JP2018517424A - モジュール式の温室及びそれに伴う方法 - Google Patents

モジュール式の温室及びそれに伴う方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、複数の部分であって、各々の部分が枠組みに取り付けられるカバーによって囲まれる空間を更に作成する枠組みから構成される複数の部分、複数の折り畳み可能なパネルを形成する複数の部分からの第1の部分の群であって、コンパクトな状態で第2の折り畳み可能なパネルの上に1つの折り畳み可能なパネルが折り畳むことができるように、2つ又はそれ以上の折り畳み可能なパネルが一緒に接続される第1の部分の群、及び、少なくとも1つ折り畳まれないパネルを形成するために一緒に接続された複数の部分からの第2の部分の群、を含むプレハブ方式のモジュール式の温室であり、接続された折り畳まれないパネル及び少なくとも1つの折り畳み可能なパネルは、追加の折り畳まれないパネル及び折り畳まれないパネル又はその両方が組み立てられたモジュール式の温室に加えられるのを可能にし、組み立てられたモジュール式の温室の1つ又はそれ以上の構造上の細部を後で変化させるように、組み立てられたモジュール式の温室を形成するために着脱自在に接続されるものである。【選択図】図3

Description

本発明は、モジュール式のプレハブ方式の温室と、それを建築する様々な方法に適用される。
室内で一般に植物が育てられる建築物である温室は、通常、光(例えば太陽放射)が側部、屋根又はその両方を通じて外部環境から温室内部(例えば、一般に透明から半透明の)まで透過することができる1つ又はそれ以上の外壁、屋根又はその両方において顕著な特徴を有することができる。透過した太陽放射は、それから温室の内部構造、植物又はその両方によって一般に吸収される。植物が光合成状態(太陽放射/人工光の不足した呼吸状態に対比して)になるように様々な太陽放射帯域(例えば可視光等)を吸収することができる一方で、太陽放射の赤外線帯域(すなわち熱)は吸収されて、そして温室内部の構造(内部の対流暖房)により外側に放射される。そのように導かれた熱は、冷えた外部環境において植物を最適に暖かく保持する「温暖な温室」効果を生じるように温室の屋根及び壁によって温室内部で保持することができる。
これらの機能により、温室は、花、野菜、果物、移植片等の様々な植物を育てて、命を維持するために用いることができる。特に「環境に配慮」という認識、より環境に優しい、化石燃料ではない作動システムを有することや、循環水式及び他の温室ベースで発達した手段による天然ベースの肥料基材の提供への認識の増加によって、一般に関心が高まり、温室を使用する消費者又は家庭のガーデニングでの使用が増加している。これらの小さい(例えば裏庭での)温室は、Do−It−Yourself(「DIY」)のプレハブ方式の組み立てキットで作成されてもよい。これらの箱詰め又はパレットベースのキットは一般に、全てではないにしても、消費者が段階的なプロセスで温室へと組み立てる大量の基本的部品を提供する。多くの場合、これらの温室組み立てキットは、消費者が理解するのに少し困難な、あるいは混乱させるような指示を有することがある。加えて、実際の温室組み立ては、複雑であり、その組み立てるために大きいチームでの支持を必要とするように物理的に要求が多いことがある。組み立てられたこれらのDIY温室のフレーム及び構造上の支持は、弱い風又は少量の降雪の荷重でさえも耐えることができないほどに構造上に十分な安定性を欠く可能性がある。加えて、現在市販のDIY温室キットは、最初に組み立てられた構造から拡張する能力を欠いているという意味で、更にモジュール式の能力を欠いている。
したがって、必要とされるのは大きいチームでの労力なく消費者によって容易に組み立てることができるモジュール式の温室キットである。そのようなキットは、パネルをそれ自体の上に折り畳むことができる折り畳み可能な部分から作成されるプレハブ方式のパネルを含む。折り畳まれたパネルは、組み立てられていない状態で互いに平らに配置され、それらの部分は箱の中に配置することができる。多くの数の折り畳み可能なパネルを有する温室キットでは、温室キットは、輸送及び保管のためのパレットに更に固定することができる。温室キットは、一般に温室キットを組み立てるのに大きいチームでの支持を必要せずに段階的な組み立てを提供することができる完全であって、理解してそれに従うのに容易である指示書を更に含む。折り畳み可能なパネルは、広げられる場合、他の環境による影響の要因から守るのと同様に強い風、地震及び雪の荷重に耐え得る一体化した実質的な温室構造を形成するために一緒に係止される(例えば、締結具で)全部又は一部の壁、屋根、端等を形成することができる。温室キットのモジュール方式によって、温室の能力、設置予定地域又はその両方を変える、あるいは別途改良するのと同様に本質的に温室の内部の容積を増やすように必要又は要求に応じて、本来の組み立てられた温室に一体化される追加のキットを組み立てることができる。
少なくとも1つの実施態様において、温室キットの1つは、半透明の部分の材料に加えて又はその代わりに一般に半透明ではない又は不透明な材料から作成される1つ又はそれ以上の折り畳み可能なパネルを有する。半透明ではない又は不透明な折り畳み可能なパネルで作成された折り畳み可能なパネルは、組み立てられた温室内部の1つ又はそれ以上の部品への太陽放射の透過を有意に変える、減らす、防ぐ等をすることができる。少なくとも1つの実施態様において、パネルを形成する1つ又はそれ以上の部分は、パネルがそれ自体の上に折り畳むことができるように隣接した端によって一緒にヒンジで接続することができる。
本発明の様々な実施態様は、必ずしもではないが、以下に記載の1つ又はそれ以上の利点:最低限の手助けで1名によって組み立てることができるような、キット形状でプレハブ方式のモジュール式の温室を提供する能力;
