JP2018503299A - チャネル検知拡張 - Google Patents
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Abstract
本願明細書に記載の主題は、無線通信における測定強化に関する。装置がチャネルで送信することを決定する場合、該装置は、他の装置に、該チャネルが自身の送信により占有される時間期間に関して通知する。占有時間期間セットが定められ、次に、装置は、定められた占有時間期間のうちの1つを他の装置に示すことができる。占有時間期間の指示を検出すると、他の装置は、少なくとも示された時間期間にチャネルが利用できないことを知り、したがって、この時間期間中の不要なチャネル検知又は測定を回避でき、電力を節約する。
Description
本開示の非限定的及び例示的な実施形態は、概して、無線通信に関し、具体的には、無線通信におけるチャネル検知の拡張のための方法及び装置に関する。
無線通信では、高データレートに対する要求は増大し続け、3GPP(third generation project partnership)により開発されたLTE(Long Term Evolution)は、このような要求に適合するために非常に成功しているプラットフォームとして認められている。LTEシステムは、他のシステムとの干渉を回避するため及び満足の行く通信性能を保証するために、専用の認可帯域で動作するよう設計されている。しかしながら、高データレートに対する要求は増大し続け、同時に利用可能な認可周波数リソースは縮小し続けるので、益々多くのセルラネットワーク事業者が、彼らのサービス提供を補強するために補足的(complimentary)ツールとして未認可スペクトルの利用を検討し始める。
未認可帯域を利用する1つの代替的方法は、「Licensed−Assisted Access(LAA)」と呼ばれる。これは、未認可帯域の利用が認可帯域からの制御下にあることを意味する。LTE LAAは、3GPP LTE−Advanced Rel−13以降で研究されるトピックである。LTE LAAの目的は、ネットワークスループットを更に向上し及び増大するトラフィック量の要求を満たすようオフローディング能力を提供するために、未認可スペクトルにおけるアップリンク及びダウンリンク又はダウンリンクのみの送信を考慮して、未認可スペクトルにおけるLTEのオペレータにより制御される非単独展開の基本態様を吟味することである。
具体的には、LTE LAAは、未認可スペクトルの中のキャリアを集約するためにキャリアアグリゲーション(CA)を使用できる。つまり、未認可搬送波を追加ダウンリンク(Supplemental Downlink)又は成分搬送波(Component Carrier)として使用する。このようなシナリオでは、LTE周波数分割双方向(FDD)又は時分割二重(TDD)システムのためのプライマリセル(PCell、主搬送波、又は主成分搬送波とも呼ばれる)は、制御信号、移動性管理及びデータを運ぶために、常に認可帯域で動作できる。一方で、未認可帯域における1又は複数のセカンダリセル(本願明細書ではSCell、副搬送波、又は副成分搬送波とも呼ばれる)は、日和見的な容量向上のためにダウンリンク(DL)及び/又はアップリンク(UL)データ送信を提供できる。
未認可帯域は、特定の使用のために専用ではなく、種々の無線装置及びネットワークにより共有される。したがって、未認可帯域で動作するシステムでは、他の無線システムからの同一チャネル干渉が解決されるべきである。干渉問題を軽減するために、LBT(listen−before−talk)機能が、未認可帯域で動作するシステムに導入されており、幾つかの国/地域では必須になっている。このような機能は、3GPP RAN1#78bis会合でのLTE LAAについて合意されている。したがって、LTE LAAの物理層設計は、LBT機能を考慮するべきである。特に、LTE Evolved Node B(eNB)又はユーザ機器(UE)は、送信のために未認可帯域スペクトルを使用する前に、未認可帯域スペクトルを測定すべきである。LBTのための地域固有要件がある。例えば、欧州では、未認可帯域の最少チャネル占有時間は1msであり、最大チャネル占有時間は10msである。日本では、最大チャネル占有時間は4msである。したがって、LBTの設計は異なる地域で異なる要件を考慮し、統一されていないソリューションのために懸命に努力しなければならない。
他方で、最少占有時間が1msであるために、現在占有されているチャネルは、1ms以内に解放され得る。これは、eNBが送信すべきデータを有し且つ現在チャネルが他の装置により占有されている場合に、現在チャネル占有時間の知識無しに、eNBが1ms毎に未認可スペクトルを測定しなければならないことを意味する。未認可スペクトルで送信すべきデータを有するUEでは、1ms毎にチャネルを測定することも必要である。このようなチャネル検知ソリューションは、適時利用可能なリソースを検出できるが、UE側での過剰なバッテリ消費を、又はBS側でエネルギ浪費もたらす。
本願明細書に記載の主題の実施形態によると、この問題は、装置がチャネルで送信することを決定した場合に、装置が、自身の送信によりチャネルが占有される時間期間に関して他の装置に知らせることにより軽減できる。占有時間期間セットが定められるので、装置は、定められた占有時間期間のうちの1つを他の装置に示すことができる。占有時間期間の指示を検出すると、他の装置は、少なくとも示された時間期間にチャネルが利用できないことを決定し、この時間期間中の不要なチャネル検知又は測定を回避でき、電力を節約する。未認可帯域の利用可能性を得るために未認可帯域を1秒毎に測定することと比べて、提案の解決策は電力効率が良い。
この概要は、概念の選集を簡単な形式で紹介するために提供される。概念は、以下の詳細な説明に更に記載される。この概要は、請求の範囲の主要な特徴又は基本的特徴を特定するものではなく、請求の範囲の範囲を限定するものでもない。
本願明細書に記載の主題の実施形態は、例を用いて説明され、添付の図面において限定されない。図中の同様の参照符号は同様の要素を示す。
本願明細書に記載の主題の実施形態によるユーザ機器のブロック図を示す。
本願明細書に記載の主題の実施形態が実施され得る環境のブロック図を示す。
本願明細書に記載の主題の一実施形態による測定強化の方法のフローチャートを示す。
占有時間期間セットの送信の概略図を示す。
本願明細書に記載の主題の一実施形態による占有時間期間の指示子を送信する概略図を示す。
本願明細書に記載の主題の別の実施形態による占有時間期間の指示子を送信する概略図を示す。
本願明細書に記載の主題の別の実施形態による測定強化の方法のフローチャートを示す。
本願明細書に記載の主題の一実施形態による測定強化のための装置のブロック図を示す。
