JP2018509809A - サービスフローパケットのための処理方法および装置 - Google Patents

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Abstract

本発明の実施形態は、サービスフローパケットのための処理方法を提供し、方法は、アクセスデバイスによって、端末によって送信されたサービスフローパケットを受信するステップと、アクセスデバイスによって、フローテーブルおよび受信されたサービスフローパケットに従って、サービスフローパケットを処理するための機能モジュールを決定するステップと、アクセスデバイスによって、サービスフローパケットを機能モジュールに送信するステップと、アクセスデバイスによって、機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを取得するステップと、アクセスデバイスによって、機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを送信するステップとを含む。本発明の実施形態は、サービスフローパケットを処理するためのデバイスをさらに提供する。本発明を使用することによって、サービスフローパケットの処理の柔軟性および処理の効率が、改善され得る。

Description

本発明は、通信技術の分野に関し、特に、サービスフローパケットのための処理方法および装置に関する。
将来のソフトウェア定義ネットワーク(Software Defined Network、SDN)においては、異なるサービスまたはアプリケーションが、ネットワークデータ送信に関して大きく異なる要件を有する。加えて、マシンツーマシン(Machine To Machine、M2M)技術の普及によって、データ接続の激増があり、ネットワーク内で送信されるデータの量も爆発的に増加する。
しかし、既存のワイヤレスデバイスのパケット処理の要件は、様々な種類のパケットが決まったメカニズムを使用することによって処理されることであり、したがって、サービスの適応性が低く、サービスフローパケットの処理効率が低い。さらに、既存のワイヤレスデバイスは専用のハードウェアに基づいており、アップグレードおよび新しい機能の展開のコストが高いので、既存のワイヤレスデバイスは、ネットワークの柔軟性を実装することおよび大きな違いのある様々な将来のサービスを扱うことが困難である。
本発明の実施形態は、アクセスデバイスがフローテーブル(flow table)に従ってサービスフローパケットを処理するための機能モジュールを決定し、処理するための対応する機能モジュールにサービスフローパケットを転送して、サービスフローパケットの処理の柔軟性およびサービスフローパケットの処理の効率を改善することができるように、サービスフローパケットのための処理方法および装置を提供する。
本発明の実施形態の第1の態様は、サービスフローパケットのための処理方法を提供し、その方法は、
アクセスデバイスによって、端末によって送信されたサービスフローパケットを受信するステップと、
アクセスデバイスによって、フローテーブルおよび受信されたサービスフローパケットに従って、サービスフローパケットを処理するための機能モジュールを決定するステップと、
アクセスデバイスによって、サービスフローパケットを機能モジュールに送信するステップと、
アクセスデバイスによって、機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを取得するステップと、
アクセスデバイスによって、機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを送信するステップとを含み得る。
第1の態様に関連して、第1のあり得る実装方法において、アクセスデバイスによって、フローテーブルおよび受信されたサービスフローパケットに従って、サービスフローパケットを処理するための機能モジュールを決定するステップは、
アクセスデバイスによって、フローテーブルおよび受信されたサービスフローパケットに従って、サービスフローパケットを処理するための複数の機能モジュールを決定することと、
アクセスデバイスによって、フローテーブルおよび受信されたサービスフローパケットに従って複数の機能モジュールの処理シーケンスを決定することとを含む。
第1の態様の第1のあり得る実装方法に関連して、第2のあり得る実装方法においては、アクセスデバイスによって、サービスフローパケットを機能モジュールに送信するステップが、
アクセスデバイスによって、処理シーケンスに従って複数の機能モジュールにサービスフローパケットを送信することを含む。
第1の態様の第2のあり得る実装方法に関連して、第3のあり得る実装方法においては、アクセスデバイスによって、処理シーケンスに従って複数の機能モジュールにサービスフローパケットを送信することが、
アクセスデバイスによって、処理シーケンスに対応する第1の機能モジュールの経路識別子をサービスフローパケットに追加し、第1の機能モジュールにサービスフローパケットを送信することを含む。
第1の態様の第3のあり得る実装方法に関連して、第4のあり得る実装方法においては、いずれかの機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを受信した後、アクセスデバイスが、処理シーケンスによって示される次の機能モジュールの経路識別子をいずれかの機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットに追加し、経路識別子に対応する機能モジュールにサービスフローパケットを送信する。
第1の態様の第1のあり得る実装方法に関連して、第1の態様の第5のあり得る実装方法においては、アクセスデバイスによって、フローテーブルおよび受信されたサービスフローパケットに従って、サービスフローパケットを処理するための機能モジュールを決定する前に、方法が、
アクセスデバイスによって、サービスフローパケットのサービスの要件に従って、サービスフローパケットを処理するための機能モジュールの種類を決定するステップと、
アクセスデバイスによって、フローテーブルに、サービスフローパケットの識別子と機能モジュールの種類との間の対応関係を設定するステップと、
アクセスデバイスによって、フローテーブルに、サービスフローパケットのサービスの要件に従って機能モジュールのすべての種類の処理シーケンスを設定するステップとをさらに含む。
第1の態様の第5のあり得る実装方法に関連して、第6のあり得る実装方法においては、サービスフローパケットの識別子が、サービスフローパケットのものである送信先IPアドレス、送信元IPアドレス、送信先ポート、もしくは送信元ポート、またはアクセスデバイスにサービスフローパケットを送信するときに端末によって使用されるベアラ識別子のうちの少なくとも1つを含み、
ベアラ識別子は、物理チャネル識別子または論理接続識別子を含む。
第1の態様の第6のあり得る実装方法に関連して、第7のあり得る実装方法においては、アクセスデバイスによって、フローテーブルおよび受信されたサービスフローパケットに従って、サービスフローパケットを処理するための複数の機能モジュールを決定することが、
アクセスデバイスによって、受信されたサービスフローパケットの識別子に従ってフローテーブルに問い合わせ、サービスフローパケットを処理するための複数の機能モジュールの種類を決定することと、
アクセスデバイスによって、サービスフローパケットを処理するための複数の機能モジュールの種類に対応するすべての機能モジュールに関してアクセスデバイスにおいて構築された複数の機能モジュールを検索し、すべての機能モジュールのステータスを決定することと、
すべての機能モジュールのステータスに従って、特にサービスフローパケットを処理するための機能モジュールの各種類を決定することとを含む。
第1の態様の第3のあり得る実装方法に関連して、第8のあり得る実装方法においては、アクセスデバイスによって、処理シーケンスに従って複数の機能モジュールにサービスフローパケットを送信することが、
アクセスデバイスによって、機能モジュールの各々の経路識別子をサービスフローパケットに追加することと、
処理シーケンスに対応する第1の機能モジュールにサービスフローパケットを送信し、第1の機能モジュールを使用することによって、処理シーケンスによって示される次の機能モジュールに対応する経路識別子に従って次の機能モジュールに第1の機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを送信して、次の機能モジュールを使用することによって、次の機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを処理シーケンスおよび経路識別子に従って次の機能モジュールにさらに送信することとを含む。
本発明の実施形態の第2の態様は、サービスフローパケットのための処理デバイスを提供し、そのデバイスは、
端末によって送信されたサービスフローパケットを受信するように構成された受信モジュールと、
フローテーブルおよび受信モジュールによって受信されたサービスフローパケットに従って、サービスフローパケットを処理するための機能モジュールを決定するように構成された問い合わせモジュールと、
問い合わせにより問い合わせモジュールによって取得された機能モジュールにサービスフローパケットを送信するように構成された送信モジュールとを含む可能性があり、
受信モジュールは、機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを取得するようにさらに構成され、
送信モジュールは、機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを送信するようにさらに構成される。
第2の態様に関連して、第1のあり得る実装方法においては、問い合わせモジュールが、
フローテーブルおよび受信モジュールによって受信されたサービスフローパケットに従って、サービスフローパケットを処理するための複数の機能モジュールを決定するように構成された第1の処理ユニットと、
フローテーブルおよび受信モジュールによって受信されたサービスフローパケットに従って複数の機能モジュールの処理シーケンスを決定するように構成された第2の処理ユニットとを含む。
第2の態様の第1のあり得る実装方法に関連して、第2のあり得る実装方法においては、送信モジュールが、
問い合わせモジュールの第2の処理ユニットによって決定された処理シーケンスに従って、問い合わせモジュールの第1の処理ユニットによって決定された複数の機能モジュールにサービスフローパケットを送信するように特に構成される。
第2の態様の第2のあり得る実装方法に関連して、第3のあり得る実装方法においては、送信モジュールが、
処理シーケンスに対応する第1の機能モジュールの経路識別子をサービスフローパケットに追加し、第1の機能モジュールにサービスフローパケットを送信するように特に構成される。
第2の態様の第3のあり得る実装方法に関連して、第4のあり得る実装方法においては、送信モジュールが、
受信モジュールがいずれかの機能モジュールによって処理されたサービスフローデータを受信した後、処理シーケンスによって示される次の機能モジュールの経路識別子をいずれかの機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットに追加し、経路識別子に対応する機能モジュールにサービスフローパケットを送信するようにさらに構成される。
第2の態様の第1のあり得る実装方法に関して、第5のあり得る実装方法においては、処理デバイスが、
受信モジュールによって受信されたサービスフローパケットのサービスの要件に従って、サービスフローパケットを処理するための機能モジュールの種類を決定し、サービスフローパケットの識別子と機能モジュールの種類との間の対応関係をフローテーブルに設定するように構成された設定モジュールをさらに含み、
設定モジュールが、フローテーブルに、受信モジュールによって受信されたサービスフローパケットのサービスの要件に従って機能モジュールのすべての種類の処理シーケンスを設定するようにさらに構成される。
第2の態様の第5のあり得る実装方法を参照に関連して、第6のあり得る実装方法においては、サービスフローパケットの識別子が、サービスフローパケットのものである送信先IPアドレス、送信元IPアドレス、送信先ポート、もしくは送信元ポート、またはアクセスデバイスにサービスフローパケットを送信するときに端末によって使用されるベアラ識別子のうちの少なくとも1つを含み、
ベアラ識別子は、物理チャネル識別子または論理接続識別子を含む。
第2の態様の第6のあり得る実装方法に関連して、第7のあり得る実装方法においては、第1の処理ユニットが、
受信モジュールによって受信されたサービスフローパケットの識別子に従ってフローテーブルに問い合わせ、サービスフローパケットを処理するための複数の機能モジュールの種類を決定し、
サービスフローパケットを処理するための複数の機能モジュールの種類に対応するすべての機能モジュールに関して処理デバイスにおいて構築された複数の機能モジュールを検索し、すべての機能モジュールのステータスを決定し、
すべての機能モジュールのステータスに従って、特にサービスフローパケットを処理するための機能モジュールの各種類を決定するように特に構成される。
第2の態様の第3のあり得る実装方法に関連して、第8のあり得る実装方法においては、送信モジュールが、
