JP2018526848A - 無線周波数(rf)データパケット信号送受信機のパケット誤り率を試験する方法 - Google Patents

無線周波数(rf)データパケット信号送受信機のパケット誤り率を試験する方法 Download PDF

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Abstract

無線周波数(RF)データパケット信号送受信機の被試験デバイス(DUT)を試験するための方法であって、電力レベルが様々である試験データパケットが、DUTを試験するためにDUTに送信される一方、依然としてDUTが確実に受信(RX)モードにとどまったままであり、かつ別のデータパケット信号を検索するのを防止される、方法。あるいは、別のデータパケット信号の検索のためにDUTが応答できなくなった場合、DUTによる受信を確実にするのに十分な信号電力レベルを有する複数の試験データパケットがDUTに送信されて、DUTが別のデータパケット信号の検索を中止し、かつRXモードに戻るようにする。

Description

本発明は、無線周波数(RF)データパケット信号送受信機の試験に関し、特に、このようなデバイスのパケット誤り率(PER)を試験することに関する。
今日の電子デバイスの多くは、接続性および通信の両方の目的のためにワイヤレス信号技術を使用する。ワイヤレスデバイスは電磁エネルギーを送受信するため、かつ2つ以上のワイヤレスデバイスは、信号周波数および電力スペクトル密度によって互いの動作に干渉する可能性があるため、これらのデバイスおよびワイヤレス信号技術は、様々なワイヤレス信号技術規格の仕様に準拠していなければならない。
このようなワイヤレスデバイスを設計する際、技術者は、このようなデバイスが、それぞれに含まれるワイヤレス信号技術規定の規格に基づいた仕様に確実に合致するか、または上回るように特に注意を払う。さらに、その後、これらのデバイスが量産される際、これらのデバイスは、製造上の欠陥が原因で動作不良を起こすことがないように、含まれるワイヤレス信号技術規格に基づいた仕様に確実に準拠していることも含めて試験される。
これらのデバイスを製造および組み立て後に試験するため、現行のワイヤレスデバイス試験システムは、通常、各被試験デバイス(DUT)に試験信号を供給し、各DUTから受信された信号を分析するための試験サブシステムを採用する。一部のサブシステム(「テスタ」と呼ばれる場合が多い)は、少なくとも、DUTに送信されるソース信号を供給するためのベクトル信号発生器(VSG)と、DUTによって生成された信号を分析するためのベクトル信号分析器(VSA)とを含む。VSGによる試験信号の生成およびVSAによって実行される信号の分析は、一般に、(例えば、内蔵のプログラマブルコントローラ、またはパーソナルコンピュータなどの外付けのプログラマブルコントローラを使用することにより)異なる周波数範囲、帯域幅、および信号変調特性を有する多様なワイヤレス信号技術規格への準拠に関して多様なデバイスの試験に使用できるようにそれぞれプログラム可能である。
このようなデバイスでは、デバイスの受信機の性能の1つの尺度は、パケット誤り率(PER)である。PERは、通常、間違って受信されたパケットの数を、送信および受信されるはずであったパケットの総数で割ったパーセンテージとして表される。ワイヤレスデバイスの非リンク試験を実行する場合、受信試験データパケット信号を単一のチャネルに制限することができ、デバイスが異なるワイヤレスアクセスポイントを見つけようとすることによってPER試験が損なわれることはない。しかしながら、リンク試験を実行するとき、試験環境は、デバイスによる動作を含む実際の動作上の挙動をシミュレートする。その場合、受信データパケットの電力が低くなり過ぎると、デバイスは異なるアクセスポイントの検索を開始する場合があり、通常、別の選択肢としての周波数またはチャネルでこれを行う。
このため、リンクに基づいたPER試験中、受信データパケット信号電力は最悪の場合の性能を試験するために故意に低くされ、テスタが試験データパケット信号を送り続ける一方、DUTからの肯定応答信号を(PERの計算のために)カウントするまさにそのときでも、DUTが異なるアクセスポイントの検索を開始し得る可能性がある。したがって、テスタは、DUTが別のアクセスポイントを検索する時間中にDUTからの肯定応答パケットがないことをパケット誤りとして解釈することにより、PER試験結果を実際よりも高いものとして計算する場合がある。試験データパケットの信号電力が低下して、デバイス受信機の最低感度レベルに近づくにつれて、この問題が生じる可能性が一層大きくなる。
