JP2018524944A - デュアルバンドデュアルコンカレントリピータ上でのループ検出/解決および負荷分散 - Google Patents
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Abstract
2つの無線機を使用するデュアルバンドデュアルコンカレント(DBDC)リピータアクセスポイント(AP)は、ルートAPとの間に形成したパケットループを検出し、ループを解決するためにパケット処理を変え得る。DBDCリピータAPは、各クライアントと仮想アクセスポイント(VAP)と無線機との間の関係を識別する共通接続テーブルを共有するVAPを含み得る。DBDCリピータAPは、ルートAPから受信されたパケットを評価することと、それらがDBDCリピータAPによってサービスされるクライアントまたはDBDCリピータAPにおいて発信したと決定することとによって、パケットループを検出し得る。DBDCリピータは、パケットソースと2つの無線機のうちの1つとの間の関係に基づいて、パケットを選択的に処理し得る。パケットソースと無線機との間の関係は、共通接続テーブルにアクセスすることによって決定され得る。
Description
相互参照
[0001]本特許出願は、各々が本出願の譲受人に譲渡された、2016年6月24日に出願された、「Loop Detection/Resolution and Load Balancing on Dual Band Dual Concurrent Repeater」と題する、Chinannanらによる米国特許出願第15/192,375号、および2015年7月17日に出願された、「Loop Detection/Resolution and Load Balancing on Dual Band Dual Concurrent Repeated」と題する、Chinannanらによるインド仮特許出願第3680/CHE/2015号の優先権を主張する。
[0001]本特許出願は、各々が本出願の譲受人に譲渡された、2016年6月24日に出願された、「Loop Detection/Resolution and Load Balancing on Dual Band Dual Concurrent Repeater」と題する、Chinannanらによる米国特許出願第15/192,375号、および2015年7月17日に出願された、「Loop Detection/Resolution and Load Balancing on Dual Band Dual Concurrent Repeated」と題する、Chinannanらによるインド仮特許出願第3680/CHE/2015号の優先権を主張する。
[0002]以下は、一般にワイヤレス通信に関し、より詳細には、デュアルバンドデュアルコンカレントリピータ(DBDC)上でのループ検出、ループ解決(resolution)、および負荷分散に関する。
[0003]ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなど、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、時間、周波数、および電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。ワイヤレスネットワーク、たとえば、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)は、それのカバレージエリア中の1つまたは複数の局(STA)またはモバイルデバイスと通信するアクセスポイント(AP)を含み得る。いくつかの場合には、APは、ルートAPのカバレージエリアの外部にあるクライアントとルートAPとの間の中継ポイントとして働くリピータAPを使用することによって、それのカバレージ範囲を間接的に拡張し得る。いくつかの場合には、リピータAPは、同時に2つの異なる無線機(radios)を介して通信するデュアルバンドデュアルコンカレント(DBDC)リピータAPである。DBDCリピータAPが単一のルートAPへの2つの接続を確立するとき、2つのAP間でパケットが冗長的におよび無限に交換されるパケットループが形成され得る。そのようなループが検出されず、解決されない場合、処理電力およびリソースが浪費され得る。
[0004]2つの無線機を使用するデュアルバンドデュアルコンカレント(DBDC)リピータアクセスポイント(AP)は、ルートAPとともに形成したパケットループを検出し、ループを解決するためにパケット処理を変え得る。DBDCリピータAPの各無線機は、共通接続テーブルを別の仮想アクセスポイント(VAP:virtual access point)と共有する、対応するVAPを有し得る。共通接続テーブルは、クライアント、無線機、およびVAPについての識別情報および関係情報を含み得る。DBDCリピータAPは、ルートAPから受信されたパケットを評価することと、(たとえば、接続テーブルにアクセスすることによって)パケットがDBDCリピータAPにおいて発信したと決定することとによって、パケットループを検出し得る。決定は、パケットのソースアドレスをDBDCリピータAPによってサポートされるクライアントアドレスに一致させることによって行われ得る。ループの検出の後に、DBDCリピータAPは、パケットソースと2つの無線機のうちの1つとの間の関係および/または無線構成に基づいて、パケットを選択的に処理し得る。一例では、VAPが無線構成によって設定されたデフォルト無線機に関連付けられない場合、VAPはパケットを廃棄する(discards)。いくつかの場合には、DBDCリピータAPは、DBDCリピータAPの2つのVAP間でパケットを内部的に受け渡すことによって、負荷分散を実行する。さらに、DBDCリピータAPの各VAPは、パケットに対応する無線機と無線構成とに基づいて、パケットを選択的に送信し得る。
[0005]ワイヤレス通信の方法が説明される。本方法は、リピータの第1の無線機において、第1の周波数帯域中で動作することと、第1の周波数帯域を介して第1の無線機において、第1のパケットを受信することとを含み得る。本方法は、第1の無線機と通信しているデバイスの第1のグループとリピータの第2の無線機と通信しているデバイスの第2のグループとを識別するテーブルにアクセスすることを含み得る。第2の無線機は第1の周波数帯域とは異なる第2の周波数帯域中で動作し得る。本方法は、テーブルによって示された、第1のパケットとデバイスの第1のグループおよびデバイスの第2のグループのうちの少なくとも1つとの間の関係に少なくとも部分的に基づいて、第1のパケットを処理することを含み得る。
[0006]ワイヤレス通信のための装置が説明される。本装置は、リピータの第1の無線機において、第1の周波数帯域中で動作するためのDBDCリピータ無線マネージャと、第1の周波数帯域を介して第1の無線機において、第1のパケットを受信するためのDBDCデータ受信機とを含み得る。本装置は、第1の無線機と通信しているデバイスの第1のグループとリピータの第2の無線機と通信しているデバイスの第2のグループとを識別するテーブルにアクセスするための接続テーブルマネージャを含み得る。第2の無線機は第1の周波数帯域とは異なる第2の周波数帯域中で動作し得る。本装置は、テーブルによって示された、第1のパケットとデバイスの第1のグループおよびデバイスの第2のグループのうちの少なくとも1つとの間の関係に少なくとも部分的に基づいて、第1のパケットを処理するためのデータ処理コーディネータを含み得る。
[0007]ワイヤレス通信のためのさらなる装置が説明される。本装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得、命令は、プロセッサによって実行されたとき、本装置に、本装置の第1の無線機において、第1の周波数帯域中で動作することと、第1の周波数帯域を介して第1の無線機において、第1のパケットを受信することとを行わせるように動作可能である。命令は、本装置に、第1の無線機と通信しているデバイスの第1のグループと本装置の第2の無線機と通信しているデバイスの第2のグループとを識別するテーブルにアクセスすることを行わせるように動作可能であり得る。第2の無線機は第1の周波数帯域とは異なる第2の周波数帯域中で動作し得る。命令は、本装置に、テーブルによって示された、第1のパケットとデバイスの第1のグループおよびデバイスの第2のグループのうちの少なくとも1つとの間の関係に少なくとも部分的に基づいて、第1のパケットを処理することを行わせるように動作可能であり得る。
[0008]ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体が説明される。コードは、リピータの第1の無線機において、第1の周波数帯域中で動作することと、第1の周波数帯域を介して第1の無線機において、第1のパケットを受信することとを行うために実行可能な命令を含み得る。命令は、第1の無線機と通信しているデバイスの第1のグループとリピータの第2の無線機と通信しているデバイスの第2のグループとを識別するテーブルにアクセスすることを行うために実行可能であり得る。第2の無線機は第1の周波数帯域とは異なる第2の周波数帯域中で動作し得る。命令は、テーブルによって示された、第1のパケットとデバイスの第1のグループおよびデバイスの第2のグループのうちの少なくとも1つとの間の関係に少なくとも部分的に基づいて、第1のパケットを処理することを行うために実行可能であり得る。
[0009]本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、リピータの第1の無線機とルートアクセスポイントの第1の無線機との間の第1の接続を識別することと、ルートアクセスポイントの第1の無線機が第1の周波数帯域中で動作する、リピータの第2の無線機とルートアクセスポイントの第2の無線機との間の第2の接続を識別することと、ルートアクセスポイントの第2の無線機が第2の周波数帯域中で動作する、を行うためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、リピータの第1の無線機は24GHz帯域中で動作し、リピータの第2の無線機は5GHz帯域中で動作する。
[0010]本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、ルートアクセスポイントの第1の無線機から第2のパケットを受信することと、第2のパケットからのMACアドレスをソースアドレスとして識別することとを行うためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。いくつかの例は、MACアドレスがリピータの第2の無線機に関連付けられるかどうかを決定することと、決定に少なくとも部分的に基づいてパケットループの存在を検出することとを含む。いくつかの例では、第2のパケットは、レイヤ2更新フレームまたはマルチキャストパケットを備える。本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、リピータのブリッジから第2のパケットを受信することと、第2のパケットをリピータの第2の無線機に受け渡すこととを行うためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
[0011]本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1のパケットを処理することは、リピータの第1の無線機またはリピータの第2の無線機のいずれかを使用して第1のパケットを動的に送信することを含む。いくつかの例では、第1のパケットはイーサネット(登録商標)トラフィックを備える。いくつかの場合には、第1のパケットを処理することは、第1のパケットを廃棄することを含む。追加または代替として、いくつかの例では、第1のパケットを処理することは、第1のパケットのヘッダを変更することと、変更されたヘッダをもつ第1のパケットをリピータのブリッジに受け渡すこと(passing)とを含む。本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1のパケットを処理することは、第1の周波数帯域中で動作しているルートアクセスポイントの第1の無線機に第1のパケットを送信することを含む。追加または代替として、いくつかの例では、第1のパケットを処理することは、第1のパケットをリピータのブリッジに受け渡すことを含む。
[0012]上記は、以下の発明を実施するための形態がより良く理解され得るように、本開示による例の特徴および技術的利点についてやや広く概説した。追加の特徴および利点が以下で説明される。開示される概念および具体例は、本開示の同じ目的を実行するための他の構造を変更または設計するための基礎として容易に利用され得る。そのような等価な構成は、添付の特許請求の範囲から逸脱しない。本明細書で開示される概念の特性、それらの編成と動作方法の両方は、関連する利点とともに、添付の図に関連して以下の説明を検討するとより良く理解されよう。図の各々は、例示および説明の目的でのみ与えられるものであり、特許請求の範囲の制限の定義として与えられるものではない。
[0013]本開示の態様が、以下の図を参照しながら説明される。
[0031]本開示の原理によれば、デュアルバンドデュアルコンカレント(DBDC)リピータアクセスポイント(AP)は、その各々がDBDCリピータAPの異なる無線機に関連付けられる、2つの仮想アクセスポイント(VAP)間の共通接続テーブルを使用する。接続テーブルは、クライアント局と各無線機との間の関係を示す情報を含む。DBDCリピータAPがパケットを受信するとき、DBDCリピータAPはパケットのソースを決定し得る。パケットのソースがDBDCリピータAPに関連付けられる場合、DBDCリピータAPはパケットループを検出し得る。一例では、DBDCリピータAPは、(たとえば、ソースアドレスをDBDCリピータAPの背後のクライアント局のアドレスに一致させることによって)パケットがDBDCリピータAPに関連付けられたクライアントから発信したかどうかを決定するために、接続テーブル(connection table)にアクセスする。APへの直接接続を有するクライアント局は、APの背後に(behind)あると言及され(be referred to as)得る。別の例では、DBDCリピータAPは、VAPから発信したパケットがDBDCリピータAPに関連付けられるかどうかを決定するために、接続テーブルにアクセスする。
