JP2018512025A - 無線通信システムにおける干渉調整のためのシステムおよび方法 - Google Patents

無線通信システムにおける干渉調整のためのシステムおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018512025A
JP2018512025A JP2017566185A JP2017566185A JP2018512025A JP 2018512025 A JP2018512025 A JP 2018512025A JP 2017566185 A JP2017566185 A JP 2017566185A JP 2017566185 A JP2017566185 A JP 2017566185A JP 2018512025 A JP2018512025 A JP 2018512025A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
transmit
blanked
transmission point
instructions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017566185A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6621852B2 (ja
Inventor
リチャード・スターリング−ギャラチャー
リリ・ジャン
Original Assignee
ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド filed Critical ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
Publication of JP2018512025A publication Critical patent/JP2018512025A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6621852B2 publication Critical patent/JP6621852B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/54Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria
    • H04W72/541Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria using the level of interference
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/54Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria

Abstract

第1の送信ポイント(TP)における干渉を低減するための方法が、ブランキングビットマップを第2のTPから受信するステップであって、ブランキングビットマップは、第1のTPへの干渉を低減するように第2のTPから生じる送信ビーム上で発生する送信が調整される時間間隔のインジケータを含む、ステップと、ブランキングビットマップに従って第1のTPによってサービスされるユーザ機器(UE)のための通信をスケジューリングするステップとを含む。