リンクに基づいたPER試験中、DUTがアクセスポイントの検索を開始するのを防止することは可能であり得るが、このような試験技法では正常なドライバ動作を反映しない。それに応じて、PER試験の目的で特殊なドライバを含むようにDUTを修正することが必要となる。したがって、テスタに関して言えば、DUTによってアクセスポイントの検索が開始されたときにそれを識別することが可能になり、これにより、この時間中の試験結果が容易に識別可能となるようにすることでそれらを無視できるようにして、これにより、正しいPER結果が得られ、アクセスポイントの検索が進行中でないときに生じるパケット誤りのみを反映することが可能になる技術を有することが望まれる。
本明細書で特許請求される発明に従って、無線周波数(RF)データパケット信号送受信機の被試験デバイス(DUT)を試験する方法であって、電力レベルが様々である試験データパケットが、DUTを試験するためにDUTに送信される一方、依然としてDUTが確実に受信(RX)モードにとどまったままであり、かつ別のデータパケット信号を検索するのを防止される、方法が提供される。あるいは、別のデータパケット信号の検索のためにDUTが応答できなくなった場合、DUTによる受信を確実にするのに十分な信号電力レベルを有する複数の試験データパケットがDUTに送信されて、DUTが別のデータパケット信号の検索を中止し、かつRXモードに戻るようにする。
本明細書で特許請求される発明の1つの実施形態に従って、無線周波数(RF)データパケット信号送受信機の被試験デバイス(DUT)を試験する方法は、
テスタから送信されたときに、相互により高い公称送信テスタデータパケット信号電力およびより低い公称送信テスタデータパケット信号電力の対応するインターバルを有する部分が交互に存在する複数のテスタデータパケットを含む、テスタデータパケット信号をテスタから送信するステップと、
DUTからテスタで、複数のテスタデータパケットの交互に存在する部分のそれぞれの1つに関係する部分が交互に存在する複数のDUTデータパケットを含む、DUTデータパケット信号を受信し、それにより、
テスタによって受信された複数のDUTデータパケットの部分と、より高い公称送信テスタデータパケット信号電力を有する複数のテスタデータパケットの関係する部分との第1の比率、
テスタによって受信された複数のDUTデータパケットの部分と、より低い公称送信テスタデータパケット信号電力を有する複数のテスタデータパケットの関係する部分との第2の比率、および
第1の比率と第2の比率との間の比率差
を規定するステップと、
複数のテスタデータパケットの交互に存在する部分および複数のDUTデータパケットの交互に存在する部分の送信および受信を繰り返すステップと、
テスタによって受信され、かつより低い公称送信テスタデータパケット信号電力を有する複数のテスタデータパケットの部分に関係する複数のDUTデータパケットの累積カウントを、少なくとも
第1の比率が1に等しいこと、
第1の比率が実質的に不変のままであること、
第1の比率が第2の比率よりも大きいこと、または
比率差が所定の値よりも大きいこと
のうちの1つのときに維持するステップと
を含む。
本明細書で特許請求される発明の別の実施形態に従って、無線周波数(RF)データパケット信号送受信機の被試験デバイス(DUT)を試験する方法は、
テスタから送信されたときに、相互により高い公称送信テスタデータパケット信号電力およびより低い公称送信テスタデータパケット信号電力の対応するインターバルを有する部分が交互に存在する複数のテスタデータパケットを含む、テスタデータパケット信号をテスタから送信するステップと、
DUTからテスタで、複数のテスタデータパケットの交互に存在する部分のそれぞれの1つに関係する部分が交互に存在する複数のDUTデータパケットを含む、DUTデータパケット信号を受信し、それにより、
テスタによって受信された複数のDUTデータパケットの部分と、より高い公称送信テスタデータパケット信号電力を有する複数のテスタデータパケットの関係する部分との第1の比率、
テスタによって受信された複数のDUTデータパケットの部分と、より低い公称送信テスタデータパケット信号電力を有する複数のテスタデータパケットの関係する部分との第2の比率、および
第1の比率と第2の比率との間の比率差
を規定するステップと、
複数のテスタデータパケットの交互に存在する部分および複数のDUTデータパケットの交互に存在する部分の送信および受信を繰り返すステップと、
テスタによって受信され、かつより低い公称送信テスタデータパケット信号電力を有する複数のテスタデータパケットの部分に関係する複数のDUTデータパケットの累積カウントを、少なくとも
第1の比率が1よりも小さくこと、
第1の比率が第2の比率よりも小さくなること、または
比率差が所定の値を超えること
のうちの1つになるまで維持するステップと
を含む。
本明細書で特許請求される発明の別の実施形態に従って、無線周波数(RF)データパケット信号送受信機の被試験デバイス(DUT)を試験する方法は、
テスタから送信されたときに、相互により高い公称送信テスタデータパケット信号電力およびより低い公称送信テスタデータパケット信号電力の対応するインターバルを有する部分が交互に存在する複数のテスタデータパケットを含む、テスタデータパケット信号をテスタから送信するステップと、
