JP2018500105A - 固定要素を含む対流システム - Google Patents
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Abstract
本開示の少なくともいくつかの態様は、膨張可能な管状対流装置と、固定要素とを含む、管状対流システムを特徴とする。膨張可能な管状対流装置は管状構造を含む。いくつかの場合では、固定要素は、第1のリングであって、管状対流装置の第1の部分を固定するように構成された第1のリングを含む。いくつかの場合では、固定要素は、平坦要素と、可撓性要素とを含み、可撓性要素は、可撓性要素の第1の端部に近接する平坦要素に取り付けられており、管状対流装置の第1の部分を固定するように構成される。
Description
本開示は、加温又は冷却のための対流システムで使用される対流装置及び構成要素に関する。
本開示の少なくともいくつかの態様は、可撓性材料を含み少なくとも一部が空気透過性である管状構造を含む、膨張可能な管状対流装置と、管状対流装置の第1の部分を固定するように構成された第1のリングを含む固定要素とを備える、管状対流システムを特徴とする。
本開示の少なくともいくつかの態様は、可撓性材料を含み少なくとも一部が空気透過性である管状構造を含む、膨張可能な管状対流装置と、平坦要素及び可撓性要素を含む固定要素であって、可撓性要素が、可撓性要素の第1の端部に近接する平坦要素に取り付けられており、可撓性要素が、管状対流装置の第1の部分を固定するように構成される、固定要素とを備える、管状対流システムを特徴とする。
添付の図面は、本明細書に組み込まれて本明細書の一部をなすものであって、説明文と併せて本発明の利点及び原理を説明するものである。図中、
これらの図面中、同様の参照番号は、同様の要素を示す。上記で特記した図面は、一定の縮尺で描かれていない場合があるが、本開示の様々な実施形態を示すものであり、「発明を実施するための形態」に記載されるように、他の実施形態も企図される。すべての場合において、本開示は、本明細書で開示される開示内容を、明示的な限定によってではなく、例示的実施形態を表すことによって説明する。本開示の範囲及び趣旨に含まれる他の多くの変更及び実施形態を、当業者によって考案することが可能であることを理解されたい。
別段の記載のない限り、本明細書及び特許請求の範囲で使用される特徴部のサイズ、量、及び物理的特性を表す数字はすべて、いずれの場合においても「約」なる語によって修飾されているものとして理解されるべきである。したがって、そうでない旨が示されない限り、前述の明細書及び添付の特許請求の範囲において示される数値パラメータは、本明細書で開示される教示を利用して当業者が得ようとする所望の特性に応じて変わり得る近似的な値である。端点による数値範囲の使用は、その範囲内のすべての数字(例えば、1〜5は、1、1.5、2、2.75、3、3.80、4、及び5を含む)、及びその範囲内の任意の範囲を含む。
本明細書及び添付の特許請求の範囲において使用するところの、単数形「a」、「an」、及び「the」は、その内容によって別段の明確な指示がない限り、複数の指示対象を有する実施形態を包含する。本明細書及び添付の特許請求の範囲において使用するところの、用語「又は」は、一般に、その内容によって別段の明確な指示がない限り、「及び/又は」を含む意味で使用される。
対流装置は、一般に、気体状の物質を分配する装置を示す。例えば、対流装置は、加圧加温空気の流れを受け入れ、加圧空気に反応して膨張し、加温空気を空気構造内に分配し、加温空気を身体の上に放ち、快適性を増す、震えを低減させる、及び低体温症を治療する又は防ぐなどの目的を達成することができる。いくつかの実施形態では、対流装置は、吹込フィルム(blown film)で作られた管状対流装置である。そのような実施形態では、対流装置は、封止部を使用せずに空気構造を形成する。いくつかの場合では、対流装置は、空気構造を形成する均質材料を含む。いくつかの場合では、対流装置の少なくとも一部は、加圧流体の通過を可能にする様々な形状のアパーチャを有する。いくつかの実施形態では、滴形穿孔の付いた又は付いていない多数の管状対流装置が、ロール状に形成される。
いくつかの実施形態では、対流装置は、1つ以上のシートをそれぞれが含む2つの層であって、そのうちの少なくとも1つが空気分配を可能にする空気透過性である、2つの層によって形成される空気構造を有する。本明細書で使用するところの、「膨張可能」とは、空気又は他の気体が大気圧より大きい圧力で構造の内部に供給されるとき、体積が増大する構造を指す。一般的に、これらの構造は、100mmHg未満の圧力、好ましくは50mmHg未満の圧力、より好ましくは25mmHg未満の圧力など、比較的低い圧力で膨張する。いくつかの場合では、膨張可能なセクションの体積は、100%を超えて増大することができる。一般的に、空気構造は、2つの部分が曲げられるとき、曲がった領域に近接してよじられる、又は締め付けられる。いくつかの場合では、対流装置は、空気構造に、曲がった領域における膨張媒体の圧力低下を減少させるように膨張媒体を方向付けるようになっている空気ガイド装置を更に含む。本明細書で使用されるところの、「内」は、構造の縁を含む、概ね構造内における空間的な関係を述べるのに使用される。例えば、対流装置は、膨張されたときに空気ガイド装置に近接して1つ以上の折り目を形成する助けとなる空気ガイド装置を含むことができる。
本開示の少なくともいくつかの実施形態は、対流装置と、対流装置の配置を容易にする及び/又は対流装置の取り扱いを容易にするのに使用可能な固定要素とを含む、対流システムを対象とする。例えば、固定要素は、2つのリング要素を有し、管状対流装置の2つの部分を隣り合うように保持しブランケットを形成するのに使用することができる。他の例としては、固定要素は取付装置を有し、対流装置を手術(OR)用ベッド、病院用ベッド、又はアームレストなどの定着物に取り付けるのに使用することができる。
本開示の少なくともいくつかの実施形態は、対流装置と、1つのホース端部を対流装置の2つ以上の開口部に連結するホースマニホールドとを含む、対流システムを対象とする。いくつかの場合では、ホースマニホールドは、管状対流装置の2つの端部を連結するのに使用することができ、それによって形状の操作がしやすくなる。いくつかの場合では、ホースマニホールドは、膨張媒体の均一な分配を可能にするように加圧膨張媒体の2つ以上のインプットをもたらす。加温空気の分配のいくつかの場合では、ホースマニホールドと連結する2つの開口部を含む対流装置は、概ね均一な熱分布を有することができる。
本開示の少なくともいくつかの実施形態は、気密連結を向上させ滑りを防ぐように、対流装置及びホースとともに使用されるように設計されたホースクランプを対象とする。いくつかの実施形態では、ホースクランプは、ホースの直径と適合する包囲要素と、使用者の操作を容易にする掴み構成要素とを含む。いくつかの場合では、ホースクランプは、ホースクランプの把持力を向上させるように包囲要素の内面上に配置される係合構成要素を含む。係合構成要素は、例えば、複数の係合要素、バンプ又は隆起部などを含むことができる。いくつかの実装形態では、係合要素は、包囲要素の内面に、あるパターンで配置される。いくつかの場合では、係合要素のうちの少なくともいくつかは、包囲要素の一方端又は両端に近接配置される。
本開示の少なくともいくつかの実施形態は、対流装置の滑りを防止し、並びに/又は対流装置及び膨張媒体源に連結するホースへの挿入を容易にするように、対流装置とともに使用されるように設計されたノズル構造を対象とする。いくつかの場合では、ノズルは、過度の挿入を防ぐように構成される妨害装置を含む。いくつかの場合では、ノズルは、対流装置とともにノズルを簡単に使用できるように構成された刺通装置を有する。
