコルIPアドレスと、前記ユーザデータを送信するのに用いられるトンネル情報、前記ユーザデータを送信するのに用いられるIP5タプル情報、及び前記ユーザデータのコンテンツ情報のうち少なくとも1つとを含み、
    前記サービスユニット構成情報は、前記サービスユニットにより実行されるオペレーションに関する情報と、前記サービスユニットが前記ユーザデータを処理する場合に、前記サービスユニットにより用いられるパラメータに関する情報とを含む、請求項16に記載の装置。
  18. 前記第1の要求メッセージは、前記ユーザデータを処理するように構成された前記セッションユニットの識別子情報、前記サービスユニットの前記サービスユニット構成情報、及び前記サービスデータ情報内の一部の項目を含み、これにより前記GW−Uは、前記一部の項目を元の前記サービスデータ情報に追加し、前記ユーザデータを処理するように構成された前記セッションユニットと前記サービスユニットとの間の対応関係を保存し、前記一部の項目が追加された前記サービスデータ情報と前記サービスユニット構成情報とを保存し、前記サービスデータ情報と前記サービスユニットとの間の対応関係、及び前記サービスユニット構成情報と前記サービスユニットとの間の対応関係を保存する、又は、
    前記第1の要求メッセージは、前記ユーザデータを処理するように構成された前記セッションユニットの識別子情報、前記サービスユニットの前記サービスユニット構成情報の識別子情報、及び、前記サービスデータ情報内の一部の項目を含み、これにより前記GW−Uは、前記一部の項目を元の前記サービスデータ情報に追加し、前記ユーザデータを処理するように構成された前記セッションユニットと前記サービスユニットとの間の対応関係を保存し、前記サービスユニット構成情報の前記識別子情報に従って前記サービスユニット構成情報を決定し、前記一部の項目が追加された前記サービスデータ情報と前記サービスユニット構成情報とを保存し、前記サービスデータ情報と前記サービスユニットとの間の対応関係、及び前記サービスユニット構成情報と前記サービスユニットとの間の対応関係を保存し、
    前記サービスデータ情報は、前記ユーザデータが属する端末のIPアドレスと、前記ユーザデータを送信するのに用いられるトンネル情報、前記ユーザデータを送信するのに用いられるIP5タプル情報、及び前記ユーザデータのコンテンツ情報のうち少なくとも1つとを含み、前記一部の項目は、前記トンネル情報、前記IP5タプル、及び前記アプリケーション層識別子のうち少なくとも1つを含み、
    前記サービスユニット構成情報は、前記サービスユニットにより実行されるオペレーションに関する情報と、前記サービスユニットが前記ユーザデータを処理する場合に、前記サービスユニットにより用いられるパラメータに関する情報とを含む、請求項16に記載の装置。
  19. 前記サービスデータ情報が前記トンネル情報を含む場合、前記サービスユニットはベアラユニットを含み、
    前記サービスデータ情報が前記IP5タプル情報を含む場合、前記サービスユニットはサービスフローユニットを含み、
    前記サービスデータ情報が前記コンテンツ情報を含む場合、前記サービスユニットはコンテンツユニットを含む、請求項16から18のいずれか一項に記載の装置。
  20. 前記第1の要求メッセージはさらに、前記サービスユニットのユニットタイプ情報を含み、前記ユニットタイプ情報は、前記サービスユニットのタイプ識別子、又は前記サービスユニットにより用いられるテンプレートの識別子を含み、
    これにより前記GW−Uは、前記サービスユニットの前記ユニットタイプ情報に従って、前記サービスユニットにより用いられる前記サービスユニットのテンプレートを決定し、決定された前記サービスユニットのテンプレートに基づいて前記サービスユニットを追加する、請求項16から19のいずれか一項に記載の装置。
  21. 前記送信ユニットはさらに、前記第1の要求メッセージを前記GW−Uへ送信する前に、第2の要求メッセージを前記GW−Uへ送信するように構成され、前記第2の要求メッセージは、前記サービスユニットのテンプレートを追加するように要求するために用いられる、請求項20に記載の装置。
  22. 前記第1の要求メッセージはさらに処理順序情報を含み、前記処理順序情報は、前記ユーザデータを前記GW−Uで処理する前記サービスユニットの処理順序を示すのに用いられる、請求項16から21のいずれか一項に記載の装置。
  23. 前記GW−Uはローカルアクセスゲートウェイであり、前記ユーザデータはアップリンクユーザデータであり、