[0032]ループ検出に基づいて、DBDCリピータAPは後続の(subsequent)パケットの処理を変更し(modify)得る。いくつかの例では、DBDCリピータAPは、受信されたパケット(またはパケットソース)にどの無線機が関連付けられるかを決定するために、接続テーブルにアクセスし得る。DBDCリピータAPは、受信VAP(receiving VAP)に関連付けられた無線機とソースクライアント局との間の関係に基づいてパケットを処理し得る。いくつかの場合には、DBDCリピータAPはパケットを廃棄し得る。他の場合には、DBDCリピータAPは2つのVAP間でパケットを内部的に受け渡し得る。また他の場合には、DBDCリピータAPは、ルートAPにおける対応するVAPにパケットを送信し得る。いくつかの場合には、DBDCリピータは、VAPからのパケットをDBDCリピータAPのブリッジに渡し(hand)得る。それの起源(origin)に従ってパケットの処理を調整すること(tailoring)によって、DBDCリピータAPはループ解決および負荷分散を可能にし(facilitate)得る。
[0033]いくつかの場合には、DBDCリピータAPの2つの無線機のうちの1つはデフォルト無線機として構成され、他の無線機は非デフォルト無線機として構成される。DBDCリピータAPは、(たとえば、自律的にまたはユーザ入力に基づいて)いずれかの無線機をデフォルト無線機として動的に構成することができる。たとえば、2.4GHz無線機はデフォルト無線機として設定され得、5GHz無線機は非デフォルト無線機として設定され得る。デフォルト無線機は、DBDCリピータAPのイーサネットクライアントのためのルートAPリンクを与えるための無線機として設定され得る。たとえば、DBDCリピータAPは、ルートAPに到達するために、デフォルト無線機に関連付けられたVAPを通してイーサネットクライアントトラフィックを送り得る。
[0034]DBDCリピータAPの両方の無線機がルートAPに接続されるとき、パケットループが生じ得る。DBDCリピータAPは、受信されたパケットがDBDCリピータAPから発信したかどうかを決定することによって、パケットループを検出し得る。たとえば、DBDCリピータAPは、それがDBDCリピータAPにおけるVAPの媒体アクセス制御(MAC)アドレスに一致するかどうかを決定するために、レイヤ2更新フレーム(L2UF:layer 2 update frame)のソースアドレスを検査し得る。他の場合には、DBDCリピータAPは、マルチキャストパケットがDBDCリピータAPの背後のクライアント局から発信したかどうかを決定し得る。パケットループが検出された場合、DBDCリピータAPは、パケットをどのように適応的に処理すべきかを決定するために、接続テーブルを活用し得る。
[0035]たとえば、パケットループ検出の後に、DBDCリピータAPはパケット解決技法を実装し得る。一例では、ルートAPからDBDCリピータAPによって受信されたパケットが、パケットのタイプ(たとえば、ユニキャスト対マルチキャストまたはブロードキャスト)に基づいて処理され得る。さらに、パケットは、どのVAP(たとえば、デフォルト無線VAP対非デフォルト無線VAP)がオーバージエアで(over the air)パケットを受信するかに従って、別様に扱われ得る。たとえば、非デフォルト無線VAPがルートAPからマルチキャストパケットまたはブロードキャストパケットを受信するとき、非デフォルト無線VAPは、それらのパケット(the packets)を無視し、それらがデフォルト無線VAPを通して処理されるようにし得る。代替的に、非デフォルト無線VAPがルートAPからユニキャストパケットを受信するとき、非デフォルト無線VAPは、デフォルト無線VAPを介してDBDCリピータAPブリッジに(over)パケットを引き渡し得る。したがって、ブリッジは、ルートAPに関連付けられた各MACアドレスがデフォルト無線VAPを通して到達可能であることを知る(learns)。デフォルト無線VAPがルートAPから任意のパケット(たとえば、ユニキャスト、マルチキャスト、またはブロードキャスト)を受信したとき、デフォルト無線機は、パケットを標準的に(normally)処理し得る(たとえば、パケットは、パケットループが存在しないかのように処理され得る)。
[0036]DBDCリピータAPが、ルートAPを対象とする(intended for)パケットをクライアント局から受信したとき、異なる処理技法が採用され得る。たとえば、DBDCリピータAPのブリッジがデフォルト無線VAPにマルチキャストパケットを与えるとき、デフォルト無線VAPは、ソースMACアドレスが非デフォルト無線機に関連付けられたクライアントのMACアドレスに一致する場合、パケットを廃棄するだろう。その結果、マルチキャストパケットは、パケットの発信者がデフォルト無線VAPまたはイーサネットネットワークに属する場合、送信される。一方、DBDCリピータAPのブリッジが非デフォルト無線VAPにマルチキャストパケットを送るとき、非デフォルト無線VAPは、ソースMACアドレスが非デフォルト無線機に関連付けられたクライアントのMACアドレスに一致する場合、パケットを送り得る。その結果、デフォルト無線機またはイーサネットネットワークのクライアントから発信したマルチキャストパケットは、ドロップされるだろう。
[0037]DBDCリピータAPはマルチキャストパケットまたはブロードキャストパケットをドロップし得るが、DBDCリピータAPはユニキャストパケットを廃棄しないだろう。代わりに、DBDCは、(たとえば、DBDCリピータVAP間で)ユニキャストパケットを内部的に受け渡し、および/またはユニキャストパケットを送信し得る(たとえば、ユニキャストパケットは、2.4GHz無線機または5GHz無線機を介してルートAPに送信され得る)。ルートAPを対象とするユニキャストパケットがDBDCリピータAPブリッジによって受信されたとき、ブリッジは、すべてのユニキャストパケットがデフォルト無線VAPによって直接到達可能であるという錯覚(illusion)により、ユニキャストパケットをデフォルト無線VAPに受け渡し得る。ブリッジからのユニキャストパケットが、非デフォルト無線機に関連付けられたクライアントのためのMACアドレスに一致するソースアドレスを有する場合、デフォルト無線VAPは、ルートAPへのオーバージエアでの送信のために、ユニキャストパケットを非デフォルト無線機に受け渡し得る。代替的に、ブリッジからのユニキャストパケットが、デフォルト無線機またはイーサネットに関連付けられたクライアントから発信する場合、デフォルト無線VAPは、ルートAPにユニキャストパケットを送信し得る。
[0038]以下の説明は、例を与えるものであり、特許請求の範囲に記載される範囲、適用可能性、または例を限定するものではない。本開示の範囲から逸脱することなく、説明される要素の機能および構成において変更が行われ得る。様々な例は、適宜に様々なプロシージャまたは構成要素を省略、置換、または追加し得る。たとえば、説明される方法は、説明される順序とは異なる順序で実行され得、様々なステップが追加、省略、または組み合わせられ得る。また、いくつかの例に関して説明される特徴は、他の例において組み合わせられ得る。
[0039]図1は、本開示の様々な態様による、ループ解決および負荷分散をサポートするワイヤレス通信システム100の一例を示す。ワイヤレス通信システム100は、複数のSTA110は、移動局、携帯情報端末(PDA)、他のハンドヘルドデバイス、ネットブック、ノートブックコンピュータ、タブレットコンピュータ、ラップトップ、ディスプレイデバイス(たとえば、TV、コンピュータモニタなど)、プリンタなど、デバイスを表し得る、複数の局(STA)110とアクセスポイント(AP)105とを含むワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)であり得る。ネットワーク中の様々なSTA110は、AP105を通して互いと通信することができる。また、ワイヤレス通信システム100の基本サービスエリア(BSA)を表し得る、AP105のカバレージエリア125が示されている。AP105は、通信リンク115を介してカバレージエリア125内のSTA110と通信し得る。
[0040]図1には示されていないが、STA110は、2つ以上のカバレージエリア125の共通部分中にあり得、2つ以上のAP105に関連付け得る。単一のAP105と、STA110の関連付けられたセットとは、基本サービスセット(BSS:basic service set)と呼ばれることがある。拡張サービスセット(ESS:extended service set)は、接続されたBSSのセットである。ESS中のAP105を接続するために、配信システム(DS:distribution system)(図示せず)が使用され得る。いくつかの場合には、AP105のカバレージエリア125はセクタ(同じく図示せず)に分割され得る。ワイヤレス通信システム100は、異なる重複するカバレージエリア125をもつ、異なるタイプ(たとえば、メトロポリタンエリア、ホームネットワークなど)のAP105を含み得る。2つのSTA110はまた、両方のSTA110が同じカバレージエリア125中にあるかどうかにかかわらず、直接ワイヤレスリンク120を介して直接通信し得る。直接ワイヤレスリンク120の例としては、Wi−Fi Direct(登録商標)接続、Wi−Fi(登録商標)トンネルドダイレクトリンクセットアップ(TDLS:Tunneled Direct Link Setup)リンク、および他のグループ接続があり得る。STA110およびAP105は、IEEE802.11、および限定はしないが、802.11b、802.11g、802.11a、802.11n、802.11ac、802.11ad、802.11ahなどを含むバージョンからの、物理(PHY)レイヤおよび媒体アクセス制御(MAC)レイヤのためのWLAN無線およびベースバンドプロトコルに従って通信し得る。他の実装形態では、ピアツーピア接続またはアドホックネットワークがワイヤレス通信システム100内に実装され得る。
[0041]いくつかの場合には、AP105の通信範囲は、リピータAP(図示せず)を使用することによって拡張され得る。リピータAPは、カバレージエリア125(図示せず)外のSTA110がAP105と通信することが可能であるように、媒介(intermediary)として働き得る。いくつかの場合には、リピータAPは、AP105と接続するために2つの異なる無線機(たとえば、周波数)を同時に使用し得る。そのようなリピータはデュアルバンドデュアルコンカレント(DBDC)リピータAPと呼ばれることがあり、そのカバレージ範囲が拡張されるAP105はルートAP105と呼ばれることがあり得る。いくつかの場合には、DBDCリピータAPは、2.4GHz無線機および5GHz無線機を使用し得る。ただし、本明細書で説明される技法は、他の無線機および周波数を使用するDBDCリピータAPによって実装され得る。各無線機は、対応する周波数を使用するクライアント局(たとえば、STA110)に通信サポートを与え得る。DBDCリピータAPの各無線機がルートAPに同時に接続され得るので、マルチキャストパケットおよびブロードキャストパケットが2つのAP間で継続的に送られ得る。(パケットループと呼ばれる)そのようなシナリオは、通信効率および通信性能を低減し得る。したがって、DBDCリピータAPは、そのようなループがいつ存在するかを検出し、ループ終了(termination)を行う(provide)ための行為を可能にし得る。いくつかの場合には、DBDCリピータAPはまた、DBDCリピータAPにおける通信のための一貫した無線機使用を保証するために、負荷分散技法を実行し得る。
[0042]図2は、本開示の様々な態様による、ループ解決および負荷分散をサポートするワイヤレス通信サブシステム200の一例を示す。ワイヤレス通信サブシステム200は、図1を参照しながら説明されたAP105の一例であり得る、ルートAP105−aを含む。ルートAP105−aは、カバレージエリア125−a内のワイヤレスデバイス(たとえば、STA110−a)と直接通信し得る。ワイヤレス通信サブシステム200は、図1を参照しながら説明されたDBDCリピータAPの一例であり得る、DBDCリピータAP205をも含み得る。DBDCリピータAP205は、カバレージエリア210内のワイヤレスデバイス(たとえば、STA110−bおよびSTA110−c)と通信し得る。STA110−a、STA110−b、およびSTA110−cは、図1を参照しながら説明されたSTA110の例であり得る。ワイヤレス通信サブシステム200は、単一のルートAP105が2つの無線機(たとえば、異なる動作周波数をもつ無線機)を介してDBDCリピータAP205に接続されるときに生じる通信ループを検出し、解決し得る。いくつかの場合には、ワイヤレス通信サブシステム200はまた、負荷分散を実行し得る。
[0043]いくつかのシナリオでは、ルートAP105−aは、カバレージエリア125−aの外部にあるワイヤレスデバイス(たとえば、STA110−bおよびSTA110−c)と間接的に通信し得る。たとえば、ルートAP105−aは、メッセージをカバレージエリア210内のSTA110に受け渡すDBDCリピータAP205にメッセージを送り得る。したがって、AP105−aの通信範囲は、DBDCリピータAP205を使用することによって拡張され得る。上記で説明されたように、DBDCリピータAP205は、2つの異なる周波数帯域(たとえば、2.4GHz帯域および5GHz帯域)上での通信をサポートし得る。一例では、DBDCリピータAP205は、(たとえば、通信リンク115−aを介して)ルートAP105−aからメッセージを受信するために2.4GHz帯域を使用し、それらを(たとえば、通信リンク115−cを介して)STA110−bに受け渡し得る。同様に、DBDCリピータAP205は、(たとえば、通信リンク115−bを介して)ルートAP105−aからメッセージを受信するために5GHz帯域を使用し、それらを(たとえば、通信リンク115−dを介して)STA110−cに受け渡し得る。