図1Aは、管状対流装置100Aの一実施形態の拡大図である。管状対流装置100Aは、膨張されると管115を形成する吹込フィルム110を含む。吹込フィルム110は第1の部分112と第2の部分114とを有し、これら2つの部分は、長手方向に分かれている。いくつかの場合では、複数のアパーチャ130は、吹込フィルム110の第1の部分112だけに配置される。いくつかの他の場合では、複数のアパーチャ130は、第1の部分112及び第2の部分114の両方に配置される。吹込フィルム110は、適当な可撓性ポリマー材料、例えば、ポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピレン(PP)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、又はポリアミド(PA)などから作ることができる。吹込フィルム110は、一般的に、均質材料から作られる。
いくつかの実施形態では、複数のアパーチャ130は、吹込フィルム110の表面積の少なくとも10%に及ぶ。いくつかの場合では、複数のアパーチャ130は、吹込フィルム110の表面積の少なくとも20%に及ぶ。いくつかの場合では、複数のアパーチャ130は、吹込フィルム110の表面積の少なくとも30%に及ぶ。アパーチャの密度は、アパーチャのサイズ及び管状対流装置100Aに入る膨張媒体の圧力に応じて異なり得る。フィルムに微細の穿孔又は大きな孔を設けることが可能である。アパーチャの密度は、管状対流装置100Aの直径に関連付けることができる。いくつかの場合では、アパーチャは、身体に衝突する空気流を最小限に抑えつつ対流熱が身体に伝わることができるように弱められた空気流をもたらすように配置される。熱伝導率は、気流速度、及びアパーチャとの接触面積によって決定される。いくつかの構成では、管状対流装置の直径が増大すると、吹込フィルムの穿孔表面積のパーセントが減少する。いくつかの実施形態では、複数のアパーチャ130のそれぞれは、サイズが同じであり、幾何形状が同じである。いくつかの場合では、複数のアパーチャ130は、異なるサイズのアパーチャを含むことができる。例えば、複数のアパーチャ130は、管状対流装置の第1の部分により小さいサイズのアパーチャを有し、管状対流装置の第2の部分により大きなサイズのアパーチャを有することができる。いくつかの場合では、複数のアパーチャ130は、例えば、円形、矩形、卵形、又は三角形など、様々な形状を有することができる。
いくつかの実施形態では、第1の部分112及び第2の部分114は、それぞれ半部である。いくつかの場合では、複数のアパーチャ130は、吹込フィルム110の第1の部分112だけに配置される。いくつかの他の場合では、複数のアパーチャ130は、吹込フィルム110の第1の部分112と第2の部分114との両方に配置される。更にいくつかの他の場合、複数のアパーチャは、吹込フィルムの第2の部分114に配置される。いくつかの実装形態では、管状対流装置100Aは、異なる部分に異なる密度でアパーチャを有することができ、例えば、開口部に近づくにつれてより低い密度でアパーチャを有し、開口部から遠ざかるにつれてより高い密度でアパーチャを有することができる。
図1Bは、ロール状の管状対流装置105を有する対流システム100Bの一実施形態を示している。図示の実施形態では、対流システム100Bは穿孔機140を含む。穿孔機140は、一連のつながっている対流装置105にアパーチャを開ける複数のピン150を有する。いくつかの場合では、穿孔機140は1〜20/インチ2(1550〜31000/m2)の範囲のピン密度を有することができる。いくつかの場合では、対流装置105にはすでにアパーチャがあり、したがって穿孔機140は必要ない。いくつかの場合では、隣接する2つの対流装置105のそれぞれは、それらの間に分離穿孔を有する。いくつかの他の場合では、隣接する対流装置105の間に分離穿孔がなく、各対流装置105は、使用するときに切断される。そのような場合、対流システム100Bは、切断装置及び/又は長さを決定する測定装置を含むことができる。いくつかの構成では、管状対流装置は、ある長さに切断され、折りたたまれ、更に包装され得る。
図2Aは、対流装置200の一例を示している。対流装置は、第1の縁220と、第2の縁230と、膨張可能なチャネル245と、対流装置が膨張され曲げられたときに膨張媒体の流れを方向付けるように構成される空気ガイド装置210とを有する。いくつかの場合では、空気ガイド装置210は、複数の空気ガイド要素212を含む。いくつかの実装形態では、空気ガイド装置210は、第1の縁220及び/又は第2の縁230に近接配置される。いくつかの場合では、空気ガイド要素212は、あるパターンで縁(220、230)のうちの一方に近接配置される。いくつかの場合では、縁(220又は230)に近接配置される空気ガイド要素212は、等間隔に配置される。図2Bは、空気ガイド要素212のうちの1つに近接して曲げられている対流装置200を示しており、対流装置200は、曲がっている場所において第1の部分241と第2の部分242に分けられる。例えば、第1の部分241は方向202に沿って曲げられ、第2の部分242は方向204に沿って曲げられる。いくつかの場合では、空気ガイド装置210は、第1の部分241と第2の部分242とを連結する膨張可能なチャネル245に近接配置されるが、縁には配置されない。いくつかの場合では、空気ガイド装置210及び空気ガイド要素212は、対流装置210が膨張され曲げられたときに空気ガイド装置210の縁における折り目の形成を促進するように構成される。いくつかの場合では、空気ガイド要素210は、管状対流装置の縁から管構造の方に向かって延在するガイド封止部を含む。
図3A及び図3Bは、対流システムのいくつかの例を示している。図3Aは、ディスペンサ310Aと、対流装置320Aのロールとを有する対流システム300Aを示している。対流装置は、本開示に記載される管状対流装置の任意の構成を使用することができる。いくつかの場合では、対流システム300Aは切断装置330Aを含む。図示の例では、切断装置330Aはディスペンサ310Aに取り付けられる。図3Bは、ディスペンサ310Bと、対流装置320Bのロールとを有する対流システム300Bの他の例を示している。ディスペンサ310Bはローラ形であり、したがって、簡単に移動させることができる。
図3C〜図3Fは、つながっている対流装置のバンドルのいくつかの例を示している。図3Cは、隣接する2つの対流装置が間に脆弱ライン310Cを有する、対流装置のバンドル300Cを示している。脆弱ライン310Cによって、対流装置をバンドル300Cから分離することができる。いくつかの場合では、バンドル300Cにおける対流装置のそれぞれは、同じ長さを有する。いくつかの他の場合、バンドル300Cにおける対流装置は、様々な長さを有することができる。図3Dは、隣接する2つの対流装置が間に脆弱ライン310Dと密閉封止部320Dとを有する、対流装置のバンドル300Dを示している。図示の例では、密閉封止部320Dは脆弱ライン310Dに近接配置される。
図3Eは、取付装置330Eを含む対流装置のバンドル300Eを示している。図示の例では、取付装置330Eは、バンドル300Eの長手方向にわたって延びる粘着性ストリップを含む。いくつかの場合では、取付装置330Eは、バンドル300Eの中央に近接配置される。いくかの他の場合では、取付装置330Eは、2つ以上の粘着性ストリップを含むことができる。図3Fは、取付装置330Fを含む対流装置のバンドル300Fを示している。図示の例では、取付装置330Fは、あるパターンで配置された複数の粘着性セグメント340Fを含む。いくつかの場合では、複数の粘着性セグメント340Fは、長手方向に概ね等間隔に配置される。いくつかの場合では、複数の粘着性セグメント340Fは、隣接するセグメント間の距離が異なるように配置される。