壁、端及び屋根部分を形成する部分を含み、その部分の1つ又はそれ以上の部分がコンパクトな状態で配置されるようにそれ自体の上に折り畳み可能であるプレハブ方式のモジュール式の温室を提供すること;
拡張するように組み立てられた温室の容積を一般に増やすあるいは別途変えるのと同様に全体のフィート数を増やすように、追加の構造上の構成要素をプレハブ方式のモジュール式の温室に加える能力;
プレハブ方式のモジュール式の温室を組み立てる際に用いられる壁、端又は屋根部分を作成するように折り畳み可能な部分を形成するために互いにヒンジ結合した部分を提供すること;
既存の部分を交換する、既存の部分を増やす、又はその両方をするように折り畳み可能な部分を温室に加えることにより、前もって組み立てられたプレハブ方式のモジュール式の温室を再設計する能力;
組み立てられた温室の能力を変えるために、組み立てられたプレハブ方式のモジュール式の温室の1つ又はそれ以上の半透明の部分に後で交換又は接続することができる折り畳み可能な不透明部分を提供すること;
その部分を互いに留めることによって折り畳み可能な部分が温室へ組み立てられる能力;
折り畳み可能な部分が温室を組み立てて、後で組み立てられた温室の本来の配置を分解する、改良する、あるいは別途変えるように一緒に着脱自在に留められるようなプレハブ方式のモジュール式の温室キットを提供すること;
組み立てられた温室の様々な構造上の細部を変化するように、組み立てられたプレハブ方式のモジュール式の温室を変える能力;及び、
第1の特徴を欠くパネルと置換することができる第1の特徴を提供し、代わりに第1の特徴とは異なる第2の特徴を提供する少なくともパネルを含む、組み立てられたプレハブ方式のモジュール式の温室を提供すること;を達成するものである。
これらのそしてまた他の利点は、請求書、請求項及び要約の残りの部分を参照することで認識することができる。
本発明の1つの可能な実施態様は、温室が後で組み立てられる第2の現場から離れた第1の現場で前もって作られるモジュール式の温室であり、温室は、各々の部分が枠組みから構成される複数の部分であって、枠組みはその枠組み内で空間を更に作成し、空間は枠組みに取り付けられたカバーによって囲まれているような複数の部分;少なくとも1つの折り畳み可能なパネルを形成する複数の部分からの第1の部分の群であって、1つの折り畳み可能なパネルがコンパクトな状態でそれ自体の上に折り畳むことができるように一緒に接続される第1の部分の群;及び、少なくとも1つの折り畳まれないパネルを形成するために一緒に接続される複数の部分からの第2の部分の群;を含み、
少なくとも1つの折り畳まれないパネル及び1つの折り畳み可能なパネルは、組み立てられたモジュール式の温室を形成し、追加の折り畳まれないパネル、折り畳まれないパネル又はその両方を組み立てられたモジュール式の温室に加えて、組み立てられたモジュール式の温室の1つ又はそれ以上の構造上の細部を後で変化させるように着脱自在に接続される。
本発明の可能な他の実施態様は、次のステップ:複数の部分を含み、各々の部分が枠組みから構成され、その枠組みは、枠組みに取り付けられるカバーによって囲まれる枠組み内で空間を更に作成するプレハブ方式のモジュール式の温室を提供するステップ;
複数の部分からの第1の部分の群が少なくとも1つの折り畳み可能なパネルを形成するステップであって、第1の部分の群が1つの折り畳み可能なパネルがコンパクトな状態でそれ自体の上に折り畳むことができるように一緒に接続されているステップ;
複数の部分からの第2の部分の群が少なくとも1つの折り畳まれないパネルを形成するように一緒に接続されるステップ;であって、少なくとも1つの折り畳まれないパネル及び1つの折り畳み可能なパネルは、温室を組み立て、追加の折り畳まれないパネル、折り畳まれないパネル又はその両方を組み立てられた温室に加えて、組み立てられた温室の1つ又はそれ以上の構造上の細部を後で変化させるように着脱自在に接続することができるステップ;
少なくとも1つの折り畳み可能なパネルを広げるステップ;及び、
組み立てられた温室を形成するように少なくとも1つの折り畳み可能なパネル及び少なくとも1つの折り畳まれないパネルを着脱自在に接続するステップ;を含むプレハブ方式のモジュール式の温室を組み立てる方法である。
本発明の実施態様の少なくとも1つの概要においてかなり大雑把に説明された上記の記述は、以下に続く詳細な説明によってよく理解され、技術に対する本発明の寄与がよりよく認識されるであろう。本発明のいくつかの実施態様が、上記の概要に記載された特徴又は特性のすべてを含むわけではない。もちろん、後述する請求項の主題を形成する追加的な本発明の特徴は存在する。この点で、詳細に少なくとも1つの本発明の好ましい実施態様を説明する前に、本発明は、以下の記載に説明される、あるいは図面にて示すような構造の詳細及び構成要素の配置でのその応用対象において制限されないものであると理解される。本発明は、他の実施態様を採ることができ、様々な方法で実施しかつ実行することができる。また、本明細書で用いられる語法及び用語は説明用のためであり、制限する意図を有するものとはみなされないと理解される。
本発明は、説明用であり、かつ制限する意図を有しない以下の図面を参照することでより完全に理解される。図面の説明は以下の通りである:
