JP2018523367A - データ確認信号のためのカラーコーディングに基づく通信延期 - Google Patents

データ確認信号のためのカラーコーディングに基づく通信延期 Download PDF

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Abstract

ワイヤレス通信のための方法、装置、およびコンピュータ可読媒体が提供される。装置は、第2のワイヤレスデバイスからデータ確認メッセージを受信するように構成され得る第1のワイヤレスデバイスである。データ確認メッセージは、第2のワイヤレスデバイスが、第2のワイヤレスデバイスに送信されたデータを正常に受信したかどうかを示し得る。第1のワイヤレスデバイスは、受信されたデータ確認メッセージと受信されたデータ確認メッセージのMACヘッダとに基づいて、第2のワイヤレスデバイスが第1のBSSに関連付けられるのか第1のBSSとは異なる第2のBSSに関連付けられるのかを決定するように構成され得る。第1のワイヤレスデバイスは、第2のワイヤレスデバイスが第1のBSSに関連付けられるのか第1のBSSとは異なる第2のBSSに関連付けられるのかの決定に基づいて、第3のワイヤレスデバイスに時間期間中で送信するように構成され得る。【選択図】 図1

Description

関連出願の相互参照
[0001]本出願は、その全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる、2015年6月2日に出願された「COLOR CODING FOR DATA CONFIRMATION SIGNALS」と題する米国仮出願第62/170,070号、および2016年5月26日に出願された「COLOR CODING FOR DATA CONFIRMATION SIGNALS」と題する米国特許出願第15/166,155号の利益を主張する。
[0002]本開示は、一般に通信システムに関し、より詳細には、データ確認信号のためのカラーコーディングに関する。
[0003]多くの電気通信システムでは、通信ネットワークは、いくつかの対話している空間的に分離されたデバイスの間でメッセージを交換するために使用される。ネットワークは、たとえば、メトロポリタンエリア、ローカルエリア、またはパーソナルエリアであり得る、地理的範囲に従って分類され得る。そのようなネットワークは、それぞれ、ワイドエリアネットワーク(WAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、またはパーソナルエリアネットワーク(PAN)に指定されるであろう。ネットワークはまた、様々なネットワークノードとデバイスとを相互接続するために使用されるスイッチング/ルーティング技法(たとえば、回線交換対パケット交換)、送信のために採用される物理媒体のタイプ(たとえば、ワイヤード対ワイヤレス)、および使用される通信プロトコルのセット(たとえば、インターネットプロトコルスイート、同期光ネットワーキング(SONET:Synchronous Optical Networking)、イーサネット(登録商標)など)によって異なる。
[0004]ワイヤレスネットワークは、しばしば、ネットワーク要素がモバイルであり、したがって動的接続性の必要を有するときに、またはネットワークアーキテクチャが、固定ではなくアドホックなトポロジーで形成される場合に好適である。ワイヤレスネットワークは、無線、マイクロ波、赤外線、光などの周波数帯域中の電磁波を使用する非誘導伝搬モードでは、無形物理媒体を採用する。ワイヤレスネットワークは、有利には、固定ワイヤードネットワークと比較して、ユーザモビリティと迅速なフィールド展開とを可能にする。
[0005]本発明のシステム、方法、コンピュータ可読媒体、およびデバイスは、それぞれいくつかの態様を有し、それらのうちの単一の態様が、単独で、本発明の望ましい属性を担当するとは限らない。次に、以下の特許請求の範囲によって表される本発明の範囲を限定することなしに、いくつかの特徴が手短に説明される。この説明を考察すれば、特に「発明を実施するための形態」と題するセクションを読めば、本発明の特徴が、ワイヤレスネットワークにおけるデバイスに利点をどのように提供するかが理解されよう。
[0006]本開示の一態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は第1のワイヤレスデバイスである。第1のワイヤレスデバイスは、第2のワイヤレスデバイスからデータ確認メッセージを受信するように構成され得る。データ確認メッセージは、第2のワイヤレスデバイスが、第2のワイヤレスデバイスに送信されたデータを正常に受信したかどうかを示し得る。第1のワイヤレスデバイスは、受信されたデータ確認メッセージと受信されたデータ確認メッセージの媒体アクセス制御ヘッダとに基づいて、第2のワイヤレスデバイスが第1の基本サービスセットに関連付けられるのか第1の基本サービスセットとは異なる第2の基本サービスセットに関連付けられるのかを決定するように構成され得る。第2の基本サービスセットは、第1のワイヤレスデバイスに関連付けられた第1の基本サービスセットとは異なる重複基本サービスセット(overlapping basic service set)であり得る。第1のワイヤレスデバイスは、第2のワイヤレスデバイスが第1のBSSに関連付けられるのか第1のBSSとは異なる第2のBSSに関連付けられるのかの決定に基づいて、第3のワイヤレスデバイスに時間期間中で送信するように構成され得る。
[0007]本開示の態様が採用され得る、例示的なワイヤレス通信システムを示す図。 [0008]カラー情報をもつデータ確認メッセージを利用するワイヤレスネットワークの例示的な図。 [0009]図1のワイヤレス通信システム内でカラー情報をもつデータ確認メッセージを利用し得るワイヤレスデバイスの例示的な機能ブロック図。 [0010]ワイヤレス通信のためにカラー情報をもつデータ確認メッセージを利用する例示的な方法のフローチャート。 [0011]データ確認メッセージ中のカラー情報を利用し得る例示的なワイヤレス通信デバイスの機能ブロック図。 [0012]データ確認メッセージの例示的な図。 [0013]カラー情報に基づいて再利用を増加させるための例示的な方法を示す図。
[0014]添付の図面を参照しながら、新規のシステム、装置、コンピュータ可読媒体、および方法の様々な態様が、以下でより十分に説明される。ただし、本開示は、多くの異なる形態で実施され得、本開示全体にわたって提示される任意の特定の構造または機能に限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が周到で完全になり、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるように与えられる。本明細書の教示に基づいて、本開示の範囲は、本発明の他の態様とは無関係に実装されるにせよ、本発明の他の態様と組み合わせられるにせよ、本明細書で開示される新規のシステム、装置、コンピュータプログラム製品、および方法のいかなる態様をもカバーするものであることを、当業者は諒解されたい。たとえば、本明細書に記載の態様をいくつ使用しても、装置は実装され得、または方法は実施され得る。さらに、本発明の範囲は、本明細書に記載される本発明の様々な態様に加えてまたはそれらの態様以外に、他の構造、機能、または構造および機能を使用して実施されるそのような装置または方法をカバーするものとする。本明細書で開示されるどの態様も請求項の1つまたは複数の要素によって実施され得ることを理解されたい。
[0015]本明細書では特定の態様が説明されるが、これらの態様の多くの変形および置換は本開示の範囲内に入る。好適な態様のいくつかの利益および利点が説明されるが、本開示の範囲は特定の利益、使用、または目的に限定されるものではない。むしろ、本開示の態様は、様々なワイヤレス技術、システム構成、ネットワーク、および伝送プロトコルに広く適用可能であるものとし、それらのうちのいくつかが例として、図および好適な態様についての以下の説明において示される。発明を実施するための形態および図面は、本開示を限定するものではなく説明するものにすぎず、本開示の範囲は添付の特許請求の範囲およびそれの均等物によって定義される。
[0016]普及しているワイヤレスネットワーク技術は、様々なタイプのWLANを含み得る。WLANは、広く使用されるネットワーキングプロトコルを採用して、近接デバイスを互いに相互接続するために使用され得る。本明細書で説明される様々な態様は、ワイヤレスプロトコルなど、任意の通信規格に適用され得る。
[0017]いくつかの態様では、ワイヤレス信号は、直交周波数分割多重(OFDM)、直接シーケンススペクトル拡散(DSSS)通信、OFDMとDSSS通信との組合せ、または他の方式を使用して、802.11プロトコルに従って送信され得る。802.11プロトコルの実装形態は、センサー、メータリング(metering)、およびスマートグリッドネットワークのために使用され得る。有利には、802.11プロトコルを実装するいくつかのデバイスの態様は、他のワイヤレスプロトコルを実装するデバイスよりも少ない電力を消費し得、および/または比較的長い距離、たとえば約1キロメートル以上にわたってワイヤレス信号を送信するために使用され得る。
[0018]いくつかの実装形態では、WLANは、ワイヤレスネットワークにアクセスする構成要素である様々なデバイスを含む。たとえば、2つのタイプのデバイス、すなわちアクセスポイント(AP)および(局または「STA」とも呼ばれる)クライアントがあり得る。概して、APがWLANのためのハブまたは基地局として働き得、STAがWLANのユーザとして働く。たとえば、STAはラップトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、モバイルフォンなどであり得る。一例では、STAは、インターネットまたは他のワイドエリアネットワークへの一般的接続性を得るために、WiFi(登録商標)(たとえば、IEEE802.11プロトコル)準拠ワイヤレスリンクを介してAPに接続する。いくつかの実装形態では、STAはAPとして使用されることもある。
[0019]アクセスポイントはまた、ノードB、無線ネットワークコントローラ(RNC)、eノードB、基地局コントローラ(BSC)、基地トランシーバ局(BTS)、基地局(BS)、トランシーバ機能(TF)、無線ルータ、無線トランシーバ、接続ポイント、または何らかの他の用語を備えるか、それらのいずれかとして実装されるか、あるいはそれらのいずれかとして知られていることがある。
[0020]局はまた、アクセス端末(AT)、加入者局、加入者ユニット、移動局、リモート局、リモート端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器、または何らかの他の用語を備えるか、それらのいずれかとして実装されるか、あるいはそれらのいずれかとして知られていることがある。いくつかの実装形態では、局は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)フォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の好適な処理デバイスを備え得る。したがって、本明細書で教示される1つまたは複数の態様は、電話(たとえば、セルラーフォンまたはスマートフォン)、コンピュータ(たとえば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ヘッドセット、ポータブルコンピューティングデバイス(たとえば、個人情報端末)、エンターテインメントデバイス(たとえば、音楽またはビデオデバイス、あるいは衛星ラジオ)、ゲームデバイスまたはシステム、全地球測位システムデバイス、あるいはワイヤレス媒体を介して通信するように構成された他の好適なデバイスに組み込まれ得る。
[0021]「関連付ける」または「関連付け」という用語、あるいはそれらの任意の変形態は、本開示のコンテキスト内で可能な最も広い意味を与えられるべきである。例として、第1の装置が第2の装置に関連付けるとき、2つの装置が直接関連付けられ得るか、または中間装置が存在し得ることを理解されたい。簡潔のために、2つの装置間の関連付けを確立するためのプロセスが、装置のうちの1つによる「関連付け要求」と、後続の、他の装置による「関連付け応答」とを必要とする、ハンドシェイクプロトコルを使用して説明される。ハンドシェイクプロトコルが、例として、認証を行うためのシグナリングなど、他のシグナリングを必要とし得ることが、当業者には理解されよう。
[0022]本明細書における「第1」、「第2」などの名称を使用した要素への言及は、それらの要素の数量または順序を概括的に限定するものでない。むしろ、これらの名称は、本明細書において2つまたはそれ以上の要素またはある要素の複数の事例を区別する便利な方法として使用される。したがって、第1および第2の要素への言及は、2つの要素のみが採用され得ること、または第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味するものではない。さらに、項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、単一のメンバーを含む、それらの項目の任意の組合せを指す。一例として、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」は、A、またはB、またはC、あるいはそれらの任意の組合せ(たとえば、A−B、A−C、B−C、およびA−B−C)を包含するものとする。
[0023]上記で説明されたように、本明細書で説明されるいくつかのデバイスは、たとえば、802.11規格を実装し得る。そのようなデバイスは、STAとして使用されるのか、APとして使用されるのか、他のデバイスとして使用されるのかにかかわらず、スマートメータリングのためにまたはスマートグリッドネットワークにおいて使用され得る。そのようなデバイスは、センサー適用例を与えるか、またはホームオートメーションにおいて使用され得る。デバイスは、代わりにまたは追加として、ヘルスケアコンテキストにおいて、たとえばパーソナルヘルスケアのために使用され得る。それらのデバイスはまた、(たとえばホットスポットとともに使用するための)拡張された範囲のインターネット接続性を可能にするために、またはマシンツーマシン通信を実装するために、監視のために使用され得る。
[0024]図1は、本開示の態様が採用され得る、例示的なワイヤレス通信システム100を示す。ワイヤレス通信システム100は、ワイヤレス規格、たとえば802.11規格に(または将来の802.11規格に)従って動作し得る。ワイヤレス通信システム100は、STA(たとえば、STA112、114、116、および118)と通信するAP104を含み得る。
[0025]様々なプロセスおよび方法は、AP104とSTAとの間の、ワイヤレス通信システム100における送信のために使用され得る。たとえば、信号は、OFDM/OFDMA技法に従って、AP104とSTAとの間で送信および受信され得る。そうである場合、ワイヤレス通信システム100はOFDM/OFDMAシステムと呼ばれることがある。代替的に、信号は、CDMA技法に従って、AP104とSTAとの間で送信および受信され得る。そうである場合、ワイヤレス通信システム100はCDMAシステムと呼ばれることがある。
