JP2018501919A - 子宮収縮を規制するライトを組み込むスリープマスク - Google Patents

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Abstract

スリープマスクは、妊娠後期の女性によって着用されるように構成され、且つ、着用者の目を覆い、周囲の光から隠すように構成されている可撓性アイカバーを含む。少なくとも一つの光源は、可撓性アイカバーによって支えられ、眠っているときに着用者の瞼の上に450nmから570nmの波長を有する光を放射し、閉じているときに瞼を貫通させるように配置されている。制御部は、少なくとも一つの光源に接続され、内因性メラトニンレベルを低下させて妊娠後期の女性における子宮収縮を抑制することを助けるために、少なくとも一つの光源を作動させるように構成されている。

Description

[関連出願の相互参照]
本出願は、2014年11月4日に出願された米国PCT特許出願第PCT/US2014/063877号に基づき、当該出願の開示は、その全体について参照により本出願に取り込まれる。
本発明は、妊娠の分野、より具体的には、妊娠中の人間の女性における子宮収縮の規制及び抑制の方法に関する。
西洋社会において、早期陣痛(preterm labor)は全ての妊娠の12%以上で起こる。それは、周産期の罹患率(perinatal morbidity)の主要な原因のままであり、新生児死亡の70%に関連している。全米科学アカデミー医学研究所(the Institute of Medicine of the National Academies of Sciences)によれば、米国における早産の経済的負担は年間260億ドルを優に上回る(幼児当り100,000ドル超)。この継続的に増加する医療上の課題にもかかわらず、正期(term)及び早期(preterm)のいずれにおいても、陣痛を開始するプロセスの理解においては、過去20年間に比較的小さな進歩しか起こっていない。
早期陣痛を正確に予測する検査は、存在しない。早産を予防することの第一の目標は、新生児死亡及び(特に肺及び脳機能に関する)新生児合併症の高リスクを排除することである。早期陣痛を治療するための主要な薬理学的アプローチの中には、オキシトシン受容体アンタゴニスト(Atosiban(登録商標);Tractocile(登録商標))、β‐アドレナリン受容体アゴニスト、シクロオキシゲナーゼ(COX)阻害剤、酸化窒素供与体及び硫酸マグネシウムがある。これらの薬剤のうちのいくつかは陣痛抑制薬(tocolytics)として中程度の成功を収めているが、多くは、それらの使用を制限し得る、考慮に入れるべき、時には重篤な副作用を伴う。プロゲステロンは、リスクのある女性における早期陣痛を予防するために使用されてきたが、大半の早産は、有意な危険因子のない女性に起こる。
明らかに、この社会‐医学的に重要な課題は、解決からほど遠い。よって、陣痛の分子的機構を理解することは、生体臨床医学(biomedicine)において高い優先度を有するべきである。メラトニン受容体活性化とオキシトシン誘導性シグナル伝達(signaling)との間の相乗作用の証拠があり、それは、陣痛の開始において鍵となるホルモン事象を提供し得る。産科の実務(practice)に関して、これらの知見の影響は劇的であり得る。例えば、メラトニン受容体活性の遮断(blockade)は、早期陣痛を予防すること、従って妊娠を延長して新生児の最適な生存の可能性を向上することにおいて大きな価値があるかもしれない。
その全体について参照により本出願に取り込まれる開示である、同じ発明者による米国特許第8,445,436号明細書は、脳ホルモンであるメラトニン及びオキシトシンが、ヒト子宮筋層平滑筋細胞の収縮の促進において、類似の細胞内機構を使用することを開示する。オキシトシン類似体は、産科実務における重要なツールである、例えば、オキシトシン類似体の点滴は陣痛を誘発するために一般的に使用され、一方では、オキシトシンアンタゴニストは早期陣痛の場合に妊娠を引き延ばすために(それらは最小限の効果しかないが)、使用される。メラトニンの存在下では、最大収縮のために通常必要とされるオキシトシンのわずか1%でも完全に有効であるというように、人工的環境(in vitro)において、ヒト子宮筋細胞に対して、メラトニン及びオキシトシンの有意な正の相乗作用が存在する。これらの発見は、高いオキシトシンレベルの上述の副作用の無い陣痛誘発のための、新規な、メラトニンを加えた低用量オキシトシンの組み合わせの開発につながり得る。
子宮のメラトニン受容体を介したシグナル伝達は、夜間に、子宮収縮につながる事象を一時的に“ゲートする(gate)”働きをすることによって、陣痛に能動的に寄与するかも知れない。内因性メラトニン(Endogenous melatonin)は、オキシトシン(及び潜在的に他の収縮性因子)と正常に相乗的に作用して、正期陣痛のために必要な、妊娠中の子宮の協調的且つ強制的な収縮を促進するかも知れない。伸張(extension)による、これらの受容体の発現が、正常な妊娠期間の終わりより前に、妊産婦(pregnant women)の子宮筋層において、早期陣痛に寄与するかも知れない。また、明るい光の曝露がメラトニンに影響を及ぼし得ることも判明している。
米国特許第8,445,436号明細書
この概要は、詳細な説明において以下で更に記述されるコンセプトの選択を紹介するために提供されている。この概要は、特許請求される主題の鍵となるか又は本質的な特徴を特定するように意図されておらず、特許請求される主題の範囲を限定する助けとして使用されるようにも意図されていない。
スリープマスクは、妊娠後期の(late-term pregnant)女性によって着用されるように構成され、且つ、着用者の目を覆い、周囲の光から隠す(shield)ように構成されている可撓性(flexible)アイカバーを含む。少なくとも一つの光源は、可撓性アイカバーによって支えられ、眠っているときに着用者の瞼の上に450nmから570nmの波長を有する光を放射し(emit)、閉じているときに瞼を貫通させる(penetrate)ように配置されている。制御部は、少なくとも一つの光源に接続され、内因性メラトニンレベルを低下させて妊娠後期の女性における子宮収縮を抑制することを助けるために、少なくとも一つの光源を作動させる(activate)ように構成されている。
少なくとも一つの光源から放射される光の波長は、約450nmから500nmの間であってもよい。少なくとも一つの光源から放射される光照射量(light irradiance)は、約0.1W/mから0.5W/mの間であってもよい。制御部は、少なくとも一つの光源から放射される光の照度(iliumination)を、所定の期間にわたって増大させるように構成されてもよい。照度は、約5秒から30秒の間の期間にわたって増大させられてもよい。制御部は、少なくとも一つの光源から放射される光を、不連続の(discrete)オン及びオフのサイクルで脈動させる(pulse)ように構成されてもよい。光は、約30分から約60分の間、毎分約1秒から3秒の間、脈動させられてもよい。
