JP2018205493A - 旋回駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡易な構成で位置検出精度の劣化を抑制し高精度に旋回駆動が可能な旋回駆動装置を提供する。【解決手段】旋回駆動装置であるカメラ100は、チルトユニット40を、基台部311bと一対の腕部311cを有するパン基台310で回転可能に保持すると共に一対の腕部311cの一方に固定されるチルト駆動ユニット350で回転軸T回りに回転駆動させる。一対の腕部311cの他方にはチルトユニット40の回転位置を検出するチルト用光学式センサ363が固定される。チルトユニット40の側壁40cにはチルト用光学式センサ363とDtの間隔をおいて対向するチルト用反射スケール42とこれよりも回転軸Tから離れた摺動レール43とが配置される。また、一対の突起部361aがチルト用光学式センサ363を間に挟んだ状態で、dt(<Dt)の間隔をおいて摺動レール43と対向して配置される。【選択図】 図4

Description

本発明は、旋回駆動装置、特に被装着体の動作に影響を与えることなく駆動する可動体を有する旋回駆動装置に関する。
近年、アクションカムやウエアラブルカメラと称する小型カメラが普及している。この類のカメラは、身体に装着し、ハンズフリーで撮影することができる。また、自転車やドローン(無人航空機)等の機器に装着し、撮影することもできる(例えば、特許文献1参照)。
図6は、従来のカメラ2が装着されるドローン1の斜視図であり、(a)はカメラ2をドローン1に装着するために用いられるジンバル3の分解斜視図を示し、(b)はカメラ2がジンバル3によりドローン1に装着された状態を示す。
ドローン1は複数のプロペラを備えている。プロペラの枚数はドローンの大きさや重量、用途等によって異なる。図示のドローン1は4枚のプロペラを備えたクワッドコプターと呼ばれるものである。ドローン1は、プロペラが回転することによって揚力を発生させて、浮遊することができる。そして、全てのプロペラの回転数を等しい状態で維持することで機体を空中で安定保持(ホバリング)させることができる。また、プロペラの回転数のバランスを敢えて崩すように調整すると、機首が傾き意図した方向にドローン1の姿勢を変更することができる。カメラ2はアクションカムと称する小型カメラである。カメラ2は、携帯性を重視するために、小型且つ軽量に構成されている。また、カメラ2には比較的広角に撮影が可能な光学レンズユニットが搭載されており、カメラ2が装着される機器(ドローン1)の視点ベースの映像を記録することができる。
ドローン1にカメラ2を装着すべく、カメラ2はジンバル3によって保持されている。ジンバル3はドローン1にビス4で共締めして固定される。そしてカメラ2は、不図示の固定部品によってジンバル3に固定されている。この固定部品には、例えば粘着両面テープや結束バンドなどが適用される。ジンバル3は、保持するカメラ2の姿勢を一定に維持する機構が内蔵されている。具体的には、カメラ2を保持すべく設置しているステージに対してパン(水平・左右)方向/チルト(垂直・上下)方向/ロール(回転)方向の3軸を制御して、カメラ2が装着される機器(ドローン1)が発生させてしまう揺れをキャンセルさせる動作を行う。これによってカメラ2は、像揺れが少ない画像を記録することができる。
上述の従来構成では、画像を記録し得る方向はカメラ2の光軸が指す正面方向のみであった。そして、画像を記録する向きを切り替える場合には、被装着体の姿勢を意図した方向へ向けなければならず、被装着体の動きを規制することになってしまう。例えば、カメラ2をジンバル3を介して自転車のハンドルに装着した状態でその画像記録方向を切り替える場合、被装着体である自転車のハンドルの正面を次の画像記録方向へ向けなければならず、走行方向が変わってしまう。また、人がカメラ2をジンバル3を装着した状態で歩行しているときに、その歩行方向を変えずにカメラ2の画像記録方向を切り替えようとすると、不自然な歩行姿勢になってしまい、歩行速度が不安定になる。ひいては、記録画像の像揺れが増大する等の問題が生じる。