DUTからテスタで、複数のテスタデータパケットの交互に存在する部分のそれぞれの1つに関係する部分が交互に存在する複数のDUTデータパケットを含む、DUTデータパケット信号を受信し、それにより、
テスタによって受信された複数のDUTデータパケットの部分と、より高い公称送信テスタデータパケット信号電力を有する複数のテスタデータパケットの関係する部分との第1の比率、
テスタによって受信された複数のDUTデータパケットの部分と、より低い公称送信テスタデータパケット信号電力を有する複数のテスタデータパケットの関係する部分との第2の比率、および
第1の比率と第2の比率との間の比率差
を規定するステップと、
複数のテスタデータパケットの交互に存在する部分および複数のDUTデータパケットの交互に存在する部分の送信および受信を、少なくとも
第1の比率が1よりも小さくなること、
第1の比率が第2の比率よりも小さくなること、または
比率差が所定の値を超えること
のうちの1つになるまで繰り返すステップであって、その後に、
より低い公称送信テスタデータパケット信号電力を有する複数のテスタデータパケットの部分の送信を中止するステップ、およびより高い公称送信テスタデータパケット信号電力を有する複数のテスタデータパケットの部分の送信を繰り返すステップ
が続く、ステップと
を含む。
導電性環境または有線環境にある無線周波数(RF)データパケット信号送受信機の被試験デバイス(DUT)の典型的な試験環境を図示する。 放射性環境またはワイヤレス環境にある無線周波数(RF)データパケット信号送受信機の被試験デバイス(DUT)の典型的な試験環境を図示する。 DUTがAP検索を開始していないPER試験を図示する。 試験データパケットの信号レベルが低下して、DUTによるAP検索を開始した可能性があるPER試験の一例を図示する。 本明細書で特許請求される発明の1つの実施形態に従った試験を図示する。 本明細書で特許請求される発明の別の実施形態に従ったPER試験を図示する。 本明細書で特許請求される発明の別の実施形態に従ったPER試験を図示する。 本明細書で特許請求される発明の別の実施形態に従ったPER試験を図示する。
以下の詳細な説明は、添付図面を参照して、本明細書で特許請求される発明の例示的な実施形態を説明するものである。このような説明は、例示を意図するものであり、本発明の範囲に関して限定するものではない。このような実施形態は、当業者が主題となる本発明を実践することを可能にするように十分に詳細に説明され、また、主題となる本発明の趣旨または範囲から逸脱することなく、いくつかの変更を加えて他の実施形態が実践され得ることが理解されるであろう。
本開示の全体を通じて、文脈から反対のことが明示されない限り、説明される個々の回路素子の数は単数または複数であり得ることが理解されるであろう。例えば、用語「回路(circuit)」および「回路(circuitry)」は、単一の構成要素または複数の構成要素のいずれを含んでもよく、それらは、能動的および/または受動的のいずれかであり、接続されるか、または別の方法で互いに結合されて(例えば、1つまたは複数の集積回路チップとして)、説明される機能を提供する。加えて、用語「信号」は、1つまたは複数の電流、1つまたは複数の電圧、またはデータ信号を指す場合がある。図面内では、類似または関係する要素は、類似または関係する英字、数字、または英数字の指示表記を有する。さらに、本発明は、ディスクリート電子回路(好ましくは、1つまたは複数の集積回路チップの形態における)を使用する実装形態に関連して説明されるが、そのような回路の任意の部分の機能も、信号周波数または処理されるデータレートに応じて、適切にプログラムされた1つまたは複数のプロセッサを使用して代替的に実施することができる。さらに、図が様々な実施形態の機能ブロック図を示す範囲で、その機能ブロックは、ハードウェア回路間の区分を必ずしも示すものではない。
携帯電話、スマートフォン、タブレットなどといったようなワイヤレスデバイスは、規格に基づいた技術(例えば、IEEE 802.11a/b/g/n/ac、3GPP LTE、およびBluetooth(登録商標))を利用する。これらの技術の基礎となる規格は、信頼性の高いワイヤレス接続性および/または通信を供給するように設計される。規格は、一般に、ワイヤレススペクトルに隣接するか、またはワイヤレススペクトルを共有する同一のまたは他の技術を使用して、エネルギー効率が良く、デバイス間の干渉を最小限に抑えるように設計される物理仕様および高水準仕様を規定する。
