JP2018506338A - Ecg電極スナップコネクタ及び関連方法 - Google Patents

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Abstract

コネクタ(センサアセンブリ)100は、ハウジング2と、ハウジング2によって保持され、電極4の雄型スナップコネクタ部材21に機械的に及び電気的に接続するよう構成される雌型スナップ接続(コネクタ部材)22と、ハウジング2によって保持され、コネクタ100の固有の加速度を検知するよう構成される3軸加速度計3と、雌型スナップ接続22及び加速度計3と電気通信するマイクロプロセッサ(マイクロコントローラ)10とを含む。 マイクロプロセッサ10は、電極4から心臓活動データを受信し、加速度計3から固有の加速度データを受信し、処理済みデータを画定すべく、心臓活動データを固有の加速度データと関連付けるよう構成される。

Description

[関連出願]
本願は、本出願の発明者により2015年1月20日に出願された、「ECG電極スナップコネクタ及び関連方法」と題する米国非仮特許出願第14/600,939号の利益を米国特許法第119条(e)項の下で主張し、その全内容は、その開示が本明細書の開示と一致しない場合を除き、参照により本明細書に組み込まれる。
本発明は、共通のセンサハウジングを使用して、ECG(心電図)データ、及び運動/加速度データを同時にトラッキングするためのシステム及び方法に関する。
従来のECG信号測定において、使い捨て可能な接着性電極パッチが、皮膚の表面に貼り付けられ、心電計のリードワイヤが、これらの電極に取り付けられる。リードワイヤをこれらの電極に取り付けるには多くの手法があり、最も一般的な手法は、パラレルスプリングスナップを使用する手法となる。
ECG信号測定を行う際、心拍信号に関連しない漂遊信号、すなわちアーチファクトが発生し得る。アーチファクトの主な原因の1つは、信号測定中の患者の体の運動であり、それが、心臓の電気信号に関連しない電気信号を生成し得る。アーチファクトの発生は、不正確なECGデータにつながり得、データのセットから識別及び取り除くことが、困難で時間がかかり得る。
従来技術の特定の態様が、本発明の開示を容易にすべく述べられているが、出願人は、決してこれらの技術的側面を放棄するのではなく、特許請求された本発明は、本明細書で述べられる従来の技術的側面のうちの1又は複数を包含してよいと考えられる。本発明は、上述される現在の利用可能性と先行技術との問題及び欠陥のうち1又は複数に対処してよい。しかしながら、本発明は、多数の技術分野における他の問題、及び欠陥に対処する上で有用であり得ると考えられる。従って、特許請求された本発明は、本明細書で述べられる特定の問題若しくは欠陥のうちの何れかに対処するために限定されるものとして、又は、本明細書における段階及び機能性を図示するために使用される発明の特定の実施形態に限定されるものとして、必ずしも解釈されるべきではない。
この背景技術の情報は、出願人が本発明に関連する可能性があると考える情報を明らかにすべく提供される。先述の情報の何れかが、本発明に対する先行技術を構成すると認めることは、必ずしも意図されるものではなく、そのように解釈されるべきでもない。この参照又は議論は、知識の文書、行為(act)、若しくは項目(item)、又はそれらの任意の組み合わせが、優先日当時、公表されている、公知である、一般常識の一部である、若しくは適用可能な法定規則に基づいて先行技術を別途構成する、又は、本明細書が関係するあらゆる問題を解決するための試みに関連すると知られていることを認めるものではない。
上記を念頭に置いて、本発明の実施形態は、ECG測定値が得られる位置に対応する動きデータを収集することに関する。これは、有利なことに、診断の向上、及びアーチファクトの低減を可能にし得る。
本発明に係るこれら及び他の目的、特徴、及び利点は、ハウジングと、ハウジングによって保持され、電極の雄型スナップコネクタ部材に機械的に及び電気的に接続されるよう構成される雌型スナップコネクタ部材と、ハウジングによって保持され、コネクタの固有の加速度を検知するよう構成される3軸加速度計と、スナップコネクタ及び加速度計と電気通信するマイクロプロセッサとを含むコネクタによって提供される。マイクロプロセッサは、電極から心臓活動データを受信し、加速度計から固有の加速度データを受信し、処理済みデータを画定すべく、心臓活動データを固有の加速度データと関連付けるよう構成されてよい。
コネクタは、ハウジングによって保持される非一時的コンピュータ可読記憶媒体をさらに含んでよい。マイクロプロセッサは、心臓活動データ、固有の加速度データ、及び/若しくは処理済みデータを記憶媒体に格納するよう構成されてよい。
コネクタは、ハウジングによって少なくとも部分的に保持され得、マイクロプロセッサ及びコンピューティングシステムとデータ通信し得るリードワイヤも含んでよい。リードワイヤは、心臓活動データ、固有の加速度データ、及び/若しくは処理済みデータをコンピューティングシステムに電子的に伝送するよう構成されてよい。
コネクタは、マイクロプロセッサとデータ通信する無線送信機も含んでよい。無線送信機は、心臓活動データ、固有の加速度データ、及び処理済みデータのうち少なくとも1つを無線受信機に無線で送信するよう構成されてよい。無線受信機は、心臓活動データ、固有の加速度データ、及び/若しくは処理済みデータをコンピューティングシステムに電子的に伝送するよう構成されてもよい。
コネクタは、増幅器及びアナログ/デジタル変換器も含んでよい。スナップコネクタは、心臓活動データをアナログ形式で増幅器に渡すよう構成されてよい。増幅器は、心臓活動データを増幅された形態でアナログ/デジタル変換器に渡すよう構成されてよい。同様に、アナログ/デジタル変換器は、心臓活動データをデジタル形式でマイクロプロセッサに渡すよう構成されてよい。加速度計は、固有の加速度データをデジタル形式でマイクロプロセッサに渡すよう構成されてよく、静電容量型であってよい。さらに、電極は、医療器具開発協会(AAMI)及び/若しくは米国規格協会(ANSI)標準の使い捨て可能なECG電極であってよい。
本発明の別の態様は、改良型心拍数監視システムに関し、上記で説明されるように、コンピューティングシステム及びコネクタを含んでよい。心臓活動データ、固有の加速度データ、及び/若しくは処理済みデータは、監視デバイスによってコンピューティングシステムに送信されてよい。コネクタの加速度計は、固有の加速度データをデジタル形式でマイクロプロセッサに渡すよう構成されてよい。コンピューティングシステムは、固有の加速度データ及び処理済みデータを使用して、コネクタが電極から取り外されたか否か決定するよう構成されてよい。コンピューティングシステムは、処理済みデータを使用して、運動アーチファクトを低減するよう構成されてよく、処理済みデータを使用して、呼吸困難、睡眠障害、及び/若しくは心血管疾患を検出するよう構成されてもよい。
本発明の別の態様は、雌型スナップコネクタ部材と、3軸加速度計と、スナップコネクタ及び加速度計と電気通信するマイクロプロセッサとを含むコネクタを使用して、ECG監視システムを改良する方法に関する。方法は、コネクタの雌型スナップコネクタ部材を電極の雄型スナップコネクタ部材に機械的に及び電気的に接続する段階を含んでよい。方法は、電極を使用して、患者の心臓活動を検出する段階も含んでよい。方法は、加速度計を使用して、コネクタの固有の加速度を検出する段階をさらに含んでよい。方法は、心臓活動データを電極からマイクロプロセッサに送信する段階と、固有の加速度データを加速度計からマイクロプロセッサに送信する段階とをまたさらに含んでよい。方法は、処理済みデータを画定すべく、マイクロプロセッサを使用して、心臓活動データ及び固有の加速度データを関連付ける段階も含んでよい。