被装着体の動きを規制することなく、カメラ2の画像記録方向を任意に制御する方法としては、例えば、光学ユニットの旋回駆動することが可能な旋回駆動装置(例えば、特許文献2参照)が知られている。具体的には、この旋回駆動装置は、レンズ鏡筒を含む可動体(光学ユニット)を回転させる回転軸の一方にプーリを取り付け、このプーリにタイミングベルトを巻回させて駆動力をプーリに伝達し、被装着体に対して可動体を相対的に旋回駆動する。更に、可動体を回転させる回転軸の他方には、可動体と共に回転するパターン板と、パターン板と所定の間隔(ギャップ)を置いて固定体に配置され、パターン板の上に放射状に印刷されるパターンを計数する光学センサとから成る位置検出手段が設けられている。かかる構成により、回転角度を高精度に検出しながら可動体の旋回駆動を行うことが可能である。
この旋回駆動装置を被装着体に取り付けた場合、光学ユニットのみが撮影方向を切り替えることができるため、被装着体の動作に影響を与えることなく撮影を行う事が出来る。
特開2016−82463号公報 特開2010−11199号公報
しかしながら、特許文献2では、プーリに巻回されたタイミングベルトの張力によって可動体が傾くと、パターン板と光学センサの間のギャップが変動し、回転角度の検出精度低下を招く。特に、高精度駆動の追求に伴ってパターン板に印刷されるパターンのピッチが微細化されると、ギャップ変動が与える回転角度の検出精度誤差は顕著となる。また、最悪の場合には、パターン板と光学センサが物理的に接触し破損する等の不良が発生する懸念がある。
上記課題を鑑みて、本発明の目的は、簡易な構成で位置検出精度の劣化を抑制し高精度に旋回駆動が可能な旋回駆動装置を提供することである。
本発明に係る旋回駆動装置は、被駆動体と、前記被駆動体を回転可能に保持する保持部材と、前記保持部材に保持され、前記被駆動体を回転させる駆動力を発生させるアクチュエータと、前記保持部材に保持され、前記被駆動体の回転位置を検出する位置検出部と、を有する旋回駆動装置において、前記保持部材は、基台部と、前記基台部の両端から垂直に延びる一対の腕部と、で構成され、前記アクチュエータは、駆動力を外部に伝達する伝達部を有し、前記伝達部が、前記被駆動体の回転軸Tと前記基台部との間で前記被駆動体の一の側面に加圧接触する状態で、前記一対の腕部の一方に固定され、前記位置検出部は、前記被駆動体の回転軸Tと前記基台部との間で、前記一対の腕部の他方に固定され、前記被駆動体は、前記一対の腕部の間に収容され、前記被駆動体の前記位置検出部と対向する他の側面には、前記位置検出部と間隔Dtをおいて対向して配置される被位置検出部と、前記被位置検出部よりも前記回転軸Tから離れた位置に配置された摺動部を有し、前記保持部材の前記一対の腕部の他方は、前記位置検出部を間に挟み、且つ、前記摺動部と間隔dtをおいて対向して配置される一対の突起部を有しており、前記間隔dtは前記間隔Dtよりも短いことを特徴とする。
本発明によれば、簡易な構成で位置検出精度の劣化を抑制し高精度に旋回駆動が可能な旋回駆動装置を提供することができる。
本発明の旋回駆動装置としてのカメラが装着されるドローンの斜視図である。 図1におけるカメラの外観斜視図である。 カメラの分解斜視図である。 カメラの組立状態における要部断面の模式図である。 図4におけるチルトユニット40の側壁40cを正面から見た図である。 従来のカメラが装着されるドローンの斜視図である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
ここでは、本発明に係る旋回駆動装置として、無人航空機(以下、「ドローン」と称す。)に取り付けられる撮像装置(以下、「カメラ」と称す。)を取り上げる。但し、本発明に係る旋回駆動装置は、これに限定されるものではなく、駆動角度が制御される可動体を有する旋回駆動装置に広く適用することができ、例えば、ロボットアームの関節などが挙げられる。