これらの規格によって規定された試験は、このようなデバイスが規格に規定された仕様に適合するように設計されていること、および製造されたデバイスが引き続きそれらの規定された仕様に適合することを保証するように意図される。デバイスのほとんどは、少なくとも1つまたは複数の受信機および送信機を包含する送受信機である。このため、試験は、受信機および送信機の両方が適合しているかどうかを確認するように意図される。DUTの1つまたは複数の受信機の試験(RX試験)は、通常、受信機に試験パケットを送信する試験システム(テスタ)、およびDUT受信機が、それらの試験パケットにどのように応答するかを判定する何らかの方法が必要になる。DUTの送信機は、DUTの送信機にパケットを試験システムに送信させて、次にこの試験システムが、DUTによって送信された信号の物理的特性を評価することにより試験される。
以下により詳細に説明するように、正常に動作している受信機が肯定応答信号(ACK)を確実に返信する電力レベルが存在する。非リンク試験中、こうした電力レベルでDUT受信機に送信された信号は、DUTから肯定応答データパケットを受信する。リンク関連の試験では、こうした電力レベルで送信された信号はまた、DUTによって受信されるようなパケットが欠陥(例えば、CRC誤りを有するか、またはこれ以外の原因で正常に受信されない)でないか、または試験信号レベルが低いために、DUTが異なるアクセスポイントの検索を例えば異なる周波数で開始しない限り、肯定応答パケットを返信する。
本明細書で特許請求される発明に従って、いずれの時点でDUTがアクセスポイントの検索を開始したかを判定するのに用いられるのは、DUTのこの挙動である。テスタは、PER試験結果が実際のパケット誤りに起因するか、またはそうではなく、アクセスポイントの検索を開始したDUT、したがって現在テスタとの通信に関与しないDUTに起因するかを判定することができる。PERが高くなった原因がアクセスポイントの検索の開始であれば、テスタは疑問の余地のある誤りを無視することにより、PER試験結果の精度を向上させることができる。
よく知られているように、ワイヤレスDUTの試験は、通常、DUTの受信サブシステムおよび送信サブシステムの試験を含む。テスタは、様々な周波数、電力レベル、もしくは信号変調タイプを用いて、またはこれらのうちの2つ以上の組み合わせを用いて、試験データパケット信号の規定されたシーケンスをDUTに送信し、DUTの受信サブシステムが正常に動作しているかどうかを判定する。同様に、DUTは、多様な周波数、電力レベル、もしくは変調タイプで、またはこれらのうちの2つ以上の組み合わせでDUTデータパケット信号を送信し、DUTの送信サブシステムが正常に動作しているかどうかを判定する。
DUTの受信機を試験するための1つの方法は、様々な電力レベルで試験データパケット信号のシーケンスを送信しながら、各電力レベルにおいて、送信されたデータパケットの数および受信に成功した応答データパケットの数を常に監視することである。例えば、100個のパケットが第1の電力レベルP1で送信され、95個のパケットが正常に受信されれば、電力レベルP1におけるパケット誤り率は、100個当たり5個(0.05、すなわち5%)となる。
非リンク試験を用いて、すなわち、試験システムとDUTとの間に規定されたリンクを確立するのではなく、直接DUTの受信機に信号を送信してDUTを試験すると、パケット誤りの数は、確実に正常なデータパケットの受信に失敗したことが原因である。なぜなら、DUT受信機は、指定されたチャネルおよび/または周波数でのみデータパケットを受信するようにプログラムされるからである。しかしながら、リンクに基づいた試験では、DUTは本質的に実際の日常状態で動作するように動作し、受信信号がそのDUTの基本となるワイヤレス信号規格(例えば、IEEE802.11x、およびそのファームウェア/MAC層のDUTによる実施)によって規定された電力レベルの下限に近づくと、DUTは、異なるアクセスポイントの検索を開始する場合がある。
テスタがDUTに試験データパケット信号を送信し、DUTがアクセスポイントの検索を行うときに、DUTは、応答データパケットを送信してテスタデータパケットの受信を確認することはない。なぜなら、DUTは、通常、意図されたテスタデータパケットが送信される周波数と異なる周波数で検索し、したがって、テスタデータパケットの電力レベルに関係なく応答しないからである。このような条件下では、テスタは、通常、このような肯定応答データパケットの欠如をパケット誤りとしてカウントし、これによりPER試験結果が歪められる。
図1を参照すると、典型的な試験環境10aがテスタ12およびDUT16を含み、試験データパケット信号21tおよびDUTデータパケット信号21dが、通常、同軸RFケーブル20cおよびRF信号コネクタ20tc、20dcの形態である導電性の信号経路を介して、テスタ12とDUT16との間で伝達されるRF信号として交信される。上記で言及したように、テスタは、通常、送信(例えば、変調および高周波数変換)のためのテスタデータパケットを供給する信号ソース14g(例えば、VSG)、およびDUT16から(共有RF信号コネクタ20tcを介して)受信したデータパケットを受信(例えば、低周波数変換および復調)し、分析するための信号分析器14a(例えば、VSA)を含む。また、上記で説明したように、テスタ12およびDUT16は、所定の試験シーケンスに関する情報が予め読み込まれ、それらは、通常、テスタ12内のファームウェア14fおよびDUT16内のファームウェア18fに組み入れられる。さらに上記で言及したように、このファームウェア14f、18f内の所定の試験フローに関する詳細は、通常、テスタ12とDUT16との間の、典型的にはデータパケット信号21t、21dを介した一定の形式の明示的な同期化を必要とする。
