JP2018501889A - 複数のデバイスからのデータを使用するエネルギー消費の算出 - Google Patents

複数のデバイスからのデータを使用するエネルギー消費の算出 Download PDF

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Abstract

態様は、値を算出するために異なる処理を用いる異なるデバイスを有する異なるソースから受信されたデータからの運動指標値に関する。第1の動作プロトコルを利用する接続されたデバイスからデータを受信することができ、第2の動作プロトコルを利用するデバイスによってデータを受信することができる。受信されたデータから活動指標を特定することができ、最も利用可能なデータソースを使用して、活動指標を算出しているかに関して判定を行うことができる。受信されたデータが最も利用可能なデータソースを表していると判定される場合、受信されたデータを指標データベースに追加することができ、受信されたデータを活動グループに分類することができ、エネルギー消費値は、受信されたデータから算出することができる。【選択図】図10

Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、米国仮特許出願第62/099,843号(名称「ENERGY EXPENDITURE CALCULATION USING DATA FROM MULTIPLE DEVICES」、出願日2015年1月5日)の利益及び優先権を主張する。その内容は、ありとあらゆる非限定的な目的のためにその全体が参照により本明細書に明示的に援用されている。
たいていの人が体力の重要性を理解する一方で、多くの人は、定期的な運動プログラムを維持するために必要なやる気を見出すことが困難である。ランニング、ウォーキング、及びサイクリングなどの連続的な反復運動を伴う運動療法を維持することが特に難しいと感じる人もいる。
加えて、個人は、運動を、仕事又は雑用と考え、運動を自身の日常生活の楽しい面から分離する場合がある。多くの場合、運動活動とその他の活動との間のこの明確な分離により、個人が運動に対して有すると思われる意欲が低減する。更に、運動活動を行うように個人を促すために提供される運動活動サービス及びシステムはまた、1つ又は2つ以上の特定の活動ばかりに集中しすぎる場合があり、個人の興味は無視されている。このことは、運動活動に参加すること又は運動活動サービス及びシステムを使用することに対するユーザの興味を更に減少させる場合がある。
多くの既存のサービス及びデバイスは、身体活動中、カロリー燃焼などのユーザのエネルギー消費の正確な評価を提供することができない。したがって、ユーザは、多くの場合、「トレーニング」であるとして考えられていない日課を含んでもよい特定の活動が自身の健康のためであるという利益に気付いていない。ユーザが自身のエネルギー消費をモニタするための既存のデバイスは、多くの場合、煩雑な収集システム、許容閾値を超過した不正確な測定値、値報告時の許容不可能な待ち時間、ユーザの動きの検出に基づく活動の分類の誤り、異なるユーザ間の偏差の算出の失敗、例えば、ランニング及び/若しくはウォーキングなどの特定の活動として分類される反復行動を不適切に含むこと、比較的高い消費電力量、並びに/又はこれらの若しくは他の欠陥の組み合わせを含む1つ又は2つ以上の欠陥を有する。
したがって、当該技術分野におけるこれらの短所のうち少なくとも1つ又は2つ以上に対処するための改善されたシステム及び方法が所望されている。
以下に、本発明のいくつかの態様の基本的理解を提供するために、本開示の簡略化した概要を示す。この概要は、本発明の広範な概観ではない。これは、本発明の重要な若しくは決定的な要素を特定すること、又は本発明の範囲を詳述することを意図していない。以下の概要は、本発明のいくつかの概念を簡略化した形式で、以下に提供されるより詳細な説明の導入部として単に提示するものである。
例示的な実施形態は、第1の動作プロトコルを利用する接続されたデバイスからのデータを受信するために構成されたシステム、方法、装置、及びコンピュータ可読媒体に関することができる。一実施形態では、データは、第2の動作プロトコルを利用するプロセッサによって受信することができる。更に、活動指標は、受信されたデータから特定することができる。特定の実施形態では、特定された活動指標は、最も利用可能なデータソースが活動指標の算出に使用されているかを判定するために、指標データベースと比較することができる。活動指標が最も利用可能なデータソースから算出される場合、受信されたデータは、指標データベースに追加されてもよく、受信されたデータは、活動グループに分類されてもよく、また、ユーザのエネルギー消費は、1つ又は2つ以上の記憶された活動指標から算出することができる。
一実施形態では、ユーザによって実施されている活動は、活動分類のユーザ入力に基づいて特定される。
別の例示的な実施形態は、第1の動作プロトコルを利用する接続されたデバイスからのデータを受信するために構成されたシステム、方法、装置、及びコンピュータ可読媒体に関することができる。一実施形態では、データは、第2の動作プロトコルを利用するプロセッサによって受信することができる。更に、活動指標は、受信されたデータから特定することができる。特定の実施形態では、最も利用可能なデータソースが活動指標の算出に使用されているかを判定するために、特定された活動指標を指標データベースと比較することができる。活動指標が最も利用可能なデータソースから算出される場合、受信されたデータは、指標データベースに追加されてもよく、受信されたデータは、活動グループに分類されてもよく、信頼性重み付けは、活動指標に関連付けられてもよく、ユーザのエネルギー消費値は、1つ又は2つ以上の記憶された活動指標から算出されてもよく、また、信頼値は、算出され、かつ算出されたエネルギー消費値に関連付けることができる。
更に別の例示的な実施形態は、第1の時間枠中でのユーザの動作に基づく最終累積運動指標を算出するために構成されたシステム、方法、装置、及びコンピュータ可読媒体に関することができる。特定の実施形態では、第1の時間枠は、第1及び第2の時間を含んでもよい。更に、特定の実施形態では、第1及び第2の値は、第1及び第2のデバイスで実施された処理に由来する運動指標を表す第1及び第2のソースから受信することができる。第1の値は、第1のソース及び第1のデバイスに基づく修正スカラーと関連付けることができる。更に、正規化係数は、第1のソース及び第2のソースからのデータを正規化するために使用することができる。加えて、累積正規化運動指標は、調整された第1の値及び調整された第2の値を使用して算出することができる。
例示的な実施形態によるパーソナルトレーニングを提供し、かつ/又はユーザの身体的動作からデータを得るように構成することができる例示的なシステムを示す図である。 図1のシステムの一部であるか、又はこれと通信することができる例示的なコンピュータデバイスを示す図である。 例示的な実施形態による、ユーザが装着することができる例示的なセンサアセンブリを示す図である。 例示的な実施形態による、ユーザが装着することができる別の例示的なセンサアセンブリを示す図である。 ユーザの衣服上/衣服内に位置する身体センサを備え、かつ/又はユーザの2つの動いている身体部分の間の関係の特定に基づくことができる知覚入力のための例示的な位置を示す図である。 エネルギー消費及び速度を含む指標を算出するために実施することができる例示的なフローチャートを示す図である。 活動を分類するために、かつ/又は個人のエネルギー消費値を算出するために利用することができる例示的なフローチャートを示す図である。 活動を分類するために、かつ/又は個人のエネルギー消費値を算出するために利用することができる例示的なフローチャートを示す図である。 直接的にか間接的にかどちらか一方で、互いに通信することができない完全に異なるデバイスで実施することができる、2つ以上の異なる処理により得られたエネルギー消費推定値に基づく累積エネルギー消費推定値の算出に使用することができる例示的なフロー図である。 一実施形態による、累積正規化運動指標を算出するフロー図である。 1つ又は2つ以上のソースから受信したデータからユーザのエネルギー消費を算出するための処理の一実施の概略図である。 1つ又は2つ以上のソースから受信したデータからユーザのエネルギー消費を算出するための処理の別の実施の概略図である。 算出されたエネルギー消費値と関連付けられる信頼値を算出するための処理の実施の概略図である。 ソーシャルフィードに活動情報を公開するための処理のフローチャート図である。 異なるソースでの異なる処理に由来する2つの異なる指標を利用する例示的な実施を示すフロー図である。
本開示の態様は、アスリートの身体的動作に関する運動データを得、記憶し、かつ/又は処理することに関与する。運動データは、能動的若しくは受動的に検知され、かつ/又は1つ若しくは2つ以上の非一時的記憶媒体に記憶することができる。なお更なる態様は、運動データを使用して、例えば、計算された運動属性、指導を提供するためのフィードバック信号、及び/又は他の情報などの出力を生成することに関する。これら及び他の態様は、パーソナルトレーニングシステムの以下の実例との関連で考察される。
以下の様々な実施形態の説明において、添付図面が参照され、添付図面は本明細書の一部をなし、本開示の態様が実施され得る様々な実施形態の実例として示される。その他の実施形態を利用することができ、本開示の範囲及び趣旨から逸脱することなく構造的変更及び機能的変更を加えることができることを理解されたい。更に、本開示内の見出しは、本開示の態様を制限するものとみなされるべきではなく、例示的な実施形態は、例示的な見出しに限定されない。
I.例示的なパーソナルトレーニングシステム
A.例示的なネットワーク
本開示の態様は、複数のネットワーク上で利用することができるシステム及び方法に関する。この点に関して、特定の実施形態は、動的ネットワーク環境に適応するように構成することができる。更なる実施形態は、異なる別個のネットワーク環境において操作可能であってもよい。図1は、例示的な実施形態によるパーソナルトレーニングシステム100の一例を示す。例示的なシステム100は、例示的なボディエリアネットワーク(BAN)102、ローカルエリアネットワーク(LAN)104、及びワイドエリアネットワーク(WAN)106などの1つ又は2つ以上の相互接続されたネットワークを含むことができる。図1に示されるように(かつ本開示全体を通して説明されるように)、1つ又は2つ以上のネットワーク(例えば、BAN 102、LAN 104、及び/又はWAN 106)は、互いに重複するか、あるいは互いを含んでいてもよい。当業者は、例示的なネットワーク102〜106が、1つ又は2つ以上の異なる通信プロトコル及び/又はネットワークアーキテクチャをそれぞれ含んでもよく、それでもなお互いに又は他のネットワークへのゲートウェイを有するように構成することができる、論理ネットワークであることを理解するであろう。例えば、BAN 102、LAN 104、及び/又はWAN 106のそれぞれは、セルラーネットワークアーキテクチャ108及び/又はWANアーキテクチャ110などの同じ物理ネットワークアーキテクチャに動作可能に接続することができる。例えば、BAN 102及びLAN 104の両方の構成要素とみなすことができる携帯用電子デバイス112は、アーキテクチャ108及び/又は110のうち1つ又は2つ以上を介して、伝送制御プロトコル(TCP)、インターネットプロトコル(IP)、及びユーザデータグラムプロトコル(UDP)などの1つ又は2つ以上の通信プロトコルに従って、ネットワークメッセージへ/ネットワークメッセージからデータ及び制御信号を変換するように構成された、ネットワークアダプタ又はネットワークインターフェースカード(NIC)を備えることができる。これらのプロトコルは、当該技術分野において周知であり、それ故に、本明細書では更に詳細に議論しないこととする。
ネットワークアーキテクチャ108及び110は、例えば、ケーブル、ファイバ、衛星、電話機、セルラー、無線など、単独で、又は(複数の)組み合わせで、(複数の)任意の種類又は(複数の)トポロジのうち1つ又は2つ以上の(複数の)情報流通ネットワークを含んでもよく、したがって、1つ又は2つ以上の有線又は無線通信チャネル(WiFi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、近距離無線通信(NFC)、及び/又はANTテクノロジーが挙げられるが、これらに限定されない)を有するように様々に構成することができる。したがって、図1のネットワーク内の任意のデバイス(携帯用電子デバイス112又は本明細書において説明される任意の他のデバイスなど)が、異なる論理ネットワーク102〜106のうちの1つ又は2つ以上に含まれるとみなすことができる。上記を考慮して、(WAN 106に接続することができる)例示的なBAN及びLANの例示的な構成要素を説明することとなる。
1.例示的なローカルエリアネットワーク
LAN 104は、例えば、コンピュータデバイス114などの1つ又は2つ以上の電子デバイスを含んでもよい。コンピュータデバイス114又はシステム100の他の任意の構成要素としては、電話機、音楽プレーヤ、タブレット、ネットブック、又は任意の携帯用デバイスなどのモバイル端末が挙げられる。他の実施形態では、コンピュータデバイス114としては、メディアプレーヤ若しくはレコーダ、デスクトップコンピュータ、(複数の)サーバ、例えば、Microsoft(登録商標)XBOX、Sony(登録商標)Playstation、及び/又はNintendo(登録商標)Wiiゲームコンソールなどのゲームコンソールが挙げられる。当業者は、これらが単に説明目的のための例示のデバイスであり、本開示がいかなるコンソール又はコンピューティングデバイスにも限定されないことを理解するであろう。
当業者は、コンピュータデバイス114の設計及び構造がその意図された目的などのいくつかの要因に応じて変化することができることを理解するであろう。コンピュータデバイス114の1つの例示的な実施は、コンピューティングデバイス200のブロック図を示す図2に提供されている。当業者は、図2の開示が本明細書に開示される任意のデバイスに適用できることを理解するであろう。デバイス200は、(本明細書において一般的に「(複数の)プロセッサ202」又は「(1つの)プロセッサ202」と称される)プロセッサ202−1及び202−2などの1つ又は2つ以上のプロセッサを備えることができる。プロセッサ202は、相互接続ネットワーク又はバス204を介して、互いに又は他の構成要素と通信することができる。プロセッサ202は、(本明細書において「(複数の)コア206」又はより一般的に「(1つの)コア206」と称される)コア206−1及び206−2などの1つ又は2つ以上の処理用コアを備えることができ、それは、単一の集積回路(IC)チップ上に実装することができる。
コア206は、共有キャッシュ208及び/又は私用キャッシュ(例えば、それぞれキャッシュ210−1及び210−2)を備えることができる。1つ又は2つ以上のキャッシュ208/210は、プロセッサ202の構成要素による、より高速なアクセスのために、メモリ212などのシステムメモリに記憶されたデータを局所的にキャッシュすることができる。メモリ212は、チップセット216を介してプロセッサ202と通信していてもよい。キャッシュ208は、特定の実施形態において、システムメモリ212の一部であってもよい。メモリ212として、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)を挙げることもできるが、これらに限定されず、電子情報を記憶するために使用することができるソリッドステートメモリ、光若しくは磁気記憶装置、及び/又は任意の他の媒体のうちの1つ又は2つ以上を挙げることができる。更に他の実施形態は、システムメモリ212を省略してもよい。
システム200は、1つ又は2つ以上のI/Oデバイス(例えば、I/Oデバイス214−1〜214−3であり、それぞれ一般的にI/Oデバイス214と称される)を含んでもよい。1つ又は2つ以上のI/Oデバイス214からのI/Oデータは、1つ又は2つ以上のキャッシュ208、210、及び/又はシステムメモリ212に記憶することができる。I/Oデバイス214のそれぞれは、任意の物理的プロトコル又は無線通信プロトコルを使用して、システム100の構成要素と機能的に通信するように恒久的又は一時的に構成することができる。
図1に戻り、(要素116〜122として示される)4つの例示的なI/Oデバイスが、コンピュータデバイス114と通信しているものとして示される。当業者は、デバイス116〜122のうちの1つ又は2つ以上が独立型デバイスであってもよく、又はコンピュータデバイス114以外の別のデバイスと関連付けることができることを理解するであろう。例えば、1つ又は2つ以上のI/OデバイスがBAN 102及び/又はWAN 106の構成要素と関連付けることができるか、又は相互作用することができる。I/Oデバイス116〜122として、例えば、センサなどの運動データ取得ユニットを挙げることもできるが、これらに限定されない。1つ又は2つ以上のI/Oデバイスを、ユーザ124などのユーザからの運動パラメータを検知、検出、かつ/又は測定するように構成することができる。例として、加速度計、ジャイロスコープ、位置判定デバイス(例えば、GPS)、(非可視光を含む)光センサ、(周囲温度及び/若しくは体温を含む)温度センサ、睡眠パターンセンサ、心拍数モニタ、画像取り込みセンサ、水分センサ、力センサ、コンパス、角速度センサ、並びに/又はこれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。
更なる実施形態では、I/Oデバイス116〜122は、出力(例えば、聴覚、視覚、若しくは触覚キュー)を提供し、かつ/又はアスリート124からのユーザ入力などの入力を受信するために使用することができる。これらの例示的なI/Oデバイスに関する例示的な使用が以下に提供されるが、当業者は、そのような考察が単に本開示の範囲内の多くの選択肢のうち一部の説明にすぎないことを理解するであろう。更に、任意のデータ取得ユニット、I/Oデバイス、又はセンサについての言及は、本明細書に開示されるか、又は当該技術分野において既知の1つ若しくは2つ以上のI/Oデバイス、データ取得ユニット、及び/又はセンサを(個々に又は組み合わせてのいずれか一方で)有することができる実施形態を開示していると解釈されるものである。
(1つ又は2つ以上のネットワーク上での)1つ又は2つ以上のデバイスからの情報は、他に対する特定の身体部分若しくは物体の速度、加速度、距離、進められた歩数、方向、相対的な動作、又は角速度、直線速度、若しくはこれらの組み合わせとして表現することができる他の動きパラメータなどの動きパラメータ、カロリー、心拍数、汗検出、労作、酸素消費量、酸素動態などの生理学的パラメータ、並びに圧力、衝撃力、身長、体重、年齢、人口学的情報などのアスリートに関する情報、及びこれらの組み合わせなどの1つ又は2つ以上の分類に含まれてもよい他の指標が挙げられるがこれらに限定されない、様々な異なるパラメータ、指標、又は生理学的特徴を提供するために使用することができる(又はそれらの形成で利用することができる)。
システム100は、システム100内で収集された、あるいはシステム100に提供されたパラメータ、指標、又は生理学的特徴を含む運動データを伝送かつ/又は受信するように構成することができる。一例として、WAN 106は、サーバ111を備えることができる。サーバ111は、図2のシステム200の1つ又は2つ以上の構成要素を有することができる。一実施形態では、サーバ111は、プロセッサ206及びメモリ212などの、少なくともプロセッサ及びメモリを備える。サーバ111は、非一時的コンピュータ読み取り可能媒体上にコンピュータ実行可能命令を記憶するように構成することができる。命令は、システム100内で収集された生データ又は処理されたデータなどの運動データを含んでもよい。システム100は、ソーシャルネットワーキングウェブサイトにエネルギー消費ポイントなどのデータを送信するか、又はそのようなサイトを制御するように構成されてもよい。サーバ111を利用して、1人若しくは2人以上のユーザが運動データにアクセスし、かつ/又は比較することを可能にする。したがって、サーバ111は、運動データ又は他の情報に基づいた通知を送信かつ/又は受信するように構成することができる。
LAN 104に戻ると、コンピュータデバイス114は、ディスプレイデバイス116、画像取り込みデバイス118、センサ120、及びエクササイズデバイス122と機能的に通信して図示され、それらは、例示的な実施形態を参照して順に以下で考察される。一実施形態では、ディスプレイデバイス116は、アスリート124が特定の運動動作を実施するための視聴覚キューを提供することができる。視聴覚キューは、コンピュータデバイス114、又はBAN 102及び/又はWANのデバイスを含む任意の他のデバイス上で実行されるコンピュータ実行可能命令に応答して提供することができる。ディスプレイデバイス116は、タッチスクリーンであってもよく、あるいはユーザ入力を受信するように構成することができる。
一実施形態では、データは、単独で、若しくは他のデバイスと組み合わせてのいずれか一方で、運動パラメータを検出(かつ/又は測定)するために使用することができる画像取り込みデバイス118及び/若しくはセンサ120などの他のセンサ、又は記憶された情報から取得することができる。画像取り込みデバイス118及び/又はセンサ120は、トランシーバデバイスを備えてもよい。一実施形態では、センサ128は、赤外線(IR)、電磁(EM)、又は音響トランシーバを備えることができる。例えば、画像取り込みデバイス118及び/又はセンサ120は、アスリート124の方向に向かうことを含む環境に波形を伝送し、「反射」を受信するか、あるいはそれらの放出された波形の変化を検出することができる。当業者は、様々な実施形態に従って、多数の異なるデータスペクトルに対応する信号を利用することができることを容易に理解するであろう。この点に関して、デバイス118及び/又は120は、(例えば、システム100でない)外部ソースから放射された波形を検出することができる。例えば、デバイス118及び/又は120は、ユーザ124及び/又は周囲環境から放射されている熱を検出することができる。このように、画像取り込みデバイス126及び/又はセンサ128として、1つ又は2つ以上の熱画像デバイスを挙げることができる。一実施形態では、画像取り込みデバイス126及び/又はセンサ128として、範囲現象学(range phenomenology)を実施するように構成されたIRデバイスを挙げることができる。