    前記サービスユニット構成情報はさらにユーザデータ転送情報を含み、前記ユーザデータ転送情報は、前記ユーザデータを処理するように構成された前記サービスユニットが前記ユーザデータの処理を完了した後に、処理された前記ユーザデータをモバイルアンカーとして用いられる別のGW−Uへ送信するか、又は処理された前記ユーザデータをパケットデータネットワークPDNへ転送するかを示すのに用いられる、請求項16から22のいずれか一項に記載の装置。
  24. 前記ユーザデータ転送情報は、前記ユーザデータのサービスタイプに従って決定される、請求項23に記載の装置。
  25. 請求項16から24のいずれか一項に記載の装置を備える、ゲートウェイ制御プレーンGW−C。
  26. ユーザデータ処理方法であって、
    ユーザデータをゲートウェイユーザプレーンGW−Uにより受信する段階であって、前記GW−Uは、前記ユーザデータを処理するように構成された少なくとも2つのサービスユニットを含む、段階と、
    前記ユーザデータを処理するように構成されたサービスユニットを前記GW−Uにより決定する段階であって、前記ユーザデータを処理するように構成された前記サービスユニットは、セッションユニットと、ベアラユニット、サービスフローユニット、及びコンテンツユニットのうち少なくとも1つとを含み、前記セッションユニットはセッション処理を実行するように構成され、前記ベアラユニットはベアラ処理を実行するように構成され、前記サービスフローユニットはサービスフロー処理を実行するように構成され、前記コンテンツユニットはコンテンツ処理を実行するように構成される、段階と、
    決定された前記サービスユニットを用いることで、前記ユーザデータを前記GW−Uにより処理する段階と
    を備える、方法。
  27. 前記ユーザデータはサービスデータ情報を含み、前記サービスデータ情報は、前記ユーザデータを処理するように構成された、前記GW−U内のサービスユニットを決定するのに用いられ、
    前記ユーザデータを処理するように構成されたサービスユニットを前記GW−Uにより前記決定する段階は、前記ユーザデータを処理するように構成された前記サービスユニットを、前記サービスデータ情報に従って前記GW−Uにより決定する段階を含む、請求項26に記載の方法。
  28. 前記サービスデータ情報は、
    前記ユーザデータが属する端末のインターネットプロトコルIPアドレスと、
    前記ユーザデータを送信するのに用いられるトンネル情報、前記ユーザデータを送信するのに用いられるIP5タプル情報、及び前記ユーザデータのコンテンツ情報のうち少なくとも1つと
    を含む、請求項27に記載の方法。
  29. 前記ユーザデータを処理するように構成された前記サービスユニットを、前記サービスデータ情報に従って前記GW−Uにより前記決定する段階は、
    前記ユーザデータが属する前記端末の前記IPアドレスと関連付けられたセッションユニットを、前記ユーザデータを処理するように構成された前記セッションユニットとして前記GW−Uにより用いる段階と、
    前記サービスデータ情報が前記トンネル情報を含む場合に、前記トンネル情報と関連付けられたベアラユニットを、前記ユーザデータを処理するように構成された前記ベアラユニットとして前記GW−Uにより用い、前記サービスデータ情報が前記IP5タプル情報を含む場合に、前記IP5タプル情報と関連付けられたサービスフローユニットを、前記ユーザデータを処理するように構成された前記サービスフローユニットとして前記GW−Uにより用い、又は、前記サービスデータ情報が前記コンテンツ情報を含む場合に、前記コンテンツ情報と関連付けられたコンテンツユニットを、前記ユーザデータを処理するように構成された前記コンテンツユニットとして前記GW−Uにより用いる段階と
    を含み、
    決定された前記サービスユニットを用いることで、前記ユーザデータを前記GW−Uにより前記処理する段階は、
    前記ユーザデータを前記セッションユニットにより処理し、処理された前記ユーザデータを、前記ユーザデータを処理するように構成された別の決定されたサービスユニットへ送信する段階と、
    前記セッションユニットから受信された前記ユーザデータを前記別のサービスユニットにより処理する段階と
    を含む、請求項28に記載の方法。
  30. 決定された前記サービスユニットを用いることで、前記ユーザデータを前記GW−Uにより前記処理する段階は、前記サービスユニットの保存済みサービスユニット構成情報に従って、決定された前記サービスユニットにより前記ユーザデータを処理する段階を含み、
