JP2018197510A - エンジンシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】補助ブレーキの制動力を効果的に向上させる。【解決手段】エンジン10の吸排気バルブ12,14の開閉タイミングを任意に調整可能な可変バルブタイミング機構51,52を含む補助ブレーキ装置50と、補助ブレーキ装置50を作動させるか否かのオン/オフ操作を取得するブレーキ操作取得部95と、車両がエンジン10の燃料噴射を停止させて減速走行する減速走行状態にあるか否かを取得する減速走行取得部90,91と、可変バルブタイミング機構51,52の作動を制御して、吸気バルブ12を上死点近傍から下死点近傍に亘って開弁させると共に、排気バルブ14を閉弁状態に維持させる補助ブレーキ制御を実施する制御部100とを備えた。【選択図】図2
Description
本発明は、エンジンシステムに関し、特に、補助ブレーキ装置を備えたエンジンシステムに関する。
この種の補助ブレーキ装置として、エンジンブレーキ力(以下、制動力)を高める圧縮開放ブレーキが広く実用化されている。圧縮開放ブレーキは、圧縮上死点付近で排気バルブを開弁することで圧縮圧力を開放し、ピストンが上死点を通過した後に排気バルブを閉弁して膨張行程時に筒内を負圧にすることにより、制動力が得られるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、圧縮開放ブレーキの制動力を効果的に高めるには、筒内に吸入される吸気の圧力を高めることが望ましい。しかしながら、圧縮開放ブレーキを作動させる車両減速時は、燃料噴射が停止(燃料カット)されるため、排気エネルギの減少に伴い過給機の稼働も次第に低下する。このため、筒内に吸入される吸気の圧力が減少し、膨張行程時の筒内の負圧も弱められることにより、制動力を効果的に維持できない課題がある。
本開示の技術は、車両減速時に作動する補助ブレーキの制動力を効果的に向上させることを目的とする。
本開示の技術は、車両に搭載されたエンジンの吸排気バルブの開閉タイミングを任意に調整可能な可変バルブタイミング機構を含む補助ブレーキ装置と、前記補助ブレーキ装置を作動させるか否かのオン/オフ操作を取得するブレーキ操作取得手段と、前記車両がエンジンの燃料噴射を停止させて減速走行する減速走行状態にあるか否かを取得する減速走行取得手段と、前記ブレーキ操作取得手段によりオン操作が取得され、且つ、前記減速走行取得手段により減速走行状態が取得されると、前記可変バルブタイミング機構の作動を制御して、前記吸気バルブを上死点近傍から下死点近傍に亘って開弁させると共に、前記排気バルブを閉弁状態に維持させる補助ブレーキ制御を実施する制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、前記エンジンの排気通路に設けられて排気により駆動するタービン及び、前記エンジンの吸気通路に設けられて吸気を圧送するコンプレッサを含む過給機と、前記エンジンの吸気状態量を取得する状態量取得手段と、をさらに備え、前記制御手段は、前記補助ブレーキ制御の実施中に、前記状態量取得手段により取得される前記吸気状態量が前記過給機にサージ現象を生じさせ得る所定のサージ領域になると、閉弁状態に維持されている前記排気バルブを開弁作動させることが好ましい。
また、本開示の技術は、車両に搭載されたエンジンの吸排気バルブの開閉タイミングを任意に調整可能な可変バルブタイミング機構を含む補助ブレーキ装置と、前記補助ブレーキ装置を作動させるか否かのオン/オフ操作を取得するブレーキ操作取得手段と、前記車両がエンジンの燃料噴射を停止させて減速走行する減速走行状態にあるか否かを取得する減速走行取得手段と、前記ブレーキ操作取得手段によりオン操作が取得され、且つ、前記減速走行取得手段により減速走行状態が取得されると、前記可変バルブタイミング機構の作動を制御して、前記吸気バルブを上死点近傍から下死点近傍に亘って開弁させると共に、前記排気バルブを上死点近傍のみで開弁させる補助ブレーキ制御を実施する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本開示の技術によれば、車両減速時に作動する補助ブレーキの制動力を効果的に向上させることができる。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施形態に係るエンジン制御システムについて説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本実施形態に係るエンジン10の吸排気系を示す模式的な全体構成図である。エンジン10のシリンダヘッド11には、吸気ポート11A、排気ポート11B、吸気バルブ12、排気バルブ14、筒内インジェクタ16等が設けられている。また、吸気ポート11Aには吸気マニホールド13が接続され、排気ポート11Bには排気マニホールド15が接続されている。シリンダヘッド11の下部には、シリンダブロックCBが設けられ、シリンダブロックCBのシリンダボア内にはピストンPが往復移動自在に収容されている。また、ピストンPには、コネクティングロッドCRを介してクランクシャフトCSが連結されている。なお、図示の関係上、図1にはエンジン10の複数気筒のうち1気筒のみを示し、他の気筒については図示を省略している。