光源は発光ダイオード(LED)を有してもよく、LEDは、可撓性アイカバーによって支えられ、眠っているときに着用者の瞼の上にLEDが光を放射することができる場所に配置されてもよい。制御部は、人間の女性の生物学的時計をシフトさせるために、ある波長で、ある期間にわたって断続的に目の中に光を向けるように、少なくとも一つの光源を制御するように構成されてもよい。
スリープマスクは、妊娠後期の女性によって着用されるように構成され、且つ、着用者の目を覆い、周囲の光から隠すように構成されている可撓性アイカバーを有する。少なくとも一つの光源は、可撓性アイカバーによって支えられ、眠っているときに着用者の瞼の上に450nmから570nmの波長を有する光を放射し、閉じているときに瞼を貫通させるように配置されている。少なくとも一つのセンサは、可撓性アイカバーによって支えられ、着用者の皮膚に会合し(engage)、EMG(筋電図)、EEG(脳波)、及び温度のうちの少なくとも一つを測定するように配置されている。制御部は、少なくとも一つの光源及び少なくとも一つのセンサに接続され、内因性メラトニンレベルを低下させて妊娠後期の女性における子宮収縮を抑制することを助けるために、少なくとも一つの光源を作動させ、且つ、感知されたEMG、EEG、及び温度のうちの少なくとも一つに基づいて光源から放射される光の持続時間、波長、及び強度(intensity)のうちの少なくとも一つを制御するように構成されている。
妊娠後期の女性における子宮収縮を低減する方法は、妊娠中の女性によって着用され、且つ、妊娠中の女性の目を覆い、周囲の光から隠す可撓性アイカバーを提供するステップを含む。方法は、可撓性アイカバーによって支えられている少なくとも一つの光源から、眠っているときに妊娠後期の女性の瞼の上に450nmから570nmの波長を有する光を放射し、閉じているときに瞼を貫通させるステップ、及び、内因性メラトニンレベルを低下させて妊娠中の女性における子宮収縮を抑制することを助けるために、少なくとも一つの光源を作動させるステップを含む。
妊娠中のボランティアが一晩で経験した時間毎の収縮の回数、及び約1時間の間ランプが点けられた場合にどのように回数が変化したかを示す棒グラフである。
他の妊娠中のボランティアが一晩で経験した時間毎の収縮の回数、及び約1時間の間ランプが点けられた場合にどのように回数が変化したかを示す棒グラフである。
約1時間の間ランプが点けられた場合の、5人の妊娠中のボランティアのメラトニンレベルの合成の結果を示す線グラフである。
眠っている間に子宮収縮を規制(regulate)するために、妊娠中の女性によって夜間に着用され得る一対のゴーグル/眼鏡を着用している使用者の断片斜視図である。
可撓性アイカバーとして形成されたスリープマスクの後方断片図であり、可撓性アイカバーは、妊娠中の女性によって着用されることができ、且つ、複数のLEDとしての光の供給源、及び内因性メラトニンレベルを低下させ、妊娠中の女性における子宮収縮を規制するような方法で、ライトを作動させるプロセッサを含む。
可撓性アイカバーを形成する布地の一部を示すスリープマスクの前方断片図であり、プロセッサ及び電池の位置並びに複数のLEDの相対位置を示すために破断されており、また、スリープマスクと共に使用され得る別個の無線電源及び制御部を示す。
一つの非限定的な実施例による、少なくとも一つのセンサを含むスリープマスクの他の実施形態を着用している女性の断片斜視図である。
一つの非限定的な実施例による、図7に示されるスリープマスクに使用される構成要素のブロック図である。
一つの非限定的な実施例による、妊娠中の人間の女性を治療するための施設における使用のためのシステムの断片平面図である。
上記の概要及び詳細な説明において、本発明の具体的な特徴(方法ステップを含む)への参照がおこなわれる。ある具体的な特徴が、本発明のある具体的な態様又は実施形態の文脈において開示されている場合、その特徴はまた、可能な限り、本発明の他の特定の態様及び実施形態と組み合わせて、且つ/或いは、本発明の他の具体的な態様及び実施形態の文脈において使用されてもよく、概して本発明において使用されてもよい。
上で議論されたように、本発明の様々な方法態様は、妊娠中の女性を光に曝露することによって子宮収縮を規制することに向けられている。この文脈における用語“規制する(regulating)”は、所与の期間にわたる子宮収縮の回数を低減すること、子宮収縮の強度を低減すること、及び/又は、さもなければ光の非在下で起こるであろう子宮収縮の発生を予防することを、意味する。これらの方法は、例えば、妊娠を引き延ばすため、早産を予防するため、又はもし早産が不可避であれば早産を遅らせるために、有用である。
妊娠中の子宮筋層へのメラトニンの動き(drive)を取り除くことが妊娠中の子宮収縮を低下させることができることを示すために、妊娠39週を超える(>39 week term)ボランティアが採用された臨床試験が完了した。ボランティアは、ほのかな明かりの下で午後7:00から午前7:00まで子宮収縮について継続的にモニターされた。午後11:00に、頭部から1メートルの10,000ルクスのフルスペクトルランプが、1時間の間、メラトニン分泌を抑制するために作動させられた。この研究は、その全体について参照により本明細書に組み込まれる開示である、同じ発明者による米国特許第8,992,589号明細書に開示されている。
図1‐図3(評価された18人のボランティアの代表)に示されるように、夜間の収縮頻度は、夜早くに上昇し、明るい光への曝露によって抑制されるに過ぎない。ひとたび内因性メラトニンレベルが高い夜間のレベルに戻ると(2‐3時間後)、子宮収縮は再び最大に近くなる。これらの結果は、メラトニンが陣痛の子宮収縮において鍵となる役割を果たすという見解を支持する。もし発光装置が、早期陣痛を治療するために使用されることができ、睡眠中の夜に妊娠中の女性による使用のために受け入れられるならば、有利であろう。
分娩(Parturition)は、分娩は、妊娠中の女性の陣痛中に起こる生理学的過程である。それは、最終的には子の出産(deliver)をもたらす、次第に頻繁になる子宮収縮及び子宮頸部消失によって特徴付けられる。分娩は、各種の固有の環境的及び時間的なニッチに起因して、異なる種において異なって進化してきた、複雑な生理学的且つ分子生物学的な過程である。大半の哺乳動物は、昼間又は夜間の活動相のいずれかを発達させることによって、食物の利用可能性及び捕食者の優勢(prevalence)のような選択的な圧力に適応している。妊娠中の雌は、野外ではなく彼女らの巣(den)又は家で彼女らの子を出産するように適応しており、それは、彼女らの安全、安心及び出産の成功を向上させる。
昼間又は夜間の相の間に分娩に入ることの選択的利点は、夜行性の齧歯類、並びに羊や霊長類のような昼行性の哺乳動物の多くの種の間で、この事象の異なるタイミングに反映される。ラットは、例えば、明暗のサイクルが逆転した場合でも、昼中の間に卓越して分娩に入る[1‐3]。同様に、ゴールデンハムスターは、昼中の時間の間に強い子宮収縮を発現し、彼女らの子どもを出産する[4]。他方で、ヒトは、深夜や早朝の時間の間に陣痛に入る傾向があり[5−9]、少なくとも未経産の女性においては、典型的にはその後12時間から24時間に分娩が続く[7]。自発的な正常な妊娠期間の終わりより前の出産についてのリスクのある早期の女性における子宮収縮の頻度は、夜に有意に増加する[10]。
