JP2018506554A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. ｉ．粒子の９０％が１０００ｎｍ未満であるような粒度分布を有する、水溶性水感受性有効成分またはその薬学的に許容される塩のナノ粒子と、
   ｉｉ．１種以上の湿潤剤と、
   ｉｉｉ．少なくとも１種のゲル化剤と、
   ｉｖ．非水性液体ビヒクルと、
   を含むナノ粒子局所組成物であって、
   ここで、該組成物は水を含まず、
   前記水溶性水感受性有効成分は、ミノサイクリンまたはその薬学的に許容される塩であり、
   前記１種以上の湿潤剤は、シクロメチコン−ジメチコンコポリオールポリマーであり、
   前記非水性液体ビヒクルは、シクロメチコンまたはシクロメチコンと鉱油の混合物を含み、
   さらに、前記局所組成物が、ゲルである、組成物。
2. 前記ナノ粒子が、粒子の９０％（Ｄ_９０）が１０００ｎｍ未満であり、前記粒子の５０％（Ｄ_５０）が８００ｎｍ未満であるような粒度分布を有する、請求項１に記載の組成物。
3. 前記ナノ粒子が、粒子の９０％（Ｄ_９０）が７００ｎｍ未満であり、前記粒子の５０％（Ｄ_５０）が５００ｎｍ未満であり、前記粒子の１０％（Ｄ_１０）が３００ｎｍ未満であるような粒度分布を有する、請求項１に記載の組成物。
4. 前記水溶性水感受性有効成分がミノサイクリン塩酸塩であり、約０．０１％ｗ／ｗ〜約１５％ｗ／ｗに及ぶ濃度で組成物中に存在する、請求項１に記載の組成物。
5. 前記湿潤剤が前記組成物の約０．５重量％〜２０．０重量％に及ぶ濃度で存在する、請求項１に記載の組成物。
6. 浸透促進剤をさらに含む、請求項１に記載の組成物。
7. 前記浸透促進剤がミリスチン酸イソプロピルまたはオレイン酸から選択される、請求項６に記載の組成物。
8. ざ瘡、酒さ、膿痂疹、または細菌によって引き起こされる皮膚疾患の治療用の、局所施用による、請求項１に記載のナノ粒子局所組成物。