JP2018512015A - チューンアウェイ動作を制御するための装置および方法 - Google Patents

チューンアウェイ動作を制御するための装置および方法 Download PDF

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Abstract

ユーザ機器(UE)は、単一の無線周波数(RF)チェーン上でUEが第1の無線アクセステクノロジー(RAT)から第2のRATへのチューンアウェイを実行するチューンアウェイギャップを決定し、決定されたチューンアウェイギャップの期間を修正するために、意図的な偽バッファステータス報告(BSR)を送信する。UEにおいて受信されることになる第1のRAT上のアップリンクデータ送信のためのアップリンク許可が修正されるように、意図的な偽BSRは、第1のRAT上で送信されることになるバッファ中でペンディングであるアップリンクデータの意図的な偽の値を示す。【選択図】図8

Description

分野
[0001]
本開示の態様は、一般的にワイヤレス通信システムに関連し、より具体的には、マルチSIMユーザ機器中のチューンアウェイ動作を制御することに関連する。
背景
[0002]
ワイヤレス通信ネットワークは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャスト、および、これらに類するもののような、さまざまな通信サービスを提供するために広く配備されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることができる、多元接続ネットワークであってもよい。通常は多元接続ネットワークであるこのようなネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することにより、複数のユーザに対する通信をサポートする。このようなネットワークの一例は、ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)である。UTRANは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))によってサポートされる第3世代(3G)移動体電話機テクノロジーであるユニバーサル移動体電気通信システム(UMTS)の一部として定義された無線アクセスネットワーク(RAN)である。多元接続ネットワークフォーマットの例には、コード分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、および、単一搬送波FDMA(SC−FDMA)ネットワークが含まれる。
[0001]
ワイヤレス通信ネットワークは、多数のユーザ機器(UE)に対する通信をサポートできる多数の基地局またはノードBを含んでいてもよい。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクを介して基地局と通信してもよい。ダウンリンク(またはフォワードリンク)は、基地局からUEへの通信リンクを指し、アップリンク(またはリバースリンク)は、UEから基地局への通信リンクを指す。
[0002]
基地局は、ダウンリンク上でUEにデータと制御情報を送信してもよく、および/または、アップリンク上でUEからデータと制御情報を受信してもよい。ダウンリンク上で、基地局からの送信は、近隣基地局からの、または、他のワイヤレス無線周波数(RF)送信機からの、送信による干渉に遭遇するかもしれない。
[0003]
移動体ブロードバンドアクセスに対する需要が増加し続けるにつれて、ワイヤレス通信に対する1つより多くのネットワークまたは無線アクセステクノロジー(RAT)の使用がより普及しており、複数のRATに同時にアクセスする能力を有するデバイスが広く利用可能である。しかしながら、複数のRATにアクセスするデバイスの能力は、RFリソースに対するコンテンションを生成させ、これは、結果として、異なるRAT間での競合となる。したがって、リサーチは、複数のRATを使用する、移動体ブロードバンドアクセスおよび通信の効率的な管理に対する高まる需要を満たすように促進し続けている。
概要
[0003]
本開示の1つの態様では、ワイヤレス通信のための方法が開示される。方法は、単一の無線周波数(RF)チェーン上でユーザ機器(UE)が第1の無線アクセステクノロジー(RAT)から第2のRATへのチューンアウェイを実行するチューンアウェイギャップをUEによって決定することと、決定されたチューンアウェイギャップの期間を修正するために、UEによって、意図的な偽バッファステータス報告(BSR)を送信することとを含む。UEにおいて受信されることになる第1のRAT上のアップリンクデータ送信のためのアップリンク許可が修正されるように、意図的な偽BSRは、第1のRAT上で送信されることになるバッファ中でペンディングであるアップリンクデータの意図的な偽の値を示す。
[0004]
本開示の別の態様では、ワイヤレス通信装置が開示される。ワイヤレス通信装置は、単一の無線周波数(RF)チェーン上でユーザ機器(UE)が第1の無線アクセステクノロジー(RAT)から第2のRATへのチューンアウェイを実行するチューンアウェイギャップをUEによって決定する手段と、決定されたチューンアウェイギャップの期間を修正するために、UEによって、意図的な偽バッファステータス報告(BSR)を送信する手段とを含む。UEにおいて受信されることになる第1のRAT上のアップリンクデータ送信のためのアップリンク許可が修正されるように、意図的な偽BSRは、第1のRAT上で送信されることになるバッファ中でペンディングであるアップリンクデータの意図的な偽の値を示す。
[0005]
本開示のさらに別の態様では、ワイヤレス通信のための非一時的コンピュータ読取可能媒体が開示される。非一時的コンピュータ読取可能媒体は、その上に記録されているプログラムコードを有している。プログラムコードは、単一の無線周波数(RF)チェーン上でユーザ機器(UE)が第1の無線アクセステクノロジー(RAT)から第2のRATへのチューンアウェイを実行するチューンアウェイギャップをUEによって決定するためのプログラムコードと、決定されたチューンアウェイギャップの期間を修正するために、UEによって、意図的な偽バッファステータス報告(BSR)を送信するためのプログラムコードとをさらに含む。UEにおいて受信されることになる第1のRAT上のアップリンクデータ送信のためのアップリンク許可が修正されるように、意図的な偽BSRは、第1のRAT上で送信されることになるバッファ中でペンディングであるアップリンクデータの意図的な偽の値を示す。
[0006]
本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信のために構成されている装置が開示される。装置は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されているメモリとを含む。少なくとも1つのプロセッサは、単一の無線周波数(RF)チェーン上でユーザ機器(UE)が第1の無線アクセステクノロジー(RAT)から第2のRATへのチューンアウェイを実行するチューンアウェイギャップをUEによって決定し、決定されたチューンアウェイギャップの期間を修正するために、UEによって、意図的な偽バッファステータス報告(BSR)を送信するように構成されている。UEにおいて受信されることになる第1のRAT上のアップリンクデータ送信のためのアップリンク許可が修正されるように、意図的な偽BSRは、第1のRAT上で送信されることになるバッファ中でペンディングであるアップリンクデータの意図的な偽の値を示す。
[0007]
前述のものは、以下の詳細な説明がより良く理解できるように、本願の特徴および技術的利点をどちらかといえば広く概説している。特許請求の範囲の主題を形成する追加の特徴および利点が以下で説明されるだろう。開示される概念および特定の態様が本願の同じ目的を実行する他の構造を修正または設計するためのベースとして容易に利用できることが、当業者によって認識されるべきである。このような均等な構造が本願のおよび添付された特許請求の範囲の精神および範囲から逸脱するものではないということが、当業者によって理解されるべきである。本開示の構成および動作の方法の両方について、態様の特性であると考えられる新規な特徴は、さらなる目的および利点とともに、添付の図面と関連して考慮されるとき、以下の説明からより良く理解されるであろう。しかしながら、図面のそれぞれは例示および説明のためだけに提供されており、本特許請求の範囲の限定の定義として意図されていないということは明確に理解されるべきである。
[0008] 図1は、電気通信システムの例を図示したダイヤグラムである。 [0009] 図2は、電気通信システムにおけるダウンリンクフレーム構造の例を図示したブロックダイヤグラムである。 [0010] 図3は、本開示の1つの態様にしたがって構成されている基地局およびUEの設計を図示したブロックダイヤグラムである。 [0011] 図4は、本開示の1つの態様にしたがって構成されている、UEが位置付けられているワイヤレスネットワークを図示したダイヤグラムである。 [0012] 図5は、本開示の1つの態様を実現するように実行される例示的なブロックを図示した、機能的なブロックダイヤグラムである。 [0013] 図6は、本開示の1つの態様を実現するように実行される例示的なブロックを図示した、機能的なブロックダイヤグラムである。 [0014] 図7は、本開示の1つの態様を実現するように実行される例示的なブロックを図示した、機能的なブロックダイヤグラムである。 [0015] 図8は、本開示の1つの態様を実現するように実行される例示的なブロックを図示した、機能的なブロックダイヤグラムである。 [0016] 図9は、本開示の1つの態様にしたがった、通信ネットワークにおけるUEの機能的なブロックダイヤグラムである。
