JP2018516309A - ヘプタン代替品として使用するための溶剤組成物 - Google Patents
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Abstract
本開示は、一部には、ヘプタン代替品として使用するための溶剤組成物を提供する。溶剤組成物は、第1のメチル化有機ケイ素化合物、酢酸エステル、およびパラクロロベンゾトリフルオリド(PCBTF)もしくは第2のメチル化有機ケイ素化合物のいずれか、またはその両方を含み得る。
Description
本開示は、一般に、溶剤組成物に関する。より具体的には、本開示は、ヘプタンを代替するのに使用することのできる溶剤組成物に関する。
有機溶剤、例えば、ヘプタン、ヘキサン、メチルエチルケトン(MEK)、アセトン、キシレンおよびトルエン、1,1,1トリクロロエチレンおよびパークロロエチレン、ならびに他の塩素化または酸素化炭化水素溶剤は多数の用途において使用されている。これらの溶剤の多くが、毒性および/または環境に有害な性質を有する。例えば、ヒトおよび動物研究によって、これらの化学物質への曝露が中枢神経系に有害な影響を及ぼす可能性のあることが示されている。ヘプタンは、特殊用途の溶剤としておよび洗浄剤として使用されている。商用グレードのヘプタンは、塗料およびコーティング剤、ラバーセメント、ならびに防水化合物の補助溶剤として使用されている。ヘプタンはまた、自動車、ブレーキ、接着剤および印刷産業において、ならびに自動車、電子機器、接点の精密洗浄において、洗浄剤(脱脂剤)として使用され、これらの産業用の洗浄製品に配合されている。
さらに、多くの有機溶剤は高度に揮発性であり、環境に放出された総量のうち相当な割合が最終的に大気に混入する。このため、これらの溶剤は揮発性有機化合物(または「VOC」)と指定され、規制されている。より低い揮発性を有する化合物または溶剤は、米国(U.S.)において環境保護庁(Environmental Protection Agency)(EPA)および/またはカリフォルニアの南岸大気管理局(South Coast Air Quality Management District)(SCAQMD)によって、ならびにカナダにおいて汚染物質放出インベントリー(National Pollutant Release Inventory)(NPRI)によって、VOC免除として分類されている。ヘプタンはVOCを排出する。
さらに、多くの有機溶剤は高度に揮発性であり、環境に放出された総量のうち相当な割合が最終的に大気に混入する。このため、これらの溶剤は揮発性有機化合物(または「VOC」)と指定され、規制されている。より低い揮発性を有する化合物または溶剤は、米国(U.S.)において環境保護庁(Environmental Protection Agency)(EPA)および/またはカリフォルニアの南岸大気管理局(South Coast Air Quality Management District)(SCAQMD)によって、ならびにカナダにおいて汚染物質放出インベントリー(National Pollutant Release Inventory)(NPRI)によって、VOC免除として分類されている。ヘプタンはVOCを排出する。
本開示は、一部には、1種または複数のメチル化有機ケイ素化合物、酢酸エステルおよびパラクロロベンゾトリフルオリド(PCBTF)を含む溶剤組成物を提供する。
一態様では、本開示は、溶剤組成物の約40体積%〜約60体積%の量の第1のメチル化有機ケイ素化合物、溶剤組成物の約20v/v%〜約40v/v%の量の酢酸エステル、および溶剤組成物の約0体積%〜約30体積%を含むパラクロロベンゾトリフルオリド(PCBTF)もしくは溶剤組成物の約0v/v%〜約20v/v%の量の第2のメチル化有機ケイ素化合物のいずれか、またはその両方を含む溶剤組成物を提供する。
一部の実施形態では、第1のメチル化有機ケイ素化合物は、溶剤組成物の約45体積%〜約60体積%を含んでもよく、酢酸エステルは、溶剤組成物の約20v/v%〜約35v/v%を含んでもよく、パラクロロベンゾトリフルオリド(PCBTF)は、溶剤組成物の約10体積%〜約25体積%を含み得る。
代替的な実施形態では、第1のメチル化有機ケイ素化合物は、溶剤組成物の約40体積%〜約50体積%を含んでもよく、酢酸エステルは、溶媒組成物の約30v/v%〜約40v/v%を含んでもよく、第2のメチル化有機ケイ素化合物は、溶剤組成物の約15v/v%〜約20v/v%を含み得る。
代替的な実施形態では、第1のメチル化有機ケイ素化合物は、溶剤組成物の約45体積%〜約50体積%を含んでもよく、酢酸エステルは、溶剤組成物の約30v/v%〜約40v/v%を含んでもよく、パラクロロベンゾトリフルオリド(PCBTF)は、溶剤組成物の約5体積%〜約17.5体積%を含んでもよく、第2のメチル化有機ケイ素化合物は、溶剤組成物の約2.5v/v%〜約15v/v%を含み得る。
一部の実施形態では、酢酸エステルはVOC免除となる場合がある。一部の実施形態では、酢酸エステルは酢酸メチル(MA)でもよい。
一部の実施形態では、第1または第2のメチル化有機ケイ素化合物はVOC免除となる場合がある。一部の実施形態では、第1または第2のメチル化有機ケイ素化合物は、ヘキサメチルジシロキサン(HMDS)、オクタメチルトリシロキサン(OMTS)、またはデカメチルテトラシロキサン(DMTS)でもよい。
一態様では、本開示は、溶剤組成物の約40体積%〜約60体積%の量の第1のメチル化有機ケイ素化合物、溶剤組成物の約20v/v%〜約40v/v%の量の酢酸エステル、および溶剤組成物の約0体積%〜約30体積%を含むパラクロロベンゾトリフルオリド(PCBTF)もしくは溶剤組成物の約0v/v%〜約20v/v%の量の第2のメチル化有機ケイ素化合物のいずれか、またはその両方を含む溶剤組成物を提供する。
一部の実施形態では、第1のメチル化有機ケイ素化合物は、溶剤組成物の約45体積%〜約60体積%を含んでもよく、酢酸エステルは、溶剤組成物の約20v/v%〜約35v/v%を含んでもよく、パラクロロベンゾトリフルオリド(PCBTF)は、溶剤組成物の約10体積%〜約25体積%を含み得る。
代替的な実施形態では、第1のメチル化有機ケイ素化合物は、溶剤組成物の約40体積%〜約50体積%を含んでもよく、酢酸エステルは、溶媒組成物の約30v/v%〜約40v/v%を含んでもよく、第2のメチル化有機ケイ素化合物は、溶剤組成物の約15v/v%〜約20v/v%を含み得る。
代替的な実施形態では、第1のメチル化有機ケイ素化合物は、溶剤組成物の約45体積%〜約50体積%を含んでもよく、酢酸エステルは、溶剤組成物の約30v/v%〜約40v/v%を含んでもよく、パラクロロベンゾトリフルオリド(PCBTF)は、溶剤組成物の約5体積%〜約17.5体積%を含んでもよく、第2のメチル化有機ケイ素化合物は、溶剤組成物の約2.5v/v%〜約15v/v%を含み得る。
一部の実施形態では、酢酸エステルはVOC免除となる場合がある。一部の実施形態では、酢酸エステルは酢酸メチル(MA)でもよい。
一部の実施形態では、第1または第2のメチル化有機ケイ素化合物はVOC免除となる場合がある。一部の実施形態では、第1または第2のメチル化有機ケイ素化合物は、ヘキサメチルジシロキサン(HMDS)、オクタメチルトリシロキサン(OMTS)、またはデカメチルテトラシロキサン(DMTS)でもよい。
一部の実施形態では、第1のメチル化有機ケイ素化合物は、約40v/v%〜約50v/v%の量のヘキサメチルジシロキサン(HMDS)でもよく、(b)酢酸エステルは、約30v/v%〜約40v/v%の量の酢酸メチル(MA)でもよく、パラクロロベンゾトリフルオリド(PCBTF)は、約15v/v%〜約25v/v%の量でもよい。
一部の実施形態では、第1のメチル化有機ケイ素化合物は約50v/v%の量のヘキサメチルジシロキサン(HMDS)でもよく、酢酸エステルは約25v/v%の量の酢酸メチル(MA)でもよく、パラクロロベンゾトリフルオリド(PCBTF)は、約25v/v%の量でもよい。
一部の実施形態では、第1のメチル化有機ケイ素化合物は約45v/v%の量のヘキサメチルジシロキサン(HMDS)でもよく、酢酸エステルは約35v/v%の量の酢酸メチル(MA)でもよく、パラクロロベンゾトリフルオリド(PCBTF)は約20v/v%の量でもよい。
一部の実施形態では、第1のメチル化有機ケイ素化合物は約50v/v%の量のヘキサメチルジシロキサン(HMDS)でもよく、酢酸エステルは約35v/v%の量の酢酸メチル(MA)でもよく、パラクロロベンゾトリフルオリド(PCBTF)は、約5v/v%の量で存在してもよく、第2のメチル化有機ケイ素化合物は約10v/v%の量のオクタメチルトリシロキサン(OMTS)でもよい。
一部の実施形態では、第1のメチル化有機ケイ素化合物は約50v/v%の量のヘキサメチルジシロキサン(HMDS)でもよく、酢酸エステルは約25v/v%の量の酢酸メチル(MA)でもよく、パラクロロベンゾトリフルオリド(PCBTF)は、約25v/v%の量でもよい。
一部の実施形態では、第1のメチル化有機ケイ素化合物は約45v/v%の量のヘキサメチルジシロキサン(HMDS)でもよく、酢酸エステルは約35v/v%の量の酢酸メチル(MA)でもよく、パラクロロベンゾトリフルオリド(PCBTF)は約20v/v%の量でもよい。
一部の実施形態では、第1のメチル化有機ケイ素化合物は約50v/v%の量のヘキサメチルジシロキサン(HMDS)でもよく、酢酸エステルは約35v/v%の量の酢酸メチル(MA)でもよく、パラクロロベンゾトリフルオリド(PCBTF)は、約5v/v%の量で存在してもよく、第2のメチル化有機ケイ素化合物は約10v/v%の量のオクタメチルトリシロキサン(OMTS)でもよい。
一部の実施形態では、第1のメチル化有機ケイ素化合物は約50v/v%の量のヘキサメチルジシロキサン(HMDS)でもよく、酢酸エステルは約35v/v%の量の酢酸メチル(MA)でもよく、第2のメチル化有機ケイ素化合物は約15v/v%の量のオクタメチルトリシロキサン(OMTS)でもよい。
一部の実施形態では、溶剤組成物は少なくとも4℃の引火点を有し得る。
一部の実施形態では、溶剤組成物は最大で4.3の蒸発速度を有し得る。
一部の態様では、本開示は、本明細書に記載の通りの溶剤組成物を使用説明書と共に含むキットまたは商用パッケージを提供する。
一部の実施形態では、本開示は、体積によるヘプタン代用品として使用するための、本明細書に記載の通りの溶剤組成物を提供する。
一部の実施形態では、本開示は、塗料、コーティング剤、インクまたはラバーセメントの生産および製造において希釈剤として使用するための、本明細書に記載の通りの溶剤組成物を提供する。
一部の実施形態では、溶剤組成物は少なくとも4℃の引火点を有し得る。
一部の実施形態では、溶剤組成物は最大で4.3の蒸発速度を有し得る。
一部の態様では、本開示は、本明細書に記載の通りの溶剤組成物を使用説明書と共に含むキットまたは商用パッケージを提供する。
一部の実施形態では、本開示は、体積によるヘプタン代用品として使用するための、本明細書に記載の通りの溶剤組成物を提供する。
一部の実施形態では、本開示は、塗料、コーティング剤、インクまたはラバーセメントの生産および製造において希釈剤として使用するための、本明細書に記載の通りの溶剤組成物を提供する。
一部の実施形態では、本開示は、塗料用シンナー、塗料除去剤、クリーナーまたは洗浄/脱脂剤として使用するための、本明細書に記載の通りの溶剤組成物を提供する。
一部の実施形態では、本開示は、硬質表面クリーナーの配合物において一次溶剤または補助溶剤として使用するための、表面処理、または一般および強力脱脂のための、本明細書に記載の通りの溶剤組成物を提供する。
本開示の他の態様および特徴は、以下の記載を再検討すれば当業者には明らかとなるであろう。
一部の実施形態では、本開示は、硬質表面クリーナーの配合物において一次溶剤または補助溶剤として使用するための、表面処理、または一般および強力脱脂のための、本明細書に記載の通りの溶剤組成物を提供する。
本開示の他の態様および特徴は、以下の記載を再検討すれば当業者には明らかとなるであろう。
本開示は、一部には、第1のメチル化有機ケイ素化合物、酢酸エステル、およびパラクロロベンゾトリフルオリド(PCBTF)もしくは第2のメチル化有機ケイ素化合物のいずれか、またはその両方を含む溶剤組成物を提供する。
本明細書で使用される場合、「メチル化有機ケイ素化合物」によって、メチル基で飽和した2つ以上のシロキサン官能基を有する有機化合物が意味される。メチル化有機ケイ素化合物はVOC免除である。
一部の実施形態では、第1のメチル化有機ケイ素化合物は、約40v/v%〜約60v/v%の間、もしくは約45v/v%〜約60v/v%の間、もしくは約45v/v%〜約50v/v%の間、もしくは約50v/v%〜約55v/v%の間、もしくは約40v/v%〜約50v/v%の間の任意の量、または示した範囲の間の任意の値、例えば、約40v/v%、41v/v%、42v/v%、43v/v%、44v/v%、45v/v%、46v/v%、47v/v%、48v/v%、49v/v%、50v/v%、51v/v%、52v/v%、53v/v%、54v/v%、55v/v%、56v/v%、57v/v%、58v/v%、59v/v%、60v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
