JP2018207732A - 電源システムおよび電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】集中制御装置に不具合が発生すると、過剰な数の電源装置を出力停止状態にして電力不足が生じる虞がある。
【解決手段】複数の電源装置と、前記複数の電源装置の全体の負荷状態を示す負荷パラメータを取得する取得部と、を備え、各電源装置は、前記負荷パラメータに応じて、前記複数の電源装置のうち少なくとも1つの他の電源装置と異なる基準条件で当該電源装置からの出力を制御する制御部を有する電源システムが提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源システムおよび電源装置に関する。
複数の電源装置から電力を供給する電源システムにおいて負荷の大きさに応じて集中制御装置により複数の電源装置をそれぞれ出力状態または出力停止状態にする運転方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1 国際公開第2015/015570号
しかしながら、特許文献1の電源システムでは、集中制御装置に不具合が発生すると、過剰な数の電源装置を出力停止状態にして電力不足が生じる虞がある。また、集中制御装置と各電源装置との間の経路における信号伝達のタイムラグに起因して、現状に合わない数の電源装置を出力停止状態にして電力不足が生じる虞がある。また、電力供給可能な電源装置の数は増設やメンテナンス等により頻繁に変動するが、この数を集中制御装置がリアルタイムに把握していない場合にも、電力不足を生じる虞がある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様においては、電源システムが提供される。電源システムは、複数の電源装置を備える。電源システムは、複数の電源装置の全体の負荷状態を示す負荷パラメータを取得する取得部を備える。各電源装置は、負荷パラメータに応じて、複数の電源装置のうち少なくとも1つの他の電源装置と異なる基準条件で当該電源装置からの出力を制御する制御部を有している。
各電源装置の制御部は、負荷パラメータが基準条件を満たすかを独立に判断する。
各電源装置の制御部は、負荷パラメータに応じて当該電源装置を出力状態または出力停止状態にする。
基準条件は、負荷パラメータが出力閾値以上である場合に電源装置を出力状態にするための出力条件を有している。基準条件は、負荷パラメータが出力停止閾値未満である場合に電源装置を出力停止状態にするための出力停止条件を有してよい。出力閾値と、出力停止閾値とは互いに異なってもよい。
出力閾値は、出力停止閾値より大きい。
各電源装置の制御部は、当該電源装置を出力停止状態にする場合に、当該電源装置の出力電流を低下させ、電力の出力対象に供給される電圧が基準値以下とならないこと、または基準値から予め定められた範囲を逸脱しないことを確認した後に、当該電源装置を出力停止状態にする。
各電源装置の制御部は、当該電源装置を出力停止状態にする過程で、電力の出力対象に供給される電圧が基準値以下になる前、または基準値から予め定められた範囲を逸脱する前に、当該電源装置を出力状態に戻す。
各電源装置の制御部は、当該電源装置を出力停止状態にする過程で、出力状態の他の電源装置の出力電流が基準電流値以上になる前、または基準電流値から予め定められた範囲を逸脱する前に、当該電源装置を出力状態に戻してよい。
複数の電源装置は、複数のグループの何れかに属してよい。各電源装置の制御部は、当該電源装置が属するグループ毎に異なる基準条件を記憶する記憶部を有している。
記憶部は、複数のグループに対応する複数の基準条件をそれぞれ記憶する。制御部は、複数の基準条件の何れかを使用対象の基準条件として設定する設定部を有している。
電源システムは、複数の電源装置を複数のスロットに収容するラックを備えている。複数のスロットのそれぞれは、複数のグループの何れかに対応付けられている。各電源装置の制御部は、当該電源装置が収容されたスロットに対応するグループを検知する検知部を有している。設定部は、複数の基準条件の中から、検知部に検知されたグループに対応する基準条件を使用対象として設定する。
設定部は、複数の基準条件の中から、ユーザにより選択された基準条件を使用対象として設定する。
設定部は、複数の基準条件の中で使用対象の基準条件を基準周期で切り替える。
各電源装置は取得部を有している。
複数の電源装置は、全体として負荷パラメータの値それぞれに対して出力電圧値が一対一対応する出力特性を有している。取得部は、複数の電源装置の全体の出力電圧を取得する電圧取得部を有している。複数の電源装置の全体の出力電圧から負荷パラメータを算出する算出部を有している。
複数の電源装置は、電流の出力割合の各値に対して出力電圧値が一対一対応する互いに同一の出力特性を有している。
出力特性は、出力電流の増加に伴い出力電圧が漸減する特性でよい。
電源システムは、複数の電源装置のそれぞれに共通して接続された一対の信号線を備える。各電源装置の取得部は、当該電源装置の出力電流に応じた電流を一対の信号線の一方に出力する電流源を有する。各電源装置の取得部は、一対の信号線の間に接続された、当該電源装置の定格電流に反比例する抵抗値の抵抗を有する。各電源装置の取得部は、抵抗と直列に接続されて、当該電源装置が出力停止状態にされる場合に遮断され、当該電源装置が出力状態の場合に導通するスイッチを有する。各電源装置の取得部は、一対の信号線の間の電圧を測定する電圧測定部を有する。各電源装置の取得部は、一対の信号線の間の電圧から負荷パラメータを算出する算出部を有する。
電源システムは、複数の電源装置のそれぞれに共通して接続された一対の信号線を備える。各電源装置の取得部は、当該電源装置の出力電圧に応じた電圧を一対の信号線の間に印加する電圧源を有している。各電源装置の取得部は、電圧源と直列に接続された、互いに抵抗値の等しい抵抗を有している。各電源装置の取得部は、電圧源および抵抗と直列に接続されて、当該電源装置が出力停止状態にされる場合に遮断され、当該電源装置が出力状態の場合に導通するスイッチを有している。各電源装置の取得部は、一対の信号線の間の電圧を測定する電圧測定部を有している。各電源装置の取得部は、一対の信号線の間の電圧から負荷パラメータを算出する算出部を有している。
