JP2018507627A - 無線ベアラ再構成方法、無線ベアラ確立方法、ユーザ機器、および基地局 - Google Patents

無線ベアラ再構成方法、無線ベアラ確立方法、ユーザ機器、および基地局 Download PDF

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Abstract

本発明の実施形態は、通信技術の分野に関し、無線ベアラ再構成方法、無線ベアラ確立方法、ユーザ機器、および基地局を提供する。方法は、UEにより、基地局によって送信された無線ベアラ再構成指示を受信することであって、無線ベアラ再構成指示が無線ベアラ識別子および対象構成パラメータを含み、無線ベアラ識別子が再構成される必要がある対象無線ベアラを示し、対象構成パラメータが再構成される必要がある対象無線ベアラの構成項目に対応する、受信することと、UEにより、対象無線ベアラを解放することと、UEにより、対象構成パラメータに従って、対応する対象無線ベアラ上でシグナリングおよび/またはデータを送信することとを含む。本発明により、関連技術においてUEと基地局との間に確立されたRBの再構成中に過剰なシグナリングリソースを使用する問題が解決される。使用されるシグナリングリソースが減少し、シグナリングオーバーヘッドが低減される。加えて、UEは再構成される必要がある対象無線ベアラのみを解放し、その結果、別のRBの通常動作は影響を受けず、同時に、UEの動作はさらに低減される。

Description

本発明は、通信技術の分野に関し、詳細には、無線ベアラ再構成方法、無線ベアラ確立方法、ユーザ機器、および基地局に関する。
無線リソース制御(英語:Radio Resource Control;略してRRC)接続は、ユーザ機器(英語:User Equipment;略してUE)と基地局との間に確立される接続である。RRC接続は、UEと基地局との間でシグナリングおよびデータを送信するために使用される。
RRCプロトコルにおける規定によれば、UEと基地局との間に少なくとも1つの無線ベアラ(英語:Radio Bearer;略してRB)が確立される場合がある。各RBは、第1のシグナリング無線ベアラ(英語:Signaling Radio Bearer;略してSRB;SRB1と表記される)、第2のシグナリング無線ベアラ(SRB2と表記される)、またはデータ無線ベアラ(英語:Data Radio Bearer;略してDRB)のうちの少なくとも1つであり得る。SRB1およびSRB2はシグナリング伝送の機能を実装するために使用され、DRBはデータ伝送の機能を実装するために使用される。無線チャネルの条件が変更された、サービス特徴が変更された、またはサービスのサービス品質(英語:Quality of Service;略してQoS)要件が変更されたなどの要因のために、UEと基地局との間に確立されたRBは再構成される必要があり得る、すなわち、RBに対応する構成パラメータは再構成される必要があり得る。基地局は、Full Config(完全構成)方式を使用することにより、RBを再構成する。具体的には、たとえば、4つのRB、すなわち、SRB1、DRB1、DRB2、およびDRB3が、UEと基地局との間に確立される。DRB1が再構成される必要がある場合、基地局は、RRC接続再構成メッセージを作成し、UEにRRC接続再構成メッセージを送信する。RRC接続再構成メッセージは、4つの無線ベアラ識別子および4つのグループの構成パラメータを搬送する。各RBは、1つの無線ベアラ識別子および1つのグループの構成パラメータに対応する。
本発明を実装するプロセスでは、発明者は、前述の技術が少なくとも以下の問題を有していることを見出した:UEと基地局との間に確立されたRBがFull Config方式を使用することによって再構成されると、基地局によってUEに送信されたRRC接続再構成メッセージは、再構成される必要があるRBに対応する再構成された構成パラメータを搬送するだけでなく、再構成される必要がないRBに対応する元の構成パラメータも搬送する。結果として、UEと基地局との間で過剰なシグナリングリソースが使用される必要がある。
前述の技術においてUEと基地局との間に確立されたRBの再構成中に過剰なシグナリングリソースを使用する問題を解決するために、本発明の実施形態は、無線ベアラ再構成方法、無線ベアラ確立方法、ユーザ機器、および基地局を提供する。技術的解決策は以下の通りである。
第1の態様は無線ベアラ再構成方法を提供し、方法は、
ユーザ機器UEにより、基地局によって送信された無線ベアラ再構成指示を受信することであって、無線ベアラ再構成指示が無線ベアラ識別子および対象構成パラメータを含み、無線ベアラ識別子が再構成される必要がある対象無線ベアラを示し、対象構成パラメータが再構成される必要がある対象無線ベアラの構成項目に対応する、受信することと、
UEにより、対象無線ベアラを解放することと、
UEにより、対象構成パラメータに従って、対応する対象無線ベアラ上でシグナリングおよび/またはデータを送信することと
を含む。
第1の態様の第1の可能な実装方式では、無線ベアラ再構成指示は完全構成識別子をさらに含み、
UEにより、対象無線ベアラを解放することは、
UEにより、完全構成識別子に従って対象無線ベアラを解放すること
を含む。
第1の態様または第1の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第1の態様の第2の可能な実装方式では、UEにより、対象無線ベアラを解放することは、
UEにより、対象無線ベアラのプロトコルエンティティを解放することにより、対象無線ベアラに対応する元の構成パラメータから、対象構成パラメータに対応する元の構成パラメータを消去すること
を含み、
プロトコルエンティティは、パケットデータコンバージェンスプロトコルPDCPレイヤエンティティおよび/または無線リンク制御RLCレイヤエンティティを含む。
第1の態様の第2の可能な実装方式を参照して、第1の態様の第3の可能な実装方式では、UEにより、対象無線ベアラのプロトコルエンティティを解放することにより、対象無線ベアラに対応する元の構成パラメータから、対象構成パラメータに対応する元の構成パラメータを消去することは、
対象構成パラメータが対象無線ベアラに対応するすべての項目の構成パラメータである場合、UEにより、対象無線ベアラに対応するすべての項目の元の構成パラメータを消去すること、または
対象構成パラメータが対象無線ベアラに対応するいくつかの項目の構成パラメータである場合、UEにより、対象無線ベアラに対応する元の構成パラメータから、対象構成パラメータに対応するいくつかの項目の元の構成パラメータを消去し、いくつかの他の変更されていない項目の元の構成パラメータを残しておくこと
を含む。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、または第1の態様の第3の可能な実装方式を参照して、第1の態様の第4の可能な実装方式では、UEにより、対象無線ベアラを解放することの前に、方法は、
UEにより、対象無線ベアラのプロトコルエンティティを再確立して、一時的に完全に処理されていないデータパケットを処理すること
をさらに含み、
プロトコルエンティティは、PDCPレイヤエンティティおよび/またはRLCレイヤエンティティを含む。
第1の態様の第4の可能な実装方式を参照して、第1の態様の第5の可能な実装方式では、UEにより、対象無線ベアラのプロトコルエンティティを再確立して、一時的に完全に処理されていないデータパケットを処理することは、
UEにより、対象無線ベアラのPDCPレイヤエンティティを使用することにより、PDCPレイヤの上位レイヤエンティティに、第1のあらかじめ決められた条件を満たすデータパケットを配信することであって、第1のあらかじめ決められた条件を満たすデータパケットが、PDCPレイヤエンティティにより上位レイヤエンティティに一時的に配信されず、連続するデータパケットシーケンス番号を有するデータパケットを指す、配信すること、および/または
UEにより、対象無線ベアラのRLCレイヤエンティティを使用することにより、PDCPレイヤエンティティに、第2のあらかじめ決められた条件を満たすデータパケットを配信することであって、第2のあらかじめ決められた条件を満たすデータパケットが、RLCレイヤエンティティによりPDCPレイヤエンティティに一時的に配信されず、RLCレイヤエンティティによって再構築される場合があるデータパケットを指す、配信すること
を含む。
第1の態様の第4の可能な実装方式または第1の態様の第5の可能な実装方式を参照して、第1の態様の第6の可能な実装方式では、UEにより、対象無線ベアラのプロトコルエンティティを再確立することは、
UEにより、無線ベアラ再構成指示内の完全構成識別子に従って対象無線ベアラのプロトコルエンティティを再確立すること、または
無線ベアラ再構成指示が再確立識別子をさらに含み、UEにより、再確立識別子に従って対象無線ベアラのプロトコルエンティティを再確立すること
を含む。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、または第1の態様の第6の可能な実装方式を参照して、第1の態様の第7の可能な実装方式では、UEにより、対象構成パラメータに従って、対応する対象無線ベアラ上でシグナリングおよび/またはデータを送信することは、
対象構成パラメータが対象無線ベアラに対応するすべての項目の構成パラメータである場合、UEにより、対象構成パラメータに従って、対応する対象無線ベアラ上でシグナリングおよび/もしくはデータを送信すること、または
対象構成パラメータが対象無線ベアラに対応するいくつかの項目の構成パラメータである場合、UEにより、対象構成パラメータおよび対象無線ベアラに対応するいくつかの他の変更されていない項目の元の構成パラメータに従って、対応する対象無線ベアラ上でシグナリングおよび/もしくはデータを送信すること
を含む。
第1の態様または第1の態様の第1の可能な実装方式または第1の態様の第2の可能な実装方式または第1の態様の第3の可能な実装方式または第1の態様の第4の可能な実装方式または第1の態様の第5の可能な実装方式または第1の態様の第6の可能な実装方式または第1の態様の第7の可能な実装方式を参照して、第1の態様の第8の可能な実装方式では、
無線ベアラ再構成指示は、無線リソース制御RRC接続再構成メッセージであるか、または
無線ベアラ再構成指示は、制御プロトコルデータユニットPDUである。
第2の態様は無線ベアラ再構成方法を提供し、方法は、
基地局により、無線ベアラ再構成指示を作成することであって、無線ベアラ再構成指示が無線ベアラ識別子および対象構成パラメータを含み、無線ベアラ識別子が再構成される必要がある対象無線ベアラを示し、対象構成パラメータが再構成される必要がある対象無線ベアラの構成項目に対応する、作成することと、
基地局により、ユーザ機器UEに無線ベアラ再構成指示を送信することと
を含む。
第2の態様の第1の可能な実装方式では、基地局により、無線ベアラ再構成指示を作成することは、
基地局により、第1の無線ベアラ再構成指示を作成することであって、第1の無線ベアラ再構成指示が、対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および対象無線ベアラに対応するすべての項目の再構成された構成パラメータを含む、作成すること、または
基地局により、第2の無線ベアラ再構成指示を作成することであって、第2の無線ベアラ再構成指示が、対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子、対象無線ベアラに対応するいくつかの項目の再構成された構成パラメータ、および対象無線ベアラに対応するいくつかの他の変更されていない項目の元の構成パラメータを含む、作成すること、または
基地局により、第3の無線ベアラ再構成指示を作成することであって、第3の無線ベアラ再構成指示が、対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および対象無線ベアラに対応するいくつかの項目の再構成された構成パラメータを含む、作成すること
を含む。
第2の態様または第2の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第2の態様の第2の可能な実装方式では、
無線ベアラ再構成指示は、無線リソース制御RRC接続再構成メッセージであるか、または
無線ベアラ再構成指示は、制御プロトコルデータユニットPDUである。
第3の態様は無線ベアラ確立方法を提供し、方法は、
ユーザ機器UEにより、基地局によって送信された構成メッセージを受信することであって、構成メッセージが第1の構成パラメータおよび第2の構成パラメータを含み、第1の構成パラメータが第1の状況報告禁止タイマの時間長情報を搬送し、第2の構成パラメータが第2の状況報告禁止タイマの時間長情報を搬送する、受信することと、
UEにより、プリセットルールに従って、第1の構成パラメータおよび/または第2の構成パラメータを適用して第1の状況報告または第2の状況報告を送信すると決定することと
を含む。
第3の態様の第1の可能な実装方式では、第1の状況報告は、UEがあらかじめ定義されたデータパケットを正しく受信したことを示すために使用され、第2の状況報告は、再定義されたデータパケットのうちの少なくとも1つのデータパケットが正しく受信されなかったことを示すために使用され、
第1の禁止時間長は第2の禁止時間長よりも小さく、第1の禁止時間長は、第1の構成パラメータ内で搬送される第1の状況報告禁止タイマの時間長情報に対応する時間長に対応し、第2の禁止時間長は、第2の構成パラメータ内で搬送される第2の状況報告禁止タイマの時間長情報に対応する時間長に対応する。
第3の態様または第3の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第3の態様の第2の可能な実装方式では、UEにより、プリセットルールに従って、第1の構成パラメータおよび/または第2の構成パラメータを適用して第1の状況報告または第2の状況報告を送信すると決定することは、
UEにより、第1の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断し、UEにより、基地局に第1の状況報告を送信し、UEにより、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定すること、または
UEにより、第2の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断し、UEにより、基地局に第2の状況報告を送信し、UEにより、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定すること
を含む。
第3の態様または第3の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第3の態様の第3の可能な実装方式では、UEにより、プリセットルールに従って、第1の構成パラメータおよび/または第2の構成パラメータを適用して第1の状況報告または第2の状況報告を送信すると決定することは、
UEにより、第1の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断し、UEにより、基地局に第1の状況報告を送信し、UEにより、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定し、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定すること、または
UEにより、第2の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断し、UEにより、基地局に第2の状況報告を送信し、UEにより、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定し、UEにより、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定すること
を含む。
第3の態様または第3の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第3の態様の第4の可能な実装方式では、UEにより、プリセットルールに従って、第1の構成パラメータおよび/または第2の構成パラメータを適用して第1の状況報告または第2の状況報告を送信すると決定することは、
UEにより、第1の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断し、UEにより、基地局に第1の状況報告を送信し、UEにより、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定すること、または
UEにより、第1の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止し、第2の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断し、UEにより、基地局に第2の状況報告を送信し、UEにより、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定し、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定すること
を含む。
第4の態様は無線ベアラ確立方法を提供し、方法は、
基地局により、構成メッセージを作成することであって、構成メッセージが第1の構成パラメータおよび第2の構成パラメータを含み、第1の構成パラメータが第1の状況報告禁止タイマの時間長情報を搬送し、第2の構成パラメータが第2の状況報告禁止タイマの時間長情報を搬送する、作成することと、
基地局により、ユーザ機器UEに構成メッセージを送信することと
を含む。
第4の態様の第1の可能な実装方式では、第1の禁止時間長は第2の禁止時間長よりも小さく、第1の禁止時間長は、第1の構成パラメータ内で搬送される第1の状況報告禁止タイマの時間長情報に対応する時間長に対応し、第2の禁止時間長は、第2の構成パラメータ内で搬送される第2の状況報告禁止タイマの時間長情報に対応する時間長に対応する。
第5の態様はユーザ機器UEを提供し、UEは、プロセッサと、メモリと、トランシーバとを含み、メモリは1つまたは複数の命令を記憶するように構成され、命令はプロセッサによって実行されるように構成され、
プロセッサは、トランシーバを制御して、基地局によって送信された無線ベアラ再構成指示を受信するように構成され、無線ベアラ再構成指示は無線ベアラ識別子および対象構成パラメータを含み、無線ベアラ識別子は再構成される必要がある対象無線ベアラを示し、対象構成パラメータは再構成される必要がある対象無線ベアラの構成項目に対応し、
プロセッサは、対象無線ベアラを解放するようにさらに構成され、
プロセッサは、対象構成パラメータに従って、対応する対象無線ベアラ上でシグナリングおよび/またはデータを送信するようにさらに構成される。
第5の態様の第1の可能な実装方式では、無線ベアラ再構成指示は完全構成識別子をさらに含み、
プロセッサは、具体的に、完全構成識別子に従って対象無線ベアラを解放するように構成される。
第5の態様または第5の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第5の態様の第2の可能な実装方式では、
プロセッサは、具体的に、対象無線ベアラのプロトコルエンティティを解放することにより、対象無線ベアラに対応する元の構成パラメータから、対象構成パラメータに対応する元の構成パラメータを消去するように構成され、
プロトコルエンティティは、パケットデータコンバージェンスプロトコルPDCPレイヤエンティティおよび/または無線リンク制御RLCレイヤエンティティを含む。
第5の態様の第2の可能な実装方式を参照して、第5の態様の第3の可能な実装方式では、
プロセッサは、具体的に、対象構成パラメータが対象無線ベアラに対応するすべての項目の構成パラメータである場合、UEにより、対象無線ベアラに対応するすべての項目の元の構成パラメータを消去するように構成されるか、または
プロセッサは、具体的に、対象構成パラメータが対象無線ベアラに対応するいくつかの項目の構成パラメータである場合、UEにより、対象無線ベアラに対応する元の構成パラメータから、対象構成パラメータに対応するいくつかの項目の元の構成パラメータを消去し、いくつかの他の変更されていない項目の元の構成パラメータを残しておくように構成される。
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、または第5の態様の第3の可能な実装方式を参照して、第5の態様の第4の可能な実装方式では、
プロセッサは、UEが対象無線ベアラを解放する前に、対象無線ベアラのプロトコルエンティティを再確立して、一時的に完全に処理されていないデータパケットを処理するようにさらに構成され、
プロトコルエンティティは、PDCPレイヤエンティティおよび/またはRLCレイヤエンティティを含む。
第5の態様の第4の可能な実装方式を参照して、第5の態様の第5の可能な実装方式では、
プロセッサは、具体的に、対象無線ベアラのPDCPレイヤエンティティを使用することにより、PDCPレイヤの上位レイヤエンティティに、第1のあらかじめ決められた条件を満たすデータパケットを配信するように構成され、第1のあらかじめ決められた条件を満たすデータパケットは、PDCPレイヤエンティティにより上位レイヤエンティティに一時的に配信されず、連続するデータパケットシーケンス番号を有するデータパケットを指し、かつ/または
プロセッサは、具体的に、対象無線ベアラのRLCレイヤエンティティを使用することにより、PDCPレイヤエンティティに、第2のあらかじめ決められた条件を満たすデータパケットを配信するように構成され、第2のあらかじめ決められた条件を満たすデータパケットは、RLCレイヤエンティティによりPDCPレイヤエンティティに一時的に配信されず、RLCレイヤエンティティによって再構築される場合があるデータパケットを指す。
第5の態様の第4の可能な実装方式または第5の態様の第5の可能な実装方式を参照して、第5の態様の第6の可能な実装方式では、
プロセッサは、具体的に、無線ベアラ再構成指示内の完全構成識別子に従って対象無線ベアラのプロトコルエンティティを再確立するように構成されるか、または
無線ベアラ再構成指示が再確立識別子をさらに含み、プロセッサは、具体的に、再確立識別子に従って対象無線ベアラのプロトコルエンティティを再確立するように構成される。
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、または第5の態様の第6の可能な実装方式を参照して、第5の態様の第7の可能な実装方式では、
プロセッサは、具体的に、対象構成パラメータが対象無線ベアラに対応するすべての項目の構成パラメータである場合、UEにより、対象構成パラメータに従って、対応する対象無線ベアラ上でシグナリングおよび/もしくはデータを送信するように構成されるか、または
プロセッサは、具体的に、対象構成パラメータが対象無線ベアラに対応するいくつかの項目の構成パラメータである場合、UEにより、対象構成パラメータおよび対象無線ベアラに対応するいくつかの他の変更されていない項目の元の構成パラメータに従って、対応する対象無線ベアラ上でシグナリングおよび/もしくはデータを送信するように構成される。
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、または第5の態様の第7の可能な実装方式を参照して、第5の態様の第8の可能な実装方式では、
無線ベアラ再構成指示は、無線リソース制御RRC接続再構成メッセージであるか、または
無線ベアラ再構成指示は、制御プロトコルデータユニットPDUである。
第6の態様は基地局を提供し、基地局は、プロセッサと、メモリと、トランシーバとを含み、メモリは1つまたは複数の命令を記憶するように構成され、命令はプロセッサによって実行されるように構成され、
プロセッサは、無線ベアラ再構成指示を作成するように構成され、無線ベアラ再構成指示は無線ベアラ識別子および対象構成パラメータを含み、無線ベアラ識別子は再構成される必要がある対象無線ベアラを示し、対象構成パラメータは再構成される必要がある対象無線ベアラの構成項目に対応し、
プロセッサは、トランシーバを制御して、ユーザ機器UEに無線ベアラ再構成指示を送信するようにさらに構成される。