図2を参照すると、図2を参照すると、代替的な試験環境10bがワイヤレス信号経路20bを用いており、この信号経路を介して、試験データパケット信号21tおよびDUTデータパケット信号21dがテスタ12およびDUT16のそれぞれのアンテナシステム20ta、20daを介して通信される。
図3を参照すると、(テスタ12とDUT16との間のリンクが確立された後の)典型的な試験では、テスタは、試験データパケット23tを含んでいる試験データパケット信号21tをDUTに送信する。試験データパケット23tがDUTによって正常に受信された結果、DUTによってそのDUTデータパケット信号21dの一部として送信される応答データパケット23d(例えば、肯定応答、すなわちACKパケット)が生じる。同様に、次の試験データパケットにより、別の応答データパケットが生じる。しかしながら、3番目の試験データパケットは、応答データパケット25の受信がない。同様に、8番目の試験データパケットも応答データパケットの受信がない。その結果、8個のテスタデータパケットが送信された後、6個が肯定応答され、2個は肯定応答されなかった。応答データパケットの受信のこれら2つの失敗は、確実にパケット誤りと見なすことができ、これにより、この場合のPERは8個中の2個、すなわち0.25となる。
図4を参照すると、ここで、テスタデータパケット23tは、低下したデータパケット電力レベルで送信される。上記で説明したように、これは、DUTに別のアクセスポイントの検索を開始させた可能性がある。したがって、3番目、4番目、および5番目のテスタデータパケットが応答データパケット27の生成に失敗するのは、実際のパケット誤りが原因である可能性もあり、あるいはDUTが別のアクセスポイントの検索に関与し、したがって、低下した電力レベルで送信されたテスタデータパケットを受信しないか、または送信されたテスタデータパケットに応答しないことが原因である可能性もある。テスタが、これらの肯定応答されない試験データパケットをパケット誤りとしてカウントする場合、それらが、実際にはDUTが別のアクセスポイントを検索することに注意を逸らせていたことが原因であれば、得られたPERは、このとき実際にあるべきよりも高く示される。
図5を参照すると、本明細書で特許請求される発明に従って、起こり得るDUTによるアクセスポイントの検索に起因するPER試験結果に関する不確実性を回避することができる。試験データパケットの途切れのないシーケンスを送信するのではなく、電力の高い方の試験データパケット23taおよび電力の低い方の試験データパケット23tbの交互のシーケンスが、前者は常に応答データパケット23daを生成するはずであるが、後者は生成しない場合もあるという確信をもって送信される。電力の高い方の試験データパケット23taが応答データパケット23daによって肯定応答されなければ、DUTに欠陥があるか、またはDUTがアクセスポイントの検索を開始したかのいずれかを示す。電力の高い方の試験データパケットが肯定応答される限り、電力の低い方の試験データパケットが肯定応答されないことは、すべて確実にパケット誤りとしてカウントすることができる。さらに、高電力でパケットを送信することにより、新たなアクセスポイントを検索する可能性が、高電力パケットが受信されるよりも低くなることにより、良好な接続を示す応答データパケットが生成されるようになる。
したがって、示されるように、電力の高い方のデータパケット23taが肯定応答データパケット23daを生成する。後続の電力の低い方のデータパケット23tbも肯定応答データパケット23dbを生成する。続いて、次の電力の高い方のデータパケット23tcは、肯定応答データパケット23dcを生成する。しかしながら、この後、次の電力の低い方の試験データパケット23tdは、肯定応答データパケット23ddを生成しない。次の電力の高い方の試験データパケット23teは、肯定応答データパケット23deを生成する。その結果、2個の電力の低い方の試験データパケット23tb、23tdのうち、データパケット23tdのようなデータパケットにより、パケット誤り23ddが生じたと確実に結論を下すことが可能である。電力の高い方の試験データパケット23ta、23tc、23teは、すべて肯定応答データパケット23da、23dc、23deを生成したため、DUTは別のアクセスポイントを検索しておらず、問題なく正常に受信した試験データパケットのすべてに応答可能であったと確実に結論を下すことも可能である。