機能モジュールの各々の経路識別子をサービスフローパケットに追加し、
処理シーケンスに対応する第1の機能モジュールにサービスフローパケットを送信し、第1の機能モジュールを使用することによって、処理シーケンスによって示される次の機能モジュールに対応する経路識別子に従って次の機能モジュールに第1の機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを送信して、次の機能モジュールを使用することによって、次の機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを処理シーケンスおよび経路識別子に従って次の機能モジュールにさらに送信するようにさらに構成される。
本発明の実施形態の第3の態様は、アクセスデバイスを提供し、そのアクセスデバイスは、
メモリ、受信機、送信機、およびプロセッサを含む可能性があり、受信機、送信機、およびプロセッサは、メモリに別々に接続され、プロセッサは、受信機および送信機に別々に接続され、
メモリは、1組のプログラムコードを記憶し、
受信機、送信機、およびプロセッサは、以下の動作を実行するために、メモリに記憶されたプログラムコードを呼び出すように構成され、
受信機は、端末によって送信されたサービスフローパケットを受信するように構成され、
プロセッサは、フローテーブルおよび受信機によって受信されたサービスフローパケットに従って、サービスフローパケットを処理するための機能モジュールを決定するように構成され、
送信機は、プロセッサによって決定された機能モジュールにサービスフローパケットを送信するように構成され、
受信機は、プロセッサによって決定された機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを取得するようにさらに構成され、
送信機は、機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを送信するようにさらに構成される。
第3の態様に関連して、第1のあり得る実装方法においては、プロセッサが、
フローテーブルおよび受信機によって受信されたサービスフローパケットに従って、サービスフローパケットを処理するための複数の機能モジュールを決定し、
フローテーブルおよび受信されたサービスフローパケットに従って複数の機能モジュールの処理シーケンスを決定するように特に構成される。
第3の態様の第1のあり得る実装方法に関連して、第2のあり得る実装方法においては、送信機が、
プロセッサによって決定された処理シーケンスに従って複数の機能モジュールにサービスフローパケットを送信するように特に構成される。
第3の態様の第2のあり得る実装方法に関連して、第3のあり得る実装方法においては、送信機が、
プロセッサによって決定された処理シーケンスに対応する第1の機能モジュールの経路識別子をサービスフローパケットに追加し、第1の機能モジュールにサービスフローパケットを送信するように特に構成される。
第3の態様の第3のあり得る実装方法に関連して、第4のあり得る実装方法においては、送信機が、
受信機がいずれかの機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを受信した後、処理シーケンスによって示される次の機能モジュールの経路識別子をいずれかの機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットに追加し、経路識別子に対応する機能モジュールにサービスフローパケットを送信するようにさらに構成される。
第3の態様の第1のあり得る実装方法に関連して、第5のあり得る実装方法においては、プロセッサが、
受信機によって受信されたサービスフローパケットのサービスの要件に従って、サービスフローパケットを処理するための機能モジュールの種類を決定し、
フローテーブルに、サービスフローパケットの識別子と機能モジュールの種類との間の対応関係を設定し、
フローテーブルに、サービスフローパケットのサービスの要件に従って機能モジュールのすべての種類の処理シーケンスを設定するようにさらに構成される。
第3の態様の第5のあり得る実装方法に関連して、第6のあり得る実装方法においては、サービスフローパケットの識別子が、サービスフローパケットのものである送信先IPアドレス、送信元IPアドレス、送信先ポート、もしくは送信元ポート、またはアクセスデバイスにサービスフローパケットを送信するときに端末によって使用されるベアラ識別子のうちの少なくとも1つを含み、
ベアラ識別子は、物理チャネル識別子または論理接続識別子を含む。
第3の態様の第6のあり得る実装方法に関連して、第7のあり得る実装方法においては、プロセッサが、
受信機によって受信されたサービスフローパケットの識別子に従ってフローテーブルに問い合わせ、サービスフローパケットを処理するための複数の機能モジュールの種類を決定し、
サービスフローパケットを処理するための複数の機能モジュールの種類に対応するすべての機能モジュールに関してアクセスデバイスにおいて構築された複数の機能モジュールを検索し、すべての機能モジュールのステータスを決定し、
すべての機能モジュールのステータスに従って、特にサービスフローパケットを処理するための機能モジュールの各種類を決定するように特に構成される。
第3の態様の第3のあり得る実装方法に関連して、第8のあり得る実装方法においては、送信機が、
プロセッサによって決定された機能モジュールの各々の経路識別子をサービスフローパケットに追加し、
処理シーケンスに対応する第1の機能モジュールにサービスフローパケットを送信し、第1の機能モジュールを使用することによって、処理シーケンスによって示される次の機能モジュールに対応する経路識別子に従って次の機能モジュールに第1の機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを送信して、次の機能モジュールを使用することによって、次の機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを処理シーケンスおよび経路識別子に従って次の機能モジュールにさらに送信するようにさらに構成される。
本発明の実施形態においては、アクセスデバイスが、端末によって送信されたサービスフローパケットに従ってフローテーブルに問い合わせ、サービスフローパケットを処理するための機能モジュールを決定して、各機能モジュールにサービスフローパケットをさらに送信し、最後に、各機能モジュールによって処理された取得されたサービスフローパケットをアクセスデバイスから転送する可能性がある。本発明の実施形態においては、サービスフローパケットが、フローテーブルに従って、処理するための対応する機能モジュールに送信される可能性があり、それによって、サービスフローパケットの処理の柔軟性およびサービスフローパケットの処理の効率を改善する。
本発明の実施形態における技術的な解決策をより明瞭に説明するために、以下で、実施形態を説明するために必要とされる添付の図面を簡潔に説明する。明らかに、以下の説明における添付の図面は、本発明の一部の実施形態を示すに過ぎず、当業者は、創造的な努力なしにこれらの添付の図面からその他の図面を導き出すことがやはり可能である。
本発明の実施形態によるサービスフローパケットのための処理方法の第1の実施形態の概略的な流れ図である。 本発明の実施形態によるサービスフローパケットのための処理方法の第2の実施形態の概略的な流れ図である。 本発明の実施形態によるサービスフローパケットのための処理方法の第2の実施形態の概略的な流れ図である。 本発明の実施形態によるサービスフローパケットのための処理デバイスの第1の実施形態の概略的な構造図である。 本発明の実施形態によるサービスフローパケットのための処理デバイスの第2の実施形態の概略的な構造図である。 本発明の実施形態によるアクセスデバイスの実施形態の概略的な構造図である。
以下で、本発明の実施形態の技術的な解決策を本発明の実施形態の添付の図面を参照して明瞭および完全に説明する。明らかに、説明される実施形態は、本発明の実施形態の一部に過ぎず、すべてではない。創造的な努力なしに本発明の実施形態に基づいて当業者によって得られるすべてのその他の実施形態は、本発明の保護範囲内に入る。
将来のSDNにおいては、異なるサービスまたはアプリケーションが、ネットワーク送信に関して大きく異なる要件を有する。加えて、M2M技術の普及につれて、データ接続の激増もある。したがって、本発明の実施形態は、将来のSDNネットワークにおいてサービスフローパケット(またはデータストリーム)の処理を扱うために使用される新しいアクセスデバイスを提供する。
特定の実装において、本発明の実施形態において提供される新しいアクセスデバイス(略してアクセスデバイス)は、規定された機能を有する仮想機能モジュールの仮想デバイスである可能性があり、または指定された機能を有するハードウェア機能モジュールのハードウェアデバイスである可能性がある。図1から図5を参照して、以下は、本発明の実施形態において提供されるサービスフローパケットのための処理方法および装置を詳細に説明するために仮想デバイスを例として用いる。本発明の実施形態において説明される機能モジュールは、ヘッダ圧縮機能、またはセキュリティ機能、またはパケットデータコンバージェンスプロトコル(Packet Data Convergence Protocol、PDCP)機能、または無線リンク制御レイヤプロトコル(Radio Link Control、RLC)機能、または媒体アクセス制御レイヤ(Media Access Control、MAC)機能を有するモジュールを含み得る。さらに、本発明の実施形態において説明される機能モジュールは、ビデオサービスアクセラレーション(video service acceleration)機能、またはデータコンテンツバッファリング機能、または伝送制御プロトコル(Transmission Control Protocol、TCP)アクセラレーション機能などを有するモジュールをさらに含み得る。上述の機能モジュールは、例であるに過ぎず、網羅的でなく、上述の機能モジュールを含むがそれらに限定されない。
図1を参照すると、図1は、本発明の実施形態によるサービスフローパケットのための処理方法の第1の実施形態の概略的な流れ図である。本発明のこの実施形態において説明されるサービスフローパケットのための処理方法は、以下のステップを含む。
S101. アクセスデバイスが、端末によって送信されたサービスフローパケットを受信する。
S102. アクセスデバイスが、フローテーブルおよび受信されたサービスフローパケットに従って、サービスフローパケットを処理するための機能モジュールを決定する。
S103. アクセスデバイスが、サービスフローパケットを機能モジュールに送信する。
S104. アクセスデバイスが、機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを取得する。
S105. アクセスデバイスが、機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを送信する。
一部の実現可能な実装方法において、アクセスデバイスは、ネットワーク内で各端末によって送信されたサービスフローパケットを受信する可能性があり、上述の端末は、モバイル電話、コンピュータ、もしくはパーソナルコンピュータアシスタント(personal computer assistant)などのデバイスを含む可能性があり、または基地局である可能性がある。上述の端末または基地局は、例であるに過ぎず、網羅的でなく、上述の端末を含むがそれらに限定されず、本明細書において限定されない。
一部の実現可能な実装方法においては、端末によって送信されたサービスフローパケット(略してパケット)を受信した後、アクセスデバイスが、上述のパケットに応じて、アクセスデバイスに予め設定されたフローテーブルに問い合わせ、上述のフローテーブルの構成情報に従って上述の受信されたパケットに関する処理ポリシーを決定し得る。上述のフローテーブルは、パケットの識別子、上述のパケットを処理するための各機能モジュールのものであり、パケットの識別子に対応する種類、およびすべての種類の機能モジュールの処理シーケンスを含む。特定の実装においては、各機能モジュールが限られた処理能力を有するので、アクセスデバイスが各サービスフローパケットをより効率的に処理することができるように、機能モジュールの複数の種類がアクセスデバイスにおいて予め構成される可能性がある。各種類は、複数の機能モジュールに対応する可能性があり、すなわち、各種類に対応する複数の機能モジュールが存在する可能性があり、同じ種類の機能モジュールは、同じ機能を有する。