[0044]図3は、本開示の様々な態様による、ループ解決および負荷分散をサポートするワイヤレス通信サブシステム300の一例を示す。ワイヤレス通信サブシステム300は、図2を参照しながら説明されたDBDCリピータAP205の一例であり得る、DBDCリピータAP205−aを含み得る。DBDCリピータAP205−aは、パケットがいつループを経験しているかを検出し、ループを解決するための行為を実行し得る。DBDCリピータAP205−aは、同時に2つの無線機を使用して通信し得る。たとえば、DBDCリピータAP205−aは、2.4GHz無線機と5GHz無線機の両方の上でコンカレントに通信し得る。DBDCリピータAP205−aは4つのVAPを含み得る。VAPは、クライアント(たとえば、STA110)またはAP105(たとえば、ルートAP105)との通信が可能である論理アクセスポイントであり得る。
[0045]DBDCリピータAP205−a中に含まれる各無線機は、2つのVAPを作成し得る。2つのVAPのうちの1つは、DBDCリピータAP205−aをルートAP105に接続するために使用されるSTA−VAPであり得る。無線機のための他のVAPは、クライアント(たとえば、STA110)をDBDCリピータAP205−aに接続するために使用されるAP−VAPであり得る。したがって、2.4GHz無線機に対応する2つのVAPS(たとえば、STA−VAP305およびAP−VAP315)と、5GHz無線機に対応する2つのVAP(たとえば、STA−VAP310およびAP−VAP320)とがあり得る。各VAPは、DBDCリピータAP205−a中の各通信インターフェースと接続し得る、ブリッジ330と通信し得る(たとえば、STA−VAP305、STA−VAP310、AP−VAP315、AP−VAP320、およびイーサネットインターフェース325)。
[0046]無線機は、それがサービスまたはサポートするクライアント(たとえば、STA110)に関連付けられ得る。たとえば、2.4GHz無線機はAP−VAP315の背後のクライアント(たとえば、STA110−d)に関連付けられ、5GHz無線機はAP−VAP320の背後のクライアント(たとえば、STA110−f)に関連付けられ得る。同様に、イーサネットインターフェース325は、それがイーサネット接続を介してサポートするクライアント(たとえば、STA110−e)に関連付けられ得る。いくつかの場合には、各無線機に対応するクライアントは、追跡または記録され得る。たとえば、DBDCリピータAP205−a中に含まれるメモリ335は、無線機とそれらのそれぞれのクライアントとの間の関係を記憶する接続テーブル340を含み得る。したがって、本例では、接続テーブル340は、STA110−dが2.5GHz無線機(したがって、STA−VAP305およびAP−VAP315)に関連付けられ、STA110−fが5GHz無線機(したがって、STA−VAP310およびAP−VAP320)に関連付けられることを示し得る。接続テーブル340は、各STA−VAPがそれ自体のためのクライアントならびに他のSTA−VAPに関連付けられたクライアントに気づいているように、STA−VAP305とSTA−VAP310の両方に共通であり得る。各STA−VAPは、(たとえば、リンク345−a、345−bを介して)接続テーブル340にアクセスすることが可能であり得る。したがって、各STA−VAPは、STA110−dが2.4GHz無線機に関連付けられ、STA110−fが5GHz無線機に関連付けられることに気づき得る。関連付けまたは関係は、STA110と無線機との間の接続または通信に基づき得る。接続テーブル340によって記憶された情報は、STA110、AP−VAP、およびSTA−VAPのための識別子(たとえば、MACアドレス)を含み得る。たとえば、接続テーブルは、STA−VAP305およびSTA−VAP310のMACアドレスを含み得る。
[0047]いくつかの場合には、DBDCリピータAP205−aは、ブリッジ330との通信を担当するデフォルト無線機として無線機のうちの1つを選択することによって、通信を分散させ得る。デフォルト無線機に対応するSTA−VAPは、ブリッジとの通信を担当し得る。たとえば、デフォルト無線機に関連付けられないSTA−VAPは、ブリッジ330との通信を差し控え(forego)、デフォルト無線STA−VAPを通してすべてのユニキャストパケットをルーティングし得る。さらに、ブリッジ330は、非デフォルトSTA−VAPとの通信を控え、パケットをデフォルトSTA−VAPにのみ受け渡し得る。適切なとき(たとえば、パケットが非デフォルトSTA−VAPを介して送信されるべきであるとき)、デフォルトSTA−VAPは、ブリッジ330からのパケットを非デフォルトSTA−VAPに引き渡し(hand over)得る。したがって、デフォルト無線STA−VAPは、非デフォルト無線STA−VAPとブリッジ330との間の通信のための媒介または中継器として働き得る。
[0048]パケットを選択的に内部的に受け渡すことに加えて、デフォルト無線STA−VAPは、パケットを選択的に送信し得る。パケットの送信は、パケットに関連付けられた無線機と無線構成とに基づき得る。たとえば、デフォルト無線STA−VAPはデフォルト無線機に関連付けられたパケットを送信し得、非デフォルト無線STA−VAPは非デフォルト無線機に関連付けられたパケットを送信し得る。いくつかの場合には、デフォルト無線STA−VAPは、イーサネットクライアント(たとえば、STA110−e)からのトラフィックを送信することを担当し得る。したがって、デフォルト無線機またはイーサネットに関連付けられたトラフィックはデフォルト無線STA−VAPによって送信され得、非デフォルト無線機に関連付けられたトラフィックは非デフォルトSTA−VAPによって送信され得る。STA−VAPによって送信されないトラフィックは、ルートAP105−aへの送信のために他のSTA−VAPに受け渡され得る。したがって、STA−VAPにおけるパケット処理は、無線構成に基づき得る。
[0049]図4Aは、本開示の様々な態様による、ループ解決および負荷分散をサポートするワイヤレス通信サブシステム400−aの一例を示す。ワイヤレス通信サブシステム400−aは、図2および図3を参照しながら説明されたDBDCリピータAP205の一例であり得るDBDCリピータAP205−bを含み得る。ワイヤレス通信サブシステム400−aは、図1および図2を参照しながら説明されたルートAP105の一例であり得るルートAP105−bをも含み得る。図4Aは、DBDCリピータAP205−b、ルートAP105−b、および関連付けられたSTAS110によってサポートされる通信の一例を示す。
[0050]ルートAP105−bは、その各々が異なる無線機に対応し得る2つのVAP、AP−VAP405とAP−VAP410とを含み得る。AP−VAP405は、(たとえば、2.4GHz帯域を介して)STA−VAP305−aと通信することによって、DBDCリピータAP205−bへの接続を与え得る。同様に、AP−VAP410は、(たとえば、5GHz帯域を介して)STA−VAP310−aと通信することによって、DBDCリピータAP205−bへの接続を与え得る。さらに、(たとえば、ブリッジ420との間でメッセージを受け渡すことによって)AP−VAP405はSTA110−gとルートAP105−bとの間の通信をサポートすることができ、AP−VAP410はSTA110−iとルートAP105−bとの間の通信をサポートすることができる。本例は単一のクライアントSTA110をサポートする各AP−VAPを示すが、AP−VAPは複数の(multiple)クライアントSTA110をサポートし得る。いくつかの場合には、各AP−VAPまたは各AP105によってサポートされるクライアントSTA110は、図3を参照しながら説明されたような接続テーブル中にロギングされる(are logged in)。イーサネットインターフェース415が、(たとえば、ブリッジ420との間でメッセージを受け渡すことによって)STA110−hとルートAP105−bとの間のイーサネット通信をサポートする。
[0051]ブリッジ330−aおよびブリッジ420は、ユニキャストパケットを受信し、それらを適切な通信インターフェース(たとえば、AP−VAP、STA−VAP、またはイーサネットインターフェース)に受け渡し得る。ブリッジ330−aおよびブリッジ420はまた、マルチキャストまたはブロードキャストパケットを受信し、それらを(1つまたは複数の)適切な接続された通信インターフェースに(on to)受け渡し得る。たとえば、ブリッジ420におけるマルチキャスト(またはブロードキャスト)パケットは、AP−VAP405、AP−VAP410、および/またはイーサネットインターフェース415に内部的に受け渡され得る。DBDCリピータAP205−bにおいて、マルチキャスト(またはブロードキャスト)パケットは、STA−VAP305−a、STA−VAP310−a、AP−VAP315−a、AP−VAP320−a、および/またはイーサネットインターフェース325−aに受け渡され得る。STA−VAP305−a、STA−VAP310−a、AP−VAP315−a、AP−VAP320−a、およびイーサネットインターフェース325−aは、図3を参照しながら説明されたそれぞれの機能をサポートし得る。
[0052]いくつかの場合には、ルートAP105−bによってサポートされるデュアル無線接続性は、冗長パケット送信を生じ得る。たとえば、パケットは、それがルートAP105−bとDBDCリピータAP205−bとの間で無限に送信されるループに陥り(get caught in)得る。そのようなループは、STA−VAP305−aおよびSTA−VAP310−aが各々ルートAP105−bに接続されるときに形成され得る。そのようなシナリオでは、(たとえば、STA110−kから)ブリッジ330−aに受け渡されたブロードキャストパケットが、AP−VAP405およびAP−VAP410に送信される前に、STA−VAP305−aおよびSTA−VAP310−aに受け渡され得る。AP−VAP405およびAP−VAP410は各々パケットをブリッジ420に受け渡し得、それは、すべての適切な通信インターフェース(たとえば、AP−VAP405およびAP−VAP410)上でパケットを送出する。AP−VAP405およびAP−VAP410が各々DBDCリピータAP205−bとの接続を有するので、AP−VAP405はSTA−VAP305−aにパケットを送信し得、AP−VAP410はSTA−VAP310−aにパケットを送信し得る。各それぞれのパケットの受信時に、STA−VAP305−aおよびSTA−VAP310−aは各々パケットをブリッジ330−aに受け渡すだろう、その点において、プロセス全体は最初からやり直し(starts over again)、それにより、パケットループを永続させる。
[0053]DBDCリピータAP205−bは、パケットループ検出方式を実装することによってパケットループがいつ生じたかを認識し得る。その検出方式では、STA−VAP(たとえば、STA−VAP305−aまたはSTA−VAP310−a)がルートAP105−bとの接続を確立した後、DBDCリピータAP205−bは、STA−VAP305−aとSTA−VAP310−aの両方がルートAP105−bと接続されたかどうかを決定し得る。ただ1つのSTA−VAPがルートAP105−bに接続された場合、DBDCリピータAP205−bは、パケットループがないと決定し得る。代替的に、両方のSTA−VAPがルートAP105−bに接続された場合、STA−VAPは、それの対応するAP VAP(たとえば、AP−VAP405またはAP−VAP410)にレイヤ2更新フレーム(L2UF)を送り得る。L2UFは、3つのアドレス、すなわち、送信機アドレスと、受信機アドレスと、ソースアドレスとを含む802.2論理リンク制御(LLC:logical link control)フレームである。ソースアドレスはフレームの発信者を示し得る。DBDCリピータAP205−bは、STA−VAP MACアドレスをソースアドレスとして使用し、ルートAP105−bと接続した直後にL2UFを送信することによって、ループ検出のためにL2UFを再利用し(repurpose)得る。たとえば、STA−VAP305−aが(たとえば、AP−VAP405を介して)ルートAP105−bに接続した後、STA−VAP305−aは、STA−VAP305−aのMACアドレスを含むL2UFをAP−VAP405に送り得る。
[0054]L2UFの受信時に、AP−VAP405はL2UFをブリッジ420に受け渡し得る。ブリッジ420はL2UFをAP−VAP410に引き渡し得、それはL2UFをSTA−VAP310に送信する。STA−VAP310−aは、L2UFを分析し、ソースアドレスがSTA−VAP305−aに対応すると決定し得る。この決定は、DBDCリピータAP205−bのためのSTA−VAPのMACアドレスを含む接続テーブルを参照することによって、および、L2UFソースアドレスをMACアドレスSTA−VAP305−aと比較することによって、行われ得る。したがって、L2UFが、それが送られた同じDBDCリピータAP205−bによって受信されるとき、パケットループが検出され得る。いくつかの場合には、他のブロードキャストまたはマルチキャストフレームを使用する同様のループ検出プロセスが実装され得る。そのような場合、DBDCリピータAP205−b中のSTA−VAPが、マルチキャストフレームがDBDCリピータAP205−bにおける他のSTA−VAPから発信したと決定することによって、ループを検出し得る。したがって、第1の無線機に関連付けられたSTA−VAPが、異なる無線機に関連付けられたSTA−VAPのMACアドレスをもつマルチキャストフレームを受信したとき、パケットループが検出され得る。
[0055]DBDCリピータAP205は、パケットループを解決するために接続テーブルとデフォルト無線構成とを使用し得る。そのような解決のための技法が、本開示の様々な態様による、ループ解決および負荷分散をサポートするワイヤレス通信サブシステム400−bの一例を示す図4Bで説明される。ワイヤレス通信サブシステム400−bは、ルートAP105−bおよびDBDCリピータAP205−bによってサポートされるループ検出後通信の一例であり得る。パケットループが検出された後(たとえば、またはいくつかの場合には、パケットループ検出にかかわらず)、STA−VAPのうちの1つがデフォルト無線機として割り当てられ得る。デフォルト無線機は、イーサネットクライアント(たとえば、STA110−hまたはSTA110−k)から発信したパケットの通信を担当する無線機であり得る。デフォルト無線機はまた、ブリッジとの通信を単独で担当し得る。したがって、ブリッジとの間で受け渡されるパケットは、デフォルト無線機に対応するSTA−VAPにもかかわらず(though)、ルーティングされ得る。デフォルト無線機として割り当てられない無線機は、非デフォルト無線機または2次無線機と呼ばれ得る。
