JP2018202460A - 溶接機 - Google Patents

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【課題】アルミニウム合金に関して、簡易に溶接することができる溶接機を提供する。【解決手段】溶接機1は、アルミニウム合金材をTIG溶接するためのTIG溶接用トーチ4と、TIG溶接用トーチ4の電極に流す直流溶接電流の電流値を制御する制御部2bとを備える。制御部2bは、スポット時間tSPに、予め定めた電流値である溶接電流IMが流れるように制御し、スポット時間tSPの経過後に、溶接電流IMの半分以下の電流値である溶接電流INが流れるように制御する。【選択図】図4

Description

本発明は、アルミニウム合金材を溶接することができる溶接機に関する。
アルミニウム合金の表面は、非常に融点の高い酸化被膜で覆われているため、溶接する際には、この酸化被膜を除去する必要があることが知られている。タングステン電極のトーチを用いるTIG(Tungsten Insert Gas)溶接の場合、母材(アルミニウム)と電極(タングステン)の極性の反転を繰り返すことで、その酸化被膜を除去できるので、アルミニウム合金の溶接には交流溶接機を用いることが一般的になっている。
例えば、特許文献1のアーク溶接制御方法では、非消耗電極の極性がプラスとなるEP期間では、極性切替部は、2次トランジスタ部の第1のトランジスタと第4のトランジスタをオン状態とし、第2のトランジスタと第3のトランジスタをオフ状態とする。一方、非消耗電極の極性がマイナスとなるEN期間では、極性切替部は、2次トランジスタ部の第2のトランジスタと第3のトランジスタをオン状態とし、第1のトランジスタと第4のトランジスタをオフ状態とする。このようなEP期間とEN期間の制御を行うことにより、電流方向を交番し、交流出力を得ている。
さらに、このアーク溶接制御方法では、単位時間当たりの電流の増加量である電流の増加傾きが、EN電流開始時からは緩やかに増加し、ある時点からは緩やかに減少し、ピーク電流に到達するように制御する。また、ピーク電流からの低下時は、単位時間当たりの電流の減少量である電流の減少傾きが緩やかに増加し、ある時点からは緩やかに減少して最下点に到達するように制御する。EP電流についても同様に、電流の増加傾き、電流の減少傾きが緩やかに変化するように制御する。これにより、溶接を安定化している(段落0026〜0036、図2)。
特開2015−20206号公報
交流溶接機を用いなければ溶接が行えない材料は、アルミニウムやマグネシウムに限られるが、様々な材料を溶接する可能性がある場合には、高価であっても直流モードと交流モードの切替えが行える溶接機が必要となっていた。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、アルミニウム等の材料に関して、簡易に溶接することができる溶接機を提供することを目的とする。
本発明は、アルミニウム合金材をTIG溶接により溶接する溶接機であって、前記アルミニウム合金材を溶解する溶接用トーチと、前記溶接用トーチの電極に流す直流溶接電流の電流値を制御する電流制御部と、を備え、前記電流制御部は、第1期間に、予め定めた電流値である前記直流溶接電流の第1電流が流れるように制御し、前記第1期間の経過後の第2期間に、前記第1電流の半分以下の電流値である第2電流が流れるように制御することを特徴とする。
本発明の溶接機は、溶接用トーチに直流溶接電流が流れることで、アルミニウム合金材の溶接を行うことができる。溶接用トーチに流れる電流は電流制御部で制御され、第1期間においては、第1電流(例えば、予め定めた最大電流値)が流れるので、アルミニウム合金材を十分に溶解させることができる。