一対の信号線の一方は、電力出力線である。
取得部は、電力の出力対象から負荷パラメータの予測値を取得する。
制御部は、負荷パラメータの予測値が基準予測値を超える場合に基準条件を変更する。
複数の電源装置のそれぞれは、当該電源システムに対しホットプラグで着脱可能である。
出力状態の2以上の電源装置は、負荷率が互いに等しい。
本発明の第2の態様においては、電源装置が提供される。電源装置は、第1の態様の電源システムに用いられる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本実施形態に係る電源システムを交流電源および負荷装置と共に示す。 各電源装置のエネルギー効率の例を示す。 各電源装置の出力特性を示す。 電源システムの全体の負荷率算出を示す。 第1変形例に係る取得部を示す。 第2変形例に係る取得部を示す。 第3変形例に係る電源システムを示す。 第2実施形態に係る電源システムを示す。 基準周期による基準条件の切り換え態様の一例を示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
[1.第1実施形態]
図1は、本実施形態に係る電源システム1を交流電源2および負荷装置4と共に示す。
交流電源2は、電源システム1に交流電力を供給する。例えば、交流電源2は約100V,200Vなどの商用電源である。
負荷装置4は、電源システム1から供給される直流電力を消費する。本実施形態では一例として、負荷装置4はサーバまたはスーパーコンピュータ等である。なお、負荷装置4は、電源システム1に複数接続されている。この場合、複数の負荷装置4は同種の装置でもよいし、別々の種類の装置でもよい。
電源システム1は、交流電源2からの交流電力を複数の電源装置3によりそれぞれ直流電力に変換して負荷装置4に供給する。電源システム1は、自身の電力容量に対し負荷電力が小さい場合に一部の電源装置3の出力を停止して、残りの電源装置3を効率の高い動作点で動作させる。電源システム1は、複数のグループの何れかに属する複数の電源装置3と、負荷装置4に電力を供給するための一対の電力出力線10A,10Bとを備える。本実施形態では一例として、電源システム1は、別々の3つのグループに属する3つの電源装置3(1),3(2),3(3)を備えている。なお、電源装置3の台数はこれに限られず、例えば100〜1000個でもよい。また、グループの個数は電源装置3の台数よりも少なくてよく、各グループに属する電源装置3の台数は同じであってもよいし、異なってもよい。
電力出力線10A,10Bは、複数の電源装置3に共通である。本実施形態では一例として、一方の電力出力線10Bはグランド線である。
複数の電源装置3は、出力状態に設定された場合に交流電源2からの電力を変換して出力し、出力停止状態に設定された場合には出力を行わない。各電源装置3は電源システム1に対しホットプラグで着脱可能であってよい。例えば、電源装置3はラックマウントタイプの電源モジュールであり、1または複数のラック(図示せず)のスロットに収容されることで電源システム1に接続される。各電源装置3は、電力変換部30と、取得部32と、制御部34と、を有する。本実施形態では一例として、電源装置3(1)〜3(3)は、それぞれ電力変換部30(1)〜30(3)と、取得部32(1)〜32(3)と、制御部34(1)〜34(3)と、を有する。
電力変換部30は、交流電源2からの交流電力を負荷の要求する電圧の直流電力に変換して出力する。電力変換部30は、さらに交流電源2と負荷装置4との間の絶縁を行ってもよい。本実施形態では一例として、電力変換部30は12Vまたは48V等の直流電力を負荷装置4に供給する。なお、本実施形態では一例として、電力変換部30の電力変換効率は、電力変換部30の負荷率が約50%のときに最大となる。電力変換部30の負荷率とは、電源装置3の最大出力または定格出力に対する現在の出力の割合である。本実施形態では一例として電力変換部30の最大出力および定格出力は他の電力変換部30と異なるが、同じでもよい。電力変換部30は、電源装置3が出力停止状態である場合に電力変換のための動作を行わない。
取得部32は、電源システム1の負荷状態を示す負荷パラメータを取得する。ここで、電源システム1の負荷状態とは、負荷装置4の電力消費状態に合わせた電源システム1の電力出力状態である。本実施形態では一例として、負荷パラメータは電源システム1の負荷率である。電源システム1の負荷率とは、出力状態にある電源装置3の全体での最大出力または定格出力に対する現在の出力の割合である。取得部32(1)〜32(3)は、それぞれ電圧取得部320(1)〜320(3)と、算出部322(1)〜322(3)とを有する。
電圧取得部320は、電源システム1における電源装置3の全体の出力電圧を取得する。電圧取得部320は、負荷装置4に電力を供給するための一対の電力出力線10A,10Bの間の電圧を取得する。各電源装置3(1)〜3(3)の電圧取得部320(1)〜320(3)は、電源装置3ごとに個別の電圧センサにより電圧を測定する。電圧取得部320(1)〜320(3)は、それぞれ取得した出力電圧を算出部322(1)〜322(3)に供給する。電圧取得部32は制御部34に含まれていてもよい。各電源装置3が精度良く並列運転可能な場合は、出力電圧を共通の電圧センサで測定してもよい。
算出部322は、電圧取得部320から供給される出力電圧から負荷率を算出する。例えば、電源システム1における電源装置3は全体として負荷率の値それぞれに対して出力電圧値が一対一対応する出力特性を有しており、算出部322は当該出力特性を用いて、現在の出力電圧値に対応する負荷率を算出する。負荷率は電源システム1において出力電圧のアナログ量の瞬時値に対応して得られるものであり、アナログ量の瞬時値をAD変換する等の複雑な処理なく得られるものである。算出部322は、算出した負荷率を制御部34に供給する。