[0056](たとえば、無線機がデフォルト無線機として割り当てられる)無線構成は、事前決定されるか、または動的に決定され得る。無線構成は、DBDCリピータAP205−bによって自律的に決定されるか、または外部エンティティによって(たとえば、ユーザまたはルートAP105−bなどによって)示され得る。本例では、2.4GHz無線機はデフォルト無線機として選択され、5GHz無線機は非デフォルト無線機である。しかしながら、本明細書で説明される技法はまた、2.4GHz無線機が非デフォルト無線機であり、5GHz無線機がデフォルト無線機として選択されるとき、実装され得る。
[0057]パケットループが検出された後、ルートAP105−bは、DBDCリピータAP205−bに送るためのマルチキャスト(またはブロードキャスト)通信を有し得る。たとえば、ブリッジ420は、STA110−hからマルチキャストパケットを受信し得る。したがって、ブリッジ420は、マルチキャストパケットをAP−VAP405およびAP−VAP410に受け渡し得る。AP−VAP410は、5GHz帯域を使用してマルチキャストパケットをSTA−VAP310−aに送信し得、AP−VAP405は、2.4GHz帯域を使用してマルチキャストパケットをSTA−VAP305−aに送信し得る。デフォルト無線STA−VAP305−aは、マルチキャストパケットをブリッジ330−aに受け渡し得る。しかしながら、非デフォルト無線STA−VAP310−aは、マルチキャストパケットを無視し、それをブリッジ330−aに受け渡すことを控え得る。一例では、STA−VAP310−aはマルチキャストパケットをドロップし得る。パケットをドロップするという決定は、パケットループが検出され、STA−VAP310−aが非デフォルト無線機に対応し、パケットがマルチキャストであるという決定に基づき得る。
[0058]したがって、ブリッジ330−aは、STA−VAP305−aからマルチキャストパケットを受信し、STA−VAP310−aから受信しないことがある。マルチキャストパケットの受信時に、ブリッジ330−aは、マルチキャストパケットを各関連する通信インターフェース(たとえば、AP−VAP315−a、AP−VAP320−a、イーサネットインターフェース325−a、およびSTA−VAP310−a)に受け渡し得る。マルチキャストパケットを受信する各通信インターフェースは、マルチキャストパケットを、対応するターゲットクライアントに送信し得る。すなわち、AP−VAP315−aは2.4GHz帯域を介してマルチキャストパケットをSTA110−jに送信し得、AP−VAP320−aは5GHz帯域を介してマルチキャストパケットをSTA110−lに送信し得、イーサネットインターフェースはワイヤード接続を介してパケットをSTA110−kに送り得る。しかしながら、マルチキャストパケットをAP−VAP410に送信する(したがってパケットループを永続させる)代わりに、STA−VAP310−aは、送信を控え、マルチキャストパケットをドロップし得る。したがって、パケットは、STA−VAP310−aがパケットループの中断として(as a break)働き得るように、STA−VAP305−aによって単独で処理され得る。
[0059]いくつかの場合には、マルチキャストパケットは、DBDCリピータAP205−bの側から発信し得る。そのような事例では、本開示の様々な態様による、ループ解決および負荷分散をサポートするワイヤレス通信サブシステム400−cの一例を示す図4C示されているような、パケットループ解決が採用され得る。ワイヤレス通信サブシステム400−cは、マルチキャストパケットがDBDCリピータAP205−bから発信し、ルートAP105−bの背後のクライアントを対象とするとき、パケットループ解決のための技法をサポートし得る。
[0060]本例では、デフォルト無線機は2.4GHz無線機であり、STA110−jは、AP105−bの背後のクライアントを対象とするマルチキャスト(またはブロードキャスト)パケットを有する。したがって、STA110−jは2.4GHz帯域上でマルチキャストパケットを、マルチキャストパケットをブリッジ330−aに受け渡すAP−VAP315−aに送信する。ブリッジ330−aは、マルチキャストパケットを、STA−VAP305−aおよびSTA−VAP310−aなどの適切な通信インターフェースに受け渡し得る。STA−VAP305−aは、マルチキャストパケットの起源またはソースを決定し、それに応じて、それの処理を調整し得る。たとえば、マルチキャストパケットが、非デフォルト無線機に関連付けられたクライアント(たとえば、STA110−l)から発信した場合、STA−VAP305−aはパケットを廃棄し得る。マルチキャストパケットが、デフォルト無線機に関連付けられたクライアント(たとえばSTA110−j)またはイーサネットインターフェース325−aに関連付けられたクライアント(たとえば、STA110−k)から発信した場合、STA−VAP305−aは、2.4GHz帯域上でパケットをAP−VAP405に送信することを選択し得る。要約すれば、STA−VAP305−aは、マルチキャストパケットのソースがデフォルト無線機のAP−VAPまたはイーサネットネットワークに属する場合、マルチキャストパケットをAP−VAP405に送信し得る。STA−VAP305−aは、図3で説明されたような接続テーブルにアクセスすることによって、パケットとデフォルト無線機との間の関係を決定し得る。この例では、マルチキャストパケットはデフォルト無線機の背後のクライアントから発信し、したがって(so)、STA−VAP305−aはマルチキャストパケットをAP−VAP405に送信する。
[0061]STA−VAP310−aはまた、処理決定を、マルチキャストパケットと無線機との間の関係に基づかせ得る。たとえば、STA−VAP310−aは、マルチキャストパケットのソースが、デフォルト無線機に関連付けられたクライアント(たとえば、STA110−j)またはイーサネットインターフェース325−aに関連付けられたクライアント(たとえば、STA110−k)である場合、ブリッジ330−aからのマルチキャストパケットを廃棄し得る。一方、STA−VAP310−aは、マルチキャストパケットのソースが、非デフォルト無線機に関連付けられた(たとえば、STA110−l)場合、マルチキャストパケットをAP−VAP410に送信し得る。要約すると、非デフォルトSTA−VAPによって受信され、デフォルト無線機またはイーサネットネットワークのクライアントから発信した(originate)マルチキャストパケットは、廃棄されるだろう。本例では、STA−VAP310−aは、マルチキャストパケットがデフォルト無線機に関連付けられると決定し、マルチキャストパケットをAP−VAP410に送信することを控える。STA−VAP310−aは、図3を参照しながら説明されたような接続テーブルにアクセスするか、またはそれを照会すること(querying)によって、無線機とクライアントとマルチキャストパケットとの間の関係を決定し得る。
[0062]AP−VAP405がデフォルト無線STA−VAP305−aからマルチキャストパケットを受信した後、AP−VAP405はマルチキャストパケットをブリッジ420に受け渡し得る。ブリッジ420は、マルチキャストパケットを、AP−VAP410を含む各関連する通信インターフェースに受け渡し得る。次に(in turn)、AP−VAP410は、(非デフォルト無線周波数を使用して)マルチキャストパケットをSTA−VAP310−aに送信し得る。マルチキャストパケットの受信時に、STA−VAP310−aはマルチキャストパケットのソースを決定し得る。ソースがデフォルト無線機(またはイーサネット)に関連付けられたクライアント局である場合、STA−VAP310−aは、マルチキャストパケットをブリッジ330−aに受け渡すことを控え得る(たとえば、STA−VAP310−aはマルチキャストパケットを廃棄し得る)。一方、ソースが、非デフォルト無線機に関連付けられたクライアント局である場合、STA−VAP310−aは、マルチキャストパケットをブリッジ330−aに受け渡し得る。
[0063]パケットループを解決することに加えて、DBDCリピータAP205はまた、負荷分散を実装し(implement)得る。図4Dは、本開示の様々な態様による、ループ解決および負荷分散をサポートするワイヤレス通信サブシステム400−dの一例を示す。ワイヤレス通信サブシステム400−dは、DBDCリピータAP205中の両方のSTA−VAPがルートAP105−bに接続されるとき、負荷分布のための技法をサポートし得る。たとえば、デフォルト無線機に関連付けられたSTA−VAPを通してユニキャストパケットがルーティングされ得る。デフォルト無線STA−VAPは、パケットをルートAP105に送るためにどの無線インターフェースが使用されるべきかを決定するために、パケットを分析し得る。いくつかの場合には、パケットをDBDCリピータAP205−bに通信するために使用される同じ無線機が、パケットをルートAP105に送信するために使用される。たとえば、第1の無線機(たとえば、2.4GHz無線機)と接続されたクライアントからのトラフィックは、ルートAP105に到達するために第1の無線機のみを使用し得る。同様に、第2の無線機(たとえば、5GHz無線機)と接続されたクライアントからのトラフィックは、ルートAP105に到達するために第2の無線機のみを使用し得る。本例では、第1の無線機(たとえば、2.4GHz無線機)はデフォルト無線機として選択される。
[0064]ブリッジ330−aは、各クライアントを通信するためにどの通信インターフェースが使用されるかをロギングする(logs)接続テーブルを保持し得る。このテーブルを更新し、参照することによって、ブリッジ330−aは、どのSTA−VAPがクライアントに到達することが可能であるかを知り得、それに応じて、ユニキャストパケットをSTA−VAPに受け渡し得る。たとえば、STA110−iからのユニキャストパケットが、STA−VAP310−aからブリッジ330−aによって受信された場合、ブリッジ330−aは、STA110−iがSTA−VAP310−aを介して到達可能であることを示すために、接続テーブルを更新し得る。したがって、ブリッジ330−aは、STA110−iを対象とする任意のユニキャストパケットをSTA−VAP310−aに受け渡し得る。DBDCリピータAP205−aは、ユニキャストパケットが適切な無線機を使用してオーバージエアで通信されることを保証するために、接続テーブルの特徴を使用し得る。たとえば、DBDCリピータAP205−bは、STA−VAP間でユニキャストパケットを内部的に受け渡すことによって、負荷分散を実装し得る。したがって、ブリッジ330−aは、クライアントを、ユニキャストパケットの元のオーバージエア受信側でなかったSTA−VAPに関連付けるために、接続テーブルを更新し得る。
[0065]いくつかの場合には、ルートAP105−bのクライアントは、非デフォルト無線機に関連付けられ得、非デフォルト無線機に関連付けられたDBDCリピータAP205−bのクライアントのためのユニキャストデータを有し得る。たとえば、STA110−iは、STA110−lを対象とするユニキャストパケットを有し得る。したがって、STA110−iは、5GHz無線機を介してユニキャストパケットをAP−VAP410に送信し得る。AP−VAP410は、5GHz無線機を介してユニキャストパケットをSTA−VAP310−aに送信し得る。負荷分散を実装しようとして、STA−VAP310−aは、ユニキャストパケットを直接ブリッジ330−aに受け渡す代わりに、それをSTA−VAP305−aに内部的に受け渡し得る。いくつかの場合には、ユニキャストパケットをSTA−VAP305−aに内部的に受け渡すことは、ユニキャストパケットがSTA−VAP305−aから来たことを示すためにユニキャストパケットのヘッダ情報を変更することを含み得る。ユニキャストパケットの受信の後に、STA−VAP305−aは、ユニキャストパケットをブリッジ330−aに受け渡し得る。したがって、ブリッジ330−aは、STA110−iとSTA−VAP305−aとが異なる無線機を使用するにもかかわらず(even though)、STA110−iをSTA−VAP305−aに関連付け得る。通信プロセスを終了するために、ブリッジ330−aは、ユニキャストパケットを、5GHz無線機を介してユニキャストパケットをターゲット受信側STA110−lに送信するAP−VAP320−aに受け渡し得る。したがって、ユニキャストパケットを、STA110−iからルートAP105−aに、ルートAP105−bからDBDCリピータAP205−aに、およびDBDCリピータAP205−aからSTA110−lに送信するために、単一の無線機が使用される。
[0066]図示されていないが、デフォルト無線機に関連付けられたルートAP105−bのクライアントが、デフォルト無線機に関連付けられたDBDCリピータAP205−bのクライアントのためのユニキャストデータを有する事例(instances)があり得る。たとえば、STA110−gは、STA110−jのためのユニキャストデータを有し得る。これらのSTA110の両方がデフォルト無線機を使用するので、ユニキャストパケットは、ブリッジ330−aに直接受け渡され得る(たとえば、STA−VAP間のユニキャスト日付の内部受け渡しがないことがある)。たとえば、STA−VAP305−aは、AP−VAP405からユニキャストデータを受信し、それをブリッジ330−aに直接受け渡し得る。したがって、デフォルト無線帯域のみが、ユニキャストデータのオーバージエア送信のために使用され得る。