詳細な説明
[0017]
添付の図面に関連して以下に述べる詳細な説明は、さまざまなコンフィギュレーションの説明として意図されており、ここで説明される概念を実施することができる唯一のコンフィギュレーションを表すように意図されていない。詳細な説明は、さまざまな概念の完全な理解を提供することを目的として特定の詳細を含んでいる。しかしながら、これらの概念をこれらの特定の詳細なしに実施してもよいことは、当業者に明らかだろう。いくつかの例において、このような概念をあいまいにすることを避けるために、よく知られた構造およびコンポーネントを、ブロックダイヤグラム形態で示している。
[0018]
ここで説明する技術は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAおよび他のネットワークのような、さまざまなワイヤレス通信ネットワークに対して使用できる。用語「ネットワーク」および「システム」は、交換可能に使用されることが多い。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、CDMA2000等のような無線テクノロジーを実現してもよい。UTRAは、ワイドバンドCDMA(WCDMA(登録商標))や、CDMAの他の変形を含む。CDMA2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856標準規格をカバーする。TDMAネットワークは、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーション(GSM(登録商標))のような無線テクノロジーを実現してもよい。OFDMAネットワークは、進化型UTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)等のような無線テクノロジーを実現してもよい。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル移動体電気通信システム(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE(登録商標))およびLTEアドバンスト(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新たなリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−AおよびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)という名の組織からの文書中で説明されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名の組織からの文書中で説明されている。ここで説明する技術は、上述のワイヤレスネットワークおよび無線テクノロジーとともに他のワイヤレスネットワークおよび無線テクノロジーに対して使用してもよい。明確にするために、本技術のある態様は、LTEに関して以下で説明され、以下の説明の多くにおいてLTE専門用語を使用している。
[0019]
図1は、ワイヤレス通信ネットワーク100を示しており、これは、LTEネットワークであってもよい。ワイヤレスネットワーク100は、多数の進化型ノードB(eNB)110および他のネットワークエンティティを含んでいてもよい。eNBは、UEと通信する局であり、基地局、ノードB、アクセスポイント、または、他の用語で呼ばれるかもしれない。各eNB110a、110b、110cは、特定の地理的エリアのための通信カバレッジを提供してもよい。3GPPにおいて、用語「セル」は、用語が使用される文脈に依存して、eNBのカバレッジエリア、および/または、このカバレッジエリアを担当しているeNBサブシステムのことを指すことがある。
[0020]
eNBは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または、他のタイプのセルに対する通信カバレッジを提供してもよい。マクロセルは、比較的大きい地理エリア(例えば、半径数キロメートル)をカバーし、サービス加入を有するUEによる無制限のアクセスを可能にすることができる。ピコセルは、比較的小さい地理エリアをカバーし、サービス加入を有するUEによる無制限のアクセスを可能にすることができる。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(例えば、家)をカバーし、フェムトセルとの関係を有するUE(例えば、閉じられた加入者グループ(CSG)内におけるUE、家にいるユーザのためのUE、等)による制限されたアクセスを可能にすることができる。マクロセルのためのeNBは、マクロeNBとして呼ばれることがある。ピコセルのためのeNBは、ピコeNBと呼ばれることがある。フェムトセルのためのeNBは、フェムトeNBまたはホームeNB(HeNB)と呼ばれることがある。図1中に示す例において、eNB110a、110bおよび110cは、それぞれ、マクロセル102a、102bおよび102cに対するマクロeNBであってもよい。eNB110xは、UE120xを担当する、ピコセル102xのためのピコeNBであってもよい。eNB110yおよび110zは、それぞれフェムトセル102yおよび102zのためのフェムトeNBであってもよい。eNBは、1つまたは複数(例えば、3つ)のセルをサポートすることができる。
[0021]
ワイヤレスネットワーク100はまた、中継局110rも含んでいてもよい。中継局は、アップストリーム局(例えば、eNBまたはUE)からデータおよび/または他の情報の送信を受信し、ダウンストリーム局(例えば、UEまたはeNB)にデータおよび/または他の情報の送信を送る局である。中継局はまた、他のUEに対する送信を中継するUEであってもよい。図1に示す例において、中継局110rは、eNB110aとUE120rとの間の通信を促進するために、eNB110aおよびUE120rと通信してもよい。中継局はまた、中継eNB、中継器等と呼ばれるかもしれない。
[0022]
ワイヤレスネットワーク100は、異なるタイプのeNB、例えば、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、中継器等、を含む異種ネットワークであってもよい。これらの異なるタイプのeNBは、ワイヤレスネットワーク100において、異なる送信電力レベル、異なるカバレッジエリア、および、干渉における異なる影響を有しているかもしれない。例えば、マクロeNBが高い送信電力レベル(例えば、20ワット)を有していてもよいのに対して、ピコeNB、フェムトeNB、および中継器は、より低い送信電力レベル(例えば、1ワット)を有していてもよい。
[0023]
ワイヤレスネットワーク100は、同期または非同期動作をサポートしてもよい。同期動作について、eNBは、同様のフレームタイミングを有してもよく、異なるeNBからの送信は、時間的にほぼ整列されていてもよい。非同期動作について、eNBは、異なるフレームタイミングを有していてもよく、異なるeNBからの送信は、時間的に整列されていないかもしれない。ここで説明する技術は、同期動作と非同期動作の両方に使用してもよい。
[0024]
ネットワーク制御装置130は、eNBのセットに結合していてもよく、これらのeNBに対する調整および制御を提供してもよい。ネットワーク制御装置130は、バックホールを介してeNB110と通信してもよい。eNB110はまた、例えば、ワイヤレスまたはワイヤラインバックホールを介して直接的または間接的に互いに通信してもよい。
[0025]
UE120は、ワイヤレスネットワーク100全体を通して分散していてもよく、各UEは、静的または移動体であってもよい。UEはまた、端末、移動局、加入者ユニット、局等として呼ばれることがある。UEは、セルラ電話機、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレス電話機、スマートフォン、タブレット、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、または他の移動体エンティティであってもよい。UEは、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、中継器、または、他のネットワークエンティティと通信できてもよい。図1において、両側矢印の実線は、UEと担当eNBとの間の所望の送信を示し、担当eNBは、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でUEを担当するように指定されたeNBである。両矢印を有する破線は、UEとeNBとの間の干渉送信を示す。
[0026]