制御部34は、算出部322から供給される負荷率に応じ、当該制御部34を有する電源装置3からの出力を制御する。制御部34は、電源装置3が出力状態にある場合に、負荷率の変化にミリ秒のオーダー以下で追従可能である。制御部34は、電源装置3の起動時に当該電源装置3を出力状態にした後に、基準条件341に従って出力を制御する。基準条件341は、電源システム1における電源装置3のうち少なくとも1つの他の電源装置3と異なっており、制御部34に具備される記憶部340に記憶されている。
基準条件341は電源装置3のグループ毎に異なり、本実施形態では一例として電源装置3(1),3(2),3(3)の間で互いに異なっている。基準条件341が異なるとは、電源装置3の出力制御の条件が異なることである。
基準条件341は電源装置3を出力状態または出力停止状態にするための条件、または出力電力を制御するための条件である。本実施形態では一例として、基準条件341は、負荷率が出力閾値以上となる場合に電源装置3を出力状態にするための出力条件と、負荷率が出力停止閾値未満となる場合に電源装置3を出力停止状態にするための出力停止条件の少なくとも一方を有している。出力条件および出力停止条件の両方を有している場合には、出力閾値と、出力停止閾値とは同じ値に限定されない。出力閾値および出力停止閾値が異なる場合には、本実施形態では、一例として出力閾値は出力停止閾値より大きい値としているが、これに限定されない。この場合には、電源装置3を出力状態または出力停止状態にする(イネーブル・ディセーブル)動作がヒステリシスを持つため、出力状態および出力停止状態が頻繁に切り換えられてしまうのを防止することができる。
基準条件341は、出力状態の電源装置3の電力変換効率(以下、単に「効率」と称する)が最大または目標効率以上となるように設定されている。例えば、本実施形態では基準条件341は、効率を最大とするべく、出力状態の電源装置3の負荷率が約50%に維持されるように設定されている。一例として、基準条件341は、出力状態の電源装置3の台数が多いことに起因して負荷率が25%で、効率が低い場合には、出力状態の電源装置3の半数を出力停止状態にするよう設定されている。また、出力状態の電源装置3の台数が少ないことに起因して負荷率が75%で、効率が低い場合には、出力停止状態の電源装置3の一部を出力状態にするよう設定されている。
制御部34は、負荷率に応じて電源装置3を出力状態または出力停止状態にする。例えば、制御部34は、負荷率が出力条件を満たす場合に電源装置3を出力状態にし、負荷率が出力停止条件を満たす場合に電源装置3を出力停止状態にする。
制御部34は、出力状態にある2以上の電源装置3の負荷率が互いに等しくなるように電源装置3を制御する。一例として各々の制御部34は、他の電源装置3が出力停止状態および/または出力状態に切り替えられる場合に、電源システム1からの出力電力が維持されるように出力電力を制御するが、これに限らない。
制御部34は、電源装置3を出力停止状態にする場合に、当該電源装置3の出力電流を低下させ、負荷装置4に供給される電圧が基準値以下とならないこと、または基準値から予め定められた電圧の範囲を逸脱しないことを確認した後に、当該電源装置3を出力停止状態にする。出力電流の低下は緩やかであることが好ましい。また、制御部34は、供給電圧が基準値以下とならないこと等が確認された後、基準時間(一例として電源システム1の負荷率算出に要する時間)の経過を待ってから電源装置3を出力停止状態にすることが好ましい。ノイズの混入、コネクタの接触不良、断線、その他部品の故障など、何らかの理由により誤って負荷率が低く検出される等の結果、出力状態であるべき電源装置3が出力停止状態になると、出力状態にある他の電源装置3が電流低下を補って電源システム1の出力電力を維持すべく、定格電流を超えて電流を出力する。この場合、過電流保護のために出力電圧が低下する。制御部34は、このような電圧低下が生じないことを確認した後、つまり電源装置3が誤って出力停止状態に切り替えられていないことを確認した後に電源装置3を出力停止状態にする。制御部34は、電源装置3の出力電流を低下させ、出力状態にある他の電源装置3の出力電流が定格電流を超えないことを確認した後に電源装置3を出力停止状態にしてもよい。ここで、制御部34は、電圧取得部320が取得した電圧、または出力電流に応じて算出された出力電圧を、負荷装置4に供給される電圧として用いる。制御部34は、出力電流がゼロになったタイミングで確認を行ってよい。
制御部34は、電源装置3を出力停止状態にする過程で、負荷装置4に供給される電圧が基準値以下となる場合、供給電圧が基準値以下になる前、または基準値から予め定められた電圧の範囲を逸脱する(一例として下限を下回る)前に、出力停止状態への切り替えを一部または全部取りやめて当該電源装置3を出力状態に戻す。これに代えて、制御部34は、電源装置3を出力停止状態にする過程で、負荷装置4に供給される電圧が基準値以下となる場合、出力状態の他の電源装置3の出力電流が基準電流値以上になる前、または基準電流値から予め定められた範囲を逸脱する前に、当該電源装置3を出力状態に戻す。電源装置3を出力状態に戻した場合には、制御部34は、基準時間だけ電源システム1の負荷率を監視して、負荷率が出力停止閾値未満である状態(例えば軽負荷状態)が継続している場合に当該電源装置3を改めて出力停止状態に切り替える。
制御部34は、負荷率が基準条件341を満たすかを独立に判断する。例えば、制御部34(1)は、他の電源装置3(2),3(3)の制御部34(2),34(3)による判断結果に依存せずに判断を行う。また、制御部34(1)は、他の制御部34(2),34(3)による判断のタイミングとは無関係に判定を行う。
以上の電源システム1によれば、各電源装置3の制御部35が負荷率に応じ、電源システム1における電源装置3のうち少なくとも1つの他の電源装置3と異なる基準条件341に従って電源装置3からの出力を自律的に制御する。従って、複数の電源装置3の出力を集中制御する場合と異なり、集中制御装置に発生する不具合に起因して過剰な数の電源装置が出力停止状態にされて電力不足が生じてしまうのが防止される。また、制御信号の経路が短くなる分、ミリ秒オーダー以下で負荷変動への追従が可能であるため、信号伝達のタイムラグに起因して現状に合わない数の電源装置が出力停止状態にされて電力不足が生じてしまうのが防止される。