第6の態様の第1の可能な実装方式では、
プロセッサは、具体的に、第1の無線ベアラ再構成指示を作成するように構成され、第1の無線ベアラ再構成指示は、対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および対象無線ベアラに対応するすべての項目の再構成された構成パラメータを含むか、または
プロセッサは、具体的に、第2の無線ベアラ再構成指示を作成するように構成され、第2の無線ベアラ再構成指示は、対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子、対象無線ベアラに対応するいくつかの項目の再構成された構成パラメータ、および対象無線ベアラに対応するいくつかの他の変更されていない項目の元の構成パラメータを含むか、または
プロセッサは、具体的に、第3の無線ベアラ再構成指示を作成するように構成され、第3の無線ベアラ再構成指示は、対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および対象無線ベアラに対応するいくつかの項目の再構成された構成パラメータを含む。
第6の態様または第6の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第6の態様の第2の可能な実装方式では、
無線ベアラ再構成指示は、無線リソース制御RRC接続再構成メッセージであるか、または
無線ベアラ再構成指示は、制御プロトコルデータユニットPDUである。
第7の態様はユーザ機器UEを提供し、UEは、プロセッサと、メモリと、トランシーバとを含み、メモリは1つまたは複数の命令を記憶するように構成され、命令はプロセッサによって実行されるように構成され、
プロセッサは、トランシーバを制御して、基地局によって送信された構成メッセージを受信するように構成され、構成メッセージは第1の構成パラメータおよび第2の構成パラメータを含み、第1の構成パラメータは第1の状況報告禁止タイマの時間長情報を搬送し、第2の構成パラメータは第2の状況報告禁止タイマの時間長情報を搬送し、
プロセッサは、プリセットルールに従って、第1の構成パラメータおよび/または第2の構成パラメータを適用して第1の状況報告または第2の状況報告を送信すると決定するようにさらに構成される。
第7の態様の第1の可能な実装方式では、第1の状況報告は、UEがあらかじめ定義されたデータパケットを正しく受信したことを示すために使用され、第2の状況報告は、再定義されたデータパケットのうちの少なくとも1つのデータパケットが正しく受信されなかったことを示すために使用され、
第1の禁止時間長は第2の禁止時間長よりも小さく、第1の禁止時間長は、第1の構成パラメータ内で搬送される第1の状況報告禁止タイマの時間長情報に対応する時間長に対応し、第2の禁止時間長は、第2の構成パラメータ内で搬送される第2の状況報告禁止タイマの時間長情報に対応する時間長に対応する。
第7の態様または第7の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第7の態様の第2の可能な実装方式では、
プロセッサは、具体的に、第1の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断し、基地局に第1の状況報告を送信し、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定するように構成されるか、または
プロセッサは、具体的に、第2の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断し、基地局に第2の状況報告を送信し、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定するように構成される。
第7の態様または第7の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第7の態様の第3の可能な実装方式では、
プロセッサは、具体的に、第1の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断し、基地局に第1の状況報告を送信し、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定し、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定するように構成されるか、または
プロセッサは、具体的に、第2の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断し、基地局に第2の状況報告を送信し、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定し、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定するように構成される。
第7の態様または第7の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第7の態様の第4の可能な実装方式では、
プロセッサは、具体的に、第1の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断し、基地局に第1の状況報告を送信し、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定するように構成されるか、または
プロセッサは、具体的に、第1の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止し、第2の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断し、基地局に第2の状況報告を送信し、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定し、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定するように構成される。
第8の態様は基地局を提供し、基地局は、プロセッサと、メモリと、トランシーバとを含み、メモリは1つまたは複数の命令を記憶するように構成され、命令はプロセッサによって実行されるように構成され、
プロセッサは、構成メッセージを作成するように構成され、構成メッセージは第1の構成パラメータおよび第2の構成パラメータを含み、第1の構成パラメータは第1の状況報告禁止タイマの時間長情報を搬送し、第2の構成パラメータは第2の状況報告禁止タイマの時間長情報を搬送し、
プロセッサは、トランシーバを制御して、ユーザ機器UEに構成メッセージ送信するようにさらに構成される。
第8の態様の第1の可能な実装方式では、第1の禁止時間長は第2の禁止時間長よりも小さく、第1の禁止時間長は、第1の構成パラメータ内で搬送される第1の状況報告禁止タイマの時間長情報に対応する時間長に対応し、第2の禁止時間長は、第2の構成パラメータ内で搬送される第2の状況報告禁止タイマの時間長情報に対応する時間長に対応する。
第9の態様は、ユーザ機器UE内で使用される無線ベアラ再構成装置を提供し、装置は、
基地局によって送信された無線ベアラ再構成指示を受信するように構成された受信モジュールであって、無線ベアラ再構成指示が無線ベアラ識別子および対象構成パラメータを含み、無線ベアラ識別子が再構成される必要がある対象無線ベアラを示し、対象構成パラメータが再構成される必要がある対象無線ベアラの構成項目に対応する、受信モジュールと、
対象無線ベアラを解放するように構成された解放モジュールと、
対象構成パラメータに従って、対応する対象無線ベアラ上でシグナリングおよび/またはデータを送信するように構成された伝送モジュールと
を含む。
第9の態様の第1の可能な実装方式では、無線ベアラ再構成指示は完全構成識別子をさらに含み、
解放モジュールは、具体的に、完全構成識別子に従って対象無線ベアラを解放するように構成される。
第9の態様または第9の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第9の態様の第2の可能な実装方式では、
解放モジュールは、具体的に、対象無線ベアラのプロトコルエンティティを解放することにより、対象無線ベアラに対応する元の構成パラメータから、対象構成パラメータに対応する元の構成パラメータを消去するように構成され、
プロトコルエンティティは、パケットデータコンバージェンスプロトコルPDCPレイヤエンティティおよび/または無線リンク制御RLCレイヤエンティティを含む。
第9の態様の第2の可能な実装方式を参照して、第9の態様の第3の可能な実装方式では、解放モジュールは第1の消去ユニットおよび/または第2の消去ユニットを含み、
第1の消去ユニットは、対象構成パラメータが対象無線ベアラに対応するすべての項目の構成パラメータである場合、対象無線ベアラに対応するすべての項目の元の構成パラメータを消去するように構成され、
第2の消去ユニットは、対象構成パラメータが対象無線ベアラに対応するいくつかの項目の構成パラメータである場合、対象無線ベアラに対応する元の構成パラメータから、対象構成パラメータに対応するいくつかの項目の元の構成パラメータを消去し、いくつかの他の変更されていない項目の元の構成パラメータを残しておくように構成される。
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、または第9の態様の第3の可能な実装方式を参照して、第9の態様の第4の可能な実装方式では、装置は、
対象無線ベアラを解放する前に、対象無線ベアラのプロトコルエンティティを再確立して、一時的に完全に処理されていないデータパケットを処理するように構成された再確立モジュール
をさらに含み、
プロトコルエンティティは、PDCPレイヤエンティティおよび/またはRLCレイヤエンティティを含む。
第9の態様の第4の可能な実装方式を参照して、第9の態様の第5の可能な実装方式では、再確立モジュールは第1の配信ユニットおよび/または第2の配信ユニットを含み、
第1の配信ユニットは、対象無線ベアラのPDCPレイヤエンティティを使用することにより、PDCPレイヤの上位レイヤエンティティに、第1のあらかじめ決められた条件を満たすデータパケットを配信するように構成され、第1のあらかじめ決められた条件を満たすデータパケットは、PDCPレイヤエンティティにより上位レイヤエンティティに一時的に配信されず、連続するデータパケットシーケンス番号を有するデータパケットを指し、
第2の配信ユニットは、対象無線ベアラのRLCレイヤエンティティを使用することにより、PDCPレイヤエンティティに、第2のあらかじめ決められた条件を満たすデータパケットを配信するように構成され、第2のあらかじめ決められた条件を満たすデータパケットは、RLCレイヤエンティティによりPDCPレイヤエンティティに一時的に配信されず、RLCレイヤエンティティによって再構築される場合があるデータパケットを指す。
第9の態様の第4の可能な実装方式または第9の態様の第5の可能な実装方式を参照して、第9の態様の第6の可能な実装方式では、
再確立モジュールは、具体的に、無線ベアラ再構成指示内の完全構成識別子に従って対象無線ベアラのプロトコルエンティティを再確立するように構成されるか、または
無線ベアラ再構成指示が再確立識別子をさらに含み、再確立モジュールは、具体的に、再確立識別子に従って対象無線ベアラのプロトコルエンティティを再確立するように構成される。
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、または第9の態様の第6の可能な実装方式を参照して、第9の態様の第7の可能な実装方式では、伝送モジュールは第1の伝送ユニットおよび/または第2の伝送ユニットを含み、
第1の伝送ユニットは、対象構成パラメータが対象無線ベアラに対応するすべての項目の構成パラメータである場合、対象構成パラメータに従って、対応する対象無線ベアラ上でシグナリングおよび/またはデータを送信するように構成され、
第2の伝送ユニットは、対象構成パラメータが対象無線ベアラに対応するいくつかの項目の構成パラメータである場合、対象構成パラメータおよび対象無線ベアラに対応するいくつかの他の変更されていない項目の元の構成パラメータに従って、対応する対象無線ベアラ上でシグナリングおよび/またはデータを送信するように構成される。
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、または第9の態様の第7の可能な実装方式を参照して、第9の態様の第8の可能な実装方式では、
無線ベアラ再構成指示は、無線リソース制御RRC接続再構成メッセージであるか、または
無線ベアラ再構成指示は、制御プロトコルデータユニットPDUである。
第10の態様は、基地局内で使用される無線ベアラ再構成装置を提供し、装置は、
無線ベアラ再構成指示を作成するように構成された作成モジュールであって、無線ベアラ再構成指示が無線ベアラ識別子および対象構成パラメータを含み、無線ベアラ識別子が再構成される必要がある対象無線ベアラを示し、対象構成パラメータが再構成される必要がある対象無線ベアラの構成項目に対応する、作成モジュールと、
ユーザ機器UEに無線ベアラ再構成指示を送信するように構成された送信モジュールと
を含む。
第10の態様の第1の可能な実装方式では、作成モジュールは、
第1の無線ベアラ再構成指示を作成するように構成された第1の作成ユニットであって、第1の無線ベアラ再構成指示が、対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および対象無線ベアラに対応するすべての項目の再構成された構成パラメータを含む、第1の作成ユニット、ならびに/または
第2の無線ベアラ再構成指示を作成するように構成された第2の作成ユニットであって、第2の無線ベアラ再構成指示が、対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子、対象無線ベアラに対応するいくつかの項目の再構成された構成パラメータ、および対象無線ベアラに対応するいくつかの他の変更されていない項目の元の構成パラメータを含む、第2の作成ユニット、ならびに/または
第3の無線ベアラ再構成指示を作成するように構成された第3の作成ユニットであって、第3の無線ベアラ再構成指示が、対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および対象無線ベアラに対応するいくつかの項目の再構成された構成パラメータを含む、第3の作成ユニット
を含む。
第10の態様または第10の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第10の態様の第2の可能な実装方式では、
無線ベアラ再構成指示は、無線リソース制御RRC接続再構成メッセージであるか、または
無線ベアラ再構成指示は、制御プロトコルデータユニットPDUである。
第11の態様は、ユーザ機器UE内で使用される無線ベアラ確立装置を提供し、装置は、
基地局によって送信された構成メッセージを受信するように構成されたメッセージ受信モジュールであって、構成メッセージが第1の構成パラメータおよび第2の構成パラメータを含み、第1の構成パラメータが第1の状況報告禁止タイマの時間長情報を搬送し、第2の構成パラメータが第2の状況報告禁止タイマの時間長情報を搬送する、メッセージ受信モジュールと、
プリセットルールに従って、第1の構成パラメータおよび/または第2の構成パラメータを適用して第1の状況報告または第2の状況報告を送信すると決定するように構成されたパラメータ適用モジュールと
を含む。
第11の態様の第1の可能な実装方式では、第1の状況報告は、UEがあらかじめ定義されたデータパケットを正しく受信したことを示すために使用され、第2の状況報告は、再定義されたデータパケットのうちの少なくとも1つのデータパケットが正しく受信されなかったことを示すために使用され、
第1の禁止時間長は第2の禁止時間長よりも小さく、第1の禁止時間長は、第1の構成パラメータ内で搬送される第1の状況報告禁止タイマの時間長情報に対応する時間長に対応し、第2の禁止時間長は、第2の構成パラメータ内で搬送される第2の状況報告禁止タイマの時間長情報に対応する時間長に対応する。
第11の態様または第11の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第11の態様の第2の可能な実装方式では、パラメータ適用モジュールは、第1の判断ユニットと、第1の送信ユニットと、第1の設定ユニットとを含み、
第1の判断ユニットは、第1の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断するように構成され、第1の送信ユニットは、基地局に第1の状況報告を送信するように構成され、第1の設定ユニットは、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定するように構成されるか、または
パラメータ適用モジュールは、第2の判断ユニットと、第2の送信ユニットと、第2の設定ユニットとを含み、
第2の判断ユニットは、第2の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断するように構成され、第2の送信ユニットは、基地局に第2の状況報告を送信するように構成され、第2の設定ユニットは、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定するように構成される。
第11の態様または第11の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第11の態様の第3の可能な実装方式では、パラメータ適用モジュールは、第3の判断ユニットと、第3の送信ユニットと、第3の設定ユニットとを含み、
第3の判断ユニットは、第1の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断するように構成され、第3の送信ユニットは、基地局に第1の状況報告を送信するように構成され、第3の設定ユニットは、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定し、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定するように構成されるか、または
パラメータ適用モジュールは、第4の判断ユニットと、第4の送信ユニットと、第4の設定ユニットとを含み、
第4の判断ユニットは、第2の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断するように構成され、第4の送信ユニットは、基地局に第2の状況報告を送信するように構成され、第4の設定ユニットは、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定し、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定するように構成される。
第11の態様または第11の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第11の態様の第4の可能な実装方式では、パラメータ適用モジュールは、第5の判断ユニットと、第5の送信ユニットと、第5の設定ユニットとを含み、
第5の判断ユニットは、第1の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断するように構成され、第5の送信ユニットは、基地局に第1の状況報告を送信するように構成され、第5の設定ユニットは、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定するように構成されるか、または
パラメータ適用モジュールは、第6の判断ユニットと、第6の送信ユニットと、第6の設定ユニットとを含み、
第6の判断ユニットは、第1の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止し、第2の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断するように構成され、第6の送信ユニットは、基地局に第2の状況報告を送信するように構成され、第6の設定ユニットは、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定し、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定するように構成される。
第12の態様は、基地局内で使用される無線ベアラ確立装置を提供し、装置は、
構成メッセージを作成するように構成されたメッセージ作成モジュールであって、構成メッセージが第1の構成パラメータおよび第2の構成パラメータを含み、第1の構成パラメータが第1の状況報告禁止タイマの時間長情報を搬送し、第2の構成パラメータが第2の状況報告禁止タイマの時間長情報を搬送する、メッセージ作成モジュールと、
ユーザ機器UEに構成メッセージを送信するように構成されたメッセージ送信モジュールと
を含む。
第12の態様の第1の可能な実装方式では、第1の禁止時間長は第2の禁止時間長よりも小さく、第1の禁止時間長は、第1の構成パラメータ内で搬送される第1の状況報告禁止タイマの時間長情報に対応する時間長に対応し、第2の禁止時間長は、第2の構成パラメータ内で搬送される第2の状況報告禁止タイマの時間長情報に対応する時間長に対応する。
本発明の実施形態において提供される技術的解決策の有益な効果は、以下を含む。
無線ベアラ再構成指示は、再構成される必要がある対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および対象構成パラメータを含むが、再構成される必要がない別の無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および元の構成パラメータを含まない。したがって、関連技術においてUEと基地局との間に確立されたRBの再構成中に過剰なシグナリングリソースを使用する問題が解決される。使用されるシグナリングリソースが減少し、シグナリングオーバーヘッドが低減される。
加えて、再構成のプロセスにおいて、UEは、再構成される必要がある対象無線ベアラのみを解放するが、再構成される必要がない別の無線ベアラを解放しないので、RBまたはいくつかのRBの再構成中に、別のRBの通常動作は影響を受けず、同時に、UEの動作を減らす効果がさらに実現される場合がある。
本発明の実施形態における技術的解決策をより明確に記載するために、以下で、実施形態を記載するために必要とされる添付図面を簡単に記載する。明らかに、以下の説明における添付図面は本発明のいくつかの実施形態を示すにすぎず、当業者は、創造的な努力なしに、これらの添付図面から他の図面をさらに導出することができる。
本発明の実施形態において使用される実装環境の概略構造図である。 本発明の一実施形態による、無線ベアラ再構成方法の方法フローチャートである。 本発明の別の実施形態による、無線ベアラ再構成方法の方法フローチャートである。 本発明の一実施形態による、無線ベアラ再構成装置の構造ブロック図である。 本発明の別の実施形態による、無線ベアラ再構成装置の構造ブロック図である。 本発明の別の実施形態による、無線ベアラ再構成装置の構造ブロック図である。 本発明の別の実施形態による、無線ベアラ再構成装置の構造ブロック図である。 本発明の一実施形態による、ユーザ機器UEの構造ブロック図である。 本発明の一実施形態による、基地局の構造ブロック図である。 本発明の一実施形態による、無線ベアラ確立方法の方法フローチャートである。 本発明の別の実施形態による、無線ベアラ確立方法の方法フローチャートである。 本発明の一実施形態による、無線ベアラ確立装置の構造ブロック図である。 本発明の別の実施形態による、無線ベアラ確立装置の構造ブロック図である。 本発明の別の実施形態による、無線ベアラ確立装置内で使用されるパラメータ適用モジュール1220の構造ブロック図である。 本発明の別の実施形態による、無線ベアラ確立装置内で使用される別のパラメータ適用モジュール1220の構造ブロック図である。 本発明の別の実施形態による、無線ベアラ確立装置内で使用される別のパラメータ適用モジュール1220の構造ブロック図である。 本発明の別の実施形態による、無線ベアラ確立装置の構造ブロック図である。 本発明の別の実施形態による、無線ベアラ確立装置の構造ブロック図である。 本発明の別の実施形態による、ユーザ機器UEの構造ブロック図である。 本発明の別の実施形態による、ユーザ機器UEの構造ブロック図である。 本発明の別の実施形態による、基地局の構造ブロック図である。 本発明の別の実施形態による、基地局の構造ブロック図である。