吸気マニホールド13には吸気を導入する吸気通路20が接続され、排気マニホールド15には排気を大気に放出する排気通路21が接続されている。吸気通路20には、吸気上流側から順に、エアクリーナ22、吸入空気流量センサ(以下、MAFセンサ)93、過給機30のコンプレッサ32、インタークーラ23、吸気スロットルバルブ24、ブースト圧センサ94等が設けられている。排気通路21には、排気上流側から順に、過給機30のタービン31、排気後処理装置25等が設けられている。
過給機30は、排気により駆動するタービン31と、タービン31と回転軸で連結されて吸気を圧送するコンプレッサ32とを備えている。なお、過給機30は、図示例のコンベンショナルタイプに限定されず、可変翼を備える可変容量型タイプであってもよい。
本実施形態のエンジン10は、吸気バルブ12の開閉タイミングを任意の時期に調整可能な第1可変バルブタイミング機構51と、排気バルブ14の開閉タイミングを任意の時期に調整可能な第2可変バルブタイミング機構52とを含む補助ブレーキ装置50を備えている。第1及び第2可変バルブタイミング機構51,52としては、例えば、カムプロフィールの異なる複数のカム(不図示)を選択的に切り替え可能なカム切替式バルブタイミング機構や、電磁ソレノイドの電磁力により吸気バルブ12及び排気バルブ14を直接的に開閉動作させる電磁駆動式バルブタイミング機構を用いることができる。第1及び第2可変バルブタイミング機構51,52は、ECU100から入力される指示信号に応じて制御される。
エンジン回転数センサ90は、エンジン10のクランクシャフトCSからエンジン回転数Neを取得する。アクセル開度センサ91は、図示しないアクセルペダルの踏み込み量からエンジン10の燃料噴射量Qを取得する。車速センサ92は、図示しないプロペラシャフト又は変速機の出力シャフトから車両の車速Vを取得する。MAFセンサ93は、エアクリーナ22から吸気通路20に導入される吸入空気流量qを取得する。ブースト圧センサ94は、コンプレッサ32により圧送される吸気の圧力(以下、ブースト圧P)を取得する。ブレーキスイッチ95は、図示しない車両運転室に設けられており、補助ブレーキ機構50を作動させるか否かのオン/オフ操作を取得する。これら各種センサ類90〜95は、ECU100と電気的に接続されている。
ECU100は、エンジン10等の各種制御を行うもので、公知のCPU101やROM102、RAM103、入力ポート、出力ポート等を備え構成されている。これら各種制御を行うため、ECU100には、各種センサ類90〜95のセンサ値が入力される。
また、ECU100は、図2に示すように、補助ブレーキ作動判定部110と、補助ブレーキ作動制御部120と、サージ防止制御部130とを一部の機能要素として有する。これら各機能要素は、一体のハードウェアであるECU100に含まれるものとして説明するが、これらのいずれか一部を別体のハードウェアに設けることもできる。
補助ブレーキ作動判定部110は、補助ブレーキを作動させるか否かを判定する。具体的には、補助ブレーキ作動判定部110は、(1)ブレーキスイッチ95がオン、(2)アクセル開度センサ91により取得されるアクセル開度が略全閉の燃料噴射停止状態、且つ、(3)エンジン回転数センサ90により取得されるエンジン回転数Neが所定回転数以上となっている車両の減速走行時に、補助ブレーキを作動させると判定する。
補助ブレーキ作動制御部120は、補助ブレーキ作動判定部110が補助ブレーキを作動させると判定すると、補助ブレーキ装置50(第1及び第2可変バルブタイミング機構51,52)に指示信号を出力して吸排気バルブ12,14の開閉タイミングを調整し、車両に制動力を付与する補助ブレーキ制御を実施する。
具体的には、図3に示すように、補助ブレーキ作動制御部120は、第1可変バルブタイミング機構51にピストンPが上死点TDCよりも僅かに進角側(例えば、上死点TDC前約5°)の所定進角位置に達した時から下死点BDC近傍に移動するまでの期間に亘って吸気バルブ12を開弁させる指示信号を出力すると共に、第2可変バルブタイミング機構52に排気バルブ14を全閉状態に維持させる指示信号を出力し、さらに、吸気スロットルバルブ24に全閉指示信号を出力する。すなわち、1サイクル中に「吸気行程」及び「圧縮行程」がそれぞれ2回ずつ交互に繰り返されるようになる。これにより、ピストンPが所定進角位置から上死点TDCに達するまでの間に、シリンダ内の高圧吸気が吸気側に戻され、さらに、ピストンPが上死点TDCから下死点BDCに移動するまでの間に、吸気側の高圧吸気を再びシリンダ内に戻すことが可能となり、従前の圧縮開放ブレーキよりも約2倍の制動力が得られるようになる。