本願明細書に記載の主題の別の実施形態による測定強化のための装置のブロック図を示す。
本願明細書に記載の主題は、幾つかの例示的な実施形態を参照して議論される。これらの実施形態は、主題の範囲のいかなる限定を示唆するものではなく、当業者に本願明細書に記載の主題をより良好に理解させ、したがって実施できるようにすることのみを目的に議論される。
本願明細書で使用されるとき、用語「基地局」(BS)は、ノードB(NodeB又はB)、evolved NodeB(eNodeB又はeNB)、リモート無線ユニット(RRU)、無線ヘッダ(RH)、リモート無線ヘッド(RRH)、リレー、フェムト、ピコ、等のような低電力ノードを表し得る。
本願明細書で使用されるとき、用語「ユーザ機器」(UE)は、BSと通信可能な任意の装置を表す。例として、UEは、端末、モバイル端末(Mobile Terminal:MT)、加入者局(Subscriber Station:SS)、ポータブル加入者局(Portable Subscriber Station:PSS)、移動局(Mobile Station:MS)、又はアクセス端末(Access Terminal:AT)を有して良い。具体的には、UEの幾つかの例は、未認可帯域で動作可能な装置を含む。
本願明細書で使用されるとき、用語「含む(includes)」及びその変形は、「含むが、限定されない」を意味する広義の用語として解釈されるべきである。用語「基づく(based on)」は、「少なくとも部分的に基づく」として解釈されるべきである。用語「1つの実施形態」及び「一実施形態」は、「少なくとも1つの実施形態」として解釈されるべきである。用語「別の実施形態」は、「少なくとも1つの他の実施形態」として解釈されるべきである。明示的及び暗黙的な他の定義が以下に含まれて良い。
図1は、本願明細書に記載の主題の一実施形態によるUE100のブロック図を示す。一実施形態では、UE100は、移動電話機、ポータブルデジタルアシスタント(PDA)、ページャ、モバイルコンピュータ、モバイルTV、ゲーム機器、ラップトップ、タブレットコンピュータ、カメラ、ビデオカメラ、GPS装置、及び他の種類の音声及びテキスト通信システムのような、無線通信能力を有する任意の装置であって良い。固定種類の装置は、同様に、本願明細書に記載の主題の実施形態を容易に使用できる。
図示のように、UE100は、送信機114及び受信機116と通信するよう動作可能な1又は複数のアンテナ112を有する。これらの装置により、UE100は、1又は複数のBSとセルラ通信を実行して良い。具体的には、UE100は、認可帯域又は未認可帯域で動作するよう構成されて良く、例えば競合に基づくアクセスのために未認可帯域で動作するときLBTを実行するよう構成されて良い。
UE100は、少なくとも1つの制御部120を更に有する。制御部120は、ユーザ端末100の機能を実装するために必要な回路又はロジックを有することが理解されるべきである。例えば、制御部120は、デジタル信号プロセッサ、マイクロプロセッサ、AIDコンバータ、D/Aコンバータ、及び/又は任意の他の適切な回路を有して良い。UE100の制御及び信号処理機能は、これらの装置の個々の能力に従い割り当てられる。
任意的に、UE100は、ユーザインタフェースを更に有して良い。ユーザインタフェースは、例えば、リンガ122、スピーカ124、マイクロフォン126、ディスプレイ128、入力インタフェース130、を有して良く、以上の装置の全部は制御部120に結合される。UE100は、静止及び/又は動画像をキャプチャするカメラモジュール136を更に有して良い。
UE100は、ユーザ端末100を作動するために必要な種々の回路に電力を供給し代替で検出可能な出力として機械的振動を提供する振動バッテリセットのようなバッテリ134を更に有して良い。一実施形態では、UE100は、ユーザ識別モジュール(user identification module:UFM)138を更に有して良い。UIM138は、通常、内蔵プロセッサを有するメモリ装置である。UIM138は、例えば、加入者識別モジュール(subscriber identification module:SIM)、UICC(universal integrated circuit card)、USIM(universal user identification module)、又はR−UIM(removable user identification module)、等を有して良い。UIM138は、本願明細書に記載の主題の実施形態に従うカード接続検出装置を有して良い。
UE100は、メモリを更に有する。例えば、UE100は、例えば一時的にデータを格納するキャッシュ領域に揮発性RAM(random access memory)を有する揮発性メモリ140を有して良い。UE100は、埋め込み型及び/又は取り外し可能であって良い他の不揮発性メモリ142を更に有して良い。不揮発性メモリ142は、追加又は代替で、例えばEEPROM及びフラッシュメモリ、等を含んで良い。メモリ140は、UE100の機能を実装するためにUE100により使用される複数の情報セグメント及びデータの中の任意のアイテムを格納して良い。例えば、メモリは、実行されると制御部120に以下に記載の方法を実施させる機械可読命令を含んで良い。
図1の構造ブロック図は単に説明目的で示され、本願明細書に記載の主題の範囲についていかなる限定も示唆しないことが理解されるべきである。幾つかの例では、必要に応じて幾つかの装置が追加され又は削減されて良い。
図2は、本願明細書に記載の主題の実施形態が実施され得る無線通信システムの環境を示す。図示のように、1又は複数のUEは、BS200と通信して良い。本例では、3つのUE210、220、230が存在する。これは、単に説明目的であり、UEの数に関していかなる限定も示唆しない。BS200と通信する任意の適切な数のUEが存在して良い。一実施形態では、UE210、220、230のうちの1又は複数は、例えば図1に示すようにUE100により実装されて良い。本例では、1又は複数の他のUE、例えばUE211にサービスする別のBS201が存在し得る。さらに、1つのUE(本例ではUE210)は、例えば装置対装置(D2D)通信により、別のUE(本例ではUE220)と直接通信して良い。
UE210、220、及び230とBS200との間、及びUE211とBS201との間の通信は、限定ではなく第1世代(1G)、第2世代(2G)、2.5G、2.75G、第3世代(3G)、第4世代(4G)通信プロトコル、及び/又は現在知られている若しくは将来開発される任意の他のプロトコルを含む任意の適切な通信プロトコルに従い実行されて良い。説明目的で、本開示の幾つかの実施形態では、UE210、220、230及びBS200は、3GPP LTE技術を用いて通信して良いが、本開示の実施形態はこのようなネットワークシナリオに限定されない。