本発明の目的、技術的解決策、および利点をより明確にするために、以下で、添付図面を参照して、詳細に本発明の実施形態をさらに記載する。
図1を参照すると、図1は、本発明の実施形態において使用される実装環境の概略構造図である。実装環境は、UE110と基地局120とを含む場合がある。
UE110は、携帯電話、タブレットコンピュータ、電子ブックリーダ−、携帯情報端末(英語:Personal Digital Assistant;略してPDA)、ラップトップポータブルコンピュータ、デスクトップコンピュータ、スマートテレビなどであり得る。
UE110および基地局120は、エアインターフェース(英語:Air Interface;略してAI)を使用することによって接続される場合がある。たとえば、UE110および基地局120は、無線インターフェースUuインターフェースを使用することによって接続される。
基地局120は、ロングタームエボリューション(英語:Long Term Evolution;略してLTE)システムもしくはLTE−A(英語:LTE−Advanced)システムにおける発展型基地局(英語:Evolved Node Base station;略してeNB)であり得るか、または別の通信システムにおける基地局であり得る。
UE110および基地局120は、制御プレーンシグナリングおよび/またはユーザプレーンデータの伝送を実施するために、RRCを確立することによって接続される。具体的には、制御プレーンシグナリングの伝送を実施するために、UE110と基地局120との間にSRB1および/またはSRB2が確立される場合があり、ユーザプレーンデータの伝送を実施するために、UE110と基地局120との間に少なくとも1つのDRBがさらに確立される場合がある。加えて、RRC接続を確立するプロセスは、当業者によって容易に考えられる内容であり、詳細は本明細書では記載されない。
図2を参照すると、図2は、本発明の一実施形態において提供される無線ベアラ再構成方法の方法フローチャートである。この実施形態は、無線ベアラ再構成方法が図1に示された実装環境に適用される例を使用することによって記載される。無線ベアラ再構成方法は、以下のステップを含む場合がある。
ステップ202:基地局が無線ベアラ再構成指示を作成し、無線ベアラ再構成指示は無線ベアラ識別子および対象構成パラメータを含み、無線ベアラ識別子は再構成される必要がある対象無線ベアラを示し、対象構成パラメータは再構成される必要がある対象無線ベアラの構成項目に対応する。
基地局が無線ベアラ再構成指示を作成するとき、再構成される必要がある対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子(英語:Radio Bearer Identifier、略してRB ID)および対象構成パラメータは、無線ベアラ再構成指示内に構成される。すなわち、無線ベアラ再構成指示は、再構成される必要がない別の無線ベアラに対応するRB IDおよび元の構成パラメータを含まない。対象無線ベアラは、通常、1つまたは複数のDRBを含むが、それらに限定されず、対象無線ベアラは、SRB1および/またはSRB2を含む場合がある。
たとえば、4つのRB、すなわち、SRB1、DRB1、DRB2、およびDRB3が、UEと基地局との間に確立される。DRB1が再構成される必要がある場合、基地局は、DRB1に対応するRB IDおよびDRB1の構成項目に対応する構成パラメータを搬送する無線ベアラ再構成指示を作成する。
加えて、対象無線ベアラを再構成するとき、基地局は、対象無線ベアラに対応する以下の構成パラメータ:少なくとも1つのパケットデータコンバージェンスプロトコル(英語:Packet Data Convergence Protocol;略してPDCP)レイヤパラメータ、少なくとも1つの無線リンク制御(英語:Radio Link Control;略してRLC)レイヤパラメータ、および少なくとも1つのセキュリティパラメータのうちの少なくとも1つを再構成する場合がある。
ステップ204:基地局がUEに無線ベアラ再構成指示を送信する。
無線ベアラ再構成指示に含まれるパラメータは、バックグラウンドで使用されるRRC接続再構成メッセージに含まれるパラメータよりも少なく、すなわち、再構成される必要がない別の無線ベアラに対応するRB IDおよび元の構成パラメータが減らされる。したがって、UEと基地局との間の無線ベアラ再構成指示の伝送中に使用するシグナリングリソースが減少し、その結果、シグナリングオーバーヘッドを低減する目的が達成される。
それに対応して、UEは基地局によって送信された無線ベアラ再構成指示を受信する。
ステップ206:UEが対象無線ベアラを解放する。
UEは、無線ベアラ再構成指示に含まれる無線ベアラ識別子の指示に従って、無線ベアラ識別子に対応する対象無線ベアラを解放する。
この実施形態では、UEは、再構成される必要がある対象無線ベアラのみを解放するが、再構成される必要がない別の無線ベアラを解放しないので、RBまたはいくつかのRBの再構成中に、別のRBの通常動作は影響を受けず、同時に、UEの動作を減らす効果がさらに実現される場合がある。
たとえば、前述の4つのRBがさらに使用される。DRB1が再構成される必要がある場合、UEはDRB1のみを解放するが、SRB1、DRB2、およびDRB3を解放する必要がない。
ステップ208:UEが、対象構成パラメータに従って、対応する対象無線ベアラ上でシグナリングおよび/またはデータを送信する。
前述のステップ202およびステップ204は、基地局の側の無線ベアラ再構成方法として分かれて実装される場合があり、前述のステップ204からステップ208は、UEの側の無線ベアラ再構成方法として分かれて実装される場合があることに留意されたい。
結論として、この実施形態において提供される無線ベアラ再構成方法では、無線ベアラ再構成指示は、再構成される必要がある対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および対象構成パラメータを含むが、再構成される必要がない別の無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および元の構成パラメータを含まない。したがって、関連技術においてUEと基地局との間に確立されたRBの再構成中に過剰なシグナリングリソースを使用する問題が解決される。使用されるシグナリングリソースが減少し、シグナリングオーバーヘッドが低減される。
加えて、再構成のプロセスにおいて、UEは、再構成される必要がある対象無線ベアラのみを解放するが、再構成される必要がない別の無線ベアラを解放しないので、RBまたはいくつかのRBの再構成中に、別のRBの通常動作は影響を受けず、同時に、UEの動作を減らす効果がさらに実現される場合がある。
図3を参照すると、図3は、本発明の別の実施形態において提供される無線ベアラ再構成方法の方法フローチャートである。この実施形態は、無線ベアラ再構成方法が図1に示された実装環境に適用される例を使用することによって記載される。無線ベアラ再構成方法は、以下のステップを含む場合がある。
ステップ301:基地局が無線ベアラ再構成指示を作成する。
無線ベアラ再構成指示は無線ベアラ識別子および対象構成パラメータを含み、無線ベアラ識別子は再構成される必要がある対象無線ベアラを示し、対象構成パラメータは再構成される必要がある対象無線ベアラの構成項目に対応する。
基地局が無線ベアラ再構成指示を作成するとき、再構成される必要がある対象無線ベアラに対応するRB IDおよび対象構成パラメータは、無線ベアラ再構成指示内に構成される。すなわち、無線ベアラ再構成指示は、再構成される必要がない別の無線ベアラに対応するRB IDおよび元の構成パラメータを含まない。対象無線ベアラは、通常、1つまたは複数のDRBを含むが、それらに限定されず、対象無線ベアラは、SRB1および/またはSRB2を含む場合がある。
たとえば、4つのRB、すなわち、SRB1、DRB1、DRB2、およびDRB3が、UEと基地局との間に確立される。DRB1が再構成される必要がある場合、基地局は、DRB1に対応するRB IDおよびDRB1の構成項目に対応する構成パラメータを搬送する無線ベアラ再構成指示を作成する。
加えて、対象無線ベアラを再構成するとき、基地局は、対象無線ベアラに対応する以下の構成パラメータ:少なくとも1つのPDCPレイヤパラメータ、少なくとも1つのPLCレイヤパラメータ、および少なくとも1つのセキュリティパラメータのうちの少なくとも1つを再構成する場合がある。
PDCPレイヤパラメータは、限定はしないが、以下のパラメータ:廃棄タイマ、ヘッダ圧縮情報、PDCP状況報告を送信するべきかどうかを示すために使用される指示情報(このパラメータはRLC AMモードの場合に使用される)、およびPDCPシリアル番号(英語:Serial Number;略してSN)の長さ情報(このパラメータはRLC UMモードの場合に使用される)のうちの少なくとも1つを含む。
RLC AMモードの場合、RLCレイヤパラメータは、アップリンクRLC AM構成パラメータおよび/またはダウンリンクRLC AM構成パラメータを含む。アップリンクRLC AM構成パラメータは、限定はしないが、以下のパラメータ:ポーリング再送タイマ、ポーリングPDU(英語:Protocol Data Unit;日本語:プロトコルデータユニット)、ポーリングバイト、最大再送時間、および拡張長さ指示フィールドのうちの少なくとも1つを含む。ダウンリンクRLC AM構成パラメータは、限定はしないが、以下のパラメータ:並べ直しタイマ、状況報告禁止タイマ、および拡張長さ指示フィールドのうちの少なくとも1つを含む。
RLC UMモードの場合、RLCレイヤ構成パラメータは、アップリンクRLC UM構成パラメータおよび/またはダウンリンクRLC UM構成パラメータを含む。アップリンクRLC UM構成パラメータは、限定はしないが、シリアル番号長を含む。ダウンリンクRLC UM構成パラメータは、限定はしないが、以下のパラメータ:シリアル番号長および並べ直しタイマのうちの少なくとも1つを含む。
セキュリティパラメータは、限定はしないが、以下のパラメータ:暗号化アルゴリズム、暗号化アルゴリズムに対応する鍵(英語:Key)、完全性保護アルゴリズム、完全性保護アルゴリズムに対応する鍵のうちの少なくとも1つを含む。
前述の構成パラメータは例にすぎないことに留意されたい。より多くのサービスシナリオおよびサービス要件が現れるにつれて、より多くの構成パラメータが拡大される場合がある。このことはこの実施形態において限定されない。加えて、別の異なる分割方式では、セキュリティパラメータはPDCPレイヤパラメータに含まれる場合がある。このこともこの実施形態において限定されない。
場合によっては、対象無線ベアラに対応する媒体アクセス制御(英語:Media Access Control;略してMAC)レイヤパラメータが再構成される必要があるとき、無線ベアラ再構成指示は、再構成されたMACレイヤパラメータをさらに含む場合がある。対象無線ベアラに対応する物理(英語:physical;略してPHY)レイヤパラメータが再構成される必要があるとき、無線ベアラ再構成指示は、再構成されたPHYレイヤパラメータをさらに含む場合がある。
場合によっては、無線ベアラ再構成指示は、完全構成識別子をさらに含む場合がある。完全構成識別子は、対象無線ベアラのプロトコルエンティティを解放および/または再確立するようにUEに命令するために使用される。たとえば、完全構成識別子はFull Config識別子であり得る。場合によっては、無線ベアラ再構成指示は、再確立識別子をさらに含む場合がある。再確立識別子は、対象無線ベアラのプロトコルエンティティを再確立するようにUEに命令するために使用される。
加えて、このステップは、以下のいくつかの可能な実装方式を含む場合がある。
1.基地局が第1の無線ベアラ再構成指示を作成し、第1の無線ベアラ再構成指示は、対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および対象無線ベアラに対応するすべての項目の再構成された構成パラメータを含む。
たとえば、対象無線ベアラに対応するすべての項目の元の構成パラメータは、A1、B1、およびC1である。3つの項目の元の構成パラメータすべてが再構成される必要があるとき、再構成された構成パラメータが順番にA2、B2、およびC2であると仮定すると、第1の無線ベアラ再構成指示は、対象無線ベアラに対応するRB ID、ならびにA2、B2、およびC2を含む。
2.基地局が第2の無線ベアラ再構成指示を作成し、第2の無線ベアラ再構成指示は、対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子、対象無線ベアラに対応するいくつかの項目の再構成された構成パラメータ、および対象無線ベアラに対応するいくつかの他の変更されていない項目の元の構成パラメータを含む。
たとえば、対象無線ベアラに対応するすべての項目の元の構成パラメータは、A1、B1、およびC1である。第1の元の構成パラメータA1のみが再構成される必要があるとき、再構成された構成パラメータがA2であると仮定すると、第2の無線ベアラ再構成指示は、対象無線ベアラに対応するRB ID、ならびにA2、B1、およびC1を含む。
3.基地局が第3の無線ベアラ再構成指示を作成し、第3の無線ベアラ再構成指示は、対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および対象無線ベアラに対応するいくつかの項目の再構成された構成パラメータを含む。
たとえば、対象無線ベアラに対応するすべての項目の元の構成パラメータは、A1、B1、およびC1である。第1の元の構成パラメータA1のみが再構成される必要があるとき、再構成された構成パラメータがA2であると仮定すると、第3の無線ベアラ再構成指示は、対象無線ベアラに対応するRB IDおよびA2を含む。
前述の第3の可能な実装方式は、第2の可能な実装方式が低減することができるよりも多くのシグナリングオーバーヘッドを低減することができる。
加えて、無線ベアラ再構成指示はRRC接続再構成メッセージであり得る。代替として、無線ベアラ再構成指示は制御PDUであり得る。無線ベアラ再構成指示が制御PDUであるとき、基地局は、対象無線ベアラのPDCPレイヤエンティティを使用することにより第1の制御PDUを作成し、かつ/または対象無線ベアラのRLCレイヤエンティティを使用することにより第2の制御PDUを作成することができる。第1の制御PDUは、再構成されたPDCPレイヤパラメータ、再構成されたRLCレイヤパラメータ、または再構成されたセキュリティパラメータのうちの少なくとも1つを含む場合がある。第2の制御PDUは、再構成されたPDCPレイヤパラメータ、再構成されたRLCレイヤパラメータ、または再構成されたセキュリティパラメータのうちの少なくとも1つを含む場合がある。対象無線ベアラのRRCレイヤエンティは、前述の再構成された構成パラメータを決定し、PDCPレイヤエンティティおよび/またはRLCレイヤエンティティに前述の再構成された構成パラメータを供給することができる。
可能な実装方式では、対象無線ベアラのPDCPレイヤエンティティは、再構成されたPDCPレイヤパラメータおよび再構成されたRLCレイヤパラメータを含む第1の制御PDUを作成し、PDCPレイヤエンティティは、RLCレイヤエンティティに第1の制御PDUを送信し、RLCレイヤエンティティは、再構成されたRLCレイヤパラメータを含む第2の制御PDUを作成する。第2の制御PDUに含まれる再構成されたRLCレイヤパラメータは、第1の制御PDUの多重化を使用することにより、RLCレイヤエンティティによって取得される場合がある。
ステップ302:基地局がUEに無線ベアラ再構成指示を送信する。
無線ベアラ再構成指示がRRC接続再構成メッセージであるとき、基地局は、RRCメッセージの形態でUEに無線ベアラ再構成指示を送信する。無線ベアラ再構成指示が制御PDUであるとき、基地局は、帯域内情報の形態でUEに無線ベアラ再構成指示を送信する。
無線ベアラ再構成指示が送信される形態にかかわらず、無線ベアラ再構成指示に含まれるパラメータは、バックグラウンドで使用されるRRC接続再構成メッセージに含まれるパラメータよりも少なく、すなわち、再構成される必要がない別の無線ベアラに対応するRB IDおよび元の構成パラメータが減らされる。したがって、UEと基地局との間の無線ベアラ再構成指示の伝送中に使用するシグナリングリソースが減少し、その結果、シグナリングオーバーヘッドを低減する目的が達成される。
それに対応して、UEは基地局によって送信された無線ベアラ再構成指示を受信する。
ステップ303:UEが対象無線ベアラを解放する。
UEは、無線ベアラ再構成指示に含まれる無線ベアラ識別子の指示に従って、無線ベアラ識別子に対応する対象無線ベアラを解放する。
この実施形態では、UEは、再構成される必要がある対象無線ベアラのみを解放するが、再構成される必要がない別の無線ベアラを解放しないので、RBまたはいくつかのRBの再構成中に、別のRBの通常動作は影響を受けず、同時に、UEの動作を減らす効果がさらに実現される場合がある。
たとえば、前述の4つのRBがさらに使用される。DRB1が再構成される必要がある場合、UEはDRB1のみを解放するが、SRB1、DRB2、およびDRB3を解放する必要がない。
具体的には、このステップは、UEにより、対象無線ベアラのプロトコルエンティティを解放することにより、対象無線ベアラに対応する元の構成パラメータから、対象構成パラメータに対応する元の構成パラメータを消去することを含む。
プロトコルエンティティは、PDCPレイヤエンティティおよび/またはRLCレイヤエンティティを含む。具体的には、対象構成パラメータが少なくとも1つの再構成されたPDCPレイヤパラメータを含む場合、UEは、対象無線ベアラのPDCPレイヤエンティティを解放することにより、対象無線ベアラに対応する元のPDCPレイヤパラメータから、再構成されたPDCPレイヤパラメータに対応する元の構成パラメータを消去する。たとえば、対象構成パラメータが再構成された廃棄タイマを含む場合、UEは、対象無線ベアラのPDCPレイヤエンティティを解放することにより、対象無線ベアラに対応する元のPDCPレイヤパラメータから、元の廃棄タイマを消去する。同様に、対象構成パラメータが少なくとも1つの再構成されたRLCレイヤパラメータを含む場合、UEは、対象無線ベアラのRLCレイヤエンティティを解放することにより、対象無線ベアラに対応する元のRLCレイヤパラメータから、再構成されたRLCレイヤパラメータに対応する元の構成パラメータを消去する。
加えて、このステップは、以下の2つの可能な実装方式を含む場合がある。
1.対象構成パラメータが対象無線ベアラに対応するすべての項目の構成パラメータである場合、UEが、対象無線ベアラに対応するすべての項目の元の構成パラメータを消去する。
たとえば、対象無線ベアラに対応するすべての項目の元の構成パラメータは、A1、B1、およびC1である。基地局は、3つの項目すべての元の構成パラメータを再構成する。再構成された構成パラメータが順番にA2、B2、およびC2であると仮定すると、UEはA1、B1、およびC1を消去する。
2.対象構成パラメータが対象無線ベアラに対応するいくつかの項目の構成パラメータである場合、UEが、対象無線ベアラに対応する元の構成パラメータから、対象構成パラメータに対応するいくつかの項目の元の構成パラメータを消去し、いくつかの他の変更されていない項目の元の構成パラメータを残しておく。
たとえば、対象無線ベアラに対応するすべての項目の元の構成パラメータは、A1、B1、およびC1である。基地局は、第1の元の構成パラメータA1のみを再構成する。再構成された構成パラメータがA2であると仮定すると、UEはA1を消去し、B1およびC1を残しておく。
この実施形態では、UEは、対象無線ベアラに対応する元の構成パラメータから、対象構成パラメータに対応する元の構成パラメータを消去し、その結果、UEおよび基地局がシグナリングおよび/またはデータを送信するときにUEおよび基地局によって使用される構成パラメータが同期していないためにデータの読取りに失敗することなどの問題を回避することができる。
加えて、実際の適用例では、UEが前述のステップ303を実施するべきかどうかを判定することを可能にするために、異なる方式が使用される場合がある。
可能な実装方式では、UEは、プロトコル規定に従って、デフォルトでステップ303を実行するか、またはデフォルトでステップ303の実行を省略する場合がある。
別の可能な実装方式では、基地局によりUEに送信される無線ベアラ再構成指示は、完全構成識別子(Full Config識別子)をさらに含む場合がある。Full Config識別子は、対象無線ベアラを解放するようにUEに命令するために使用される。それに対応して、基地局によって送信された無線ベアラ再構成指示を受信した後、UEは、Full Config識別子に従って対象無線ベアラを解放する。
UEは、再構成される必要がある対象無線ベアラのプロトコルエンティティのみを解放する、すなわち、UEは、再構成される必要がある対象無線ベアラに対応するすべてまたはいくつかの項目の元の構成パラメータのみを消去するが、再構成される必要がない別の無線ベアラのプロトコルエンティティを解放しないので、RBの再構成中に、別のRBの通常動作は影響を受けず、同時に、UEの動作を減らす効果がさらに実現される場合がある。
場合によっては、前述のステップ303の前に、UEは以下のステップをさらに実施する場合がある。
UEは、対象無線ベアラのプロトコルエンティティを再確立して、一時的に完全に処理されていないデータパケットを処理する。プロトコルエンティティは、PDCPレイヤエンティティおよび/またはRLCレイヤエンティティを含む。具体的には、このステップは、以下のいくつかの可能な実装方式のうちの1つまたは複数を含む場合がある。
1.UEが、対象無線ベアラのPDCPレイヤエンティティを使用することにより、PDCPレイヤの上位レイヤエンティティに、第1のあらかじめ決められた条件を満たすデータパケットを配信する。
第1のあらかじめ決められた条件を満たすデータパケットは、PDCPレイヤエンティティにより上位レイヤエンティティに一時的に配信されず、連続するデータパケットシーケンス番号を有するデータパケットを指す。
2.UEが、対象無線ベアラのRLCレイヤエンティティを使用することにより、PDCPレイヤエンティティに、第2のあらかじめ決められた条件を満たすデータパケットを配信する。
第2のあらかじめ決められた条件を満たすデータパケットは、RLCレイヤエンティティによりPDCPレイヤエンティティに一時的に配信されず、RLCレイヤエンティティによって再構築(英語:reassemble)されていない場合があるデータパケットを指す。
3.UEが、対象無線ベアラのRLCレイヤエンティティを使用することにより、再構築され、PDCPレイヤエンティティに配信されていないデータパケットを廃棄する。
4.UEが、対象無線ベアラのRLCレイヤエンティティを使用することにより、送信端データを廃棄する。
前述の送信端データは、RLC SDU(英語:Service Data Unit;日本語:サービスデータユニット)および/またはRLC PDUであり得る。
5.UEが、対象無線ベアラに対応するすべてのタイマを停止し、リセットする。
6.UEが、対象無線ベアラに対応するすべての状態変数をリセットし、状態変数は、データパケットの受信および送信を維持するために使用される。
対象無線ベアラを解放する前に、UEは、対象無線ベアラのプロトコルエンティティを再確立することにより、一時的に完全に処理されていないデータパケットを処理し、その結果、データパケット損失を回避または低減することができる。
場合によっては、対象構成パラメータがアップリンク伝送関連パラメータのみを含むとき、ダウンリンク伝送の通常動作が影響を受けることを防止し、UEの動作を簡略化するために、UEは、アップリンク伝送の機能を実装するために使用されるプロトコルエンティティのみに対して、前述の再確立動作を実施する場合がある。元の動作を実施し続けるために、元の構成パラメータは、ダウンリンク伝送の機能を実装するために使用されるプロトコルエンティティに適用され続ける。同様に、対象構成パラメータがダウンリンク伝送関連パラメータのみを含むとき、アップリンク伝送の通常動作が影響を受けることを防止し、UEの動作を簡略化するために、UEは、ダウンリンク伝送の機能を実装するために使用されるプロトコルエンティティのみに対して、前述の再確立動作を実施する場合がある。元の動作を実施し続けるために、元の構成パラメータは、アップリンク伝送の機能を実装するために使用されるプロトコルエンティティに適用され続ける。