また、電流制御部は、第2期間に第2電流(第1電流の半分以下の電流値)が流れるように制御することで、アルミニウム合金材の溶解後にわずかな余熱が発生して、その確実な溶け込みが実現される。これにより、この溶接機では、直流電流によりアルミニウム合金材を簡易に溶接することができる。
本発明の溶接機において、前記電流制御部は、溶接位置、溶接に用いる線材の直径、前記第1期間の長さ、前記第1電流の電流値のうちの少なくとも1つに基づいて、前記第2期間の長さを制御することが好ましい。
この発明の電流制御部は、溶接位置(2頂点、3頂点、平面等)、線材の直径、第1期間の長さ、第1電流の電流値のうちの少なくとも1つ(例えば、これらの組合せ)に基づいて、第2期間の長さを制御する。これにより、作業者の技量に依らず、簡単にアルミニウム合金材を溶接することができる。
本実施形態の溶接機の基本構成を示す全体図。 溶接機の装置本体の原理を説明する図。 (a)溶接機のTIG溶接通常モード(パルス無し通常)のタイミングチャート。(b)溶接機のTIG溶接通常モード(パルス無し例外)のタイミングチャート。 溶接機のTIG溶接通常モード(パルス有り)のタイミングチャート。 (a)溶接機のTIG溶接アルミモード(通常)のタイミングチャート。(b)溶接機のTIG溶接アルミモード(例外1)のタイミングチャート。(c)溶接機のTIG溶接アルミモード(例外2)のタイミングチャート。 TIG溶接アルミモードの溶接性の結果を説明する図。 (a)2頂点角(φ0.6)の電圧特性。(b)3頂点角(φ0.4)の電圧特性。(c)平面(φ0.6)の電圧特性。
以下、本発明の溶接機の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態の溶接機1の基本構成を示す全体図である。溶接機1は、直流電流によりTIG溶接と抵抗溶接の両方が行える溶接機である。ただし、本発明は、TIG溶接の電流制御に関するので、TIG溶接の場合(TIG溶接モード)を中心に説明する。
溶接機1は、装置本体2と、装置本体2とガスホースで接続されたシールドガスボンベ3と、TIG溶接を行うためのTIG溶接用トーチ4(本発明の「溶接用トーチ」に相当)と、抵抗溶接を行うための抵抗溶接用トーチ5と、スポット溶接のトリガとして用いられるフットスイッチ6と、ワークW(被溶接材)と接続するワークコード7と、電力を供給するための電源コード8等で構成されている。
装置本体2には、電源コード8からの交流電流を直流電流に変換してTIG溶接用トーチ4、又は抵抗溶接用トーチ5に供給する溶接電源2aと、直流電流やシールドガスボンベ3からのアルゴンガスの送出、トーチ電極とワークWとの間に発生する高周波等を制御する制御部2bとが内蔵されている。
TIG溶接用トーチ4には、融点が高く溶解しないタングステンの電極が用いられている。溶接の際、TIG溶接用トーチ4は、トーチ電極とワークWとの間に溶接用の熱源となるアーク放電を発生させる。アーク放電により溶解したワークWは、TIG溶接用トーチ4から送出されるアルゴンガスでシールドされるので、溶接が行い易くなる。
ここで、溶接機1の機能の詳細について説明すると、装置本体2の設定パネル2cにより、各種設定が行えるようになっている。例えば、溶接場所(2頂点、奥隅、3頂点、平面等)や溶接材料(線材)のサイズを指定することで、適切な電流及び溶接時間が自動的に設定されるナビゲーション機能がある。
また、1本又は2本の線材により仮止め(抵抗溶接)をした後、本溶接(TIG溶接)を行うダブルワイヤモードと、1本の線材により直接、TIG溶接を行うシングルワイヤモードとを選択することができる機能がある。装置本体2には、両モードの適切な電流及び溶接時間が記憶されているので、作業者は、設定パネル2cで何れかのモードを選択するだけで容易に溶接を行うことができる。
次に、図2を参照して、溶接機1の装置本体2の原理図について説明する。