    前記サービスユニット構成情報は、決定された前記サービスユニットにより実行されるオペレーションに関する情報と、決定された前記サービスユニットが前記ユーザデータを処理する場合に、決定された前記サービスユニットにより用いられるパラメータに関する情報とを含む、請求項27から29のいずれか一項に記載の方法。
  31. 決定された前記サービスユニットを用いることで、前記ユーザデータを前記GW−Uにより前記処理する段階の前に、さらに、
    ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された第1の要求メッセージを受信する段階であって、前記第1の要求メッセージは、前記サービスユニットを追加するのに用いられ、前記サービスデータ情報及び前記サービスユニット構成情報を含む、段階と、
    前記サービスユニットを追加し、前記サービスデータ情報及び前記サービスユニット構成情報を保存し、追加された前記サービスユニットと前記サービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加された前記サービスユニットと前記サービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する段階と
    を含む、又は、
    ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された第1の要求メッセージを受信する段階であって、前記第1の要求メッセージは前記サービスユニットを追加するのに用いられ、前記サービスユニット構成情報の前記サービスデータ情報及び識別子情報を含む、段階と、
    前記サービスユニットを追加し、前記サービスユニット構成情報の前記識別子情報に従って前記サービスユニット構成情報を決定し、前記サービスデータ情報及び決定された前記サービスユニット構成情報を保存し、追加された前記サービスユニットと前記サービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加された前記サービスユニットと前記サービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する段階と
    を含む、請求項30に記載の方法。
  32. 決定された前記サービスユニットを用いることで、前記ユーザデータを前記GW−Uにより前記処理する段階の前に、さらに、
    ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された第1の要求メッセージを受信する段階であって、前記第1の要求メッセージは、前記ユーザデータを処理するように構成された前記セッションユニットと関連付けられた前記サービスユニットを追加するのに用いられ、前記ユーザデータを処理するように構成された前記セッションユニットの識別子情報、前記サービスユニットの前記サービスユニット構成情報、及び前記サービスデータ情報内の一部の項目を含み、前記一部の項目は、前記トンネル情報、前記IP5タプル、及び前記アプリケーション層識別子のうち少なくとも1つを含む、段階と、
    前記サービスユニットを追加し、前記一部の項目を元の前記サービスデータ情報に追加し、前記ユーザデータを処理するように構成された前記セッションユニットと前記サービスユニットとの間の対応関係を保存し、前記一部の項目が追加された前記サービスデータ情報及び前記サービスユニット構成情報を保存し、追加された前記サービスユニットと前記サービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加された前記サービスユニットと前記サービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する段階と
    を含む、又は、
    ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより送信された第1の要求メッセージを受信する段階であって、前記第1の要求メッセージは、前記ユーザデータを処理するように構成された前記セッションユニットと関連付けられた前記サービスユニットを追加するのに用いられ、前記ユーザデータを処理するように構成された前記セッションユニットの識別子情報、前記サービスユニットの前記サービスユニット構成情報の識別子情報、及び前記サービスデータ情報内の一部の項目を含み、前記一部の項目は、前記トンネル情報、前記IP5タプル、及び前記アプリケーション層識別子のうち少なくとも1つを含む、段階と、
