JP2018520300A - ロータディスクの一面に配置された2つの環状チャネル間にシール片を有するサイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル真空ポンプ - Google Patents

ロータディスクの一面に配置された2つの環状チャネル間にシール片を有するサイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル真空ポンプ Download PDF

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ラーデルマッヒェル、ベルンハルト
ゾイテ、ハンスーペーテル
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ゲーエーベーエル.ベッケル・ゲーエムベーハー
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Abstract

回転軸xの周りで回転可能なインペラ2を有するサイドチャネルコンプレッサであって、稼働中のインペラ2とハウジング3との間の接触を回避すべき径方向外側ギャップ11及び径方向内側ギャップ13がハウジング3とインペラ2との間に形成され、インペラ2が、閉じた外側エッジ及び内側エッジを有しかつ軸方向両サイドにインペラの周方向に複数の羽根5を設けており、かつ、インペラの外側エッジがハウジング3のラジアル壁10と関係する周壁7を形成することにより径方向外側ギャップ11を形成し、1又は複数のシール片14が、インペラ2の閉じた外側エッジとハウジングのラジアル壁10との間の径方向外側ギャップ11内に周方向に接着されており、回転するインペラ2との起こり得る接触の際に容易に摩耗する材料からなることによりインペラ2がハウジング3に噛み込むことを回避する。
【選択図】図6

Description

本発明は、先ず、ハウジング内に回転可能に配置されかつ幾何学的な回転軸の周りで回転可能な駆動シャフトに接続されたインペラを有するサイドチャネルコンプレッサに関し、稼働中にインペラとハウジングとの間の接触を回避するための径方向外側及び径方向内側のギャップがハウジングとインペラとの間に形成されるように、インペラがハウジング内に配置されており、さらにインペラが、閉じた外側及び内側のエッジを有しかつ軸の両サイドに複数の羽根を設け、それらの羽根は、インペラの周方向において互いに前後に配置されかつ回転軸に垂直な面に向いて開いており、かつ、インペラの外側エッジが、径方向外側ギャップを形成するためにハウジングのラジアル壁と関係する周壁を形成する。
本発明はさらに、幾何学的な回転軸をもつインペラとハウジングとを有するサイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル真空ポンプ等のサイドチャネル装置に関し、インペラが、その径方向外側に複数の羽根を設け、それらの羽根はインペラの周方向において互いに前後に配置されかつ回転軸に垂直な面に向いて開いており、インペラの外側の周壁が羽根の径方向外側に延在しており、かつ、ハウジングがさらに、ラジアル壁と周壁との間のギャップを形成するために外側の周壁に向いたラジアル壁を設けている。
この種のサイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル装置は、一般的に知られている。それらは、2段階コンプレッサ又はポンプの形態と理解することができる。この場合、対応する媒体が、ハウジング部品の対応する構造設計により、インペラの両サイドに隣接して軸方向に配置されたチャネル、すなわちいわゆるサイドチャネルを連続的に(次々に)流れる。1段階構成においては、又は、サイドチャネルコンプレッサ若しくはサイドチャネル装置の1段階使用においては、双方のチャネルが平行に動作する。
2段階構成においては、チャネルを進む距離に従って圧力が徐々に増大するので、インペラ軸方向両サイドの双方に異なる圧力レベルが存在する。その結果、ハウジングとインペラとの間の径方向シールギャップを通して好ましくない漏れフローが生じ、特に第2段階を形成するチャネルから第1段階を形成するチャネルの方向へ生じる。これは、サイドチャネル装置の利用可能な効率と温度上昇に悪影響を及ぼす。
全ての構成要素における製造上の誤差に起因して、インペラとハウジングとの間の径方向外側及び径方向内側のギャップは、比較的大きいと理解されるべきである。この観点から、汎用的な径方向寸法は、0.5mmと0.7mmの間にある。この大きなギャップが、稼働中に発生する圧力及び温度の負荷に対して、すなわちそれらの許容耐用限界における好ましくない組合せにおいても、インペラとハウジングとの間に接触を生じないことを確保する。このような接触は、インペラの噛み込みを生じ、場合によってはサイドチャネル装置の全体的な損傷に繋がる。