図4A〜図4Dは、対流装置のいくつかの例を示している。図4Aは、長手方向の縁に封止部がない、吹込フィルムから作られた対流装置400Aを示している。複数のアパーチャ410Aは、対流装置400Aの一部分又は本体全体上に配置される。図4Bは、2つの層420B、422Bを含む対流装置400Bを示しており、2つの層420B、422Bは、空気構造を形成するように長手方向の縁440Bで互いに封止されている。いくつかの場合では、一方の層420Bは複数のアパーチャ410Bを含み、複数のアパーチャ410Bは2つの層が封止される前又は後に配置され得る。いくつかの他の場合では、一方又は両方の層は、アパーチャ又は空気透過性材料を含む。図4Cは、長手方向の縁440Cで封止される1つの層420Cを含む対流装置400Cを示している。いくつかの場合では、複数のアパーチャ410Cは、対流装置400Cの一部分又は本体全体に配置される。一般的に、対流装置の1つ以上の層は可撓性材料から作られる。
図4Dは、1つより多い膨張可能なチャネルを有する対流装置400Dの一実施形態の上面図である。この実施形態では、対流装置400Dは、可撓性の第1の層407Dと、可撓性の第2の層(図4Dでは見えない)と、2つの開口部430Dとを有する。いくつかの場合では、可撓性の第1の層407Dは空気透過性面を有する。可撓性の第2の層は、空気構造440Dを形成するように封止部406Dによって第1の層に共通の周縁周りに接合され、空気構造440Dは、第1の縁441Dと、対向する第2の縁442Dとを有する。空気構造440Dは、第1の部分443Dと、第2の部分444Dと、第1の部分443Dと第2の部分444Dとを連結する膨張可能なチャネル445Dとを有し、第1の部分及び第2の部分は、例えば、同じ線に沿って全体的に延在する。膨張可能なチャネル445Dは、例えば、封止部408Dによって形成され得る。いくつかの場合では、対流装置400Dは、その本来の配置において、腕を臨床的な位置に延ばした人の身体の上半身を覆うのに適した膨張可能な上半身ブランケットである。
いくつかの実施形態では、対流装置400Dは、空気構造440Dへの少なくとも1つの開口部430Dを含む。開口部430Dは、膨張媒体源(図示せず)に連結し空気構造440Dを膨張させるように膨張媒体をもたらすことを可能にする任意の形態であってよく、例えば図4Dに示されるような縁にあるスリーブ開口部であってよい。他の例として、開口部430Dは、1つ以上の入口ポート、カフス、堅いカラーの付いたポート、又は縁にあるスリーブ開口部などを含むことができる。一実施形態では、2つの開口部430Dには、2つの出口コネクタと膨張媒体源に連結されるように構成された1つのホースコネクタとを有する、以下に詳細に記載されるホースマニホールドが連結することができる。
いくつかの実施形態では、対流装置400Dは空気ガイド装置420Dを含む。いくつかの場合では、空気ガイド装置420Dは、空気構造440Dの第2の縁442Dに近接して、かつ第1の部分443Dと第2の部分444Dとの間に配置され、特に第1の部分443D及び/又は第2の部分444Dが曲げられたときに、2つの部分の間における膨張媒体の流れを方向付けるようになっている。いくつかの場合では、空気ガイド装置420Dは、第1の部分443Dと第2の部分444Dとの間に配置される。いくつかの場合では、空気ガイド装置420Dは、構成可能な対流装置400Dが膨張され、膨張可能なチャネル445Dが曲げられるように第1の部分及び第2の部分のうちの少なくとも1つが再配置されるとき、空気ガイド装置の縁における折り目の形成を促進するように構成される。
いくつかの場合では、空気ガイド装置420Dは、空気構造の中心部分に配置され、一方の端から幅1/4距離のところに開始点を有し、他方の端からの幅1/4距離のところに終了点を有する。いくつかの場合では、空気ガイド装置420Dは、空気構造の中心部分に配置され、一方の端から幅2/5距離のところに開始点を有し、他方の端から幅2/5距離のところに終了点を有する。いくつかの場合では、空気ガイド装置420Dは、膨張可能なチャネル445Dの、第2の縁442Dにより近く第1の縁441Dからより遠い部分に配置される。いくつかの実施形態では、空気ガイド装置420Dは、第2の縁442Dから空気構造440Dの方に向かって延在するガイド封止部を含む。図示の実施形態では、空気ガイド装置420Dは、第2の縁442Dから空気構造440Dの方に向かってそれぞれ延在する、2つのガイド封止部421D、422Dを含む。いくつかの場合では、2つのガイド封止部(421D、422D)は、空気構造440Dの異なる部分(第1の部分443D又は第2の部分444D)の方に方向付けられる。いくつかの場合では、2つのガイド封止部(421D、422D)は、互いに対して概ね垂直である。
いくつかの実施形態では、対流装置のそれぞれの層は、1つ以上の材料シートを含むことができる。いくつかの実装形態では、対流装置の層は、ヒートシール可能なポリマー材料の上面シートに接合可能なポリマー材料からなる、可撓性があり、繊維状で、好ましくは不織布構造から形成される下面シートを含むことができる。例えば、下面シートは不織布の水流交絡ポリエステル材料であってよく、上面層は、ポリエステル層の上に押出被覆される、熱積層される、又は粘着的に積層されるポリプロピレンフィルムなどのポリオレフィンを含んでもよい。あるいは、下面シートは、不織布の紙ベースの材料を含んでもよく、それにポリエチレン、ポリエステル、又はポリプロピレンフィルムのいずれかを含む上面層が接着積層される。一実施形態では、上面及び下面のシートは、ヒートシール可能なプラスチックの層が予め積層された吸収性のティッシュペーパーの層で作ることができる。いくつかの場合では、第1の層及び第2の層は同じポリマー材料を含むことができる。
いくつかの実施形態では、第1の層は上面シートと下面シートとを含み、第2の層は第1の層の上面シートと同じ材料を含む。したがって、第2の層は、第2の層のプラスチック上面に接合されたプラスチックのシートを含んでもよい。それは、好ましくは、中断可能なヒートシール工程を提供するステーションを含む連続運転ウェブ工程によって付着される。この中断可能なヒートシール工程は、間に膨張可能なチャネルを画成する細長いヒートシール(例えば、図4Dの408D)を形成するように制御可能である。封止部は、連続した空気不透過性封止部又は不連続の空気透過性封止部として形成され得る。中断可能なヒートシール工程を使用して、連続した継ぎ目を形成することができ、その継ぎ目の1つが第1の層及び第2の層の周縁の継ぎ目となる。いくつかの場合では、中断可能なヒートシール工程を使用して、不連続のヒートシールを形成することができる。いくつかの場合では、吸収性材料が対流装置に適用されてもよく、例えば、単一材料層として適用されてもよい。吸収性材料は、熱処理によって又は接着剤結合によって、上側プラスチック層に接合することができる。
いくつかの実施形態では、対流装置は、膨張されたとき、患者に、対流装置100に導入される熱的に制御された膨張媒体を、空気透過性層を介して浴びせることができる。層は、例えば、空気透過性材料、アパーチャ、隙間、スリット等の様々な材料又は機械的構造を使用して、空気透過性となり得る。アパーチャを有する空気透過性シートのいくつかの実装形態では、アパーチャの密度は、領域及び/又は膨張可能なセクションの中で変動し得る。