Description

本出願は、参照により本明細書に組み込まれる、2015年3月13日に出願された “System And Method For Interference Coordination In Wireless Communications Systems”と題する米国仮特許出願第14/657494号の利益を主張する。
本開示は、一般にデジタル通信に関し、より詳細には、無線通信システムにおける干渉調整のためのシステムおよび方法に関する。
通信システムの隣接セル間のセル間干渉は重大な問題である。セル間干渉は、隣接するセル内の通信装置の性能を劇的に低下させる可能性がある。したがって、従来、多くの干渉緩和方式が提案されてきた。
本開示の例示的な実施形態は、無線通信システムにおける干渉調整のためのシステムおよび方法を提供する。
本開示の例示的な実施形態によれば、第1の送信ポイント(TP)における干渉を低減する方法が提供される。この方法は、第1のTPによって、ブランキングビットマップを第2のTPから受信するステップであって、ブランキングビットマップは、第1のTPへの干渉を低減するように第2のTPから生じる送信ビーム上で発生する送信が調整される時間間隔のインジケータを含む、ステップと、第1のTPによって、ブランキングビットマップに従って第1のTPによってサービスされるユーザ機器(UE)のための通信をスケジューリングするステップとを含む。
本開示の別の例示的な実施形態によれば、第2の送信ポイント(TP)によって引き起こされる干渉を低減する方法が提供される。この方法は、第2のTPによって、第1のTPへの干渉を低減する要求を受信するステップと、第2のTPによって、送信が調整される送信ビームを決定するステップとを含み、決定するステップは第1のTPの識別子に従っている。この方法は、第2のTPによって、ビーム構成基準に従って送信ビーム上の送信のための調整および時間間隔を構成し、それによりビーム構成を生成するステップと、第2のTPによって、ビーム構成に従ってブランキングビットマップを作成するステップと、第2のTPによって、ブランキングビットマップを第1のTPに送信するステップとを含む。
本開示の別の例示的な実施形態によれば、第1の送信ポイント(TP)が提供される。第1のTPは、プロセッサと、プロセッサによる実行のためのプログラミングを格納するコンピュータ可読記憶媒体とを含む。プログラミングは、ブランキングビットマップを第2のTPから受信する命令であって、ブランキングビットマップは、第1のTPへの干渉を低減するように第2のTPから生じる送信ビーム上で発生する送信が調整される時間間隔のインジケータを含む、命令と、ブランキングビットマップに従って第1のTPによってサービスされるユーザ機器(UE)のための通信をスケジューリングする命令とを含む。
本開示の別の例示的な実施形態によれば、第2の送信ポイント(TP)が提供される。第2のTPは、プロセッサと、プロセッサによる実行のためのプログラミングを格納するコンピュータ可読記憶媒体とを含む。プログラミングは、第1のTPへの干渉を低減する要求を受信する命令と、送信が調整される送信ビームを決定する命令であって、決定は第1のTPの識別子に従っている、命令と、ビーム構成基準に従って送信ビーム上の送信のための調整および時間間隔を構成し、それによりビーム構成を生成する命令と、ビーム構成に従ってブランキングビットマップを作成する命令と、ブランキングビットマップを第1のTPに送信する命令とを含む。
一実施形態の1つの利点は、特定のビーム方向の送信が指定された期間にわたって修正され、それによって、他のユーザが低減された干渉で通信するようにスケジュールされることが可能になることである。
実施形態のさらなる利点は、送信に対するいくつかの形態の修正により、装置が通信システムとの同期を維持し、したがって、全体的な通信システム性能への影響を最小限に抑えることができることである。
本開示のより完全な理解およびその利点のために、添付の図面と併せて以下の説明が参照される。
本明細書に記載の例示的な実施形態による例示的な通信システムを示す図である。 本明細書に記載の例示的な実施形態によるCRE概念を強調する例示的なHetNetを示す図である。 本明細書に記載の例示的な実施形態によるABS動作を強調する例示的なHetNetを示す図である。 本明細書に記載の例示的な実施形態による例示的なHetNetのミリメートル波(mmWave)通信システムを示す図である。 本明細書に記載の例示的な実施形態による方位角および仰角方向における送信ビームを強調する例示的な通信システムを示す図である。 本明細書に記載の例示的な実施形態による送信ビーム上の送信の調整を強調する例示的なHetNetのmmWave通信システムを示す図である。 本明細書に記載の例示的な実施形態による調整された送信電力レベルを強調する例示的なフレームを示す図である。 本明細書に記載の例示的な実施形態によるBBSを強調するフレームの例示的なシーケンスを示す図である。 本明細書に記載の例示的な実施形態によるBBFを強調するフレームの例示的なシーケンスを示す図である。 本明細書に記載の例示的な実施形態によるBBを強調するフレームの例示的なシーケンスを示す図である。 本明細書に記載の例示的な実施形態による小セルを含む例示的な通信システムを示す図である。 本明細書に記載の例示的な実施形態によるビクティムセルの送信ポイントで生じる例示的な動作の流れ図である。 本明細書に記載の例示的実施形態によるアグレッサ送信ポイントで発生する例示的な動作の流れ図である。 本明細書に開示される装置および方法を実装するために使用することができる処理システムのブロック図である。
現行の例示的な実施形態の動作およびその構造は、以下で詳細に説明される。しかしながら、本開示は、多種多様な特定の状況において実現され得る多くの適用可能な発明概念を提供することを理解されたい。論議された特定の実施形態は、本開示の特定の構造および本開示を動作させる方法の単なる例示であり、本開示の範囲を限定するものではない。
本開示の一実施形態は、無線通信システムにおける干渉調整に関する。例えば、第1の送信ポイント(TP)が、ブランキングビットマップを第2のTPから受信し、ブランキングビットマップは、第1のTPへの干渉を低減するように第2のTPから生じる送信ビーム上で発生する送信が調整される時間間隔のインジケータを含み、第1のTPは、ブランキングビットマップに従って第1のTPによってサービスされるユーザ機器(UE)のための通信をスケジューリングする。
本開示は、具体的な文脈における例示的な実施形態、すなわち無線通信システムにおいて干渉調整を使用する通信システムに関して説明される。本開示は、無線通信システムにおいて干渉調整を使用する、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)、IEEE802.11などに準拠する通信システムや、技術標準、および非標準準拠の通信システムのような、標準に準拠する通信システムに適用され得る。無線通信システムは、同種ネットワークであっても異種ネットワーク(HetNet)であってもよい。
図1は、例示的な通信システム100を示している。通信システム100は、複数のユーザ機器(UE)にサービスする進化型ノードB(eNB)を含む。第1の動作モードでは、UEのための送信とUEによる送信とがeNBを通過する。eNBは、UEへのまたはUEからの送信のための通信リソースを割り当てる。eNBは、一般に、基地局、ノードB、送信ポイント、遠隔無線ヘッド、またはアクセスポイントなどと呼ばれてもよく、UEは、一般に、移動体、移動局、端末、加入者、ユーザなどと呼ばれてもよい。通信リソースは、時間リソース、周波数リソース、コードリソース、時間−周波数リソースなどであってもよい。
通信システムは、いくつかのUEと通信することができる複数のeNBを使用することができると理解されるが、簡略化のために、1つのeNBおよびいくつかのUEのみが示されている。
典型的には、HetNetにおいて、さまざまな送信ポイント(例えば、eNB、基地局、ノードB、遠隔無線ヘッド、アクセスポイント、リレー、遠隔無線ヘッドや、大セル、小セル、ピコセル、フェムトセルの送信ポイントなど)が存在する。さまざまな送信ポイントは、共用動作周波数とのカバレッジエリアの重複があるように配置されてもよい。送信ポイントは、能力および送信電力レベルに関して変化してもよい。例示的な例として、eNBは、高い電力レベルで送信することができるフル機能の送信ポイントとされてもよく、したがって、大セル領域でUEにサービスすることができる一方で、ピコセルは、限定された特徴を有する送信ポイントであり、より低い送信電力レベルでのみ送信し、より小さいセル領域でUEにサービスしてもよい。
一般に、HetNetでは、高電力レベル(ここでは大セル送信ポイントと呼ぶ)で送信している送信ポイントは、より低い電力レベル(ここでは小セル送信ポイントと呼ぶ)で送信している送信ポイントに接続されているUEにかなりの干渉を生じさせるが、大セル送信ポイントで動作しているUEへの小セル送信ポイントによって引き起こされる干渉は、はるかに小さい可能性がある。干渉シナリオでは、大セル送信ポイントを、アグレッサセルで動作するUEにサービスするアグレッサ送信ポイントと呼ぶことができ、小セル送信ポイントは、ビクティムセルで動作するUEにサービスしている。
3GPPのLTEリリース10では、HetNet環境における干渉を低減するために、ほぼブランクのサブフレーム(almost blank sub−frames(ABS))と呼ばれる技術が導入された。ABSでは、アグレッサ送信ポイントは、いくつかのデータサブフレームの使用を消去して、ビクティムセルおよびその中で動作するUEへの干渉を最小限に抑える。小セル送信ポイントに接続されたUEのうちのいくつかがアグレッサ送信ポイントにより近く、より多くの干渉を経験する可能性があるため、セル範囲拡張(CRE)概念を使用してビクティムセル関連のセルを拡張する場合、ABSが特に有用である。
図2aは、CRE概念を強調する例示的なHetNet200を示している。HetNet200は、大セル送信ポイント205と、小セル送信ポイント210を含む大セル送信ポイント205のカバレッジエリア内に配置されるいくつかの小セル送信ポイントとを含む。UE215は、小セル送信ポイント210のCRE領域内で動作している間に小セル送信ポイント210によってサービスされる。しかしながら、大セル送信ポイント205の送信は小セル送信ポイント205の送信より高い電力レベルにあるので、特にUE215がCRE領域内で動作しているので、大きな干渉は、大セル送信ポイント205によってUE215に引き起こされる。