[0026]AP104からSTAのうちの1つまたは複数への送信を可能にする通信リンクはダウンリンク(DL)108と呼ばれることがあり、STAのうちの1つまたは複数からAP104への送信を可能にする通信リンクはアップリンク(UL)110と呼ばれることがある。代替的に、ダウンリンク108は順方向リンクまたは順方向チャネルと呼ばれることがあり、アップリンク110は逆方向リンクまたは逆方向チャネルと呼ばれることがある。いくつかの態様では、DL通信は、ユニキャストまたはマルチキャストトラフィック指示を含み得る。
[0027]AP104は、いくつかの態様では、AP104が、著しいアナログデジタル変換(ADC)クリッピング雑音を引き起こすことなしに、同時に2つ以上のチャネル上でUL通信を受信し得るように、隣接チャネル干渉(ACI)を抑制し得る。AP104は、たとえば、各チャネルについて別々の有限インパルス応答(FIR)フィルタを有すること、または増大されたビット幅をもつより長いADCバックオフ期間を有することによって、ACIの抑制を改善し得る。
[0028]AP104は、基地局として働き、基本サービスエリア(BSA)102においてワイヤレス通信カバレージを与え得る。BSA(たとえば、BSA102)は、AP(たとえば、AP104)のカバレージエリアである。AP104は、AP104に関連付けられ、通信のためにAP104を使用するSTAとともに、基本サービスセット(BSS)と呼ばれることがある。ワイヤレス通信システム100は、中央AP(たとえば、AP104)を有しないことがあり、むしろ、STA間のピアツーピアネットワークとして機能し得ることに留意されたい。したがって、本明細書で説明されるAP104の機能は、STAのうちの1つまたは複数によって代替的に実行され得る。
[0029]AP104は、ダウンリンク108などの通信リンクを介して、ワイヤレス通信システム100の他のノード(STA)にビーコン信号(または単に「ビーコン」)を、1つまたは複数のチャネル(たとえば、各チャネルが周波数帯域幅を含む、複数の狭帯域チャネル)上で送信し得、ビーコン信号は、他のノード(STA)がそれらのタイミングをAP104と同期させるのを助け得るか、あるいは他の情報または機能を与え得る。そのようなビーコンは周期的に送信され得る。一態様では、連続送信間の期間はスーパーフレームと呼ばれることがある。ビーコンの送信は、いくつかのグループまたは間隔に分割され得る。一態様では、ビーコンは、限定はしないが、共通クロックを設定するためのタイムスタンプ情報、ピアツーピアネットワーク識別子、デバイス識別子、能力情報、スーパーフレーム持続時間、送信方向情報、受信方向情報、ネイバーリスト、および/または拡張ネイバーリストなどの情報を含み得、それらのうちのいくつかが、以下でさらに詳細に説明される。したがって、ビーコンは、いくつかのデバイスの間で共通である(たとえば、共有される)とともに所与のデバイスに固有である、情報を含み得る。
[0030]いくつかの態様では、STA(たとえば、STA114)は、AP104に通信を送るために、および/またはAP104から通信を受信するために、AP104に関連付けることを必要とされ得る。一態様では、関連付けるための情報が、AP104によってブロードキャストされるビーコン中に含まれる。そのようなビーコンを受信するために、STA114は、たとえば、カバレージ領域にわたって広カバレージ探索を実行し得る。また、探索は、STA114が、たとえば、灯台方式(lighthouse fashion)でカバレージ領域を掃引することによって実行され得る。関連付けるための情報を受信した後に、STA114は、関連付けプローブまたは要求などの基準信号をAP104に送信し得る。いくつかの態様では、AP104は、たとえば、インターネットまたは公衆交換電話網(PSTN)などのより大きいネットワークと通信するために、バックホールサービスを使用し得る。
[0031]一態様では、AP104は、様々な機能を実行するための1つまたは複数の構成要素を含み得る。たとえば、AP104は、カラー情報に基づいて、送信することを控えることに関係するプロシージャを実行するために、通信延期構成要素(communication deferral component)124を含み得る。この例では、通信延期構成要素124は、第2のワイヤレスデバイスからデータ確認メッセージを受信するように構成され得る。データ確認メッセージは、第2のワイヤレスデバイスが、第2のワイヤレスデバイスに送信されたデータを正常に受信したかどうかを示し得る。通信延期構成要素124は、受信されたデータ確認メッセージがOBSSから受信されたかどうかを決定するように構成され得る。OBSSは、第1のワイヤレスデバイスに関連付けられた第2のBSSとは異なる第1のBSSであり得る。通信延期構成要素124は、受信されたデータ確認メッセージがOBSSから受信されたかどうかの決定に基づいて、送信することを控えるべきかどうかを決定するように構成され得る。
[0032]別の態様では、STA114は、様々な機能を実行するための1つまたは複数の構成要素を含み得る。たとえば、STA114は通信延期構成要素126を含み得る。この例では、通信延期構成要素126は、第2のワイヤレスデバイスからデータ確認メッセージを受信するように構成され得る。データ確認メッセージは、第2のワイヤレスデバイスが、第2のワイヤレスデバイスに送信されたデータを正常に受信したかどうかを示し得る。通信延期構成要素126は、受信されたデータ確認メッセージがOBSSから受信されたかどうかを決定するように構成され得る。OBSSは、第1のワイヤレスデバイスに関連付けられた第2のBSSとは異なる第1のBSSであり得る。通信延期構成要素126は、受信されたデータ確認メッセージがOBSSから受信されたかどうかの決定に基づいて、送信することを控えるべきかどうかを決定するように構成され得る。
[0033]ワイヤレスネットワークにおける再利用を増加させるために、ワイヤレスネットワーク内のワイヤレスデバイスは、OBSSから来る送信の上で送信し、(BSS内(in-BSS)としても知られる)同じBSSから来る送信の上で送信することを控え得る。ワイヤレスデバイスが、送信が、ワイヤレスデバイスと同じBSSからのものであるのかOBSSからのものであるのかを決定することを可能にするために、送信されるパケットは、パケットがそこから発信したBSSを識別するカラーコード/情報を含み得る。カラーコード/情報は、BSS識別子(BSSID)、または部分BSSID、または別の識別子(たとえば、6ビット識別子)であり得る。ワイヤレスデバイスが、カラー情報をもつパケットを受信したとき、ワイヤレスデバイスは、そのパケットが、ワイヤレスデバイスと同じBSSに関連付けられるかどうか、またはそのパケットがOBSSに関連付けられるかどうかを決定し得る。いくつかの事例では、送信要求(RTS:request to send)メッセージ、送信可(CTS:clear to send)メッセージ、およびデータメッセージなど、ワイヤレスネットワーク中のいくつかのメッセージは、カラー情報を含み得る。しかしながら、データ確認メッセージ(たとえば、ACK/NACKメッセージ)は、カラー情報を含まないことがある。その結果、データ確認メッセージを受信するワイヤレスデバイスは、データ確認メッセージがOBSSから発信するときでも、延期し得る。いくつかの事例では、データ確認メッセージは長いことがある(たとえば、低い変調およびコーディング方式(MCS)において送られるブロック肯定応答またはマルチユーザ肯定応答)。カラー情報がなければ、データ確認メッセージは、OBSSから発信したメッセージに不要な延期(たとえば、送信することを控えること)を引き起こし得る。したがって、ワイヤレスデバイスが、どのBSSからパケットが発信したかを決定し、パケットに関連付けられたBSSに基づいて通信を延期すべきかどうかを決定することを可能にするために、ACKおよびNACKパケットなど、データ確認パケットにカラー情報を追加する必要がある。
[0034]図2は、カラー情報をもつデータ確認メッセージを利用するワイヤレスネットワークの例示的な図200である。図200は、第1のSTA204と第2のSTA208とに関連付けられた第1のAP202を示す。第1のAP202、第1のSTA204、および第2のSTA208は、第1のBSS206に関連付けられ得る。図2はまた、第3のSTA212と第4のSTA220とに関連付けられた第2のAP210を示す。第2のAP210、第3のSTA212、および第4のSTA220は、第2のBSS222に関連付けられ得る。図2では、第1のSTA204および第2のSTA208が通信するために第1のAP202を使用し得る(たとえば、第1のAP202が第1のSTA204および第2のSTA208をサービスする)ので、第1のSTA204および第2のSTA208は、第1のAP202と同じBSS中にある。第2のBSS222から送信されたメッセージが、第1のBSS206中のワイヤレスデバイス(たとえば、第1のAP202または第1のSTA204)によって受信され得るので、第2のBSS222は、第1のBSS206に関するOBSSと見なされ得る。
[0035]図2を参照すると、第3のSTA212は第2のAP210と通信していることがある。たとえば、第3のSTA212は、第2のAP210にデータパケットを送信していることがあり、その逆も同様である。第2のAP210からデータパケットを受信したことに応答して、第3のSTA212は第1のデータ確認メッセージ214を送信し得る。第1のデータ確認メッセージ214は、第3のSTA212が第2のAP210からデータを正常に受信したかどうかに応じて、肯定応答(ACK)または否定応答(NACK)であり得る。第1のBSS206中のワイヤレスデバイスと第2のBSS222中のワイヤレスデバイスとの間の近接度(たとえば、20フィート未満)のために、第1のSTA204は、第3のSTA212によって送信された第1のデータ確認メッセージ214を受信し得る。第1のデータ確認メッセージ214を受信すると、第1のSTA204は、第1のSTA204が、第1のデータ確認メッセージ214に基づいて通信を延期する(たとえば、送信することを控えるか、または後の時間期間において送信する)べきであるかどうかを知ることを希望し得る。そのような決定を行うために、第1のSTA204は、第1のデータ確認メッセージ214が第1のBSS206からのものであるのか第1のSTA204に関連付けられない異なるBSS(たとえば、第2のBSS222)からのものであるのかを決定し得る。
[0036]第1のSTA204は、(i)第1のデータ確認メッセージ214中の異なるフィールド中のプリアンブルおよび/または情報、ならびに/あるいは(ii)誰が第1のデータ確認メッセージ214の送信機であるのかに応じて、どのBSSから第1のデータ確認メッセージ214が発信したかを決定するための様々な方法を有し得る。一構成では、第1のデータ確認メッセージ214は、第1のデータ確認メッセージ214に関連付けられたBSSIDまたはカラー情報を有するプリアンブルを含み得る。BSSIDまたはカラー情報は、どのBSSから第1のデータ確認メッセージ214が発信したかを識別し得る。第1のデータ確認メッセージ214を受信すると、第1のSTA204は、第1のデータ確認メッセージ214が、第1のデータ確認メッセージ214がそれから発信したBSSIDを示すプリアンブルを含むかどうかを決定し得る。プリアンブルがBSSIDを含む場合、第1のSTA204は、そのBSSIDが第1のBSS206のためのBSSIDと同じであるかどうかを決定し得る。そのBSSIDが第1のBSS206のBSSIDと同じである場合、第1のSTA204は、媒体を使用している同じBSS内の別のワイヤレスデバイスへの干渉を低減するために、少なくとも第1のデータ確認メッセージ214の持続時間の間、送信することを控え得る。第1のデータ確認メッセージ214の持続時間は、第1のデータ確認メッセージ214の長さフィールド中の値に基づいて決定され得る。対照的に、そのBSSIDが第1のBSS206のBSSIDとは異なる場合、第1のSTA204は、第1のデータ確認メッセージ214の持続時間中にデータおよび/または制御情報を送信し得る。第1のSTA204からの送信によりOBSSに引き起こされる干渉は最小であり得るので、第1のSTA204は、OBSSからのデータ確認メッセージまで延期しないことがある。さらに、OBSSデータ確認メッセージのために通信を延期しないことによって、第1のSTA204は、第1のSTA204がデータおよび/または制御情報を送信するためのより多くの機会を有するので、媒体再利用を増加させる。
[0037]別の構成では、BSSIDまたはカラー情報は、プリアンブルではなく(またはそれに加えて)媒体アクセス制御(MAC)ヘッダ中で与えられ得る。一態様では、第1のデータ確認メッセージ214は、ブロックデータ確認メッセージ(たとえば、ブロックACK)またはマルチユーザ(MU)肯定応答メッセージ(たとえば、MU ACK)であり得る。ブロックデータ確認メッセージは、1つまたは複数のデータパケットがワイヤレスデバイス(たとえば、第3のSTA212)によって正常に受信されたかどうかを示し得る。マルチユーザ肯定応答メッセージは、1つまたは複数のワイヤレスデバイス(たとえば、第3のSTA212および第4のSTA220)がデータパケットを正常に受信したかどうかを示し得る。また、複数のSTA(たとえば、第3のSTA212および第4のSTA220)からのパケットの受信に肯定応答するマルチユーザ肯定応答が、AP(たとえば、第2のAP210)から送られ得る。ブロックデータ確認メッセージとMUデータ確認メッセージの両方は、送信機アドレスフィールドと受信機アドレスフィールドとを含み得る。送信機アドレスフィールドは、第1のデータ確認メッセージ214の送信機(または送信側)のアドレスを含み得る。受信機アドレスフィールドは、第1のデータ確認メッセージ214の意図された受信側のアドレスを含み得る。第1のデータ確認メッセージ214は第3のSTA212によって送信されるので、受信機アドレスフィールドは第2のAP210のアドレスを含み得る。第2のAP210のアドレスを使用することによって、第1のSTA204は、第1のデータ確認メッセージ214が、OBSSである第2のBSS222から発信したと決定し得る。その結果、第1のSTA204は、データを送信することを控えない(たとえば、通信を延期しない)ことがあり、これは媒体再利用を増加させる。対照的に、第1のデータ確認メッセージ214がBSS内であった(たとえば、第1のBSS206から発信していた)場合、第1のSTA204は、第1のBSS206内で干渉を引き起こさないように、送信することを控え得る。この態様では、第1のデータ確認メッセージ214がSTAによって送信されたので、送信機アドレスフィールドは第3のSTA212に関連付けられたアドレスを含み得るが、そのアドレスは、単独で、第1のSTA204が、第1のデータ確認メッセージ214がBSS内であるのかOBSSであるのかを決定することを可能にしないことがある。したがって、第1のデータ確認メッセージ214がSTAによって送信されたとき、受信機アドレスフィールドは、第1のデータ確認メッセージ214がOBSSから受信されたかどうかの指示を与え得るが、送信機アドレスフィールドは、その指示を与えないことがある。しかしながら、以下でさらに説明されるように、APがデータ確認メッセージを送信した場合、送信機アドレスフィールドは、データ確認メッセージがOBSSから受信されたかどうかを決定するために使用され得る。また以下で説明されるように、受信機アドレスフィールドが、データ確認メッセージに関連付けられた(たとえば、受信機アドレスに加えて)BSSIDを含む場合、受信機アドレスフィールドは、データ確認メッセージがOBSSから受信されたかどうかを決定するために使用され得る。