一実施形態では、エクササイズデバイス122は、アスリート124による、例えば、トレッドミル、ステップマシンなどの身体的動作を実施可能にするか、又は促進するために構成可能な任意のデバイスであってもよい。そのデバイスは、固定型である必要はない。この点に関して、無線技術により、携帯用デバイスの利用が可能になり、それ故に、自転車又は他のモバイルエクササイズデバイスを、特定の実施形態に従って利用することができる。当業者は、装置122が、コンピュータデバイス114から遠隔で実施される運動データを含む電子デバイスを受容するためのインターフェースであってもよく、又はそれを備えることができることを理解するであろう。例えば、ユーザは、(BAN 102に関連して以下に記載される)スポーツデバイスを使用してもよく、自宅又は装置122の位置に戻ると、運動データをシステム100の要素122又は任意の他のデバイスにダウンロードすることができる。本明細書に開示される任意のI/Oデバイスが、活動データを受信するように構成することができる。
2.ボディエリアネットワーク
BAN 102は、運動データを受信、送信、あるいは運動データの収集を促進するように構成された2つ以上のデバイスを備えることができる(受動デバイスを含む)。例示的なデバイスとして、1つ又は2つ以上のデータ取得ユニット、センサ、又はI/Oデバイス116〜122を挙げることもできるが、これらに限定されない、当該技術分野において既知の、若しくは本明細書に開示されるデバイスが挙げられる。BAN 102の2つ以上の構成要素は、直接通信することができるが、他の実施形態では、通信は、BAN 102、LAN 104、及び/又はWAN 106の一部であってもよい第3のデバイスを介して実施することができる。LAN 104又はWAN 106の1つ又は2つ以上の構成要素は、BAN 102の一部を形成することができる。特定の実施では、携帯用デバイス112などのデバイスがBAN 102、LAN 104、及び/又はWAN 106の一部であるかどうかは、モバイルセルラーネットワークアーキテクチャ108及び/又はWANアーキテクチャ110との通信を可能にするためのアクセスポイントへのアスリートの近さに依拠し得る。ユーザの活動及び/又は嗜好もまた、1つ又は2つ以上の構成要素がBAN 102の一部として利用されるかどうかに影響を及ぼす場合がある。例示的な実施形態は、以下に提供される。
ユーザ124を、携帯用デバイス112、靴取付型デバイス126、手首装着型デバイス128、及び/又は物理的デバイス若しくは位置を含んでもよい検知位置130などの検知位置など、任意の数のデバイスと関連付けることができる(例えば、それらを所有、携持、装着、及び/又はそれらと相互作用することができる)。1つ又は2つ以上のデバイス112、126、128、及び/又は130は、フィットネス又は運動の目的に対して特別に設計されなくてもよい。実際、本開示の態様は、複数のデバイスからのデータを利用することに関し、複数のデバイスの幾つかは運動データを収集、検出、及び/又は測定するためのフィットネスデバイスではない。特定の実施形態では、BAN 102(又は任意の他のネットワーク)の1つ又は2つ以上のデバイスとして、特定のスポーツ用途のために特に設計されているフィットネスデバイス又はスポーツデバイスを挙げることができる。本明細書で使用される場合、用語「スポーツデバイス」は、特定のスポーツ又はフィットネス活動中に使用又は関与させることができる任意の物理的物体を含む。例示的なスポーツデバイスとして、ゴルフボール、バスケットボール、野球ボール、サッカーボール、フットボールのボール、パワーボール、アイスホッケー用パック、ウェイト、バット、クラブ、スティック、パドル、マット、及びこれらの組み合わせを挙げることができるが、これらに限定されない。更なる実施形態では、例示的なフィットネスデバイスは、環境自体を含む、特定のスポーツが生じるスポーツ環境内の物体、例えば、ゴールネット、フープ、バックボード、競技場の部分、例えば、ミッドライン、外側境界線マーカー、ベース、及びこれらの組み合わせなどが挙げられる。
この点に関して、当業者は、1つ又は2つ以上のスポーツデバイスがまた構造の一部であってもよく(、又は構造を形成してもよく)、逆もまた同様で、構造が、1つ若しくは2つ以上のスポーツデバイスを備えてもよく、又はスポーツデバイスと相互作用するように構成することができることを理解するであろう。例えば、第1の構造は、バスケットボールフープ及びバックボードを備えてもよく、それは、取り外し可能であってもよく、かつゴールポストと交換されてもよい。この点に関して、1つ又は2つ以上のスポーツデバイスは、独立して又は1つ若しくは2つ以上の構造と関連付けられた1つ若しくは2つ以上のセンサなどの他のセンサと併せてのいずれかで、利用される情報を提供することができる、図1〜図3に関連して上記で考察されたセンサのうちの1つ又は2つ以上などの1つ又は2つ以上のセンサを備えることができる。例えば、バックボードは、バックボード上のバスケットボールによる力及び力の方向を測定するように構成された第1のセンサを備えてもよく、フープは、力を検出するための第2のセンサを備えてもよい。同様に、ゴルフクラブは、シャフト上のグリップ特性を検出するように構成された第1のセンサと、ゴルフボールとの衝撃を測定するように構成された第2のセンサと、を備えてもよい。
例示的な携帯用デバイス112を見ると、それは、例えば、Apple,Inc.(Cupertino,California)から入手可能なブランドデバイスである、IPOD(登録商標)、IPAD(登録商標)、若しくはiPhone(登録商標)、又はMicrosoft(Redmond,Washington)から入手可能なZune(登録商標)若しくはMicrosoft(登録商標)Windowsデバイスを含む、電話機又はデジタル音楽プレーヤなどの多目的電子デバイスであってもよい。当該技術分野において既知のように、デジタルメディアプレーヤは、コンピュータのための出力デバイス、入力デバイス、及び/又は記憶デバイスとしての機能を果たすことができる。デバイス112は、BAN 102、LAN 104、又はWAN 106中の1つ又は2つ以上のデバイスから収集された生データ又は加工データを受信するための入力デバイスとして構成することができる。1つ又は2つ以上の実施形態において、携帯用デバイス112は、コンピュータデバイス114の1つ又は2つ以上の構成要素を備えることができる。例えば、携帯用デバイス112は、モバイル端末を含むように、追加の構成要素備えて又は備えずに、上記で考察されたI/Oデバイス116〜122のうちいずれかなどのディスプレイ116、画像取り込みデバイス118、及び/又は1つ若しくは2つ以上のデータ取得デバイスを含んでもよい。
a.例示的な衣料/装身具センサ
特定の実施形態では、I/Oデバイスは、腕時計、アームバンド、リストバンド、ネックレス、シャツ、靴などを含む、ユーザ124の衣服又は装身具内に形成されてもよく、あるいはそれらと関連付けることができる。これらのデバイスは、ユーザの運動動作をモニタするように構成することができる。これらは、ユーザ124のコンピュータデバイス114との相互作用中に運動動作を検出し、かつ/又はコンピュータデバイス114(又は本明細書に開示される任意の他のデバイス)と独立して動作することができることを理解されたい。例えば、BAN 102における1つ又は2つ以上のデバイスは、ユーザの近接性又はコンピュータデバイス114との相互作用に関わらず、活動を測定する終日活動モニタとして機能するように構成することができる。更に、(それぞれ、以下の段落に記載される)図3に示される知覚システム302及び図4に示されるデバイスアセンブリ400は、説明のための単なる例であることを更に理解されたい。
i.靴取付型デバイス
特定の実施形態では、図1に示されるデバイス126は、本明細書に開示され、かつ/又は当該技術分野において既知のセンサを挙げることができるが、これらに限定されない、1つ又は2つ以上のセンサを備えることができる履物が挙げられる。図3は、1つ又は2つ以上のセンサアセンブリ304を提供するセンサシステム302の1つの例示的な実施形態を示す。アセンブリ304は、例えば、加速度計、ジャイロスコープ、位置判定構成要素、力センサ、及び/又は本明細書に開示されるか若しくは当該技術分野において既知の任意の他のセンサなどの1つ又は2つ以上のセンサを含むことができる。図示された実施形態では、アセンブリ304は、力感応抵抗器(FSR)センサ306を含んでもよい複数のセンサを組み込む。しかし、他の(複数の)センサが利用されてもよい。ポート308は、靴の靴底構造309内に位置付けられてもよく、1つ又は2つ以上の電子デバイスとの通信のために概ね構成されている。ポート308は、電子モジュール310と通信するように任意選択的に提供されてもよく、靴底構造309は、モジュール310を受容するためのハウジング311又は他の構造を任意選択的に含んでもよい。センサシステム302はまた、ポート308を介してモジュール310及び/又は別の電子デバイスとの通信を可能にする、FSRセンサ306をポート308に接続する複数のリード線312を備えることができる。モジュール310は、靴の靴底構造中のウェル又は空洞内に収容することができ、ハウジング311は、ウェル又は空洞内に位置付けられてもよい。一実施形態では、少なくとも1つのジャイロスコープ及び少なくとも1つの加速度計が、モジュール310及び/又はハウジング311などの単一のハウジング内に提供される。少なくとも更なる実施形態では、動作中に方向情報及び角速度データを提供するように構成された1つ又は2つ以上のセンサが提供される。ポート308及びモジュール310は、接続及び通信のための相補的インターフェース314、316を備える。
特定の実施形態では、図3に示される少なくとも1つの力感応抵抗器306は、第1及び第2の電極又は電気接点318、320、並びに電極318と320との間に配設された力感応抵抗材料322を収容して、電極318、320を一緒に電気接続することができる。力感応材料322に圧力が加えられると、力感応材料322の抵抗率及び/又は伝導率が変化し、電極318と320との間の電位を変化させる。抵抗の変化は、センサ316に加えられた力を検出するために、センサシステム302によって検出することができる。力感応抵抗材料322は、様々な方法で圧力下の抵抗を変化させることができる。例えば、力感応材料322は、材料が圧縮されると減少する内部抵抗を有することができる。更なる実施形態は、「スマート材料」を介して実装することができる「体積ベースの抵抗」を利用することができる。別の例として、材料322は、力感応材料322の2つの部品間、又は力感応材料322と一方又は両方の電極318、320との間など、面−面接触の程度を変化させることによって、抵抗を変化させることができる。状況によっては、この種類の力感知抵抗挙動は、「接触ベースの抵抗」と説明することができる。
ii.リスト装着型デバイス
図4に示されるように、デバイス400(図1に示される知覚デバイス128と類似することができるか、又はそれを含んでいてもよい)は、ユーザ124によって手首、腕、くるぶし、首などの周囲などに装着されるように構成することができる。デバイス400は、デバイス400の操作中に使用されるように構成された押し込み可能な入力ボタン402などの入力機構を備えることができる。入力ボタン402は、コントローラ404及び/又は図1に示されるコンピュータデバイス114と関連して考察された要素のうちの1つ若しくは2つ以上などの任意の他の電子構成要素に操作可能に接続することができる。コントローラ404は、埋め込まれてもよく、あるいはハウジング406の一部であってもよい。ハウジング406は、弾性構成要素を含む1つ又は2つ以上の材料から形成されてもよく、ディスプレイ408などの1つ又は2つ以上のディスプレイを含んでもよい。ディスプレイは、デバイス400の照明可能な部分とみなすことができる。ディスプレイ408は、LED灯410などの一連の個々の点灯素子又は点灯部材を含むことができる。光は、アレイで形成されてもよく、コントローラ404に操作可能に接続することができる。デバイス400は、インジケータシステム412を備えることができ、それはまた、ディスプレイ480全体の一部分又は構成要素とみなすことができる。インジケータシステム412は、(画素部材414を有することができる)ディスプレイ408と併せて動作し、光を放つことができるか、又はディスプレイ408から完全に分離していてもよい。インジケータシステム412はまた、複数の追加の点灯素子又は点灯部材を含んでもよく、それはまた、例示的な実施形態においてLED灯の形態をとってもよい。特定の実施形態では、インジケータシステムは、1つ又は2つ以上の目標に向かっての成果を表すために、インジケータシステム412の照明部材の一部分を照明することによるなど、目標を視覚的に指示すことができる。デバイス400は、ディスプレイ408及び/又はインジケータシステム412のいずれかを介して、ユーザの活動に基づいてユーザによって獲得された活動ポイント又は通貨の単位で表現されるデータを表示するように構成することができる。
締結機構416は、係合解除することができ、デバイス400をユーザ124の手首又は一部分の周囲に位置付けることができ、締結機構416は、その後に係合位置に配置することができる。一実施形態では、締結機構416は、コンピュータデバイス114並びに/又はデバイス120及び/若しくは112などのデバイスと機能的に相互作用するための(USBポートが挙げられるがこれに限定されない)インターフェースを備えることができる。特定の実施形態では、締結部材は、1つ又は2つ以上の磁石を備えることができる。一実施形態では、締結部材は、可動部がなくてもよく、磁力に完全に依存してもよい。
特定の実施形態では、デバイス400は、(図4に示されない)センサアセンブリを備えることができる。センサアセンブリは、本明細書に開示され、かつ/又は当該技術分野において既知のセンサを含む、複数の異なるセンサを含んでもよい。例示的な実施形態では、センサアセンブリは、本明細書に開示されているか、又は当該技術分野において既知の任意のセンサを備えてもよく、又はこの任意のセンサに機能的に接続することができる。デバイス400及び/又はこのセンサアセンブリは、1つ又は2つ以上の外部センサから取得されたデータを受信するように構成することができる。
iii.衣料及び/又は身体位置検知
図1の要素130は、センサ、データ取得ユニット、又は他のデバイスなどの物理装置と関連付けることができる例示的な知覚位置を示す。更に他の実施形態では、その知覚位置は、画像取り込みデバイス(例えば、画像取り込みデバイス118)などを介してモニタされる身体の部分又は領域の特定の位置であってもよい。ある特定の実施形態では、要素130は、センサを含んでもよく、要素130a及び130bは、運動用衣服などの衣料に一体化されたセンサであってもよい。そのようなセンサは、ユーザ124の身体の任意の所望の位置に配置することができる。センサ130a/bは、BAN 102、LAN 104、及び/又はWAN 106の1つ又は2つ以上のデバイス(他のセンサを含む)と(例えば、無線で)通信することができる。特定の実施形態では、受動的検知面は、画像取り込みデバイス118及び/又はセンサ120によって放射される赤外線光などの波形を反射することができる。一実施形態では、ユーザ124の衣服上に位置するパッシブセンサは、波形を反射することができるガラス又は他の透明若しくは半透明の表面から作製された概ね球状の構造を備えることができる。適切に装着されると、所与の種類の衣料がユーザ124の身体の特定の部分に近接して位置するように構成された特定のセンサを有する、異なる種類の衣料を利用することができる。例えば、ゴルフ衣料は、第1の構成で衣料上に位置付けられた1つ又は2つ以上のセンサを備えることができ、更にサッカー衣料は、第2の構成で衣料上に位置付けられた1つ又は2つ以上のセンサを備えてもよい。
図5は、知覚入力のための例示的な位置を示す(例えば、知覚位置130a〜130oを参照)。この点に関して、センサは、ユーザの衣服上/衣服内に位置する身体センサであってもよく、更に他の実施形態では、センサ位置130a〜130oは、2つの動いている身体部分間の関係の特定に基づいていてもよい。例えば、画像取り込みデバイス118などの画像取り込みデバイスを用いてユーザ124の動きを特定することによってセンサ位置130aを決定することができる。したがって、特定の実施形態では、センサは、(センサ位置130a〜130oのうち1つ又は2つ以上など)特定の位置に物理的に位置していない場合があるが、画像取り込みデバイス118又は他の位置から集められた他のセンサデータなどによって、その位置の特性を検知するように構成されている。この点に関して、ユーザの身体の全体的な形状又は一部分により、特定の身体部分を特定することができる。画像取り込みデバイス及び/若しくはユーザ124上に位置する身体センサが利用されるか、並びに/又は(知覚システム302などの)他のデバイスからのデータを使用して、デバイスアセンブリ400及び/若しくは本明細書に開示されるか、若しくは当該技術分野において既知の任意の他のデバイス若しくはセンサが利用されるかに関わらず、センサは、身体部分の現在の位置を検知し、かつ/又は身体部分の動作を追跡することができる。一実施形態では、位置130mに関連する知覚データを、ユーザ重心(別名、質量中心)の決定において利用することができる。例えば、(複数の)位置130m〜130oのうち1つ又は2つ以上に対する位置130aと(複数の)位置130f/130lとの間の関係を利用して、ユーザの重心が(ジャンプ中などに)垂直軸に沿って上昇しているかどうか、又はユーザが膝を屈曲及び収縮させることによってジャンプの「ふりをしよう」と試みているかを判定することができる。一実施形態では、センサ位置1306nは、ユーザ124の胸骨の周囲に位置することができる。同様に、センサ位置130oは、ユーザ124のへそに近接して位置することができる。特定の実施形態では、センサ位置130m〜130oからのデータを、ユーザ124に対する重心を決定するために、(単独で、又は他のデータと組み合わせて)利用することができる。更なる実施形態では、センサ130m〜130oなどの複数のセンサ位置間の関係は、ユーザ124の方向及び/又はユーザ124の胴体のねじりなどの回転力の決定において利用することができる。更に、(複数の)位置などの1つ又は2つ以上の位置は、モーメントの中心位置として利用することができる(又はそれに近似することができる)。例えば、一実施形態では、(複数の)位置130m〜130oのうち1つ又は2つ以上は、ユーザ124のモーメントの中心位置に対する点としての機能することができる。別の実施形態では、1つ又は2つ以上の位置は、特定の身体部分又は領域のモーメントの中心としての機能することができる。
例示的な指標の算出
本開示の態様は、エネルギー消費、速度、距離、ペース、力、及び/又はその他が挙げられるがこれらに限定されない、アスリートの1つ又は2つ以上の活動指標を算出するために利用することができるシステム及び方法に関する。算出は、ユーザが1つ又は2つ以上の活動中にリアルタイムフィードバックを得ることができるように、リアルタイムで実施することができる。特定の実施形態では、複数の指標の全ての算出は、同じセットの属性、又は共通群の属性由来のサブセットの属性を使用して推定することができる。一実施形態では、エネルギー消費の算出は、第1のセットの属性について、アスリートによって実施されている、ウォーキング、ランニング、特定のスポーツを行うこと、又は特定の活動を行うことなどの活動を分類することなく、実施することができる。一実施形態では、エネルギー消費が活動種類を分類することなくセンサデータ及び/又はこれらの派生物から算出することができるように、活動種類のテンプレートを一切用いずにエネルギー消費を決定する。例えば、エネルギー消費は、アスリートが、例えば、ウォーキング又はサッカー競技などの第1の活動又は第2の活動を実施しているかに関わらず、同じセットの属性を使用して、特定の実施形態に従って算出することができる。
特定の実施では、算出されたエネルギー消費は、例えば、速度が同じセットの属性又は同じ属性のサブセットから決定することができるように、第1のセットの属性及び別の指標を使用して算出することができる。一実施形態では、複数の指標は、主要属性の選択を使用して選択することができる。一例では、この属性算出を使用して、ユーザのエネルギー消費並びに/又はウォーキング及び/若しくはランニングの速度を推定することができる。一例では、エネルギー消費並びに/又はウォーキング及び/若しくはランニングの速度は、同じセットの属性、又は属性の共通群由来の属性のサブセットなどを使用して推定することができる。
本明細書に記載されるシステム及び方法は、活動データ(リアルタイムの活動データなど)から算出された属性を、1つ又は2つ以上のモデルと比較することができ、その1つ又は2つ以上のモデルは、アスリートが実施した活動種類について取得されたデータを含まなくてもよい(かつ、エネルギー消費算出用などに分類されなくてもよい)。このようにして、1つ又は2つ以上のモデルは、ユーザによって実施されている特定の活動に対して断定的でなくてもよい。例えば、活動デバイスは、バスケットボール活動を実施しているユーザからの情報を受信することができ、少なくとも1つのモデルは、バスケットボール活動からのデータを一切含まなくてもよい。