非ヒト霊長類において、後期子宮筋層収縮、及びオキシトシンの収縮効果に対する子宮の感受性は、夜相早くに最も高いことが示されている[11−13]。加えて、非ヒト霊長類における夜間分娩の位相(phasing)は、明/暗サイクルの逆転によってもシフトされることが示されており[14]、分娩を裏打ちする光感受性時計機構を指し示す。ヒト及び非ヒト霊長類の両方は、妊娠後期において夜間に頂点に達する子宮収縮を示すので[15−17]、興味深い疑問が湧き上がる‐ヒトの妊娠後期において夜間の子宮活動を活発にする概日(circadian)シグナルは何であろうか。
末梢組織における適切な概日位相の維持は、神経経路、律動的内分泌及び/又は代謝シグナルを介して脳の視交叉上核(SCN)内の中心概日発振子と結合している同調因子(zeitgebers)(同調合図)を要求する。肝臓、心臓、膵臓等のような多くの末梢時計について、メラトニン及びグルココルチコイドのような自律的に駆動される神経内分泌の出力合図は、鍵となる役割を果たすと考えられる[18]。これらの二つのホルモンが、様々な末梢組織における内因性の概日時計に有意な影響を及ぼすことを示す証拠は、蓄積し続ける[19‐24]。
典型的な人の内因性メラトニンレベルは、およそ午後9時から、およそ午前2時頃の最大まで徐々に上昇することが知られている。およそ午前2時の後、内因性メラトニンレベルは朝まで徐々に低下し、一日を通して非常に低いままである。その後サイクルは、続く夜にそれ自体を繰り返す。内因性メラトニン濃度は夜に頂点に到達するので、これは、メラトニンが大半の収縮を刺激する期間である。内因性メラトニンレベルを抑制するために十分な強度を有する光源に妊娠中の女性を曝露することによって、子宮収縮は抑制される。この文脈において、内因性メラトニンレベルを“抑制すること(suppressing)”は、通常の内因性メラトニンレベルから低下させること、又は内因性メラトニンレベルが、夜に通常上昇するであろうように上昇することを予防することのいずれかを指す。
実際の妊娠中の女性の人間の患者に対して、臨床実験がおこなわれてきた。妊娠期間のうちの38週を超える、妊娠中の女性の人間のボランティアは、彼女らを可視光に曝露することが、夜間の時間の間の彼女らの子宮収縮を抑制するかどうか、及び、光曝露から結果として生じ得る子宮収縮の抑圧が彼女らの内因性メラトニンレベルの低下と相関するかどうかを決定するために、研究対象とされた。その実験において、女性は、ほのかな明かりの下で午後7:00から午前7:00まで彼女らの子宮収縮について継続的にモニターすることによって研究された。午後11:00に、各女性は、その女性の目から約1メートルに配置された10,000ルクスのフルスペクトル光線療法ランプに曝露された。約1時間後に、ランプは消された。収縮は、登録された産科看護師によって記録された。この研究は、適切な機関の審査委員会からの承認を受領した後に、病院においておこなわれた。
これらの実験の結果は、図1‐図3に示される。二人の異なる女性が1時間毎に経験した収縮の回数は、図1及び図2に示される。図3は、約1時間の間ランプが点けられた場合の、研究対象とされた女性のメラトニンレベルの合成の結果を示す。各グラフ内の矢印は、ランプが点けられた時間を表示する。
結果は、ランプがおよそ午後11:00に点けられた場合に、時間毎に女性によって経験された収縮の回数は、実質的に低下したことを示す。ランプがおよそ1時間後に消された場合に、時間毎に女性によって経験された収縮の回数は徐々に増加し、その後早朝の時間にようやく低下する。図3は、女性の内因性メラトニンレベルは、ランプが点けられた午後11:00まで徐々に上昇し、ランプが作動させられた〜1時間の間に約45%だけ落ち込んだことを示す。ひとたびランプが消されると、彼女らのメラトニンレベルは、夜を通じて徐々に上昇し、その後早朝の時間に低下した。組み合わせると、結果は、メラトニンレベルと子宮収縮との間に確かに直接相関があることを示す。
その結果は、これらの状況下で明るい光の曝露によって、規則的な(regular)夜間の収縮が抑制されることを明らかにする。この発見は、ヒトの陣痛及び分娩の開始を規制するメラトニンは鍵となる同調因子であり、また、光は、メラトニンレベルを規制し、それにより子宮収縮を規制するために使用されることができる、という意見を支持する。
このように、子宮収縮を規制する方法及び装置は、眼鏡、スリープマスク又は他の装置を使用する等、夜間に、可視光を放射する光源に対して妊娠中の女性を曝露することによって、子宮収縮を経験している妊娠中の女性の夜間の内因性メラトニンレベルを抑制することを伴う。可視光の強度は、妊娠中の女性の内因性メラトニンレベルを抑制するために十分である。妊娠中の女性の内因性メラトニンレベルを抑制するために有効な可視光を光源が放射する場合には、夜に、光源に対して、早期陣痛を経験している妊娠中の女性を曝露することによって、早期陣痛の間に夜間の子宮収縮を規制することも可能である。
光源は、内因性メラトニンレベルを抑制することができるように、十分な強度及び色のものであるべきである。記述された実験において、光源は、妊娠中の女性の目から約1メートルに配置されたフルスペクトルの10,000ルクス光線療法ランプであった。これは良好な結果を生み出したが、他の光源が使用に適している。光源のための一つの適切な強度範囲は、約1,000ルクスから約10,000ルクスまでである。
光源スペクトルは、メラトニン抑制の量を最適化するために調整されてもよい。一つの好ましい光源は、青色光を卓越的に放射する。約450nmから約500nmの波長範囲の青色光は、有利であると判明している。一つの実施例において、妊娠中の女性は、典型的な夜の又は夜間の時間の間、好ましくはおよそ午後9時とおよそ午前6時との間に、光に曝露される。妊娠中の女性は、夜を通して継続的に光源に曝露されてもよく、又は夜の間により小さな時間増分(time increments)で光源に曝露されてもよい。
任意的に、光源は、不連続のオン/オフのサイクル又はパルス(pulses)で光を放射するように適合させられる。パルスの持続時間及び連続する複数のパルスの間の間隔は、所望の量の内因性メラトニン抑制を得るために調節される。
Figueiroらによる“A Train of Blue Light Pulses Delivered Through Closed Eyelids Suppresses Melatonin and Phase Shifts the Human Circadian System,” Nature and Science of Sleep,2013:5,133-141は、参照によりその全体について本明細書に組み込まれる開示であり、閉じられた瞼を通して伝えられる一連の青色光パルスは、メラトニン及びヒト概日システムの位相シフトを抑制することを教示する[25]。