本発明の実施形態に係る、切り離された部分を有するECG電極スナップコネクタの斜視図である。
図1に図示され、図1における線A‐Aによる、ECG電極スナップコネクタの断面図である。
ECG電極スナップコネクタのハウジングによって保持されるコンポーネントを示す、図1に図示されるECG電極スナップコネクタの上面図である。
図1に図示されるECG電極スナップコネクタのハウジングによって保持される回路基板の斜視図である。
本発明の一実施形態に係るECG電極スナップコネクタの概略ブロック図である。
本発明の一実施形態に係るECG電極スナップコネクタの配線レイアウトである。
患者とのインタラクションにおける、本発明の一実施形態に係る複数のECG電極スナップコネクタの環境図である。
例示的なコンピュータシステムを図示する。
図5のシステムに関連する例示的な方法である。
図5のシステムに関連するさらなる例示的な方法である。 図5のシステムに関連するさらなる例示的な方法である。
ここで、本発明は、本発明の好適な実施形態が示される添付図面に関連して、以下、より十分に説明される。本発明は、しかしながら、多くの異なる形態で具現されてよく、本明細書で説明される実施形態に限定されるものとして解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、本開示が詳細且つ完全なものとなり、本発明の範囲を当業者に十分に伝えるように提供される。当業者は、本発明の実施形態の以下の説明が例示的なものであり、決して限定することを意図したものではないことを認識されたい。本発明の他の実施形態は、本開示の利益を有するこのような当業者に対して、これら自体を容易に示唆するであろう。全体にわたって、同様の番号は同様の要素を指す。
以下の詳細な説明は、例示目的のために多くの具体例を含むが、当業者であれば誰でも、以下の詳細に対する多くの変形例及び変更例が本発明の範囲内にあることを理解するであろう。従って、本発明の以下の実施形態は、特許請求された本発明のあらゆる一般性を損なうことなく、且つ、これらに対して限定を加えることなく説明される。
本発明の詳細な説明において、当業者は、「上」、「下」、「より高い」、「より低い」等の用語、及び、方向に関する他の同様の用語が、図面に関連して読者の便宜上使用されていることに留意すべきである。また、当業者は、本発明の原理から逸脱することなく、位置、向き及び方向を伝えるために、この説明が他の用語を含んでよいことに注意すべきである。
さらに、この詳細な説明において、当業者は、「概ね」、「実質的に」、「主に」等、及びその他の量に関する限定的な用語が、概して、参照された対象物、特性、又は品質が参照する対象の大部分を構成することを意味すべく使用されていることに留意すべきである。これらの用語の何れかの意味は、それが使用される文脈に依存し、当該意味は、特別に変更されてよい。
さらに、「約」、「おおよそ」、「ほぼ」等、及びその他の量に関する限定的な用語は、概して、参照された対象物、特性、又は品質が本発明の意図される機能若しくは結果を実現するための範囲内である、又は、同様の特性十分にを備えるように意味すべく使用される。
本明細書にわたって、本発明は、心電図(ECG)スナップコネクタ、スナップコネクタ、コネクタ、改良型ECGスナップコネクタ、改良型スナップコネクタ、及び/又は改良型コネクタと称されてよい。これらは、異なる発明を指すことを意図していないが、むしろ、本発明の全ての実施形態を指すことを意図している。
心電図(ECG)は、心臓の電気的活動を記録するために使用される非侵襲的な診断ツールである。これは、人体の予め画定された箇所において、皮膚上に配置されるいくつかの電極間の潜在的な差を測定することによって行われる。ECGの1サイクルは、心拍毎に発生する心房及び心室の脱分極/再分極を表わしてよい。この情報は、対象を診断及び監視することにおいて有用であり得る。
図1−10は、本発明に係る、ECG電極スナップコネクタ、改良型心拍数監視システム、及び、ECG電極スナップコネクタでECG監視システムを改良するための方法の例示的な実施形態を図示する。
図1は、例示的なセンサアセンブリ100、及びセンサアセンブリ100が接続されてよい電極4を図示する。電極4は、患者の皮膚に取り付けられるために使用されるもの等の市販の電極であってよい。図示される電極4は、電極が患者の皮膚に容易に取り付けられることを可能にすべく、例えば、その底部に沿って接着部を有してよい。勿論、任意の好適な種類の電極4が、所望により、特定の用途に応じて使用されてよい。
センサアセンブリ100は、運動センサ3に接続される回路基板1を含んでよい。運動センサ3は、加速度計3、又は他の運動/位置検出センサのような集積回路微小電気機械センサ(MEMS)を含んでよい。勿論、加速度計/動きセンサ3は、任意の種類の適切なセンサであってよく、MEMSデバイスに限定されない。当業者は、動きを検出することが可能なあらゆるデバイスが、運動センサに好適であってよく、本発明の範囲に含められることが意図されることを理解するであろう。
いくつかの実施形態において、加速度計3は、あらゆる方向、傾き等において、動き及び/又は加速度を検出するのに好適であってよい3軸加速度計であってよい。これは、加速度計3が、センサアセンブリ100の固有の加速度を検出し、このように、接続される場合に、電極4の固有の加速度を検出することを可能にし得る。さらに、電極4若しくは電極4が取り付けられる人のような任意の基準点に対して客観的な又は関連した加速度計3の向きに関わらず、加速度計3は、センサアセンブリ100の固有の加速度を検出するよう構成されてよい。
固有の加速度とは、対象物によって経験される物理的な加速度(すなわち、加速度計によってのように測定可能な加速度)である。そのため加速度は、自由落下、又は慣性に関連し、瞬間的に静止しているオブザーバは、測定されている対象物に関連する。従って、任意の固有の加速度がそこから離れ(そこから加速し)なくてはならない慣性オブザーバの上に重力が作用するので、重力作用は、固有の加速度を生じさせない。結果として、全ての慣性オブザーバは、常に固有の加速度であるゼロを有する。従って、固有の加速度は、重力の加速度を省略してよい。
従って、固有の加速度は、加速度計3によって検出される加速度として考えられてよい。特に、固有の加速度は、測定値が得られる慣性の基準点との関係において経験される加速度である。これは、ある時点において、センサアセンブリ100によって経験される加速度をそれが説明するので、有用である。この情報は、検出される信号データにおいて、センサアセンブリ100が、運動アーチファクトを生じさせる可能性が高い態様で動いているかを決定すべく、次に、使用されることができる。
加えて、3軸加速度計3を有することで、センサアセンブリ100の運動は、あらゆる方向において検出されてよく、これにより、固有の加速度が、全ての方向上の運動に関して検出されることを確保する。3軸加速度計3は、センサアセンブリ100の傾きの検出も可能にし、これにより、センサアセンブリ100の姿勢、及び/又はセンサアセンブリ100が経験しているあらゆる回転を検出する。1つの軸に沿った運動のみを検出する単一軸加速度計を使用する場合と比較し、加速度計3は、センサアセンブリ100が経験していることのさらなる全体像を提供し得るので、この情報は、対象が座っている、横たわっている、立っている、走っている等を決定すべく、さらに使用されることができる。