[0038]別の態様では、第1のデータ確認メッセージ214は、シングルパケットおよびシングルユーザデータ確認メッセージである(たとえば、ブロックデータ確認メッセージでなく、マルチユーザデータ確認メッセージでない)ことがあり、カラー情報を含む(たとえば、MACヘッダ中の)受信機アドレスフィールドを含み得る。受信機アドレスフィールドは、第1のデータ確認メッセージ214の意図された受信側に対応するアドレスを含み得る。一事例では、第1のデータ確認メッセージ214の受信機アドレスフィールドは第2のAP210のアドレスを含み得る。別の事例では、第1のデータ確認メッセージ214の受信機アドレスフィールドの1つまたは複数のビットは、(たとえば、意図された受信側のアドレスに加えて)第2のBSS222のBSSIDを含み得る。第1のデータ確認メッセージ214がBSSIDを含むとき、第1のデータ確認メッセージ214のフレーム制御フィールド中の1つまたは複数のビットは、受信機アドレスフィールドがBSSIDを含むことを示し得る。代替的に、第3のSTA212と第2のAP210とは、ネゴシエートし、受信機アドレスフィールドがBSSIDを含むべきであると決定し得る。いずれの事例でも、第1のデータ確認メッセージ214の受信機アドレスフィールドは、第1のSTA204が、第1のデータ確認メッセージ214が第2のBSS222に関連付けられると決定することを可能にし得る。第1のデータ確認メッセージ214が、(OBSSである)第2のBSS222に関連付けられるという決定に基づいて、第1のSTA204は、通信を延期しないことがあり、したがって、送信のためにバッファされたメッセージを送信することを進め得る。対照的に、第1のデータ確認メッセージ214が第1のBSS206に関連付けられる(たとえば、第2のSTA208から第1のSTA204へのデータ確認メッセージ)場合、第1のSTA204は、媒体を使用している同じBSS内の別のワイヤレスデバイスへの干渉を低減するために、少なくとも第1のデータ確認メッセージ214の持続時間の間、送信することを控え得る。
[0039]別の態様では、第1のデータ確認メッセージ214は、シングルパケットおよびシングルユーザデータ確認メッセージである(たとえば、ブロックデータ確認メッセージでなく、マルチユーザデータ確認メッセージでない)ことがあり、第1のデータ確認メッセージ214の送信機(または送信側)に対応するアドレスを含む(たとえば、MACヘッダ中の)追加の送信機アドレスフィールドを含み得る(送信機アドレスフィールドは802.11ACKメッセージ中にないことがある)。送信機アドレスフィールドは、BSSIDサブフィールドをも含み、したがって、BSSID(または部分BSSID)を含み得る。送信機アドレスフィールドと受信機アドレスフィールドの両方が、第1のデータ確認メッセージ214中にある場合、第1のデータ確認メッセージ214を受信するワイヤレスデバイスは、第1のデータ確認メッセージ214に関連付けられたBSSを見分け得る。第1のデータ確認メッセージ214は、送信機アドレスフィールドが第1のデータ確認メッセージ214中に含まれ、および/または送信機アドレスフィールドがBSSIDを含むことを示す、フレーム制御フィールド中の1つまたは複数のビットを含み得る。しかしながら、図2では、第1のデータ確認メッセージ214の送信機は第3のSTA212である。送信機アドレスフィールドが第3のSTA212のアドレスのみを含んだ場合、送信機アドレスフィールドは、第1のSTA204が、第1のデータ確認メッセージ214がOBSSから発信したかどうかを決定することを可能にしないことがある。しかしながら、送信機アドレスフィールドがBSSIDをも含んだ場合、送信機アドレスフィールドは、第1のSTA204が、第1のデータ確認メッセージ214がOBSSから発信したかどうかを決定することを可能にする。一態様では、第1のデータ確認メッセージ214の受信機アドレスフィールドが第2のAP210のアドレスをすでに含むので、BSSIDは、第1のデータ確認メッセージ214がBSS内であるのかOBSSであるのかを決定するために必要とされないことがある。とはいえ、送信機アドレスフィールド中にBSSIDを含めることは、データ確認メッセージがOBSSであるのかBSS内であるのかを決定するための追加の(または代替の)方法を与える。
[0040]要するに、データ確認メッセージがSTAによって送信されたとき、ワイヤレスデバイスは、プリアンブル、(APのアドレスを示し得る)受信機アドレスフィールド、および/または(カラー情報を含み得る)送信機アドレスフィールドに基づいて、データ確認メッセージがBSS内であるのかOBSSであるのかを決定し得る。
[0041]再び図2を参照すると、第3のSTA212と第2のAP210との間の通信の結果として、第2のAP210は、第3のSTA212からデータメッセージを受信し得る。応答して、第2のAP210は、第3のSTA212に第2のデータ確認メッセージ216を送信し得る。第2のデータ確認メッセージ216は、第2のAP210が第3のSTA212からデータを正常に受信したかどうかに応じて、ACKまたはNACKであり得る。第1のBSS206中のワイヤレスデバイスと第2のBSS222中のワイヤレスデバイスとの間の近接度(たとえば、20フィート未満)のために、第1のSTA204は、第2のデータ確認メッセージ216を受信し得る。第2のデータ確認メッセージ216を受信すると、第1のSTA204は、第2のデータ確認メッセージ216が第1のBSS206からのものであるのか第1のSTA204に関連付けられない異なるBSS(たとえば、第2のBSS222)からのものであるのかを決定し得る。
[0042]第1のSTA204は、どのBSSから第2のデータ確認メッセージ216が発信したかを決定するための様々な方法を有し得る。一構成では、第2のデータ確認メッセージ216は、第2のデータ確認メッセージ216に関連付けられたBSSIDまたはカラー情報を示すプリアンブルを含み得る。第1のSTA204は、第2のデータ確認メッセージ216が、第2のデータ確認メッセージ216がそれから発信したBSSIDを示すプリアンブルを含むかどうかを決定し得る。プリアンブルがBSSIDを含む場合、第1のSTA204は、そのBSSIDが第1のBSS206のためのBSSIDと同じであるかどうかを決定し得る。そのBSSIDが第1のBSS206のBSSIDと同じである場合、第1のSTA204は、媒体を使用している同じBSS内の別のワイヤレスデバイスへの干渉を低減するために、少なくとも第2のデータ確認メッセージ216の持続時間の間、送信することを控え得る。対照的に、そのBSSIDが第1のBSS206のBSSIDとは異なる場合、第1のSTA204は、第2のデータ確認メッセージ216の持続時間中にデータおよび/または制御情報を送信し得る。第1のSTA204からの送信によりOBSSに引き起こされる干渉は最小であり得るので、第1のSTA204は、OBSSからのデータ確認メッセージまで延期しないことがある。さらに、OBSSデータ確認メッセージのために通信を延期しないことによって、第1のSTA204は、第1のSTA204がデータおよび/または制御情報を送信するためのより多くの機会を有するので、媒体再利用を増加させる。
[0043]別の構成では、BSSIDまたはカラー情報は、プリアンブルではなく(またはそれに加えて)MACヘッダ中で与えられ得る。一態様では、第2のデータ確認メッセージ216は、ブロックデータ確認メッセージ(たとえば、ブロックACK)であり得る。ブロックデータ確認メッセージは、送信機アドレスフィールドと受信機アドレスフィールドとを含み得る。受信機アドレスフィールドは、第3のSTA212のアドレスであり得る、第2のデータ確認メッセージ216の意図された受信側のアドレスを含み得る。しかしながら、第3のSTA212のアドレスは、第1のSTA204が、第2のデータ確認メッセージ216がOBSSから受信されたかどうかを決定することを可能にしないことがある。送信機アドレスフィールドは、第2のデータ確認メッセージ216がOBSSから受信されたかどうかを決定するために使用され得る。送信機アドレスフィールドは、第2のデータ確認メッセージ216の送信機(または送信側)(たとえば、第2のAP210)のアドレスを含み得る。第2のデータ確認メッセージ216は第2のAP210によって送信されるので、送信機アドレスフィールドは第2のAP210のアドレスを含み得る。第2のAP210のアドレスに基づいて、第1のSTA204は、第2のデータ確認メッセージ216がOBSSから受信され、したがって、通信延期が必要とされないと決定し得る。
[0044]別の態様では、第2のデータ確認メッセージ216は、シングルパケットおよびシングルユーザに関連付けられる(たとえば、ブロックデータ確認メッセージでなく、マルチユーザデータ確認メッセージでない)ことがあり、カラー情報を含む(たとえば、MACヘッダ中の)受信機アドレスフィールドを含み得る。受信機アドレスフィールドは、この場合、第3のSTA212である、第2のデータ確認メッセージ216の意図された受信側に対応するアドレスを含み得る。しかしながら、第3のSTA212のアドレスは、第1のSTA204が、第2のデータ確認メッセージ216がOBSSから発信したかどうかを決定することを可能にしないことがある。したがって、BSSIDは、受信機アドレスフィールドがアドレスとBSSIDとを含み得るように、(たとえば、第2のデータ確認メッセージ216が第2のAP210によって送信されたとき)受信機アドレスフィールドに挿入され得る。一態様では、受信機アドレスフィールド内のいくつかのビットは、BSSIDのためにまたはカラー情報のために割り振られ得る。一態様では、第2のデータ確認メッセージ216のフレーム制御フィールド中の1つまたは複数のビットは、第2のデータ確認メッセージ216が受信機アドレスフィールド中のBSSIDまたはカラー情報を有することを示すために使用され得る。別の態様では、第2のAP210と第3のSTA212(および第2のAP210に関連付けられた他のSTA)とは、データ確認メッセージを送る前にネゴシエートし、受信機アドレスフィールド中にBSSIDを含めることに同意し得る。第2のデータ確認メッセージ216中に含まれるBSSID/カラー情報を使用することによって、第1のSTA204は、第2のデータ確認メッセージ216が、OBSSである第2のBSS222から発信したと決定し得る。その結果、第1のSTA204は、データを送信することを控えない(たとえば、通信を延期しない)ことがあり、これは媒体再利用を増加させる。対照的に、第2のデータ確認メッセージ216がBSS内であった(たとえば、第1のBSS206から発信していた)場合、第1のSTA204は、第1のBSS206内で干渉を引き起こさないように、送信することを控え得る。
[0045]別の態様では、第2のデータ確認メッセージ216は、シングルパケットおよびシングルユーザに関連付けられる(たとえば、ブロックデータ確認メッセージでなく、マルチユーザデータ確認メッセージでない)ことがあり、第2のデータ確認メッセージ216の送信機(または送信側)に対応するアドレスを含む(たとえば、MACヘッダ中の)送信機アドレスフィールドを含み得る。送信機アドレスフィールドは、BSSIDサブフィールドをも含み、したがって、BSSID(またはカラー情報または部分BSSID)を含み得る。第2のデータ確認メッセージ216は、送信機アドレスフィールドが第2のデータ確認メッセージ216中に含まれ、および/または送信機アドレスフィールドがBSSIDを含むことを示す、フレーム制御フィールド中の1つまたは複数のビットを含み得る。第2のデータ確認メッセージ216の送信機アドレスフィールドは第2のAP210に関連付けられるので、送信機アドレスフィールドは、第1のSTA204が、第2のデータ確認メッセージ216がOBSSから発信したかどうかを決定することを可能にし得る。その上、送信機アドレスフィールドがBSSIDをも含んだ場合、BSSIDも、第1のSTA204が、第2のデータ確認メッセージ216がOBSSから発信したかどうかを決定することを可能にするであろう。
[0046]要するに、データ確認メッセージがAPによって送信されたとき、ワイヤレスデバイスは、プリアンブル、(カラー情報を含み得る)受信機アドレスフィールド、および/または(APのアドレスを含み得る)送信機アドレスフィールドに基づいて、データ確認メッセージがBSS内であるのかOBSSであるのかを決定し得る。
[0047]再び図2を参照すると、第1のAP202と第1のSTA204とは通信していることがある。第1のSTA204は、第1のAP202からデータメッセージを受信し得る。第1のSTA204は、第1のAP202に、データメッセージが第1のSTA204によって正常に受信されたかどうかを示す第3のデータ確認メッセージ218を送信し得る。第3のデータ確認メッセージ218は、第2のSTA208および第4のSTA220によって受信され得る。第2のSTA208は第1のSTA204と同じBSS(たとえば、第1のBSS206)中にあり得るが、第4のSTA220は異なるBSS(たとえば、第2のBS222)中にあり得る。一態様では、第3のデータ確認メッセージ218は、第2のSTA208および第4のSTA220が、第3のデータ確認メッセージ218が送信されている間に送信することを控えるべきかどうかを決定することを可能にし得る。一態様では、第3のデータ確認メッセージ218はブロックACK/NACKまたはMU ACK/NACKであり得る(データ確認メッセージは、APがBSS中の他のSTAにもデータメッセージを送った場合、マルチユーザであり得る)。別の態様では、第3のデータ確認メッセージ218は、受信機アドレスフィールド中のBSSIDまたはカラー情報を含み得る。この態様では、第3のデータ確認メッセージ218は、BSSIDが受信機アドレスフィールド中に含まれるかどうかを示す、フレーム制御フィールド中の1つまたは複数のビットを含み得る。代替的に、BSSIDまたはカラー情報が受信機アドレスフィールド中に含まれるかどうかは、第1のSTA204と第1のAP202との間で事前ネゴシエートされ得る。また別の態様では、第3のデータ確認メッセージ218は、送信機アドレスフィールドおよび/またはBSSIDフィールドを含み得る。この態様では、フレーム制御フィールド中の1つまたは複数のビットは、第3のデータ確認メッセージ218が送信機アドレスフィールドおよび/またはBSSIDフィールドを含むことを示し得る。