早期陣痛のリスクのある女性のために個人用の光放射装置を使用することが可能である。ゴーグル又は他の眼鏡等の、そのような光放射装置は既に、構築され、例えばニューヨーク,トロイのRensselaer Polytechnic Instituteにおいて、睡眠研究のために、妊娠中でないボランティアに対して試験されている。その光マスクは、光源によって生成される熱を放散するための機械加工されたアルミニウムヒートシンクを備えたゴーグルを含んでいた。マスクによって生成される光はプログラムによって制御され、そのプログラムは、一時的な傾斜(ramp)は、彼ら又は彼女らが眠っている間に、その光の放射線量(dose)で被験者を“驚かせること(startling)”を回避するであろうということを前提とし、ゼロから既定の光レベルまで、2分間にわたって徐々に光レベルを増大させた。この研究は、Mariana G. Figueiro及びMark S. Reaによる、“Preliminary Evidence that Light Through the Eyelids can Suppress Melatonin and Phase Shift Dim Light Melatonin Onset,”と題名を付けられたオープンアクセスのショートレポート,BMC Research Notes,2012, 5:221,http://www.biomedicalcentral.com/1756-0500/5/221において記述する。当該レポートは、その全体について参照により本明細書に組み込まれる開示である。
図4は、妊娠中の女性等の被験者に対して使用される、一つの好ましい光源100の一実施例を示す。光源は、本実施例において眼鏡101として形成され、一対の透明レンズ104を支持するフレーム102を含む。二つのライト106は、各レンズ104に取り付けられ、着用者Wの目に向けてそれらの光を照らすように方向付けられる。レンズ104上の光拡散器108は、光が、着用者Wに対して強烈な点光源のように見えないように光を拡散する。拡散器108は、半透明の材料で作られる。本実施例において、標準的な眼鏡が改造されてもよい。
一つの実施例における電気配線110は複数のLED106を制御部112に接続し、制御部はライト106に電力を供給し、制御する。制御部112は、ライト106をオン及びオフにし、放射される光の強度を制御し、望ましい場合には不連続のオン/オフサイクル又はパルスでライト106をオン及びオフにする。制御部112はまた、ライト106が時間をかけて徐々に照明するように、ライト106に電力を徐々に供給するように構成されている。この特徴は、ライト106が点けられたときに着用者が目を覚ますことを予防するために設計されている。ライト106は、好ましくはLEDである。
一つの実施例における制御部は、電池等の電力の供給源を含む。制御部は、例えば耳とレンズとの間のフレームの側方から外向きに延びるような、着用者の邪魔をすることのない位置で、フレーム102に直接的に備え付けられてもよい。他の実施例において、制御部は無線電源から電力を供給されてもよい。更に他の実施例において、無線電源が使用されて、エネルギーがライトに直接供給されてもよい。そのライトは、一例として、無線電力レシーバーを含むLEDとして形成されてもよい。
光源100は、夜間の時間の間に、たとえ眠っている間でも、子宮収縮を規制するために妊娠中の女性によって着用されてもよい。一つの実施形態において、光は、不連続のオン/オフサイクルで脈動させられる。パルスサイクルは、少なくとも約60分の間の、毎分1秒‐3秒の間にわたる光のパルスである。一つの他のパルスサイクルは、少なくとも約60分の間の、毎分2秒の間の光のパルスである。一つの例示的な波長は、450‐500nmの間、一つの実施例においては、約470nmから約490nmまで、又は約480nmである。光照射量は、好ましくは約0.1W/mから0.5W/mの間であり、他の実施例においては約0.2W/mから0.4W/mの間であり、他の実施例においては平均で約0.3W/mである。光は、約490nm又は500nmから570nmまでの緑色光の範囲内に入ってもよく、したがって、光は、450nmから570nmまでの範囲に及んでもよい。
図5は、一つの非限定的な実施例に従って使用されることができるスリープマスク200の一つの例である。スリープマスク200の構成要素は、眼鏡又はゴーグルに対して使用されてもよいことが、理解されるべきである。スリープマスク200は可撓性アイカバー(flexible eye cover)202を含み、それは、異なる複数の布地及び材料を含む、様々な異なる可撓性材料から作られてもよいが、概して光を遮断すると同時に軽量且つ使用者にとって快適な材料であろう。それは、目の空洞(eye cavity)を含んでもよく又は目の空洞なしで形成されてもよく、又は一つの実施例において、それは図示されるような、より従来的なスリープマスクとして形成される。それは、ポリエステル、綿又は他の天然若しくは人工材料を含む、異なる種類の布地から作られてもよい。スリープマスク200は、目を覆うように形成され、他の実施例においては、顔の輪郭にも適合し得る、柔軟な、成形可能な材料から形成されてもよい。弾性バンド204又は他の種類のバンドは、スリープマスクを顔上に保持するために使用されてもよい。
可撓性アイカバー202は、妊娠中の女性によって着用されるように構成され、且つ、着用者の目を覆い、周囲の光(ambient light)から隠すように構成されている。光の供給源は、可撓性アイカバー202によって支えられ(carried)、眠っているときに着用者の瞼の上に450nmから570nmの波長を有する光を放射し(emit)、閉じているときに瞼を貫通させる(penetrate)ように配置されている。一つの好ましい実施例において、光の供給源は、約450nmから500nmの間であり、光照射量は、約0.1W/mから0.5W/mの間である。可撓性アイカバーは、前に述べたように布地から形成されてもよく、光の供給源は、図示されるように、可撓性アイカバーによって支えられ、眠っているときに着用者の瞼の上にLEDが光を放射することができる場所に配置されている二つの発光ダイオード(LEDs)206,208として形成される。
図5に示されるように、可撓性アイカバー202の後面210は、着用者の顔に会合する。ポケット212は、概して可撓性アイカバーが目に会合する領域内の各場所で、後面上に形成される。本実施例におけるポケット212は、概して可撓性アイカバーが目に会合する領域内に縫合された円形の布片であるが、多くの異なる技術を使用して形成されてもよい。LED206,208は各ポケット212の中に配置され、眠っているときに着用者の瞼の上に光を放射するようにそれが配置されることを可能にするために、ポケットの中で移動可能である。本実施例において、図示されるように、ポケットは、ポケットの内側及びそれぞれのポケットの中に配置されたLED206,208を示すために、部分的な切り欠き212aとして示される。例えば、LEDは、ポケット212の中で動かされ、図6の前面図に示されるような調節部材214を用いて配置されることができる。また、図6は、ポケットにおいて可撓性アイカバーの前面220から外向きに延びており、眠っているときに着用者の閉じた瞼の上にLEDからの光が放射されることを確かにするために、目に隣接する位置へそれぞれのポケットの中でそれぞれのLEDを移動又は操作するために着用者によって把持されるように構成された、調節部材としての短いロッド部材を示す。