また、各電源装置3の算出部322が電源システム1から負荷装置4に供給する電力に応じた負荷率を各々算出する。従って、電源システム1に具備される電源装置3の台数、出力状態の電源装置3の台数、電源装置3の最大出力および定格出力の何れの情報も必要とすることなく負荷率を算出することができる。ゆえに電源装置3の台数が増設およびメンテナンス等により増減する場合であっても、負荷率を正確に算出することができる。また、電源装置3の台数の情報、特に稼働台数を逐次、制御部34に通知する手間を省くことができる。
また、電源装置3を出力停止状態にする場合に、制御部34は電源装置3の出力電流を低下させ、負荷装置4に供給される電圧が基準値以下とならない、または基準値から予め定められた電圧の範囲を逸脱しないことを確認した後に、当該電源装置3を出力停止状態にする。従って、誤って負荷率が低く検出された場合に一部の電源装置3が出力停止状態になってしまうのを防止することができる。
続いて、各電源装置3の効率について説明する。図2は、各電源装置3の効率例を示す。図中、縦軸は電源装置3の効率(%)を示し、横軸は定格出力電流に対する出力電流の割合、つまり負荷率(%)を示す。
負荷率がゼロに近い領域では、電流量に依存しない固定損の存在により効率は低くなり得る。また、負荷率が50%を越えると、電流量の2乗に比例する抵抗損の割合が大きくなる結果、効率は低くなり得る。そのため、効率は、ここで示した例においては負荷率50%程度でピークとなる。
続いて、各電源装置3の出力特性について説明する。図3は、各電源装置3の出力特性を示す。図中、縦軸は電源装置3の出力電圧(V)を示し、横軸は負荷率(%)を示す。
電源システム1の複数の電源装置3それぞれは、負荷率の各値に対して出力電圧値が一対一対応する出力特性を有している。例えば、出力特性は、出力電流の増加に伴い出力電圧が漸減する特性(ドループ特性)である。また、出力特性は、複数の電源装置3の間で互いに同一とする。これにより、出力状態および出力停止状態の各電源装置3は、個別に取得した出力電圧から電源システム1の全体の負荷率の算出が容易となる。
続いて、電源システム1の全体の負荷率の算出について図4を用いて説明する。図4は図3と同様に縦軸は電源装置3の出力電圧(V)を示し、横軸は負荷率(%)を示す。
電源システム1は、全体として各電源装置3と同様に、負荷率の各値に対して出力電圧値が一対一対応する出力特性を有している。ここで、出力状態の電源装置3が取得した出力電圧が図中の動作点Aであったとき、各電源装置3がお互いに同一の出力特性であれば、電源システム1の全体としての負荷率が25%と算出できる。出力状態の電源装置3の効率を50%程度にするために、出力状態にある複数の電源装置3のうち予め決めておいた半数が出力停止状態になり、残りの半数が出力状態に維持される。この状態で負荷率がさらに増加した場合には、出力状態の電源装置3の効率を50%程度にするべく出力停止状態の電源装置3が出力状態になる。なお、出力状態にある複数の電源装置3のうち何れの電源装置3を出力停止状態とするかの設定は、一例として、図示しない共通の設定部で行う。この場合、設定は電源装置3の稼働履歴や劣化状態等から定期的に変更するとしてもよい。
[1−1.第1実施形態の第1変形例]
続いて、第1実施形態の第1変形例について説明する。図5は、第1変形例に係る取得部32Aを示す。なお、変形例および後述の他の実施形態において、図1に示された構成と略同一のものには同一の符号を付け、説明を省略する。
本変形例では、電源システム1に一対の信号線11A,11Bが具備されている。信号線11A,11Bは、3つの電源装置3(1)〜3(3)のそれぞれに共通して接続される。
また、各電源装置3(1)〜3(3)は、上述の第1実施形態の取得部32に加えて/代えて取得部32A(1)〜32A(3)を有している。取得部32Aは、上述の取得部32とは別の手法により電源システム1の負荷率を取得する。取得部32A(1)〜32A(3)は、電流源325(1)〜325(3)と、抵抗326(1)〜326(3)と、スイッチ327(1)〜327(3)と、電圧測定部320A(1)〜320A(3)と、算出部322A(1)〜322A(3)とを有する。
電流源325は、電源システム1の出力電流に応じた電流を一方の信号線11Aに出力する。例えば、電流源325(1)〜325(3)はそれぞれの電源装置3(1)〜3(3)が電力出力線10A,10Bへ出力する、各々の主回路電流に比例した信号電流を信号線11Aに出力する。一例として、電流源325(1)は図1の電力変換部30(1)が電力出力線10A,10Bに出力する電流に対応した(例えば、電流の合計値の1/100等)電流を信号線11Aに出力する。電力出力線10A,10Bからの出力電流は、たとえば電流センサにより出力電流を測定した値である。電源装置3が稼働状態である場合に制御部34が電力出力線10A,10Bへの出力電流の指令値を算出する場合には、この指令値を電力出力線10A,10Bへの出力電流として用いてもよい。
抵抗326は、信号線11A,11Bの間に接続される。抵抗326(1)〜326(3)は、それぞれ電源装置3(1)〜3(3)の定格電流に反比例する抵抗値を有する。本実施形態では一例として、電源装置3(1)〜3(3)の抵抗326(1)〜326(3)の抵抗値R〜Rは、それぞれ同一の値(例えばR)とする。
スイッチ327は、抵抗326と直列に接続される。スイッチ327(1)〜327(3)は、それぞれ電源装置3(1)〜3(3)が出力停止状態にされる場合に遮断され、電源装置3(1)〜3(3)が出力状態の場合に導通する。スイッチ327(1)〜327(3)は、それぞれ制御部34(1)〜34(3)により開閉を制御されるが、図示しない別箇の制御手段により開閉されてもよい。