    前記サービスユニットを追加し、前記サービスユニット構成情報の前記識別子情報に従って、前記サービスユニット構成情報を決定し、前記一部の項目を元の前記サービスデータ情報に追加し、前記ユーザデータを処理するように構成された前記セッションユニットと前記サービスユニットとの間の対応関係を保存し、前記一部の項目が追加された前記サービスデータ情報及び決定された前記サービスユニット構成情報を保存し、追加された前記サービスユニットと前記サービスデータ情報との間の対応関係を保存し、追加された前記サービスユニットと前記サービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する段階と
    を含む、請求項30に記載の方法。
  33. 前記第1の要求メッセージはさらに、前記サービスユニットのユニットタイプ情報を含み、前記ユニットタイプ情報は、前記サービスユニットのタイプ識別子、又は前記サービスユニットにより用いられるテンプレートの識別子を含み、
    前記サービスユニットを前記追加する段階は、前記サービスユニットの前記ユニットタイプ情報に従って、前記サービスユニットにより用いられる前記サービスユニットのテンプレートを決定し、決定された前記サービスユニットのテンプレートに基づいて、前記サービスユニットを追加する段階を含む、請求項31又は32に記載の方法。
  34. 決定された前記サービスユニットのテンプレートに基づいて、前記サービスユニットを前記追加する段階の前に、さらに、
    前記GW−Cにより送信された第2の要求メッセージを受信する段階であって、前記第2の要求メッセージは、前記サービスユニットのテンプレートを追加するように要求するために用いられる、段階と、
    前記第2の要求メッセージを受信した後に、前記サービスユニットのテンプレートを追加する段階と
    を含む、請求項33に記載の方法。
  35. 前記第1の要求メッセージはさらに処理順序情報を含み、前記処理順序情報は、前記ユーザデータを処理する前記サービスユニットの処理順序を示すのに用いられ、
    決定された前記サービスユニットを用いることで前記ユーザデータを前記GW−Uにより前記処理する段階は、
    前記ユーザデータを処理するように構成された前記セッションユニットにより、前記ユーザデータを処理する段階と、
    前記処理順序情報により示される前記処理順序に従って、前記ユーザデータを処理するように構成された前記セッションユニットにより、前記ユーザデータ及び前記処理順序情報を、前記処理順序により示されるネクストホップサービスユニットへ送信する段階であって、これにより、前記ネクストホップサービスユニットを含む次のサービスユニットが、前記ユーザデータを前記処理順序で処理する、段階と
    を含む、請求項31から34のいずれか一項に記載の方法。
  36. 前記GW−Uはローカルアクセスゲートウェイであり、前記ユーザデータはアップリンクユーザデータであり、
    前記サービスユニット構成情報はさらに、ユーザデータ転送情報を含み、前記ユーザデータ転送情報は、前記ユーザデータを処理するように構成された前記サービスユニットが前記ユーザデータの処理を完了した後に、処理された前記ユーザデータをモバイルアンカーとして用いられる別のGW−Uへ送信するか、又は処理された前記ユーザデータをパケットデータネットワークPDNへ転送するかを示すのに用いられる、請求項31から35のいずれか一項に記載の方法。
  37. 前記ユーザデータ転送情報は、前記ユーザデータのサービスタイプに従って決定される、請求項36に記載の方法。
  38. 前記GW−Uはモバイルアンカーである、又は、
    前記GW−Uはローカルアクセスゲートウェイである、請求項26から35のいずれか一項に記載の方法。
  39. 前記サービスユニットを前記追加する段階は、サービスコンテキストを作成することで、前記サービスユニットを追加する段階を含み、
    決定された前記サービスユニットを用いることで、前記ユーザデータを前記GW−Uにより前記処理する段階は、前記サービスユニットを作成する場合に用いられる前記サービスコンテキストを用いることで、前記ユーザデータを前記GW−Uにより処理する段階を含み、
    前記サービスユニットがセッションユニットの場合、前記サービスコンテキストはセッションコンテキストであり、
    前記サービスユニットがベアラユニットである場合、前記サービスコンテキストはベアラコンテキストであり、
    前記サービスユニットがサービスフローユニットである場合、前記サービスコンテキストはサービスフローコンテキストであり、又は、
    前記サービスユニットがコンテンツユニットである場合、前記サービスコンテキストはコンテンツコンテキストである、請求項31から37のいずれか一項に記載の方法。