一部の実施形態では、第2のメチル化有機ケイ素化合物は、約0v/v%〜約20v/v%の間、もしくは約15v/v%〜約20v/v%の間、もしくは約10v/v%〜約20v/v%の間、もしくは約5v/v%〜約10v/v%の間、もしくは約2.5v/v%〜約15v/v%の間の任意の量、または示した範囲の間の任意の値、例えば、約0v/v%、1v/v%、2v/v%、3v/v%、4v/v%、5v/v%、6v/v%、7v/v%、8v/v%、9v/v%、10v/v%、11v/v%、12v/v%、13v/v%、14v/v%、15v/v%、16v/v%、17v/v%、18v/v%、19v/v%、20v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
本明細書で使用される場合、「メチル化有機ケイ素化合物」によって、メチル基で飽和した2つ以上のシロキサン官能基を有する有機化合物が意味される。メチル化有機ケイ素化合物はVOC免除である。
一部の実施形態では、第1のメチル化有機ケイ素化合物は、約40v/v%〜約60v/v%の間、もしくは約45v/v%〜約60v/v%の間、もしくは約45v/v%〜約50v/v%の間、もしくは約50v/v%〜約55v/v%の間、もしくは約40v/v%〜約50v/v%の間の任意の量、または示した範囲の間の任意の値、例えば、約40v/v%、41v/v%、42v/v%、43v/v%、44v/v%、45v/v%、46v/v%、47v/v%、48v/v%、49v/v%、50v/v%、51v/v%、52v/v%、53v/v%、54v/v%、55v/v%、56v/v%、57v/v%、58v/v%、59v/v%、60v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
一部の実施形態では、第2のメチル化有機ケイ素化合物は、約0v/v%〜約20v/v%の間、もしくは約15v/v%〜約20v/v%の間、もしくは約10v/v%〜約20v/v%の間、もしくは約5v/v%〜約10v/v%の間、もしくは約2.5v/v%〜約15v/v%の間の任意の量、または示した範囲の間の任意の値、例えば、約0v/v%、1v/v%、2v/v%、3v/v%、4v/v%、5v/v%、6v/v%、7v/v%、8v/v%、9v/v%、10v/v%、11v/v%、12v/v%、13v/v%、14v/v%、15v/v%、16v/v%、17v/v%、18v/v%、19v/v%、20v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
ヘキサメチルジシロキサン(HMDS)は、式C6H18OSi2を有する。これは無色の液体であり、わずかな臭気を有する。HMDSはVOC免除である。一部の実施形態では、第1のメチル化有機ケイ素化合物はHMDSでもよく、これは、約40v/v%〜約60v/v%の間、もしくは約45v/v%〜約60v/v%の間、もしくは約45v/v%〜約50v/v%の間、もしくは約50v/v%〜約55v/v%の間、もしくは約40v/v%〜約50v/v%の間の任意の量、または示した範囲の間の任意の値、例えば、約40v/v%、41v/v%、42v/v%、43v/v%、44v/v%、45v/v%、46v/v%、47v/v%、48v/v%、49v/v%、50v/v%、51v/v%、52v/v%、53v/v%、54v/v%、55v/v%、56v/v%、57v/v%、58v/v%、59v/v%、60v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
一部の実施形態では、第2のメチル化有機ケイ素化合物はHMDSであり得、これは、約0v/v%〜約20v/v%の間、もしくは約15v/v%〜約20v/v%の間、もしくは約10v/v%〜約20v/v%の間、もしくは約5v/v%〜約10v/v%の間、もしくは約2.5v/v%〜約15v/v%の間の任意の量、または示した範囲の間の任意の値、例えば、約0v/v%、1v/v%、2v/v%、3v/v%、4v/v%、5v/v%、6v/v%、7v/v%、8v/v%、9v/v%、10v/v%、11v/v%、12v/v%、13v/v%、14v/v%、15v/v%、16v/v%、17v/v%、18v/v%、19v/v%、20v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
オクタメチルトリシロキサン(OMTS)は、式C8H24O2Si3を有する。これは無色の液体であり、わずかな臭気を有する。OMTSはVOC免除である。一部の実施形態では、第1のメチル化有機ケイ素化合物はOMTSでもよく、これは、約40v/v%〜約60v/v%の間、もしくは約45v/v%〜約60v/v%の間、もしくは約45v/v%〜約50v/v%の間、もしくは約50v/v%〜約55v/v%の間、もしくは約40v/v%〜約50v/v%の間の任意の量、または示した範囲の間の任意の値、例えば、約40v/v%、41v/v%、42v/v%、43v/v%、44v/v%、45v/v%、46v/v%、47v/v%、48v/v%、49v/v%、50v/v%、51v/v%、52v/v%、53v/v%、54v/v%、55v/v%、56v/v%、57v/v%、58v/v%、59v/v%、60v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
一部の実施形態では、第2のメチル化有機ケイ素化合物はOMTSでもよく、これは、約0v/v%〜約20v/v%の間、もしくは約15v/v%〜約20v/v%の間、もしくは約10v/v%〜約20v/v%の間、もしくは約5v/v%〜約10v/v%の間、もしくは約2.5v/v%〜約15v/v%の間の任意の量、または示した範囲の間の任意の値、例えば、約0v/v%、1v/v%、2v/v%、3v/v%、4v/v%、5v/v%、6v/v%、7v/v%、8v/v%、9v/v%、10v/v%、11v/v%、12v/v%、13v/v%、14v/v%、15v/v%、16v/v%、17v/v%、18v/v%、19v/v%、20v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
オクタメチルトリシロキサン(OMTS)は、式C8H24O2Si3を有する。これは無色の液体であり、わずかな臭気を有する。OMTSはVOC免除である。一部の実施形態では、第1のメチル化有機ケイ素化合物はOMTSでもよく、これは、約40v/v%〜約60v/v%の間、もしくは約45v/v%〜約60v/v%の間、もしくは約45v/v%〜約50v/v%の間、もしくは約50v/v%〜約55v/v%の間、もしくは約40v/v%〜約50v/v%の間の任意の量、または示した範囲の間の任意の値、例えば、約40v/v%、41v/v%、42v/v%、43v/v%、44v/v%、45v/v%、46v/v%、47v/v%、48v/v%、49v/v%、50v/v%、51v/v%、52v/v%、53v/v%、54v/v%、55v/v%、56v/v%、57v/v%、58v/v%、59v/v%、60v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
一部の実施形態では、第2のメチル化有機ケイ素化合物はOMTSでもよく、これは、約0v/v%〜約20v/v%の間、もしくは約15v/v%〜約20v/v%の間、もしくは約10v/v%〜約20v/v%の間、もしくは約5v/v%〜約10v/v%の間、もしくは約2.5v/v%〜約15v/v%の間の任意の量、または示した範囲の間の任意の値、例えば、約0v/v%、1v/v%、2v/v%、3v/v%、4v/v%、5v/v%、6v/v%、7v/v%、8v/v%、9v/v%、10v/v%、11v/v%、12v/v%、13v/v%、14v/v%、15v/v%、16v/v%、17v/v%、18v/v%、19v/v%、20v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
デカメチルテトラシロキサン(DMTS)は、式C10H30O3Si4を有する。これは無色の液体であり、わずかな臭気を有する。DMTSはVOC免除である。一部の実施形態では、第1のメチル化有機ケイ素化合物はDMTSでもよく、これは、約40v/v%〜約60v/v%の間、もしくは約45v/v%〜約60v/v%の間、もしくは約45v/v%〜約50v/v%の間、もしくは約50v/v%〜約55v/v%の間、もしくは約40v/v%〜約50v/v%の間の任意の量、または示した範囲の間の任意の値、例えば、約40v/v%、41v/v%、42v/v%、43v/v%、44v/v%、45v/v%、46v/v%、47v/v%、48v/v%、49v/v%、50v/v%、51v/v%、52v/v%、53v/v%、54v/v%、55v/v%、56v/v%、57v/v%、58v/v%、59v/v%、60v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
一部の実施形態では、第2のメチル化有機ケイ素化合物はDMTSでもよく、これは、約0v/v%〜約20v/v%の間、もしくは約15v/v%〜約20v/v%の間、もしくは約10v/v%〜約20v/v%の間、もしくは約5v/v%〜約10v/v%の間、もしくは約2.5v/v%〜約15v/v%の間の任意の量、または示した範囲の間の任意の値、例えば、約0v/v%、1v/v%、2v/v%、3v/v%、4v/v%、5v/v%、6v/v%、7v/v%、8v/v%、9v/v%、10v/v%、11v/v%、12v/v%、13v/v%、14v/v%、15v/v%、16v/v%、17v/v%、18v/v%、19v/v%、20v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
本明細書で使用する場合、「酢酸エステル」によって、式CH3CO2R(式中、RはC1−C4アルキルである)を有する酢酸アルキル(C1−C4)エステルが意味される。「アルキル」とは、不飽和を含有せず、例えば1〜4個の炭素原子、例えば、1、2、3、または4個の炭素原子を含む、炭素原子および水素原子のみからなる、直鎖または分岐の炭化水素鎖基を指す。酢酸エステルはVOC免除となる場合がある。
本明細書で使用する場合、「酢酸エステル」によって、式CH3CO2R(式中、RはC1−C4アルキルである)を有する酢酸アルキル(C1−C4)エステルが意味される。「アルキル」とは、不飽和を含有せず、例えば1〜4個の炭素原子、例えば、1、2、3、または4個の炭素原子を含む、炭素原子および水素原子のみからなる、直鎖または分岐の炭化水素鎖基を指す。酢酸エステルはVOC免除となる場合がある。
一部の実施形態では、酢酸エステルは、約20v/v%〜約40v/v%の間、もしくは約20v/v%〜約35v/v%の間、もしくは約25v/v%〜約35v/v%の間の任意の量、または示した範囲の間の任意の値、例えば、約20v/v%、21v/v%、22v/v%、23v/v%、24v/v%、25v/v%、26v/v%、27v/v%、28v/v%、29v/v%、30v/v%、31v/v%、32v/v%、33v/v%、34v/v%、35v/v%、36v/v%、37v/v%、38v/v%、39v/v%、40v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
一部の実施形態では、酢酸エステルは、約30v/v%〜約40v/v%の間の任意の量、またはその間の任意の値、例えば、30v/v%、31v/v%、32v/v%、33v/v%、33v/v%、35v/v%、36v/v%、37v/v%、38v/v%、39v/v%、40v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
一部の実施形態では、第2のメチル化有機ケイ素化合物が溶剤組成物中に存在する場合、酢酸エステルは、約30v/v%〜約40v/v%の間、もしくは約30v/v%〜約35v/v%の間、もしくは約35v/v%〜約40v/v%の間の任意の量、または上下限を含む示した範囲の間の任意の値、例えば、約30v/v%、31v/v%、32v/v%、33v/v%、34v/v%、35v/v%、36v/v%、37v/v%、38v/v%、39v/v%、40v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
一部の実施形態では、酢酸エステルは、約30v/v%〜約40v/v%の間の任意の量、またはその間の任意の値、例えば、30v/v%、31v/v%、32v/v%、33v/v%、33v/v%、35v/v%、36v/v%、37v/v%、38v/v%、39v/v%、40v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
一部の実施形態では、第2のメチル化有機ケイ素化合物が溶剤組成物中に存在する場合、酢酸エステルは、約30v/v%〜約40v/v%の間、もしくは約30v/v%〜約35v/v%の間、もしくは約35v/v%〜約40v/v%の間の任意の量、または上下限を含む示した範囲の間の任意の値、例えば、約30v/v%、31v/v%、32v/v%、33v/v%、34v/v%、35v/v%、36v/v%、37v/v%、38v/v%、39v/v%、40v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