いくつかの実施形態では、対流装置の1つ又は2つの層は、それぞれ片側にポリプロプレンが被覆されたポリオレフィン不織布の押出被覆から作られる。いくつかの他の実施形態では、1つ以上の層は、ポリオレフィンをベースとした押出被覆を含むポリ乳酸スパンボンドであり得る。層のうちの1つは、打ち抜き、スリッティング、又は切断によって形成された孔を有することができ、加圧された膨張媒体が膨張したセクションから層を通って流れることを可能にする。いくつかの場合では、孔は、両方の層を貫通して開けられ得る。いくつかの場合では、対流装置が組み立てられるとき、第1の層のポリプロピレンが被覆された側は、周縁及び1つ以上の位置において第2の層のポリプロピレンが被覆された側に封止され、構造を形成する。封止工程は、例えば、超音波溶接、高周波溶接、熱溶着などの様々な技法を使用することができる。あるいは、第1の層及び第2の層はそれぞれ、ポリプロピレンとポリオレフィンウェブとの積層体を含むことができ、加圧空気の通過を支援するように、層のうちの少なくとも1つに孔が形成されている。更に他の実施形態では、層のうちの少なくとも1つは、空気透過性材料、例えば、スパンボンド−メルトブローン−スパンボンド(SMS)不織布材料などを使用することができる。
図5A〜図5Hは、空気ガイド装置/空気ガイド要素のいくつかの例を示している。図5Aは、両方とも周縁封止部510Aから延在する2つのガイド封止部502A、504Aを含む、空気ガイド装置又は空気ガイド要素500Aを示している。図5Bは、周縁封止部510Bから延在する1つのガイド封止部502Bを含む空気ガイド装置又は空気ガイド要素500Bを示している。図5Cは、湾曲形状であり、周縁封止部510Cの第1の位置511Cから始まり、第1の位置511Cとは異なる周縁封止部510Cの第2の位置512Cで終わる、連続した封止部502Cを含む、空気ガイド装置又は空気ガイド要素500Cを示している。空気ガイド装置500Cは、対流装置が膨張されるとき、対流装置がそこで曲げられる、対流装置の空気ガイド装置500Cに近接したいくつかの折り目の形成を促進することができる。図5Dは、周縁封止部510Dの第1の位置511Dから始まり、第1の位置511Dとは異なる周縁封止部510Dの第2の位置512Dで終わる連続した封止部502Dを含む、空気ガイド装置又は空気ガイド要素500Dを示している。
図5Eは、周縁封止部510Eから延在する3つのガイド封止部502Eを含む、空気ガイド装置又は空気ガイド要素500Eを示している。図5Fは、周縁封止部510Fに近接配置されるがそれに接触しない1つの封止部502Fを含む、空気ガイド装置又は空気ガイド要素500Fを示している。図5Gは、周縁封止部510Gに近接配置されるがそれに接触しない、閉じた形状の1つの連続した封止部502G又は閉じた形状の封止部502Gを含む、空気ガイド装置又は空気ガイド要素500Gを示している。封止部502Gは、例えば、円、卵形、正方形、矩形又は多角形など、任意の閉じた形状であってよい。いくつかの場合では、封止部502Gは、周縁封止部510Gから1インチ(2.54cm)未満である。いくつかの場合では、封止部502Gは、周縁封止部510Gから2インチ(5.08cm)未満である。
図5Hは、周縁封止部510Hの一体部分であるか又はそれに近接する空気ガイド装置500Hの一例を示している。空気ガイド装置500Hは、例えば図1A、図2A及び図3Aに示されるような空気構造の第1の部分と第2の部分との間にジグザグ部分502Hを含み、したがって、ジグザグ部分502Hは、いくつかの分散した折り目の形成を促進し、構成可能対流装置が膨張され第1の部分及び第2の部分のうちの少なくとも1つが2つの部分の間において膨張可能なチャネルが曲げられるように再配置されるとき、屈曲領域における膨張媒体の圧力低下を減少させるように膨張媒体を方向付けるようになっている。いくつかの場合では、ジグザグ部分502Hは周縁封止部510Hと一体にされる。いくつかの場合では、周縁封止部全体がジグザグにされ得る。いくつかの場合では、ジグザグ部分502Hは波形である。いくつかの場合では、ジグザグ部分は、湾曲形状、正方形の鋸歯形状、三角形の鋸歯形状又は類似形状、又は形状の組み合わせである。
いくつかの実施形態では、対流システムは、図6Aに示されるように、1つ以上の固定要素及び/又はホースマニホールドを含むことができる。図示の例では、対流システム600Aは、膨張可能な管状対流装置610と、2つの固定要素620と、ホース635に連結されるように構成されるホースマニホールド630とを含む。対流システム600は、ベッド605とともに使用することができる。管状対流装置610は、身体606の上、例えば、身体606の上半身の上、身体606の下半身の上、身体の全身の上、又は身体606の横で使用することができる。固定要素620は、対流装置610の配置及び形状の操作に使用することができる。例えば、対流装置は、概ね矩形形状に形成することができる。他の例として、対流装置は、身体606の横に配置されるように「U」字形に形成することができる。いくつかの場合では、固定要素620は、管状対流装置610の第1の部分を固定するように構成される第1のリングを含む。図6Aに示される実施形態では、固定要素620は、第1のリングに連結され、管状対流装置の第2の部分を固定するように構成される第2のリングを更に含む。
いくつかの場合では、対流装置610は、2つの開口部612を有することができる。いくつかの場合では、ホースマニホールド630は剛直である。ホースマニホールド630は、ホースに連結されるように構成されたホースコネクタ633と、対流装置610の2つの開口部612にそれぞれ連結されるように構成された2つの出口コネクタ632とを含み、ホースコネクタ633及び2つの出口コネクタ632は、流体連通している。
図6Bは、対流システム600Bの他の例を示している。図示の例では、対流システム600Bは、膨張可能な管状対流装置610と、ホース(図示せず)に連結されるように構成されたホースマニホールド630とを含む。この実施形態では、ホースマニホールド630は、管状対流装置610の2つの開口部612に連結可能な2つの拡張可能出口コネクタ632と、ホースに連結されるホースコネクタ633とを含む。
図7A〜図7Gは、固定要素のいくつかの例を示している。図7Aは、第1のリング710と、第1のリング710に連結された第2のリング720とを含む固定要素700Aを示している。図7Bは、第1のリング710と、第1のリング710に連結された第2のリング720とを含む固定要素700Bを示している。図示されるような例では、第1のリング710及び/又は第2のリング720は、開口部730を有する。いくつかの場合では、開口部730の幅は、対応するリングの直径未満である。
図7Cは、第1のリング710と、第1のリング710に連結される第2のリング720と、配置のために使用できる1つ又は2つの概ね平坦な要素740とを含む固定要素700Cを示している。図7Dは、第1のリング710と、第1のリング710に連結される第2のリング720と、例えば手術用ベッド、アームレスト、又は病院用ベッドなどの定着物に取り付けるように構成された取付要素750とを含む固定要素700Cを示している。図示の例では、取付要素750は、概ね「L」字形の部分を含む。