LTEは、ダウンリンク上で直交周波数分割多重(OFDM)を利用し、アップリンク上で単一搬送波周波数分割多重(SC−FDM)を利用する。OFDMおよびSC−FDMは、システム帯域幅を複数(K個)の直交副搬送波に区分してもよく、直交副搬送波は、通常、トーン、ビン等としても呼ばれる。各副搬送波は、データにより変調されてもよい。一般的に、変調シンボルは、OFDMにより周波数ドメインで送られ、SC−FDMにより時間ドメインで送られる。隣接副搬送波間の間隔は固定されていてもよく、副搬送波の総数(K個)は、システム帯域幅に依存してもよい。例えば、Kは、1.25、2.5、5、10、または20メガヘルツ(MHz)のシステム帯域幅に対して、それぞれ、128、256、512、1024、または2048と等しくてもよい。システム帯域幅はまた、副帯域に区分してもよい。例えば、副帯域は、1.08MHzをカバーしてもよく、それぞれ1.25、2.5、5、10または20MHzのシステム帯域幅について、1、2、4、8または16の副帯域が存在してもよい。
[0027]
図2は、LTEにおいて使用されるダウンリンクフレーム構造を示す。ダウンリンクのための送信タイムラインは、無線フレームのユニットに区分してもよい。各無線フレームは、予め定められている持続期間(例えば、10ミリ秒(ms))を有していてもよく、0ないし9のインデックスを有する10個のサブフレームに区分されてもよい。各サブフレームは、2個のスロットを含んでいてもよい。各無線フレームは、したがって、0ないし19のインデックスを有する20個のスロットを含んでいてもよい。各スロットは、L個のシンボル期間を含んでいてもよく、例えば、(図2中で示しているように)通常のサイクリックプリフィックス(CP)に対して7個のシンボル期間、または、拡張サイクリックプリフィックスに対して6個のシンボル期間を含んでいてもよい。通常のCPと拡張CPは、ここで異なるCPタイプとして呼ばれることがある。各サブフレームにおける2L個のシンボル期間は、0ないし2L−1のインデックスが割り当てられてもよい。利用可能な時間周波数リソースは、リソースブロックに区分してもよい。各リソースブロックは、1つのスロット中でN個の副搬送波(例えば、12個の副搬送波)をカバーしてもよい。
[0028]
LTEにおいて、eNBは、eNB中の各セル対して1次同期信号(PSS)および2次同期信号(SSS)を送ってもよい。1次および2次同期信号は、図2中で示すように、通常のサイクリックプレフィックスを有する各無線フレームのサブフレーム0および5のそれぞれにおけるシンボル期間6および5中で、それぞれ、送られてもよい。同期信号は、セル検出および獲得のために、UEによって使用されてもよい。eNBは、サブフレーム0のスロット1中のシンボル期間0から3において物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を送ってもよい。PBCHは、ある特定のシステム情報を搬送してもよい。
[0029]
図2では、第1のシンボル期間全体において描かれているが、eNBは、各サブフレームの第1のシンボル期間の一部のみにおいて物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)を送ってもよい。PCFICHは、制御チャネルに対して使用されるシンボル期間の数(M個)を伝えてもよく、ここで、Mは、1、2または3と等しくてもよく、サブフレーム毎に変化してもよい。Mはまた、例えば、10個未満のリソースブロックを有する小さなシステム帯域幅に対して、4と等しくてもよい。図2中で示す例では、M=3である。eNBは、各サブフレームの最初のM個のシンボル期間において(図2においてM=3)、物理HARQインジケータチャネル(PHICH)と物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を送ってもよい。PHICHは、ハイブリッド自動再送信(HARQ)をサポートするための情報を搬送してもよい。PDCCHは、UEのためのリソース割り振りに関する情報とダウンリンクチャネルに対する制御情報とを搬送してもよい。図2における第1のシンボル期間には示していないが、PDCCHおよびPHICHもまた、第1のシンボル期間に含まれることを理解すべきである。同様に、PHICHおよびPDCCHはまた、図2ではそのようには示していないが、第2および第3のシンボル期間の両方にある。eNBは、各サブフレームの残りのシンボル期間において、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送ってもよい。PDSCHは、ダウンリンク上でのデータ送信のためにスケジュールされたUEのためのデータを搬送してもよい。LTE中のさまざまな信号およびチャネルは、「進化型ユニバーサル地上無線アクセス(E−UTRA);物理チャネルおよび変調」と題される、3GPP TS 36.211において説明されており、これは公に入手可能である。
[0030]
eNBは、eNBによって使用されるシステム帯域幅の中心である1.08MHzにおいて、PSS、SSSおよびPBCHを送ってもよい。eNBは、これらのチャネルが送られる各シンボル期間において、システム帯域幅全体に渡って、PCFICHおよびPHICHを送ってもよい。eNBは、システム帯域幅のある一部分において、UEのグループにPDCCHを送ってもよい。eNBは、システム帯域幅の特定の部分において、特定のUEにPDSCHを送ってもよい。eNBは、すべてのUEに対してブロードキャスト方法でPSS、SSS、PBCH、PCFICHおよびPHICHを送ってもよく、特定のUEに対してユニキャスト方法でPDCCHを送ってもよく、特定のUEに対してユニキャスト方法でPDSCHも送ってもよい。
[0031]
多数のリソースエレメントが各シンボル期間において利用可能であってもよい。各リソースエレメントは、1つのシンボル期間中の1つの副搬送波をカバーしてもよく、1つの変調シンボルを送るために使用してもよく、変調シンボルは、実数値であっても、または、複素数値であってもよい。各シンボル期間における基準信号に対して使用しないリソースエレメントは、リソースエレメントグループ(REG)中に配置してもよい。各REGは、1つのシンボル期間中に4つのリソースエレメントを含んでいてもよい。PCFICHは、4つのREGを占有してもよく、それらは、シンボル期間0において、周波数に渡ってほぼ均等に間隔が空けられていてもよい。PHICHは、3つのREGを占有してもよく、それらは、1つ以上の構成可能なシンボル期間において、周波数に渡って拡散させてもよい。例えば、PHICHに対する3つのREGは、すべてシンボル期間0に属してもよく、または、シンボル期間0、1および2において拡散させてもよい。PDCCHは、9、18、32または64個のREGを占有してもよく、これらは、最初のM個のシンボル期間において、利用可能なREGから選択してもよい。REGのある組み合わせのみを、PDCCHに対して許可してもよい。
[0032]
UEは、PHICHおよびPCFICHに対して使用される特定のREGを知っていてもよい。UEは、PDCCHに対するREGの異なる組み合わせをサーチしてもよい。サーチする組み合わせの数は典型的に、PDCCHに対する許容された組み合わせの数よりも少ない。eNBは、UEがサーチするであろう組み合わせの任意のものにおいてPDCCHをUEに送ってもよい。
[0033]
UEは、複数のeNBのカバレッジ内にあってもよい。これらのeNBのうちの1つが、UEを担当するように選択されてもよい。担当eNBは、受信電力、パス損失、信号対雑音比(SNR)、等のようなさまざまな基準に基づいて選択してもよい。
[0034]
図3は、基地局/eNB110とUE120との設計のブロックダイヤグラムを示しており、基地局/eNB110とUE120は、図1中の基地局/eNBのうちの1つとUEのうちの1つとであってもよい。制限された関係付けシナリオでは、基地局110は、図1におけるマクロeNB110cであってもよく、UE120は、UE120yであってもよい。基地局110はまた、他の何らかのタイプの基地局であってもよい。基地局110はアンテナ334a〜334tを装備していてもよく、UE120はアンテナ352a〜352rを装備していてもよい。
[0035]
基地局110において、送信プロセッサ320は、データソース312からデータを、制御装置/プロセッサ340から制御情報を受け取ってもよい。制御情報は、PBCH、PCFICH、PHICH、PDCCH等に対するものであってもよい。データは、PDSCH等に対するものであってもよい。プロセッサ320は、データおよび制御情報を処理(たとえば、エンコードおよびシンボルマッピング)して、それぞれ、データシンボルおよび制御シンボルを取得してもよい。プロセッサ320はまた、例えば、PSS、SSSに対する基準シンボルと、セル特有の基準信号とを発生させてもよい。送信(TX)複数入力複数出力(MIMO)プロセッサ330は、適用可能な場合に、データシンボル、制御シンボル、および/または、基準シンボル上で、空間処理(例えば、プリコーディング)を実行してもよく、変調器(MOD)332a〜332tに出力シンボルストリームを提供してもよい。各変調器332は、(例えば、OFDM等のために)それぞれの出力シンボルストリームを処理して、出力サンプルストリームを取得してもよい。各変調器332はさらに、出力サンプルストリームを処理(例えば、アナログに変換、増幅、フィルタリング、およびアップコンバート)して、ダウンリンク信号を取得してもよい。変調器332a〜332tからのダウンリンク信号はそれぞれ、アンテナ334a〜334t介して送信されてもよい。