ポケット212を形成する布又は他の材料の前面は、調節部材214が垂直又は水平に動かされ、使用者又は妊娠中の女性による使用のために受け入れられる所望の場所にLEDを配置することを可能にし、ライトが瞼の上を照らす最良の配置を可能にするための、細かな切り込み224のような案内路を含んでもよい。ポケット212は、可撓性アイカバーの前面又は後面に配置されてもよく、図示される実施例においては後面に示されているが、前面にあってもよい。ポケットの布は、可撓性アイカバーのために使用される材料とは異なる材料から作られてもよく、より透き通った(clear)な材料から作られて、LED光がその材料をより容易に通過することを可能にしてもよい。
プロセッサ230又は他の制御部は、有線又は無線接続によって各LED206,208に接続され、内因性メラトニンレベルを低下させて妊娠中の女性における子宮収縮を規制することを助けるような方法で、LED206,208を作動させるように構成されている。プロセッサ230は、本実施例においては図6に示されるようにポケット212と同様の方法で形成された他のポケット232内によって支えられてもよい。それは、部分的な切り欠き232a内に示され、別個の無線電源238を通して無線電力を受け取る、プロセッサ230に接続された電池234又は無線電力インダクター若しくは無線電力レシーバー236を含んでもよい。無線電力自体が、電力及び強度のランプアップ(ramp up)及び脈動(pulsing)を用いて所定の方法でLEDを駆動するように、複数のLED206,208は、無線電力を受け取る小型無線電力モジュール206a,208aを含んでもよい。もちろん、有線接続が使用されてもよい。プロセッサのプログラミングは、携帯電話等の図示されるような無線機器240等の他のコントローラを通してもよく、或いは、スリープマスクが購入されるときに使用者によって使用されるために予めプログラムされてもよく、或いは、妊娠中の女性のような使用者のために特別に医療専門家によって予めプログラムされてもよい。
図6は、一つの例としてのiphone(登録商標)にダウンロードされ得る特別なアプリケーションプログラムを用いてプロセッサをプログラムするために使用されることができる、無線機器240の一つの実施例を示す。無線電源238は、図6に示すように図示されている。一つの実施例において、プロセッサは、照度が約5秒から30秒の間にわたって増大させられるようにプログラムされている。光は、前に述べたように、約30分から約60分の間、毎分約1秒から3秒の間のような、不連続なオン及びオフのサイクルで脈動させられてもよい。
制御部としてのプロセッサ230は、夜の特定の時間に、ある特定の時間の長さの間、パルスを放射してもよい。プロセッサ230は、別個の無線機器240を介して使用者がプログラム可能であってもよく、又は使用者によって購入されるときに予めプログラムされてもよい。携帯電話、iphone(登録商標)又は他の無線機器のような携帯機器は、タイミング及び光強度プロファイルを変更するための情報をプロセッサに送信するために、一つの実施例における制御部として使用されてもよい。使用される如何なる電池234であっても、LED作動のために小さく、また、一つの実施例においては再充電ポートを通して再充電可能であってもよい。白色光は、特にパートナーが使用者の近くで眠っていると実行に適していないかも知れず、使用者にとって煩わしい可能性があるため、困難であろう。青色光は、より良い光であり、白色光とちょうど同じに有効であり、メラトニンを抑制するために有効であることが判明している。また、白色光は、青色光と同じだけ良好には瞼を貫通できない。サイクル循環(cycling)は、一例として、夜を通じて、10秒でゼロパワーから最大でフルパワーまでの範囲に及んでもよく、1分又は30秒の間、オンのままに留まり、次いで再びオフになってもよい。光が何時与えられるかに応じて、時計を東向き又は西向きに所定の数の時間だけシフトさせるように、位相応答曲線を用いてマスクを動作させることが可能である。もし夕方の早い時間に光が与えられるならば、そのときは、自然な低点(the natural low point)のために切り詰める(truncate)ために、早朝に与えられる光から時間が反対に切り詰められる。時計を加速することが可能である。一つの実施例において、光パルスは、夕方及び朝に、各回半時間から1時間の間、切り詰めを低減するための断続的なランピング(ramping)及び断続的な動作を用いて与えられる。これらの時間は変動してもよい。
一つの非限定的な実施例に従って実施されることができる、異なる種類の無線電力システムが存在する。ワイヤを通る流れの動きの自然な部分である磁場を使用する誘導結合を使用することが可能である。例えば、電流がワイヤを通って移動するとき、それは、ワイヤの周りに円形の磁場を作り出し、磁場を増幅するコイルにワイヤを曲げる。コイルが多くのループを有するほど、より大きな磁場が生み出されることになる。ワイヤの第二コイルが磁場内に置かれる場合、磁場は、ワイヤ内の流れを含んでもよい。共鳴(resonance)を使用することも可能であり、コイルの周りの電磁場が同じ周波数で共鳴する場合、無線電力伝導(conduction)は異なって起こり得る。インダクターは、湾曲したワイヤのコイルとして形成されてもよく、キャパシタンスプレートは、電荷を保持し、コイルの各端部に付着してもよい。電気がコイルを通って移動するときに、それは共鳴し、また共鳴周波数は、コイルのインダクタンスとプレートのキャパシタンスとの積である。もし両方が同じ共鳴周波数を有するならば、電気は、それが電磁波に沿って移動するとき、一方のコイルから他方のコイルにトンネルすることができる。電磁誘導は、磁場及び周波数を生み出す、導体内の電流及び電圧の強度に比例する。他の無線電力技術が使用されてもよい。
これから図7を参照すると、一つの非限定的な実施例による、スリープマスク300の他の実施形態が示されている。スリープマスク300は、図5及び図6の実施形態におけるような可撓性アイカバー302を形成するために、可撓性の材料で形成され、着用者の目の中への周囲の光を制限する。それは、弾性バンド303、及び着用者の顔及び前額部に会合する後面310を含む。弾性バンド303は、支持部303aに備え付けられている。スリープマスク300のこの実施形態は、ポケット、LED調節器、及び図5及び図6に示されるスリープマスクに類似する他の構成要素を含んでもよい。スリープマスク300は、使用者、本実施例においては妊娠後期の女性によって着用されるように構成されている。光源はスリープマスク300によって支えられ、本実施例においては、複数の光源304a,306aは、図示されるように目のそれぞれに向かって光を向けるようにスリープマスク300によって支えられている。複数の光源304a,306aは、好ましくは眠っている間に妊娠後期の人間の女性の瞼を通して光を向けるように構成されており、妊娠後期の人間の女性において夜に起こる子宮収縮を低減し、子宮収縮を経験している妊娠後期の人間の女性の規則的な夜間の内因性メラトニン分泌を抑制する。一つの実施例において、複数の光源304a,306aは、約450nmから570nmの波長及び約0.1W/mから0.5W/mの照射量を有する光を、夜の間、妊娠後期の人間の女性の目の中に向けるように構成されている。他の実施例において、それは、約1,000ルクスから10,000ルクスまでの強度であってもよい。この波長範囲は、好ましい青色を包含し、緑色に入る。スリープマスク機能は、弾性バンド303の外側部分又は他の場所に備え付けられた制御部330によって制御されてもよい。スリープマスク300は、周辺部334、及び前額部に会合する上部周辺部分332を含む。