一部の実現可能な実装方法においては、上述のサービスフローパケットを受信した後、アクセスデバイスが、上述のサービスフローパケットの識別子に従って上述のフローテーブルに問い合わせ、上述のフローテーブルから、機能モジュールのものであり、上述のサービスフローパケットの識別子に対応する種類を取得して、アクセスデバイスにおいて構築されたすべての機能モジュールから上述の種類に対応するすべての機能モジュールをさらに見つけ、上述のパケットを処理するための機能モジュールを決定し得る。たとえば、複数の機能モジュールが、アクセスデバイスにおいて構築される可能性があり、上述の複数の機能モジュールは、異なる機能の種類を有する機能モジュール、たとえば、第1の機能を有する第1の機能モジュール、または第2の機能を有する第2の機能モジュール、または第3の機能を有する第3の機能モジュールを含む可能性がある。上述の第1の機能モジュールは、たとえば、無線インターフェースのヘッダ圧縮の処理がダウンリンクパケットに対して続けて実行されるある種類の機能モジュールに対応し、第2の機能モジュールは、たとえば、無線インターフェースのPDCPの処理がダウンリンクパケットに対して続けて実行される別の種類の機能モジュールに対応し、第3の機能モジュールは、たとえば、無線インターフェースのRLCの処理がダウンリンクパケットに対して続けて実行される別の種類の機能モジュールに対応し、以下同様である。すなわち、上述のフローテーブルは、機能モジュールの少なくとも3つの種類を含む可能性がある。特定の実装において、異なる種類の機能モジュールは、異なる名前またはIDを種類識別子として使用する可能性があり、上述の種類識別子は、各モジュールの種類を区別するために使用され得る。特に、機能モジュールの各種類は、少なくとも1つのモジュールを含む可能性がある。たとえば、上述の第1の機能モジュールは、1つまたは複数のモジュールを含む可能性があり、第2の機能モジュールも、1つまたは複数のモジュールを含む可能性があり、第3の機能モジュールも、1つまたは複数のモジュールを含む可能性がある。
一部の実現可能な実装方法においては、上述の機能モジュールの種類を決定した後、アクセスデバイスが、アクセスデバイスにおいて構築されたすべての機能モジュールから上述の機能モジュールの種類に対応するすべての機能モジュールを取得して、すべての機能モジュールのステータスに従って、現在、機能モジュールの各種類の中にあり、特に上述のパケットを処理するためのものである機能モジュール(略して目標機能モジュール(target function module))をさらに決定し得る。上述の機能モジュールのステータスは、機能モジュールのロードステータス、機能モジュールの間の送信のオーバーヘッドなどを含む可能性がある。上述の機能モジュールのステータスは、例であるに過ぎず、網羅的でなく、上述のステータスを含むがそれらに限定されず、特にアクセスデバイスの特定の応用の筋書きに従って決定される可能性があり、本明細書において限定されない。たとえば、アクセスデバイスは、上述のサービスフローパケットの識別子に従って、上述のパケットを処理するための機能モジュールが第1の機能モジュール(すなわち、第1の機能の種類を有する機能モジュール)であると判定する可能性があり、アクセスデバイスは、アクセスデバイスにおいて構築された機能モジュールから、第1の機能を有する第1の機能モジュール1、第1の機能モジュール2、第1の機能モジュール3などを取得する可能性がある。第1の機能モジュール1、第1の機能モジュール2、および第1の機能モジュール3を取得した後、すべての上述の機能モジュールのステータスに従って、および機能モジュールの間の負荷分散または送信のオーバーヘッドなどの要件に従って、アクセスデバイスは、上述の第1の機能モジュール1、第1の機能モジュール2、および第1の機能モジュール3から、第1の機能モジュール1を上述のパケットを処理するための目標機能モジュールとして選択する可能性がある。
特定の実装においては、機能モジュールの複数の種類が上述のパケットのために必要とされるとき、アクセスデバイスは、上述のサービスフローパケットの識別子に従って上述のフローテーブルに問い合わせ、フローテーブルから、複数の種類のものであり、上述のパケットを処理するためのものである複数の機能モジュール、たとえば、第1の機能モジュール1、第2の機能モジュール2、および第3の機能モジュール3を取得する可能性があり、上述のフローテーブルに問い合わせることによってすべての上述の機能モジュールの処理シーケンスをさらに取得する可能性がある。すなわち、アクセスデバイスは、上述のフローテーブルに問い合わせることによって、上述のパケットを処理するためのものである第1の機能モジュール1、第1の機能モジュール2、および第3の機能モジュール3を取得する可能性があり、上述のフローテーブルに問い合わせることによって、上述の第1の機能モジュール1、第2の機能モジュール2、および第3の機能モジュール3が上述のパケットを処理する処理シーケンスをさらに取得する可能性がある。たとえば、第1の機能モジュール1は、第2の機能モジュール2の前にあり、第2の機能モジュール2は、第3の機能モジュール3の前にある。
一部の実現可能な実装方法においては、上述のサービスフローパケットの識別子に従って、上述のパケットを処理するための目標機能モジュール、たとえば、第1の機能モジュール1、第2の機能モジュール2、および/または第3の機能モジュール3を決定した後、アクセスデバイスが、上述の目標機能モジュールを使用することによって上述のパケットを処理するために上述の目標機能モジュールに上述の受信されたパケットを送信し得る。
さらに、処理するために目標機能モジュールに上述のパケットを送信した後、アクセスデバイスは、上述の目標機能モジュールによって処理されたパケットを取得して、目標ノードに上述のパケットをさらに送信し得る。特に、ダウンリンクデータの処理が完了された後、アクセスデバイスは、無線インターフェースを使用することによって端末にダウンリンクデータを送信し得る。アップリンクデータに関して、アクセスデバイスによって受信されるパケットは、特にIPパケットである可能性があり、上述のIPパケットが処理された後、アクセスデバイスは、IPネットワークを使用することによって、IPパケットの送信先アドレスが指す目標ノードに処理されたIPパケットを送信し得る。
本発明のこの実施形態において、アクセスデバイスは、端末によって送信されたサービスフローパケットに従ってフローテーブルに問い合わせ、パケットを処理するための機能モジュールを決定して、各機能モジュールに上述のパケットをさらに送信し、各機能モジュールによって処理されたパケットを取得して、上述のパケットをさらに送信し得る。本発明のこの実施形態において、パケットは、フローテーブル内の各機能モジュールのステータスに従って、処理するための規定された機能モジュールに転送される可能性があり、それによって、サービスフローパケットの処理の柔軟性およびサービスフローパケットの処理の効率を改善する。
図2Aおよび図2Bを参照すると、図2Aおよび図2Bは、本発明の実施形態によるサービスフローパケットのための処理方法の第2の実施形態の概略的な流れ図である。本発明のこの実施形態において説明されるサービスフローパケットのための処理方法は、以下のステップを含む。
S201. アクセスデバイスが、端末によって送信されたサービスフローパケットを受信する。
S202. アクセスデバイスが、サービスフローパケットのサービスの要件に従って、サービスフローパケットを処理するための機能モジュールの種類を決定する。
S203. アクセスデバイスが、フローテーブルに、サービスフローパケットの識別子と機能モジュールの種類との間の対応関係を設定する。
S204. アクセスデバイスが、フローテーブルに、サービスフローパケットのサービスの要件に従って機能モジュールのすべての種類の処理シーケンスを設定する。
S205. アクセスデバイスが、受信されたサービスフローパケットの識別子に従ってフローテーブルに問い合わせ、サービスフローパケットを処理するための複数の機能モジュールの種類を決定する。
S206. アクセスデバイスが、サービスフローパケットを処理するための複数の機能モジュールの種類に対応するすべての機能モジュールに関してアクセスデバイスにおいて構築された複数の機能モジュールを検索し、すべての機能モジュールのステータスを決定する。
S207. すべての機能モジュールのステータスに従って、特にサービスフローパケットを処理するための機能モジュールの各種類を決定する。
S208. アクセスデバイスが、機能モジュールにサービスフローパケットを送信し、機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを取得し、機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを送信する。
特定の実装において、アクセスデバイスは、各端末によって送信されたサービスフローパケットを受信する可能性がある。特定の実装プロセスに関しては、上述の実施形態を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
一部の実現可能な実装方法において、本発明のこの実施形態に記載のアクセスデバイスは、受信されたサービスフローパケットのサービスの要件に従ってフローテーブルをさらに予め構成して、上述のフローテーブルおよびアクセスデバイスのすべての機能モジュールのステータスに従って、上述のパケットを処理するための特定の機能モジュールをさらに決定し、負荷分散の制御などを実施し得る。たとえば、アクセスデバイスは、受信されたサービスフローパケットに従って上述のサービスフローパケットの処理の要件および/またはサービスフローパケットの処理の手順を決定する可能性がある。たとえば、受信されたサービスフローパケットがダウンリンクビデオサービスのパケットである場合、上述のダウンリンクビデオサービスの処理の要件は、ネットワークにおけるビデオサービスアクセラレーション機能の処理と、無線インターフェースのヘッダ圧縮、セキュリティ、PDCP、RLC、およびMACなどの機能の処理とを含む可能性がある。さらに、アクセスデバイスは、受信されたパケットに従って上述のパケットを解析し、ダウンリンクビデオサービスの上述のパケットの処理の手順を決定する可能性がある。上述の処理の手順は、上述の様々な機能を処理するためのシーケンスを含む可能性がある。アクセスデバイスは、機能を処理するための、処理の手順で伝えられるシーケンスに従ってすべての機能モジュールの処理シーケンスを決定し得る。
一部の実現可能な実装方法において、アクセスデバイスは、受信されたサービスフローパケットのサービスの要件に従って上述のフローテーブルを構成し得る。上述のサービスフローパケットの処理の要件は、上述のパケットを処理するための機能モジュールの要件を含み、要件は、上述のパケットを処理するための機能モジュールの量および/または各機能モジュールの種類を含む。特に、アクセスデバイスは、上述の処理の要件に従って、上述のパケットを処理するための機能モジュールの種類を決定し、それから、アクセスデバイスにおいて構築されたすべての機能モジュールのステータスに従って、パケットに対して処理動作を実行する機能モジュールを決定する可能性があり、機能モジュールは、上述の処理の要件において制限された機能モジュールの種類に対応するすべての機能モジュールの中にある。さらに、上述のパケットの識別子と特にパケットを処理するための機能モジュールの種類との間の対応が、上述のフローテーブル内で確立され得る。たとえば、上述のサービスフローパケットの処理の要件が、上述のパケットを処理するための3種類の3つの機能モジュール、すなわち、第1の機能を有する第1の機能モジュール、第2の機能を有する第2の機能モジュール、および第3の機能を有する第3の機能モジュールを規定する場合、アクセスデバイスは、フローテーブルに、上述のパケットを処理するための機能モジュールの種類を以下の3つの種類、すなわち、第1の機能モジュール、第2の機能モジュール、および第3の機能モジュールとして設定し、パケットの識別子と各機能モジュールの種類との間の対応関係を確立し得る。たとえば、アクセスデバイスによって受信されたパケットがパケットAである場合、上述の処理ポリシーの処理の要件は、上述のパケットAを処理するための機能モジュールを、第1の機能を有する第1の機能、第2の機能を有する第2の機能モジュール、および第3の機能を有する第3の機能モジュールに制限する。アクセスデバイスは、上述のフローテーブルに、パケットAを処理するための機能モジュールの種類を以下の3つの種類、すなわち、第1の機能モジュール、第2の機能モジュール、および第3の機能モジュールとして設定し、パケットAと第1の機能モジュール、第2の機能モジュール、および第3の機能モジュールとの間の対応関係を確立し得る。
本発明のこの実施形態において、上述のパケットの識別子は、パケットのものである送信先IPアドレス、送信元IPアドレス、送信先ポート、もしくは送信元ポート、またはアクセスデバイスにパケットを送信するときにモバイル電話もしくはコンピュータなどの端末によって使用されるベアラ識別子などを含む。上述のベアラ識別子は、物理チャネル識別子または論理接続識別子を含む。本発明のこの実施形態においては、ワイヤレスインターフェースまたは有線インターフェースが、アクセスデバイスにさらに配置される可能性があり、ユーザ指向のアクセスまたは転送のために使用される。上述のワイヤレスインターフェースは、特にロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)インターフェースである可能性があり、上述の有線インターフェースは、特にイーサネット(登録商標)インターフェースである可能性がある。端末は、上述のワイヤレスインターフェースまたは有線インターフェースを使用することによってアクセスデバイスへの接続を確立する可能性があり、アクセスデバイスは、上述の接続を使用することによってパケットの送信先ポートまたは送信元ポートを決定するか、あるいは端末とインターフェースを取るプロセス中に、パケットの送信先IPアドレスもしくは送信元IPアドレス、またはパケットを送信するときに端末によって使用されるベアラ識別子などを取得し得る。上述のパケットの識別子は、例であるに過ぎず、網羅的でなく、上述の識別子を含むがそれらに限定されない。上述のパケットの識別子を取得する方法は、例であるに過ぎず、特にアクセスデバイスが端末と通信する方法に従って決定される可能性があり、本明細書において限定されない。