場合によっては、対象構成パラメータが再構成されたセキュリティパラメータを含むとき、UEが前述の再確立動作を実施するとき、かつUEが前述の再確立動作を実施した後、データパケットに対して暗号化プロセスおよび/または完全性保護を実施するために、再構成されたセキュリティパラメータが適用される。対象構成パラメータが再構成されたセキュリティパラメータを含まないとき、UEが前述の再確立動作を実施するとき、かつUEが前述の再確立動作を実施した後、データパケットに対して暗号化プロセスおよび/または完全性保護を実施するために、元のセキュリティパラメータが適用される。
加えて、実際の適用例では、UEが前述の再確立動作を実施するべきかどうかを判定することを可能にするために、異なる方式が使用される場合がある。
可能な実装方式では、UEは、プロトコル規定に従って、デフォルトで実行を実施するか、またはデフォルトで実行を省略する場合がある。
別の可能な実装方式では、基地局によりUEに送信される無線ベアラ再構成指示は、完全構成識別子(Full Config識別子)をさらに含む場合があり、Full Config識別子は、対象無線ベアラのプロトコルエンティティを再確立するようにUEに命令するために使用される。それに対応して、基地局によって送信された無線ベアラ再構成指示を受信した後、UEは、Full Config識別子に従って対象無線ベアラのプロトコルエンティティを再確立する。
別の可能な実装方式では、基地局によりUEに送信される無線ベアラ再構成指示は、再確立識別子をさらに含む場合がある。再確立識別子は、対象無線ベアラのプロトコルエンティティを再確立するようにUEに命令するために使用される。それに対応して、基地局によって送信された無線ベアラ再構成指示を受信した後、UEは、再確立識別子に従って対象無線ベアラのプロトコルエンティティを再確立する。
ステップ304:UEが、対象構成パラメータに従って、対応する対象無線ベアラ上でシグナリングおよび/またはデータを送信する。
このステップは、以下の2つの可能な実装方式を含む場合がある。
1.対象構成パラメータが対象無線ベアラに対応するすべての項目の構成パラメータである場合、UEが、対象構成パラメータに従って、対応する対象無線ベアラ上でシグナリングおよび/またはデータを送信する。
たとえば、対象無線ベアラに対応するすべての項目の元の構成パラメータは、A1、B1、およびC1である。基地局は、3つの項目すべての元の構成パラメータを再構成する。再構成された構成パラメータが順番にA2、B2、およびC2であると仮定すると、UEは、A2、B2、およびC2に従って、対象無線ベアラ上でシグナリングおよび/またはデータを送信する。
2.対象構成パラメータが対象無線ベアラに対応するいくつかの項目の構成パラメータである場合、UEが、対象構成パラメータおよび対象無線ベアラに対応するいくつかの他の変更されていない項目の元の構成パラメータに従って、対応する対象無線ベアラ上でシグナリングおよび/またはデータを送信する。
たとえば、対象無線ベアラに対応するすべての項目の元の構成パラメータは、A1、B1、およびC1である。基地局は、第1の元の構成パラメータA1のみを再構成する。再構成された構成パラメータがA2であると仮定すると、UEは、A2、B1、およびC1に従って、対象無線ベアラ上でシグナリングおよび/またはデータを送信する。
場合によっては、対象無線ベアラの再構成を完了した後、UEは、基地局に再構成完了応答を送信する場合がある。無線ベアラ再構成指示の2つの異なる実装形式に対応して、UEは、RRCメッセージの形態または帯域内情報の形態で、基地局に再構成完了応答をフィードバックする場合がある。
前述のステップ301およびステップ302は、基地局の側の無線ベアラ再構成方法として分かれて実装される場合があり、前述のステップ302からステップ304は、UEの側の無線ベアラ再構成方法として分かれて実装される場合があることに留意されたい。
結論として、この実施形態において提供される無線ベアラ再構成方法では、無線ベアラ再構成指示は、再構成される必要がある対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および対象構成パラメータを含むが、再構成される必要がない別の無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および元の構成パラメータを含まない。したがって、関連技術においてUEと基地局との間に確立されたRBの再構成中に過剰なシグナリングリソースを使用する問題が解決される。使用されるシグナリングリソースが減少し、シグナリングオーバーヘッドが低減される。
加えて、再構成のプロセスにおいて、UEは、再構成される必要がある対象無線ベアラのみを解放するが、再構成される必要がない別の無線ベアラを解放しないので、RBまたはいくつかのRBの再構成中に、別のRBの通常動作は影響を受けず、同時に、UEの動作を減らす効果がさらに実現される場合がある。
加えて、UEは、対象無線ベアラに対応する元の構成パラメータから、対象構成パラメータに対応する元の構成パラメータを消去し、その結果、UEおよび基地局がシグナリングおよび/またはデータを送信するときにUEおよび基地局によって使用される構成パラメータが同期していないためにデータの読取りに失敗することなどの問題を回避することができる。
加えて、対象無線ベアラのプロトコルエンティティを解放する前に、UEは、対象無線ベアラのプロトコルエンティティを再確立することにより、一時的に完全に処理されていないデータパケットをさらに処理し、その結果、データパケット損失を回避または低減することができる。
前述の方法実施形態に対応する装置実施形態が下記に提供される。装置実施形態では開示されていない詳細については、前述の方法実施形態に対して参照が行われてもよい。
図4を参照すると、図4は、本発明の一実施形態において提供される無線ベアラ再構成装置の構造ブロック図である。無線ベアラ再構成装置は、ソフトウェア、ハードウェア、またはソフトウェアとハードウェアの組合せを使用することにより、図1に示された実装環境内のUEの一部またはUE全体として実装される場合がある。無線ベアラ再構成装置は、受信モジュール410と、解放モジュール420と、伝送モジュール430とを含む場合がある。
受信モジュール410は、基地局によって送信された無線ベアラ再構成指示を受信するように構成され、無線ベアラ再構成指示は無線ベアラ識別子および対象構成パラメータを含み、無線ベアラ識別子は再構成される必要がある対象無線ベアラを示し、対象構成パラメータは再構成される必要がある対象無線ベアラの構成項目に対応する。
解放モジュール420は、対象無線ベアラを解放するように構成される。
伝送モジュール430は、対象構成パラメータに従って、対応する対象無線ベアラ上でシグナリングおよび/またはデータを送信するように構成される。
結論として、この実施形態において提供される無線ベアラ再構成装置の場合、無線ベアラ再構成指示は、再構成される必要がある対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および対象構成パラメータを含むが、再構成される必要がない別の無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および元の構成パラメータを含まない。したがって、関連技術においてUEと基地局との間に確立されたRBの再構成中に過剰なシグナリングリソースを使用する問題が解決される。使用されるシグナリングリソースが減少し、シグナリングオーバーヘッドが低減される。
加えて、再構成のプロセスにおいて、UEは、再構成される必要がある対象無線ベアラのみを解放するが、再構成される必要がない別の無線ベアラを解放しないので、RBまたはいくつかのRBの再構成中に、別のRBの通常動作は影響を受けず、同時に、UEの動作を減らす効果がさらに実現される場合がある。
図5を参照すると、図5は、本発明の別の実施形態において提供される無線ベアラ再構成装置の構造ブロック図である。無線ベアラ再構成装置は、ソフトウェア、ハードウェア、またはソフトウェアとハードウェアの組合せを使用することにより、図1に示された実装環境内のUEの一部またはUE全体として実装される場合がある。無線ベアラ再構成装置は、受信モジュール410と、解放モジュール420と、伝送モジュール430とを含む場合がある。
受信モジュール410は、基地局によって送信された無線ベアラ再構成指示を受信するように構成され、無線ベアラ再構成指示は無線ベアラ識別子および対象構成パラメータを含み、無線ベアラ識別子は再構成される必要がある対象無線ベアラを示し、対象構成パラメータは再構成される必要がある対象無線ベアラの構成項目に対応する。
解放モジュール420は、対象無線ベアラを解放するように構成される。
伝送モジュール430は、対象構成パラメータに従って、対応する対象無線ベアラ上でシグナリングおよび/またはデータを送信するように構成される。
場合によっては、無線ベアラ再構成指示は完全構成識別子をさらに含み、
解放モジュール420は、具体的に、完全構成識別子に従って対象無線ベアラを解放するように構成される。
場合によっては、解放モジュール420は、具体的に、対象無線ベアラのプロトコルエンティティを解放することにより、対象無線ベアラに対応する元の構成パラメータから、対象構成パラメータに対応する元の構成パラメータを消去するように構成される。
プロトコルエンティティは、パケットデータコンバージェンスプロトコルPDCPレイヤエンティティおよび/または無線リンク制御RLCレイヤエンティティを含む。
可能な実装方式では、解放モジュール420は、第1の消去ユニット420aおよび/または第2の消去ユニット420bを含む。
第1の消去ユニット420aは、対象構成パラメータが対象無線ベアラに対応するすべての項目の構成パラメータである場合、対象無線ベアラに対応するすべての項目の元の構成パラメータを消去するように構成される。
第2の消去ユニット420bは、対象構成パラメータが対象無線ベアラに対応するいくつかの項目の構成パラメータである場合、対象無線ベアラに対応する元の構成パラメータから、対象構成パラメータに対応するいくつかの項目の元の構成パラメータを消去し、いくつかの他の変更されていない項目の元の構成パラメータを残しておくように構成される。
場合によっては、装置は、再確立モジュール412をさらに含む。
再確立モジュール412は、対象無線ベアラを解放する前に、対象無線ベアラのプロトコルエンティティを再確立して、一時的に完全に処理されていないデータパケットを処理するように構成される。
プロトコルエンティティは、PDCPレイヤエンティティおよび/またはRLCレイヤエンティティを含む。
可能な実装方式では、再確立モジュール412は、第1の配信ユニット412aおよび/または第2の配信ユニット412bを含む。
第1の配信ユニット412aは、対象無線ベアラのPDCPレイヤエンティティを使用することによりPDCPレイヤの上位レイヤエンティティに、第1のあらかじめ決められた条件を満たすデータパケットを配信するように構成され、第1のあらかじめ決められた条件を満たすデータパケットは、PDCPレイヤエンティティにより上位レイヤエンティティに一時的に配信されず、連続するデータパケットシーケンス番号を有するデータパケットを指す。
第2の配信ユニット412bは、対象無線ベアラのRLCレイヤエンティティを使用することによりPDCPレイヤエンティティに、第2のあらかじめ決められた条件を満たすデータパケットを配信するように構成され、第2のあらかじめ決められた条件を満たすデータパケットは、RLCレイヤエンティティによりPDCPレイヤエンティティに一時的に配信されず、RLCレイヤエンティティによって再構築される場合があるデータパケットを指す。
場合によっては、再確立モジュール412は、具体的に、無線ベアラ再構成指示内の完全構成識別子に従って、対象無線ベアラのプロトコルエンティティを再確立するように構成される。
代替として、無線ベアラ再構成指示は再確立識別子をさらに含み、再確立モジュール412は、具体的に、再確立識別子に従って対象無線ベアラのプロトコルエンティティを再確立するように構成される。
可能な実装方式では、伝送モジュール430は、第1の伝送ユニット430aおよび/または第2の伝送ユニット430bを含む。
第1の伝送ユニット430aは、対象構成パラメータが対象無線ベアラに対応するすべての項目の構成パラメータである場合、対象構成パラメータに従って、対応する対象無線ベアラ上でシグナリングおよび/またはデータを送信するように構成される。
第2の伝送ユニット430bは、対象構成パラメータが対象無線ベアラに対応するいくつかの項目の構成パラメータである場合、対象構成パラメータおよび対象無線ベアラに対応するいくつかの他の変更されていない項目の元の構成パラメータに従って、対応する対象無線ベアラ上でシグナリングおよび/またはデータを送信するように構成される。
場合によっては、無線ベアラ再構成指示は、無線リソース制御RRC接続再構成メッセージであるか、または、無線ベアラ再構成指示は、制御プロトコルデータユニットPDUである。
結論として、この実施形態において提供される無線ベアラ再構成装置では、無線ベアラ再構成指示は、再構成される必要がある対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および対象構成パラメータを含むが、再構成される必要がない別の無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および元の構成パラメータを含まない。したがって、関連技術においてUEと基地局との間に確立されたRBの再構成中に過剰なシグナリングリソースを使用する問題が解決される。使用されるシグナリングリソースが減少し、シグナリングオーバーヘッドが低減される。
加えて、再構成のプロセスにおいて、UEは、再構成される必要がある対象無線ベアラのみを解放するが、再構成される必要がない別の無線ベアラを解放しないので、RBまたはいくつかのRBの再構成中に、別のRBの通常動作は影響を受けず、同時に、UEの動作を減らす効果がさらに実現される場合がある。
加えて、UEは、対象無線ベアラに対応する元の構成パラメータから、対象構成パラメータに対応する元の構成パラメータを消去し、その結果、UEおよび基地局がシグナリングおよび/またはデータを送信するときにUEおよび基地局によって使用される構成パラメータが同期していないためにデータの読取りに失敗することなどの問題を回避することができる。
加えて、対象無線ベアラのプロトコルエンティティを解放する前に、UEは、対象無線ベアラのプロトコルエンティティを再確立することにより、一時的に完全に処理されていないデータパケットをさらに処理し、その結果、データパケット損失を回避または低減することができる。
図6を参照すると、図6は、本発明の別の実施形態において提供される無線ベアラ再構成装置の構造ブロック図である。無線ベアラ再構成装置は、ソフトウェア、ハードウェア、またはソフトウェアとハードウェアの組合せを使用することにより、図1に示された実装環境内の基地局の一部または基地局全体として実装される場合がある。無線ベアラ再構成装置は、作成モジュール610と、送信モジュール620とを含む場合がある。
作成モジュール610は、無線ベアラ再構成指示を作成するように構成され、無線ベアラ再構成指示は無線ベアラ識別子および対象構成パラメータを含み、無線ベアラ識別子は再構成される必要がある対象無線ベアラを示し、対象構成パラメータは再構成される必要がある対象無線ベアラの構成項目に対応する。
送信モジュール620は、ユーザ機器UEに無線ベアラ再構成指示を送信するように構成される。
結論として、この実施形態において提供される無線ベアラ再構成装置の場合、無線ベアラ再構成指示は、再構成される必要がある対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および対象構成パラメータを含むが、再構成される必要がない別の無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および元の構成パラメータを含まない。したがって、関連技術においてUEと基地局との間に確立されたRBの再構成中に過剰なシグナリングリソースを使用する問題が解決される。使用されるシグナリングリソースが減少し、シグナリングオーバーヘッドが低減される。
図7を参照すると、図7は、本発明の別の実施形態において提供される無線ベアラ再構成装置の構造ブロック図である。無線ベアラ再構成装置は、ソフトウェア、ハードウェア、またはソフトウェアとハードウェアの組合せを使用することにより、図1に示された実装環境内の基地局の一部または基地局全体として実装される場合がある。無線ベアラ再構成装置は、作成モジュール610と、送信モジュール620とを含む場合がある。
作成モジュール610は、無線ベアラ再構成指示を作成するように構成され、無線ベアラ再構成指示は無線ベアラ識別子および対象構成パラメータを含み、無線ベアラ識別子は再構成される必要がある対象無線ベアラを示し、対象構成パラメータは再構成される必要がある対象無線ベアラの構成項目に対応する。
送信モジュール620は、ユーザ機器UEに無線ベアラ再構成指示を送信するように構成される。
場合によっては、作成モジュール610は、
第1の無線ベアラ再構成指示を作成するように構成された第1の作成ユニット610aであって、第1の無線ベアラ再構成指示が、対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および対象無線ベアラに対応するすべての項目の再構成された構成パラメータを含む、第1の作成ユニット610a、ならびに/または
第2の無線ベアラ再構成指示を作成するように構成された第2の作成ユニット610bであって、第2の無線ベアラ再構成指示が、対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子、対象無線ベアラに対応するいくつかの項目の再構成された構成パラメータ、および対象無線ベアラに対応するいくつかの他の変更されていない項目の元の構成パラメータを含む、第2の作成ユニット610b、ならびに/または
第3の無線ベアラ再構成指示を作成するように構成された第3の作成ユニット610cであって、第3の無線ベアラ再構成指示が、対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および対象無線ベアラに対応するいくつかの項目の再構成された構成パラメータを含む、第3の作成ユニット610c
を含む。
場合によっては、無線ベアラ再構成指示は、無線リソース制御RRC接続再構成メッセージであるか、または、無線ベアラ再構成指示は、制御プロトコルデータユニットPDUである。
結論として、この実施形態において提供される無線ベアラ再構成装置の場合、無線ベアラ再構成指示は、再構成される必要がある対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および対象構成パラメータを含むが、再構成される必要がない別の無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および元の構成パラメータを含まない。したがって、関連技術においてUEと基地局との間に確立されたRBの再構成中に過剰なシグナリングリソースを使用する問題が解決される。使用されるシグナリングリソースが減少し、シグナリングオーバーヘッドが低減される。
加えて、基地局は、前述の第3の無線ベアラ再構成指示を作成し、その結果、シグナリングオーバーヘッドをさらに低減することができる。
前述の実施形態において提供された無線ベアラ再構成装置が対象無線ベアラを再構成するとき、機能モジュールの前述の分割は、説明用の一例として使用されるにすぎないことに留意されたい。実際の適用例では、前述の機能は、様々な機能モジュールによって完了されるべき要件に従って割り振られる場合がある。すなわち、デバイスの内部構造は、上述された機能のすべてまたはいくつかを完了するために、様々な機能モジュールに分割される。加えて、前述の実施形態において提供された無線ベアラ再構成装置、および無線ベアラ再構成方法の方法実施形態は、同じ概念に属する。無線ベアラ再構成装置の具体的な実装プロセスの詳細については、方法実施形態を参照されたい。詳細は本明細書では再び記載されない。
図8を参照すると、図8は、本発明の一実施形態において提供されるユーザ機器UEの構造ブロック図である。図8に示されたように、UE800は、バス810、ならびにバス810を使用することによって通信するプロセッサ820、メモリ830、およびトランシーバ840を含む。メモリ830は1つまたは複数の命令を記憶するように構成され、命令はプロセッサ820によって実行されるように構成される。
プロセッサ820は、トランシーバ840を制御して、基地局によって送信された無線ベアラ再構成指示を受信するように構成され、無線ベアラ再構成指示は無線ベアラ識別子および対象構成パラメータを含み、無線ベアラ識別子は再構成される必要がある対象無線ベアラを示し、対象構成パラメータは再構成される必要がある対象無線ベアラの構成項目に対応する。
プロセッサ820は、対象無線ベアラを解放するようにさらに構成される。
プロセッサ820は、対象構成パラメータに従って、対応する対象無線ベアラ上でシグナリングおよび/またはデータを送信するようにさらに構成される。
結論として、この実施形態において提供されるUEの場合、無線ベアラ再構成指示は、再構成される必要がある対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および対象構成パラメータを含むが、再構成される必要がない別の無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および元の構成パラメータを含まない。したがって、関連技術においてUEと基地局との間に確立されたRBの再構成中に過剰なシグナリングリソースを使用する問題が解決される。使用されるシグナリングリソースが減少し、シグナリングオーバーヘッドが低減される。
加えて、再構成のプロセスにおいて、UEは、再構成される必要がある対象無線ベアラのみを解放するが、再構成される必要がない別の無線ベアラを解放しないので、RBまたはいくつかのRBの再構成中に、別のRBの通常動作は影響を受けず、同時に、UEの動作を減らす効果がさらに実現される場合がある。
図8に示された実施形態に基づいて提供されるオプションの実施形態では、無線ベアラ再構成指示は、完全構成識別子をさらに含み、
プロセッサ820は、具体的に、完全構成識別子に従って対象無線ベアラを解放するように構成される。
図8に示された実施形態に基づいて提供されるオプションの実施形態では、
プロセッサ820は、具体的に、対象無線ベアラのプロトコルエンティティを解放することにより、対象無線ベアラに対応する元の構成パラメータから、対象構成パラメータに対応する元の構成パラメータを消去するように構成される。
プロトコルエンティティは、パケットデータコンバージェンスプロトコルPDCPレイヤエンティティおよび/または無線リンク制御RLCレイヤエンティティを含む。
図8に示された実施形態に基づいて提供されるオプションの実施形態では、
プロセッサ820は、具体的に、対象構成パラメータが対象無線ベアラに対応するすべての項目の構成パラメータである場合、UEにより、対象無線ベアラに対応するすべての項目の元の構成パラメータを消去するように構成されるか、または
プロセッサ820は、具体的に、対象構成パラメータが対象無線ベアラに対応するいくつかの項目の構成パラメータである場合、UEにより、対象無線ベアラに対応する元の構成パラメータから、対象構成パラメータに対応するいくつかの項目の元の構成パラメータを消去し、いくつかの他の変更されていない項目の元の構成パラメータを残しておくように構成される。
図8に示された実施形態に基づいて提供されるオプションの実施形態では、
プロセッサ820は、UEが対象無線ベアラを解放する前に、対象無線ベアラのプロトコルエンティティを再確立して、一時的に完全に処理されていないデータパケットを処理するようにさらに構成され、