電圧測定部320Aは、信号線11A,11Bの間の電圧Vを測定する。例えば、電圧測定部320Aは、電圧センサにより電圧Vを測定してよい。電圧測定部320A(1)〜320A(3)は、測定電圧Vを算出部322A(1)〜322A(3)に供給する。
算出部322Aは、信号線11A,11Bの間の電圧Vから負荷率を算出する。例えば算出部322Aは、信号線11A,11Bの間の電圧Vを、電源システム1の負荷率として算出する。
ここで、本変形例では電源装置3(1)〜3(3)が出力状態である場合の合成抵抗値RはR/3である。このとき電源装置3が全て出力状態であるとすると、電圧測定部320A(1)〜320A(3)がそれぞれ取得する電圧Vは、IR(=3I×R/3)となる。ここで出力状態の電源装置3が1台となった場合は、合成抵抗値RはRとなり、電圧測定部320A(1)〜320A(3)がそれぞれ取得する電圧Vは、3IR(=3I×R)となる。このように出力状態の電源装置3が3台から1台となったとき、Vは3倍の値となり、出力状態の電源装置3の負荷率として考えれば3倍になったことが算出可能となる。また、出力状態の電源装置3を増やす場合も同様に算出可能である。このような負荷率の情報はアナログ量として瞬時に伝達可能であるため、ミリ秒オーダーで負荷率が増加した場合でも停止状態の電源装置は直ちに出力状態となることが可能である。
本変形例によれば、以上のようにして電源システム1の負荷率が算出される。従って、各電源装置3の取得部32Aは、電源システム1に具備される電源装置3の台数、出力状態の電源装置3の台数、電源装置3の最大出力および定格出力の何れの情報も必要とすることなく、電源システム1の負荷率を算出することができる。
なお、信号線11A,11Bの一方は、電力出力線10A,10Bの一方と共通であってよい。本実施では一例として信号線11Bは、グランド線としての電力出力線10Bと共通であってよい。
[1−2.第1実施形態の第2変形例]
続いて、第1実施形態の第2変形例について説明する。図6は、第2変形例に係る取得部32Bを示す。
本変形例では、電源システム1に一対の信号線12A,12Bが具備される。信号線12A,12Bは、3つの電源装置3(1)〜3(3)のそれぞれに共通して接続される。
また、各電源装置3(1)〜3(3)は、それぞれ上述の取得部32,32Aの少なくとも一方に加えて/代えて取得部32B(1)〜32B(3)を有してもよい。取得部32Bは、上述の取得部32,32Aとは別の手法により電源システム1の負荷率を取得する。取得部32B(1)〜32B(3)は、電圧源325B(1)〜325B(3)と、抵抗326B(1)〜326B(3)と、スイッチ327B(1)〜327B(3)と、電圧測定部320A(1)〜320A(3)と、算出部322A(1)〜322A(3)とを有する。
電圧源325Bは、電源装置3の出力電流に応じた電圧を信号線12A,12Bの間に印加する。例えば、電圧源325B(1)〜325B(3)はそれぞれ図1の電力変換部30(1)〜30(3)が電力出力線10A,10Bへ出力する電流に比例した電圧を信号線12A,12Bの間に出力する。
抵抗326Bは、電圧源と直列に接続される。複数の電源装置3(1)〜3(3)の抵抗326B(1)〜326B(3)は、互いに等しい抵抗値Rを有する。
スイッチ327Bは、電圧源325Bおよび抵抗326Bと直列に接続される。スイッチ327B(1)〜327B(3)は、それぞれ電源装置3(1)〜3(3)が出力停止状態にされる場合に遮断され、当該電源装置3(1)〜3(3)が出力状態の場合に導通する。スイッチ327(1)〜327(3)は、それぞれ制御部34(1)〜34(3)により開閉を制御されるが、図示しない別箇の制御手段により開閉されてもよい。
ここで、本変形例では電圧Vは、出力状態にある電源装置3から信号線12A,12Bの間に印加される電圧の平均値となる。一例として、電源装置3(1)〜3(3)がそれぞれ出力状態にあって電力出力線10A,10Bに各々の定格電流を出力し、信号線12A,12Bにこれに比例した値として、たとえば1Vの電圧を出力すると、電圧Vは「1」となる。また、電源装置3(1)〜3(3)の一部のみ、例えば電源装置3(1),3(2)のみが出力状態にあって電力出力線10A,10Bに各々の定格電流を出力し、信号線12A,12Bに1Vの電圧を出力すると、電源装置3(3)内では電圧源325B(3)の電圧が0Vである一方、スイッチ327Bがオフであるので電圧Vは同様に「1」となる。すなわち電圧Vは出力状態にある(稼働中の)総電流容量に対する負荷率に比例した値となる。たとえば電源装置3(1),3(2)、3(3)が出力状態にあって電源装置3(1)、3(2)が各々の定格電流を出力し、これに応じて付属する電圧源325Bが1Vを出力する一方、電源装置3(3)がほとんど電流を出力せず、これに付属する電圧源325B(3)の出力がほぼ0Vであると、電圧Vは0.66(=2/3)Vとなる。これから稼働中の電源の総電流容量3台分に対し、システム全体の出力電流(=負荷電流)はその2/3であると読み取ることができる。
本変形例によれば、以上のようにして電源システム1の負荷率が算出される。従って、各電源装置3の取得部32Bは、電源システム1に具備される電源装置3の台数、出力状態の電源装置3の台数、電源装置3の最大出力および定格出力の何れの情報も必要とすることなく、電源システム1の負荷率を算出することができる。
なお、信号線12A,12Bの一方は、電力出力線10A,10Bの一方と共通であってよい。本実施では一例として信号線12Bは、グランド線としての電力出力線10Bと共通であってよい。
ここで、上述の第1および第2変形例において、取得部32と、取得部32Aおよび/または取得部32Bとによってそれぞれ負荷率を取得する場合には、取得部32Aおよび/または取得部32Bにより得られる負荷率を、取得部32により得られる負荷率よりも優先して用いてもよい。例えば、取得部32Aおよび/または取得部32Bにより得られる負荷率が異常な値である場合には、この負荷率を用いる代わりに取得部32により得られる負荷率を用いるが、これに限らない。同様に、取得部32Aおよび取得部32Bによって取得したそれぞれの負荷率の優先度も同様に限定しない。