図1は、ドア及びドアプラグ部分を有する本発明の基本的なモジュール式の温室の1つの可能な実施態様の斜視図を本質的に示すものである。 図1Aは、(1つの壁と屋根の組合せを用いた)ドア及びドアプラグ部分を有する本発明の基本的なモジュール式の温室の1つの可能な他の実施態様の斜視図を本質的に示すものである。 図2は、(2つの壁と屋根の組合せを用いた)細長い側壁のモジュール式の温室の1つの可能な実施態様の斜視図を本質的に示すものである。 図2Aは、(2つの壁と屋根の組合せを用いた)細長い側壁のモジュール式の温室の1つの可能な他の実施態様の斜視図を本質的に示すものである。 図3は、ドア及びドアプラグ部分を有する(2つの壁と屋根の組合せを用いた)細長い側壁のモジュール式の温室の1つの可能な実施態様の斜視図を本質的に示すものである。 図4は、屋根窓の構造上の細部を有する(3つの壁と屋根の組合せを用いた)細長い側壁のモジュール式の温室の1つの可能な実施態様の斜視図を本質的に示すものである。 図5は、不透明ないくつかのカバーを有する(3つの壁と屋根の組合せを用いた)細長い側壁のモジュール式の温室の1つの可能な実施態様の斜視図を本質的に示すものである。 図6は、屋根窓の構造上の細部を有するモジュール式の温室の1つの可能な実施態様の斜視図を本質的に示すものである。 図7は、屋根窓の構造上の細部を有するモジュール式の温室の1つの可能な他の実施態様の斜視図を本質的に示すものである。 図8は、単一の壁と屋根の組合せの拡張部を持つ屋根窓の構造上の細部を有するモジュール式の温室の1つの可能な実施態様の斜視図を本質的に示すものである。 図9は、カバーが不透明である単一の壁と屋根の組合せの拡張部を持つ屋根窓の構造上の細部を有するモジュール式の温室の1つの可能な実施態様の斜視図を本質的に示すものである。 図10は、二重の壁と屋根の組合せの拡張部を持つ屋根窓の構造上の細部を有するモジュール式の温室の1つの可能な実施態様の斜視図を本質的に示すものである。 図11は、本質的にカバーが不透明である二重の壁と屋根の組合せの拡張部を持つ屋根窓の構造上の細部を有するモジュール式の温室の1つの可能な実施態様の斜視図を本質的に示すものである。 図12は、端壁部分の斜視図を本質的に示すものである。 図13は、側壁部分の斜視図を本質的に示すものである。 図14は、屋根部分の立面図を本質的に示すものである。 図15は、屋根窓部分の立面図を本質的に示すものである。 図16は、枠組みに取り付けられたカバーの斜視切開図を本質的に示すものである。 図17は、第1の部分から取り付け部分への立面図を本質的に示すものである。 図18は、第2の部分から取り付け部分への立面図を本質的に示すものである。 図19は、2つの折り畳み可能なパネルを一緒に接続するために用いられるヒンジの側面図を本質的に示すものである。 図20は、開いた作動状態と閉じて平坦に倒された保管状態の間で動くヒンジ結合された折り畳み可能なパネルの対がない端面近接図を本質的に示すものである。 図21は、閉じて平坦に倒された保管状態から開いた作動状態に動くヒンジ結合された側壁から屋根と屋根から側壁の折り畳み可能なパネルの組合せの端面近接図を本質的に示すものである。 図22は、側壁パネルが閉じて平坦に倒された保管状態から開いた作動状態に屋根パネルに対して動かす、側壁から屋根と屋根から側壁の折り畳み可能なパネルの組合せの端面近接図を本質的に示すものである。 図23は、開いた作動状態に動かされた、側壁から屋根と屋根から側壁の折り畳み可能なパネルの組合せの端面近接図を本質的に示すものである。 図24は、側壁から屋根の折り畳み可能なパネルの対の斜視図を本質的に示すものである。 図25は、平坦に広げられた、ヒンジ結合された側壁から屋根と屋根から側壁の折り畳み可能なパネルの組合せの上面図を本質的に示すものである。 図26は、コンパクトな状態に平坦に折り畳まれた、ヒンジ結合された側壁から屋根と屋根から側壁の折り畳み可能なパネルの組合せの上面図を本質的に示すものである。 図27は、箱の容器内でコンパクトな状態に平坦に折り畳まれた、ヒンジ結合された側壁から屋根と屋根から側壁の折り畳み可能なパネルの組合せの側面切開図を本質的に示すものである。 図28は、使用のために折り畳まれて開いている屋根窓の折り畳み可能なパネルの組合せの斜視図を本質的に示すものである。 図29は、コンパクトな状態で平坦に折り畳まれた屋根窓の折り畳み可能なパネルの組合せの斜視図を本質的に示すものである。 図30は、前部端壁が折り畳まれないパネルの立面図を本質的に示すものである。 図31は、後部端壁が折り畳まれないパネルの立面図を本質的に示すものである。 図32は、本質的に壁が折り畳まれないパネルの一端の部分の斜視図を本質的に示すものである。 図33は、壁が折り畳まれないパネルのトラス固定部分の斜視図を本質的に示すものである。 図34は、壁が折り畳まれないパネルの他端の斜視図を本質的に示すものである。 図35は、モジュール式の温室の他の部分に取り付けられているトラス固定部分の立面図を本質的に示すものである。 図36は、モジュール式の温室の他の部分に取り付けられている端部の立面図を本質的に示すものである。 図37は、側壁から屋根と屋根から側壁の折り畳み可能なパネルの組合せに取り付けられた、組み立てられた後部端壁が折り畳まれないパネルを本質的に示すものである。 図38は、側壁から屋根と屋根から側壁の折り畳み可能なパネルの組合せに取り付けられた、組み立てられた前部端壁が折り畳まれないパネルを本質的に示すものである。 図39は、土台に位置する組み立てられたモジュール式の温室を本質的に示すものである。 図40は、プレハブ方式のモジュール式の温室を組み立てる方法のステップを示す概略図を本質的に示すものである。
以下の好ましい実施態様の詳細な説明において、本出願の一部を形成する添付の図面が参照される。図面は、一例として本発明が実施される可能性のある特定の実施態様を示すものである。他の実施態様が利用されてもよく、本発明の範囲を逸脱することなく構造上の変化がなされてもよいものであると理解される。