[0067]したがって、DBDCリピータAP205は、負荷分散を可能にするためにSTA−VAP間の内部通信を実装し得る。そのような内部通信は、単一のSTA−VAP(たとえば、デフォルト無線機のためのSTA−VAP)が、DBDCブリッジ330−aとの間でのユニキャストパケットの通信を単独で担当することを可能にし得る。たとえば、ルートAP105からのユニキャストパケットが、非デフォルト無線機に関連付けられたSTA−VAP上で受信されたとき、ユニキャストパケットは、デフォルト無線STA−VAPインターフェースを介してブリッジに引き渡され得る。代替的に、ルートAP105からのユニキャストパケットが、デフォルト無線機に関連付けられたSTA−VAP上で受信されたとき、STA−VAPはユニキャストパケットを直接扱うことができる。
[0068]いくつかの場合には、非デフォルト無線機に関連付けられたDBDCリピータAPクライアントはまた、非デフォルト無線機に関連付けられたルートAPクライアントのためのユニキャストデータを有し得る。そのようなシナリオは、本開示の様々な態様による、ループ解決および負荷分散をサポートするワイヤレス通信サブシステム400−eの一例を示す図4Eに示されている。本例では、STA110−lは、STA110−iのためのユニキャストデータを有する。したがって、STA110−lは、(非デフォルト無線機を使用して)ユニキャストデータをAP−VAP320−aに送信し得る。次に、AP−VAP320−aは、ユニキャストデータをブリッジ330−aに受け渡し得る。ブリッジ330−aは、どのSTA−VAPがSTA110−iに関連付けられるかを決定するために、接続テーブルを参照し得る。接続テーブルは、図4Dからのトランザクションを含むように更新されていることがある。したがって、ブリッジ330−aは、それが、STA−VAP305−aからSTA110−iにおいて発信するユニキャストパケットを前に受信したと決定し得る。この関連付けにより、ブリッジ330−aは、ユニキャストデータをSTA−VAP310−aではなくSTA−VAP305−aに渡し得る。
[0069]ユニキャストデータの受信時に、STA−VAP305−aは、どの無線機がユニキャストデータに関連付けられるかを決定し得る。いくつかの場合には、このプロセスは、ユニキャストデータのためのソース局とその局に対応する無線機とを決定することを伴い得る(たとえば、STA−VAP305−aは接続テーブルにアクセスし得る)。STA−VAP305−aは、無線機関連付け決定に基づいてユニキャストデータを処理し得る。この例では、STA−VAP305−aは、ユニキャストデータが非デフォルト無線機に対応すると決定し、AP−VAP410への非デフォルト無線機を介した送信のために、ユニキャストデータをSTA−VAP310−aに受け渡す。AP−VAP410は、非デフォルト無線機を介してユニキャストデータをSTA110−iに送信することによって、通信チェーンを終了し得る。
[0070]デフォルト無線機に関連付けられたDBDCリピータAPクライアントは、非デフォルト無線機に関連付けられたルートAPクライアントのためのユニキャストデータを有し得る。たとえば、STA110−jは、STA110−iのためのユニキャストデータを有し得る。そのようなシナリオでは、STA110−jはデフォルト無線機を介してユニキャストデータを、ユニキャストデータをブリッジ330−aに受け渡すAP−VAP315−aに送信し得る。ブリッジ330−aは、STA110−iがSTA−VAP305−aを介して到達可能であると決定し得、それに応じて、ユニキャストデータを受け渡し得る。STA−VAP305−aは、(たとえば、接続テーブルにアクセスすることによって)ユニキャストデータに関連付けられた無線機を決定し、その関連付けに基づいてパケットを処理し得る。本例では、STA−VAP305−aは、ユニキャストデータがデフォルト無線機に関連付けられると決定し、デフォルト無線機を介してユニキャストデータをAP−VAP405に送信し得る。したがって、ユニキャストデータを、DBDCリピータAP205−bの背後のクライアントからルートAP105−bに送信するために、単一の無線機が使用される。AP−VAP405はユニキャストデータをブリッジ420に受け渡し得、それはユニキャストデータをAP−VAP410に渡し得る。AP−VAP410は、STA110−iに関連付けられた非デフォルト無線機を使用してユニキャストデータをSTA110−iに送信することによって、通信チェーンを終了し得る。
[0071]デフォルト無線機に関連付けられたDBDCリピータAPクライアントが、ルートAPの背後のデフォルト無線クライアントのためのユニキャストデータを有するとき、同様のプロセスが使用され得る。たとえば、STA110−jは、STA110−gを対象とするユニキャストデータを有し得る。この場合、プロセスは、AP−VAP405がデフォルト無線機を介してSTA−VAP305−aからユニキャストデータを受信するまで、上記と同じであり得る。新しいシナリオでは、AP−VAP405は、アンキャストデータをブリッジ420に受け渡すのではなく、デフォルト無線機を使用してデータを直接STA110−gに送り得る。
[0072]図4Fは、本開示の様々な態様による、ループ解決および負荷分散をサポートするワイヤレス通信サブシステム400−fの一例を示す。ワイヤレス通信サブシステム400−fは、パケットループが検出されたとき、イーサネットクライアントからのマルチキャストパケットがDBDCリピータAP205−bによってどのように扱われるかの一例を示す。本例では、STA110−kは、ルートAP105−bの背後の1つまたは複数のクライアント(たとえば、STA110−g、STA110−h、および/またはSTA110−i)のためのマルチキャストデータを有する。したがって、STA110−kはマルチキャストデータをイーサネットインターフェース325−aに送り、それはマルチキャストデータをブリッジ330−aに受け渡す。ブリッジ330−aは、マルチキャストデータをデフォルト無線STA−VAP305−aおよび非デフォルト無線STA−VAP310−aに送り得る。
[0073]非デフォルト無線機の場合、STA−VAP310−aは、マルチキャストデータがイーサネットトラフィックである(たとえば、イーサネットクライアント局から発信した)と決定し、マルチキャストデータをAP−VAP410に送信することを控え得る(たとえば、STA−VAP310−aはマルチキャストデータを無視またはドロップし得る)。デフォルト無線機の場合、STA−VAP305−aは、マルチキャストデータがイーサネットクライアント局から発信したと決定し、マルチキャストデータをAP−VAP405に送信し得る。STA−VAPは、ソースアドレスを参照し、接続テーブルを照会するためにそれを使用することによって、マルチキャストデータの起源を決定し得る。マルチキャストデータは、STA−VAP310−aに送信される前に、AP−VAP405からブリッジ420に、およびブリッジ420からAP−VAP410に受け渡され得る。AP−VAP410からのマルチキャストデータの受信時に、STA−VAP310−aは、マルチキャストデータがソースイーサネットクライアント局に関連付けられると決定するために、接続テーブルを使用し得る。決定に基づいて、STA−VAP310−aはマルチキャストデータを廃棄し得る。したがって、STA−VAP310−aは、非デフォルト無線機に関連付けられないクライアントからのマルチキャストデータをドロップすることによって、パケットループを解決または防止し得る。
[0074]図4Gは、本開示の様々な態様による、ループ解決および負荷分散をサポートするワイヤレス通信サブシステム400−gの一例を示す。ワイヤレス通信サブシステム400−gは、パケットループが検出されたとき、非デフォルト無線機に関連付けられたクライアントからのマルチキャストパケットがDBDCリピータAP205−bによってどのように扱われるかの一例を示す。本例では、STA110−lは、ルートAP105−bの背後のクライアント(たとえば、STA110−g、STA110−h、および/またはSTA110−i)のためのマルチキャストデータを有する。したがって、STA110−lは、非デフォルト無線周波数を使用してマルチキャストデータをAP−VAP320−aに送信し得る。AP−VAP320−aはマルチキャストデータをブリッジ330−aに受け渡し得、それはマルチキャストデータをSTA−VAP305−aおよびSTA−VAP310−aに受け渡し得る。STA−VAP305−aは、(たとえば、接続テーブルを参照することによって)マルチキャストデータが、非デフォルト無線機に関連付けられたクライアントからのものであると決定し、そのデータを廃棄し得る。STA−VAP310−aはまた、(たとえば、同じ接続テーブルを参照することによって)マルチキャストデータが、非デフォルト無線機に関連付けられたクライアントからのものであると決定し、非デフォルト無線機を介してマルチキャストデータをAP−VAP410に送信し得る。
[0075]マルチキャストデータの受信時に、AP−VAP410はマルチキャストデータをブリッジ420に受け渡し得、それは、次に(in turn)、マルチキャストデータをAP−VAP405に受け渡し得る。AP−VAP405は、マルチキャストデータをSTA−VAP305−aに送信し得る。しかしながら、マルチキャストデータをブリッジ330−aにブラインドで受け渡す代わりに、STA−VAP305−aは、最初に、マルチキャストデータのソース(起源)と、そのソースに関連付けられた無線機とを決定し得る(たとえば、STA−VAP305−aは接続テーブルを使用し得る)。STA−VAP305−aは、接続テーブル中に含まれる関係情報に基づいてマルチキャストパケットを処理し得る。たとえば、マルチキャストデータのソースがデフォルト無線機に関連付けられる場合、STA−VAP305−aは、マルチキャストデータをブリッジ330−aに受け渡し得る。しかしながら、この例では、マルチキャストデータのソースは非デフォルト無線機に関連付けられ、したがって、STA−VAP305−aは、マルチキャストデータをブリッジ330−aに受け渡さない。要約すれば、デフォルトSTA−VAPは、デフォルト無線機またはイーサネットに関連付けられたマルチキャストデータを中継し、非デフォルト無線機に関連付けられたマルチキャストデータをドロップし得る。非デフォルトSTA−VAPは、非デフォルト無線機に関連付けられたマルチキャストデータを中継し、デフォルト無線機またはイーサネットに関連付けられたマルチキャストデータを廃棄し得る。
[0076]図4B〜図4Gを参照しながら説明されたループ解決および負荷分散技法の各々は、(たとえば、図4Aを参照しながら説明された技法を使用して)パケットループが検出された後に実装され得る。DBDCリピータAP205は、DBDCリピータAP205の両方の無線機がルートAP105と同時接続されたとき、そのような技法を実装し得る。DBDCリピータAP205は、接続の一方または両方がドロップされたとき、そのような技法を中止し得る。
[0077]図5は、本開示の様々な態様による、DBDCループ解決および負荷分散のために構成されたワイヤレスデバイス500のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス500は、図1〜図4Gを参照しながら説明されたDBDCリピータAP205の態様の一例であり得る。ワイヤレスデバイス500は、受信機505、DBDCリピータ通信マネージャ510、および/または送信機515を含み得る。ワイヤレスデバイス500はプロセッサをも含み得る。これらの構成要素の各々は互いと通信していることがある。
[0078]受信機505は、パケット(たとえば、マルチキャスト、ブロードキャスト、ユニキャストパケット)、ユーザデータ、または様々な情報チャネル(たとえば、制御チャネル、データチャネルなど)に関連付けられた制御情報などの情報を受信し得る。情報(たとえば、デュアルバンドデュアルコンカレントループ解決および負荷分散に関係する情報など)は、DBDCリピータ通信マネージャ510に、およびワイヤレスデバイス500の他の構成要素に受け渡され得る。
[0079]DBDCリピータ通信マネージャ510は、ワイヤレスデバイス500の第1の無線機の動作を可能にし得る。第1の無線機は第1の周波数帯域中で動作し得る(たとえば、第1の無線機は2.4GHzにおいて動作し得る)。DBDCリピータ通信マネージャ510は、ワイヤレスデバイス500の第2の無線機の動作をも可能にし得る。第2の無線機は第2の周波数帯域中で動作し得る(たとえば、第2の無線機は5GHzにおいて動作し得る)。いくつかの場合には、DBDCリピータ通信マネージャ510は、(たとえば、第1の周波数帯域を介して第1の無線機において)第1のパケットを受信し得る。パケットは、マルチキャスト、ブロードキャスト、またはユニキャストパケットであり得る。DBDCリピータ通信マネージャ510は、第1の無線機と通信しているデバイスの第1のグループとワイヤレスデバイス500の第2の無線機と通信しているデバイスの第2のグループとを識別するテーブル(たとえば、接続テーブル)にアクセスし得る。いくつかの場合には、テーブルは、第1のパケットとデバイスのグループとの間の関係を示すか、または識別し得る。DBDCリピータ通信マネージャ510は、この関係に少なくとも部分的に基づいて、第1のパケットをどのように処理すべきかを決定し得る。いくつかの場合には、パケットの処理は負荷分散を可能にする。他の場合には、パケットの処理はパケットループ解決を可能にし得る。
[0080]送信機515は、ワイヤレスデバイス500の他の構成要素から受信された信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機515は、トランシーバモジュールにおいて受信機505とコロケートされ得る。送信機515は単一のアンテナを含み得るか、またはそれは複数のアンテナを含み得る。
[0081]図6は、本開示の様々な態様による、DBDCループ解決および負荷分散のためのワイヤレスデバイス600のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス600は、図1〜図5を参照しながら説明されたワイヤレスデバイス500またはDBDCリピータAP205の態様の一例であり得る。ワイヤレスデバイス600は、受信機505−a、DBDCリピータ通信マネージャ510−a、または送信機515−aを含み得る。ワイヤレスデバイス600はプロセッサをも含み得る。これらの構成要素の各々は互いと通信していることがある。DBDCリピータ通信マネージャ510−aは、DBDCリピータ無線マネージャ605と、DBDCデータ受信機610と、接続テーブルマネージャ615と、データ処理コーディネータ620とを含み得る。