酢酸メチル(MA)は、式CH3COOCH3を有する。これは、室温で水への25%の溶解度を有する可燃性の液体であり、強水性塩基または水性酸の存在中で安定でない。MAはVOC免除である。一部の実施形態では、酢酸エステルはMAでもよく、これは、約20v/v%〜約40v/v%の間、もしくは約20v/v%〜約35v/v%の間、もしくは約25v/v%〜約35v/v%の間の任意の量、または示した範囲の間の任意の値、例えば、約20v/v%、21v/v%、22v/v%、23v/v%、24v/v%、25v/v%、26v/v%、27v/v%、28v/v%、29v/v%、30v/v%、31v/v%、32v/v%、33v/v%、34v/v%、35v/v%、36v/v%、37v/v%、38v/v%、39v/v%、40v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
一部の実施形態では、MAは、約30v/v%〜約40v/v%の間、もしくは約30v/v%〜約35v/v%の間、もしくは約35v/v%〜約40v/v%の間の任意の量、または上下限を含む示した範囲の間の任意の値、例えば、30v/v%、31v/v%、32v/v%、33v/v%、33v/v%、35v/v%、36v/v%、37v/v%、38v/v%、39v/v%、40v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
一部の実施形態では、MAは、約30v/v%〜約40v/v%の間、もしくは約30v/v%〜約35v/v%の間、もしくは約35v/v%〜約40v/v%の間の任意の量、または上下限を含む示した範囲の間の任意の値、例えば、30v/v%、31v/v%、32v/v%、33v/v%、33v/v%、35v/v%、36v/v%、37v/v%、38v/v%、39v/v%、40v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
一部の実施形態では、第2のメチル化有機ケイ素化合物が溶剤組成物中に存在する場合、MAは、約30v/v%〜約40v/v%の間、もしくは約30v/v%〜約35v/v%の間、もしくは約35v/v%〜約40v/v%の間の任意の量、または上下限を含む示した範囲の間の任意の値、例えば、約30v/v%、31v/v%、32v/v%、33v/v%、34v/v%、35v/v%、36v/v%、37v/v%、38v/v%、39v/v%、40v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
酢酸tert−ブチル(TBA)は式C6H12O2を有する。これは、ブルーベリーのような匂いの、無色で可燃性の液体である。TBAはVOC免除となる場合がある。
一部の実施形態では、酢酸エステルはTBAでもよく、これは、約20v/v%〜約40v/v%の間、もしくは約20v/v%〜約35v/v%の間、もしくは約25v/v%〜約35v/v%の間の任意の量、または示した範囲の間の任意の値、例えば、約20v/v%、21v/v%、22v/v%、23v/v%、24v/v%、25v/v%、26v/v%、27v/v%、28v/v%、29v/v%、30v/v%、31v/v%、32v/v%、33v/v%、34v/v%、35v/v%、36v/v%、37v/v%、38v/v%、39v/v%、40v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
酢酸tert−ブチル(TBA)は式C6H12O2を有する。これは、ブルーベリーのような匂いの、無色で可燃性の液体である。TBAはVOC免除となる場合がある。
一部の実施形態では、酢酸エステルはTBAでもよく、これは、約20v/v%〜約40v/v%の間、もしくは約20v/v%〜約35v/v%の間、もしくは約25v/v%〜約35v/v%の間の任意の量、または示した範囲の間の任意の値、例えば、約20v/v%、21v/v%、22v/v%、23v/v%、24v/v%、25v/v%、26v/v%、27v/v%、28v/v%、29v/v%、30v/v%、31v/v%、32v/v%、33v/v%、34v/v%、35v/v%、36v/v%、37v/v%、38v/v%、39v/v%、40v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
一部の実施形態では、TBAは、約30v/v%〜約40v/v%の間、もしくは約30v/v%〜約35v/v%の間、もしくは約35v/v%〜約40v/v%の間の任意の量、または上下限を含む示した範囲の間の任意の値、例えば、30v/v%、31v/v%、32v/v%、33v/v%、33v/v%、35v/v%、36v/v%、37v/v%、38v/v%、39v/v%、40v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
一部の実施形態では、第2のメチル化有機ケイ素化合物が溶剤組成物中に存在する場合、TBAは、約30v/v%〜約40v/v%の間、もしくは約30v/v%〜約35v/v%の間、もしくは約35v/v%〜約40v/v%の間の任意の量、または上下限を含む示した範囲の間の任意の値、例えば、30v/v%、31v/v%、32v/v%、33v/v%、33v/v%、35v/v%、36v/v%、37v/v%、38v/v%、39v/v%、40v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
一部の実施形態では、第2のメチル化有機ケイ素化合物が溶剤組成物中に存在する場合、TBAは、約30v/v%〜約40v/v%の間、もしくは約30v/v%〜約35v/v%の間、もしくは約35v/v%〜約40v/v%の間の任意の量、または上下限を含む示した範囲の間の任意の値、例えば、30v/v%、31v/v%、32v/v%、33v/v%、33v/v%、35v/v%、36v/v%、37v/v%、38v/v%、39v/v%、40v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
パラクロロベンゾトリフルオリド(PCBTF)は式C7H4ClF3を有する。これは、刺激臭のある、重い(比重1.34)工業溶剤である。PCBTFはVOC免除である。一部の実施形態では、PCBTFは、約0v/v%〜約30v/v%の間の任意の量、またはその間の任意の値、例えば、約0v/v%、1v/v%、2v/v%、3v/v%、4v/v%、5v/v%、6v/v%、7v/v%、8v/v%、9v/v%、10v/v%、11v/v%、12v/v%、13v/v%、14v/v%、15v/v%、16v/v%、17v/v%、18v/v%、19v/v%、20v/v%、21v/v%、22v/v%、23v/v%、24v/v%、25v/v%、26v/v%、27v/v%、28v/v%、29v/v%、30v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
一部の実施形態では、PCBTFは、約15v/v%〜約30v/v%の間の任意の量、またはその間の任意の値、例えば、約15v/v%、16v/v%、17v/v%、18v/v%、19v/v%、20v/v%、21v/v%、22v/v%、23v/v%、24v/v%、25v/v%、26v/v%、27v/v%、28v/v%、29v/v%、30v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
一部の実施形態では、PCBTFは、約15v/v%〜約30v/v%の間の任意の量、またはその間の任意の値、例えば、約15v/v%、16v/v%、17v/v%、18v/v%、19v/v%、20v/v%、21v/v%、22v/v%、23v/v%、24v/v%、25v/v%、26v/v%、27v/v%、28v/v%、29v/v%、30v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
一部の実施形態では、PCBTFは、約0v/v%〜約17.5v/v%の間の任意の量、またはその間の任意の値、例えば、約0v/v%、1v/v%、2v/v%、3v/v%、4v/v%、5v/v%、6v/v%、7v/v%、8v/v%、9v/v%、10v/v%、11v/v%、12v/v%、13v/v%、14v/v%、15v/v%、16v/v%、17v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
一部の実施形態では、第2のメチル化有機ケイ素化合物が溶剤組成物中に存在しない場合、PCBTFは、約15v/v%〜約30v/v%の間の任意の量、またはその間の任意の値、例えば、約15v/v%、16v/v%、17v/v%、18v/v%、19v/v%、20v/v%、21v/v%、22v/v%、23v/v%、24v/v%、25v/v%、26v/v%、27v/v%、28v/v%、29v/v%、30v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
一部の実施形態では、第2のメチル化有機ケイ素化合物が溶剤組成物中に存在する場合、PCBTFは、約0v/v%〜約17.5v/v%の間の任意の量、例えば、約0v/v%、1v/v%、2v/v%、3v/v%、4v/v%、5v/v%、6v/v%、7v/v%、8v/v%、9v/v%、10v/v%、11v/v%、12v/v%、13v/v%、14v/v%、15v/v%、16v/v%、17v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
一部の実施形態では、第2のメチル化有機ケイ素化合物が溶剤組成物中に存在しない場合、PCBTFは、約15v/v%〜約30v/v%の間の任意の量、またはその間の任意の値、例えば、約15v/v%、16v/v%、17v/v%、18v/v%、19v/v%、20v/v%、21v/v%、22v/v%、23v/v%、24v/v%、25v/v%、26v/v%、27v/v%、28v/v%、29v/v%、30v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
一部の実施形態では、第2のメチル化有機ケイ素化合物が溶剤組成物中に存在する場合、PCBTFは、約0v/v%〜約17.5v/v%の間の任意の量、例えば、約0v/v%、1v/v%、2v/v%、3v/v%、4v/v%、5v/v%、6v/v%、7v/v%、8v/v%、9v/v%、10v/v%、11v/v%、12v/v%、13v/v%、14v/v%、15v/v%、16v/v%、17v/v%等で、溶剤組成物中に存在し得る。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、約50v/v%(約40.3質量%)の量のHMDS、約25v/v%(約35.3質量%)の量のPCBTF、および約25v/v%(約24.4質量%)の量のMAを含み得る。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、約45v/v%(約36.7質量%)の量のHMDS、約35v/v%(約34.7質量%)の量のMA、および約20v/v%(約28.6質量%)の量のPCBTFを含み得る。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、約50v/v%(約44.7質量%)の量のHMDS、約35v/v%(約37.9質量%)の量のMA、約10v/v%(約9.5質量%)の量のOMTS、および約5v/v%(約7.8質量%)の量のPCBTFを含み得る。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、約50v/v%(約46.1質量%)の量のHMDS、約35v/v%(約39.1質量%)の量のMA、および約15v/v%(約14.8質量%)の量のOMTSを含み得る。
「約」によって、ある値または範囲からの、5%またはそれ未満、例えば、0.5%、1%、1.5%、2.0%、2.5%、3.0%、3.5%、4.0%、4.5%、5.0%等の変動(プラスまたはマイナス)が意味される。
溶剤組成物中のある試薬の量が変化すると、一般に、溶剤組成物中の試薬の百分率の合計が100%に等しくなるように、本開示による溶剤組成物中の他の試薬の量の、指定された範囲内での、対応する調整(増加させるまたは減少させる)が必要になることが理解されるべきである。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、約45v/v%(約36.7質量%)の量のHMDS、約35v/v%(約34.7質量%)の量のMA、および約20v/v%(約28.6質量%)の量のPCBTFを含み得る。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、約50v/v%(約44.7質量%)の量のHMDS、約35v/v%(約37.9質量%)の量のMA、約10v/v%(約9.5質量%)の量のOMTS、および約5v/v%(約7.8質量%)の量のPCBTFを含み得る。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、約50v/v%(約46.1質量%)の量のHMDS、約35v/v%(約39.1質量%)の量のMA、および約15v/v%(約14.8質量%)の量のOMTSを含み得る。