図1から11に本質的に示されるように、本発明10の1つの可能な実施態様は、第1の現場(図示せず)から離れた第2の現場12へと後で移動して組み立てることができるキット形状で、1つの現場(図示せず)で前もって作られるモジュール式の温室20である。モジュール式のプレハブ方式の温室20は、6000フィートの高さ又はそれ以下で最適に必要な局所的建築規則を満たし、モジュール式の温室20の側壁、前部及び後部端壁及び、屋根を形成するために一緒にいくつかのパネル(折り畳みパネル及び畳まれないパネル)を着脱自在に接続することによって様々な長さ、及び、形状に拡張可能であるように風、雪、及び、地震のような環境的要因から課される特定の側面の荷重及び軸方向荷重に耐える十分な構造上の完全性を有するように一般に設計されかつ作成される。1つの可能な実施態様において、プレハブ方式のモジュール式の温室20は、前部端壁パネル22(例えば戸口の中でドア24を収容する)、後部端壁パネル28(例えば戸口の中でドアプラグ30を収容する)、側壁パネル及び屋根パネルの組合せ、ドア組立体、及び、対応している接続用機材を含むことができる。他の実施態様では、モジュール式の温室キットは、組み立てられて、その組み立てられたモジュール式の温室20の本来の部品に加えることができ;別途、組み立てられたモジュール式の温室20又はその両方と本来の部品を交換する(完全なモジュール式の温室よりむしろ)拡張用アセンブリを提供するように構成することができる。
図12、13、14、15、15Aに本質的に示されるように、部分36は、折り畳み可能なパネル38及び折り畳まれないパネル40を形成するように結合することができる。各々の部分36は、枠組み部分42に取り付けられるカバー46によって本質的に囲むことができる空間44を示すあるいは形成する管の枠組み42を含む。締結具のような適切な手段によって枠組み42に添付されるカバー46は、厚さ約6ミリメートルのポリカーボネートのペアの壁シート48である。積層体としてのシートは更に、太陽からの追加的な保護のためのUV樹脂フィルム50を組み込むことができる。
1つの可能な実施態様における枠組み部分42は、一般に矩形の形状(例えば2フィート×4フィート)であり、円形又は四角の管52(例えば金属、合金、複合材等から作られる)で形成することができる。端壁の折り畳まれないパネル22、28、又は屋根窓折り畳み可能なパネル54のような他のパネルは、三角形の部分56を更に必要とする。図16及び17に本質的に示されるように、部分36は、折り畳み可能なパネル38及び折り畳まれないパネル40を形成するためにそれぞれの隣接した管の端で一緒に固定することができる。
枠組み部分42のための管52は、組み立てられた温室の重量を最低でも支持するために十分に強くされなければならない。基準サイズのプレハブ方式のモジュール式の温室20のための管52は、1から2インチ幅の管であり、一方でより大きいサイズの温室は、2.5インチ又は3インチ幅の管のようなより広い幅の管を必要とする。同様に、より小さいプレハブ方式のモジュール式の温室20は、わずか1インチ幅の管を必要とするのみである。金属から製造される場合の枠組み42は、酸化/錆からの保護を一般に提供するために10年以上の間持続する粉末塗装エナメルで更に被覆される。前もって作成される孔は、それぞれのパネルを一緒に形成するように様々な部分を接続する接続用機材との正確かつ精密な配置を確実にするために穿設されて、枠組みへと機械加工されてもよい。取り外し可能なクリップ(図示せず)のような締結具が、取り外し可能ないくつかの束のパネルとパネルの接続を提供するために採用されてもよい。
図19から23に本質的に示されるように、折り畳み可能なパネル38は、折り畳み可能なパネルの対58又はその組合せ60を形成するために一緒に着脱自在かつ移動可能に接続することができる。1つの実施態様において、折り畳み可能なパネルのこの連結は、ピアノヒンジ62のようなヒンジ結合された連結である可能性がある。移動可能に一緒に2つのヒンジ側部66を保つロッド又はワイヤ64を含むピアノヒンジ62は、2つのヒンジ側部66でパネルの分離を可能にするために取り除かれてもよい。ワイヤ64が取り除かれると、1つの折り畳み可能なパネル38の1つのヒンジ結合された端は、折り畳み可能なパネルの対又は組合せ(例えば、壁と屋根折り畳み可能なパネルの対)と離れて他の折り畳み可能なパネル38のヒンジ結合された他の端と分離することができる。これにより、折り曲げ加工パネルの組合せ又は対の範囲内における異なる折り曲げ加工パネル38の置換が可能になる。置換されると、ロッド又はワイヤ64は、一緒に2つの折り曲げ加工パネル38を接続するためにそれぞれのヒンジの側部66に挿入することができる。同様に、一組の側壁から屋根の折り畳み可能なパネルの対58は、壁と屋根の折り畳み可能なパネルの組合せ60を作成するように一緒にヒンジで接続することができる。
図24に本質的に示されるように、側壁パネル32は、モジュール式の温室20の左右のいずれの側にも使うことができる。側壁部分68は、溶接、接着又は一緒に形成されて、平行に向きを定められた垂直管、及び、水平管の矩形の枠組み42を含む。1つの変形において、それぞれの中央に一緒にその部分の水平管の対を接続することによって枠組み42を補強するために、強化用の交差支柱を加えることができる。2つの側壁部分68は、側壁の折り畳み可能なパネル32を形成するために並んで(例えば締結具によって)一緒に接続することができる。
屋根パネル部分70は、枠組み42に取り付けられたカバー46によって囲まれた空間44を形成するために最適に溶接、接着又は一緒に形成された平行に向きを定められた垂直管及び水平管を有する矩形の枠組み42によって同様に構成することができる。1つの変形において、それぞれの中央に一緒に水平の管の対を接続することによって枠組み部分を補強するために、強化用の交差支柱を加えることができる。2つの屋根部分70は、屋根の折り畳み可能なパネル34を形成するために一緒に並んで接続することができる。