[0036]
UE120において、アンテナ352a〜352rは、基地局110からダウンリンク信号を受信し、受信した信号を、それぞれ、復調器(DEMOD)354a〜354rに提供してもよい。各復調器354は、それぞれの受信した信号を調整(たとえば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得してもよい。各復調器354はさらに、(例えば、OFDM等のために)入力サンプルを処理して、受信シンボルを取得してもよい。MIMO検出器356は、すべての復調器354a〜354rから受信したシンボルを取得し、適用可能な場合、受信したシンボルにおいてMIMO検出を実行し、検出したシンボルを提供してもよい。受信プロセッサ358は、検出したシンボルを処理(たとえば、復調、デインタリーブ、およびデコード)し、UE120のためにデコードされたデータをデータシンク360に供給し、デコードされた制御情報を制御装置/プロセッサ380に提供してもよい。
[0037]
アップリンク上で、UE120において、送信プロセッサ364は、データソース362から(例えば、PUSCHに対する)データを、および、制御装置/プロセッサ380から(例えば、PUCCHに対する)制御情報を、受け取って処理してもよい。プロセッサ364はまた、基準信号のための基準シンボルを発生させてもよい。送信プロセッサ364からのシンボルは、適用可能な場合、TX MIMOプロセッサ366によってプリコーディングされ、(例えば、SC−FDM、等のために)復調器354a〜354rによってさらに処理され、基地局110に送信されてもよい。基地局110において、UE120からのアップリンク信号はアンテナ334によって受信され、復調器332によって処理され、適用可能な場合、MIMO検出器336によって検出され、受信プロセッサ338によってさらに処理され、UE120によって送られた、デコードされたデータおよび制御情報を取得してもよい。プロセッサ338は、デコードされたデータをデータシンク339に提供し、デコードされた制御情報を制御装置/プロセッサ340に提供してもよい。
[0038]
制御装置/プロセッサ340および380は、それぞれ、基地局110およびUE120における動作を指示してもよい。プロセッサ340、ならびに/あるいは、基地局110における他のプロセッサおよびモジュールは、ここで説明する技術のためのさまざまなプロセスの実行を実施または指示してもよい。プロセッサ380、ならびに/あるいは、UE120における他のプロセッサおよびモジュールは、図4および5中に図示した機能性ブロックの実行を、ならびに/あるいは、ここで記述した技術に対する他のプロセスを、実施または指示してもよい。メモリ342および382は、それぞれ、基地局110およびUE120のためのデータおよびプログラムコードを記憶してもよい。スケジューラ344は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でのデータ送信のためにUEをスケジューリングしてもよい。
[0039]
1つのコンフィギュレーションでは、ワイヤレス通信のためのUE120は、UEの接続モードの間に、干渉する基地局からの干渉を検出する手段と、干渉する基地局の発生リソースを選択する手段と、発生リソース上の物理ダウンリンク制御チャネルのエラーレートを取得する手段と、誤りレートが予め定められたレベルを超えたことに応答して実行可能な、無線リンク障害を宣言する手段とを含む。1つの態様において、前述の手段は、前述の手段によって規定された機能を実行するように構成されている、プロセッサ、制御装置/プロセッサ380、メモリ382、受信プロセッサ358、MIMO検出器356、復調器354a、およびアンテナ352aであってもよい。別の態様において、前述の手段は、前述の手段によって規定された機能を実行するように構成されているモジュールまたは任意の装置であってもよい。
[0040]
図4は、本開示の1つの態様にしたがって構成される、UE408が位置付けられているワイヤレスネットワーク400を図示するダイヤグラムである。ワイヤレスネットワーク400は、UE408へのワイヤレスネットワーク全体に渡って複数の無線アクセステクノロジー(RAT)を提供してもよい。例えば、基地局402は、LTE/LTE−Aを使用して、ワイヤレスネットワーク400にアクセスを提供してもよい一方で、基地局404および406は、CDMA、GSM、WCDMA、時分割同期コード分割多元接続(TD−SCDMA)、他のUTRAまたはE−UTRAテクノロジー、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、ブロードキャストテクノロジー、グローバルポジショニングテクノロジー等のような他のRATを使用して、ワイヤレスネットワーク400にアクセスを提供してもよい。混合RATの配備は、移動体オペレータが異なるサービスを異なるテクノロジーを有するUE408に提供できるようにしてもよい。例えば、より高いデータ送信レートを要求するデータは、LTE上で送信されてもよいが、音声通話は、GSM上で行われてもよい。
[0041]
UE408は、複数のRATを使用することができるワイヤレスデバイスであってもよい。例えば、UE408は、デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)デバイス、トリプルSIMトリプルスタンバイ(TSTS)デバイス、または、より多くの加入者識別モジュールを有するデバイスであってもよい(以下ひとまとめに「マルチSIMデバイス」と呼ぶ)。例えば、マルチSIMデバイスは、GSM音声およびLTEデータサービスの両方をサポートしてもよく、一般的にSVLTEデバイスとして呼ばれることがある。
[0042]
マルチSIMデバイスは、無線周波数(RF)リソースのその取り扱い能力により、さらにカテゴリ分けされてもよい。例えば、マルチSIMデバイスは、同時に複数のRATを使用してワイヤレスネットワークにアクセスできるようにする複数のRFチェーンを有していてもよい(「マルチ無線マルチSIMデバイス」)。さらなる例として、マルチSIMデバイスは、所定の時間期間の間に複数のRATのうちの1つを使用してワイヤレスネットワークにアクセスするための単一のRFチェーンを有していてもよい(「単一無線マルチSIMデバイス」)。
[0043]
マルチ無線マルチSIMデバイスのRFリソースは、異なるRATによって共有されてもよい。しかしながら、複数のRATの共存により、帯域干渉が生じるかもしれないが、周波数割り振りを計画することにより解決されるかもしれない。単一無線マルチSIMデバイスに関して、異なるRAT間/中で競合が生じるときに、RFリソースを取得するために、異なるRATが互いに競争するかもしれない。例えば、単一無線マルチSIMデバイスがLTEからGSMにチューンアウェイするチューンアウェイギャップとLTE上のデータ送信が競合する場合、チューンアウェイギャップの間のLTE上のデータ送信は、全体的にまたは部分的に失敗するかもしれない。結果として、チューンアウェイギャップの間にLTE上で送信されることになるようにスケジューリングされたデータに対する大きなデータ再送信が要求されるかもしれない。さらに、チューンアウェイギャップの間のアップリンクデータ送信のこのような悪い性能により、ワイヤレスネットワークは、単一無線マルチSIMデバイスが悪いアップリンク接続を有していると決定するかもしれず、チューンアウェイギャップの後に、単一無線マルチSIMデバイスに対して、より少ないアップリンクリソースをスケジューリングするかもしれない。
[0044]
マルチSIMデバイスは、所定の期間の大部分に対して第1のRAT上でアクティブセッションを有する一方で、第2のRATまたは他のRATはアイドルステータスであってもよい。第1のRAT上の加入に加えて、マルチSIMデバイスは1つ以上の加入を有することから、マルチSIMデバイスは、RFリソースを利用するために、このような追加の加入を周期的に許容してもよい。例えば、マルチSIMデバイスは、第2のRATまたは他のRATからの、信号を周期的に監視し、および/または、接続を獲得してもよい。このような動作は、「チューンアウェイ」として呼ばれることがある。マルチSIMデバイスが第1のRATから第2のRATまたは他のRATへのチューンアウェイを実行する期間は、「チューンアウェイギャップ」として呼ばれることがある。しかしながら、チューンアウェイギャップは、ワイヤレスネットワークによって最初に決定され、割り当てられるかもしれない。上記で図示したように、第1のRAT上のデータ送信と第2のRATまたは他のRATに対するチューンアウェイとの間の競合は、アップリンク送信の性能および効率に影響を及ぼすかもしれない。したがって、チューンアウェイの動作における改善が有益であるかもしれない。
[0045]