BS200及びBS201のカバレッジが重なり合うとき、BS201からの送信は、BS200によりサービスされる他のUEに干渉を引き起こすことがある。さらに、UE210とUE220との間のD2D通信は、近隣UE及び/又はBSにも干渉し得る。
従来、無線通信システム、例えば認可帯域で動作するセルラシステムでは、上述の干渉問題は、隣接セルで同じ周波数を使用することを回避するために、周波数再利用係数を採用することにより処理される。しかしながら、未認可帯域で展開される無線通信システム(例えば、LTEシステム)では、競合に基づく方法では種々の他の無線システム(例えば、Wi−Fiシステム)と帯域を共有しなければならず、LBTの特徴は必須である。
上述のように、LBTに対する領域固有要件が存在する。例えば、欧州では、未認可帯域の最少チャネル占有時間期間は1msであり、最大チャネル占有時間期間は10msである。日本では、最大チャネル占有時間期間は4msである。一例として最少占有時間期間を考慮すると、現在占有されているチャネルは1msのうちに解放され得る。その結果、BSが送信すべきデータを有し且つ現在チャネルが他の装置(例えば、別のBS)により占有されている場合、BSは、利用可能チャネルを検出し損なうことを回避するために、1ms毎に未認可スペクトルを測定しなければならない。同様に、このようなチャネル検知メカニズムは、例えばD2D通信のために、未認可スペクトルで送信すべきデータを有するUEにより採用されなければならない。このようなチャネル検知ソリューションは、UE側での過剰なバッテリ消費を、又はBS側でエネルギ浪費もたらす。
本願明細書に記載の主題の実施形態によると、不要な測定を回避することにより、より効率的なチャネル送信を可能にするために、方法及び装置が提供される。
図3Aを参照すると、図3Aは、本願明細書に記載の主題の一実施形態による無線ネットワークのける測定強化の例示的な方法300のフローチャートを示す。方法300は、例えば図2に示すようなBS200により実施されて良いことが理解される。
図示のように、方法300はステップ301で開始し、BS200は占有時間期間セットから1つの占有時間期間を選択する。占有時間期間セットの各々の占有時間期間は、チャネル占有の期間を示す。ステップ302で、BS200は、選択された占有時間期間に関連する指示子を生成する。方法300は、ステップ303に進み、BS200は、後続の送信が指示しに関連付けられる選択された占有時間期間により示される期間の中のチャネルで実行されるべきであることを示すために、指示子を装置へ送信する。
一実施形態では、ステップ301で、BS200は、BSが動作する現在地理的領域に基づき、可能な占有時間期間セットを定めることができる。以上に紹介したように、未認可帯域のために許可される占有時間期間は、領域固有であり得る。例えば、欧州では、10ms以下の占有時間期間が許容可能であり、一方、日本では、装置は、各々の連続送信のために最大4msまでしか未認可帯域を占有できない。したがって、日本で動作するBSのために、4ms以下の最大占有時間期間を有する占有時間期間セットを定め、次に該セットの中で占有時間期間を選択しなければならない。一方で、欧州で動作するBSのためには、10ms以下の最大占有時間期間を有する占有時間期間セットを定め、次に、該セットの中で占有時間期間を選択して良い。代替又は追加で、ステップ301で、送信すべきデータを有する装置は、後続の送信で運ばれるべきデータ容量に基づき、占有時間期間を選択して良い。具体的には、一実施形態では、送信すべきデータを有する装置は、後続の送信で運ばれるべきデータ容量と領域規制の両方に基づき、占有時間期間セットから占有時間期間を選択して良い。
一実施形態では、装置(例えば、BS200)が1つの占有時間期間を選択する占有時間期間セットは、予め定めることができる。例えば、それは標準又は仕様で指定できる。実際には、異なる占有時間期間セットが異なる領域について定められる。例えば、表1に示すように、欧州のために定められる占有時間期間セットが存在し、表2に示すように、日本のために定められる別の占有時間期間セットがある。
[表1]占有時間期間セットの例
[表1]占有時間期間セットの例
選択された占有時間期間を示すために、複数ビットを有する指示子が使用され得る。さらに表1に示す例を参照すると、表1から選択される1つの占有時間期間を示すために、2ビット指示子が使用されて良い。別の例として、3ビット指示子が、8個の値から選択される1つの占有時間期間を示すために使用されて良い。別の実施形態では、異なる占有時間期間セットが、占有時間期間の異なる分解能を有する異なる領域について定められる。例えば、表1は、3msの粒度を有し欧州で使用できる、一方で、表2は、1msの粒度を有し日本で使用できる。
一実施形態では、上述のような占有時間期間セットは、装置へ伝達され得る。図3Aに示すように、任意的ステップ304で、占有時間期間セットが伝達され得る。代替で、一実施形態では、ステップ304で、占有時間期間値セットは、無線リソース制御(RRC)シグナリングにより、又はシステム情報により、構成され得る。BSは、自身のカバレッジの中に位置するUEへシグナリングを送信できる。別の実施形態では、1又は複数の占有時間期間セットは予め定めることができ、ステップ304で、BSは、占有時間期間セット自体ではなく、インデックスセット、インデックスサブセット、又は領域インデックスをUEへ伝達するだけで良く、それにより、占有時間期間セットを構成する。同様に、RRCシグナリング又はシステム情報は、この目的のために使用できる。
RRCシグナリング又はシステム情報は、単に説明目的でリストされたこと、及び他の実施形態では、占有時間期間セットはステップ304で任意の適切なシグナリングを介して送信できることが理解されるべきである。例えば、一実施形態では、任意的ステップ304で、占有時間期間値セットは、基地局間、例えばBS200とBS201との間のバックホールシグナリング(例えば、X2シグナリング)を介して通信され得る。これは、BS201に、ステップ303でBS200により送信された指示子を適正に解釈すること、及び示された時間期間の中のチャネルに対する自身の測定を一時停止することを可能にする。追加で、BS201は、BS200から受信した占有時間期間セットを自身のサービスするUE、例えばUE211に、RRCシグナリング又はシステム情報ブロック(system information block:SIB)シグナリングを介して示すことができる。したがって、UE211は、ステップ303でBS200により送信された指示子を適正に解釈し、及び示された時間期間の中のチャネルに対する自身の測定を一時停止できる。代替で、幾つかの実施形態では、ステップ304で、BS(例えば、BS200)は、RRCシグナリングを自身のカバレッジの中のUEへ及びX2シグナリングを近隣BS(例えば、BS201)へ両方送信できる。したがって、UE及び近隣BS/UEの両者は、ステップ303で送信された指示子を正しく解釈でき、それに基づくそれらのチャネル検知動作を向上できる。さらに、近隣BSは、例えばRRCシグナリング又はシステム情報を介して、自身のサービスするUEへ占有時間期間セットを転送できる。図3Bに、占有時間期間セットの送信を説明するための概略図を示す。