1つの可能な実施態様において、1つの側壁の折り畳み可能なパネル32及び1つの屋根の折り畳み可能なパネル34(壁と屋根パネルの組合せを形成する)は、(図24において本質的に示されるように)屋根パネルから壁パネルの対を形成するために(例えばピアノヒンジによって)一緒にヒンジで接続することができる。隣接した端(例えば垂直管)でのヒンジ接続により、モジュール式の温室20の一部を形成するために用いられる場合に壁パネルが屋根の折り畳み可能なパネル34との角度のある関係を有して、積み重ねたコンパクトな保管のために側壁の折り畳み可能なパネル32を屋根の折り畳み可能なパネル32に対して折り畳むことができる。2つの側壁と屋根パネルの組合せ58は、本発明10の基本的な壁と屋根を構築するユニットを形成する側壁から屋根と屋根から側壁の折り畳み可能なパネルの組合せ60を形成するように、屋根パネルから屋根パネルの隣接した端(例えば隣接した屋根の垂直管)で一緒にヒンジで接続することができる。このように、対の組合せ60の4つの折り畳み可能なパネルは、箱の容器16への配置のために(図20から23; 25から27で本質的に示されるように)畳んで積み重ねられた状態でその組合せ60を互いの上に折り畳むことができる。1つ又はそれ以上の対の組合せ60は、(例えば、直列の配向で並んで)一緒に接続され、(図1、1A及び2で本質的に示すように)それから基本的な温室構造を本質的に形成するために後部及び前部端壁パネルで終端することができる。
図28及び29に本質的に示されるように、屋根パネル34の他の実施態様は、一緒にヒンジで接続される4つの三角形の屋根窓部分56を含む屋根窓の屋根が折り畳み可能なパネル54であり、そこにおいて、中間の2つの屋根窓の三角形部分56は屋根窓を形成するために折り畳むことができ、一方で、屋根窓の向こうに延びている各々の三角形部分56は屋根窓の屋根パネルを形成するために外側に拡張する。4つのヒンジ接続された三角形部分56は、積み重ねられた倒された状態になるように互いの上に折り畳むことができる。屋根窓の屋根が折り畳み可能なパネル54が屋根に一体化される場合(例えば、一般に、図示されないピアノヒンジのワイヤの取り外しにより、側壁と屋根の折り畳み可能なパネルの組合せの屋根窓がない屋根パネルを交換することで)、取り付けられた屋根窓の屋根が折り畳み可能なパネル54は、(図6及び7に本質的に示されるように)端壁が折り畳まれない端壁パネル22、28のトラス固定部分72を受け入れることができる、あるいは、別途、(図8、9、10及び11に本質的に示されるように)T型のモジュール式の温室を形成するためにモジュール式の温室20の膨張が可能になる。
図30、31、32、33、34、35、36、27及び28に本質的に示されるように、折り畳まれない端壁パネル、すなわち、前部端壁及び後部端壁の折り畳まれないパネル22、28は、各々戸口26を構成することができる。後部端壁の折り畳まれないパネル28は、開くことができないドアプラグ30によって封止される又は囲まれるその戸口26を有し、一方で、前部端壁の折り畳まれないパネル22は、組み立てられたモジュール式の温室20への出入り口を提供するためにそれぞれに形成された戸口26に移動可能に取り付けられたドア24(例えば分離したドア又はダッチドア)を有することができる。各々の端壁の折り畳まれないパネル22、28は、モジュール式の温室20の隣接した部分(例えば側壁と屋根の組合せの側端部)に接続される3つの端壁部分と共にドア24又はドアプラグ30によって形成することができる。各々の端壁部分は、一般に適切なカバー46によって囲まれる空間44を示す枠組み(管)を形成することができる。これらの端壁部分は、モジュール式の温室20の形成された切妻屋根を収容して、別途戸口26を形成するように向きを定められるトラス固定部分72及び2つの側部74(1つの形状が左右両方の側部のために使うことができる)を含むことができる。トラス固定部分72は、2つの側部74の上の屋根窓の上部にあり、戸口26の上部を形成してもよい。その2つの端部74は、ドアフレーム側部を形成するために折り畳まれない端壁パネル22、28の側に配置することができる。前部端壁の折り畳まれないパネルには、ピアノヒンジ(図示せず)がドア24を2つの側部74の1つに移動可能に取り付けるために用いられてもよい。後部端壁の折り畳まれないパネル28では、締結具が、ドアプラグ30を全ての3つの端壁部分に固定することができる。1つの組み立て方法において、トラス固定部分72及び端部74は、一度に1つずつ側壁と屋根の組合せの側部に取り付けることができる。ドア24又はドアプラグ30はそれから、端壁の折り畳まれないパネル22、28を完成させるように戸口26の中で後部端壁の折り畳まれないパネル28に取り付けることができる。他の方法において、ドア24/ドアプラグ30、トラス固定部分74及び2つの側部部分74は、端壁の折り畳まれないパネル22、28を形成するために接地して一緒に組み立てられ、それから持ち上げられて、モジュール式の温室20の残りの部分に取り付けられる。
後部端壁の折り畳み可能なパネル28(及び他のパネルも)は、モジュール式の温室に更に構造上の安定性を提供するために必要に応じて適切な支柱(図示せず)を更に含むことができる。そのような構造上の安定性は、組み立てたモジュール式の温室が自然の力によって生じる摩耗に耐え;モジュール式の温室20の輸送の間、軸方向及び側面の荷重によって生じる摩耗に耐え、モジュール式の温室20を新しい位置まで摺動させる又は上げることによって温室の位置を使用者が変えることができるように要求されてもよい。