本開示のさまざまな態様は、意図的な偽バッファステータス報告(BSR)をワイヤレスネットワーク中の基地局に送信することにより、第1のRATから第2のRATまたは他のRATへのチューンアウェイギャップをUEが修正してもよいことを提供する。本開示のこれらの態様は、チューンアウェイギャップの間の第1のRAT上のデータ送信を回避するまたは最小化するために有益であるかもしれない。BSRは、バッファペンディング送信中のデータを示す、UEからの報告である。意図的な偽BSRは、UEのバッファ中でペンディングであるデータの意図的な偽の値を示す。本開示のいくつかの態様では、チューンアウェイギャップが拡大されてもよい。本開示の他の態様では、チューンアウェイギャップは短縮されてもよい。本開示のさらに他の態様では、チューンアウェイギャップは、イネーブル/生成/選択されてもよい。明確にするために、以下で説明するUEは、2つのRATで動作することができるDSDS UEである。本開示のさまざまな態様は、実際には、DSDS UEに限定されないことに留意すべきである。
[0046]
図5は、チューンアウェイギャップが拡大されてもよい、本開示の1つの態様を実現するように実行される例示的なブロックを図示した機能的ブロックダイヤグラム500である。動作506において、ネットワーク504は、チューンアウェイギャップをUE502に割り当ててもよく、チューンアウェイギャップにおいて、UE502は、第1のRATから第2のRATにチューンアウェイしてもよい。例えば、UE502は、LTEからGSMにチューンアウェイしてもよい。UE502は、チューンアウェイギャップの間、第2のRATからのページおよび他の信号を監視してもよく、第2のRATとの接続を獲得しても、獲得しなくてもよい。ネットワーク504は、チューンアウェイギャップの間、データスケジューリングを中止してもよい。例えば、第1のRAT上のアップリンク送信のためのアップリンク許可も中止されてもよい。さらに、第1のRAT上のダウンリンク送信のためのダウンリンク許可が中止されてもよい。アップリンクおよび/またはダウンリンク送信のためのアップリンクおよび/またはダウンリンク許可における中止は、UE502からのスケジューリング要求(SR)によって後に解かれてもよい。UE502は、ネットワーク504によるギャップの割り当てに基づいて、チューンアウェイギャップの期間を決定してもよい。動作508において、UE502は、チューンアウェイギャップの終了510まで、第2のRATと通信してもよい。
[0047]
チューンアウェイギャップの終了510において、またはその後に、UE502は、意図的な偽BSRをネットワーク504に送ってもよく、UE502は、ネットワーク504に送信されることになる、UE502のバッファ中でペンディングであるデータの意図的な偽の値をネットワーク504に提供してもよい。いくつかの実施形態では、意図的な偽BSRは、チューンアウェイギャップの後に送信されることになるバッファ中でペンディングであるデータの減少された値を示してもよい。いくつかの実施形態では、意図的な偽BSRは、チューンアウェイギャップの後にバッファ中でペンディングであるデータがないことを示してもよい。さらに、UE502は、意図的な偽BSRを送信するためのアップリンク許可を要求するSRをネットワーク504に送信してもよい。このように、意図的な偽BSRを送信するためのSRの送信は、意図的な偽BSRの送信の前に生じてもよい。
[0048]
それに応答して、動作514において、チューンアウェイギャップ510の終了の後に第1のRAT上で送信される必要があるアップリンクデータがないまたは少ないとことがネットワーク504に通知されることから、ネットワーク504はチューンアウェイギャップを拡大してもよい。ネットワーク504は、チューンアウェイギャップを拡大するために、第1のRAT上のアップリンク送信のためのアップリンク許可の中止を延長してもよい。ネットワーク504は、第1のRAT上のダウンリンク送信のためのダウンリンク許可の中止も延長してもよい。さらに、ネットワーク504は、アップリンクおよび/またはダウンリンクデータ送信のためのアップリンク許可および/またはダウンリンク許可の中止の間、意図的な偽BSRを送信するためのアップリンク許可で、UE502からのSRに応答してもよい。
[0049]
いくつかの実施形態では、チューンアウェイギャップは、6ミリ秒から600ミリ秒に拡大されてもよい。したがって、チューンアウェイギャップの間、送信が完全にまたは少なくとも部分的に中止されることから、第1のRATから第2のRATへのチューンアウェイと、チューンアウェイギャップの間の第1のRAT上のアップリンクおよび/またはダウンリンク送信との間の競合は、最小化されまたは回避することができる。アップリンクおよび/またはダウンリンク送信のためのアップリンクおよび/またはダウンリンク許可における延長された中止はまた、UE502からのSRによって後に解かれてもよい。
[0050]
動作516において、UE502は、拡大されたチューンアウェイギャップの間、第2のRATとの通信を継続してもよい。その後、UE502は、第2のRATとの通信を終了してもよい。(ブロック518によって示されている)第2のRATとの通信の終了において、または通信の終了の後、UE502は、真BSRをネットワーク504に送ってもよく、UE502は、UE502のバッファ中でペンディングであるデータの正しい値をネットワーク504に提供してもよい。さらに、UE502は、真BSRを送信するためのアップリンク許可を要求するSRをネットワーク504に送信してもよい。このように、真BSRを送信するためのSRの送信は、真BSRの送信の前に生じてもよい。
[0051]
それに応答して、動作522において、ネットワーク504は、アップリンクおよび/またはダウンリンクデータ送信のためのアップリンクおよび/またはダウンリンク許可における中止を解き、データスケジューリングを再開してもよい。したがって、第1のRAT上のアップリンクおよび/またはダウンリンク送信が回復されてもよい。さらに、ネットワーク504は、アップリンクおよび/またはダウンリンクデータ送信のためのアップリンクおよび/またはダウンリンク許可における中止を解く前に、真BSRを送信するためのアップリンク許可で、UE502からのSRに応答してもよい。
[0052]
図6は、チューンアウェイギャップが短縮されてもよい、本開示の1つの態様を実現するように実行される例示的なブロックを図示した機能的なブロックダイヤグラム600である。動作606において、ネットワーク604は、チューンアウェイギャップをUE602に割り当ててもよく、チューンアウェイギャップにおいて、UE602は、第1のRATから第2のRATにチューンアウェイしてもよい。例えば、UE602は、LTEからGSMに、LTEからTD−SCDMAに、WiMAXからGSMに等でチューンアウェイしてもよい。UE602は、チューンアウェイギャップの間、第2のRATからのページおよび他の信号を監視してもよく、第2のRATとの接続を獲得しても、獲得しなくてもよい。ネットワーク604は、チューンアウェイギャップの間、データスケジューリングを中止してもよい。例えば、第1のRAT上のアップリンク送信のためのアップリンク許可が中止されてもよい。さらに、第1のRAT上のダウンリンク送信のためのダウンリンク許可も中止されてもよい。アップリンクおよび/またはダウンリンク送信のためのアップリンクおよび/またはダウンリンク許可における中止は、UE602からのSRによって後に解かれてもよい。それに応答して、UE602は、ネットワーク604によるチューンアウェイギャップの割り当てに基づいて、チューンアウェイギャップの期間を決定してもよい。動作608において、UE602は、(ブロック610によって示されている)第2のRATとの通信の終了まで、第2のRATと通信してもよい。
[0053]
動作606から608は、図5中で図示したような動作506から508に類似している。しかしながら、意図的な偽BSRを送ることによりチューンアウェイギャップを拡大する代わりに、動作612において、UE602は、最初に割り当てられたチューンアウェイギャップの終了の前に、チューンアウェイギャップを短縮するために、真BSRをネットワーク604に送ってもよい。いくつかの実施形態では、チューンアウェイギャップは、完全に閉じられてもよい。チューンアウェイギャップを短縮する理由は、第2のRATからの信号を監視するために要求されるより短い期間に一致させること、第1のRAT上で送信されることになるペンディングであるより多くのデータを有すること、または、第1のRAT上で送信されることになるペンディングである緊急データを有することを含んでいてもよいが、これらに限定されない。チューンアウェイギャップは、第1のRATが第5世代(5G)ワイヤレス通信テクノロジーのような高度なワイヤレス通信テクノロジーであるときに、短縮されてもよい。さらに、UE602は、真BSRを送信するためのアップリンク許可を要求するSRをネットワーク604に送信してもよい。このように、真BSRを送信するためのSRの送信は、真BSRの送信の前に生じてもよい。
[0054]
それに応答して、動作614において、ネットワーク604は、アップリンクおよび/またはダウンリンク送信のためのアップリンクおよび/またはダウンリンク許可における中止を解き、データスケジューリングを再開してもよい。したがって、第1のRAT上のアップリンクおよび/またはダウンリンク送信が回復されてもよい。さらに、ネットワーク604は、アップリンクおよび/またはダウンリンクデータ送信のためのアップリンクおよび/またはダウンリンク許可における中止を解く前に、真BSRを送信するためのアップリンク許可で、UE602からのSRに応答してもよい。