一実施形態では、ステップ302で、指示子は、選択された占有時間期間のインデックスとして、BS200により生成できる。例えば、表1に示す例では、BS200は、4msの占有時間期間を示すために値「2」の指示子を生成して良い。これは単に説明を目的としており、本願明細書に記載の主題の範囲に関するいかなる限定も示唆しないことが理解されるべきである。代替の実施形態では、指示子は、任意の他の適切な形式で実装できる。例えば、一実施形態では、指示子は、選択された占有時間期間の長さを直接に示すことができる。例として、指示子は、7msの選択された占有時間期間を示すために、「7」の値を使用できる。
一実施形態では、ステップ303で、BS200は、レイヤ1(L1)シグナリング、つまり物理層シグナリングにより指示子を送信できる。一実施形態では、指示子は、指示された期間の中の第1サブフレームのOFDM(orthogonal frequency division multiplexing)シンボルで送信できる。ここで、後続の送信は、第1サブフレームで開始する。言い換えると、ステップ302で生成された指示子の送信、及び指示子により示される占有時間期間の間、チャネルを占有する後続の送信は、同じサブフレームの中で生じる。
図4Aに一例を示す。図4Aに示すように、本例では、未認可帯域の中に位置し得る副搬送波(SCell、副成分搬送波、又はセカンダリセルとも呼ばれる)におけるデータ送信は、主搬送波(PCell、主成分搬送波、又はプライマリセルとも呼ばれる)からの又は認可帯域の中に位置し得る副搬送波からのPDCCH(physical downlink control channel)によりスケジュールされる。一実施形態では、サブフレームの中のSCellの中のPDSCH送信の開始位置は、例えばRRCシグナリングにより構成できる。図4Aに示すように、占有時間を示すために指示子が第1OFDMシンボルの中で送信され得ると仮定すると、PDSCH送信は、サブフレームの中の第2OFDMシンボルで、つまりレイヤ1指示子の直後に、開始できる。
指示子は、PDSCHが開始する前に別のOFDMシンボルでも送信できることが理解されるべきである。標準的に、1つのOFDMシンボルは、指示子の送信のために十分であり得る。勿論、例えば、シグナリング信頼性を向上し又はより多くの情報を提供することを目的として、1より多くのOFDMシンボルで指示子を送信することも可能である。指示子を運ぶL1シグナリングを第1OFDMシンボルの中に固定することは、後続のPDSCH送信のためにより多くのリソースを残すことができる。指示子を運ぶL1シグナリングの送信時間期間(例えば、1OFDMシンボル)は、チャネル検知のために及びL1シグナリングの復号化のために、LBTを介してチャネルにアクセスすることを望む他の装置(例えば、BS又はUE)により使用できる。LBTのための所要チャネル測定時間は20μsなので、約66μsの間係属する1つのOFDMシンボルが、測定及び復号化のために十分である。指示子を検出すると、これらの装置は、チャネルが指示された時間期間の間、占有されることを認識する。したがって、これらの装置は、電力を節約するために、それらの測定又はチャネル検知を一時停止できる。
LBTによりチャネルを競う他の装置(例えば、BS又はUE)が指示子を運ぶL1シグナリングを検出できるようにするために、一実施形態では、このL1シグナリングは、セル又はUE固有スクランブリング又はセル固有シフトを有しない共通シグナリングであり得る。この目的のために、一実施形態では、ステップ303で、BSは、PCFICH(physical control format indication channel)構造を有するシグナリングを用いて指示子を送信して良い。固定セルID及びスロット番号は、共通スクランブリングシーケンス生成のために設定でき、例えば、常にセルIDを510に及びスロット番号を0に設定する。
LTE標準で指定されるように、PCFICHは、OFDMシンボル数の観点で制御領域の大きさを示す。つまり、PCFICHは、現在サブフレームの中のデータ領域がどこで開始するかを示す。したがって、PCFICH情報の正しい復号化は、必須である。PCFICHが誤って復号化された場合、端末は、制御チャネルをどのように処理すべきかも、現在サブフレームについてデータ領域がどこで開始するかも、分からない。PCFICHは、1、2、又は3個のOFDMシンボルの3つの制御領域サイズに対応する(又は、狭帯域シナリオでは、2、3、又は4個のOFDMシンボルに対応する)2ビットの情報を有する。2ビットは、32ビットコードワードに符号化されて良い。符号化ビットは、セル間干渉をランダム化するためにセル固有シーケンスでスクランブリングされたものでスクランブリングされ、QPSK変調され、次に16個のリソースエレメントにマッピングされる。
一実施形態では、占有時間期間に関する情報を運ぶために、PCFICHに合致するコウゾのシグナリングを使用することが可能である。つまり、このようなシグナリングの構造は、PCFICHと同じ又は同様の構造を有して良い。本実施形態では、例えば1msから10msの範囲をカバーするために、4個の値が定められ、RRCシグナリングにより構成できる。例として、4個の値は、表1に示されるように設計できる。シグナリングにより運ばれる値は、4個の構成された占有時間期間値のうちの1つになるよう解釈できる。
代替で、一実施形態では、指示子は、SCellの中のPCFICHを再利用することにより送信できる。このように、制御フォーマット指示子(control format indicator:CFI)は、4個の構成された占有時間期間値のうちの1つになるよう解釈できる。これは、LTE LAAに特に有利である。知られているように、LTE LAAでは、認可PCellからの搬送波間スケジューリングは、未認可帯域でSCellをスケジューリングするために使用され、SCellでのPDSCHの開始シンボルは、「CrossCarrierSchedulingConfig」フィールドの中のRRCシグナリングIE「pdsch−Start−rlO」により示される。ここで、SCellでのPCFICHは、同じサブフレームの中のスケジューリングされたPDSCH送信の検出のために必ずしも使用されない。したがって、選択された占有時間期間の指示子を運ぶためにPCFICHを再利用することは、SCellに影響を与えない。