モジュール式の温室20は、換気のために適切な手段(図示せず)を更に備えてもよい。1つの実施態様において、折り畳み可能な屋根パネルのカバーの一部は、それぞれの部分の枠組みから外されて、モジュール式の温室に形成された内部へ外側環境からの直接の換気開口形状を作成するために曲げられてもよい。あるいは、折り畳み可能な側部パネルのカバーの一部が、それぞれの部分の枠組みから外されて、モジュール式の温室に形成された内部へ外側環境からの直接の換気開口形状を作成するために曲げられてもよい。
更に他の可能な実施態様において、組み立てられたモジュール式の温室の1つ又はそれ以上の端壁の折り畳まないパネルに(例えば、トラス固定部分を貫通して)換気扇(図示せず)又は排気孔(図示せず)が設置されてもよい。換気扇及び/又は排気孔はまた、側壁又は屋根の折り畳みパネル上に設置されてもよい。そのような換気扇の起動は、温室へ新鮮な空気が流れて、屋内の温度を一般に制御するように、外部環境への過剰な加熱された内部空気の排気を可能にする。
拡張可能な温室は、換気のための開口を本質的に形成するために曲げることができる屋根の一部を含んでもよい。屋根が複数のプラスチックシートを含む場合、それらのプラスチックシートのうちの1つは、外されて、換気のために開けられてもよい(内側又は外側に)。温室はまた、背面壁に設置される換気扇、又は前面壁に設置される、温室を換気するように構成される換気扇の起動を伴う排気孔を含んでもよい。
温室組み立て現場で、組み立てられたモジュール式の温室は、様々な方法(図示せず)で固定されてもよい。ある実施態様において、モジュール式の温室の固定は、モジュール式の温室の基部に位置する枠組み部分への1つ又はそれ以上の固定オーガ(図示せず)によるもので、1つ以上の固定オーガを接地させる固定を含む。温室はまた、温室の基部内で形成される1つ又はそれ以上の孔を通じて適合用の鉄筋(図示せず)によるもので、鉄筋を接地させて固定されてもよい。
温室を固定する固定オーガ(図示せず)を使用する際、その固定オーガは、幅約4インチ及び深さ約36インチであり、各々の固定オーガは、約100ポンドを保持する能力を有する。これらの固定オーガは、回してはめ込んで接地されても、様々な駆動方法を用いて接地されてもよい。固定オーガはそれから、温室を地面、基礎又はその両方に固定するためにそれぞれの枠組み部分に接続されるそれぞれのアングル鉄の基部に固定される。運搬される目的地における地面及び予想される天候パターンのタイプに従って、異なるサイズの固定オーガが用いられてもよい。
温室を固定するために鉄筋を使用する際、鉄筋(すなわち補強されたバー)は、鉄筋コンクリートにおいて張力をかける装置のように使われる鋼鉄バー、及び、圧縮状態に固定された材料を保つ補強された石造構造であってもよい。本発明を固定するためには、アングル鉄基部の孔に鉄筋が挿入されて、温室のすぐ近くに接地することができる。鉄筋は、まっすぐに挿入されても角度を付けて挿入されてもよい。鉄筋はまた、回してはめ込んで接地されても;地面に打ちこまれる、あるいは様々な固定方法を用いて接地されてもよい。必要に応じて、特に鉄筋のために追加の孔がアングル鉄基部の上に形成されてもよい。1つの可能な実施態様において、4フィートの鉄筋が、(例えば、それぞれの枠組み部分に取り付けて)適切なアングル鉄基部を通じて接地されてもよい。アングル鉄基部の周りの鉄筋の異なる数及び配置に加えて、異なる長さ及び幅の鉄筋が他の実施態様で使用されてもよい。
図39に本質的に示されるように、モジュール式の温室20はまた組み立て現場12で土台76を構成して、用意された土台76上へ組み立てられたモジュール式の温室20を配置する(例えば、固定する)することによって据え付けられてもよい。モジュール式の温室20のための土台76(例えばセメント、コンクリート、木等)が構成されて、組み立てられたモジュール式の温室20が土台76に適用されかつ固定されてもよい。図示するような最初の温室キットは、長さ約12フィート及び幅8フィートの土台76を使用することができる。土台76又は基礎のための代わりの寸法は、温室の寸法及び重量に従って必要に応じて構成されてもよい;運搬される目的地における地面の状態及び予想される天候パターンによって、組み立てられた温室は変化する。
図40に本質的に示されるように、本発明10の実施態様は、プレハブ方式のモジュール式の温室を組み立てるプロセス又は方法200である。第1のステップ202は、プレハブ方式のモジュール式の温室キットの製造である。この製造は、枠組み部分によって形成される空間を一般に覆うカバーが適用される枠組みを含む部分から作られる折り畳み可能なパネル及び折り畳まれないパネルの準備を含む。カバーは、半透明のプラスチックシート、不透明なプラスチックシート、プラスチックではない非透光性カバー(例えば、波形の金属シート)であってもよい。特にキットで利用される折り畳み可能なパネルはそれぞれ、折り畳まれないパネルの一部が一緒に積み重なる(例えば水平に)ようにそれ自体の上にコンパクトな状態で折り畳むことができる。折り畳まれないパネル部分はそれから、積み重ねられて折り畳まれた、折り畳まれないパネルの上に積み重ねることができる。機材(パネル接続、部分接続、固定具等)は組み立て指示書と共に袋詰めされ、積み重ねたパネル及び部分の上に置かれる。積み重ねられた組み立て品は必要に応じて箱の容器に搭載され、キットの輸送及び保管を容易にするようにパレットに更に固定することができる。他の変形において、温室キットは、パレットに積み重ねて取り付けられるいくつかの箱の容器において配置することができる。
様々な異なる温室キットは、異なる設計上の要素を有する異なる寸法の温室を提供するため、異なる数及びタイプの構成要素を用いて組み立てることができることに留意する必要がある。加えて、温室キットは、通常、モジュール式の温室それ自体では提供されないが、むしろ追加あるいは異なる構造上の細部を加える、又は、組み立てられたモジュール式の温室の容積又は設置予定地域を増やすために用いるような拡張式温室キットであるように組み立てることができる。このステップが本質的に完了すると、方法は、ステップ204、モジュール式の温室の組み立てに進むことができる。