図1は、本発明の旋回駆動装置としてのカメラ100を備えるドローン10の斜視図であり、(a)はドローン10が着地している状態を表し、(b)はドローン10が飛行中の状態を表す。
ドローン10は4数のプロペラ11a,11b,11c,11d(以下、まとめて「プロペラ11」と称す。)を備えたクワッドコプターと呼ばれるものである。但し、本発明に係るカメラ100の被装着体としてのドローン10のプロペラ11の枚数は4枚に限定されるものではなく、ドローン10の大きさや重量、用途等によって異なる枚数としてもよい。
ドローン10は、プロペラ11が回転することによって揚力を発生させて、浮遊することができる。そして、全てのプロペラ11の回転数を等しい状態で維持することで機体を空中で安定保持(ホバリング)させることができる。また、プロペラ11の回転数のバランスを敢えて崩すように調整すると、機首が傾き意図した方向にドローン10の姿勢を変更することができる。
ドローン10には、カメラ100が取り付けられている。取り付け方法は、特に限定されるものではないが、例えば粘着両面テープをドローン10とカメラ100との間に挟み込む、或いは結束バンドなどでドローン10にカメラ100を括り付ける等の方法が採用される。また、別途、カメラ100をドローン10に取り付けるためのアタッチメントを用意してもよい。カメラ100は大別して固定部と可動部によって構成されている。可動部は、固定部に対して、旋回駆動、具体的にはパンニング駆動及びチルティング駆動ができるように構成されている。カメラ100の内部構成詳細については後述する。
さらにドローン10は、スキッド12a,12b(以下、まとめて「スキッド12」と称す。)を備えている。スキッド12は、ドローン10を地上で支持する機構である。本発明のスキッド12は、引き込み式(可動式)に構成されている。具体的には、ドローン10への取り付け部分が一定量回転可能に構成されている。かかる構成により、ドローン10が離陸するときにはスキッド12を図1(a)の位置から図1(b)の位置へ引き込むことができる。このため、飛行中、カメラ100がパンニング駆動を行いながら撮影する際、画角内にスキッド12が入り込んでしまう等の不具合を防ぐことができる。一方、着陸するときにはスキッド12を図1(b)の位置から図1(a)の位置へ引き出すことができるため、ドローン10やカメラ100が地面に接触して破損してしまう等の不具合を防ぐことができる。
図2は、図1におけるカメラ100の外観斜視図である。
図2に示す様に、カメラ100は、ベースユニット20上に、パンニング可動部であるパンニングユニット(以下、「パンユニット」と称す。)30が、ベースユニット20に対して水平回転(実線の矢印方向)可能、すなわちパンニング可能に載置されている。
更に、カメラ100は、パンユニット30上には、撮像素子及び光学レンズを有するカメラユニット50を備えた被駆動体としてのチルティングユニット(以下、「チルトユニット」と称す。)40を備える。チルトユニット40は、図2に示すように、パンユニット30に対してカメラユニット50の光軸を垂直回転(破線の矢印方向)可能、すなわちチルティング可能に保持している。
上記の様な構成により、カメラ100は、カメラユニット50を有するチルトユニット40を、ベースユニット20に対して相対的に水平回転(パンニング)及び垂直回転(チルティング)させることで、様々な方向、角度の撮影が可能である。
尚、本実施例においては、カメラ100は、パンユニット30の上にチルトユニット40を備える構成であったが、パンニングが不要である場合は、ベースユニット20に直接チルトユニット40を載置してもよい。
以下に、カメラ100の構成について、適宜、図3〜5を用いて説明する。
図3は、カメラ100の分解斜視図であり、(a)は、チルト用反射スケール42が手前になる視点からのカメラ100を示し、(b)は、チルト駆動ユニット350が手前になる視点からのカメラ100を示す。