別の実施形態では、方法300は、ステップ305に進んで良い。ステップ305で、装置(例えば、BS200)は、ステップ303で送信された指示しにより示される期間に、第2サブフレームの中で更なる指示子を送信する。更なる指示子は、後続の送信の残りの時間期間を示すために使用される。ここで、第2サブフレームは第1サブフレームの後に生じる。
例えば、図4Bに示すように、10ms間継続するPDSCH送信では、BSは、ステップ303で、PDSCH送信が開始するサブフレームNの中で「10ms」の指示子を送信して良い。次に、BSは、PDSCH送信が7msで完了することを他の装置に知らせるために、ステップ305でサブフレームN+3の中で「7ms」の別の指示子を送信して良い。装置がサブフレームNで送信された第1指示子を見逃した場合、該装置は、サブフレームN+3の中の更なる指示子を検出する機会を依然として有し、それにより、後続の送信の残りの時間期間を決定できる。このように、期間(本例では7ms)中の不要な測定又はチャネル検知が回避できる。装置がサブフレームN+1でLBT動作を開始する場合、該装置は、先ず、1ms毎に検出して良い。次に、サブフレームN+3で「7ms」の指示子を検出すると、装置は、自身の測定又はチャネル検知を7msの間、一時停止して電力を節約して良い。
幾つかの実施形態では、指示子の送信及び後続の送信は認可帯域の中のチャネルで生じるが、本願明細書に記載の主題の実施形態は、これに限定されない。方法300は、認可帯域に適用されても良い。例えば、UEのグループがD2D通信のために認可帯域の中の何らかの共有リソースにより構成され、及び各々のD2DペアがLBTによりリソースを競う必要があるシナリオでは、方法300が適用される。つまり、D2Dに関与するUEは、チャネルを用いて送信しようとする場合に、他のUEに該チャネルの可能な占有時間期間を知らせるために、図3Aを参照して記載したステップを実行して良い。
図5は、本願明細書に記載の主題の一実施形態による無線ネットワークにおける測定強化の例示的な方法500のフローチャートを示す。方法500は、例えば、図2に示すUE210のようなUEにおいて又はBS201のようなBSにおいて、実施され得る。代替で、方法500は、無線通信システムの中の任意の他の適切なエンティティにより実行されて良い。以下の説明では、単に単純化のために、方法は図2に示すUE210により実行されると仮定する。
図示のように、一実施形態では、方法500は、ステップ501で開始する。ステップ501で、UE210は、装置(例えば、BS200)から、占有時間期間に関連する指示子を受信する。占有時間期間は、占有時間期間セットから選択され、チャネル占有の期間を示す。次に、ステップ502で、UE210は、指示子に関連付けられた占有時間期間を決定し、装置(例えば、BS200)からの後続の送信が示された期間のチャネルで実行されるべきであると決定する。次に、ステップ503で、UE210は、電力を節約するために、期間中のチャネルに対するチャネル検知を一時停止する。
本願明細書に記載の主題の一実施形態によると、ステップ501で受信した指示子は、図3Aを参照して記載したステップ301でBS200により送信された指示子であり得る。したがって、図3Aを参照して記載した指示子の設計は、ここでも適用され、再び詳述されない。例えば、指示子は、レイヤ1シグナリングにより運ぶことができる。本実施形態では、ステップ501で、UE210は、後続の送信が開始する期間の第1サブフレームのOFDMシンボルの中の指示子を含むレイヤ1シグナリングを受信して良い。本願明細書に記載の主題の一実施形態では、図4Aに示すように、UEは、後続のPDSCH送信が開始するサブフレームの中の第1OFDMシンボルの中で指示子を受信して良い。
別の実施形態では、ステップ501で、UE210は、図3Aを参照して紹介したように、PCFICH構造を有するシグナリングから指示子を受信する。指示子を運ぶシグナリングは、PCFICHと同じ又は同様の構造を有する新しいシグナリングであり得る。代替で、SCellの中の既存のPCFICHが再利用できる。
一実施形態では、ステップ501で受信される指示子は、占有時間期間セットのうちの1つの占有時間期間のインデックスであって良い。本実施形態では、ステップ502で、UE210は、指示子に基づき、占有時間期間セットから占有時間期間を決定して良い。図3Aを参照して記載したように、占有時間期間セットは、例えば表1及び表2に示すもののように、予め定めることができる。
特定動作領域における要件に準拠するために、BS200は、自身のカバレッジ内のUEへ占有時間期間セットを送信して良い。この目的のために、UEは、ステップ501の前に、ステップ504で、BS200から占有時間期間セットを受信して良い。一実施形態では、占有時間期間値セットは、例えば、無線リソース制御(RRC)シグナリング又はシステム情報により、受信されて良い。RRCシグナリング又はシステム情報は、単に説明目的で列挙されたこと、及び他の実施形態では、占有時間期間セットは任意の適切なシグナリングを介して受信できることが理解されるべきである。例えば、方法500は、BS(例えば、図2に示すBS201)によっても実行できる。このような実施形態では、ステップ504で、BSは、RRCシグナリングではなく、バックホールシグナリング(例えば、X2シグナリング)によりBS200から占有時間期間セットを受信して良い。本実施形態では、方法500は、ステップ506を更に有して良い。ステップ506で、BSは、例えばRRCシグナリング又はシステム情報により、BS200から受信した占有時間期間セットを、自身のサービスするUEに転送して良い。動作は、図3を参照して記載したステップ304の動作と同様であり得る。したがって、詳細事項はここでは省略される。
図3Aを参照して記載したように、BSは、後続の送信の残り時間期間を示すために、ステップ305で別の指示子を送信して良い。したがって、本実施形態では、方法500は、任意的ステップ505に進んで良い。ステップ505で、UE210は、期間中の第2サブフレームで更なる指示子を受信する。この更なる指示子は、装置(例えば、BS200)からの後続の送信の残り時間期間を示し、第2サブフレームは第1サブフレームの後に生じる。このような実施形態の概略図は、図4Bに示される。
本願明細書に記載の主題の幾つかの実施形態では、装置(例えば、BS200)からの指示子の受信及び後続の送信は未認可帯域の中のチャネルで生じるが、本願明細書に記載の主題の実施形態は、これに限定されない。方法500は、認可帯域に適用されても良い。例えば、UEのグループがD2D通信のために認可帯域の中の何らかの共有リソースにより構成され、及び各々のD2DペアがLBTによりリソースを競う必要があるシナリオでは、方法500が適用される。つまり、D2Dに関与する各UEは、より効率的な測定を可能にするために、図5を参照して記載したステップを実行して良い。