プロトコルエンティティは、PDCPレイヤエンティティおよび/またはRLCレイヤエンティティを含む。
図8に示された実施形態に基づいて提供されるオプションの実施形態では、
プロセッサ820は、具体的に、対象無線ベアラのPDCPレイヤエンティティを使用することにより、PDCPレイヤの上位レイヤエンティティに、第1のあらかじめ決められた条件を満たすデータパケットを配信するように構成され、第1のあらかじめ決められた条件を満たすデータパケットは、PDCPレイヤエンティティにより上位レイヤエンティティに一時的に配信されず、連続するデータパケットシーケンス番号を有するデータパケットを指し、かつ/または
プロセッサ820は、具体的に、対象無線ベアラのRLCレイヤエンティティを使用することにより、PDCPレイヤエンティティに、第2のあらかじめ決められた条件を満たすデータパケットを配信するように構成され、第2のあらかじめ決められた条件を満たすデータパケットは、RLCレイヤエンティティによりPDCPレイヤエンティティに一時的に配信されず、RLCレイヤエンティティによって再構築される場合があるデータパケットを指す。
図8に示された実施形態に基づいて提供されるオプションの実施形態では、
プロセッサ820は、具体的に、無線ベアラ再構成指示内の完全構成識別子に従って対象無線ベアラのプロトコルエンティティを再確立するように構成されるか、または
無線ベアラ再構成指示が再確立識別子をさらに含み、プロセッサ820は、具体的に、再確立識別子に従って対象無線ベアラのプロトコルエンティティを再確立するように構成される。
図8に示された実施形態に基づいて提供されるオプションの実施形態では、
プロセッサ820は、具体的に、対象構成パラメータが対象無線ベアラに対応するすべての項目の構成パラメータである場合、UEにより、対象構成パラメータに従って、対応する対象無線ベアラ上でシグナリングおよび/もしくはデータを送信するように構成されるか、または
プロセッサ820は、具体的に、対象構成パラメータが対象無線ベアラに対応するいくつかの項目の構成パラメータである場合、UEにより、対象構成パラメータおよび対象無線ベアラに対応するいくつかの他の変更されていない項目の元の構成パラメータに従って、対応する対象無線ベアラ上でシグナリングおよび/もしくはデータを送信するように構成される。
図8に示された実施形態に基づいて提供されるオプションの実施形態では、
無線ベアラ再構成指示は、無線リソース制御RRC接続再構成メッセージであるか、または、
無線ベアラ再構成指示は、制御プロトコルデータユニットPDUである。
加えて、この実施形態において提供されるUEの場合、UEは、対象無線ベアラに対応する元の構成パラメータから、対象構成パラメータに対応する元の構成パラメータを消去し、その結果、UEおよび基地局がシグナリングおよび/またはデータを送信するときにUEおよび基地局によって使用される構成パラメータが同期していないためにデータの読取りに失敗することなどの問題を回避することができる。
加えて、対象無線ベアラのプロトコルエンティティを解放する前に、UEは、対象無線ベアラのプロトコルエンティティを再確立することにより、一時的に完全に処理されていないデータパケットをさらに処理し、その結果、データパケット損失を回避または低減することができる。
図9を参照すると、図9は、本発明の一実施形態において提供される基地局の構造ブロック図である。図9に示されたように、基地局900は、バス910、ならびにバス910を使用することによって通信するプロセッサ920、メモリ930、およびトランシーバ940を含む。メモリ930は1つまたは複数の命令を記憶するように構成され、命令はプロセッサ920によって実行されるように構成される。
プロセッサ920は、無線ベアラ再構成指示を作成するように構成され、無線ベアラ再構成指示は無線ベアラ識別子および対象構成パラメータを含み、無線ベアラ識別子は再構成される必要がある対象無線ベアラを示し、対象構成パラメータは再構成される必要がある対象無線ベアラの構成項目に対応する。
プロセッサ920は、トランシーバ940を制御して、ユーザ機器UEに無線ベアラ再構成指示を送信するようにさらに構成される。
結論として、この実施形態において提供される基地局の場合、無線ベアラ再構成指示は、再構成される必要がある対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および対象構成パラメータを含むが、再構成される必要がない別の無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および元の構成パラメータを含まない。したがって、関連技術においてUEと基地局との間に確立されたRBの再構成中に過剰なシグナリングリソースを使用する問題が解決される。使用されるシグナリングリソースが減少し、シグナリングオーバーヘッドが低減される。
図9に示された実施形態に基づいて提供されるオプションの実施形態では、
プロセッサ920は、具体的に、第1の無線ベアラ再構成指示を作成するように構成され、第1の無線ベアラ再構成指示は、対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および対象無線ベアラに対応するすべての項目の再構成された構成パラメータを含むか、または
プロセッサ920は、具体的に、第2の無線ベアラ再構成指示を作成するように構成され、第2の無線ベアラ再構成指示は、対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子、対象無線ベアラに対応するいくつかの項目の再構成された構成パラメータ、および対象無線ベアラに対応するいくつかの他の変更されていない項目の元の構成パラメータを含むか、または
プロセッサ920は、具体的に、第3の無線ベアラ再構成指示を作成するように構成され、第3の無線ベアラ再構成指示は、対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および対象無線ベアラに対応するいくつかの項目の再構成された構成パラメータを含む。
図9に示された実施形態に基づいて提供されるオプションの実施形態では、
無線ベアラ再構成指示は、無線リソース制御RRC接続再構成メッセージであるか、または、
無線ベアラ再構成指示は、制御プロトコルデータユニットPDUである。
加えて、この実施形態において提供される基地局の場合、基地局は、前述の第3の無線ベアラ再構成指示を作成し、その結果、シグナリングオーバーヘッドをさらに低減することができる。
図10を参照すると、図10は、本発明の一実施形態において提供される無線ベアラ確立方法の方法フローチャートである。この実施形態は、無線ベアラ確立方法が図1に示された実装環境に適用される例を使用することによって記載される。無線ベアラ確立方法は、以下のステップを含む場合がある。
ステップ1002:基地局が構成メッセージを作成し、構成メッセージは、確立される必要がある無線ベアラに対応する第1のグループの構成パラメータおよび第2のグループの構成パラメータを含む。
ステップ1004:基地局がUEに構成メッセージを送信する。
それに対応して、UEは基地局によって送信された構成メッセージを受信する。
ステップ1006:UEが、プリセットルールに従って、第1のグループの構成パラメータおよび/または第2のグループの構成パラメータを適用することを決定し、確立された無線ベアラ上でシグナリングおよび/またはデータを送信する。
図2および図3に示された実施形態との違いは、図2および図3に示された実施形態では、1つまたは複数の確立されたRBを再構成するために無線ベアラ再構成指示が使用されることにある。しかしながら、この実施形態では、1つまたは複数のRBを確立するために構成メッセージ使用され、構成メッセージは、通常、RRC接続再構成メッセージである。確立される必要があるRBはSRB1であり得るか、またはSRB2もしくはDRBであり得る。このことはこの実施形態において限定されない。
RBを確立するために使用される既存のRRC接続再構成メッセージとの違いは、RBを確立するために使用される既存のRRC接続再構成メッセージがただ1つのグループの構成パラメータを搬送することにある。たとえば、確立される必要があるRBに対応するすべての項目の構成パラメータがA1、B1、およびC1を含むとき、A1、B1、およびC1を搬送する第1のRRC接続再構成メッセージが作成される。基地局は、UEに第1のRRC接続再構成メッセージを送信する。UEは、第1のRRC接続再構成メッセージに従って、基地局とのRBを確立する。さらに、確立されたRBが再構成される必要があるとき、第1の元の構成パラメータA1が再構成されるべきで、再構成された構成パラメータがA2であると仮定すると、基地局は、A2、B1、およびC1を搬送する第2のRRC接続再構成メッセージを作成する。基地局は、UEに第2のRRC接続再構成メッセージを送信する。第2のRRC接続再構成メッセージに従って、UEは、前に確立されたRBを解放し、RBを再確立する。
この実施形態では、RBを確立するために使用される構成メッセージは、2つのグループの構成パラメータを搬送する。このようにして、RBが再構成される必要があるとき、基地局は、前述と同様の第2のRRC接続再構成メッセージを作成し、送信する必要がない。RBを使用することによりシグナリングおよび/またはデータを送信するとき、UEは、プリセットルールに従って、適用されるべき第1のグループの構成パラメータおよび/または第2のグループの構成パラメータを選択することができる。たとえば、基地局は、A1、A2、B1、およびC1を搬送するRRC接続再構成メッセージを直ちに作成し、UEにRRC接続再構成メッセージを送信することができる。それに対応して、RRC接続再構成メッセージを受信した後、UEは基地局とのRBを確立する。その後、UEは、プリセットルールに従って、第1のグループの構成パラメータA1、B1、およびC1、ならびに/または第2のグループの構成パラメータA2、B1、およびC1を適用することを決定し、確立されたRB上でシグナリングおよび/またはデータを送信する。
前述のステップ1002およびステップ1004は、基地局の側の無線ベアラ確立方法として分かれて実装される場合があり、前述のステップ1004からステップ1006は、UEの側の無線ベアラ確立方法として分かれて実装される場合があることに留意されたい。
前述のステップ1006を実施する前に、UEは、構成メッセージに従って基地局との無線ベアラをさらに確立できることにさらに留意されたい。
結論として、この実施形態において提供される無線ベアラ確立方法では、無線ベアラを確立するために使用される構成メッセージは、2つのグループの異なる構成パラメータを同時に搬送し、その結果、UEは、様々なシナリオに様々な構成パラメータを適用してデータ伝送の効果を改善する。無線ベアラを再構成するために使用されるメッセージをUEに送信する方式は、再構成を完了するために使用される必要はなく、その結果、シグナリングオーバーヘッドをさらに低減することができ、同時に別の無線ベアラに対する影響を低減することができる。
以下では、たとえば、第1のグループの構成パラメータは第1の構成パラメータを含み、第1の構成パラメータは第1の状況報告禁止タイマの時間長情報を搬送し、第2のグループの構成パラメータは第2の構成パラメータを含み、第2の構成パラメータは第2の状況報告禁止タイマの時間長情報を搬送する。この例は、様々なシナリオにおいて、UEによる様々な構成パラメータ伝送状況報告の適用例を記載するために使用される。
第1に、状況報告の関連する概念が紹介される。
状況報告はデータの受信端によって作成され、あらかじめ定義されたデータパケットが正しく受信されたかどうかをデータの送信端にフィードバックするために使用される。状況報告は、第1の状況報告と第2の状況報告とを含む場合がある。
第1の状況報告は、データの受信端があらかじめ定義されたデータパケットを正しく受信したことを示すために使用される。
第2の状況報告は、あらかじめ定義されたデータパケットのうちの少なくとも1つのデータパケットが正しく受信されなかったことを示すために使用される。
加えて、データの送信端に状況報告をフィードバックする前に、データの受信端は、状況報告禁止タイマが満了または一時停止したかどうかを検出する必要がある。状況報告禁止タイマは、状況報告を送信する2つの連続する時間の間の時間間隔を制限するために使用される。状況報告禁止タイマが満了または一時停止したと判定された場合、データの受信端は状況報告を作成し、データの送信端に状況報告を送信する。状況報告禁止タイマが満了または一時停止していないと判定された場合、データの受信端は状況報告を送信することができない。
受信端が状況報告をフィードバックする必要があるデータ伝送モードでは、たとえば、RLC AMモードでは、送信端が1度に送信することができるデータの最大長は、1つの送信ウィンドウの長さである。送信端が送信したデータの長さが送信ウィンドウの長さに達すると、フィードバックされるべき状況報告が受信されなかった場合、送信端はデータパケットを送信し続けることができない。フィードバックされた状況報告が受信されると、送信ウィンドウは前方にスライドすることができ、送信端はデータパケットを送信し続ける。
したがって、状況報告禁止タイマに対応する禁止時間長は、送信端の伝送レートに影響を及ぼす。禁止時間長が長過ぎる場合、受信端が状況報告をフィードバックする速度は遅過ぎる。結果として、送信端は長過ぎる時間待機し、伝送レートは最大値に達しない。禁止時間長が小さ過ぎるか、または0でさえある場合、受信端が状況報告をフィードバックする速度は非常に速く、伝送レートを上げる助けをするが、以下の問題が引き起こされる場合がある。正しく受信されなかった同じデータパケットについて、受信端は複数の第2の状況報告をフィードバックする場合があり、その結果、送信端は、複数回データパケットを不必要に再送し、無線伝送リソースの浪費を引き起こす。
したがって、受信端は、状況報告禁止タイマに対応する適切な禁止時間長を構成し、その結果、データパケットの伝送レートは、比較的良好な伝送品質の場合(すなわち、あらかじめ定義されたデータパケットが正しく受信される場合)、上がる場合があり、比較的不十分な伝送品質の場合(すなわち、あらかじめ定義されたデータパケットのうちの少なくとも1つのデータパケットが正しく受信されない場合)、複数の第2の状況報告のフィードバックは回避され、送信端は、正しく受信されなかったデータパケットを複数回不必要に再送しないように防止される。
図11を参照すると、図11は、本発明の別の実施形態において提供される無線ベアラ確立方法の方法フローチャートである。この実施形態は、無線ベアラ確立方法が図1に示された実装環境に適用される例を使用することによって記載される。無線ベアラ確立方法は、以下のステップを含む場合がある。
ステップ1102:基地局が構成メッセージを作成し、構成メッセージは第1の構成パラメータおよび第2の構成パラメータを含み、第1の構成パラメータは第1の状況報告禁止タイマの時間長情報を搬送し、第2の構成パラメータは第2の状況報告禁止タイマの時間長情報を搬送する。
ステップ1104:基地局がUEに構成メッセージを送信する。
それに対応して、UEは基地局によって送信された構成メッセージを受信する。
ステップ1106:UEが、プリセットルールに従って、第1の構成パラメータおよび/または第2の構成パラメータを適用して、第1の状況報告または第2の状況報告を送信すると決定する。
結論として、この実施形態において提供される無線ベアラ確立方法では、無線ベアラを確立するために使用される構成メッセージは、2つの異なる状況報告禁止タイマの時間長情報を同時に搬送し、その結果、UEは、異なる伝送環境において異なる状況報告禁止タイマに対応する禁止時間長を適用し、それにより、データ伝送の効果が改善される。
加えて、無線ベアラを再構成するために使用されるメッセージをUEに送信する方式は、状況報告禁止タイマに対応する禁止時間長を変更するために使用される必要がなく、その結果、シグナリングオーバーヘッドをさらに低減することができ、同時に、基地局とUEとの間の対話手順が低減される。
以下では、たとえば、第1の禁止時間長は第2の禁止時間長よりも小さい。この例は、前述のステップ1106において使用されるいくつかの可能な実装方式を記載するために使用される。第1の禁止時間長は、第1の構成パラメータ内で搬送される第1の状況報告禁止タイマの時間長情報に対応する時間長に対応し、第2の禁止時間長は、第2の構成パラメータ内で搬送される第2の状況報告禁止タイマの時間長情報に対応する時間長に対応する。
第1に、以下の表1を使用することにより、前述のステップ1106において使用されるいくつかの異なる実装方式が簡単に紹介される。
Figure 2018507627
T1は第1の状況報告禁止タイマを示し、T2は第2の状況報告禁止タイマを示す。
状況報告を作成すると決定する条件を満たすと、UEは、第1の状況報告または第2の状況報告を作成すると決定する。状況報告を作成すると決定する条件は、具体的に、基地局によって送信され、状況報告を要求するために使用されるポーリング指示をUEが受信すること、またはデータパケットが正しく受信されなかったことをUEが検出することを含む場合がある。一例としてRLC AMモードが使用される。基地局のRLCレイヤエンティティによって送信され、状況報告を要求するために使用されるポーリング指示をUEのRLCレイヤエンティティが受信すると、またはデータパケットが正しく受信されなかった(すなわち、並べ直しタイマが満了した)ことをUEのRLCレイヤエンティティが検出すると、UEは、状況報告を作成すると決定する条件を満たす。この場合、UEのRLCレイヤエンティティは、第1の状況報告または第2の状況報告を作成すると決定する。第1の状況報告は、UEがあらかじめ定義されたデータパケットを正しく受信したことを示すために使用される。第2の状況報告は、あらかじめ定義されたデータパケットのうちの少なくとも1つのデータパケットが正しく受信されなかったことを示すために使用される。
UEが作成すると決定する状況報告のタイプは、データパケットの実際の受信状況の変化とともに変化する場合がある。たとえば、UEが作成すると決定する状況報告が第1の状況報告であるとき、ある時間期間後、UEは、第2の状況報告を作成すると決定するように変更する場合がある。代替として、UEが作成すると決定する状況報告が第2の状況報告であるとき、ある時間期間後、UEは、第1の状況報告を作成すると決定するように変更する場合がある。このことは本発明において限定されない。
ステップ1106の第1の可能な実装方式は、以下の2つの可能なケースを含む。
1.UEが第1の状況報告禁止タイマが満了または一時停止したと判断し、UEが基地局に第1の状況報告を送信し、UEが第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定する。
この実装方式では、第1の状況報告禁止タイマは、第1の状況報告と前回送信された第1の状況報告との間の時間間隔を制限するために使用される。すなわち、第1の状況報告禁止タイマは、第1の状況報告を送信する2つの連続する時間の間の時間間隔を制限するために使用される。
第1の状況報告禁止タイマが満了または一時停止すると、それはUEが状況報告を送信できることを示す。この場合、UEのRLCレイヤエンティティから、最下位レイヤ(すなわち、MACレイヤ)によって送信された伝送指示を取得すると、UEは、第1の状況報告を作成し、基地局に第1の状況報告を送信し、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定する。できるだけ早く基地局に第1の状況報告を送信するために、第1の状況報告禁止タイマが満了または一時停止した後、UEのRLCレイヤエンティティが最下位レイヤ(すなわち、MACレイヤ)によって送信された第1の伝送指示を取得すると、UEは、第1の状況報告を作成し、基地局に第1の状況報告を送信する。
一例としてRLC AMモードが使用される。第1の状況報告禁止タイマが満了または一時停止すると、RLCレイヤエンティティは、最下位レイヤ(すなわち、MACレイヤ)によって送信され、取得された伝送指示に従って第1の状況報告を作成し、最下位レイヤに第1の状況報告を送信し、その結果、最下位レイヤは基地局に第1の状況報告を送信する。同時に、RLCレイヤエンティティは、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定する。
この実装方式では、基地局に第1の状況報告を送信すると、UEは、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定し、すなわち、比較的良好な伝送品質の場合(すなわち、あらかじめ定義されたデータパケットが正しく受信される場合)、データパケットの伝送レートを上げるために、比較的小さい禁止時間長で状況報告禁止タイマを始動する。
2.UEが第2の状況報告禁止タイマが満了または一時停止したと判断し、UEが基地局に第2の状況報告を送信し、UEが第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定する。
この実装方式では、第2の状況報告禁止タイマは、第2の状況報告と前回送信された第2の状況報告との間の時間間隔を制限するために使用される。すなわち、第2の状況報告禁止タイマは、第2の状況報告を送信する2つの連続する時間の間の時間間隔を制限するために使用される。
第2の状況報告禁止タイマが満了または一時停止すると、それはUEが状況報告を送信できることを示す。この場合、UEのRLCレイヤエンティティが最下位レイヤ(すなわち、MACレイヤ)によって送信された伝送指示を取得すると、UEは、第2の状況報告を作成し、基地局に第2の状況報告を送信し、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定する。できるだけ早く基地局に第2の状況報告を送信するために、第2の状況報告禁止タイマが満了するか、または動かなくなった後、UEのRLCレイヤエンティティが最下位レイヤ(すなわち、MACレイヤ)によって送信された第1の伝送指示を取得すると、UEは、第2の状況報告を作成し、基地局に第2の状況報告を送信する。
一例としてRLC AMモードが使用される。第2の状況報告禁止タイマが満了または一時停止すると、RLCレイヤエンティティは、最下位レイヤ(すなわち、MACレイヤ)によって送信され、取得された伝送指示に従って第2の状況報告を作成し、最下位レイヤに第2の状況報告を送信し、その結果、最下位レイヤは基地局に第2の状況報告を送信する。同時に、RLCレイヤエンティティは、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定する。
この実装方式では、基地局に第2の状況報告を送信すると、UEは、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定し、すなわち、比較的大きい禁止時間長で状況報告禁止タイマを始動し、その結果、比較的不十分な伝送品質の場合(すなわち、あらかじめ定義されたデータパケットのうちの少なくとも1つのデータパケットが正しく受信されない場合)、基地局への複数の第2の状況報告のフィードバックが回避され、送信に失敗したデータパケットを送信端が再送する必要があるのが1度だけになり、それにより無線伝送リソースが節約される。
結論として、ステップ1106の第1の可能な実装方式では、基地局に第1の状況報告を送信すると、UEは、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定し、すなわち、比較的小さい禁止時間長で状況報告禁止タイマを始動し、その結果、比較的良好な伝送品質の場合(すなわち、あらかじめ定義されたデータパケットが正しく受信される場合)、データパケットの伝送レートが上げられる。基地局に第2の状況報告を送信すると、UEは、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定し、すなわち、比較的大きい禁止時間長で第2の状況報告禁止タイマを始動し、その結果、比較的不十分な伝送品質の場合(すなわち、あらかじめ定義されたデータパケットのうちの少なくとも1つのデータパケットが正しく受信されない場合)、基地局への複数の第2の状況報告のフィードバックが回避され、送信に失敗したデータパケットを送信端が再送する必要があるのが1度だけになり、それにより無線伝送リソースが節約される。
ステップ1106の第2の可能な実装方式は、以下の2つの可能なケースを含む。