[0055]
図7は、チューンアウェイギャップがイネーブル/生成されてもよい、本開示の1つの態様を実現するように実行される例示的なブロックを図示した機能的なブロックダイヤグラム700である。動作706において、UE702は、意図的な偽BSRをネットワーク704に送ってもよく、UE702は、ネットワーク704に送信されることになる、UE702のバッファ中でペンディングであるデータの意図的な偽の値をネットワーク704に提供してもよい。いくつかの実施形態では、意図的な偽BSRは、バッファ中でペンディングであるデータの減少された値を示してもよい。いくつかの実施形態では、意図的な偽BSRは、バッファ中でペンディングであるデータがないことを示してもよい。それに応答して、動作708において、ネットワーク704は、第2のRATと通信するために、UE702に対する第1のRAT上のデータスケジューリングを中止してもよい。例えば、ネットワーク704は、アップリンク送信のためのアップリンク許可を中止してもよい。さらに、ネットワーク704は、ダウンリンク送信のためのダウンリンク許可を中止してもよい。したがって、チューンアウェイギャップがイネーブル/生成されてもよい。動作706から708は、上記で説明したような図5中の動作506および図6中の動作606とともに利用してもよい。
[0056]
いくつかの実施形態では、LTEまたはLTE−Aのような高度なワイヤレス通信テクノロジーの下で、1つのチューンアウェイギャップは、意図的な偽BSRに基づいて、異なる期間を有する複数のチューンアウェイギャップから選択してもよい。複数のチューンアウェイギャップは、ネットワーク704によって予め定められていてもよい。UE702のバッファ中でペンディングであるデータの異なる意図的な偽の値を有する異なる意図的な偽BSRを送信することにより、UE702は、異なるチューンアウェイギャップを選択してもよい。したがって、ネットワーク704が第1のRAT上のデータスケジューリングを中止してもよい時間期間は、意図的な偽BSRと選択されたチューンアウェイギャップとに依存する。
[0057]
チューンアウェイギャップがイネーブル/生成されると、動作710において、UE702は、チューンアウェイギャップの間、第2のRATと通信してもよく、その後、UE702は、第2のRATとの通信を終了してもよい。上記で説明したように、チューンアウェイギャップの間、送信が完全にまたは少なくとも部分的に中止されていることから、第1のRATから第2のRATへのチューンアウェイと、チューンアウェイギャップの間の第1のRAT上のアップリンクおよび/またはダウンリンク送信との間の競合は、最小化されるまたは回避することができる。
[0058]
(ブロック712によって示されている)第2のRATとの通信の終了において、または、第2のRATとの通信の終了の後、動作714において、UE702は、真BSRをネットワーク702に送ってもよく、UE702は、UE702のバッファ中でペンディングであるデータの正しい値をネットワーク704に提供してもよい。さらに、UE702は、真BSRを送信するためのアップリンク許可を要求するSRをネットワーク704に送信してもよい。このように、真BSRを送信するためのSRの送信は、真BSRの送信の前に生じてもよい。それに応答して、動作716において、ネットワーク704は、アップリンクおよび/またはダウンリンク送信のためのアップリンクおよび/またはダウンリンク許可における中止を解き、データスケジューリングを再開してもよい。したがって、第1のRAT上のアップリンクおよび/またはダウンリンク送信が回復されてもよい。さらに、ネットワーク704は、アップリンクおよび/またはダウンリンクデータ送信のためのアップリンクおよび/またはダウンリンク許可における中止を解く前に、真BSRを送信するためのアップリンク許可で、UE702からのSRに応答してもよい。
[0059]
図8は、本開示の1つの態様を実現するように実行される例示的なブロックを図示した機能的なブロックダイヤグラム800である。ブロック802において、UEが単一のRFチェーン上で第1のRATから第2のRATへのチューンアウェイを実行するチューンアウェイギャップをUEが決定してもよい。チューンアウェイギャップの間、UEは、単一のRFリソースを利用して、第2のRATからのページまたは信号上の測定を監視または実行してもよい。ブロック804において、意図的な偽BSRを送信することによって決定されたチューンアウェイギャップの期間を修正するために、UEは、意図的な偽BSRを送信してもよい。このような意図的な偽BSRは、決定されたチューンアウェイギャップにUEが入った後に、送信されてもよい。意図的な偽BSRは、バッファ中でペンディングであるデータの減少された値またはバッファ中でペンディングであるデータがないことのような、UEのバッファ中でペンディングであるデータの意図的な偽の値をネットワークに通知してもよい。したがって、ネットワークは、第1のRAT上のアップリンクデータ送信のためのアップリンク許可を中止または減少させてもよい。対応して、UEは、修正されたアップリンク許可を受信してもよい。結果として、修正されたチューンアウェイギャップの間の第1のRAT上のアップリンク送信は、完全にまたは少なくとも部分的に中止され、したがって、修正されたチューンアウェイギャップの間の第1のRAT上のアップリンク送信と、第1のRATから第2のRATへのチューンアウェイ動作との間の競合は、回避されるまたは少なくとも最小化することができる。
[0060]
本開示のいくつかの態様では、UEは、真BSRを送ってもよく、UEは、UEのバッファ中でペンディングであるデータの正しい値をネットワークに提供してもよい。真BSRは、修正されたチューンアウェイギャップの間または修正されたチューンアウェイギャップの終了において、ネットワークに送られてもよい。それに応答して、ネットワークは、アップリンクデータ送信のためのアップリンク許可における中止を解き、データスケジューリングを再開してもよい。したがって、第1のRAT上のアップリンク送信は回復されてもよい。修正されたチューンアウェイギャップの間に真BSRがネットワークに送られる場合、修正されたチューンアウェイギャップは短縮されてもよい。それに対応して、第1のRAT上のアップリンク送信はより早く回復されてもよい。
[0061]
本開示の他の態様では、次のチューンアウェイギャップをイネーブル/生成させるために、回復されている第1のRAT上のアップリンク送信の後に、UEはさらに、追加の意図的な偽BSRを送ってもよい。図7に関して上記で説明したように、1つのチューンアウェイギャップは、追加の意図的な偽BSRに基づいて、異なる期間を有する複数のチューンアウェイギャップから選択してもよい。UEのバッファ中でペンディングであるデータの異なる意図的な偽の値を有する異なる意図的な偽BSRを送信することにより、UEは、異なるチューンアウェイギャップを選択してもよい。
[0062]
図9は、本開示の1つの態様にしたがう通信ネットワーク中のUE900の機能的なブロックダイヤグラムである。UE900は、ギャップ決定モジュール902およびバッファステータス報告モジュール904の実行のためのデータとプログラムコードを記憶できるメモリ908を含んでいてもよく、送信されることになるペンディングであるデータを記憶するバッファ906を含んでいてもよい。ギャップ決定モジュール902は、(図9中で示していない)ネットワークによって割り当てられるチューンアウェイギャップの期間または長さを最初に決定するために使用してもよい。バッファステータス報告モジュール904は、最初に割り当てられるチューンアウェイギャップの期間を修正するために、図5〜8に関して上記で説明したように、真または意図的な偽BSRを決定および発行するために使用してもよい。真BSRは、送信されることになるバッファ906中でペンディングであるデータの正しい値を示してもよく、第1のRATから第2のRATへのチューンアウェイの後に、第1のRAT上でアップリンク送信を再開するために使用してもよい。意図的な偽BSRは、送信されることになるバッファ906中でペンディングであるデータの意図的な偽の値を示してもよい。バッファ906中でペンディングであるデータの意図的な偽の値は、チューンアウェイギャップの総期間または長さを修正してもよく、あるいは、次のチューンアウェイギャップの期間を決定してもよい。
[0063]
UE900は、メモリ908中に記憶されているプログラムコードを実施または実行し、UE900の他のコンポーネントを制御するプロセッサ910も含んでいてもよい。UE900における、プロセッサ910および/または他のプロセッサはまた、機能的なブロックの実行を実施または指示してもよい。
[0064]
さまざまな異なるテクノロジーおよび技術のうちのいずれかを使用して情報および信号を表してもよいことを、当業者は理解するだろう。例えば、上記の記述全体を通して参照されるかもしれない、データ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、および、チップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁粒、光界または光粒、あるいは、これらの任意の組み合わせにより表されてもよい。