図6は、本願明細書に記載の主題の一実施形態による無線通信における測定強化のための装置600のブロック図を示す。装置600は、図2に示すBS200として、又は少なくともその部分として、実装できる。代替又は追加で、装置600は、無線通信システムの中の任意の他の適切なエンティティとして実装されて良い。装置600は、図3Aを参照して記載した例示的な方法300、及び場合によっては任意の他の処理又は方法を実行するよう動作する。図3Aを参照して記載した方法300は、必ずしも装置600により実行されないことも理解されるべきである。方法300の少なくとも幾つかのステップは、1又は複数の他のエンティティにより実行できる。
概して、方法300を参照して上述した全ての特徴は、装置600に適用される。具体的には、図示のように、一実施形態では、装置600は、占有時間期間セットから占有時間期間を選択するよう構成されるセレクタであって、前記占有時間期間セットの各々の占有時間期間は、チャネル占有の期間を示す、セレクタ601と、前記の選択した占有時間期間に関連付けられる指示子を生成するよう構成される生成器602と、後続の送信が、前記指示子に関連付けられる前記選択された占有時間期間により示される期間の中のチャネルで実行されるべきであると示すために、装置に前記指示子を送信するよう構成される第1送信機と、を有する。
一実施形態では、セレクタ601、生成器602、及び第1送信機603は、それぞれ図3Aを参照して記載した方法300のステップ301、302、及び303を実行するよう構成される。したがって、ステップ301、302、及び303を参照して記載した動作も、それぞれセレクタ601、生成器602、及び第1送信機603に適用される。したがって、詳細事項はここで繰り返されない。例えば、一実施形態では、セレクタ601は、以下のうちの少なくとも1つに基づき、1つの占有時間期間を選択するよう構成できる:現在地理的領域、及び後続の送信で運ばれるべきデータ容量。生成器602は、一実施形態に従い、選択された占有時間に関連付けられるインデックスを生成するよう、又は明示的に選択された占有時間期間の長さを示す値を生成するよう、構成されて良い。一実施形態では、第1送信機603は、後続の送信が開始する期間の第1サブフレーム内のOFDMシンボルの中でレイヤ1シグナリングにより指示子を送信するよう構成され得る。別の実施形態では、第1送信機603は、PCFICH(physical control format indication channel)構造を有するシグナリングを用いて指示子を送信するよう構成されて良い。シグナリングは、新しいシグナリングであり、又は後続のデータ送信が生じるSCellの中の既存のPCFICHであり得る。
一実施形態では、装置600は、占有時間期間セットを装置に送信するよう構成される第2送信機604を更に有して良い。一実施形態では、第2送信機604は、例えば自身のカバレッジ内に位置するUEへ、無線リソース制御(RRC)シグナリング又はシステム情報により、占有時間期間セットを送信するよう構成され得る。別の実施形態では、第2送信機604は、バックホールシグナリング、例えばX2シグナリングにより、占有時間期間セットを、近隣基地局へ送信するよう構成され得る。更に別の実施形態では、第2送信機604は、それぞれRRCシグナリング及びX2シグナリングにより、UE及び近隣基地局の両方へ、占有時間期間セットを送信するよう構成され得る。図3Aを参照して記載したように、占有時間期間セットは予め定めることもでき、及び/又は占有時間期間セットは領域固有であり得る。占有時間期間セットの例は、表1及び表2に見られる。第2送信機604は、値のセットを装置へ送信するよう、又は占有時間セットを暗に示すためにセット、サブセット、又は領域のインデックスを送信するよう構成され得る。
一実施形態では、装置600は、前記後続の送信の残り時間期間を示すために、前記期間の中の第2サブフレームで更なる指示子を送信するよう構成される第3送信機であって、前記第2サブフレームは前記第1サブフレームの後に生じる、第3送信機605、を更に有して良い。この更なる指示子は、第1サブフレームの中で送信された指示子を見逃した装置が、電力を節約するために後続の送信の残り時間期間の中で自身のチャネル検知又は測定を一時停止することを可能にする。
上述のように、装置600は、認可及び未認可帯域の両方で、測定を向上するために使用できる。
図7を参照すると、図7は、本願明細書に記載の主題の一実施形態による無線通信における測定強化のための装置700のブロック図を示す。装置700は、図2に示すBS200又はUE210として、又は少なくともその部分として、実装できる。代替又は追加で、装置700は、無線通信システムの中の任意の他の適切なエンティティとして実装されて良い。装置700は、図5を参照して記載した例示的な方法500、及び場合によっては任意の他の処理又は方法を実行するよう動作する。図5を参照して記載した方法500は、必ずしも装置700により実行されないことも理解されるべきである。方法500の少なくとも幾つかのステップは、1又は複数の他のエンティティにより実行できる。
概して、方法500を参照して上述した全ての特徴は、装置700に適用される。具体的には、図示のように、一実施形態では、装置700は、装置から、占有時間期間に関連付けられる指示子を受信するよう構成される第1受信機であって、前記占有時間期間は、占有時間期間セットから選択され、チャネル占有の期間を示す、第1受信機701と、指示子に関連付けられる占有時間期間を決定し、BSからの後続の送信が前記期間内のチャネルの中で実行されるべきであると決定するよう構成される検出器702と、前記期間内のチャネルに対するチャネル検知を一時停止するよう構成される制御部703と、を有する。
別の実施形態では、第1受信機701は、期間内の第1サブフレームのOFDMシンボルの中に指示子を含むレイヤ1シグナリングを受信するよう構成され、後続の送信は第1サブフレームで開始する。更に別の実施形態では、第1受信機701は、PCFICH(physical control format indication channel)構造を有するシグナリングから指示子を受信するよう構成される。