1.UEが第1の状況報告禁止タイマが満了または一時停止したと判断し、UEが基地局に第1の状況報告を送信し、UEが第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定し、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定する。
この実装方式では、第1の状況報告禁止タイマは、第1の状況報告と前回送信された第1の状況報告との間の時間間隔を制限するために使用される。すなわち、第1の状況報告禁止タイマは、第1の状況報告を送信する2つの連続する時間の間の時間間隔を制限するために使用される。
第1の状況報告禁止タイマが満了または一時停止すると、それはUEが状況報告を送信できることを示す。この場合、UEは、第1の状況報告を作成し、基地局に第1の状況報告を送信する。その上、UEは、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定し、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定する。できるだけ早く基地局に第1の状況報告を送信するために、第1の状況報告禁止タイマが満了または一時停止した後、UEのRLCレイヤエンティティが最下位レイヤ(すなわち、MACレイヤ)によって送信された第1の伝送指示を取得すると、UEは、第1の状況報告を作成し、基地局に第1の状況報告を送信する。
前述の第1の可能な実装方式との違いは、第2の可能な実装方式では、基地局に第1の状況報告を送信すると、UEが第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定し、同様に第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定することにある。第2の状況報告禁止タイマは、第2の状況報告と前回送信された第2の状況報告との間の時間間隔を制限するために使用される。すなわち、第2の状況報告禁止タイマは、第2の状況報告を送信する2つの連続する時間の間の時間間隔を制限するために使用される。
第1の状況報告を送信すると、UEは、次の状況報告が第1の状況報告であるべきか、または第2の状況報告であるべきかを予測することができない。したがって、UEが第1の状況報告を送信した後、次の状況報告が第2の状況報告である場合(すなわち、第1の状況報告および第2の状況報告を連続して送信する間の時間間隔が制限されていない場合)、UEが第2の状況報告を直ちに送信する問題を防止するために。第1の状況報告を送信すると、UEは、同時に2つの状況報告禁止タイマを始動する。第1の状況報告禁止タイマは、次に第1の状況報告を送信する時間を制限するために使用され、第2の状況報告禁止タイマは、次に第2の状況報告を送信する時間を制限するために使用される。
一例としてRLC AMモードが使用される。第1の状況報告禁止タイマが満了または一時停止すると、RLCレイヤエンティティは、最下位レイヤ(すなわち、MACレイヤ)によって送信され、取得された伝送指示に従って、第1の状況報告を作成し、最下位レイヤに第1の状況報告を送信し、その結果、最下位レイヤは基地局に第1の状況報告を送信する。同時に、RLCレイヤエンティティは、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定し、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定する。
この実装方式では、前述の第1の可能な実装方式の技術的効果が実現され、すなわち、比較的良好な伝送品質の場合(すなわち、あらかじめ定義されたデータパケットが正しく受信される場合)、データパケットの伝送レートは上がる。同時に、第1の状況報告および第2の状況報告を連続して送信する間の時間間隔が制限されない問題を防止するために、同時に、第2の状況報告禁止タイマが第2の禁止時間長にさらに設定される。
2.UEが第2の状況報告禁止タイマが満了または一時停止したと判断し、UEが基地局に第2の状況報告を送信し、UEが第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定し、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定する。
上記で紹介されたように、この実装方式では、第2の状況報告禁止タイマは、第2の状況報告と前回送信された第2の状況報告との間の時間間隔を制限するために使用される。すなわち、第2の状況報告禁止タイマは、第2の状況報告を送信する2つの連続する時間の間の時間間隔を制限するために使用される。
第2の状況報告禁止タイマが満了または一時停止すると、それはUEが状況報告を送信できることを示す。この場合、UEは、第2の状況報告を作成し、基地局に第2の状況報告を送信する。その上、UEは、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定し、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定する。できるだけ早く基地局に第2の状況報告を送信するために、第2の状況報告禁止タイマが満了するか、または動かなくなった後、UEのRLCレイヤエンティティが最下位レイヤ(すなわち、MACレイヤ)によって送信された第1の伝送指示を取得すると、UEは、第2の状況報告を作成し、基地局に第2の状況報告を送信する。
前述の第1の可能な実装方式との違いは、第2の可能な実装方式では、基地局に第2の状況報告を送信すると、UEが第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定し、同時に第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定することにある。
第2の状況報告を送信すると、UEは、次の状況報告が第1の状況報告であるべきか、または第2の状況報告であるべきかを予測することができない。したがって、UEが第2の状況報告を送信した後、次の状況報告が第1の状況報告である場合(すなわち、第2の状況報告および第1の状況報告を連続して送信する間の時間間隔が制限されていない場合)、UEが第1の状況報告を直ちに送信する問題を防止するために。第2の状況報告を送信すると、UEは、同時に2つの状況報告禁止タイマを始動する。第2の状況報告禁止タイマは、次に第2の状況報告を送信する時間を制限するために使用され、第1の状況報告禁止タイマは、次に第1の状況報告を送信する時間を制限するために使用される。
一例としてRLC AMモードが使用される。第2の状況報告禁止タイマが満了または一時停止すると、RLCレイヤエンティティは、最下位レイヤ(すなわち、MACレイヤ)によって送信され、取得された伝送指示に従って第2の状況報告を作成し、最下位レイヤに第2の状況報告を送信し、その結果、最下位レイヤは基地局に第2の状況報告を送信する。同時に、RLCレイヤエンティティは、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定し、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定する。
この実装方式では、前述の第1の可能な実装方式の技術的効果が実現され、すなわち、比較的不十分な伝送品質の場合(すなわち、あらかじめ定義されたデータパケットのうちの少なくとも1つのデータパケットが正しく受信されない場合)、基地局への複数の第2の状況報告のフィードバックが回避され、送信に失敗したデータパケットを送信端が再送する必要があるのが1度だけになり、それにより無線伝送リソースが節約される。同時に、同時に第1の状況報告禁止タイマが第1の禁止時間長にさらに設定され、それにより、第2の状況報告および第1の状況報告を連続して送信する間の時間間隔が制限されない問題が防止される。
結論として、ステップ1106の第2の可能な実装方式では、前述の第1の可能な実装方式の技術的効果が実現される。同時に、状況報告が送信されると、第1の状況報告禁止タイマが第1の禁止時間長にさらに設定され、第2の状況報告禁止タイマが第2の禁止時間長に設定され、すなわち、2つの異なるタイプの状況報告の連続送信間の時間間隔が制限されない問題を防止するために、2つの状況報告禁止タイマが同時に始動され、その結果、いかなる2つの状況報告の連続送信間の時間間隔も制御することができる。
ステップ1106の第3の可能な実装方式は、以下の2つの可能なケースが含まれる。
1.UEが第1の状況報告禁止タイマが満了または一時停止したと判断し、UEが基地局に第1の状況報告を送信し、UEが第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定する。
前述の第1の可能な実装方式および第2の可能な実装方式との違いは、第3の可能な実装方式では、第1の状況報告禁止タイマは、第1の状況報告と前回送信された第1の状況報告との間の時間間隔を制限するために使用されることにある。すなわち、第1の状況報告禁止タイマは、第1の状況報告を送信する2つの連続する時間の間の時間間隔を制限するために使用される。第1の状況報告禁止タイマは、第1の状況報告と前回送信された第2の状況報告との間の時間間隔を制限するようにさらに構成される。すなわち、第1の状況報告禁止タイマは、第2の状況報告および第1の状況報告を送信する2つの連続する一連の時間の間の時間間隔を制限するようにさらに構成される。第1の状況報告禁止タイマは、第2の状況報告と前回送信された第1の状況報告との間の時間間隔を制限するようにさらに構成される。すなわち、第1の状況報告禁止タイマは、第1の状況報告および第2の状況報告を送信する2つの連続する一連の時間の間の時間間隔を制限するようにさらに構成される。
第1の状況報告禁止タイマが満了または一時停止すると、それはUEが状況報告を送信できることを示す。この場合、UEは、第1の状況報告を作成し、基地局に第1の状況報告を送信し、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定する。できるだけ早く基地局に第1の状況報告を送信するために、第1の状況報告禁止タイマが満了または一時停止した後、UEのRLCレイヤエンティティが最下位レイヤ(すなわち、MACレイヤ)によって送信された第1の伝送指示を取得すると、UEは、第1の状況報告を作成し、基地局に第1の状況報告を送信する。
前述の第2の可能な実装方式との違いは、第3の可能な実装方式では、基地局に第1の状況報告を送信すると、UEが第1の状況報告禁止タイマのみを第1の禁止時間長に設定し、すなわち、第1の状況報告禁止タイマのみを始動することにある。この実装方式において上記で紹介された第1の状況報告禁止タイマの機能によれば、UEは、第1の状況報告禁止タイマを使用することにより、第1の状況報告を送信する2つの連続する時間の間の時間間隔、第1の状況報告および第2の状況報告を送信する2つの連続する一連の時間の間の時間間隔、ならびに第2の状況報告および第1の状況報告を送信する2つの連続する一連の時間の間の時間間隔を制限することができ、それにより、前述の第1の可能な実装方式および第2の可能な実装方式の技術的効果が実現される。
前述の第2の可能な実装方式と比較して、第2の可能な実装方式では、基地局に第1の状況報告を送信すると、UEは第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定し、第1の状況報告および第2の状況報告を送信する2つの連続する一連の時間の間の比較的長い時間間隔をもたらす。しかしながら、前述の比較的高い時間消費は不必要である。理由は、第1の状況報告の後の最初の第2の状況報告は、基地局による誤解を引き起こさず、第1の状況報告の後の最初の第2の状況報告は、比較的迅速にフィードバックされる場合があり、それにより、基地局の再送応答速度が上がることである。したがって、この実装方式では、第1の状況報告を作成し、基地局に第1の状況報告を送信すると、UEは、第1の状況報告禁止タイマのみを第1の禁止時間長に設定する。その上、第1の状況報告禁止タイマは、次の状況報告を送信する時間を制御する(次の状況報告は第1の状況報告であり得るか、または第2の状況報告であり得る)。したがって、前述の第1の可能な実装方式および第2の可能な実装方式の技術的効果が実現され、同時に、第1の状況報告および第2の状況報告を送信する2つの連続する一連の時間の間の時間間隔がさらに短縮され、それにより、基地局の再送応答速度が上がる。
一例としてRLC AMモードが使用される。第1の状況報告禁止タイマが満了または一時停止すると、RLCレイヤエンティティは、最下位レイヤ(すなわち、MACレイヤ)によって送信され、取得された伝送指示に従って第1の状況報告を作成し、最下位レイヤに第1の状況報告を送信し、その結果、最下位レイヤは基地局に第1の状況報告を送信する。同時に、RLCレイヤエンティティは、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定する。
2.UEが、第1の状況報告禁止タイマが満了または一時停止し、第2の状況報告禁止タイマも満了または一時停止したと判断する。UEが、基地局に第2の状況報告を送信する。UEが、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定し、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定する。
この実装方式では、第2の状況報告禁止タイマは、第2の状況報告と前回送信された第2の状況報告との間の時間間隔を制限するために使用される。すなわち、第2の状況報告禁止タイマは、第2の状況報告を送信する2つの連続する時間の間の時間間隔を制限するために使用される。第1の状況報告禁止タイマは、第2の状況報告と前回送信された第1の状況報告との間の時間間隔を制限するようにさらに構成される。すなわち、第1の状況報告禁止タイマは、第1の状況報告および第2の状況報告を送信する2つの連続する一連の時間の間の時間間隔を制限するようにさらに構成される。したがって、第2の状況報告を作成すると決定する場合、UEは、第1の状況報告禁止タイマが満了または一時停止したかどうかを検出する必要があり、同時に、第2の状況報告禁止タイマが満了または一時停止したかどうかを検出するさらなる必要がある。
UEが、第1の状況報告禁止タイマが満了または一時停止し、第2の状況報告禁止タイマも満了または一時停止したと判断すると、それはUEが第2の状況報告を送信できることを示す。この場合、UEは、第2の状況報告を作成し、基地局に第2の状況報告を送信する。同時に、UEは、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定し、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定し、すなわち、同時に2つの状況報告禁止タイマを始動する。できるだけ早く基地局に第2の状況報告を送信するために、UEが、第1の状況報告禁止タイマが満了または一時停止し、第2の状況報告禁止タイマも満了または一時停止したと判断すると、UEのRLCレイヤエンティティが最下位レイヤ(すなわち、MACレイヤ)によって送信された第1の伝送指示を取得すると、UEは、第2の状況報告を作成し、基地局に第2の状況報告を送信する。
この実装形式では、基地局に第2の状況報告を送信すると、UEは、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定する。第2の状況報告禁止タイマは第2の状況報告を送信する2つの連続する時間の間の時間間隔を制限するために使用され、それにより、比較的不十分な伝送品質の場合(すなわち、あらかじめ定義されたデータパケットのうちの少なくとも1つのデータパケットが正しく受信されない場合)、基地局への複数の第2の状況報告のフィードバックが回避され、送信に失敗したデータパケットを送信端が再送する必要があるのが1度だけになり、それにより無線伝送リソースが節約されることが実装される。
同時に、基地局に第2の状況報告を送信すると、UEは、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長にさらに設定する。第1の状況報告禁止タイマは、第2の状況報告および第1の状況報告の連続する一連の送信間の時間間隔を制限するために使用され、それにより、第2の状況報告および第1の状況報告の連続する一連の送信間の時間間隔が制限されない問題が防止される。
一例としてRLC AMモードが使用される。第1の状況報告禁止タイマが満了または一時停止し、第2の状況報告禁止タイマも満了または一時停止すると、RLCレイヤエンティティは、最下位レイヤ(すなわち、MACレイヤ)によって送信され、取得された伝送指示に従って第2の状況報告を作成し、最下位レイヤに第2の状況報告を送信し、その結果、最下位レイヤは基地局に第2の状況報告を送信する。同時に、UEは、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定し、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定する。
結論として、ステップ1106の第3の可能な実装方式では、前述の第1の可能な実装方式および第2の可能な実装方式の技術的効果が実現される。同時に、第1の状況報告および第2の状況報告を送信する2つの連続する一連の時間の間の時間間隔がさらに短縮され、それにより、基地局の再送応答速度が上がる。
前述の3つの実装方式におけるUEの側の関連動作は、基地局の側で使用される場合があることを理解されたい。すなわち、UEがデータの送信端として使用され、基地局がデータの受信端として使用されるとき、基地局は、前述の任意の実装方式に従って、第1の状況報告禁止タイマおよび/または第2の状況報告禁止タイマを使用して、UEに異なる状況報告を送信する間の時間間隔を制限することができ、異なる状況報告がUEに送信された後、第1の禁止時間長および/または第2の禁止時間長が設定される。このことは本発明において限定されない。
前述の方法実施形態に対応する装置実施形態が下記に提供される。装置実施形態では開示されていない詳細については、前述の方法実施形態に対して参照が行われてもよい。
図12を参照すると、図12は、本発明の一実施形態において提供される無線ベアラ確立装置の構造ブロック図である。無線ベアラ確立装置は、ソフトウェア、ハードウェア、またはソフトウェアとハードウェアの組合せを使用することにより、図1に示された実装環境内のUEの一部またはUE全体として実装される場合がある。無線ベアラ確立装置は、メッセージ受信モジュール1210と、パラメータ適用モジュール1220とを含む場合がある。
メッセージ受信モジュール1210は、基地局によって送信された構成メッセージを受信するように構成され、構成メッセージは、確立される必要がある無線ベアラに対応する第1のグループの構成パラメータおよび第2のグループの構成パラメータを含む。
パラメータ適用モジュール1220は、プリセットルールに従って、第1のグループの構成パラメータおよび/または第2のグループの構成パラメータを適用することを決定し、確立された無線ベアラ上でシグナリングおよび/またはデータを送信するように構成される。
結論として、この実施形態において提供される無線ベアラ確立装置の場合、無線ベアラを確立するために使用される構成メッセージは、2つのグループの異なる構成パラメータを同時に搬送し、その結果、UEは、様々なシナリオに様々な構成パラメータを適用してデータ伝送の効果を改善し、無線ベアラを再構成するために使用されるメッセージをUEに送信する方式は、再構成を完了するために使用される必要がない。したがって、シグナリングオーバーヘッドをさらに低減することができ、同時に、別の無線ベアラに対する影響を低減することができる。
図13を参照すると、図13は、本発明の別の実施形態において提供される無線ベアラ確立装置の構造ブロック図である。無線ベアラ確立装置は、ソフトウェア、ハードウェア、またはソフトウェアとハードウェアの組合せを使用することにより、図1に示された実装環境内のUEの一部またはUE全体として実装される場合がある。無線ベアラ確立装置は、メッセージ受信モジュール1310と、パラメータ適用モジュール1320とを含む場合がある。
メッセージ受信モジュール1310は、基地局によって送信された構成メッセージを受信するように構成され、構成メッセージは第1の構成パラメータおよび第2の構成パラメータを含み、第1の構成パラメータは第1の状況報告禁止タイマの時間長情報を搬送し、第2の構成パラメータは第2の状況報告禁止タイマの時間長情報を搬送する。
パラメータ適用モジュール1320は、プリセットルールに従って、第1の構成パラメータおよび/または第2の構成パラメータを適用して、第1の状況報告または第2の状況報告を送信するように構成される。
結論として、この実施形態において提供される無線ベアラ確立装置の場合、無線ベアラを確立するために使用される構成メッセージは、2つの異なる状況報告禁止タイマの時間長情報を同時に搬送し、その結果、UEは、異なる伝送環境において異なる状況報告禁止タイマに対応する禁止時間長を適用し、それにより、データ伝送の効果が改善される。
加えて、無線ベアラを再構成するために使用されるメッセージをUEに送信する方式は、状況報告禁止タイマに対応する禁止時間長を変更するために使用される必要がなく、その結果、シグナリングオーバーヘッドをさらに低減することができ、同時に、基地局とUEとの間の対話手順が低減される。
図13に示された実施形態に基づいて提供されるオプションの実施形態では、第1の状況報告はUEがあらかじめ定義されたデータパケットを正しく受信したことを示すために使用され、第2の状況報告は再定義されたデータパケットのうちの少なくとも1つのデータパケットが正しく受信されなかったことを示すために使用される。
第1の禁止時間長は第2の禁止時間長よりも小さく、第1の禁止時間長は、第1の構成パラメータ内で搬送される第1の状況報告禁止タイマの時間長情報に対応する時間長に対応し、第2の禁止時間長は、第2の構成パラメータ内で搬送される第2の状況報告禁止タイマの時間長情報に対応する時間長に対応する。
図13に示された実施形態に基づいて提供されるオプションの実施形態では、図14Aに示されたように、パラメータ適用モジュール1320は、第1の判断ユニット1320aと、第1の送信ユニット1320bと、第1の設定ユニット1320cとを含む。
第1の判断ユニット1320aは、第1の状況報告禁止タイマが満了または一時停止したと判断するように構成され、第1の送信ユニット1320bは、基地局に第1の状況報告を送信するように構成され、第1の設定ユニット1300cは、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定するように構成される。
代替として、パラメータ適用モジュール1320は、第2の判断ユニット1320dと、第2の送信ユニット1320eと、第2の設定ユニット1320fとを含む。
第2の判断ユニット1320dは、第2の状況報告禁止タイマが満了または一時停止したと判断するように構成され、第2の送信ユニット1320eは、基地局に第2の状況報告を送信するように構成され、第2の設定ユニット1320fは、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定するように構成される。
結論として、基地局に第1の状況報告を送信すると、UEは、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定し、すなわち、比較的小さい禁止時間長で状況報告禁止タイマを始動し、その結果、比較的良好な伝送品質の場合(すなわち、あらかじめ定義されたデータパケットが正しく受信される場合)、データパケットの伝送レートが上がる。基地局に第2の状況報告を送信すると、UEは、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定し、すなわち、比較的大きい禁止時間長で第2の状況報告禁止タイマを始動し、その結果、比較的不十分な伝送品質の場合(すなわち、あらかじめ定義されたデータパケットのうちの少なくとも1つのデータパケットが正しく受信されない場合)、基地局への複数の第2の状況報告のフィードバックが回避され、送信に失敗したデータパケットを送信端が再送する必要があるのが1度だけになり、それにより無線伝送リソースが節約される。