図4は、カメラ100の組立状態における要部断面の模式図である。
なお、本発明の説明上不要で図が煩雑になるものは省略して描かれている。
カメラ100は主に、保持部材としてのパン基台310を備えたパンユニット30と、カメラユニット50を備えたチルトユニット40と、ベースユニット20から構成される。
なお、Pは、ベースユニット20に対するパンユニット30の水平回転(パンニング)方向の回転軸を示し、Tは、パンユニット30に対するチルトユニット40の垂直回転(チルティング)方向の回転軸を示す。本実施例では、カメラユニット50の光軸、回転軸P、及び回転軸Tは互いに直交する関係にあるが、これらは必ずしも直交する関係にある必要はない。
ベースユニット20には、不図示の制御基板が含まれる。
制御基板は、システム制御回路(CPU)やメモリ、及び、パンユニット30やチルトユニット40の駆動制御を行うドライバIC等が搭載されており、カメラ100の全体の制御を司る。
なお、ベースユニット20の底面部には不図示の電源入力端子が設けられており、この電源入力端子を用いることで、外部電源供給手段からカメラ100への電源供給が可能となる。
更に、ベースユニット20の底面部には図1で前述したドローン10に取り付け可能なアタッチメントが具備されている。
パン基台310は、板状金属をプレス加工によって成形されたパンシャーシ311と、射出成形等の方法によって加工された樹脂製のパンベース312を含んでいる。
パンシャーシ311はビスによってパンベース312に固定されている。
パンシャーシ311は、ビスによってパンベース312と締結される平面を有する基台部311bと、基台部311bの両端から垂直に延びる平面からなる一対の腕部311cから成る。
チルトユニット40は、パンシャーシ311の一対の腕部311cの間に収容される。具体的には、チルトユニット40の両側、すなわち、側壁40b(一の側面)、側壁40c(他の側面)に一対のチルト軸部40aがそれぞれ設けられる。この一対のチルト軸部40aを、一対の腕部311cのそれぞれの先端に設けられた一対のチルト軸受部材31のチルト回転支持穴31aに、それぞれ摺動嵌合する。
また、一対のチルト回転支持穴31aの内部には環状リブ31bがそれぞれ設けられており、これにより、チルトユニット40は、各環状リブ31bの間でスラスト方向にも挟持され、パン基台310に対して垂直回転(チルティング)可能な状態に支持される。
チルトユニット40の側壁40bに固定されたチルト回転板41には、パンシャーシ311の一対の腕部311cの一方に固定されるチルト駆動ユニット350から駆動力を受ける摩擦摺動面41aが設けられている。
チルト駆動ユニット350は、超音波振動を利用して、被駆動体であるチルトユニット40を摩擦駆動する方式の所謂、超音波モータというアクチュエータである。
摩擦摺動面41aには、チルト駆動ユニット350の駆動力を外部に伝達する伝達部として機能する振動子351aに凸状に形成された一対の接触部351eが、組立状態において一定な加圧力で接触する。具体的には、図4に示す様に、チルト回転軸である回転軸Tと平行な方向(矢印A方向)に向かって不図示のバネ部材で付勢されている。
なお、不図示のバネ部材によって付勢力を付与する位置は図5(b)に示すように一対の接触部351eの中心間を結ぶ仮想直線L2上の黒丸で示す中心Cに配置されることが望ましい。これにより、一対の接触部351eを摩擦摺動面41aに対して均等に加圧接触させることができる。
この加圧接触状態において、ドライバICからの制御信号により、フレキシブルプリント基板(以下、「FPC」と称す。)351cから圧電素子351bに高周波電圧が印加されると、一対の接触部351eを介して振動子351aに励起された超音波振動が摩擦摺動面41aに伝達される。
そして、この超音波振動が摩擦摺動面41aに伝達されると、チルト回転板41が摩擦駆動され、チルト回転板41と一体化されたチルトユニット40がパン基台310に対して相対的に垂直回転駆動される。