一部の実現可能な実装方法においては、フローテーブルにおいて以下の3つの種類、すなわち、上述のパケットを処理するためのものである第1の機能モジュール1、第2の機能モジュール2、および第3の機能モジュール3を構成した後、アクセスデバイスが、フローテーブルにおいて、上述のサービスフローパケットの処理の手順に従ってすべての機能モジュールの処理シーケンスをさらに構成し得る。たとえば、第1の機能モジュール1は、第2の機能モジュール2の前にあり、第2の機能モジュール2は、第3の機能モジュール3の前にある。これが、下のTable 1(表1)に示される。
パケット、パケットに対応する機能モジュールの種類、および上のTable 1(表1)に挙げられるすべての機能モジュールの処理シーケンスは、例であるに過ぎず、モジュールは、決まっておらず、またはシーケンスは、決まっていない。特に、パケットに対応する機能モジュールの種類およびすべての機能モジュールの処理シーケンスは、実際の要件に従って決定される可能性があり、本明細書において限定されない。
一部の実現可能な実装方法においては、パケットを処理するための機能モジュールの種類(たとえば、第1の機能モジュール、第2の機能モジュール、および第3の機能モジュール)を決定した後、アクセスデバイスが、第1の機能モジュール、第2の機能モジュール、および第3の機能モジュールに関してアクセスデバイスにおいて構築されたすべての機能モジュールを検索し得る。上述の第1の機能モジュールは、第1の機能を有する複数の機能モジュールを含む可能性があり、第2の機能モジュールも、第2の機能を有する複数の機能モジュールを含む可能性があり、第3の機能モジュールも、第3の機能を有する複数の機能モジュールを含む可能性がある。すべての組み込まれた機能モジュールから、受信されたパケットを処理するための機能モジュールの種類に対応するすべての機能モジュールを取得した後、アクセスデバイスは、すべての機能モジュールの動作ステータスに従ってすべての機能モジュールの負荷のステータス、すべての機能モジュールの間の送信のオーバーヘッドのステータスなどをさらに決定し得る。
一部の実現可能な実装方法においては、すべての種類のすべての機能モジュールを取得した後、アクセスデバイスが、すべての機能モジュールのステータスに従って特に上述のパケットを処理するための機能モジュール(略して目標機能モジュール)を決定し得る。たとえば、問い合わせによって上述の第1の機能モジュールの中のすべてのモジュールを取得した後、アクセスデバイスは、すべての機能モジュールのステータスに従って、すべての機能モジュールからの機能モジュールを、パケットを処理するための第1の目標機能モジュール(たとえば、第1の機能モジュール1)として選択し得る。同様に、アクセスデバイスは、第2の機能モジュールから、機能モジュールを、パケットを処理するための第2の目標機能モジュール(たとえば、第2の機能モジュール2)として選択する可能性があり、第3の機能モジュールから、機能モジュールを、パケットを処理するための第3の目標機能モジュール(たとえば、第3の機能モジュール3)として選択する可能性があり、以下同様である。
一部の実現可能な実装方法においては、アクセスデバイスによって受信されたパケットを処理するための目標機能モジュールを決定した後、アクセスデバイスが、各目標機能モジュールの経路識別子を上述のパケットに追加し得る。特に、アクセスデバイスは、上述の処理シーケンスに対応する第1の機能モジュールの経路識別子をパケットに追加し、上述の経路識別子に従って第1の機能モジュールに上述のパケットを送信し得る。さらに、上述のパケットを送信した後、いずれかの機能モジュール(たとえば、第1の機能モジュール)によって処理されたパケットを受信するとき、アクセスデバイスは、上述の処理シーケンスによって示された次の機能モジュールの経路識別子を上述のいずれかの機能モジュールによって処理されたパケットに追加し、上述の経路識別子に対応する機能モジュールにパケットを送信する。たとえば、パケットAを処理するための目標機能モジュールが第1の目標機能モジュール(すなわち、第1の機能モジュール1)、第2の目標機能モジュール(すなわち、第2の機能モジュール2)、および第3の目標機能モジュール(すなわち、第3の機能モジュール3)を含むと決定した後、アクセスデバイスは、上述の第1の機能モジュール1の経路識別子を上述のパケットAのヘッダに追加し得る。上述の第1の機能モジュール1によって処理されたパケットを受信した後、アクセスデバイスは、第1の機能モジュール1によって処理されたパケットに上述の第2の機能モジュール2の経路識別子を追加し、それから、第2の機能モジュール2に上述のパケットを送信して、第2の機能モジュール2によって処理されたパケットに第3の機能モジュール3の経路識別子をさらに追加し、第3の機能モジュール3にパケットを送信し得る。
特定の実装において、各目標機能モジュールの経路識別子は、特に、各目標機能モジュールが上述のパケットを処理するデータ処理パスである可能性がある。特に、各目標機能モジュールの経路識別子をパケットに追加した後、アクセスデバイスは、すべての機能モジュールの上述の決定された処理シーケンスに従って各目標機能モジュールに上述のパケットを別途転送して、各目標機能モジュールを使用することによって上述のパケットを処理し、最後に、各機能モジュールによって処理されたパケットをアクセスデバイスから転送し得る。たとえば、各機能モジュールの経路識別子を含むパケットを処理するための各モジュールに転送するとき、アクセスデバイスは、上述のフローテーブルにおいて構成された処理シーケンスに従って処理するための第1の機能モジュール1にパケットをさらに転送し得る。第1の機能モジュール1のヘッダ処理モジュールは、パケットに含まれる経路識別子を剥がし、処理するための処理モジュールにパケットを送り得る。データを処理した後、処理モジュールは、ヘッダ処理モジュールにデータを返す可能性があり、ヘッダ処理モジュールは、パケットのヘッダに第2の処理モジュール2および第3の処理モジュール3の経路識別子を追加し、アクセスデバイスにパケットを返す可能性がある。アクセスデバイスは、パケットの経路識別子に従って、処理するための第2の機能モジュール2にパケットを転送し、それから、経路識別子に従って、第2の機能モジュール2によって処理されたデータを、処理するための第3の機能モジュール3に転送し得る。本発明のこの実施形態において、アクセスデバイスは、各機能モジュールにパケットを転送する可能性があり、各機能モジュールは、パケットに対してデータ処理を実行する。各機能モジュールは、アクセスデバイスとだけ通信する必要があり、すべての機能モジュールの間でインタラクションおよび通信を実施する必要がなく、したがって、通信の要件が比較的低く、適応性がより高い。
さらに、一部の実現可能な実装方法において、アクセスデバイスは、パケットを処理するための各機能モジュールの経路識別子をパケットのヘッダにさらに追加し、フローテーブルにおいて構成された処理シーケンスに従って、第1の処理シーケンスに対応する第1の目標機能モジュールにパケットを転送し得る。さらに、アクセスデバイスは、第1の目標機能モジュールによって処理されたパケットを、上述の第1の目標機能モジュールを使用することによって、上述の処理シーケンスによって示される次の機能モジュールに対応する経路識別子に従って次の機能モジュールに送信して、次の機能モジュールによって処理されたパケットを、次の機能モジュールを使用することによって、上述の処理シーケンスおよび経路識別子に従って次の機能モジュールにさらに送信する。たとえば、上述の第1の機能モジュール1、第2の機能モジュール2、および第3の機能モジュール3の処理シーケンスが、第1の機能モジュール1が第2の機能モジュール2の前にあり、第2の機能モジュール2が第3の機能モジュール3の前にあることである場合、アクセスデバイスは、まず、処理するための第1の機能モジュール1にパケットを転送し得る。さらに、アクセスデバイスは、第1の機能モジュール1を使用することによって、第2の機能モジュール2の経路識別子に従って、第1の機能モジュール1によって処理されたデータを処理するための第2の機能モジュール2に転送し、次に、第2の機能モジュール2を使用することによって、第3の機能モジュール3の経路識別子に従って、第2の機能モジュール2によって処理されたパケットを処理するための第3の機能モジュール3に転送し、最後に、第3の機能モジュール3によって処理されたデータをアクセスデバイスから転送する。本発明のこの実施形態において、アクセスデバイスは、転送モジュールを使用することによって第1の機能モジュール1にパケットを転送し、それから、第1の機能モジュール1を使用することによって第2の機能モジュール2にパケットを転送し、第2の機能モジュール2を使用することによって第3の機能モジュール3にパケットを転送する。パケットがすべてのモジュールの間で転送され、その結果、処理の効率が高い。しかし、すべての機能モジュールは、互いに直接インタラクションすることができる必要があり、比較的高い通信の要件がやはり存在する。
一部の実現可能な実装方法においては、処理するための各機能モジュールにパケットを転送した後、アクセスデバイスが、各機能モジュールによって処理されたデータをアクセスデバイスから転送し得る。特定の実装において、アクセスデバイスが各機能モジュールによって処理されたパケットを転送する特定の実施プロセスに関しては、上述の実施形態を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
本発明のこの実施形態において、アクセスデバイスは、受信されたサービスフローパケットのサービスの要件に従って、アクセスデバイスに組み込まれたフローテーブルを構成する可能性があり、端末によって送信されたサービスフローパケットを受信した後、アクセスデバイスは、上述のパケットに従って予め設定されたフローテーブルに問い合わせ、パケットを処理するための機能モジュールおよびすべての機能モジュールの処理シーケンスを決定して、機能モジュールの各々の経路識別子をパケットにさらに追加し、上述の処理シーケンスおよび経路識別子に従って、処理するための機能モジュールの各々にパケットを転送し、最後に、機能モジュールの各々によって処理されたパケットをアクセスデバイスから転送する可能性がある。本発明のこの実施形態においては、パケットの処理のためのフローテーブルが、サービスの要件に従ってリアルタイムで構成される可能性があり、パケットが、フローテーブルに従って、処理するための規定された機能モジュールに転送され、それによって、サービスフローパケットの処理の柔軟性およびサービスフローパケットの処理の効率を改善する。
図3を参照すると、図3は、本発明の実施形態によるサービスフローパケットのための処理デバイスの第1の実施形態の概略的な構造図である。本発明のこの実施形態において提供されるサービスフローパケットのための処理デバイスは、
端末によって送信されたサービスフローパケットを受信するように構成された受信モジュール10と、
フローテーブルおよび受信モジュールによって受信されたサービスフローパケットに従って、サービスフローパケットを処理するための機能モジュールを決定するように構成された問い合わせモジュール20と、
問い合わせにより問い合わせモジュールによって取得された機能モジュールにサービスフローパケットを送信するように構成された送信モジュール30とを含み、
上述の受信モジュール10は、機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを取得するようにさらに構成され、
上述の送信モジュール30は、機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを送信するようにさらに構成される。
特定の実装において、本発明のこの実施形態に記載のサービスフローパケットのための処理デバイスは、特に、本発明の実施形態において説明されるアクセスデバイスである可能性がある。本発明のこの実施形態において説明されるデバイスは、処理デバイスの(受信モジュール10、問い合わせモジュール20、および送信モジュール30を含む)すべてのモジュールを使用することによって、本発明の実施形態において提供されたサービスフローパケットのための処理方法に記載の実施方法を実行する可能性がある。すべての上述のモジュールの特定の実施方法に関しては、本発明の実施形態において提供されたサービスフローパケットのための処理方法の第1の実施形態のステップS101からS105を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
本発明のこの実施形態において、アクセスデバイスは、端末によって送信されたサービスフローパケットに従ってフローテーブルに問い合わせ、パケットを処理するための機能モジュールを決定して、各機能モジュールに上述のパケットをさらに送信し、各機能モジュールによって処理されたパケットを取得して、上述のパケットをさらに送信し得る。本発明のこの実施形態において、パケットは、フローテーブル内の各機能モジュールのステータスに従って、処理するための規定された機能モジュールに転送される可能性があり、それによって、サービスフローパケットの処理の柔軟性およびサービスフローパケットの処理の効率を改善する。