まず、溶接機1用の電力が装置本体2に供給される。異常電圧が装置本体2に印可された場合にはブレーカ10が作動するが、通常時は、電源コード8(図1参照)を通じて交流電流が装置本体2に流れ込み、入力側整流器11で直流成分に変換される。
その後、パワースイッチング素子であるIGBT(Insulted Gate Bipolar Transistor)12により、入力側整流器11から出力された直流成分が高周波に変換される。なお、IGBT12は、プリント基板19により制御される。
次に、モード切替器13により、TIG溶接モードと抵抗溶接モードとの切替えが行われる。モードの切替えについても、プリント基板19により制御される。
TIG溶接モードが選択された場合、インバータ変圧器14aが変圧器の巻数比に応じて高周波電圧を変換する。そして、出力側整流器15aが高周波インバータの出力として直流電流に変換する。
その後、出力電流検出器16aが出力側整流器15aから出力された直流電流を検出する。この電流値は、プリント基板19にも出力され、さらに、平滑回路17により出力電流が平滑される。
最後に、カップリングコイル18は、イグナイタ回路(図示省略)から発生した高周波電圧を主回路に重畳して直流電流を出力する。なお、抵抗溶接モードが選択された場合には、インバータ変圧器14bが高周波電圧を変換し、出力側整流器15bが直流電流に変換し、さらに、出力電流検出器16bが直流電流を検出した後、直流電流が出力される。
次に、図3A、図3Bを参照して、溶接機1のTIG溶接通常モードのタイミングチャートを説明する。
まず、図3A(a)は、パルス無しモード(通常時)のタイミングチャートを示している。フットスイッチがオンされるとアルゴンガスの送出が開始され、アルゴンガスの送出から期間tのプリフローを経て高周波が短時間発生する。そして、高周波の発生の直後に溶接電流Iが流れ始める。
この溶接電流Iは、スポット時間tSPだけ流れた後にオフとなる。そして、期間tのアフターフローを経てアルゴンガスの送出が中止される。なお、今回は、フットスイッチをある程度の時間オンした場合を示している。
次に、図3A(b)は、パルス無しモードにおいて、スポット時間tSPにフットスイッチをオフした場合のタイミングチャートを示している。図示するように、フットスイッチがオンされてから溶接電流Iが流れ始めるまでは通常時と同じであるが、予め定めたスポット時間tSP内にフットスイッチがオフされると、その時点で溶接電流Iがオフとなる。そして、期間tのアフターフローを経てアルゴンガスの送出が中止される。
次に、図3Bは、パルス有りモードのタイミングチャートを示している。フットスイッチがオンされるとアルゴンガスの送出が開始され、アルゴンガスの送出から期間tのプリフローを経て高周波が短時間発生する。そして、高周波の発生の直後に溶接電流Iが流れ始める。
ここで、高周波のパルスは、フットスイッチがオンしている期間に3回発生する。そして、高周波の発生の直後に溶接電流Iが流れ始める。溶接電流Iのオンは、周期Tで繰り返され、フットスイッチのオフから時間tのアフターフローを経てアルゴンガスの送出が中止される。
なお、スポット時間tSPにフットスイッチがオフされた場合には、その時点で溶接電流Iがオフとなり、アフターフローに移行する。
次に、図4を参照して、溶接機1のTIG溶接アルミモードのタイミングチャートを説明する。
まず、図4(a)は、アルミモード(通常時)のタイミングチャートを示している。図示するように、フットスイッチがオンされるとアルゴンガスの送出が開始され、アルゴンガスの送出から期間tのプリフローを経て高周波が短時間発生する。そして、高周波の発生の直後に溶接電流Iが流れ始める。なお、溶接電流Iは、本発明の「第1電流」に相当する。
この溶接電流Iはスポット時間tSPだけ流れ、その後は、溶接電流Iの半分以下の溶接電流Iが時間tの期間流れる。溶接電流Iと溶接電流Iとが流れる合計時間がインターバル時間tINTであり、溶接電流Iが流れる時間に関しては、インターバル時間tINTの中で任意に変更することができる。なお、スポット時間tSPは本発明の「第1期間」に相当し、時間tは本発明の「第2期間」に相当し、溶接電流Iは本発明の「第2電流」に相当する。