本実施例において、センサアレイ240は、上部周辺部334に沿って支えられ、典型的には妊娠後期の女性であり得る着用者の前額部に会合するように配置されている。もちろん、スリープマスク300の使用は妊娠後期の女性に限定されず、例えば、着用者の生物学的時計をシフトすることを助けるための放射される光の使用のように、他の着用者がスリープマスク300を使用してセンサアレイ340及び他の機能を活用してもよい。このように、スリープマスク300は、長距離の飛行、又は以下で説明されるような時差ぼけが問題となり得る他の状況において、他の人によって使用されてもよい。可搬型無線機器350、例えば携帯電話、及び、以下で説明されるようにスリープマスク300と相互運用(interoperate)し得る無線電力装置354が、示されている。
本実施例において、また以下でより詳細に説明されるように、センサアレイ340は、EEG、EMG、EOG、温度、身体の動きを含む異なる複数の身体機能を決定するための、又は血液酸素感知のためのオキシメーターとしての使用のための個別のセンサを含んでもよい。他のセンサが含まれてもよい。これらのセンサは、制御部330と相互運用し、有線又は無線であってもよい。
緑色光もまた、内因性メラトニンレベルを低下させ、子宮収縮を規制又は低減するために有効であり得ることが判明している。緑色光は、約495又は500nmから570nmまでの波長、及び約575THzから525THzの周波数を有する。緑色光は、可視光のスペクトルにおける青と黄との間である。緑色光は青色光と同等に有効ではないが、それは、尚も使用され得る。前に述べたように、各目のための光源304a,306aは、午後9:00から午前6:00との間の曝露に適するように時間設定されてもよく、夜の間に、妊娠中の人間の女性の目の中に断続的に光を向けるように構成されてもよい。450nmから500nmまで又は450nmから490nmまでの青色光は、妊娠中の人間の女性の目の中に向けられるために好ましい。制御部330は、スリープマスク300によって支えられ、図7に示される実施形態においては弾性バンド303の支持部303aに支えられるが、スリープマスク300の他の領域に支えられてもよい。
図8に示されるように、制御部330は、プロセッサ360及びメモリ362を含む。制御部330は、有線接続又は無線接続のいずれかによって光源304a,306aのそれぞれに接続され、光源から放射される光の時間、波長及び照射量を制御するように構成されている。それは、強度を制御してもよい。一つの例示的な光源は、断続的なオン/オフ動作のように、そのオン/オフ時間に関して制御されることができ、且つ、可視光、青色光、緑色光又は任意の組み合わせのような波長の範囲を可能にするように、その波長及び強度を変化させることができる、各光源用の一つのLED又は複数のLEDである。
制御部330は、そこに結合され、例えばセンサアレイ340の動作に関する命令を保存するように構成されるか、又は光源から放射される光の時間、波長及び照射量が制御されることができるように光源304a,306aを構成するように構成された、プロセッサ360及びメモリ362を含む。それは、強度を制御してもよい。
図示されるように、プロセッサ362及びメモリ364は、異なる命令及びデータを送信及び受信することができるRFトランシーバー366と相互運用する。例えば、RFトランシーバー366は、断続的な点滅、持続時間、照射量、強度及び/又は波長について、その動作を変更するために、光源304a,306aの一つに命令を送信することができる。一つの実施例において、これは、命令を保存し、各光源304a,306aを構成するRFモジュール304b,306b、プロセッサ304c,306c及びメモリ304d,306dを使用して達成されることができる。各光源304a,306aは、無線電力モジュール304e,306eを含んでもよく、制御部330の無線電力インダクターモジュール368を用いて動作可能であってもよく、無線電源350からの誘導電力を受け取ってもよい。制御部330において代わりに電池370が使用されてもよい。電池は、スリープマスクにおいて複数のLED又は他の構成要素のために使用されてもよい。センサアレイ340はまた、プロセッサ374、メモリ376及びRFモジュール378を含んでもよく、制御部330と相互運用してもよい。それはまた、無線電力モジュール380又は電池を含んでもよい。各光源304a,306aは、発光ダイオード等の一つ又はそれ以上の発光デバイスから形成されてもよく、それらは、放射される光の波長だけでなく、強度も制御され得るように制御されることができることが、理解されるべきである。もし複数の発光デバイスが使用されるならば、特定の人のために波長及び強度の組み合わせ及び範囲が変えられることができる。例えば、各光源304a,306aは、各々がある波長の範囲及び可変の強度を有する、複数のLEDのアレイから形成されてもよい。データがセンサアレイ340から得られるので、記録及びデータが、記録及び分析されてもよい。
制御部330は、夜に、ある期間にわたって、目の中に、人間の女性の生物学的時計をシフトさせるために十分な波長で断続的に光を向けるように構成されてもよい。例えば、光源304a,306aは、可視光に対応する400nmから700nmまでの範囲の波長を有するように構成されてもよい。ライトの異なる断続的な運転又は位相は、着用者の生物学的時計の位相をシフトさせるように時間設定されてもよい。他の実施例において、光照射量は、青色/緑色又は青色光について約0.1W/mから0.5W/mの間である。無線電力インダクターモジュール368又は電池370を使用することが可能である。一つの結果として、プロセッサ362及びRFトランシーバー366、光源304a,306a並びに他の構成要素は、本実施例においては外部であるか又は制御部の一部でさえある無線電源350から伝送される無線電力を受け取ってもよい。電池370は、誘導モジュール368に電力供給するために使用されてもよい。一つの代替として、センサアレイ340、光源304a,306a又は他の構成要素は、それぞれ電池を含んでもよい。光の照度は、所定の期間にわたって増大させられてもよく、約5秒から30秒までの期間にわたって増大させられてもよい。光は、不連続のオン及びオフのサイクルで脈動させられてもよく、一つの実施形態においては、約30分から約60分の間、毎分約1秒‐3秒の間、脈動させられる。一つの実施例において、光源は、各光源における一つの発光ダイオード又は一連の発光ダイオードとして形成される。
図8に示されるように、無線携帯機器354から制御部330をプログラムし、プログラミング、データ記録及び記録保持のために通信することが可能である。
携帯無線機器354は、一つの例として、機器にダウンロードされ得る特別なアプリケーションプログラムを用いて、制御部330内のプロセッサ362をプログラムするために使用されてもよい。一つの実施例において、プロセッサ362は、光源304a,306aの照度が、約5秒から30秒の間の期間にわたって、増大させられるようにプログラムされている。光は、前に述べたように約30分から約60分の間、毎分1秒から3秒の間のような、不連続なオン及びオフのサイクルで脈動させられてもよい。