[0065]
図5〜9中の機能的ブロックおよびモジュールは、プロセッサ、エレクトロニクスデバイス、ハードウェアデバイス、エレクトロニクスコンポーネント、論理回路、メモリ、ソフトウェアコード、ファームウェアコード等を、または、これらの任意の組み合わせを含んでいてもよい。
[0066]
ここでの開示に関連して説明した、さまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、回路、および、プロセスステップを、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または、双方の組み合わせとして実現してもよいことを、当業者はさらに正しく認識するであろう。ハードウェアとソフトウェアとのこの互換性を明確に示すために、さまざまな実例となるコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップを、一般的にそれらの機能性に関して上記で説明した。このような機能性をハードウェアとして実現するか、またはソフトウェアとして実現するかは、特定のアプリケーションと全体的なシステムに課せられている設計制約とに依存する。熟練者は、各特定のアプリケーションに対してさまざまな方法で、説明した機能性を実現するかもしれないが、このようなインプリメンテーションの決定は、本開示の範囲から逸脱をもたらすと解釈すべきでない。
[0067]
ここでの開示に関連して説明した、さまざまな実例となる論理ブロック、モジュール、および、回路は、ここで説明した機能を実行するように設計された、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラム可能ゲートアレイ(FPGA)または他のプログラム可能論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、これらの任意の組み合わせを用いて、実現または実行してもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいが、代替実施形態では、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、または、状態機械であってもよい。プロセッサはまた、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに関連する1つ以上のマイクロプロセッサ、または、他の何らかのこのようなコンフィギュレーションである、コンピューティングデバイスの組み合わせとして実現してもよい。
[0068]
ここでの開示に関連して説明した方法またはプロセスのステップは、ハードウェアで、プロセッサにより実行されるソフトウェアモジュールで、または、2つの組み合わせで、直接的に具現化してもよい。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または、技術的に既知である他の何らかの形態の記憶媒体中に存在してもよい。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取ったり、記憶媒体に情報を書き込んだりできるようにプロセッサに結合されている。代替実施形態では、記憶媒体は、プロセッサと一体化されていてもよい。プロセッサおよび記憶媒体は、ASIC中に存在していてもよい。ASICは、ユーザ端末中に存在していてもよい。代替実施形態では、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中のディスクリートコンポーネントとして存在していてもよい。
[0069]
1つ以上の例示的な設計において、説明した機能を、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、または、これらの任意の組み合わせで実現してもよい。ソフトウェアで実現する場合、機能は、1つ以上の命令またはコードとしてコンピュータ読取可能媒体上に記憶されていてもよく、あるいは、1つ以上の命令またはコードとしてコンピュータ読取可能媒体上で送信されてもよい。コンピュータ読取可能記憶媒体は、汎用または特殊目的コンピュータによってアクセスすることができる任意の利用可能な媒体であってもよい。限定ではなく例として、このようなコンピュータ読取可能記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用することができ、汎用コンピュータまたは特殊目的コンピュータ、もしくは、汎用プロセッサまたは特殊目的プロセッサによってアクセスできる、他の何らかの媒体を備えることができる。また、非一時的接続は、コンピュータ読取可能媒体の定義内に適切に含まれてもよい。例えば、命令が、ウェブサイトから、サーバから、あるいは、他の遠隔ソースから、同軸ケーブルを、光ファイバケーブルを、撚り対を、または、デジタル加入者線(DSL)を使用して送信される場合、同軸ケーブルや、光ファイバケーブルや、撚り対や、DSLは、媒体の定義中に含まれる。ここで使用したようなディスク(diskおよびdisc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル汎用ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、および、ブルーレイ(登録商標)ディスクを含むが、通常、ディスク(disk)はデータを磁気的に再生する一方で、ディスク(disc)はデータをレーザにより光学的に再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0070]
特許請求の範囲を含め、ここで使用するように、用語「および/または」は、2つ以上の項目のリスト中で使用するとき、リストされている項目のうちのいずれか1つをそれ自体により用いることができること、または、リストされている項目のうちの2つ以上の任意の組み合わせを用いることができることを意味している。例えば、コンポジションが、コンポーネントA、B、および/またはCを含んでいるとして説明されている場合、コンポジションは、Aだけ、Bだけ、Cだけ、AとBとの組み合わせ、AとCとの組み合わせ、BとCとの組み合わせ、または、AとBとCとの組み合わせを含むことができる。また、特許請求の範囲を含め、ここで使用するように、項目のリスト(例えば、「のうちの少なくとも1つ」または「のうちの1つ以上」のようなフレーズにより始まる項目のリスト)中で使用する「または」は、例えば、「A、B、またはC、のうちの少なくとも1つ」のリストが、AまたはBまたはCあるいはABまたはACまたはBCあるいはABC(すなわち、AとBとC)を意味するように、選言的リストを示している。
[0071]
本開示の先の説明は、任意の当業者が本開示を製造または使用することを可能にするように提供されている。本開示に対するさまざまな改良は、当業者に容易に明らかとなり、ここで規定される包括的な原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく他のバリエーションに適用してもよい。したがって、本開示は、ここで説明した例および設計に限定されるように意図してはおらず、ここで開示した原理および新規の特徴と一致する最も広い範囲が与えられるべきである。

Claims (40)

  1. ワイヤレス通信のための方法において、
    単一の無線周波数(RF)チェーン上でユーザ機器(UE)が第1の無線アクセステクノロジー(RAT)から第2のRATへのチューンアウェイを実行するチューンアウェイギャップを前記UEによって決定することと、
    前記決定されたチューンアウェイギャップの期間を修正するために、前記UEによって、意図的な偽バッファステータス報告(BSR)を送信することとを含み、
    前記UEにおいて受信されることになる前記第1のRAT上のアップリンクデータ送信のためのアップリンク許可が修正されるように、前記意図的な偽BSRは、前記第1のRAT上で送信されることになるバッファ中でペンディングであるアップリンクデータの意図的な偽の値を示す方法。
  2. 前記決定されたチューンアウェイギャップの期間を修正するために、前記意図的な偽BSRを送信することは、前記決定されたチューンアウェイギャップの終わりにおいて前記決定されたチューンアウェイギャップを拡大するために、前記意図的な偽BSRを送信することを含む請求項1記載の方法。
  3. 前記意図的な偽BSRは、前記決定されたチューンアウェイギャップの後に送信されることになる前記バッファ中でペンディングである減少されたアップリンクデータを示す請求項2記載の方法。
  4. 前記意図的な偽BSRの送信のために、アップリンク許可に対するスケジューリング要求を送信することをさらに含む請求項1記載の方法。
  5. 前記第1のRAT上の前記アップリンクデータ送信を回復するために、前記バッファ中でペンディングであるアップリンクデータの真の値を示す真BSRを送信することをさらに含む請求項1記載の方法。