「約」によって、ある値または範囲からの、5%またはそれ未満、例えば、0.5%、1%、1.5%、2.0%、2.5%、3.0%、3.5%、4.0%、4.5%、5.0%等の変動(プラスまたはマイナス)が意味される。
溶剤組成物中のある試薬の量が変化すると、一般に、溶剤組成物中の試薬の百分率の合計が100%に等しくなるように、本開示による溶剤組成物中の他の試薬の量の、指定された範囲内での、対応する調整(増加させるまたは減少させる)が必要になることが理解されるべきである。
一部の実施形態では、いずれの特定の理論にも縛られることなく、ヘキサメチルジシロキサン、オクタメチルトリシロキサンおよび/またはデカメチルテトラシロキサンを、本開示による溶剤組成物の水素結合能または極性に何ら寄与しない成分として使用することができる。
一部の実施形態では、いずれの特定の理論にも縛られることなく、ヘキサメチルジシロキサン、オクタメチルトリシロキサンおよび/またはデカメチルテトラシロキサンを、本開示による溶剤組成物の計算によるまたは測定による溶解力を増加させるために使用することができる。
一部の実施形態では、いずれの特定の理論にも縛られることなく、オクタメチルトリシロキサンおよび/またはデカメチルテトラシロキサンを、本開示による溶剤組成物の計算によるまたは測定による蒸発速度を減少させるためおよび/または引火点を上昇させるために使用することもできる。
一部の実施形態では、いずれの特定の理論にも縛られることなく、酢酸メチルを、本開示による溶剤組成物の計算によるまたは測定による蒸発速度を増加させるために使用することができる。
一部の実施形態では、いずれの特定の理論にも縛られることなく、ヘキサメチルジシロキサン、オクタメチルトリシロキサンおよび/またはデカメチルテトラシロキサンを、本開示による溶剤組成物の計算によるまたは測定による溶解力を増加させるために使用することができる。
一部の実施形態では、いずれの特定の理論にも縛られることなく、オクタメチルトリシロキサンおよび/またはデカメチルテトラシロキサンを、本開示による溶剤組成物の計算によるまたは測定による蒸発速度を減少させるためおよび/または引火点を上昇させるために使用することもできる。
一部の実施形態では、いずれの特定の理論にも縛られることなく、酢酸メチルを、本開示による溶剤組成物の計算によるまたは測定による蒸発速度を増加させるために使用することができる。
一部の実施形態では、いずれの特定の理論にも縛られることなく、酢酸メチルを、本開示による溶剤組成物の計算によるまたは測定による溶解力を増加させるために使用することができる。
一部の実施形態では、いずれの特定の理論にも縛られることなく、PCBTFを、本開示による溶剤組成物の計算によるまたは測定による溶解力を増加させるために使用することができる。
一部の実施形態では、いずれの特定の理論にも縛られることなく、PCBTFを、本開示による溶剤組成物の計算によるまたは測定による蒸発速度を減少させるためおよび/または引火点を上昇させるために使用することができる。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、環境に有害であるもしくはオゾン層を破壊する有害大気汚染物質(HAP)として、またはVOCとして分類されない試薬を含み得る。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、VOC免除である化合物または試薬を含み得る。そのような組成物はVOC排出を削減するのに有用となり得る。MA、HMDS、OMTS、DMTSおよびPCBTFは、現在、VOC免除である。
一部の実施形態では、いずれの特定の理論にも縛られることなく、PCBTFを、本開示による溶剤組成物の計算によるまたは測定による溶解力を増加させるために使用することができる。
一部の実施形態では、いずれの特定の理論にも縛られることなく、PCBTFを、本開示による溶剤組成物の計算によるまたは測定による蒸発速度を減少させるためおよび/または引火点を上昇させるために使用することができる。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、環境に有害であるもしくはオゾン層を破壊する有害大気汚染物質(HAP)として、またはVOCとして分類されない試薬を含み得る。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、VOC免除である化合物または試薬を含み得る。そのような組成物はVOC排出を削減するのに有用となり得る。MA、HMDS、OMTS、DMTSおよびPCBTFは、現在、VOC免除である。
化合物の最大オゾン生成能(MIR)の値は、化合物が光化学的分解によりオゾンを生成する能力の尺度である。MIR値が低いほど、化合物によって生成されるオゾンが少なくなる(したがって、スモッグが少なくなる)。一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、ヘプタン(MIR 1.28)よりも低いMIR値を有し得る。代替的な実施形態では、本開示による組成物は、0.046のMIR値を有し得る。代替的な実施形態では、本開示による組成物は、0.047のMIR値を有し得る。
高い引火点を有する組成物は、例えば、輸送もしくは製造の間のまたは消費者の使用のための安全性の理由から有用である。一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、少なくとも約4.0℃、例えば、少なくとも約4.5℃、5.0℃、5.5℃、6.0℃、6.5℃、7.0℃、7.5℃、8.0℃、8.5℃、9.0℃、9.5℃、10.0℃、15.0℃、20.0℃、25.0℃、30.0℃、35.0℃、40.0℃、またはそれより高い引火点を有し得る。一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、約4.0℃〜約40.0℃の間、またはその間の任意の値の引火点を有し得る。代替的な実施形態では、本開示による溶剤組成物は、少なくとも約8.6℃の引火点を有し得る。代替的な実施形態では、本開示による溶剤組成物は、少なくとも約5.4℃の引火点を有し得る。
高い引火点を有する組成物は、例えば、輸送もしくは製造の間のまたは消費者の使用のための安全性の理由から有用である。一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、少なくとも約4.0℃、例えば、少なくとも約4.5℃、5.0℃、5.5℃、6.0℃、6.5℃、7.0℃、7.5℃、8.0℃、8.5℃、9.0℃、9.5℃、10.0℃、15.0℃、20.0℃、25.0℃、30.0℃、35.0℃、40.0℃、またはそれより高い引火点を有し得る。一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、約4.0℃〜約40.0℃の間、またはその間の任意の値の引火点を有し得る。代替的な実施形態では、本開示による溶剤組成物は、少なくとも約8.6℃の引火点を有し得る。代替的な実施形態では、本開示による溶剤組成物は、少なくとも約5.4℃の引火点を有し得る。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、例えば、標準的な方法を使用して決定することができる、ラットに対する経口LD50である、生分解性、催奇形性、発がん性、ならびに/または肝毒性および腎毒性測定値のうちの1つまたは複数によって決定される、低い毒性を有し得る。一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、非発がん性として分類される試薬を含有し得る。一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、約5000mg/kg以上の経口LD50を有し得る。
蒸発速度は、基準とする酢酸n−ブチルの蒸発(=1)に対して表すことができる。蒸発速度は、計算するかまたは実験によって決定することができる。一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、周囲温度または室温で、約1.5〜約4.3、もしくは3.5〜4.3の間、またはその間もしくはこの範囲の上下限を含む任意の値、例えば、約1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2.0、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、2.6、2.7、2.8、2.9、3.0、3.1、3.2、3.3、3.4、3.5、3.6、3.7、3.8、3.9、4.0、4.1、4.2、もしくは4.3の、計算による蒸発速度を有し得る。一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、周囲温度または室温で、最大で4.0、または最大で4.1、または最大で4.2、または最大で4.3の、計算による蒸発速度を有し得る。一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、周囲温度または室温で、約2.0〜約4.3、もしくは約3.5〜約4.3の間、またはその間もしくはこの範囲の上下限を含む任意の値、例えば、約1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2.0、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、2.6、2.7、2.8、2.9、3.0、3.1、3.2、3.3、3.4、3.5、3.6、3.7、3.8、3.9、4.0、4.1、4.2、もしくは4.3の、実験によって決定された蒸発速度を有し得る。一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、周囲温度または室温で、最大で4.0、または最大で4.1、または最大で4.2、または最大で4.3の、実験によって決定された蒸発速度を有し得る。これらのパラメーター内の蒸発速度を有する組成物により、例えば、蒸発の遅い塗料、コーティング剤、インク、接着剤、潤滑剤などにおける、より広い使用法が可能になる。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、周囲温度または室温で、約3.63の計算による蒸発速度を有し得る。代替的な実施形態では、本開示による溶剤組成物は、周囲温度または室温で、約3.99の計算による蒸発速度を有し得る。代替的な実施形態では、本開示による溶剤組成物は、周囲温度または室温で、約4.06の計算による蒸発速度を有し得る。代替的な実施形態では、本開示による溶剤組成物は、周囲温度または室温で、約4.03の計算による蒸発速度を有し得る。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、実質的に無水でもよく、例えば、0.02質量%未満の水を含有し得る。代替的な実施形態では、本開示による溶剤組成物は、500ppm未満の水を含有し得る。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、水と実質的に混和しない。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、例えば、少なくとも99.5%、例えば、少なくとも99.6%、99.7%、99.8%、99.9%、または100%の純度を有し得る。代替的な実施形態では、PCBTFは、例えば、少なくとも99.5%の純度を有し得る。代替的な実施形態では、HMDSは、例えば、少なくとも99.5%の純度を有し得る。代替的な実施形態では、OMTSは、例えば、少なくとも99.5%の純度を有し得る。代替的な実施形態では、MAは、例えば、少なくとも99.5%の純度を有し得る。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、0.58の粘度を有し得る。一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、0.42であるヘプタンに類似の粘度を有し得る。一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、例えば、31のカウリ−ブタノール(Kb)価を有するヘプタンに対して、Kb価48の改善された溶解力を有し得る。これにより、一部の実施形態では、ヘプタンを含有する組成物と比べた場合、本開示による溶剤組成物の使用を少なくすることが可能になる。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、実質的に無水でもよく、例えば、0.02質量%未満の水を含有し得る。代替的な実施形態では、本開示による溶剤組成物は、500ppm未満の水を含有し得る。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、水と実質的に混和しない。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、例えば、少なくとも99.5%、例えば、少なくとも99.6%、99.7%、99.8%、99.9%、または100%の純度を有し得る。代替的な実施形態では、PCBTFは、例えば、少なくとも99.5%の純度を有し得る。代替的な実施形態では、HMDSは、例えば、少なくとも99.5%の純度を有し得る。代替的な実施形態では、OMTSは、例えば、少なくとも99.5%の純度を有し得る。代替的な実施形態では、MAは、例えば、少なくとも99.5%の純度を有し得る。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、0.58の粘度を有し得る。一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、0.42であるヘプタンに類似の粘度を有し得る。一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、例えば、31のカウリ−ブタノール(Kb)価を有するヘプタンに対して、Kb価48の改善された溶解力を有し得る。これにより、一部の実施形態では、ヘプタンを含有する組成物と比べた場合、本開示による溶剤組成物の使用を少なくすることが可能になる。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、約0.949g/mlの比重を有し得る。