回路基板1、及び加速度計3は、ハウジング2内に収容されてよく、又は、ハウジング2内に部分的に収容されてよい。ハウジングは、例えば、オーバモールド2で設けられてよい。当業者は、本発明の実施形態に係るECG電極スナップコネクタのハウジングが、オーバモールドハウジングとして図示されているが、ハウジング2は、いくつかの他の種類のハウジング、すなわち、スナップハウジング、一体モールドハウジング、又は、センサアセンブリ100の様々なコンポーネントを含むために好適であり得る任意の他の種類のハウジングによって、設けらてもよいことを理解するであろう。上記を念頭に置いて、しかしながら、センサアセンブリ100は、従来のECG電極スナップコネクタに類似させるように、プラスチックのスナップオーバモールド2にオーバモールドされてよい。センサアセンブリ100(例えば、スナップコネクタアセンブリ)は、次に、電極コネクタ6(例えば、金属スナップ)の使用を通じて、患者の皮膚に取り付けられる市販の電極4上に接続されることができる場合がある。
図1及び2で図示されるように、ECG電極スナップコネクタ(センサアセンブリ100)の電極コネクタ6は、電極4の雄型接続部21に係合すべく適合される雌型接続部22であってよい。いくつかの実施形態において、雌型接続部22は、パラレルスプリングスナップを含んでよい。勿論、標準的な電極4に取り付けられるよう構成され得る任意の他の接続システム/方法が、本発明の範囲内で考えられ、本発明の範囲内に含められる。電極4の雄型接続部21とセンサアセンブリの雌型接続部22との両方は、金属のような伝導性材料で形成されてよい。従って、電極コネクタ6は、物理的に電極4に接続してよく、これにより、その間の電気接続を確立する。
さらに、センサアセンブリ100と電極4との間の接続は、センサアセンブリ100と、加速度計3の延在による電極4との間の相対的な動きを、排除又は最小限にするよう構成されてよい。これは、電極4が、加速度計3によって検知されない運動を経験するであろう可能性、若しくは、加速度計3が、電極4によって経験されない運動を経験及び検出するであろう可能性、従って、運動の誤表示を提供することを排除又は低減し得る。これは、より安定した接続方法、及び/又はより頑丈なばねクランプを雌型接続部22上で使用することによって達成されてよい。ハウジング2は、雌型接続部22の周囲に位置決め小隆起又は隆起を含んでよく、これにより、電極4とのハウジング2の安定した接触を確保することも考えられる。
加えて、加速度計3の位置は、雌型コネクタ付近(例えば、雌型コネクタの僅かに上)に配置されてよい。そうすることにより、電極4とセンサアセンブリ100との間のあらゆる相対運動が最小限にされ得る。例えば、センサアセンブリ100が、電極4上ですぐに回転される、又はぐらつく場合、雌型接続部22の上方に位置する加速度計3を有することが、センサアセンブリ100上のモーメント力によって引き起こされる大きな運動を排除してよい。換言すると、センサアセンブリ100が動く場合、加速度計3がセンサアセンブリ100の遠位端(例えば、センサアセンブリ100が回転すると、加速度計によって動かされた距離が、雌型接続部22の上方でより大きくなるであろうリード7のそばに)に位置している場合とは対照的に、加速度計3が雌型接続部22に対して遠くには動かないであろう。
回路基板1は、図示されるように、電極コネクタ6の上方に配置されてよく、又は、ある他の場所に位置してよい。回路基板1は、電極コネクタ6から信号を受信するように、電極コネクタ6と通信してよい。回路基板1と電極コネクタ6との間で通信する方法は、特に限定されておらず、例えば、電気接続(例えば、ワイヤ20)、電磁結合接続、無線通信等を含んでよい。上述の通り、電極コネクタ6は、電極4の接続部21と物理的及び電気的にインターフェースするよう構成されてよい。
センサアセンブリ100は、リードワイヤ7に接続するようにも構成されてよい。例えば、ECG信号、又はある他の信号の種類は、電極4から、電極コネクタ6を通じて、リードワイヤ7へと伝送されてよい。加えて、電極コネクタ6からの信号は、リードワイヤ7に達する前に、回路基板1を通ってよい。いくつかの実施形態において、リードワイヤ7は、取外し不可能に接続されるよう回路基板1に、及び/又はセンサアセンブリ100にしっかりと取り付けられてよい。これにより、患者14からのECG信号を監視することを可能にする。いくつかの実施形態において、リードワイヤ7は、交換リードワイヤ7がセンサアセンブリ100に接続され得るように、取り外し可能に取り付けられてよい。リードワイヤ7は、センサアセンブリ100に電力を供給するよう構成されてもよい。
回路基板1は、信号プロセッサ又はメモリバッファのような加速度計3の動作のために必要な全ての支持コンポーネントも含んでよい。回路基板1は、加速度計3からリードワイヤ7への信号の送信を容易にするよう構成され得る、加速度計3に関連する信号用ワイヤの取り付けのための接続点を含んでよい。加速度計3は、リードワイヤ7に直接的に接続してよいとも考えられる。任意選択的に、回路基板1は、コネクタの使用を通じて、リード7との通信を確立してよい。コネクタは、特に限定されず、例えば、リード7の端部において雄型コネクタに取り付けられ得る雌型ピンコネクタを含んでよい。これは、リード7がセンサアセンブリ100から切り離されることを可能にし得る。
上記の特徴は、加速度計3からの動きデータが、電極4からのECG信号と一緒に、同時にキャプチャされることを可能にし得る。加速度計3からの情報は、リードワイヤ7を通じて、取得及び処理電子機器15まで送信されてよい。処理電子機器15は、図5に関連して、以下でより詳細に記載されるであろう。
加速度計3からの情報が、別のワイヤを通じて、又は無線で処理電子機器15まで、及び/又はパーソナルコンピュータのような、ある他の信号受信デバイスまで送信されることも可能である。限定されるものではないが、ZigBee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、Wi‐Fi、及び任意の他の無線通信規格を含む、当技術分野において公知であり得る任意の無線通信規格は、本発明の範囲内で考えられ、本発明の範囲内に含められる。さらに、ECG信号は、処理電子機器15、及び/又は別のデバイスに、無線で同様に送信されてよいと考えられる。
ここで、本発明の例示的な実施形態の内部構造の側面図を示す図2、及び、上面図を示す図3を参照すると、センサアセンブリ100のさらなる詳細が、ここで説明されるであろう。加速度計3を含む回路基板1は、電極コネクタ6に概ね近接して、及び/又は電極コネクタ6の上方に配置されてよく、最終オーバモールドアセンブリ2を作成すべくオーバモールド化合物で覆われてよい。リードワイヤ7は、回路基板1に取り付けられるよう構成されてよい信号用ワイヤを含んでよい。リードワイヤ7は、図7に図示されるように、処理電子機器15に追加接続してよい。リードワイヤ7は、次に処理電子機器15に接続してよいアダプタ又は着脱コネクタに取り付けられてよいとも考えられる。
また、付加信号が、回路基板1によって検出され又は生成され得る。検出され又は生成され得る付加信号の種類は、特に限定されず、所与の信号を検出するために必要とされるセンサは、オーバモールドアセンブリ2に一体化されてよい。例えば、回路基板1は、クロック信号、識別情報等を生成及び送信してよい。同様に、センサアセンブリは、患者の体温、局所温度、患者の酸素レベル、患者の伝導率等を検出するためのセンサを含んでよい。さらに、付加信号は、リードワイヤ7、又は、センサアセンブリ100がサポートするよう構成されている任意の他の有線若しくは無線の通信方法を介して、同様に送信されてよい。