図7Eは、剛性平坦要素710Eと、対流装置の一部分を固定するように構成された可撓性要素720Eとを含む固定要素700Eを示している。いくつかの場合では、可撓性要素720Eは、一方端721Eにおいて平坦要素710Eに取り付けられ、平坦要素710Eは、他方端722Eに近接して可撓性要素720Eに解除可能に結合するように構成される。例えば、平坦要素710Eは、可撓性要素720Eの他方端722Eが摺動して中に入ることができるスリット712Eを有する。いくつかの他の場合では、可撓性要素720Eは、一方端721Eにおいて平坦要素710Eに取り付けられ、他方端722Eに重量のある部分を有し、したがって、可撓性要素720Eは、対流装置の周りに巻き付くことができる。いくつかの場合では、可撓性要素720Eは、例えば管、ストリング、平坦ストリング、又はストラップなど、任意の形状のものであってよい。いくつかの実装形態では、平坦要素710Eは、ORベッドのアームレスト770Eに挿入することができる。そのような実装形態では、平坦要素710Eは、粘着性ストリップ、面ファスナ、再配置可能接着剤、又は再び閉じることができる機械的な締結具など、配置のための取付要素(図示せず)を有することができる。
図7Fは、第1のリング710と、例えば手術用ベッド、アームレスト、又は病院用ベッドなどの定着物に取り付けるように構成された取付要素750とを含む固定要素700Fの一例を示している。図示の例では、取付要素750は、概ね「L」字形の部分を含む。図7Gは、リング710Gとストラップ720Gとを有する固定要素700Gの一例を示している。いくつかの場合では、ストラップ720Gは、一方端に取付要素721Gを有し、他方端に対合する取付要素722Gを有することができる。例えば、取付要素(721G、722G)は、例えば面ファスナ、又は粘着性ストリップなどを含むことができる。
図8A及び図8Bは、管状対流装置とともに使用されるホースマニホールドの2つの例を示している。図8Aは、2つの出口コネクタ810A、820Aと、ホースに連結されるように構成されたホースコネクタ830Aとを含むホースマニホールド800Aを示している。図示されるように、2つの出口コネクタ810A、820Aは概ね平行であり、概ね同じ方向に向かって開いている。出口コネクタ(810A、820A)は、管状対流装置805の各端部に連結される。図8Bは、2つの出口コネクタ810B、820Bと、ホースに連結されるように構成されたホースコネクタ830Bとを含むホースマニホールド800Bを示している。2つの出口コネクタ810B、820Bは、概ね反対方向に向かって開いている。出口コネクタ(810B、820B)は管状対流装置805の各端部に連結される。いくつかの実施形態では、マニホールドの出口コネクタ810B、820Bは、対流装置の2つの開口部に連結可能である。
図8C〜図8Eは、ホースマニホールド800Cの他の例を示しており、図8Cは斜視図、図8Dは上面図、図8Eは側面図である。マニホールド800Cは、2つの出口コネクタ810C、820Cと、ホースに連結されるように構成されたホースコネクタ830Cとを含む。いくつかの実施形態では、ホースマニホールド800Cは、定着物に取り付けられるように構成された取付要素840Cを更に含む。いくつかの場合では、取付要素は、概ね「L」字形の部分を含むことができる。図示の例では、取付要素840Cは、定着物にある対合する構成要素(例えば、860C)に挿入可能な、「V」字形又は三角形の構成要素を含むことができる。出口コネクタ810C及び/又は820Cの断面は、例えば円形、三角形、卵形、又は多角形など、任意の形状を有することができる。いくつかの場合では、出口コネクタ810C及び/又は820Cは、スロープ815Cに沿って斜めになっていてよい。いくつかの場合では、スロープ815Cは、最も長い縁811Cから対向する先端813Cの方に向かっている。図示の例では、概ね三角形の開口部及び斜めになった構成によって、コネクタを簡単に挿入することができる。いくつかの実施形態では、コネクタ810C及び/又は820Cは、コネクタが滑り出ることを防ぐことができる1つ以上の可撓性フラップ850Cを含むことができる。いくつかの場合では、可撓性フラップ850Cは漏れを与えることができる。可撓性フラップの代替構造は、ホースマニホールドの全周を包囲する可撓性材料のリッジ又はフランジを更に含むこともできる。可撓性フラップ850C、可撓性リッジ又はフランジ構造を構成するのに適当な材料としては、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド、若しくはポリオレフィン混合物など、軟質若しくは硬質の熱可塑性エラストマー、又は、ラテックス、ニトリル、製粉可能なポリウレタン、シリコーン、ブチル、及びネオプレンなどの天然及び合成ゴムのような熱硬化性エラストマーが挙げられる。
図8F及び図8Gは、マニホールド800Fの他の例を示している。マニホールド800Fは、2つの出口コネクタ810F、820Fと、ホースに連結されるように構成されたホースコネクタ830Fとを含む。出口コネクタ(810F、820F)のうちの一方又は両方は、拡張可能要素815Fを含むことができる。拡張可能要素815Fは、一般的な熱可塑性又は熱硬化性のエラストマー材料から構築され、膨張媒体の流れを遮断することになるねじれ又はピンチングから拡張可能要素を保護し、補強する任意選択の金属又は硬質プラスチックのコイルを含むことができる。図8Gは、出口コネクタ810F、820Fが遠くに離れるように拡張されている拡張可能要素815Fを示している。いくつかの場合では、拡張可能要素815Fは、拡張され、その伸張を保持することができる。いくつかの実施形態では、拡張可能要素815Fは、曲げられる、又はある角度に回転され得る。
対流装置を使用するいくつかの場合では、ホースクランプを使用して、ホースと対流装置との間に適切な気密連結を維持することができる。図9Aは、ホースクランプ900の一実施形態の斜視図であり、図9Bは、ホースクランプ900の側面図である。図示の実施形態では、ホースクランプ900は、包囲要素910と、包囲要素から延在する任意選択の掴み構成要素920と、包囲要素上に配置される又はそれと一体にされた任意選択の係合構成要素930とを含む。包囲要素910は内面912を有し、反対の外面914を含む。いくつかの場合では、包囲要素910の中心角950は180度より大きい。いくつかの場合では、包囲要素910の中心角950は360度より小さい。
いくつかの実施形態では、係合構成要素930は複数の係合要素935を含む。いくつかの実装形態では、係合構成要素930は、あるパターンの係合要素935、例えば、線のパターン、波のパターン、又は端部に近接して密度がより高くなるパターンを含む。包囲要素910は、第1の端部941と、第2の端部942と、中央部分945とを有する。いくつかの場合では、包囲要素910は半硬質又は硬質であってよい。包囲要素910は、例えば、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリエチレン、ナイロン、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル(PVC)及び/又は同様のものである材料を含むことができる。いくつかの場合では、掴み構成要素920及び係合構成要素930は、包囲要素910と同じ材料を含むことができる。いくかの他の場合では、掴み構成要素920及び係合構成要素930は、包囲要素910とは異なる材料を含むことができる。いくつかの場合では、係合構成要素は、包囲要素910に使用される材料と同じ又はそれとは異なる材料を有することができる。いくつかの場合では、係合構成要素930には、例えば、ウレタン、熱可塑性材料、又は熱可塑性エラストマー(TPE)などである、軟質材料を使用することができる。係合要素935は、例えば、円筒、半球、プリズム、六角形プリズム、台形プリズム、立方体、立方形、円錐又はピラミッド形など、任意の形状を有することができる。
図9Cは、ホースクランプ900Cの他の実施形態の正面図である。ホースクランプ900Cは、包囲要素910と、包囲要素から延在する任意選択の掴み構成要素920Cと、包囲要素上に配置されるか又は包囲要素と一体にされた任意選択の係合構成要素930とを含む。同じ表示の付いた構成要素は、図9A及び図9Bにある対応する構成要素と同じ又は同様の構成、組成、機能及び/又は関係を有することができる。図示の実施形態では、掴み構成要素920Cは、2つの要素921、922を含む。