  40. コンピュータユニットにより実行された場合、請求項26から39のいずれか一項に記載の方法を、前記コンピュータユニットが実行することを可能にするコンピュータプログラミングコードを備える、コンピュータ可読媒体。
  41. ゲートウェイ構成方法であって、
    ユーザデータを処理するサービスユニットがゲートウェイユーザプレーンGW−Uに追加される必要があると、ゲートウェイ制御プレーンGW−Cにより判定する段階と、
    前記ユーザデータを処理する前記サービスユニットを前記GW−Uに追加するように要求するために用いられる第1の要求メッセージを、前記GW−Uへ前記GW−Cにより送信する段階と
    を備え、
    前記ユーザデータを処理する前記サービスユニットは、セッションユニットと、ベアラユニット、サービスフローユニット、及びコンテンツユニットのうち少なくとも1つとを含み、前記セッションユニットはセッション処理を実行するように構成され、前記ベアラユニットはベアラ処理を実行するように構成され、前記サービスフローユニットはサービスフロー処理を実行するように構成され、前記コンテンツユニットはコンテンツ処理を実行するように構成される、方法。
  42. 前記第1の要求メッセージは、前記ユーザデータと関連付けられたサービスデータ情報と、前記サービスユニットのサービスユニット構成情報とを含み、これにより前記GW−Uは、前記サービスデータ情報と前記サービスユニット構成情報とを保存し、追加された前記サービスユニットと前記サービスデータ情報との間の対応関係、及び追加された前記サービスユニットと前記サービスユニット構成情報との間の対応関係を保存する、又は、
    前記第1の要求メッセージは、前記ユーザデータと関連付けられたサービスデータ情報と、前記サービスユニットの前記サービスユニット構成情報の識別子情報とを含み、これにより前記GW−Uは、前記サービスユニット構成情報の前記識別子情報に従って前記サービスユニット構成情報を決定し、前記サービスデータ情報と決定された前記サービスユニット構成情報とを保存し、追加された前記サービスユニットと前記サービスデータ情報との間の対応関係、及び追加された前記サービスユニットと前記サービスユニット構成情報との間の対応関係を保存し、
    前記サービスデータ情報は、前記ユーザデータが属する端末のインターネットプロトコルIPアドレスと、前記ユーザデータを送信するのに用いられるトンネル情報、前記ユーザデータを送信するのに用いられるIP5タプル情報、及び前記ユーザデータのコンテンツ情報のうち少なくとも1つとを含み、
    前記サービスユニット構成情報は、前記サービスユニットにより実行されるオペレーションに関する情報と、前記サービスユニットが前記ユーザデータを処理する場合に、前記サービスユニットにより用いられるパラメータに関する情報とを含む、請求項41に記載の方法。
  43. 前記第1の要求メッセージは、前記ユーザデータを処理するように構成された前記セッションユニットの識別子情報、前記サービスユニットの前記サービスユニット構成情報、及び前記サービスデータ情報内の一部の項目を含み、これにより前記GW−Uは、前記一部の項目を元の前記サービスデータ情報に追加し、前記ユーザデータを処理するように構成された前記セッションユニットと前記サービスユニットとの間の対応関係を保存し、前記一部の項目が追加された前記サービスデータ情報と前記サービスユニット構成情報とを保存し、前記サービスデータ情報と前記サービスユニットとの間の対応関係、及び前記サービスユニット構成情報と前記サービスユニットとの間の対応関係を保存する、又は、
    前記第1の要求メッセージは、前記ユーザデータを処理するように構成された前記セッションユニットの識別子情報、前記サービスユニットの前記サービスユニット構成情報の識別子情報、及び、前記サービスデータ情報内の一部の項目を含み、これにより前記GW−Uは、前記一部の項目を元の前記サービスデータ情報に追加し、前記ユーザデータを処理するように構成された前記セッションユニットと前記サービスユニットとの間の対応関係を保存し、前記サービスユニット構成情報の前記識別子情報に従って前記サービスユニット構成情報を決定し、前記一部の項目が追加された前記サービスデータ情報と前記サービスユニット構成情報とを保存し、前記サービスデータ情報と前記サービスユニットとの間の対応関係、及び前記サービスユニット構成情報と前記サービスユニットとの間の対応関係を保存し、