代替的な実施形態では、本開示による溶剤組成物は、約0.936g/mlの比重を有し得る。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、本明細書に記載のまたは本技術分野で公知の通りのヘプタンの性能特性に近似する性能特性を有し得る。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、適切な温度(例えば、およそ70.5℃(159°F)の初期沸点を超える)での蒸留によって再循環され得る。
代替的な実施形態では、本開示による溶剤組成物は、適切な温度(例えば、およそ59℃(138°F)の初期沸点を超える)での蒸留によって再循環され得る。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、軽度の臭気を有し得る。一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、不快なおよび/または強い臭気を有しない試薬を含み得る。
代替的な実施形態では、本開示による溶剤組成物は、約0.936g/mlの比重を有し得る。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、本明細書に記載のまたは本技術分野で公知の通りのヘプタンの性能特性に近似する性能特性を有し得る。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、適切な温度(例えば、およそ70.5℃(159°F)の初期沸点を超える)での蒸留によって再循環され得る。
代替的な実施形態では、本開示による溶剤組成物は、適切な温度(例えば、およそ59℃(138°F)の初期沸点を超える)での蒸留によって再循環され得る。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、軽度の臭気を有し得る。一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、不快なおよび/または強い臭気を有しない試薬を含み得る。
一部の実施形態では、本開示は、本明細書に記載の通りの、第1のメチル化有機ケイ素化合物、酢酸エステル、およびパラクロロベンゾトリフルオリド(PCBTF)もしくは第2のメチル化有機ケイ素化合物のいずれか、またはその両方から本質的になる溶剤組成物を提供する。「から本質的になる」によって、不活性および/または中性化合物が、溶剤組成物の物理的性質、例えば、引火点または蒸発速度に影響することなく、溶剤組成物中に存在し得ることが意味される。したがって、結果として得られる溶剤組成物の引火点を4℃未満に低下させ得る、または蒸発速度を4.3超に増加させ得る化合物は、本開示による溶剤組成物から特異的に除外され得る。一部の実施形態では、次亜ハロゲン酸、活性化ハロ置換化合物、およびハロゲンドナー、(例えば、次亜塩素酸tert−ブチル、次亜臭素酸tert−ブチル、ブロモマロン酸ジエチル、α−ブロモアセトフェノン、ブロモ酢酸、シンナミルブロミド、1,4−ジブロモ−2−ブテン、ヨード酢酸、ブロモジフェニルメタン、9−ブロモフルオレン、ブロモマロン酸ジエチル、臭化ベンゾイル、シンナミルブロミド、1,4−ジブロモ−2−ブテン、ブロモ酢酸、1,4−ジブロモ−2,3−ブタンジオン、ジブロモマロン酸ジエチル、N−モノハロアルキルウレタン、N,N−ジハロアルキルウレタン、N,N−ジクロロエチルウレタン、N,N−ジブロモエチルウレタン、N,N−ジクロロプロピルウレタン、N,N−ジブロモプロピルウレタン、N,N−ジクロロジベンジルウレタン、N,N−ジブロモベンジルウレタン、ジブロモアセトニトリル、トリブロモアセトアルデヒド、アルファ−ブロモイソブチロフェノン、2−ブロモイソ酪酸エチル、α,α,α,α−テトラブロモ−σ−キシレン、9,10−ジブロモアントラセン、N−クロロパラトルエンスルホンアミド、N,N−ジハロゲンアリールスルホンアミド、例えば、N,N−ジクロロ−p−トルエンスルホンアミド、N,N−ジブロモトルエンスルホンアミド、N,N−ジクロロベンゼンスルホンアミド、N,N−ジブロモベンゼンスルホンアミド、ハロメチルエーテル、チオシアノゲン、アジ化ヨウ素、アジ化臭素、塩化ヨウ素、臭化ヨウ素、トリクロロ酢酸ヨウ化物、酢酸臭化物、硝酸ヨウ素、アルキルハイポハライト、アルキルチオニルクロリド、アリールチオニルクロリド、塩化ニトロシル、臭化ニトロシルなどを含む、ハロゲン化剤または特定のハロゲン保持化合物は特異的に除外される。一部の実施形態では、シクロヘキサンが特異的に除外される。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、ヘプタン、例えば、n−ヘプタン(H3C(CH2)5CH3またはC7H16)を代替するのに有用となり得る。溶剤組成物は、例えば、様々な用途における溶剤として使用することができる。企図される用途の例として、限定することなく、塗料用シンナーとしての使用、塗料除去剤としての使用、クリーナーとしての使用、洗浄/脱脂剤としての使用が挙げられる。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、塗料、コーティング剤、ラバーセメントの製造および配合において、ならびに工業用、商用の洗浄/脱脂用途において有用となり得る。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、塗料およびコーティング剤配合物ならびに/または洗浄、塗料除去剤において有用となり得る。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、表面処理、一般的な目的の表面拭き取りクリーナー(例えば、塗装前の)、一般および/または強力脱脂剤、ブレーキクリーナーおよび/または接点磨きなどとして有用となり得る。
一部の実施形態では、本明細書に記載の通りの溶剤組成物は、ブレーキクリーナーとしてならびに電気部品および電子機器用の接点磨きとして、自動車産業においてクリーナーおよび脱脂剤として、使用することができる。
一部の実施形態では、本明細書に記載の通りの溶剤組成物は、塗料、コーティング剤、インク、接着剤の配合物中の補助溶剤として、ならびに表面処理、および一般および強力脱脂のための硬質表面クリーナーの配合物中の一次または補助溶剤として使用することができる。
本開示による溶剤組成物は、ヘプタンが伝統的に使用されている様々な用途において使用することができ、そのような用途においてヘプタンを代替するために使用することができることが理解されるべきである。したがって、本開示による溶剤組成物の最終的な量は、本開示による溶剤組成物が使用されている製品の最終使用および最終組成に応じて変化し得ることが理解されるべきである。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、ヘプタン、例えば、n−ヘプタン(H3C(CH2)5CH3またはC7H16)を代替するのに有用となり得る。溶剤組成物は、例えば、様々な用途における溶剤として使用することができる。企図される用途の例として、限定することなく、塗料用シンナーとしての使用、塗料除去剤としての使用、クリーナーとしての使用、洗浄/脱脂剤としての使用が挙げられる。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、塗料、コーティング剤、ラバーセメントの製造および配合において、ならびに工業用、商用の洗浄/脱脂用途において有用となり得る。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、塗料およびコーティング剤配合物ならびに/または洗浄、塗料除去剤において有用となり得る。
一部の実施形態では、本開示による溶剤組成物は、表面処理、一般的な目的の表面拭き取りクリーナー(例えば、塗装前の)、一般および/または強力脱脂剤、ブレーキクリーナーおよび/または接点磨きなどとして有用となり得る。
一部の実施形態では、本明細書に記載の通りの溶剤組成物は、ブレーキクリーナーとしてならびに電気部品および電子機器用の接点磨きとして、自動車産業においてクリーナーおよび脱脂剤として、使用することができる。
一部の実施形態では、本明細書に記載の通りの溶剤組成物は、塗料、コーティング剤、インク、接着剤の配合物中の補助溶剤として、ならびに表面処理、および一般および強力脱脂のための硬質表面クリーナーの配合物中の一次または補助溶剤として使用することができる。
本開示による溶剤組成物は、ヘプタンが伝統的に使用されている様々な用途において使用することができ、そのような用途においてヘプタンを代替するために使用することができることが理解されるべきである。したがって、本開示による溶剤組成物の最終的な量は、本開示による溶剤組成物が使用されている製品の最終使用および最終組成に応じて変化し得ることが理解されるべきである。
候補化合物は、多数の環境基準、例えば、低可燃性、安全性、VOC免除状況、および持続可能な供給源などを使用して選択した。
候補化合物は、例えば、製造業者の化学物質等安全データシート、様々な化学物質データベース、例えば、CHEMnetBASEまたはChemspiderから決定した、その物理化学的性質にも基づいて選択した。ヘプタンと比較した場合に、相対的に高い引火点、低い毒性および低い蒸気圧などを有する候補をさらなる試験のために選択した。
候補化合物は、例えば、製造業者の化学物質等安全データシート、様々な化学物質データベース、例えば、CHEMnetBASEまたはChemspiderから決定した、その物理化学的性質にも基づいて選択した。ヘプタンと比較した場合に、相対的に高い引火点、低い毒性および低い蒸気圧などを有する候補をさらなる試験のために選択した。
(例1)
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物1)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):50%(v/v)または40.3%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):25%(v/v)または24.4%(質量%)
PCBTF、純度99.5%、(CAS 98−56−6):25%(v/v)または35.3%(質量%)
配合物1は0.046のMIR値、約8.6℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=3.63を有する。
個々の構成成分の加重平均(体積%)に基づく、配合物1の物理的/化学的特性(実験によって決定された初期沸点を除く)は以下の通りであった。
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物1)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):50%(v/v)または40.3%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):25%(v/v)または24.4%(質量%)
PCBTF、純度99.5%、(CAS 98−56−6):25%(v/v)または35.3%(質量%)
配合物1は0.046のMIR値、約8.6℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=3.63を有する。
個々の構成成分の加重平均(体積%)に基づく、配合物1の物理的/化学的特性(実験によって決定された初期沸点を除く)は以下の通りであった。
(例2)
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物2)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):45%(v/v)または36.7%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):35%(v/v)または34.7%(質量%)
PCBTF、純度99.5%、(CAS 98−56−6):20%(v/v)または28.6%(質量%)