図10Aは、包囲要素の内面の方に向けてホースクランプ1000を平らにした図である。図10Bは、ホースクランプ1000の斜視図であり、図10Cは、ホースクランプ1000の側面図である。ホースクランプ1000は、包囲要素1010と、任意選択の掴み構成要素1030と、任意選択の係合構成要素1020Aとを含む。包囲要素1010は、第1の端部1012と、第2の端部1014と、中央部分1016とを有する。係合構成要素1020Aは、1つ以上の組の係合要素1025を含むことができる。一実施形態では、係合構成要素1020Aは、包囲要素1010の第1の端部1012に近接配置された一組の係合要素1022を含む。図10Aに示される例では、係合要素の組1022は、一列に配置された多数の係合要素1025(3つが図示されている)を含み、ここでは、係合要素1025は、第1の端部1012から斜めに一列に配置されている。いくつかの実施形態では、係合構成要素1020Aは、包囲要素1010の第2の端部1014に近接配置された一組の係合要素1024を含む。図10Aに示される例では、係合要素の組1024は、一列に配置された多数の係合要素1025を含み、ここでは係合要素1025は、第2の端部1014から斜めに一列に配置されている。いくつかの実施形態では、係合構成要素1020Aは、中央部分1016に配置された一組の係合要素1026を含む。いくつかの場合では、係合要素の組1026は、一列に配置された少なくとも3つの係合要素1025を含む。
図10D〜図10Gは、係合構成要素のいくつかの例示的な構成を示している。図10Dは、互いに対して概ね平行であり、第1の端部1012近くから第2の端部1014まで延在する3つの細長い係合要素1022D、1024D、1026Dを含む、係合構成要素1020Dを示している。図10Eは、3組の係合要素(1022E、1024E、1026E)を含む係合構成要素1020Eを示している。係合要素1022Eの組は第1の端部1012に近接し、一列になっている。係合要素1024Eの組は第2の端部1014に近接し、概ね一列になっている。係合要素1026Eの組は中央部分1016に近接し、両端に対して概ね平行になっている。
図10Fは、3つの係合要素(1022F、1024F、1026F)を含む係合構成要素1020Fを示している。係合要素1022Fは、第1の端部1012に近接配置され、係合要素1024Fは、第2の端部1014に近接配置され、係合要素1026Fは、中央部分1016に配置される。3つの係合要素1022F、1024F、1026Fは、図に示すように、包囲要素1010の縁までの距離が異なる位置に配置され得る。図10Gは、多数の係合要素1025を含む係合構成要素1020Gを示している。一実施形態では、係合要素1025は、第1の端部1012から第2の端部1014まで包囲要素1010にわたって不連続的に配置され得る。
図11は、対流システム1100の一例を示している。対流システム1100は、管状対流装置1110と、ホースマニホールド1120と、1つ以上のホースクランプ1130とを含む。管状対流装置、ホースマニホールド、及びホースクランプは、本開示に記載のそれぞれの装置及び構成要素の構成のうちのいずれか1つを使用することができる。管状連結装置1110は、ホースマニホールド1120に連結され、ホースクランプ1130は、管状連結装置1110とホースマニホールド1120の連結部分の表面に適用され、概ね気密の連結を維持する。図示の例では、ホースマニホールド1120は、2つの出口コネクタ1135を含む。
図12Aは、管状対流装置の使用の例示的なフロー図である。まず、管状対流装置を開くか、又はロールからちぎり取る(ステップ1210A)。管状対流装置を身体の上又は周りに配置する(ステップ1220A)。次に、管状対流装置の一方端をホース又はホースマニホールドの出口コネクタに連結する(ステップ1230A)。任意選択的に、ホースマニホールドを使用する場合、管状対流装置の他の端部をホースマニホールドの他の出口コネクタに連結する(ステップ1240A)。任意選択的に、ホースクランプを、ホース又はホースマニホールドと管状対流装置との間の連結部分上に配置する(1250A)。膨張媒体源を開ける(ステップ1260A)。任意選択的に、管状対流装置とともに固定要素を使用して(ステップ1270A)、例えば、管状対流装置を身体に近づけたままにする、又は身体の特定の部分を覆う。
図12Bは、管状対流装置の例示的な作製のフロー図である。吹込フィルムのロールを機械内に配置する(ステップ1210B)。ロールの一端部をフィーダに入れる(ステップ1220B)。任意選択的に、穿孔機を始動させる(ステップ1230B)。吹込フィルムを所定の構成で穿孔する(ステップ1240B)。任意選択的に、吹込フィルムを所定の長さで切断する(ステップ1250B)。いくつかの場合では、測定装置を使用することができる。測定装置は、例えば、定規、又は様々な長さを示す1つ以上の印などであってよい。いくつかの場合では、図1Bに示されるように、吹込フィルムは、穿孔がフィルムの2つの層に行われるように、平らに水平に置かれて機械に供給される。いくつかの場合では、穿孔機は、少なくとも1500ピン毎平方メートルの密度を有することができる。
例示的な実施形態
例示的な実施形態
項目A1.
可撓性材料を含み少なくとも一部が空気透過性である管状構造を含む、膨張可能な管状対流装置と、
管状対流装置の第1の部分を固定するように構成された第1のリングを含む固定要素とを備える、管状対流システム。
可撓性材料を含み少なくとも一部が空気透過性である管状構造を含む、膨張可能な管状対流装置と、
管状対流装置の第1の部分を固定するように構成された第1のリングを含む固定要素とを備える、管状対流システム。
項目A2.固定要素は、第1のリングに連結された第2のリングを更に含み、第2のリングは、管状対流装置の第2の部分を固定するように構成される、項目A1の管状対流システム。
項目A3.第1のリングは開口部を有する、項目A1又はA2の管状対流システム。
項目A4.開口部の幅は、第1のリングの直径未満である、項目A3の管状対流システム。
項目A5.固定要素は、概ね平坦な要素を更に含む、項目A1〜A4のいずれか一項の管状対流システム。
項目A6.固定要素は、定着物に取り付けるように構成された取付要素を更に含む、項目A1〜A5のいずれか一項の管状対流システム。
項目A7.取付要素は、概ね「L」字形の部分を含む、項目A6の管状対流システム。
項目A8.管状対流装置は、管状対流装置が曲げられたときに膨張媒体の流れを方向付けるように構成された空気ガイド要素を更に含む、項目A1〜A7のいずれか一項の管状対流システム。
項目A9.空気ガイド要素は、管状対流装置の縁から管構造の方に向かって延在するガイド封止部を含む、項目A8の管状対流システム。
項目A10.空気ガイド要素は管構造内に配置されている、項目A8の管状対流システム。
項目A11.空気ガイド要素は、管状対流装置が膨張され曲げられたときに空気ガイド要素の縁における折り目の形成を促進するように構成される、項目A8の管状対流システム。
項目A12.管状構造は吹込フィルムを含む、項目A1〜A11のいずれか一項の管状対流システム。
項目A13.管状構造は、吹込フィルム上に配置された複数のアパーチャを更に含む、項目A12の管状対流システム。
項目A14.管状構造は、第1の部分と、第1の部分から長手方向に分離された第2の部分とを含み、複数のアパーチャは、管状構造の第1の部分だけに配置されている、項目A13の管状対流システム。
項目A15.