図4を参照すると、図4は、本発明の実施形態によるサービスフローパケットのための処理デバイスの第2の実施形態の概略的な構造図である。本発明のこの実施形態において提供されるサービスフローパケットのための処理デバイスは、受信モジュール10、問い合わせモジュール40、および送信モジュール50を含む。
受信モジュール10は、端末によって送信されたサービスフローパケットを受信するように構成される。
問い合わせモジュール40は、フローテーブルおよび受信モジュールによって受信されたサービスフローパケットに従って、サービスフローパケットを処理するための機能モジュールを決定するように構成される。
一部の実現可能な実装方法において、本発明のこの実施形態において説明される問い合わせモジュール40は、サービスフローパケットのための上述の処理デバイスの第1の実施形態において説明された問い合わせモジュール20の実施方法を実行し得る。さらに、本発明のこの実施形態において説明される問い合わせモジュール40は、以下の動作を実行するための第1の処理ユニット41および第2の処理ユニット42を含む可能性があり、
第1の処理ユニット41は、フローテーブルおよび受信モジュールによって受信されたサービスフローパケットに従って、サービスフローパケットを処理するための複数の機能モジュールを決定するように構成され、
第2の処理ユニット42は、フローテーブルおよび受信モジュールによって受信されたサービスフローパケットに従って複数の機能モジュールの処理シーケンスを決定するように構成される。
送信モジュール50は、問い合わせにより問い合わせモジュールによって取得された機能モジュールにサービスフローパケットを送信するように構成される。
上述の受信モジュール10は、機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを取得するようにさらに構成される。
上述の送信モジュール50は、機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを送信するようにさらに構成される。
一部の実現可能な実装方法において、本発明のこの実施形態において説明される送信モジュール50は、サービスフローパケットのための上述の処理デバイスの第1の実施形態において説明された送信モジュール30によって実行される実施方法を実行する可能性があり、さらに、
問い合わせモジュールの第2の処理ユニットによって決定された処理シーケンスに従って、問い合わせモジュールの第1の処理ユニットによって決定された複数の機能モジュールにサービスフローパケットを送信するように特に構成される可能性がある。
一部の実現可能な実装方法において、上述の送信モジュール50は、さらに、
処理シーケンスに対応する第1の機能モジュールの経路識別子をサービスフローパケットに追加し、第1の機能モジュールにサービスフローパケットを送信するように特に構成される可能性がある。
一部の実現可能な実装方法において、上述の送信モジュール50は、
受信モジュールがいずれかの機能モジュールによって処理されたサービスフローデータを受信した後、処理シーケンスによって示される次の機能モジュールの経路識別子をいずれかの機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットに追加し、経路識別子に対応する機能モジュールにサービスフローパケットを送信するようにさらに構成される可能性がある。
一部の実現可能な実装方法において、本発明のこの実施形態において説明されるサービスフローパケットのための処理デバイスは、
受信モジュールによって受信されたサービスフローパケットのサービスの要件に従って、サービスフローパケットを処理するための機能モジュールの種類を決定し、サービスフローパケットの識別子と機能モジュールの種類との間の対応関係をフローテーブルに設定するように構成された設定モジュール60をさらに含む。
設定モジュール60は、フローテーブルに、受信モジュールによって受信されたサービスフローパケットのサービスの要件に従って機能モジュールのすべての種類の処理シーケンスを設定するようにさらに構成される。
一部の実現可能な実装方法において、本発明のこの実施形態において説明されるサービスフローパケットの識別子は、サービスフローパケットのものである送信先IPアドレス、送信元IPアドレス、送信先ポート、もしくは送信元ポート、またはアクセスデバイスにサービスフローパケットを送信するときに端末によって使用されるベアラ識別子のうちの少なくとも1つを含み、
ベアラ識別子は、物理チャネル識別子または論理接続識別子を含む。
一部の実現可能な実装方法において、本発明のこの実施形態において説明される問い合わせモジュール40の第1の処理ユニット41は、
受信モジュールによって受信されたサービスフローパケットの識別子に従ってフローテーブルに問い合わせ、サービスフローパケットを処理するための複数の機能モジュールの種類を決定し、
サービスフローパケットを処理するための複数の機能モジュールの種類に対応するすべての機能モジュールに関して処理デバイスにおいて構築された複数の機能モジュールを検索し、すべての機能モジュールのステータスを決定し、
すべての機能モジュールのステータスに従って、特にサービスフローパケットを処理するための機能モジュールの各種類を決定するように特に構成される可能性がある。
一部の実現可能な実装方法において、本発明のこの実施形態において説明される送信モジュール50は、
機能モジュールの各々の経路識別子をサービスフローパケットに追加し、
処理シーケンスに対応する第1の機能モジュールにサービスフローパケットを送信し、第1の機能モジュールを使用することによって、処理シーケンスによって示される次の機能モジュールに対応する経路識別子に従って次の機能モジュールに第1の機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを送信して、次の機能モジュールを使用することによって、次の機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを処理シーケンスおよび経路識別子に従って次の機能モジュールにさらに送信するようにさらに構成される。
特定の実装において、本発明のこの実施形態に記載のサービスフローパケットのための処理デバイスは、特に、本発明の実施形態において説明されるアクセスデバイスである可能性がある。本発明の実施形態において説明されるアクセスデバイスは、異なる機能または同じ機能を有する様々な機能モジュール、たとえば、上述の実施形態において説明された第1の機能モジュール、第2の機能モジュール、または第3の機能モジュールをさらに含む可能性がある。特定の実装において、本発明のこの実施形態に記載の処理デバイスは、処理デバイスの(受信モジュール10、問い合わせモジュール40、送信モジュール50、設定モジュール60などを含む)すべてのモジュールを使用することによって、本発明の実施形態において提供されたサービスフローパケットのための処理方法に記載の実施方法を実行する可能性がある。すべての上述のモジュールの特定の実施方法に関して、本発明の実施形態において提供されたサービスフローパケットのための処理方法の第1の実施形態のステップS101からS105および第2の実施形態のステップS201からS208を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
本発明のこの実施形態において、アクセスデバイスは、受信されたサービスフローパケットのサービスの要件に従って、アクセスデバイスに組み込まれたフローテーブルを構成する可能性があり、端末によって送信されたサービスフローパケットを受信した後、アクセスデバイスは、上述のパケットに従って予め設定されたフローテーブルに問い合わせ、パケットを処理するための機能モジュールおよびすべての機能モジュールの処理シーケンスを決定して、機能モジュールの各々の経路識別子をパケットにさらに追加し、上述の処理シーケンスおよび経路識別子に従って、処理するための機能モジュールの各々にパケットを転送し、最後に、機能モジュールの各々によって処理されたパケットをアクセスデバイスから転送する可能性がある。本発明のこの実施形態においては、パケットの処理のためのフローテーブルが、サービスの要件に従ってリアルタイムで構成される可能性があり、パケットが、フローテーブルに従って、処理するための規定された機能モジュールに転送され、それによって、サービスフローパケットの処理の柔軟性およびサービスフローパケットの処理の効率を改善する。
図5を参照すると、図5は、本発明の実施形態によるアクセスデバイスの実施形態の概略的な構造図である。本発明のこの実施形態において提供されるアクセスデバイスは、メモリ1000、受信機2000、プロセッサ3000、および送信機4000を含む。上述のメモリ1000、受信機2000、プロセッサ3000、および送信機4000は、バス5000を使用することによって別々に接続される。すなわち、上述の受信機2000、送信機4000、およびプロセッサ3000は、バス5000を使用することによってメモリ1000に別々に接続され得る。上述のプロセッサ3000は、バス5000を使用することによって受信機2000および送信機4000に別々に接続され得る。
上述のメモリ1000は、1組のプログラムコードを記憶する。
上述の受信機2000、送信機4000、およびプロセッサ3000は、以下の動作を実行するために、メモリ1000に記憶されたプログラムコードを呼び出すように構成され、
受信機2000は、端末によって送信されたサービスフローパケットを受信するように構成され、
プロセッサ3000は、フローテーブルおよび受信機によって受信されたサービスフローパケットに従って、サービスフローパケットを処理するための機能モジュールを決定するように構成され、
送信機4000は、プロセッサによって決定された機能モジュールにサービスフローパケットを送信するように構成され、
受信機2000は、プロセッサによって決定された機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを取得するようにさらに構成され、
送信機4000は、機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを送信するようにさらに構成される。
一部の実現可能な実装方法において、上述のプロセッサ3000は、
フローテーブルおよび受信機によって受信されたサービスフローパケットに従って、サービスフローパケットを処理するための複数の機能モジュールを決定し、
フローテーブルおよび受信されたサービスフローパケットに従って複数の機能モジュールの処理シーケンスを決定するように特に構成される。
一部の実現可能な実装方法において、上述の送信機4000は、
プロセッサによって決定された処理シーケンスに従って複数の機能モジュールにサービスフローパケットを送信するように特に構成される。
一部の実現可能な実装方法において、上述の送信機4000は、
プロセッサによって決定された処理シーケンスに対応する第1の機能モジュールの経路識別子をサービスフローパケットに追加し、第1の機能モジュールにサービスフローパケットを送信するように特に構成される。
一部の実現可能な実装方法において、上述の送信機4000は、
受信機がいずれかの機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを受信した後、処理シーケンスによって示される次の機能モジュールの経路識別子をいずれかの機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットに追加し、経路識別子に対応する機能モジュールにサービスフローパケットを送信するようにさらに構成される。
一部の実現可能な実装方法において、上述のプロセッサ3000は、
受信機によって受信されたサービスフローパケットのサービスの要件に従って、サービスフローパケットを処理するための機能モジュールの種類を決定し、
フローテーブルに、サービスフローパケットの識別子と機能モジュールの種類との間の対応関係を設定し、
フローテーブルに、サービスフローパケットのサービスの要件に従って機能モジュールのすべての種類の処理シーケンスを設定するようにさらに構成される。
一部の実現可能な実装方法において、上述のサービスフローパケットの識別子は、サービスフローパケットのものである送信先IPアドレス、送信元IPアドレス、送信先ポート、もしくは送信元ポート、またはアクセスデバイスにサービスフローパケットを送信するときに端末によって使用されるベアラ識別子のうちの少なくとも1つを含み、
ベアラ識別子は、物理チャネル識別子または論理接続識別子を含む。
一部の実現可能な実装方法において、上述のプロセッサ3000は、
受信機によって受信されたサービスフローパケットの識別子に従ってフローテーブルに問い合わせ、サービスフローパケットを処理するための複数の機能モジュールの種類を決定し、
サービスフローパケットを処理するための複数の機能モジュールの種類に対応するすべての機能モジュールに関してアクセスデバイスにおいて構築された複数の機能モジュールを検索し、すべての機能モジュールのステータスを決定し、