幾つかの実施形態では、装置700は、占有時間期間セットを受信するよう構成される第2受信機704を更に有して良い。一実施形態では、第2受信機704は、例えば装置がUE又はその部分として実装されるとき、無線リソース制御(RRC)シグナリング又はシステム情報により、占有時間期間セットを受信するよう構成され得る。別の実施形態では、第2受信機704は、装置がBS又はその部分として実装されるとき、バックホールシグナリング(例えば、X2シグナリング)により、占有時間期間セットを受信するよう構成され得る。このような実施形態では、装置は、受信した占有時間期間セットを、自身のカバレッジ内にいるUEへ転送し/送信するよう構成される送信機706を更に有して良い。動作は、方法300のステップ304及び装置600の第2送信機604を参照して記載されたものと同様であり得るので、詳細事項はここでは省略される。
一実施形態では、装置700は、後続の送信の残り時間期間を示すために、期間の中の第2サブフレームで更なる指示子を送信するよう構成される第3受信機705を更に有し、第2サブフレームは第1サブフレームの後に生じる。
本願明細書に記載の主題の一実施形態では、第1受信機701、検出器702、制御部703、第2受信機704、及び第3受信機705は、それぞれ図5を参照して記載した方法500のステップ501〜505を実行するよう構成されて良い。したがって、これらのステップを参照して記載された動作も、それぞれこれらのコンポーネントに適用される。したがって、詳細事項はここでは省略される。
本願明細書に記載の主題の幾つかの実施形態では、方法及び装置はセルラシステム、特にLTE LAAシステムの状況で記載されたが、本願明細書に記載の主題の実施形態はこれに限定されないことが理解されるべきである。
装置600及び/又は700に含まれるモジュール/ユニットは、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はそれらの任意の組合せを含む種々の方法で実装されて良い。一実施形態では、1又は複数のユニットは、ソフトウェア及び/又はファームウェア、例えば記憶媒体に格納された機械実行可能命令を用いて実装されて良い。機械実行可能命令に加えて又はその代わりに、装置600及び/又は700のユニットの一部又は全部は、少なくとも部分的に、1又は複数のハードウェアロジックコンポーネントにより実装されて良い。例えば、限定ではなく、使用できる説明のための種類のハードウェアロジックコンポーネントは、FPGA(Field−programmable Gate Array)、ASIC(Application−specific Integrated Circuit)、ASSP(Application−specific Standard Product)、SOC(System−on−a−chip system)、及びCPLD(Complex Programmable Logic Device)、等を含む。
さらに、システム600及び700の中の幾つかのユニット又はモジュールは、幾つかの実装方法では結合され得る。例えば、一実施形態では、上述のようなシステム600内の送信機として機能するよう単一の送信機を使用することが可能である。同様に、単一の受信機は、上述のようなシステム700内の受信機として機能して良い。
概して、本願明細書に記載の主題の種々の実施形態は、ハードウェア又は専用回路、ソフトウェア、ロジック又はそれらの任意の組合せで実装されて良い。幾つかの態様は、ハードウェアで実装されて良く、一方で、他の態様は、制御部、マイクロプロセッサ、又は他のコンピューティング装置により実行され得るファームウェア又はソフトウェアで実装されて良い。本願明細書に記載の主題の実施形態の種々の態様は、ブロック図、フローチャートとして又は幾つかの他の図的表現を用いて説明され記載されたが、本願明細書に記載のブロック、装置、システム、技術又は方法は、非限定的な例として、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、専用回路又はロジック、汎用ハードウェア又は制御部又は他のコンピューティング装置、又はそれらの何らかの組合せで実装されて良い。
例として、主題の実施形態は、対象の実際の又は仮想のプロセッサ上の装置で実行される、プログラムモジュールに含まれるようなコンピュータ実行可能命令の一般的文脈で記載され得る。概して、プログラムモジュールは、特定のタスクを実行し又は特定の抽象データ型を実装する、ルーチン、プログラム、ライブラリ、オブジェクト、クラス、コンポーネント、データ構造、等を含む。プログラムモジュールの機能は、種々の実施形態で必要に応じて結合され又はプログラムモジュール間で分割されても良い。プログラムモジュールのための機械実行可能命令は、ローカル又は分散型装置内で実行されても良い。分散型装置では、プログラムモジュールは、ローカル及びリモート記憶媒体の両方に置かれて良い。
本願明細書に記載の主題の方法を実行するプログラムコードは、1又は複数のプログラミング言語の任意の組合せで書かれて良い。これらのプログラムコードは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、又は他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサ又は制御部に供給されて良い。したがって、プログラムコードは、プロセッサ又は制御部により実行されると、フローチャート及び/又はブロック図で指定された機能/動作を実施させる。プログラムコードは、完全に機械で、部分的に機械で、スタンドアロン型ソフトウェアパッケージとして、部分的に機械で及び部分的にリモートの機械で又は完全にリモートの機械若しくはサーバで実行されて良い。
本開示の文脈では、機械可読媒体は、命令実行システム、機器又は装置により若しくはそれらと関連して使用するためのプログラムを有し又は格納し得る任意の有形媒体であって良い。機械可読媒体は、機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であって良い。機械可読媒体は、限定ではないが、電子、磁気、光、電磁気、赤外線、又は半導体システム、機器、又は装置、又はそれらの任意の適切な組合せを有して良い。機械可読媒体のより具体的な例は、1又は複数のワイヤを有する電気接続、ポータブルコンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD−ROM)、光記憶装置、磁気記憶装置、又はそれらの任意の適切な組合せ、を含み得る。
さらに、動作は特定の順序で示されたが、これは、所望の結果を達成するために、このような動作が図示の特定の順序で又は連続的順序で実行されることを要求すると又は全ての図示の動作が実行されると理解されるべきではない。特定の環境では、マルチタスク及び並列処理が有利であって良い。同様に、幾つかの特定の実装の詳細は、上述の議論に含まれるが、これらは、本願明細書に記載の主題の範囲についての限定として考えられるべきではなく、むしろ、特定の実施形態に固有であり得る特徴の説明として考えられる。別個の実施形態の文脈で記載された特定の特徴は、単一の実施形態の中で組み合わせて実装することもできる。反対に、本願明細書に単一の実施形態の文脈で記載された特定の特徴は、複数の実施形態で別個に又は任意の適切な実施形態で実装することもできる。