サージ防止制御部130は、補助ブレーキ制御により吸気マニホールド13内の圧力が上昇すると、閉弁状態に維持されている排気バルブ14を開弁作動させて過給機30のサージ現象を防止するサージ防止制御を実施する。より詳しくは、ECU100のメモリには、図4に示すような、コンプレッサ特性マップMが予め記憶されている。コンプレッサ特性マップMには、縦軸にコンプレッサ32の入口圧力と出口圧力との比である圧力比、横軸に吸気流量が設定されている。さらに、コンプレッサ特性マップMには、過給機30にサージ現象を生じさせ得るサージ領域Sが設定されている。サージ防止制御部130は、補助ブレーキ制御の実施中にブースト圧センサ94等により取得される吸気マニホールド13内の吸気状態量がコンプレッサ特性マップMのサージ領域Sに入ると、第2可変バルブタイミング機構52に排気バルブ14を開弁作動させる指示信号を出力する。これにより、補助ブレーキ制御の実施により上昇した吸気マニホールド13内の圧力が速やかに下げられるようになり、サージ現象を効果的に防止することが可能になる。なお、コンプレッサ特性マップMは、必ずしも図形化する必要はなく、数値データとして記憶させてもよい。
次に、図5に基づいて、本実施形態に係る補助ブレーキ制御のフローを説明する。
ステップS100では、補助ブレーキの作動条件が成立しているか否かが判定される。具体的には、(1)ブレーキスイッチ95がオン、(2)アクセル開度センサ91により取得されるアクセル開度が略全閉の燃料噴射停止状態、且つ、(3)エンジン回転数センサ90により取得されるエンジン回転数Neが所定回転数以上となっている車両の減速走行時であれば、補助ブレーキの作動条件が成立していると判定し、本制御はステップS110に進む。
ステップS110では、ピストンPが上死点TDCよりも僅かに進角側(例えば、上死点TDC前約5°)の所定進角位置に達した時から下死点BDC近傍に移動するまでの期間に亘って吸気バルブ12を開弁させると共に、排気バルブ14を全閉状態に維持させ、1サイクル中に「吸気行程」及び「圧縮行程」をそれぞれ2回ずつ交互に繰り返させる補助ブレーキ制御が実施される。
ステップS120では、ブースト圧センサ94等により取得される吸気マニホールド13内の吸気状態量がコンプレッサ特性マップMのサージ領域Sにあるか否かが判定される。肯定の場合、本制御はサージ現象を防止すべくステップS130に進む。
ステップS130では、補助ブレーキ制御により閉弁状態に維持されている排気バルブ14を開弁作動させるサージ防止制御が実施される。
ステップS140では、ブースト圧センサ94等により取得される吸気マニホールド13内の吸気状態量が、依然としてコンプレッサ特性マップMのサージ領域Sにあるか否かが判定される。肯定の場合は、サージ防止制御の実施を継続させるべく、本制御はステップS130に戻される。一方、否定の場合、すなわち、吸気マニホールド13内の吸気状態量がサージ領域Sから脱していれば、本制御はステップS150に進み、サージ防止制御を解除する。
ステップS160では、補助ブレーキの作動条件が依然として成立しているか否かが判定される。(1)ブレーキスイッチ95がオン、(2)アクセル開度センサ91により取得されるアクセル開度が略全閉の燃料噴射停止状態、且つ、(3)エンジン回転数センサ90により取得されるエンジン回転数Neが所定回転数以上となる(1)〜(3)の各条件が成立している場合には、補助ブレーキ制御を継続させるべく、本制御はステップS110に戻される。一方、これら(1)〜(3)の何れかの条件が不成立の場合には、本制御は、ステップS170に進み、補助ブレーキ制御を解除して、その後リターンされる。
以上詳述したように、本実施形態によれば、補助ブレーキの作動条件が成立すると、ピストンPが上死点TDCよりも僅かに進角側の所定進角位置に達した時から下死点BDC近傍に移動するまでの期間に亘って吸気バルブ12を開弁させると共に、排気バルブ14を全閉状態に維持し、1サイクル中に「吸気行程」及び「圧縮行程」をそれぞれ2回ずつ交互に繰り返す補助ブレーキ制御が実施される。これにより、ピストンPが所定進角位置から上死点TDCに達するまでの間に、シリンダ内の高圧吸気が吸気側に戻され、さらに、ピストンPが上死点TDCから下死点BDCに移動するまでの間に、吸気側の高圧吸気が再びシリンダ内に戻されるようになり、従前の圧縮開放ブレーキよりも約2倍の制動力を得ることが可能になる。