[0048]上述の機能は第1のSTA204の観点から説明されたが、第1のAP202も、送信することを控えるべきかどうかを決定するためにデータ確認メッセージ中のカラー情報を利用し得る。たとえば、第1のAP202はデータ確認メッセージ(たとえば、第1のデータ確認メッセージ214または第2のデータ確認メッセージ216)を受信し得る。第1のAP202は、受信されたデータ確認メッセージがOBSSから受信されたかどうかを決定し得る。第1のAP202は、受信されたデータ確認メッセージがOBSSから受信されたかどうかの決定に基づいて、送信することを控えるべきかどうかを決定し得る。言い換えれば、上述の機能は、STAに限定されず、STAまたはAPのいずれかによって実行され得る。さらに、データ確認メッセージは、APとSTAとの間の通信に関連付けられる必要がない。ワイヤレスデバイスは、デバイスツーデバイス通信において送信されたデータ確認メッセージに基づいて通信を延期し得る(たとえば、第1のSTA204は第2のSTA208にACKメッセージを送信し、ACKメッセージは第4のSTA220によって受信される)。
[0049]図3は、図1のワイヤレス通信システム100内でカラー情報をもつデータ確認メッセージを利用し得るワイヤレスデバイス302の例示的な機能ブロック図を示す。ワイヤレスデバイス302は、本明細書で説明される様々な方法を実装するように構成され得るデバイスの一例である。たとえば、ワイヤレスデバイス302は、STA112、114、116、118、204、208、212、214のうちの1つ、またはAP104、202、210のうちの1つを備え得る。
[0050]ワイヤレスデバイス302は、ワイヤレスデバイス302の動作を制御するプロセッサ304を含み得る。プロセッサ304は中央処理ユニット(CPU)と呼ばれることもある。読取り専用メモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含み得るメモリ306は、命令とデータとをプロセッサ304に与え得る。メモリ306の一部は不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)をも含み得る。プロセッサ304は、一般に、メモリ306内に記憶されたプログラム命令に基づいて論理演算および算術演算を実行する。メモリ306中の命令は、本明細書で説明される方法を実装するために(たとえば、プロセッサ304によって)実行可能であり得る。
[0051]プロセッサ304は、1つまたは複数のプロセッサとともに実装された処理システムを備えるか、またはそれの構成要素であり得る。1つまたは複数のプロセッサは、汎用マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、コントローラ、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア構成要素、専用ハードウェア有限状態機械、あるいは情報の計算または他の操作を実行することができる任意の他の好適なエンティティの任意の組合せを用いて実装され得る。
[0052]処理システムは、ソフトウェアを記憶するための機械可読媒体をも含み得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、任意のタイプの命令を意味すると広く解釈されたい。命令は、(たとえば、ソースコード形式、バイナリコード形式、実行可能コード形式、または任意の他の好適なコード形式の)コードを含み得る。命令は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、本明細書で説明される様々な機能を処理システムに実行させる。
[0053]ワイヤレスデバイス302はハウジング308をも含み得、ワイヤレスデバイス302は、ワイヤレスデバイス302とリモートデバイスとの間のデータの送信および受信を可能にするために、送信機310および/または受信機312を含み得る。送信機310と受信機312とは組み合わせられてトランシーバ314になり得る。アンテナ316は、ハウジング308に取り付けられ、トランシーバ314に電気的に結合され得る。ワイヤレスデバイス302は、複数の送信機、複数の受信機、複数のトランシーバ、および/または複数のアンテナをも含み得る。
[0054]ワイヤレスデバイス302は、トランシーバ314または受信機312によって受信された信号のレベルを検出および定量化するために使用され得る信号検出器318をも含み得る。信号検出器318は、そのような信号を、総エネルギー、シンボルごとのサブキャリア当たりのエネルギー、電力スペクトル密度、および他の信号として検出し得る。ワイヤレスデバイス302は、信号を処理する際に使用するためのDSP320をも含み得る。DSP320は、送信のためのパケットを生成するように構成され得る。いくつかの態様では、パケットは、物理レイヤコンバージェンスプロシージャ(PLCP)プロトコルデータユニット(PPDU)を備え得る。
[0055]ワイヤレスデバイス302は、いくつかの態様ではユーザインターフェース322をさらに備え得る。ユーザインターフェース322は、キーパッド、マイクロフォン、スピーカー、および/またはディスプレイを備え得る。ユーザインターフェース322は、ワイヤレスデバイス302のユーザに情報を搬送し、および/またはそのユーザから入力を受信する、任意の要素または構成要素を含み得る。
[0056]ワイヤレスデバイス302がSTA(たとえば、STA114または第1のSTA204)またはAP(たとえば、AP104または第1のAP202)として実装されるとき、ワイヤレスデバイス302は通信延期構成要素324をも備え得る。通信延期構成要素324は、第2のワイヤレスデバイスからデータ確認メッセージを受信するように構成され得る。データ確認メッセージは、第2のワイヤレスデバイスが、第2のワイヤレスデバイスに送信されたデータを正常に受信したかどうかを示し得る。通信延期構成要素324は、受信されたデータ確認メッセージがOBSSから受信されたかどうかを決定するように構成され得る。OBSSは、ワイヤレスデバイス302に関連付けられた第2のBSSとは異なる第1のBSSであり得る。通信延期構成要素324は、受信されたデータ確認メッセージがOBSSから受信されたかどうかの決定に基づいて、送信することを控えるべきかどうかを決定するように構成され得る。一構成では、受信されたデータ確認メッセージは、プリアンブル、受信機アドレスフィールド、または送信機アドレスフィールドを含み得る。この構成では、通信延期構成要素324は、受信されたデータ確認メッセージ中に含まれるプリアンブルがBSSIDを示すかどうかと、示されたBSSIDがOBSS IDであるかどうかとを決定すること、受信されたデータ確認メッセージ中に含まれる受信機アドレスフィールドが、受信されたデータ確認メッセージがOBSSから受信されたことを示すかどうかを決定すること、または、受信されたデータ確認メッセージ中に含まれる送信機アドレスフィールドが、受信されたデータ確認メッセージがOBSSから受信されたことを示すかどうかを決定することによって、受信されたデータ確認メッセージがOBSSから受信されたかどうかを決定するように構成され得る。一態様では、受信されたデータ確認メッセージは、アクセスポイントから受信され得る。この態様では、受信機アドレスフィールドはBSSIDを含み得、受信されたデータ確認メッセージがOBSSから受信されたかどうかの決定は、受信機アドレスフィールド中のBSSIDに基づき得る。この態様では、受信されたデータ確認メッセージは、受信機アドレスフィールドがBSSIDを含むかどうかを示す、フレーム制御フィールド中のインジケータを含み得る。この態様では、受信機アドレスフィールドは、ワイヤレスデバイス302とアクセスポイントとの間のネゴシエーションに基づくBSSIDを含み得、そのネゴシエーションにおいて、ワイヤレスデバイス032とアクセスポイントとは、アクセスポイントがデータ確認メッセージを送信するとき、受信機アドレスフィールド中にBSSID情報を含めることに同意する。別の構成では、送信機アドレスフィールドはBSSIDを含み得る。この構成では、受信されたデータ確認メッセージのフレーム制御フィールド中のインジケータは、受信されたデータ確認メッセージが送信機アドレスフィールドを含むことを示し得る。この構成では、受信されたデータ確認メッセージがOBSSから受信されたかどうかの決定は、送信機アドレスフィールド中のBSSIDに基づき得る。別の構成では、受信されたデータ確認メッセージは、ブロックデータ確認メッセージまたはマルチユーザデータ確認メッセージのうちの1つであり得る。別の構成では、通信延期構成要素324は、受信されたデータ確認メッセージがOBSSから受信された場合に送信することによって、および受信されたデータ確認メッセージがOBSSから受信されない場合に送信することを控えることによって、送信することを控えるべきかどうかを決定するように構成され得る。OBSS送信に対する非延期は、さらに、追加の制約を受け得る。別の構成では、通信延期構成要素324は、別のワイヤレスデバイスからデータメッセージを受信することように構成され得る。この構成では、通信延期構成要素324は、データメッセージがワイヤレスデバイス302によって正常に受信されたかどうかに基づいて、別のワイヤレスデバイスに第2のデータ確認メッセージを送信するように構成され得る。第2のデータ確認メッセージは、少なくとも1つの他のワイヤレスデバイスが、送信することを控えるべきかどうかを決定することを可能にし得る。一態様では、第2のデータ確認メッセージは、第2のプリアンブル、第2の受信機アドレスフィールド、または第2の送信機アドレスフィールドを含み得る。この態様では、第2のプリアンブル、第2の受信機アドレスフィールド、または第2の送信機アドレスフィールドのうちの少なくとも1つは、第2のデータ確認メッセージが、少なくとも1つの他のワイヤレスデバイスに関連付けられたBSSとは異なるBSSから送信されているかどうかを示し得る。
[0057]ワイヤレスデバイス302の様々な構成要素は、バスシステム326によって互いに結合され得る。バスシステム326は、たとえば、データバス、ならびに、データバスに加えて、電力バス、制御信号バス、およびステータス信号バスを含み得る。ワイヤレスデバイス302の構成要素は、何らかの他の機構を使用して、互いに結合されるか、あるいは互いに入力を受け付けるかまたは与え得る。
[0058]いくつかの別個の構成要素が図3に示されているが、それらの構成要素のうちの1つまたは複数は、組み合わせられるかまたは共通に実装され得る。たとえば、プロセッサ304は、プロセッサ304に関して上記で説明された機能を実装するためだけでなく、信号検出器318、DSP320、ユーザインターフェース322、および/または通信延期構成要素324に関して上記で説明された機能を実装するためにも使用され得る。さらに、図3に示されている構成要素の各々は、複数の別個の要素を使用して実装され得る。
[0059]図4は、ワイヤレス通信のためにカラー情報をもつデータ確認メッセージを利用する例示的な方法400のフローチャートである。方法400は、装置(たとえば、STA114、AP104、第1のSTA204、第1のAP202、または、たとえば、ワイヤレスデバイス302)を使用して実行され得る。方法400は図3のワイヤレスデバイス302の要素に関して以下で説明されるが、本明細書で説明されるステップのうちの1つまたは複数を実装するために他の構成要素が使用され得る。
[0060]ブロック405において、第1のBSSに関連付けられた装置は、第2のワイヤレスデバイスからデータ確認メッセージを受信する。データ確認メッセージは、第2のワイヤレスデバイスが、第2のワイヤレスデバイスに送信されたデータを正常に受信したかどうかを示し得る。一例では、図2を参照すると、第1のSTA204は、第3のSTA212から第1のデータ確認メッセージ214を受信し得る。第1のデータ確認メッセージ214は、第3のSTA212が、第3のSTA212に送信されたデータを正常に受信したかどうかを示し得る。別の例では、図2を参照すると、第1のSTA204は、第2のAP210から第2のデータ確認メッセージ216を受信し得る。第2のデータ確認メッセージ216は、第2のAP210が、第2のAP210に送信されたデータを正常に受信したかどうかを示し得る。一態様では、第1のデータ確認メッセージ214および/または第2のデータ確認メッセージ216は、それぞれ、プリアンブル、受信機アドレスフィールド、および/または送信機アドレスフィールドを含み得る。
[0061]ブロック410において、装置は、受信されたデータ確認メッセージと受信されたデータ確認メッセージのMACヘッダとに基づいて、第2のワイヤレスデバイスが第1のBSSに関連付けられるのか第1のBSSとは異なる第2のBSSに関連付けられるのかを決定する。第2のBSSは、装置に関連付けられた第1のBSSとは異なるOBSSであり得る。装置は、受信されたデータ確認メッセージ中に含まれるプリアンブルがBSSIDを示すかどうかを決定すること、受信された確認メッセージ中に含まれる受信機アドレスフィールドが、受信されたデータ確認メッセージがOBSSから受信されたことを示すかどうかを決定すること、または、受信されたデータ確認メッセージ中に含まれる送信機アドレスフィールドが、受信されたデータ確認メッセージがOBSSから受信されたことを示すかどうかを決定することのうちの少なくともに基づいて、受信されたデータ確認メッセージがOBSSから受信されたかどうかを決定し得る。一態様では、受信されたデータ確認メッセージはアクセスポイントから受信され得、受信機アドレスフィールドはBSSIDを含み得る。この態様では、受信されたデータ確認メッセージがOBSSから受信されたかどうかの決定は、受信機アドレスフィールド中のBSSIDに基づき得る。また、この態様では、受信されたデータ確認メッセージは、受信機アドレスフィールドがBSSIDを含むかどうかを示す、フレーム制御フィールド中のインジケータを含み得るか、または、受信機アドレスフィールド中に含まれるBSSIDは、第2のワイヤレスデバイスとアクセスポイントとの間のネゴシエーションに基づき得る。別の態様では、送信機アドレスフィールドはBSSIDを含み得、受信されたデータ確認メッセージのフレーム制御フィールド中のインジケータは、受信されたデータ確認メッセージが送信機アドレスフィールドを含むことを示し得、受信されたデータ確認メッセージがOBSSから受信されたかどうかの決定は、送信機アドレスフィールド中のBSSIDに基づく。別の態様では、受信されたデータ確認メッセージは、ブロックデータ確認メッセージ(たとえば、ブロックACK)またはMUデータ確認メッセージ(たとえば、MU ACK)のうちの1つである。この態様では、受信機アドレスと送信機アドレスの両方が存在し、リスナーが、メッセージがどのBSSから受信されたかを見分けることを可能にする。