図13に示された実施形態に基づいて提供されるオプションの実施形態では、図14Bに示されたように、パラメータ適用モジュール1320は、第3の判断ユニット1320gと、第3の送信ユニット1320hと、第3の設定ユニット1320iとを含む。
第3の判断ユニット1320gは、第1の状況報告禁止タイマが満了または一時停止したと判断するように構成され、第3の送信ユニット1320hは、基地局に第1の状況報告を送信するように構成され、第3の設定ユニット1320iは、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定し、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定するように構成される。
代替として、パラメータ適用モジュール1320は、第4の判断ユニット1320jと、第4の送信ユニット1320kと、第4の設定ユニット1320lとを含む。
第4の判断ユニット1320jは、第2の状況報告禁止タイマが満了または一時停止したと判断するように構成され、第4の送信ユニット1320kは、基地局に第2の状況報告を送信するように構成され、第4の設定ユニット1320lは、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定し、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定するように構成される。
結論として、この実施形態は前述の図14Aに示された実施懈怠の技術的効果を実現し、同時に、状況報告が送信されると、第1の状況報告禁止タイマは第1の禁止時間長にさらに設定され、第2の状況報告禁止タイマは第2の禁止時間長にさらに設定され、すなわち、2つの状況報告禁止タイマが同時に始動され、それにより、2つの異なるタイプの状況報告の連続送信間の時間間隔が制限されない問題が防止され、その結果、いかなる2つの状況報告の連続送信間の時間間隔も制御することができる。
図13に示された実施形態に基づいて提供されるオプションの実施形態では、図14Cに示されたように、パラメータ適用モジュール1320は、第5の判断ユニット1320mと、第5の送信ユニット1320nと、第5の設定ユニット1320oとを含む。
第5の判断ユニット1320mは、第1の状況報告禁止タイマが満了または一時停止したと判断するように構成され、第5の送信ユニット1320nは、基地局に第1の状況報告を送信するように構成され、第5の設定ユニット1320oは、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定するように構成される。
代替として、パラメータ適用モジュール1320は、第6の判断ユニット1320pと、第6の送信ユニット1320qと、第6の設定ユニット1320rとを含む。
第6の判断ユニット1320pは、第1の状況報告禁止タイマが満了または一時停止し、第2の状況報告禁止タイマも満了または一時停止したと判断するように構成され、第6の送信ユニット1320qは、基地局に第2の状況報告を送信するように構成され、第6の設定ユニット1320rは、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定し、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定するように構成される。
結論として、この実施形態は、前述の図14Aおよび図14Bに示された実施形態の技術的効果を実現し、同時に、第1の状況報告および第2の状況報告を送信する2つの連続する一連の時間の間の時間間隔がさらに短縮され、それにより、基地局の再送応答速度が上がる。
図15を参照すると、図15は、本発明の別の実施形態において提供される無線ベアラ確立装置の構造ブロック図である。無線ベアラ確立装置は、ソフトウェア、ハードウェア、またはソフトウェアとハードウェアの組合せを使用することにより、図1に示された実装環境内の基地局の一部または基地局全体として実装される場合がある。無線ベアラ確立装置は、メッセージ作成モジュール1510と、メッセージ送信モジュール1520とを含む場合がある。
メッセージ作成モジュール1510は、構成メッセージを作成するように構成され、構成メッセージは、確立される必要がある無線ベアラに対応する第1のグループの構成パラメータおよび第2のグループの構成パラメータを含む。
メッセージ送信モジュール1520は、UEに構成メッセージを送信するように構成される。
結論として、この実施形態において提供される無線ベアラ確立装置の場合、無線ベアラを確立するために使用される構成メッセージは、2つのグループの異なる構成パラメータを同時に搬送し、その結果、UEは、様々なシナリオに様々な構成パラメータを適用してデータ伝送の効果を改善し、無線ベアラを再構成するために使用されるメッセージをUEに送信する方式は、再構成を完了するために使用される必要がない。したがって、シグナリングオーバーヘッドをさらに低減することができ、同時に、別の無線ベアラに対する影響を低減することができる。
図16を参照すると、図16は、本発明の別の実施形態において提供される無線ベアラ確立装置の構造ブロック図である。無線ベアラ確立装置は、ソフトウェア、ハードウェア、またはソフトウェアとハードウェアの組合せを使用することにより、図1に示された実装環境内の基地局の一部または基地局全体として実装される場合がある。無線ベアラ確立装置は、メッセージ作成モジュール1610と、メッセージ送信モジュール1620とを含む場合がある。
メッセージ作成モジュール1610は、構成メッセージを作成するように構成され、構成メッセージは第1の構成パラメータおよび第2の構成パラメータを含み、第1の構成パラメータは第1の状況報告禁止タイマの時間長情報を搬送し、第2の構成パラメータは第2の状況報告禁止タイマの時間長情報を搬送する。
メッセージ送信モジュール1620は、UEに構成メッセージを送信するように構成される。
結論として、この実施形態において提供される無線ベアラ確立装置の場合、無線ベアラを確立するために使用される構成メッセージは、2つの異なる状況報告禁止タイマの時間長情報を同時に搬送し、その結果、UEは、異なる伝送環境において異なる状況報告禁止タイマに対応する禁止時間長を適用し、それにより、データ伝送の効果が改善される。
加えて、無線ベアラを再構成するために使用されるメッセージをUEに送信する方式は、状況報告禁止タイマに対応する禁止時間長を変更するために使用される必要がなく、その結果、シグナリングオーバーヘッドをさらに低減することができ、同時に、基地局とUEとの間の対話手順が低減される。
図16に示された実施形態に基づいて提供されるオプションの実施形態では、第1の禁止時間長は第2の禁止時間長よりも小さく、第1の禁止時間長は、第1の構成パラメータ内で搬送される第1の状況報告禁止タイマの時間長情報に対応する時間長に対応し、第2の禁止時間長は、第2の構成パラメータ内で搬送される第2の状況報告禁止タイマの時間長情報に対応する時間長に対応する。
前述の実施形態において提供された無線ベアラ確立装置がRBを確立するとき、機能モジュールの前述の分割は、説明用の一例として使用されるにすぎないことに留意されたい。実際の適用例では、前述の機能は、様々な機能モジュールによって完了されるべき要件に従って割り振られる場合がある。すなわち、デバイスの内部構造は、上述された機能のすべてまたはいくつかを完了するために、様々な機能モジュールに分割される。加えて、前述の実施形態において提供された無線ベアラ確立装置、および無線ベアラ確立方法の方法実施形態は、同じ概念に属する。無線ベアラ確立装置の具体的な実装プロセスについては、方法実施形態を参照されたい。詳細は本明細書では再び記載されない。
図17を参照すると、図17は、本発明の別の実施形態において提供されるユーザ機器UEの構造ブロック図である。図17に示されたように、UE1700は、バス1710、ならびにバス1710を使用することによって通信するプロセッサ1720、メモリ1730、およびトランシーバ1740を含む。メモリ1730は1つまたは複数の命令を記憶するように構成され、命令はプロセッサ1720によって実行されるように構成される。
プロセッサ1720は、トランシーバ1740を制御して、基地局によって送信された構成メッセージを受信するように構成され、構成メッセージは、確立される必要がある無線ベアラに対応する第1のグループの構成パラメータおよび第2のグループの構成パラメータを含む。
プロセッサ1720は、プリセットルールに従って、第1のグループの構成パラメータおよび/または第2のグループの構成パラメータを適用することを決定し、確立された無線ベアラ上でシグナリングおよび/またはデータを送信するようにさらに構成される。
結論として、この実施形態において提供されるUEの場合、無線ベアラを確立するために使用される構成メッセージは、2つのグループの異なる構成パラメータを同時に搬送し、その結果、UEは、様々なシナリオに様々な構成パラメータを適用してデータ伝送の効果を改善し、無線ベアラを再構成するために使用されるメッセージをUEに送信する方式は、再構成を完了するために使用される必要がない。したがって、シグナリングオーバーヘッドをさらに低減することができ、同時に、別の無線ベアラに対する影響を低減することができる。
図18を参照すると、図18は、本発明の別の実施形態において提供されるユーザ機器UEの構造ブロック図である。図18に示されたように、UE1800は、バス1810、ならびにバス1810を使用することによって通信するプロセッサ1820、メモリ1830、およびトランシーバ1840を含む。メモリ1830は1つまたは複数の命令を記憶するように構成され、命令はプロセッサ1820によって実行されるように構成される。
プロセッサ1820は、トランシーバ1840を制御して、基地局によって送信された構成メッセージを受信するように構成され、構成メッセージは第1の構成パラメータおよび第2の構成パラメータを含み、第1の構成パラメータは第1の状況報告禁止タイマの時間長情報を搬送し、第2の構成パラメータは第2の状況報告禁止タイマの時間長情報を搬送する。
プロセッサ1820は、プリセットルールに従って、第1の構成パラメータおよび/または第2の構成パラメータを適用して、第1の状況報告または第2の状況報告を送信するようにさらに構成される。
結論として、この実施形態において提供されるUEの場合、無線ベアラを確立するために使用される構成メッセージは、2つの異なる状況報告禁止タイマの時間長情報を同時に搬送し、その結果、UEは、異なる伝送環境において異なる状況報告禁止タイマに対応する禁止時間長を適用し、それにより、データ伝送の効果が改善される。
加えて、無線ベアラを再構成するために使用されるメッセージをUEに送信する方式は、状況報告禁止タイマに対応する禁止時間長を変更するために使用される必要がなく、その結果、シグナリングオーバーヘッドをさらに低減することができ、同時に、基地局とUEとの間の対話手順が低減される。
図18に示された実施形態に基づいて提供されるオプションの実施形態では、第1の状況報告は、UEがあらかじめ定義されたデータパケットを正しく受信したことを示すために使用され、第2の状況報告は、再定義されたデータパケットのうちの少なくとも1つのデータパケットが正しく受信されなかったことを示すために使用され、
第1の禁止時間長は第2の禁止時間長よりも小さく、第1の禁止時間長は、第1の構成パラメータ内で搬送される第1の状況報告禁止タイマの時間長情報に対応する時間長に対応し、第2の禁止時間長は、第2の構成パラメータ内で搬送される第2の状況報告禁止タイマの時間長情報に対応する時間長に対応する。
図18に示された実施形態に基づいて提供されるオプションの実施形態では、
プロセッサ1820は、具体的に、第1の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断し、基地局に第1の状況報告を送信し、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定するように構成されるか、または
プロセッサ1820は、具体的に、第2の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断し、基地局に第2の状況報告を送信し、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定するように構成される。
図18に示された実施形態に基づいて提供されるオプションの実施形態では、
プロセッサ1820は、具体的に、第1の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断し、基地局に第1の状況報告を送信し、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定し、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定するように構成されるか、または
プロセッサ1820は、具体的に、第2の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断し、基地局に第2の状況報告を送信し、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定し、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定するように構成される。
図18に示された実施形態に基づいて提供されるオプションの実施形態では、
プロセッサ1820は、具体的に、第1の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断し、基地局に第1の状況報告を送信し、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定するように構成されるか、または
プロセッサ1820は、具体的に、第1の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止し、第2の状況報告禁止タイマも満了もしくは一時停止したと判断し、基地局に第2の状況報告を送信し、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定し、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定するように構成される。
結論として、基地局に第1の状況報告を送信すると、UEは、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定し、すなわち、比較的小さい禁止時間長で状況報告禁止タイマを始動し、その結果、比較的良好な伝送品質の場合(すなわち、あらかじめ定義されたデータパケットが正しく受信される場合)、データパケットの伝送レートが上がる。基地局に第2の状況報告を送信すると、UEは、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定し、すなわち、比較的大きい禁止時間長で第2の状況報告禁止タイマを始動し、その結果、比較的不十分な伝送品質の場合(すなわち、あらかじめ定義されたデータパケットのうちの少なくとも1つのデータパケットが正しく受信されない場合)、基地局への複数の第2の状況報告のフィードバックが回避され、送信に失敗したデータパケットを送信端が再送する必要があるのが1度だけになり、それにより無線伝送リソースが節約される。
別のオプションの実施形態では、状況報告を送信すると、UEはさらに、第1の状況報告禁止タイマを第1の禁止時間長に設定し、第2の状況報告禁止タイマを第2の禁止時間長に設定し、すなわち、同時に2つの状況報告禁止タイマを始動し、それにより、2つの異なるタイプの状況報告の連続送信間の時間間隔が制限されない問題が防止され、その結果、いかなる2つの状況報告の連続送信間の時間間隔も制御することができる。
別のオプションの実施形態では、第1の状況報告および第2の状況報告を送信する2つの連続する一連の時間の間の時間間隔がさらに短縮され、それにより、基地局の再送応答速度が上がる。
図19を参照すると、図19は、本発明の別の実施形態において提供される基地局の構造ブロック図である。図19に示されたように、基地局1900は、バス1910、ならびにバス1910を使用することによって通信するプロセッサ1920、メモリ1930、およびトランシーバ1940を含む。メモリ1930は1つまたは複数の命令を記憶するように構成され、命令はプロセッサ1920によって実行されるように構成される。
プロセッサ1920は、構成メッセージを作成するように構成され、構成メッセージは、確立される必要がある無線ベアラに対応する第1のグループの構成パラメータおよび第2のグループの構成パラメータを含む。
プロセッサ1920は、トランシーバ1940を制御して、UEに構成メッセージを送信するようにさらに構成される。
結論として、この実施形態において提供される基地局の場合、無線ベアラを確立するために使用される構成メッセージは、2つのグループの異なる構成パラメータを同時に搬送し、その結果、UEは、様々なシナリオに様々な構成パラメータを適用してデータ伝送の効果を改善し、無線ベアラを再構成するために使用されるメッセージをUEに送信する方式は、再構成を完了するために使用される必要がない。したがって、シグナリングオーバーヘッドをさらに低減することができ、同時に、別の無線ベアラに対する影響を低減することができる。
図20を参照すると、図20は、本発明の別の実施形態において提供される基地局の構造ブロック図である。図20に示されたように、基地局2000は、バス2010、ならびにバス2010を使用することによって通信するプロセッサ2020、メモリ2030、およびトランシーバ2040を含む。メモリ2030は1つまたは複数の命令を記憶するように構成され、命令はプロセッサ2020によって実行されるように構成される。
プロセッサ2020は、構成メッセージを作成するように構成され、構成メッセージは第1の構成パラメータおよび第2の構成パラメータを含み、第1の構成パラメータは第1の状況報告禁止タイマの時間長情報を搬送し、第2の構成パラメータは第2の状況報告禁止タイマの時間長情報を搬送する。
プロセッサ2020は、トランシーバ2040を制御して、ユーザ機器UEに構成メッセージを送信するようにさらに構成される。
結論として、この実施形態において提供される基地局の場合、無線ベアラを確立するために使用される構成メッセージは、2つの異なる状況報告禁止タイマの時間長情報を同時に搬送し、その結果、UEは、異なる伝送環境において異なる状況報告禁止タイマに対応する禁止時間長を適用し、それにより、データ伝送の効果が改善される。
加えて、無線ベアラを再構成するために使用されるメッセージをUEに送信する方式は、状況報告禁止タイマに対応する禁止時間長を変更するために使用される必要がなく、その結果、シグナリングオーバーヘッドをさらに低減することができ、同時に、基地局とUEとの間の対話手順が低減される。
図20に示された実施形態に基づいて提供されるオプションの実施形態では、第1の禁止時間長は第2の禁止時間長よりも小さく、第1の禁止時間長は、第1の構成パラメータ内で搬送される第1の状況報告禁止タイマの時間長情報に対応する時間長に対応し、第2の禁止時間長は、第2の構成パラメータ内で搬送される第2の状況報告禁止タイマの時間長情報に対応する時間長に対応する。
文脈が明らかに例外をサポートしない限り、本明細書において使用される単数形「one」(「a」、「an」、「the」)は、複数形も含むものであることを理解されたい。本明細書において使用される「および/または」は、列挙された1つまたは複数の相関項目のいずれかまたはすべての可能な組合せを含むものであることをさらに理解されたい。
本発明の前述の実施形態のシーケンス番号は、例示目的のためにすぎず、実施形態の優先度を示すものではない。
当業者は、実施形態のステップのうちのすべてまたはいくつかが、ハードウェアまたは関連するハードウェアに命令するプログラムによって実装され得ることを理解することができる。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶される場合がある。記憶媒体には、読取り専用メモリ、磁気ディスク、または光ディスクが含まれ得る。
前述の説明は、本発明の例示的な実施形態にすぎず、本発明を限定するものではない。本発明の趣旨および原理から逸脱することなく行われるいかなる修正、均等な置換、および改善も、本発明の保護範囲に入るべきである。
110 UE
120 基地局
410 受信モジュール
412 再確立モジュール
412a 第1の配信ユニット
412b 第2の配信ユニット
420 解放モジュール
420a 第1の消去ユニット
420b 第2の消去ユニット
430 伝送モジュール
430a 第1の伝送ユニット
430b 第2の伝送ユニット
610 作成モジュール
610a 第1の作成ユニット
610b 第2の作成ユニット
610c 第3の作成ユニット
620 送信モジュール
800 UE
810 バス
820 プロセッサ
830 メモリ
840 トランシーバ
900 基地局
910 バス
920 プロセッサ
930 メモリ
940 トランシーバ
1210 メッセージ受信モジュール
1220 パラメータ適用モジュール
1310 メッセージ受信モジュール
1320 パラメータ適用モジュール
1320a 第1の判断ユニット
1320b 第1の送信ユニット
1320c 第1の設定ユニット
1320d 第2の判断ユニット
1320e 第2の送信ユニット
1320f 第2の設定ユニット
1320g 第3の判断ユニット
1320h 第3の送信ユニット
1320i 第3の設定ユニット
1320j 第4の判断ユニット
1320k 第4の送信ユニット
1320l 第4の設定ユニット
1320m 第5の判断ユニット
1320n 第5の送信ユニット
1320o 第5の設定ユニット
1320p 第6の判断ユニット
1320q 第6の送信ユニット
1320r 第6の設定ユニット
1510 メッセージ作成モジュール
1520 メッセージ送信モジュール
1610 メッセージ作成モジュール
1620 メッセージ送信モジュール
1700 UE
1710 バス
1720 プロセッサ
1730 メモリ
1740 トランシーバ
1800 UE
1810 バス
1820 プロセッサ
1830 メモリ
1840 トランシーバ
1900 基地局
1910 バス
1920 プロセッサ
1930 メモリ
1940 トランシーバ
2000 基地局
2010 バス
2020 プロセッサ
2030 メモリ
2040 トランシーバ

Claims (38)

  1. 無線ベアラ再構成方法であって、前記方法は、
    ユーザ機器UEにより、基地局によって送信された無線ベアラ再構成指示を受信するステップであって、前記無線ベアラ再構成指示が無線ベアラ識別子および対象構成パラメータを備え、前記無線ベアラ識別子が再構成される必要がある対象無線ベアラを示し、前記対象構成パラメータが再構成される必要がある前記対象無線ベアラの構成項目に対応する、ステップと、
    前記UEにより、前記対象無線ベアラを解放するステップと、
    前記UEにより、前記対象構成パラメータに従って、前記対応する対象無線ベアラ上でシグナリングおよび/またはデータを送信するステップと
    を備える、方法。
  2. 前記無線ベアラ再構成指示が完全構成識別子をさらに備え、
    前記UEにより、前記対象無線ベアラを解放する前記ステップが、
    前記UEにより、前記完全構成識別子に従って前記対象無線ベアラを解放するステップ
    を備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記UEにより、前記対象無線ベアラを解放する前記ステップが、
    前記UEにより、前記対象無線ベアラのプロトコルエンティティを解放することにより、前記対象無線ベアラに対応する元の構成パラメータから、前記対象構成パラメータに対応する元の構成パラメータを消去するステップ
    を備え、
    前記プロトコルエンティティが、パケットデータコンバージェンスプロトコルPDCPレイヤエンティティおよび/または無線リンク制御RLCレイヤエンティティを備える、
    請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記UEにより、前記対象無線ベアラのプロトコルエンティティを解放することにより、前記対象無線ベアラに対応する元の構成パラメータから、前記対象構成パラメータに対応する元の構成パラメータを消去する前記ステップが、