本発明の主題は構造的特徴及び/又は方法論的動作に特有の言葉で記載されたが、本発明の主題は、特許請求の範囲に定められる上述の特定の特徴又は動作に限定されないことが理解されるべきである。むしろ、上述の特定の特徴及び動作は、特許請求の範囲の実施の例示的形態として開示されたものである。
Claims (20)
- 無線通信の方法であって、
占有時間期間セットから占有時間期間を選択するステップであって、前記占有時間期間セットの各々は、チャネル占有の期間を示す、ステップと、
前記の選択した占有時間期間に関連付けられる指示子を生成するステップと、
後続の送信が、前記指示子に関連付けられる前記選択された占有時間期間により示される期間の中のチャネルで実行されるべきであると示すために、装置に前記指示子を送信するステップと、
を有する方法。 - 前記占有時間期間セットから占有時間期間を選択するステップは、
現在地理的領域、及び前記後続の送信で運ばれるべきデータ容量、のうちの少なくとも1つに基づき前記占有時間期間を選択するステップ、
を有する、請求項1に記載の方法。 - 前記指示子を送信するステップは、
前記期間の第1サブフレームのOFDM(orthogonal frequency division multiplexing)シンボルの中でレイヤ1シグナリングにより前記指示子を送信するステップであって、前記後続の送信は前記第1サブフレームで開始する、ステップ、
を有する、請求項1に記載の方法。 - 前記指示子を送信するステップは、
PCFICH(physical control format indication channel)構造を有し固定セルID及び固定スロット番号のうちの少なくとも1つに基づき生成される共通スクランブリングシーケンスによりスクランブリングされるシグナリングを用いて前記指示子を送信するステップ、
を有する、請求項1に記載の方法。 - 前記占有時間期間セットを定めるステップであって、前記セットの中の最大占有時間期間は、前記領域規制要件に従う前記最大占有時間期間より大きくない、ステップと、
前記占有時間期間セットを無線リソース制御シグナリング又はシステム情報又はバックホールシグナリングにより、前記装置へ送信するステップと、
を更に有する請求項1に記載の方法。 - 前記後続の送信の残り時間期間を示すために、前記期間の中の第2サブフレームで更なる指示子を送信するステップであって、前記第2サブフレームは前記第1サブフレームの後に生じる、ステップ、
を更に有する請求項3に記載の方法。 - 前記チャネルは未認可帯域の中にある、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の方法。
- 無線通信の方法であって、
装置から、占有時間期間に関連付けられる指示子を受信するステップであって、前記占有時間期間は、占有時間期間セットから選択され、チャネル占有の期間を示す、ステップと、
前記装置からの後続の送信が前記受信した指示子に関連付けられる前記占有時間期間により示される期間の中のチャネルで実行されることを決定するステップと、
前記期間の中の前記チャネルについてチャネル検知を一時停止するステップと、
を有する方法。 - 指示子を受信するステップは、
前記期間の中の第1サブフレームのOFDM(orthogonal frequency division multiplexing)シンボルの中に前記指示子を含むレイヤ1シグナリングを受信するステップであって、前記後続の送信は前記第1サブフレームで開始する、ステップ、
を有する、請求項8に記載の方法。 - 指示子を含むレイヤ1シグナリングを受信するステップは、
PCFICH(physical control format indication channel)構造を有するシグナリングから前記指示子を受信するステップ、
を有する、請求項9に記載の方法。 - 無線リソース制御シグナリング又はシステム情報又はバックホールシグナリングにより、前記占有時間期間セットを受信するステップ、
を更に有する請求項8に記載の方法。 - 前記後続の送信の残り時間期間を示すために、前記期間の中の第2サブフレームで更なる指示子を受信するステップであって、前記第2サブフレームは前記第1サブフレームの後に生じる、ステップ、
を更に有する請求項9に記載の方法。 - 前記チャネルは未認可帯域の中にある、請求項8乃至12のいずれか一項に記載の方法。
- 無線通信のための装置であって、
現在地理的領域に少なくとも部分的に基づき、占有時間期間セットから占有時間期間を選択するよう構成されるセレクタであって、前記占有時間期間セットの各々は、チャネル占有の期間を示す、セレクタと、
前記の選択された占有時間期間に関連付けられる指示子を生成するよう構成される生成器と、
後続の送信が、前記指示子に関連付けられる前記選択された占有時間期間により示される期間の中のチャネルで実行されるべきであると示すために、PCFICH(physical control format indication channel)構造を有するレイヤ1シグナリングにより、装置に前記指示子を送信するよう構成される第1送信機と、
を有する装置。 - 前記セレクタは、
前記後続の送信で運ばれるべきデータ容量に更に基づき、前記占有時間期間を選択する、
よう構成される、請求項14に記載の装置。 - 前記第1送信機は、
前記期間の第1サブフレームのOFDM(orthogonal frequency division multiplexing)シンボルの中でレイヤ1シグナリングにより前記指示子を送信し、前記後続の送信は前記第1サブフレームで開始する、
よう構成される、請求項14に記載の装置。 - 前記第1送信機は、
前記PCFICHシグナリングを再利用し、固定セルID及び固定スロット番号のうちの少なくとも1つに基づき生成される共通スクランブリングシーケンスにより前記シグナリングをスクランブリングすることにより、前記指示子を送信する、
よう構成される、請求項14に記載の装置。 - 無線リソース制御シグナリング又はシステム情報又はバックホールシグナリングにより、前記装置へ前記占有時間期間セットを送信するよう構成される第2送信機、
を更に有する請求項14に記載の装置。 - 前記後続の送信の残り時間期間を示すために、前記期間の中の第2サブフレームで更なる指示子を送信するよう構成される第3送信機であって、前記第2サブフレームは前記第1サブフレームの後に生じる、第3送信機、
を更に有する請求項16に記載の装置。 - 前記チャネルは未認可帯域の中にある、請求項14乃至19のいずれか一項に記載の装置。
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