可撓性材料を含み少なくとも一部が空気透過性である管状構造を含む、膨張可能な管状対流装置と、
平坦要素及び可撓性要素を含む固定要素であって、可撓性要素が、可撓性要素の第1の端部に近接する平坦要素に取り付けられており、可撓性要素が、管状対流装置の第1の部分を固定するように構成される、固定要素とを備える、管状対流システム。
可撓性材料を含み少なくとも一部が空気透過性である管状構造を含む、膨張可能な管状対流装置と、
平坦要素及び可撓性要素を含む固定要素であって、可撓性要素が、可撓性要素の第1の端部に近接する平坦要素に取り付けられており、可撓性要素が、管状対流装置の第1の部分を固定するように構成される、固定要素とを備える、管状対流システム。
項目A16.平坦要素は、可撓性要素の第2の端部に近接して可撓性要素に解除可能に結合するように構成される、項目A15の管状対流システム。
項目A17.平坦要素は、可撓性要素が摺動して中に入ることができるスリットを含む、項目A16の管状対流システム。
項目A18.可撓性要素は、第2の端部に近接して重量のある構成部分を含む、項目A15〜A17のいずれか一項の管状対流システム。
項目A19.平坦要素は、定着物に固定するように構成される、項目A15〜A18のいずれか一項の管状対流システム。
項目A20.可撓性要素は、管、ストリング、及びストラップのうちの少なくとも1つを含む、項目A15〜A19のいずれか一項の管状対流システム。
項目A21.管状対流装置は、管状対流装置が曲げられたときに膨張媒体の流れを方向付けるように構成された空気ガイド要素を更に含む、項目A15〜A20のいずれか一項の管状対流システム。
項目A22.空気ガイド要素は、管状対流装置の縁から管構造の方に向かって延在するガイド封止部を含む、項目A21の管状対流システム。
項目A23.空気ガイド要素は管構造内に配置されている、項目A21の管状対流システム。
項目A24.空気ガイド要素は、管状対流装置が膨張され曲げられたときに空気ガイド要素の縁における折り目の形成を促進するように構成される、項目A21の管状対流システム。
項目A25.管状構造は吹込フィルムを含む、項目A15〜A24のいずれか一項の管状対流システム。
項目A26.管状構造は、吹込フィルム上に配置された複数のアパーチャを更に含む、項目A25の管状対流システム。
項目A27.管状構造は、第1の部分と、第1の部分から長手方向に分離された第2の部分とを含み、複数のアパーチャは、管状構造の第1の部分だけに配置されている、項目A26の管状対流システム。
項目B1.
空気構造と空気構造への2つの開口部とを有し、少なくとも一部が空気透過性である膨張可能な対流装置と、
ホースマニホールドとを備え、ホースマニホールドが、
ホースに連結されるように構成されたホースコネクタと、
2つの開口部にそれぞれ連結されるように構成された2つの出口コネクタとを含み、
ホースコネクタ及び2つの出口コネクタが、流体連通している、対流システム。
空気構造と空気構造への2つの開口部とを有し、少なくとも一部が空気透過性である膨張可能な対流装置と、
ホースマニホールドとを備え、ホースマニホールドが、
ホースに連結されるように構成されたホースコネクタと、
2つの開口部にそれぞれ連結されるように構成された2つの出口コネクタとを含み、
ホースコネクタ及び2つの出口コネクタが、流体連通している、対流システム。
項目B2.2つの出口コネクタは概ね反対方向に向かって開いている、項目B1の対流システム。
項目B3.2つの出口コネクタは概ね平行であり、概ね同じ方向に向かって開いている、項目B1又はB2の対流システム。
項目B4.ホースマニホールドは、定着物に取り付けるように構成された取付要素を更に含む、項目B1〜B3のいずれか一項の対流システム。
項目B5.2つの出口コネクタのうちの少なくとも1つは、滑りを防ぐように構成された可撓性フラップを更に含む、項目B1の対流システム。
項目B6.2つの出口コネクタのうちの少なくとも1つは傾いている、項目B1〜B5のいずれか一項の対流システム。
項目B7.2つの出口コネクタのうちの少なくとも1つは概ね三角形の開口部を含む、項目B1〜B6のいずれか一項の対流システム。
項目B8.2つの出口コネクタのうちの少なくとも1つは概ね円形の開口部を含む、項目B1〜B7のいずれか一項の対流システム。
項目B9.2つの出口コネクタのうちの少なくとも1つは拡張可能要素を含む、項目B1〜B8のいずれか一項の対流システム。
項目B10.ホースマニホールドは剛直である、項目B1〜B9のいずれか一項の対流システム。
項目B11.膨張可能な対流装置は、膨張可能な対流装置が曲げられたときに膨張媒体の流れを方向付けるように構成された空気ガイド要素を更に含む、項目B1〜B10のいずれか一項の対流システム。
項目B12.空気ガイド要素は、膨張可能な対流装置の縁から空気構造の方に向かって延在するガイド封止部を含む、項目B11の対流システム。
項目B13.空気ガイド要素は空気構造内に配置されている、項目B11の対流システム。
項目B14.空気ガイド要素は、膨張可能な対流装置が膨張され曲げられたときに空気ガイド要素の縁における折り目の形成を促進するように構成される、項目B11の対流システム。
項目B15.膨張可能な対流装置は管状対流装置である、項目B1〜B14のいずれか一項の対流システム。
項目B16.管状対流装置は吹込フィルムを含む、項目15の対流システム。
項目B17.管状対流装置は、吹込フィルム上に配置された複数のアパーチャを更に含む、項目B16の対流システム。
項目B18.管状対流装置は、第1の部分と、第1の部分から長手方向に分離された第2の部分とを含み、複数のアパーチャは、管状構造の第1の部分だけに配置されている、項目B17の対流システム。
項目C1.
膨張されると管を形成する吹込フィルムであって、第1の部分と第2の部分とを有し、第1の部分及び第2の部分が長手方向に分離されている、吹込フィルムと、
吹込フィルムの第1の部分上に配置された複数のアパーチャとを含む、管状対流装置。
膨張されると管を形成する吹込フィルムであって、第1の部分と第2の部分とを有し、第1の部分及び第2の部分が長手方向に分離されている、吹込フィルムと、
吹込フィルムの第1の部分上に配置された複数のアパーチャとを含む、管状対流装置。
項目C2.第1の部分及び第2の部分はそれぞれ半部である、項目C1の管状対流装置。
項目C3.複数のアパーチャは吹込フィルムの第1の部分だけに配置されている、項目C1又はC2の管状対流装置。
項目C4.複数のアパーチャは吹込フィルムの第2の部分に配置されている、項目C1〜C3のいずれか一項の管状対流装置。
項目C5.項目C1〜C4のいずれか一項の管状対流装置は、管状対流装置が曲げられたときに膨張媒体の流れを方向付けるように構成された空気ガイド要素を更に備える。
項目C6.空気ガイド要素は、管状対流装置の縁から管構造の方に向かって延在するガイド封止部を含む、項目C5の管状対流装置。
項目C7.空気ガイド要素は管構造内に配置されている、項目C5の管状対流装置。
項目C8.空気ガイド要素は、管状対流装置が膨張され曲げられたときに空気ガイド要素の縁における折り目の形成を促進するように構成される、項目C5の管状対流装置。
項目C9.管状対流装置はロール状である、項目C1〜C8のいずれか一項の管状対流装置。
項目C10.