[1−3.第1実施形態の第3変形例]
続いて、第1実施形態の第3変形例について説明する。図7は、第3変形例に係る電源システム1Cを示す。
電源システム1Cは、複数の電源装置3に共通の取得部32を有する。本変形例の取得部32は、取得した負荷パラメータを各電源装置3の制御部34に供給してよい。
本変形例の電源システム1Cによれば、取得部32を1つのみ備えるので、構成を簡略化することができる。
[1−4.第1実施形態の第4変形例]
続いて、第1実施形態の第4変形例について説明する。本変形例においては、制御部34は基準条件341の内容を変更する。
例えば、制御部34は、プリセットされた時間で電源装置3が出力状態または出力停止状態になるよう基準条件341を変更する。一例として、制御部34(1)〜34(3)は、定期的に設定された日時または曜日でそれぞれ電源装置3が出力停止状態になるよう基準条件341を変更する。これにより、電源装置3を定期的に休ませることができる。また、制御部34(1)〜34(3)は、特定の日時にそれぞれ電源装置3(1)〜3(3)が出力停止状態となるよう基準条件341を変更することもできる。これにより、電源装置3のメンテナンスを行うことが可能となる。
また、制御部34は、電源システム1の負荷率が低くならない場合には、電源装置3が出力状態に維持されるよう基準条件341を変更してもよい。例えば、制御部34は、電源システム1における電源装置3の台数が少ないために負荷率が50%未満にならない場合に、基準条件341を変更する。これにより、一部の電源装置3が出力停止状態になることで出力状態の電源装置3の負担が増加してしまうのを防止することができる。
また、制御部34は、温度センサ(図示せず)により測定される電源装置3の温度、または、電源装置3に具備される冷却ファンの稼働速度に応じて電源装置3が出力状態または出力停止状態となるよう基準条件341を変更してもよい。一例として、制御部34(1)〜34(3)は、それぞれ測定温度が高いほど、または、冷却ファンの稼働速度が大きいほど出力停止状態になる割合が大きくなるように、基準条件341を変更する。これにより、発熱した電源装置3を休止させることができる。
また、制御部34は、電源装置3の推定寿命に応じて電源装置3が出力状態または出力停止状態となるよう基準条件341を変更してもよい。
一例として、制御部34(1)〜34(3)は、それぞれ推定寿命が短いほど出力停止状態になる割合が大きくなるように基準条件341を変更する。これにより、推定寿命の短い電源装置3を長持ちさせることができる。
また、制御部34(1)〜34(3)は、それぞれ推定寿命が短いほど出力停止状態になる割合が小さくなるように基準条件341を変更してもよい。これにより、電源装置3の寿命を縮めて交換を早めることができる。これは、全ての電源装置が一斉に交換が必要な状態になるのを避ける手段として用いることができる。
また、制御部34(1)〜34(3)は、推定寿命とは無関係に複数の電源装置3を纏めて交換することが決定されている場合には、それぞれ推定寿命が長いほど出力状態になる割合が大きくなるように基準条件を変更する。これにより、複数の電源装置3を交換時期までに均等に使用することができる。
また、制御部34は、推定寿命が近い電源装置3で交換のタイミングが揃うように、または、交換のタイミングが分散するように、他の電源装置3の制御部34と調整して基準条件341を変更してもよい。
なお、制御部34は、電源装置3が出力状態にあった時間、つまり積算された稼働時間から電源装置3の推定寿命を算出するが、算出の方法はこれに限らない。制御部34は、電源装置3が出力状態にあった時間を、そのときの電源装置3の温度または環境温度で重み付けして推定寿命を算出してもよい。制御部34は、ユーザに電源装置3の交換タイミングを知らせるべく電源装置3の推定寿命を通知してもよい。
[2.第2実施形態]
続いて、第2実施形態について説明する。図8は、第2実施形態に係る電源システム1Dを示す。
本実施形態における電源システム1Dは、複数の電源装置3を複数のスロットに収容する1または複数のラック(図示せず)を備える。一例として、各ラックは5つのスロットを有する。
各スロットは、電源装置3の複数のグループの何れかに対応付けられており、当該スロットに収容される電源装置3に対して、その電源装置3が属すべきグループを検知させるようになっている。例えば、スロットにはグループ毎に位置および/または形状の異なる突起が設けられている。また、スロットには、電源装置3に対してグループの識別情報(本実施形態では一例として識別番号)を通信可能な端子が設けられている。
スロットに対応付けられるグループは、電源システム1Dの出力端子からの距離に従って設定されてよい。本実施形態では一例として、出力端子に近いスロットほど、つまり負荷装置4に近いスロットほど小さい識別番号のグループが対応付けられてよい。
電源システム1Dにおける各電源装置3(1)〜3(3)の制御部34(1)〜34(3)は、それぞれ記憶部340D(1)〜340D(3)、検知部345(1)〜345(3)および設定部346(1)〜346(3)を有する。
記憶部340Dは、電源装置3のグループに対応する複数の基準条件341をそれぞれ記憶する。本実施形態では一例として記憶部340D(1)〜340D(3)は電源装置3(1)〜3(3)の3つのグループに対応する3つの基準条件341をそれぞれ記憶している。
ここで、本実施形態では、識別番号が小さいグループに対応する基準条件341ほど、出力閾値が低い。例えば、識別番号「1」のグループに対応する基準条件341では出力閾値が0であってよい。これにより、電源システム1Dの出力端子に近い電源装置3では、出力端子から遠い電源装置3と比較して出力状態になる割合が大きくなる。