すべての機能モジュールのステータスに従って、特にサービスフローパケットを処理するための機能モジュールの各種類を決定するように特に構成される。
一部の実現可能な実装方法において、上述の送信機4000は、
プロセッサによって決定された機能モジュールの各々の経路識別子をサービスフローパケットに追加し、
処理シーケンスに対応する第1の機能モジュールにサービスフローパケットを送信し、第1の機能モジュールを使用することによって、処理シーケンスによって示される次の機能モジュールに対応する経路識別子に従って次の機能モジュールに第1の機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを送信して、次の機能モジュールを使用することによって、次の機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを処理シーケンスおよび経路識別子に従って次の機能モジュールにさらに送信するようにさらに構成される。
特定の実装において、本発明のこの実施形態に記載のアクセスデバイスは、アクセスデバイスの(受信機、送信機、メモリ、プロセッサなどを含む)すべてのモジュールを使用することによって、本発明の実施形態において提供されたサービスフローパケットのための処理方法に記載の実施方法を実行する可能性がある。すべての上述のモジュールの特定の実施方法に関して、本発明の実施形態において提供されたサービスフローパケットのための処理方法の第1の実施形態のステップS101からS105および第2の実施形態のステップS201からS208を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
当業者は、実施形態の方法の手順のすべてまたは一部が、関連するハードウェアに命令するコンピュータプログラムによって実装され得ることを理解するであろう。プログラムは、コンピュータ可読ストレージ媒体に記憶され得る。プログラムが実行されるとき、方法の実施形態の手順が実行される可能性がある。上述のストレージ媒体は、磁気ディスク、光ディスク、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、またはランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)を含む可能性がある。
上で開示されているのは、本発明の実施形態の例である過ぎず、本発明の保護範囲を限定するようにまったく意図されていない。したがって、本発明の請求項に従ってなされる等価な変更は、本発明の範囲内に入る。
10 受信モジュール
20 問い合わせモジュール
30 送信モジュール
40 問い合わせモジュール
41 第1の処理ユニット
42 第2の処理ユニット
50 送信モジュール
60 設定モジュール
1000 メモリ
2000 受信機
3000 プロセッサ
4000 送信機
5000 バス
本発明の実施形態の第2の態様は、サービスフローパケットのための処理デバイスを提供し、そのデバイスは、
端末によって送信されたサービスフローパケットを受信するように構成された受信モジュールと、
フローテーブルおよび受信モジュールによって受信されたサービスフローパケットに従って、サービスフローパケットを処理するための機能モジュールを決定するように構成された問い合わせモジュールと、
問い合わせモジュールによって決定された機能モジュールにサービスフローパケットを送信するように構成された送信モジュールとを含む可能性があり、
受信モジュールは、機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを取得するようにさらに構成され、
送信モジュールは、機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを送信するようにさらに構成される。
第2の態様の第3のあり得る実装方法に関連して、第4のあり得る実装方法においては、送信モジュールが、
受信モジュールがいずれかの機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを受信した後、処理シーケンスによって示される次の機能モジュールの経路識別子をいずれかの機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットに追加し、経路識別子に対応する機能モジュールにサービスフローパケットを送信するようにさらに構成される。
特定の実装において、本発明の実施形態において提供される新しいアクセスデバイス(略してアクセスデバイス)は、規定された機能を有する仮想機能モジュールの仮想デバイスである可能性があり、または指定された機能を有するハードウェア機能モジュールのハードウェアデバイスである可能性がある。図1から図5を参照して、以下は、本発明の実施形態において提供されるサービスフローパケットのための処理方法および装置を詳細に説明するために仮想デバイスを例として用いる。本発明の実施形態において説明される機能モジュールは、ヘッダ圧縮機能、またはセキュリティ機能、またはパケットデータコンバージェンスプロトコル(Packet Data Convergence Protocol、PDCP)機能、または無線リンク制御(Radio Link Control、RLC)機能、または媒体アクセス制御(Media Access Control、MAC)機能を有するモジュールを含み得る。さらに、本発明の実施形態において説明される機能モジュールは、ビデオサービスアクセラレーション(video service acceleration)機能、またはデータコンテンツバッファリング機能、または伝送制御プロトコル(Transmission Control Protocol、TCP)アクセラレーション機能などを有するモジュールをさらに含み得る。上述の機能モジュールは、例であるに過ぎず、網羅的でなく、上述の機能モジュールを含むがそれらに限定されない。
一部の実現可能な実装方法においては、上述のサービスフローパケットを受信した後、アクセスデバイスが、上述のサービスフローパケットの識別子に従って上述のフローテーブルに問い合わせ、上述のフローテーブルから、機能モジュールのものであり、上述のサービスフローパケットの識別子に対応する種類を取得して、アクセスデバイスにおいて構築されたすべての機能モジュールから上述の種類に対応するすべての機能モジュールをさらに見つけ、上述のパケットを処理するための機能モジュールを決定し得る。たとえば、複数の機能モジュールが、アクセスデバイスにおいて構築される可能性があり、上述の複数の機能モジュールは、異なる機能の種類を有する機能モジュール、たとえば、第1の機能を有する第1の機能モジュール、または第2の機能を有する第2の機能モジュール、または第3の機能を有する第3の機能モジュールを含む可能性がある。上述の第1の機能モジュールは、たとえば、無線インターフェースのヘッダ圧縮の処理がダウンリンクパケットに対して続けて実行されるある種類の機能モジュールに対応し、第2の機能モジュールは、たとえば、無線インターフェースのPDCPの処理がダウンリンクパケットに対して続けて実行される別の種類の機能モジュールに対応し、第3の機能モジュールは、たとえば、無線インターフェースのRLCの処理がダウンリンクパケットに対して続けて実行される別の種類の機能モジュールに対応し、以下同様である。すなわち、上述のフローテーブルは、機能モジュールの少なくとも3つの種類を含む可能性がある。特定の実装において、異なる種類の機能モジュールは、異なる名前またはIDを種類識別子として使用する可能性があり、上述の種類識別子は、各機能モジュールの種類を区別するために使用され得る。特に、機能モジュールの各種類は、少なくとも1つのモジュールを含む可能性がある。たとえば、上述の第1の機能モジュールは、1つまたは複数のモジュールを含む可能性があり、第2の機能モジュールも、1つまたは複数のモジュールを含む可能性があり、第3の機能モジュールも、1つまたは複数のモジュールを含む可能性がある。
一部の実現可能な実装方法においては、上述の機能モジュールの種類を決定した後、アクセスデバイスが、アクセスデバイスにおいて構築されたすべての機能モジュールから上述の機能モジュールの種類に対応するすべての機能モジュールを取得して、すべての機能モジュールのステータスに従って、現在、機能モジュールの各種類の中にあり、特に上述のパケットを処理するためのものである機能モジュール(略して目標機能モジュール(target function module))をさらに決定し得る。上述の機能モジュールのステータスは、機能モジュールのロードステータス、機能モジュールの間の送信のオーバーヘッドなどを含む可能性がある。上述の機能モジュールのステータスは、例であるに過ぎず、網羅的でなく、上述のステータスを含むがそれらに限定されず、特にアクセスデバイスの特定の応用の筋書きに従って決定される可能性があり、本明細書において限定されない。たとえば、アクセスデバイスは、上述のサービスフローパケットの識別子に従って、上述のパケットを処理するための機能モジュールが第1の機能モジュール(すなわち、第1の機能を有する機能モジュール)であると判定する可能性があり、アクセスデバイスは、アクセスデバイスにおいて構築された機能モジュールから、第1の機能を有する第1の機能モジュール1、第1の機能モジュール2、第1の機能モジュール3などを取得する可能性がある。第1の機能モジュール1、第1の機能モジュール2、および第1の機能モジュール3を取得した後、すべての上述の機能モジュールのステータスに従って、および機能モジュールの間の負荷分散または送信のオーバーヘッドなどの要件に従って、アクセスデバイスは、上述の第1の機能モジュール1、第1の機能モジュール2、および第1の機能モジュール3から、第1の機能モジュール1を上述のパケットを処理するための目標機能モジュールとして選択する可能性がある。
特定の実装においては、機能モジュールの複数の種類が上述のパケットのために必要とされるとき、アクセスデバイスは、上述のサービスフローパケットの識別子に従って上述のフローテーブルに問い合わせ、フローテーブルから、複数の種類のものであり、上述のパケットを処理するためのものである複数の機能モジュール、たとえば、第1の機能モジュール1、第2の機能モジュール2、および第3の機能モジュール3を取得する可能性があり、上述のフローテーブルに問い合わせることによってすべての上述の機能モジュールの処理シーケンスをさらに取得する可能性がある。すなわち、アクセスデバイスは、上述のフローテーブルに問い合わせることによって、上述のパケットを処理するためのものである第1の機能モジュール1、第2の機能モジュール2、および第3の機能モジュール3を取得する可能性があり、上述のフローテーブルに問い合わせることによって、上述の第1の機能モジュール1、第2の機能モジュール2、および第3の機能モジュール3が上述のパケットを処理する処理シーケンスをさらに取得する可能性がある。たとえば、第1の機能モジュール1は、第2の機能モジュール2の前にあり、第2の機能モジュール2は、第3の機能モジュール3の前にある。
本発明のこの実施形態において、アクセスデバイスは、端末によって送信されたサービスフローパケットに従ってフローテーブルに問い合わせ、パケットを処理するための機能モジュールを決定して、各機能モジュールに上述のパケットをさらに送信し、各機能モジュールによって処理されたパケットを取得して、上述のパケットをさらに送信し得る。本発明のこの実施形態において、サービスフローパケットは、フローテーブル内の各機能モジュールのステータスに従って、処理するための規定された機能モジュールに転送される可能性があり、それによって、サービスフローパケットの処理の柔軟性およびサービスフローパケットの処理の効率を改善する。
一部の実現可能な実装方法において、アクセスデバイスは、受信されたサービスフローパケットのサービスの要件に従って上述のフローテーブルを構成し得る。上述のサービスフローパケットの処理の要件は、上述のパケットを処理するための機能モジュールの要件を含み、要件は、上述のパケットを処理するための機能モジュールの量および/または各機能モジュールの種類を含む。特に、アクセスデバイスは、上述の処理の要件に従って、上述のパケットを処理するための機能モジュールの種類を決定し、それから、アクセスデバイスにおいて構築されたすべての機能モジュールのステータスに従って、パケットに対して処理動作を実行する機能モジュールを決定する可能性があり、機能モジュールは、上述の処理の要件において制限された機能モジュールの種類に対応するすべての機能モジュールの中にある。さらに、上述のパケットの識別子と特にパケットを処理するための機能モジュールの種類との間の対応が、上述のフローテーブル内で確立され得る。たとえば、上述のサービスフローパケットの処理の要件が、上述のパケットを処理するための3種類の3つの機能モジュール、すなわち、第1の機能を有する第1の機能モジュール、第2の機能を有する第2の機能モジュール、および第3の機能を有する第3の機能モジュールを規定する場合、アクセスデバイスは、フローテーブルに、上述のパケットを処理するための機能モジュールの種類を以下の3つの種類、すなわち、第1の機能モジュール、第2の機能モジュール、および第3の機能モジュールとして設定し、パケットの識別子と各機能モジュールの種類との間の対応関係を確立し得る。たとえば、アクセスデバイスによって受信されたパケットがパケットAである場合、上述の処理ポリシーの処理の要件は、上述のパケットAを処理するための機能モジュールを、第1の機能を有する第1の機能、第2の機能を有する第2の機能モジュール、および第3の機能を有する第3の機能モジュールに制限する。アクセスデバイスは、上述のフローテーブルに、パケットAを処理するための機能モジュールの種類を以下の3つの種類、すなわち、第1の機能モジュール、第2の機能モジュール、および第3の機能モジュールとして設定し、パケットAと第1の機能モジュール、第2の機能モジュール、および第3の機能モジュールの各々との間の対応関係を確立し得る。