一方、パンユニット30は、ベースユニット20に対して水平回転(パンニング)可能な状態に支持され、不図示のアクチュエータによりベースユニット20に対して相対的に水平回転駆動される。
なお、上述したチルト軸受部材31は、低摩擦で摺動性に優れる樹脂(例えば、ポリアセタール(POM)等)を射出成型して形成された部材である。
また、上述したチルト回転板41の摩擦摺動面41aには、耐摩耗性を向上させる所定の処理が施されている。
例えば、チルト回転板41にはステンレス材が用いられ、その摩擦摺動面41aには窒化処理等による硬化処理が施されている。
更に、摩擦摺動面41aは、チルト駆動ユニット350の振動子351aの一対の接触部351eと安定した接触状態を維持するために、平滑で、反りが極めて小さくなるようにラップ加工等の表面処理が施された平滑面となっている。
363はロータリエンコーダなどのチルト用光学式センサであり、パンシャーシ311の一対の腕部311cの他方にスペーサ361を介して固定されたFPC362に実装されている。チルト用光学式センサ363は、チルトユニット40の側壁40cに固定され、所定の間隔Dt(図4)をおいて対向するように取り付けられ相対移動する被位置検出部であるチルト用反射スケール42との組み合わせでチルト用の位置検出部として機能する。
チルト用反射スケール42には、チルト軸部40aすなわち回転軸T回りに図5に示すように一定の周期で周方向に配列された反射パターンとしての光学格子(明暗パターン)42aが設けられている。
チルト用光学式センサ363は、チルト用反射スケール42に光を照射する発光部と、チルト用反射スケール42からの反射光を受光する受光部とが一体的にパッケージングされている検出点363aを有する。発光部は例えば発光ダイオードが採用され、受光部は例えばフォトトランジスタが適用される。受光部は、発光部から放たれた光がチルト用反射スケール42の光学格子(明暗パターン)42aに反射して得られる反射光が入射する位置に複数個所設定されており、各受光部で受光された反射光は電気信号に変換される。そして、チルト用光学式センサ363とチルト用反射スケール42が相対移動すると、光学格子(明暗パターン)42aから各受光部に入射する反射光の光量が周期的に変化するため、各受光部から出力される電気信号の値が周期的に変化する。
このように各受光部から出力された周期信号の位相を利用して、相対移動するチルト用反射スケール42の「回転位置」、「回転方向」、「回転速度」等を知ることができる。即ち、チルト用反射スケール42と一体化されたチルトユニット40の「回転位置」、「回転方向」、「回転速度」等を高精度に知ることができる。
スペーサ361は、その板厚が精度高く仕上げられているため、組立状態においてチルト用光学式センサ363とチルト用反射スケール42の間の所定の間隔Dtを精度よく定めることができる。また、スペーサ361は、図3(b)に示す様に、パンシャーシ311の一対の腕部311cの他方にスペーサ361を介してFPC362が固定された状態において、チルト用光学式センサ363を間に挟むように配置された一対の突起部361aを有する。
この一対の突起部361aは、スペーサ361が一対の腕部311cの他方に取り付けられている面からチルトユニット40に向かって同じ高さを有している。またこの一対の突起部361aは、組立状態においてチルトユニット40の側壁40cに設けられた円弧形状を有する摺動レール43(摺動部)と対向して配置される。
そして、図4に示す様に組立状態において一対の突起部361aと円弧形状を有する摺動レール43とは、所定の間隔dtをおいて対向して配置される。
ここで、上述した組立状態におけるチルト用光学式センサ363とチルト用反射スケール42の間の所定の間隔Dtと、一対の突起部361aと円弧形状を有する摺動レール43との間の所定の間隔dtは、Dt>dtの関係になる様に設定されている。
