JP2018206655A - ワニ口クリップ - Google Patents

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孫一 長谷部
Magoichi Hasebe
孫一 長谷部
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Abstract

【課題】接続対象物の近くに金属が接近していても問題なく接続対象物とだけ導通状態が得られるワニ口クリップを提供する。【解決手段】少なくとも絶縁カバー12から露出する部分の先端部5、6において、その内面a及び端面b以外の表面に絶縁膜13を設けているため、仮に端子ネジ15への接続作業の際に、先端部5、6が隣接する別の端子14、16に接続しても短絡等を起こすおそれはない。【選択図】図2

Description

本発明はワニ口クリップに関するものである。
電気回路の端子間の接続試験等の際に両端にワニ口クリップを有するジャンパー線が使用される。ワニ口クリップは金属製のクリップ片をバネ等により先端部が閉じる方向に付勢されたもので、その先端部により端子を挟んで接続させる。クリップ片の先端部以外の部分はチューブ状の絶縁カバーにより覆われ、金属製のクリップ片の一部が隣接した金属部分に接触しないようにされている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−273727号公報
しかしながら、このような従来の技術にあっては、ワニ口クリップの先端部以外の部分は絶縁カバーにより覆われているが、先端部は絶縁カバーから露出しているため、一対の先端部で挟んだ対象端子と隣接する端子との間隔が狭い場合には、接続作業の際に隣接する端子と先端部が接触したり、或いは、接続後にワニ口クリップが傾いて隣接する端子と接触したりするおそれがあった。
本発明は、このような関連技術に着目してなされたものであり、接続対象物の近くに金属が接近していても問題なく接続対象物とだけ導通状態が得られるワニ口クリップを提供することを目的としている。
本発明の第1の技術的側面によれば、一対の金属製のクリップ片同士をその中間部付近に設けられた回転軸で軸支し、クリップ片の先端部同士を閉じる方向に付勢する付勢手段を備え、一方のクリップ片の基端部にリード線が接続され、クリップ片の先端部の一部を残して全体がチューブ状の絶縁カバーにより覆われるワニ口クリップであって、前記先端部はその幅方向の両端部を互いに他方の先端部側へ向けて曲折した断面形状で、該先端部の少なくとも絶縁カバーから露出する部分は、その内面及び端面以外の表面が絶縁膜により覆われていることを特徴とする。
本発明の第2の技術的側面によれば、付勢力により閉じた状態の一対の先端部の外形が、先端方向に向けて先細り形状になっていることを特徴とする。
本発明の第1の技術的側面によれば、少なくとも絶縁カバーから露出する部分の先端部において、その内面及び端面以外の表面に絶縁膜を設けているため、仮に接続対象である端子への接続作業の際に、先端部が隣接する別の端子に接続しても短絡等を起こすおそれはない。また接続後においてワニ口クリップが傾いて隣接する端子と接触しても問題ない。先端部の内面及び端面は金属面が露出しているため、一対の先端部で端子を挟むことによりその端子との接続状態は確実に得られる。
本発明の第2の技術的側面によれば、一対の先端部の外形が先細り形状のため、隣接物との間隔が狭い端子でも確実にその端子だけを挟んで接続することができる。
端子を挟んだ状態のワニ口クリップを示す側面図。 絶縁カバーを外したクリップ片を示す側面図。 図1中矢示SA−SA線に沿う断面図。 図3中矢示DA部分の拡大断面図。
図1〜図4は本発明の好適な実施形態を示す図である。
この実施形態に係るワニ口クリップ1は、一対の金属製のクリップ片2、3同士をその中間部の回転軸4で軸支した構造をしている。クリップ片2、3はその幅方向の両端部を互いに他方側へ向けて曲折した断面コ字形(U字形でも可)をしている。回転軸4にはクリップ片2、3の先端部5、6側を互い閉じる方向へ付勢するバネ(付勢手段)7が設けられている。先端部5、6の互いに曲折した部分の端末はワニ口形状(ギザギザ)になっている。図2に示すように先端部5、6は閉じた状態で外形が先端方向に向けて先細り形状となっている。