特定の実装において、各目標機能モジュールの経路識別子は、特に、各目標機能モジュールが上述のパケットを処理するデータ処理パスである可能性がある。特に、各目標機能モジュールの経路識別子をパケットに追加した後、アクセスデバイスは、すべての機能モジュールの上述の決定された処理シーケンスに従って各目標機能モジュールに上述のパケットを別途転送して、各目標機能モジュールを使用することによって上述のパケットを処理し、最後に、各目標機能モジュールによって処理されたパケットをアクセスデバイスから転送し得る。たとえば、各目標機能モジュールの経路識別子を含むパケットを処理するための各モジュールに転送するとき、アクセスデバイスは、上述のフローテーブルにおいて構成された処理シーケンスに従って処理するための第1の機能モジュール1にパケットをさらに転送し得る。第1の機能モジュール1のヘッダ処理モジュールは、パケットに含まれる経路識別子を剥がし、処理するための処理モジュールにパケットを送り得る。パケットを処理した後、処理モジュールは、ヘッダ処理モジュールにパケットを返す可能性があり、ヘッダ処理モジュールは、パケットのヘッダに第2の機能モジュール2および第3の機能モジュール3の経路識別子を追加し、アクセスデバイスにパケットを返す可能性がある。アクセスデバイスは、パケットの経路識別子に従って、処理するための第2の機能モジュール2にパケットを転送し、それから、経路識別子に従って、第2の機能モジュール2によって処理されたパケットを、処理するための第3の機能モジュール3に転送し得る。本発明のこの実施形態において、アクセスデバイスは、各機能モジュールにパケットを転送する可能性があり、各機能モジュールは、パケットに対してデータ処理を実行する。各機能モジュールは、アクセスデバイスとだけ通信する必要があり、すべての機能モジュールの間でインタラクションおよび通信を実施する必要がなく、したがって、通信の要件が比較的低く、適応性がより高い。
さらに、一部の実現可能な実装方法において、アクセスデバイスは、パケットを処理するための各目標機能モジュールの経路識別子をパケットのヘッダにさらに追加し、フローテーブルにおいて構成された処理シーケンスに従って、処理シーケンスに対応する第1の目標機能モジュールにパケットを転送し得る。さらに、アクセスデバイスは、第1の目標機能モジュールによって処理されたパケットを、上述の第1の目標機能モジュールを使用することによって、上述の処理シーケンスによって示される次の機能モジュールに対応する経路識別子に従って次の機能モジュールに送信して、次の機能モジュールによって処理されたパケットを、次の機能モジュールを使用することによって、上述の処理シーケンスおよび経路識別子に従って次の機能モジュールにさらに送信する。たとえば、上述の第1の機能モジュール1、第2の機能モジュール2、および第3の機能モジュール3の処理シーケンスが、第1の機能モジュール1が第2の機能モジュール2の前にあり、第2の機能モジュール2が第3の機能モジュール3の前にあることである場合、アクセスデバイスは、まず、処理するための第1の機能モジュール1にパケットを転送し得る。さらに、アクセスデバイスは、第1の機能モジュール1を使用することによって、第2の機能モジュール2の経路識別子に従って、第1の機能モジュール1によって処理されたパケットを処理するための第2の機能モジュール2に転送し、次に、第2の機能モジュール2を使用することによって、第3の機能モジュール3の経路識別子に従って、第2の機能モジュール2によって処理されたパケットを処理するための第3の機能モジュール3に転送し、最後に、第3の機能モジュール3によって処理されたパケットをアクセスデバイスから転送する。本発明のこの実施形態において、アクセスデバイスは、転送モジュールを使用することによって第1の機能モジュール1にパケットを転送し、それから、第1の機能モジュール1を使用することによって第2の機能モジュール2にパケットを転送し、第2の機能モジュール2を使用することによって第3の機能モジュール3にパケットを転送する。パケットがすべてのモジュールの間で転送され、その結果、処理の効率が高い。しかし、すべての機能モジュールは、互いに直接インタラクションすることができる必要があり、比較的高い通信の要件がやはり存在する。
一部の実現可能な実装方法においては、処理するための各機能モジュールにパケットを転送した後、アクセスデバイスが、各機能モジュールによって処理されたパケットをアクセスデバイスから転送し得る。特定の実装において、アクセスデバイスが各機能モジュールによって処理されたパケットを転送する特定の実施プロセスに関しては、上述の実施形態を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
本発明のこの実施形態において、アクセスデバイスは、受信されたサービスフローパケットのサービスの要件に従って、アクセスデバイスに予め設定されたフローテーブルを構成する可能性があり、端末によって送信されたサービスフローパケットを受信した後、アクセスデバイスは、上述のパケットに従って予め設定されたフローテーブルに問い合わせ、パケットを処理するための機能モジュールおよびすべての機能モジュールの処理シーケンスを決定して、機能モジュールの各々の経路識別子をパケットにさらに追加し、上述の処理シーケンスおよび経路識別子に従って、処理するための機能モジュールの各々にパケットを転送し、最後に、機能モジュールの各々によって処理されたパケットをアクセスデバイスから転送する可能性がある。本発明のこの実施形態においては、パケットの処理のためのフローテーブルが、サービスの要件に従ってリアルタイムで構成される可能性があり、サービスフローパケットが、フローテーブルに従って、処理するための規定された機能モジュールに転送され、それによって、サービスフローパケットの処理の柔軟性およびサービスフローパケットの処理の効率を改善する。
図3を参照すると、図3は、本発明の実施形態によるサービスフローパケットのための処理デバイスの第1の実施形態の概略的な構造図である。本発明のこの実施形態において提供されるサービスフローパケットのための処理デバイスは、
端末によって送信されたサービスフローパケットを受信するように構成された受信モジュール10と、
フローテーブルおよび受信モジュールによって受信されたサービスフローパケットに従って、サービスフローパケットを処理するための機能モジュールを決定するように構成された問い合わせモジュール20と、
問い合わせモジュールによって決定された機能モジュールにサービスフローパケットを送信するように構成された送信モジュール30とを含み、
上述の受信モジュール10は、機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを取得するようにさらに構成され、
上述の送信モジュール30は、機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを送信するようにさらに構成される。
送信モジュール50は、問い合わせモジュールによって決定された機能モジュールにサービスフローパケットを送信するように構成される。
一部の実現可能な実装方法において、上述の送信モジュール50は、
受信モジュールがいずれかの機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを受信した後、処理シーケンスによって示される次の機能モジュールの経路識別子をいずれかの機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットに追加し、経路識別子に対応する機能モジュールにサービスフローパケットを送信するようにさらに構成される可能性がある。
本発明のこの実施形態において、アクセスデバイスは、受信されたサービスフローパケットのサービスの要件に従って、アクセスデバイスに組み込まれたフローテーブルを構成する可能性があり、端末によって送信されたサービスフローパケットを受信した後、アクセスデバイスは、上述のパケットに従って予め設定されたフローテーブルに問い合わせ、パケットを処理するための機能モジュールおよびすべての機能モジュールの処理シーケンスを決定して、機能モジュールの各々の経路識別子をパケットにさらに追加し、上述の処理シーケンスおよび経路識別子に従って、処理するための機能モジュールの各々にパケットを転送し、最後に、機能モジュールの各々によって処理されたパケットをアクセスデバイスから転送する可能性がある。本発明のこの実施形態においては、パケットの処理のためのフローテーブルが、サービスの要件に従ってリアルタイムで構成される可能性があり、サービスフローパケットが、フローテーブルに従って、処理するための規定された機能モジュールに転送され、それによって、サービスフローパケットの処理の柔軟性およびサービスフローパケットの処理の効率を改善する。

Claims (27)

  1. サービスフローパケットのための処理方法であって、
    アクセスデバイスによって、端末によって送信されたサービスフローパケットを受信するステップと、
    前記アクセスデバイスによって、フローテーブルおよび前記受信されたサービスフローパケットに従って、前記サービスフローパケットを処理するための機能モジュールを決定するステップと、
    前記アクセスデバイスによって、前記サービスフローパケットを前記機能モジュールに送信するステップと、
    前記アクセスデバイスによって、前記機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを取得するステップと、
    前記アクセスデバイスによって、前記機能モジュールによって処理された前記サービスフローパケットを送信するステップとを含む、方法。
  2. 前記アクセスデバイスによって、フローテーブルおよび前記受信されたサービスフローパケットに従って、前記サービスフローパケットを処理するための機能モジュールを決定する前記ステップが、
    前記アクセスデバイスによって、前記フローテーブルおよび前記受信されたサービスフローパケットに従って、前記サービスフローパケットを処理するための複数の機能モジュールを決定することと、
    前記アクセスデバイスによって、前記フローテーブルおよび前記受信されたサービスフローパケットに従って前記複数の機能モジュールの処理シーケンスを決定することとを含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記アクセスデバイスによって、前記サービスフローパケットを前記機能モジュールに送信する前記ステップが、
    前記アクセスデバイスによって、前記処理シーケンスに従って前記複数の機能モジュールに前記サービスフローパケットを送信することを含む請求項2に記載の方法。
  4. 前記アクセスデバイスによって、前記処理シーケンスに従って前記複数の機能モジュールに前記サービスフローパケットを送信することが、
    前記アクセスデバイスによって、前記処理シーケンスに対応する第1の機能モジュールの経路識別子を前記サービスフローパケットに追加し、前記第1の機能モジュールに前記サービスフローパケットを送信することを含む請求項3に記載の方法。
  5. いずれかの機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを受信した後、前記アクセスデバイスが、前記処理シーケンスによって示される次の機能モジュールの経路識別子を前記いずれかの機能モジュールによって処理された前記サービスフローパケットに追加し、前記経路識別子に対応する前記機能モジュールに前記サービスフローパケットを送信する請求項4に記載の方法。
  6. 前記アクセスデバイスによって、フローテーブルおよび前記受信されたサービスフローパケットに従って、前記サービスフローパケットを処理するための機能モジュールを決定する前に、
    前記アクセスデバイスによって、前記サービスフローパケットのサービスの要件に従って、前記サービスフローパケットを処理するための前記機能モジュールの種類を決定するステップと、
    前記アクセスデバイスによって、前記フローテーブルに、前記サービスフローパケットの識別子と前記機能モジュールの前記種類との間の対応関係を設定するステップと、
    前記アクセスデバイスによって、前記フローテーブルに、前記サービスフローパケットの前記サービスの要件に従って機能モジュールのすべての種類の処理シーケンスを設定するステップとをさらに含む請求項2に記載の方法。
  7. 前記サービスフローパケットの前記識別子が、前記サービスフローパケットのものである送信先IPアドレス、送信元IPアドレス、送信先ポート、もしくは送信元ポート、または前記アクセスデバイスに前記サービスフローパケットを送信するときに前記端末によって使用されるベアラ識別子のうちの少なくとも1つを含み、