モジュール式の温室を組み立てるステップ204において、所望の温室キットは、モジュール式の温室の組み立て又は建築現場(例えば、送達目的地)に届けられる。建築現場は、平坦な土地であっても、適切な土台又は基礎で改良されていてもよい。送達目的地で、温室キットはそれらの内容物を降ろされて、組み立てを容易にするように、また提供された組み立て指示書を読むことができるようにその内容物は最適に配置される。折り畳み可能なパネルは広げて配置することができ、その一方で、折り畳まれないパネルは、実施態様(又はオペレータの要求)に従い、それぞれの部分(及び、ドア又はドアプラグ組立体)から構成される。
この時、特定のキットでは、第1の側壁から屋根と屋根から側壁の折り畳まれないパネルの組合せが持ち上げられて、モジュール式の温室の組み立てのために適当な形状に向きを定めることができる。その第1の組合せが適所に一般に保たれると、適切な壁の折り畳まれないパネル(前もって組み立てられる場合)は持ち上げられ、適切な手段(例えばクリップ等)によって着脱自在にその組合せの横の端に取り付けられる。これにより、最初の安定的構造が提供されて、第1の組合せの取り付けられない側に固定されるような、第2の適切に向きを定められた組合せのより容易な取り付けが可能になる。第3の組合せは、第2の組合せの取り付けられない側の端に取り付けることができる。この取り付けプロセスは、モジュール式の温室の所望の長さが達成されるまで繰り返される。前部端壁が折り畳まれないパネル(例えば、ドアを有する)はそれから、一般に最初のモジュール式の温室を完成させるために、最後にはめ込む組合せに着脱自在に取り付けることができる。最初の組み立ての後を通じて、温室は、前もって構成された場合には土台又は基礎に配置され、固定されるあるいはその両方が実施される。
代わりに、組み立てられたモジュール式の温室は、立体の基部が温室の床面において提供されない場合(例えば床面は一般に建築材料の床面というよりむしろむき出しの床面である)、地面への設置のために用いられる立体の基部なしで地面に直接配置することができる。温室はまた、プランター箱の使用が必要に応じて可能な場合であっても、プランター箱を使用することなく上昇する台の設置が可能である。このステップが完了すると、方法は、ステップ206のモジュール式の温室の改造へ進むことができる。
モジュール式の温室の改造であるステップ206において、組み立てられたモジュール式の温室の本来の構成を変えるように使われる追加のモジュール式の温室パネル、対又は組合せを提供する追加のモジュール式の温室キットを得ることができる。追加の側壁から屋根と屋根から側壁の折り畳まれないパネルの組合せが提供される1つ又はそれ以上のキットは、組み立てられたモジュール式の温室の長さを増やすために加えられる、又は、モジュール式の温室の主な部分以外に部屋を作成するために屋根窓で用いることができる。
屋根窓キットは、側壁に端壁の折り畳まれないパネルの取り付けを可能にするように、形成された側壁上に開口を作成するため、2つの組合せの側壁と屋根の対の2つのセットを交換する(接続用屋根パネルから屋根パネルのピアノヒンジ、及び、関連した締結具からワイヤを取り除く)ために用いることができる。代わりに、側壁から屋根と屋根から側壁の折り畳まれないパネルの組合せのセットは一緒に組み立てられ、組み立てられたモジュール式の温室の新しい部分を形成するように屋根窓によって作成された開口に接続することができる。追加の端壁の折り畳まれないパネルは、新しい部分を封止するように使うことができる。これらの追加のパネルキットは、構造上の細部(例えば、屋根窓を加える);又は別途、組み立てられたモジュール式の温室を修正するように寸法を増加する;変えるあるいは加えるために使うことができる。
上の記載が多くの仕様を含むにもかかわらず、これらは本発明の範囲を制限するものとして解釈されるべきではなく、単に本発明のいくつかの好ましい実施態様の実例を提供するのみであると解釈されるべきである。したがって、本発明の範囲は、与えられた例によってというよりはむしろ、添付の請求の範囲及びそれらの法律的同等物によって決定されるべきである。

Claims (20)

  1. モジュール式の温室が後で組み立てられる第2の現場から離れた第1の現場で前もって作られるモジュール式の温室であって、
    (A)各々の部分が枠組みから構成される複数の部分であって、該枠組みは該枠組み内で空間を更に作成し、該空間は該枠組みに取り付けられたカバーによって囲まれているような複数の部分、
    (B)複数の折り畳み可能なパネルを形成する前記複数の部分からの第1の部分の群であって、該複数の部分からの1つの折り畳み可能なパネルは、該1つの折り畳み可能なパネルが倒された保管状態で第2の折り畳み可能なパネルの上に折り畳むことができるように該1つの折り畳み可能なパネルの対を形成するために該複数の部分から該第2の折り畳み可能なパネルに移動可能に接続される第1の部分の群、
    (C)少なくとも1つの折り畳まれないパネルを形成するために一緒に接続される前記複数の部分からの第2の部分の群、を含み、
    (D)前記折り畳まれないパネルの対及び前記少なくとも1つの折り畳み可能なパネルは、組み立てられたモジュール式の温室を形成し、追加の折り畳まれないパネル、追加の折り畳まれないパネル又はその両方を該組み立てられたモジュール式の温室に加えて、該組み立てられたモジュール式の温室の1つ又はそれ以上の構造上の細部を後で変化させるように着脱自在に接続される、 モジュール式の温室。