ここで図4を参照すると、追加の動きセンサ又は他の医用センサ、温度センサ等を含むECGスナップオーバモールド内に設置される回路基板1のさらなる構成が提示される。上述の通り、回路基板1は、加速度計3を含んでよい。任意選択的に、回路基板1は、追加センサ16及び17をさらに含んでよい。追加センサ16及び17は、耐性、及び/又は、2又はそれより多くのセンサアセンブリ100間の信号品質、又は任意の他の生体又は環境データを評価するための、温度センサ、酸素センサ、電気信号生成器、及び電気信号検出器を含んでよい。
さらに、回路基板1は、処理電子機器15にデータを送信すべく、無線送信機及び/又は無線受信機と一緒にキャパシタ及び/又はバッテリを有する電力回路のような支持コンポーネント18をさらに含んでよい。これは、センサアセンブリ100が無線であることを可能にし得る。回路基板1は、そこにワイヤを取り付けるのを容易にするよう構成される穴、若しくは通路のような1又は複数のワイヤ取付構造19も含んでよい。しかしながら、限定されるものではないが、電気コネクタ、溶接、はんだ等を含む、ワイヤを取り付ける他の手段が、本発明の範囲内で考えられ、本発明の範囲内に含められる。
ここで図5を参照すると、センサアセンブリ100からの信号の電気処理のための回路の例示的な実施形態が提示される。上記で説明されているのと同様に、センサアセンブリ100は、オーバモールドハウジング(スナップオーバモールド)2と、加速度計3と、ECGスナップ電極コネクタ6とを有するECGスナップコネクタアセンブリを含んでよい。電極コネクタ6からのECG信号は、増幅器8へと伝導されてよく、アナログ/デジタル変換器(A/D)9によってサンプリングされてよい。マイクロプロセッサ又はマイクロコントローラ集積回路(IC)10は、A/D9からのデータを読み取ってよい。マイクロコントローラ10は、加速度計3及び/又はセンサアセンブリ100の任意の他のセンサから、直接的又は間接的にデジタルデータを読み取ることもできる。このデータは、望ましい場合には、センサアセンブリ100の運動が、ECG信号と関連付けられることができるよう、処理及び同期されることができる。図5に示される構成において、データは、メモリ11に格納されてもよく、さらなる処理及び提示のために無線送信機12から、別のコンピュータ化されたデバイスと関連付けられるデータ解析電子機器13に含まれる無線受信機に無線で伝送されてもよい。処理電子機器15、例えば、ECG及び動きセンサ信号処理を実施している電子機器のエンケースメントは、図7に図示されるように、携帯可能で患者に装着でき、又は、例えば病院の病床周辺環境における他の生理的な患者監視機器内に包含できる。
いくつかの実施形態において、処理電子機器15に関連するいくつか又は全ての電子機器は、別個の筐体にではなく、センサアセンブリ100に収容されてよい。例えば、増幅器8、及び場合によりA/D9は、センサアセンブリ100からのECG信号の送信を強化すべく、センサアセンブリ100内に配置されてよい。従って、いくつかの実施形態において、追加センサ16及び17は、無線通信送信機だけではなく、それぞれ増幅器及びA/Dも含んでよい。従って、いくつかの実施形態において、別個の処理電子機器15は省略されてよく、データは、センサアセンブリ100からデータ解析電子機器13に伝送される。
図5が、メモリ11を有する例示的なデバイスを図示する一方、これは全ての実施形態において必要とされない。メモリ11は、マイクロコントローラ10に対する命令を格納するため、加速度計3及び/若しくは電極コネクタ6からのデータをバッファ又は格納するため等に使用されてよい。例えば、メモリ11は、心臓活動データ、固有の加速度データ、及び処理済みデータを格納するために使用されてよい。
有線接続は、無線送信機12及びデータ解析電子機器13内に含まれる無線受信機の代わりに、又は、に加えて使用されてよい。データ解析部分の電子機器13は、取得及び処理電子機器15と一体的に形成されてよく、又は、有線接続を通じて接続されてよいとも考えられる。実際、マイクロプロセッサ10は、データ解析電子機器13だけではなく、取得及び処理電子機器15も作動させることが可能である。
いくつかの実施形態において、加速度計3からの信号は、処理電子機器15に送信され、その後、データ解析電子機器13に送信されてよく、電極コネクタ6からの信号は、レガシECG読取装置60(例えば、動きデータを解析しないECG読取装置)のような他の別個の処理電子機器に送信されてよい。このことは、レガシECG読取装置が、加速度計3からの情報を集め、この情報を使用してECGデータを解析するための機器と使用されることを可能にし得る。
従って、いくつかの実施形態において、加速度計データとECGデータとの両方が、動き情報を考慮できるコンピュータ又は専用ECG読取装置であり得るデータ解析電子機器13に送信されてよい。
他の実施形態において、加速度計データは、データ解析電子機器13に送信されてよく、ECGデータは、レガシECG読取装置60に送信されてよい。ECG情報は、次にレガシECG読取装置60からデータ解析電子機器13に伝送されてよい。代替的に、ECGデータは、レガシECG読取装置60とデータ解析電子機器13との両方に並行して送信されてよい。
いくつかの実施形態において、ECGデータ及び加速度計データは、データ解析電子機器13に送信されてよいことも考えられる。データ解析電子機器13は、次に、運動アーチファクトによって引き起こされるECGデータを取り除いてよく、調整されたECGデータをレガシECG読取装置60に送信してよい。
いくつかの実施形態について、電極4及び加速度計3からの信号は、周波数変調又は任意の他の好適な方法を通じて、同一のワイヤ上で送信されてよいと考えられる。代替的に、電極4及び加速度計3からの信号は、異なるワイヤを通じて、又は無線で送信されてよい。
図6は、#1からNのセンサのアレイの配線の一実施形態を示す。各ECG電極に1つ、1からNの任意の数のセンサが収容されてよい。図7のオーバモールドアセンブリ2は、それぞれ、伝送されている5つの信号を含んでよい。ECGnは、センサごとに一意的で、使い捨て可能な電極から拾われた従来のECG信号であり、ここでnはセンサ番号である。PWR、GND、DAT及びCLKはそれぞれ、電力信号、接地信号、データ信号、及びクロック信号であり、各動きセンサによって共有される。
図7は、患者14の胴の上に電極4の配置を有する例示的な実施形態を図示する。センサアセンブリ100は、電極コネクタ6を通じて電極4に接続され、リード7を通じて取得及び処理電子機器15に接続される。取得及び処理電子機器15は、収集データを無線送信機及び無線受信機の使用を通じてデータ解析電子機器13に送信してよい。
図7に図示されるように、本発明の本実施形態は、同一の患者14上のセンサアセンブリ100に接続される複数の電極4を利用してよい。従って、電極4からのECG信号と関連付けられてよい、患者14の位置付け及び運動に関する情報を与えるように、ECG信号及び運動データの複数のチャネルが患者から同時に取得されることが可能である。ECG測定値と併せた位置/加速度データの使用を通じて、患者のより高度な解析が実現され得る。4つの電極4に取り付けられた4つのセンサアセンブリ100が示される一方、任意の数のセンサアセンブリ100が、本発明の範囲内で考えられ、本発明の範囲内に含められる。
例えば、ECGデバイスは、動きに誘発されるアーチファクトに悩まされる。しかしながら、動きデータの使用は、データにおけるアーチファクトを低減することを可能にし得る。1つの実施形態において、加速度計3が、疑わしい運動、例えば、一定の閾値レベルを超える運動(例えば、一定の量を超える加速度、一定の量より大きい運動、平均の量より大きい運動等)を特定の電極4で検出した場合、次に、その時点の電極4からの信号は、有効なデータソースとして排除され得る。これは、動きに誘発され得るアーチファクトを事前にデータから省略することを可能とし、これにより、アーチファクトが存在するか決定することを試みるための面倒なECGデータの解析、及びその後、データセットからアーチファクトを取り外すことを必要としない。