図2bは、ABS動作を強調する例示的なHetNet250を示している。HetNet250は、大セル送信ポイント255と小セル送信ポイント260とを含む。大セル送信ポイント255はUE265にサービスしており、小セル送信ポイント260はUE270にサービスしている。大セル送信ポイント255がUE265に送信しているとき、UE270にも大きな干渉を引き起こしている。ただし、大セル送信ポイント255はABS動作を特徴とする。例示的なABSパターン275が図2bに示されており、大セル送信ポイント255は、サブフレーム0,2,4,5,6,7,8の間にデータをUE265(同様に潜在的な他のUE)に送信する。ただし、大セル送信ポイント255は、サブフレーム1,3、および9の間にブランキングされ(大セル送信ポイント255は、サブフレーム1,3、および9の間にデータ送信を行わず、制御信号は依然として送信されることを意味する)、このため、小セル送信ポイント260は、大セル送信ポイント255によって行われた送信からの過度の干渉なしに、UE270に送信することができる。ABSパターンは、大セル送信ポイント255と小セル送信ポイント260の両方によって知られているので、いつ送信可能であるか否かを知ることができる。
図3aは、例示的なHetNetのミリメートル波(mmWave)通信システム300を示している。HetNetのmmWave通信システム300は、大セル送信ポイント305などの複数の大セル送信ポイントと、小セル送信ポイント310および315などの複数の小セル送信ポイントとを含むことができる。大セル送信ポイントは、マクロmmWave送信ポイントまたはマクロmmWaveセルと呼ばれてもよく、小セル送信ポイントは、小さな送信ポイントまたは小セルと呼ばれてもよい。HetNetのmmWave通信システムは、いくつかのUEと通信することができる複数の大セル送信ポイントおよび複数の小セル送信ポイントを使用することができ、簡略化のために1つの大セル送信ポイントおよび2つの小セル送信ポイントのみが示されていることが理解される。
一般に、送信ビームは、送信の空間指向性を記述するために使用される。送信ビームは、送信ビームに関連するプリコーダ(位相係数のベクトルであってもよい)をアンテナアレイに適用することによって実現されてもよい。例示的な例として、送信ポイントは、そのメモリに格納されたプリコーダのセットを有することができる。送信ビームを生成するために、送信ポイントは、送信ビームに関連する、または送信ビームに最も密接に関連するプリコーダを選択し、選択されたプリコーダの位相係数をアンテナアレイに適用することができる。
2次元送信ビームを有する通信システムでは、空間指向性は、単に方位角方向または仰角方向であるが、3次元送信ビームを有する通信システムでは、空間指向性は、方位角および仰角指向性の両方を含むことができる。送信は、送信ビームと同じ空間指向性を有する場合、送信ビーム上で送信されると言える。
図3bは、方位角および仰角方向における送信ビームを強調する例示的な通信システム350を示している。図3bに示すように、上面図は送信ビームを方位角方向に強調し、側面図は送信ビームを仰角方向に強調している。
例示的な実施形態によれば、ビクティムセル(1つまたは複数)への干渉を引き起こす可能性がある干渉源送信ポイントから送信ビーム(1つまたは複数)上の送信を調整することによって干渉を低減する技術が提案される。一般に、ビクティムセル(または小セル送信ポイントのカバレッジエリア)に向けられた送信ビーム(1つまたは複数)上の送信のみが調整される。送信ビーム(1つまたは複数)上の送信は、サブフレーム、フレーム、複数フレームなどの指定された期間について調整されてもよく、ビクティムセルの送信ポイント(1つまたは複数)が過度の干渉を受けることなく送信することを可能にする。ビクティムセルの送信ポイント(1つまたは複数)によってサービスされるUE、特にCRE領域のUEは、アグレッサ送信ポイントからの干渉を特に受けやすい。
例示的な実施形態によれば、送信ビーム上の送信は完全に打ち消されてもよい。換言すれば、これらの送信ビーム上で送信(データまたは制御信号)は行われない。この状況は、ブランキングされた送信ビームと呼ばれる。
例示的な実施形態によれば、送信ビーム上のいくつかの送信が打ち消されてもよい。例示的な例として、送信ビーム上のデータ送信は打ち消されるが、制御送信は送信ビーム上で行われる。この状況は、ほぼブランキングされた送信ビームと呼ばれる。ほぼブランキングされた送信ビームは、UEがアグレッサ送信ポイントおよびビクティムセルの送信ポイントの両方によってサービスされる場合のデュアル接続性などの状況において、およびアグレッサ送信ポイントによってサービスされるUEがブランキングのために選択された送信ビーム内に位置する場合に、有用であり得る。ビクティムセルの送信ポイントによってサービスされるUEは、ほぼブランクの送信ビームが使用される場合、制御送信からいくらかの干渉を被る可能性がある。ほぼブランクの送信ビームが使用されない場合、送信ビームは、データを送信し、送信を制御するために使用され得る。
図4は、送信ビーム上の送信の調整を強調する例示的なHetNetのmmWave通信システム400を示している。HetNetのmmWave通信システム400は、UE407、UE409、およびUE411などの複数のUEにサービスする大セル送信ポイント405を含む。HetNetのmmWave通信システム400はまた、UE417にサービスする小セル送信ポイント415およびUE422にサービスする小セル送信ポイント420などの複数の小セル送信ポイントを含む。小セル送信ポイント415は大セル送信ポイント405とUE411との間に位置するが、UE411は小セル送信ポイント415のカバレッジエリアの外側に位置するので、大セル送信ポイント405によってサービスされることに留意されたい。
大セル送信ポイント405とUE407とUE409との間には小セルは存在しないので、大セル送信ポイント405は送信ビーム425を使用してUE407に送信し、送信ビーム430はUE409に送信される。UE407(同様にUE409)に送信するために単一の送信ビームが図4に示されているが、大セル送信ポイント405によって複数の送信ビームを使用してUE407(同様にUE409)に送信することができることに留意されたい。
しかしながら、小セル送信ポイント415は、大セル送信ポイント405の近くにあり、大セル送信ポイント405とUE411との間に実際に並んでおり、大セル送信ポイント405は、選択された送信ビーム上の送信を調整するためのいくつかの送信ビーム(送信ビーム435として示される)を選択することができる。UE411は大セル送信ポイント405によってサービスされるので、選択された送信ビーム上のすべての送信を完全にブランキングすると、結果として、UE411の接続性、同期化などが失われる可能性がある。したがって、選択された送信ビームに対してデータ送信がブランキングされる一方で、制御送信が選択された送信ビーム上で行われることが許可される。図4では複数の送信ビームとして示されているが、送信を調整するために単一の送信ビームを選択することができることに留意されたい。したがって、複数の送信ビームを選択する議論は、例示的な実施形態の範囲または趣旨のいずれかを限定するものとして解釈されるべきではない。
一方、小セル送信ポイント420の近くにある大セル送信ポイント405によってサービスされるUEは存在しないので、小セル送信ポイント420に関与する送信の干渉を最小限に抑えるために、大セル送信ポイントは、選択された送信ビーム上の送信を調整するためのいくつかの送信ビーム(送信ビーム440として示される)を選択することができ、ここで、調整することは、選択された送信ビーム上のすべての送信をブロックすることを含む。すべての送信が選択された送信ビーム上でブロックされるので、小セル送信ポイント420とUE422との間の送信を、大セル送信ポイント405からの干渉なしに(またはごくわずかな干渉で)行うことができる。選択された送信ビームでは送信は行われないが、大セル送信ポイント405の送信からのいくらかの干渉は、異なる送信ビーム上の他の方向の送信の反射や、ブランキングされていない隣接する送信ビームのサイドローブなどの形で依然として発生する可能性がある。
例示的な実施形態によれば、選択された送信ビーム上の送信の一部または全部が行われることを許可されるが、送信電力レベルは調整される(例えば、低減される)。この状況は、送信電力調整送信ビームと呼ばれる。例示的な例として、送信電力調整送信ビームのために選択された送信ビーム上のデータ送信および制御送信は、50%低減される。別の例示的な例として、送信電力調整送信ビームのために選択された送信ビーム上のデータ送信は50%低減される一方で、制御送信は100%で行われる。別の例示的な例として、送信電力調整送信ビームのために選択された送信ビーム上のデータ送信は打ち消される(ゼロ電力)が、制御送信が50%で行われる。送信電力レベルを50%低減することは、説明のための単なる例示的な例として意図されており、送信電力レベルを低減するための他のパーセンテージも可能であることに留意されたい。さらに、複数の低減された送信電力レベルが可能である。50%の代替として、可能な低減された送信電力レベルには、送信電力レベルの減少されたパーセンテージすなわち割合が含まれる。さらに、異なるサブフレームおよび/またはフレームは、異なる送信電力レベルを有することができる。したがって、50%の単一の低減された送信電力レベルの議論は、例示的な実施形態の趣旨または範囲のいずれかを限定するものとして解釈されるべきではない。
送信電力レベルの調整により、柔軟性のレベルが向上する。送信電力レベルを変更することにより、大セル送信ポイントに近いいくつかのUEをスケジューリングしながら、ビクティムセルへの干渉を低減させることができる。変更された送信電力レベルに関する情報は、X2インタフェースのようなインタフェースを介して交換されてもよく、または(例えば、物理ダウンリンク共用チャネル(PDSCH)と共通基準信号(CRS)および/またはチャネル状態情報基準信号(CSI−RS)の電力比の形式で)上位層の信号を介してシグナリングされてもよく、このため、UEは、サブフレームおよび/またはフレームに対する復調およびチャネル品質インジケータ(CQI)フィードバックを適切に実行することができる。しかしながら、変更された送信電力レベルに関する復調基準信号(DMRS)シグナリングは、必要でない場合がある。送信電力レベルを大幅に低減するためには、より低いレベルの変調方式が必要とされ得ることに留意されたい。
例示的な実施形態によれば、本明細書に提示される技術は、2次元送信ビーム(すなわち、方位指向性または仰角指向性のみを有する送信ビーム)および3次元送信ビーム(すなわち、方位指向性および仰角指向性の両方を有する送信ビーム)に対する干渉を最小限に抑えるために使用される。説明は、干渉を低減するように調整された送信を有する2次元送信ビーム(例えば、方位送信ビーム)に焦点を当てているが、3次元送信ビームの状況では、送信ビームは異なる仰角指向性に関与することもできる。