配合物2は0.047のMIR値、約5.4℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=3.99を有する。
個々の構成成分の加重平均(体積%)に基づく、配合物2の物理的/化学的特性(実験によって決定された初期沸点を除く)は以下の通りであった。
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物2)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):45%(v/v)または36.7%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):35%(v/v)または34.7%(質量%)
PCBTF、純度99.5%、(CAS 98−56−6):20%(v/v)または28.6%(質量%)
配合物2は0.047のMIR値、約5.4℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=3.99を有する。
個々の構成成分の加重平均(体積%)に基づく、配合物2の物理的/化学的特性(実験によって決定された初期沸点を除く)は以下の通りであった。
(例3)
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物3)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):50%(v/v)または44.7%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):35%(v/v)または37.9%(質量%)
PCBTF、純度99.5%、(CAS 98−56−6):5%(v/v)または7.8%(質量%)
OMTS、純度99.5%、(CAS 107−51−7):10%(v/v)または9.5%(質量%)
配合物3は0.031のMIR値、約2.35℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=4.06を有する。
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物3)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):50%(v/v)または44.7%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):35%(v/v)または37.9%(質量%)
PCBTF、純度99.5%、(CAS 98−56−6):5%(v/v)または7.8%(質量%)
OMTS、純度99.5%、(CAS 107−51−7):10%(v/v)または9.5%(質量%)
配合物3は0.031のMIR値、約2.35℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=4.06を有する。
(例4)
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物4)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):50%(v/v)または46.1%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):35%(v/v)または39.1%(質量%)
OMTS、純度99.5%、(CAS 107−51−7):15%(v/v)または14.8%(質量%)
配合物3は0.025のMIR値、約1.90℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=4.03を有する。
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物4)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):50%(v/v)または46.1%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):35%(v/v)または39.1%(質量%)
OMTS、純度99.5%、(CAS 107−51−7):15%(v/v)または14.8%(質量%)
配合物3は0.025のMIR値、約1.90℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=4.03を有する。
(例5)
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物5)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):40%(v/v)または36.2%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):40%(v/v)または44.3%(質量%)
OMTS、純度99.5%、(CAS 107−51−7):20%(v/v)または19.5%(質量%)
配合物5は0.029のMIR値、約3.04℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=3.95を有する。
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物5)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):40%(v/v)または36.2%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):40%(v/v)または44.3%(質量%)
OMTS、純度99.5%、(CAS 107−51−7):20%(v/v)または19.5%(質量%)
配合物5は0.029のMIR値、約3.04℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=3.95を有する。
(例6)
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物6)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):45%(v/v)または41.1%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):35%(v/v)または39.2%(質量%)
OMTS、純度99.5%、(CAS 107−51−7):20%(v/v)または19.7%(質量%)
配合物6は0.025のMIR値、約3.57℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=3.84を有する。
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物6)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):45%(v/v)または41.1%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):35%(v/v)または39.2%(質量%)
OMTS、純度99.5%、(CAS 107−51−7):20%(v/v)または19.7%(質量%)
配合物6は0.025のMIR値、約3.57℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=3.84を有する。
(例7)
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物7)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):50%(v/v)または44.7%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):30%(v/v)または32.9%(質量%)
PCBTF、純度99.5%、(CAS 98−56−6):5%(v/v)または7.9%(質量%)
OMTS、純度99.5%、(CAS 107−51−7):15%(v/v)または14.5%(質量%)
配合物7は0.027のMIR値、約4.55℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=3.71を有する。
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物7)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):50%(v/v)または44.7%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):30%(v/v)または32.9%(質量%)
PCBTF、純度99.5%、(CAS 98−56−6):5%(v/v)または7.9%(質量%)
OMTS、純度99.5%、(CAS 107−51−7):15%(v/v)または14.5%(質量%)
配合物7は0.027のMIR値、約4.55℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=3.71を有する。
(例8)
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物8)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):50%(v/v)または43.4%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):30%(v/v)または31.9%(質量%)
PCBTF、純度99.5%、(CAS 98−56−6):10%(v/v)または15.3%(質量%)
OMTS、純度99.5%、(CAS 107−51−7):10%(v/v)または9.4%(質量%)
配合物8は0.033のMIR値、約5.0℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=3.81を有する。
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物8)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):50%(v/v)または43.4%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):30%(v/v)または31.9%(質量%)
PCBTF、純度99.5%、(CAS 98−56−6):10%(v/v)または15.3%(質量%)
OMTS、純度99.5%、(CAS 107−51−7):10%(v/v)または9.4%(質量%)
配合物8は0.033のMIR値、約5.0℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=3.81を有する。
(例9)
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物9)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):50%(v/v)または41.9%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):35%(v/v)または36.0%(質量%)
PCBTF、純度99.5%、(CAS 98−56−6):15%(v/v)または22.2%(質量%)
配合物9は0.042のMIR値、約3.25℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=4.14を有する。
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物9)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):50%(v/v)または41.9%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):35%(v/v)または36.0%(質量%)
PCBTF、純度99.5%、(CAS 98−56−6):15%(v/v)または22.2%(質量%)
配合物9は0.042のMIR値、約3.25℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=4.14を有する。
(例10)
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物10)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):50%(v/v)または41.0%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):30%(v/v)または30.1%(質量%)
PCBTF、純度99.5%、(CAS 98−56−6):20%(v/v)または28.9%(質量%)