[0082]受信機505−aは、DBDCリピータ通信マネージャ510−aに、およびワイヤレスデバイス600の他の構成要素に受け渡され得る情報を受信し得る。DBDCリピータ通信マネージャ510−aは、図5を参照しながら説明されたように、DBDCリピータ通信マネージャ510の動作を実行し得る。送信機515−aは、ワイヤレスデバイス600の他の構成要素から受信された信号を送信し得る。
[0083]DBDCリピータ無線マネージャ605は、図2〜図4Gを参照しながら説明されたように、ワイヤレスデバイス600の2つの無線機における動作を可能にし得る。無線機のうちの一方は第1の周波数帯域中で動作し得、他方の無線機は第2の周波数帯域中で動作し得る(たとえば、第1の無線機は2.4GHz帯域中で動作し得、第2の無線機は5GHz帯域中で動作し得る)。DBDCリピータ無線マネージャ605は、無線機と他のワイヤレスデバイス(たとえば、AP105またはSTA110)との間の接続および通信を可能にし得る。いくつかの場合には、DBDCリピータ無線マネージャ605は、デフォルト無線機としての第1の無線機および非デフォルト無線機としての第2の無線機の構成を可能にし得る(またはその逆も同様である)。
[0084]DBDCデータ受信機610は、図2〜図4Gを参照しながら説明されたように、第1の周波数帯域を介した第1の無線機における第1のパケットの受信を可能にし得る。たとえば、DBDCデータ受信機610は、受信機505−aとともに、ユニキャスト、マルチキャスト、またはブロードキャストパケットの受信を可能にし得る。いくつかの場合には、パケットは、(たとえば、2つの無線機のうちの1つを使用して)オーバージエアで受信される。他の場合には、パケットは、内部引き渡しを介して受信される(たとえば、パケットは、ワイヤレスデバイス600の他の構成要素から受け渡され得る)。いくつかの場合には、DBDCデータ受信機610は、ルートAP105からのパケットの受信を可能にし得る。いくつかの場合には、DBDCデータ受信機610は、ワイヤレスデバイス600のブリッジ(図示せず)からのパケットの受信をも可能にし得る。いくつかの例では、受信されたパケットはレイヤ2更新フレーム(layer two update frame)である。いくつかの例では、受信されたパケットはイーサネットトラフィックを含む。DBDCデータ受信機610は、データ(たとえば、受信されたパケット)または情報をワイヤレスデバイス600の他の構成要素に受け渡し得る。
[0085]接続テーブルマネージャ615は、第1の無線機と通信しているデバイスのグループとワイヤレスデバイス600の第2の無線機と通信しているデバイスのグループとを識別するテーブル(たとえば、接続テーブル)にアクセスし得る。たとえば、接続テーブルマネージャ615は、どのMACアドレスが各無線機に関連付けられるかを決定するために、接続テーブルを参照し得る。いくつかの場合には、接続テーブルマネージャ615は、受信されたパケットに関連付けられたMACアドレスがワイヤレスデバイス600の第2の無線機に対応するかどうかを決定し得る。
[0086]上記で説明されたように、接続テーブルは、パケット、クライアント、および/または無線機の間の関係を示し得る。たとえば、接続テーブルは、各無線機によってサポートまたはサービスされる局を(たとえば、それらのMACアドレスによって)識別し得る。いくつかの場合には、接続テーブルは、受信されたパケットとクライアント局との間の関係を示し得る。したがって、データ処理コーディネータ620は、接続テーブルによって示された関係に少なくとも部分的に基づいて、受信されたパケットを処理し得る。いくつかの例では、受信されたパケットを処理することは、パケットのヘッダを変更することおよび/またはパケットをワイヤレスデバイス600の別の構成要素に受け渡すことを含む。たとえば、データ処理コーディネータ620は、変更されたヘッダをもつパケットをSTA−VAPからワイヤレスデバイス600のブリッジに受け渡すことを可能にし得る。変更されたヘッダは、パケットが受け渡された構成要素を示し得る。いくつかの場合には、データ処理コーディネータ620は、パケットをワイヤレスデバイス600内のあるSTA−VAPから別のSTA−VAPに受け渡すことを可能にし得る(たとえば、データ処理コーディネータ620は、受信されたパケットをワイヤレスデバイス600の第2の無線機に受け渡すことを可能にし得る)。いくつかの例では、受信されたパケットを処理することは、構成された無線機のうちの1つを使用してパケットを動的に送信することを含む。たとえば、データ処理コーディネータ620は、ワイヤレスデバイス600におけるSTA−VAPからルートAP105におけるAP−VAPにパケットを送信することを可能にし得る。いくつかの場合には、受信されたパケットを処理することは、第1の周波数帯域中で動作しているルートアクセスポイントの第1の無線機にパケットを送信することを含む。いくつかの例では、第1のパケットを処理することは、第1のパケットを廃棄することを含む。たとえば、データ処理コーディネータ620は、ワイヤレスデバイス600におけるSTA−VAPによって、受信されたパケットをドロップすることを可能にし得る。
[0087]図7は、本開示の様々な態様による、DBDCループ解決および負荷分散のためのワイヤレスデバイス500またはワイヤレスデバイス600の構成要素であり得るDBDCリピータ通信マネージャ510−bのブロック図700を示す。DBDCリピータ通信マネージャ510−bは、それぞれ、図5および図6を参照しながら説明されたDBDCリピータ通信マネージャ510または510−bの態様の一例であり得る。DBDCリピータ通信マネージャ510−bは、DBDCリピータ無線マネージャ605−aと、DBDCデータ受信機610−aと、接続テーブルマネージャ615−aと、データ処理コーディネータ620−aとを含み得る。これらのモジュールの各々は、図6を参照しながら説明された機能を実行し得る。DBDCリピータ通信マネージャ510−bは、接続モニタ705と、アドレス識別器710と、ループ検出器715とをも含み得る。
[0088]接続モニタ705は、ワイヤレスデバイスの第1の無線機とルートAP105の第1の無線機との間の第1の接続を識別し得る。ルートAP105の第1の無線機は、図2〜図4Gを参照しながら説明されたように、第1の周波数帯域中で動作し得る。接続モニタ705は、ワイヤレスデバイスの第2の無線機とルートAP105の第2の無線機との間の第2の接続をも識別し得る。ルートAP105の第2の無線機は、第2の周波数帯域中で動作し得る。いくつかの場合には、接続モニタ705は、識別された接続をワイヤレスデバイスの他の構成要素に示し得る。いくつかの例では、接続モニタ705は、(たとえば、ワイヤレスデバイスのSTA−VAPとルートAP105のAP−VAPとの間の接続がいつ確立されたかを報告することによって)ルートAP105へのL2UFパケットの送信を誘発し(instigate)得る。接続モニタ705はまた、ワイヤレスデバイスとルートAP105との間の接続がいつ失われたかを検出し得る。そのようなシナリオでは、接続モニタ705は、パケットループの可能性がなく、したがって、(たとえば、ループ解決または負荷分散を可能にする処理の代わりに)通常パケットフロー処理が使用されることを示し得る。
[0089]アドレス識別器710は、受信されたパケットからMACアドレスを識別し得る。いくつかの場合には、アドレス識別器710は、L2UFパケットのソースアドレスを、ワイヤレスデバイスのSTA−VAPのためのMACアドレスとして識別し得る。他の場合には、アドレス識別器710は、マルチキャストパケットが、ワイヤレスデバイスの無線機のうちの1つによってサービスされるクライアントからのものであることを検出し得る。アドレス識別器710は、この情報をワイヤレスデバイスの他の構成要素に受け渡し得る。たとえば、アドレス識別器710は、MACアドレス情報をループ検出器715に通信し得る。この情報に基づいて、ループ検出器715は、図2〜図4Gを参照しながら説明されたように、パケットループの存在を検出し得る。
[0090]図8は、本開示の様々な態様による、DBDCループ解決および負荷分散のために構成されたDBDCリピータAP205−cを含むシステム800の図を示す。DBDCリピータAP205−cは、図2〜図6を参照しながら説明されたDBDCリピータAP205、ワイヤレスデバイス500、またはワイヤレスデバイス600の一例であり得る。DBDCリピータAP205−cは、図5〜図7を参照しながら説明されたDBDCリピータ通信マネージャ510の一例であり得る、DBDCリピータ通信マネージャ810を含み得る。DBDCリピータAP205−cは、通信を送信するための構成要素と通信を受信するための構成要素とを含む、双方向音声およびデータ通信のための構成要素をも含み得る。たとえば、DBDCリピータAP205−cは、STA110−dまたはルートAP105−cと双方向に通信し得る。いくつかの場合には、DBDCリピータAP205−cは、ルートAP105−cとSTA110−dとの間の通信を中継することによって、ルートAP105−cのカバレージ範囲を拡大し得る。
[0091]DBDCリピータAP205−cは、プロセッサ805と、(ソフトウェア(SW)820を含む)メモリ815と、トランシーバ835と、1つまたは複数のアンテナ840とを含み得、その各々は、(たとえば、バス845を介して)互いと直接または間接的に通信し得る。トランシーバ835は、上記で説明されたように、(1つまたは複数の)アンテナ840あるいはワイヤードリンクまたはワイヤレスリンクを介して、1つまたは複数のネットワークと双方向に通信し得る。たとえば、トランシーバ835は、ルートAP105ーcまたはSTA110−dと双方向に通信するために使用され得る。トランシーバ835は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のために(1つまたは複数の)アンテナ840に与え、(1つまたは複数の)アンテナ840から受信されたパケットを復調するためのモデムを含み得る。DBDCリピータAP205−cは単一のアンテナ840を含み得るが、DBDCリピータAP205−cはまた、複数のワイヤレス送信をコンカレントに送信または受信することが可能な複数のアンテナ840を有し得る。いくつかの例では、DBDCリピータAP205−cは、2つの異なる周波数帯域上での同時送信のための2つの無線機を含み得る。たとえば、DBDCリピータAP205−cは、第1の周波数帯域(たとえば、2.4GHz)上で通信するために第1の無線機825を使用し得、第2の周波数帯域(たとえば、5GHz)上で通信するために第2の無線機830を使用し得る。DBDCリピータAP205−cはブリッジ330−cをも含み得、それは、DBDCリピータAP205−c中の各通信インターフェースと接続し得、本明細書で説明されたループ検出および負荷分散技法の態様を実行し得る。
[0092]メモリ815は、ランダムアクセスメモリ(RAM)および読取り専用メモリ(ROM)を含み得る。いくつかの場合には、メモリ815は、図3を参照しながら説明されたメモリ335の一例である。たとえば、メモリ815は、クライアントとVAPとの間の関係を示す接続テーブルを含み得る。いくつかの場合には、接続テーブルは、クライアント(たとえば、STA110)、AP(たとえば、ルートAP105、DBDCリピータAP205)、STA−VAP、および/またはAP−VAPのための識別情報(たとえば、MACアドレス)を含む。メモリ815は、実行されたとき、プロセッサ805に本明細書で説明される様々な機能(たとえば、デュアルバンドデュアルコンカレントループ解決および負荷分散など)を実行させる命令を含むコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア/ファームウェアコード820を記憶し得る。代替的に、ソフトウェア/ファームウェアコード820は、プロセッサ805によって直接的に実行可能でないことがあるが、(たとえば、コンパイルされ実行されたとき)コンピュータに本明細書で説明される機能を実行させ得る。プロセッサ805は、インテリジェントハードウェアデバイス(たとえば、中央処理ユニット(CPU)、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)など)を含み得る。
[0093]DBDCリピータAP205−c、ワイヤレスデバイス500、ワイヤレスデバイス600、およびDBDCリピータ通信マネージャ810の構成要素は、適用可能な機能の一部または全部をハードウェアで実行するように適応された少なくとも1つのASICを用いて、個々にまたはまとめて実装され得る。代替的に、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、少なくとも1つのIC上で実行され得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または別のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリに組み込まれた命令を用いて実装され得る。
[0094]図9は、本開示の様々な態様による、DBDC解決および負荷分散のための方法900を示すフローチャートを示す。方法900の動作は、図1〜図8を参照しながら説明されたように、DBDCリピータAP205またはそれの構成要素によって実装され得る。たとえば、方法900の動作は、図5〜図8を参照しながら説明されたように、DBDCリピータ通信マネージャ510によって実行され得る。いくつかの例では、DBDCリピータAP205は、以下で説明される機能を実行するようにDBDCリピータAP205の機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、DBDCリピータAP205は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能態様を実行し得る。