複数の指標を算出する例として、システム及び方法を実施して、データの1つ又は2つ以上の時間ウィンドウに対する速度を算出するかを判定することができる。本開示の特定の態様は、運動データを分類することを含む速度又は距離の決定に関する。しかしながら、上記で議論したように、他の態様は、運動データを活動種類(ウォーキング、ランニング、バスケットボール、短距離走、サッカー、フットボールなど)に分類せずにエネルギー消費値を算出することに関するが、例えば、速度及び/又は距離などの他の指標の算出用にエネルギー消費を算出するために利用される同じデータの少なくとも一部を分類することは、本開示の範囲内である。一実施では、エネルギー消費値の決定に由来するデータの少なくとも一部から速度(又は別の指標)を決定することができる。特定の実施形態に従って、本明細書に開示された又は当該技術分野で既知の任意のデバイスなどの単一のデバイス上で属性を算出する。一実施形態では、属性及び指標の算出は、単一のデバイス上で算出される。そのような一例では、ユーザの付属器官上に装着されるように構成されたデバイスは、センサデータを受信し、かつ属性及びその属性由来の複数の指標を算出するように構成することができる。一実施形態では、単一のデバイスは、少なくとも1つの属性を算出するために利用されるデータの取得用に構成された少なくとも1つのセンサを備える。特定の実施形態に従って、単一のデバイス上に位置する1つ又は2つ以上のセンサから属性を算出する。
例示的なエネルギー消費の算出
本明細書に記載されるシステム及び方法のうち1つ又は2つ以上は、エネルギー消費の推定を算出することができる。そのようにして、本明細書に記載されるシステム及び方法のうち1つ又は2つ以上は、図6の構成要素のうち少なくとも1つを実装することができる。従って、一例では、図6は、あるいは生センサデータと称される未処理のセンサデータからエネルギー消費を算出するために使用することができる構成要素を記載している。一構成では、デバイス112、126、128、130、及び/又は400などのデバイスは、ユーザによって実施されている1つ又は2つ以上の活動に関連付けられるデータを取得することができる。前記デバイスとしては、加速度計、ジャイロスコープ、位置判定装置(例えば、GPS)、光センサ、(周囲温度及び/又は身体温度を含む)温度センサ、心拍数モニタ、画像取り込みセンサ、水分センサ、及び/又はこれらの組み合わせが挙げられるがこれらに限定されない、1つ又は2つ以上のセンサが挙げられる。同様に、この取得された活動データを使用して、ユーザと関連付けられる1つ又は2つ以上のエネルギー消費値を算出することができる。
一実施では、センサデータは、デバイス112、126、128、130、及び/又は400などの第1のデバイスから受信することができ、前記第1のデバイスは、第1の動作プロトコルを利用することができる。この第1の動作プロトコルは、第1のデバイスの動作/第1のデバイスによって実行される1つ又は2つ以上のタスクを制御するように構成された1つ又は2つ以上の処理を含んでもよい。一例では、第1の動作プロトコルなどの動作プロトコルは、とりわけ、オペレーティングシステム又はプログラムコードと称することができる。更に、第1のデバイスは、とりわけ、第1の製造者と関連付けることができる。一例では、第1のデバイスから受信したデータは、第2の動作プロトコルを利用する第2のデバイスによって受信することができる。したがって、前記第2のデバイスは、デバイス112、126、128、130、及び/又は400のうち1つ又は2つ以上を含んでもよく、その結果、前記第2のデバイスの第2の動作プロトコルは、第1の動作プロトコルと完全な互換性ではない。当業者は、異なる動作プロトコルに関して生じ得る多様な非互換性について理解するであろう。例えば、データを、第1のシンタックス又は方法論を使用する第1の動作プロトコルによって、処理、操作、及び/又はフォーマットすることができ、第2のシンタックス又は方法論を使用する第2の動作プロトコルによって、処理、操作、かつ/又はフォーマットすることができる。このようにして、第1の動作プロトコル及び第2の動作プロトコルは、とりわけ、互いに非互換性として、又は互いに完全に互換性ではないとして概ね説明することができる。したがって、一実施では、本明細書に記載されるシステム及び方法を利用して、第1の動作プロトコルを利用する第1のデバイスから受信し、第2の動作プロトコルを利用する第2のデバイスによって受信したデータを使用して、1つ又は2つ以上のエネルギー消費値を算出することができる。
一実施では、個人によって消費された酸素の体積の推定量を使用して、前記個人による、有効代謝当量又はエネルギー消費の推定量を算出することができる。例えば、一実施形態では、個人によって消費された1リットルの酸素は、およそ5キロカロリー(5kcal)のエネルギー消費と関連付けることができる。さらに又はあるいは、当業者は、様々な代替的な方法論が個人による酸素消費に基づくエネルギー消費の算出用に存在することを理解するであろう。
一実施形態では、個人による酸素消費は、キログラムあたりなどの単位質量あたりの酸素の体積(VO/kg)として測定することができる。一実施では、本明細書に記載されるシステム及び方法は、特定の活動と関連付けられた実際のかつ/又は推定の酸素消費に関して、1つ又は2つ以上の持続性コンピュータ可読媒体上のコンピュータ実行可能命令として記憶された値などの値を利用することができる。特定の実施形態では、値は、1つ又は2つ以上の特定の活動を実施している1人又は2人以上の個人から収集された、あるいはトレーニングデータと称される、実際のデータであってもよく、又は実際のデータに由来していてもよい。例えば、本明細書に記載されるシステム及び方法は、とりわけ、バスケットボール競技、サッカー競技、テニス競技、ウォーキング、ジョギング、ランニング、及び短距離走、シッティング、スクワット、及び/又はこれらの組み合わせが挙げられる活動を実施している1人又は2人以上の個人による酸素消費に関連するトレーニングデータを利用することができる。当業者は、個人が1つ又は2つ以上の上記活動を実施している間に酸素消費をモニタするために利用することができる様々な検査手順を理解しているであろう。加えて、活動中に、複数の酸素消費データポイントを収集することができることが当業者に容易に理解されるであろう。更に、1つ又は2つ以上のデータ操作処理は、とりわけ、特定の活動中の平均酸素消費を算出するために前記収集データポイントで実施することができ、(例えば、キログラム単位などで測定された)記録された体重、及び/又は個人又は分類に特異的な情報(例えば、性別、体重、身長、年齢、体脂肪率など)に基づくことができる。
一実施では、トレーニングデータは、1つ又は2つ以上の特定の活動を実施している1人又は2人以上の個人用に記録することができ、前記トレーニングデータは、1つ又は2つ以上の特定の活動中の1つ又は2つ以上の時点で消費された酸素の体積に関連する情報、並びに個人及び/又は分類に特異的な情報(例えば、特定の活動を実施している個人の体重)に関連する情報を含む。加えて、トレーニングデータは、デバイス112、126、128、130、及び/又は400などのデバイスからのセンサデータを含むことができる。このようにして、1つ又は2つ以上のセンサに関連する情報を記憶することができるトレーニング日は、1つ又は2つ以上の活動中に消費された酸素の1つ又は2つ以上の体積に関連する情報に加えて出力する。一実施では、酸素消費データに加えて記憶されたセンサデータは、加速度計、ジャイロスコープ、位置判定装置(例えば、GPS)、光センサ、(周囲温度及び/又は身体温度を含む)温度センサ、心拍数モニタ、画像取り込みセンサ、水分センサ、及び/又はこれらの組み合わせのうち1つ又は2つ以上からのデータを含むことができる。例えば、トレーニングデータは、加速度計センサからの記憶されたデータを、活動中、例えば、サッカー競技中に消費された酸素の体積に関連する情報に加えて含むことができる。
したがって、本明細書に記載されるシステム及び方法は、活動に関連付けられた1つ又は2つ以上の算出された属性を含むトレーニングデータを含むことができる。更に、活動に関連付けられた1つ又は2つ以上の属性は、活動中の1つ若しくは2つ以上の時点で個人の単位質量あたり消費された酸素の1つ若しくは2つ以上の体積、及び/又は前記活動中にユーザの1つ若しくは2つ以上の動きをモニタしているデバイスに関連付けられたセンサからの1つ若しくは2つ以上の出力に基づく1つ若しくは2つ以上の算出値を含むことができる。例えば、一実施では、加速度計センサの出力は、3つの軸(x軸、y軸、及びz軸)のそれぞれに対する加速度値を含んでもよい。したがって、一実施では、加速度計センサが検知できるそれぞれの軸(x軸、y軸、及びz軸)に関連付けられた複数の加速度値は、単一の加速度データポイントとしてグループ化することができる。別の実施では、加速度値は、1つ又は2つ以上の属性を算出するために、デバイス112、126、128、130、及び/又は400などのデバイスに関連付けられた、プロセッサ202などのプロセッサによって処理することができる。
一例では、センサから受信された1つ又は2つ以上のデータポイントは、ユーザの1つ又は2つ以上の動きを表すデータセットに統合される。したがって、1つ又は2つ以上のデータポイントは、1つ又は2つ以上の傾向及び/又は指標をデータから抽出することができる方法でデータを表示するように処理することができる。一例では、加速度計からの加速度データ出力を処理(変換)して、法線ベクトル(「ベクトルノルム」)を算出することができる。一例では、追加的に又は代替的な変換を用いて、法線ベクトルの標準偏差、法線ベクトルの導関数、及び/又は法線ベクトルの高速フーリエ変換(FFT)を算出することができる。当業者は、特定の変換が2つ以上のセンサからのセンサデータを組み合わせ、かつ/又は個人データ(例えば、身長、年齢、体重など)などの他のデータと組み合わせることができることを理解するであろう。他の実施形態では、変換は、複数のセンサからのセンサデータが混合しないように、単一のセンサからのデータのみを利用することができる。
一例では、1つ又は2つ以上の属性を、受信したデータから算出することができ、ユーザの1つ又は2つ以上の動きを表すデータセットに対して実行される1つ又は2つ以上の変換処理の後、属性を算出することができる。この点に関して、複数のユーザからのデータセットを、その活動がデータセット外であるユーザに対する比較として使用することができる。これは、ユーザの活動を活動種類(例えば、ウォーキング、ランニング、特定のスポーツ競技)に分類することなく行うことができ、特定の実施形態では、ユーザは、モデル用の属性値を得るために使用されるデータの範囲内にトレーニングデータを収集する一環として実施されなかった活動を実施していてもよい。
別の例では、本明細書に記載されるシステム及び方法を実施して、センサデータから1つ又は2つ以上の指標を推定することができる。これらの指標は、とりわけ、エネルギー消費の推定、ユーザがランニング、ウォーキング、若しくは他の活動を実施しているかに関する推定、及び/又はユーザが移動している速度及び距離(ペース)などを含んでもよい。例えば、図6のフローチャート600のブロック601は、1つ又は2つ以上の属性からエネルギー消費を算出する例示的な実施を示す。別個に、ブロック603は、速度を算出するための例示的な実施に誘導され、速度は、1つ又は2つ以上の算出された属性を使用して決定することができ、エネルギー消費指標と同じセンサ、同じデータ、及び/又は同じ属性に由来することができる。
したがって、本明細書に記載されるシステム及び方法は、とりわけ、加速度計、心拍数センサ、ジャイロスコープ、位置判定デバイス(例えば、GPS)、(非可視光を含む)光センサ、(周囲温度及び/若しくは体温を含む)温度センサ、睡眠パターンセンサ、画像取り込みセンサ、水分センサ、力センサ、コンパス、角速度センサ、並びに/又はこれらの組み合わせを含む1つ又は2つ以上の異なるセンサの種類から受信されたデータを使用することができる。更に、図6のフローチャート600の1つ又は2つ以上の構成要素は、第1の動作プロトコルを利用する第1のデバイスによって、第2の動作プロトコルを利用する第2のデバイスから受信したデータを使用することなどによって実施することができる。
更に、加速度計センサからの加速度データ出力と関連付けられた属性の例が記載される一方で、当業者は、本開示の範囲を逸脱することなく、他のセンサが単独で又は他のセンサ及びデバイスと組み合わせて使用することができることを理解するであろう。例えば、心拍数モニタを使用することができ、心拍数モニタからのデータ出力は、毎分拍動数(BPM)又は等価物の単位で心拍数を表すデータを出力することができる。したがって、1つ又は2つ以上の変換を、出力された心拍数データに対して実施して、あるポイントにおいて、信号をドロップアウトさせながら、心拍数データのポイント間の心拍数信号を補間することができる。更に、心拍数モニタ又は任意の他のセンサと関連付けられたセンサデータ用に算出された属性は、加速度計データに関して上述された属性と同じであってもよく、又は異なっていてもよい。
別の実施では、本明細書に記載されるシステム及び方法は、センサの組み合わせからのセンサデータを分析することができる。例えば、デバイスは、(1つ又は2つ以上の加速度計などの)ユーザの1つ又は2つ以上の付属器官の動きに関する情報に加えて、心拍数モニタからユーザの心拍数に関する情報を受信することができる。一例では、デバイスは、ユーザが激しい運動を示唆する心拍数を有することを判定することができるが、加速度計データは、前記ユーザがある期間にわたって休息していたことを示すことができる。したがって、デバイスは、活動期間後、ユーザの心拍数は高く保たれているが、前記活動後に現在は休息していることなどを判定することができる。
一実施では、トレーニングデータを使用して、とりわけ、ユーザの性別、体重、及び/又は身長などの1つ又は2つ以上の個人に特異的な特性(に少なくとも部分的に)に基づいた酸素消費の体積を予測するために、あるいはエキスパート又はエキスパートモデルと称される1つ又は2つ以上のモデルを構築することができる。したがって、デバイス112、126、128、130、及び/又は400などのデバイスに関連付けられた1つ又は2つ以上のセンサからの情報を使用して、1つ又は2つ以上の属性を算出することができる。次に、算出された属性は、1つ又は2つ以上の構築されたモデルに関連付けられた属性と比較することができ、それにより、算出された属性に対応する動き信号(センサ出力値)を出力しながら、ユーザによって消費されている酸素の体積を予測するために使用することができる。例えば、ユーザは、付属器官上にセンサデバイスを装着しながら、サッカー競技などの活動を実施していてもよい。次に、センサデバイスは、1つ又は2つ以上の属性を算出するために処理することができるセンサ値を出力することができる。続いて、1つ又は2つ以上の算出された属性を、1つ又は2つ以上のモデルに関連付けられた1つ又は2つ以上の属性と比較することができ、サッカー競技中にユーザによって消費されている酸素の体積を推定することができる。更に、前記消費されている酸素の体積の推定量を使用して、サッカーをしているユーザによるエネルギー消費値を推定することができる。この処理は、図6と関連してより詳細に説明される。特定の実施形態では、全てのセンサデータは、単一デバイスから得られる。一例では、単一デバイスは、付属器官装着デバイスである。特定の構成において、付属器官装着デバイスは、加速度計、位置判定センサ(例えば、GPS)、及び心拍数モニタのうち少なくとも1つを備える。別の例では、単一デバイスは、靴などの運動衣料上又は運動衣料内部に配置されるように構成されたセンサを備える。更に別の例では、少なくとも2つの異なるデバイス由来のセンサを利用して、データを収集する。少なくとも1つの実施形態では、データを取得するために利用されるセンサを備えたデバイスはまた、エネルギー消費の出力を提供するように構成されている。一実施形態では、デバイスは、エネルギー消費に関する出力を表示するように構成されたディスプレイデバイスを備える。更なる実施形態では、デバイスは、エネルギー消費に関する情報を遠隔デバイスに送信するように構成された通信素子を備えることができる。
別の実施では、1つ又は2つ以上の属性は、受信されたセンサデータから算出することができ、とりわけ、ユーザの速度/ペースを予測するための1つ又は2つ以上のウォーキング及び/又はランニングモデルへの入力として使用することができる。そのような実施の更なる詳細は、フローチャート600のブロック603と関連して説明される。
図6は、属性算出の例示的な実施を示すフローチャートである。一例では、この属性算出を使用して、ユーザによって実施されている活動に関連付けられた1つ又は2つ以上の指標を推定することができ、前記推定は、エネルギー消費速度及び/又は1つ若しくは2つ以上の指標を含むことができる。一例では、エネルギー消費並びに/又はウォーキング及び/若しくはランニングの速度は、同じ一連の属性、又は属性の共通群由来の属性の一部などを使用して推定することができる。
ユーザの動作に関連する情報は、ユーザをモニタする1つ又は2つ以上のセンサデバイスと関連付けられた1つ又は2つ以上のセンサから1つ又は2つ以上のデータ信号として出力することができる。一実施では、図6は、とりわけ、デバイス112、126、128、130、及び/又は400などのセンサデバイスと関連付けることができるプロセッサユニット202などの少なくとも1つのプロセッサによって実行される1つ又は2つ以上の処理を示す。したがって、デバイスは、活動中にユーザによって消費されている酸素の体積を直接モニタしなくてもよい。一実施において、1つ又は2つ以上のセンサデバイスは、ユーザによって実施されている1つ又は2つ以上の活動に関連する1つ又は2つ以上の運動をモニタすることができる。更に、一構成では、受信された活動データは、特定の属性を呈することができる活動に対して観察された酸素消費値と相関してもよく、1つ又は2つ以上の酸素消費モデルと関連付けることができる。
1つ又は2つ以上の実施形態は、センサデータを1つ又は2つ以上のセンサから受信する(例えば、ブロック602参照)。特定の実施形態では、センサデータは、ユーザによって装着されたデバイスに関連付けることができる。1つの例において、前述したように、前記デバイスは、とりわけ、デバイス112、126、128、130、及び/又は400であってもよい。したがって、センサデータは、図2のプロセッサ202などのプロセッサによって受信されてもよく、本明細書に記載されかつ/又は当該技術分野で既知の1つ又は2つ以上のセンサから受信することができる。一実施では、センサデータは、ブロック602で加速度計から特に25Hzの周波数で受信することができる。更に又はあるいは、加速度計などのセンサから、5.0〜5.5秒のウィンドウ内でセンサデータを受信することができる。一実施形態では、ウィンドウ(又は時間枠)は、約5.12秒の長さであってもよい。ウィンドウは、その間でセンサデータがユーザによって実施されている1つ又は2つ以上の活動と関連付けられたユーザの1つ又は2つ以上の動きに対して記録される期間であってもよい。一実施では、サンプルウィンドウは、センサデータの128個のサンプル(データポイント)を含むことができ、センサデータのサンプルは、加速度計の3つの直交軸(x軸、y軸、及びz軸)のそれぞれに対する値、及び/又は法線ベクトル値を含むことができる。更に別の実施では、一実施では加速度計から受信されたセンサデータは、重複しないウィンドウ内で受信することができる(例えば、センサデータの5.12秒長の群は、それぞれ128サンプルを含み、同時にではなく、単一でかつ/又は互いに個別に受信される)。しかしながら、代替の実施形態では、当業者は、本明細書に記載されるシステム及び方法を、加速度計の任意の作動周波数を有して、任意の時間長を測定するウィンドウ長を有して、かつ所定のウィンドウ内からのセンサデータの任意の数のサンプルを使用して、用いることができることを容易に理解するであろう。データは、受信しながら、例えば、ブロック604などで、検証することができる。データ妥当性検証は、とりわけ、1つ又は2つ以上の閾値に対する受信センサデータの1つ又は2つ以上の値の個人などを含んでもよい。
本開示の更なる態様は、データから1つ又は2つ以上の属性を算出することに関する(例えば、ブロック606参照)。1つ又は2つ以上の属性は、本明細書に記載される検証プロトコルなどの検証プロトコル後に算出することができる。一実施では、1つ又は2つ以上の属性は、サンプルウィンドウ(例えば、上述の128サンプルウィンドウ)内の受信サンプルのうち1つ又は2つ以上に対して算出することができる。属性は、データを収集しながら、リアルタイムで算出することができる。
更なる実施形態は、1つ又は2つ以上のセンサから受信されたデータに関連付けられた1つ又は2つ以上の算出された属性、及びユーザによって実施されている1つ又は2つ以上の活動の示唆を、1つ又は2つ以上のモデルに関連付けられた1つ又は2つ以上の属性と比較することができる。一例では、1つ又は2つ以上の属性は、1つ又は2つ以上のモデルと比較することができる(例えば、ブロック608参照)。例えば、エネルギー消費の算出のために、1つ又は2つ以上の属性を、酸素消費モデルと比較することができる。別の例では、属性は、とりわけ、(ウォーキング中の)歩数の推定用モデル、(ランニング中の)歩幅、若しくはユーザによる他の動作、及び/又はユーザの速度及び距離(ペース)の推定用モデルのうち1つ又は2つ以上への入力として使用することができる(例えば、フローチャート600のブロック603参照)。更に、図6から明らかとなるように、1つ又は2つ以上の算出された属性は、一例では、エネルギー消費の推定用モデルが、歩数速度、ウォーキング速度、及び/又はランニング速度などの算出用モデルと別個に実行することができるような、1つ又は2つ以上のモデルへの入力として使用することができる。前述のように、1つ又は2つ以上のモデルは、メモリ212などのメモリに記憶されてもよく、センサデバイスを含むデバイスと関連付けることができる。
一実施では、モデルは、1つ又は2つ以上の活動を行っている1つ又は2つ以上のユーザの実施中に収集された情報(例えば、トレーニングデータ)及び、一例では、予測された酸素消費を含んでもよい。モデルは、アスリートが実施している活動と異なっているにもかかわらず、属性間の類似の関係性を有することができる活動由来のトレーニングデータを含んでもよい。そのようにして、モデルは、酸素消費の正確な予測手段として機能することができる。したがって、モデルは、1つ又は2つ以上の異なる活動と関連付けられたトレーニングデータを含むことができる。例えば、モデルは、とりわけ、サッカー競技及びバスケットボール競技と関連付けられた1つ又はモニタリング処理から受信されたトレーニングデータを含んでもよい。このようにして、サッカー及びバスケットボール活動データの特定の動作に関連付けられた酸素消費データは、(活動中の異なる期間に対する1つ又は2つ以上の規定の数位範囲内などで)類似することができる。