配合物10は0.044のMIR値、約5.9℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=3.88を有する。
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物10)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):50%(v/v)または41.0%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):30%(v/v)または30.1%(質量%)
PCBTF、純度99.5%、(CAS 98−56−6):20%(v/v)または28.9%(質量%)
配合物10は0.044のMIR値、約5.9℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=3.88を有する。
(例11)
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物11)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):55%(v/v)または45.5%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):25%(v/v)または25.4%(質量%)
PCBTF、純度99.5%、(CAS 98−56−6):20%(v/v)または29.2%(質量%)
配合物11は0.04のMIR値、約6.4℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=3.77を有する。
(例12)
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物12)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):55%(v/v)または46.5%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):30%(v/v)または31.1%(質量%)
PCBTF、純度99.5%、(CAS 98−56−6):15%(v/v)または22.4%(質量%)
配合物12は0.038のMIR値、約3.78℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=4.03を有する。
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物11)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):55%(v/v)または45.5%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):25%(v/v)または25.4%(質量%)
PCBTF、純度99.5%、(CAS 98−56−6):20%(v/v)または29.2%(質量%)
配合物11は0.04のMIR値、約6.4℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=3.77を有する。
(例12)
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物12)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):55%(v/v)または46.5%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):30%(v/v)または31.1%(質量%)
PCBTF、純度99.5%、(CAS 98−56−6):15%(v/v)または22.4%(質量%)
配合物12は0.038のMIR値、約3.78℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=4.03を有する。
(例13)
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物13)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):55%(v/v)または44.5%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):20%(v/v)または19.8%(質量%)
PCBTF、純度99.5%、(CAS 98−56−6):25%(v/v)または35.7%(質量%)
配合物13は0.042のMIR値、約9.1℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=3.52を有する。
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物13)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):55%(v/v)または44.5%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):20%(v/v)または19.8%(質量%)
PCBTF、純度99.5%、(CAS 98−56−6):25%(v/v)または35.7%(質量%)
配合物13は0.042のMIR値、約9.1℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=3.52を有する。
(例14)
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物14)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):60%(v/v)または52.4%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):30%(v/v)または32.2%(質量%)
PCBTF、純度99.5%、(CAS 98−56−6):10%(v/v)または15.4%(質量%)
配合物14は0.033のMIR値、約1.7℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=4.17を有する。
(例15)
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物15)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):60%(v/v)または51.2%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):25%(v/v)または26.2%(質量%)
PCBTF、純度99.5%、(CAS 98−56−6):15%(v/v)または22.6%(質量%)
配合物15は0.035のMIR値、約4.3℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=3.92を有する。
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物14)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):60%(v/v)または52.4%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):30%(v/v)または32.2%(質量%)
PCBTF、純度99.5%、(CAS 98−56−6):10%(v/v)または15.4%(質量%)
配合物14は0.033のMIR値、約1.7℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=4.17を有する。
(例15)
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物15)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):60%(v/v)または51.2%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):25%(v/v)または26.2%(質量%)
PCBTF、純度99.5%、(CAS 98−56−6):15%(v/v)または22.6%(質量%)
配合物15は0.035のMIR値、約4.3℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=3.92を有する。
(例16)
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物16)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):60%(v/v)または50.0%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):20%(v/v)または20.5%(質量%)
PCBTF、純度99.5%、(CAS 98−56−6):20%(v/v)または29.4%(質量%)
配合物16は0.036のMIR値、約7.0℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=3.66を有する。
(例17)
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物17)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):45%(v/v)または37.1%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):35%(v/v)または35.3%(質量%)
PCBTF、純度99.5%、(CAS 98−56−6):17.5%(v/v)または25.4%(質量%)
OMTS、純度99.5%、(CAS 107−51−7):2.5%(v/v)または2.2%(質量%)
配合物17は0.044のMIR値、約5.2℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=3.97を有する。
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物16)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):60%(v/v)または50.0%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):20%(v/v)または20.5%(質量%)
PCBTF、純度99.5%、(CAS 98−56−6):20%(v/v)または29.4%(質量%)
配合物16は0.036のMIR値、約7.0℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=3.66を有する。
(例17)
以下のものを混合することによって、溶剤組成物(配合物17)を調製した。
HMDS、純度99.5%、(CAS 107−46−0):45%(v/v)または37.1%(質量%)
MA、純度99%以上、(CAS 79−20−9):35%(v/v)または35.3%(質量%)
PCBTF、純度99.5%、(CAS 98−56−6):17.5%(v/v)または25.4%(質量%)
OMTS、純度99.5%、(CAS 107−51−7):2.5%(v/v)または2.2%(質量%)
配合物17は0.044のMIR値、約5.2℃の予測引火点、および計算による蒸発速度=3.97を有する。
(例18)
配合物18:ヘプタン100%。
(例19)
HMDS:約22.85%(v/v)または約19.61%(質量%)、
MA:約74.91%(v/v)または約78.43%(質量%)
を有する溶剤組成物(配合物19)は、−7.35℃の計算による引火点および5.51の計算による蒸発速度を有する。
(例20)
HMDS:22.85%(v/v)または19.61%(質量%)、
MA:74.91%(v/v)または78.43%(質量%)、および
シクロヘキサン:2.24%(v/v)または1.96%(質量%)
を有する溶剤組成物(配合物20)は、−7.80℃の計算による引火点および5.64の計算による蒸発速度を有する。
配合物18:ヘプタン100%。
(例19)
HMDS:約22.85%(v/v)または約19.61%(質量%)、
MA:約74.91%(v/v)または約78.43%(質量%)
を有する溶剤組成物(配合物19)は、−7.35℃の計算による引火点および5.51の計算による蒸発速度を有する。
(例20)
HMDS:22.85%(v/v)または19.61%(質量%)、
MA:74.91%(v/v)または78.43%(質量%)、および
シクロヘキサン:2.24%(v/v)または1.96%(質量%)
を有する溶剤組成物(配合物20)は、−7.80℃の計算による引火点および5.64の計算による蒸発速度を有する。
(例21)
HMDS:約33.58%(v/v)または約29.41%(質量%)、
MA:約64.23%(v/v)または約68.63%(質量%)