図5は、調整された送信電力レベルを強調する例示的なフレーム500を示している。図5に示すように、フレーム500はBBS動作を表示し、サブフレーム1および6は、いくつかの送信ビーム上での送信の調整のために割り当てられている。第1の送信電力グラフ505は、単純なオン/オフ送信電力レベル制御についての送信電力レベルを示している。単純なオン/オフ送信電力レベル制御では、干渉低減のために選択された送信ビーム上の送信は許可されないので、サブフレーム1および6に信号は存在しない。第2の送信電力グラフ510は、非ゼロ送信電力レベル制御についての送信電力レベルを示している。非ゼロ送信電力レベル制御では、干渉低減のために選択された送信ビーム上の送信は許可されるが、サブフレーム1および6における最大送信電力レベル未満であるように示される低減された電力レベルで行われる。
例示的な実施形態によれば、ブランキングされた送信ビーム、ほぼブランキングされた送信ビーム、送信電力調整送信ビーム、およびそれらの組み合わせの持続時間は、通信システム負荷、アグレッサ送信ポイント負荷、ビクティムセルの送信ポイント負荷、アグレッサ送信ポイントサービス履歴、ビクティムセルの送信ポイントサービス履歴、UE優先度、サービス優先度、サービス品質(QoS)要件、トラフィックタイプなどのビーム構成基準に基づいて変化する。換言すれば、送信に対する調整の持続時間は、サービス履歴、優先度、QoS、トラフィックタイプなどと同様に、負荷に基づいてもよい。例示的な例として、アグレッサ送信ポイントは、負荷が高い場合、送信に対する調整を可能にするために短い持続時間しか割り当てなくてもよい。別の例示的な例として、ビクティム送信ポイントは、負荷が高い場合、より低い干渉送信を可能にするために長い持続時間を要求してもよい。
例示的な実施形態によれば、送信(ブランキングされた送信ビーム、ほぼブランキングされた送信ビーム、送信電力調整送信ビーム(非ゼロ電力)、およびそれらの組み合わせ)に対する調整は、サブフレームごとに行われてもよい。サブフレーム持続時間の割り当ては、アグレッサ送信ポイントが、自身の高負荷に対応している間に、ビクティムセルにいくらかの干渉軽減を提供することを可能にすることができる。このシナリオは、ここではまとめてブランキングされたビームサブフレーム(BBS)と呼ばれることがある(ただし、実際には、ビームはほぼブランクでも非ゼロ電力でもよい)。
図6aは、BBSを強調するフレーム600の例示的なシーケンスを示している。図6aに示すように、フレーム600内のサブフレームのいくつかはクロスハッチされており、アグレッサ送信ポイントが、これらのサブフレーム中にいくつかの送信ビーム上の送信を調整して、ビクティムセルに対する干渉を軽減することを助けることができることを示している。サブフレームを、例えばフレーム1のサブフレーム1および6、フレーム2のサブフレーム1および6、およびフレーム3のサブフレーム3および7のように個別に指定することができる。あるいは、サブフレームは、周期的に、例えば、フレーム1〜3のサブフレーム1および7が指定されてもよい。アグレッサ送信ポイントは、サブフレーム割り当てに関する情報をビクティムセルの送信ポイントに提供することができる。
例示的な実施形態によれば、送信(ブランキングされた送信ビーム、ほぼブランキングされた送信ビーム、送信電力調整送信ビーム(非ゼロ電力)、およびそれらの組み合わせ)に対する調整は、フレームごとに行われてもよい。アグレッサ送信ポイントは、負荷が比較的軽い場合、フレーム持続時間を割り当てて、ビクティムセルにかなりの干渉軽減を提供することができる可能性がある。このシナリオは、ここではまとめてブランキングされたビームフレーム(BBF)と呼ばれることがある(ただし、実際には、ビームはほぼブランクでも非ゼロ電力でもよい)。
図6bは、BBFを強調するフレーム630の例示的なシーケンスを示している。図6bに示すように、フレーム630内のいくつかのフレームはクロスハッチされており、アグレッサ送信ポイントが、これらのフレーム中にいくつかの送信ビーム上の送信を調整して、ビクティムセルの送信ポイントへの干渉を軽減することを助けることができることを示している。フレームを、例えばフレーム1および3のように、個別に指定することができる。あるいは、フレームは、周期的に、例えば、フレーム1から始まるN番目のフレームごとに指定されてもよく、Nは整数値である。アグレッサ送信ポイントは、フレーム割り当てに関する情報をビクティムセルの送信ポイントに提供することができる。
例示的な実施形態によれば、送信(ブランキングされた送信ビーム、ほぼブランキングされた送信ビーム、送信電力調整送信ビーム(非ゼロ電力)、およびそれらの組み合わせ)に対する調整は、複数フレーム(または拡張時間)ごとに行われてもよい。アグレッサ送信ポイントは、特に特定の方向に軽く負荷されている場合、ビクティムセルの送信ポイントに拡張された干渉軽減を提供するために、複数フレームの持続時間を割り当てることができる。このシナリオは、ブランキングされたビーム(BB)と呼ばれることがある(ただし、実際には、ビームはほぼブランクでも非ゼロ電力でもよい)。
図6cは、BBを強調するフレーム660の例示的なシーケンスを示している。図6cに示すように、フレーム660内のすべてのフレームはクロスハッチされており、アグレッサ送信ポイントが、これらのフレーム中にいくつかの送信ビーム上の送信を調整して、ビクティムセルに対する干渉を軽減することを助けることができることを示している。アグレッサ送信ポイントは、例えば、フレーム1から開始する3つのフレーム、フレーム1から開始する30msなどの持続時間またはフレーム数を指定することができる。あるいは、フレームは、周期的に、例えば、フレーム1から始まり、N番目のフレームごとに繰り返す3つのフレームが指定されてもよく、Nは整数値である。アグレッサ送信ポイントは、フレーム割り当てに関する情報をビクティムセルの送信ポイントに提供することができる。
例示的な実施形態によれば、干渉を低減するために送信ビーム上で行われる送信を調整することを含む本明細書に提示される技術は、異なる送信ビームが異なる調整を有することができるので、別の小セルによって小セルに引き起こされる干渉にも適用される。
図7は、小セルを含む例示的な通信システム700を示している。通信システム700は、小セル705、小セル710、および小セル715などの複数の小セルを含む。通信システムは、いくつかのUEと通信することができる複数の小セルを使用することができると理解されるが、簡略化のために3つの小セルといくつかのUEのみが示されている。さらに、通信システム700は、ここには図示されていない小セル送信ポイントも含むことができる。
図7に示すように、小セル705はアグレッサセルであってもよく、小セル710および715はビクティムセルであってもよい。小セル705は、第1のセットの送信ビーム720を選択して、第1のセットの送信ビーム720上で発生する送信に対する調整を可能にし、小セル710への干渉を低減することができる。同様に、小セル705は、第2のセットの送信ビーム725を選択して、第2のセットの送信ビーム725上で発生する送信に対する調整を可能にし、小セル715への干渉を低減することができる。送信ビームのセットの送信に対する調整は、すべての送信のブランキング(ブランキングされたビーム)、いくつかの送信のブランキング(ほぼブランキングされたビーム)、送信電力レベルの低減、またはそれらの組み合わせを含むことができる。送信に対する調整は、サブフレーム単位、フレーム単位、または複数フレーム単位で行われてもよい。図7は、小セル705によって送信されるフレームのサブフレーム構造の例を示している。フレームのサブフレーム構造を、例えば、ビットマップを使用してシグナリングすることができる。異なるサブフレーム(またはフレームまたは複数フレーム)構造が送信ビームの異なるセットに使用されてもよいことに留意されたい。
例示的な実施形態によれば、ビクティムセル内のUEにサービスしている送信ポイントは、送信の調整を可能にするために1または複数の送信ビームを構成するように、アグレッサ送信ポイントとみなす別の送信ポイント(eNB、遠隔無線ヘッドや、大セル、小セル、ピコセル、フェムトセルの送信ポイントなどの任意のタイプの送信ポイント)を要求する。この要求は、例えば、X2インタフェースを用いたInvoke Indicationを用いて送信されてもよい。
例示的な実施形態によれば、アグレッサ送信ポイントである送信ポイントは、近くのビクティムセルに干渉を引き起こす可能性のあるビームのリストを含むビームブランキングテーブルを使用する。アグレッサ送信ポイントは、ビクティム送信ポイントが要求を送信したとおりに送信を調整することができるように、1つまたは複数の送信ビームを構成することができる。例示的な例として、アグレッサ送信ポイントは、要求を送信したビクティムセルの送信ポイントに関連する1つまたは複数の送信ビームを構成することができる。あるいは、アグレッサ送信ポイントは、要求を送信したビクティムセルに向けられた1つまたは複数の送信ビームを構成することができる。一般に、異なるビクティムセルは、それらに関連付けられた異なる送信ビームを有することができる。
例示的な実施形態によれば、アグレッサ送信ポイントである送信ポイントは、各ビクティムセルの送信ポイントに、サブフレーム、または影響を受けるフレームがいつ発生するか、および送信がどのように調整されるか(ブランキングされる、ほぼブランキングされる、送信電力レベルが調整される、またはそれらの組み合わせ)のブランキングパターン、ならびに制限された測定セット(例えば、無線リソース管理(RRM)、無線リンク監視(RLM)、チャネル状態情報(CSI)など)に関して通知する。
例示的な実施形態によれば、ビクティムセル内のUEにサービスする送信ポイントは、UE固有の無線リソース制御(RRC)シグナリングを使用して、制限された測定セットを、それがサービスしているUEにシグナリングする。さらなるUE固有のRRCシグナリングを使用して、送信がどのように調整されるか(ブランキングされる、ほぼブランキングされる、送信電力レベルが調整される、またはそれらの組み合わせ)をビクティムセルのUEにシグナリングすることができる。
図8は、ビクティムセルの送信ポイントで生じる例示的な動作800の流れ図を示している。動作800は、ビクティムセルの送信ポイントが干渉低減に関与するとき、ビクティムセルの送信ポイントで生じる動作を示すことができる。
動作800は、送信ポイントBを支配的な干渉源として識別する送信ポイントAで開始することができる(ブロック805)。例示的な例として、送信ポイントAは、いくつかの送信ポイントを干渉源として識別することができるが、送信ポイントBを最大の干渉を引き起こす送信ポイントとして識別する。換言すると、送信ポイントAはビクティムセルの送信ポイントであり、送信ポイントBはアグレッサ送信ポイントである。送信ポイントAは、それがサービスしているUEによって作られた干渉測定値またはチャネル品質測定値の報告を受信してもよく、あるいは、送信ポイントAは、その受信アンテナで干渉またはチャネル品質を測定してもよい。送信ポイントAは、ビームブランキング要求などの要求を送信ポイントBに送信することができる(ブロック810)。要求は、1つまたは複数の送信ビームを選択して送信調整を可能にするために送信ポイントBによって使用可能な送信ポイントAの識別情報(送信ポイントID、セルID、メディアアクセス制御レイヤIDなど)を含むことができる。