クリップ片2、3の先端部5、6とは反対側の基端部8、9は操作部となっており、操作者がこの部分を手で持って互いに接近させることにより、先端部5、6がバネ7の付勢力に抗して開くようになっている。一方の基端部9にはジャンパ線等として利用するリード線10がハンダ11により固定されている。
そしてクリップ片2、3は先端部5、6の先端側の一部を残して全体がチューブ状の絶縁カバー12により覆われている。この絶縁カバー12は可撓性の絶縁材料から成り、一体型の成型品によって構成されている。
この実施形態に係るクリップ片2、3はその先端部5、6における内面a及び端面b以外の表面が絶縁膜13により覆われている。この絶縁膜13は樹脂やゴム等の一般的な絶縁材料を塗布等の方法で被覆したものである。この絶縁膜13は少なくとも絶縁カバー12から露出する部分の先端部5、6に設けられていれば良いが、この実施形態では先端部5、6の略全体に設けている。
従って基板に複数の端子ネジ14、15、16が互いに接近した状態で設けられているような場合でも、ワニ口クリップ1の基端部8、9を絶縁カバー12越しに押して先端部5、6を必要な分だけ開く。そして接続対象である端子ネジ15を挟み、基端部8、9から手を離す。先端部5、6が先細り形状をしているため、隣接する端子ネジ14、16との間隔が狭くてもそれらの端子ネジ14、16と干渉することなく、目的とする端子ネジ15だけを挟むことができる。
また仮に目的とする端子ネジ15への接続作業中に、絶縁カバー12から露出した先端部5、6が隣接する端子ネジ14、16に接触したとしても、その先端部5、6の表面には絶縁膜13が設けられているため、先端部5、6が隣接する端子ネジ14、16と導通することはなく問題ない。
基端部8、9から手を離すと、バネ7の付勢力により先端部5、6が端子ネジ15に強く接触する。先端部5、6の内面a及び端面bには絶縁膜13が設けられておらずに金属面となっているため、先端部5、6と端子ネジ15とは確実な接触状態が得られる。
また目的とする端子ネジ15に接続した後にワニ口クリップ1が傾いて隣接する端子ネジ14、16と接触しても、表面に絶縁膜13が設けられているため、この場合も問題ない。
以上の実施形態では、成型された後のクリップ片2、3の先端部5、6に絶縁膜13を施す例を示したが、予め表面に絶縁膜13が施された金属板を打ち抜いて、表現側に絶縁膜13が位置するようにクリップ片2、3を全体的に成型しても良い。少なくとも絶縁カバー12から露出している部分の先端部5、6に絶縁膜13が施されていれば良く、クリップ片2、3のほぼ全体に絶縁膜13が施されていても良い。
更にこの実施形態では先端部5、6の端末をワニ口形状にする例を示したが、これに限定されずストレート形状でも良い。
1 ワニ口クリップ
2、3 クリップ片
4 回転軸
5、6 先端部
10 リード線
12 絶縁カバー
13 絶縁膜
a 内面
b 端面

Claims (2)

  1. 一対の金属製のクリップ片同士をその中間部付近に設けられた回転軸で軸支し、クリップ片の先端部同士を閉じる方向に付勢する付勢手段を備え、一方のクリップ片の基端部にリード線が接続され、クリップ片の先端部の一部を残して全体がチューブ状の絶縁カバーにより覆われるワニ口クリップであって、
    前記先端部はその幅方向の両端部を互いに他方の先端部側へ向けて曲折した断面形状で、該先端部の少なくとも絶縁カバーから露出する部分は、その内面及び端面以外の表面が絶縁膜により覆われていることを特徴とするワニ口クリップ。
  2. 付勢力により閉じた状態の一対の先端部の外形が、先端方向に向けて先細り形状になっていることを特徴とする請求項1記載のワニ口クリップ。
JP2017112221A 2017-06-07 2017-06-07 ワニ口クリップ Pending JP2018206655A (ja)

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