従来技術に鑑み本発明の目的は、この種のサイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル装置において問題となっている効率を向上させるために、有利に改善することである。
この目的は、先ず、そして実質的に請求項1の構成により実現され、それによれば、平坦な広幅面を有する1又は複数のシール片が、サイドチャネルコンプレッサのインペラにおける閉じた外側エッジとハウジング壁であるラジアル壁との間の径方向外側ギャップ内に周方向に接着される。1又は複数のシール片は、回転するインペラとの起こり得る接触の際に容易に摩耗する材料からなり、それによりインペラがハウジングに噛み込むことを回避する。そして、シール片の広幅面は、ハウジングのラジアル壁及びインペラの外側エッジに沿って延在する。
サイドチャネル装置においては、上述した目的は、先ず、そして実質的に請求項2の構成により実現され、それによれば、2つの広幅面と2つの挟幅面とを有するプラスチックシール片が、ラジアル壁及び/又は周壁に接着されている。その場合、ハウジング又はインペラに対する接着接続を形成するための接着層が、一方の広幅面のみに配置され、反対側の広幅面は、周壁又はラジアル壁に向いている。
接触により容易に摩耗することができそれにより大きな摩擦力を生じない材料をギャップ(シールギャップ)に配置することにより、インペラとハウジングとの間に構造上設定されたギャップを大きく低減することができ、例えば0.5〜0.7mmを、0.2〜0.4mmに低減できる。シール片、特にプラスチックシール片を利用する、提示された解決手段は、特に単純かつ低コストである。
このようにして、インペラ始動の際に装置に起こり得る損傷のリスクが無く、ギャップを低減することができる。始動するときインペラは、場合によってはシール片材料の摩耗により自由に回転し始め、その場合、シール片は、様々な程度で摩耗することがあり、場合によってはその周方向全体に亘って摩耗しない部分もある。
シール片、特にプラスチックシール片は、ラジアル壁及び/又は周壁の周方向に延在するその広幅面の一方に接着層を設けることができる。よってこの場合、自己接着性シール片が設けられる。
シール片は、インペラの周壁又はハウジングのラジアル壁に対して接着層を用いて周方向に固定される。その場合、接着層の反対側の広幅面は、シール片がラジアル壁に固定される場合は周壁の方に向き、シール片が周壁に固定される場合はラジアル壁の方に向く。
広幅面同士の間の距離により規定されるシール片の厚さは、装置の初期始動の前に用いるシール片の全長に亘って均一であると理解することができる。従ってサイドチャネル装置の初期始動によって、起こり得る摩耗により周方向のシール片の厚さに差を生じる可能性がある。
1又は複数のシール片を配置することによって、温度上昇を極めて小さくすることができる。さらに、インペラのベアリング負荷を低減できることが判った。加えて、ギャップの低減手段は、サイドチャネル装置の製造工程の間、又は稼働中、容易に組み込んだり取り外したりすることができる。
本発明の他の特徴は、図面の説明と共に、請求項1及び/又は請求項2の構成との、又は他の請求項の特徴との好ましい組み合わせにおいて明らかとされる。しかしながら、それらはまた、請求項1及び/又は請求項2又は他の各請求項の個々の特徴のみとの組み合わせにおいて、又は、独立して重要となり得る。
改良において、インペラの第1サイド及び第2サイドにそれぞれ延びる内側周壁が、羽根の径方向内側に形成され、その場合さらに、内側周壁の径方向内側において内側周壁にハブが隣接することが提示され、そして、ハウジングが、径方向において周壁に向くようい径方向内側及び径方向外側の対向壁を設けていることによって、対向壁と内側周壁との間に径方向内側ギャップを形成することが提示される。径方向外側ギャップの領域と同様に、サイドチャネル装置の稼働中、この径方向内側ギャップの領域においても漏れフローが生じ得る。
さらに効率を向上させるために、そして場合によっては、温度上昇を改善するために、径方向外側ギャップに設けられた1又は複数のシール片に加えて、径方向内側ギャップにも1又は複数のシール片を設けることができる。好適には、径方向内側ギャップに設けられたシール片が、特に悪影響を受けない厚さに関して、そして軸方向におけるシール片の幅に関して、径方向外側ギャップに設けられたシール片と同じ構成を有することができる。加えて、径方向外側ギャップ用のシール片は、径方向内側ギャップ用のシール片と同様に、同じ材料、特にプラスチックから形成されることが好適である。