送信ポイントAは、ブランキングビットマップを受信することができる(ブロック815)。ブランキングビットマップは、送信ポイントBがこれらの時間間隔で送信調整を可能にする送信ビーム(1つまたは複数)を使用しているので、どのサブフレーム(または複数のサブフレームまたはフレームまたは複数フレーム)が送信ポイントBからの干渉を低減したかを送信ポイントAに通知することができる。例示的な例として、ブランキングビットマップは、単一フレームの10個のサブフレームに対応するために10ビット長であってもよく、ビットマップ内のビットが第1の値(例えば「0」)に設定されている場合、対応するサブフレームは送信調整を可能にする送信ビーム(1つまたは複数)を含まず、一方で、ビットマップ内のビットが第2の値(例えば「1」)に設定されている場合、対応するサブフレームは送信調整を可能にする送信ビーム(1つまたは複数)を含むことになる。一般に、各サブフレームに対してシングルビットを使用することができるので、20個のサブフレームがある場合、20ビットとなり、30個のサブフレームには30ビットが使用され得る。あるいは、粒状のビットをブランキングビットマップに含めることができ、ブランキングビットマップの粒度、例えば、サブフレーム粒度またはフレーム粒度を表すシングルビットを、個々のサブフレームまたはフレームを表す1つまたは複数のビットと共に示すために使用する。ブランキングビットマップはまた、情報が周期的であるか否かを示す周期的なインジケータを含むことができる。
送信ビーム(1つまたは複数)上の送信に対する調整がブランキングすることまたはほぼブランキングすることを含む場合、送信ポイントAはUE固有のRRCシグナリングを使用して、ほぼブランキングされて送信され得る制御信号の干渉除去を容易にするためにそのようなモードが使用されていることをUEに通知することができる。
送信ポイントAは、ブランキングビットマップに従ってサービスしているUEの送信をスケジューリングすることができる(ブロック820)。例示的な例として、送信ポイントBからの干渉を回避するために、送信ポイントAは、第2の値に設定するブランキングビットマップ内の対応するビットを有するサブフレーム(または複数のサブフレームまたはフレームまたは複数フレーム)について、そのUEのための送信をスケジューリングすることができる。送信ポイントAは、ブランキングビットマップに従って、そのUEのための制限された測定値を構成することもできる(ブロック820)。
その後、送信ポイントAは、使用可能なブランキングされたビーム状態(または使用可能なほぼブランキングされたビーム状態)およびブランキングされたビームパターン(またはほぼブランクのビームパターン)を生成し、使用可能なブランキングされたビーム状態およびブランキングされたビームパターンを送信ポイントBに送信することができる(ブロック825)。ブランキングされたビームパターンは、ブランキングビットマップによって示されるほぼブランクのサブフレーム(1つまたは複数)またはフレーム(1つまたは複数)のどれが、送信ポイントAによってサービスされるUEをスケジューリングするために使用されるかを記述することができる。これは、複数のアグレッサ送信ポイントから送信ポイントAまでの、重複するサブフレームおよび/または共通のサブフレームを有するサブフレームを含むことができる。使用可能なブランキングされたビーム状態は、間隔内の高度に干渉されたUEの物理リソースブロック(PRB)の比率を提供することができ、ブランキングされた送信ビームは、その間隔内のすべてのPRBに使用される。例示的な例として、高度に干渉されたUEを、
bias_1<=RSRP_aggressor−RSRP_victim<=bias_2
または
bias_1<=RSRP aggressor−RSRQ_victim<=bias_2
によりUEとして識別することができ、ここで、RSRPは基準信号受信電力であり、RSRQは基準信号受信品質であり、bias_1およびbias_2は、技術基準や通信システムのオペレータなどによって提供され得る事前定義された値である。
使用可能なブランクビームパターンおよびブランキングされたビーム状態はスケジューリングを記述し、送信ポイントAによってサービスされるUEの干渉を報告するため、これらは、送信ポイントBによって使用されて、送信ビームの将来のスケジューリングやサブフレーム(またはフレームまたは複数フレーム)の構成を改善し、干渉低減を改善することができる。例示的な例として、送信ポイントAから使用可能なブランクビームパターンレポートは、どのサブフレーム(1つまたは複数)またはフレーム(1つまたは複数)がUEをスケジューリングするために実際に使用されているかを送信ポイントBに通知する。送信ポイントAが、送信調整を可能にする送信ビーム(1つまたは複数)を含むサブフレームのほんのわずかしか使用していない場合、送信ポイントBは、これらのサブフレームが送信ポイントBから送信リソースを取り去るので、このようなサブフレームの数を将来的に減らすことができ、それらが送信ポイントAによって利用されていない場合、送信ポイントBは、自身の使用のためにそれらのいくつかを回復することができる。使用可能なブランクビームパターンレポートは、送信調整を可能にする送信ビーム(1つまたは複数)を含むサブフレームの使用を送信ポイントBに通知する、送信ポイントAから送信ポイントBへのフィードバック情報であってもよい。別の例示的な例として、送信ポイントAから送信ポイントBへのブランキングされたビーム状態のレポートは、どれだけのPRBが(送信ポイントBの送信からの)高い干渉を経験しているかを送信ポイントBに通知することができる。PRBの数が多い場合、送信ポイントBは、将来の送信調整を可能にする送信ビーム(1つまたは複数)を含むサブフレームまたはフレームの数を増加させることができる。
図9は、アグレッサ送信ポイントで生じる例示的な動作900の流れ図を示している。動作900は、アグレッサ送信ポイントが干渉低減に関与するとき、アグレッサ送信ポイントで生じる動作を示すことができる。
動作900は、ビクティムセルの送信ポイントである送信ポイントAからの要求、例えば、ビームブランキング要求を受信する送信ポイントBから開始することができる(ブロック905)。この要求は、送信ポイントBによって行われた送信または送信ポイントBへの送信に起因する送信ポイントBでの干渉を低減するのを助けるように、送信ポイントBに求めることができる。要求は、送信ポイントAの識別情報を含むことができる。送信ポイントBは、送信ポイントAの識別情報を使用して、ブランキングされた送信ビームのセットを決定することができる(ブロック910)。送信ポイントBはまた、ブランキングされた送信ビームのセットに関連するプリコーダを選択することができ、これを、ブランキングされた送信ビームのセットを生成するためにアンテナアレイに適用することができる。例示的な例として、送信ポイントBは密接に配置された送信ポイント(例えば、隣接する送信ポイント)のテーブルを有してよく、これらの密接に配置された送信ポイントのそれぞれに対して、送信ポイントBがこれらのビームをそれぞれの送信ポイントに送信するときに潜在的な干渉を引き起こす可能性のある関連する送信ビームのセットがある。送信ビームのセットは、0個または複数の送信ビームを含むことができる。送信ポイントBは、送信ポイントAに関連する送信ビームのセットを、ブランキングされた送信ビームのセットとして使用することができる。
送信ポイントBは、自身のトラフィック負荷、トラフィック優先度、そのUEの負荷、そのUEの優先度、履歴サービス情報などを含むビーム構成基準と同様に、ブランキングされた送信ビームのセットを使用して、ブランキングされた送信ビームのセットの調整を構成することができる(ブロック915)。送信ポイントBはまた、前に受信した使用可能なブランクビームパターンを利用してもよく、ブランキングされた送信ビームのセットの調整を構成するために送信ポイントAからのブランキングされたビーム状態のレポートを利用してもよい。例示的な例として、自身のトラフィック負荷が重い場合(すなわちそのUEの負荷が高い場合)、送信ポイントBは、ブランキングされた送信ビームのセットに対する送信の調整を可能にするために、少数のサブフレームを割り当てることができる。例示的な例として、自身のトラフィック負荷が低い場合(すなわちそのUEの負荷が軽い場合)、送信ポイントBは、ブランキングされた送信ビームのセットに対する送信の調整を可能にするためにフレーム全体(または複数フレーム)を割り当てることができる。さらに別の例示的な例として、送信ポイントAが送信ポイントBから比較的遠く離れており、送信ポイントBが送信ポイントAとそれ自身との間に位置するいくつかのUEを有する場合、送信ポイントBは、ブランキングされた送信ビームのセットに対する送信の送信電力レベル調整を構成することができる。
送信ポイントBは、ブランキングされた送信ビームのセットの調整の構成に基づいてブランキングビットマップを生成し、ブランキングビットマップを送信ポイントAに送信することができる(ブロック920)。ブランキングビットマップはまた、情報が周期的であるか否かを示す周期的なインジケータ、送信に対する調整のタイプ(例えば、ブランキングされる、ほぼブランキングされる、送信電力レベル調整、またはそれらの組み合わせ)のインジケータなどの他の情報を含むことができる。送信ポイントBは、送信ポイントAからブランキングされたビーム状態および使用可能なブランキングされたビームパターンを受信することができる(ブロック925)。送信ポイントBは、ブランキングされた送信ビームのセットの調整を変更および/または改善するために、ブランキングされたビーム状態および使用可能なブランキングされたビームパターンを使用することができる(ブロック930)。例示的な例として、ブランキングされた送信ビームのセットの送信に対する調整がある間隔の間に、ブランキングされたビーム状態およびブランキングされたビームパターンが、送信ポイントAが依然としてかなりの干渉を受信していることを示す場合、送信ポイントBは、ほぼブランキングされたビームモードからブランキングされたビームモードに移行するか、または送信の送信電力レベルを低下させることができる。
図10は、本明細書に開示される装置および方法を実装するために使用することができる処理システム1000のブロック図である。特定の装置が、示された構成要素のすべて、または構成要素のサブセットのみを利用することができ、統合のレベルを装置ごとに変化させることができる。また、装置は、例えば、複数の処理ユニット、プロセッサ、メモリ、送信機、受信機などの構成要素の複数のインスタンスを含んでいてもよい。処理システムは、例えば、スピーカ、マイクロフォン、マウス、タッチスクリーン、キーパッド、キーボード、プリンタ、ディスプレイなどの、1つまたは複数の入力/出力装置を備えた処理ユニットを含むことができる。処理ユニットは、バスに接続された中央処理装置(CPU)、メモリ、大容量記憶装置、ビデオアダプタ、およびI/Oインタフェースを含むことができる。