別の実施では、第1の酸素消費モデルは、第2の酸素消費モデルで使用されたユーザの1つ又は2つ以上のユーザデータと同じ1人又は2人以上のユーザからのデータを含んでもよい。別の構成では、第1のモデル及び第2のモデルは、同じ1人又は2人以上のユーザのデータを使用することができる。更に別の構成では、モデルに関連付けられたデータを、単一データ収集期間中に同じ1人若しくは2人以上のユーザから、又は同一日若しくは異なる日にわたる複数収集期間などから取得することができる。一実施では、第1のモデルは、1つ又は2つ以上のセンサの第1の群からのデータに関連付けられてもよく、第2のモデルは、1つ又は2つ以上のセンサの第2の群に関連付けられてもよく、第1の群は、同じセンサ種類のうち1つ若しくは2つ以上を共有してもよく、又は1つも共有しなくてもよい。一実施では、本明細書に記載されるシステム及び方法は、活動データ(リアルタイム活動データなど)から算出された属性を、1つ又は2つ以上のモデルと比較することができ、その1つ又は2つ以上のモデルは、その活動種類について取得されたデータを含まなくてもよい。このようにして、1つ又は2つ以上のモデルは、ユーザによって実施されている特定の活動に対して断定的でなくてもよい。例えば、活動デバイスは、バスケットボール活動を実行しているユーザから情報を受信することができる。これに応じて、デバイスは、受信されたバスケットボール活動データを処理してもよく(例えば、フローチャート600のブロック606など)、算出された属性を1つ又2つ以上のモデルと比較することができる(例えば、ブロック608など)。一実施では、1つ又は2つ以上のモデルは、バスケットボールに関するデータを含んでもよく、又は含まなくてもよい。このようにして、受信センサデータに対して算出された1つ又は2つ以上の属性は、1つ又は2つ以上のモデルに対応してもよく、モデルは、ユーザによって実施されている特定の活動に関するトレーニングデータを含む必要はない。
一構成では、複数のモデルを利用することができ、複数のモデルのそれぞれは、他のモデルの属性と重複してもよく、又は重複しなくてもよいそれ自体の属性を有している。1つの例示的な実施では、それぞれのモデルは、20種の属性と関連付けることができる。別の構成では、本明細書に記載されるシステム及び方法は、モデルごとに、5種、10種、15種、又は21種の属性を記憶することができる。しかし、本明細書に記載されるシステム及び方法がそれぞれのモデルと関連する任意の数の属性を記憶することができ、特定の実施形態では、第1のモデルと関連して記憶された第1の数の属性は、第2のモデルと関連して記憶された第2の数の属性と異なってもよいことが、当業者に容易に理解されるであろう。更に、モデルと関連して記憶された1つ若しくは2つ以上の属性は、あるいは重みと呼ばれてもよく、又はモデルをデバイスから受信されたセンサデータから算出されたそのモデルの属性と比較するために使用することができる相関重み付け値を算出するために使用することができる。したがって、一実施では、ユーザの動作データを収集する1つのセンサデバイス(又は複数のセンサデバイス)から受信されたデータから算出された属性の数は、1つ又は2つ以上の記憶された酸素消費モデルと関連付けられた属性の数、あるいは重みの数と等しくてもよい。
1つ又は2つ以上の態様は、第1のモデルが、記憶された1つ又は2つ以上のモデルの総数から酸素消費を最も正確に推定する確率を算出することができる。例えば、異なる(例えば、16種の)モデルの群に由来する、特定のモデルが酸素消費の最も正確な出力を提供する可能性が最も高い確率を算出することができる。算出は、例えば、ブロック608の一部として実施されてもよく、ユーザによって実施されている活動を示唆する受信センサデータから算出された1つ又は2つ以上の属性に基づいてもよい。一実施では、受信センサデータから算出された属性間の近接度、及び、記憶された酸素消費のうち1つ又は2つ以上と関連付けられたそれらの属性、あるいはそれらの重みは、例えば、ブロック608の一部として算出することができる。一実施では、本明細書に記載されるシステム及び方法は、1つ又は2つ以上の処理を実行して、記憶されたモデル(エキスパート)と関連付けられた対応する重みを有する入力属性を比較することができる。一例では、ブロック608は、それぞれの記憶されたモデルに対する確率を算出することができる。したがって、前記確率は、算出された1つ又は2つ以上の属性が所与のモデルに最も適合する可能性を表すことができる。例えば、確率は、16種の記憶されたモデルなどそれぞれに対して算出することができる。16個の算出された確率のうち最も高い確率値は、算出された属性などに最も適合しているモデルを示す。
一例では、ブロック610は、ブロック608由来のそれらの算出された属性に最も合致、又は最も適合しているモデルを選択する1つ又は2つ以上の処理を表す。前述のように、前記最適適合モデルは、ユーザの活動をモニタするセンサデバイスから受信されたデータを最も厳密に近似する記憶されたトレーニングデータを表す。一実施では、最適適合モデルは、1.0の値に最も近い算出された確率値に対応するモデルであってもよい。別の実施では、ブロック610は、2つ以上のモデルを選択することができる。例えば、所定の偏差、変動、及び/又は閾値内で適合するモデルを選択することができる(ハイブリッドモデルストラテジと称される)。
例示的なブロック612によって示されるように、1つ又は2つ以上の実施形態は、選択されたモデル(エキスパート)から出力値を推定することができる。一例では、出力は、ユーザによって実施されている1つ又は2つ以上の活動の結果としての酸素消費の体積の推定になっていてもよい。したがって、一例では、ブロック612は、ユーザによって実施されている活動を推定酸素消費値と相関させることができ、センサデータから算出された属性値に最も厳密に合致する選択されたモデル(例えば、最適適合モデル)に基づいてもよい。一実施では、モデルは、1つ又は2つ以上の酸素消費の推定を記憶することができ、1つ又は2つ以上の酸素消費の推定を、例えば、ユーザの性別、体重、及び/又は身長などの少なくとも1つの個人に特異的な値に基づいて記憶することができる。したがって、また、センサデバイスから受信されたセンサデータと関連付けられた1つ又は2つ以上の属性に基づいて、ブロック612は、ユーザによって行われた活動に基づいてユーザによる酸素消費の体積の推定を返すことができる。
ブロック614は、モデル出力値と関連付けられた動き指標を推定するために実施することができる。一例では、動き指標は、酸素消費値を使用して推定することができるエネルギー消費値であってもよい。前述したように、1つ又は2つ以上の方法を利用して、酸素消費値からエネルギー消費を算出することができる。一例では、5kcalの推定エネルギー消費は、ユーザによる1Lの酸素消費と関連付けられる。しかしながら、当業者は、酸素消費の値に基づいてエネルギー消費を算出し、1つ又は2つ以上の個人に特異的な値(例えば、ユーザの身長及び体重)を使用するための様々な別の数式を理解するであろう。
別の実施では、(例えば、ブロック606で)算出された1つ又は2つ以上の属性は、センサがウォーキング、ランニング、又はユーザによって実施されている別の活動を示唆するかどうかの判定、及び更に又はあるいは、ユーザのウォーキング又はランニングなどの速度の決定に使用することができる。したがって、ブロック606で算出された1つ又は2つ以上の属性は、ブロック603への入力として使用することができる。特に、1つ又は2つ以上の属性を、ブロック606から決定ブロック616に伝達することができる。ブロック616で、1つ又は2つ以上の処理を実行して、ユーザがランニング若しくはウォーキングをしているか、又は別の活動を実施しているかを判定することができる。ユーザがランニング又はウォーキング以外の活動を実施していると判定された場合、フローチャートは、ブロック616から618に進む。したがって、ランニング又はウォーキング以外の活動を実施しているユーザに対して、ユーザが移動しているなどの速度を明示するための処理は実行されない。決定616で、ユーザがランニング又はウォーキングをしていることが判定された場合、決定620を実施して、その活動がウォーキングであるか又はランニングであるかを判定することができる。ランニング又はウォーキングなどの活動を選択するための例示的な実施形態は、本明細書において提供され、一実施形態に関連して、ユーザがランニングしていると判定された場合、1つ又は2つ以上の属性をランニングモデルに伝達して、速度を決定することができる。(例えば、ブロック622参照)。しかしながら、ユーザがウォーキングをしていると判定された場合、特定の実施形態は、1つ又は2つ以上の属性をウォーキングモデルに伝達して、速度を決定することができる(例えば、ブロック624参照)。
別の実施では、本明細書に記載されるシステム及び方法を利用して、デバイス112、126、128、130、及び/又は400などの活動デバイスから受信された1つ又は2つ以上の指標を使用してエネルギー消費を算出することができる。そのようにして、1つ又は2つ以上の指標は、ユーザによって実施されている活動に関連した活動指標を含むことができる。活動指標の例には、とりわけ、速度、ペース、加速度、酸素消費の体積、代謝当量値、カロリー消費値、力、心拍数、較差(gradient)、又は温度などを挙げることもできるが、これらに限定されない。したがって、一例では、図7Aに概略的に示されたフローチャート700は、外部デバイスから受信したデータからユーザのエネルギー消費値を算出するための1つ又は2つ以上の処理を説明することができる。更に、一実施では、フローチャート700の1つ又は2つ以上のコンポーネントを、第1の動作プロトコルを利用する1つ又は2つ以上のデバイスによって、第2の動作プロトコルを利用する1つ又は2つ以上の別個のデバイスから受信されたデータを使用して実行することができる。そのようにして、これらの第1及び第2の動作プロトコルは、本開示において前述したように、非互換性の問題を有する場合がある。
1つの特異的な例では、フローチャート700及び図7Aの1つ又は2つ以上のコンポーネントは、前述のように、デバイス112、126、128、130、及び/又は400などのデバイスによって実行することができる。一実施形態では、手首装着型デバイスなどのユーザによって装着されるように構成されたデバイス上に唯一位置するセンサは、検出された動きパラメータに対して利用することができる。デバイスなどのセンサからのデータは、他のセンサの支援なしに活動の分類に関連する1つ又は2つ以上の決定において使用することができ、かつ/又はエネルギー消費を決定することができる。活動は、ユーザ124の運動及び/又は他の身体的活動を含んでもよい。一実施では、図7Aは、一実施形態に従って個人の活動を分類かつ/又はエネルギー消費値を算出するために利用することができる例示的な処理を有するフローチャート700を概略的に表示する。図7Aは、複数の部分要素を含んでもよい例示的な実施形態の概観として提供される。この点に関して、図7Aに続く残りの図(及び関連開示)は、センサデータを取得してエネルギー消費値を提供する完全システムを提供するために、図7Aと連携して、かつ/又は互いに連携して任意選択的に使用することができる。他の実施形態に従って、以下で議論される1つ又は2つ以上の異なるシステム及び方法は、歩数カウント、活動分類、及びエネルギー消費などのうち1つ又は2つ以上を提供するために、単独で又は開示された他のシステム及び方法の一部のみと組み合わせて使用することができる。歩数定量化システム及び方法の様々な実施形態は、多層技術を用いた低電力で、高忠実度の、整数ベースの歩数カウンタに関連することができる。これら及び他の実施形態は、以下で説明される。
第1の実施形態に従って、1つ又は2つ以上のデバイス(例えば、デバイス112、126、128、130、及び/又は400)に関連付けられた1つ又は2つ以上のセンサから複数のサンプルを、第1の時間の間に取得することができる(例えば、ブロック702参照)。特定の構成では、少なくとも1つのセンサ(例えば、センサ128)は、加速度計を備えることができる。加速度計は、多軸加速度計であってもよい。しかし、別の実施形態では、複数の加速度計を利用することができる。他の非加速度計式センサはまた、加速度計と組み合わせるか、又は個々に本開示の範囲内でもある。実際には、運動動作及び/又は生理学的特性を検出又は測定するために構成可能な任意の(複数の)センサは、本開示の範囲内である。この点に関して、データを複数のセンサから取得することができ、かつ/又はデータはこれらに由来してもよく、センサとして、例えば、位置センサ(例えば、GPS)、心拍数センサ、力センサ、ジャイロスコープなどが挙げられる。一実施形態では、様々なシステム及び方法を、少なくとも部分的に、ポータブルデバイス上に実装することができる。特定の実施形態では、ポータブルデバイスは、手首装着型デバイスであってもよい(例えば、センサ128参照)。一実施形態では、人間の付属器官(例えば、手首、腕、首、くるぶし、脚など)上に装着されるように構成されたデバイスからのセンサデータを、他のセンサデータを伴わず利用することができる。例えば、加速度計及び/又は多のセンサを介して測定される動きデータを、マルチセグメント型閾値ベースの加速度計バッファに読み込むことができる。
更なる態様は、例えば、ユーザ124などのユーザによって進められた歩数などの運動パラメータを検出及び/又は測定することに関連する。1つ又は2つ以上のシステム又は方法は、検出されたパラメータが特定の行動又は活動を示しているかを判定するために、(例えば、加速度データを含む加速度計バッファにおける)データの様々な部分を利用することができる。一実施形態では、歩数は、既定の時間の間に検出することができる(例えば、ブロック704参照)。様々な異なるシステム及び方法を利用して、ある時間の間にユーザによって進められた歩数を定量化(又は歩数がセンサデータ内に存在するかを更に判定)することができる。一実施では、所与の時間にわたってユーザによって進められた歩数を定量化するためのシステム及び方法は、米国特許出願第13/744,103号(2013年1月17日出願)の図4〜図8において説明されており、ありとあらゆる非限定的目的のためにその内容全体が参照により本明細書に援用されている。一例では、歩数データ及び/又は他の動きデータは、例えば、ウォーキング又はランニングのうちいずれか一方などの活動の分類に利用することができる(例えば、ブロック706参照)。特定の実施形態では、データを第1のカテゴリ(例えば、ウォーキング)又はカテゴリのグループ(例えば、ウォーキング及びランニング)内にあるとしてカテゴリ化できない場合、第1の方法は、収集したデータを分析することができる。一例では、検出されたパラメータを分類できない場合、ユークリッドノルム方程式を、更なる分析のために利用することができる。一例では、得られた値の平均の大きさのベクトルノルム(二乗和平方根)を利用することができる。更に別の例では、異なる方法は、第1のカテゴリ又はカテゴリのグループ内の分類に従うデータの少なくとも一部を分析することができる。一例では、本明細書に開示されたアルゴリズムなどの、歩数アルゴリズムを利用することができる。
更なる例は、分類された活動データ及び/又は非分類の活動データを利用して、1つ又は2つ以上のセンサによって検知されたようにユーザの検出された動きのエネルギー消費を推定することができる(例えば、ブロック708)。
更なる例は、少なくとも1つの活動度に従ってエネルギー消費値を調整することに関する。いくつかの例では、活動と活動度との間に1対1相関がない。活動度の選択は、特定された活動、進められた歩数、心拍数、及びワークアウトの強度などのいくつかの異なる変数に基づくことができる。
様々な例の態様は、以前の既知のシステム及び方法を上回る1つ又は2つ以上の長所及び/又は利益を提供することができる。特定の実施では、バッファ充填ストラテジを使用して短時間の腕の動作に関して、偽陽性を低減又は除去する。分析(例えば、FFT)のための限定された探索を使用することにより、正しい周波数(例えば、正しいウォーキングの周波数が2歩の足の運びに対して得られるように、腕振りではなくて垂直の跳ね上がりに関する周波数)の選択を補助することができる。更なる例では、動きデータウィンドウの重複により、活動(例えば、ステップ活動)のショートバーストの検出を改善することができる。最後に、腕の回転がセンサ出力の検出及び測定を逃れないように、センサの1つの組み合わせられたチャネル上で周波数分析を実施することができる。更に、加速度計チャネルを組み合わせることによって、分析(例えば、フーリエ変換周波数分析)の実施をより少なくすることができる。これにより、電池寿命を改善することができる。これらの長所のうち1つ又は2つ以上は、身体的動きの実施中にユーザの付属器官上に装着されるように構成されたポータブルデバイス上で実現することができる。
一実施では、処理700は、算出されたエネルギー消費値を正規化することができる。そのようにして、一例では、処理700は、ブロック710で1つ又は2つ以上の正規化処理を実行することができる。
したがって、ブロック710で実行された処理などの1つ又は2つ以上の正規化する処理/正規化処理は、例えば、カロリー消費として表現することができる累積エネルギー消費値などの運動指標を算出するために使用することができる。ユーザ活動の分類などの1つ又は2つ以上の基準に基づいて、1つ又は2つ以上の正規化因子(又は1つ若しくは2つ以上の因子を利用する処理)を決定することができる。例えば、一実施形態では、ユーザ124の活動のうち少なくとも1つを、(例えば、図7Aに示されたフローチャート700のブロック710、又は図7Bに示されたフローチャート720のブロック734でのように)分類することができ、運動指標に適用された1つ又は2つ以上の対応する正規化因子であってもよい。一例では、正規化因子を活動分類(又は他の(複数の)変数)に適用して、正規化された運動指標を生成することにより、アスリートの活動レベルの比較を改善可することができ、かつ/又はユーザ間の協力を促進し、異なる能力のユーザ間の競争の結果を正規化し、あるいは活動を促すことができる。一実施形態では、正規化されたエネルギー消費値は、下式のように算出することができる。
NEEV=AF期間(式1)
式中、
NEV=正規化されたエネルギー消費値
AF=活動度
期間=工程706において分類された活動の期間
ブロック706は、活動をモニタするセンサを含むデバイスで、かつ/又は携帯電話(例えば、112参照)又はサーバ(例えば、111参照)などのプロセッサを含む別のデバイスで実施することができる。
いくつかの実施形態では、式1を変更して、活動度と期間との積であるスカラーを含むことができる。そのスカラーは、通常のエネルギー正規化消費ポイントが所望の範囲内に入るように選択することができる。値の範囲は、様々なゲーム又は競争に対して所望され得る。
式1の変形を、本発明の他の実施形態において使用することができる。例えば、NEEV(又は他の指標)を、MET値、RMR値、期間、及び/又はスカラーを利用する式により算出することができる。一実施形態では、NEEVは、以下のとおり算出される。
NEEV=MET値期間RMRスカラー(式2)
式中、
MET値=ブロック704において決定することができる代謝当量値
期間=ブロック706において分類された活動などの活動の期間
RMR=安静時代謝率
スカラー=一様に適用することができるか、又は1つ若しくは2つ以上の因子に基づいて変化することができる数
使用されるRMRは、算出されたRMR又は初期値RMRであってもよい。算出されたRMRは、ユーザの身長、年齢、体重、性別、及び/又は他の人口構成又は生理学的パラメータなどの因子の関数であってもよい。特定の実施形態では、1つ又は2つ以上の因子は、デバイス112、126、128、130、及び/又は400のうち1つ又は2つ以上に関連付けられた1つ又は2つ以上のセンサから取得することができ、かつ/又はセンサに由来してもよく、それ故に、ユーザ124又は受信された運動指標に関連付けられたデータのソースによって特異的に定義される必要はなくてもよい。初期値RMRは、比較的大人数のユーザに対応すると思われる値であってもよい。代替の実施形態では、初期値RMRは、周知のアスリート、セレブリティ、又は有名人のRMRに相当することができる。初期値RMRの使用により、比較できなかった又は比較されることを望まなかったユーザを除く多数の異なるユーザ間で活動レベルを比較することができる。初期値RMRはまた、ユーザ間の協力を促進、異なる能力のユーザ間の競争を正規化、及び/又はあるいは活動を促すことができる。
式2に示したように、スカラーは、任意選択的に組み込まれてもよい。式2において使用されるスカラーは、必須ではないが、1、3、5、又は10などの整数であってもよい。いくつかの実施形態では、スカラーは、通常のエネルギー消費ポイントが所望の範囲内に入るように選択される。ポイントの範囲は、様々なゲーム若しくは競争に対して、かつ/又は仮想通貨若しくはポイントシステムに対する関係を提供するように所望することができる。異なる様々な式を、異なるゲーム、活動、人口動態、及び競争に対して選択することができる。一例では、グループは、適合性に基づいて、プレーヤ間のハンディキャップを設定してもよく、その結果、NEEVは、共通の活動又はより長い(複数の)時間にわたる一連の活動を行うこれらのアスリートに対してのみ生成することができる。エネルギー消費ポイント競争に参加しているユーザのグループは、その競争の開始前に特定の式又は方法に合意することができる。しかしながら、他の実施形態では、アスリートがシステムにおける1つ又は2つ以上の不正確さを利用する活動を行うことからポイントを最大化するか、あるいは値を「稼ぐ」ことを防止するか、又は防止を試みるために、NEEVの算出は、1人又は2人以上のアスリート又はユーザに明確に開示されなくてもよい。当業者が理解するように、全てのモデルは、制限を有することとなる。またこの点に関して、本イノベーションの態様は、本明細書に開示される1つ又は2つ以上のシステム及び方法を介して、不正確かつ/又は不明確なデータ値を最小化することを試みる。本発明のいくつかの実施形態では、ユーザは、複数の競争に参加してもよく、異なる算出方法により、同じ活動に対して異なる値を獲得することができる。例えば、ユーザは、固有の算出方法を有する2つの競争に参加することができる。ユーザは、2つの異なるゲームに対する2つの異なるポイント合計及びその総エネルギー消費に対する第3のポイント合計を獲得することができる。いくつかの合計ポイントは、総ポイント合計と別個に保持することができる。