図5は、図4におけるチルトユニット40の側壁40cを正面から見た図である。すなわち、回転軸Tに平行な方向から投影視した図である。
図5に示す様に、チルトユニット40の側壁40cには、側壁40cから紙面手前方向に延びるチルト軸部40aを中心として径方向に向かって、チルト用反射スケール42、摺動レール43、チルト回転範囲を規制する規制部44の順に配置されている。
規制部44はパンシャーシ311に設けられたストッパ311gと当接することで、チルトユニット40の過回転を防止する役割を果たす。
図5に示す様に、スペーサ361に設けられる一対の突起部361aは、摺動レール43と投影上重なる位置に配置される。さらにこの一対の突起部361aは、その中心間を結ぶ仮想直線L1がパンシャーシ311の基台部311bと平行で、且つ、チルト用光学式センサ363を間に挟むように配置される。
なお、摺動レール43の円弧長は、規制部44とストッパ311gで設定されるチルトユニット40の回転範囲内において、一対の突起部361aが常に投影上重なっていればその長さは限定されない。例えば、摺動レール43は、チルト軸部40a回りに全周設けられていても良い。
ところで、チルトユニット40は、図4に示すようにチルト駆動ユニット350から常に回転軸Tと平行な矢印A方向に一定の加圧力を受けながら回転駆動する。この為、カメラ100の使用に伴いチルト軸受部材31のチルト回転支持穴31aおよび環状リブ31bが徐々に摩耗し得る。
そして、チルト軸受部材31のチルト回転支持穴31aおよび環状リブ31bの摩耗が進行するに伴って、チルト軸部40aは当初の回転軸Tに対して任意の角度(例えば、図4中に示す角度θ)の傾きを生じる。
つまり、チルト用反射スケール42とチルト用光学式センサ363が接近する(所定の間隔Dtが小さくなる)方向にチルトユニット40が徐々に変位することになる。
更に摩耗が進行し、チルトユニット40に、一対の突起部361aと摺動レール43との間の所定の間隔dt分変位させるだけの傾き(すなわち、図4中の角度θ)が生じると、一対の突起部361aが摺動レール43に当接する。
これにより、チルト用光学式センサ363とチルト用反射スケール42の間の所定の間隔Dtが一定距離以下になることを規制し、所定の間隔Dtの変動に伴うチルト位置検出精度の劣化を防ぐことができる。
また、図5(a)に示した様にチルト軸部40aを中心とした時の、チルト用光学式センサ363の検出点363aまでの距離R1と、一対の突起部361aが摺動レール43を摺接する距離R2は、R1<R2の関係になる様に配置されている。
これにより、チルト軸部40aが当初の回転軸Tに対して角度θまで傾く前は、dt以下の大きさの隙間を形成でき、摺動レール43が摩耗せずに済むことができる。一方、チルト軸部40aが角度θまで傾いた場合、速やかに一対の突起部361aのそれぞれを摺動レール43と当接させるので、チルト用光学式センサ363とチルト用反射スケール42とが物理的に接触することを確実に防止できる。
更には、上述したようにチルト用光学式センサ363とチルト用反射スケール42の間の所定の間隔Dtと、一対の突起部361aと円弧形状を有する摺動レール43との間の所定の間隔dtは、Dt>dtの関係になる様に設定されている。
これにより、チルト軸受部材31の摩耗により図4に示す角度θの傾きが生じた場合、チルトユニット40の側壁40cにおいて、チルト軸部40aから検出点363aまでの距離よりも離れた位置で一対の突起部361aが摺動レール43に当接し規制する。
よって、一対の突起部361aが摺動レール43に当接した際、チルトユニット40の変位によりもたらされるチルト用光学式センサ363とチルト用反射スケール42の間の所定の間隔Dtの減少量を少なくすることができる。
従って、チルト用光学式センサ363とチルト用反射スケール42の間の所定の間隔Dtの接近により生じるチルト位置検出精度の劣化を効果的に抑制することができる。