インターバル期間tINTの経過により溶接電流Iがオフとなると、期間tのアフターフローを経てアルゴンガスの送出が中止される。なお、今回は、フットスイッチをある程度の時間オンした場合を示している。
次に、図4(b)は、アルミモードにおいて、スポット時間tSPにフットスイッチをオフした場合のタイミングチャートを示している。図示するように、フットスイッチがオンされてから溶接電流Iが流れ始めるまでは通常時と同じであるが、スポット時間tSP内にフットスイッチがオフされると、その時点で溶接電流Iがオフとなる。そして、期間tのアフターフローを経てアルゴンガスの送出が中止される。
最後に、図4(c)は、アルミモードにおいて、時間tにフットスイッチをオフした場合のタイミングチャートを示している。図示するように、フットスイッチがオンされてから溶接電流Iが流れ始めるまでは通常時と同じであるが、時間t内にフットスイッチがオフされると、その時点で溶接電流Iがオフとなる。そして、期間tのアフターフローを経てアルゴンガスの送出が中止される。
次に、図5を参照して、TIG溶接アルミモードの溶接性を説明する。なお、以下では説明を補足するため、適宜、図6の実際の測定値(溶接電流がやや小さい条件)を参照する。
図5は、2頂点角、3頂点角及び平面を溶接する場合における線材の線径、溶接電流I(A)、スポット時間tSP(ms)及びインターバル時間tINT(ms)に対して、溶接性を確認した結果である。
溶接機1では、線径、溶接電流等の条件を変えて溶接性の確認を行い、作業者が簡易にアルミニウムの溶接を行えるような条件を抽出して、本装置の簡易溶接機能として搭載している。
例えば、図5において、「2頂点角」の欄の中列は、線径がφ0.6(0.6mm)、溶接電流Iが70(A)、スポット時間tSPが70(ms)である。そして、溶接性が良いとされる「○」以上のインターバル時間tINTは、160〜230(ms)の範囲となっている。なお、インターバル時間tINT200(ms)においては「◎」が示されているが、今回の条件におけるインターバル時間のデフォルト値に設定されていることを意味する。
また、インターバル時間tINTからスポット時間tSPを減算することで、小さな溶接電流Iが流れる時間tを算出することができる。今回、インターバル時間tINTが200(ms)であるため、時間tは130(ms)となる。
ここで、図6(a)の「2頂点角(φ0.6)」の溶接時間と直流電圧のグラフを確認する。横軸が溶接時間であるが、電圧が立ち上がってから完全に立ち下がるまで8目盛りある。1目盛りが25.0(ms)であるから、インターバル時間tINTは200(ms)である。
溶接電流Iが流れるスポット時間tSPは2.8目盛り程度であるので、条件の70(ms)とほぼ合致する。また、縦軸が電圧であり、スポット時間tSPの電圧値は、5目盛り程度である。1目盛りが100(mV)であるが、測定の際に10mV/Aの電流プローブを用いているので、1目盛りが10(A)に相当し、ここでの電流値は約55(A)である。
同様に、溶接電流Iが流れる時間tの電圧値は0.5目盛り程度であるから、約5(A)である。従って、今回の条件では、時間tでの電流値は、スポット時間tSPでの電流値の約1/11となる。
他の例では、「3頂点角」の欄の左列は、線径がφ0.4(0.4mm)、溶接電流Iが50(A)、スポット時間tSPが50(ms)であるが、溶接性が良いとされる「○」以上のインターバル時間tINTは、130〜200(ms)の範囲である。なお、インターバル時間tINT150(s)においては「◎」が示され、デフォルト設定となっている。