図6を参照すると、本明細書で特許請求される発明の別の実施形態に従って、電力の高い方の試験データパケット23taが肯定応答データパケット23daを生成し、電力の低い方の試験データパケット29tのシーケンスがその後に続く。これらの4個の電力の低い方の試験データパケット29tのうち、2個が肯定応答され、2個が肯定応答されないことにより、2個の応答データパケット29dのみが生成される。電力の低い方の試験データパケット29tのこのシーケンスが送信された後、電力の高い方の試験データパケット23tfが送信され、肯定応答23dfされる。これは、DUTが受信モードのままとどまる(および例えば、別のアクセスポイントを検索しない)ことを示唆し、電力の低い方の試験データパケットのシーケンス29tについてのPER試験結果は信頼し得る。
続いて、4個の電力の低い方の試験データパケット31tからなる別のセットが送信され、別の応答データパケットのシーケンス31dを生成し、そこでは部分的な肯定応答のみが生じる。次に、別の電力の高い方の試験データパケット23tkが送信されるが、応答データパケット23dkを生成しない。このように応答データパケットを生成しないことは、少なくとも現在の信号周波数および/またはチャネルにおいてDUTがもはや受信モードにはなく、むしろ、おそらく別のアクセスポイントの検索中であることを示唆する。その結果、この部分的な応答データパケット31dのシーケンスが原因であるとされるPER試験結果は、すべてそのまま無視してもよい。あるいは、PER試験の目的のために、欠落している応答データパケットのみを無視してもよい。
図7を参照すると、本明細書で特許請求される発明の別の実施形態に従って、電力の高い方の試験データパケット23taが送信され、肯定応答23daされる。次に、4個の電力の低い方の試験データパケット23tbが送信され、2個が肯定応答され、2個は応答データパケット31dが生じない。後続の電力の高い方の試験データパケット23tfも応答データパケット23dfを生成しない。このため、先の例と同様に、これらの結果によって示された明らかなパケット誤りは無視してもよい。なぜなら、DUTが別のアクセスポイントを検索することに注意を逸らせていた可能性があるからである。しかしながら、電力の高い方の試験データパケット23tfが送信された後、応答データパケット23dfの生成がないと、データパケット23tjのようなデータパケットが応答データパケット23djを生成するまで、テスタは、電力の高い方の試験データパケット23tgのみを繰り返し送信するように促される。この応答データパケット23djの受信に続いて、テスタは、次に、電力の低い方の試験データパケットのシーケンス33tの送信を再開し、受信および返信された応答データパケット33dのカウントを維持する。次に、後続の電力の高い方の試験データパケット23toが応答データパケット23doを生成するため、電力の低い方の試験データパケット33tのこのシーケンス、および応答データパケット33dの中で生じた欠落している1個の肯定応答が、PER試験の目的のために信頼できると見なされる(容易に認識されるように、この例で4個の電力の低い方の試験データパケットを用いるのは、単に例示に過ぎない。このような電力の低い方の試験データパケットのシーケンスは、所望または必要に応じて、これよりも多いまたは少ないパケットを含むことができる)。
図8を参照すると、さらなる例示的な実施形態に従って、電力の高い方の試験データパケット23taを既定のインターバルまたは設定インターバルNで送信するのではなく(例えば、この場合、N+1個のデータパケットごとに1個が、たとえパケット誤りが生じなくてもPER試験の目的では使用されない)、その代わりに、欠落している応答試験データパケットの数に基づいて電力の高い方の試験データパケットを開始することにより、高効率化を実現することができる。例えば、ここに示されるように、3個の連続した電力の低い方の試験データパケット23tbが肯定応答されなければ、テスタは、DUTがもはや受信しない可能性があると仮定し、したがって、電力の高い方の試験データパケット23tgを送信し、DUTが実際には依然として受信することを示す応答データパケット23dgを生成する。
それに応じて、応答データパケットがその間受信されない新たなインターバル35dまで、電力の低い方の試験データパケット23thの送信が再開される。次に、別の電力の高い方の試験データパケット23tmが送信されるが、応答データパケットを生成しない。このため、テスタは、応答データパケット23dmが最終的に受信されるまで、電力の高い方の試験データパケット23tmを送信し続ける。しかしながら、応答データパケットを生成しない電力の高い方の試験データパケット23tmの送信は、DUTが新たなアクセスポイントを走査し、さらに現在の周波数および/またはチャネルに戻る時間を有するような継続時間であってはならない。しかしながら、このようなシナリオの可能性は低い。なぜなら、テスタは、生成された試験データパケットの周波数を制御するからである。