更に、チルト軸受部材31の摩耗によりチルトユニット40が変位した場合、一対の突起部361aと摺動レール43が必ず先に当接する為、チルト用光学式センサ363とチルト用反射スケール42とが物理的に接触することもない。
図5(b)には、チルトユニット40の側壁40b側に加圧接触しているチルト駆動ユニット350の振動子351aに形成された一対の接触部351eの位置を破線で示している。
また、上述したように一対の接触部351eの中心間を結ぶ仮想直線L2上の黒丸で示す中心Cにおいて、不図示のバネ部材による振動子351aへの付勢力が付与される。
なお、図5(b)に示す様に一対の接触部351eの中心間を結ぶ仮想直線L2は、パンシャーシ311の基台部311bと平行とすることが好ましい。また、一対の接触部351e間の中心にある黒丸Cをチルト軸部40a中心から基台部311bに引いた仮想垂線上に位置させることが好ましい。また、上述したように一対の突起部361aの中心間を結ぶ仮想直線L1(図5(a))もパンシャーシ311の基台部311bと平行に配置されることが好ましい。これらの構成により、省スペース化を図ることが出来る。
更に、一対の接触部351e間の黒丸で示す中心Cは、チルト軸部40aの中心と一対の突起部361aの中心を結んで形成される仮想三角形領域Sの中に位置している。
このような構成にすることで、チルトユニット40が変位し一対の突起部361aと摺動レール43が当接している時、チルト駆動ユニット350から常に受ける加圧力を安定して受けることができ、チルトユニット40を安定的に支持することができる。
従って、カメラ100の使用に伴いチルト軸受部材31が摩耗し、チルト用光学式センサ363とチルト用反射スケール42の間の所定の間隔Dtが変動した場合であっても、チルトユニット40の回転位置検出精度を安定して維持することが可能となる。
以上説明した構成により、チルト軸受部材31の摩耗などによるチルトユニット40の変位を安定して支持でき、且つ、チルト用光学式センサ363とチルト用反射スケール42間の所定の間隔Dtが一定距離以上変動することを効果的に抑制することができる。
その結果、長期使用による、所定の間隔Dtの変動に伴ったチルト位置検出精度の劣化を抑制することができ、カメラ100のチルトユニット40の回転位置検出精度を維持することが可能となる。
尚、本実施例においては、アクチュエータであるチルト駆動ユニット350によりカメラユニット50をチルト回転させる駆動力を発生させたが、かかる構成に限定されない。例えば、駆動部として、チルト軸部40aに取り付けたプーリにタイミングベルトを巻回させることによりカメラユニット50をチルティングさせる駆動力を発生するようにしてもよい。
また、本実施例では、摺動レール43と対向する位置に一対の突起部361aを設けていたが、かかる構成に限定されない。例えば、チルト用反射スケール42の近傍に設けられ、且つ図4に示すdtがDtより短い構成であれば、その数は1つであってもよい。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものでは無く、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、その他種々の構成を採り得ることは勿論である。
40 チルトユニット
40a チルト軸部
40b,40c 側壁
42 チルト用反射スケール
42a 光学格子(明暗パターン)
43 摺動レール
50 カメラユニット
100 カメラ
310 パン基台
311b 基台部
311c 一対の腕部
350 チルト駆動ユニット
351a 振動子
351e 一対の接触部
361a 一対の突起部
363 チルト用光学式センサ
363a 検出点
T チルティング方向の回転軸

Claims (8)

  1. 被駆動体と、
    前記被駆動体を回転可能に保持する保持部材と、
    前記保持部材に保持され、前記被駆動体を回転させる駆動力を発生させるアクチュエータと、