シール片は、ハウジングにおけるラジアル壁若しくは対向壁、又は、インペラにおける外側周壁若しくは内側周壁の表面上に平坦に接着される。ハウジング又はインペラの各壁表面は、シール片の取付けのために特別な構造上の準備、例えばシール片をさらに保持するためのポケット状の凹部を形成する等の準備を施されない。
1又は複数のシール片の配置は、多様な形態として理解することができる。例えば、シール片における接着層とは反対側に位置する広幅面が、インペラの外側周壁及び/又は内側周壁と協働できるように、1つのシール片をハウジングのラジアル壁及び/又は対向壁に固定することができる。
シール片は、インペラの外側周壁及び/又は内側周壁に固定することもできる。この場合、シール片における接着層の反対側に位置する広幅面が、装置の稼働中、ハウジングのラジアル壁及び/又は対向壁と協働することになる。
別の考え得る実施形態においては、複数のシール片を設けることができ、一部をハウジングのラジアル壁及び/又は1又は複数の対向壁に固定することができ、又は、一部をインペラの外側周壁及び/又は内側周壁に固定することができる。このような交互の配置は、ギャップの領域において軸方向に互いに重なって設けられた配置と関係付けることができ、同様に、内側ギャップ及び外側ギャップにおける交互の配置と関係付けることができる。例えば、1つのシール片を、内側ギャップの領域においてインペラの側に配置し固定することができ、そして、1又は複数のシール片を、外側ギャップの領域においてハウジングのラジアル壁に配置し固定することができる。しかしながら、複数のシール片を、上述した配置とは反対の態様で配置しかつ固定することもできる。
さらに、2つのシール片を、それらが軸方向に互いに離間するように、例えば外側ギャップの領域に設けることができる。その場合、1つのシール片は、ハウジングのラジアル壁に配置することができ、そして1つのシール片は、インペラの周壁に配置することができる。このような交互の配置は、径方向内側ギャップの領域においても行うことができる。
別の交互の配置においては、複数のシール片を、ハウジングのラジアル壁及び/又は対向壁と、インペラの外側周壁及び/又は内側周壁における同じギャップ位置に配置することが考えられる。この場合、それらのシール片は、それらにおける接着領域とは反対側の広幅面が、それらの径方向に向いた側のギャップに配置されたシール片の広幅面に対してそれぞれその周方向に亘って対向して位置するか、又は、少なくとも部分的に隣接するように配置されている。互いに対向しかつ特にプラスチックからなるシール片は、装置の稼働中、互いに摩耗することができる。
別の好適な実施形態においては、2つのシール片が、ギャップ、特に径方向外側ギャップに配置されており、これらのシール片の各々が、インペラの軸方向の反対側のエッジ領域の各々に設けられていることが提示される。従って、シール片は、それぞれインペラを軸方向において規定する領域から軸方向内側に延在するように配置することができる。さらに、シール片は、シール片の軸方向外側の挟幅面が、インペラの関係する軸方向エッジ領域と、少なくともほぼ同一面内に延在するように配置することができる。これにより、もう一方の挟幅面は、軸方向内側に配置される。ほぼ同一面内での配列について、シール片は、1mmの許容範囲内でこの面の上方又は下方に配置することもできる。
シール片は、自己接着層を有することができる。この点において、シール片はアクリル層又はシリコン層を設けることができる。さらにシール片は、場合によっては、相応の表面の活性化後に二成分ベースの接着剤等の特別な接着剤を付与されることもできる。
好適な実施形態では、シール片が、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)からなる。PTFEの摩耗はまた、インペラとハウジングの可動面の間の固体潤滑フィルムを形成することになるので有利である。シール片はさらに、例えばパーフルオロエチレン/プロピレン(FEP)、ポリイミド又はポリエーテルエーテルケトン(PEEK)等の他のプラスチック材料からなることもできる。
本発明は,添付の図面であって、しかしながら例示の実施形態を示すのみである図面を参照して以下に詳細に説明される。従って、実施形態の1つを参照して説明されかつ別の実施形態で異なる構成要素に置換されない構成要素は、この別の実施形態においても存在し得るものとして説明される。