    前記ベアラ識別子が、物理チャネル識別子または論理接続識別子を含む請求項6に記載の方法。
  8. 前記アクセスデバイスによって、前記フローテーブルおよび前記受信されたサービスフローパケットに従って、前記サービスフローパケットを処理するための複数の機能モジュールを決定することが、
    前記アクセスデバイスによって、前記受信されたサービスフローパケットの前記識別子に従って前記フローテーブルに問い合わせ、前記サービスフローパケットを処理するための前記複数の機能モジュールの種類を決定することと、
    前記アクセスデバイスによって、前記サービスフローパケットを処理するための前記複数の機能モジュールの前記種類に対応するすべての機能モジュールに関して前記アクセスデバイスにおいて構築された複数の機能モジュールを検索し、前記すべての機能モジュールのステータスを決定することと、
    前記すべての機能モジュールの前記ステータスに従って、特に前記サービスフローパケットを処理するための機能モジュールの各種類を決定することとを含む請求項7に記載の方法。
  9. 前記アクセスデバイスによって、前記処理シーケンスに従って前記複数の機能モジュールに前記サービスフローパケットを送信することが、
    前記アクセスデバイスによって、前記機能モジュールの各々の経路識別子を前記サービスフローパケットに追加することと、
    前記処理シーケンスに対応する前記第1の機能モジュールに前記サービスフローパケットを送信し、前記第1の機能モジュールを使用することによって、前記処理シーケンスによって示される次の機能モジュールに対応する経路識別子に従って前記次の機能モジュールに前記第1の機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを送信して、前記次の機能モジュールを使用することによって、前記次の機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを前記処理シーケンスおよび前記経路識別子に従って次の機能モジュールにさらに送信することとを含む請求項4に記載の方法。
  10. サービスフローパケットのための処理デバイスであって、
    端末によって送信されたサービスフローパケットを受信するように構成された受信モジュールと、
    フローテーブルおよび前記受信モジュールによって受信された前記サービスフローパケットに従って、前記サービスフローパケットを処理するための機能モジュールを決定するように構成された問い合わせモジュールと、
    前記問い合わせモジュールによって取得された前記機能モジュールに前記サービスフローパケットを送信するように構成された送信モジュールとを含み、
    前記受信モジュールが、前記機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを取得するようにさらに構成され、
    前記送信モジュールが、前記機能モジュールによって処理された前記サービスフローパケットを送信するようにさらに構成される、処理デバイス。
  11. 前記問い合わせモジュールが、
    前記フローテーブルおよび前記受信モジュールによって受信された前記サービスフローパケットに従って、前記サービスフローパケットを処理するための複数の機能モジュールを決定するように構成された第1の処理ユニットと、
    前記フローテーブルおよび前記受信モジュールによって受信された前記サービスフローパケットに従って前記複数の機能モジュールの処理シーケンスを決定するように構成された第2の処理ユニットとを含む請求項10に記載の処理デバイス。
  12. 前記送信モジュールが、
    前記問い合わせモジュールの前記第2の処理ユニットによって決定された前記処理シーケンスに従って、前記問い合わせモジュールの前記第1の処理ユニットによって決定された前記複数の機能モジュールに前記サービスフローパケットを送信するように特に構成される請求項11に記載の処理デバイス。
  13. 前記送信モジュールが、
    前記処理シーケンスに対応する第1の機能モジュールの経路識別子を前記サービスフローパケットに追加し、前記第1の機能モジュールに前記サービスフローパケットを送信するように特に構成される請求項12に記載の処理デバイス。
  14. 前記送信モジュールが、
    前記受信モジュールがいずれかの機能モジュールによって処理されたサービスフローデータを受信した後、前記処理シーケンスによって示される次の機能モジュールの経路識別子を前記いずれかの機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットに追加し、前記経路識別子に対応する前記機能モジュールに前記サービスフローパケットを送信するようにさらに構成される請求項13に記載の処理デバイス。
  15. 前記受信モジュールによって受信された前記サービスフローパケットのサービスの要件に従って、前記サービスフローパケットを処理するための前記機能モジュールの種類を決定し、前記サービスフローパケットの識別子と前記機能モジュールの前記種類との間の対応関係を前記フローテーブルに設定するように構成された設定モジュールをさらに含み、
    前記設定モジュールが、前記フローテーブルに、前記受信モジュールによって受信された前記サービスフローパケットの前記サービスの要件に従って機能モジュールのすべての種類の処理シーケンスを設定するようにさらに構成される請求項11に記載の処理デバイス。
  16. 前記サービスフローパケットの前記識別子が、前記サービスフローパケットのものである送信先IPアドレス、送信元IPアドレス、送信先ポート、もしくは送信元ポート、または前記アクセスデバイスに前記サービスフローパケットを送信するときに前記端末によって使用されるベアラ識別子のうちの少なくとも1つを含み、
    前記ベアラ識別子が、物理チャネル識別子または論理接続識別子を含む請求項15に記載の処理デバイス。
  17. 前記第1の処理ユニットが、
    前記受信モジュールによって受信された前記サービスフローパケットの前記識別子に従って前記フローテーブルに問い合わせ、前記サービスフローパケットを処理するための前記複数の機能モジュールの種類を決定し、
    前記サービスフローパケットを処理するための前記複数の機能モジュールの前記種類に対応するすべての機能モジュールに関して前記処理デバイスにおいて構築された複数の機能モジュールを検索し、前記すべての機能モジュールのステータスを決定し、
    前記すべての機能モジュールの前記ステータスに従って、特に前記サービスフローパケットを処理するための機能モジュールの各種類を決定するように特に構成される請求項16に記載の処理デバイス。
  18. 前記送信モジュールが、
    前記機能モジュールの各々の経路識別子を前記サービスフローパケットに追加し、
    前記処理シーケンスに対応する前記第1の機能モジュールに前記サービスフローパケットを送信し、前記第1の機能モジュールを使用することによって、前記処理シーケンスによって示される次の機能モジュールに対応する経路識別子に従って前記次の機能モジュールに前記第1の機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを送信して、前記次の機能モジュールを使用することによって、前記次の機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを前記処理シーケンスおよび前記経路識別子に従って次の機能モジュールにさらに送信するようにさらに構成される請求項13に記載の処理デバイス。
  19. メモリ、受信機、送信機、およびプロセッサを含むアクセスデバイスであって、前記受信機、前記送信機、および前記プロセッサが、前記メモリに別々に接続され、前記プロセッサが、前記受信機および前記送信機に別々に接続され、
    前記メモリが、1組のプログラムコードを記憶し、
    前記受信機、前記送信機、および前記プロセッサが、以下の動作を実行するために、前記メモリに記憶された前記プログラムコードを呼び出すように構成され、
    前記受信機が、端末によって送信されたサービスフローパケットを受信するように構成され、
    前記プロセッサが、フローテーブルおよび前記受信機によって受信された前記サービスフローパケットに従って、前記サービスフローパケットを処理するための機能モジュールを決定するように構成され、
    前記送信機が、前記プロセッサによって決定された前記機能モジュールに前記サービスフローパケットを送信するように構成され、
    前記受信機が、前記プロセッサによって決定された前記機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを取得するようにさらに構成され、
    前記送信機が、前記機能モジュールによって処理された前記サービスフローパケットを送信するようにさらに構成される、アクセスデバイス。
  20. 前記プロセッサが、
    前記フローテーブルおよび前記受信機によって受信された前記サービスフローパケットに従って、前記サービスフローパケットを処理するための複数の機能モジュールを決定し、
    前記フローテーブルおよび受信された前記サービスフローパケットに従って前記複数の機能モジュールの処理シーケンスを決定するように特に構成される請求項19に記載のアクセスデバイス。
  21. 前記送信機が、
    前記プロセッサによって決定された前記処理シーケンスに従って前記複数の機能モジュールに前記サービスフローパケットを送信するように特に構成される請求項20に記載のアクセスデバイス。
  22. 前記送信機が、
    前記プロセッサによって決定された前記処理シーケンスに対応する第1の機能モジュールの経路識別子を前記サービスフローパケットに追加し、前記第1の機能モジュールに前記サービスフローパケットを送信するように特に構成される請求項21に記載のアクセスデバイス。
  23. 前記送信機が、
    前記受信機がいずれかの機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを受信した後、前記処理シーケンスによって示される次の機能モジュールの経路識別子を前記いずれかの機能モジュールによって処理された前記サービスフローパケットに追加し、前記経路識別子に対応する前記機能モジュールに前記サービスフローパケットを送信するようにさらに構成される請求項22に記載のアクセスデバイス。
  24. 前記プロセッサが、
    前記受信機によって受信された前記サービスフローパケットのサービスの要件に従って、前記サービスフローパケットを処理するための前記機能モジュールの種類を決定し、
    前記フローテーブルに、前記サービスフローパケットの識別子と前記機能モジュールの前記種類との間の対応関係を設定し、
    前記フローテーブルに、前記サービスフローパケットの前記サービスの要件に従って前記機能モジュールのすべての種類の処理シーケンスを設定するようにさらに構成される請求項20に記載のアクセスデバイス。
  25. 前記サービスフローパケットの前記識別子が、前記サービスフローパケットのものである送信先IPアドレス、送信元IPアドレス、送信先ポート、もしくは送信元ポート、または前記アクセスデバイスに前記サービスフローパケットを送信するときに前記端末によって使用されるベアラ識別子のうちの少なくとも1つを含み、
    前記ベアラ識別子が、物理チャネル識別子または論理接続識別子を含む請求項24に記載のアクセスデバイス。
  26. 前記プロセッサが、
    前記受信機によって受信された前記サービスフローパケットの前記識別子に従って前記フローテーブルに問い合わせ、前記サービスフローパケットを処理するための前記複数の機能モジュールの種類を決定し、
    前記サービスフローパケットを処理するための前記複数の機能モジュールの前記種類に対応するすべての機能モジュールに関して前記アクセスデバイスにおいて構築された複数の機能モジュールを検索し、前記すべての機能モジュールのステータスを決定し、
    前記すべての機能モジュールの前記ステータスに従って、特に前記サービスフローパケットを処理するための機能モジュールの各種類を決定するように特に構成される請求項25に記載のアクセスデバイス。
  27. 前記送信機が、
    前記プロセッサによって決定された前記機能モジュールの各々の経路識別子を前記サービスフローパケットに追加し、
    前記処理シーケンスに対応する前記第1の機能モジュールに前記サービスフローパケットを送信し、前記第1の機能モジュールを使用することによって、前記処理シーケンスによって示される次の機能モジュールに対応する経路識別子に従って前記次の機能モジュールに前記第1の機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを送信して、前記次の機能モジュールを使用することによって、前記次の機能モジュールによって処理されたサービスフローパケットを前記処理シーケンスおよび前記経路識別子に従って次の機能モジュールにさらに送信するようにさらに構成される請求項22に記載のアクセスデバイス。
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