ECG信号が収集されている間、運動の閾値レベルは、患者14の予測される活動の種類及びレベルに従って調整可能であり得る。例えば、第1の閾値レベルは、患者14が静止していると予測される場合のために設定されてよく、第2の閾値レベルは、例えば、心臓負荷試験中等、患者14が活動していると予測される場合のために設定されてよい。従って、ECG信号におけるアーチファクトの程度に関しての異なる許容レベルが、運動の閾値レベルを調整することに反映され得る。
組み合わされたデータのソースは、他の情報をECGデータと併せて使用することを可能にし得る。すなわち、それは、患者14が、横になっている、起き上がっている、走っている、せきをしている、けいれんしている、呼吸困難に陥っている等であるかを決定し得る。動きデータは、呼吸速度を検出するためにも使用され得、これにより、呼吸速度とECG情報との間の比較を可能にする。動きデータの別の使用は、電極4からのセンサアセンブリ100の切断に関連する異常な動きを検出することである。これらの例及び多くの他の応用が、電極4から生成される信号と併せて電極4の相対運動を知ることにより可能である。
例えば、深刻及び軽微な呼吸困難の両方は、同時のECG信号記録、及びセンサアセンブリ100の運動を活用して、ECGリズムの変化と関連付けられ得る。
加えて、システムは、患者に取り付けられる個々のECG電極スナップの動きを解析することにより、ECGデータ、呼吸データ、及びECG電極運動を異常な/乱れた睡眠と関連付けることによって、睡眠品質の監視、及び関連する心血管疾患の監視を可能にし得る。
さらに、システムは、ユーザが運動トレーニングや競技を行う間、患者が心臓負荷試験を受ける間、患者が機能の向上又は改善の補助としての理学療法若しくはリハビリテーションを受ける間、及び/又は、心血管リスクのためのアスリートの検診において使用されるべく、同時の患者の活動及びECGを取得するためにも使用され得る。システムは、一般に、ECG信号と運動/活動レベルの同時取得を可能にすることによって、消費者が、彼らの健康及び/又は運動目標をより良好に監視するための方法も提供できる。
加速度計3をスナップ電極コネクタ6と一体化することで、標準的な電極4が使用されることが可能になる。上述の通り、所望される場合、別個の動き解析装置が標準的なECG機器と一緒に使用され得て、これにより、現在のECGハードウェアをアップグレード/交換する必要性がなく、動き情報による利益を可能にする。実際、動き/加速度データは、パーソナルコンピュータ(PC)、電話等のようなプロセッサに送信され得、ECGデータは、ECG機器からPCに送信され(又は、ECG機器と並行してPCに送信され)得る。従って、上記データの全ては、PC及び標準的なECG機器を使用して、収集及び解析されてよい。これは、標準的なECG機器を交換しなくてよいことから、新たなECGセンサシステムにアップグレードする費用を削減することができる。
図7は、患者14の胴の上に配置されている電極4を図示しているが、本発明の適用は、胴に限定されない。実際、患者の体のあらゆる部分に電極4及びセンサアセンブリ100をつけることができる。例えば、電極4及びセンサアセンブリ100は、腕、脚、背中、頭、下腹部等につけられてよい。使用される電極4及びセンサアセンブリ100のパターン並びに数は、特に限定されない。従って、センサアセンブリ100の数及びパターンは、詳細度並びに所望される情報に基づいて決定され得る。
実際、センサアセンブリ100は、脳波検査法(EEG)又は他の電気的検出方法と併せて使用されることができる。組み合わされたセンサアセンブリ100を使用して、電極4から単純な電気的データ以外の情報(例えば、患者に取り付けられた電極/センサから温度等)を検出することが可能である。
さらに、センサアセンブリ100の例示的な実施形態は、標準的なスナップ電極コネクタ6を含むものとして説明されているが、本発明は、そのようには限定されない。実際、センサアセンブリ100は、その中に一体的に形成される電極4を有してよい。また、電極コネクタ6は、異なる固定方法(例えば、スライドイン、ねじ留め、雄型アダプタを有する等)を有してよいと考えられる。これは、センサアセンブリ100が、衣服若しくはある装着型アクセサリと一体化されている場合、又は、ベッド若しくは患者14とかかわるであろう他の対象物の一部である場合、有利であり得る。
当業者であれば、本発明の1又は複数の態様は、コンピューティングデバイス上で実行され得ることに留意するであろう。当業者は、コンピューティングデバイスが、プロセッサ、メモリユニット、入力及び出力を有する任意のデバイスであると理解され得ることにも留意するであろう。これは携帯電話、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント等を含み得るが、それらに限定されることを意図するものではない。図8は、本発明の方法の態様を実施する際、1又は複数のコンピュータ実装段階を実行可能な、コンピューティングデバイスのモデルをコンピュータ810の形態で図示する。コンピュータ810のコンポーネントは、システムメモリを含む様々なシステムコンポーネントを処理ユニット820に結合する、処理ユニット820、システムメモリ830及びシステムバス821を含んでよいが、それらに限定されない。システムバス821は、メモリバス若しくはメモリコントローラ、周辺バス、及び様々なバスアーキテクチャのうち任意のアーキテクチャを使用するローカルバスを含む、任意のいくつかの種類のバス構造であってよい。限定的でない例として、そのようなアーキテクチャは、インダストリ スタンダード アーキテクチャ(ISA)バス、マイクロチャネルアーキテクチャ(MCA)バス、エンハンスドISA(EISA)バス、ビデオ エレクトロニクス スタンダーズ アソシエーション(VESA)ローカルバス、及びペリフェラル コンポーネント インターコネクト(PCI)を含む。
コンピュータ810は、暗号ユニット825を含んでもよい。要するに、暗号ユニット825は、デジタル署名の検証、ハッシュの算出、ハッシュ値のデジタル署名、及びデータの暗号化又は復号化に使用され得る計算機能を有する。暗号ユニット825は、キー及び他の秘密データを格納するための保護されたメモリも有してよい。他の実施形態において、暗号ユニットの機能は、ソフトウェア内でインスタンス化され、動作システムを介して実行されてよい。