図1は、サイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル装置の斜視図を示す。 図2は、ハウジングにより囲まれたインペラの領域において部分的に断面とされている、対応する平面図を示す。 図3は、図2における領域IIIの拡大詳細図を示す。 図4は、図3に実質的に対応する断面図であるが、図3に対してインペラの回転方向にずれた断面であり、かつインペラは省略されている。 図5は、インペラの斜視図を示す。 図6は、図3における断面を概略的に示し、シール片がハウジング側の周壁及び反対側の壁に配置されている。 図7は、シール片がインペラの径方向外側及び径方向内側に配置されている、図6に対応する図である。 図8は、シール片が、ギャップを規定する径方向外側の表面上に配置されている、図6に対応する別の図である。 図9は、逆にシール片が、ギャップを規定する径方向内側の表面上に配置されている、図8に対応する図である。 図10は、シール片が軸方向に交互に配置されている、図6に対応する別の図である。 図11は、シール片が、インペラの周壁と、ハウジングのラジアル壁及び反対側の壁とにおける同じギャップ位置に配置されている、図6に対応する別の形態を示す。
図1及び図2は、インペラ2とインペラを囲むハウジング3を有するサイドチャネルコンプレッサの形態であるサイドチャネル装置1を示す。先ず、これらの図を参照して説明する。
ハブ4の領域において、インペラ2が、駆動シャフトに回転可能な剛性形態で接続されている。駆動シャフトは詳細に説明しないが幾何学的軸である回転軸xの周りで回転可能である。
インペラ2のシャフトは、電気モータ17を用いて駆動することができる。
シャフトの径方向外側において、インペラ2は、インペラの周方向において互いに前後に配置された羽根5を設けている。周方向に互いに前後に配置されたこれらの複数の羽根5は、インペラ2の軸方向の両サイドに形成されており、これらの各サイドの羽根5は、回転軸xに垂直に延在する関係するインペラ2の各表面に向いてそれぞれ開いている。
さらに環状チャネル6が、回転軸xに対する羽根5の配置と同様に羽根5に重なるようにハウジング内に同心状に形成されている。このように、2段階サイドチャネルコンプレッサが形成されている。
インペラ2は、外側周壁7を形成している。外側周壁7は、図3の断面図では、羽根5の径方向外側において回転軸xに平行に延在する。
内側周壁8は、外側周壁7と同じ方向に延在し、かつ、それらはハブ4をもつ連結部9により互いに軸方向に離間して延在し、羽根5の径方向内側に形成されている。
ハウジング3の外周のラジアル壁10が、外側周壁7に対して回転軸xの径方向外側に設けられている。このラジアル壁10は、好適には、外側周壁7と同じ軸方向長さで延在することができる。
径方向外側ギャップ11が、ラジアル壁10と外側周壁7との間に形成されている。
ハウジング側の対向壁12もまた、インペラ2の内側周壁8に対して向き合うように設けられている。これらの対向壁12は、回転軸xの径方向内側において内側周壁8と重なっている。
これらの対向壁は、好適には、向き合うインペラ2の内側周壁8と同じ軸方向長さで延在することができる。
2つの内側ギャップ13は、軸方向に互いに離間しており、インペラ2の内側周壁8とハウジング3の対向壁12との間に形成されている。
径方向ギャップ寸法、すなわち、外側周壁7又は内側周壁8とそれに関係するハウジング壁との間の径方向距離は、外側ギャップ11の領域において0.5〜0.7mmとすることができ、内側ギャップ13においても同様である。
少なくとも断面におけるこのギャップ寸法を低減し、それによりサイドチャネル装置1の稼働中のチャネル6同士の間の漏れフローを最小限とするために、シール片14が配置される。シール片14は、特に外側ギャップ11に配置され、そして図示のタイプの実施形態においては内側ギャップ13にも配置される。
各シール片14は、互いに離間しかつ互いに平行に延在する2つの広幅面15と、例えば図6の断面図において広幅面15に対し垂直に延在する2つの挟幅面16とを有する。
挟幅面16同士の間の距離は、シール片14の軸方向の幅を規定し、この幅は、各ギャップ11又は13の軸方向長さよりも小さく選択される。
図示の実施形態の例では、シール片14の幅が、それぞれ外側ギャップ11の幅の約1/5〜1/6に対応するか、又は、内側ギャップ13の幅の約7/10〜8/10に対応する。
シール片14は、回転軸xの円周上においてそれぞれギャップ11及び/又は13に配置されている。
図示の実施形態の例においては、互いに軸方向に離間した2つのシール片14を、外側ギャップ11の領域に設けることができる。この点において、1つのシール片のみを外側ギャップ11の領域に設けることもできる。例えば、インペラ2の外側周壁7の軸方向の幅においてほぼ中央に1つのシール片を設ける。さらに、シール片14を、2つの内側ギャップ13の双方の領域にそれぞれ設けるか、又はそれに替えて、2つの内側ギャップの1つの領域のみに設けることができる。
好適な形態では、シール片14が、図示のようにインペラ2の軸方向の反対側のエッジ領域に設けられていることによって、各シール片14の軸方向外側の挟幅面16が、少なくとも大まかにインペラ2の表面と揃えられる。インペラ2の表面では羽根5が開いている。これにより、シール片14のもう1つの挟幅面16は、軸方向内側に配置される。