    前記対象構成パラメータが前記対象無線ベアラに対応するすべての項目の構成パラメータである場合、前記UEにより、前記対象無線ベアラに対応するすべての前記項目の元の構成パラメータを消去するステップ、または
    前記対象構成パラメータが前記対象無線ベアラに対応するいくつかの項目の構成パラメータである場合、前記UEにより、前記対象無線ベアラに対応する前記元の構成パラメータから、前記対象構成パラメータに対応するいくつかの項目の元の構成パラメータを消去し、いくつかの他の変更されていない項目の元の構成パラメータを残しておくステップ
    を備える、請求項3に記載の方法。
  5. 前記UEにより、前記対象無線ベアラを解放する前記ステップの前に、前記方法が、
    前記UEにより、前記対象無線ベアラのプロトコルエンティティを再確立して、一時的に完全に処理されていないデータパケットを処理するステップ
    をさらに備え、
    前記プロトコルエンティティが、前記PDCPレイヤエンティティおよび/または前記RLCレイヤエンティティを備える、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記UEにより、前記対象無線ベアラのプロトコルエンティティを再確立して、一時的に完全に処理されていないデータパケットを処理する前記ステップが、
    前記UEにより、前記対象無線ベアラの前記PDCPレイヤエンティティを使用することにより、PDCPレイヤの上位レイヤエンティティに、第1のあらかじめ決められた条件を満たすデータパケットを配信するステップであって、前記第1のあらかじめ決められた条件を満たす前記データパケットが、前記PDCPレイヤエンティティにより前記上位レイヤエンティティに一時的に配信されず、連続するデータパケットシーケンス番号を有するデータパケットを指す、ステップ、および/または
    前記UEにより、前記対象無線ベアラの前記RLCレイヤエンティティを使用することにより、前記PDCPレイヤエンティティに、第2のあらかじめ決められた条件を満たすデータパケットを配信するステップであって、前記第2のあらかじめ決められた条件を満たす前記データパケットが、前記RLCレイヤエンティティにより前記PDCPレイヤエンティティに一時的に配信されず、前記RLCレイヤエンティティによって再構築される場合があるデータパケットを指す、ステップ
    を備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記UEにより、前記対象無線ベアラのプロトコルエンティティを再確立する前記ステップが、
    前記UEにより、前記無線ベアラ再構成指示内の前記完全構成識別子に従って前記対象無線ベアラの前記プロトコルエンティティを再確立するステップ、または
    前記無線ベアラ再構成指示が再確立識別子をさらに備え、前記UEにより、前記再確立識別子に従って前記対象無線ベアラの前記プロトコルエンティティを再確立するステップ
    を備える、請求項5または6に記載の方法。
  8. 前記UEにより、前記対象構成パラメータに従って、前記対応する対象無線ベアラ上でシグナリングおよび/またはデータを送信する前記ステップが、
    前記対象構成パラメータが前記対象無線ベアラに対応するすべての項目の構成パラメータである場合、前記UEにより、前記対象構成パラメータに従って、前記対応する対象無線ベアラ上でシグナリングおよび/もしくはデータを送信するステップ、または
    前記対象構成パラメータが前記対象無線ベアラに対応するいくつかの項目の構成パラメータである場合、前記UEにより、前記対象構成パラメータおよび前記対象無線ベアラに対応するいくつかの他の変更されていない項目の元の構成パラメータに従って、前記対応する対象無線ベアラ上でシグナリングおよび/もしくはデータを送信するステップ
    を備える、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記無線ベアラ再構成指示が、無線リソース制御RRC接続再構成メッセージであるか、または、
    前記無線ベアラ再構成指示が、制御プロトコルデータユニットPDUである、
    請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 無線ベアラ再構成方法であって、前記方法は、
    基地局により、無線ベアラ再構成指示を作成するステップであって、前記無線ベアラ再構成指示が無線ベアラ識別子および対象構成パラメータを備え、前記無線ベアラ識別子が再構成される必要がある対象無線ベアラを示し、前記対象構成パラメータが再構成される必要がある前記対象無線ベアラの構成項目に対応する、ステップと、
    前記基地局により、ユーザ機器UEに前記無線ベアラ再構成指示を送信するステップと
    を備える、方法。
  11. 基地局により、無線ベアラ再構成指示を作成する前記ステップが、
    前記基地局により、第1の無線ベアラ再構成指示を作成するステップであって、前記第1の無線ベアラ再構成指示が、前記対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および前記対象無線ベアラに対応するすべての項目の再構成された構成パラメータを備える、ステップ、または
    前記基地局により、第2の無線ベアラ再構成指示を作成するステップであって、前記第2の無線ベアラ再構成指示が、前記対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子、前記対象無線ベアラに対応するいくつかの項目の再構成された構成パラメータ、および前記対象無線ベアラに対応するいくつかの他の変更されていない項目の元の構成パラメータを備える、ステップ、または
    前記基地局により、第3の無線ベアラ再構成指示を作成するステップであって、前記第3の無線ベアラ再構成指示が、前記対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および前記対象無線ベアラに対応するいくつかの項目の再構成された構成パラメータを備える、ステップ
    を備える、請求項10に記載の方法。
  12. 前記無線ベアラ再構成指示が、無線リソース制御RRC接続再構成メッセージであるか、または、
    前記無線ベアラ再構成指示が、制御プロトコルデータユニットPDUである、
    請求項10または11に記載の方法。
  13. 無線ベアラ確立方法であって、前記方法は、
    ユーザ機器UEにより、基地局によって送信された構成メッセージを受信するステップであって、前記構成メッセージが第1の構成パラメータおよび第2の構成パラメータを備え、前記第1の構成パラメータが第1の状況報告禁止タイマの時間長情報を搬送し、前記第2の構成パラメータが第2の状況報告禁止タイマの時間長情報を搬送する、ステップと、
    前記UEにより、プリセットルールに従って、前記第1の構成パラメータおよび/または前記第2の構成パラメータを適用して第1の状況報告または第2の状況報告を送信すると決定するステップと
    を備える、方法。
  14. 前記第1の状況報告が、前記UEがあらかじめ定義されたデータパケットを正しく受信したことを示すために使用され、前記第2の状況報告が、前記再定義されたデータパケットのうちの少なくとも1つのデータパケットが正しく受信されなかったことを示すために使用され、
    第1の禁止時間長が第2の禁止時間長よりも小さく、前記第1の禁止時間長が、前記第1の構成パラメータ内で搬送される前記第1の状況報告禁止タイマの前記時間長情報に対応する時間長に対応し、前記第2の禁止時間長が、前記第2の構成パラメータ内で搬送される前記第2の状況報告禁止タイマの前記時間長情報に対応する時間長に対応する、
    請求項13に記載の方法。
  15. 前記UEにより、プリセットルールに従って、前記第1の構成パラメータおよび/または前記第2の構成パラメータを適用して第1の状況報告または第2の状況報告を送信すると決定する前記ステップが、
    前記UEにより、前記第1の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断し、前記UEにより、前記基地局に前記第1の状況報告を送信し、前記UEにより、前記第1の状況報告禁止タイマを前記第1の禁止時間長に設定するステップ、または
    前記UEにより、前記第2の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断し、前記UEにより、前記基地局に前記第2の状況報告を送信し、前記UEにより、前記第2の状況報告禁止タイマを前記第2の禁止時間長に設定するステップ
    を備える、請求項13または14に記載の方法。
  16. 前記UEにより、プリセットルールに従って、前記第1の構成パラメータおよび/または前記第2の構成パラメータを適用して第1の状況報告または第2の状況報告を送信すると決定する前記ステップが、
    前記UEにより、前記第1の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断し、前記UEにより、前記基地局に前記第1の状況報告を送信し、前記UEにより、前記第1の状況報告禁止タイマを前記第1の禁止時間長に設定し、前記第2の状況報告禁止タイマを前記第2の禁止時間長に設定するステップ、または
    前記UEにより、前記第2の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断し、前記UEにより、前記基地局に前記第2の状況報告を送信し、前記UEにより、前記第2の状況報告禁止タイマを前記第2の禁止時間長に設定し、前記第1の状況報告禁止タイマを前記第1の禁止時間長に設定するステップ
    を備える、請求項13または14に記載の方法。
  17. 前記UEにより、プリセットルールに従って、前記第1の構成パラメータおよび/または前記第2の構成パラメータを適用して第1の状況報告または第2の状況報告を送信すると決定する前記ステップが、
    前記UEにより、前記第1の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断し、前記UEにより、前記基地局に前記第1の状況報告を送信し、前記UEにより、前記第1の状況報告禁止タイマを前記第1の禁止時間長に設定するステップ、または
    前記UEにより、前記第1の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止し、前記第2の状況報告禁止タイマも満了もしくは一時停止したと判断し、前記UEにより、前記基地局に前記第2の状況報告を送信し、前記UEにより、前記第1の状況報告禁止タイマを前記第1の禁止時間長に設定し、前記第2の状況報告禁止タイマを前記第2の禁止時間長に設定するステップ
    を備える、請求項13または14に記載の方法。
  18. 無線ベアラ確立方法であって、前記方法は、
    基地局により、構成メッセージを作成するステップであって、前記構成メッセージが第1の構成パラメータおよび第2の構成パラメータを備え、前記第1の構成パラメータが第1の状況報告禁止タイマの時間長情報を搬送し、前記第2の構成パラメータが第2の状況報告禁止タイマの時間長情報を搬送する、ステップと、
    前記基地局により、ユーザ機器UEに前記構成メッセージを送信するステップと
    を備える、方法。
  19. 第1の禁止時間長が第2の禁止時間長よりも小さく、前記第1の禁止時間長が、前記第1の構成パラメータ内で搬送される前記第1の状況報告禁止タイマの前記時間長情報に対応する時間長に対応し、前記第2の禁止時間長が、前記第2の構成パラメータ内で搬送される前記第2の状況報告禁止タイマの前記時間長情報に対応する時間長に対応する、請求項18に記載の方法。
  20. プロセッサと、メモリと、トランシーバとを備えるユーザ機器UEであって、前記メモリが1つまたは複数の命令を記憶するように構成され、前記命令が前記プロセッサによって実行されるように構成され、
    前記プロセッサが、前記トランシーバを制御して、基地局によって送信された無線ベアラ再構成指示を受信するように構成され、前記無線ベアラ再構成指示が無線ベアラ識別子および対象構成パラメータを備え、前記無線ベアラ識別子が再構成される必要がある対象無線ベアラを示し、前記対象構成パラメータが再構成される必要がある前記対象無線ベアラの構成項目に対応し、
    前記プロセッサが、前記対象無線ベアラを解放するようにさらに構成され、
    前記プロセッサが、前記対象構成パラメータに従って、前記対応する対象無線ベアラ上でシグナリングおよび/またはデータを送信するようにさらに構成される、
    ユーザ機器UE。
  21. 前記無線ベアラ再構成指示が完全構成識別子をさらに備え、
    前記プロセッサが、具体的に、前記完全構成識別子に従って前記対象無線ベアラを解放するように構成される、
    請求項20に記載のUE。
  22. 前記プロセッサが、具体的に、前記対象無線ベアラのプロトコルエンティティを解放することにより、前記対象無線ベアラに対応する元の構成パラメータから、前記対象構成パラメータに対応する元の構成パラメータを消去するように構成され、
    前記プロトコルエンティティが、パケットデータコンバージェンスプロトコルPDCPレイヤエンティティおよび/または無線リンク制御RLCレイヤエンティティを備える、
    請求項20または21に記載のUE。
  23. 前記プロセッサが、具体的に、前記対象構成パラメータが前記対象無線ベアラに対応するすべての項目の構成パラメータである場合、前記UEにより、前記対象無線ベアラに対応するすべての前記項目の元の構成パラメータを消去するように構成されるか、または
    前記プロセッサが、具体的に、前記対象構成パラメータが前記対象無線ベアラに対応するいくつかの項目の構成パラメータである場合、前記UEにより、前記対象無線ベアラに対応する前記元の構成パラメータから、前記対象構成パラメータに対応するいくつかの項目の元の構成パラメータを消去し、いくつかの他の変更されていない項目の元の構成パラメータを残しておくように構成される、
    請求項22に記載のUE。
  24. 前記プロセッサが、前記UEが前記対象無線ベアラを解放する前に、前記対象無線ベアラのプロトコルエンティティを再確立して、一時的に完全に処理されていないデータパケットを処理するようにさらに構成され、
    前記プロトコルエンティティが、前記PDCPレイヤエンティティおよび/または前記RLCレイヤエンティティを備える、
    請求項20から23のいずれか一項に記載のUE。
  25. 前記プロセッサが、具体的に、前記対象無線ベアラの前記PDCPレイヤエンティティを使用することにより、PDCPレイヤの上位レイヤエンティティに、第1のあらかじめ決められた条件を満たすデータパケットを配信するように構成され、前記第1のあらかじめ決められた条件を満たす前記データパケットが、前記PDCPレイヤエンティティにより前記上位レイヤエンティティに一時的に配信されず、連続するデータパケットシーケンス番号を有するデータパケットを指し、かつ/または
    前記プロセッサが、具体的に、前記対象無線ベアラの前記RLCレイヤエンティティを使用することにより、前記PDCPレイヤエンティティに、第2のあらかじめ決められた条件を満たすデータパケットを配信するように構成され、前記第2のあらかじめ決められた条件を満たす前記データパケットが、前記RLCレイヤエンティティにより前記PDCPレイヤエンティティに一時的に配信されず、前記RLCレイヤエンティティによって再構築される場合があるデータパケットを指す、
    請求項24に記載のUE。
  26. 前記プロセッサが、具体的に、前記無線ベアラ再構成指示内の前記完全構成識別子に従って前記対象無線ベアラの前記プロトコルエンティティを再確立するように構成されるか、または
    前記無線ベアラ再構成指示が再確立識別子をさらに備え、前記プロセッサが、具体的に、前記再確立識別子に従って前記対象無線ベアラの前記プロトコルエンティティを再確立するように構成される、
    請求項24または25に記載のUE。
  27. 前記プロセッサが、具体的に、前記対象構成パラメータが前記対象無線ベアラに対応するすべての項目の構成パラメータである場合、前記UEにより、前記対象構成パラメータに従って、前記対応する対象無線ベアラ上でシグナリングおよび/もしくはデータを送信するように構成されるか、または
    前記プロセッサが、具体的に、前記対象構成パラメータが前記対象無線ベアラに対応するいくつかの項目の構成パラメータである場合、前記UEにより、前記対象構成パラメータおよび前記対象無線ベアラに対応するいくつかの他の変更されていない項目の元の構成パラメータに従って、前記対応する対象無線ベアラ上でシグナリングおよび/もしくはデータを送信するように構成される、
    請求項20から26のいずれか一項に記載のUE。
  28. 前記無線ベアラ再構成指示が、無線リソース制御RRC接続再構成メッセージであるか、または、
    前記無線ベアラ再構成指示が、制御プロトコルデータユニットPDUである、
    請求項20から27のいずれか一項に記載のUE。
  29. プロセッサと、メモリと、トランシーバとを備える基地局であって、前記メモリが1つまたは複数の命令を記憶するように構成され、前記命令が前記プロセッサによって実行されるように構成され、
    前記プロセッサが、無線ベアラ再構成指示を作成するように構成され、前記無線ベアラ再構成指示が無線ベアラ識別子および対象構成パラメータを備え、前記無線ベアラ識別子が再構成される必要がある対象無線ベアラを示し、前記対象構成パラメータが再構成される必要がある前記対象無線ベアラの構成項目に対応し、
    前記プロセッサが、前記トランシーバを制御して、ユーザ機器UEに前記無線ベアラ再構成指示を送信するようにさらに構成される、
    基地局。
  30. 前記プロセッサが、具体的に、第1の無線ベアラ再構成指示を作成するように構成され、前記第1の無線ベアラ再構成指示が、前記対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および前記対象無線ベアラに対応するすべての項目の再構成された構成パラメータを備えるか、または
    前記プロセッサが、具体的に、第2の無線ベアラ再構成指示を作成するように構成され、前記第2の無線ベアラ再構成指示が、前記対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子、前記対象無線ベアラに対応するいくつかの項目の再構成された構成パラメータ、および前記対象無線ベアラに対応するいくつかの他の変更されていない項目の元の構成パラメータを備えるか、または
    前記プロセッサが、具体的に、第3の無線ベアラ再構成指示を作成するように構成され、前記第3の無線ベアラ再構成指示が、前記対象無線ベアラに対応する無線ベアラ識別子および前記対象無線ベアラに対応するいくつかの項目の再構成された構成パラメータを備える、
    請求項29に記載の基地局。
  31. 前記無線ベアラ再構成指示が、無線リソース制御RRC接続再構成メッセージであるか、または、
    前記無線ベアラ再構成指示が、制御プロトコルデータユニットPDUである、
    請求項29または30に記載の基地局。
  32. プロセッサと、メモリと、トランシーバとを備えるユーザ機器UEであって、前記メモリが1つまたは複数の命令を記憶するように構成され、前記命令が前記プロセッサによって実行されるように構成され、
    前記プロセッサが、前記トランシーバを制御して、基地局によって送信された構成メッセージを受信するように構成され、前記構成メッセージが第1の構成パラメータおよび第2の構成パラメータを備え、前記第1の構成パラメータが第1の状況報告禁止タイマの時間長情報を搬送し、前記第2の構成パラメータが第2の状況報告禁止タイマの時間長情報を搬送し、
    前記プロセッサが、プリセットルールに従って、前記第1の構成パラメータおよび/または前記第2の構成パラメータを適用して第1の状況報告または第2の状況報告を送信すると決定するようにさらに構成される、
    ユーザ機器UE。
  33. 前記第1の状況報告が、前記UEがあらかじめ定義されたデータパケットを正しく受信したことを示すために使用され、前記第2の状況報告が、前記再定義されたデータパケットのうちの少なくとも1つのデータパケットが正しく受信されなかったことを示すために使用され、
    第1の禁止時間長が第2の禁止時間長よりも小さく、前記第1の禁止時間長が、前記第1の構成パラメータ内で搬送される前記第1の状況報告禁止タイマの前記時間長情報に対応する時間長に対応し、前記第2の禁止時間長が、前記第2の構成パラメータ内で搬送される前記第2の状況報告禁止タイマの前記時間長情報に対応する時間長に対応する、
    請求項32に記載のUE。
  34. 前記プロセッサが、具体的に、前記第1の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断し、前記基地局に前記第1の状況報告を送信し、前記第1の状況報告禁止タイマを前記第1の禁止時間長に設定するように構成されるか、または
    前記プロセッサが、具体的に、前記第2の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断し、前記基地局に前記第2の状況報告を送信し、前記第2の状況報告禁止タイマを前記第2の禁止時間長に設定するように構成される、
    請求項32または33に記載のUE。
  35. 前記プロセッサが、具体的に、前記第1の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断し、前記基地局に前記第1の状況報告を送信し、前記第1の状況報告禁止タイマを前記第1の禁止時間長に設定し、前記第2の状況報告禁止タイマを前記第2の禁止時間長に設定するように構成されるか、または
    前記プロセッサが、具体的に、前記第2の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断し、前記基地局に前記第2の状況報告を送信し、前記第2の状況報告禁止タイマを前記第2の禁止時間長に設定し、前記第1の状況報告禁止タイマを前記第1の禁止時間長に設定するように構成される、
    請求項32または33に記載のUE。
  36. 前記プロセッサが、具体的に、前記第1の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断し、前記基地局に前記第1の状況報告を送信し、前記第1の状況報告禁止タイマを前記第1の禁止時間長に設定するように構成されるか、または
    前記プロセッサが、具体的に、前記第1の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止し、前記第2の状況報告禁止タイマが満了もしくは一時停止したと判断し、前記基地局に前記第2の状況報告を送信し、前記第1の状況報告禁止タイマを前記第1の禁止時間長に設定し、前記第2の状況報告禁止タイマを前記第2の禁止時間長に設定するように構成される、
    請求項32または33に記載のUE。
  37. プロセッサと、メモリと、トランシーバとを備える基地局であって、前記メモリが1つまたは複数の命令を記憶するように構成され、前記命令が前記プロセッサによって実行されるように構成され、
    前記プロセッサが、構成メッセージを作成するように構成され、前記構成メッセージが第1の構成パラメータおよび第2の構成パラメータを備え、前記第1の構成パラメータが第1の状況報告禁止タイマの時間長情報を搬送し、前記第2の構成パラメータが第2の状況報告禁止タイマの時間長情報を搬送し、
    前記プロセッサが、前記トランシーバを制御して、ユーザ機器UEに前記構成メッセージ送信するようにさらに構成される、
    基地局。
  38. 第1の禁止時間長が第2の禁止時間長よりも小さく、前記第1の禁止時間長が、前記第1の構成パラメータ内で搬送される前記第1の状況報告禁止タイマの前記時間長情報に対応する時間長に対応し、前記第2の禁止時間長が、前記第2の構成パラメータ内で搬送される前記第2の状況報告禁止タイマの前記時間長情報に対応する時間長に対応する、請求項37に記載の基地局。
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