検知部345は、電源装置3が収容されたスロットに対応するグループを検知する。例えば、グループ毎に異なる突起がスロットに設けられる場合には、検知部345は当該突起の位置および/または形状を検知することで、スロットに対応するグループを検知してよい。また、グループの識別番号を通信する端子がスロットに設けられる場合には、検知部345は当該端子から送信される識別番号により、スロットに対応するグループを検知してもよい。検知部345は、検知結果を設定部346に供給する。
設定部346は、複数の基準条件341の何れかを使用対象として設定する。例えば、設定部346は、複数の基準条件341の中から、検知部345に検知されたグループに対応する基準条件341を使用対象として設定する。
以上の電源システム1Dによれば、複数のグループのそれぞれについて記憶部340Dに記憶された基準条件341の何れかを使用対象として設定する。従って、電源装置3の使用状況に応じて基準条件341を切り換えることができる。また、グループ毎に電源装置3を製造する手間を省くことができる。
また、電源装置3が収容されたスロットに対応するグループを検知して、そのグループに対応する基準条件341を使用対象として設定する。従って、電源装置3をラック内の別のラックに収容することで基準条件341を容易に切り換えることができる。
また、電源システム1Dの出力端子に近い電源装置3では、出力端子から遠い電源装置3と比較して出力状態になる割合が大きい。従って、送電経路上での電力損失が少ない電源装置3が優先して使用されるため、電源システム1の効率を向上させることができる。
[2−1.第2実施形態の変形例]
なお、上述の第2実施形態では、収容されるスロットに対応するグループを検知部345で検知することで電源装置3が基準条件341を切り換えることとして説明したが、これに加えて/代えて、他の態様で基準条件341を切り替えてもよい。
例えば、設定部346は、記憶部340Dに記憶された複数の基準条件341の中から、ユーザにより選択された基準条件341を使用対象として設定する。設定部346は、ユーザから基準条件341の選択操作を受ける選択手段を有する。この場合には、例えば電源装置3の使用頻度、推定寿命などに応じて任意に基準条件341を切り換えることができる。
また、設定部346は、記憶部340Dに記憶された複数の基準条件341の中で使用対象の基準条件341を基準周期で切り替えてもよい。設定部346は、基準周期の経過を検知する計時手段、または時刻情報の取得手段を有している。ここで、図9は、基準周期による基準条件341の切り換え態様の一例を示す。本変形例では電源システム1におけるN個の電源装置3が2つまたは3以上のグループに属しており、「1」,「2」のグループでは1日周期で基準条件341を切り換える。一例として、番号「1」のグループでは、偶数日には負荷率が25%未満になると出力停止状態、負荷率が50%以上になると出力状態になり、奇数日には負荷率に関わらず出力状態を維持する。また、番号「2」のグループでは、奇数日には負荷率が25%未満になると出力停止状態、負荷率が50%以上になると出力状態になり、偶数日には負荷率に関わらず出力状態を維持する。これにより、複数の電源装置3を均等に使用することができる。
[3.実施形態の変形例]
なお、上述の第1および第2の実施形態および変形例においては、取得部32は電源システム1の負荷パラメータとして負荷率を算出することとして説明したが、電源装置3の全体の負荷状態を示す他の負荷パラメータを算出してもよい。この場合に制御部34は、負荷パラメータに応じて電源装置3からの出力を制御してよい。負荷状態を示す他の負荷パラメータは、例えば出力電流値であってよい。
また、取得部32は算出部322,322A,322Bにより負荷パラメータを算出することとして説明したが、電力の出力対象である負荷装置4から負荷パラメータの予測値を取得してもよい。例えば、負荷装置4がサーバなどのコンピュータである場合には、実行すべき処理の内容に応じて、その処理の実行時の消費電力などの負荷パラメータを予測して取得部32に供給してよい。予測値の供給は、実際に電力を消費するタイミングよりも1秒早く供給されてもよいし、より速く、或いはより遅く供給されてもよい。負荷装置4は、電源システム1に具備される電源装置3の台数、出力状態の電源装置3の台数、電源装置3の最大出力および定格出力などの情報を電源システム1から取得して負荷パラメータの予測に用いてもよい。
取得部32が負荷パラメータの予測値を取得する場合には、制御部34は、負荷パラメータの予測値が基準予測値を超える場合に基準条件341を変更してもよい。例えば、制御部34は、負荷率の予測値が80%を越える場合には、越えない場合と比較して、出力停止状態から出力状態に切り替えるための出力基準値が低くなるように基準条件341を変更する。これに加えて/代えて、制御部34は、出力状態から出力停止状態に切り替えるための出力停止基準値が低くなるように基準条件341を変更してもよい。これにより、より多くの電源装置3が出力状態となり、負荷率の増加に追従した電力供給が可能となる。制御部34は複数の基準条件341の中で使用対象を切り換えてもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
1 電源システム、1C 電源システム、1D 電源システム、2 交流電源、3 電源装置、4 負荷装置、10A 電力出力線、10B 電力出力線、11A 信号線、11B 信号線、12A 信号線、12B 信号線、30 電力変換部、32 取得部、34 制御部、35 制御部、320 電圧取得部、320A 電圧測定部、322 算出部、322A 算出部、325 電流源、325B 電圧源、326 抵抗、326B 抵抗、327 スイッチ、327B スイッチ、340 記憶部、340D 記憶部、341 基準条件、345 検知部、346 設定部

Claims (25)

  1. 複数の電源装置と、
    前記複数の電源装置の全体の負荷状態を示す負荷パラメータを取得する取得部と、
    を備え、
    各電源装置は、前記負荷パラメータに応じて、前記複数の電源装置のうち少なくとも1つの他の電源装置と異なる基準条件で当該電源装置からの出力を制御する制御部を有する電源システム。
  2. 各電源装置の前記制御部は、前記負荷パラメータが前記基準条件を満たすかを独立に判断する請求項1に記載の電源システム。