[0095]ブロック905において、DBDCリピータAP205は、図2〜図4Gを参照しながら説明されたように、第1の周波数帯域を使用して第1の無線機において動作を実行し得る。いくつかの例では、ブロック905の動作は、図6を参照しながら説明されたように、DBDCリピータ無線マネージャ605によって実行されるか、または可能にされ得る。ブロック910において、DBDCリピータAP205は、図2〜図4Gを参照しながら説明されたように、第1の周波数帯域を介して第1の無線機において、第1のパケットを受信し得る。いくつかの例では、ブロック910の動作は、図6を参照しながら説明されたように、DBDCデータ受信機610によって実行されるか、または可能にされ得る。
[0096]ブロック915に進むと、DBDCリピータAP205は、図2〜図4Gを参照しながら説明されたように、第1の無線機と通信しているデバイスの第1のグループとリピータの第2の無線機と通信しているデバイスの第2のグループとを識別するテーブル(たとえば、接続テーブル)にアクセスし、第2の無線機が第1の周波数帯域とは異なる第2の周波数帯域中で動作する。いくつかの場合には、第1の周波数は2.4GHzであり、第2の周波数は5GHzである。いくつかの例では、ブロック915の動作は、図6を参照しながら説明されたように、接続テーブルマネージャ615によって実行されるか、または可能にされ得る。ブロック920において、DBDCリピータAP205は、図2〜図4Gを参照しながら説明されたように、テーブルによって示された、第1のパケットとデバイスの第1のグループおよびデバイスの第2のグループのうちの少なくとも1つとの間の関係に少なくとも部分的に基づいて、第1のパケットを処理し得る。いくつかの例では、ブロック920の動作は、図6を参照しながら説明されたように、データ処理コーディネータ620によって実行されるか、または可能にされ得る。
[0097]図10は、本開示の様々な態様による、DBDCループ解決および負荷分散のための方法1000を示すフローチャートを示す。方法1000の動作は、図1〜図8を参照しながら説明されたように、DBDCリピータAP205またはそれの構成要素によって実装され得る。たとえば、方法1000の動作は、図5〜図8を参照しながら説明されたように、DBDCリピータ通信マネージャ510によって実行され得る。いくつかの例では、DBDCリピータAP205は、以下で説明される機能を実行するようにDBDCリピータAP205の機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、DBDCリピータAP205は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能態様を実行し得る。方法1000はまた、図9の方法900の態様を組み込み得る。
[0098]ブロック1005において、DBDCリピータAP205は、図2〜図4Gを参照しながら説明されたように、第1の周波数帯域を使用して第1の無線機において動作を実行する。いくつかの例では、ブロック1005の動作は、図6を参照しながら説明されたように、DBDCリピータ無線マネージャ605によって実行されるか、または可能にされ得る。ブロック1010において、DBDCリピータAP205は、図2〜図4Gを参照しながら説明されたように、第1の周波数帯域を介して第1の無線機において、第1のパケットを受信する。いくつかの例では、ブロック1010の動作は、図6を参照しながら説明されたように、DBDCデータ受信機610によって実行されるか、または可能にされ得る。
[0099]ブロック1015において、DBDCリピータAP205は、図2〜図4Gを参照しながら説明されたように、ルートアクセスポイントの第1の無線機から第2のパケットを受信し得る。いくつかの例では、ブロック1015の動作は、図6を参照しながら説明されたように、DBDCデータ受信機610によって実行されるか、または可能にされ得る。ブロック1020において、DBDCリピータAP205は、図2〜図4Gを参照しながら説明されたように、第2のパケットからのMACアドレスをソースアドレスとして識別し得る。いくつかの例では、ブロック1020の動作は、図7を参照しながら説明されたように、アドレス識別器710によって実行されるか、または可能にされ得る。ブロック1025に進むと、DBDCリピータAP205は、図2〜図4Gを参照しながら説明されたように、MACアドレスが第2の無線機に関連付けられるかどうかを決定し得る。いくつかの例では、ブロック1025の動作は、図6を参照しながら説明されたように、接続テーブルマネージャ615によって実行されるか、または可能にされ得る。ブロック1030において、DBDCリピータAP205は、図2〜図4Gを参照しながら説明されたように、決定に少なくとも部分的に基づいてパケットループの存在を検出し得る。いくつかの例では、ブロック1030の動作は、図7を参照しながら説明されたように、ループ検出器715によって実行されるか、または可能にされ得る。
[0100]ブロック1035において、DBDCリピータAP205は、図2〜図4Gを参照しながら説明されたように、第1の無線機と通信しているデバイスの第1のグループとリピータの第2の無線機と通信しているデバイスの第2のグループとを識別するテーブルにアクセスし、第2の無線機が第1の周波数帯域とは異なる第2の周波数帯域中で動作する。いくつかの場合には、テーブルにアクセスすることは、パケットループの検出に少なくとも部分的に基づき得る。いくつかの例では、ブロック1035の動作は、図6を参照しながら説明されたように、接続テーブルマネージャ615によって実行されるか、または可能にされ得る。
[0101]ブロック1040において、DBDCリピータAP205は、図2〜図4Gを参照しながら説明されたように、テーブルによって示された、第1のパケットとデバイスの第1のグループおよびデバイスの第2のグループのうちの少なくとも1つとの間の関係に少なくとも部分的に基づいて、第1のパケットを処理する。いくつかの場合には、処理することはまた、パケットループの検出に基づき得る。いくつかの例では、ブロック1040の動作は、図6を参照しながら説明されたように、データ処理コーディネータ620によって実行されるか、または可能にされ得る。
[0102]図11は、本開示の様々な態様による、DBDCループ解決および負荷分散のための方法1100を示すフローチャートを示す。方法1100の動作は、図1〜図8を参照しながら説明されたように、DBDCリピータAP205またはそれの構成要素によって実装され得る。たとえば、方法1100の動作は、図5〜図8を参照しながら説明されたように、DBDCリピータ通信マネージャ510によって実行され得る。いくつかの例では、DBDCリピータAP205は、以下で説明される機能を実行するようにDBDCリピータAP205の機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、DBDCリピータAP205は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能態様を実行し得る。方法1100はまた、図9および図10の方法900および1000の態様を組み込み得る。
[0103]ブロック1105において、DBDCリピータAP205は、図2〜図4Gを参照しながら説明されたように、第1の周波数帯域を使用して第1の無線機において動作を実行する。いくつかの例では、ブロック1105の動作は、図6を参照しながら説明されたように、DBDCリピータ無線マネージャ605によって実行されるか、または可能にされ得る。ブロック1110において、DBDCリピータAP205は、図2〜図4Gを参照しながら説明されたように、第1の周波数帯域を介して第1の無線機において、第1のパケットを受信する。いくつかの例では、ブロック1110の動作は、図6を参照しながら説明されたように、DBDCデータ受信機610によって実行されるか、または可能にされ得る。ブロック1115に進むと、DBDCリピータAP205は、図2〜図4Gを参照しながら説明されたように、第1の無線機と通信しているデバイスの第1のグループとリピータの第2の無線機と通信しているデバイスの第2のグループとを識別するテーブル(たとえば、接続テーブル)にアクセスし、第2の無線機が第1の周波数帯域とは異なる第2の周波数帯域中で動作する。いくつかの例では、ブロック1115の動作は、図6を参照しながら説明されたように、接続テーブルマネージャ615によって実行されるか、または可能にされ得る。
[0104]ブロック1120において、DBDCリピータAP205は、テーブルによって示された、第1のパケットとデバイスの第1のグループおよびデバイスの第2のグループのうちの少なくとも1つとの間の関係に基づいて、第1のパケットのヘッダを変更し得る。一例では、第1のパケットを受信する第1の無線機は非デフォルト無線機である。そのようなシナリオでは、非デフォルト無線STA−VAPは、第1のパケットを、それをブリッジに受け渡す前に第1のパケットのヘッダを変更するデフォルト無線STA−VAPに受け渡し得る。いくつかの場合には、ヘッダの変更は、(たとえば、第1のパケットがデフォルト無線機においてオーバージエアで受信されたとき)それがブリッジに受け渡される前に、必要とされないことがある。ブラック1125に進むと、DBDCリピータAP205は、変更されたヘッダをもつ第1のパケットをDBDCリピータAP205のブリッジに受け渡し得る。いくつかの例では、ブロック1120および1125の動作は、図6を参照しながら説明されたように、データ処理コーディネータ620によって実行されるか、または可能にされ得る。
[0105]ブロック1130において、DBDCリピータAP205は、DBDCリピータのブリッジから第2のパケットを受信し得る。たとえば、ブリッジは、第2のパケットをデフォルトSTA−VAPに受け渡し得る。そのようなシナリオでは、デフォルトSTA−VAPは、(たとえば、接続テーブルを参照することによって)第2のパケットのソースアドレスとデバイスのグループのうちの1つとの間の関係を決定し得る。ソースアドレスがデフォルト無線機の背後のデバイスのグループ中のクライアントに対応する場合、デフォルト無線STA−VAPは、第2のパケットを、デフォルト無線機を使用してルートAPにオーバージエアで送信し得る。ソースアドレスが非デフォルト無線機の背後のデバイスのグループ中のクライアントに対応する場合、デフォルト無線STA−VAPは、非デフォルト無線機を使用したルートAPへのオーバージエアでの送信のために、第2のパケットを非デフォルト無線STA−VAPに内部的に受け渡し得る。本例では、パケットソースは、非デフォルト無線機の背後のデバイスのグループに関連付けられたクライアント局である。したがって、ブロック1135において、DBDCリピータAP205は、第2のパケットを第2の(たとえば、非デフォルト)無線機に受け渡し得る。いくつかの例では、ブロック1130および1135の動作は、図6を参照しながら説明されたように、DBDCデータ受信機610によって実行されるか、または可能にされ得る
[0106]したがって、方法900、1000、および1100は、デュアルバンドデュアルコンカレントループ解決および負荷分散を与え得る。方法900、1000、および1100は可能な実装形態を表すこと、ならびに動作およびステップは、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。いくつかの例では、方法900、1000、および1100のうちの2つまたはそれ以上からの態様が組み合わせられ得る。
[0106]したがって、方法900、1000、および1100は、デュアルバンドデュアルコンカレントループ解決および負荷分散を与え得る。方法900、1000、および1100は可能な実装形態を表すこと、ならびに動作およびステップは、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。いくつかの例では、方法900、1000、および1100のうちの2つまたはそれ以上からの態様が組み合わせられ得る。
[0107]本明細書の説明は、例を与えるものであり、特許請求の範囲に記載される範囲、適用可能性、または例を限定するものではない。本開示の範囲から逸脱することなく、説明される要素の機能および構成において変更が行われ得る。様々な例は、適宜に様々なプロシージャまたは構成要素を省略、置換、または追加し得る。また、いくつかの例に関して説明される特徴は、他の例において組み合わせられ得る。
[0108]添付の図面に関して本明細書に記載される説明は、例示的な構成について説明しており、実装され得るまたは特許請求の範囲内に入るすべての例を表すとは限らない。本明細書で使用される「例示的」という用語は、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味し、「好ましい」または「他の例よりも有利な」を意味しない。詳細な説明は、説明される技法の理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実施され得る。いくつかの事例では、説明された例の概念を不明瞭にすることを回避するために、よく知られている構造およびデバイスがブロック図の形式で示される。
[0109]添付の図では、同様の構成要素または特徴は同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、参照ラベルの後に、ダッシュと、それらの同様の構成要素同士を区別する第2のラベルとを続けることによって区別され得る。第1の参照ラベルのみが本明細書において使用される場合、その説明は、第2の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のいずれにも適用可能である。
[0110]本明細書で説明される情報および信号は、多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得る。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[0111]本明細書の開示に関して説明された様々な例示的なブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ASIC、FPGAまたは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明された機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ(たとえば、デジタル信号プロセッサ(DSP)とマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成)としても実装され得る。