また、補助ブレーキ制御の実施中に吸気マニホールド13内の吸気状態量がコンプレッサ特性マップMのサージ領域Sに入ると、閉弁状態に維持されている排気バルブ14を開弁作動させるサージ防止制御が実施されるようになっている。これにより、補助ブレーキ制御の実施により上昇した吸気マニホールド13内の圧力を速やかに下げることが可能となり、過給機30のサージ現象を効果的に防止することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、上記実施形態において、補助ブレーキ制御は、排気バルブ14を全閉状態に維持するものとして説明したが、図6に示すように、排気バルブ14をピストンPが上死点TDCよりも僅かに進角側(例えば、上死点TDC前約5°)の所定進角位置に達した時から上死点TDC近傍に達するまでの短い期間に亘って開弁させてもよい。このように、補助ブレーキ制御の実施中に排気バルブ14を微小に開弁作動させると、シリンダ内の高圧吸気の一部が排気側に放出されて、タービン31の回転が維持されるようになり、その後の再加速時にエンジン10の出力応答性を効果的に向上させることが可能になる。
また、エンジン10の気筒数は、単気筒又は複数気筒の何れであってもよい。
10 エンジン
12 吸気バルブ
14 排気バルブ
20 吸気通路
21 排気通路
50 補助ブレーキ機構
51 第1可変バルブタイミング機構
52 第2可変バルブタイミング機構
94 ブースト圧センサ
95 ブレーキスイッチ
100 ECU
110 補助ブレーキ作動判定部
120 補助ブレーキ作動制御部
130 サージ防止制御部
12 吸気バルブ
14 排気バルブ
20 吸気通路
21 排気通路
50 補助ブレーキ機構
51 第1可変バルブタイミング機構
52 第2可変バルブタイミング機構
94 ブースト圧センサ
95 ブレーキスイッチ
100 ECU
110 補助ブレーキ作動判定部
120 補助ブレーキ作動制御部
130 サージ防止制御部
Claims (3)
- 車両に搭載されたエンジンの吸排気バルブの開閉タイミングを任意に調整可能な可変バルブタイミング機構を含む補助ブレーキ装置と、
前記補助ブレーキ装置を作動させるか否かのオン/オフ操作を取得するブレーキ操作取得手段と、
前記車両がエンジンの燃料噴射を停止させて減速走行する減速走行状態にあるか否かを取得する減速走行取得手段と、
前記ブレーキ操作取得手段によりオン操作が取得され、且つ、前記減速走行取得手段により減速走行状態が取得されると、前記可変バルブタイミング機構の作動を制御して、前記吸気バルブを上死点近傍から下死点近傍に亘って開弁させると共に、前記排気バルブを閉弁状態に維持させる補助ブレーキ制御を実施する制御手段と、を備える
ことを特徴とするエンジンシステム。 - 前記エンジンの排気通路に設けられて排気により駆動するタービン及び、前記エンジンの吸気通路に設けられて吸気を圧送するコンプレッサを含む過給機と、
前記エンジンの吸気状態量を取得する状態量取得手段と、をさらに備え、
前記制御手段は、前記補助ブレーキ制御の実施中に、前記状態量取得手段により取得される前記吸気状態量が前記過給機にサージ現象を生じさせ得る所定のサージ領域になると、閉弁状態に維持されている前記排気バルブを開弁作動させる
請求項1に記載のエンジンシステム。 - 車両に搭載されたエンジンの吸排気バルブの開閉タイミングを任意に調整可能な可変バルブタイミング機構を含む補助ブレーキ装置と、
前記補助ブレーキ装置を作動させるか否かのオン/オフ操作を取得するブレーキ操作取得手段と、
前記車両がエンジンの燃料噴射を停止させて減速走行する減速走行状態にあるか否かを取得する減速走行取得手段と、
前記ブレーキ操作取得手段によりオン操作が取得され、且つ、前記減速走行取得手段により減速走行状態が取得されると、前記可変バルブタイミング機構の作動を制御して、前記吸気バルブを上死点近傍から下死点近傍に亘って開弁させると共に、前記排気バルブを上死点近傍のみで開弁させる補助ブレーキ制御を実施する制御手段と、を備える
ことを特徴とするエンジンシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017101580A JP2018197510A (ja) | 2017-05-23 | 2017-05-23 | エンジンシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017101580A JP2018197510A (ja) | 2017-05-23 | 2017-05-23 | エンジンシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018197510A true JP2018197510A (ja) | 2018-12-13 |
Family
ID=64663170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017101580A Pending JP2018197510A (ja) | 2017-05-23 | 2017-05-23 | エンジンシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018197510A (ja) |
-
2017
- 2017-05-23 JP JP2017101580A patent/JP2018197510A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20210406 |