    前記保持部材に保持され、前記被駆動体の回転位置を検出する位置検出部と、を有する旋回駆動装置において、
    前記保持部材は、基台部と、前記基台部の両端から垂直に延びる一対の腕部と、で構成され、
    前記アクチュエータは、駆動力を外部に伝達する伝達部を有し、前記伝達部が、前記被駆動体の回転軸Tと前記基台部との間で前記被駆動体の一の側面に加圧接触する状態で、前記一対の腕部の一方に固定され、
    前記位置検出部は、前記被駆動体の回転軸Tと前記基台部との間で、前記一対の腕部の他方に固定され、
    前記被駆動体は、前記一対の腕部の間に収容され、前記被駆動体の前記位置検出部と対向する他の側面には、前記位置検出部と間隔Dtをおいて対向して配置される被位置検出部と、前記被位置検出部よりも前記回転軸Tから離れた位置に配置された摺動部を有し、
    前記保持部材の前記一対の腕部の他方は、前記位置検出部を間に挟み、且つ、前記摺動部と間隔dtをおいて対向して配置される一対の突起部を有しており、
    前記間隔dtは前記間隔Dtよりも短いことを特徴とする旋回駆動装置。
  2. 前記被駆動体は、光学レンズと撮像素子を有するカメラユニットを含み、前記カメラユニットの光軸が、前記回転軸Tと直交することを特徴とする請求項1記載の旋回駆動装置。
  3. 前記被位置検出部は、前記回転軸Tから一定距離の位置に一定の周期で形成された反射パターンを有し、前記位置検出部は、前記反射パターンの検出を行うための発光部及び受光部から成る検出点を有し、前記回転軸Tから前記検出点までの距離R1は、前記回転軸Tから前記一対の突起部のそれぞれまでの距離R2よりも短いことを特徴とする請求項1又は2記載の旋回駆動装置。
  4. 前記一対の突起部の中心間を結ぶ仮想直線が、前記基台部と平行であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の旋回駆動装置。
  5. 前記アクチュエータの前記伝達部は、前記被駆動体の一の側面に加圧接触する凸状に形成された一対の接触部を有しており、前記回転軸Tに平行な方向の投影視において、前記回転軸Tと前記一対の突起部の中心を結んだ仮想三角形領域Sの中に、前記伝達部に凸状に形成された前記一対の接触部の中心間を結ぶ仮想直線L2上の中心Cが位置づけられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の旋回駆動装置。
  6. 前記回転軸Tに平行な方向の投影視において、前記回転軸Tから前記基台部に引いた仮想垂線上に、前記伝達部に凸状に形成された前記中心Cが位置づけられていることを特徴とする請求項5記載の旋回駆動装置。
  7. 前記一対の接触部の中心間を結ぶ仮想直線は前記基台部と平行であり、前記回転軸Tに平行な方向の投影視において、前記仮想三角形領域Sの中に、前記一対の接触部が位置づけられていることを特徴とする請求項5又は6記載の旋回駆動装置。
  8. 被駆動体と
    前記被駆動体の両側にあって、前記被駆動体をチルティング可能に保持する一対の回転軸と
    前記一対の回転軸の一方の近傍に設けられ、前記被駆動体をチルト回転させる駆動力を発生させる駆動部と、
    前記一対の回転軸の他方の周りにあって、前記被駆動体の上に配置される被位置検出部と、
    前記被位置検出部と対向する位置に配置される位置検出部とを備える旋回駆動装置において、
    前記一対の回転軸の他方の周りにあって、前記被駆動体の上に配置される摺動部と、
    前記摺動部と対向する位置に配置される突起部とを備え、
    前記被位置検出部は、前記一対の回転軸の他方と前記摺動部の間に位置し、且つ前記突起部は、前記位置検出部の近傍に設けられ、
    前記摺動部と前記突起部の間の間隔dtは、前記被位置検出部と前記位置検出部の間の間隔Dtより短いことを特徴とする旋回駆動装置。
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