  2. 前記1つの折り畳み可能なパネルの対が前記折り畳み可能なパネルの組合せを形成するためにヒンジによって第2の折り畳み可能なパネルの対に接続される、請求項1のモジュール式の温室。
  3. 前記ヒンジが2つのヒンジ端に分離され、前記1つの折り畳み可能なパネルが前記第2の折り畳み可能なパネルから分離されて、第3の折り畳み可能なパネルに着脱自在に接続されるように、1つのヒンジ端は前記1つの折り畳み可能なパネルにあり、もう一方のヒンジ端は前記第2の折り畳み可能なパネルにある、請求項2のモジュール式の温室。
  4. 前記1つの折り畳み可能なパネルは壁パネルであり、前記第2の折り畳み可能なパネルは屋根パネルである、請求項2のモジュール式の温室。
  5. 前記折り畳み可能なパネルの組合せにより、前記折り畳み可能なパネルの組合せの該折り畳み可能なパネルが倒された保管状態で互いに積み重ねることができる、請求項2のモジュール式の温室。
  6. 前記1つの折り畳み可能なパネル又は前記少なくとも1つの折り畳まれないパネルが、前記組み立てられたモジュール式の温室の1つ又はそれ以上の構造上の細部を後で変化させるために該組み立てられたモジュール式の温室から取り除かれる、請求項1のモジュール式の温室。
  7. 前記複数の部分の少なくとも1つの部分が半透明ではないカバーを有する、請求項1のモジュール式の温室。
  8. 前記少なくとも1つの折り畳まれないパネルが該少なくとも1つの折り畳まれないパネルを通じた光の透過を防ぐ、請求項1のモジュール式の温室。
  9. 前記1つの折り畳まれないパネルが、ドア又はドアプラグのいずれかが配置する戸口を形成する、請求項1のモジュール式の温室。
  10. 前記第1の部分の群からのいくつかの三角形の部分が屋根窓パネルを形成するために一緒にヒンジ結合される、請求項1のモジュール式の温室。
  11. 倒された保管状態における前記屋根窓パネルが互いに積み重ねられる4つの三角形の部分を有する、請求項1のモジュール式の温室。
  12. 前記組み立てられたモジュール式の温室が前記第2の現場で構成される土台に動かされて、接合される、請求項1のモジュール式の温室。
  13. キット形状において製造される前記モジュール式の温室が、積み重なり折り畳まれたコンパクトな状態で前記少なくとも折り畳み可能なパネルの対、前記少なくとも1つの折り畳まれないパネル、指示書、及び、接続用機材を収容する箱の容器を含む、請求項1のモジュール式の温室。
  14. プレハブ方式のモジュール式の温室を組み立てる方法であって、次のステップ、
    (A)モジュール式の温室を提供するステップであって、複数の部分を含み、各々の部分が枠組みから構成され、該枠組みは、該枠組みに取り付けられるカバーによって囲まれる該枠組み内で空間を更に作成するプレハブ方式のモジュール式の温室を提供し、前記複数の部分からの第1の部分の群は、複数の折り畳み可能なパネルを形成し、1つの折り畳み可能なパネルは、前記1つの折り畳み可能なパネルが積み重ねられた倒された保管状態で前記第2の折り畳み可能なパネル上に折り畳むことができるように折り畳み可能なパネルの対を形成するために第2の折り畳み可能なパネルに移動可能に接続されていて、前記少なくとも1つの折り畳まれないパネル及び前記1つの折り畳み可能なパネルの対は、前記モジュール式の温室を組み立て、追加の折り畳まれないパネル、折り畳まれないパネル又はその両方を前記組み立てられた温室に加えて、前記組み立てられた温室の1つ又はそれ以上の構造上の細部を後で変化させるように着脱自在に接続することができるステップ、
    (B)前記少なくとも1つの折り畳み可能なパネルの対を広げるステップ、及び、
    (C)組み立てられた温室を形成するように前記少なくとも1つの折り畳み可能なパネルの組合せ及び前記少なくとも1つの折り畳まれないパネルを着脱自在に接続するステップ、を含む、プレハブ方式のモジュール式の温室を組み立てる方法。
  15. 前記組み立てられたモジュール式の温室から少なくとも1つの折り畳み可能なパネルの対、少なくとも1つの折り畳まれないパネル又はその両方を分離して取り除き、該取り除かれた折り畳み可能なパネルの対又は該取り除かれた少なくとも1つの折り畳まれないパネルにはない構造上の細部を有する追加の折り畳み可能なパネル、追加の折り畳まれないパネル又はその両方と交換するようなステップを更に含む、請求項14の方法。
  16. 前記組み立てられた温室の元々組み立てられたフィート数を増やすように追加の折り畳み可能なパネル、追加の折り畳まれないパネル又はその両方を該組み立てられたプレハブ方式のモジュール式の温室に着脱自在に接続するステップを更に含む、請求項14の方法。
  17. 前記組み立てられたプレハブ方式のモジュール式の温室から、前記折り畳み可能なパネルの対又は前記少なくとも1つの折り畳まれないパネルを元々組み立てられた前記モジュール式の温室の構造上の細部を変えるために、追加の折り畳み可能なパネル又は追加の折り畳まれないパネルと置換するステップを更に含む、請求項14の方法。
  18. 土台を構成し、該土台に前記組み立てられたモジュール式の温室を続いて配置するステップを更に含む、請求項14の方法。
  19. 前記土台を構成するステップが、前記組み立てられた温室を前もって構成された土台に固定するステップを更に含む、請求項18の方法。
  20. 前記プレハブ方式のモジュール式の温室を提供するステップが、前記折り畳み可能なパネルの対を折り畳むステップ、及び、前記折り畳まれた折り畳み可能なパネルの対、前記少なくとも折り畳まれないパネル、指示書、及び、接続用機材を、前記プレハブ方式のモジュール式の温室が組み立てられる敷地に後で移動される箱容器に配置するステップを更に含む、請求項14の方法。
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