[0062]一例では、図2を参照すると、第1のSTA204は、第1のデータ確認メッセージ214が第2のBSS222から受信されたかどうかを決定し得る。第2のBSS222は、第1のSTA204に関連付けられた第1のBSS206とは異なるBSSであり得る。第1のSTA204は、第1のデータ確認メッセージ214中に含まれるプリアンブルがBSSIDを示すかどうかを決定することによって、第1のデータ確認メッセージ214が第2のBSS222から受信されたかどうかを決定し得る。第1のSTA204は、第1のデータ確認メッセージ214中に含まれる受信機アドレスフィールドが、第1のデータ確認メッセージ214がOBSSから受信されたことを示すかどうかを決定することによって、第1のデータ確認メッセージ214が第2のBSS222から受信されたかどうかを決定し得る。第1のSTA204は、第1のデータ確認メッセージ214中に含まれる送信機アドレスフィールドが、受信されたデータ確認メッセージがOBSSから受信されたことを示すかどうかを決定することによって、第1のデータ確認メッセージ214が第2のBSS222から受信されたかどうかを決定し得る。別の態様では、第2のデータ確認メッセージ216の送信機アドレスフィールドはBSSIDを含み得、第1のデータ確認メッセージ214のフレーム制御フィールド中のインジケータは、第1のデータ確認メッセージ214が送信機アドレスフィールドを含むことを示し得、第1のデータ確認メッセージ214が第2のBSS222から受信されたかどうかの決定は、送信機アドレスフィールド中のBSSIDに基づく。
[0063]別の例では、図2を参照すると、第1のSTA204は、第2のデータ確認メッセージ216が第2のBSS222から受信されたかどうかを決定し得る。第2のBSS222は、第1のSTA204に関連付けられた第1のBSS206とは異なるBSSであり得る。第1のSTA204は、第2のデータ確認メッセージ216中に含まれるプリアンブルがBSSIDを示すかどうかを決定することによって、第2のデータ確認メッセージ216が第2のBSS222から受信されたかどうかを決定し得る。第1のSTA204は、第2のデータ確認メッセージ216中に含まれる受信機アドレスフィールドが、第2のデータ確認メッセージ216がOBSSから受信されたことを示すかどうかを決定することによって、第2のデータ確認メッセージ216が第2のBSS222から受信されたかどうかを決定し得る。一態様では、第2のデータ確認メッセージ216は第2のAP210から受信され得、受信機アドレスフィールドはBSSIDを含み得る。この態様では、第2のデータ確認メッセージ216がOBSSから受信されたかどうかの決定は、受信機アドレスフィールド中のBSSIDに基づき得る。また、この態様では、第2のデータ確認メッセージ216は、受信機アドレスフィールドがBSSIDを含むかどうかを示す、フレーム制御フィールド中のインジケータを含み得るか、または、受信機アドレスフィールドは、第3のSTA212と第2のAP210との間のネゴシエーションに基づくBSSIDを含み得る。別の態様では、第1のSTA204は、第2のデータ確認メッセージ216中に含まれる送信機アドレスフィールドが、受信されたデータ確認メッセージがOBSSから受信されたことを示す(たとえば、送信機アドレスフィールドが第2のAP210のアドレスを含み得る)かどうかを決定することによって、第2のデータ確認メッセージ216が第2のBSS222から受信されたかどうかを決定し得る。
[0064]ブロック415において、装置は、第2のワイヤレスデバイスが第1のBSSに関連付けられるのか第1のBSSとは異なる第2のBSSに関連付けられるのかの決定に基づいて、第3のワイヤレスデバイスに時間期間中で送信する。たとえば、図2を参照すると、第1のSTA204は、第1のデータ確認メッセージ214が第2のBSS222から受信された場合、同じBSS中のデバイス(たとえば、第2のSTA208または第1のAP202)に送信し得る。第1のSTA204は、第1のデータ確認メッセージ214が送信されているときの時間期間中に送信し得る。しかしながら、第1のデータ確認メッセージ214が第1のBSS206中のデバイスから受信された場合、第1のSTA204は、第1のデータ確認メッセージ214が送信された後の時間期間中で送信し得る。このプロセスは、さらに、図7に示され得る。
[0065]ブロック420において、装置は、別のワイヤレスデバイスからデータメッセージを受信する。たとえば、図2を参照すると、第1のSTA204は、第1のAP202からデータメッセージを受信し得る。
[0066]ブロック425において、装置は、データメッセージが正常に受信されたかどうかに基づいて、別のワイヤレスデバイスに第2のデータ確認メッセージを送信する。第2のデータ確認メッセージは、少なくとも1つの他のワイヤレスデバイスが、送信することを控えるべきかどうかを決定することを可能にし得る。一態様では、第2のデータ確認メッセージは、第2のプリアンブル、第2の受信機アドレスフィールド、または第2の送信機アドレスフィールドを含み得る。第2のプリアンブル、第2の受信機アドレスフィールド、または第2の送信機アドレスフィールドのうちの少なくとも1つは、第2のデータ確認メッセージが、少なくとも1つの他のワイヤレスデバイスに関連付けられたBSSとは異なるBSSから送信されているかどうかを示し得る。たとえば、図2を参照すると、第1のSTA204は、第1のAP202からデータメッセージを受信すると、第1のAP202に第3のデータ確認メッセージ218を送信し得る。第3のデータ確認メッセージ218は、(それらの両方が第3のデータ確認メッセージ218を受信し得る)第2のSTA208および第4のSTA220が、送信することを控えるべきかどうかを決定することを可能にし得る。この例では、第3のデータ確認メッセージ218が第2のSTA208に関してBSS内であるので、第2のSTA208は送信することを控え得る。第2のSTA208は、第3のデータ確認メッセージ218のプリアンブル、受信機アドレスフィールド、および/または送信機アドレスフィールド中のBSSIDに基づいて、第3のデータ確認メッセージ218がBSS内であると決定し得る。しかしながら、第3のデータ確認メッセージ218が第4のSTA220に関してOBSSから受信されるので、第4のSTA220は通信を延期しないことがある。
[0067]図5は、データ確認メッセージ中のカラー情報を利用し得る例示的なワイヤレス通信デバイス500の機能ブロック図である。ワイヤレス通信デバイス500は、受信機505と、処理システム510と、送信機515とを含み得る。処理システム510は通信延期構成要素524を含み得る。処理システム510、通信延期構成要素524、および/または受信機505は、第2のワイヤレスデバイスからデータ確認メッセージを受信するように構成され得る。データ確認メッセージは、第2のワイヤレスデバイスが、第2のワイヤレスデバイスに送信されたデータを正常に受信したかどうかを示し得る。処理システム510および/または通信延期構成要素524は、受信されたデータ確認メッセージがOBSSから受信されたかどうかを決定するように構成され得る。OBSSは、ワイヤレス通信デバイス500に関連付けられた第2のBSSとは異なる第1のBSSであり得る。処理システム510および/または通信延期構成要素524は、受信されたデータ確認メッセージがOBSSから受信されたかどうかの決定に基づいて、送信することを控えるべきかどうかを決定するように構成され得る。一構成では、受信されたデータ確認メッセージは、プリアンブル、受信機アドレスフィールド、または送信機アドレスフィールドを含み得る。受信されたデータ確認メッセージがOBSSから受信されたかどうかの決定は、受信されたデータ確認メッセージ中に含まれるプリアンブルがBSSIDを示すかどうかを決定すること、受信されたデータ確認メッセージ中に含まれる受信機アドレスフィールドが、受信されたデータ確認メッセージがOBSSから受信されたことを示すかどうかを決定すること、または、受信されたデータ確認メッセージ中に含まれる送信機アドレスフィールドが、受信されたデータ確認メッセージがOBSSから受信されたことを示すかどうかを決定することのうちの少なくとも1つを含み得る。別の構成では、受信されたデータ確認メッセージはアクセスポイントから受信され得、受信機アドレスフィールドはBSSIDを含み得る。この構成では、受信されたデータ確認メッセージがOBSSから受信されたかどうかの決定は、受信機アドレスフィールド中のBSSIDに基づき得る。この構成では、受信されたデータ確認メッセージは、受信機アドレスフィールドがBSSIDを含むかどうかを示す、フレーム制御フィールド中のインジケータを含み得る。一態様では、受信機アドレスフィールドは、第2のワイヤレスデバイスとアクセスポイントとの間のネゴシエーションに基づくBSSIDを含み得る。別の構成では、送信機アドレスフィールドはBSSIDを含み得る。この構成では、受信されたデータ確認メッセージのフレーム制御フィールド中のインジケータは、受信されたデータ確認メッセージが送信機アドレスフィールドを含むことを示し得る。この構成では、受信されたデータ確認メッセージがOBSSから受信されたかどうかの決定は、送信機アドレスフィールド中のBSSIDに基づき得る。一構成では、受信されたデータ確認メッセージは、ブロックデータ確認メッセージまたはマルチユーザデータ確認メッセージのうちの1つであり得る。別の構成では、送信することを控えるべきかどうかの決定は、受信されたデータ確認メッセージがOBSSから受信された場合に送信することと、受信されたデータ確認メッセージがOBSSから受信されない場合に送信することを控えることとを含み得る。別の構成では、処理システム510、通信延期構成要素524、および/または受信機505は、別のワイヤレスデバイスからデータメッセージを受信するように構成され得る。この構成では、処理システム510、通信延期構成要素524、および/または送信機515は、データメッセージが正常に受信されたかどうかに基づいて、別のワイヤレスデバイスに第2のデータ確認メッセージを送信するように構成され得る。第2のデータ確認メッセージは、少なくとも1つの他のワイヤレスデバイスが、送信することを控えるべきかどうかを決定することを可能にし得る。一態様では、第2のデータ確認メッセージは、第2のプリアンブル、第2の受信機アドレスフィールド、または第2の送信機アドレスフィールドを含み得る。第2のプリアンブル、第2の受信機アドレスフィールド、または第2の送信機アドレスフィールドのうちの少なくとも1つは、第2のデータ確認メッセージが、少なくとも1つの他のワイヤレスデバイスに関連付けられたBSSとは異なるBSSから送信されているかどうかを示し得る。
[0068]受信機505、処理システム510、通信延期構成要素524、および/または送信機515は、図4のブロック405、410、415、420、および425に関して上記で説明された1つまたは複数の機能を実行するように構成され得る。受信機505は受信機312に対応し得る。処理システム510はプロセッサ304に対応し得る。送信機515は送信機310に対応し得る。通信延期構成要素524は、通信延期構成要素124、通信延期構成要素126、および/または通信延期構成要素324に対応し得る。
[0069]ワイヤレス通信デバイス500は、第2のワイヤレスデバイスからデータ確認メッセージを受信するための手段を含み得る。データ確認メッセージは、第2のワイヤレスデバイスが、第2のワイヤレスデバイスに送信されたデータを正常に受信したかどうかを示し得る。ワイヤレス通信デバイス500は、受信されたデータ確認メッセージと受信されたデータ確認メッセージのMACヘッダとに基づいて、第2のワイヤレスデバイスが第1のBSSに関連付けられるのか第1のBSSとは異なる第2のBSSに関連付けられるのかを決定するための手段を含み得る。第2のBSSは、第1のワイヤレスデバイスに関連付けられた第1のBSSとは異なるOBSSであり得る。ワイヤレス通信デバイス500は、第2のワイヤレスデバイスが第1のBSSに関連付けられるのか第1のBSSとは異なる第2のBSSに関連付けられるのかの決定に基づいて、第3のワイヤレスデバイスに時間期間中で送信するための手段を含み得る。一態様では、時間期間は、第2のワイヤレスデバイスが第2のBSSに関連付けられるとき、データ確認メッセージの送信中にあり得、時間期間は、第2のワイヤレスデバイスが第1のBSSに関連付けられるとき、データ確認メッセージの送信の後にあり得る。別の態様では、MACヘッダは、受信機アドレスフィールドまたは送信機アドレスフィールドを含み得る。この態様では、第2のワイヤレスデバイスが第1のBSSに関連付けられるのか第2のBSSに関連付けられるのかを決定するための手段は、受信されたデータ確認メッセージ中に含まれる受信機アドレスフィールドが、第2のワイヤレスデバイスが第1のBSSに関連付けられることを示すのか第2のBSSに関連付けられることを示すのかを決定すること、または、受信されたデータ確認メッセージ中に含まれる送信機アドレスフィールドが、第2のワイヤレスデバイスが第1のBSSに関連付けられることを示すのか第2のBSSに関連付けられることを示すのかを決定することのうちの少なくとも1つを実行するように構成され得る。別の態様では、受信されたデータ確認メッセージは、アクセスポイントから受信され得る。アクセスポイントは第2のワイヤレスデバイスであり得、受信機アドレスフィールドはBSSIDを含み得る。この態様では、第2のワイヤレスデバイスが第1のBSSに関連付けられるのか第2のBSSに関連付けられるのかの決定は、受信機アドレスフィールド中のBSSIDに基づき得る。別の態様では、受信されたデータ確認メッセージは、受信機アドレスフィールドがBSSIDを含むかどうかを示す、フレーム制御フィールド中のインジケータを含み得る。別の態様では、受信機アドレスフィールドは、第2のワイヤレスデバイスと別のワイヤレスデバイスとの間のネゴシエーションに基づくBSSIDを含み得る。別の態様では、送信機アドレスフィールドはBSSIDを含み得、第2のワイヤレスデバイスが第1のBSSに関連付けられるのか第2のBSSに関連付けられるのかの決定は、送信機アドレスフィールド中のBSSIDに基づき得る。別の構成では、ワイヤレス通信デバイス500は、別のワイヤレスデバイスからデータメッセージを受信するための手段と、データメッセージが正常に受信されたかどうかに基づいて、別のワイヤレスデバイスに第2のデータ確認メッセージを送信するための手段とを含み得る。第2のデータ確認メッセージは、少なくとも1つの他のワイヤレスデバイスが、送信することを控えるべきかどうかを決定することを可能にする、第2のMACヘッダ中のBSSIDを含み得る。別の態様では、第2のデータ確認メッセージは第2の受信機アドレスフィールドおよび/または第2の送信機アドレスフィールドを含み得、少なくとも1つの第2の受信機アドレスフィールドまたは第2の送信機アドレスフィールドは、第2のデータ確認メッセージが、少なくとも1つの他のワイヤレスデバイスに関連付けられたBSSとは異なるBSSから送信されているかどうかを示し得る。
[0070]たとえば、データ確認メッセージを受信するための手段は、処理システム510、通信延期構成要素524、および/または受信機505を含み得る。第2のワイヤレスデバイスが第1のBSSに関連付けられるのか第2のBSSに関連付けられるのかを決定するための手段は、処理システム510および/または通信延期構成要素524を含み得る。送信するための手段は、送信機515、処理システム510、および/または通信延期構成要素524を含み得る。データメッセージを受信するための手段は、処理システム510、通信延期構成要素524、および/または受信機505を含み得る。第2のデータ確認メッセージを送信するための手段は、処理システム510、通信延期構成要素524、および/または送信機515を含み得る。