コンピュータ810は、通常、様々なコンピュータ可読媒体を含む。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ810がアクセスでき、揮発性及び不揮発性媒体と、取り外し可能及び取り外し不可能な媒体との両方を含む任意の利用可能な媒体であり得る。限定的でない例として、コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体、及び通信媒体を含んでよい。コンピュータ記憶媒体は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール又は他のデータ等の情報の格納のための、任意の方法又は技術で実装される揮発性及び不揮発性の、取り外し可能及び取り外し不可能な媒体を含む。コンピュータ記憶媒体は、所望される情報を格納するために使用されることができ、コンピュータ810がアクセスできる、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ若しくは他のメモリ技術、CD−ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)若しくは他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ若しくは他の磁気ストレージデバイス、又は任意の他の媒体を含むが、それらに限定されない。通信媒体は、通常、搬送波若しくは他の移送機構のような変調されたデータ信号内に、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール又は他のデータを組み込み、任意の情報配信媒体を含む。「変調されたデータ信号」という用語は、信号内の情報を符号化するような態様で設定され、又は変更されるその特性のうち1又は複数を有する信号を意味する。限定的でない例として、通信媒体は、有線ネットワーク又は直接有線接続のような有線媒体、並びに音響、無線周波数、赤外線及び他の無線媒体のような無線媒体を含む。上記の任意の組み合わせも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
システムメモリ830は、リードオンリーメモリメモリ(ROM)831とランダムアクセスメモリ(RAM)832のような揮発性及び/又は不揮発性メモリの形態のコンピュータ記憶媒体を含む。スタートアップ中等の、コンピュータ810内の要素間での情報の伝送を助ける基本的なルーチンを含む、基本入出力システム833(BIOS)は、通常、ROM831内に格納される。RAM832は、通常、処理ユニット820に即時にアクセス可能であり、及び/又は処理ユニット820上で現在動作しているデータ及び/又はプログラムモジュールを含む。限定的でない例として、図8は、動作システム(OS)834、アプリケーションプログラム835、他のプログラムモジュール836及びプログラムデータ837を図示する。
コンピュータ810は、他の取り外し可能/取外し不可能な、揮発性/不揮発性コンピュータ記憶媒体も含んでよい。単なる例として、図8は、取り外し不可能な不揮発性磁気媒体から読み込む、又はそこに書き込むハードディスクドライブ841、取り外し可能な不揮発性磁気ディスク852から読み込む、又はそこに書き込む磁気ディスクドライブ851、及びCD ROM又は他の光媒体のような取り外し可能な不揮発性光ディスク856から読み込む、又はそこに書き込む光ディスクドライブ855を図示する。例示的な動作環境で使用することのできる他の取り外し可能/取外し不可能な、揮発性/不揮発性コンピュータ記憶媒体は、磁気テープカセット、フラッシュメモリカード、デジタル多用途ディスク、デジタルビデオテープ、ソリッドステートRAM、ソリッドステートROM及び同様のものを含むが、それらに限定されない。ハードディスクドライブ841は、通常、インターフェース840のような取り外し不可能なメモリインターフェースを通じてシステムバス821に接続され、磁気ディスクドライブ851及び光ディスクドライブ855は、通常、インターフェース850のような取り外し可能なメモリインターフェースによってシステムバス821に接続される。
上述され図8で図示されるドライブ、及びそれらに関連するコンピュータ記憶媒体は、コンピュータ810に関するコンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール及び他のデータを格納することを提供する。図8において、例えば、ハードディスクドライブ841は、OS844、アプリケーションプログラム845、他のプログラムモジュール846、及びプログラムデータ847を格納しているとして図示される。これらのコンポーネントは、OS834アプリケーションプログラム835、他のプログラムモジュール836及びプログラムデータ837と同一であるか、異なっているかの何れかであってよいことに留意されたい。OS844、アプリケーションプログラム845、他のプログラムモジュール846及びプログラムデータ847が、最低限、異なる複製であってよいことを図示するために、本明細書において、これらに異なる番号が与えられている。ユーザは、キーボード862及び一般にマウス、トラックボール又はタッチパッドと称されるカーソル制御デバイス861のような入力デバイスを通じて、コンピュータ810にコマンド及び情報を入力してよい。他の入力デバイス(図示せず)はマイク、ジョイスティック、ゲームパッド、サテライトディッシュ、スキャナ又は同様のものを含んでよい。これら及びその他の入力デバイスは、多くの場合、システムバスに結合されるユーザ入力インターフェース860を通じて処理ユニット820に接続されるが、パラレルポート、ゲームポート、ユニバーサルシリアルバス(USB)のような他のインターフェース、又はバス構造によって接続されてもよい。モニタ891又は他の種類の表示デバイスも、グラフィックスコントローラ890のようなインターフェースを介して、システムバス821に接続される。モニタに加えて、コンピュータは、出力周辺インターフェース895を通じて接続され得るスピーカ897及びプリンタ896のような他の周辺出力デバイスも含んでよい。
コンピュータ810は、リモートコンピュータ880のような1又は複数のリモートコンピュータへの論理接続を使用して、ネットワーク環境で動作してよい。リモートコンピュータ880は、パーソナルコンピュータ、サーバ、ルータ、ネットワークPC、ピアデバイス、又は他の共通ネットワークノードであってよい。図8ではメモリストレージデバイス881だけが図示されているが、通常、コンピュータ810に関連して上述された多数のあるいは全ての要素を含む。図8に示される論理接続は、ローカルエリアネットワーク(LAN)871、及びワイドエリアネットワーク(WAN)873を含むが、他のネットワーク140も含んでよい。そのようなネットワーキング環境は、オフィス、企業規模のコンピュータネットワーク、イントラネット及びインターネットにおいてよく見られる。
LANネットワーキング環境において使用される場合、コンピュータ810は、ネットワークインターフェース、又はアダプタ870を通じてLAN871に接続される。WANネットワーキング環境において使用される場合、コンピュータ810は、通常、モデム872、又はインターネットのようなWAN873にわたって通信を確立するための他の手段を含む。内部若しくは外部モデムであり得るモデム872は、ユーザ入力インターフェース860、又は他の適切なメカニズムを介してシステムバス821に接続されてよい。ネットワーク環境において、コンピュータ810に関連して、又はその一部として示されるプログラムモジュールは、リモートメモリストレージデバイスに格納されてよい。限定的でない例として、図8は、リモートアプリケーションプログラム885がメモリデバイス881上に存在するものとして図示する。
通信接続870及び872は、デバイスが他のデバイスと通信することを可能にする。通信接続870及び872は通信媒体の一例である。通信媒体は、通常、搬送波若しくは他の移送機構のような変調されたデータ信号内に、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール又は他のデータを組み込み、任意の情報配信媒体を含む。「変調されたデータ信号」は、信号内の情報を符号化するような態様で設定され、又は変更されるその特性のうち1又は複数を有する信号であってよい。限定的でない例として、通信媒体は、有線ネットワーク又は直接有線接続のような有線媒体、並びに音響、RF、赤外線及び他の無線媒体のような無線媒体を含む。コンピュータ可読媒体は、記憶媒体と通信媒体の両方を含んでよい。