バスは、メモリバスまたはメモリコントローラ、周辺バス、ビデオバスなどを含む任意のタイプのいくつかのバスアーキテクチャのうちの1つまたは複数であってもよい。CPUは、電子データプロセッサの任意のタイプを含むことができる。メモリは、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、またはこれらの組み合わせなどの、任意のタイプのシステムメモリを含むことができる。一実施形態において、メモリは、ブートアップ時に使用するためのROMや、プログラム用のDRAMおよびプログラム実行中に使用するためのデータストレージを含むことができる。
大容量記憶装置は、データ、プログラム、およびその他の情報を格納するように、ならびに、バスを介してデータ、プログラム、およびその他の情報にアクセスできるように構成された、任意のタイプの記憶装置を含むことができる。大容量記憶装置は、例えば、ソリッドステートドライブ、ハードディスクドライブ、磁気ディスクドライブ、光ディスクドライブなどの、1つまたは複数を含むことができる。
ビデオアダプタおよびI/Oインタフェースは、外部入出力装置を処理ユニットに接続するためのインタフェースを提供する。図示のように、入出力装置の例としては、ビデオアダプタに接続されたディスプレイ、およびI/Oインタフェースに接続されたマウス/キーボード/プリンタが含まれる。他の装置は、処理ユニットに接続されてもよいし、追加のまたはより少数のインタフェースカードが利用されてもよい。例えば、ユニバーサルシリアルバス(USB)(図示せず)のようなシリアルインタフェースが、プリンタ用のインタフェースを提供するために使用されてもよい。
また、処理ユニットは、1つまたは複数のネットワークインタフェースを含み、このネットワークインタフェースは、イーサネット(登録商標)ケーブルなどの有線リンク、および/または、ノードまたは別のネットワークにアクセスするための無線リンクを含むことができる。ネットワークインタフェースは、処理ユニットがネットワークを介して遠隔ユニットと通信することを可能にする。例えば、ネットワークインタフェースは、1つまたは複数の送信機/送信アンテナおよび1つまたは複数の受信機/受信アンテナを介して無線通信を提供することができる。一実施形態では、処理ユニットは、例えば、他の処理ユニット、インターネット、リモートストレージ設備等のリモート装置とのデータ処理および通信のための、ローカルエリアネットワークまたは広域ネットワークに接続されている。
実施形態の有利な特徴として、ビクティムセル内のユーザにサービスする1つの基地局(または送信ポイント)Aが、アグレッサセル内のユーザにサービスする別の基地局(または送信ポイント)Bを識別するセルラ通信システムが挙げられ、セルラ通信システムは、支配的な干渉源となるようにビーム形成を常に使用し、続いて選択されたビーム形成方向の使用をブランキング(またはミュート)するように基地局Bに要求する。この方法は、基地局Aが低電力基地局である上記システムをさらに含むことができ、そのカバレッジエリアは、より高い電力基地局Bのカバレッジエリア内に含まれる。この方法は、基地局Bが低電力基地局である上記システムをさらに含むことができ、そのカバレッジエリアは、より高い電力の基地局Aのカバレッジエリア内に含まれる。この方法は、基地局Bと基地局Aが重なり合ったカバレッジエリアを持たない上記システムをさらに含むことができる。
この方法は、ビームのブランキングがすべての信号(データおよび制御信号)を送信することを含む上記システムをさらに含むことができる。この方法は、ビームのブランキングがデータ信号に対してのみである上記システムをさらに含むことができる。この方法は、基地局Bによってブランキングされたビームの選択が、基地局Bに対する基地局Aの位置に依存する上記システムをさらに含むことができる。この方法は、基地局Aの位置が固有のセルID(または何らかの他の固有のセル識別子)にリンクされている上記システムをさらに含むことができる。この方法は、基地局Bが、可能性のある「ビクティム(victim)」基地局に対応する異なる固有のセルIDのためにブランキングされるビームのセットを列挙するビームブランキングテーブルを含む上記システムをさらに含むことができる。
この方法は、基地局Aの固有のセルIDが基地局Bへのブランキング要求(「呼び出し要求(invoke request)」)の間にシグナリングされ、基地局Bのビームブランキングテーブルにインデックスを付けてブランキングされたビームの選択を決定するために使用される上記システムをさらに含むことができる。この方法は、ブランキングされるように選択されたビームが、基地局Bによって決定される特定のサブフレームまたは特定のフレームについてブランキングされる上記システムをさらに含むことができる。この方法は、基地局Bが、(X2インタフェースまたはその他の方法で)基地局Aに、ブランキングされるべき特定のサブフレームのインデックスをシグナリングする上記システムをさらに含むことができる。この方法は、基地局Bが、(X2インタフェースまたはその他の方法で)基地局Aに、ブランキングされるべき特定のフレームのインデックスをシグナリングする上記システムをさらに含むことができる。この方法は、基地局Bが、(X2インタフェースまたはその他の方法で)基地局Aに、粒度インジケータをシグナリングし、その後、粒度インジケータの値に応じて、ブランキングされるべきフレームまたはサブフレームのインデックスをシグナリングする上記システムをさらに含むことができる。
この方法は、それぞれのブランクサブフレームが完全にブランク(全く送信がない)であるか、ほぼブランク(制御信号の送信のみ)であるかを示すために、基地局Bが各ブランキングされたビームサブフレームについての「ビームブランキングフラグ」を基地局Aに追加的にシグナリングする上記システムをさらに含むことができる。この方法は、それぞれのブランクフレームが完全にブランク(全く送信がない)であるか、ほぼブランク(制御信号の送信のみ)であるかを示すために、基地局Bが各ブランキングされたビームフレームについての「ビームブランキングフラグ」を基地局Aに追加的にシグナリングする上記システムをさらに含むことができる。この方法は、それぞれのブランクフレームが完全にブランク(全く送信がない)であるか、ほぼブランク(制御信号の送信のみ)であるかを示すために、基地局Bが各ブランキングされたビームフレームについての「ビームブランキングフラグ」を基地局Aに追加的にシグナリングする上記システムをさらに含むことができる。この方法は、基地局A(「ビクティムセル」)が、ブランキングされたサブフレームまたはブランキングされたフレームが完全にブランクであるかほぼブランクであるかを、(無線リソース制御シグナリング(RRC)などを介して)接続されたUEに追加的にシグナリングする上記システムをさらに含むことができる。
この方法は、基地局A(「ビクティムセル」)が、ブランキングされたサブフレームまたはブランキングされたフレームが完全にブランクであるかほぼブランクであるかを、(無線リソース制御シグナリング(RRC)などを介して)接続されたUEに追加的にシグナリングする上記システムをさらに含むことができる。この方法は、ビクティム基地局A)がアグレッサ基地局B)にほぼブランクのビームサブフレームの状態をシグナリングする上記システムをさらに含むことができる。この方法は、ほぼブランクのサブフレームの状態が、ビクティムセルに接続されたすべての移動体からのすべての使用された物理リソースブロックで割られたほぼブランクのサブフレームにおける高インタフェース移動端末に対する物理リソースブロックのパーセンテージに関連する数であってもよい上記システムをさらに含むことができる。この方法は、高干渉移動端末が、アグレッサセル(B)の基準信号受信電力(RSRP)と移動端末におけるビクティムセル(A)のRSRPとの間の差を使用して画定される上記システムをさらに含むことができる。
この方法は、高干渉移動端末が、アグレッサセル(B)の基準信号受信品質(RSRQ)と移動体におけるビクティムセル(A)のRSRQとの間の差を使用して画定される上記システムをさらに含むことができる。この方法は、ビクティム基地局A)がアグレッサ基地局B)に使用可能なほぼブランクのビームパターンをシグナリングする上記システムをさらに含むことができる。この方法は、使用可能なほぼブランクのビームパターンが、ビクティムセルに対してアグレッシブであるすべてのセルからビクティム基地局において重複するサブフレームまたは共通サブフレームを有するサブフレームを考慮する上記システムをさらに含むことができる。この方法は、データのためのビームのブランキングがゼロ電力ではなく、その代わりに電力レベルが低減されている上記システムをさらに含むことができる。この方法は、これらの低電力または非ゼロのブランキングされたビームに対する電力の低減が、上位層のシグナリング(PDSCHとCRS/CSI−RSの電力比として)を介して接続されたUEにシグナリングされることができる上記システムをさらに含むことができる。この方法は、これら低電力または非ゼロのブランキングされたビームに対する電力の低減が、基地局間インタフェース(すなわち、X2インタフェース)を介して隣接する基地局にオプションとしてシグナリングされることができる上記システムをさらに含むことができる。
本開示およびその利点を詳細に説明したが、添付の特許請求の範囲によって定義される本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、本明細書においてさまざまな変更、置換、および改変を行うことができることを理解されたい。
100 通信システム
200 HetNet
205 大セル送信ポイント
210 小セル送信ポイント
250 HetNet
255 大セル送信ポイント
260 小セル送信ポイント
270 UE
275 ABSパターン
300 通信システム
305 大セル送信ポイント
310 小セル送信ポイント
315 小セル送信ポイント
350 通信システム
400 通信システム
405 大セル送信ポイント
407 UE
409 UE
411 UE
415 小セル送信ポイント
417 UE
420 小セル送信ポイント
425 送信ビーム
430 送信ビーム
435 送信ビーム
440 送信ビーム
500 フレーム
505 送信電力グラフ
510 送信電力グラフ
600 フレーム
630 フレーム
660 フレーム
700 通信システム
705 小セル
710 小セル
715 小セル
720 送信ビーム
725 送信ビーム
800 動作
900 動作
1000 処理システム