運動指標がMETを利用するエネルギー消費に関するそれらの実施形態では、いくつかの活動、ゲーム、及び/又は競争は、比較的低いMET値を有する活動に対してエネルギー消費ポイントを授与することを制限することができる。いくつかの実施形態では、全ての時間又は他の状況において、比較的低いMET値を有する活動に対するエネルギー消費ポイントの授与もまた、制限することができる。MET閾値を超えない活動に対してポイントを授与しないために、図7Aに示された処理又は他の実施に任意選択的な工程を追加することができる。例えば、例示的な閾値は、1.0、2.0、又は3.0であってもよい。別の実施形態では、閾値は、2.8に等しくてもよい。異なるゲーム及び競争は、他の閾値を使用することができる。MET値が閾値を超えない場合、エネルギー消費ポイントの算出時に、対応する活動を無視かつ活動を使用せずに行程を実施することができる。
別の実施形態は、概ね適用される閾値を有すると考えられるが、ゲーム若しくは競争が進行中のとき、又は少なくとも特定のゲーム若しくは競争のときは有さない場合もある。ゲーム又は競争は、全ての値に基づいてもよい。別の実施形態では、ゲーム及び競争に常に等しく閾値を適用することができる。別の実施形態では、異なる閾値を、活動、ゲーム、及び/又は競争によって適用することができ、例えば、活発なランニング用の閾値、ランニング用の閾値、ウォーキング用の閾値、及び初期値である。
特定の実施では、ユーザ124の活動のうち少なくとも1つが一実施形態に従って分類されるように、ブロック704を実施して、対応するMET値を決定することができる。例えば、MET値は、激しいランニング、通常のペースでのランニング、ゆっくりとしたウォーキング、又は従来のMET表に見出される任意の他の活動に対応することができる。活動が分類されていなかった場合、ブロック704でのように、初期値MET値を選択又は導出することができる。いくつかの実施形態では、複数の初期値MET値を利用することができる。活動の強度、期間、又は他の(複数の)特性を評価することができ、これらから、1つ又は2つ以上の初期値METを適用することができる。これらの複数のMETは、中央値/平均、範囲、又は他の統計的手法を介して設定することができる。
代替の実施形態は、ポイント値及び/又は他の数量を算出するために代替又は追加の式を使用することができる。式は、測定値及び/又は算出値の導出を含むことができる。時間を含む導出を使用して、比率及び変化率を示すことができる。例えば、1つの式を使用して、活動ポイント又はエネルギー消費ポイントを累積する比率を決定することができる。別の式を使用して、規定の時間にわたって累積された活動ポイント又はエネルギー消費ポイントの数量を決定することができる。
いくつかの式は、時間以外の変数を使用することができる。例えば、いくつかの式を使用して、活動値又は正規化されたエネルギー消費値及び/若しくは歩数の関数としての値を算出することができる。活動値又はNEEV及び他の変数の関数である値の算出を使用して、様々な活動の効率を比較することができる。例えば、式を使用して、より速いペースで進めている歩数が活動値又は一歩あたりより速いペースで蓄積するNEEVSをもたらすことができることを判定することができる。別の例示的な式は、活動値又は規定の距離あたり若しくは距離の単位あたりのNEEVを決定することができる。
いくつかの式を使用して、測定値又は算出値の第1及び/又は第2の導出を算出して、比率及び変化率を示すことができる。例えば、式を使用して、活動ポイント又は所与の時間でのエネルギー消費ポイントの蓄積の比率を算出又は推定することができる。いくつかの実施形態では、活動値又はNEEVの蓄積の瞬間比率を、ディスプレイ235又はモバイルデバイスの部分であるディスプレイを介してユーザに表示すことができる。
正規化された値を算出する前、その間、及び/又はその後のいずれかで、工程708において、合計に算出値(生、処理済み、又はNEEV)を加算するなど組み合わせることができる。合計により、ユーザ124(及び/又は選択された個人又はユーザ124によって承認されたグループ)が、日、週、及び月などの様々な時間にわたってどれくらいのポイントが獲得されたのかを確かめることができる。合計はまた、複数の時間、算出することができる。例えば、ユーザは、24時間、1週、1か月、及び1年を含む期間に対する合計を受信することができる。いくつかの実施形態では、ユーザは、他の時間を選択することができるか、又は時間を除外することができる。ユーザは、複数の時間を同時に追跡してもよく、かつデバイスの使用の開始又はプログラムの起動以来のポイント授与を追跡することができる。任意の所与の時間に対する合計は、いくつかの活動に対して獲得されたポイントを表すことができる。例えば、1日のうちに、ユーザは、様々な時間にウォーキング、ジョギング、及び短距離走に対するポイントを受信することができる。上述のように、それぞれの活動に対して獲得された値は、対応する活動度の関数であってもよい。
受信された活動指標からユーザのエネルギー消費を算出するための様々な追加又は代替の方法論を、本明細書に記載される開示の範囲を逸脱することなく利用することができる。図7Bは、ユーザのエネルギー消費を算出するために実行することができるフローチャート720の一実施を概略的に示す。したがって、一例では、フローチャート720は、フローチャート700と類似して、デバイス112、126、128、130、及び/又は400などの第1のデバイスによって、かつデバイス112、126、128、130、及び/又は400などの第2のデバイスから受信されたデータを利用することによって実行することができる。更に、第1のデバイス及び第2のデバイスは、異なる動作プロトコル又はメーカーなどと関連付けることができる。
一例では、フローチャート720は、1つ又は2つ以上のセンサデバイスからデータを受信することができる。当業者は、これらの1つ若しくは2つ以上のセンサデバイスがユーザによって装着することができるか、又はユーザ動作のリモートセンシング(例えば、ユーザ動作を追跡するように構成されたリモート撮像技術など)を使用するセンサデータを発生させることができることを理解するであろう。そのようにして、フローチャート720は、ユーザによって実施されている活動に関する情報を伝達するセンサデータを受信することができる。センサとしては、とりわけ、加速度計、GPSセンサ、心拍数センサ、気圧計センサ、温度計、周辺光センサ、又はコンパスセンサのうち1つ又は2つ以上を挙げることができる。一例では、センサを、本開示において前述したように、デバイス112、126、128、130、及び/又は400のうち1つ又は2つ以上の中に備えることができる。したがって、一実施では、センサデータを、フローチャート720のブロック722で受信することができる。
一実施では、受信されたセンサデータは、ユーザによって実施されている活動を特定する情報を含んでもよい。そのようにして、受信されたセンサデータは、ユーザが現在参加しているか、又は以前に参加していたスポーツ又は他の身体的活動を特定する情報を含んでもよい。一例では、1つ又は2つ以上の活動認識処理をセンサデバイスによって実行して、ユーザが参加している1つ又は2つ以上の活動を特定することができる。当業者は、この点に関して実行することができる様々な活動認識処理を理解するであろう。そのようにして、一例では、ブロック724で受信されたセンサデータから活動を特定することができる。このようにして、一実施では、1つ又は2つ以上の活動認識処理は、別個のデバイスによってフローチャート720と別個に実行することができる。しかしながら、当業者は、受信されたセンサデータと関連付けられた活動を特定するために、受信されたセンサデータにおいて明確に特定されている前記活動なしに、1つ又は2つ以上の活動認識処理をブロック724で実行することができることを理解するであろう。そのようにして、一例では、受信デバイスは、ユーザが参加している1つ又は2つ以上の活動を特定するために受信センサデータから1つ又は2つ以上のセンサデータパターンを特定することができる。
一例では、1つ又は2つ以上の活動指標を、受信センサデータから特定することができる。これらの活動指標は、ユーザの1つ又は2つ以上の身体的動作を定量化するために利用される値を含んでもよい。そのようにして、活動指標は、とりわけ、速度、ペース、ユーザが動いている傾斜面、心拍数、代謝当量値、カロリー消費値、酸素消費の体積、又は力の値を含んでもよい。このようにして、フローチャート720は、デバイス112、126、128、130、及び/又は400のうち1つ又は2つ以上などの1つ又は2つ以上の別個のデバイスによって算出された1つ又は2つ以上の活動指標を受信することができる。一例では、フローチャート720は、ブロック726でこれらの1つ又は2つ以上の活動指標を特定することができる。
一実施では、ユーザに対するエネルギー消費を算出するために、1つ又は2つ以上の個人活動指標を、データベースから検索することができる。例えば、ユーザのエネルギー消費は、とりわけ、ユーザの身長、体重、性別、安静時心拍数、及び/又は体力のベースラインレベルを記録する指標のうち1つ又は2つ以上に基づいてもよい。そのようにして、これらの1つ又は2つ以上の個人活動指標は、デバイス112、126、128、130、及び/若しくは400、又はサーバ111のうち1つ又は2つ以上などのデータベースに記憶することができる。したがって、当業者は、本明細書に記載される開示の範囲を逸脱することなく、遠隔に若しくはローカルに、又は両方の組み合わせで記憶されたデータベース情報にアクセスするために利用することができる様々なネットワーク通信トポロジ及び/又はプロトコルを理解するであろう。一例では、フローチャート720は、ブロック728でデータベースから1つ又は2つ以上の個人活動指標を検索することができる。
一実施では、ユーザのエネルギー消費値を算出するために、フローチャート720は、1つ又は2つ以上の活動に特異的な公式を利用することができる。例えば、エネルギー消費値は、ブロック724で特定された活動に基づいて、特定された活動に特異的な1つ又は2つ以上の公式を使用して算出することができる。そのようにして、一例では、フローチャート720は、サーバ111並びに/又はデバイス112、126、128、130、及び/若しくは400のうち1つ又は2つ以上などのデータベースから活動に特異的な公式を検索することができる。一例では、活動に特異的な公式は、ブロック728由来の個人活動指標として同じデータベースから検索することができる。一実施では、これらの活動に特異的な公式の検索は、ブロック730で実行することができる。
一例では、フローチャート720は、1つ又は2つ以上の検索された個人活動指標及び活動に特異的な公式と組み合わせて受信センサデータを使用してユーザのエネルギー消費を算出するために1つ又は2つ以上の処理を実行することができる。そのようにして、一例では、算出されたユーザのエネルギー消費は、1つ又は2つ以上の身体的活動に参加している間の所与の時間にわたってユーザによって使用されるエネルギーに相当する数値を出力することができる。一例では、算出されたエネルギー消費は、とりわけ、ジュール又はカロリーの単位で表現することができる。したがって、ユーザのエネルギー消費値の算出は、フローチャート720のブロック732で実行することができる。
一実施では、1つ又は2つ以上の処理は、算出されたユーザのエネルギー消費値を正規化するために実行することができる。そのようにして、この正規化により、算出されたエネルギー消費値の、1人又は2人以上の他の個人に対して算出された対応するエネルギー消費値との比較が可能となり、その結果、性別、身長、体重、及び/又は体力のベースラインレベルの因子が考慮される。したがって、この正規化を、フローチャート720のブロック734で実行することができ、この正規化は、フローチャート700のブロック710で実行された1つ又は2つ以上の処理と類似することができる。
図8Aは、直接間接を問わず、互いに通信することができない完全に異なるデバイスであってもよい、2つ以上の異なるデバイスにより得られたユーザ124のエネルギー消費推定値に基づいた累積エネルギー消費推定値の算出に使用することができる例示的なフロー図800を示す。1つの例示的な実施形態に従って、第1の運動指標値は、第1のソースから第1のデバイス上で行ってもよい第1の処理に由来することができる(例えば、ブロック802)。例えば、第1の処理は、ユーザ124によって実施される第1の運動活動に関連付けられたエネルギー消費情報を算出することができる。第1のソースは、値を決定するか、又はデータを取得するように構成されたデータの電子記憶装置(例えば、非一時的なコンピュータ可読媒体)であってもよく、そのデータから、ユーザベースで値を算出することができる。場合によっては、第1のエネルギー消費情報は、第1のエネルギー消費推定値及び、第1の運動活動の開始に関連付けられた第1のタイムスタンプ及び/又は第1の運動活動の終了に関連付けられた第2のタイムスタンプなどの1つ又は2つ以上の異なるタイムスタンプを含んでもよい。処理は、フローチャート600によって開示された処理の少なくとも一部などの特定の処理に基づいた指標に対する値を算出することができる。なお更なる実施形態では、ペース、加速度などの他の(複数の)指標は、単独でかつ/又はエネルギー消費の一部として、又はエネルギー消費と無関係のいずれかで算出することができる。(図13は、2つ以上の異なる指標の例示的な利用を提供するフローチャート1300を示す)。したがって、エネルギー消費を参照する例は、単なる例であり、本開示の範囲を限定することを意図しない。エネルギー消費などの特定のパラメータに関するデータが2つ以上のセンサから取得されるか、又は異なる数学的算出によって決定される場合、本開示の特定の態様を実施して、結果出力を決定することができる。そのような事例では、平均、加重平均、又は統計解のうち1つ又は2つ以上を使用して組み合わせ値を算出することができる。しかしながら、そのような算出は、全ての状況で実用的ではない場合がある。そのようにして、異なるデバイスを利用して収集された情報を組み合わせる別の方法が所望され得る。
第2のデバイス上で行われる第2の処理に由来する第2の運動指標値は、第2のソースから受信することができる。例えば、第1の処理において使用されたセンサの同じ第1の群からのデータを使用するエネルギー消費の決定の代わりに、センサの第2の群が既に利用されていてもよく、かつ/又は異なる処理を使用して、値を決定することができる。例えば、第1の処理は、ユーザの運動動作を活動種類又はカテゴリに分類するために同じセンサ(又はこれらの一部)からのデータを使用することができるが、その一方で、第2の処理は、動作をカテゴリ又は種類に分類しなくてもよい。一実施形態では、第1のソースは、ユーザのGPSデバイスから収集されたユーザのデータのデータベースであってもよいが、その一方で、第2のソースは、3軸加速度計からユーザデータを収集する第2のデータベースであってもよい。第1のソースは、ユーザが第1の認証情報を使用してログインすることを可能にするオンラインユーザインターフェースを有してもよく、第2のソースは、同じユーザが第2の認証情報を使用してログインすることを可能にするオンラインユーザインターフェースを有することができる。第1及び第2のソースは、競合サービスであってもよいため、これらは、互いに独立していてもよく、それ故に、データを収集し、かつ/又は非一時的データベースにデータを提供し、かつ/又は指標を算出するために使用されるデバイスは、直接間接を問わず、通信するように構成可能ではなくてもよい。したがって、他の(複数の)ソースからの情報でデバイスを直接更新することができなくてもよい。
特定の実施形態では、修正スカラーを、運動指標値のうち少なくとも1つに適用することができる(例えば、ブロック806)。上記で検討したように、ユーザの活動に関連するパラメータは、1つ又は2つ以上のデバイス上に位置することができるセンサを使用して取得することができる。センサは、ユーザの動き、生理的特性、及び/又は他のパラメータをモニタすることができる。第1のセンサは、例えば、ユーザがランニングをしている間のエネルギー消費算出などより正確な決定を行えるようになり、第2のセンサは、例えば、ユーザがスクワットを実施している間のエネルギー消費算出などより正確な決定を行えるようになることができる。例えば、多軸加速度計及び/又は力センサは、スケートボード又はバスケットボールに対してGPSよりもより正確であってもよく、その一方で、GPSセンサは、ハイキングを測定するとき、3軸加速度計よりもより正確であってもよい。しかしながら、力センサと組み合わせられたGPSセンサは、更により詳細な結果又は正確な結果を依然提供することができる。このことは、スカラーをデータに適用することができる理由に関する単なる一例である。ユーザの機器、環境、及び/又は他の因子の既知の又は推定された制限に基づいてスカラーを適用することができる。例えば、シカゴ、ニューヨーク、又はロサンゼルスのような人口が多い都市でのランニングは、ユーザが建物又は信号妨害がより少ない人口が少ない環境でランニングを行っている場合ほど正確にはGPSセンサによって取得されない場合がある。更に、ユーザの活動が既知であり、推定され、又は入力されたそれらの実施形態では、活動を使用して、結果のデータがどれくらい正確又は詳細であるかを判定することができる。したがって、規定のスカラー又は可変スカラーのいずれか一方を使用して、少なくとも1つのソースから受信されたデータを拡張又は調整することができる。
第1及び/又は第2のソースからのデータを正規化するように構成された1つ又は2つ以上の正規化係数を適用することができる(例えば、ブロック808)。本発明の様々な実施形態では、正規化係数を使用して、例えば、カロリー消費として表現することができる累積エネルギー消費値などの運動指標を算出することができる。ユーザ活動の分類などの1つ又は2つ以上の基準に基づいて、1つ又は2つ以上の正規化因子(又は1つ若しくは2つ以上の因子を利用する処理)を決定することができる。例えば、一実施形態では、ユーザ124の活動のうち少なくとも1つを分類することができる(例えば、図6及び図7にそれぞれ示されたブロック603及び/又は706でのように、運動指標に適用された1つ又は2つ以上の対応する正規化因子など。1つの例示的な実施形態では、正規化因子を、正規化された運動指標を生成するために活動分類(又は他の(複数の)変数)に適用することができ、その正規化された運動指標は、アスリートの活動レベルの比較を改善することができるか、かつ/又はユーザ間の協力を促進し、異なる能力のユーザ間の競争の結果を正規化、あるいは活動を促すことができる。一実施形態では、それぞれ上記で開示された式1及び/又は式2を使用して、正規化されたエネルギー消費値を算出することができ、活動をモニタするセンサを含むデバイスで、かつ/又は携帯電話(例えば、138参照)又はサーバ(例えば、134参照)などのプロセッサを含む別のデバイスで算出を行うことができる。
式2に示したように、スカラーは、任意選択的に組み込まれてもよい。式2において使用されるスカラーは、必須ではないが、1、3、5、又は10などの整数であってもよい。いくつかの実施形態では、スカラーは、通常のエネルギー消費ポイントが所望の範囲内に入るように選択される。ポイントの範囲は、様々なゲーム又は競争に対して、かつ/又は仮想通貨又はポイントシステムに対する関係を提供するように要求することができる。異なる様々な式を、異なるゲーム、活動、人口動態、及び競争に対して選択することができる。一例では、グループは、適合性に基づいて、プレーヤ間のハンディキャップを設定してもよく、その結果、NEEVは、共通の活動又はより長い(複数の)時間にわたる一連の活動を行うこれらのアスリートに対してのみ生成することができる。エネルギー消費ポイント競争に参加しているユーザのグループは、その競争の開始前に特定の式又は方法に合意することができる。それにもかかわらず、他の実施形態では、アスリートがシステムにおける1つ又は2つ以上の不正確さを利用する活動を行うことからポイントを最大化するか、あるいは値を「稼ぐ」ことを防止するか、又は防止を試みるために、NEEVの算出は、1人又は2人以上のアスリート又はユーザに明確に開示されなくてもよい。当業者が理解するように、全てのモデルは、制限を有することとなる。またこの点に関して、本発明の態様は、本明細書に開示される1つ又は2つ以上のシステム及び方法を介して、不正確かつ/又は不明確なデータ値を最小化することを試みる。本発明のいくつかの実施形態では、ユーザは、複数の競争に参加することができ、異なる算出方法のために、同じ活動に対して異なる値を獲得することができる。例えば、ユーザは、固有の算出方法を有する2つの競争に参加していてもよい。ユーザは、2つの異なるゲームに対する2つの異なるポイント合計及びその総エネルギー消費に対する第3のポイント合計を獲得することができる。いくつかのポイント合計は、総ポイント合計から別個に保持することができる。
運動指標がMETを利用するエネルギー消費に関するそれらの実施形態では、いくつかの活動、ゲーム、及び/又は競争は、比較的低いMET値を有する活動に対してエネルギー消費ポイントを授与することを制限することができる。いくつかの実施形態では、比較的低いMET値を有する活動に対してエネルギー消費ポイントを授与することはまた、全ての時間又は他の状況で制限することができる。MET閾値を超えない活動に対してポイントを授与しないために、図8に示された処理又は他の実施に任意選択的な工程を追加することができる。例えば、例示的な閾値は、1.0、2.0、又は3.0であってもよい。別の実施形態では、閾値は2.8に等しくてもよい。異なるゲーム及び競争は、他の閾値を使用することができる。MET値が閾値を超えない場合、工程を実施して、エネルギー消費ポイントの算出時に、対応する活動を無視し、かつ活動を使用しなくてもよい。