  6. 前記真BSRは、前記決定されたチューンアウェイギャップを短縮するために、前記決定されたチューンアウェイギャップの間に送信される請求項5記載の方法。
  7. 追加の意図的な偽BSRを送信することにより、次のチューンアウェイギャップを可能にすることをさらに含む請求項1記載の方法。
  8. 前記可能にすることは、異なる期間を有する複数のチューンアウェイギャップから前記次のチューンアウェイギャップを選択することを含む請求項7記載の方法。
  9. 前記チューンアウェイは、前記UEによって自律的に開始される請求項1記載の方法。
  10. 請求項1〜9の任意の組み合わせの方法。
  11. ワイヤレス通信装置において、
    単一の無線周波数(RF)チェーン上でユーザ機器(UE)が第1の無線アクセステクノロジー(RAT)から第2のRATへのチューンアウェイを実行するチューンアウェイギャップを前記UEによって決定する手段と、
    前記決定されたチューンアウェイギャップの期間を修正するために、前記UEによって、意図的な偽バッファステータス報告(BSR)を送信する手段とを具備し、
    前記UEにおいて受信されることになる前記第1のRAT上のアップリンクデータ送信のためのアップリンク許可が修正されるように、前記意図的な偽BSRは、前記第1のRAT上で送信されることになるバッファ中でペンディングであるアップリンクデータの意図的な偽の値を示すワイヤレス通信装置。
  12. 前記決定されたチューンアウェイギャップの期間を修正するために、前記意図的な偽BSRを送信する手段は、前記決定されたチューンアウェイギャップの終わりにおいて前記決定されたチューンアウェイギャップを拡大するために、前記意図的な偽BSRを送信する手段を備える請求項11記載のワイヤレス通信装置。
  13. 前記意図的な偽BSRは、前記決定されたチューンアウェイギャップの後に送信されることになる前記バッファ中でペンディングである減少されたアップリンクデータを示す請求項12記載のワイヤレス通信装置。
  14. 前記意図的な偽BSRの送信のために、アップリンク許可に対するスケジューリング要求を送信する手段をさらに具備する請求項11記載のワイヤレス通信装置。
  15. 前記第1のRAT上の前記アップリンクデータ送信を回復するために、前記バッファ中でペンディングであるアップリンクデータの真の値を示す真BSRを送信する手段をさらに具備する請求項11記載のワイヤレス通信装置。
  16. 前記真BSRは、前記決定されたチューンアウェイギャップを短縮するために、前記決定されたチューンアウェイギャップの間に送信される請求項15記載のワイヤレス通信装置。
  17. 追加の意図的な偽BSRを送信することにより、次のチューンアウェイギャップを可能にする手段をさらに具備する請求項11記載のワイヤレス通信装置。
  18. 前記可能にする手段は、異なる期間を有する複数のチューンアウェイギャップから前記次のチューンアウェイギャップを選択する手段を備える請求項17記載のワイヤレス通信装置。
  19. 前記チューンアウェイは、前記UEによって自律的に開始される請求項11記載のワイヤレス通信装置。
  20. 請求項11〜19の任意の組み合わせのワイヤレス通信装置。
  21. ワイヤレス通信のためにその上に記録されているプログラムコードを有する非一時的コンピュータ読取可能媒体において、前記プログラムコードは、
    単一の無線周波数(RF)チェーン上でユーザ機器(UE)が第1の無線アクセステクノロジー(RAT)から第2のRATへのチューンアウェイを実行するチューンアウェイギャップを前記UEによって決定するためのプログラムコードと、
    前記決定されたチューンアウェイギャップの期間を修正するために、前記UEによって、意図的な偽バッファステータス報告(BSR)を送信するためのプログラムコードとを含み、
    前記UEにおいて受信されることになる前記第1のRAT上のアップリンクデータ送信のためのアップリンク許可が修正されるように、前記意図的な偽BSRは、前記第1のRAT上で送信されることになるバッファ中でペンディングであるアップリンクデータの意図的な偽の値を示す非一時的コンピュータ読取可能媒体。
  22. 前記決定されたチューンアウェイギャップの期間を修正するために、前記意図的な偽BSRを送信するためのプログラムコードは、前記決定されたチューンアウェイギャップの終わりにおいて前記決定されたチューンアウェイギャップを拡大するために、前記意図的な偽BSRを送信するためのプログラムコードを含む請求項21記載の非一時的コンピュータ読取可能媒体。
  23. 前記意図的な偽BSRは、前記決定されたチューンアウェイギャップの後に送信されることになる前記バッファ中でペンディングである減少されたアップリンクデータを示す請求項22記載の非一時的コンピュータ読取可能媒体。
  24. 前記意図的な偽BSRの送信のために、アップリンク許可に対するスケジューリング要求を送信するためのプログラムコードをさらに含む請求項21記載の非一時的コンピュータ読取可能媒体。
  25. 前記第1のRAT上の前記アップリンクデータ送信を回復するために、前記バッファ中でペンディングであるアップリンクデータの真の値を示す真BSRを送信するためのプログラムコードをさらに含む請求項21記載の非一時的コンピュータ読取可能媒体。
  26. 前記真BSRは、前記決定されたチューンアウェイギャップを短縮するために、前記決定されたチューンアウェイギャップの間に送信される請求項25記載の非一時的コンピュータ読取可能媒体。
  27. 追加の意図的な偽BSRを送信することにより、次のチューンアウェイギャップを可能にするためのプログラムコードをさらに含む請求項21記載の非一時的コンピュータ読取可能媒体。
  28. 前記可能にするためのプログラムコードは、異なる期間を有する複数のチューンアウェイギャップから前記次のチューンアウェイギャップを選択するためのプログラムコードを含む請求項27記載の非一時的コンピュータ読取可能媒体。
  29. 前記チューンアウェイは、前記UEによって自律的に開始される請求項21記載の非一時的コンピュータ読取可能媒体。
  30. 請求項21〜29の任意の組み合わせの非一時的コンピュータ読取可能媒体。
  31. ワイヤレス通信のために構成されている装置において、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されているメモリとを具備し、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    単一の無線周波数(RF)チェーン上でユーザ機器(UE)が第1の無線アクセステクノロジー(RAT)から第2のRATへのチューンアウェイを実行するチューンアウェイギャップを前記UEによって決定し、
    前記決定されたチューンアウェイギャップの期間を修正するために、前記UEによって、意図的な偽バッファステータス報告(BSR)を送信するように構成され、
    前記UEにおいて受信されることになる前記第1のRAT上のアップリンクデータ送信のためのアップリンク許可が修正されるように、前記意図的な偽BSRは、前記第1のRAT上で送信されることになるバッファ中でペンディングであるアップリンクデータの意図的な偽の値を示す装置。
  32. 前記決定されたチューンアウェイギャップの期間を修正するために、前記意図的な偽BSRを送信する前記少なくとも1つのプロセッサの構成は、前記決定されたチューンアウェイギャップの終わりにおいて前記決定されたチューンアウェイギャップを拡大するために、前記意図的な偽BSRを送信する構成を含む請求項31記載の装置。
  33. 前記意図的な偽BSRは、前記決定されたチューンアウェイギャップの後に送信されることになる前記バッファ中でペンディングである減少されたアップリンクデータを示す請求項32記載の装置。
  34. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記意図的な偽BSRの送信のために、アップリンク許可に対するスケジューリング要求を送信するようにさらに構成されている請求項31記載の装置。
  35. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のRAT上の前記アップリンクデータ送信を回復するために、前記バッファ中でペンディングであるアップリンクデータの真の値を示す真BSRを送信するようにさらに構成されている請求項31記載の装置。
  36. 前記真BSRは、前記決定されたチューンアウェイギャップを短縮するために、前記決定されたチューンアウェイギャップの間に送信される請求項35記載の装置。
  37. 前記少なくとも1つのプロセッサは、追加の意図的な偽BSRを送信することにより、次のチューンアウェイギャップを可能にするようにさらに構成されている請求項31記載の装置。
  38. 前記可能にする前記少なくとも1つのプロセッサの構成は、異なる期間を有する複数のチューンアウェイギャップから前記次のチューンアウェイギャップを選択する構成を含む請求項37記載の装置。
  39. 前記チューンアウェイは、前記UEによって自律的に開始される請求項31記載の装置。
  40. 請求項31〜39の任意の組み合わせの装置。
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