図9は、センサアセンブリ及び関連するシステムの動作の例示的な方法を図示する。方法は、ブロック900で開始する。ブロック910で、センサアセンブリは、電極に取り付けられる。電極は、患者に取り付けられている。ブロック920で、加速度計からの動きデータ、及び電極からのECGデータは、センサアセンブリによって読み取られる。ブロック930で、動きデータ及びECGデータは、処理電子機器に伝送される。ブロック940で、ECGデータは、アナログ信号からデジタル信号に変換される。任意選択的に、ECGデータは、アナログ信号からデジタル信号への変換の前に増幅されてよい。ブロック950で、ECGデータ及び動きデータは、処理電子機器からデータ解析電子機器に送信される。この送信は、無線で行われてよい。ブロック960で、ECGデータは、動きデータと関連付けられる。ブロック970で、動きデータが許容される範囲外であるか否か決定される。範囲外である場合、ブロック980で、範囲外の動きデータと関連するECGデータが、省略される。動きデータが許容される範囲内にある場合、次に、関連するECGデータが、ブロック985で、ECGデータ内に含められる。調整されたECGデータは、次に、ブロック990で、さらなる解析のために提供される。さらなる解析は、ECGデータを表示すること、データのさらなる処理を実施すること、データを送信すること等を含んでよい。方法は、ブロック995で終了する。
図10は、センサアセンブリ及び関連するシステムの動作の別の例示的な方法を図示する。方法は、ブロック1000で開始する。ブロック1010で、センサアセンブリは、電極に取り付けられる。電極は、患者に取り付けられている。ブロック1015で、加速度計からの動きデータ、及び電極からのECGデータは、センサアセンブリによって読み取られる。ブロック1020で、動きデータ及びECGデータは、処理電子機器に伝送される。ブロック1025で、ECGデータは、アナログ信号からデジタル信号に変換される。任意選択的に、ECGデータは、アナログ信号からデジタル信号への変換の前に増幅されてよい。ブロック1030で、動きデータは、処理電子機器からデータ解析電子機器に送信される。この送信は、無線で行われてよい。ブロック1035で、ECGデータは、処理電子機器からECG読取装置に送信される。この送信は、無線で行われてよい。ブロック1040で、ECGデータは、ECG読取装置からデータ解析電子機器に伝送される。ブロック1045で、ECGデータは、動きデータと関連付けられる。ブロック1050で、動きデータが許容される範囲外であるか否か決定される。範囲外である場合、ブロック1055で、範囲外の動きデータと関連するECGデータが、省略される。動きデータが許容される範囲内にある場合、次に、関連するECGデータが、ブロック1060で、ECGデータ内に含められる。調整されたECGデータは、次に、ブロック1065で、さらなる解析のために提供される。さらなる解析は、ECGデータを表示すること、データのさらなる処理を実施すること、データを送信すること等を含んでよい。方法は、ブロック1070で終了する。
図11は、センサアセンブリ及び関連するシステムの動作の別の例示的な方法を図示する。方法は、ブロック1100で開始する。ブロック1110で、センサアセンブリは、電極に取り付けられる。電極は、患者に取り付けられている。ブロック1115で、加速度計からの動きデータ、及び電極からのECGデータは、センサアセンブリによって読み取られる。ブロック1120で、動きデータ及びECGデータは、処理電子機器に伝送される。ブロック1125で、ECGデータは、アナログ信号からデジタル信号に変換される。任意選択的に、ECGデータは、アナログ信号からデジタル信号への変換の前に増幅されてよい。ブロック1130で、動きデータ及びECGデータは、処理電子機器からデータ解析電子機器に送信される。この送信は、無線で行われてよい。ブロック1135で、ECGデータは、動きデータと関連付けられる。ブロック1140で、動きデータが許容される範囲外であるか否か決定される。範囲外である場合、ブロック1145で、範囲外の動きデータと関連するECGデータが、省略される。動きデータが許容される範囲内にある場合、次に、関連するECGデータが、ブロック1150で、ECGデータ内に含められる。ブロック1155で、調整されたECGデータは、データ解析電子機器からECG読取装置に送信される。この送信は、無線で行われてよい。方法は、ブロック1160で終了する。
本発明の例示的な態様のいくつかは、本明細書において説明された複数の問題、及び議論されていないが当業者であれば発見可能な他の問題を解決するのに有益たり得る。
上述の説明は十分な具体性を含むが、これらは、あらゆる実施形態の範囲に対する限定としてではなく、提示されたそれら実施形態の例として解釈されるべきである。様々な実施形態の教示内で、多くの他の派生及び変形が可能である。本発明は、例示的な実施形態に関連して説明されているが、当業者であれば、本発明の範囲を逸脱することなく、様々な変化を加えることが可能であり、それらの要素を均等物で交換可能であることを理解されよう。さらに、特定の状況又は材料を本発明の教示に適合させるために、それらの必須範囲から逸脱することなく、多数の修正がなされてよい。従って、本発明が、本発明を実施するためだけに予期される最良の又は単なるモードとして開示された特定の実施形態に限定されるのではなく、本発明は、添付された特許請求の範囲内に属する全ての実施形態を含むことが意図される。また、図面及び説明において、本発明の例示的な実施形態が開示されており、特定の用語が使用され得るが、これらは別途記載がない限り、限定目的ではなく、総括的及び記述的な意味だけに使用され、従って、本発明の範囲は、これらによって限定されるものではない。さらに、第1、第2等の用語の使用は、任意の順序又は重要性を示すのではなく、むしろ第1、第2等の用語は、1つの要素を別のものから区別するために使用される。さらに、「一(a)」、「一(an)」等の用語の使用は、量の限定を示すのではなく、むしろ言及された事項のうち少なくとも1つが存在することを示す。
従って、本発明の範囲は、所与の例によってではなく、添付された特許請求の範囲及びそれらの法的な均等物によって決定されるべきである。

Claims (24)

  1. コネクタであって、
    ハウジングと、
    前記ハウジングによって保持され、電極の雄型スナップコネクタ部材に機械的に及び電気的に接続する雌型スナップコネクタ部材と、
    前記ハウジングによって保持され、前記コネクタの固有の加速度を検知する3軸加速度計と、
    前記雌型スナップコネクタ部材及び前記3軸加速度計と電気通信するマイクロプロセッサとを備え、
    前記マイクロプロセッサは、前記電極から心臓活動データを受信し、前記3軸加速度計から固有の加速度データを受信し、処理済みデータを画定すべく、前記心臓活動データを前記固有の加速度データと関連付ける、
    コネクタ。
  2. 前記ハウジングによって保持される、非一時的コンピュータ可読な記憶媒体をさらに備え、前記マイクロプロセッサは、前記心臓活動データ、前記固有の加速度データ、及び前記処理済みデータのうち少なくとも1つを前記記憶媒体に格納する、請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記ハウジングに少なくとも部分的に保持され、前記マイクロプロセッサ及びコンピューティングシステムとデータ通信するリードワイヤをさらに備え、前記リードワイヤは、前記心臓活動データ、前記固有の加速度データ、及び前記処理済みデータのうち少なくとも1つを前記コンピューティングシステムに電子的に伝送する、請求項1又は2に記載のコネクタ。