別の実施形態は、概ね適用される閾値を有すると考えられるが、ゲーム若しくは競争が進行中のとき、又は少なくとも特定のゲーム若しくは競争のときは有さない場合もある。ゲーム又は競争は、全ての値に基づいてもよい。別の実施形態では、閾値は、ゲーム及び競争に常に等しく適用することができる。別の実施形態では、例えば、活発なランニング用の閾値、ランニング用の閾値、ウォーキング用の閾値、及び初期値などの異なる閾値を、活動、ゲーム、及び/又は競争に適用することができる。
特定の実施では、例えば、ユーザの124の活動のうち少なくとも1つが一実施形態に従って分類された後、1つ又は2つ以上の処理を実施して、対応するMET値を決定することができる。例えば、MET値は、激しいランニング、通常のペースでのランニング、ゆっくりとしたウォーキング、又は従来のMET表に見出される任意の他の活動に対応することができる。活動が分類されない場合、図6〜図7のそれぞれブロック603及び/又は706でのように、初期値MET値を選択又は導出することができる。いくつかの実施形態では、複数の初期値MET値を利用することができる。活動の強度、期間、又は他の(複数の)特性を評価することができ、それらから、1つ又は2つ以上の初期値METを適用することができる。これらの複数のMETを、中央値/平均、範囲、又は他の統計的手法を介して設定することができる。
ユーザの動作がMET表によって定義された運動と合致しない場合、システム100は、ユーザによって実施されている動作に類似する動作を含む1つ又は2つ以上の運動を特定することができる。例えば、システム100は、ユーザの下半身がスクワットに類似して動き、かつ上半身が腕立て伏せに類似して動くことを判定することができる。システム100は、ユーザがスクワットを行っていたかのように、またユーザが腕立て伏せをしていたかのように、ユーザによって燃焼されたカロリーの量に対する近似値として、特定されたMET表を使用してユーザが燃焼したであろうカロリーの数値を算出することができる。更なる実施形態では、新規エントリを作成することができる。この点に関して、特定の実施形態は、そのエントリ及び新規動作及び/又は運動の事後の特定を許可することができる。特定の実施形態では、ユーザは、未特定の動作/運動に対する近似カロリー消費に関する入力を行うことができる。更に他の実施形態では、システム100は、本明細書において検討されたように、1つ又は2つ以上のセンサなどから、カロリー消費を算出することができる。尚また更なる実施形態では、システム100は、以前は未知の動作又は運動に対するカロリー消費などの属性の決定において、1つ又は2つ以上のセンサ読み取り並びにユーザ(及び/又は第三者)からの入力を利用することができる。MET表を用いないカロリー消費の推定の例には、位置エネルギーの変化を決定することが挙げられるが、これらに限定されない。
代替の実施形態は、ポイント値及び/又は他の数量を算出するための代替の式又は追加の式を使用することができる(例えば、(複数の)ブロック808又は810の部分)。式は、測定値及び/又は算出値の導出を含んでもよい。時間を含む導出を使用して、比率及び変化率を示すことができる。例えば、1つの式を使用して、活動ポイント又はエネルギー消費ポイントを蓄積する比率を決定することができる。別の式を使用して、規定の時間にわたって蓄積された活動ポイント又はエネルギー消費ポイントの数量を決定することができる。
いくつかの式は、時間以外の変数を使用することができる。例えば、いくつかの式を使用して、活動値若しくは正規化されたエネルギー消費値及び/又は歩数の関数としての値を算出することができる。活動値又はNEEV及び他の変数の関数である値の算出を使用して、様々な活動の効率を比較することができる。例えば、式を使用して、より速いペースで進めている歩数が活動値又は一歩あたりより速いペースで蓄積するNEEVSをもたらすことができることを判定することができる。別の例示的な式は、活動値又は規定の距離あたり若しくは距離の単位あたりのNEEVを決定することができる。
いくつかの式を使用して、測定値又は算出値の第1及び/又は第2の導出を算出して、比率及び変化率を示すことができる。例えば、式を使用して、所与の時間における活動ポイント又はエネルギー消費ポイントの蓄積の比率を算出又は推定することができる。いくつかの実施形態では、活動値又はNEEVの蓄積の瞬間比率は、ディスプレイ235又はモバイルデバイスの一部であるディスプレイを介してユーザに表示すことができる。
正規化された値を算出する前、その間、及び/又はその後に、算出値(生、処理済み、又はNEEV)を、累積値を生成するために、加算されるなど、組み合わせてもよい(例えば、第1の時間枠に対して最終累積正規化運動指数を算出することができるブロック810)。合計により、ユーザ124(及び/又は選択された個人又はユーザ124によって承認されたグループ)は、日、週、及び月などの様々な期間にわたってどれくらいのポイントが獲得されたのかを確かめることができる。複数の時間に対して合計を算出することができる。例えば、ユーザは、24時間、1週、1か月、及び1年を含む期間に対する合計を受信することができる。いくつかの実施形態では、ユーザは、他の時間を選択することができるか、又は時間を除外することができる。ユーザは、複数の時間を同時に追跡してもよく、かつデバイスの使用の開始又はプログラムの起動以来のポイント授与を追跡することができる。任意に与える時間に対する合計は、いくつかの活動に対して獲得されたポイントを表すことができる。例えば、1日のうちに、ユーザは、異なる時間内にウォーキング、ジョギング、及び短距離走に対するポイントを受信することができる。上述のように、活動ごとに獲得された値は、対応する活動度の関数であってもよい。
図8Bは、第1の時間枠に対する累積正規化運動指数を算出する例示的な実施形態のフローチャート811を示す。例えば、図8Bのフローチャート811の全て又は一部は、フローチャート800のブロック810(図8A)の一部として実施することができる。一実施形態では、調整された第1の値は、第1の値、修正スカラー、及び第1の値に割り当てられた正規化係数から導出することができる(例えば、ブロック812)。調整された第2の値は、少なくとも第2の値(例えば、ブロック814)及び第2の値に割り当てられた正規化係数から導出することができる。当業者は、それらが単なる例であることを理解するであろう。
特定の実施形態は、第1の値及び第2の値を表す運動動作における重複時間があるかを判定することができる(例えば、ブロック816)。例えば、上記で示唆したように、センサの一群は、続いてエネルギー消費情報を個々に集約することができる1つ又は2つ以上のデバイスであってもよい。例えば、ユーザは、2つ以上の異なるベンダーからのセンサを使用してもよく、第1のセットのセンサは、エネルギー消費情報を第1のデバイスと同期するように構成されてもよく、第2のセットのセンサは、エネルギー消費情報を第2のデバイスと同期するように構成することができる。そのような場合、エネルギー消費情報を、異なるデバイス上で別個に合計することができる。例えば、第1のデバイスは、第1のセットのセンサを使用して収集された5000単位の全エネルギー消費推定値を記憶してもよく、第2のデバイスは、同じ時間の間又は同じ時間の少なくとも一部の間に、第2のセットのセンサを使用して収集された6000単位の全エネルギー消費推定値を記憶することができる。先行技術の方法及びシステムとは異なり、特定の実施形態は、初期値又は最高値を単に使用しなくてもよい。重複があると判定された場合、1つ又は2つ以上のブロックを実施して、より正確なソースを決定又は選択し、対応する値を比例的に帰属させることができる(例えば、ブロック818)。例示的なシステムを利用して、図9のブロック920、図11のブロック1120、及び/又は本明細書における他の教示のうち1つ又は2つ以上のセットを利用することができる。
一実施形態では、算出は、ユーザの履歴データ、他のユーザの履歴データ、及び(互いに利用可能ではなくてもよい)他の知覚データを使用することができる。例えば、第2のソースは、第1のソースでは利用できない、あるいは第1のソースのデータにおいて考慮されないGPSデータを提供することができる。気象データは、気象が影響を受けたGPS受信を有していたかもしれないことの判定処理において確認又は強度を提供するなどのために、更に使用することができる。電池寿命はまた、(複数の)デバイスの正確性を変化させる場合があり、したがって、どの値がより正確である可能性があるかが考慮された属性であってもよい。しかしながら、先行技術の方法及びシステムとは異なり、任意の決定を、ソース及び/又は活動スカラーが適用された後に行ってもよい(例えば、ブロック806由来のスカラー)。処理は、正規化係数を対象としているソースに適用後に生じてもよい。したがって、特定の実施形態では、対象としている調整された値を、ブロック818の前に正規化かつスケール変更することができる。ブロック820の方法によって示したように、810の決定は、重複時間に対する比例データを使用して最終決定することができる。特定の実施形態では、最終算出、例えば、累積指標値は、累積指標を作り出すか、又は生成するために取得された値を変化させることができない。例えば、第1及び/又は第2のソースでのユーザのデータは、変化を受けずに原形のままである。しかしながら、累積データは、複数の異種のデータソースを追跡することができる。
図9は、1つ又は2つ以上のソースから受信されたデータからユーザのエネルギー消費を算出するための処理の一実施を概略的に示す。そのようにして、一例では、図9のフローチャート900は、異なる動作プロトコルを利用する1つ又は2つ以上のデバイスから受信したデータからユーザのエネルギー消費を算出するための処理を概略的に示す。一実施では、第1のデバイスは、第2の接続されたデバイスからセンサデータを受信することができる。そのようにして、当業者は、任意の通信プロトコルを利用する任意の接続ハードウェア、ファームウェア、及び/又はソフトウェアを利用して、第1のデバイスと第2のデバイスとの間で情報を通信することができることを理解するだろう。一例では、第1のデバイスは、前述したように、デバイス112、126、128、130、及び/又は400のうち1つ又は2つ以上と類似することができる。更に、第2の接続されたデバイスは、デバイス112、126、128、130、及び/又は400のうち1つ又は2つ以上を含んでもよく、その結果、第2の接続されたデバイスは、第1のデバイスに対して異なる動作プロトコルを利用することができる。異なる動作プロトコルの更なる詳細は、図6と関連して説明される。したがって、一例では、第1のデバイスは、フローチャート900のブロック902で第2の接続されたデバイスからデータを受信することができる。
一例では、1つ又は2つ以上の処理を実行して、受信センサデータが生センサデータを含むかを判定することができる。特に、生センサデータは、1つ又は2つ以上のセンサデバイス由来の未処理の、又は一部処理された、出力値を含んでもよい。一実施では、生センサデータは、とりわけ、加速度計、ジャイロスコープ、位置判定装置(例えば、GPS)、光センサ、(周囲温度及び/又は身体温度を含む)温度センサ、心拍数モニタ、画像取り込みセンサ、水分センサ、及び/又はこれらの組み合わせのうち1つ又は2つ以上に由来する1つ又は2つ以上のセンサによって生成された複数の値を含んでもよい。特に、生センサデータを利用して、1つ又は2つ以上の活動指標を算出することができ、その結果、1つ又は2つ以上の追加の処理を生データについて実行して、エネルギー消費、速度、距離、ペース、力、及び/又はその他が挙げられるがこれらに限定されない1つ又は2つ以上の活動指標に到達することができる。一例では、1つ又は2つ以上の処理を実行して、決定ブロック904で受信センサデータが生センサデータを含むかを判定することができる。
一例では、受信センサデータが生センサデータを含むと判定された場合、フローチャート900は、決定ブロック906に進み、1つ又は2つ以上の処理を実行して、接続されたデバイスが認識されるかを判定することができる。特に、前述したように、フローチャート900は、第2の接続されたデバイスから受信したデータを使用する第1のデバイスによって実行することができる。一実施では、第2の接続されたデバイスから受信されたデータは、第2の接続されたデバイスを特定する情報を含んでもよい。そのようにして、当業者は、この点に関して利用することができる様々な特定方法論を理解するであろう。例えば、データパケットヘッダは、第2の接続されたデバイスを特定する1つ又は2つ以上の固有の特定コードなどを含んでもよい。そのようにして、一例では、第2の接続されたデバイスからデータを受信すると、1つ又は2つ以上の処理を実行して、第2の接続されたデバイスが第1のデバイスに既知であるかを判定することができる。一例では、第2の接続されたデバイスが認識されるかを判定するために実行されたこれらの1つ又は2つ以上の処理は、第1のデバイスが以前に通信していたデバイスのデータベース全体を検索することができる。そのようにして、当業者は、認識されたデバイスに関する情報を記憶するために利用することができる様々なデータベース構成を理解するであろう。一例では、そのような認識されたデバイスなどのデータベースを記憶するためにサーバ111を利用することができる。
一実施では、決定ブロック904で、受信されたデータが生データを含むと判定されない場合、フローチャート900は、ブロック908に進む。したがって、一例では、1つ又は2つ以上の処理を実行して、受信されたデータから又はより多くの活動指標を特定することができる。このようにして、受信されたデータは、受信されたデータが、エネルギー消費、速度、距離、ペース、力、及び/又はその他が挙げられるがこれらに限定されない1つ又は2つ以上の活動指標を含むように、事前処理された情報を含無理なのか。
決定ブロック906に再度戻ると、一例では、接続されたデバイスが認識されない場合、フローチャート900は、ブロック910に進み、要求は、第1のデバイスから第2の接続されたデバイスにデバイス情報に関して送信することができる。そのようにして、一例では、デバイス情報に関するこの要求は、とりわけ、第2の接続されたデバイスの固有の識別子、及び/又は第2の接続されたデバイスのネットワークアドレスに関する要求を含んでもよい。しかしながら、接続されたデバイスが認識される場合、フローチャート900は、ブロック912に進んでもよく、1つ又は2つ以上の活動指標を、受信されたデータから算出することができる。そのようにして、1つ又は2つ以上の活動指標を、第2の接続されたデバイスに関連したデータベースに記憶された情報に基づいて算出することができる。例えば、第2の接続されたデバイスが加速度計を含むことが判定された場合、受信された生データは、加速度データとして特定することができ、生データを使用して、加速度計から受信されたデータに対して適切な1つ又は2つ以上の活動指標を算出することができる。そのようにして、デバイス情報のデータベースは、所与のモニタリングデバイス/センサデバイスの特異的な特性に基づいた1つ又は2つ以上の活動指標を算出するために使用されることとなる公式を含んでもよい。これらの特異的な特性は、所与のデバイスに関連付けられた1つ若しくは2つ以上の精度指標(accuracy metric)、又は所与のデバイスに関連付けられた動作プロトコル/製造者の1つ若しくは2つ以上の特性を含んでもよい。更に、当業者は、本明細書に記載される開示の範囲を逸脱することなく、様々な生データの種類から算出することができる様々な活動指標を理解するであろう。別の例では、複数の異なるソースからの生データは、所与の活動指標などを算出するために必要とされ得る。したがって、エネルギー消費、速度、距離、ペース、力、及び/又はその他が挙げられるがこれらに限定されないなどの活動指標は、フローチャート900のブロック912で算出することができる。
一例では、デバイス情報に関する要求に応答して、フローチャート900は、決定ブロック914に進んでもよい。そのようにして、一実施では、デバイス情報がブロック910で伝達されたその要求に応答して受信されない場合、フローチャート900は、ブロック916に進んでもよく、受信センサデータを廃棄することができる。しかしながら、デバイス情報がブロック910で行われた要求に応答して受信された場合、フローチャート900は、ブロック918に進んでもよく、決定ブロック906と関連して説明されたデバイスデータベースに要求されたデバイス情報を追加することができる。
一例では、フローチャート900は、1つ又は2つ以上の処理を実行して、所与のソース(すなわち、所与の第2の接続されたデバイス)由来の活動指標が前記特定の活動指標に最も利用可能なソースを表すかを判定することができる。例えば、ユーザは、別個のデータソース(すなわち、別個のセンサデバイス)由来の所与の活動指標を算出することができる1つ又は2つ以上の活動デバイスを利用していてもよい。そのようにして、一実施では、フローチャート900は、1つ又は2つ以上の処理を実行して、所与の活動指標の最も利用可能なソースを判定することができる。一実施では、1つ又は2つ以上の処理を実行して、受信された活動指標を所与のユーザ用に記憶された活動指標のデータベースと比較することができる。当業者は、本明細書に記載される開示の範囲を逸脱することなく、所与の活動期間中にユーザの活動指標を記憶するために利用することができる様々な異なるデータベース方法論を理解するであろう。そのようにして、決定ブロック920は、活動指標を受信してもよく、活動指標データベース内で同じ活動指標を検索することができる。活動指標がデータベース内にまだ記憶されていないと判定された場合、決定ブロック920は、ブロック922に進んでもよく、その指標をデータベースに追加することができる。同様に、活動指標がデータベース内に既に記憶されていたと判定されたが、データベース内に記憶されたその活動指標が信頼性がより低い/正確性がより低いソースからのデータを使用して算出された場合、フローチャート900は、ブロック922に進んでもよく、記憶された活動指標をより適したソースから新規に受信された活動指標と置換することができる。しかし、決定ブロック920で、活動指標が最も利用可能なソースと関連付けられていないと判定された場合、フローチャート900は、ブロック924に進んでもよく、受信されたデータを廃棄することができる。
活動指標の活動指標データベースへの追加に応答して、フローチャート900は、ブロック926に進んでもよく、データを活動グループに分類することができる。そのようにして、一例では、1つ又は2つ以上の記憶された活動指標に基づいて、ユーザによって実施されている活動は、ユーザによって潜在的に実施されている活動のグループにカテゴリ化することができる。そのようにして、この活動グループは、ユーザが参加していてもよい1つ又は2つ以上の活動を含む一般化された分類であってもよい。例えば、活動グループは、ユーザに対して検出された速度に基づいて分類された1つ又は2つ以上の活動を含んでもよい(例えば、高速活動指標は、サイクリング又は短距離走などを含む活動グループをもたらすことができる)。
一実施では、フローチャート900は、ブロック928に進み、1つ又は2つ以上の記憶された活動指標に基づいたユーザのエネルギー消費を、ユーザによって実施されている特定の活動を特定することなく算出することができる。特に、受信されたデータをブロック926で活動グループに分類すると、フローチャート900は、ブロック928に進んでもよく、1つ又は2つ以上の処理を実行して、記憶された活動指標のうち1つ又は2つ以上に基づいて、エネルギー消費を算出するために利用することができる1つ又は2つ以上の公式を検索することができる。別の実施では、ユーザのエネルギー消費を、更なる活動認識処理に従って算出することができる。特に、フローチャート900は、ブロック926からブロック930に進んでもよく、活動認識を改善させる(すなわち、ブロック926由来の分類された活動グループ内の活動の数を低減すると思われる指標データベースにまだ記憶されていない活動指標を特定することができる。1つの特異的な例では、ブロック930は、1つ又は2つ以上の処理を実行して、所与の活動期間に対してユーザの指標データベースに現在は記憶されていない1つ又は2つ以上の活動指標を更新するために使用することができる、ユーザに利用可能であると既知の活動認識機器/デバイス(例えば、ユーザによって所有された活動デバイス)を特定することができる。
一例では、フローチャート900は、活動認識を改善するために追加の活動認識機器を利用するようにユーザにメッセージを伝達することができる。そのようにして、このメッセージは、ブロック932でユーザに伝達することができる。一例では、メッセージは、ユーザに所有されていると事前に既知の活動認識機器を利用して、ユーザが現在参加している活動の認識を改善することができることをユーザに通知する。それに応じて、ユーザは、推奨された追加の活動認識デバイスのうち1つ又は2つ以上を起動することができる。そのようにして、追加の活動指標を受信することができる。したがって、追加の活動指標を受信した場合、フローチャート900は、決定ブロック934からブロック922に戻ってもよい。しかしながら、ブロック934での受信に関して追加の活動指標がない場合、フローチャート900は、ブロック928に進んでもよい。
1つ又は2つ以上の活動指標からユーザのエネルギー消費を算出するために、ユーザの1つ又は2つ以上の個人指標を、指標データベースから検索することができる。一例では、ユーザの1つ又は2つ以上の個人指標を記憶しているデータベースは、ユーザによって実施されている活動に基づいて算出された1つ又は2つ以上の個人指標を記憶している同じデータベースであってもよい。しかしながら、当業者は、個人指標の別個のデータベース及び活動指標が、本明細書に記載される開示の範囲を逸脱することなく利用することができることを理解するであろう。一例では、ユーザの1つ又は2つ以上の個人指標を、ブロック936で検索することができ、1つ又は2つ以上の個人指標は、性別、体重、身長、年齢、体脂肪率、及び/又は他の人口動態若しくは生理的なパラメータのうち1つ又は2つ以上を含んでもよい。