ここで、図6(b)の「3頂点角(φ0.4)」の溶接時間と直流電圧のグラフを確認する。まず、電圧が立ち上がってから完全に立ち下がるまで6目盛りあり、1目盛りが25.0(ms)であるから、インターバル時間tINTは150(ms)である。
また、溶接電流Iが流れるスポット時間tSPは2目盛り程度であるので、条件の50(ms)とほぼ合致する。スポット時間tSPの電圧値は3.8目盛り程度であるので、ここでの電流値は約38(A)である。
同様に、溶接電流Iが流れる時間tの電圧値は0.5目盛り程度であるから、約5(A)である。従って、今回の条件では、時間tでの電流値は、スポット時間tSPでの電流値の約1/7となる。
また、他の例では、「平面」の欄の中列は、線径がφ0.6(0.6mm)、溶接電流Iが100(A)、スポット時間tSPが100(ms)であるが、溶接性が良いとされる「○」以上のインターバル時間tINTは、180〜250(ms)の範囲である。なお、インターバル時間tINT200(ms)において「◎」が示され、デフォルト設定となっている。
ここで、図6(c)の「平面(φ0.4)」の溶接時間と直流電圧のグラフを確認する。まず、電圧が立ち上がってから完全に立ち下がるまで8目盛りあり、1目盛りが25.0(ms)であるから、インターバル時間tINTは200(ms)である。
また、溶接電流Iが流れるスポット時間tSPは4目盛り程度であるので、条件の100(ms)とほぼ合致する。スポット時間tSPの電圧値は3.8目盛り程度であるので、1目盛りが200(mV)であることを考慮して、電圧値は約76(A)である。
同様に、溶接電流Iが流れる時間tの電圧値は0.2目盛り程度であるから、約4(A)である。従って、今回の条件では、時間tでの電流値は、スポット時間tSPでの電流値の約1/19程度となる。
以上のように、スポット時間tSPに溶接電流Iを流し、その後、小さな溶接電流Iを流すことで、直流電流によりアルミニウムの溶接を実現した。溶接電流Iは、溶接電流Iの半分以下であり、1/5以下であるとさらに好ましい。
従来、アルミニウムを溶接する場合、交流電流を用いてアルミニウムの酸化被膜を除去しながら溶接する必要があった。溶接機1のTIG溶接アルミモードでは、図4(a)のように溶接電流を制御することで、アルミニウムの酸化被膜が一時的に除去されると考えられる。また、このような電流制御により、溶解後にわずかな余熱が発生し、アルミニウムがより確実に溶け込み、溶接が可能になると考えられる。
1 溶接機
2 装置本体
2a 溶接電源
2b 制御部(電流制御部)
2c 設定パネル
3 シールドガスボンベ
4 TIG溶接用トーチ(溶接用トーチ)
5 抵抗溶接用トーチ
6 フットスイッチ
7 ワークコード
8 電源コード
10 ブレーカ
11 入力側整流器
12 IGBT
13 モード切替器
14a,14b インバータ変圧器
15a,15b 出力側整流器
16a,16b 出力電流検出器
17 平滑回路
18 カップリングコイル
19 プリント基板

Claims (2)

  1. アルミニウム合金材をTIG溶接により溶接する溶接機であって、
    前記アルミニウム合金材を溶解する溶接用トーチと、
    前記溶接用トーチの電極に流す直流溶接電流の電流値を制御する電流制御部と、を備え、
    前記電流制御部は、
    第1期間に、予め定めた電流値である前記直流溶接電流の第1電流が流れるように制御し、
    前記第1期間の経過後の第2期間に、前記第1電流の半分以下の電流値である第2電流が流れるように制御することを特徴とする溶接機。
  2. 請求項1に記載の溶接機において、
    前記電流制御部は、溶接位置、溶接に用いる線材の直径、前記第1期間の長さ、前記第1電流の電流値のうちの少なくとも1つに基づいて、前記第2期間の長さを制御することを特徴とする溶接機。
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