    前記サービスデータ情報は、前記ユーザデータが属する端末のIPアドレスと、前記ユーザデータを送信するのに用いられるトンネル情報、前記ユーザデータを送信するのに用いられるIP5タプル情報、及び前記ユーザデータのコンテンツ情報のうち少なくとも1つとを含み、前記一部の項目は、前記トンネル情報、前記IP5タプル、及び前記アプリケーション層識別子のうち少なくとも1つを含み、
    前記サービスユニット構成情報は、前記サービスユニットにより実行されるオペレーションに関する情報と、前記サービスユニットが前記ユーザデータを処理する場合に、前記サービスユニットにより用いられるパラメータに関する情報とを含む、請求項41に記載の方法。
  44. 前記サービスデータ情報が前記トンネル情報を含む場合、前記サービスユニットはベアラユニットを含み、
    前記サービスデータ情報が前記IP5タプル情報を含む場合、前記サービスユニットはサービスフローユニットを含み、
    前記サービスデータ情報が前記コンテンツ情報を含む場合、前記サービスユニットはコンテンツユニットを含む、請求項41から43のいずれか一項に記載の方法。
  45. 前記第1の要求メッセージはさらに、前記サービスユニットのユニットタイプ情報を含み、前記ユニットタイプ情報は、前記サービスユニットのタイプ識別子、又は前記サービスユニットにより用いられるテンプレートの識別子を含み、
    これにより前記GW−Uは、前記サービスユニットの前記ユニットタイプ情報に従って、前記サービスユニットにより用いられる前記サービスユニットのテンプレートを決定し、決定された前記サービスユニットのテンプレートに基づいて前記サービスユニットを追加する、請求項41から44のいずれか一項に記載の方法。
  46. 前記GW−Cが前記第1の要求メッセージを前記GW−Uへ送信する前に、第2の要求メッセージを前記GW−Uへ前記GW−Cにより送信する段階をさらに備え、前記第2の要求メッセージは、前記サービスユニットのテンプレートを追加するように要求するために用いられる、請求項45に記載の方法。
  47. 前記第1の要求メッセージはさらに処理順序情報を含み、前記処理順序情報は、前記ユーザデータを前記GW−Uで処理する前記サービスユニットの処理順序を示すのに用いられる、請求項41から46のいずれか一項に記載の方法。
  48. 前記GW−Uはローカルアクセスゲートウェイであり、前記ユーザデータはアップリンクユーザデータであり、
    前記サービスユニット構成情報はさらに、ユーザデータ転送情報を含み、前記ユーザデータ転送情報は、前記ユーザデータを処理するように構成された前記サービスユニットが前記ユーザデータの処理を完了した後に、処理された前記ユーザデータをモバイルアンカーとして用いられる別のGW−Uへ送信するか、又は処理された前記ユーザデータをパケットデータネットワークPDNへ転送するかを示すのに用いられる、請求項41から47のいずれか一項に記載の方法。
  49. 前記ユーザデータ転送情報は、前記ユーザデータのサービスタイプに従って決定される、請求項48に記載の方法。
  50. コンピュータユニットにより実行された場合、請求項41から49のいずれか一項に記載の方法を、前記コンピュータユニットが実行することを可能にするコンピュータプログラミングコードを備える、コンピュータ可読媒体。
  51. ゲートウェイユーザプレーンGW−U及びゲートウェイ制御プレーンGW−Cを備える通信システムであって、
    前記GW−Cは、第1の要求メッセージを前記GW−Uへ送信するように構成され、前記第1の要求メッセージは、ユーザデータを処理するサービスモジュールを前記GW−Uに追加するように要求するために用いられ、前記ユーザデータを処理する前記サービスモジュールは、セッションモジュールと、ベアラモジュール、サービスフローモジュール、及びコンテンツモジュールのうち少なくとも1つとを含み、前記セッションモジュールはセッション処理を実行するように構成され、前記ベアラモジュールはベアラ処理を実行するように構成され、前記サービスフローモジュールはサービスフロー処理を実行するように構成され、前記コンテンツモジュールはコンテンツ処理を実行するように構成され、
    前記GW−Uは、前記GW−Cにより送信された前記第1の要求メッセージを受信し、前記第1の要求メッセージに従って、前記ユーザデータを処理する前記サービスモジュールを追加し、前記ユーザデータを受信した場合に、前記ユーザデータを処理する追加された前記サービスモジュールを用いることで、前記ユーザデータを処理するように構成される、通信システム。
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