  3. 各電源装置の前記制御部は、前記負荷パラメータに応じて当該電源装置を出力状態または出力停止状態にする請求項1または2に記載の電源システム。
  4. 前記基準条件は、前記負荷パラメータが出力閾値以上である場合に電源装置を出力状態にするための出力条件と、前記負荷パラメータが出力停止閾値未満である場合に電源装置を出力停止状態にするための出力停止条件とを有し、
    前記出力閾値と、前記出力停止閾値とは互いに異なる請求項3に記載の電源システム。
  5. 前記出力閾値は、前記出力停止閾値より大きい請求項4に記載の電源システム。
  6. 各電源装置の前記制御部は、当該電源装置を出力停止状態にする場合に、当該電源装置の出力電流を低下させ、電力の出力対象に供給される電圧が基準値以下とならないこと、または基準値から予め定められた範囲を逸脱しないことを確認した後に、当該電源装置を出力停止状態にする請求項3〜5の何れか1項に記載の電源システム。
  7. 各電源装置の前記制御部は、当該電源装置を出力停止状態にする過程で、電力の出力対象に供給される電圧が基準値以下になる前、または基準値から予め定められた範囲を逸脱する前に、当該電源装置を出力状態に戻す請求項6に記載の電源システム。
  8. 各電源装置の前記制御部は、当該電源装置を出力停止状態にする過程で、出力状態の他の電源装置の出力電流が基準電流値以上になる前、または基準電流値から予め定められた範囲を逸脱する前に、当該電源装置を出力状態に戻す請求項6に記載の電源システム。
  9. 前記複数の電源装置は、複数のグループの何れかに属し、
    各電源装置の前記制御部は、当該電源装置が属するグループ毎に異なる前記基準条件を記憶する記憶部を有する請求項1〜8の何れか1項に記載の電源システム。
  10. 前記記憶部は、前記複数のグループに対応する複数の前記基準条件をそれぞれ記憶し、
    前記制御部は、前記複数の基準条件の何れかを使用対象の基準条件として設定する設定部を有する請求項9に記載の電源システム。
  11. 前記複数の電源装置を複数のスロットに収容するラックを備え、
    前記複数のスロットのそれぞれは、前記複数のグループの何れかに対応付けられており、
    各電源装置の前記制御部は、当該電源装置が収容されたスロットに対応するグループを検知する検知部を有し、
    前記設定部は、前記複数の基準条件の中から、前記検知部に検知されたグループに対応する基準条件を使用対象として設定する請求項10に記載の電源システム。
  12. 前記設定部は、前記複数の基準条件の中から、ユーザにより選択された基準条件を使用対象として設定する請求項10または11に記載の電源システム。
  13. 前記設定部は、前記複数の基準条件の中で使用対象の基準条件を基準周期で切り替える請求項10〜12の何れか1項に記載の電源システム。
  14. 各電源装置は前記取得部を有する請求項1〜13の何れか1項に記載の電源システム。
  15. 前記複数の電源装置は、全体として前記負荷パラメータの値それぞれに対して出力電圧値が一対一対応する出力特性を有し、
    前記取得部は、
    前記複数の電源装置の全体の出力電圧を取得する電圧取得部と、
    前記複数の電源装置の全体の出力電圧から前記負荷パラメータを算出する算出部と、
    を有する請求項14に記載の電源システム。
  16. 前記複数の電源装置は、電流の出力割合の各値に対して出力電圧値が一対一対応する互いに同一の出力特性を有する請求項15に記載の電源システム。
  17. 前記出力特性は、出力電流の増加に伴い出力電圧が漸減する特性である請求項15または16に記載の電源システム。
  18. 前記複数の電源装置のそれぞれに共通して接続された一対の信号線を備え、
    各電源装置の前記取得部は、
    当該電源装置の出力電流に応じた電流を前記一対の信号線の一方に出力する電流源と、
    前記一対の信号線の間に接続された、当該電源装置の定格電流に反比例する抵抗値の抵抗と、
    前記抵抗と直列に接続されて、当該電源装置が出力停止状態にされる場合に遮断され、当該電源装置が出力状態の場合に導通するスイッチと、
    前記一対の信号線の間の電圧を測定する電圧測定部と、
    前記一対の信号線の間の電圧から前記負荷パラメータを算出する算出部と、
    を有する請求項14〜17の何れか1項に記載の電源システム。
  19. 前記複数の電源装置のそれぞれに共通して接続された一対の信号線を備え、
    各電源装置の前記取得部は、
    当該電源装置の出力電流に応じた電圧を前記一対の信号線の間に印加する電圧源と、
    前記電圧源と直列に接続された、互いに抵抗値の等しい抵抗と、
    前記電圧源および前記抵抗と直列に接続されて、当該電源装置が出力停止状態にされる場合に遮断され、当該電源装置が出力状態の場合に導通するスイッチと、
    前記一対の信号線の間の電圧を測定する電圧測定部と、
    前記一対の信号線の間の電圧から前記負荷パラメータを算出する算出部と、
    を有する請求項14〜18の何れか1項に記載の電源システム。
  20. 前記一対の信号線の一方は、電力出力線である請求項18または19に記載の電源システム。
  21. 前記取得部は、電力の出力対象から前記負荷パラメータの予測値を取得する請求項1〜14の何れか1項に記載の電源システム。
  22. 前記制御部は、前記負荷パラメータの予測値が基準予測値を超える場合に前記基準条件を変更する請求項21に記載の電源システム。
  23. 前記複数の電源装置のそれぞれは、当該電源システムに対しホットプラグで着脱可能である請求項1〜22の何れか1項に記載の電源システム。
  24. 出力状態の2以上の電源装置は、負荷率が互いに等しい請求項1〜23の何れか1項に記載の電源システム。
  25. 請求項1〜24の何れか1項に記載の電源システムに用いられる電源装置。
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