制御部330の一部としてのプロセッサ362は、夜の特定の時間に、ある所定の時間の長さの間、パルスを放射するように光源304a,306aを向けてもよい。プロセッサ362は、別個の無線機器354を介して使用者がプログラム可能であってもよく、又は使用者によって購入されるときに予めプログラムされてもよい。携帯電話、iphone(登録商標)又は他の無線機器のような携帯無線機器354は、タイミング及び光強度若しくは照射量プロファイル並びにセンサ構成を変更するために、プロセッサ362に対してRFトランシーバー366を介して、又は更に直接的にセンサアレイ340に対してそのRFモジュール378を介して、若しくは直接的に光源304a,306aに対して情報を送信する、一つの実施例における制御部330として使用されてもよい。如何なる電池であっても、使用されるならば、LED又は他の光源の作動のために小さく、また、一つの実施例においては再充電ポートを通して再充電可能であってもよい。白色光は、特にパートナーが使用者の近くで眠っていると実行に適していないかも知れず、使用者にとって煩わしい可能性がある。青色光は、より良い光であり、白色光とちょうど同じか又は白色光以上に有効であり、メラトニンを抑制するために有効であることが判明しており、緑色光とのオーバートーン(overtones)が使用されてもよい。また、白色光は、青色光が貫通するのと同じだけ良好には瞼を貫通できない。サイクル循環は、一例として、夜を通じて、10秒でゼロパワーから最大でフルパワーまでの範囲に及んでもよく、1分又は30秒の間、オンのままに留まり、次いで再びオフになってもよい。光が何時与えられるかに応じて、時計を東向き又は西向きに所定の数の時間だけシフトさせるように、位相応答曲線を用いてスリープマスク300を動作させることが可能である。もし夕方の早い時間に光が与えられるならば、そのときは、自然な低点のために切り詰めるために、早朝に与えられる光から時間が反対に切り詰められる。時計を加速することが可能である。一つの実施例において、光パルスは、夕方及び朝に、各回半時間から1時間の間、切り詰めを低減するための断続的なランピング及び断続的な動作を用いて与えられる。これらの時間は変動してもよい。
前に述べたように、夜の特定の部分に又は昼寝(napping)に適するように時間設定されることによって、光によって人工的な夕暮れ又は目覚めを可能にするように制御部330が光放射を制御できることが、可能である。制御部330は、短時間又は長時間の仮眠(パワーナップ)に、又はより良い身体及び精神の再生のための更に深い睡眠に適するように、昼又は夜にわたって、睡眠の時間設定された段階を制御してもよい。
前に述べたように、センサアレイ340は、様々なセンサを有する。一つの例は、睡眠中に起こる顔の異なる単収縮(twitches)及び動き並びに更には歯ぎしりさえも含む、筋活動に関してEMG(筋電図(electromyogram))を測定するためのEMGセンサ390である。これは、正しいレム(REM)睡眠があるかどうかを決定することを助けることができる。EEGセンサ392は、脳波に関してEEG(脳波(electroencephalography))を測定し、異なる睡眠段階を決定することができる。脈拍数及び血液酸素レベルを決定するための、オキシメトリセンサ394を含むことが可能である。赤色及び近赤外のような二つの異なる波長を放射して各波長における光吸収の変化を測定する二つのセンサ又は電極を含む、異なる複数のセンサが使用されてもよい。例えば、赤色光の通過を許容する酸素化ヘモグロビンによって、より多くの赤外光が吸収される。いくらかの脱酸素化ヘモグロビンは、より多くの赤色光を吸収するが、赤外光の通過を許容するであろう。血液酸素レベル及び心拍数は、このようにして決定され得る。
温度センサ396を使用して夜の間に体温を測定し、メラトニン濃度を決定することが可能である。EEGセンサ392において、単一チャネルのEEG電極を使用することが可能である。EOG(眼電図(electrooculogram))を測定して眼の動きを記録し、レム睡眠状態が確立されているかどうかの決定を助けるために、乾燥電極及び他の電極をEOGセンサ398として使用することが可能である。他の動きセンサ399が使用されてもよい。EMG信号は、差を決定し信号干渉を予防するために、任意のEEG信号よりも高い周波数で発信されてもよい。制御部330は、EMGアーチファクトとEEG信号とを区別するために異なる処理技術を使用してもよい。パルスオキシメトリ測定は、睡眠時無呼吸症を診断するために使用されてもよい。反射率ベースのセンサを含む、異なるオキシメータセンサが使用されてもよい。皮膚の層を貫通するマイクロニードルを組み込んだ乾燥電極が使用されてもよい。MEMS技術が、電極と共に使用されてもよい。乾燥電極を含む異なる電極を形成するために、半導体処理技術を含む異なる処理技術が使用されてもよい。
図9は、女性が施設を訪問したときに妊娠後期の人間の女性において起こる子宮収縮を低減し得る、一つの非限定的な実施例による、システムを形成する妊娠診療所としての施設410の断片平面図である。例えば、分娩室412、待合室領域414又は診察室416等の施設の異なる領域は、光源418をそれぞれ含む。制御部420は、光源418に接続されて、妊娠後期の人間の女性における子宮収縮を低減すること、及び子宮収縮を経験している妊娠後期の人間の女性における規則的な内因性メラトニン分泌を抑制することのために、妊娠後期の人間の女性の目の中に周囲の光を向けるように、光源を制御するように構成されてもよい。患者が歩いてこれらの部屋の中に入るときに、患者は、青色又は青色/緑色の周囲の光に曝露される。制御部420は、複数のオフィスのうちの一つの中にプロセッサ422、メモリ424及びRFモジュール426を組み込んで示されており、約450nmから570nmの波長を有し、一つの実施例において約1,000ルクスから10,000ルクスの強度又は約0.1W/mから0.5W/mの光照射量を有する周囲の光を妊娠中の人間の女性の目の中に向けるように光源418を制御するように構成されている。制御部420から光源418への無線RF又は有線の接続が使用されてもよい。より広い範囲の周囲の光が開示されるが、約450nmから500nmまで又は450nmから490nmまでの波長を有する青色の周囲の光を使用することが可能である。図6に示され、図解された実施例において、分娩室412、待合室414及び3つの診察室416はそれぞれ、妊娠中の人間の女性の目の中に、好ましくは約450nmから570nmの波長、一つの実施例においては約450nmから500nmの青色の波長で、周囲の光を向けるための光源418を有するであろう。
ロビー430及び他のオフィス432は、子宮収縮をもたらす(operate)及び低減する周囲の光を放射する光源を含んでもよい。ある特定の場合において、子宮収縮が低減されず、妊娠及び収縮が起こり、また体の出産が遅延無く起こるように、青色光又は緑色光、すなわち約450nmから570nmまでの周波数の範囲が全く放射されないように変更された光源を、特定の領域において使用することが可能であり得る。