[0112]本明細書で説明された機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。他の例および実装形態は、本開示の範囲内および添付の特許請求の範囲内に入る。たとえば、ソフトウェアの性質により、上記で説明された機能は、プロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのいずれかの組合せによって実行されるソフトウェアを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の部分が、異なる物理的ロケーションにおいて実装されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に配置され得る。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、項目の列挙(たとえば、「のうちの少なくとも1つ」あるいは「のうちの1つまたは複数」などの句で終わる項目の列挙)中で使用される「または」は、たとえば、A、B、またはCのうちの少なくとも1つの列挙が、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような包括的列挙を示す。
[0113]コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、非一時的コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。非一時的記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、非一時的コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM(登録商標))、コンパクトディスク(CD)ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の非一時的媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
[0114]本開示についての以上の説明は、当業者が本開示を作成または使用することができるように与えたものである。本開示への様々な変更は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義された一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。本開示全体にわたって、「例」または「例示的」という用語は、一例または一事例を示すものであり、言及した例についての選好を暗示せず、または必要としない。したがって、本開示は、本明細書で説明された例および設計に限定されるべきでなく、本明細書で開示された原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。
Claims (30)
- リピータの第1の無線機において、第1の周波数帯域中で動作することと、
前記第1の周波数帯域を介して前記第1の無線機において、第1のパケットを受信することと、
前記第1の無線機と通信しているデバイスの第1のグループと前記リピータの第2の無線機と通信しているデバイスの第2のグループとを識別するテーブルにアクセスすることと、前記第2の無線機が前記第1の周波数帯域とは異なる第2の周波数帯域中で動作する、
前記テーブルによって示された、前記第1のパケットとデバイスの前記第1のグループおよびデバイスの前記第2のグループのうちの少なくとも1つとの間の関係に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のパケットを処理することと
を備える、ワイヤレス通信の方法。 - 前記リピータの前記第1の無線機とルートアクセスポイントの第1の無線機との間の第1の接続を識別することと、前記ルートアクセスポイントの前記第1の無線機が前記第1の周波数帯域中で動作する、
前記リピータの前記第2の無線機と前記ルートアクセスポイントの第2の無線機との間の第2の接続を識別することと、前記ルートアクセスポイントの前記第2の無線機が前記第2の周波数帯域中で動作する、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。 - 前記ルートアクセスポイントの前記第1の無線機から第2のパケットを受信することと、
前記第2のパケットからの媒体アクセス制御(MAC)アドレスをソースアドレスとして識別することと
をさらに備える、請求項2に記載の方法。 - 前記MACアドレスが前記リピータの前記第2の無線機に関連付けられるかどうかを決定することと、
前記決定に少なくとも部分的に基づいてパケットループの存在を検出することと
をさらに備える、請求項3に記載の方法。 - 前記第2のパケットがレイヤ2更新フレームを備える、請求項3に記載の方法。
- 前記第2のパケットがマルチキャストパケットを備える、請求項3に記載の方法。
- 前記第1のパケットを処理することが、
前記第1のパケットのヘッダを変更することを備え、
前記方法が、前記変更されたヘッダをもつ前記第1のパケットを前記リピータのブリッジに受け渡すことをさらに備える、
請求項1に記載の方法。 - 前記リピータの前記ブリッジから第2のパケットを受信することと、
前記第2のパケットを前記リピータの前記第2の無線機に受け渡すことと
をさらに備える、請求項7に記載の方法。 - 前記第1のパケットがイーサネットトラフィックを備える、請求項1に記載の方法。
- 前記第1のパケットを処理することが、
前記リピータの前記第1の無線機または前記リピータの前記第2の無線機のいずれかを使用して前記第1のパケットを動的に送信すること
を備える、請求項1に記載の方法。 - 前記第1のパケットを処理することが、
前記第1のパケットを廃棄すること
を備える、請求項1に記載の方法。 - 前記第1のパケットを処理することが、
前記第1の周波数帯域中で動作しているルートアクセスポイントの第1の無線機に前記第1のパケットを送信すること
を備える、請求項1に記載の方法。 - 前記第1のパケットを処理することが、
前記第1のパケットを前記リピータのブリッジに受け渡すこと
を備える、請求項1に記載の方法。 - 前記リピータの前記第1の無線機が2.4GHz帯域中で動作し、前記リピータの前記第2の無線機が5GHz帯域中で動作する、請求項1に記載の方法。
- リピータの第1の無線機における動作を可能にするためのデュアルバンドデュアルコンカレント(DBDC)リピータ無線マネージャと、前記第1の無線機が第1の周波数帯域中で動作する、
前記第1の周波数帯域を介して前記第1の無線機において、第1のパケットを受信するためのDBDCデータ受信機と、
前記第1の無線機と通信しているデバイスの第1のグループと前記リピータの第2の無線機と通信しているデバイスの第2のグループとを識別するテーブルにアクセスするための接続テーブルマネージャと、前記第2の無線機が前記第1の周波数帯域とは異なる第2の周波数帯域中で動作する、
前記テーブルによって示された、前記第1のパケットとデバイスの前記第1のグループおよびデバイスの前記第2のグループのうちの少なくとも1つとの間の関係に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のパケットを処理するためのデータ処理コーディネータと
を備える、ワイヤレス通信のための装置。 - 前記リピータの前記第1の無線機とルートアクセスポイントの第1の無線機との間の第1の接続を識別するための接続モニタをさらに備え、前記ルートアクセスポイントの前記第1の無線機が前記第1の周波数帯域中で動作し、ここにおいて、
前記接続モニタが、前記リピータの前記第2の無線機と前記ルートアクセスポイントの第2の無線機との間の第2の接続を識別し、前記ルートアクセスポイントの前記第2の無線機が前記第2の周波数帯域中で動作する、
請求項15に記載の装置。 - 前記DBDCデータ受信機が前記ルートアクセスポイントの前記第1の無線機から第2のパケットを受信し、ここにおいて、前記装置が、
前記第2のパケットからの媒体アクセス制御(MAC)アドレスをソースアドレスとして識別するためのアドレス識別器
をさらに備える、請求項16に記載の装置。 - 前記接続テーブルマネージャは、前記MACアドレスが前記リピータの前記第2の無線機に関連付けられるかどうかを決定し、ここにおいて、前記装置が、
前記決定に少なくとも部分的に基づいてパケットループの存在を検出するためのループ検出器
をさらに備える、請求項17に記載の装置。 - 前記第2のパケットが、レイヤ2更新フレームおよびマルチキャストパケットからなるグループからのものである、請求項17に記載の装置。
- 前記第1のパケットを処理することが、前記第1のパケットのヘッダを変更することを備え、ここにおいて、前記装置が、
前記変更されたヘッダをもつ前記第1のパケットを前記リピータのブリッジに受け渡すためのデータ処理コーディネータ
をさらに備える、請求項15に記載の装置。 - 前記デュアルバンドデュアルコンカレント(DBDC)データ受信機が前記リピータの前記ブリッジから第2のパケットを受信し、ここにおいて、前記データ処理コーディネータが前記第2のパケットを前記リピータの前記第2の無線機に受け渡す、請求項20に記載の装置。
- 前記リピータの前記第1の無線機が24GHz帯域中で動作し、前記リピータの前記第2の無線機が5GHz帯域中で動作する、請求項15に記載の装置。
- ワイヤレス通信のための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信しているメモリと、
前記メモリに記憶された命令とを備え、前記命令は、前記プロセッサによって実行されたとき、前記装置に、
前記装置の第1の無線機において、第1の周波数帯域中で動作することと、
前記第1の周波数帯域を介して前記第1の無線機において、第1のパケットを受信することと、
前記第1の無線機と通信しているデバイスの第1のグループと前記装置の第2の無線機と通信しているデバイスの第2のグループとを識別するテーブルにアクセスすることと、前記第2の無線機が前記第1の周波数帯域とは異なる第2の周波数帯域中で動作する、
前記テーブルによって示された、前記第1のパケットとデバイスの前記第1のグループおよびデバイスの前記第2のグループのうちの少なくとも1つとの間の関係に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のパケットを処理することと
を行わせるように動作可能である、装置。 - 前記命令は、前記装置に、
前記装置の前記第1の無線機とルートアクセスポイントの第1の無線機との間の第1の接続を識別することと、前記ルートアクセスポイントの前記第1の無線機が前記第1の周波数帯域中で動作する、
前記装置の前記第2の無線機と前記ルートアクセスポイントの第2の無線機との間の第2の接続を識別することと、前記ルートアクセスポイントの前記第2の無線機が前記第2の周波数帯域中で動作する、
を行わせるように動作可能である、請求項23に記載の装置。 - 前記命令が、前記装置に、
前記ルートアクセスポイントの前記第1の無線機から第2のパケットを受信することと、
前記第2のパケットからの媒体アクセス制御(MAC)アドレスをソースアドレスとして識別することと
を行わせるように動作可能である、請求項24に記載の装置。 - 前記命令は、前記装置に、
前記MACアドレスが前記装置の前記第2の無線機に関連付けられるかどうかを決定することと、
前記決定に少なくとも部分的に基づいてパケットループの存在を検出することと
を行わせるように動作可能である、請求項25に記載の装置。 - 前記第1のパケットを処理することが、
前記第1のパケットのヘッダを変更することを備え、
ここにおいて、前記命令が、前記装置に、前記変更されたヘッダをもつ前記第1のパケットを前記装置のブリッジに受け渡させるように動作可能である、
請求項23に記載の装置。 - 前記命令が、前記装置に、
前記装置の前記ブリッジから第2のパケットを受信することと、
前記第2のパケットを前記装置の前記第2の無線機に受け渡すことと
を行わせるように動作可能である、請求項27に記載の装置。 - ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードは、
リピータの第1の無線機において、第1の周波数帯域中で動作することと、
前記第1の周波数帯域を介して前記第1の無線機において、第1のパケットを受信することと、
前記第1の無線機と通信しているデバイスの第1のグループと前記リピータの第2の無線機と通信しているデバイスの第2のグループとを識別するテーブルにアクセスすることと、前記第2の無線機が前記第1の周波数帯域とは異なる第2の周波数帯域中で動作する、
前記テーブルによって示された、前記第1のパケットとデバイスの前記第1のグループおよびデバイスの前記第2のグループのうちの少なくとも1つとの間の関係に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のパケットを処理することと
を行うために実行可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。 - 前記命令は、
前記リピータの前記第1の無線機とルートアクセスポイントの第1の無線機との間の第1の接続を識別することと、前記ルートアクセスポイントの前記第1の無線機が前記第1の周波数帯域中で動作する、
前記リピータの前記第2の無線機と前記ルートアクセスポイントの第2の無線機との間の第2の接続を識別することと、前記ルートアクセスポイントの前記第2の無線機が前記第2の周波数帯域中で動作する、
を行うために実行可能である、請求項29に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
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