ユーザの正規化されたエネルギー消費を、1つ又は2つ以上の個人指標及び1つ又は2つ以上の活動デバイスによって出力されたデータから算出された1つ又は2つ以上の活動指標に基づいて算出することができる。そのようにして、当業者は、前述したように、活動指標と個人指標との組み合わせに基づいたエネルギー消費を算出するために利用することができる様々な公式を理解するであろう。更に、この正規化されたエネルギー消費の算出は、図7A及び図7Bとの関連で説明された正規化処理と類似することができる。
図10は、1つ又は2つ以上のソースから受信されたデータからユーザのエネルギー消費を算出するための処理の別の実施を概略的に示す。一例では、図10を利用して、ユーザによって提供された活動分類に基づくユーザのエネルギー消費を算出することができる。そのようにして、一例では、フローチャート1000は、ブロック1002でユーザから活動分類を受信することができ、その結果、受信された活動分類は、ユーザによって現在実施されている活動の特定を含む。
ブロック1002でユーザから受信された活動分類とは別個に、フローチャート1000は、ブロック1004で接続されたデバイスからデータを受信することができる。したがって、図9との関連で前述したように、前記接続されたデバイスを、本明細書に記載される開示の範囲を逸脱することなく、当該技術分野で既知の任意のネットワークトポロジ/方法論にわたって接続することができる。したがって、接続されたデバイスは、とりわけ、加速度計、ジャイロスコープ、位置判定装置(例えば、GPS)、光センサ、(周囲温度及び/又は身体温度を含む)温度センサ、心拍数モニタ、画像取り込みセンサ、水分センサ、及び/又はこれらの組み合わせを含む1つ又は2つ以上の活動センサを有する活動認識デバイスを含んでもよい。更に、接続されたデバイスから受信されたデータは、受信されたデータが更なる処理に好適であるかを判定するために1つ又は2つ以上の閾値と比較することができる。そのようにして、決定ブロック1006で、受信されたデータを、1つ又は2つ以上の閾値と比較することができる。受信されたデータが1つ又は2つ以上の閾値を超える場合、フローチャート1000は、決定ブロック1008に進んでもよい。しかしながら、受信されたデータが1つ又は2つ以上の検定された閾値を超えない場合、フローチャート1000は、ブロック1010に進んでもよく、受信されたデータを廃棄することができる。
一実施では、1つ又は2つ以上の処理を実行して、ブロック1004で受信されたデータが、そのデータをブロック1004で受信したデバイスと同じ動作プロトコルを利用するデバイスから受信されていたかを判定することができる。そのようにして、一例では、1つ又は2つ以上の処理は、決定ブロック1008で受信されたデータを出力したデバイスに関連付けられた動作プロトコルを決定することができる。これらの1つ又は2つ以上の処理は、一例では、受信されたデータに含まれるデバイス認識情報に基づいて、受信されたデータを出力したデバイスに関連付けられた動作プロトコルを特定することができる。一実施では、受信されたデータを生成したデバイスがデータを受信したデバイスと異なる動作プロトコルを利用することが見出された場合、フローチャート1000は、ブロック1012に進んでもよい。そのようにして、1つ又は2つ以上の処理を実行して、受信動作プロトコルとの互換性に関して受信されたデータを調整することができる。このようにして、1つ又は2つ以上の処理を実行して、受信デバイスに関連付けられた動作プロトコルとの互換性に関して受信されたデータのシンタックスをフォーマット又は拡張することができる。これらの1つ又は2つ以上の処理をブロック1012において実行することができ、図6と関連して検討された1つ又は2つ以上の調整処理と類似することができる。
一実施では、ブロック1004で受信されたデータは、1つ又は2つ以上の活動指標を含んでもよい。そのようにして、フローチャート1000のブロック1014で、1つ又は2つ以上の処理を実行して、受信された活動指標を特定し、前記活動指標を、図9と関連して検討された活動指標データベースに類似するデータベースに追加することができる。更に、1つ又は2つ以上の活動指標を含む受信された活動データに基づいて、1つ又は2つ以上の処理を実行して、受信されたデータを活動グループに分類することができる。この分類は、ブロック1016で実行してもよく、又は図9のブロック926で実行されたこれらの1つ又は2つ以上の処理と類似することができる。
一実施では、フローチャート1000は、1つ又は2つ以上の記憶された活動指標に基づいてユーザのエネルギー消費を算出することができる。そのようにして、1つ又は2つ以上の処理を実行して、利用可能な活動指標情報に基づくエネルギー消費を算出するために利用することができる1つ又は2つ以上の公式に加えて、1つ又は2つ以上の記憶された活動指標を検索することができる。そのようにして、記憶された活動指標に基づくユーザのエネルギー消費の算出は、ブロック1018で実行されてもよく、図9由来のブロック928と類似することができる。
ユーザの正規化されたエネルギー消費を算出するために、図7A及び図7Bとの関連で説明されたように、フローチャート1000は、指標データベースに記憶されたユーザの1つ又は2つ以上の個人指標を検索することができる。そのようにして、これらの個人指標として、ユーザの性別、体重、身長、年齢、体脂肪率、及び/又は他の人口動態若しくは生理的なパラメータが挙げられる。1つ又は2つ以上の個人指標のこの検索は、ブロック1020で実行されてもよく、図9由来のブロック936と類似することができる。したがって、処理1000は、ブロック1022で正規化されたエネルギー消費を算出することができる。一例では、ブロック1022での正規化されたエネルギー消費の算出は、図9のブロック938で実行されたそれらの処理と類似することができる。
図11は、受信されたセンサデータに基づくユーザのエネルギー消費値の算出、並びに算出されたエネルギー消費と関連付けられることとなる信頼値の算出のための処理の別の実施を概略的に示す。したがって、一実施では、フローチャート1100は、ブロック1102で接続されたデバイスからデータを受信することができ、図9由来のブロック902に類似することができる。それに応じて、フローチャート1100は、1つ又は2つ以上の処理を実行して、受信されたデータが生データを含むかを判定することができる。一実施では、これらの1つ又は2つ以上の処理を、決定ブロック1104で実行することができ、図9由来のブロック904と類似することができる。受信されたデータが生データを含むと判定された場合、フローチャート1100は、決定ブロック1106に進んでもよく、1つ又は2つ以上の処理を実行して、接続されたデバイスが受信デバイスによって認識されるかを判定することができる。接続されたデバイスが受信デバイスによって認識されるかを判定するために実行されたこれらの1つ又は2つ以上の処理は、図9の決定ブロック906で実行されたそれらの処理と類似することができる。
決定ブロック1104で実行されたそれらの処理に応答して、受信されたデータが生データを含むと判定された場合、1つ又は2つ以上の更なる処理を実行して、受信されたデータから1つ又は2つ以上の活動指標を特定することができる。これらの活動指標認識処理をブロック1108で実行し、これらの活動指標認識処理は、図9のブロック908で実行されたそれらの処理と類似することができる。
決定ブロック1106に再度戻ると、決定ブロック1106で実行されたそれらの処理が、接続されたデバイスが認識されないと判定した場合、フローチャート1100は、ブロック1110に進んでもよい。したがって、1つ又は2つ以上の処理を実行して、ブロック1110でデバイス情報に関して接続されたデバイスに要求を送信することができる。そのようにして、ブロック1110は、図9由来のブロック910と類似することができる。しかしながら、接続されたデバイスが決定ブロック1106で認識される場合、フローチャート1100はブロック1112に進んでもよく、受信されたデータから活動指標を算出することができる。このようにして、ブロック1112は、図9由来のブロック912と類似することができる。
ブロック1110で伝達されたデバイス情報に関する要求に応答して、デバイス情報が接続されたデバイスから受信された場合、フローチャート1110は、決定ブロック1114からブロック1118に進んでもよい。そのようにして、受信されたデバイス情報を、ブロック1118でデータベースに追加することができる。しかしながら、ブロック1110で伝達された要求に応答してデバイス情報が受信されない場合、受信されたセンサデータをブロック1116で廃棄することができる。このようにして、決定ブロック1114は、図9由来のブロック914に類似することができ、ブロック1116及び1180は、図9由来のブロック916及び918と類似することができる。
決定ブロック1120は、1つ又は2つ以上の処理を実行して、ブロック1102で接続されたデバイスから受信された1つ又は2つ以上の活動指標が前記活動指標の1つ又は2つ以上の最も利用可能なソースを表すかを判定することができる。このようにして、決定ブロック1120は、図9由来の決定ブロック920と類似することができる。次に、受信された活動指標がデータの最も利用可能なソースを表さないと判定された場合、フローチャート1100は、ブロック1124に進んでもよく、受信されたデータを廃棄することができる。反対に、決定ブロック1120で実行された1つ又は2つ以上の処理が、受信された活動指標がデータの最も利用可能なソースを表すと判定した場合、フローチャート1100は、ブロック1122に進んでもよく、データを指標データベースに追加することができる。このようにして、ブロック1122は、図9由来のブロック922と類似することができる。更に、受信されたデータを、活動グループに分類することができ、その結果、活動グループは、ブロック1102で受信されたデータに関連付けることができる1つ又は2つ以上の活動を表すことができる。データの活動グループへのこれらの分類は、ブロック1126で実行することができ、図9のブロック926で実行されたそれらの処理と類似することができる。
一実施では、信頼性重み付けは、指標データベースに記憶された活動指標に関連付けることができる。そのようにして、信頼性重み付けは、1つ又は2つ以上の活動指標と関連付けられた正確性を表す数値を含んでもよい。一例では、信頼性重み付けは、所与の活動指標を算出するために使用されるデータのソースに基づくことができる。例えば、特定の活動指標は、複数の異なるセンサ種類から受信されたセンサデータから算出することができ、その結果、第1のセンサ種類は、第2のセンサ種類よりもより正確なデータを出力することができる。次に、特定の活動指標は、第2のセンサ種類などから出力されたデータよりも第1のセンサ種類から出力されたデータから算出されたとき、より正確であってもよい。このようにして、信頼性重み付けは、1つ又は2つ以上のソースデバイスに基づく活動指標と関連付けることができ、データは、前記活動指標を算出するために、そのソースデバイスから受信された。
別の例では、信頼性重み付けは、ユーザによって実施されている特定の活動に基づいてもよい。例えば、活動指標は、ユーザに関連付けられたエネルギー消費値を含んでもよい。しかしながら、このエネルギー消費活動指標に関連付けられた信頼性重み付けは、ユーザによって実施されている特定の活動を考慮することができる。例えば、1つ又は2つ以上の活動認識処理が、ユーザがサイクリングをしていると判定する場合、第1の信頼性重み付けを、活動指標に関連付けることができる。しかしながら、1つ又は2つ以上の活動認識処理が、ユーザがランニングをしていると判定した場合、第2の信頼性重み付けを、活動指標に関連付けることができる。特に、第1の信頼性重み付けは、特定の活動認識デバイスに与えられた、サイクリングに関して算出されたエネルギー消費が、同じ活動認識デバイスに与えられた、ランニングに関して算出されたエネルギー消費より正確性が低い可能性があることを考慮することができる。一実施では、信頼性重み付けは、ブロック1128で指標データベースに記憶された活動指標に関連付けることができる。更に別の例では、信頼性重み付けは、算出された活動指標に関連付けられた1つ又は2つ以上の環境条件を考慮することができる。そのようにして、環境条件は、とりわけ、受信されたセンサデータに関連付けられた信号対雑音比を含んでもよい。
一例では、1つ又は2つ以上の処理を実行して、1つ又は2つ以上の記憶された活動指標からユーザのエネルギー消費を算出することができ、その結果、1つ又は2つ以上の記憶された活動指標、それらは、とりわけ、速度、ペース、ユーザが動いている傾斜面、心拍数、代謝当量値、カロリー消費値、酸素消費の体積、又は力の値のうち1つ又は2つ以上を含む。このようにして、認識された活動及び/又はユーザが参加していると判定された活動グループに特異的な1つ又は2つ以上の公式を使用してエネルギー消費値を算出することができる。そのようにして、一例では、1つ又は2つ以上の記憶された活動指標に基づくユーザのエネルギー消費の算出を、フローチャート1100のブロック1130で実行することができる。
一実施では、1つ又は2つ以上の処理を実行して、エネルギー消費の算出で利用された活動指標に関連付けられた1つ又は2つ以上の信頼性重み付けを検索することができる。このようにして、とりわけ、ブロック1102で受信されたデータのソース、ブロック1126で特定された活動/活動グループ、及び/又は1つ又は2つ以上の環境条件に基づく1つ又は2つ以上の信頼性重み付けを、ブロック1128との関連で説明されたそのデータベースなどのデータベースから検索することができる。一例では、1つ又は2つ以上の信頼性重み付けの検索を、ブロック1132で実行することができる。したがって、一例では、1つ又は2つ以上の処理を実行して、検索された信頼性重み付けに基づいて、ユーザの算出されたエネルギー消費に対する信頼値を、算出することができ、次に、その検索された信頼性重み付けは、エネルギー消費の算出で利用された活動指標と関連する。当業者は、本明細書に記載される開示の範囲を逸脱することなく、算出機エネルギー消費と関連付けられた信頼値を算出するために利用することができる様々な公式を理解するであろう。そのようにして、一例では、信頼値を算出するために実行された1つ又は2つ以上の処理は、ブロック1134と関連付けることができる。
図12は、ソーシャルフィードに活動情報を公開するための処理のフローチャート図である。特に、フローチャート1200は、接続されたデバイスからセンサデータを受信することができる。このようにして、フローチャート1200は、第1の動作プロトコルを利用する第1のデバイスによって実行されてもよく、その結果、第1のデバイスは、第2の動作プロトコルを利用する第2のデバイスと通信している。そのようにして、一例では、フローチャート1200のブロック1202で、接続されたデバイスからセンサデータを受信することができ、その結果、ブロック1202は、図11由来のブロック1102と類似することができる。
一実施では、1つ又は2つ以上の処理を実行して、接続されたデバイスから受信されたデータを変換することができる。そのようにして、これらの1つ又は2つ以上の処理は、1つ又は2つ以上の活動指標などを抽出するために受信されたデータを変換することができる。一例では、受信されたデータは、生データを含んでもよく、その生データから、1つ又は2つ以上の活動指標を算出することができる。別の例では、受信されたデータは、1つ又は2つ以上の活動指標として解釈することができる事前に処理された情報を含んでもよい。そのようにして、これらの活動指標として、とりわけ、速度、ペース、ユーザが動いている傾斜面、心拍数、代謝当量値、カロリー消費値、酸素消費の体積、又は力の値が挙げられる。一実施では、受信されたデータを、ブロック1204で変換することができる。
一例では、フローチャート1200は、受信されたセンサデータに関連付けられた1つ又は2つ以上の活動を特定することができる。そのようにして、一実施では、受信されたセンサデータに関連付けられた活動は、受信されたセンサデータについて実行された1つ又は2つ以上の活動認識処理に基づいて、又は受信されたセンサデータ内で伝達された活動の明確な特定(例えば、受信されたセンサデータ内で伝達された活動識別子)に基づいて特定することができる。そのようにして、当業者は、本明細書に記載される開示の範囲を逸脱することなく、この点に関して利用することができる様々な活動認識処理を理解するであろう。更に、一例では、受信されたセンサデータに関連付けられた1つ又は2つ以上の活動の特定を、フローチャート1200のブロック1206で実行することができる。
一例では、フローチャート1200は、受信センサデータ及び1つ又は2つ以上の特定された活動に基づいて、データベースから1つ又は2つ以上の社会的つながりを特定することができる。そのようにして、1つ又は2つ以上の社会的つながりを、1つ又は2つ以上のソーシャルネットワークに関連付けることができる。特に、1つ又は2つ以上のソーシャルネットワークは、共通の関心(例えば、運動活動の関心など)を有する個人のグループを含んでもよい。更に、そこから1つ又は2つ以上の社会的つながりが特定することができるデータベースは、デバイス112、126、128、130、及び/又は400のうち1つ又は2つ以上などにローカルに記憶することができるか、又はサーバ111などのリモートサーバに記憶されたリモートデータベースであってもよい。このようにして、1つ又は2つ以上の処理を実行して、ユーザによって実施されている1つ又は2つ以上の特定の活動に基づく1つ又は2つ以上の社会的つながりを特定することができる。したがって、これらの1つ又は2つ以上の特定処理は、フローチャート1200のブロック1208で実行することができる。
一例では、あるいはフィードと称されるデータフィード、電子掲示板、又は通信チャンネルは、ユーザによって実施されている活動と関連する情報を伝達するためにユーザによって利用することができる。そのようにして、一実施では、データフィードは、ユーザに関連付けられた1つ又は2つ以上の社会的つながりに運動パフォーマンス情報を伝達することができる。このようにして、ユーザは、ユーザによって実施されている活動に関連したリアルタイム情報を伝達することができ、その結果、前記1つ又は2つ以上の社会的つながりは、ユーザ自身の運動パフォーマンスをユーザに関連付けられたリアルタイムパフォーマンスと比較することができる。一例では、1つ又は2つ以上の処理は、ブロック1206に関連付けられた検出された活動及びブロック1208で特定された社会的つながりに基づいて、ユーザに関連付けられたソーシャルフィードに運動パフォーマンス情報を公開することができる。一例では、この公開は、ブロック1210で実行することができる。
図13は、2つの異なる処理から導出された2つの異なるソースからの2つの異なる指標を利用する例示的な実施を示すフローチャート1300である。例えば、例示的な決定1302では、第1の指標(例えば、ペース及び/又はエネルギー消費指標)が(図8Aのブロック802の第1のソースなどの)第1のソースから得られ、かつ指標(例えば、エネルギー消費及び/又はペース指標)が(図8Bのブロック804の第2のソースなどの)第2のソースから得られたかを判定することができる。一実施形態では、ペースは、第1のソース及び第2のソースから提供することができる。一実施形態では、複数のソースからのエネルギー消費指標は、(ペースの算出から分離することができる)同じ又は類似の処理から提供することができる。第1のソースは、第1の時間枠の少なくとも一部の間にアスリートの位置データを受信することと、その位置データに基づいて、第1の時間枠の関連部分の間にアスリートのペースを決定することとを含む、第1の処理を利用することができる。第2のソースは、第1の時間枠の少なくとも一部の間にアスリートによって進められた歩数を決定することと、決定された少なくとも歩数に基づいて、第1の時間枠の関連部分の間にアスリートのペースを決定することとを含む、第2の処理を利用することができる。
互いに独立し、それぞれ他のデータへアクセスしない第1及び第2のソースであるにもかかわらず、特定の実施形態は、いずれかのソースのデータ及び/又は追加のデータを利用することができる。例えば、一実施形態では、ペース指標は、いずれかのソースから独立したデータベース上に記憶された人口学的情報と組み合わせて、修正エネルギー消費指標を生成することができ(例えば、ブロック1304、但し、決定1302が否定である場合、ブロック1306を実施して、エネルギー消費指標を算出に利用することができる。一実施形態では、第1及び第2のソースの両方から受信されたペース指標を、第1及び第2のソースから独立している中央データベースに位置する人口学的情報と組み合わせて、修正エネルギー消費指標を生成することができる。
特定の実施形態では、ペース指標の人口学的情報との組み合わせは、第1のソース及び第1のデバイスのうち少なくとも1つの特定に基づく第1の処理から算出された値から第1の処理値を修正する一部である。
ブロック1308を実施して、(例えば、ブロック1304で決定された)修正エネルギー消費指標又は受信されたエネルギー消費がより信頼できるか、又は正確であるかを判定することができる。そうである場合、第1及び第2のソースからのデータの少なくとも一部に対して、修正エネルギー消費指標を算出に使用することができるブロック1310を実施することができる。そうでない場合、ブロック1306を実施して、第1又は第2のソースからのデータの少なくとも一部に対するエネルギー消費指標を続く算出に使用することができる。
結論
実施形態の態様は、その例示的な実施形態の用語で説明されてきた。添付の特許請求の範囲及び趣旨の範囲内の数多くの他の実施形態、修正例及び変形例が、本開示を検討して、当業者に想起されるだろう。例えば、当業者は、例示的な図示された工程を列挙された順序以外で実行することができること、及び図示された1つ又は2つ以上の工程は、実施形態の態様に従って任意であってもよいことを理解するであろう。