[0071]図6は、データ確認メッセージの例示的な図600である。データ確認メッセージ(またはフレーム)は、プリアンブル605とMACヘッダ610とを含み得る。MACヘッダは、フレーム制御フィールド615、持続時間フィールド620、受信アドレスフィールド625、送信アドレスフィールド630、および/またはフレーム制御シーケンス(FCS)フィールド635を含み得る。プリアンブル605は、チャネル推定を実行するための情報を含み得る。フレーム制御フィールド615は、フレームの機能および/またはタイプを識別し得る。持続時間フィールド620は、持続時間フィールド620に従うフレームの持続時間を(たとえば、マイクロ秒単位で)示し得る。受信アドレスフィールド625は、データ確認メッセージの意図された受信側を示し得る。送信アドレスフィールド630は、データ確認メッセージの送信機を示し得る。FCSフィールド635は、32ビット巡回冗長検査(CRC)を示し得含み得る。
[0072]上記の開示で説明されたように、BSSIDまたはカラー情報は、データ確認メッセージの様々なフィールド中に挿入され得る。一例では、BSSIDまたはカラー情報は、プリアンブル605中に挿入され得る。別の例では、BSSIDまたはカラー情報は、受信アドレスフィールド625または送信アドレスフィールド630中に挿入され得る。
[0073]図7は、カラー情報に基づいて再利用を増加させるための例示的な方法を示す図700である。一例では、STA1とSTA2とは同じBSS中にあり得る。この例では、STA1は、STA2によって受信されるACKフレームを送信し得る。ACKフレーム中のBSSIDまたはカラー情報に基づいて、STA2は、STA1がSTA2と同じBSS中にあると決定し得る。したがって、STA2は、ACKフレームの持続時間フィールド中で示される持続時間に基づいてネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定し、ACKフレームが送信された後の時間期間まで送信するのを待ち得る。一態様では、時間期間はACKフレームが送信された後、およびフレーム間スペース(IFS)の後にあり得る。
[0074]別の例では、STA1とSTA2とはOBSS中にあり得る。この例では、STA1はACKフレームを送信し得る。ACKフレーム中のBSSIDまたはカラー情報に基づいて、STA2は、STA1がSTA2に関してOBSS中にある、すなわち、STA1がSTA2とは異なるBSS中にあると決定し得る。STAが異なるBSS中にあるとき、STA1がSTA2に対して過剰な干渉を引き起こす可能性が低いので、STA2は、STA1がACKフレームを送信している同じ時間期間中に送信することによって再利用を増加させ得る。
[0075]上記で説明された方法の様々な動作は、(1つまたは複数の)様々なハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素、回路、および/または(1つまたは複数の)モジュールなど、それらの動作を実行することが可能な任意の好適な手段によって実行され得る。概して、図に示されているどの動作も、その動作を実行することが可能な対応する機能的手段によって実行され得る。
[0076]本開示に関して説明された様々な例示的な論理ブロック、構成要素および回路は、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGA、または他のPLD、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明された機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実装され得る。
[0077]1つまたは複数の態様では、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、コンパクトディスク(CD)ROM(CD−ROM)または他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。したがって、コンピュータ可読媒体は非一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、有形媒体)を備える。
[0078]本明細書で開示された方法は、説明された方法を達成するための1つまたは複数のステップまたはアクションを備える。本方法のステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく、互いに交換され得る。言い換えれば、ステップまたはアクションの特定の順序が指定されていない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく変更され得る。
[0079]したがって、いくつかの態様は、本明細書で提示された動作を実行するためのコンピュータプログラム製品を備え得る。たとえば、そのようなコンピュータプログラム製品は、本明細書で説明された動作を実行するために1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である命令を記憶した(および/または符号化した)コンピュータ可読媒体を備え得る。いくつかの態様では、コンピュータプログラム製品はパッケージング材料を含み得る。
[0080]さらに、本明細書で説明された方法および技法を実行するための構成要素および/または他の適切な手段は、適用可能な場合にユーザ端末および/または基地局によってダウンロードされ、および/または他の方法で取得され得ることを諒解されたい。たとえば、そのようなデバイスは、本明細書で説明された方法を実行するための手段の転送を可能にするためにサーバに結合され得る。代替的に、本明細書で説明された様々な方法は、ユーザ端末および/または基地局が記憶手段(たとえば、RAM、ROM、CDまたはフロッピーディスクなどの物理記憶媒体など)をデバイスに結合するかまたは与えると様々な方法を得ることができるように、記憶手段によって提供され得る。その上、本明細書で説明された方法および技法をデバイスに与えるための任意の他の好適な技法が利用され得る。
[0081]特許請求の範囲は、上記で示された厳密な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。上記で説明された方法および装置の構成、動作および詳細において、特許請求の範囲から逸脱することなく、様々な改変、変更および変形が行われ得る。
[0082]上記は本開示の態様を対象とするが、本開示の他の態様およびさらなる態様は、それの基本的範囲から逸脱することなく考案され得、それの範囲は以下の特許請求の範囲によって決定される。
[0083]以上の説明は、当業者が本明細書で説明された様々な態様を実施することができるようにするために提供されたものである。これらの態様への様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義された一般原理は他の態様に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は、本明細書で示された態様に限定されるものではなく、クレーム文言に矛盾しない全範囲を与えられるべきであり、ここにおいて、単数形の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。別段に明記されていない限り、「いくつか(some)」という用語は1つまたは複数を指す。当業者に知られている、または後に知られることになる、本開示全体にわたって説明された様々な態様の要素のすべての構造的および機能的均等物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されるものである。その上、本明細書で開示されたいかなることも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に具陳されているかどうかにかかわらず、公に供するものではない。いかなるクレーム要素も、その要素が「ための手段」という句を使用して明確に具陳されていない限り、または方法クレームの場合には、その要素が「ためのステップ」という句を使用して具陳されていない限り、米国特許法第112条(f)の規定の下で解釈されるべきではない。
[0083]以上の説明は、当業者が本明細書で説明された様々な態様を実施することができるようにするために提供されたものである。これらの態様への様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義された一般原理は他の態様に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は、本明細書で示された態様に限定されるものではなく、クレーム文言に矛盾しない全範囲を与えられるべきであり、ここにおいて、単数形の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。別段に明記されていない限り、「いくつか(some)」という用語は1つまたは複数を指す。当業者に知られている、または後に知られることになる、本開示全体にわたって説明された様々な態様の要素のすべての構造的および機能的均等物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されるものである。その上、本明細書で開示されたいかなることも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に具陳されているかどうかにかかわらず、公に供するものではない。いかなるクレーム要素も、その要素が「ための手段」という句を使用して明確に具陳されていない限り、または方法クレームの場合には、その要素が「ためのステップ」という句を使用して具陳されていない限り、米国特許法第112条(f)の規定の下で解釈されるべきではない。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
第1の基本サービスセット(BSS)に関連付けられた第1のワイヤレスデバイスによるワイヤレス通信の方法であって、
第2のワイヤレスデバイスからデータ確認メッセージを受信することと、前記データ確認メッセージは、前記第2のワイヤレスデバイスが、前記第2のワイヤレスデバイスに送信されたデータを正常に受信したかどうかを示す、
前記受信されたデータ確認メッセージと前記受信されたデータ確認メッセージの媒体アクセス制御(MAC)ヘッダとに基づいて、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第1のBSSとは異なる第2のBSSに関連付けられるのかを決定することと、前記第2のBSSが、前記第1のワイヤレスデバイスに関連付けられた前記第1のBSSとは異なる重複BSS(OBSS)である、
前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第1のBSSとは異なる前記第2のBSSに関連付けられるのかの前記決定に基づいて、第3のワイヤレスデバイスに時間期間中で送信することとを備える、方法。
[C2]
前記時間期間は、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第2のBSSに関連付けられるとき、前記データ確認メッセージの送信中にあり、前記時間期間は、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるとき、前記データ確認メッセージの前記送信の後にある、C1に記載の方法。
[C3]
前記MACヘッダが受信機アドレスフィールドまたは送信機アドレスフィールドを備え、ここにおいて、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第2のBSSに関連付けられるのかを前記決定することは、
前記受信されたデータ確認メッセージ中に含まれる前記受信機アドレスフィールドが、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられることを示すのか前記第2のBSSに関連付けられることを示すのかを決定すること、または、
前記受信されたデータ確認メッセージ中に含まれる前記送信機アドレスフィールドが、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられることを示すのか前記第2のBSSに関連付けられることを示すのかを決定することのうちの少なくとも1つを備える、C1に記載の方法。
[C4]
前記受信されたデータ確認メッセージがアクセスポイントから受信され、前記アクセスポイントが前記第2のワイヤレスデバイスであり、前記受信機アドレスフィールドがBSS識別子(BSSID)を含み、ここにおいて、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第2のBSSに関連付けられるのかの前記決定は、前記受信機アドレスフィールド中の前記BSSIDに基づく、C3に記載の方法。
[C5]
前記受信されたデータ確認メッセージは、前記受信機アドレスフィールドが前記BSSIDを含むかどうかを示す、フレーム制御フィールド中のインジケータを含む、C4に記載の方法。
[C6]
前記受信機アドレスフィールドが、前記第2のワイヤレスデバイスと別のワイヤレスデバイスとの間のネゴシエーションに基づく前記BSSIDを含む、C4に記載の方法。
[C7]
前記送信機アドレスフィールドがBSS識別子(BSSID)を含み、ここにおいて、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第2のBSSに関連付けられるのかの前記決定は、前記送信機アドレスフィールド中の前記BSSIDに基づく、C3に記載の方法。
[C8]
別のワイヤレスデバイスからデータメッセージを受信することと、
前記データメッセージが正常に受信されたかどうかに基づいて、前記別のワイヤレスデバイスに第2のデータ確認メッセージを送信することと、ここにおいて、前記第2のデータ確認メッセージは、少なくとも1つの他のワイヤレスデバイスが送信することを控えるべきかどうかを決定することを可能にする、第2のMACヘッダ中のBSS識別子(BSSID)を含む、をさらに備える、C1に記載の方法。
[C9]
前記第2のデータ確認メッセージが第2の受信機アドレスフィールドまたは第2の送信機アドレスフィールドを備え、ここにおいて、少なくとも1つの前記第2の受信機アドレスフィールドまたは前記第2の送信機アドレスフィールドは、前記第2のデータ確認メッセージが、前記少なくとも1つの他のワイヤレスデバイスに関連付けられたBSSとは異なるBSSから送信されているかどうかを示す、C8に記載の方法。
[C10]
ワイヤレス通信のための装置であって、前記装置が、第1の基本サービスセット(BSS)に関連付けられた第1のワイヤレスデバイスであり、
メモリと、
前記メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサとを備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
第2のワイヤレスデバイスからデータ確認メッセージを受信することと、前記データ確認メッセージは、前記第2のワイヤレスデバイスが、前記第2のワイヤレスデバイスに送信されたデータを正常に受信したかどうかを示す、