試験データパケットの電力レベルが同じ電力レベルを有する必要がないことが容易に認識されるであろう。さらに、50%のPERをもたらすことが見込まれる電力レベルで試験データパケットを送信することが有利な場合がある。なぜなら、このような電力レベルは、通常、試験データパケット1個おきに返信される応答データパケットを結果として生じることにより、受信機感度の判定が迅速化されるからである(このような技術は、米国特許出願第13/959,354号明細書により詳細に記載されており、その開示内容が参照により本明細書に組み込まれる)。
加えて、この方法を非リンク試験に適用して、DUTが突然応答しなくなるかどうかを判定することも可能である。このような方法により、DUTが(例えば、ソフトウェアの命令発行により)動作を停止したとき、テスタを試験から早期に退出させることが可能になる。これにより実現される利益の1つは、完全なテストランまたは時間切れの条件を待つのではなく、早期に試験から退出することで試験時間が短縮されることである。
本発明の範囲および趣旨から逸脱することなく、本発明の動作の構造および方法における様々な他の修正形態および変更形態が当業者に明らかであろう。本発明は、特定の好適な実施形態に関連して説明されているが、特許請求の範囲に記載された本発明は、そのような特定の実施形態に不当に限定されるべきではないことを理解されたい。以下の特許請求の範囲は、本発明の範囲を規定するものであり、これらの特許請求の範囲およびその均等物の範囲内の構造および方法が特許請求の範囲によって包含されることが意図される。

Claims (8)

  1. 無線周波数(RF)データパケット信号送受信機の被試験デバイス(DUT)を試験する方法であって、
    テスタデータパケット信号をテスタから送信するステップであって、前記テスタデータパケット信号は、前記テスタから送信されたときに、互いに対して高い方の公称送信テスタデータパケット信号電力および低い方の公称送信テスタデータパケット信号電力の対応するインターバルを有する交互部分を備えた複数のテスタデータパケットを含むステップと、
    DUTから前記テスタでDUTデータパケット信号を受信するステップであって、前記DUTデータパケット信号は、前記複数のテスタデータパケットの前記交互部分の各1つに関係する交互部分を備えた複数のDUTデータパケットを含むステップと、
    前記複数のテスタデータパケットの前記交互部分および前記複数のDUTデータパケットの前記交互部分の前記送信および受信を繰り返すステップと、
    前記テスタが受信して前記複数のテスタデータパケットの、低い方の公称送信テスタデータパケット信号電力を有する前記部分に関係する前記複数のDUTデータパケットの累積カウントを維持するステップと
    を含み、
    前記テスタによって受信された前記複数のDUTデータパケットの前記部分と、高い方の公称送信テスタデータパケット信号電力を有する前記複数のテスタデータパケットの前記関係する部分との第1の比率と、
    前記テスタによって受信された前記複数のDUTデータパケットの前記部分と、低い方の公称送信テスタデータパケット信号電力を有する前記複数のテスタデータパケットの前記関係する部分との第2の比率と、
    前記第1の比率と前記第2の比率との間の比率差と
    が規定され、
    前記累積カウントは、少なくとも
    前記第1の比率が1に等しいこと、
    前記第1の比率が実質的に不変のままであること、
    前記第1の比率が前記第2の比率よりも大きいこと、または
    前記比率差が所定の値よりも大きいこと
    のうちの1つのときに維持される方法。
  2. 前記テスタデータパケット信号および前記DUTデータパケット信号の前記送信および受信は、ワイヤレス信号経路を介して前記テスタデータパケット信号および前記DUTデータパケット信号を送信および受信するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 無線周波数(RF)データパケット信号送受信機の被試験デバイス(DUT)を試験する方法であって、
    テスタデータパケット信号をテスタから送信するステップであって、前記テスタデータパケット信号は、前記テスタから送信されたときに、互いに対して高い方の公称送信テスタデータパケット信号電力および低い方の公称送信テスタデータパケット信号電力の対応するインターバルを有する交互部分を備えた複数のテスタデータパケットを含むステップと、
    DUTから前記テスタでDUTデータパケット信号を受信するステップであって、前記DUTデータパケット信号は、前記複数のテスタデータパケットの前記交互部分の各1つに関係する交互部分を備えた複数のDUTデータパケットを含むステップと、
    前記複数のテスタデータパケットの前記交互部分および前記複数のDUTデータパケットの前記交互部分の前記送信および受信を繰り返すステップと、