以上、本発明は、複数の好ましい実施形態を参照して記述されてきた。他に定義されない限り、本明細書で使用される全ての技術用語及び科学用語は、本発明が関連する分野においてまたその出願の時に一般的に理解されるのと同じ意味を有するように意図されている。本明細書において記述されたものと類似するか又は等価な様々な方法及び材料が、本発明の実践又は試験に使用されることができるが、適した方法及び材料が記述されている。しかしながら、当業者は、使用及び記述された方法及び材料は例示であり、本発明での使用に適した唯一のものではあり得ないことを理解すべきである。上述のように、また添付の特許請求の範囲において規定されるように、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、本明細書おいて記述された実施形態の様々な変更がなされ得る。
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Claims (25)

  1. 妊娠後期の女性によって着用されるように構成され、且つ、着用者の目を覆い、周囲の光から隠すように構成されている、可撓性アイカバー、
    前記可撓性アイカバーによって支えられ、眠っているときに着用者の瞼の上に450nmから570nmの波長を有する光を放射し、閉じているときに瞼を貫通させるように配置されている、少なくとも一つの光源、及び
    前記少なくとも一つの光源に接続され、内因性メラトニンレベルを低下させて妊娠後期の女性における子宮収縮を抑制することを助けるために、前記少なくとも一つの光源を作動させるように構成されている、制御部、
    を有する、スリープマスク。
  2. 前記少なくとも一つの光源から放射される光の波長は、約450nmから500nmの間である、請求項1に記載のスリープマスク。
  3. 前記少なくとも一つの光源から放射される光照射量は、約0.1W/mから0.5W/mの間である、請求項1に記載のスリープマスク。
  4. 前記制御部は、前記少なくとも一つの光源から放射される光の照度を、所定の期間にわたって増大させるように構成されている、請求項1に記載のスリープマスク。
  5. 照度は、約5秒から30秒の間の期間にわたって増大させられる、請求項4に記載のスリープマスク。
  6. 前記制御部は、前記少なくとも一つの光源から放射される光を、不連続のオン及びオフのサイクルで脈動させるように構成されている、請求項1に記載のスリープマスク。
  7. 光は、約30分から約60分の間、毎分約1秒から3秒の間、脈動させられる、請求項6に記載のスリープマスク。
  8. 前記光源は発光ダイオード(LED)を有し、前記LEDは、前記可撓性アイカバーによって支えられ、眠っているときに着用者の瞼の上にLEDが光を放射することができる場所に配置されている、請求項1に記載のスリープマスク。
  9. 前記制御部は、人間の女性の生物学的時計をシフトさせるために、ある波長で、ある期間にわたって断続的に目の中に光を向けるように、前記少なくとも一つの光源を制御するように構成されている、請求項1に記載のスリープマスク。
  10. 妊娠後期の女性によって着用されるように構成され、且つ、着用者の目を覆い、周囲の光から隠すように構成されている、可撓性アイカバー、
    前記可撓性アイカバーによって支えられ、眠っているときに着用者の瞼の上に450nmから570nmの波長を有する光を放射し、閉じているときに瞼を貫通させるように配置されている、少なくとも一つの光源、
    前記可撓性アイカバーによって支えられ、着用者の皮膚に会合し、EMG(筋電図)、EEG(脳波)、及び温度のうちの少なくとも一つを測定するように配置されている、少なくとも一つのセンサ、並びに
    前記少なくとも一つの光源及び前記少なくとも一つのセンサに接続され、内因性メラトニンレベルを低下させて妊娠後期の女性における子宮収縮を抑制することを助けるために、前記少なくとも一つの光源を作動させ、且つ、感知されたEMG、EEG、及び温度のうちの少なくとも一つに基づいて前記光源から放射される光の持続時間、波長、及び照射量のうちの少なくとも一つを制御するように構成されている、制御部、
    を有する、スリープマスク。
  11. 前記少なくとも一つの光源から放射される光の波長は、約450nmから500nmの間である、請求項10に記載のスリープマスク。
  12. 前記少なくとも一つのセンサは、EEGセンサ、EMGセンサ及び温度センサを含むセンサアレイを含む、請求項10に記載のスリープマスク。
  13. 前記センサアレイは、EOG(眼電図)センサ及びパルスオキシメトリセンサのうちの少なくとも一つを更に含む、請求項12に記載のスリープマスク。
  14. 前記少なくとも一つの光源から放射される光照射量は、約0.1W/mから0.5W/mの間である、請求項10に記載のスリープマスク。
  15. 前記制御部は、前記少なくとも一つの光源から放射される光の照度を、所定の期間にわたって増大させるように構成されている、請求項10に記載のスリープマスク。
  16. 照度は、約5秒から30秒の間の期間にわたって増大させられる、請求項15に記載のスリープマスク。
  17. 前記制御部は、前記少なくとも一つの光源から放射される光を、不連続のオン及びオフのサイクルで脈動させる、請求項10に記載のスリープマスク。
  18. 光は、約30分から約60分の間、毎分約1秒から3秒の間、脈動させられる、請求項17に記載のスリープマスク。
  19. 前記光源は発光ダイオード(LED)を有し、前記LEDは、前記可撓性アイカバーによって支えられ、眠っているときに着用者の瞼の上にLEDが光を放射することができる場所に配置されている、請求項10に記載のスリープマスク。
  20. 前記制御部は、人間の女性の生物学的時計をシフトさせるために、ある波長で、ある期間にわたって断続的に目の中に光を向けるように、前記少なくとも一つの光源を制御するように構成されている、請求項10に記載のスリープマスク。
  21. 妊娠後期の女性における子宮収縮を低減する方法であって、
    妊娠中の女性によって着用され、且つ、妊娠中の女性の目を覆い、周囲の光から隠す可撓性アイカバーを提供するステップ、
    前記可撓性アイカバーによって支えられている少なくとも一つの光源から、眠っているときに妊娠後期の女性の瞼の上に450nmから570nmの波長を有する光を放射し、閉じているときに瞼を貫通させるステップ、及び
    内因性メラトニンレベルを低下させて妊娠中の女性における子宮収縮を抑制することを助けるために、前記少なくとも一つの光源を作動させるステップ、
    を含む、方法。
  22. 約450nmから500nmの間の波長の光を放射するステップを含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記光源を発光ダイオード(LED)として形成するステップを含む、請求項21に記載の方法。
  24. EMG、EEG、及び温度のうちの少なくとも一つを測定するステップ、及び
    感知されたEMG,EEG、及び温度のうちの少なくとも一つに基づいて、前記光源から放射される光の持続時間、波長、及び照射量のうちの少なくとも一つを変化させるステップ、
    を含む、請求項21に記載の方法。
  25. 人間の女性の生物学的時計をシフトさせるために、ある期間にわたって断続的に目の中に光を向けるステップを含む、請求項21に記載の方法。
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