前記受信されたデータ確認メッセージと前記受信されたデータ確認メッセージの媒体アクセス制御(MAC)ヘッダとに基づいて、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第1のBSSとは異なる第2のBSSに関連付けられるのかを決定することと、前記第2のBSSが、前記第1のワイヤレスデバイスに関連付けられた前記第1のBSSとは異なる重複BSS(OBSS)である、
前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第1のBSSとは異なる前記第2のBSSに関連付けられるのかの前記決定に基づいて、第3のワイヤレスデバイスに時間期間中で送信することとを行うように構成された、装置。
[C11]
前記時間期間は、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第2のBSSに関連付けられるとき、前記データ確認メッセージの送信中にあり、前記時間期間は、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるとき、前記データ確認メッセージの前記送信の後にある、C10に記載の装置。
[C12]
前記MACヘッダが受信機アドレスフィールドまたは送信機アドレスフィールドを備え、ここにおいて、前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記受信されたデータ確認メッセージ中に含まれる前記受信機アドレスフィールドが、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられることを示すのか前記第2のBSSに関連付けられることを示すのかを決定すること、または、
前記受信されたデータ確認メッセージ中に含まれる前記送信機アドレスフィールドが、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられることを示すのか前記第2のBSSに関連付けられることを示すのかを決定することのうちの少なくとも1つを実行することによって、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第2のBSSに関連付けられるのかを決定するように構成された、C10に記載の装置。
[C13]
前記受信されたデータ確認メッセージがアクセスポイントから受信され、前記アクセスポイントが前記第2のワイヤレスデバイスであり、前記受信機アドレスフィールドがBSS識別子(BSSID)を含み、ここにおいて、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第2のBSSに関連付けられるのかの前記決定は、前記受信機アドレスフィールド中の前記BSSIDに基づく、C12に記載の装置。
[C14]
前記受信されたデータ確認メッセージは、前記受信機アドレスフィールドが前記BSSIDを含むかどうかを示す、フレーム制御フィールド中のインジケータを含む、C13に記載の装置。
[C15]
前記受信機アドレスフィールドが、前記第2のワイヤレスデバイスと別のワイヤレスデバイスとの間のネゴシエーションに基づく前記BSSIDを含む、C13に記載の装置。
[C16]
前記送信機アドレスフィールドがBSS識別子(BSSID)を含み、ここにおいて、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第2のBSSに関連付けられるのかの前記決定は、前記送信機アドレスフィールド中の前記BSSIDに基づく、C12に記載の装置。
[C17]
前記少なくとも1つのプロセッサは、
別のワイヤレスデバイスからデータメッセージを受信することと、
前記データメッセージが正常に受信されたかどうかに基づいて、前記別のワイヤレスデバイスに第2のデータ確認メッセージを送信することと、ここにおいて、前記第2のデータ確認メッセージは、少なくとも1つの他のワイヤレスデバイスが送信することを控えるべきかどうかを決定することを可能にする、第2のMACヘッダ中のBSS識別子(BSSID)を含む、を行うようにさらに構成された、C10に記載の装置。
[C18]
前記第2のデータ確認メッセージが第2の受信機アドレスフィールドまたは第2の送信機アドレスフィールドを備え、ここにおいて、少なくとも1つの前記第2の受信機アドレスフィールドまたは前記第2の送信機アドレスフィールドは、前記第2のデータ確認メッセージが、前記少なくとも1つの他のワイヤレスデバイスに関連付けられたBSSとは異なるBSSから送信されているかどうかを示す、C17に記載の装置。
[C19]
ワイヤレス通信のための装置であって、前記装置が、第1の基本サービスセット(BSS)に関連付けられた第1のワイヤレスデバイスであり、
第2のワイヤレスデバイスからデータ確認メッセージを受信するための手段と、前記データ確認メッセージは、前記第2のワイヤレスデバイスが、前記第2のワイヤレスデバイスに送信されたデータを正常に受信したかどうかを示す、
前記受信されたデータ確認メッセージと前記受信されたデータ確認メッセージの媒体アクセス制御(MAC)ヘッダとに基づいて、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第1のBSSとは異なる第2のBSSに関連付けられるのかを決定するための手段と、前記第2のBSSが、前記第1のワイヤレスデバイスに関連付けられた前記第1のBSSとは異なる重複BSS(OBSS)である、
前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第1のBSSとは異なる前記第2のBSSに関連付けられるのかの前記決定に基づいて、第3のワイヤレスデバイスに時間期間中で送信するための手段とを備える、装置。
[C20]
前記時間期間は、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第2のBSSに関連付けられるとき、前記データ確認メッセージの送信中にあり、前記時間期間は、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるとき、前記データ確認メッセージの前記送信の後にある、C19に記載の装置。
[C21]
前記MACヘッダが受信機アドレスフィールドまたは送信機アドレスフィールドを備え、ここにおいて、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第2のBSSに関連付けられるのかを決定するための前記手段は、
前記受信されたデータ確認メッセージ中に含まれる前記受信機アドレスフィールドが、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられることを示すのか前記第2のBSSに関連付けられることを示すのかを決定すること、または、
前記受信されたデータ確認メッセージ中に含まれる前記送信機アドレスフィールドが、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられることを示すのか前記第2のBSSに関連付けられることを示すのかを決定することのうちの少なくとも1つを実行するように構成された、C19に記載の装置。
[C22]
前記受信されたデータ確認メッセージがアクセスポイントから受信され、前記アクセスポイントが前記第2のワイヤレスデバイスであり、前記受信機アドレスフィールドがBSS識別子(BSSID)を含み、ここにおいて、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第2のBSSに関連付けられるのかの前記決定は、前記受信機アドレスフィールド中の前記BSSIDに基づく、C21に記載の装置。
[C23]
前記受信されたデータ確認メッセージは、前記受信機アドレスフィールドが前記BSSIDを含むかどうかを示す、フレーム制御フィールド中のインジケータを含む、C22に記載の装置。
[C24]
前記受信機アドレスフィールドが、前記第2のワイヤレスデバイスと別のワイヤレスデバイスとの間のネゴシエーションに基づく前記BSSIDを含む、C22に記載の装置。
[C25]
前記送信機アドレスフィールドがBSS識別子(BSSID)を含み、ここにおいて、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第2のBSSに関連付けられるのかの前記決定は、前記送信機アドレスフィールド中の前記BSSIDに基づく、C21に記載の装置。
[C26]
別のワイヤレスデバイスからデータメッセージを受信するための手段と、
前記データメッセージが正常に受信されたかどうかに基づいて、前記別のワイヤレスデバイスに第2のデータ確認メッセージを送信するための手段と、ここにおいて、前記第2のデータ確認メッセージは、少なくとも1つの他のワイヤレスデバイスが送信することを控えるべきかどうかを決定することを可能にする、第2のMACヘッダ中のBSS識別子(BSSID)を含む、をさらに備える、C19に記載の装置。
[C27]
前記第2のデータ確認メッセージが第2の受信機アドレスフィールドまたは第2の送信機アドレスフィールドを備え、ここにおいて、少なくとも1つの前記第2の受信機アドレスフィールドまたは前記第2の送信機アドレスフィールドは、前記第2のデータ確認メッセージが、前記少なくとも1つの他のワイヤレスデバイスに関連付けられたBSSとは異なるBSSから送信されているかどうかを示す、C26に記載の装置。
[C28]
第2のワイヤレスデバイスからデータ確認メッセージを受信することと、前記データ確認メッセージは、前記第2のワイヤレスデバイスが、前記第2のワイヤレスデバイスに送信されたデータを正常に受信したかどうかを示す、
前記受信されたデータ確認メッセージと前記受信されたデータ確認メッセージの媒体アクセス制御(MAC)ヘッダとに基づいて、前記第2のワイヤレスデバイスが第1の基本サービスセット(BSS)に関連付けられるのか前記第1のBSSとは異なる第2のBSSに関連付けられるのかを決定することと、前記第2のBSSが、第1のワイヤレスデバイスに関連付けられた前記第1のBSSとは異なる重複BSS(OBSS)である、
前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第1のBSSとは異なる前記第2のBSSに関連付けられるのかの前記決定に基づいて、第3のワイヤレスデバイスに時間期間中で送信することとを行うためのコードを備える、コンピュータ実行可能コードを記憶する、前記第1のBSSに関連付けられた前記第1のワイヤレスデバイスのコンピュータ可読媒体。
[C29]
前記時間期間は、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第2のBSSに関連付けられるとき、前記データ確認メッセージの送信中にあり、前記時間期間は、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるとき、前記データ確認メッセージの前記送信の後にある、C28に記載のコンピュータ可読媒体。
[C30]
前記MACヘッダが受信機アドレスフィールドまたは送信機アドレスフィールドを備え、ここにおいて、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第2のBSSに関連付けられるのかを決定するための前記コードは、
前記受信されたデータ確認メッセージ中に含まれる前記受信機アドレスフィールドが、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられることを示すのか前記第2のBSSに関連付けられることを示すのかを決定するためのコード、または、
前記受信されたデータ確認メッセージ中に含まれる前記送信機アドレスフィールドが、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられることを示すのか前記第2のBSSに関連付けられることを示すのかを決定するためのコードのうちの少なくとも1つを備える、C28に記載のコンピュータ可読媒体。

Claims (30)

  1. 第1の基本サービスセット(BSS)に関連付けられた第1のワイヤレスデバイスによるワイヤレス通信の方法であって、
    第2のワイヤレスデバイスからデータ確認メッセージを受信することと、前記データ確認メッセージは、前記第2のワイヤレスデバイスが、前記第2のワイヤレスデバイスに送信されたデータを正常に受信したかどうかを示す、
    前記受信されたデータ確認メッセージと前記受信されたデータ確認メッセージの媒体アクセス制御(MAC)ヘッダとに基づいて、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第1のBSSとは異なる第2のBSSに関連付けられるのかを決定することと、前記第2のBSSが、前記第1のワイヤレスデバイスに関連付けられた前記第1のBSSとは異なる重複BSS(OBSS)である、
    前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第1のBSSとは異なる前記第2のBSSに関連付けられるのかの前記決定に基づいて、第3のワイヤレスデバイスに時間期間中で送信することと
    を備える、方法。
  2. 前記時間期間は、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第2のBSSに関連付けられるとき、前記データ確認メッセージの送信中にあり、前記時間期間は、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるとき、前記データ確認メッセージの前記送信の後にある、請求項1に記載の方法。
  3. 前記MACヘッダが受信機アドレスフィールドまたは送信機アドレスフィールドを備え、ここにおいて、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第2のBSSに関連付けられるのかを前記決定することは、
    前記受信されたデータ確認メッセージ中に含まれる前記受信機アドレスフィールドが、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられることを示すのか前記第2のBSSに関連付けられることを示すのかを決定すること、または、
    前記受信されたデータ確認メッセージ中に含まれる前記送信機アドレスフィールドが、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられることを示すのか前記第2のBSSに関連付けられることを示すのかを決定すること
    のうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記受信されたデータ確認メッセージがアクセスポイントから受信され、前記アクセスポイントが前記第2のワイヤレスデバイスであり、前記受信機アドレスフィールドがBSS識別子(BSSID)を含み、ここにおいて、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第2のBSSに関連付けられるのかの前記決定は、前記受信機アドレスフィールド中の前記BSSIDに基づく、請求項3に記載の方法。