Claims (32)

  1. 第1の送信ポイント(TP)における干渉を低減するための方法であって、前記方法は、
    前記第1のTPによって、ブランキングビットマップを第2のTPから受信するステップであって、前記ブランキングビットマップは、前記第1のTPへの干渉を低減するように前記第2のTPから生じる送信ビーム上で発生する送信が調整される時間間隔のインジケータを含む、ステップと、
    前記第1のTPによって、前記ブランキングビットマップに従って前記第1のTPによってサービスされるユーザ機器(UE)のための通信をスケジューリングするステップと
    を含む、方法。
  2. 前記第2のTPを干渉源として特定するステップと、
    干渉を低減する要求を前記第2のTPに送信するステップであって、前記要求は、前記第1のTPの識別子を含む、ステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記時間間隔が、前記第2のTPから生じる前記送信ビーム上で発生する前記送信が調整されるサブフレームおよびフレームのいずれかを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記時間間隔の間に利用可能なすべての通信リソースに対する干渉された通信リソースの比率に関する情報を含む使用可能なブランキングされたビーム状態のレポートを生成するステップと、
    前記使用可能なブランキングされたビーム状態のレポートを前記第2のTPに送信するステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記通信リソースが、時間リソース、周波数リソース、コードリソース、および時間−周波数リソースのうちの1つを含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記時間間隔の間に利用可能な前記通信リソースの使用に関する情報を含むブランキングされたビームパターンレポートを生成するステップと、
    前記ブランキングされたビームパターンレポートを前記第2のTPに送信するステップと
    をさらに含む、請求項4に記載の方法。
  7. 前記送信ビーム上で発生する前記調整された送信が、ブランキングされたデータおよび制御送信、ならびにブランキングされたデータ送信のいずれかを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記送信ビーム上で発生する前記調整された送信は、低減された送信電力レベルの送信を含む、請求項1に記載の方法。
  9. 第2の送信ポイント(TP)によって引き起こされる干渉を低減する方法であって、前記方法は、
    前記第2のTPによって、第1のTPへの干渉を低減する要求を受信するステップと、
    前記第2のTPによって、送信が調整される送信ビームを決定するステップであって、前記決定するステップは前記第1のTPの識別子に従っている、ステップと、
    前記第2のTPによって、ビーム構成基準に従って前記送信ビーム上の送信のための調整および時間間隔を構成し、それによりビーム構成を生成するステップと、
    前記第2のTPによって、前記ビーム構成に従ってブランキングビットマップを作成するステップと、
    前記第2のTPによって、前記ブランキングビットマップを前記第1のTPに送信するステップと
    を含む、方法。
  10. 前記送信ビームを決定するステップが、プリコーダのセットから前記送信ビームに関連するプリコーダを選択するステップを含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記調整が、データおよび制御送信をブランキングすること、ならびにデータ送信をプランキングすることのいずれかを含む、請求項9に記載の方法。
  12. 前記調整が、前記送信のための送信電力レベルを低減することを含む、請求項9に記載の方法。
  13. 前記送信ビームを決定するステップが、前記第1のTPの前記識別子に従って前記第2のTPの送信ビームのリストにインデックスを付けるステップを含む、請求項9に記載の方法。
  14. 前記時間間隔が、サブフレームおよびフレームのいずれかを含む、請求項9に記載の方法。
  15. 前記時間間隔の間に利用可能なすべての通信リソースに対する干渉された通信リソースの比率に関する情報を含む使用可能なブランキングされたビーム状態のレポートを受信するステップと、
    前記使用可能なブランキングされたビーム状態のレポートに従って前記ビーム構成を調整するステップと
    をさらに含む、請求項9に記載の方法。
  16. 前記時間間隔の間に利用可能な前記通信リソースの使用に関する情報を含むブランキングされたビームパターンレポートを受信するステップと、
    前記ブランキングされたビームパターンレポートに従って前記ビーム構成を調整するステップと
    をさらに含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記送信ビーム上の前記送信が空間指向性を有する、請求項9に記載の方法。
  18. 前記空間指向性が、方位角成分および仰角成分のうちの少なくとも1つを含む、請求項17に記載の方法。
  19. プロセッサと、
    前記プロセッサによる実行のためのプログラムを格納するコンピュータ可読記憶媒体と、
    を含む第1の送信ポイント(TP)であって、前記プログラミングは、
    ブランキングビットマップを第2のTPから受信する命令であって、前記ブランキングビットマップは、前記第1のTPへの干渉を低減するように前記第2のTPから生じる送信ビーム上で発生する送信が調整される時間間隔のインジケータを含む、命令と、
    前記ブランキングビットマップに従って前記第1のTPによってサービスされるユーザ機器(UE)のための通信をスケジューリングする命令と
    を含む、第1のTP。
  20. 前記プログラミングが、前記第2のTPを干渉源として識別し、干渉を低減する要求を前記第2のTPに送信するする命令を含み、前記要求は前記第1のTPの識別子を含む、請求項19に記載の第1のTP。
  21. 前記プログラミングが、前記時間間隔の間に利用可能なすべての通信リソースに対する干渉された通信リソースの比率に関する情報を含む使用可能なブランキングされたビーム状態のレポートを生成する命令、および前記使用可能なブランキングされたビーム状態のレポートを前記第2のTPに送信する命令を含む、請求項19に記載の第1のTP。
  22. 前記プログラミングが、前記時間間隔の間に利用可能な前記通信リソースのすべての使用に関する情報を含むブランキングされたビームパターンレポートを生成する命令、および前記ブランキングされたビームパターンレポートを前記第2のTPに送信する命令を含む、請求項21に記載の第1のTP。
  23. プロセッサと、
    前記プロセッサによる実行のためのプログラムを格納するコンピュータ可読記憶媒体と、
    を含む第2の送信ポイント(TP)であって、前記プログラミングは、
    第1のTPへの干渉を低減する要求を受信する命令と、
    送信が調整される送信ビームを決定する命令であって、前記決定は前記第1のTPの識別子に従っている、命令と、
    ビーム構成基準に従って前記送信ビーム上の送信のための調整および時間間隔を構成し、それによりビーム構成を生成する命令と、
    前記ビーム構成に従ってブランキングビットマップを作成する命令と、
    前記ブランキングビットマップを前記第1のTPに送信する命令と
    を含む、第2のTP。
  24. 前記プログラミングが、プリコーダのセットから前記送信ビームに関連するプリコーダを選択するための命令を含む、請求項23に記載の第2のTP。
  25. 前記プログラミングが、ブランクデータおよび制御送信、ならびにブランクデータ送信のいずれかに対する命令を含む、請求項23に記載の第2のTP。
  26. 前記プログラミングが、前記送信のための送信電力レベルを低減するための命令を含む、請求項23に記載の第2のTP。
  27. 前記プログラミングが、前記第1のTPの前記識別子に従って前記第2のTPの送信ビームのリストにインデックスを付けするための命令を含む、請求項23に記載の第2のTP。
  28. 前記プログラミングが、前記時間間隔の間に利用可能なすべての通信リソースに対する干渉された通信リソースの比率に関する情報を含む使用可能なブランキングされたビーム状態のレポートを受信する命令、および前記使用可能なブランキングされたビーム状態のレポートに従って前記ビーム構成を調整する命令を含む、請求項23に記載の第2のTP。
  29. 前記プログラミングが、前記時間間隔の間に利用可能な前記通信リソースの使用に関する情報を含むブランキングされたビームパターンレポートを受信する命令、および前記ブランキングされたビームパターンレポートに従って前記ビーム構成を調整する命令を含む、請求項28に記載の第2のTP。
  30. 前記第2のTPが大セルTPであり、前記第1のTPが小セルTPである、請求項23に記載の第2のTP。
  31. 前記第2のTPおよび前記第1のTPは両方とも小セルである、請求項23に記載の第2のTP。
  32. 前記第2のTPおよび前記第1のTPが、重複するカバレッジエリアのない単一のTPタイプのものである、請求項23に記載の第2のTP。
JP2017566185A 2015-03-13 2016-03-09 無線通信システムにおける干渉調整のためのシステムおよび方法 Active JP6621852B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/657,494 US9980270B2 (en) 2015-03-13 2015-03-13 System and method for interference coordination in wireless communications systems
US14/657,494 2015-03-13
PCT/CN2016/075953 WO2016146010A1 (en) 2015-03-13 2016-03-09 System and method for interference coordination in wireless communications systems