各シール片14は、好適には、PTFEシール片等のプラスチックシール片からなる。シール片14を対向する壁に固定するために自己接着層等の図示しない接着層が、広幅面15の一方に設けられる。
図6〜図11は、シール片14の配置を明確にするために径方向のギャップ寸法を誇張して示した概略図である。実際には、シール片14の配置によりこの領域において0.2〜0.4mmに低減されたギャップ寸法が得られる。
製造上の誤差のために、特にハウジング3のラジアル壁10及び/又は対向壁12の領域において、そしてインペラ2の内側周壁7及び周壁周壁8の領域において、ギャップ11及びギャップ13が、0.5〜0.7mmの大きさで比較的大きく形成されなければならない。シールギャップへのシール片14の配置によって、このギャップ幅を例えば0.2〜0.4mmに低減することができる。その場合、シール片14の材料が、インペラ2又は関係するハウジング壁との接触により(場合によっては周方向において部分的にのみ)摩耗し、それにより大きな摩擦力を生じない。
シール片14の接着取付けは、多様な方法で行うことができる。図3、図4及び図6の概略図に示した実施形態では、例えば、シール片14がハウジング壁に固定される。各シール片は、好適にはその全面に接着剤を付与された広幅面15を用いてラジアル壁10に固定されると共に、対向壁12に固定される。各シール片14における接着面の反対側の広幅面15は、インペラ2の外側周壁7又は内側周壁8の方に向き又は、場合によってはインペラの各周壁に隣接し、又は、少なくともサイドチャネル装置1の初期始動後には、各周壁との間に上述した低減されたギャップを形成する。
図7の概略構成によれば、全てのシール片14を、インペラ側のみに配置することもできる。この実施形態では、シール片14が、接着剤を付与されたそれらの広幅面によりインペラ2の外側周壁7及び内側周壁8に固定される。シール片14における接着面とは反対側に位置する広幅面は、ハウジング3の関係するラジアル壁10及び対向壁12の方に向いている。
別の実施形態では、シール片14を、ギャップ11及びギャップ13における回転軸xの径方向外側の壁にそれぞれ固定することもできる。例えば、外側ギャップ11の領域におけるハウジング3のラジアル壁10と、内側ギャップ13の領域におけるインペラ2の内側周壁8である(図8参照)。
図9は、別の可能な配置を示しており、シール片14がギャップ11及びギャップ13における回転軸xの径方向内側の壁面に配置されている。この場合、シール片14が、外側ギャップ11の領域におけるインペラ2の外側周壁7に接着固定されると共に、シール片14が、内側ギャップ13の領域におけるハウジング3の対向壁12に接着固定される。
外側ギャップ11において、又は、内側ギャップ13の組において、シール片14を、ギャップにおける径方向内側の壁と径方向外側の壁に対して軸方向に離間させて配置することもできる(図10参照)。例えば、羽根5が開いているインペラの表面に設けられるシール片14は、インペラ側の各周壁に固定することができ、そして軸方向にて反対側のシール片14は、関係するハウジング壁(ラジアル壁10及び対向壁12)に配置することができる。
さらに、シール片14が、軸方向の1つのギャップ位置にそれぞれ設けられ、ギャップの径方向外側の壁に固定されると共に、ギャップの径方向内側の壁に固定されることができる。その場合、シール片における各接着面の反対側の広幅面が互いに向き合い、径方向投影において互いに重なることが好適である。この場合、場合によっては、悪影響のないシール片14を嵌合させた後におけるサイドチャネル装置1の初期始動中の摩耗の結果、シール片14が、周方向において少なくとも部分的に互いに隣接することができる。
上述した説明は、本願に含まれる全ての発明を説明し、少なくとも以下の特徴の組合せにより独立して従来技術をそれぞれ向上させるためのものである。
サイドチャネルコンプレッサであって、広幅面15をもつ1又は複数のシール片14が、インペラ2の閉じた外側エッジとハウジング壁であるラジアル壁10との間の径方向外側ギャップ11に周方向に接着され、1又は複数のシール片14が、回転するインペラ2との起こり得る接触の際に容易に摩耗する材料からなり、それによりインペラ2がハウジング3に噛み込むことを回避し、かつ、シール片14の広幅面15が、ハウジング3のラジアル壁10及びインペラ2の外側エッジに沿って延在することを特徴とする。
サイドチャネル装置であって、2つの広幅面15と2つの狭幅面16とを有するプラスチックシール片14が、ラジアル壁10及び/又は周壁7に接着され、ハウジング3又はインペラ2に対する接着接続を形成するための接着層が、広幅面15の一方のみ配置され、反対側の広幅面15は周壁7又はラジアル壁10に向くことを特徴とする。
サイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル装置であって、インペラ2の第1及び第2のサイドにそれぞれ延在する内側周壁8が、羽根5の径方向内側に形成されており、さらにハブ4が内側周壁8の径方向内側にて内側周壁8に隣接し、かつ、ハウジング3が径方向内側及び径方向外側の対向壁12を有し、それらの対向壁12は軸方向にて内側周壁8に向いていることにより、対向壁12と内側周壁8との間に径方向内側ギャップ13を形成する。
サイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル装置であって、径方向外側ギャップ11に設けられた1又は複数のシール片14に加えて、1又は複数のシール片14が、径方向内側ギャップ13に設けられていることを特徴とする。
サイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル装置であって、シール片14が、ラジアル壁10及び/又は対向壁12に固定されていることを特徴とする。
サイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル装置であって、シール片14が、インペラ2の外側周壁7及び/又は内側周壁8に固定されていることを特徴とする。
サイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル装置であって、シール片14は、一部がラジアル壁10及び/又は対向壁12に固定され、かつ、一部が外側周壁7及び/又は内側周壁8に固定されていることを特徴とする。
サイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル装置であって、シール片14が、ラジアル壁10及び/又は対向壁12と、外側周壁7及び/又は内側周壁8の同じギャップ位置に配置されることを特徴とする。
サイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル装置であって、2つのシール片14が、ギャップ11、13に配置され、これらのシール片14の各々が、インペラ2の軸方向の反対側のエッジ領域に設けられていることを特徴とする。
サイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル装置であって、シール片14が、自己接着層を設けられていることを特徴とする。
サイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル装置であって、シール片14が、PTFEからなることを特徴とする。
全ての開示された特徴は、(個別に、しかしながら互いの組合せにおいても)本発明に本質的なものである。関連する/添付の優先権書類(優先権出願の複写)の開示内容は、ここで本願の開示に完全に包含され、すなわちこれらの書類の特徴を本願の特許請求の範囲に統合する目的においても包含される。従属項の特徴的構成は、特にこれらの請求項に基づく分割出願の提出のために、従来技術に対する独立した進歩性を特徴付ける。
1 サイドチャネル装置
2 インペラ
3 ハウジング
4 ハブ
5 羽根
6 チャネル
7 外側周壁
8 内側周壁
9 連結部
10 ラジアル壁
11 外側ギャップ
12 対向壁
13 内側ギャップ
14 シール片
15 広幅面
16 挟幅面
x 回転軸
全ての構成要素における製造上の誤差に起因して、インペラとハウジングとの間の径方向外側及び径方向内側のギャップは、比較的大きいと理解されるべきである。この観点から、汎用的な径方向寸法は、0.5mmと0.7mmの間にある。この大きなギャップが、稼働中に発生する圧力及び温度の負荷に対して、すなわちそれらの許容耐用限界における好ましくない組合せにおいても、インペラとハウジングとの間に接触を生じないことを確保する。このような接触は、インペラの噛み込みを生じ、場合によってはサイドチャネル装置の全体的な損傷に繋がる。
独国特許出願公開第102005040305号公報は、インペラとハウジングとの間のギャップを規定する壁がそれぞれ粗くされるか又は溝を設けられることによりシール機能を実現するサイドチャネルコンプレッサを開示している。同等の従来技術は、仏国特許出願公開第2664333号公報にも開示されている。独国実用新案登録出願公開第7418776号公報によれば、インペラをU形状断面をもつプラスチックコーティングで囲むか、又は、このコーティングをハウジング上に設けることによりギャップの気密性を強化することが知られている。