  5. 前記受信されたデータ確認メッセージは、前記受信機アドレスフィールドが前記BSSIDを含むかどうかを示す、フレーム制御フィールド中のインジケータを含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記受信機アドレスフィールドが、前記第2のワイヤレスデバイスと別のワイヤレスデバイスとの間のネゴシエーションに基づく前記BSSIDを含む、請求項4に記載の方法。
  7. 前記送信機アドレスフィールドがBSS識別子(BSSID)を含み、ここにおいて、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第2のBSSに関連付けられるのかの前記決定は、前記送信機アドレスフィールド中の前記BSSIDに基づく、請求項3に記載の方法。
  8. 別のワイヤレスデバイスからデータメッセージを受信することと、
    前記データメッセージが正常に受信されたかどうかに基づいて、前記別のワイヤレスデバイスに第2のデータ確認メッセージを送信することと、ここにおいて、前記第2のデータ確認メッセージは、少なくとも1つの他のワイヤレスデバイスが送信することを控えるべきかどうかを決定することを可能にする、第2のMACヘッダ中のBSS識別子(BSSID)を含む、
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記第2のデータ確認メッセージが第2の受信機アドレスフィールドまたは第2の送信機アドレスフィールドを備え、ここにおいて、少なくとも1つの前記第2の受信機アドレスフィールドまたは前記第2の送信機アドレスフィールドは、前記第2のデータ確認メッセージが、前記少なくとも1つの他のワイヤレスデバイスに関連付けられたBSSとは異なるBSSから送信されているかどうかを示す、請求項8に記載の方法。
  10. ワイヤレス通信のための装置であって、前記装置が、第1の基本サービスセット(BSS)に関連付けられた第1のワイヤレスデバイスであり、
    メモリと、
    前記メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサと
    を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    第2のワイヤレスデバイスからデータ確認メッセージを受信することと、前記データ確認メッセージは、前記第2のワイヤレスデバイスが、前記第2のワイヤレスデバイスに送信されたデータを正常に受信したかどうかを示す、
    前記受信されたデータ確認メッセージと前記受信されたデータ確認メッセージの媒体アクセス制御(MAC)ヘッダとに基づいて、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第1のBSSとは異なる第2のBSSに関連付けられるのかを決定することと、前記第2のBSSが、前記第1のワイヤレスデバイスに関連付けられた前記第1のBSSとは異なる重複BSS(OBSS)である、
    前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第1のBSSとは異なる前記第2のBSSに関連付けられるのかの前記決定に基づいて、第3のワイヤレスデバイスに時間期間中で送信することと
    を行うように構成された、装置。
  11. 前記時間期間は、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第2のBSSに関連付けられるとき、前記データ確認メッセージの送信中にあり、前記時間期間は、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるとき、前記データ確認メッセージの前記送信の後にある、請求項10に記載の装置。
  12. 前記MACヘッダが受信機アドレスフィールドまたは送信機アドレスフィールドを備え、ここにおいて、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記受信されたデータ確認メッセージ中に含まれる前記受信機アドレスフィールドが、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられることを示すのか前記第2のBSSに関連付けられることを示すのかを決定すること、または、
    前記受信されたデータ確認メッセージ中に含まれる前記送信機アドレスフィールドが、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられることを示すのか前記第2のBSSに関連付けられることを示すのかを決定すること
    のうちの少なくとも1つを実行することによって、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第2のBSSに関連付けられるのかを決定するように構成された、請求項10に記載の装置。
  13. 前記受信されたデータ確認メッセージがアクセスポイントから受信され、前記アクセスポイントが前記第2のワイヤレスデバイスであり、前記受信機アドレスフィールドがBSS識別子(BSSID)を含み、ここにおいて、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第2のBSSに関連付けられるのかの前記決定は、前記受信機アドレスフィールド中の前記BSSIDに基づく、請求項12に記載の装置。
  14. 前記受信されたデータ確認メッセージは、前記受信機アドレスフィールドが前記BSSIDを含むかどうかを示す、フレーム制御フィールド中のインジケータを含む、請求項13に記載の装置。
  15. 前記受信機アドレスフィールドが、前記第2のワイヤレスデバイスと別のワイヤレスデバイスとの間のネゴシエーションに基づく前記BSSIDを含む、請求項13に記載の装置。
  16. 前記送信機アドレスフィールドがBSS識別子(BSSID)を含み、ここにおいて、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第2のBSSに関連付けられるのかの前記決定は、前記送信機アドレスフィールド中の前記BSSIDに基づく、請求項12に記載の装置。
  17. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    別のワイヤレスデバイスからデータメッセージを受信することと、
    前記データメッセージが正常に受信されたかどうかに基づいて、前記別のワイヤレスデバイスに第2のデータ確認メッセージを送信することと、ここにおいて、前記第2のデータ確認メッセージは、少なくとも1つの他のワイヤレスデバイスが送信することを控えるべきかどうかを決定することを可能にする、第2のMACヘッダ中のBSS識別子(BSSID)を含む、
    を行うようにさらに構成された、請求項10に記載の装置。
  18. 前記第2のデータ確認メッセージが第2の受信機アドレスフィールドまたは第2の送信機アドレスフィールドを備え、ここにおいて、少なくとも1つの前記第2の受信機アドレスフィールドまたは前記第2の送信機アドレスフィールドは、前記第2のデータ確認メッセージが、前記少なくとも1つの他のワイヤレスデバイスに関連付けられたBSSとは異なるBSSから送信されているかどうかを示す、請求項17に記載の装置。
  19. ワイヤレス通信のための装置であって、前記装置が、第1の基本サービスセット(BSS)に関連付けられた第1のワイヤレスデバイスであり、
    第2のワイヤレスデバイスからデータ確認メッセージを受信するための手段と、前記データ確認メッセージは、前記第2のワイヤレスデバイスが、前記第2のワイヤレスデバイスに送信されたデータを正常に受信したかどうかを示す、
    前記受信されたデータ確認メッセージと前記受信されたデータ確認メッセージの媒体アクセス制御(MAC)ヘッダとに基づいて、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第1のBSSとは異なる第2のBSSに関連付けられるのかを決定するための手段と、前記第2のBSSが、前記第1のワイヤレスデバイスに関連付けられた前記第1のBSSとは異なる重複BSS(OBSS)である、
    前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第1のBSSとは異なる前記第2のBSSに関連付けられるのかの前記決定に基づいて、第3のワイヤレスデバイスに時間期間中で送信するための手段と
    を備える、装置。
  20. 前記時間期間は、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第2のBSSに関連付けられるとき、前記データ確認メッセージの送信中にあり、前記時間期間は、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるとき、前記データ確認メッセージの前記送信の後にある、請求項19に記載の装置。
  21. 前記MACヘッダが受信機アドレスフィールドまたは送信機アドレスフィールドを備え、ここにおいて、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第2のBSSに関連付けられるのかを決定するための前記手段は、
    前記受信されたデータ確認メッセージ中に含まれる前記受信機アドレスフィールドが、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられることを示すのか前記第2のBSSに関連付けられることを示すのかを決定すること、または、
    前記受信されたデータ確認メッセージ中に含まれる前記送信機アドレスフィールドが、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられることを示すのか前記第2のBSSに関連付けられることを示すのかを決定すること
    のうちの少なくとも1つを実行するように構成された、請求項19に記載の装置。
  22. 前記受信されたデータ確認メッセージがアクセスポイントから受信され、前記アクセスポイントが前記第2のワイヤレスデバイスであり、前記受信機アドレスフィールドがBSS識別子(BSSID)を含み、ここにおいて、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第2のBSSに関連付けられるのかの前記決定は、前記受信機アドレスフィールド中の前記BSSIDに基づく、請求項21に記載の装置。
  23. 前記受信されたデータ確認メッセージは、前記受信機アドレスフィールドが前記BSSIDを含むかどうかを示す、フレーム制御フィールド中のインジケータを含む、請求項22に記載の装置。
  24. 前記受信機アドレスフィールドが、前記第2のワイヤレスデバイスと別のワイヤレスデバイスとの間のネゴシエーションに基づく前記BSSIDを含む、請求項22に記載の装置。
  25. 前記送信機アドレスフィールドがBSS識別子(BSSID)を含み、ここにおいて、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第2のBSSに関連付けられるのかの前記決定は、前記送信機アドレスフィールド中の前記BSSIDに基づく、請求項21に記載の装置。
  26. 別のワイヤレスデバイスからデータメッセージを受信するための手段と、
    前記データメッセージが正常に受信されたかどうかに基づいて、前記別のワイヤレスデバイスに第2のデータ確認メッセージを送信するための手段と、ここにおいて、前記第2のデータ確認メッセージは、少なくとも1つの他のワイヤレスデバイスが送信することを控えるべきかどうかを決定することを可能にする、第2のMACヘッダ中のBSS識別子(BSSID)を含む、
    をさらに備える、請求項19に記載の装置。
  27. 前記第2のデータ確認メッセージが第2の受信機アドレスフィールドまたは第2の送信機アドレスフィールドを備え、ここにおいて、少なくとも1つの前記第2の受信機アドレスフィールドまたは前記第2の送信機アドレスフィールドは、前記第2のデータ確認メッセージが、前記少なくとも1つの他のワイヤレスデバイスに関連付けられたBSSとは異なるBSSから送信されているかどうかを示す、請求項26に記載の装置。
  28. 第2のワイヤレスデバイスからデータ確認メッセージを受信することと、前記データ確認メッセージは、前記第2のワイヤレスデバイスが、前記第2のワイヤレスデバイスに送信されたデータを正常に受信したかどうかを示す、
    前記受信されたデータ確認メッセージと前記受信されたデータ確認メッセージの媒体アクセス制御(MAC)ヘッダとに基づいて、前記第2のワイヤレスデバイスが第1の基本サービスセット(BSS)に関連付けられるのか前記第1のBSSとは異なる第2のBSSに関連付けられるのかを決定することと、前記第2のBSSが、第1のワイヤレスデバイスに関連付けられた前記第1のBSSとは異なる重複BSS(OBSS)である、
    前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第1のBSSとは異なる前記第2のBSSに関連付けられるのかの前記決定に基づいて、第3のワイヤレスデバイスに時間期間中で送信することと
    を行うためのコードを備える、コンピュータ実行可能コードを記憶する、前記第1のBSSに関連付けられた前記第1のワイヤレスデバイスのコンピュータ可読媒体。
  29. 前記時間期間は、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第2のBSSに関連付けられるとき、前記データ確認メッセージの送信中にあり、前記時間期間は、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるとき、前記データ確認メッセージの前記送信の後にある、請求項28に記載のコンピュータ可読媒体。
  30. 前記MACヘッダが受信機アドレスフィールドまたは送信機アドレスフィールドを備え、ここにおいて、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられるのか前記第2のBSSに関連付けられるのかを決定するための前記コードは、
    前記受信されたデータ確認メッセージ中に含まれる前記受信機アドレスフィールドが、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられることを示すのか前記第2のBSSに関連付けられることを示すのかを決定するためのコード、または、
    前記受信されたデータ確認メッセージ中に含まれる前記送信機アドレスフィールドが、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第1のBSSに関連付けられることを示すのか前記第2のBSSに関連付けられることを示すのかを決定するためのコード
    のうちの少なくとも1つを備える、請求項28に記載のコンピュータ可読媒体。
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