を有する溶剤組成物(配合物21)は、−6.22℃の計算による引火点および5.26の計算による蒸発速度を有する。
(例22)
HMDS:33.58%(v/v)または29.41%(質量%)、
MA:64.23%(v/v)または68.63%(質量%)、
シクロヘキサン:2.20%(v/v)または1.96%(質量%)
を有する溶剤組成物(配合物22)は、−6.66℃の計算による引火点および5.38の計算による蒸発速度を有する。
HMDS:約33.58%(v/v)または約29.41%(質量%)、
MA:約64.23%(v/v)または約68.63%(質量%)
を有する溶剤組成物(配合物21)は、−6.22℃の計算による引火点および5.26の計算による蒸発速度を有する。
(例22)
HMDS:33.58%(v/v)または29.41%(質量%)、
MA:64.23%(v/v)または68.63%(質量%)、
シクロヘキサン:2.20%(v/v)または1.96%(質量%)
を有する溶剤組成物(配合物22)は、−6.66℃の計算による引火点および5.38の計算による蒸発速度を有する。
(例23)
MA:約83.07%(v/v)または約78.43%(質量%)、
PCBTF:約14.44%(v/v)または約19.61%(質量%)
を有する溶剤組成物(配合物23)は、−2.10℃の計算による引火点および5.28の計算による蒸発速度を有する。
(例24)
MA:約83.07%(v/v)または約78.43%(質量%)、
PCBTF:約14.44%(v/v)または約19.61%(質量%)、
シクロヘキサン:約2.48%(v/v)または約1.96%(質量%)
を有する溶剤組成物(配合物24)は、−2.59℃の計算による引火点および5.42の計算による蒸発速度を有する。
(例25)
HMDS:約29.07%(v/v)または約25%(質量%)、
MA:約70.53%(v/v)または約74%(質量%)
を有する溶剤組成物(配合物25)は、−6.88℃の計算による引火点および5.48の計算による蒸発速度を有する。
MA:約83.07%(v/v)または約78.43%(質量%)、
PCBTF:約14.44%(v/v)または約19.61%(質量%)
を有する溶剤組成物(配合物23)は、−2.10℃の計算による引火点および5.28の計算による蒸発速度を有する。
(例24)
MA:約83.07%(v/v)または約78.43%(質量%)、
PCBTF:約14.44%(v/v)または約19.61%(質量%)、
シクロヘキサン:約2.48%(v/v)または約1.96%(質量%)
を有する溶剤組成物(配合物24)は、−2.59℃の計算による引火点および5.42の計算による蒸発速度を有する。
(例25)
HMDS:約29.07%(v/v)または約25%(質量%)、
MA:約70.53%(v/v)または約74%(質量%)
を有する溶剤組成物(配合物25)は、−6.88℃の計算による引火点および5.48の計算による蒸発速度を有する。
(例26)
HMDS:約31.34%(v/v)または約25%(質量%)、
MA:約50.35%(v/v)または約49%(質量%)、
PCBTF:約17.87%(v/v)または約25%(質量%)
を有する溶剤組成物(配合物26)は、2.85℃の計算による引火点および4.47の計算による蒸発速度を有する。
いくつかの化合物を異なる初期ブレンドで合わせた(表1)。ブレンドは、予測引火点0℃(32°F)超、および3.0〜4.2の範囲内の計算による蒸発速度で配合した。本明細書に記載のブレンドまたは配合物は、リチウムグリースの溶解力、ならびに蒸発速度に対して標準化された性能試験を通して選択した。
溶剤ブレンドを、市販のブレーキクリーナー(ヘプタン60〜100%、イソプロパノール7〜13%、CO21〜5%)の形態のヘプタン(配合物18、表1)ならびに配合物19〜26と比較した。
ブレンドの臭気も、実証的に試験した。蒸発速度は、酢酸n−ブチルと比較した、個々の構成成分の質量平均(体積%)に基づいて計算した(計算による蒸発速度、表1)。蒸発速度はまた、0.3mlのブレンドの95%が蒸発する(目視検査による)およその時間(単位:秒)に基づいて測定した(実験による蒸発、表1)。
HMDS:約31.34%(v/v)または約25%(質量%)、
MA:約50.35%(v/v)または約49%(質量%)、
PCBTF:約17.87%(v/v)または約25%(質量%)
を有する溶剤組成物(配合物26)は、2.85℃の計算による引火点および4.47の計算による蒸発速度を有する。
いくつかの化合物を異なる初期ブレンドで合わせた(表1)。ブレンドは、予測引火点0℃(32°F)超、および3.0〜4.2の範囲内の計算による蒸発速度で配合した。本明細書に記載のブレンドまたは配合物は、リチウムグリースの溶解力、ならびに蒸発速度に対して標準化された性能試験を通して選択した。
溶剤ブレンドを、市販のブレーキクリーナー(ヘプタン60〜100%、イソプロパノール7〜13%、CO21〜5%)の形態のヘプタン(配合物18、表1)ならびに配合物19〜26と比較した。
ブレンドの臭気も、実証的に試験した。蒸発速度は、酢酸n−ブチルと比較した、個々の構成成分の質量平均(体積%)に基づいて計算した(計算による蒸発速度、表1)。蒸発速度はまた、0.3mlのブレンドの95%が蒸発する(目視検査による)およその時間(単位:秒)に基づいて測定した(実験による蒸発、表1)。
配合物1〜17は、配合物18、市販のブレーキクリーナー(ヘプタン60〜100%、イソプロパノール7〜13%、CO21〜5%)に匹敵する効率で、リチウムグリースを溶解することが観察された。
オクタメチルトリシロキサンを含む配合物(配合物3〜8、17)は、比較的遅い実験による蒸発速度を有することが見出された。
ヘキサメチルジシロキサンを60%(v/v)含む配合物(配合物14〜16)は比較的速い実験による蒸発速度を有することが見出された。
オクタメチルトリシロキサンを含む配合物(配合物3〜8、17)は、比較的遅い実験による蒸発速度を有することが見出された。
ヘキサメチルジシロキサンを60%(v/v)含む配合物(配合物14〜16)は比較的速い実験による蒸発速度を有することが見出された。
配合物1〜4を、定量的脱脂試験に供し、市販のブレーキクリーナー(ヘプタン60〜100%、イソプロパノール7〜13%、CO21〜5%)に匹敵するかまたはそれと比較して、より優れた効率を示すことが見出された。
配合物1〜17は、配合物19〜26と比較して、より優れた引火点および/または蒸発速度を示した。
これまでの記載において、説明の目的で、各例を完全に理解するために、数多くの詳細を示している。しかし、これらの具体的な詳細が必要とされないことは、当業者には明らかであろう。
上記の例は、例示でのみあることが意図される。当業者であれば、本明細書に添付の特許請求の範囲によって定義される範囲から逸脱することなく、特定の例に対して、変更、修正、変形を実施することができる。
すべての引用文献は、参照により本明細書に組み込まれる。
配合物1〜17は、配合物19〜26と比較して、より優れた引火点および/または蒸発速度を示した。
これまでの記載において、説明の目的で、各例を完全に理解するために、数多くの詳細を示している。しかし、これらの具体的な詳細が必要とされないことは、当業者には明らかであろう。
上記の例は、例示でのみあることが意図される。当業者であれば、本明細書に添付の特許請求の範囲によって定義される範囲から逸脱することなく、特定の例に対して、変更、修正、変形を実施することができる。
すべての引用文献は、参照により本明細書に組み込まれる。
Claims (22)
- i)溶剤組成物の約40体積%〜約60体積%を構成する第1のメチル化有機ケイ素化合物、
ii)溶剤組成物の約20v/v%〜約40v/v%を構成する酢酸エステル、及び
iii)溶剤組成物の約0体積%〜約30体積%を構成するパラクロロベンゾトリフルオリド(PCBTF)および/または溶剤組成物の約0v/v%〜約20v/v%を構成する第2のメチル化有機ケイ素化合物
を含む、溶剤組成物。 - i)前記第1のメチル化有機ケイ素化合物が、前記溶剤組成物の約45体積%〜約60体積%を構成し、
ii)前記酢酸エステルが、前記溶剤組成物の約20v/v%〜約35v/v%を構成し、かつ
iii)前記パラクロロベンゾトリフルオリド(PCBTF)が、前記溶剤組成物の約10体積%〜約25体積%を構成する、
請求項1に記載の溶剤組成物。 - i)前記第1のメチル化有機ケイ素化合物が、前記溶剤組成物の約40体積%〜約50体積%を構成し、
ii)前記酢酸エステルが、前記溶剤組成物の約30v/v%〜約40v/v%を構成し、かつ
iii)前記第2のメチル化有機ケイ素化合物が、前記溶剤組成物の約15v/v%〜約20v/v%を構成する、
請求項1に記載の溶剤組成物。 - i)前記第1のメチル化有機ケイ素化合物が、前記溶剤組成物の約45体積%〜約50体積%を構成し、
ii)前記酢酸エステルが、前記溶剤組成物の約30v/v%〜約40v/v%を構成し、
iii)前記パラクロロベンゾトリフルオリド(PCBTF)が、前記溶剤組成物の約5体積%〜約17.5体積%を構成し、かつ
iv)前記第2のメチル化有機ケイ素化合物が、前記溶剤組成物の約2.5v/v%〜約15v/v%を構成する、
請求項1に記載の溶剤組成物。 - 前記酢酸エステルが、VOC免除である、請求項1から4までのいずれか1項に記載の溶剤組成物。
- 前記酢酸エステルが、酢酸メチル(MA)である、請求項1から5までのいずれか1項に記載の溶剤組成物。
- 前記第1または第2のメチル化有機ケイ素化合物が、VOC免除である、請求項1から6までのいずれか1項に記載の溶剤組成物。
- 前記第1のメチル化有機ケイ素化合物、または存在する場合の前記第2のメチル化有機ケイ素化合物が、ヘキサメチルジシロキサン(HMDS)、オクタメチルトリシロキサン(OMTS)、またはデカメチルテトラシロキサン(DMTS)である、請求項1から7までのいずれか1項に記載の溶剤組成物。
- 前記第1のメチル化有機ケイ素化合物が、ヘキサメチルジシロキサン(HMDS)である、請求項1から8までのいずれか1項に記載の溶剤組成物。
- 前記第2のメチル化有機ケイ素化合物が、存在する場合、オクタメチルトリシロキサン(OMTS)である、請求項1から9までのいずれか1項に記載の溶剤組成物。
- i)前記第1のメチル化有機ケイ素化合物が、約40v/v%〜約50v/v%の量のヘキサメチルジシロキサン(HMDS)であり、
ii)前記酢酸エステルが、約30v/v%〜約40v/v%の量の酢酸メチル(MA)であり、かつ
iii)前記パラクロロベンゾトリフルオリド(PCBTF)が、約15v/v%〜約25v/v%の量である、
請求項1に記載の溶剤組成物。 - i)前記第1のメチル化有機ケイ素化合物が、約50v/v%の量のヘキサメチルジシロキサン(HMDS)であり、
ii)前記酢酸エステルが、約25v/v%の量の酢酸メチル(MA)であり、かつ
iii)前記パラクロロベンゾトリフルオリド(PCBTF)が、約25v/v%の量である、
請求項1に記載の溶剤組成物。 - i)前記第1のメチル化有機ケイ素化合物が、約45v/v%の量のヘキサメチルジシロキサン(HMDS)であり、
ii)前記酢酸エステルが、約35v/v%の量の酢酸メチル(MA)であり、かつ
iii)前記パラクロロベンゾトリフルオリド(PCBTF)が約20v/v%の量である、
請求項1に記載の溶剤組成物。 - i)前記第1のメチル化有機ケイ素化合物が、約50v/v%の量のヘキサメチルジシロキサン(HMDS)であり、
ii)前記酢酸エステルが、約35v/v%の量の酢酸メチル(MA)であり、
iii)前記パラクロロベンゾトリフルオリド(PCBTF)が約5v/v%の量で存在し、かつ
iv)前記第2のメチル化有機ケイ素化合物が、約10v/v%の量のオクタメチルトリシロキサン(OMTS)である、
請求項1に記載の溶剤組成物。 - i)前記第1のメチル化有機ケイ素化合物が、約50v/v%の量のヘキサメチルジシロキサン(HMDS)であり、
ii)前記酢酸エステルが、約35v/v%の量の酢酸メチル(MA)であり、かつ
iii)前記第2のメチル化有機ケイ素化合物が、約15v/v%の量のオクタメチルトリシロキサン(OMTS)である、
請求項1に記載の溶剤組成物。 - 少なくとも4℃の引火点を有する、請求項1から15までのいずれか1項に記載の溶剤組成物。
- 最大で4.3の蒸発速度を有する、請求項1から16までのいずれか1項に記載の溶剤組成物。
- 請求項1から17までのいずれか1項に記載の溶剤組成物を、使用説明書と共に含む、キットまたは商用パッケージ。
- 前記溶剤組成物が、体積によるヘプタン代用品として使用するためのものである、請求項1から17までのいずれか1項に記載の溶剤組成物または請求項18に記載のキット。
- 塗料、コーティング剤、インク、またはラバーセメントの生産および製造において希釈剤として使用するための、請求項1から19までのいずれか1項に記載の溶剤組成物またはキット。
- 塗料用シンナー、塗料除去剤、クリーナー、または洗浄/脱脂剤として使用するための、請求項1から19までのいずれか1項に記載の溶剤組成物またはキット。
- 表面処理または一般および強力脱脂のための硬質表面クリーナーの配合物中の一次溶剤または補助溶剤として使用するための、請求項1から19までのいずれか1項に記載の溶剤組成物またはキット。
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