この目的は、先ず、請求項1の構成により実現され、それによれば、平坦な広幅面を有する1又は複数のシール片が、インペラにおける閉じた外側エッジとハウジング壁であるラジアル壁との間の径方向外側ギャップ内に周方向に接着されることが提示される。1又は複数のシール片は、回転するインペラとの起こり得る接触の際に容易に摩耗する材料からなり、それによりインペラがハウジングに噛み込むことを回避する。そして、シール片の広幅面は、ハウジングのラジアル壁及びインペラの外側エッジに沿って延在する。
述した目的はまた、請求項2の構成により実現され、それによれば、2つの広幅面と2つの挟幅面とを有するプラスチックシール片が、ラジアル壁及び/又は周壁に接着されることが提示される。その場合、ハウジング又はインペラに対する接着接続を形成するための接着層が、一方の広幅面のみに配置され、反対側の広幅面は、周壁又はラジアル壁に向いている。
この目的はさらに、請求項7の構成により実現され、それによれば、広幅面を有する1又は複数のシール片が、インペラの閉じた外側エッジとハウジング壁であるラジアル壁との間の径方向外側ギャップに接着されることが提示される。その場合、1又は複数のシール片が、回転するインペラとの起こり得る接触の際に容易に摩耗する材料からなることにより、インペラがハウジングに噛み込むことを回避し、そして、シール片の広幅面が、ハウジングのラジアル壁及びインペラの外側エッジに沿って延在する。
この目的は最後にまた、請求項8の構成により実現され、それによれば、広幅面を有する1又は複数のシール片が、インペラの閉じた外側エッジとハウジング壁であるラジアル壁との間の径方向外側ギャップに接着されることが提示される。その場合、その場合、1又は複数のシール片が、回転するインペラとの起こり得る接触の際に容易に摩耗する材料からなることにより、インペラがハウジングに噛み込むことを回避し、そして、シール片は、ラジアル壁及び/又は対向壁、並びに、外側周壁及び/又は内側周壁における同じギャップ位置に配置される。

Claims (12)

  1. ハウジング(3)に回転可能に配置されかつ幾何学的な回転軸(x)の周りで回転可能な駆動シャフトに接続されたインペラ(2)を有するサイドチャネルコンプレッサであって、稼働中の前記インペラ(2)と前記ハウジング(3)との間の接触を回避すべき径方向外側ギャップ(11)及び径方向内側ギャップ(13)が前記ハウジング(3)と前記インペラ(2)との間に形成されるように、前記インペラ(2)が前記ハウジング(3)内に位置付けられており、さらに前記インペラ(2)が、閉じた外側エッジ及び内側エッジを有しかつ軸方向両サイドに該インペラの周方向において互いに前後に配置されかつ前記回転軸(x)に垂直な面に向かって開いている複数の羽根(5)を設けており、かつ、前記インペラの外側エッジが前記ハウジング(3)のラジアル壁(10)と関係する周壁(7)を形成することにより前記径方向外側ギャップ(11)を形成している、前記サイドチャネルコンプレッサにおいて、
    広幅面(15)を有する1又は複数のシール片(14)が、前記インペラ(2)の閉じた前記外側エッジとハウジング(3)の前記ラジアル壁(10)との間の前記径方向外側ギャップ(11)内に周方向に接着されており、1又は複数の前記シール片が、回転する前記インペラ(2)との起こり得る接触の際に容易に摩耗する材料からなることにより前記インペラ(2)が前記ハウジング(3)に噛み込むことを回避し、かつ、前記シール片(14)の前記広幅面(15)が、前記ハウジング(3)の前記ラジアル壁(10)及び前記インペラ(2)の前記外側エッジに沿って延在することを特徴とするサイドチャネルコンプレッサ。
  2. 幾何学的な回転軸(x)を有するインペラ(2)とハウジング(3)とを有するサイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル真空ポンプ等のサイドチャネル装置であって、前記インペラ(2)が、その径方向外側に該インペラの周方向において互いに前後に配置されかつ前記回転軸(x)に垂直な面に向かって開いている複数の羽根(5)と、前記羽根(5)の径方向外側に延在する外側周壁(7)と、を設けており、かつ、さらに前記ハウジング(3)が、前記外側周壁(7)に向いたラジアル壁(10)を設けていることにより前記ラジアル壁(10)と前記外側周壁(7)との間にギャップ(11)を形成している、前記サイドチャネル装置において、
    2つの広幅面(15)及び2つの挟幅面(16)を有するプラスチックシール片(14)が、前記ラジアル壁(10)及び/又は前記外側周壁(7)に接着されており、前記ハウジング(3)又は前記インペラ(2)に対する接着接続を形成するための接着層が前記広幅面(15)の一方のみに配置され、かつ、反対側の前記広幅面(15)が前記外側周壁(7)又は前記ラジアル壁(10)に向いていることを特徴とするサイドチャネル装置。