項目C1の管状対流装置と、
管状対流装置を収容するディスペンサとを備える、管状対流システム。
項目C1の管状対流装置と、
管状対流装置を収容するディスペンサとを備える、管状対流システム。
項目C11.ディスペンサは、切断装置を含む、項目C10の管状対流システム。
項目C12.管状対流システムであって、
複数の管状対流装置を備え、各管状対流装置が、
可撓性材料を含む管状構造と、
管状構造上の複数のアパーチャとを含み、
複数の管状対流装置のうちの隣接する2つがつながっている、管状対流システム。
複数の管状対流装置を備え、各管状対流装置が、
可撓性材料を含む管状構造と、
管状構造上の複数のアパーチャとを含み、
複数の管状対流装置のうちの隣接する2つがつながっている、管状対流システム。
項目C13.項目C12の管状対流システムは、複数の管状対流装置の隣接する2つの管状対流装置の間に脆弱ラインを更に備える。
項目C14.項目C12又はC13の管状対流システムは、複数の管状対流装置の隣接する2つの管状対流装置の間に密閉封止部を更に備える。
項目C15.項目C13の管状対流システムは、複数の管状対流装置の隣接する2つの管状対流装置の間の密閉封止部であって、脆弱ラインに近接配置された密閉封止部を更に備える。
項目C16.複数の管状対流装置のうちの2つは互いに異なる長さを有する、項目C12〜C15のいずれか一項の管状対流システム。
項目C17.複数の管状対流装置はロール状である、項目C12〜C16のいずれか一項の管状対流システム。
項目C18.管状構造は吹込フィルムを含む、項目C12〜C17のいずれか一項の管状対流システム。
項目C19.管状構造は、長手方向の縁で封止された可撓性材料の層を含む、項目C12〜C18のいずれか一項の管状対流システム。
項目C20.管状構造は、第1の可撓性層と、第2の可撓性層とを含み、第1の可撓性層及び第2の可撓性層は、2つの長手方向の縁で封止されている、項目C12〜C19のいずれか一項の管状対流システム。
項目C21.複数のアパーチャは第1の可撓性層だけに配置されている、項目C20の管状対流システム。
項目C22.管状構造は、第1の部分と、第1の部分から長手方向に分離された第2の部分とを含み、複数のアパーチャは、第1の部分だけに配置されている、項目C12〜C21のいずれか一項の管状対流システム。
項目C23.各管状対流装置は取付装置を含む、項目C12〜C22のいずれか一項の管状対流システム。
項目C24.取付装置は粘着性ストリップを含む、項目C23の管状対流システム。
項目C25.取付装置は、あるパターンに配置された複数の粘着性セグメントを含む、項目C23の管状対流システム。
項目C26.複数の粘着性セグメントは、長手方向に概ね等間隔に配置されている、項目C25の管状対流システム。
項目C27.管状対流装置の取付装置は、隣接する管状対流装置の取付装置に連結されている、項目C23の管状対流システム。
項目C28.管状対流システムであって、
可撓性材料を含む管状構造、及び
管状構造上の複数のアパーチャを含む管状対流装置と、
管状対流装置の第1の部分を固定するように構成された固定要素とを備える、管状対流システム。
可撓性材料を含む管状構造、及び
管状構造上の複数のアパーチャを含む管状対流装置と、
管状対流装置の第1の部分を固定するように構成された固定要素とを備える、管状対流システム。
項目C29.固定要素はリングを含む、項目C28の管状対流システム。
項目C30.固定要素は、平坦要素と、平坦要素に取り付けられた可撓性要素とを含む、項目C28又はC29の管状対流システム。
項目C31.項目C28〜C30のいずれか一項の管状対流システムは、
ホースに連結されるように構成されたホースコネクタと、管状対流装置の2つの端部にそれぞれ連結されるように構成された2つの出口コネクタとを含むホースマニホールドであって、ホースコネクタ及び2つの出口コネクタが、流体連通している、ホースマニホールドを更に備える。
ホースに連結されるように構成されたホースコネクタと、管状対流装置の2つの端部にそれぞれ連結されるように構成された2つの出口コネクタとを含むホースマニホールドであって、ホースコネクタ及び2つの出口コネクタが、流体連通している、ホースマニホールドを更に備える。
項目C32.管状対流システムは、
可撓性材料を含み2つの端部を有する管状構造、及び管状構造上の複数のアパーチャを含む、管状対流装置と、
ホースに連結されるように構成されたホースコネクタ、及び管状構造の2つの端部にそれぞれ連結されるように構成された2つの出口コネクタを含むホースマニホールドであって、ホースコネクタ及び2つの出口コネクタが流体連通している、ホースマニホールドとを備える。
可撓性材料を含み2つの端部を有する管状構造、及び管状構造上の複数のアパーチャを含む、管状対流装置と、
ホースに連結されるように構成されたホースコネクタ、及び管状構造の2つの端部にそれぞれ連結されるように構成された2つの出口コネクタを含むホースマニホールドであって、ホースコネクタ及び2つの出口コネクタが流体連通している、ホースマニホールドとを備える。
本発明は、上述の特定の実施例及び実施形態に限定されるとみなされるべきではなく、そのような実施形態は、本発明の様々な態様の説明を容易にするために詳細に説明されるためのものである。むしろ、本発明は、添付の特許請求の範囲及びそれらの均等物によって定義される本発明の趣旨及び範囲に含まれる様々な修正形態、均等の工程、及び代替装置を含む、本発明のすべての態様を包含するものと理解されたい。
Claims (15)
- 可撓性材料を含み少なくとも一部が空気透過性である管状構造を含む、膨張可能な管状対流装置と、
前記管状対流装置の第1の部分を固定するように構成された第1のリングを含む固定要素とを備える、管状対流システム。 - 前記固定要素が、前記第1のリングに連結された第2のリングを更に含み、前記第2のリングが、前記管状対流装置の第2の部分を固定するように構成される、請求項1に記載の管状対流システム。
- 前記第1のリングが開口部を有する、請求項1に記載の管状対流システム。
- 前記開口部の幅が、前記第1のリングの直径未満である、請求項3に記載の管状対流システム。
- 前記固定要素が、概ね平坦な要素を更に含む、請求項1に記載の管状対流システム。
- 前記固定要素が、定着物に取り付けるように構成された取付要素を更に含む、請求項1に記載の管状対流システム。
- 前記取付要素が、概ね「L」字形の部分を含む、請求項6に記載の管状対流システム。
- 前記管状対流装置が、前記管状対流装置が曲げられたときに膨張媒体の流れを方向付けるように構成された空気ガイド要素を更に含む、請求項1に記載の管状対流システム。
- 前記管状構造が、吹込フィルムと、前記吹込フィルム上に配置された複数のアパーチャとを含む、請求項1に記載の管状対流システム。
- 可撓性材料を含み少なくとも一部が空気透過性である管状構造を含む、膨張可能な管状対流装置と、
平坦要素及び可撓性要素を含む固定要素であって、前記可撓性要素が、前記可撓性要素の第1の端部に近接する前記平坦要素に取り付けられており、前記可撓性要素が、前記管状対流装置の第1の部分を固定するように構成される、固定要素とを備える、管状対流システム。 - 前記平坦要素が、前記可撓性要素の第2の端部に近接して前記可撓性要素に解除可能に結合するように構成される、請求項10に記載の管状対流システム。
- 前記平坦要素が、前記可撓性要素が摺動して中に入ることができるスリットを含む、請求項11に記載の管状対流システム。
- 前記可撓性要素が、第2の端部に近接して重量のある構成部分を含む、請求項10に記載の管状対流システム。
- 前記平坦要素が、定着物に固定されるように構成される、請求項10に記載の管状対流システム。
- 前記可撓性要素が、管、ストリング、及びストラップのうちの少なくとも1つを含む、請求項10に記載の管状対流システム。
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