上記態様のうち任意において、様々な特徴をハードウェアに実装することができ、又は1つ又は2つ以上のプロセッサ上で動作するソフトウェアモジュールとして実装することができる。一態様の特徴は、他の態様のうち任意に適用することができる。
本明細書に記載される方法のうち任意を遂行するためのコンピュータプログラム又はコンピュータプログラム製品、及び本明細書に記載される方法のうち任意を遂行するためのプログラムを記憶しているコンピュータ可読媒体もまた提供することができる。コンピュータプログラムは、コンピュータ可読媒体上に記憶することができる、又は、例えば、インターネットウェブサイトから提供されたダウンロード可能なデータ信号などの信号の形式であってもよく、又は任意の他の形式であってもよい。
誤解を避けるために、本出願は、以下に番号付けしたパラグラフで説明される要旨にまで及ぶ。
パラグラフ1
プロセッサによって実行される際、少なくとも
接続されたデバイスからデータを受信することであって、該接続されたデバイスは、第1のオペレーティングシステムを利用し、該プロセッサは、第2のオペレーティングシステムを利用することと、
該受信されたデータに関連付けられた活動指標を特定することと、
該受信されたデータを指標データベースに追加することと、
該受信されたデータを活動グループに分類することと、
1つ又は2つ以上の記憶された活動指標を利用して、ユーザのエネルギー消費を算出することと、
を実施するように構成された、コンピュータ実行可能命令を含む、非一時的なコンピュータ可読媒体。
パラグラフ2
前記コンピュータ実行可能命令は、前記プロセッサによって実行される際、前記受信されたデータを前記指標データベースに追加する前に、
前記受信されたデータを前記指標データベースと比較することによって、前記受信されたデータが前記活動指標のデータの最も利用可能なソースであるかを判定することと、
前記受信されたデータが前記活動指標のデータの最も利用可能なソースでない場合、前記受信されたデータを廃棄することと、
を実施するように更に構成されている、パラグラフ1に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
パラグラフ3
前記受信されたデータは、生センサデータである、パラグラフ1又は2に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
パラグラフ4
前記活動指標は、前記プロセッサによって前記生センサデータから算出される、パラグラフ3に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
パラグラフ5
前記受信されたデータは、前記接続されたデバイスによって事前に算出された前記活動指標を含む、パラグラフ1又は2に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
パラグラフ6
前記活動グループは、前記指標データベースに記憶された1つ又は2つ以上の活動指標に基づいて認識することができる1つ又は2つ以上の活動を含む、パラグラフ1〜5のいずれか1つに記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
パラグラフ7
前記コンピュータ実行可能命令は、前記プロセッサによって実行される際、
前記活動グループにおける活動の数を低減することによって活動認識を向上させるために、前記指標データベースに記憶されていない、追加の活動指標を特定することを実施するように更に構成されている、パラグラフ6に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
パラグラフ8
前記ユーザの前記エネルギー消費を算出するために、前記プロセッサは、前記ユーザの年齢、体重、身長、及び性別を含む前記指標データベースに記憶された個人活動指標を利用する、パラグラフ1〜7のいずれか1つに記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
パラグラフ9
前記個人活動指標は、前記ユーザの安静時心拍数を含む、パラグラフ8に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
パラグラフ10
前記ユーザの前記エネルギー消費を算出するために、前記プロセッサは、前記ユーザによって活動が実施されている時間、並びに、速度、較差、力、心拍数、酸素消費の体積、代謝当量、及びカロリー量から選択される少なくとも1つのパフォーマンス活動指標を含むパフォーマンス活動指標を更に利用する、パラグラフ8又は9に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
パラグラフ11
前記コンピュータ実行可能命令は、前記プロセッサによって実行される際、前記個人活動指標に基づく前記ユーザの前記エネルギー消費値の正規化を実施するように更に構成されている、パラグラフ8〜10のいずれか1つに記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
パラグラフ12
装置であって、
プロセッサと、
ユーザからの活動分類入力及び接続されたデバイスからのセンサデータを受信するように構成された入力インターフェースであって、該接続されたデバイスは、第1の動作プロトコルを利用し、該入力インターフェースは、第2の動作プロトコルを利用する、入力インターフェースと、
コンピュータ可読命令を記憶するメモリであって、該命令は、該プロセッサによって実行される際、該装置に、
該ユーザからの該活動分類入力に基づいて、該ユーザによって実施されている活動を特定することと、
該受信されたセンサデータに関連付けられた活動指標を特定することと、
該受信されたデータを指標データベースに追加することと、
該指標データベースに記憶された1つ又は2つ以上の活動指標を利用して、該ユーザのエネルギー消費を算出することと、
を行わせる、コンピュータ可読命令を記憶するメモリと、
を備える、装置。
パラグラフ13
前記コンピュータ可読命令は、前記プロセッサによって実行される際、前記受信されたセンサデータを前記指標データベースに追加する前に、前記装置に、
前記受信されたデータを前記指標データベースと比較することによって、前記受信されたセンサデータが前記特定された活動指標のデータの最も利用可能なソースであるかを判定することと、
前記受信されたセンサデータが前記特定された活動指標のデータの最も利用可能なソースではない場合、前記受信されたデータを廃棄することと、
を更に行わせる、パラグラフ12に記載の装置。
パラグラフ14
前記コンピュータ可読命令は、前記プロセッサによって実行される際、前記装置に、前記受信されたデータを閾値と比較することによって、前記受信されたデータが前記特定された活動指標のデータの最も利用可能なソースであるかの判定を更に行わせる、パラグラフ12又は13に記載の装置。
パラグラフ15
前記コンピュータ可読命令は、前記プロセッサによって実行される際、前記装置に、前記第2の動作プロトコルとの互換性に関して前記受信されたデータを調整することを更に行わせる、パラグラフ12〜14のいずれか1つに記載の装置。
パラグラフ16
前記接続されたデバイスは、GPS、加速度計、心拍数センサ、及びジャイロスコープからなる群より選択されるセンサを含む、パラグラフ12〜15のいずれか1つに記載の装置。
パラグラフ17
前記ユーザの前記エネルギー消費を算出するために、前記プロセッサは、前記ユーザの年齢、体重、身長、及び性別を含む前記指標データベースに記憶された個人活動指標を利用する、パラグラフ12〜16のいずれか1つに記載の装置。
パラグラフ18
前記個人活動指標は、前記ユーザの安静時心拍数を含む、パラグラフ17に記載の装置。
パラグラフ19
前記ユーザの前記エネルギー消費を算出するために、前記プロセッサは、前記ユーザによって活動が実施されている時間、並びに、速度、較差、力、心拍数、酸素消費の体積、代謝当量、及びカロリー量から選択される少なくとも1つのパフォーマンス活動指標を含むパフォーマンス活動指標を更に利用する、パラグラフ17又は18に記載の装置。
パラグラフ20
ユーザのエネルギー消費を算出するための方法であって、
第1の接続されたデバイス及び第2の接続されたデバイスからデータを受信することと、
該第1の接続されたデバイスから受信された第1のデータを該第2の接続されたデバイスから受信された第2のデータと比較することと、
該第1のデータ及び該第2のデータが共通活動指標を含むかを判定することと、
該第1のデータ及び該第2のデータが共通活動指標を含む場合には、
該第1のデータ及び該第2のデータから、該共通活動指標のデータの最も利用可能なソースを決定することと、
該共通活動指標の該データの最も利用可能なソースを指標データベースに追加することと、
該第1のデータ及び該第2のデータが共通活動指標を含まない場合には、
該第1のデータに関連付けられた第1の活動指標及び該第2のデータに関連付けられた第2の活動指標を該指標データベースに追加することと、
該受信されたデータを活動グループに分類することと、
1つ又は2つ以上の記憶された活動指標を利用して、ユーザのエネルギー消費を算出することと、
を含む、方法。
パラグラフ21
前記活動グループにおける活動の数を低減することによって活動認識を向上させるために、前記指標データベースに記憶されていない追加の活動指標を特定することを更に含む、パラグラフ20に記載の方法。
パラグラフ22
前記追加の活動指標に関する要求を前記第1及び第2の接続されたデバイスに伝達することを更に含む、パラグラフ21に記載の方法。
パラグラフ23
少なくとも第1及び第2の時間を含む第1の時間枠の間のアスリートの運動動作に基づく最終累積運動指標を算出するコンピュータ実施方法であって、
第1のソースから、第1のデバイス上で行われた第1の処理に由来する第1の運動指標を表す第1の値を受信することと、
該第1のソースから独立した第2のソースから、第2のデバイス上で行われた第2の処理に由来する該第1の運動指標を表す第2の値を受信することと、
該第1のソース及び該第1のデバイスのうち少なくとも1つの特定に基づいて、修正スカラーを該第1の値に関連させることと、
該第1のソース及び該第2のソースから受信されたデータを正規化するように構成された正規化係数を割り当てることと、
調整された第1の値及び調整された第2の値を使用して該第1の時間枠に対する最終累積正規化運動指標を算出することであって、該調整された第1の値は、該第1の値、該修正スカラー、及び該割り当てられた正規化係数から導出され、調整された第2の値は、少なくとも該第2の値及び該割り当てられた正規化係数から導出されることと、
を含む、コンピュータ実施方法。
パラグラフ24
前記正規化係数及び前記修正スカラーはそれぞれ、前記第1の値に適用される、パラグラフ23に記載の方法。
パラグラフ25
前記割り当てられた正規化係数又は前記修正スカラーのうち一方は、前記第1の値に直接適用されて、暫定的な第1の値を提供し、前記正規化係数及び前記修正スカラーのうち他方は、該暫定的な第1の値に適用される、パラグラフ24に記載の方法。
パラグラフ26
前記第1の値が前記第1の時間枠内の第1の時間の間の運動動作を表し、前記第2の値が前記第1の時間枠内の第2の時間の間の運動動作を表すことを判定することを更に含み、
前記最終累積正規化運動指標の算出は、前記調整された第1の値及び前記調整された第2の値を合計して、前記最終累積正規化運動指標を生成することを含む、パラグラフ23〜25のいずれか1つに記載の方法。
パラグラフ27
前記正規化係数は、前記アスリートによって実施されている前記活動に基づく前記第1の値に割り当てられる、パラグラフ23〜26のいずれか1つに記載の方法。
パラグラフ28
前記第1の値が前記第1の時間枠内の第1の時間の間の運動動作を表し、前記第2の値が前記第1の時間枠内の第2の時間の間の運動動作を表すことを判定することであって、該第1の時間及び該第2の時間の少なくとも一部は重複することを更に含み、
前記最終正規化累積運動指標を算出することは、
前記第1のソースが前記運動動作をより良好に表していることを判定することと、
それに応じて、前記第1の値を該重複に比例的に帰属させることと、
を含む、パラグラフ23〜27のいずれか1つに記載の方法。
パラグラフ29
前記第1の運動指標は、エネルギー消費指標を含む、パラグラフ23〜28のいずれか1つに記載の方法。
パラグラフ30
前記運動指標は、ペース指標を含む、パラグラフ23〜29のいずれか1つに記載の方法。
パラグラフ31
前記第1の処理は、
前記第1の時間枠の少なくとも一部の間の前記アスリートの位置データを受信することと、
該位置データに基づいて、前記第1の時間枠の関連部分の間の前記アスリートのペースを決定することと、
を含み、
前記第2の処理は、
前記第1の時間枠の少なくとも一部の間の前記アスリートによって進められた歩数を決定することと、
少なくとも決定された該歩数に基づいて、前記第1の時間枠の関連部分の間の前記アスリートのペースを決定することと、
を含む、パラグラフ30に記載の方法。
パラグラフ32
前記第1及び第2のソースの両方から受信された前記ペース指標を、前記第1及び第2のソースから独立している中央データベースに位置する人口学的情報と組み合わせて、エネルギー消費指標を生成することを更に含む、パラグラフ30又は31に記載の方法。
パラグラフ33
前記ペース指標の前記人口学的情報との前記組み合わせは、前記第1のソース及び前記第1のデバイスのうち少なくとも一方の特定に基づく前記第1の処理から算出された前記値からの前記第1の処理値の変形例の一部である、パラグラフ32に記載の方法。
パラグラフ34
運動指標は、エネルギー消費指標及びペース指標の両方を含み、
前記方法は、
前記第1及び第2のソースの両方から受信された前記ペース指標を、前記第1及び第2のソースから独立している中央データベースに記憶された人口学的情報と組み合わせて、修正エネルギー消費指標を生成することと、
該エネルギー消費指標を使用するか又は該修正エネルギー消費を使用するかを決定することと、
を更に含む、パラグラフ33に記載の方法。
パラグラフ35
前記第1の時間枠の第1の時間及び第2の時間は重複する、パラグラフ33又は34に記載の方法。

Claims (20)

  1. 運動システムであって、
    プロセッサと、
    ディスプレイと、
    コンピュータ実行可能命令を含む非一時的なコンピュータ可読媒体であって、該命令は、該プロセッサによって実行される際、該プロセッサに、少なくとも
    接続されたデバイスから運動データを受信することであって、該接続されたデバイスは、第1のオペレーティングシステムを利用し、該プロセッサは、第2のオペレーティングシステムを利用することと、
    該受信されたデータに関連付けられた活動指標を特定することと、
    該受信されたデータを指標データベースと比較することによって、該受信されたデータが該活動指標のデータの最も利用可能なソースであるかを判定することと、
    該受信されたデータが該活動指標のデータの最も利用可能なソースでない場合には、該受信されたデータを廃棄することと、
    該受信されたデータが該活動指標のデータの最も利用可能なソースである場合には、該受信されたデータを該指標データベースに記憶することと、
    該受信されたデータを運動活動グループに分類することと、
    該分類された活動グループに基づいて、1つ又は2つ以上の記憶された活動指標を1つ又は2つ以上のそれぞれの信頼性重み付けと関連付けることと、
    ユーザのエネルギー消費値を該1つ又は2つ以上の記憶された活動指標から算出することと、
    該ユーザの該算出されたエネルギー値を該ディスプレイ上に表示することと、
    を行わせるように構成されている、非一時的なコンピュータ可読媒体と、
    を備える、
    運動システム。
  2. 前記コンピュータ可読媒体は、ユーザからの活動分類入力及び前記接続されたデバイスからのセンサデータを受信するように構成された入力インターフェースを更に備える、
    請求項1に記載の運動システム。
  3. 前記受信されたデータは、生センサデータであり、前記活動指標は、前記プロセッサによって該生センサデータから算出される、
    請求項1に記載の運動システム。
  4. 前記受信されたデータは、前記接続されたデバイスによって事前に算出された前記活動指標を含む、
    請求項1に記載の運動システム。
  5. 前記活動グループは、前記指標データベースに記憶された1つ又は2つ以上の活動指標に基づいて認識することができる1つ又は2つ以上の活動を含む、
    請求項1に記載の運動システム。
  6. 前記コンピュータ可読媒体は、前記プロセッサによって実行される際、前記プロセッサに、前記活動グループにおける活動の数を低減することによって活動認識を向上させるために、前記指標データベースに記憶されていない、追加の活動指標を特定することを実施させるように更に構成されている、コンピュータ実行可能命令を更に含む、
    請求項5に記載の運動システム。
  7. 前記ユーザの前記エネルギー消費を算出するために、前記プロセッサは、前記ユーザの年齢、体重、身長、及び性別のうち少なくとも2つを含む前記指標データベースに記憶された個人活動指標を利用する、
    請求項1に記載の運動システム。
  8. 前記ユーザの前記エネルギー消費を算出するために、前記プロセッサは、前記ユーザの安静時心拍数を少なくとも含む前記指標データベースに記憶された個人活動指標を利用する、
    請求項1に記載の運動システム。
  9. 前記ユーザの前記エネルギー消費を算出するために、前記プロセッサは、前記ユーザによって活動が実施されている時間、並びに、速度、較差、力、心拍数、酸素消費の体積、代謝当量、及びカロリー量から選択される少なくとも1つのパフォーマンス活動指標を含むパフォーマンス活動指標を更に利用する、
    請求項8に記載の運動システム。
  10. 前記コンピュータ可読媒体は、前記プロセッサによって実行される際、前記プロセッサに、少なくとも前記個人活動指標に基づく前記ユーザの前記エネルギー消費値の正規化を実施させるコンピュータ実行可能命令を更に含む、
    請求項8に記載の運動システム。
  11. 少なくとも第1及び第2の時間を含む第1の時間枠の間のアスリートの運動動作に基づく最終累積運動指標を算出するコンピュータ実施方法であって、
    第1のソースから、第1のデバイス上で行われた第1の処理に由来する第1の運動指標を表す第1の値を受信することと、
    該第1のソースから独立した第2のソースから、第2のデバイス上で行われた第2の処理に由来する該第1の運動指標を表す第2の値を受信することと、
    該第1のソース及び該第1のデバイスのうち少なくとも一方の特定に基づいて、修正スカラーを該第1の値に関連させることと、
    該第1のソース及び該第2のソースから受信されたデータを正規化するように構成された正規化係数を割り当てることと、
    調整された第1の値及び調整された第2の値を使用して、該第1の時間枠に対する最終累積正規化運動指標を算出することであって、該調整された第1の値は、該第1の値、該修正スカラー、及び該割り当てられた正規化係数から導出され、該調整された第2の値は、少なくとも該第2の値及び該割り当てられた正規化係数から導出されることと、
    該最終累積正規化運動指標をアスリートによる使用のために出力することと、
    を含む、
    コンピュータ実施方法。
  12. 前記正規化係数及び前記修正スカラーは、前記第1の値にそれぞれ適用される、
    請求項11に記載の方法。
  13. 前記割り当てられた正規化係数又は前記修正スカラーのうちいずれか一方は、前記第1の値に直接適用されて、暫定的な第1の値を提供し、前記正規化係数及び前記修正スカラーのうち他方は、該暫定的な第1の値に適用される、
    請求項12に記載の方法。
  14. 前記第1の値が前記第1の時間枠内の第1の時間の間の運動動作を表し、前記第2の値が前記第1の時間枠内の第2の時間の間の運動動作を表すことを判定することを更に含み、
    前記最終累積正規化運動指標の算出は、前記調整された第1の値及び前記調整された第2の値を合計して、前記最終累積正規化運動指標を生成することを含む、
    請求項12に記載の方法。
  15. 前記正規化係数は、前記アスリートによって実施されている前記活動に基づく前記第1の値に割り当てられる、
    請求項12に記載の方法。
  16. 前記第1の値が前記第1の時間枠内の第1の時間の間の運動動作を表し、前記第2の値が前記第1の時間枠内の第2の時間の間の運動動作を表すことを判定することであって、該第1の時間及び該第2の時間の少なくとも一部は重複していることを更に含み、
    前記最終正規化累積運動指標を算出することは、
    前記第1のソースが前記運動動作をより良好に表していることを判定することと、
    それに応じて、前記第1の値を該重複に比例的に帰属させることと、
    を含む、
    請求項12に記載の方法。
  17. 前記第1の運動指標は、エネルギー消費指標を含む、
    請求項12に記載の方法。
  18. 前記運動指標は、ペース指標を含む、
    請求項12に記載の方法。
  19. 前記第1の処理は、
    前記第1の時間枠の少なくとも一部の間の前記アスリートの位置データを受信することと、
    該位置データに基づいて、前記第1の時間枠の関連部分の間の前記アスリートのペースを決定することと、
    を含み、
    前記第2の処理は、
    前記第1の時間枠の少なくとも一部の間の前記アスリートによって進められた歩数を決定することと、
    少なくとも決定された該歩数に基づいて、前記第1の時間枠の関連部分の間の前記アスリートのペースを決定することと、
    を含む、
    請求項18に記載の方法。
  20. 前記第1及び第2のソースの両方から受信された前記ペース指標を、前記第1及び第2のソースから独立している中央データベースに位置する人口学的情報と組み合わせて、エネルギー消費指標を生成することを更に含む、
    請求項19に記載の方法。
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