  3. 請求項1又は2のサイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル装置であって、
    前記インペラ(2)の第1及び第2のサイドにそれぞれ延在する内側周壁(8)が、前記羽根(5)の径方向内側に形成されており、さらにハブ(4)が、前記内側周壁(8)の径方向内側にて該内側周壁(8)に隣接し、かつ、
    前記ハウジング(3)が、軸方向にて前記内側周壁(8)に向いた径方向内側及び径方向外側の対向壁(12)を設けていることにより、前記対向壁(12)と前記内側周壁(8)との間に径方向内側ギャップ(13)を形成していることを特徴とするサイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のサイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル装置であって、
    1又は複数のシール片(14)が、前記径方向外側ギャップ(11)に設けられた前記シール片(14)に加えて、前記径方向内側ギャップ(13)に設けられていることを特徴とするサイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のサイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル装置であって、前記シール片(14)が、前記ラジアル壁(10)及び/又は前記対向壁(12)に固定されていることを特徴とするサイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のサイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル装置であって、
    前記シール片が、前記インペラ(2)の前記外側周壁(7)及び/又は前記内側周壁(8)に固定されていることを特徴とするサイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載のサイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル装置であって、
    前記シール片(14)は、一部が前記ラジアル壁(10)及び/又は前記対向壁(12)に固定され、かつ、一部が前記外側周壁(7)及び/又は前記内側周壁(8)に固定されていることを特徴とするサイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載のサイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル装置であって、
    前記シール片(14)が、前記ラジアル壁(10)及び/又は前記対向壁(12)、並びに、前記外側周壁(7)及び/又は前記内側周壁(8)における同じギャップ位置に配置されていることを特徴とするサイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載のサイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル装置であって、
    2つのシール片(14)が前記ギャップ(11、13)に配置され、これらのシール片(14)の各々が、前記インペラ(2)の軸方向の反対側のエッジ領域の一方に設けられていることを特徴とするサイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル装置。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載のサイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル装置であって、
    前記シール片(14)が、自己接着層を設けられていることを特徴とするサイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル装置。
  11. 請求項1〜9のいずれかに記載のサイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル装置であって、
    前記シール片(14)が、PTFEからなることを特徴とするサイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル装置。
  12. 請求項1〜11のいずれかの特徴的構成の1又は複数を特徴とするサイドチャネルコンプレッサ又はサイドチャネル装置。
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