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018512025A true JP2018512025A (ja) 2018-04-26
JP6621852B2 JP6621852B2 (ja) 2019-12-18

Family

ID=56888440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017566185A Active JP6621852B2 (ja) 2015-03-13 2016-03-09 無線通信システムにおける干渉調整のためのシステムおよび方法

Country Status (9)

Country Link
US (2) US9980270B2 (ja)
EP (1) EP3259948B1 (ja)
JP (1) JP6621852B2 (ja)
KR (1) KR102048760B1 (ja)
CN (1) CN107409397B (ja)
AU (1) AU2016233191B2 (ja)
BR (1) BR112017019565B1 (ja)
CA (1) CA2979428C (ja)
WO (1) WO2016146010A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9980270B2 (en) * 2015-03-13 2018-05-22 Futurewei Technologies, Inc. System and method for interference coordination in wireless communications systems
KR20180049781A (ko) 2016-11-03 2018-05-11 삼성전자주식회사 빔포밍 시스템에서 단말의 송신 전력 제어 방법 및 장치
WO2018084626A1 (ko) 2016-11-03 2018-05-11 삼성전자 주식회사 빔포밍 시스템에서 단말의 송신 전력 제어 방법 및 장치
CN108282869A (zh) * 2017-01-05 2018-07-13 华为技术有限公司 通信方法、网络设备、及终端设备
CN108366422B (zh) * 2017-01-26 2021-02-26 华为技术有限公司 小区间波束协调调度方法和相关设备
US10506566B2 (en) * 2017-03-02 2019-12-10 Lg Electronics Inc. Caused by transmission beam tracking of UE in wireless communication system and UE therefor
JP7189336B2 (ja) * 2018-09-24 2022-12-13 ソニーグループ株式会社 通信装置における干渉低減方法
US11296851B2 (en) 2018-09-28 2022-04-05 Qualcomm Incorporated Remote interference management reference signal transmission
CN111384982B (zh) * 2018-12-27 2021-05-11 海信集团有限公司 一种干扰抑制传输的方法和设备
CN111817755A (zh) * 2019-04-12 2020-10-23 索尼公司 基站设备、通信方法和存储介质
CN115243383A (zh) * 2022-08-03 2022-10-25 网络通信与安全紫金山实验室 一种波束发射功率调整方法、装置、设备及存储介质

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012147125A (ja) * 2011-01-07 2012-08-02 Ntt Docomo Inc 無線基地局装置、ユーザ端末及び無線通信方法
WO2013112971A1 (en) * 2012-01-27 2013-08-01 Nterdigital Patent Holdings, Inc. Managing or improving interference between cells
WO2013145046A1 (ja) * 2012-03-29 2013-10-03 日本電気株式会社 基地局装置、移動通信システム、基地局装置の制御方法、及びコンピュータ可読媒体
WO2014169420A1 (en) * 2013-04-15 2014-10-23 Broadcom Corporation Method and apparatus for management of protected resource in a heterogeneous network

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9125163B2 (en) * 2007-11-16 2015-09-01 Qualcomm Incorporated Persistent interference mitigation in a wireless communication
US8818285B2 (en) * 2008-02-01 2014-08-26 Qualcomm Incorporated Power decision pilot for a wireless communication system
US8594576B2 (en) * 2008-03-28 2013-11-26 Qualcomm Incorporated Short-term interference mitigation in an asynchronous wireless network
US8432329B2 (en) * 2008-06-19 2013-04-30 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Antenna configuration provides coverage
US8346173B2 (en) * 2009-03-20 2013-01-01 Qualcomm Incorporated Apparatus and methods for intercell interference cancellation via RNTI
US8626067B2 (en) 2009-10-26 2014-01-07 Mediatek Inc. System and methods for enhancing coexistence efficiency for multi-radio terminals
EP2543223B1 (en) * 2010-03-04 2017-10-11 Nec Corporation Method and femtocell base station for supporting wireless connectivity of a mobile station to a cellular network
US9131499B2 (en) 2011-02-09 2015-09-08 Lg Electronics Inc. Method for signaling a subframe pattern for preventing inter-cell interference from occurring in heterogeneous network system and apparatus for the same
CN102186247B (zh) 2011-05-05 2013-12-11 新邮通信设备有限公司 一种小区间干扰协调的方法和系统
GB2496178B (en) * 2011-11-04 2013-10-09 Renesas Mobile Corp Processing system, method and computer program for multipoint communications
US9526091B2 (en) * 2012-03-16 2016-12-20 Intel Corporation Method and apparatus for coordination of self-optimization functions in a wireless network
US20130265959A1 (en) 2012-04-10 2013-10-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for transmitting and receiving a feedback signal in a mobile communication system
PL2688338T3 (pl) * 2012-07-17 2015-08-31 Alcatel Lucent Urządzenia, sposoby i programy komputerowe dla przenośnego przekaźnika i przekaźnika stacji bazowej
EP2688330B1 (en) * 2012-07-17 2014-06-11 Alcatel Lucent Method for interference reduction in a radio communication system, processing unit, and wireless access network node thereof
CN104145513B (zh) 2012-09-05 2018-11-20 华为技术有限公司 一种协调调度方法及装置
US9325540B2 (en) * 2013-04-10 2016-04-26 Marvell World Trade Ltd. Method and apparatus for mitigating interference in a wireless network through use of transmit beamforming
KR102241076B1 (ko) * 2013-07-29 2021-04-16 엘지전자 주식회사 무선 통신 시스템에서 NIB CoMP 방법 및 장치
US20160211955A1 (en) * 2013-09-05 2016-07-21 Zte (Usa) Inc. Interference coordination in dense small cells
JP2015164281A (ja) * 2014-01-31 2015-09-10 株式会社Nttドコモ ユーザ装置、基地局、及び通信方法
US9954590B2 (en) * 2014-05-23 2018-04-24 Mediatek Inc. Methods for efficient beam training and communications apparatus and network control device utilizing the same
US9414285B2 (en) * 2014-06-30 2016-08-09 Qualcomm Incorporated Handover with integrated antenna beam training in wireless networks
US9621294B2 (en) * 2014-10-02 2017-04-11 At&T Intellectual Property I, L.P. Enhancement of inter-cell interference coordination with adaptive reduced-power almost blank subframes based on neighbor cell profile data
US9980270B2 (en) * 2015-03-13 2018-05-22 Futurewei Technologies, Inc. System and method for interference coordination in wireless communications systems
US9872337B2 (en) * 2015-12-09 2018-01-16 Google Llc Backhaul-optimized beamforming in IEEE 802.11ad networks

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012147125A (ja) * 2011-01-07 2012-08-02 Ntt Docomo Inc 無線基地局装置、ユーザ端末及び無線通信方法
WO2013112971A1 (en) * 2012-01-27 2013-08-01 Nterdigital Patent Holdings, Inc. Managing or improving interference between cells
WO2013145046A1 (ja) * 2012-03-29 2013-10-03 日本電気株式会社 基地局装置、移動通信システム、基地局装置の制御方法、及びコンピュータ可読媒体
WO2014169420A1 (en) * 2013-04-15 2014-10-23 Broadcom Corporation Method and apparatus for management of protected resource in a heterogeneous network

Also Published As

Publication number Publication date
WO2016146010A1 (en) 2016-09-22
JP6621852B2 (ja) 2019-12-18
KR20170127020A (ko) 2017-11-20
KR102048760B1 (ko) 2019-11-26
AU2016233191A1 (en) 2017-10-19
CA2979428A1 (en) 2016-09-22
EP3259948B1 (en) 2020-04-29
BR112017019565B1 (pt) 2023-12-19
US9980270B2 (en) 2018-05-22
US10595321B2 (en) 2020-03-17
AU2016233191B2 (en) 2018-11-15
US20160270086A1 (en) 2016-09-15
CN107409397B (zh) 2020-10-23
CN107409397A (zh) 2017-11-28
US20180242329A1 (en) 2018-08-23
BR112017019565A2 (pt) 2018-07-03
EP3259948A1 (en) 2017-12-27
CA2979428C (en) 2021-06-01
EP3259948A4 (en) 2018-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6621852B2 (ja) 無線通信システムにおける干渉調整のためのシステムおよび方法
US11297521B2 (en) Determining and sending a measurement result performed per beam
JP6712791B2 (ja) 基地局、通信方法及び集積回路
JP6577057B2 (ja) 通信コントローラを動作させるための方法及び通信コントローラ
CN106605378B (zh) 用于减少干扰的天线辐射图案选择
JP6078208B2 (ja) Csi報告を処理するための方法及び無線ノード
EP2826277B1 (en) Hierarchical network and interference management
US9781728B2 (en) Method and apparatus for coordinating schedulers in a coordinated multi-point communication system
US20140169234A1 (en) Systems and Methods for Interference Avoidance, Channel Sounding, and Other Signaling for Multi-User Full Duplex Transmission
JP2015511091A (ja) 共通の送信ポイントのアイデンティティを用いた協調送信ポイントでの異種ネットワークに関する干渉の軽減
EP2763446A1 (en) Method, user device and base station for measuring channel state information
CN115066969A (zh) 无线通信中的基于帧的信道接入
US10512093B2 (en) Service-specific scheduling in cellular networks
US10582390B2 (en) Method and apparatus for cooperative communication in wireless communication system
US20210111752A1 (en) Base station, terminal apparatus, method, program, and non-transitory computer readable recording medium

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171024

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171024

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181022

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190617

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190917

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191021

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6621852

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250