    前記テスタが受信して前記複数のテスタデータパケットの、低い方の公称送信テスタデータパケット信号電力を有する前記部分に関係する前記複数のDUTデータパケットの累積カウントを維持するステップと
    を含み、
    前記テスタによって受信された前記複数のDUTデータパケットの前記部分と、高い方の公称送信テスタデータパケット信号電力を有する前記複数のテスタデータパケットの前記関係する部分との第1の比率と、
    前記テスタによって受信された前記複数のDUTデータパケットの前記部分と、低い方の公称送信テスタデータパケット信号電力を有する前記複数のテスタデータパケットの前記関係する部分との第2の比率と、
    前記第1の比率と前記第2の比率との間の比率差と
    が規定され、
    前記累積カウントは、少なくとも
    前記第1の比率が1よりも小さくなること、
    前記第1の比率が前記第2の比率よりも小さくなること、または
    前記比率差が所定の値を超えること
    のうちの1つになるまで維持される方法。
  4. 前記テスタデータパケット信号および前記DUTデータパケット信号の前記送信および受信は、ワイヤレス信号経路を介して前記テスタデータパケット信号および前記DUTデータパケット信号を送信および受信するステップを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 無線周波数(RF)データパケット信号送受信機の被試験デバイス(DUT)を試験する方法であって、
    テスタデータパケット信号をテスタから送信するステップであって、前記テスタデータパケット信号は、前記テスタから送信されたときに、互いに対して高い方の公称送信テスタデータパケット信号電力および低い方の公称送信テスタデータパケット信号電力の対応するインターバルを有する交互部分を備えた複数のテスタデータパケットを含むステップと、
    DUTから前記テスタでDUTデータパケット信号を受信するステップであって、前記DUTデータパケット信号は、前記複数のテスタデータパケットの前記交互部分の各1つに関係する交互部分を備えた複数のDUTデータパケットを含むステップと、
    前記複数のテスタデータパケットの前記交互部分および前記複数のDUTデータパケットの前記交互部分の前記送信および受信を繰り返すステップと
    を含み、
    前記テスタによって受信された前記複数のDUTデータパケットの前記部分と、高い方の公称送信テスタデータパケット信号電力を有する前記複数のテスタデータパケットの前記関係する部分との第1の比率と、
    前記テスタによって受信された前記複数のDUTデータパケットの前記部分と、低い方の公称送信テスタデータパケット信号電力を有する前記複数のテスタデータパケットの前記関係する部分との第2の比率と、
    前記第1の比率と前記第2の比率との間の比率差と
    が規定され、
    前記繰り返すステップは、少なくとも
    前記第1の比率が1よりも小さくなること、
    前記第1の比率が前記第2の比率よりも小さくなること、または
    前記比率差が所定の値を超えること
    のうちの1つになるまで行われ、その後に、
    低い方の公称送信テスタデータパケット信号電力を有する前記複数のテスタデータパケットの前記部分の前記送信が中止され、
    高い方の公称送信テスタデータパケット信号電力を有する前記複数のテスタデータパケットの前記部分の前記送信が繰り返される方法。
  6. 前記高い方の公称送信テスタデータパケット信号電力を有する前記複数のテスタデータパケットの前記部分の前記送信を繰り返すことは、1つまたは複数のDUTデータパケットが前記テスタによって受信されるまで、高い方の公称送信テスタデータパケット信号電力を有する前記複数のテスタデータパケットの前記部分の前記送信を繰り返すことを含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記高い方の公称送信テスタデータパケット信号電力を有する前記複数のテスタデータパケットの前記部分の前記送信を繰り返すことは、1つまたは複数のDUTデータパケットが前記テスタによって受信されるまで、高い方の公称送信テスタデータパケット信号電力を有する前記複数のテスタデータパケットの前記部分の前記送信を繰り返し、その後に、前記複数のテスタデータパケットの前記交互部分および前記複数のDUTデータパケットの前記交互部分の前記送信および受信を繰り返すステップを再開することを含む、請求項5に記載の方法。
  8. 前記テスタデータパケット信号および前記DUTデータパケット信号の前記送信および受信は、ワイヤレス信号経路を介して前記テスタデータパケット信号および前記DUTデータパケット信号を送信および受信することを含む、請求項5に記載の方法。
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