  4. 前記マイクロプロセッサとデータ通信する無線送信機をさらに備え、
    前記無線送信機は、前記心臓活動データ、前記固有の加速度データ、及び前記処理済みデータのうち少なくとも1つを無線受信機に無線で送信し、
    前記無線受信機は、前記心臓活動データ、前記固有の加速度データ、及び前記処理済みデータのうち少なくとも1つをコンピューティングシステムに電子的に伝送する、請求項1から3の何れか一項に記載のコネクタ。
  5. 増幅器とアナログ/デジタル変換器との両方をさらに備え、
    前記雌型スナップコネクタ部材は、前記心臓活動データをアナログ形式で前記増幅器に渡し、
    前記増幅器は、前記心臓活動データを増幅された形態で前記アナログ/デジタル変換器に渡し、
    前記アナログ/デジタル変換器は、前記心臓活動データをデジタル形式で前記マイクロプロセッサに渡す、請求項1から4の何れか一項に記載のコネクタ。
  6. 前記3軸加速度計は、前記固有の加速度データをデジタル形式で前記マイクロプロセッサに渡す、請求項1から5の何れか一項に記載のコネクタ。
  7. 前記電極は、医療器具開発協会(AAMI)及び米国規格協会(ANSI)標準のうち少なくとも1つの使い捨て可能な心電図(ECG)電極である、請求項1から6の何れか一項に記載のコネクタ。
  8. 前記3軸加速度計は、静電容量型である、請求項1から7の何れか一項に記載のコネクタ。
  9. 改良型心拍数監視システムであって、
    コンピューティングシステムと、
    前記コンピューティングシステムとデータ通信する少なくとも1つの監視デバイスとを備え、
    前記監視デバイスは、医療器具開発協会(AAMI)及び米国規格協会(ANSI)標準のうち少なくとも1つの雄型スナップコネクタ部材を有する電極と、コネクタとを有し、
    前記コネクタは、
    ハウジングと、
    前記ハウジングによって保持され、前記電極の前記雄型スナップコネクタ部材に機械的に及び電気的に接続される雌型スナップコネクタ部材と、
    前記ハウジングによって保持され、前記コネクタの固有の加速度を検知する3軸加速度計と、
    前記雌型スナップコネクタ部材及び前記3軸加速度計と電気通信するマイクロプロセッサとを含み、
    前記マイクロプロセッサは、前記電極から心臓活動データを受信し、前記3軸加速度計から固有の加速度データを受信し、処理済みデータを画定すべく前記心臓活動データを前記固有の加速度データと関連付け、
    前記心臓活動データ、前記固有の加速度データ、及び前記処理済みデータのうち少なくとも1つは、前記少なくとも1つの監視デバイスによって前記コンピューティングシステムに送信される、
    システム。
  10. 前記コネクタは、非一時的コンピュータ可読な記憶媒体をさらに含み、前記マイクロプロセッサは、前記心臓活動データ、前記固有の加速度データ、及び前記処理済みデータのうち少なくとも1つを前記記憶媒体に格納する、請求項9に記載のシステム。
  11. 前記コネクタは、前記ハウジングによって少なくとも部分的に保持され、前記マイクロプロセッサ及び前記コンピューティングシステムとデータ通信するリードワイヤをさらに含み、前記リードワイヤは、前記心臓活動データ、前記固有の加速度データ、及び前記処理済みデータのうち少なくとも1つを前記コンピューティングシステムに電子的に伝送する、請求項9又は10に記載のシステム。
  12. 前記コネクタは、前記マイクロプロセッサとデータ通信する無線送信機をさらに含み、
    前記無線送信機は、前記心臓活動データ、前記固有の加速度データ、及び前記処理済みデータのうち少なくとも1つを無線受信機に無線で送信し、
    前記無線受信機は、前記心臓活動データ、前記固有の加速度データ、及び前記処理済みデータのうち少なくとも1つを前記コンピューティングシステムに電子的に伝送する、請求項9から11の何れか一項に記載のシステム。
  13. 前記コネクタは、増幅器及びアナログ/デジタル変換器をさらに含み、
    前記雌型スナップコネクタ部材は、前記心臓活動データをアナログ形式で前記増幅器に渡し、
    前記増幅器は、前記心臓活動データを増幅された形態で前記アナログ/デジタル変換器に渡し、
    前記アナログ/デジタル変換器は、前記心臓活動データをデジタル形式で前記マイクロプロセッサに渡す、請求項9から12の何れか一項に記載のシステム。
  14. 前記コネクタの前記3軸加速度計は、前記固有の加速度データをデジタル形式で前記マイクロプロセッサに渡す、請求項9から13の何れか一項に記載のシステム。
  15. 前記コンピューティングシステムは、前記コネクタが、前記固有の加速度データ及び前記処理済みデータのうち少なくとも1つを使用して、前記電極から取り外されたか否か決定する、請求項9から14の何れか一項に記載のシステム。
  16. 前記コンピューティングシステムは、前記処理済みデータを使用して、運動アーチファクトを低減する、請求項9から15の何れか一項に記載のシステム。
  17. 前記コンピューティングシステムは、前記処理済みデータを使用して、呼吸困難、睡眠障害、及び心血管疾患のうち少なくとも1つを検出する、請求項9から16の何れか一項に記載のシステム。
  18. 雌型スナップコネクタ部材と、3軸加速度計と、前記雌型スナップコネクタ部材及び前記3軸加速度計と電気通信するマイクロプロセッサとを含むコネクタを使用して、心電図(ECG)監視システムを改良する方法であって、前記方法は、
    前記コネクタの前記雌型スナップコネクタ部材を電極の雄型スナップコネクタ部材に機械的に及び電気的に接続する段階と、
    前記電極を使用して、患者の心臓活動を検出する段階と、
    前記3軸加速度計を使用して、前記コネクタの固有の加速度を検出する段階と、
    心臓活動データを前記電極から前記マイクロプロセッサに送信する段階と、
    固有の加速度データを前記3軸加速度計から前記マイクロプロセッサに送信する段階と、
    処理済みデータを画定すべく、前記マイクロプロセッサを使用して、前記心臓活動データ及び前記固有の加速度データを関連付ける段階と
    を備える
    方法。
  19. 前記コネクタは、リードワイヤ、及び無線送信機/受信機のペアのうち少なくとも1つを含むデータ通信チャネルをさらに含み、
    前記方法は、前記データ通信チャネルを使用して、前記心臓活動データ、前記固有の加速度データ、及び前記処理済みデータのうち少なくとも1つを前記コネクタからコンピューティングシステムに伝送する段階をさらに備える請求項18に記載の方法。
  20. 前記心臓活動データを前記心電図(ECG)監視システムに伝送する段階をさらに備える請求項18又は19に記載の方法。
  21. 前記固有の加速度データ及び前記処理済みデータのうち少なくとも1つを使用して、前記コネクタが、前記電極から取り外されたかどうかを決定する段階をさらに備える請求項18から20の何れか一項に記載の方法。
  22. 前記コネクタが、前記電極から取り外されたという表示を提供する段階をさら備える請求項21に記載の方法。
  23. 前記処理済みデータを使用して、運動アーチファクトを低減する段階をさらに備える請求項18から22の何れか一項に記載の方法。
  24. 前記処理済みデータを使用して、呼吸困難、睡眠障害、及び心血管疾患のうち少なくとも1つを検出する段階をさらに備える請求項18から23の何れか一項に記載の方法。
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